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多民族化社会・日本
書評 推 進 「留学生」受 入 拡大(第5章) , 迎 」越境者 。 人類学 学的 言 越境者 対 的枠組 日本 対 枠組 修正 新 今日的 至 規範的視点 論点 見出 「連動性 策 守備範囲 広 相互依存性 ,越境者 一般的 意味 理論 入管政策 対 論点 。本書 「 ,入管政策 入管政策 専管事項 超 増 」 点 ,入管政策 。入管政 。評者 適用範囲 制度 本来 趣旨 人間 , 例 挙 在留資格 生存 影響 。 論点 「統合政策」 兼 圧力 , 逃 別 重大 状況 作 出 視点 備 体制 ,現時点 「移民政策」 見据 策 超 現実 強 」, 「能動的 役割 , 「入管法 憲法化」状況 変化 要請 。 議論 展開 外国人 社会保障 顕著 一 , (第7章)。一 「意図」 ,日本 傾向 提示 ,政治 一味違 入管政策 「経験」 相対化 ,欧米 「期待」「失望」 交差 論」 政策 本書 者 。 入管政策 実践的意味 論」 「 研究蓄積 馴染 動向 追 戦後半世紀 越 「実態」研究 位置 及 「実態」中心 ,政労使 中心 本書 「歓 対応(第6章) ,越境者 「選別」 動因 現在 進行中 「1990年体制」 特徴 物語 社会学 「不法滞在者半減計画」 象徴 変化 「移民政策」 展望 。 「現行 『1990年体制』 自体 生 状況 」 (272頁) 契機 動力 見 ,越境現象 多文化化 ,研究 需要 重要性 作 出 。 普遍的 高 現実 逃 入管政 入管政策 。 宣 元錫( ・ /中央大学) 渡戸一郎・井沢泰樹 編著 多民族化社会・日本 〈多文化共生〉 社会的 問 直 四六判・296頁・本体2,500円 2010年・明石書店 外国人住民 増加 化共生」 呼 社会変動 , 望 社会 , 「多民族化」, 「多民族共生」 。 理由 一 , 「民族」 言葉 方 「多文化化」, 「多文 ,少 社会学 領域 日本 近代史上, 種 価値 移民政策研究 第3号 141 書評 強 付与 , 思 喚起 。 統治 」…… 一定方向 連想 天皇制 結 思 。 「多文化化,多文化共生」 言 用語選択 理由 何点 関連用語 。 「 ②企業・集団・ 用語 推察 。 受容 期待 。 私 承知 , 傾向 用語 使 。紙幅 都合 詳 述 自明視 異 論 提起 。課題 , 維持 再生産, ,多民族関係 第1 起 背景 研究 必要 視界 「日本人」 収 ,日本国籍 取得 「日本人性」 問 意見 。 移動−定住形態 関 他 移住社会 思考様式 議論 妥当性 稿 改 結論 達 反面,在日韓国・ 乗 越 。移民 (渡戸「第1章」,以下敬称略)。 勝手 旧来 呼称 ,焦 , 。私 ,本書 」 場合 , 。 ,用語選択 見 編者 機会 社会構成 ,含 私 目的 「多民族化研究」 基本的課題 出身社会 実態的側面 考 , 「在日 点 一 「民族」 」 拡大, 地球規模 複雑 相互依存 所在 探 昨今 「在日 朝鮮人社会 実態 見 , 交流 。同様 「多文化共生」 論 ,問題 用語 日本語 中 化」 国境 越 ・ , 「 , ,障害者等 含 一面 議論 拡散 点 絞 ,対象 明確 視点 , 文脈 目 引 。要 化 , 多義性 ,本書 ・ , 「多民族化」 用 人種・ 共感 挙 吟味 ,上述 化」 ,① 多義性 富 過程 「多民族化」 。 行為主体 越境的 移動 拡大,③ 変容過程 表現 , 事情 招 意味 本書 挑戦的 一書 序章 編者 一人,渡戸一郎氏 ―― ――。本書 「多国籍化・多言語化・多文化化」 (14頁) 進展 表現 深 , , 「民族」→「大和民族」→「単一民族国家」→「万世一系 天皇 誤解 承知 上 , 多義的 言葉 使用 忌避 外国人 新 増加 研究 斬新 将来動向 見据 , 具体的 提唱 (松 尾知明「第8章」)。 第2 ,在日韓国・朝鮮人 在日台湾人 研究。 「多民族化 人 重要 」 戦前・戦後 通 ,戦後 歩 移住形態 民族的文化的背景 歴史的 理解 142 Migration Policy Review 2011 Vol.3 共 。 人 生 方 理解 外国人労働者(鈴木江理子「第3章」) ,定住化外国人(武田里子「第4章」) ,子 原法子「第5章」) , , 権利獲得運動(加藤恵美「第9章」) , 通課題(編者・井沢泰樹「第2章」) 扱 第3 ,多様 日本社会 研究 在日外国人 精神病理(阿部裕「第7章」) 取 上 。本書 ・若者 。 , (藤 書評 問題 , ,世代,職業階層,言語 教育, 連 分析 ,異文化 等 関 。 第4 ,外国人受 入 過程 田康生「第6章」)。 外国人居住者 民族的構成 関 ,地域 特徴 踏 地域的偏差 研究 積 大 重 (広 必要 。 第5 ,多民族化 少 進展 受 多民族共生 行 日本 政治・政策的動向 国家的課題 避 。今後,少子化 伴 人口減 。 国 政策 批判的 検討 ,将来 望 中長期的展望 立 方向 探 必要 現在 (柏崎千佳子 「第10章」,渡戸「第11章」)。 第6 , 本書 必 十分 論 修正 「脱国民化」 視点 , 東 日本 位置 課題 意識 本書 構成 想定 巻末 − 」, 「 。 学生・大学院生 記述 詳細 関連年表 付 平易 。 − 念頭 ,北 − 」 性格 総合的 強 。 外国人・移民問題 関心 , 最新 何 ,私 思考 整理 最新情報 入手 感謝 。EU 本書 , 「多民族化研究 宣言書」 読者 ,主 自治体職員 提起 。 , 「外国人−日本人」, 「 問題提起 , 「国民国家」 基本的課題 , 一般市民, 豊富 挿入 , 体系的 押 勉強 。執筆者 皆 。 谷 富夫( ・ /甲南大学) 佐藤郡衛 著 異文化間教育 文化間移動 子 教育 四六判・216頁・本体2,500円 2010年・明石書店 本書 「二 以上 相異 「異文化間教育」 関 課題 意識 。 文化 狭間 展開 ,著者(佐藤) 研究 進 発表 ,各章 , 構成 ,各章 教育 冒頭 過程 浮 論文 再構成 論文 再構成 研究成果 人間形成 過程・活動」 (18頁) 上 来 以下 三 ,全体 構成 ,異文化間教育学 概観 , 7章 研究上 上 ,著者 調査結果 研 移民政策研究 第3号 143