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臨海部企業における事故報告 中部電力(株)碧南火力発電所 ・碧南火力
臨 海部企 業にお ける事 故 報告 資料2 ○中部電力(株)碧南火力発電所 ・碧南火力発電所灰捨地 移動コンベアの火災 発生日時 平成27年2月10日(火)午前10時30分 【午前11時21分鎮火】 火災の影響 移動コンベアシュート部周辺より火災を確認。 灰捨地での火災のため、発電に影響はなし。 この火災によるケガ人、外部への影響はなし 発生原因 コンベアシュート(鋼板製)の穴あき修理のため、シュート外側から鋼板 当て版を溶接中、シュート内側にある衝撃防止用ゴムのれんに引火し、火災 対策 溶接施工前に衝撃防止用ゴムのれんをシュートケーシングからひき離し 、 熱影響を受けない状態で溶接作業を行う。また、火気使用時には可燃物を取 り除くことや可燃物養生を行ってから作業着手するよう作業員を再指導。 稼働状況 平成27年3月27日に、火災影響部分を復旧し、試運転をし、本格稼動 。 ・碧南火力発電所2号機 発生日時 微粉炭機(A)の火災 平成27年2月16日(月)午前9時21分 【午後3時00分鎮火】 火災の影響 微粉炭機(A)の内部が延焼し、手動停止。 微粉炭機(A)は試運転中であったため、2号機の発電は継続。 この火災によるケガ人、外部への影響はなし 発生原因 修理点検中で微粉炭機(A)に長期にわたり発熱リスクの高い亜瀝青炭で あるアダロ炭が石炭バンカ内に残留していたため、試運転開始時に酸化発熱 がしたと思われる。 対策 長期貯炭を回避するため、計画停止する場合は、発熱リスクの低い瀝青炭 に切り替え、また、停止時には石炭バンカ内の石炭の掻き出しを行う。 稼働状況 平成27年7月25日に、碧南消防署による微粉炭機(A)の使用停止命 令が解除されたため、微粉炭機(A)の試験運転をし、本格稼動 ○トヨタ自動車(株)衣浦工場 ・第2工場切粉処理場の火災 発生日時 平成27年6月19日(金)午前10時15分 【午前11時5分鎮火 】 火災の影響 切粉処理場エプロン、クラッシャー内部切粉の発火 この火災によるケガ人なし。 発生原因 切粉処理作業者が、鉄切粉用の処理設備へ、歯研カスを誤投入し、設備の クラッシャー内で歯研カスが何らかの原因で発火したと推測。 対策 作業者による誤投入を防止するため、切粉処理場で一時保管していた切粉 カスの補完場所を変更。(切粉処理場とは別の場所で保管) 誤って切粉処理場へ歯研カス台車を持ち込んでしまうことを防止するた め、鉄切粉と歯研カスの回収ルートを別にした。 稼働状況 碧南消防署より、当該施設使用制限命令が出たが、設備を復旧し平成27 27年7月9日に使用制限命令が解除され、本格稼動