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頂門の一針 - Melma!

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頂門の一針 - Melma!
2014/02/23発行
頂門の一針
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わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」3226号
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2014(平成26)年2月23日(日)
河野談話の検証期待:中村 将
「安倍たたき」日米連携の構図:古森義久
民主主義国家インドでまさか焚書坑儒?:宮崎正弘
私の「身辺雑記」(76):平井修一
これほどの大物が居た:渡部亮次郎
話 の 福 袋
反 響
身 辺 雑 記
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第3226号
発行周期 不定期(原則日曜日発行)
御意見・御感想は:
[email protected]
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下記のホームページで手続きして下さい。
http://www.max.hi-ho.ne.jp/azur/ryojiro/chomon.htm
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ブログはhttp://chomonryojiro.blog.fc2.com/
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河野談話の検証期待
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中村 将
慰安婦問題のあいまいさ あぶりだす狙い
【ロサンゼルス=中村将】米カリフォルニア州グレンデール市に設置され
た「慰安婦」像をめぐり、地元の日系住民らで作るNPO法人「歴史の真
実を求める世界連合会(GAHT)」は20日(日本時間21日)、市に対
し、像の撤去を求める訴訟を同州の連邦地裁に起こした。
韓国側が米国で展開している日本に対する慰安婦問題追及の根拠が、米国
の司法によって検証される局面もあるとみられ、そのあいまいさをあぶり
出すことが訴訟の狙いの一つといえそうだ。
GAHT側は「最も重要なことは、グレンデール市の慰安婦に対する対処
が米政府の方針と相いれないことだ」と指摘する。米政府は日韓の対話を
推奨し、2つの同盟国の政治的に微妙な問題に巻き込まれることを避けて
いる。
だが、訴状によると、外交政策の形成に関与する権限がないにもかかわら
ず、市は慰安婦像を建てることで、議論の多い、政治的に微妙な元慰安婦
の歴史において、韓国側の立場のみを取った。
「旧日本軍に強制的に連れて行かれた慰安婦の歴史をもっと学ぶべき
だ」。これまでのグレンデール市議らの言葉からは、韓国側の主張する歴
史が 事実 であるかのように独り歩きしている様子が浮かぶ。
像のそばに設置された「日本軍が強制連行して性奴隷にした20万人の婦女
子が慰安婦に…」と書かれたプレートからも分かるように、証拠を検証し
た結果ではなく、韓国の主張のままなのだ。
「日本政府も強制性を認めた」と話す市議もいる。平成5年の「河野洋平
官房長官談話」を指すが、原告側には、こうした根拠の信頼性の検証を裁
判所に委ねることも手段としてはある。「河野談話」は元慰安婦からの聞
き取り調査に基づき作成されたが、裏付けは取っていないことなどの背景
を含めて、米国で説明する機会にもなり得る。
審理が始まる前に原告側、被告側の主張を裁判所が把握するのに数カ月か
かることもあり、裁判は長期化も予想されるが、原告側関係者は「われわ
れの主張や説明もそれだけじっくりできる」と話している。
産経ニュース 2014.2.22
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「安倍たたき」日米連携の構図
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古森 義久
日本の作家や学者の個人としての発言が中国軍の尖閣諸島(沖縄県石垣
市)への攻撃を招き、オバマ政権は日米安保条約による日本防衛には応じ
ないかもしれない−。
こんな乱暴な論旨のコラム記事が、2月17日の米紙ワシントン・ポストに
出た。筆者は同紙コラムニストのジャクソン・ディール氏。中南米や東欧
が専門の記者で、日本についての論評はこれまで皆無に近い。
そのディール氏が「日本の挑発的な動き」と題する一文で安倍晋三首相の
靖国参拝からNHKの籾井勝人会長や百田尚樹、長谷川三千子両経営委員
の発言を「日本の強硬なナショナリズムへの旋回」と断じたのだ。
安倍首相の靖国参拝での平和や不戦の誓いはもちろん完全無視し、作家や
学者が個人としての意見を述べることは国や政府の政策と無関係だという
事実も無視して、日本全体が新たな軍事政策でも打ち出したかのように、
「日本によるアジアの危機」を喧伝(けんでん)する。
コラム記事はそのうえで、そんな強硬で挑発的な日本には中国が軍事攻撃
を仕掛けかねず、その場合、オバマ政権も日本を守ろうとしない可能性が
ある、と日米同盟崩壊の危機をも示唆するのだった。
いまの日本が対外的に強硬になり、挑発的で軍事志向になったという主張
には根拠がない。日本の、国としての実際の政策や行動のどこにそんな具
体例があるのか。中国政府の年来の主張と同じ虚像の押しつけである。相
互に無関係の点と点を結び、勝手な線を描く手法でもある。
と、ここまでディール氏のコラムを検証してきて、そのすべてが朝日新聞
の最近の論調と酷似していることに気づいた。結局は「安倍たたき」であ
るという基調が、まず共通しているのだ。ディール氏のコラムが使う細か
な「論拠」はみな朝日新聞だけがとくに大きく報じてきた偏向気味の素材
である。
最近の朝日新聞は、安倍首相への攻撃材料に「米国が反対している」とか
「日米同盟に悪影響を生む」という米国カードをもっぱら使い出した。だ
から朝日はディール氏のコラムもすぐに、米国やオバマ政権の安倍首相へ
の反発として転電した。ただし、この個人の筆者による署名入りコラム記
事をワシントン・ポストの「論説」とした。安倍たたきの効果を増すため
の権威づけ詐術だろう。
ここで浮かんでくるのは、日米の反安倍勢力がキャッチボールのように連
携の球を投げあい、攻撃をエスカレートさせようとする構図である。日本
側のこの種の勢力は従来、「中国や韓国の反発」というカードを使ってき
た。だが日本の世論がその効用を認めなくなり、米国利用へと転じたのだ
ろう。
朝日新聞は「安倍政権そのものが日米関係のリスクとなりつつある」(20
日付国際版)とまで書いた。日本の政権のあり方よりもまず米国追従の日
米関係あるべし、としか読めない倒錯した記述だ。
日本の安全保障や日米同盟に関して米国の要望には反対し、中国と歩調を
合わせる主張を長年続けてきたメディアが、一変して日米関係至上のスタ
ンスをとるのはやはり安倍たたきの社是からなのか。
青くさい言葉ではあるが、公器としてのニュース・メディアの責任が改め
て問われる時期である。読者の側も、流される情報に対する一段と冷徹な
懐疑や批判が求められるだろう。(ワシントン駐在客員特派員)
産経ニュース【緯度経度】 2014.2.22
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 民主主義国家インドでまさか焚書坑儒?
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成26(2014)年2月19日(水曜日)
通巻第4151号 <前日発行>
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まさか民主主義国家インドで焚書坑儒?
サルマン・ラシュディ『悪魔の詩』迫害のように宗教過激派テロが再
来するのか?
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あの民主国家インドで想像しにくい事態が起きている。
BJP(最大野党)が五月の総選挙で勝利が予測されているが、党首のモ
ディ師が次期首相になる可能性が極めて高くなった。
ガンディ王朝の嫡孫ラホー・ガンディはいま一歩人気がなく、世論調査で
大きく野党のリードを許している。
このような保革逆転予測という政治環境のもと、米国の註インド大使がモ
ディ師と面会した。
モディは2002年の暴動で千名のイスラム教徒が虐殺されたとき大衆を扇動
した黒幕といわれ、米国務省は駐デリー米国大使のモディ師への接見を禁
止してきた。
ヒンズー至上主義に立脚するモディ師は庶民派であり、経済成長に意欲的だ。
隣国パキスタンやバングラデシュのイスラム過激派の跳梁や、マオイスト
の暗躍に呼応して、インドでも『名門のお坊ちゃま』より『強いリー
ダー』を望む声が大きくなった政治的状況の激変は了解できるだろう。
こんなときに象徴的事件が起きた。一冊のヒンズー研究の書物が『ヒン
ズーの神々を愚弄し、神聖さを冒涜した』として焚書坑儒の憂き目に遭遇
しているのだ。
ウェンディ・ ドニガー女史はニューヨーク生まれのユダヤ系ヒンズー学
者。シカゴ大学でインドの神話、文化、サンスクリット語からの翻訳など
世界的に有名なインド学者だが、インドでは「ヒンズー教を理解している
とは言い難く、一段高いところからヒンズー文化を論じるのは許せない」
とする批判がかまびすしい。
とくにデリーで開催された世界書籍フェアにヒンズー原理主義グループが
押し寄せ、出展元のペンギンブックに対して、ドニガーの新作『ヒンズー
もう一つの歴史』の出展を見合わせるよう激しく抗議した。この書物は
2011年に出版されたものだが、初版以来、批判が絶えなかった。
結局ペンギン側は、抗議グループに折れてドニガーの書籍をフェア会場か
ら引き払ったばかりか、全インドの書展からも撤収を発表した。
▼言論の自由と宗教の神聖冒涜と
インドのマスコミでは侃々諤々の議論に発展し、『報道の自由』『表現の
自由』を犯す愚行と批判的なジャーナリストが多い。しかしインド憲法第
十九条第貳項は「いかなる言論の自由も許されるが、合理的判断において
出版を差し止めることができる」とう例外条項があり、かつてサルマン・
ラシュディの『悪魔の詩』を世界で最初に発禁処分としたのはインドだった。
ラシュディの著作は予言者モハメッドを愚弄しているとしてイランの狂信
的宗教指導者が『死刑判決』をだしたため英国当局はラシュディの逃亡を
幇助、しかしトルコなど世界中でラシュディの翻訳者らがテロの犠牲と
なった。日本でもつくば大学の五十嵐教授が翻訳したためテロの犠牲と
なったように、世界が顰蹙したことだ。
ウェンディ・ドニガー女史には過去十数冊の著作があり、なかでもヒン
ズー教徒の死生観、夢、セックスと女性についてなど考察が米国のインド
研究者のあいだには評価されている。
『ヒンズー教の神話』(ペンギン・ブックス、1975年)、『マヌ法典』
(ペンギン・クラシック、1991年)、『シヴァ: 官能的な禁欲主義者』
(オックスフォード大学プレス、1981年)。 『ヒンドゥー教の神話の悪
の起源』(カリフォルニア大学プレス、1980年)。『エコー洞窟』(シカ
ゴ大学プレス、1995 年);『神話における政治と神学』(コロンビア大学
プレス、1999 年)などアカデミックは著作が多く、世界的評価が高いの
である。蛇足だが当該書籍、筆者もアマゾンに申し込んだが品切れである。
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東莞の「黄風暴」(売春窟摘発)余震。ハルビンでも4800名の武装警官動員
広東省党書記は胡春華、中央の意向を先取りし、団派優位を確保した
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ニューヨークタイムズ(2月18日)によれば、中国の売春追放キャンペー
ンは広東から黒竜江省にも拡がり、ハルビンは武装警官4800名を動員し、
売春疑惑の2700ヶ所を手入れ、27名を逮捕したと伝えた。
また東莞では警察官を合計6500名を動員し、逮捕者は335名にのぼったと
伝えた。
いまのところマフィアとの銃撃戦は伝わっていない。逮捕された売春婦は
殆どが地方から流れ込んで就職した先が倒産したり、給料遅配、あるいは
あまりに安い賃金に見切りを付け、実入りの良い仕事についたという動機
があかされた。
東莞の相場は美醜によって500元から1000元まで5等級に分かれていて、
なかには月30000元(およそ50万円)稼ぐ女性もザラにいたという(『多
維新聞』、2月18日)。
広東省は歴代、団派が執行部を牛耳り、前任者の王洋は農民暴動でも民主
的な選挙をさせて、全国民から喝采を浴びたように、今回の色情街への手
入れを先取りしたことによって広東省党書記の胡春華は、習近平路線を政
治的に先取りして全中国的な人気をかちとったという見方も可能となった。
失脚した副市長らはおそらく団派に敵対した政治勢力か、マフィアか党員
か分からないような腐敗分子だった可能性も残る。
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読者の声 どくしゃのこえ READERS OPINIONS 読
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♪
(読者の声1)宮崎さんの新刊『世界から嫌われる中国と韓国。感謝され
る日本』(徳間書店)を読みました。アジア各地を実際に歩かれての詳細
なレポートは新聞が書かない情報に溢れていて参考になりました。
とくにベトナムの項目で、あれほど中国が嫌いなのに、中越戦争のことを
「きたのくに」と戦争をしたとだけ教え、若者らの「反中国デモ」をベト
ナム政府が抑圧しているとか。なぜ、そんなことになるのか不思議です。
(JH生、廣島)
(宮崎正弘のコメント)投資と観光客ですね。ベトナムは目先のカネが重
要なので、ベトナムへ観光(とくに『博打』と「買春」が目的)にやって
くる中国人を政策的に重視して、かれらの落としていくカネを前にして、
領土問題で中国と事を荒立てないという動機が強く作用していると思います。
ちなみに2013年だけでも中国からベトナムへの観光客は33・5%増加の
190万人に達し、賭場だけでも40億ドル、中国企業のベトナムへの直接投
資は23%増加し、41億ドルに達した(香港紙『明報』、2月18日号)。
韓国兵のベトナム女性への暴虐、村々での虐殺など戦争中に韓国兵がベト
ナム女性を陵辱し、45,000名の混血児が生まれたのに先頃、朴権惠大統領
が訪越しても、ベトナム政府は一片の抗議さえしなかったように。
そもそもベトナムを治めているのは独裁政権。たしかに親日姿勢ですが、
独裁者の身勝手な遣り方には注意が必要です。
♪
(読者の声2)「大東亜会議70周年記念大会」(平成25年11月6日:憲政
記念館)において、ヘンリー・スコット・ストークス(元ニューヨーク・
タイムズ東京支局長)は、渡部昇一氏、スルヤ・ボース氏に続き講演を行
いました。
まず、ストークス氏は「20世紀で最も驚くべき出来事は、500年続いた植
民地支配、その呪いが終焉を迎えたことであります。白人による支配が霧
散してしまいました。誰もが全く予想しなかったことです。」
と述べました。
1930年末にネルーは70年代には独立ができるかもしれないと言っていたの
が40年代初頭には独立の気運が大きく高まりました。なぜか?
その理由は簡単です。第2次大戦が勃発し、500年のドラマのなかでの新
興勢力が、白人植民地支配に痛烈な打撃を与えたからです。その新興勢力
が日本でした。
1943年11月に開催された大東亜会議は、人類の長い歴史に於いて、有色人
種のよって行われた最初のサミットとなりました。
インド仮政府代表チャンドラ・ボースは、「大東亜宣言がアジア諸国民な
らず、全世界の被抑圧民族のための憲章になることを願う」と訴えまし
た。そして、日本はアジアの希望の光だと述べました。
(日本語訳全文:http://hassin.org/01/wp-content/uploads
/Japan.pdf )
英文版下記のように発信しました。
平成26 年2月18日 「史実を世界に発信する会」事務局長 茂木弘道
Japan was the Light of Hope in Asia
Henry S. Stokes, former Tokyo Bureau Chief of The New York Times
Mr. Henry Stokes addressed at the 70th Conference for Greater East
Asian Assembly held at Kensei Kinen Hall in Tokyo on November 6, 2013.
He says that one of the most surprising developments in the 20th
century has been the sheer speed at which the 500 year curse of
colonialism came to an end. Rule by white men petered out in
mid-air. No one seems to have expected this.
What had happened to concertina all expectations?
The simple answer is the Second World War had broken out and it
had shown that one relative newcomer to the world stage in
500-year drama, capable of delivering enormous blows to
colonialism. And that was Japan.
He continues to say that the Greater East Asian Conference was
held on November 5, 6, 1943 in Tokyo was the first Summit of
colored races held for the first time in the long history of human
beings. At this conference Mr. Chandra Bose, head of the
provisional government of India, appealed, let the joint
declaration not only for fellow Asians but also for all the people
of the world, who are suffering from suppressions as the Charter
for Equality of Human Rights. He said Japan was the Light of
Hope for non-white people of the world. *Full text: http://www.sdh-fact.com/CL02_1/105_S4.pdf
*Author profile: http://www.sdh-fact.com/CL02_1/105_S3.pdf
━━━━━━━━━━━ 私の「身辺雑記」(76)
━━━━━━━━━━━
平井 修一
■2月19日(水)。朝は室温11度、まあ晴。表通りの雪はあらかた消えた
が、散歩道ではまだ残っている。わが街の被害は桜が2本倒れ、建築会社
のガレージが倒壊したくらいだ。枝が折れたのは多いが、大したことはな
い。今朝から造園業者が倒木を片づけ始めた。
小生は2003年に胃がん手術で「倒木」し、療養している頃に、中韓がヒス
テリックに日本叩きをし、さらに余計なお世話で老害・ナベツネ(日共東
大駒場細胞)が先祖返りして朝日に同調して靖国を否定したから、「この
野郎」と読売を捨てて産経に代え、月刊誌「正論」などを読み、以来、産
経脳というか、まあ、小生の言葉で言えば「愛国保守派」になった。
紅衛兵じゃないけれどアカ丸出しの中核派の突撃兵からようやく除染・蘇
生・再生して、今は多少は世間、世界を見れるようになったかなあと思っ
ているが、そういう転向の反作用として、オオエ真理教に代表される「容
共左派的反日屋」への強烈な反発、嫌悪感、はっきり言えば「憎悪感」は
日増しに募るばかりだ。
「憎悪」というのは凄まじいエネルギーで、「愛」は世界を変えないが、
憎悪は世界中に蔓延している。シリア、ウクライナを見ればいい。
メルマガ「頂門の一針」の渡部亮次郎主宰者はふところが深いから、いろ
いろな考えの人に、その言論を発表する場を与えているが、とても小生に
はできることではない。
「自由は、常に思想を異にする者の自由である。政府や、ある政党の者の
だけの自由は、それは自由でなく 特権 である」
小生が知る限り、これを初めて書いたのはゲバルト・ローザの元祖、ロー
ザ・ルクセンブルクである(「ロシア革命論」)。ローザは1919年1月15
日、かつて彼女も支持したドイツ社会民主党の右派により銃床で殴り殺さ
れ近くの川に投げ捨てられた。ローザの死体は6ヶ月ものあいだ放置され
たという。ローザの遺体と判明した時は頭部はなかった。ナチスが処分し
たようである。
「志士は溝蓋(こうがい)にあるを忘れず、勇士はその頭(こうべ)を失
うを忘れず」
志士というものは、殺されて側溝とかドブに捨てられ、首も切り取られ
る、その覚悟をしておけという松陰の言葉だが、まさにローザはそういう
生き方、死に方だった。
古巣の中核派は本多書記長を革マル派10人の鉄パイプで殺された。革マル
派は諜報と残虐に優れている。そういう経験から、小生は「殺される前に
敵を殺せ」と思っている。
「自由は、常に思想を異にする者の自由である」のかどうか。それを唱え
たローザは、それを唱えない右派に殺されたというのが現実である。言論
戦もまた命懸けで臨むのが正しいだろう。小生は初対面の人には鎖帷子で
接している。
浅野勝人氏が「NHKは世界一の文化集団です。世界有数の報道機関です。
不偏不党を旨とする報道機関」だと書いているが、これは大いなる嘘か政
治宣伝か誤解か無知かバカである。
1945年、NHKはGHQの占領政策の一環として12月9日から10回にわた
り「真相はこうだ」という嘘八百の洗脳番組を流した。さらに「真相箱」
「質問箱」などへ形を変えながら1948年1月まで嘘八百を放送した。浅野
氏は何も知らない、知りたくない。
2001年にNHKは反日団体バウネット・ジャパンの「日本軍性奴隷制を裁
く女性国際戦犯法廷」を紹介した。2009年には「シリーズJAPANデ
ビュー」で実に悪質な偏向報道をした。強烈な反日左翼が巣食っているの
だ。浅野氏は何も知らない、知りたくない。
浅野さん、NHKのどこが不偏不党なのか。
ウィキによれば浅野勝人氏(あさのかつひと、1938年4月19日 - )は
NHK出身の政治家。自由民主党所属。参議院議員(1期)、衆議院議員
(3期)、内閣官房副長官(麻生内閣)などを歴任した。
素晴らしい経歴である。「表通りを歩いてきてすごいなあ」と思っていた
が、ウィキには「河野洋平の側近」ともあるから「玉にきず」、いささか
売国奴的な中韓応援団、叩頭外交派の類ではないか。
こんな人が2006年9月27日から第1次安倍内閣で外務副大臣に就任したとい
うのだから、安倍も人を見る目がないとしか言いようがない。
類は友を呼ぶ。時事通信のトップ記者だった杉浦正章氏は昨秋、浅野氏を
こう紹介している。
<現場記者時代からの盟友浅野勝人・元外務副大臣が特任講師として北京
大学で行ってきたテーマ別講義が出版されました。『日中 反目の連鎖を
断とう』(NHK出版)です。記者時代の勘の良さと、衆参両院議員、外務
副大臣などを歴任した浅野氏がその知見のすべてを投入した北京大学の講
義録です。最悪の状況にある日中関係を打開しなければ双方のためになら
ないという信念と情熱を傾けた感動の文章が展開されています>
韓国人らによる朝鮮売春婦像騒ぎで改めて河野洋平への批判が強まってい
るさなかだというのに、浅野氏はこの本に「河野洋平から推薦文」をも
らっているのだから、いやはや何とも。NHKに金玉を握られて、中共に
首根っこを押さえられているみたいで、命懸けの言論とはとても思えない。
それをヨイショする杉浦氏の人格も疑わざるを得ない。岩波元社員の長島
陽子氏は除染して「さらば日中友好」と命懸けで言い切ったが、浅野、杉
浦両氏は恥じないか・・・恥じるわけはないか。アカは死ぬまでアカか。
そういうことである。
皇室制度をぶっ壊そうとした小泉をはじめ、侮日反日の細川、小沢、村
山、河野など老害が多すぎる。ま、右の末席ながら小生もその一人かもし
れないが。いずれにしても靖国を冒涜する反日屋は命懸けで駆除する。小
泉の言うように「死んでもいい」。
■2月20日(木)。朝は室温12度、曇。ゴミ出しで外へ行ったが、とても冷
えている。
ウォールストリートジャーナルが「日本に対する怒りの輸出に失敗した中
国」(2014/2/17)とこう報じている。
<米政府関係者の発言を見れば、(中国に対して)米国が厳しい態度をと
る原因が中国の最近の動きにあることがわかる。
2012年9月、下院外交委員会の委員長だったイリアナ・ロス=レイティネ
ン議員(共和党、フロリダ州)は中国が「近隣諸国に対していじめっ子の
ように振る舞っている。中国は南シナ海のあちらこちらで好戦的な態度と
敵意を強めている」と発言した。
下院軍事委員会の海軍力・投入戦力小委員会の委員長を務めるランディ・
フォーブス議員(共和党、バージニア州)は先月、議会の公聴会で「中国
の領有権主張と、さまざまな軍事的強制力に訴えて(アジア)地域の現状
を変更しようする同国の姿勢を一切容認してはいけないと考える」と述べ
ている。
歴史をめぐる中国の(対日)不満がいかに正当なものであっても、米国が
日本を非難しないのは、中国が近隣諸国をいじめる独裁国家で、アジア太
平洋地域を仕切る米国の指導力に深刻な脅威をもたらしていると広く認識
されているためだ>
記事を書いたのは香港在住の支那人らしいから「中韓に日本は謝罪すべ
し」とも書いているが、米国の対中不信感、警戒感は相当高まっているよ
うだ。オバマ政権では中共に対し何もできないだろうが。
8000万人を殺した毛沢東がやったたった一つの良いことは「パンツ一枚に
なっても核武装する」ことだった。これにより中共は政治大国になり、今
は軍事大国になり、アジアの覇権を狙って戦争を用意している。
日本は一食を抜いても核武装をすべし。イスラエルのように核ミサイルを
買うか、独自に開発するか、いずれにしても戦争を抑止するためには核武
装はせざるを得ない。抑止力がなかったから日本は2発も落とされて30万
人を虐殺された。それを繰り返すのか。
敵は「うちは人口が多すぎるから3億人くらい死んでも全然かまわない」
(毛沢東)という国である。オバマ政権では日米軍事同盟は張子の虎で機
能しない。日本は覚悟しなければならない。
夕食は6人でポテトサラダ、野菜炒め、カツオのフライ、薩摩芋ごはんな
ど。大好評。
■2月21日(金)。朝は室温12度、晴。サーチナがこう報じている。
<李克強首相は2月18日、中央・地方政府の主要上層幹部と軍代表などに
よる経済体制改革を進めるための研究会議に出席し、改革開放の必要性を
改めて強調した。
李首相は「過去36年間進めてきた改革が巨大な成果を上げた」「(新政権
が本格スタートした)昨年には、複雑な局面への対応にも成功した」と主張。
ただし、経済改革について「固い要塞を攻略する時期に突入した」などと
して「利益関係を深い部分から調整する必要がある。空前の複雑さと難し
さだ」と論じ、やるからには「壮士が腕を断つ決意で、心を迷わせず改革
を推進する」との考えを示した。
「壮士が腕を断つ」とは、「勇士は毒蛇にかまれれば、自分の腕でも即座
に断ち切る」ことから、「志を持つ者は大きな決断でもただちに実行。そ
の場しのぎのごまかしはしない」ことを意味する>
李克強は、故胡耀邦共産党総書記、胡錦濤前国家主席、温家宝前総理とつ
ながる共産主義青年団出身者の派閥=団派で、改革推進、規制緩和、対外
協調などの特徴がある。
これに対して江沢民派=江派(上海閥)は既得権益保護、利益誘導型の政
権運営が特徴で、団派とは政治的に対立している。
習近平主席は太子党だが、江派の支持を得て主席になったから改革開放阻
止派だったらしいが、当初の「習近平 vs 李克強」から今は「習近平・李
克強 vs 江派」の抗争になっているという説もある。小生にはよく分から
ない。派閥抗争の行方は不明だ。中共崩壊の青写真が欲しい。プロの解説
を待つ。
夕食は「とろみ五目中華焼きそば」。初体験。突然来たN母子ら3人が賞
味。小生は全然自信がなかったが皆「おいしい」という。干し椎茸を入れ
たらもっと美味くなるかもしれない。中華はとかく奥深く、悩ましい。
(2014/2/21)
━━━━━━━━━━ これほどの大物が居た
━━━━━━━━━━
渡部 亮次郎
名古屋市には、その中心に、100m道路がある。道幅100mの道路が東西南北
に走っている。もちろんその100mの道幅そのものが、自動車の走行の為の
道幅ではない。道幅100mの間には、公園もあれば、テレビ塔もある。
名古屋も戦後直後は、空襲でこの辺りも焼野原となった。戦後の混乱の時
期に、市の幹部は、まず道路を設定した。その時に、未来に備えての道幅
100mの道路を設定したのである。
さて、なぜ道幅100mの道路を名古屋の中心に東西南北に走らせたか?である。
戦後の焼野原を見ながら、どんな火災が起きても、延焼を食い止め、名古
屋全域が焦土と化さないように名古屋の中心のタテヨコに幅100mの空間
(道路)を作ったのである。
一方、将来来るはずの自動車社会を見越して東京中心部の設計をしたのが
岩手県人後藤新平(ごとう しんぺい)綽名大風呂敷である。関東大震災
後に内務大臣兼帝都復興院総裁として東京の都市復興計画を立案した。
特に道路建設に当たっては、東京から放射状に伸びる道路と、環状道路の
双方の必要性を強く主張し、計画縮小をされながらも実際に建設した。
当初の案では、その幅員は広い歩道を含め70mから90mで、中央または車・
歩間に緑地帯を持つと言う遠大なもので、自動車が普及する以前の当時の
時代では受け入れられなかったのも無理はない。
現在、それに近い形で建設された姿を和田倉門、馬場先門など皇居外苑付
近に見ることができる。上野と新橋を結ぶ昭和通りもそうである。日比谷
公園は計画は現在の何倍もあったそうだ。
また、文京区内の植物園前 、播磨坂桜並木、小石川5丁目間の広い並木道
もこの計画の名残りであり、先行して供用された部分が孤立したまま現在
に至っている。現在の東京の幹線道路網の大きな部分は後藤に負っている
といって良い。
関東大震災。1923(大正12)年9月1日午前11時58分に発生した、相模トラフ
沿いの断層を震源とするマグニチュード7・9による大災害。南関東で震度
6 被害は死者99,000人、行方不明43,000人、負傷者10万人を超え、被害
世帯も69万に及び、京浜地帯は壊滅的打撃を受けた。(以下略)「この項の
み広辞苑」
新平は関東大震災の直後に組閣された第2次山本内閣では、内務大臣兼帝
都復興院総裁として震災復興計画を立案した。それは大規模な区画整理と
公園・幹線道路の整備を伴うもので、30億円という当時としては巨額の予
算(国家予算の約2年分)。
ために財界などからの猛反対に遭い、当初計画を縮小せざるを得なくなっ
た。議会に承認された予算は、3億4000万円。それでも現在の東京の都市
骨格を形作り、公園や公共施設の整備に力を尽くした後藤の治績は概ね評
価されている。11%!に削られながら。
三島通陽の「スカウト十話」によれば、後藤が脳溢血で倒れる日に三島に
残した言葉は、「よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ
者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。よく覚えておけ」であったという。
後藤新平(ごとう しんぺい、安政4年6月4日(1857年7月24日) - 昭和4
年(1929年)4月13日)は明治・大正・昭和初期の医師・官僚・政治家。
台湾総督府民政長官。満鉄初代総裁。逓信大臣、内務大臣、外務大臣。東
京市(現・東京都)第7代市長、ボーイスカウト日本連盟初代総長。東京
放送局(のちのNHK)初代総裁。拓殖大学第3代学長。
陸奥国胆沢郡塩釜村(現・岩手県奥州市水沢区吉小路)出身。後藤実崇の
長男。江戸時代後期の蘭学者・高野長英は後藤の親族に当たり、甥(義理)
に政治家の椎名悦三郎、娘婿に政治家の鶴見祐輔、孫に社会学者の鶴見和
子、哲学者の鶴見俊輔をもつ。椎名さんは新平の姉の婚家先に養子に入った。
母方の大伯父である高野長英の影響もあって医者を志すようになり、17歳
で須賀川医学校に入学。同校を卒業後、安場が愛知県令をつとめていた愛
知県の愛知県医学校(現・名古屋大学医学部)で医者となる。
ここで彼はめざましく昇進し、24歳で学校長兼病院長となり、病院に関わ
る事務に当たっている。この間、岐阜で遊説中に暴漢に刺され負傷した板
垣退助を治療している。後藤の診察を受けた後、板垣は「彼を政治家にで
きないのが残念だ」と口にしたという。
1882年(明治15)2月、愛知県医学校での実績を認められて内務省衛生局
に入り、医者としてよりも、病院・衛生に関する行政に従事することと
なった。
1890年(明治23)、ドイツに留学。西洋文明の優れた一面を強く認識する
一方で、同時に強いコンプレックスを抱くことになったという。帰国後、
留学中の研究の成果を認められて医学博士号を与えられ、1892年(明治
25)12月には長与専斎の推薦で内務省衛生局長に就任した。
1893年(明治26)、相馬事件に巻き込まれて5ヶ月間にわたって収監さ
れ、最終的には無罪となったものの衛生局長を非職となり、一時逼塞する
破目となった。
1883年(明治16年)に起こった相馬事件は 突発性躁暴狂(妄想型統合失
調症と考えられる)にかかり 自宅に監禁されさらに加藤癲狂院(てん
きょういん)や東京府癲狂院に 入院していた奥州旧中村藩主 相馬誠胤
(そうまともたね)のことについて
忠臣の錦織剛清(にしごおりたけきよ)が 「うちの殿様は精神病者では
ない。
悪者たちにはかられて病院に監禁された。」 と、告訴したことに始まった。
結局この騒ぎは1895年(明治28年)に 錦織が有罪となって終結すること
になった。
1898年(明治31)3月、台湾総督となった兒玉源太郎の抜擢により、台湾
総督府民政長官となる。そこで彼は、徹底した調査事業を行って現地の状
況を知悉した上で、経済改革とインフラ建設を進めた。こういった手法
を、後藤は自ら「生物学の原則」に則ったものであると説明している。
それは、社会の習慣や制度は、生物と同様で相応の理由と必要性から発生
したものであり、無理に変更すれば当然大きな反発を招く。よって、現地
を知悉し、状況に合わせた施政をおこなっていくべきであるというもので
あった。
また当時、中国本土同様に台湾でもアヘンの吸引が庶民の間で常習となっ
ており、大きな社会問題となっていた。これに対し後藤は、アヘンの性急
に禁止する方法はとらなかった。
まずアヘンに高率の税をかけて購入しにくくさせるとともに、吸引を免許
制として次第に吸引者を減らしていく方法を採用した。この方法は成功
し、アヘン患者は徐々に減少した。
総督府によると、1900年(明治33年)には16万9千人であったアヘン中毒
者は、1917年(大正6)には6万2千人となり、1928年(昭和3)には2万6千
人となった。
なお、台湾は1945年(昭和20)にアヘン吸引免許の発行を全面停止した。
これにより後藤の施策実行から50年近くかけて、台湾はアヘンの根絶に成
功したのである(阿片漸禁策)。
こうして彼は台湾の植民地支配体制の確立を遂行した。台湾においては、
その慰撫政策から後藤は台湾の発展に大きな貢献を果たした日本人とし
て、新渡戸稲造、八田與一等とともに高く評価する声が大きい。
1906年、後藤は南満洲鉄道初代総裁に就任し、大連を拠点に満洲経営に活
躍した。ここでも後藤は中村是公や岡松参太郎ら、台湾時代の人材を多く
起用するとともに30代、40代の若手の優秀な人材を招聘し、満鉄のインフ
ラ整備、衛生施設の拡充、大連などの都市の建設に当たった。
また、満洲でも「生物学的開発」のために調査事業が不可欠と考え、満鉄
内に調査部を発足させている。東京の都市計画を指導するのはこの後である。
その後、第13代第2次桂内閣の元で逓信大臣・初代内閣鉄道院総裁(1908
年7月14日-1911年8月30日)、第18代寺内内閣の元で内務大臣(1916年10
月9日-1918年4月23日)、外務大臣(1918年4月23日-1918年9月28日)。
しばし国政から離れて東京市長(1920年12月17日-1923年4月20日)、第22
代第2次山本内閣の元で再び内務大臣(1923年9月2日-1924年1月7日)など
を歴任した。
鉄道院総裁の時代には、職員人事の大幅な刷新を行った。これに対しては
内外から批判も強く「汽車がゴトゴト(後藤)してシンペイ(新平)でた
まらない」と揶揄された。しかし、今日のJR九州の肥薩線に、その名前を
取った「しんぺい」号が走っている。
1941年(昭和16)7月10日、本土(下関市彦島)と九州(当時、門司市小森江)
をむすぶ、念願の日本ではじめての海底トンネルが貫通した。この日貫通
したのは本坑道で、それより先39年4月19日には試掘坑が貫通している。
新聞はこの貫通を祝っているが、関門海峡の海底をほって海底トンネルを
つくる構想ははやくも1896年(明治29)ころからあり、当時夢物語のような
この話を実現化へ向けて進言したのは、鉄道院総裁の後藤新平だったとつ
たえている。[出典]『中外商業新報』1941年(昭和16)7月10日
晩年は政治の倫理化を唱え各地を遊説した。1929年、遊説で岡山に向かう
途中列車内で脳溢血で倒れ、京都の病院で4月13日死去。72歳。
虎ノ門事件(摂政宮裕仁親王狙撃事件)の責任を取らされ内務省を辞めた正
力松太郎が読売新聞の経営に乗り出したとき、上司(内務大臣)だった後
藤は自宅を抵当に入れて資金を調達し何も言わずに貸した。
その後、事業は成功し、借金を返そうとしたが、もうすでに後藤は他界し
ていた。そこで、正力はその恩返しとして、新平の故郷である水沢町(当
時)に、新平から借りた金の2倍近い金を寄付した。この資金を使って、
1941年に日本初の公民館が建設された。今は 記念館になっているようだ。
後藤は日本のボーイスカウト活動に深い関わりを持ち、ボーイスカウト日
本連盟の初代総長を勤めている。後藤はスカウト運動の普及のために自ら
10万円の大金を日本連盟に寄付し、さらに全国巡回講演会を数多く実施した。
彼がボーイスカウトの半ズボンの制服姿をした写真が現在も残っている。
制服姿の後藤が集会に現れると、彼を慕うスカウトたちから「僕らの好き
な総長は、白いお髭に鼻眼鏡、団服つけて杖もって、いつも元気でニコニ
コ」と歌声が上がったという。
後藤はシチズン時計の名付け親でもある(彼と親交のあった社長から新作
懐中時計の命名を頼まれ、「市民から愛されるように」とCITIZENの名を
贈った)。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』再掲。
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話 の 福 袋
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◎●●◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇写真情報網◇◆◇◆◇◆◇◆◇
*******週刊AWACS 2014年2月23日*******
反日に異常な執念を燃やす韓国にとって竹島はNo1キイワード、「でたら
めな(領有権)主張をする行事を開き、日本政府も昨年に続き高官を参加
させ挑発を強行した」「日本が露骨に組織的に独島侵奪の欲望をさらけ出
している」と騒ぐ。まさに竹島でその言葉を実行しているのが韓国であり、
我が国の感情を一切無視して挑発を続けている。にも拘わらず、自分たち
の感情を害されると極端にバカ騒ぎをして国民を巻き込んで抗議をする。
ウソ八百、騒いだ方が勝ち、これを許した日本にも応分の責任がある。
では、今週号をお楽しみください。
その1/ブログ、今週の一言など
http://ameblo.jp/unarigoe/entry-11779337853.html
その2/今週のニュース1
http://ameblo.jp/unarigoe/entry-11779339399.html
その3/誕生日の音楽映像
http://ameblo.jp/unarigoe/entry-11779344482.html
2014/2/23 唸声
◎松原・民主国対委員長「河野談話の検証を」
民主党の松原仁国対委員長は22日のTBS番組で、慰安婦募集の強制性を
認めた平成5年の河野洋平官房長官談話をめぐり、石原信雄元官房副長官
が国会で元慰安婦の証言の裏付け調査を行わなかったと明らかにしたこと
について、「石原氏は河野談話を作成するときの一番中心にいた事務方
だ。その発言は極めて重い。その時の政権の姿勢も含め検証していかなけ
ればいけない」と述べた。【産経ニュース】 2014.2.22 15:52
〔情報収録 − 坂元 誠〕
◎反原発派は日本の国力衰退が目的。
1月貿易赤字、最大の2兆7900億円 燃料輸入増で
日経 2014/2/20
http://www.nikkei.com/article/DGXNNSE2IFK01_S4A210C1000000/?dg=1
財務省が20日発表した1月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸
出額から輸入額を差し引いた貿易収支は2兆7900億円の赤字だった。赤字
額は2013年1月の1兆6335億円を上回り、現行基準で比較可能な1979年以
降で最大となった。
燃料費の輸入金額が増加。正月休みに生産が落ち込む要因もあり赤字額が
膨らんだ。貿易赤字は19カ月連続。
QUICKが19日時点で集計した民間の予測中央値は2兆4945億円の
赤字だった。
輸出額は前年同月比9.5%増の5兆2529億円、輸入額は25.0%増の8
兆429億円で過去最大だった。 (情報収録・中山)
◎小沢氏の合流打診、「結い」ソッポ
生活の党の小沢一郎代表が先月、野党再編を模索する結いの党の江田憲司
代表に合流を打診し、拒否されたことが21日、分かった。
関係者によると、小沢氏は江田氏に「数を持つことが大切だ。生活を解党
してもいい」と持ちかけた。江田氏は「政策や法案ごとに共闘したい」と
述べ、応じなかった。
結いの議員数は衆院9人、参院6人の計15人で、生活は衆院7人、参院2
人の計9人。小沢氏は、生活のままでは存在感をみせられないことから、
自ら再編機運を高め、再編の中核に入ろうと動いたとみられる。
江田氏は「政治理念と基本政策の一致」を再編の条件に掲げているだけ
に、生活と合流は「野合」との批判を浴びると判断したとみられる。
結いと生活は主要政策で隔りがある。「小さな政府」を志向する江田氏
は、小沢氏の「国民の生活が第一」の路線を「バラマキだ」と批判。集団
的自衛権の行使容認についても、小沢氏は政府の憲法解釈変更による容認
は可能という立場だが、江田氏は行使容認そのものに慎重だ。
小沢氏は先月18日の結いの結党大会に出席、江田氏も同月25日の生活の
党大会に出席した。産経新聞 2月22日(土)7時55分配信
◎2000年当時、韓国からの留学生が「韓国は 売春婦が国家公務員なん
ですよ。軍隊のための売春婦なんです」と 言っていました。
【追跡∼ソウル発】
朴正煕大統領が「米軍慰安婦」管理 テキサス親父がネットで指摘 韓国の団体は「虚偽」とサイバー抗議で呼びかけ
産経2014.2.22 07:00
韓国の通信社「ニューシース」が最近、「朴正煕元大統領は米軍慰安婦管
理の総責任者だったという虚偽事実を含む映像がインターネットで広まっ
ている」と報じた。
「夫婦学校」という韓国の性教育団体の校長が同通信に対して明らかにし
たという。だが、記事で「虚偽」と断定された内容をめぐり韓国国会はす
でに、証人や文書資料に基づいて審議。昨年は問題を担当する女性家族省
の大臣が真相究明を明言しており、問題の存在は否定し難いのだが…。
(ソウル 加藤達也)
「テキサス親父」をサイバー攻撃?
ニューシースの記事は「親日派米国人がユーチューブを通じ、朴正煕大統
領が米軍慰安婦を管理していたと騒いでいる」というもの。発信者は匿名
で伝えているが「テキサス親父」の名で知られる米国人男性が1月23日に
アップした動画を指しているとみられる。
校長は投稿について「国家情報院はもちろん大統領府、安全行政省、警察
庁、放送通信委員会などのインターネットサイト関連の政府部署は、サイ
トの存在さえ知らないままだ」と指摘。動画が「これ以上広がる前にネチ
ズン(「ネット市民」の韓国語略語)が結集して反韓行為をする外国人を
懲らしめなければならない」と、サイバー攻撃をうかがわせる抗議活動を
呼び掛けている。
国会で審議された「事実」
だが、「テキサス親父」の投稿を「虚偽」とするのには無理がある。韓国
の国会ではこの問題をめぐる政府の責任をめぐる議論が、2012年、2013年
と2年連続で実施され、「朴正煕元大統領が米軍慰安婦施設を管理してい
た」ことはもはや、国会議員やメディアの誰もが知る事実と言っても過言
ではない。
2013年11月には野党民主党の兪承希議員が国会国政監査でこの問題を取り
上げ、韓国政府が米軍慰安婦施設を管理していたとする文書資料を示して
追及した。
監査後、兪議員は報道資料を発表。
そこには「朴正煕軍部が『米軍慰安婦』管理 朴大統領直筆決裁書類が存
在」「1977年基地村浄化政策『(大統領)閣下留保分特別基金』から支援
措置」「監禁治療遂行、性病管理所設置条例案公開、無理な監禁治療で死
亡も」−などと明記されている。
質疑で兪議員は女性家族省の趙允旋長官に対し、「国連の委員会で日本の
慰安婦に関して歪曲された歴史を正さなければならないと演説されたとう
かがいました」「(米軍慰安婦に関しても)歴史歪曲にならないように強
く対応していただければと思います」と切り出した。
趙長官は今年1月にフランスで開かれたアングレーム国際漫画祭に乗り込
んで日本による慰安婦問題を強く指弾するなど韓国政府における対日慰安
婦追及の 第一人者 として評価が急上昇している閣僚であるが、その質疑
の様子はこんな具合だった。
朴正煕大統領の直筆公文書
兪議員「米軍慰安婦という言葉を耳にしたことはありますか? 昨年
(2012年)の国政監査で米軍慰安婦、(慰安婦の集団居住地域である)基
地村の女性のために活動している団体の代表を参考人として迎え、詳しく
お伝えしました。その際、長官もいらっしゃいましたか」
趙長官「いいえ。前任の長官がおりました」
兪議員「1962年11月、(売春行為を禁ずる)淪落(りんらく)行為等防止
法が制定されました。ところが、基地村における売春が合法というレベル
を超え、国が非常に組織的に主導していたという証言と証拠があります」
兪議員はこう指摘すると、「基地村浄化対策」と題された文書を提示。国
立公文書館に当たる国家記録院から取り寄せたものだとして説明を始めた。
「書面の右側上段に大統領の欄があり1977年5月2日付で署名があり、朴
正煕大統領の直筆とされています。基地村浄化政策に、大統領のサインが
あるのです」
文書には米軍慰安婦の集団居住地域である「基地村」は62カ所あり、売春
で生計を立てていた女性を「外国軍相手生計者」と呼称。その数は9935人
と記載されている。
「米軍慰安婦」に性病検診
朴正煕元大統領の直筆署名の文書はさらに、基地村の「浄化政策」の課題
にも及び、韓国政府は以下のような検討項目を挙げていたとされる。
(1)慰安婦を検診し、国連軍の駐屯地域の慰安婦のうち、性病保菌
者を割り出して収容、治療、および保険、教養教育を実施
(2)淪落女性のアパート建設、浄化対策とともに性病撲滅、周辺環境
の整備、生活用水の確保
(3)資金が確保できなかった場合には閣下保留分特別基金からの支援
で措置−
「特別支援所要額」として当時の金額で2億7600万ウォンを要するとして
「閣下特別基金」をあてると記載。
韓国政府が、米軍が利用する慰安施設である基地村の管理に神経を使って
いた状況をうかがわせるのだ。
兪議員は文書を分析して「(朴正煕)大統領が直接、浄化対策を立て、閣
下特別基金で未確保予算に支援措置をするという事業が、基地村浄化作業
の内容に含まれている」とし、政府が米軍慰安施設を直接管理していたと
指摘した。
韓国政府が慰安婦に「感謝」
兪議員は文書の分析とは別に、基地村問題を独自に調査しているが、それ
によると、各自治体には国家方針を具体化するため、条例まであったとい
う。以下は、その部分の質疑である。
× ×
兪議員「1996」年に廃止された東豆川の性病管理所では、建物の中にスケ
ジュールが貼られていました。女性の起床から掃除、検診、教育、食事、
就寝まで(施設での生活は)まるで監獄そのものです。
以前の国政監査の際にも支援団体の関係者が証言していますが、基地村の
女性は(慰安婦となった)当時、政府関係者から直接依頼を受け、米軍を
慰安してドルを稼ぐ愛国者と何度もほめられたと話していたとのことで
す。国が責任を取らなければならないのではないかということです。
前任の長官はこの証言を受け、基地村に関して実態調査をするとお答えに
なりましたが、趙長官は何か聞いていますか」
趙長官「現在、私どもは(慰安婦)密集地域の女性に対し、売春の被害者
の女性に行うリハビリ支援をしています」
国の鈍い動きにいらつく野党議員
質疑の中で兪議員は、前年の質疑がまったく反映されていないことにあき
れている。趙長官の答弁の歯切れは、ますます悪い。
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