静謐 な環境で食事と空間を楽しめる “アイアンシェフ”の新店が

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ラ・ロシェル山王
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静謐な環境で食事と空間を楽しめる
“アイアンシェフ”の新店が
東急キャピトルタワーに誕生
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精鋭なスタッフ陣。総勢19人。前列右から3番目が同店料理長の川島孝シェフ
2010年12月14日、東急キャピトルタワー
1階に開業した
「ラ・ロシェル山王」の店内は、
赤と黒を基調としたモダンな装いと日枝山王
神社に至近という立地もあって、穏やかな食
事の時間を楽しむのに適した場所であり、同
じ都内でもほか2店ある
「ラ・ロシェル」には
ない趣きがある。
外資系企業を中心としたオフィス街という昼
間の顔を生かし、
「ビジネスマンも時間内でコー
ス料理が楽しめるように、
ランチタイムには40分
で食事を終えることができるExpressionを設
けた」
（井野川 賢支配人）
。
ランチコースの「Expression」
（2940円・
税込み）は、季節のスープから始まり、前菜、
メイン
（肉・魚を選択）、デザート、コーヒー付
き。コストパフォーマンスはかなり高そうだ
が、
「ランチ時の満足度をパーティーや接待デ
ィナーといった次の集客に生かすことも視野
に入れています」
と井野川 賢支配人。ランチ
の在り方をプレゼンの場としてとらえた戦略
的な施策でもある。
すべての料理は、川島孝シェフの
「おいしい
ことは当たり前。食事を楽しみ、お客さまが
喜びを感じていただけるような料理を提供し
なくてはならない」
という信念のもと創出され
る
“ラ・ロシェルのフレンチ”
。川島シェフの料
理にさらなる付加価値を加えられるかは、サ
ービススタッフの力量にかかっている。
「お客
さまの体調、性別、オーダーされたワインとの
コントラストに合わせてアレンジするためにも
常にテーブルの空気感を伝えるのがサービス
の役割」。当たり前のこと…と井野川支配人は
謙遜 するが、その連携が取れていない店との
リピート率は大きく異なるだろう。
90年代に一世を風靡したテレビ番組『料理
の鉄人』。海外でも放送された人気番組の顔
の一人として、ムッシュ坂井宏行シェフの料理
を食べに訪れる外国人観光客も増えている。
「アイアンシェフの店で渋谷店、南青山店に
次ぐ名所になれば…」。さらに両店同様注力
していくのがウェディングだ。
タカミブライダルのウエデインングドレス
を選ぶことができる
「ラ・ロシェル」のウェデ
ィングは、グループ会社のヒロプランニング
が運営。料理を引き立てる確かな演出にも
定評がある。
「山王店の初年度目標は100組。
渋谷、南青山とは異なる雰囲気を提供できる
井野川 賢支配人。
「私どものウェ 店として、山王店ならではの存在感を位置づ
デインングのお客さまは、料理の
（井野川支配人）。
味と雰囲気、サービスの質のよさ けていきたい」
にこだわる方が多いですね。ラ・ロ
取材・本誌 森下智美
シェルとしてこれらのニーズにはき
ちんと応えていきたいと思います」
撮影 林 正
けんそん
ブライダルイメー
ジ
（※季節によ
って使用する生 外観から仰ぐ、赤と
花は変わります） 黒を基調とした
「ラ・ロ
シェル山王」
の店内
ディナーコースのイメージ
（※季節に
よって使用する食材は変わります）
DATA
ラ・ロシェル山王 http://www.la-rochelle.co.jp/
所在地＝東京都千代田区永田町2-10-3東急キャピトルタワー1階／蘂03・3500・
1031／開業年月日＝2010年12月14日／規模＝地上29階・地下4階建て
（の建物の1
階に位置）
／店舗面積＝271㎡
（うち厨房67㎡）
／客席数＝約45席／営業時間＝ラ
ンチ11:30∼15:00（L.O.14:30）
、ディナー18:00∼23:00（L.O.21:00）
／定休日＝毎
週月曜日／内装設計＝フィールドフォーデザインオフィス・北井建築設計事務所／
施工＝清水建設／厨房設計＝タニコー／経営＝㈱サカイ食品／客単価＝ランチ
4500円、ディナー1万5000円／平均目標月商＝2200万円／スタッフ数＝正社員19
人
（キッチン10人、サービス9人）
、アルバイト3人
（キッチン2人、サービス1人）
‐2011.2.25‐
ふ う び
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