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下水道工事施工管理の手引 平 成 13年 4月 初 版 平 成 17年 3月 改 訂 平 成 18年 3月 改 訂 平 成 20年 4月 改 訂 長岡市土木部下水道課 目 次 1.施工管理の目的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 2.下水道事業の流れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 3.下水道事業に伴う指示事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 4.施工管理の構成 (1)施工計画 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 (2)工程管理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26 (3)品質管理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28 (4)出来形管理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 (5)出来高管理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33 (6)写真管理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35 (7)安全管理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37 (8)工事損害補償 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44 5.書式関係綴り ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53 1.施工管理の目的 1 施 工 管 理 の 目 的 施工管理の目的は、良い品質のものを、安全で早い期日で、安く完成させることであり、この 目的を達成するのに必要な基本的管理は、 1.品 質 管 理 2.工 程 管 理 三大管理機能 3.原 価 管 理 である。 これらの三大管理機能を単一に達成することではなく、三つの機能の高いレベルで同時に達成 することである。 2 2.下水道事業の流れ 3 下水道事業の流れと施工管理の位置 基本計画の策定 第一段階 計画業務 都市計画決定 (本庁下建課・各支所) 下水道法の 事業計画認可 第二段階 設計業務 設計・予算 (本庁下建課・各支所) 起 工 第三段階 契約業務 入 札 (本庁契検課・各支所) 契約締結 工事着手届 現場調査 施工計画策定 施工計画書提出 第四段階 工事執行業務 施 工 管 理 (本庁下建課・各支所) (契約検査課) 工事着工 竣 工 施工管理の実態 竣工検査 施設引渡 第五段階 維持管理業務 供用開始 (本庁下管課・各支所) 維持管理工事・同作業 4 下 水 道 工 事 の 流 れ 発 注 者 工事の流れ 請 負 者 設計図書 各関係機関工事照会 (交通・道路管理者) (架線・地下埋管理者) 入札・契約 工事着手関連書類提出 準 備 工 工事説明会・町内回覧 (地元・自治会・各関係機関) 工事のお知らせ(適宜) 交通規制関係書類提出 (交通管理者打合せ) 試掘道路使用 迂回路等計画・借地 家屋事前調査 支障物件移設検討 支障物件移設計画 (架線・地下埋管理者打合せ) 工事着手 工 事 監 督 支障物件移設計画 竣 工 資 料 家屋事後調査 竣 工 竣工検査 引 継 5 施 工 管 理 3.下水道事業に伴う指示事項 6 〔下水道工事請負者に対する指示事項〕 目 次 1.請負者提出書類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 2.監督員との打合せ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 3.現場代理人(主任技術者)の常駐 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 4.設計内容の把握 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 5.地下埋設物・地上物件等の調査について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 6.地元対策について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 7.交通規制について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 8.安全管理について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 9.現場でのモラルについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 10.法線立会いについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 11.本管の布設について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 12.マンホールについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 13.公共汚水ます・取付管について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 14.舗装復旧について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 15.残土処理について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 16.工事期間の遵守 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 17.現場管理について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 18.工事竣工検査受験について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 19.試掘図について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 7 請負者提出書類 1)工事着手前 № 提出書類 摘要 1 工程表 契約後1週間以内(長岡市建設工事基準約款に基づく) 2 施工計画書 下記の事項をもれなく記載すること。なお、通常は、施工計画書 ①工事概要 に工程を綴るため、必然的に1週間以内の提出となる。 ②施工方法 ③施工管理計画 ④主要機械使用計画 ⑤仮設備計画 ⑥現場組織表 ⑦施工体系図 ⑧緊急時連絡体制 ⑨労務管理 ⑩安全管理 ⑪交通安全管理 ⑫環境対策 ⑬主要工事材料(計算書を含む) ⑭再生資源利用計画書 ⑮再生資源利用促進計画書 ⑯その他監督員との協議による 3 各種承諾願い 4 家屋事前調査 監督員と実施家屋を打合せること 5 工事カルテ受領書写 請負金額2,500万円以上のもの 6 前金払申請書 市の様式 7 推進機械オペ経歴書 推進工事のみ 2)工事中 № 提出書類 1 試掘調査結果 2 下請通知書 3 再下請通知書 4 施工体系図 5 工区間調整工程表 6 工事打合せ簿 7 土・休日・夜間作業届 8 事故報告書 9 部分払申請書 摘要 市の様式 請負金額1,000万円以上で1件200万円以上の下請工事 下請業者がその一部を他の業者に施工させる場合 下請通知書提出時(2,3,4とも市の様式) 面整備等で工事が輻湊する場合に提出(様式は任意、P-12~13参照) 市の様式:必要に応じ。金額の増減に係る事項は課長決裁とする。 必要に応じて 市の様式:必要に応じて 市の様式:必要に応じて 8 3)工事竣工後 № 提出書類 1 履行届 2 請求書 3 着手前、竣工写真 4 竣工書類一式 ①品質管理関係書類 ②出来形管理関係 ③材料検収簿 ④出荷証明書 ⑤産廃関係図書 ⑥工事日報 ⑦安全日報、安全教育綴り ⑧施工計画書 ⑨承諾関係書類 ⑩実施工程表 ⑪再生資源利用実施書 ⑫再生資源利用促進実施書 ⑬工事カルテ受領書の写し ⑭竣工図 ⑮試掘調査図 ⑯舗装傍面図 ⑰工事写真 ⑱社内検査調書 5 6 7 8 9 10 11 12 13 ⑲工事打合せ簿 工事完了引継書 竣工図原図 国・県道占用工事完了届 再生資源利用実施書 再生資源利用促進実施書 再資源化等完了報告書 主要資材調書 薬液注入チャート紙 推力表 推進管理図 摘要 市の様式 市の様式(検査合格通知受領後に提出のこと) A4版仕上とし、会社印を押印 工種、名称、項目、基準値、規格値、管理方法、測定回数を明記 材料集計表、材料搬入簿は各社の様式で良い 別紙資料による(P-14参照) 各社の様式で良い。監督員との打合せ事項を明記すること 各月の安全教育の写真を添付すること 変更後は、当初該当箇所に朱書きし、対比できるようにすること 変更承諾については、朱書き又は別冊とすること 実施については、朱書きとし当初と対比できるようにすること 請負金額2,500万円以上の工事で、変更後及び竣工時のもの 長岡市管路施設基準(別冊)に基づき作成する 別紙資料による(P-25参照) 設計値、実測値を明記し、対比できるようにすること (ア)工事写真は、黒板に工種を明記し写真を入れること (イ)黒板には、設計値及び実測値を入れ対比できるようにすること (ウ)雨天、降雪、逆光時の撮影には、注意を払うこと (ア)検査中の写真を必ず添付すること (イ)様式は定めないが、下記の事項は必ず明記すること ・工事番号 ・工事場所 ・工事名 ・発注者 ・請負者 ・請負金額 ・工期 ・完成年月日 ・検査年月日 ・現場代理人 ・主任技術者 ・検査員職氏名㊞ (ウ)検査員は、検査結果の講評と検査項目ごとの簡単なコメント を明記し、評定を明確に記入すること。 (エ)社内検査で手直し事項があった場合は、「×月×日完了」と 手直し日を明記すること 市の様式 本庁、支所の様式 正確に記入されていない場合が多いので、記載例等を良く見て間違 わないようにすること 工事関係の写真を添付すること 各々のデータを入力した、フロッピーディスクを提出すること 建設リサイクル法第18条第1項に基づく様式で提出すること 課指定の様式に必要事項を記入の上、提出のこと 監督員が押印したもので、注入量を記入しておくこと 推進工事:管耐力、推力算定式も記入 推進工事:監督員との協議による 9 10 11 平成16年 3月 4日 平成14 平成14・ 14・15年度会計検査 15年度会計検査 産業廃棄物管理票( 産業廃棄物管理票(マニフェスト) マニフェスト)に関する統一事項 する統一事項 1.マニフェスト制度の経緯 年 月 日 内 容 平成 2年 4月 行政指導によりマニフェストシステムを導入 平成 5年 4月 特別管理産業廃棄物の委託処理に対してマニフェストの使用を義務化 平成10年12月 全ての産業廃棄物の委託処理に対してマニフェストの使用を義務化、 電子マニュフェストが制度化 平成11年 2月 契約検査課の指導により、監督員に周知、平成11年度以降工事に委 託契約書及びマニフェストの添付を義務化 平成13年 4月 排出事業者の確認範囲が拡大(排出事業者は、委託廃棄物の処理状況 を最終処分まで確認することを義務化)⇒E票の追加 2.委託契約書について 一般的な請負工事の場合、以下の3業者が関係してくる。 請負業者(排出事業者) :(A)とする 収集運搬業者 :(B)とする 中間処理業者 :(C)とする (1)(A)、(B)、(C)がそれぞれ別業者の場合⇒ほとんどの工事がこのケース (A)と(B)の二者委託契約書の写し (A)と(C)の二者委託契約書の写し 上記2種類の委託契約書の写しを添付すること (2)(A)と(B)が同一業者で、(C)が別業者の場合 (A)と(C)の二者委託契約書の写し 上記委託契約書の写しを添付すること (3)(A)が別業者で、(B)と(C)が同一業者の場合 (A)と{(B)+(C)}の二者委託契約書の写し 上記委託契約書の写しを添付すること 12 3.マニフェストについて (1)マニフェストの構成 マニフェストは7枚綴り(A、B1、B2、C1、C2、D、E) *ただし、長岡リサイクルセンター発行のマニフェストについてはD、E票が 兼用になっているため6枚綴りとなっているので注意してください。 (2)マニフェストの流れ 資料1マニフェストのフロー図を参考にしてください。 (3)添付するマニフェスト 2項の3業者の関係で以下のようになります。( 資料2 参照) (3-1)(A)、(B)、(C)がそれぞれ別業者の場合⇒ほとんどの工事がこのケース A、B2、D、Eの4種類を添付 (3-2)(A)、(B)が同一業者で、(C)が別業者の場合 A、B1、B2、C2、D、Eの6種類を添付するのが最良 (しかし、排水事業者としてはA、B2、D、Eの4種類だけで良いと考えられる。 この場合は収集運搬業者控え用のB1、C2の保管について確認しておく必要がある。) (3-3)(A)が別業者で、(B)、(C)が同一業者の場合 A、B2、D、Eの4種類を添付 (4)照合・確認日の記載チェック(マニフェスト右上に記載欄があります: 資料3 参照) (4-1)排出事業者の確認 A票の「照合・確認日」 排出事業者はB2、D、E票が返送されたらA票に検印(サイン)・日付を記入 する。(B1記載欄は収集運搬業者が2社の場合のみ記入することになっているた め通常は記入しない。) (4-2)請負業者(排出事業者)と収集運搬業者が同一の場合は下記の確認が追加になります。 B1票の「照合・確認日」 収集運搬業者はC2票が返送されたらB1票に検印(サイン)・日付を記入する。 13 資料1 マニフェストのフロー図 排出事業者が交付するマニフェスト <1次マニフェスト> 中間処理業者が交付するマニフェスト <2次マニフェスト> 中間処理業者は、複写式伝票に必要事項を 排出事業者は、複写式伝票に必要事項を記 記入し、廃棄物とともに収集運搬業者に渡 ① 入し、廃棄物とともに収集運搬業者に渡し ⑧ します。1次マニフェストの交付者の氏名 ます。 又は名称及びマニフェスト番号を記載。 収集運搬業者は、廃棄物を受領した際、必 収集運搬業者は、廃棄物を受領した際、必 ② 要事項を記入し、A票を排出事業者に返し ⑨ 要事項を記入し、A票を排出事業者に返し ます。 ます。 収集運搬業者は、廃棄物の運搬が終了した 収集運搬業者は、廃棄物の運搬が終了した 際、B1、B2、C1、C2、D、E票に 際、B1、B2、C1、C2、D、E票に ③ ⑩ 必要事項を記入し、中間処理業者に廃棄物 必要事項を記入し、最終処分業者に廃棄物 とともに渡します。 とともに渡します。 中間処理業者は、B1、B2,C1、C 最終処分業者は、B1、B2、C1、C ④ 2、D、E票に必要事項を記入し、B1、 ⑪ 2、D、E票に必要事項を記入し、B1、 B2票を収集運搬業者に返します。 B2票を収集運搬業者に返します。 収集運搬業者は、B1票を自らの控えとし 収集運搬業者、B1票を自らの控えとして ⑤ て保管するとともに、運搬終了後10日以内 ⑫ 保管するとともに、運搬終了後10日以内に にB2票を排出事業者に返送します。 B2票を中間処理業者に返送します。 中間処理業者は、処分終了後C1、C2、 最終処分業者は、処分終了後C1、C2、 D、E票に必要事項を記入し、C1票を自 D、E票に必要事項を記入し、C1票を自 ⑥ らの控えとして保管するとともに、処分終 ⑬ らの控えとして保管するとともに、処分終 了後10日以内にC2票を収集運搬業者に返 了後10日以内にC2票を収集運搬業者に返 送します。 送します。 最終処分業者は、処分終了後10日以内に 中間処理業者は、処分終了後10日以内に、 D、E票を排出事業者に返送します。 ⑦ ⑭ E票に「最終処分を行った場所の所在地/ D票を排出事業者に返送します。 名称」「最終処分終了日」を記載。 中間処理業者は、委託した全ての廃棄物の 最終処分(再生を含む)が終了した報告を 受けたときは、E票に「最終処分を行った ⑮ 場所の所在地/名称」「最終処分終了日」 を記載し2次マニフェストのE票受領から 10日以内にE票を排出事業者に返送しま す。 1. 内については、排出事業者が保管するマニフェスト票を示す。 2. 二重下線については、収集運搬業者が保管するマニフェスト票を示す。 3. 一般的な工事については、1次マニフェストが対象となります。 14 資料2 マニフェストの マニフェストの仕組み 仕組み (1次マニフェスト) 排出事業者 収集運搬業者 (2次マニフェスト) 中間処理業者 処分業者 収集運搬業者 最終処分業者 排出事業者 マニフェスト マニフェスト Aを除く A票 保管票 C票 A票 保管票 C1票 B2票 B1票 保管票 B2票 B1票 保管票 C2票 Aを除く C2票 D票 D票 E票 E票 保管票 保管票 注)一般的な工事については、1次マニフェストが対象となります。 15 16 下水道工事請負者に対する指示事項 1.提出書類は、別紙一覧表のとおり遅滞なく速やかに提出し、下水道建設課長の承諾を 受けてから着手すること。 2.監督員との打合せ 工事契約(又は仮契約)後5日以内に担当監督員と工事、工程、家屋事前調査等の 打合せをすること。 3.現場代理人(主任技術者)の常駐 工事現場には、現場代理人(主任技術者)を常駐させて監督員との連絡を密にし、地 元対策等に努力すること。 また、現場代理人(主任技術者)は腕章を必ずつけること。 4.設計内容の把握 設計書、図面の内容を充分把握し、設計書と現場が相違ないように注意のこと。 ただし、相違がある場合監督員と協議のこと。 5.地下埋設物・地上物件等の調査について (1)地下埋設物・地上物件等は、工事着手後支障なきよう十分調査を行うこと。 (2)個人工作物へのスプレー等の目印は、絶対にしないこと。 (3)試掘は、関係機関及び監督員と十分協議を行ってから施工すること。なお、試掘 箇所の増は、原則として設計変更の対象とはしない。また、既設占用物件のセー フティラインを破損した場合は、原形復旧をし、その写真も添付すること。 6.地元対策について (1)請負者が、地元町内等へ交通規制・工期変更等の文章を配布する時は、必ず監督 員の承諾を受けること。 (2)着手前、竣工後は必ず、地元関係者へその旨を伝えること。 (3)工事により、建物・塀等に被害が予想される場合、監督員の承諾を得た後、事前 に所有者立会いのもと調査を行い、必要に応じて事前調査の写しを所有者に渡す こと。また、竣工後は必ず所有者に工事完了の旨を伝えること。 (4)地元が関係するトラブルが発生した場合は、必ず監督員に報告すること。 (5)面整備の場合、同一地区に複数業者が施工することになるので、工事表示板及び 工区・施工業者が判別できる案内板の設置を徹底すること。 7.交通規制について (1)面整備においては、各工区間での調整を徹底し、交通渋滞や地元とのトラブル が生じないように努力すること。 (2)交通規制及び工事区間の案内板は、分かりやすい場所に適数配置し、強風時等の 管理は請負者が責任を持って行うこと。(バリケード等も同様とする) (3)片側交互通行とする場合は、必ず誘導員を適数配置すること。 (4)全面通行止めとする場合は、必ず地元及び警察・消防の許可を得ること。 (5)交通規制及び工事区間の案内板等は、工事完了後直ちに撤去すること。 17 8.安全管理について (1)工事中の安全面については、十分配慮し、事故のないように努力すること。特に、 重機並びに運搬車両等の搬入出時には必ず交通誘導員を適数配置し、事故防止に 万全を期すこと。 (2)建設作業員の安全意識の高揚を図り、建設工事における安全教育の徹底に努める こと。(現場作業員を対象に月1回4時間以上の安全教育を行うこと) (3)上記安全教育の写真を検査書類に添付すること。なお、写真には黒板を入れ工事 番号、工事名、実施年月日、請負業者名が確認できるようにすること。 9.現場でのモラルについて (1)作業現場には必ずトイレを設置し、そこで用を足すこと。 (2)空缶、木くず、ゴミ等は、放置することなく必ず所定の場所に捨てること。 (3)個人の工作物や施設(特に水道)を所有者に無断で使用しないこと。 (4)水替えには、必ず沈砂槽を設け排水先の側溝等は、工事竣工後きちんと掃除をす ること。 10.法線立会いについて (1)試掘図を作成し、監督員の承諾を得てから法線立会いを行うものとする。 (2)現地では、地下埋設物を道路にマーキングし良く分かるようにしておくこと。ま た、各路線最上流部の汚水ます位置を事前に決めておくこと。 11.本管の布設について (1)人力床均し幅は、基礎幅を標準とする。 (2)塩ビ管布設における管の固定は、管両側に杭を打ち番線で固定することを標準と し、管頂まで埋戻し後、杭・番線を撤去すること。 (3)埋戻しの改良土A・改良土Bともバックホウ投入とする。なお、投入落下高は 1.5m以下とし、施工すること。(写真撮影時には注意すること) (4)マンホールと本管の接続には、可とう性継手使用を原則とする。(但し、副管接 続箇所及び塩ビマンホールは除く) (5)可とう性継手使用箇所で、本管の沈下が多々見られるので、施工計画書の中で具 体的な沈下防止対策を記載すること。(例:可とう性継手施工箇所は、良質な埋 戻し材「ラン等」を使用する等) (6)本管の漏水原因のほとんどが、支管取付部であることから、取付の際は接着剤を 充分塗布し手際良く施工すること。また、接着剤のはみ出しは良く拭取ること。 (7)塩ビ管の保管については、温度変化に十分注意し、変形した管は使用しないこと。 (保管場所及び保管状況写真を工事写真として、添付すること) 12.マンホールについて (1)インバート及び塩ビ管接続部は、面取りを行うこと。 (2)足掛金物の第一ステップ高は、最大40cmとする。 (3)マンホール蓋の設置高は、既設路面より主要幹線道路で0~-5mm程度、一般生活道 路で0~-10mm程度、歩道ではレベルを基準として施工し、設置後4点で管理を行 うこと。 (4)竣工後、マンホール部が高く盛り上がるようになる箇所が多数見受けられるので、 マンホール掘削部の埋戻し・転圧は、入念に行うこと。 (5)塩ビマンホール内蓋について、水密性に問題があるもの(密閉度が低い)が見ら れるので、使用の際は十分注意すること。 18 13.公共汚水ます、取付管について (1)設置位置及び高さ等は、利用者と十分な協議をし、今後の排水設備工事を考えて 設置すること。特に各路線最上流部の汚水ますには注意すること。 (2)排水設備工事の関係以外で汚水ますが1.0mを超える時は、ドロップ式の汚水ます を設置すること。(ドロップ式が設置出来ない場合は監督員と協議のこと) (3)取付管掘削は、すべて機械掘削とする。また、埋戻しは機械投入とし管頂30cmま でA区分、それ以外はB区分とする。 (4)取付管は、原則的に本管に垂直に設置すること。 (5)汚水ます立管部分は、面取りを行うこと。 14.舗装復旧について (1)埋戻し終了後、速やかに仮復旧を行うこと。(仮復旧は、まとめてという考えで はなく、スパン単位で行うことを心掛けること) (2)仮復旧時の路面管理をきちんと行うこと。(特に交差点部や管渠横断部に注意) (3)自然転圧期間を過ぎたら、監督員と影響幅を協議した後、速やかに本復旧を行う こと。 (4)現場は、仮復旧をしてから開放すること。(特に国、県道には十分注意すること) 15.発生土の処理について (1)残土は全て、市指定の残土処理場に搬入すること。 (2)残土カードは、監督員の承諾を受け竣工検査時に提出すること。 16.工事期間の厳守 工事は、工期内に竣工しなければならないものが、延期の理由もなく遅れる現場 が見受けられるので、工程表をよくにらみあわせ進捗度をあげること。 17.現場管理について 現場における保安対策については、各社努力されているが、現場代理人は常に現 場内を整理整頓し、作業終了後、現場を一巡して安全を確認すること。 18.工事竣工検査受検について 受検者は、作業服、長靴、ヘルメットを必ず着用のこと。また、受検の際は最低 限5名以上が出席し、別紙P-20の要領により対応すること。 19 ( 別 紙 ) 工事完了(臨時)検査の受検について 1.工事完了(臨時)検査は、市が完成品を引取るかどうかを決定するものであるので、 受検の際は必要な人員を確保するとともに迅速に行動すること。 また、受検の内容及び方法は作業員に周知すること。 2.マンホール蓋及び汚水ます蓋は、検査員(又は監督員)の指示があるまで開けない。 監視の無い状態で、蓋を開けたままには絶対にしない。(検査時の移動中も同様) マンホール蓋を開けているときは、必ず脇に一人立ち、交通誘導を行うこと。 3.マンホールから検査員が出たことを確認してから蓋を閉めること。 4.検査器具は、最低限下記のものを用意する。 ・鏡 大:1、小:1 ・マンホール開け用手鍵:3本 ・懐中電灯:3個以上(点灯するか事前に確認すること) ・レベル、スタッフ ・エスロンテープ(50m) ・バケツ(清水) ・その他、検査員・監督員が指示したもの [人員配置例] 進行方向 ♀手鍵(開け) ♀監視 ♀検査員 ♀現場代理人 ♀監視 (開けた後その場で待機) ♀ライト ♀監督員 ♀検査立会者 ♀ライト ◎ ♀交通誘導員 ◎ ◎ ◎ ♀交通誘導員 ※ 事故防止のため、現場状況に応じて交通誘導員を増員配置する。 20 ♀手鍵(閉め) ◎ ♀交通誘導員 試 掘 図 に つ い て 1.図面サイズ A1サイズとする 平面図と横断図は、別葉にしないで1枚の図面におさめること なお、試掘図が1枚に収まらない場合は監督員と協議すること。 2.各埋設物の色について(下記を標準とする) 下 水 道 管 茶色 ガ ス 管 赤色 水 道 管 水色 N T T 管 緑色 東北電力管 橙色 3.平面図 マンホール番号、路線番号を記入する。 4.横断図 下流に向かい作図すること(下図参照) 地盤高、土被り、管種、管高を表示すること 8,000 500 2,800 2,300 5,200 4,700 1,500 500 2,000 1,200 39,900 ○ 水道VP50 ○ 5.提出部数 1,370 1,970 2,170 1,270 GL=41.170 39.800 ○○○ ○○○ NTT 39.200 39.000 1部(但し、移設がある場合は3部) 提出にあたっては、法線決定後を提出すること。 21 4.施工管理の構成 22 4-(1).施工計画 23 施工計画の目的 施工計画の目的は、設計図書に定められた構造物を所定の工期内に最小な費用で、しかも安全に 施工するための施工方法と施工手段を生みだすことにある。 したがって、工事内容、契約条件、現場の状況等を十分調査、検討のうえ計画を策定しなければ ならない。この計画内容の優劣が工事施工や施工管理の良否を決定する最も基本となるものである。 したがって、施工計画策定にあたっては施工方法、施工管理体制についてはもとより、使用する 材料、機械および労力、その他施工管理上必要なすべての事項について、熟知したうえ実施可能で 現場に即した計画となるよう留意しなければならない。 24 施工計画書(記載項目例) 目 次 1.工事概要 位置図、平面図、縦断面図、工程表 2.主要機械 3.主要資材 4.現場組織表 施工管理、安全衛生、主任作業者 5.緊急連絡表 6.事前調査 試掘調査、上空架線調査、家屋調査、井戸水調査 7.仮設計画 現場事務所、受電設備、土留支保工、構造計算書、管割図 8.本工事 矢板打設工、掘削工、管布設工、埋戻工 9.安全管理計画 重機・資材搬入路、迂回路案内、交通規制図(標準施工図)、安全会議等 10.施工管理・品質管理 11.工程管理 25 4-(2).工程管理 26 工 程 管 理 <工程管理の目的> 工程管理は、工事を所定の工期内に完成させる為の技術的管理手法であって、品質管理、安全管 理、原価管理等との間に密接な関係がある。適正な工期を確保するためには、それぞれの管理を相 互に調整し、調和のとれた工程計画を作成のうえ、これを基本として工程管理を実施することであ る。 27 4-(3).品質管理 28 品 質 管 理 <品質管理の目的> 品質管理、出来形・出来高管理は、「長岡市建設工事監督・検査の手引き」に基づく もののほか、「新潟県土木部土木工事標準仕様書」を準用し、設計図書で要求されてい る構造物等を築造する為に、所定の品質等をより経済的に確保することにある。 29 4-(4).出来形管理 30 出 来 形 管 理 <出来形管理の目的> 出来形管理は、設計図書に指定する材料によって築造した構造物の形状、寸法及び機 能等を同時に満足させる「精度的」な管理が出来形管理である。 出来形値は、設計値に仕上げることを目標にして施工するものとする。 設計値と出来形の差は、次の値の範囲内に収める様に努力する。 〔下水道工事出来形施工管理基準〕 工 種 基 準 値 (mm) 規 格 値 (mm) 項 目 ① 基 準 管 渠 (開削) D<400 高 400≦D≦600 600<D ② 中 心 線 の ズ レ 円形管 卵形管 ±20 ±5% ±30 ±30 備 考 施工延長20m に1箇所、逆 勾配は認めな い D/5 D/4 (但し100を超えない) (但し200を超えない) -0 ③ 延 長 (但しマンホール間は±100) ① 基 準 ±50 D<1000 高 1000≦D ±5% (但し100を超えない) 管 渠 (推進) ② 中 心 線 の ズ レ 150 Dの±10% 施工延長20m に1箇所、逆 勾配は認めな い 200 -0 ③ 延 長 (但しマンホール間は±100) ① 基 準 ② 高 函 渠 ③ 高 ±20 ±30 さ -20 -30 -20 -30 -10 -20 幅 ④ 厚 さ ⑤ 延 長 施工延長20m に1箇所、逆 勾配は認めな い -10 「長岡市 建設工事・検査の手引き」による 工 種 マンホール蓋 項 目 据付高さ 基 準 値 (mm) 規 格 値 (mm) 0~-5 幹線道路:0mm、一般 道路:-5mmが理想値 0~-10 備 考 道路縦断方 向及び横断 方向の4点 管理とす る。 「長岡市下水道建設課 内規」 31 (規格値) 出来形管理基準により測定した各実測(試験・検査・計測)値は、すべて規格値を満 足しなければならない。 但し、施工条件等を勘案のうえ、真に止むを得ない理由により規格値を満たすことが できなかった場合は、請負者は当該出来形が技術的条件を満足するか否かを検討するも のとし、不足する場合には監督員と協議のうえ補強等をするものとする。 (基準値) 管理基準値を設ける工種にあっては、次のとおりとする。 (1)規格値内にある個々の測定値の平均値は、原則として設計値を下回ってはなら ない。 (2)基準値に入るものの確率を90%以上とする。但し、基準値から外れても規格値を 外れてはならない。 〔解説〕 (+)規格値 基 準 値 設 計 値 基 準 値 (-)規格値 この範囲に入るものの確率 を90%以上とする 32 4-(5).出来高管理 33 出 来 高 管 理 <出来高管理の目的> 出来高管理は、設計図書で指定した設計数量と現場に築造した出来高数量とが、満足されている かを管理する「数量的」な管理を行なうものと、さらに出来高数量を全額に換算して進捗率を算出 し、工事の進捗度を管理するものとがある。したがって、設計数量と出来高数量との照合による管 理が出来高管理である。 34 4-(6).写真管理 35 写 真 管 理 <写真管理の目的> 工事写真は、施工管理の1つの手段として用いられるものであり、工事の各施工段階における施 工状況、使用材料等の記録を残すとともに、工事完成後、外面から確認できない箇所の出来形確認 資料ならびに各施工段階での仮設工法および安全管理施設等の施工経路を知るうえで重要なもので ある。 したがって、工事写真は、それぞれの目的に応じて適切に撮影し、工事の記録として効果的な写 真管理を行わなければならない。 36 4-(7).安全管理 37 安 全 管 理 <安全管理の目的> 工事施工にあたって、工事を安全に施工し労働災害や公衆災害等を未然に防止する ため、関係諸法規の遵守は言うまでも無く、安全管理体制を確立し、建設工事現場の作 業環境を適正に整備するとともに、作業員に対しても安全教育ならびに健康管理を行う など、常に工事災害、公衆災害、労働災害等の防止と衛生管理に努めなければならない。 <安全管理関係の参考資料> 次項以降に下水道工事の安全管理チェックリストを添付したので、参考とすること。 38 開削工事のチェック項目 工 種:安全設備 項 目 作業場の区 分 仮橋の規格 さくの規格 チェック内容 チェック 欄 関連法令指針等 作業場の区分は固定柵で明確にしているか。 ・立入防止柵はすき間なく設置しているか。 ・夜間照明施設は、十分か。 ・歩行者通路に工事車両がはいっていないか。 仮橋の転落の危険性はないか。 ・固定した手すりの間隔を1m以内。 ・手すりの高さは1m以上。 ・道路側には、保安灯を設置。 ・仮橋部には白色照明灯を設置。 建設工事公衆災 害防止対策要綱 第10 固定さくの高さは、1.2m以上あり、視界を防げないもの か。 建設工事公衆災 害防止対策要綱 第11 移動さくは、高さ0.8m以上1m以下、長さ1m以上1.5 m以下で容易に転倒しないものであるか。 移動さくの設 移動さくを連続して設置する場合は、移動さくの長さをこえ 置及び撤去 る間隔をあけていないか。 方法 また、移動さくの間にはセイフティコーンを置いているか。 移動さくを屈曲して設置する場合は、その部分のさくにす き間を開けていないか。 建設工事公衆災 害防止対策要綱 第13 交通流に対面する部分に移動さくを設置する場合、すりつ け区間を設けているか。 また、その区間のさくに間隔をあけていないか。 歩行者及び自転車が移動さくに沿って通行する箇所で、さ くに間隔を設けていないか。 移動さくの設置及び撤去は、交通の流れを妨げないよう行 われているか。 歩行者対策 歩行者通路は明確か。 ・歩行者通路は柵等で区分されているか。 作業場内の 工事用車両 の駐車 作業場の出 入口 作業場内に作業に使用しない車両を駐車していないか。 道路標識等 道路敷または道路敷に接して土木工事を行う場合、道路 標識等は正しく出されているか。 保安灯 作業場の出入口について次の項目をチェックする。 ・引戸式の扉を設けているか。 ・作業に必要ないときは閉じているか。 標幟等で高さ0.8m~1.2mの部分は通行者の視界を 妨げることのないよう、金網を張るなどの措置を施している か。 道路上において又は道路に接して土木工事を夜間施工す る場合には、高さ1m程度のもので夜間150m前方から視 認できる光度の保安灯を設置しているか。 保安灯の設置間隔は交通流に対面する部分では2m以 下、道路に面する部分では4m以下としているか。 39 建設工事公衆災 害防止対策要綱 第24 建設工事公衆災 害防止対策要綱 第14、15 建設工事公衆災 害防止対策要綱 第16 建設工事公衆災 害防止対策要綱 第17 建設工事公衆災 害防止対策要綱 第18 開削工事のチェック項目 工 種:土留工 項 目 土留工設置 チェック内容 チェック 欄 関連法令指針等 土留工未設置の掘削構内で作業していないか。 ・掘削深さが1.5mを超える場合土留工を設置している か。 土留工を行う場合、掘削の深さ、工事期間、土留工の型 式等を計画しているか。 建設工事公衆災 害防止対策要綱 第41 事前調査 土留工を行う場合、土質状況等を確認しているか。 設計 土留工の設計計算は、学会その他で技術的に認められた 方法及び基準で行われているか。 部材の取付 掘削箇所の土質が軟弱である場合には、鋼矢板で土留工 を行っているか。 建設工事公衆災 害防止対策要綱 第42 建設工事公衆災 害防止対策要綱 第43 建設工事公衆災 害防止対策要綱 第45 建設工事公衆災 害防止対策要綱 第48 作業計画 重要な仮設の場合、土留くいは、H-300を最小部材として いるか。 土留板は所要の強度を有する木材で最小厚は3cm以上 あるか。 土留ぐい又は、鋼矢板等と腹おこしにはすき間はないか。 腹おこしは ・H-300を最小部材 ・垂直間隔は、3m程度 ・土留ぐい又は鋼矢板の頂部から1m以内としているか。 40 建設工事公衆災 害防止対策要綱 第50 開削工事のチェック項目 工 種:掘削工 項 目 埋設物等の 取り扱い 点検 チェック内容 埋設物等又は擁壁等による危険はないか。 ・擁壁の際を掘削する場合、擁壁の防護等、倒壊防止対 策はよいか。 掘削面に浮石や、亀裂はないか。 チェック 欄 関連法令指針等 労働安全衛生規 則第362条 労働安全衛生規 則第358、534条 雨水・地下水等で地盤のゆるみはないか。 崩壊しやすい表土は前もって除いてあるか。 労働安全衛生規 則第534条 地山の掘削作業者の選任をおこなっているか。 労働安全衛生規 則第359条 作業主任の直接の指揮のもとに作業をしているか。 労働安全衛生規 則第360条 仮排水設備 仮排水設備及び、表面排水処理は十分か。 労働安全衛生規 則第534条 掘削勾配 掘削の勾配は安全か。 労働安全衛生規 則第356条 運搬機器等 の取り扱い 運搬、掘削及び積込み機械の運行経路等を定めている か。 労働安全衛生規 則第364条 明かり掘削の作業場において運搬機械等を用いるとき、 機械の誘導者を配置し、誘導をさせているか。 労働安全衛生規 則第365条 安全装置 保護帽の着用は徹底しているか。 労働安全衛生規 則第366条 掘削溝の照 度 掘削溝内は必要な照度を確保しているか。 労働安全衛生規 則第367条 車両系建設 運転席の座席、窓、扉等、オペレーターを防護する部分は 機械(安全装 破損していないか。 備) 車両系建設機械には、前照燈を備えているか。 労働安全衛生規 則第167条 危険が生ずるおそれのある場所で車両系建設機械を使用 するときは、車両系建設機械に堅固なヘッドガードを備えて いるか。 車両系建設 車両系建設機械を用いて作業を行うときは、転落、地山の 機械(現場点 崩壊等による労働者の危険を防止するため、あらかじめ、 検) 地形・地質の状態等を調査しその結果を記録しているか。 車両系建設 車両系建設機械については一年以内ごとに一回、定期に 機械(機械の 自主検査を行っているか。 点検) 特定自主検査は、定期自主検査と同じ項目について、確 実に実施しているか。 労働安全衛生規 則第153条 車両系建設機械を用いて作業を行うときは、その日の作 業開始前に、ブレーキ及びクラッチの機能について点検を 行っているか。 自主検査又は点検を行った場合において、異常を認めた ときは直ちに補修その他必要な処置を講じているか。 41 労働安全衛生規 則第152条 労働安全衛生規 則第154条 労働安全衛生規 則第167、168条 労働安全衛生規 則第169条 労働安全衛生規 則第170条 車両系建設 車両系建設機械を用いて作業を行うときはあらかじめ、作 機械(作業計 業計画を定め作業をおこなっているか。 画) ・使用する車両系建設機械の種類及び能力 ・車両系建設機械の運行経路 ・車両系建設機械による作業方法 車両系建設 車両系建設機械を用いて作業を行う時はあらかじめ、適 機械(運転) 正な制限速度を定め作業を行っているか。 労働安全衛生規 則第155条 労働安全衛生規 則第156条 労働安全衛生規 則第160条 車両系建設機械の運転者が運転位置から離れるときは 以下の措置を講じているか。 ・作業装置等を地上に降ろす。 ・原動機を止める。 ・走行ブレーキを施す。 車両系建設機械を用いて作業を行うとき、構造上定めら れた安定度、最大使用荷重等を守っているか。 労働安全衛生規 則第163条 車両系建設機械を主用途以外の用途にしようしていない か。 労働安全衛生規 則第164条 車両系建設機械の補修又はアタッチメントの装着及び取り はずしの作業を行うときには、作業を指揮するものを定め、 措置を講じさせているか。 車両系建設機械のブーム、アーム等を上げ、その下で修 理、点検等の作業を行うときは、作業に従事する労働者に 安全支柱、安全ブロック等を使用させているか。 車両系建設 運転中に接触するおそれのある箇所を立入禁止区域とし 機械(接触の ているか。 防止) 運搬機械等の運行経路等を関係労働者に周知させている か。 労働安全衛生規 則第165条 車両系建設 車両系建設機械を用いて作業を行うときは、転落による労 機械(転倒防 働者の危険を防止するため、路肩の崩壊防止、地盤の不同 止) 沈下の防止等必要な措置を講じているか。 路肩、傾斜地等で車両系建設機械を用いて作業を行う場 合、誘導者を配置し誘導させているか。 労働安全衛生規 則第157条 車両系建設 機械(補修) 労働安全衛生規 則第166条 労働安全衛生規 則第158条 運転者は誘導者が行う誘導に従っているか。 車両系建設 車両系建設機械の運転について誘導者を置くときは、一 機械(機械の 定の合図を定め誘導者に合図を行わせているか。 誘導) 運転者は誘導者の合図に従っているか。 労働安全衛生規 則第158条 労働安全衛生規 則第159条 車両系建設 車両系建設機械を移送するとき、転倒、転落などによる危 機械(機械の 険を防止するため、次の措置を講じているか。 移送) ・積卸しは、平たんで、堅固な場所で行っているか。 ・道板を使用するときは、十分な長さ、幅及び強度を有す る道板を用い、適当な勾配で確実に取り付けているか。 ・盛土、仮設台等を使用するときは、十分な強度及び勾配 を確保しているか。 労働安全衛生規 則第161条 車両系建設 機械(搭乗) 労働安全衛生規 則第162条 車両系建設機械を用いて作業を行うときは、乗車席以外 の箇所に労働者を乗せてはいないか。 くい、矢板の 埋戻しに際して、杭、鋼矢板等は撤去しているか。 撤去 42 建設工事公衆災 害防止対策第76 号 開削工事のチェック項目 工 種:埋戻し 項 目 管の仮接続 チェック内容 チェック 欄 関連法令指針等 仮接続部の漏水対策は十分か。 道路敷における埋戻しは、厚さ20㎝、路床部では20㎝を 超えない層ごとに締め固めているか。 建設工事公衆災 害防止対策要綱 第79 道路敷以外における埋戻しは、厚さ20㎝以下の層ごとに 締め固めているか。 工 種:土留工撤去 項 目 チェック内容 土留工撤去 土留工は締め固め毎に引き抜いているか。 土留工の解 体 土留工の解体は、解体しようとする土留工部材の下端ま で埋戻しが完了した後行っているか。 チェック 欄 関連法令指針等 建設工事公衆災 害防止対策要綱 第77 工 種:マンホール設置 項 目 チェック内容 マンホール内 マンホール内作業を開始する前に可燃性ガス濃度測定を 作業 実施しているか。 マンホール内での禁煙を徹底しているか。 43 チェック 欄 関連法令指針等 労働安全衛生規 則第322条 4-(8).工事損害補償 44 下水道工事に伴う被害補償 1.家屋被害 (1)家屋事前調査 家屋事前調査は、下水道工事の施工にあたっての工事場所周辺の理解と協力を得る ことを容易にするとともに、工事の施工に伴い予想される被害を未然に防止すること を講じ、あるいは、被害が発生した場合に損失補償の業務を適正かつ速やかに行うこ とによって、工事の円滑な完成を図ることを目的とするものである。 建築物件等の調査にあたっては、別に定める《下水道工事における家屋調査(事業 損失防止調査)特記仕様書》により工事請負者が、建築物の現況を調査し、その結果 についての調査書を市に提出する。 なお、この調査にあたっては、事前に建築物等の所有者と調査の日時を調整して定 め、その立会いを得て行うとともに、所有者等の応接には相手に悪感情を与えたり、 トラブルを発生させたりすることのないように努めなければならない。 別記1.下水道工事における家屋調査(事業損失防止調査)特記仕様書 (2)建築物等の被害(家屋、塀垣、土留など・・・)発生 万一、被害が発生した場合には、必ず市監督員に届け出て、確認を受け、下水道工 事の被害と認定できるものについて、《損害発生報告書》に関係図書を添付して提出 するものとする。 工事完了に伴う事後調査は被害が発生した物件のみとし、届け出のない場合には事 後調査の対象としませんので、被害の申し出による家屋だけでなく、事前調査の対象 家屋には、工事の完了とその協力についての挨拶など必要な措置を講ずるものとする。 (応急修理) 工事中においても、日常生活に障害があり、応急修理を必要とする場合には、市監 督員に申し出て、相談して指示に従うものとする。 なお、錦鯉等生き物の補償は困難ですので、池に亀裂が生じるなどして水量に異状 が認められる場合は、直ちに市監督員に申し出て、指示に従うものとする。 別記2.損害発生報告書 (3)事後調査 被害発生に伴う建築物等の損害については、工事請負者は市の指示により被害家屋 の事後調査を《下水道工事における家屋調査(事業損失防止調査)特記仕様書》に基 づき実施し、関係図書を提出するものとする。 45 2.井戸枯れ (1)工事で水替工を実施する場合、事前に市に承認を得なければならない。 また、井戸枯れなどの予想されるものについては、事前に井戸の所有者、深度、用途 などをを把握して、市監督員に報告しておく。 (2)工事の水替工は、井戸枯れ、地盤沈下等を未然に防止することを目的とし、最小限の 水位低下量に抑えることはもちろんの事であるが、観測井について市監督員と設置箇所、 範囲等を相談して決め、日々の水位低下量、揚水量のチェックを怠らず、報告する。 (3)工事により、地下水が一次枯渇し、地下水の使用に支障をきたした場合、直ちに市監 督員に報告する。特に、上水道の無い場合や錦鯉等の生き物を飼っている場合は急を要 する。 3.地下埋設及び上空架線等の占用物 上水道、下水道、電気、電話、ガスなどの公共・公益の占用物は、地域社会の発展と共 に、年々増加傾向にあり、日常生活における重要な位置を占めているため、工事による事 故防止に鋭意努力をしなければならない。 (1)支障となる占用物等は、市で移設依頼を行なうため、必要な図書を市監督員に提出する。 (2)占用物の移設に伴う利用の障害についてのPRについては、その管理者に協力する。 (3)移設に伴う路面復旧は、下水道工事請負者の責任において、遺憾のないものにしていた だくために充分な打合せをして、また管理する。 (4)復旧依頼においても市で行うため、移設時と同時に図書(案)を提出する。 (5)不可抗力にも事故(損傷)を起こした場合 ①速やかに関係機関(発注者の市を含む)に連絡し、指示を仰ぐ。 その間、応急処置を施せる場合は最善の努力をする。 ②事故処理(復旧作業)の間、作業は休止とし、処理(復旧)に全精力をかたむけるよう 努力する。 ③事故報告書の提出 (1)事故報告、経過説明、事故原因、今後の対策など列記 人身がある場合、氏名……………ケガの状態も (2)事故報告書は図解をもって説明の事。 ④賠償責任のある場合、誠意をもってその対応にあたる。 46 下水道工事における家屋調査(事業損失防止調査)特記仕様書 (適用範囲) 第1条 この特記仕様書は本工事の施工にあたり、家屋調査を実施する場合に適用する。 (目的) 第2条 家屋調査は工事中の施工管理に活用し、工事に伴う第三者の被害を未然に防止することを目的とし、 もし被害があった場合にその因果関係の認定資料とするものである。 (調査の範囲) 第3条 請負者は工事規模、工法および付近の地盤等を勘案し、家屋調査の範囲を定めあらかじめ監督員の 承諾を得るものとする。 (調査の心得) 第4条 請負者は調査に際して親切を旨として所有者、占有者、その他関係人と十分協調を保ち摩擦等生じ ないよう努めるものとする。 2 この調査は所有者等の財産に関するものであり、補償の基礎となるものであるから正確かつ良心的 に実施しなければならない。 また請負者は、この調査作業において知り得た事項について秘密を厳守し他に漏らしてはならない。 (立ち入り) 第5条 請負者は本調査を円滑に実施するために監督員と協議のうえ、調査付近の住民等を対象に説明会を 開く等必要な措置を講じなければならない。 2 調査のため第三者の施設へ立ち入る場合は事前に調査日時を調査対象物件の所有者に通知し承諾を 受けること。 3 前項の立ち入り調査にあたり、身分を示す証明、腕章等を常に携帯し、関係者の請求があった場合 は、これを提示するとともに不快感を与えないよう、服装や言動にも十分注意し、実施しなければな らない。 (調査方法) 第6条 調査は建築士法第5条第1項により登録された、建築士又は土地家屋調査士法第6条により登録され た、土地家屋調査士が主任者として担当し、補助者には経験のある者をあてなければならない。 2 建物調査は、 1棟ごとに行うものとする。 3 調査時に可能な限り関係者の立ち会いを求めるとともに、所有者に調査結果の確認を求めておかな ければならない。 (実施調査事項) 第7条 請負者は、別表1の項目によって実施調査を行うものとする。 (建物平面図) 第8条 請負者は第7条の実施調査に基づき,建物平面図を作成するものとする。 2 縮尺は原則として100分の1とする。 3 調査時において、既存の損壊部があるときは,平面図に番号を付し添付するカラー写真と付合するよ う整理するものとする。 47 (写真撮影) 第9条 請負者は第7条の調査箇所で既に損壊のある所等、事業損失に係る事後調査との照合上必要と思わ れる箇所について写真撮影(カラー)を行い、整理整本するものとする。 2 既存の損壊部位の写真は損壊部位全体把握ができるもの1枚以上とし、部分拡大については損壊部の 形状、長さ、幅、深さ等の比較目測ができる目盛定規、箱尺等を当て撮影したものを添付すること。 (成果品) 第10条 請負者は調査結果として調査区域平面図(調査家屋番号記入)、家屋調査測定表、記録写真集、調 査対象工事概要、考察等必要資料を家屋調査報告書として提出すること。 なお提出部数はA-4版に仕上げたもの1部とコピー原図1式を監督員に提出するものとする。 (その他) 第11条 この特記仕様書及び設計図書に記載のない事項又は疑義のある事項については監督員の指示を受け るものとする。 調 査 区 域 平 面 図 (参考例) 48 (別表-1) 実施調査項目 実施調査は次の掲げる「実地調査項目」によって行う。 「実地調査項目」 調 査 項 目 調 査 内 容 (1)所有者の確認 立会者に物件所有者を確認する。 (2)建物概要 ① 方位、構造、面積、階数、用途、建築後の経過年数、増改築及び改装後の経過 年数、建物調査面積 ② やむを得ず未調査部分がある場合は理由を明記する。 (3)建物の傾斜測定 ① 建物外壁面の傾斜測定 外壁面の傾斜の度合いを測定、原則として全面を測定 ② 基礎天端の水平測定 基礎天端又は、外壁面と基礎の境で測定 ③ 柱の傾斜測定 柱の傾斜の度合を2方向測定、原則として全柱を測定 ④ 各室床面の水平測定 原則として全室について四箇所で床面の度合を測定 和室にあっては、敷居、畳寄せで測定 ⑤ 土間コンクリートの沈下、亀裂の状態を測定 ⑥ 基礎の形式、柱脚の納り、仕上を調査し、基礎に生じている亀裂の状態を測定 ⑦ 全ての建具の開閉状態と建物の沈下状況との関連性を含めて測定 (4)建物各部分の状況 ① 外壁面 調査 外壁面の仕上及び亀裂、浮き、はらみの状況 ② 室内壁面 各室の内壁仕上及び亀裂、不陸、空き、浮き、はがれの状況 ③ 内部床面 各室の床仕上及び亀裂、不陸、空き、浮き、はがれの状況 ④ 天井面 各室の天井面の仕上及びはがれ、しみの状況 ⑤ 建具 すべての建具の開閉具合の状況 ⑥ 屋根 屋根葦材の種類及びズレ、破損の状況 ⑦ 基礎 基礎の形式、柱脚の納り、仕上を確認し基礎に生じている亀裂の状況 ⑧ その他床面(階段、踊り場、外廊下、ベランダ、土間等) 床仕上及び亀裂、不陸、空き、浮き、はがれ等の状況 49 調 査 項 目 調 査 内 容 (5)一般工作物の状況 ① 塀、門柱 調査 鉛直面に対する傾斜の度合を2~3m毎に1箇所、最低2箇所以上測定 工作物の仕上及び亀裂、目地切れの状態 原則として調査対象物件の敷地内のすべての塀、門柱を測定 ② 門 門扉の開閉具合の状況 ③ 外廻り土間、犬走り 土間、犬走りの仕上及び亀裂、はがれ、浮き、隙間等の状況 ④ 屋外給排水衛生電気ガス設備 給排水管・電気管・ガス管・排水桝等の損傷状況 ⑤ 樹木 敷地内の主な樹木の本数、高さ、枝張りの状況 ⑥ 池 池の仕上及び亀裂、水漏れの状況 (6)工場・店舗・ガソ 前記(3)から(5)の調査項目に加えて、次の項目について調査する。 リンスタンド等の ① 工場では、場内機械の水平測定、配置、種類及び運転具合の状況 状況調査 ② 店舗では、冷蔵庫、冷凍庫の仕様及び配管等の状況 ③ ガソリンスタンドでは、 ア 地上設備、地下設備の配置、配管等の状況調査 事前調査においては、所轄消防署の定期検査済証で配管等の状況を確認、 事後調査においては、減圧テスト等で確認 イ 2mピッチで網目状にレベル測定(TP) (7)井戸の状況調査 使用目的、ポンプ種別、使用の実態、位置、水質及び揚水量 50 建 物 平 面 図 整理番号 建築年月日 物 件 所 在 地 居 住 者 区 町 氏名 丁目 番 号 電話 増築年月日 改築・改装年月日 構 造 S.○.○.○ S.○.○.○ 物 件 所 有 者 職 業 調査年月日 調 査 員 住所 電話 事前 S.○.○.○ ○○○㈱ ○ ○ ○ ○ 氏名 事後 S.○.○.○ ○○○㈱ ○ ○ ○ ○ ○階建 屋 根 外 壁 基 礎 木造、RC造、S造 SRC造、ブロック造 プレハブ造、軽量鉄骨造 その他 日本瓦、洋瓦、瓦体 鉄板、コロニアル セメント瓦、スレート その他 モルタル、板貼 布基礎、独立基礎 1F ○○.○㎡ タイル、角波鋼板 ベタ基礎、その他 2F ○○.○㎡ 波板鉄板、スレート ○○○杭 延 ○○.○㎡ サイデイング、その他 l:○○M 当地工事概要 工法:開削 山囲:シートパイル圧入 m/m 管径:1,200 掘削深:6.03M は建具建付隙間を示す。 は床傾斜を示す。 は亀裂の位置を示す。 は基礎亀裂の位置を示す。 水盛管測定箇所凡例 シ: 敷 居 タ: 畳 寄 ハ: 幅 木 ユ: 床 ア: 上り框 符号の無い箇所は写真撮影 水盛管測定表(単位 m/m) 測定 事 前 事 後 差 箇所 測定値 相対値 測定値 相対値 A 602 ±0 B 622 -20 614 -12 C 630 -28 D 635 -33 E 634 -32 F 635 -33 G 621 -19 H 633 -31 I (注意) 調査会社名 ○ ○ ○ ○ 株式会社 1.この図面は補償の内容に関する重要な資料であるので取扱いについては注意すること。 2.事後調査は朱書のこと。 51 別 記 2 平成 年 月 日 長岡市長 森 民夫 様 請負者 住 所 代表者 損 害 発 生 報 告 書 下記の工事において、損害が発生したので報告致します。 工 事 名 工 期 発 生 日 平成 年 月 日から 年 月 日 年 月 発生場所 連絡先氏名 添付図面 Tel( ) 案内図、見取図 損 害 状 況 原因等 所見 応 急 措 置 備 考 52 日まで ㊞ 5.書式関係綴り 53 〔 書 式 関 係 綴 り 〕 目 次 1.緊急時連絡先届出書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 55 2.緊急連絡先(関係官庁etc) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56 3.休工時緊急連絡先届出書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57 4.推進工事経歴書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58 5.下水道工事のお知らせ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 59 6.排水設備の接続について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60 54 平成 年 月 日 緊 急 時 連 絡 先 届 出 書 監 督 員 様 請 負 者 名 ㊞ 記 1.工 事 番 号 2.工 事 第 号 名 工 事 3.工 事 場 所 地 内 4.工 期 平成 年 月 日から 平成 年 月 日まで 連 絡 先 職 名 氏 名 会 社 現場事務所 住 所 電話( ) 電話( ) 55 電 話 番 号 携 帯 番 号 緊 急 連 絡 先 ( 関 係 官 庁 e t c ) 連 絡 先 名 称 電 話 番 号 長岡市 下水道建設課 39-2234 長岡市 下水道管理課 39-2235 中之島支所 建設課 61-2012 越路支所 建設課 92-5904 三島支所 建設課 42-2221 山古志支所 建設課 59-2344 小国支所 建設課 95-5909 和島支所 建設課 74-3111 寺泊支所 建設課 75-3116 栃尾支所 下水道課 52-5848 与板支所 建設課 72-3100 長岡市 水道局工務課 32-6077 見附市 ガス上下水道局 62-1700 越路水道ガス営業所 92-2246 三島ガス営業所 42-2671 小国水道営業所 95-2440 寺泊水道営業所 0256-98-2485 備 考 栃尾水道ガス営業所 52-5826 与板水道営業所 72-2259 長岡地域振興局地域整備部 庶務課行政係 38-2619 長岡地域振興局地域整備部 維持管理課 38-2621 長岡警察署 38-0110 (110) 長岡市消防本部 36-0119 (119) 長岡労働基準監督署 33-8711 北陸ガス㈱長岡支店 33-3200 東北電力㈱長岡営業所 35-1860 (配電) 東北電力㈱長岡技術センター 32-4413 (送電) NTT-ME長岡支店 27-4337 石油資源開発㈱長岡鉱業所 保安課 31-1408 長岡赤十字病院 28-3600 長岡中央総合病院 35-3700 立川総合病院 33-3111 越後交通本社 29-1111 56 平成 年 月 日 休 工 時 緊 急 連 絡 先 届 出 書 監 督 員 様 請 負 者 名 ゴールデンウィーク休工 お 盆 休 工 年 末 年 始 休 工 ㊞ の休工届を下記のとおりお届けいたします。 記 1.工 事 番 号 2.工 事 第 号 名 工 事 3.工 事 場 所 地 内 4.工 5.連 期 絡 自 平成 年 月 日 至 平成 年 月 日 先 (最低2名を記載すること。) 氏 名 会 社 現場事務所 6.休 工 月 日 携 帯 電 話 番 号 電 話 番 号 備 考 電話( ) 電話( ) 日 日( ) 日( ) 日( ) 日( ) 巡回員 【工事現場状況】 工事現場の状況を簡潔に記載する。 (例)開口部はなく、埋戻しをして、仮復旧の状態です。 57 日( ) 日( ) 推 進 工 事 経 歴 書 本籍地 新潟県長岡市柳原町2番1号 現住所 新潟県長岡市幸町2丁目1番1号 資 格 1.平成#年#月 1級土木施工管理技士(第9305140号)取得 職 歴 1.平成#年#月 株式会社 ##組 入社 2.平成#年#月 株式会社 ##組 退社 3.平成#年#月 株式会社 ##組 入社 現在に至る 工 事 経 歴 1.平成#年#月~平成#年#月 東京都下水道局発注 東京都足立区西新井1丁目枝線工事 普通推進工法 φ1000~1500mm 泥水加圧工法 φ1000~1500mm 2.平成#年#月~平成#年#月 長岡市土木部発注 公下補東第##号 公共下水道工事 鞘管方式推進工法 φ1000mm 上記のとおり相違ありません。 平成##年#月#日 長岡 太郎 ㊞ 58 平成 年 月 日 各 位 下 水 道 建 設 課 長 下 水 道 工 事 の お 知 ら せ 日ごろ、下水道事業に深い御理解と御協力をいただき厚くお礼申し上げます。 このたび、下記の箇所で、下水道工事を実施することになりましたので、お知 らせします。 なお、工事期間中は、何かと御迷惑をおかけすると思いますが、御協力をお願 致します 地 図 挿 入 (担当:下水道建設課工務第一係 ℡39-2234) 59 平成 年 月 日 各 位 下 水 道 建 設 課 長 排水設備(トイレの水洗化)の接続について(お願い) 日ごろ、下水道事業に深い御理解と御協力をいただき厚くお礼申し上げます。 皆様の地区の公共下水道につきましては、鋭意整備を進めてまいりましたが、 下記の箇所について、このほど工事が完了しトイレの水洗化(浄化槽使用の方も 含む)等排水設備工事が可能となりました。 (注1) 長岡市指定排水設備業者を 工事期間中の御協力に感謝するとともに、 通じ、排水設備の工事を進めていただきますようお願いいたします。 ※注1:年末に配布する際には、“降雪期では、ありますが”を挿入すること。 地 図 挿 入 (担当:下水道建設課工務第一係 ℡39-2234) 60