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APC Smart-UPS

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APC Smart-UPS
ユーザー マニュアル
日本語
APC Smart-UPS®
1000/750VA 230/120/100VAC
単一ユニット ラックマウント式
無停電電源装置
990-1319 09/02
はじめに
(APC)は、最新鋭の無停電電源装置、重複スイッチ、電源管理ソフ
トウェア、その他の関連機器における先進的な製造会社として国内外で活躍しています。全世界のビジネ
ス施設および政府機関で採用されている APC 製の製品は、電源障害の発生時にハードウェア、ソフトウェ
ア、データを保護します。
APC 無停電電源装置(UPS)は、コンピュータ、その他の貴重な電気機器の使用において、停電、消電、
電力低下、サージ電圧の発生を防止します。UPS は、一般回線から入ってくるわずかな電圧の変動をフィ
ルタ処理し、ご使用の装置の内部で一般回線を切り離すことにより、同装置を著しい電圧妨害から保護し
ます。UPS は、一般回線が安全なレベルになるまで、あるいはバッテリの電源が完全に消費されるまで内
部バッテリから電源を供給します。
American Power Conversion Corporation
1:
取付け
UPS
の取付けを行う前に安全に関する注意事項をお読みください。
開梱
は入手次第、検品してください。APC は製品を保護するため頑丈なパッケージを使用していますが、
配達時に損傷や事故が発生することもあります。損傷が発見された場合は運送会社および販売元に通知し
てください。
パッケージは再生利用が可能です。再利用に際して保管するか、または適正に破棄してください。
パッケージの内容を確認してください。パッケージ内には、UPS、フロントベゼル、1 CD を含むデータキ
ット、シリアルケーブル 1 本、USB ケーブル 1 本、製品関連文書、および安全に関する注意書の他、レー
ル、ブラケット、ハードウェア パケット(ラックへの UPS 取付け時に必要)が収納されています。
230V モデル:IEC ジャンパーケーブル 2 本と、サーバに使用する固定接続式電源コード付きの一般電源コ
ネクタプラグがパッケージに収納されています。
UPS
パッテリは出荷時に UPS から取り外してあります。
UPS の設置位置
使用する場所に UPS を設置します。UPS はかなりの重量があるため、荷重に耐える場所に設置してくださ
い。
ゴミの多い場所、または指定範囲を超える温度や湿度のある場所では UPS を使用しないでください。
設置条件
0º- 40ºC (32º-104ºF)
0-95%
相対湿度:
1
ラックにレールを取付ける
UPS は標準 46.5 cm(19 inch)サイズのラックに設置可能です。マウントブラケットとレー
ルはメイン パッケージ内に個別梱包で収納されています。ラックへの設置用滑り止めは
UPS 本体に据付済みです。
8
2
8
2
UPS をラックに取付ける
はかなりの重量があるため、ラックに据え付ける前にバッテリを取り外すと軽くなり
ます(ステップ 1、2 を参照)。
UPS
ステップ 1
ステップ A
UPS
ステップ 2 バッテリはかなり重いので注
意してください。
ステップ B
をラックの下部に設置します。
ステップ 3
ステップ 4
ステップ 5
UPS
をラックに据え付けた後、傾いたりしないことを確認してください。
3
バッテリの取付け/接続、フロントベゼルの取付け
ステップ 1
ステップ 2
ステップ 3
ステップ 4
UPS に機器と電源を接続する
の背面パネル
230V モデル
SMART-UPS
120/100V
モデル
4
機器を UPS に接続します。注意:レーザープリンタは UPS に接続しないでください。
レーザープリンタは他の機器よりも著しく電源を消費するため、UPS が過負荷状態に
なることがあります。
2. 必要に応じて Smart-Slot にその他の周辺機器を追加してください。
3. UPS の電源コードを 2 極 3 線接地コンセントのみに差し込みます。
この場合、延長コードの使用は避けてください。
120/100V モデル:電源コードは UPS 背面パネルに固定接続されています。
4. 接続したすべての機器に電源を入れます。UPS をマスターのオン/オフスイッチとし
て使用するときは、接続しているすべての機器に電源が入っていることを確認してく
ださい。UPS の電源を入れない限り、機器には電源が投入されません。
5. UPS の電源を入れるには、フロントパネルの
ボタンを押してください。
UPS は、一般電源に接続するとバッテリの充電を開始します。バッテリは通常の
作動時では最初の 3 時間で 90% 充電されます。最初の充電時には、バッテリが最
大作動時間に達するまで完全に充電されることはありません。
120V モデル:背面パネルにある構内配線エラー LED の確認を行います。この LED
は、UPS の電源コードを不適正な配線の一般コンセントに差し込むと点灯します。
詳細については「問題の解決」を参照してください。
6. コンピュータ システムのセキュリティを最適の状態に維持するには、UPS に接続して
いるすべてのコンピュータに PowerChutePlus Smart-UPS モニタリング ソフトウェアを
インストールする必要があります。
基本コネクタ
シリアルポート
ポート UPS では電源管理ソフトウェアやインターフェースキットが
使用可能です。インターフェースキットは付属のキットまた
は APC によって承認されているもののみを使用してくださ
い。
シリアルポートとの接続には、APC 付属ケーブルを使用してください。標準の
シリアルインターフェース ケーブルは UPS コネクタに対応しないため、使用し
ないでください。
シリアルポートと USB ポートは付属品としてパッケージに収納されています
が、両方、同時に使用することはできません。
1.
•
•
•
®
USB
5
2:
操作
のフロントパネル
230/100V モデル
SMART-UPS
120V
モデル
電源オン
電源オフ
オンラ この LED は、UPS が 接続機器に一般電源を供給すると点灯します。この LED が点灯し
イン ていない場合、UPS に電源が入っていないか、またはバッテリの電源で UPS が作動して
いることを意味します。
6
この LED が点灯している場合、UPS は高電圧の補充を実行しているこ
とを意味します。
この LED が点灯している場合、UPS は低電圧の補充を実行しているこ
AVR ブースト
とを意味します。
この バッテリ使用中 LED は、接続機器に UPS がバッテリ電源を供給
バッテリ使用中
するときに点灯します。UPS がバッテリを使用している間は、30 秒ご
とに短い警告音を 4 回発します。
過負荷状態
過負荷状態になるとこの LED が点灯し、UPS が持続的な警告音を発し
ます。
バッテリ要交換
バッテリの自己テストの結果、問題がある場合、UPS は 1 分間、短い
警告音を発し、このバッテリ要交換 LED が点灯します。詳細について
は「問題の解決」を参照してください。
バッテリの接続解除済み バッテリの接続を解除すると、バッテリ要交換 LED が点滅し、2 秒ご
とに短い警告音を発します。
UPS を起動すると、自己テストが自動的に実行され、その後 2 週間ご
自動自己テスト
とに自己テストするようにデフォルト設定されています。
UPS は自己テスト中にバッテリの電源で接続機器を作動します。
UPS の自己テストを実行した結果、問題がある場合はバッテリ要交換
が点灯し、直ちにオンライン操作に戻ります。自己テストで
LED
エラーが発生した場合でも、接続機器には影響がありません。バッテ
リを 24 時間充電し、もう一度自己テストを行ってください。それでも
エラーが発生するときはバッテリを交換する必要があります。
手動自己テスト
ボタンを 2~3 秒押さえると自己テストが開始します。
AVR
トリム
バッテリ駆動
一般電源に障害が発生した場合、Smart-UPS は自動的にバッテリ駆動に切り換わります。バッテリで
作動している間は、30 秒ごとに警告音を 4 回発します。
UPS の警告音を消音するには、フロントパネルの
ボタンを押してください(現行警告音のみ)。
それでも一般電源に戻らない場合、UPS はバッテリの電源を消費し切るまで接続機器に電源を供給し
続けます。
PowerChute を使用していないときは、ファイルを手動で保存した後、UPS が自動的に電源を切る前
に手動で電源を遮断する必要があります。
バッテリの作動時間を決める
UPS バッテリの寿命は使用方法と環境によって異なります。バッテリは 3 年ごとに交換することをお
勧めします。バッテリの仕様作動時間については、APC のウェブサイト(www.apc.com)をご覧くだ
さい。
7
3:
ユーザー設定が可能な項目
注意:設定は、付属の P
機能
ソフトウェアまたは S S アクセサリカードを通して行います。
製造時の
ユーザーによる選択が可
説明
デフォルト値
能な項目
OWERCHUTE
MART LOT
自動自己テスト
14 日毎
(336 時間)
7 日毎
(168 時間)、
起動時のみ、
自己テストなし
これは UPS が自己テストの実
行頻度を指定する機能です。
詳細についてはソフトウェア
マニュアルを参照してくださ
い。
UPS ID
UPS_IDEN
UPS では最高 5 文字まで
定義可能
ネットワークの管理上、UPS
の ID を設定するときにこのフ
ィールドを使用します(例:
サーバ名または場所)。
バッテリの最終交換日
製造日
バッテリの最終交換日
バッテリモジュールを交換す
るとこの日付が更新されま
す。
mm/dd/yy
遮断後に再起動するための
最小容量
0 パーセント
15、30、45、50、60、
75、90 パーセント
明るく点灯:
電圧感度
高
UPS が 感
度に設定されています。
UPS は、電源電圧の偏差を
検出すると、バッテリ駆動
に切り替えることにより接
続機器を保護します。電源
の質が劣る場合、UPS によ
るバッテリ駆動への切り換
え頻度が高くなります。接
続機器がこのような電源電
圧状態で正常に作動可能な
ときは、電圧感度の値を低
くしてバッテリの容量と寿
命を保持するようにしてく
ださい。
薄明点灯:UPS が中感度
に設定されています。
オフ:
低
UPS が 感度に設
定されています。
UPS はバッテリの電源不足に
よる遮断後、接続機器に電源
を投入する前に指定パーセン
ト数に達するまでバッテリを
充電します。
UPS の感度を変更するには、
(背面パ
電圧感度ボタン
ネル)を押してください。こ
のボタンを押すときはペンな
ど、先のとがったものを使用
する必要があります。
あるいは PowerChute ソフトウ
ェアを使って感度レベルの設
定を変更することもできま
す。
アラームコントロール
有効に設定済み
消音、無効に設定
ユーザーは現行アラームの継
続して流れる警告音を消音ま
たは無効に固定設定すること
ができます。
遮断の遅延
90 秒
0、180、270、360、450、
540、630 秒
UPS が遮断信号を受信してか
らコンセントを通して供給さ
れる入力電源を実際に切るま
での時間です。
8
注意:設定は、付属の P
機能
ソフトウェアまたは S S アクセサリカードを通して行います。
製造時の
ユーザーによる選択が可
説明
デフォルト値
能な項目
OWERCHUTE
バッテリ電源不足の警告
MART LOT
明るく点灯:バッテリの
電源不足で遮断するまで
の残り時間が 2 分に設定
されています。
薄明点灯:バッテリの電
源不足で遮断するまでの
残り時間が 5 分に設定さ
れています。
オフ:バッテリの電源不
足で遮断するまでの残り
時間が 8 分に設定されて
います。
PowerChute には、バッテリ
の残り作動時間が約 2 分
(デフォルト)になると自
動的に遮断する機能があり
ます。
残り作動時間が 2 分になる
と、バッテリ不足の警告音が
持続的に流れます。
残り作動時間のデフォルト設
ボタン
定を変更するには
を押さえたまま、フロントパ
ネルの
ボタンを押し
ます(ペンなど、先のとがっ
たものを使用)。
電圧感度
設定可能な値:
2、5、8、11、14、17、
20、23 分
同期電源投入の遅延
0秒
60、120、180、240、
300、360、420 秒
高中継電圧値
230V
253VAC
モデル:
モデル:
120V
127VAC
モデル:
100V
108VAC
低中継電圧値
モデル:
230V
208VAC
モデル:
120V
106VAC
モデル:
100V
92VAC
出力電圧
モデル:
230V
230VAC
モデル:
、 、265VAC
120V モデル:
130、133、136VAC
100V モデル:
110、112、114VAC
230V モデル:
196、200、204VAC
120V モデル:
97、100、103VAC
100V モデル:
86、88、90VAC
230V モデル:
220、225、240VAC
230V
257 261
9
UPS は、一般電源に切り換え
た後、指定時間待機してから
実際に電源を投入します(分
岐回路の過負荷を防止するた
め)。
一般電圧が通常高く、接続機
器もこの電圧値で作動するよ
うであれば、高中継電圧値を
さらに高く設定してバッテリ
の不必要な使用を避けてくだ
さい。
一般電圧が通常低く、接続機
器もこの電圧値で作動するよ
うであれば、低中継電圧値を
さらに高く設定してくださ
い。
モデルのみ:使用中バッ
テリの出力電圧値を設定可能
にします。
230V
4:
保管、保守、運搬
保管
は正しく作動する場合と同様に、涼しく、乾燥した屋根付きの場所にバッテリが完全
に充電された状態で保管してください。
-15 to +30 °C (+5 to +86 °F)では、UPS のバッテリを 6 ヶ月ごとに充電してください。
+30 to +45 °C(+86 to +113 °F)では、UPS のバッテリを 3 ヶ月ごとに充電してください。
UPS
バッテリモジュールの交換
のバッテリモジュールはホットスワップが可能であり、簡単に交換できます。交換時
は感電の危険が伴わず安全です。以下の手順では UPS と接続機器の電源を切る必要はあり
ません。バッテリモジュールの交換に関する詳細は、販売元か、または APC のウェブサイ
ト(www.apc.com)に掲載されている連絡先にお問い合わせください。
バッテリの接続を解除すると、停電が発生した場合、接続機器は保護されま
せん。
バッテリモジュールは重いので以下の手順を行うときは注意してください。
詳細については「バッテリの取付け/接続、フロントベゼルの取付け」を参照してください。
バッテリを取り外すときは取付け手順を逆に実行してください。
使用済みのバッテリはリサイクル品回収機関に処分を依頼するか、または交
換バッテリの梱包材を詰めて APC にお送りください。
UPS
運搬用にバッテリの接続を解除する
運搬時は米国運輸省(DOT)の規制に基づき、必ずバッテリの接続を解除して
ください。
バッテリは UPS 内に入れて置くことができます。完全に取り外す必要はあり
ません。
1. UPS に接続しているすべての機器を遮断して切り離します。
2. UPS を遮断し、電源から切り離してください。
3. バッテリコネクタのプラグを抜きます。詳細についてはこのマニュアルの「UPS をラ
ックに取付ける」のステップ 1 と 2 を参照してください。
運送手順説明書と梱包材を入手するには APC ウェブサイト(www.apc.com/support/contact)
に掲載されている連絡先までお問合せください。
10
5:
問題の解決
Smart-UPS の取付けと操作に関する軽度の問題は、下の図を参照して解決してください。
一方、UPS に関する複雑な問題については、APC のウェブサイト(www.apc.com)を参照
してください。
問題および考えられる原因
UPS が起動しない
バッテリが正しく接続されていない。
ボタンが押された状態になって
いない。
UPS が一般電源に接続されていない。
一般電圧が極めて低いか、あるいは全
くない。
が遮断しない
ボタンが押された状態になって
いない。
UPS 内部エラー発生。
解決策
バッテリコネクタが完全に接続されていることを確認してください。
ボタンを 1 回押すと UPS と接続機器に電源が投入されます。
UPS の電源コードの両端をチェックして一般電源に正しく接続されて
いるか確認します。
部屋のランプをコンセントに差し込んで UPS の一般電源供給元をチェ
ックします。ランプをつけても薄暗いときは一般電圧をチェックして
ください。
UPS
が不定期に警告音を発する
バッテリで作動している間、正常作動
している UPS が警告音を発する。
UPS によるバックアップの時間が短い
最近停電があったか、または UPS バ
ッテリの寿命がなくなりかけているた
め、十分な電力が得られない。
UPS
ボタンを 1 回押すと UPS が遮断します。
UPS を使用しないでください。UPS の電源コードを抜いて直ちに修理
してもらってください。
解決策なし。UPS が接続機器を保護していることを示しています。
バッテリを充電してください。停電が長く続いた後はバッテリを充電
する必要があります。バッテリへの切り換え頻度が高い場合や高温で
バッテリを作動すると消耗しやすくなります。バッテリの寿命がなく
なりかけたときはバッテリ要交換 LED が点灯していなくても交換して
ください。
すべての LED が点灯し、UPS が継続的に警告音を発している
UPS 内部エラー発生。
UPS を使用しないでください。UPS を遮断し、直ちに修理してもらっ
てください。
フロントパネルの LED が連続的に点灯する
ソフトウェアまたは追加したカードの 解決策なし。一般電源に戻ると UPS は自動的に再起動します。
接続を通して UPS がリモート遮断さ
れた。
UPS の電源コードがコンセントに差し込まれているのにすべての LED がオフになっている
UPS が遮断した。停電が長く続いたた 解決策なし。電源が元に戻り、バッテリがある程度充電されると UPS
めバッテリの電源を完全に消費した。 は正常の状態に戻ります。
11
問題および考えられる原因
解決策
LED が点灯して過負荷状態であることを表示し、UPS が持続的に警告音を発する
UPS は過負荷状態になっている。
接続機器が APC ウェブサイト(www.apc.com)で「仕様」セクション
に定義されている「最大負荷」値を超えています。
警告音は、過負荷状態が解除されない限り続きます。特に重要ではな
い機器を UPS から切り離して過負荷状態を解除してください。
UPS はオンラインで作動しておりブレーカーが上がっていない限り、
電源を供給し続けます。一般電圧に妨害があった場合でも、UPS がバ
ッテリに切り換えることはありません。
UPS がバッテリ駆動している間、過負荷が頻繁に発生する場合、損傷
を防ぐため、UPS は出力を遮断します。
バッテリ要交換 LED が点灯している
バッテリ要交換 LED が点灯して 2 秒 バッテリコネクタが完全に接続されていることを確認してください。
ごとに短い警告音を発し、バッテリの
接続が解除されたことを示している。
バッテリの作動が鈍い。
バッテリの充電に 24 時間設け、その後に自己テストを実行してくだ
さい。充電しても問題が解決しないときはバッテリを交換してくださ
い。
バッテリの自己テストの結果、問題が UPS が 1 分間、短い警告音を発し、バッテリ要交換 LED が点灯しま
検出された。
す。UPS はこの警告音を 5 時間ごとに発します。バッテリを 24 時間
充電した後、もう一度自己テストを行ってバッテリ要交換 LED の状態
を再確認してください。自己テストの結果、問題がなければ警告音が
停止し、LED が消灯します。
構内配線エラー LED が点灯している
不接地、ホット中立極性の反転、中立回路の過負荷状態などの不良配
120V モデルのみ。構内配線 LED
線が検出されました。
は背面パネルにある。
正規の電気技師に構内配線を修正してもらってください。
UPS がつながっている一般コンセント
の構内配線が不適切である。
入力ブレーカーが上がった
ブレーカーのプランジャー(入力ケー 機器の電源コードを抜いて UPS の負荷を軽減し、プランジャーを押し
ブル接続部の右側)が突き出ている。 てください。
ブースト LED または AVR トリム LED が点灯している
システムが極度に高いかあるいは低い 施設に電気的な問題がないかサービス担当者にチェックしてもらって
電圧を消費している。
ください。問題が解決しないときは電力会社に問合せてください。
通常の電源電圧があるのに UPS がバッテリで作動している
UPS 入力ブレーカーが上がった。
機器の電源コードを抜いて UPS の負荷を軽減し、プランジャーを押し
てブレーカー(UPS の背面)をリセットしてください。
電源電圧が極度に高い/低い/偏差状態 回路が異なる別のコンセントに UPS の電源コードを差し込み、一般電
にある。安価な燃料駆動発電機は電圧 圧ディスプレイで入力電圧をテストしてみてください(以下の手順を
変動の原因となることがある
参照)。接続機器への入力電圧が異常でないときは UPS の感度を低く
してください。
AVR
12
問題および考えられる原因
解決策
バッテリの充電 LED とバッテリ負荷 LED が同時に点滅する
UPS の内部温度は安全作動が可能な許 室内温度が指定の作動許容温度範囲内にあるか確認してください。
容最低値を超えている。
さらに UPS が正しく設置されており、換気が十分であるか確認しま
す。
UPS の温度が下がってから UPS を再起動します。それでも問題が解決
しない場合は、APC のウェブサイト(www.apc.com/support)に掲載さ
れている連絡先にお問合せください。
一般電圧の診断機能
UPS には、一般電圧を表示する診断機能が搭載されています。UPS の
一般電圧
電源コードを通常の一般コンセントに差し込んでください。
ボタンをしばらく押さえると一般電圧の棒グラフが表示されま
す。数秒後、フロントパネルの右側にある 5 表示式バッテリ充電 LED
に一般電圧値が表示されます。
表示される電圧値については左の図を参照してください(これらの値
は UPS には表示されません)。
この図を見ると、電圧はリストに表示されている値とその次に高い値
の間の電圧値であることが分かります。
3 つの LED が点灯し、一般電圧値が正常範囲内にあることを示しま
す。
UPS が適正なコンセントに差し込まれており、どの LED も点灯してい
ない場合、電源電圧は極度に低いことを示しています。
すべての LED が点灯しているときは、電源電圧が極度に高いことを意
味しており、電気技師にチェックしてもらう必要があります。
UPS はこの診断の一環として自己テストを実行します。自己テストは電圧の表示には影響を及ぼしま
せん。
13
サービス
のサービスを必要とする場合は販売元に返送せず、次の手順に従ってください。
本書の「問題の解決」セクションを参照して一般的な問題を解決してください。
1. それでも問題が解決しない場合は、APC のウェブサイト(www.apc.com/support)の
Support ページをご覧ください。
UPS のモデル番号、シリアル番号、購入日を明記します。APC 電話サポートに電話
で問い合わせると、技術者が問題の説明を受けた後、できる限り電話中に問題を解
決するように努めます。その場で問題が解決されなかった場合は担当技術者が返品
許可番号(RMA#)を提供します。
UPS が保証期間内の場合、修理は無償です。それ以外の場合は有償となります。
2. 購入時のパッケージを使って UPS を梱包してください。購入時のパッケージがない場
合は APC のウェブサイト(www.apc.com/support)でパッケージの入手方法を参照して
ください。
UPS は運送中に損傷しないように慎重に梱包してください。梱包には発泡スチロー
ル玉は絶対に使用しないでください。運送中に発生した損傷は保証外となります。
運搬時は米国運輸省(DOT)の規制に基づき、必ずバッテリの接続を解除して
ください。
バッテリは UPS 内に入れて置くことができます。完全に取り外す必要はありま
せん。
3. パッケージに返品許可番号を書き込んでください。
4. 電話サポートで取得した住所宛に保険付き送料差出人払いで UPS を返送してください。
UPS
APC へのお問合せ
へのお問合せについては、APC のウェブサイト(http://www.apc.com/support)をご覧
ください。
APC
14
6:
規制/保証要項
規制機関による認可および無線周波数に関する警告
230V
120V
モデル
これはクラス A の分類に入る製品です。住宅内でこの
製品を使用すると無線妨害が発生することがあり、そ
の場合、ユーザーは適正な措置をとるように求められ
る場合があります。
モデル
この機器はテストの結果、FCC 規約、条項 15 のクラス A デジタル機器の制限事項に準拠しています。同制限事項は、この機
器が商業環境において操作した場合、有害な妨害事象に対して妥当な保護措置を提供することを目的としています。この機器
は無線周波エネルギーを生成、使用、放出することがあり、取り扱い説明書に従わずに取付けて使用した場合、無線通信に対
して有害な電波妨害の原因となり得ます。住宅地域においてこの機器を作動した場合、有害な電波妨害が発生する可能性が高
く、ユーザーはそのような妨害が発生しないように対処し、実費で修正する必要があります。
クラス A の FCC 制限事項への準拠を維持するため、この製品には被覆付き信号ケーブルを使用してください
100V
モデル
15
適合宣言
限定保証
(APC)は、購入日から 2 年間、自社製品に資材上の欠陥かつ機構的な欠陥がないこと
を保証します。この保証契約に基づく同社の義務は、独自の判断により、かかる欠陥品の修理または交換のみに
限定されます。保証契約に基づいて修理を要請する場合は顧客サポートを通して返品許可番号(RMA#)を取得す
る必要があります。返品する製品は、問題を記述した文書および購入日と購入元の証明と共に、送料差出人払い
で返送してください。本保証契約書は、事故、怠慢、誤用、または手段を問わず修正、改造に起因する損傷を受
けた装置には適用されません。本保証契約書は購入後、10 日以内に正しく製品登録した購入者本人のみに適用さ
れます。
本書に記載されている場合を除き、AMERICAN POWER CONVERSION は商品性および特定目的適合性の保証を
含め、明示的保証、黙示的保証には一切応じるものではありません。黙示的保証の制限または除外を認めない州
においては前述の制限事項または除外事項は購入者に適用されません。
上記に記載されている場合を除き、APC は直接的損害、間接的損害、特殊な損害、偶発的損害、結果的な損害に
対し、かかる損害があり得るとの事前通告の有無を問わず、いかなる場合においても一切責任を負うものではあ
りません。特記すべき事項として、APC は収益/利益の損失、装置の損失、装置の使用不能、ソフトウェアの損失、
データの損失、代替費用、第三者による損害賠償要求など、いかなる費用の補償責任も負うものではありません。
American Power Conversion
Entire contents copyright © 2002 by American Power Conversion Corporation. All rights reserved. Reproduction in whole or
in part without permission is prohibited.
APC、Smart-UPS、PowerChute は American Power Conversion Corporation の登録商標です。その他すべての商標は
各所有者に帰属します。
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