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The NEWS Letter vol.6 姉妹都市提携 50 周年記念特集号

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The NEWS Letter vol.6 姉妹都市提携 50 周年記念特集号
Kobe-Seattle
Sister
City Association
KSSCA
神戸-シアトル姉妹都市協会
The NEWS Letter vol.6
姉妹都市提携 50 周年記念特集号
2008 年 6 月
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contents
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● 50 周年記念事業
・平成 19 年度
神戸まつりパレードに参加しました。
・シアトルからの訪問団をアテンドしました。
・シアトル訪問レセプション
・シアトル市に BIG 着物を寄贈しました。
・シアトル市のトーチライトパレードに参加しました。
・シアトル市に日本の玩具、絵本等を寄贈しました。
・シアトル市長を表敬訪問しました。
・シアトル市で記念写真展が催されました。
・シアトルマリナーズ神戸 Day でマリナーズの試合を観戦しました。
日本丸と海王丸の総帆展帆
2007 年 5 月 12 日(土) 神戸まつりパレードに参加
初夏の日差しの当日、当協会のメンバーとシアトルと関係のある人達がパレードに参加しました。パ
レードも後半の午後3時前 米軍基地から来神したアーミーブラスバンドを先頭に全員が 50th ロゴ入り
T シャツを着てシアトルクィーンも一緒にパレードに参加しました。
フラワーロードの南から三宮本通りを西へ大丸百貨店の北まで約 30 分をかけてパレードしました。
観衆の人達はアーミーバンドのすばらしい演奏と私達に拍手と声援を送ってくれ、私達も大きく手を
振って答えました。アッという間の参加でしたが、神戸・シアトル 50 周年を強く感じた楽しいパレー
ドでした。
- 1-
2007 年 5 月 19 日(土) KSSCA Dinner Party
当日は神戸・シアトル姉妹都市協会の主催で神戸市役所東側の「ロイン」でレセプショ
ンが行われました。午後 6 時にはシアトルから 32 名と当協会員 22 名が出席しました。
沢山の人達の参加で少し手狭な店内でしたが、それだけに身近に、親しく話しあうこと
ができたと感じます。
当協会の芳賀雄彦さんの進行でレセプションは始まり、当会の八木会長の歓迎の挨拶、
SKSCA カーリン・ザーク会長の挨拶、お二人に花束贈呈もあり乾杯の後、各自己紹介
で進行しました。
7 月には神戸市民訪問団がシアトルを訪問する予定ですのでそれぞれ、名刺交換など親
交ができました。カーリン会長の夫が阪神タイガーズの帽子をかぶって愛娘を抱いて皆さ
んに挨拶されていたのが大受けでした。
少しの時間でしたが、神戸・シアトル姉妹都市友好50周年を市民レベルで親交できた
のが有意義な夕食会でした。
- 2-
シアトル市のトーチライトパレードに参加
7 月 28 日午後 5 時にシアトルセンター(ダウンタウンの北に位置し、シアトルのシンボ
ル、スペースニードルタワーのあるところ)に集合して 7 時半から南へ約 3 キロの道のり
を歩くのだが、終着はセーフコ球場の近くの広場だ。
私達の隊列は一番前にオープンカーに乗った神戸副市長、浴衣姿の「お祭り大使」、次に
私達が 50 周年の横断幕を先頭に 50 人余りが歩き、後ろに車の上で踊りながら太鼓を打ち
鳴らす人達が続いた。2 時間余りの行進だった。私達が驚いたのは沿道を通して大勢の観
客が途切れることなく歓迎してくれたことだ。後日 30 万人の人出だったと聞いた。観衆の
人達は拍手で迎えてくれ「こんにちは」と日本語で歓迎してくれる人もいた。
子供たちは私達に近づき、手を差し出してので、握手やハイ・ファイブで楽しんで終着
地に着いたときはシアトルの遅い日暮れも過ぎ、すっかり暗闇になっていた。
- 3-
50 周年記念式典、レセプション
歓迎夕食会は Olympic Sculpture Pr の広い館内で行われた。当日は神戸市民訪問団の
43 名が出席した。YMCA の学生と、神戸市立高校生も含まれている。
カーリン ザークさんの司会で始まり、シアトルのニッケルズ市長、神戸の鵜崎副市長(通
訳つき)の挨拶があり 100 名ぐらいの人達が各テーブルに座った。
各自飲み物、バイキングの料理を食べ交流が始まった。私達は今回お世話になった
SKSCA の会員の顔を見つけては挨拶をした。私のテーブルにはシアトル在住の丸山等さ
ん(この人に去年シルバーカレッジ 11 期生がお世話になった)がおられたので、その後の
図書ボランティアの話などを伺った。私達も引き続き図書ボランティアを実践できたらす
ばらしいと感じた。
式典では 50 着の着物や、草履の贈呈、またビッグ着物寄贈のための目録授与などが行わ
れていた。
SKSCA には多くのメンバーがいて、それぞれ担当別にボランティアが割り振りされ、
今回の私達の送迎のために車の運転だけの人達もいて、裾野の広さを感じた。
SKSCA の歴史ある活動に感謝と敬意を感じました。
- 4-
シアトル市に日本の玩具、絵本等を寄贈
7 月 30 日シアトル子供博物館を訪問した。目的は神戸・シアトル姉妹都市協会より子供
ミュージアムへ今の日本の子供たちが興味を持って遊びまた、見たりしている玩具、本等
の「贈呈式」に参加するためだった。
この子供ミュージアムは 1962 年に開かれた万国博覧会の会場跡地に造られた。
日本ではあまり見かけない大人と子供が一緒に遊べるところで、子供の創造力を刺激す
るアクティビティや展示が充実している。海で船や鯨の背に乗ったり、ワシントン州の自
然を再現した「マウンテンフォーレスト」など手で触ったり、実際に体験できるものが多
い。工作が楽しめる「イマジネーションスタジオ」また、想像力をくすぐる物語の主人公
に扮して劇ができる舞台や衣装も揃っている。
世界を旅する「グローバルビレッジ」のコーナーがあり、そこに日本人学芸員の三木美
裕さんが作られた神戸の町かどが設けられている。昭和 30 年代の駄菓子屋さん、駅弁、地
下鉄の模型も展示されていた。湊川―大倉山と言う駅名もなつかしく思えた。シアトルの
子供たちが小さい時に、神戸という日本の地名を印象つけられことであろうこの一角は私
たち神戸人にとって嬉しいことである。
三木氏と案内嬢の説明で地下及び 1 階の各コーナーを見学したのち、子供ミュージアム
をあとにした。
- 5-
シアトル市長を表敬訪問
7 月 30 日 Pm4:00 からシティホールで市長を表敬訪問した。KSSCA から代表として 3
名(八木、吉川、岡田)が出席した。その他には高校生数名、YMCA の学生数名、神戸副市
長と通訳の日本女性、許可された同行のカメラマンの計二十数名である。
市長と面会する部屋は特別の会見室のようで重厚な備品で飾られていた。建物の上層階
であった。部屋に入ってしばらくすると、ニッケルズ市長が現れた。がっしりとした体格
であるが何となく親しみを感じる雰囲気だ。市長の挨拶の中でシアトルは神戸の震災から
いろいろ学んだ。神戸に行ったときに神戸消防署長の話しで、火災を目前に消火出来なか
った無念の話を聞いたことが参考になり、シアトルに帰って直ぐに消防設備、配管など古
いものすべて新しくしたと語られた。しばらく話された後、何か質問はありますかと言わ
れたので私たちのメンバーの 1 人が子供ミュージアムは子供たちにとって素晴らしい環境
であることと、今後とも継続して欲しいことなどを言われていた。
また、今回シーフェアパレードに初めて参加したが市民の熱い歓迎振りに感動したこと
と今後とも神戸・シアトルの交流に尽力したいことを伝えた。また、将来の環境問題など
を考えて公共輸送機関のモノレールを建設する計画が具体的に進んでいることなど説明さ
れた。空港―ダウンタウンーワシントン大学の手前まで(南北線とベルビューなどの東西
線)
神戸からは甲子園へ行くには阪神電車、また、急ぐときは新幹線などを利用できること
などよく知っておられることに感心した。
その後、市長は私たちの各席に回って来られたので、神戸シルバーカレッジの今井学長
の親書とカレッジの紹介写真を手渡した。八木代表もいろいろのお土産を渡されていた。
そして全員の記念写真を撮って、部屋を出る際に各自お土産を頂いた。
(市章入り文鎮、皮
の名刺入れ、カウスボタン 1 組が入っていた)
意義ある市長表敬訪問だった。生涯忘れることはないだろう。
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シアトル市での記念写真展
市長表敬訪問の後 1F のロビーに移り、50 周年記念の写真展が行われた。
シアトル市長と神戸副市長の挨拶の後、テープカットが行われた。パネルには過去の主
な写真が展示されていた。今日の 50 周年記念もその歴史に残る一ページになることだろう。
- 7-
シアトルマリナーズ神戸 DAY で野球観戦
球場に入る入場券は事前にもらっていた。ライト側のアルプス席の入り口から入る際入
場者全員に大きな T シャツをくれた。
カバンなどの持ち込み品は大きさが制限されており、
カメラを入れた小型のカバンをチェックされて OK だ。お茶などの飲み物は持ち込めない。
【液体薬品など対テロ防止策】
無事に入場できて、階段を上がるとグランドが見えた。丁度対戦チームのエンジェルス
が試合前の調整練習をしていた。入場券の座席を確認する。その前に SKSCA の用意して
くれている BBQ の場所を探していたら知人と会い案内してもらった。
そこはスタンドの中ほどの小さなコーナーで立食用の小さなテーブルが数台あり、大き
な BOX の氷水の中にコーラなど飲み物が沢山入っている。好きなビールはナシ。簡単な
スナックの感じでパンにソーセージを挟んで食べた。
ライト側の席に座り、セレモニーが始まった。今日は神戸デーのため浴衣を着た若い女
性たちと和太鼓を叩く若者たちの 30 数名がフールドに集まり盆踊りがはじまった。
そして、彼らが引き上げると同時に神戸副市長(鵜崎さん)の始球式が始まった。キャ
ッチャーはシアトル市長(ニッケルズさん)だ。残念ながら投球はワンバウンドでキャッチャー
もエラーだった。二人は笑いながら引き上げて、今度は試合前の国歌斉唱で先程の浴衣を着た女性たち
が歌っていた。彼女たちはアメリカ人だった。
試合が始まり相手はエンジェルス。西地区で 1 位。2 位のマリナーズとはゲーム差 2.0。マリナーズ
は後攻だがセンターのイチローとキャッチャーの城島は遠目にも分る。そして、マリナーズの攻撃で 1
番のイチローがバッターBox に入った。それで、
シアトルに着いてからホテルで作成した横断幕
「KOBE」
「神戸」の 2 枚をメンバーの 5 人で立ち上げ頭の高さまで持ち上げた。誰かが外野席の大スクリーンに
一瞬私たちが映っていたのを見たと言っていた。その後もチャンスの度に横断幕をもって立ったり、座
ったり忙しい。試合の細かいことはあまり憶えてないが、イチロー、城島もヒットを打って 2-0 で勝っ
た。一番印象に残っているのは忚援の仕方が日本と違うことだ。
セーフコ球場では球場全体が1人の指揮者によって統制されているように音楽と観客の動作が一致
していることだ。又、球場全体を波打つウエーブも途切れることなく見事なものであった。入場時に貰
ったタオル地のしっかりしたハンカチを振って忚援した。野球を観戦するにもいろいろ見方があるのを
知った。試合は順調に進み約 2 時間弱で終了したが大変満足のいく大リーグ観戦だった。
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