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スーパー耐久シリーズ2012 開幕戦 「SUPER
スーパー耐久シリーズ2012 開幕戦 「SUPER TEC4時間耐久レース」 開催日:2012年3月25日 コース:富士スピードウェイ Wether/Condition:(予選) 晴れ/DRY Wether/Condition:(決勝) 晴れ/DRY チーム:姫神がジェットJMC吉田山Vitz ドライバー: 咲川 めり/田ヶ原 章蔵/谷森 康登 来場者数:13500人 ■予選 3月25日 さていよいよ2012年度のスーパー耐久シリーズがやって参りました。本年度は本格的に麻宮騎亜先生率いる 姫神ガジェットとのコラボカラー(予定では第3戦から)で走ります。またドライバーも一新してチーム初の女性ドライ バー咲川選手に、JMC(日本モータースポーツ専門学校)の卒業生ドライバー谷森選手を田ヶ原選手が育成して いくということになりますます面白いこのST-5クラス。しかも今期の出走台数8台以上の激戦区に。ライバルには、 ホンダ フィット、そしてマツダ デミオとメーカーを超えての戦いになりました。 今回のレースは日曜日に予選、決勝があるワンデーレース!!土曜日は公式練習でセットアップするために谷森 選手から雨上がりのコースへ。数周を周回して咲川選手へ交代。また数周したところでエンジンの異変を感じ安全 に車両を止めた。残念ながらエンジンにトラブルを抱え土曜日の走行はこれで終了となった。2人のドライバーは まだまだ走行数が少ない状況になってしまいましたが、明日に備え心の準備に励んでいるのが印象的だった。 晴れ晴れとした日曜日の朝。早くから予選が始まりました。最初はアタックが始めての咲川選手からコースイン。し かし開始早々トラブルでまともにアタックできず残念ながらクラス最下位の順位になってしまう。続いてBドライバー 田ヶ原選手が出走。ですが、トラブルで残り7分になったところでなんとかコースイン。2周のアタックでクラス3番手 に浮上するも合算タイムでクラス6番手スタートになることになりました。 ■予選総合タイム順位結果 1: CarNO.36 エンドレス アドバン トラストヴィッツ TIME:4'18.700 2: CarNO.19 BRP☆HYPER ECU C72駆動屋FFC TIME:4'19.122 3: CarNO.4 アイクレオ&サムライジーンズTSK・Vitz TIME:4'25.399 ----------------------------------------------------------------------6:CarNO.55 姫神ガジェットJMCVitz TIME:4'30.863 ドライバー:咲川 めり TIME:2'17.377 田ヶ原 章蔵 TIME:2'13.486 谷森 康登 TIME:2'15.924 決勝 3 月 25 日 朝の予選が終わり華々しくピットウォークを飾ります。今年もチームには2人のRQがチームを盛り上げてくれます。 それが終わればあっという間に決勝スタート!!開幕戦は4時間の長丁場。 引き続き晴れ晴れとした晴天に恵まれた決勝日。スタートドライバーは今回の先生役の田ヶ原選手。スタートすぐ に6番手スタートながら3番手に浮上。そして予選タイムを2秒以上上回るハイペースで上位を狙う走り。ラップタイ ムも坦々と刻み15周目をすぎたあたりで2番手に浮上。ガソリンが殻になるまでの2時間を走りきり一時トップに 出るも実質2番手で咲川選手へバトンタッチ。咲川選手も最初は車の変化に戸惑いながらも徐々にペースを上げ クラス2番手をキープして最後のドライバーJMC卒業生の谷森選手へ。初めての参戦でとても緊張した模様でし たが落ち着いて走行を重ねて行く。しかし残り30分をきったところで残念ながらエンジントラブルでコース外へ止め る結果となりリタイアで開幕戦は終了することに。表彰台は堅かっただけに残念な結果でしたが、これが若手育成 プロジェクト。経験をバネに変えてチームで支えていかないといけないと改めてチーム内で話せる結果になりまし た。これからも幾多の経験を55号車はして行きますが温かい応援、支援を宜しくお願い申し上げます。 1:CarNO.36 エンドレス アドバン トラストVitz 108LAP 4h02'46.893 BEST TIME: 2'09.595 2:CarNO.4 アイクレオ&サムライジーンズTSK・Vitz 106LAP 4h01'42.170 BEST TIME: 2'10.405 3:CarNO.71 ピースMS NUTEC制動屋Vitz 100LAP 4h02'18.469 BEST TIME: 2'12.713 リタイヤ:CarNO.55 姫神ガジェットJMC吉田山Vitz 90LAP 3h27'03.175 BEST TIME: 2'11.607 ●レース後コメント ◆星名 功一代表 弊社 AS Racing の育成プロジェクトとして参戦しています "姫神ガジェット 吉田山 JMC Vitz" ですが、今シーズンは女性ドライ バー "咲川選手" と メカニックも多数参加して頂いている日本モータースポーツ専門学校の卒業生でもある "谷森選手" とフレ ッシュなドライバーラインナップに、先生役として AS Racing エースドライバー"田ヶ原選手" に乗ってもらいました。土曜日の練習 日にはエンジントラブルに見舞われ、思うほど走行時間がありませんでしたが、決勝では周回数を重ねる度にラップタイムも良く なってきましたので、今後に期待大です。"田ヶ原選手" のロングドライブによって、2位を走行しておりましたが、残念ながらマシン トラブルによってリタイアとなってしまいました。ただ、#55号車は結果よりも1つ1つの経験が将来のレーシングドライバーとしての糧 になることが重要だと思っています。まだまだ学ぶことの多いドライバーラインナップですが、モータースポーツの活性化のために も#505号車以上の応援を宜しくお願い致します.。 ◆咲川 めり選手 シーズンの開幕戦から参戦できて嬉しく思っています。前日の専有走行と予選ではそれぞれ 1、2 周走ったところでクルマがストッ プしてしまい不安なまま決勝をむかえることになりましたが、逆に良い経験ができたと思っています。決勝では田ケ原選手の走行 で順位を上げてもらったので、谷森選手に無事バトンを渡すことで精一杯でした。クルマを受け継いだ時のフィーリングとタイムで プロドライバーのすごさを実感しました。また、想像以上にクルマの状態が厳しくて、そんな状況でも速く安定したタイムで走れるよ うにならないといけないことを体感しました。開幕戦でチームのみなさんと仲良くなれて、またチームの雰囲気の良さや優しさ溢れ る空気をたくさん感じられて、今季 AS Racing のドライバーとして走らせてもらえることをとても嬉しく思っています。まだまだ経験が 少ない私ですが、今シーズン通して参戦し、沢山のことを学び、立派なドライバーになれるよう真剣に取り組んでいきますので、次 戦以降もよろしくお願いします! ◆ 田ヶ原 章蔵選手 今年は若手育成もやっていくということで今回はトヨタヴィッツで参戦しました。テスト時から多々いろんなことがあり改めて育成の 必要性が良くわかりました。自分自身も最初こうだったなあ~(笑)と思いながらやっております。結果は残念でしたがこれが現実。 ひとつひとつクリアしていかないといけない課題だらけです。これからも温かい目でご支援、ご協力お願い申し上げます。 ◆ 谷森 康登選手 今回の S 耐はレースデビュー戦でした。土曜日の練習は、まずコースの確認をし、路面がウエットだったので慎重に運転でタイム は関係なく走りコースに慣れていきました。そして少しトラブルでエンジン交換をし、二本目は走れませんでした。予選はCドライバ ーということで、基準タイムをクリアしたら良かったので、あまり無理はせずタイムも気にせず走りました。その中、田ヶ原さんは初 めて乗ったクルマなのに、2周でタイムを出してこられたので、本当に凄いなと思い、将来田ヶ原さんみたいになりたいなと感じまし た。そして決勝。田ヶ原さん、咲川さん、自分という順番で走ることになりました。田ヶ原さんは二時間走っていただき、しかもタイム も安定して速いラップだったので、2位まで順位をあげてもらい、咲川さんも速いラップで走っていただき、表彰台を狙える感じでし た。そして最後は僕で残り30分のところで、自分のミスでブレーキング時にエンジンを回しすぎてしまい、エンジンブローしてしまい ました。本当に申し訳ない気持ちです。ただでさえ足を引っ張っているのに、やらかしてしまい、悔しいし自分に腹が立ちました。今 回のレースは自分のせいで、チームの皆様にご迷惑をかけ本当に申し訳ございませんでした。