V2.0 バージョンアップ リリースノート

V2.0 バージョンアップ リリースノート
最終更新日：2016 年 11 月 29 日
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SuPICE V2.0 バージョンアップ リリースノート
はじめに
リリースノートでは SuPICE の主要な新機能や既存機能の機能強化に関する概要情報を提供します。新機能、
機能強化には既存環境に影響を与える可能性があるものがあります。より詳細な情報については、リリース
時に公開予定のヘルプサイトを参照ください。
ヘルプサイト：
https://doc.terrasky.com/display/SUPICE4JA/Home
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SuPICE V2.0 バージョンアップ リリースノート
目次
1.
Lightning Experience 対応 ................................................................................................................... 4
a.
項目を複数列に配置......................................................................................................................... 4
b.
デスクトップ画面に最適化したレコード表示 ................................................................................ 5
c.
プレビューウィンドウのサイズ変更が可能に ................................................................................ 5
2.
CRUD（作成／参照／編集／削除）対応 ............................................................................................. 6
3.
Lightning コンポーネントアクション対応 .......................................................................................... 7
4.
Salesforce の項目データ型に対応 ....................................................................................................... 8
5.
Salesforce Lightning Design System への対応..................................................................................... 9
a.
6.
Icons ................................................................................................................................................. 9
データソースから抽出時のフィルター条件設定 .............................................................................. 10
a.
絞り込み設定（Where 句） ........................................................................................................... 10
b.
上限値設定（Limit） ...................................................................................................................... 11
c.
並び順設定（Order by 句） ........................................................................................................... 11
7.
Apex/JavaScript によるカスタマイズ ................................................................................................ 12
a.
Apex クラスでのカスタマイズ ...................................................................................................... 12
b.
JavaScript コードでのカスタマイズ............................................................................................... 12
8.
Studio 画面の改善.............................................................................................................................. 13
a.
プレビューへのユニット配置が可能に ......................................................................................... 13
b.
複数項目ユニットを一括配置可能に ............................................................................................. 13
c.
ユニット一覧のカテゴリ変更 ........................................................................................................ 14
d.
「デプロイ」
、
「保存とデプロイ」が選択可能に ........................................................................... 15
e.
通知バーの追加 .............................................................................................................................. 15
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1. Lightning Experience 対応
デスクトップで利用する Lightning Experience に対応した Lightning コンポーネントを作成することが
できるようになりました。
広い画面で利用ができるように、複数列に項目を配置できるようになったため、モバイルデバイス、
デスクトップそれぞれでの利用を想定したコンポーネントを自由に作成できるようになりました。
Lightning Experience 対応として追加された主な機能は以下のとおりです。
a. 項目を複数列に配置
新機能「テーブルレイアウト」ユニットを利用することで、オブジェクト項目やボタン、リスト
等のユニットを複数行・列表示させることが可能になりました。様々なスタイルを設定することが
可能なので、自由なデザインを表現することができます。
【Lightning Experience で表示した Lightning コンポーネント】
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b. デスクトップ画面に最適化したレコード表示
初期リリースでは、モバイル端末用として複数レコードデータをリスト形式で表示していました
が、広い画面で表示するために Salesforce 標準のビュー画面のような「データテーブル」ユニット
を機能追加しました。
【Lightning Experience で表示した Lightning コンポーネント】
c.
プレビューウィンドウのサイズ変更が可能に
プレビューのサイズを自由に変更できるようになりました。これによりモバイル端末、タブレッ
ト端末、デスクトップのそれぞれの画面で、どのように表示されるかをデプロイ前に確認すること
ができます。
（※プレビュー表示とデプロイ後の Lightning コンポーネント表示に誤差がある可能性があります。）
【SuPICE Studio 画面】
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2. CRUD（作成／参照／編集／削除）対応
レコードデータの新規作成用、参照用、編集用のコンポーネントが作成可能になりました。
初期リリースでは、モバイル端末での利用を考慮していたため主に参照用の機能をリリースしましたが、
今回のリリースで作成、参照、編集、削除と一通りの流れのあるアプリケーションを作成することができ
るようになりました。
【Lightning Experience で表示した Lightning コンポーネント】
【作成・編集】
【参照】
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3. Lightning コンポーネントアクション対応
Salesforce Winter’17 リリースにある Lightning コンポーネントアクションに対応した Lightning コンポー
ネントを生成できるようになりました。
今まで Lightning コンポーネントは、アプリケーションページやホームページ、レコードページ等でのペ
ージの一部として利用することが主でしたが、Winter’17 リリースによりグローバルアクション、またはオ
ブジェクト固有のアクションにて利用できるようになっています。
【Lightning アクションで表示した Lightning コンポーネント】
□ Salesforce Winter’17 リリースノート：アクションからの Lightning コンポーネントの起動
https://releasenotes.docs.salesforce.com/ja-jp/winter17/release-notes/rn_forcecom_general_lightning_co
mp_actions.htm
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4. Salesforce の項目データ型に対応
初期リリースではいくつかの項目データ型のみに対応していましたが、当機能追加で Salesforce の基
本的な項目データ型に全て対応しました。
Salesforce の標準データ型だけではなく、チェックボックス項目をスイッチ表示、選択リスト(複数)項
目をチェックボックス形式で表示したりすることが可能な拡張項目も追加しています。
【SuPICE Studio で利用可能な項目ユニット】
【Salesforce 標準項目】
【SuPICE 独自の拡張項目】
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5.
Salesforce Lightning Design System への対応
SuPICE で使用している各ユニットでは、Salesforce Lightning Design System（以下 SLDS）のコンポーネ
ントを使用しています。SuPICE では、SLDS で提供されているコンポーネントへの対応を積極的に行ってお
り、当機能追加で対応したコンポーネントで特徴的な Icons コンポーネントを紹介します。
a. Icons
SLDS で定義されているアイコン（Utility Icons）を「ヘッダー」ユニット、または「ボタン」ユニ
ットにて使用することができるようになりました。
【SuPICE Studio 画面】
□ Salesforce Lightning Design System : Utility Icons
https://www.lightningdesignsystem.com/icons/
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6.
データソースから抽出時のフィルター条件設定
複数レコードデータをリスト形式、またはテーブル形式で表示する際に、特定条件での絞り込み設定、取
得上限値設定、並び順設定を行うことができるようになりました。
a. 絞り込み設定（Where 句）
固定値、または画面に表示している項目値と比較して絞り込み条件を設定することができるよう
になりました。また、絞り込み条件を複数設定し、AND、OR 条件を自由に設定することが可能で
す。
【SuPICE Studio 画面】
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b. 上限値設定（Limit）
データ取得時（SOQL 発行時）に取得上限件数を設定できるようになりました。登録されているデ
ータが多い場合に、ガバナ制限等のエラーの発生を防ぐことが可能です。
【SuPICE Studio 画面】
c.
並び順設定（Order by 句）
データ取得時の並び順（昇順・降順、Null 値の順序指定）を指定できるようになりました。
【SuPICE Studio 画面】
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7.
Apex/JavaScript によるカスタマイズ
Apex クラス、JavaScript コードによるカスタマイズができるようになりました。保存処理、再表示処理等、
標準機能で用意しているイベントでは対応できていない処理や、お客様環境での独自処理を追加開発する
ことが可能です。
a. Apex クラスでのカスタマイズ
SuPICE で作成する Lightning コンポーネントの処理は Apex コントローラーで行っています。その
Apex コントローラーを開発した独自 Apex コントローラーに差し替えることができます。差し替え
ることで、SuPICE 標準機能を全く使用せずに独自処理を実行することが可能になります。
【Studio 画面 コンポーネント設定ダイアログ】
b. JavaScript コードでのカスタマイズ
ボタンや項目などの各ユニットをタッチ（またはマウスクリック）した際に実行する処理を
JavaScript コードで記述することができます。JavaScript コードを開発することで、データの取得、
保存や、表示されている値の操作等が可能になります。
【Studio 画面 JavaScript カスタマイズサンプル】
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8.
Studio 画面の改善
表示文字の変更や入力枠のサイズ変更、ダイアログの表示位置等の UI 変更や、デプロイ処理等の通信周
り、Studio 画面全体の性能改善等、非常に多くの Studio 画面改善を行いました。その中から利用者の作業
に影響のあるものを紹介します。
a. プレビューへのユニット配置が可能に
ユニット一覧からドラッグ・アンド・ドロップで直接プレビューへ配置も可能になりました。今
まではキャンバスに配置していたため、ユニット配置後に表示位置をプレビューで変更をしていま
した。
【Studio 画面】
b. 複数項目ユニットを一括配置可能に
当機能追加で追加された入力項目／参照項目ユニットをドラッグ・アンド・ドロップにて配置時
にダイアログが表示され、複数の項目を選択して一括配置することが可能になりました。
【Studio 画面】
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c.
ユニット一覧のカテゴリ変更
ユニット数の増加に伴い、ユニットを 6 つのカテゴリ（入力項目、拡張項目、参照項目、レイア
ウト、リスト／テーブル、アイテム）に分けて表示しました。各カテゴリではユニットの表示／非
表示を行うことができるため、利用しやすい UI となっています。
【V1.0 ユニット一覧】
【V2.0 ユニット一覧】
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d. 「デプロイ」、「保存とデプロイ」が選択可能に
Studio 画面から作成した Lightning コンポーネントをデプロイする際、作成した Lightning コ
ンポーネントを保存せずにデプロイのみ実行するのか、保存とデプロイを同時に実行するのか
を選択できるようになりました。
【Studio 画面 】
e. 通知バーの追加
Studio 画面での保存、デプロイ処理の完了メッセージはダイアログ表示されていましたが、画
面上部の通知バーにメッセージを表示するように変更しました。
【Studio 画面】
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株式会社テラスカイ
URL
：http://www.terrasky.co.jp
E-Mail
：[email protected]
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