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カーナビ被害品の内訳 盗難発生時間帯(車上ねらい)

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カーナビ被害品の内訳 盗難発生時間帯(車上ねらい)
カーナビの利用者は年々増加傾向にありますが、それに伴いカーナビの盗難も多発しています。部品ねらい
の被害におけるカーナビ盗難件数は増加しており、部品ねらい全体に占める割合も拡大しています。
今回は、社団法人日本損害保険協会調査の「2009年度自動車盗難事故実態調査」(調査期間2009年11
月1日~11月30日)より、車上ねらいについて一部抜粋します。
◆盗難発生時間帯(車上ねらい)
夜間(17-22 時)
日中(9-17 時)
◆車上ねらいの被害品
深夜~朝(22-9 時)
不明
2009年
22.0% 13.0% 51.7% 13.3%
2008年
21.5% 14.1% 51.6% 12.8%
0%
20%
40%
60%
80%
被害品
100%
2008年
11月調査
件数(順位)
1,153(1)
2009年
11月調査
件数(順位)
1,599(1)
2009年度
調査構成比
カーナビ
42.3%
外装部品
310(2)
392(2)
10.4%
(バンパー・ドアミラー等)
バッグ類
245(3)
290(3)
7.7%
金銭・カード
173(5)
211(4)
5.6%
タイヤ・ホイール
175(4)
200(5)
5.3%
車上ねらいの被害品は増加傾向にあり、特にカーナビの盗難件数が
前年調査と比較して大幅に増加している。
◆カーナビ被害品の内訳
種類
2007年11月調査
2008年11月調査
純正品
668件
後付(市販品)
不明
2009年11月調査
件数
構成比
529件
832件
52.0%
691件
508件
663件
41.5%
81件
116件
104件
6.5%
合計
1,440件
1,153件
1,599件
100%
カーナビ被害品の内訳では、純正品・後付(市販品)ともに20万円以上30万円未満の商品の被害が多く、2009年度調査では、純正品
が558件(カーナビ被害全体の34.9%)、後付(市販品)が275件(カーナビ被害全体の17.2%)となっている。
●短時間でも車から離れるときは必ずキーを抜き、
ドアをロックしましょう。
車から離れるちょっとした間でも施錠する習慣をつけましょう。
●防犯カメラなど、防犯設備の整った駐車場に停め
ましょう。
照明がなく、壁などでさえぎられて見通しの悪い駐車場は狙
われやすく、駐車場は防犯設備や環境の整ったところを選
び、自宅駐車場には常備灯やセンサー付きライト、防犯カメ
ラなどを設置しましょう。
●自動車盗難防止機器を活用しましょう。
自動車盗難防止機器の中でも、センサーが振動、衝撃、音な
どの異常を感知して、警報を発する警報装置が効果的です。
●セキュリティコード機能を搭載したカーナビを選
びましょう。
暗証番号を入力しないと起動しないセキュリティコード機能
の搭載されたカーナビが普及し始めています。
●取り外しのできるタイプのカーナビは、自宅に持
ち帰りましょう。
簡単に取り付け・取り外しのできるコンパクトなポータブルタ
イプのカーナビもあります。また、カーナビにカバーを掛け
れば、人目につきにくくなります。
●カーナビにカバーを掛けましょう。
カバーを掛けると人目につきにくく、カーナビの機種を特定
できないことから盗みづらくなります。
●固定式のカーナビは、盗難防止ネジを活用しまし
ょう。
盗難防止ネジを活用することで、更に取り外しが難しくなり
ます。
●カーナビ(後付)を購入したら、カーナビの製造
番号が記載された保証書類は大切に保管し、ハガ
キまたはWEBでユーザー登録を行いましょう。
製造番号があれば被害品の発見、返還がしやすくなります。
出典:社団法人 日本損害保険協会HP http://www.sonpo.or.jp
平成22年もいよいよ年の瀬となりました。この時期は忘年会シーズンでもあり、お酒を飲む機会が増える人も多いでしょ
う。また、なにかと気ぜわしく、運転にも先を急ぐ気持ちが生じやすいときです。
そこで今月は、飲酒運転や急ぎや焦りからくる「先急ぎ運転」の防止など、年末にあたって留意しておきたい事項をまとめ
てみました。過去の統計をみると、12月は最も事故の多い月となっています。安全運転で1年を締めくくりましょう。
■飲酒運転の防止
飲酒運転は犯罪である
飲酒運転は重大事故につながる極めて危険な行為であり、社会的犯罪です。そのため罰
則も非常に厳しく、事故を起こした場合はもちろんのこと、そうでない場合でも懲役や罰金
の刑事処分と運転免許の取消し等の行政処分を受けることになります。飲酒運転は絶対に
しない、させないということを改めて心に刻みましょう。
飲酒の予定があるときは車で出かけない
飲酒運転を防止するためには、忘年会などで飲酒の予定があるときは車で出かけない、運
転の予定があるときは勧められても飲酒はしない、少しでも飲酒したときは車を運転しない
ことを徹底する必要があります。また、以下のような行為も運転者と同様に刑事処分の対
象となりますので注意が必要です。
・飲酒運転をするおそれのある人に対する車両や酒類の提供。
・飲酒運転の車への同乗。
なお、車を利用して仲間同士で飲食店等に行く場合に、メンバーの中にお酒を飲まない人
をあらかじめ決めておき、その人が車を運転して仲間を自宅まで送り届ける(このような人
を「ハンドルキーパー」といいます。)方法もあります。
■飲酒運転の罰則
酒酔い運転
●5年以下の懲役
又は100万円以下の罰金
●違反点数 35点(免許取消し)
酒気帯び運転
●3年以下の懲役
又は50万円以下の罰金
●違反点数
・呼気1リットルにつき 0.25mg 以上
→25点(免許取消し)
・呼気1リットルにつき
0.15mg 以上 0.25mg 未満
→13点(免許停止)
酒に酔った歩行者や自転車に注意する
忘年会シーズンは、酒に酔った歩行者や飲酒運転をする自転車も少なくありません。夜間に住宅街や商
店街を走行するときは、あらかじめスピードを落とし、歩行者や自転車に十分注意しましょう。
■急ぎや焦りからくる先急ぎ運転の防止
先急ぎは危険な運転を招く
先を急いでいると、心に余裕がなくなり、思いやりや譲り合いの気持ちが失われるだけでなく、
次のような危険な運転をしがちです。
・スピードを出し過ぎる。
・前車との車間距離をつめる。
・信号の変わり目に強引に交差点に進入する。
・一時停止の必要な場所で一時停止をしない。
・周囲の状況をよく確認せずに左折する。
・追越しを繰り返したり、頻繁に車線変更をする。
・対向車が接近しているにもかかわらず、その直前を右折する。
これらの運転はいずれも重大な事故につながりやすいことはいうまでもありません。
先急ぎの原因を作らない
先急ぎ運転を防止するためには、なによりも先急ぎの原因を作らないことが大切です。先急ぎの原因と
しては、出発が遅れる、途中で渋滞に巻き込まれる、道を間違えるなどが考えられますから、事前に道
路交通情報等を収集して走行計画を立てるとともに、走行ルートをしっかり確認して、早めの出発を心
がけましょう。また、忘れ物をすると余計な時間がかかりますから、出発前には携行品を十分チェックし
ておきましょう。
先急ぎ運転は事故につながる
走行の途中に、突発的な渋滞に巻き込まれることがあります。そのようなときは先を急ぎたくなるもので
すが、今日の道路では信号機が数多く設置されており、先を急いでもあまり時間短縮にはなりません。
実際、追越した車に交差点で信号待ちをしている間に追いつかれるというケースはよくあります。先急ぎ
運転は、先を急ぐことによるイライラや焦りなどの精神的な負担、スピードの出し過ぎや追越しなどの危
険な運転による緊張感や疲労などのマイナス面が多く、それだけ事故につながりやすくなります。
先を急がず、常にゆとりのある運転を心がけましょう。
Mitsui Sumitomo Insurance Co.,Ltd. 2010.11.A3N11
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