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取扱説明書(日本語版)
プ レ ー ト マ ス タ ー 手動で迅速なマイクロプレート処理を実現! 取扱説明書 目 次 第1章 はじめに 本取扱説明書について&「安全のために」4-5 開梱5 第2章 装置の説明6 装置のしくみ6 PLATEMASTER - 全体図7 第3章 設置方法8 第4章 操作方法9 ピペッティングヘッドのロックを解除する9 容量をセットする9 チップを装着する10 吸引・吐出操作する10-11 チップをイジェクトする12 操作の一般的手引き12 第5章 アクセサリー13 ハイト・アジャスター13 384ウェルを使用した分注操作13 第6章 最高性能を発揮するために14 GLP 対応14 クリーニングおよび除染14 潤滑剤ボックスの使用 仕様14-15 第7章 AppenDIX16 -2- テクニカルデータ16 製品保証18 第1章 はじめに Gilson社のPLATEMASTERは、マイクロプレートを用いる実験用アプリケーションのために設計された 手動の96チャンネル分注システムです。このシステムにより、高い処理能力と、繰り返し精度および 正確さを確保した液体移送を実現します。 PLATEMASTERはハイスループットのアプリケーションに最適です。96ウェルに同時に分注できるだ けでなく、標準のエアーディスプレイスメントピペットと同じ動作原理に基づいているので、その使 い易さが維持されています。 PLATEMASTERは、下記のとおり、広い用途に対応します: • • PCR/qPCR 用マスターミックスの分注、作製 ELISA などのアプリケーションにおいて、マイクロプレート内のほとんどすべての反応ステップ (固相化、反応開始、反応停止、洗浄、など)を同時処理 • 培養液の添加および除去、細胞培養におけるプレートレプリケーション • 結晶構造解析用溶液の滴下 • 発現試験におけるプレートレプリケーション • 現在の自動化を強化:アッセイの開発および、96 チャンネルシステムやメンテナンスのためのバッ クアップソリューションおよびダウンタイムへの適応 • ワークフローが 96 ウェルまたは 384 ウェルのスケールでの分注を含むすべての場合 Gilson PLATEMASTER P20 -3- 本取扱説明書について 装置をご使用になる前に、必ずPLATEMASTERのセットアップおよび操作の方法を理解してください。 そのために、次頁の「安全のために」を含めて、第1~3章は必ずお読みください。これらの章には、 正確で再現性のある結果を得るために必要ないくつかの方法論も述べられています。 「第1章 はじめに」 「安全のために」が含まれています。設置と操作を行う前に必ずお読 みください。そのほか、一般的な情報も掲載されています。 「第2章 装置の説明」 PLATEMASTERの詳細な説明です。 「第4章 操作方法」 PLATEMASTERの操作の方法を説明しています。 「第7章 Appendix」 アクセサリーおよびテクニカルデータの詳細(仕様) PLATEMASTERの設置および操作を行う前に、以下の囲み部分をお読みください。 本取扱説明書に記載されている装置は手動の分注システムです。実験室または同様の屋内環境で、 有資格者が操作してください。 クリーニング、設置、取り外し、メンテナンス、調整および修理は、正しく訓練を受け、伴う危険 を認識できる人が行ってください。 有効な接地接続は、使用者の身体を守るために必須です。 危険な液体が分析作業で使用される場合、たとえば換気など、十分な防護策を施さなければなりま せん。万一、偶発的にこぼれた場合は、こぼれた液体を注意して拭き取り、液体の性質を考え、そ れに応じて必要なすべての安全策を実行してください。 -4- 安全のために PLATEMASTERは研究専用です。本装置を、Gilson社が指定していない方法で使用すると、 装置の保護機能が損なわれるおそれがあります。この結果生じる損害には、Gilson 社は責任 を負いません。 輸送用の安全ロックの使用は、社内輸送の場合に限られます。その他いかなる輸送も、ベースユニッ トからピペッティングヘッドを取り外し、輸送用ボックスを使用して行うことを推奨しています。 使用温度:4~40 ℃ ― 推奨作業温度:20~25 ℃ 専用のアクセサリーのみ使用してください。 Gilson社は、お客様またはサードパーティーによって行われた点検修理には一切責任を負いません。 装置のいずれの部分もオートクレーブできません。 Gilson社は、PLATEMASTERを使用したことによるいかなる損害も保証いたしません。 お使いのPLATEMASTERの耐久性と最高性能を確保するために、本取扱説明書の説明にしたがってく ださい。本書はGLPを遵守しています。今後も参照できるように、手元においてください。 腐食性のある液体を吸引・吐出すると、PLATEMASTERの溶媒との接液部分が損傷するおそれがあ ります。万一、接触した場合、ただちに腐食性のある液体を除去してください。極度に粘性が高い あるいは非常に蒸発しやすい液体を分注することは危険です。浸蝕性および腐食性のある試薬につ いても同様です。 チップホルダーには一切液体が入らないようにしてください。 ピペッティングヘッドの下に手を入れないでください。 開梱 PLATEMASTER一式が1つの箱で出荷されます。 リファレンスF110761には下記が含まれます: • PLATEMASTER P20 • 取扱説明書 • ハイト・アジャスター(3) • 潤滑剤ボックス(1) • アレンボール六角レンチ3.0x100(1) (ピペットペッティングヘッドの取 付けおよび取外し用) • 輸送用ボックス(1)および梱包材 • Gilson社適合証明書 リファレンスF110762には下記が含まれます: • PLATEMASTER P220 • 取扱説明書 • ハイト・アジャスター(3) • 潤滑剤ボックス(1) • アレンボール六角レンチ3.0x100(1) (ピペットペッティングヘッドの取付 けおよび取外し用) • 輸送用ボックス(1)および梱包材 • Gilson社適合証明書 -5- PLATEMASTERが届いたら、すぐに使用をしない場合でも、ただちに開梱し、すべて中身がそろってい るかをチェックしてください。輸送用ボックスと梱包材は、保管しておくことを強く推奨しています。 装置を工場に返送しなければならない場合、保証の適用範囲で装置の返送を行うには、元の梱包材を必 ず使用してください。紛失や損傷がある場合は、ただちにご連絡ください。 第2章 装置の説明 装置のしくみ ピペッティングヘッドは、上下左右に移動し ます。上下の動きで、チップの装着と液体の 分注を行います。 左右の動きで液体の移動を行います。この動 作は、ピペッティングヘッドが完全に最上部 に位置する時のみ可能になります。 2枚のドゥロワーは、3種類のマイクロプ レートを装着することができ、同時使用も 可能です。 -6- PLATEMASTER - 全体図 下図は、PLATEMASTERの全体を示したものです。 1 2 ロック/ロック解除ボタン ピペッティングヘッド 容量調節つまみ 容量表示 チップ装着ハンドル ピペッティングハンドル:F1 グリップ部分(黒),F2 レバー部分(金属製) チップイジェクター 可動式ドゥロワー(マイクロプレートおよびチップラックのセット位置) ピペッティングヘッド・ハイトアジャスター -7- 第3章 設置方法 1 PLATEMASTERのピペッティングヘッドとベースユニットを、箱から取り出します。 2 ピペッティングヘッドを差し込んだら、同梱の六角レンチで、写真のようにヘッドの上からネ ジを締め付け固定します。 3 P9の「ピペッティングヘッドのロックを解除する」を参照し、ロックを解除して上の位置に戻 します。ヘッドの下から六角レンチを入れてピペッティングヘッドを固定します。 -8- 第4章 操作方法 ピペッティングヘッドのロックを解除する 実験室の作業台の上、ドラフトチャンバー内、低 温室に設置する場合、あるいは現場で使用する場 合も、PLATEMASTERは完全可搬式です。ピペッテ ィングヘッド には、ロック機能 があるため、 装置を移動する際には、ヘッドをロックします。 PLATEMASTERを毎使用後、移動に備えて、ピペッ ティングヘッドをロックしてください。 ピペッティングヘッドのロックを解除するに は、PLATEMASTERの右側面の黒いボタンを引き出 して、手前に回転させます。ピペッティングヘッド のロックが解除されたら、装置が正しく動作するか をチェックしてください。 ピペッティングヘッドをロックするには、黒いボ タンを引き出して、向こう側に回転させます。ピ ペッティングヘッドがそれ以上動かないことを確 認してください。 これで、PLATEMASTERがしっかりと固定されました。装置を移動する際には、必ずピペッティング ヘッドをロックしてください。装置にロックを掛けずに移動させたことによる損傷は、保証の対象に はなりません。 容量をセットする 容量を調節する際には、必ずピペッティングハン ドル の両部分(グリップとレバー)を固く締め てください。 容量調節つまみで、液体吸引容量をセットしま す。 ピペッティングハンドルを固く締めた状態で、必要 な設定値になるまでゆっくりと容量調節つまみを回 して、容量をセットします。 装置の許容範囲を超えた容量をセットしようとしな いでください。 -9- チップを装着する 最高の性能を発揮させるために、PLATEMASTERに は、PIPETMANダイアモンドチップの使用を強く推 奨しています。ダイアモンドチップには、その縁に Gilsonのロゴが刻まれており、Gilsonの純正品である ことが確認されています。チップはプラスチック製 で、1回の使用に限られます。再使用のためのクリー ニングはできません。 下記の手順で、PLATEMASTERにPIPETMANダイアモン ドチップを装着します: E C A D • ピペッティングヘッド のロックを解除し、上に 上げます。ピペッティングヘッドは左側にあるよ うにしてください。 • 右のドゥロワー B を引出して、上の装着位置に新 しいチップのラックをセットします。PIPETMAN ダイアモンドチップ TIPACK 用に特別に設計され た装着位置が4箇所あります。ラックを完全にはめ込んでスロットにより固定されます。 • ピペッティングハンドル C の黒いグリップ部分を握り、ピペッティングヘッド を右に移動させ、 ラックのチップに接する所まで下に降ろします。 • チップ装着ハンドル D を、適度に力を入れて押し下げます。チップイジェクター E が全開になる ということは、チップが正確につかまれたということを示しています。 • ピペッティングヘッド を上に上げ、右のドゥロワー B を元に戻します。 B チップを装着する際、チップイジェクターをチェックしてください。 チップを交換すると、正しく装着されていないことがあるためです。 吸引・吐出操作する • この時点で、装置は液体を吸引・吐出できる状態になっています。 • 操作される液体を入れた容器を、右のドゥロワーの手前の位置にセットします。液体は、ピペッティ ングヘッドの真下にあるはずです。 • 液体(たんぱく質含有溶液および有機溶媒など)は、チップ内壁に薄い膜状となって残留するこ とがあります。この現象に関連したエラーを可能な限り生じないようにするため、チップをプレ リンスしてください。 • プレリンスでは、液体を最初に吸引した量を同じ容器に吐出させます(または廃棄します)。次に 吸引する量は、正確さと繰り返し精度が仕様の範囲内のレベルになります。ISO8655 規格で推奨 されるとおり、ピペッティングヘッド内でデッドボリュームを安定化するためにはプレリンスし てください。 - 10 - 吸引する • ピペッティングハンドル A を第1ストップまでゆっ くりと締めます(これは設定容量に対応します)。 • ピペッティングハンドルを締めた状態で、ピペッ ティングヘッド B を下ろし、液体にチップを浸し ます(浸漬の深さは下表を参照)。このとき、チッ プが底面に触れないようにすることが重要です。 • ピペッティングハンドルをゆっくりと開き、液体 をチップに吸引させます。 • ピペッティングヘッドをいっぱいまで上げます。 • 上記の操作を簡単にするため、ハイト・アジャス ター C を用いて、ピペッティングヘッドが容器の 底からわずかに上の位置にセットされるよう設定 することができます。 表 - 浸漬の深さと時間 モデル 浸漬深さ (mm) P20 2-3 P220 2-4 浸漬時間 (秒) 1 1 チップの最高浸漬深さは、ハイト・アジャスターで調節 することができます。 吐出する • 左のドゥロワー A の前の位置に 96 ウェルのマイクロプレートをセットして、後ろの位置まで完 全に押し入れます。 • ピペッティングヘッド B を左側において、マイク ロプレートにチップの位置を合わせます。 • ピペッティングヘッドをゆっくりと下ろしてウェ ルに近づけます。このときウェルの底に触れない ようにしてください。 • ピペッティングハンドル C を第1ストップまで ゆっくりと締めて、液体を吐出します。 • 1秒以上待ってから、ピペッティングハンドルを 第2ストップまで締めてください。チップに残留 液体があれば、排出されます。 • ピペッティングハンドルは締めた状態で、ピペッ ティングヘッドをゆっくりと引き上げます。 • ピペッティングハンドルをゆっくりと離します。 • 上記の操作を簡単にするため、ハイト・アジャス ター D を使用して、ピペッティングヘッドが底か らわずかに上の位置にセットされるよう設定する ことができます。 - 11 - C B D A チップをイジェクトする • 右のドゥロワーに載せた空のラッ ク上にピペッティングヘッドを移 動します。 • そのラック内に使用済みのチップ が収まるように、ピペッティング ヘッドを引き下ろします。 • ピペッティングヘッドの最上部に あるチップイジェクター A を強く つまんで、チップをラック内にイ ジェクトします。 操作の一般的手引き PLATEMASTERは、20~25 ℃の推奨周囲温度で、湿気や汚れのない環境に設置します。温度や湿度の 著しい変動が正確さに影響を与えるおそれがあるので、このような環境条件は一定に保つ必要があり ます。 PLATEMATERは、完全可搬式で電気を必要としないので、実験室のいずれの場所でも操作が可能です。 装置の移動後は、計器が新しい周囲条件に合うように調整されるため平衡化の時間をおいてください。 必ず、ピペッティングハンドルはゆっくり滑らかに操作してください。吸引が急速すぎると、水滴が チップ内に飛び散る原因になります。また、吐出が急速すぎると、キャリーオーバーが生じる可能性 があります。吸引吐出の速度は、使用される液体のタイプに依存します。 液体がチップホルダー内へ入り込むことがないようにしてください。この現象は、ピペッティングハン ドルをゆっくりと滑らかに締めたり離したりすることで、発生を防止することができます。 異なる液体、サンプル、試薬を吸引する前に、チップを交換してください。 新しいチップはすべて、使用する液体でプレリンスしてください。 温度が70℃を超えるまたは4 ℃未満の液体を操作しないでください。PLATEMASTERは、4 ℃~40 ℃で使 用することができますが、仕様が温度によって変わる場合があります(使用条件についてはISO8655-6 規格を参照してください)。 - 12 - 第5章 アクセサリー ハイト・アジャスター ピペッティングヘッドの降下とチップの位置決めを、3 つのハイト・アジャスターAを使って調節することがで きます。これにより、マイクロプレートの底面にチップ が接触することを回避することができます。マイクロプ レートのウェルの高さに合わせて、ピペッティングヘッ ドの降下の距離を調節することができます。 384ウェルを使用した分注操作 PLATEMASTERは、4つの動きによって、384ウェルのプ レートアダプターを使って、下記のように操作します。 1 •384 ウェルのマイクロプレートをプレートアダプ ターにセットし、1 番目の位置にあることを確認 してください。 •液体を吸引します。 •ピペッティングヘッドをマイクロプレート上まで移動させ、最初の 96 個のウェルに吐出します。 2 •384 ウェルのプレートアダプターの 2 番目の位置にマイクロプレートを移動します。 •液体を吸引します。ピペッティングヘッドをマイクロプレート上に移動させ、次の 96 個のウェ ルに吐出します。 3 •384 ウェルのプレートアダプターの 3 番目の位置にマイクロプレートを移動します。 4 •384 ウェルのプレートアダプターの 4 番目の位置にマイクロプレートを移動します。 •液体を吸引します。ピペッティングヘッドをマイクロプレート上に移動させ、その次の 96 個の ウェルに吐出します。 •液体を吸引します。ピペッティングヘッドをマイクロプレート上に移動させ、最後の 96 個のウェ ルに吐出します。 384ウェルのマイクロプレートは、1分未満で充填されます。必要なステップは、4回の吸引のみです (下図参照)。 1 2 3 - 13 - 4 第6章 最高性能を発揮するために GLP対応 シリアルナンバーは、ピペッティングヘッドの背面に刻まれています。お使いのPLATEMASTERの固有 の識別情報であり、製造日も確認できます。 適合証明書では、お使いのPLATEMASTERのトレーサビリティを確認できます。 クリーニングおよび除染 本装置のクリーニングと除染を行う際、腐食性のある酸性試薬を使用しないでください。 本装置は、除染の前に、クリーニングを行ってください。装置表面を、アルコールまたは実験室用殺 菌剤で拭いてください。 本装置の表面は、水または実験室用殺菌剤で湿らせた柔らかいティッシュで拭くことができます。 本装置を、過度に紫外線に晒さないでください。一晩中の使用は避けてください。 本装置はいずれのパーツもオートクレーブしないでください。 潤滑剤ボックスの使用 メンテナンスから次のメンテナンスまでの期間に集中的に使用する際、チップの装着状態を良好に保つ ために、O‐リング用潤滑剤ボックス(パーツNo.F1077606)を使って、外部からO‐リングに潤滑剤 を薄く塗布することを推奨しています。 潤滑剤塗布の手順は下記のとおりです: • 潤滑剤ボックスのふたを開けます。 • 10 ページの「チップを装着する」に従ってください。 • チップが正しくつかまれるまで、チップ装着ハンド ルを押します。 • チップをイジェクトします。 ピンプレート O‐リングに潤滑剤が塗布されました。 繊維の出ない布で、ピンプレート(上図)に残った余分な潤滑剤を拭き取ってください。 - 14 - 仕様 96チャンネル手動式の高品質分注システムPLATEMASTERは、優れた正確さと繰り返し精度を提供し ます。“Gilson社の精度規格表”のデータは、PIPETMANダイアモンドチップを使用して得られたもの です。これらの値は、Gilson純正のPIPETMANダイアモンドチップを使用した場合のみ保証されます。 なお、P20はD200を、P220はD300を使用しています。 PLATEMASTERは、Gilsonの品質管理システムにしたがって、有資格技術者が一台一台点検をし、確認 を行っています。 Gilson社精度規格表 PLATEMASTER P20 容量範囲 0.5~ 20 µL 容量 µL 最大許容誤差 Gilson ISO 8655 Systematic (µL) Random (µL) Systematic (µL) Random (µL) 1 ± 0.12 ≤ 0.1 ± 0.4 ≤ 0.20 10 ± 0.12 ≤ 0.1 ± 0.4 ≤ 0.20 20 ± 0.2 ≤ 0.18 ± 0.4 ≤ 0.20 PLATEMASTER P220 容量範囲 2 ~220 µL 容量 µL 最大許容誤差 Gilson ISO 8655 Systematic (µL) Random (µL) Systematic (µL) Random (µL) 2 ± 0.12 ≤ 0.15 ± 8.0 ≤ 3.0 5 ± 0.25 ≤ 0.175 ± 8.0 ≤ 3.0 20 ± 0.4 ≤ 0.3 ± 8.0 ≤ 3.0 100 ±1 ≤ 0.6 ± 8.0 ≤ 3.0 200 ± 1.6 ≤ 0.8 ± 8.0 ≤ 3.0 220 ± 1.8 ≤ 0.8 ± 8.0 ≤ 3.0 - 15 - 第7章 APPENDIX テクニカルデータ モデル名 リファレンスNo. 容量範囲 PLATEMASTER P20 PLATEMASTER P220 F110761 F110762 0.5 µL ~20 µL 2 µL ~220 µL 容量は0.1 µL刻みで 設定可能 温度範囲 外寸法 容量は1 µL刻みで 設定可能 推奨作業温度 : 20 ~ 25 ° C 300 x 450 x 400 mm (W x L x H) 装置質量 約 16 kg アクセサリー パーツNo. 384ウェル用アダプター、ホイールで位置決めする。 F1077602 384ウェル用アダプター、手で位置決めする。 F1077603 PLATEMASTER用アルミニウム製ヒーターブロック, 96 x 0.2 mL, PCR チューブ,ストリップ & PCR プレート直径 7.8 mm F1077604 ピペッティングヘッド・ハイトアジャスター F1077605 PLATEMASTER O-リング潤滑剤ボックス F1077606 F1077602 F1077604 - 16 - チップの モデル 標準タイプ 滅菌済み 384ウェルプレート での使用が可能 フィルター チップ PLATEMASTER P20 D200 D200ST DS200 DS200ST DSF200 DF200 PLATEMASTER P220 D200 D200ST DF200 DS200 DS200ST DSF200 D300 D300ST DF300 使用される消耗品はすべてPLATEMASTER.の指定容量範囲で検査されています。 - 17 - 製品保証 この度は、PLATEMASTERをお買い上げ頂きありがとうございました。ご使用中に万一故障した場合は、 以下に記載された保証規定に基づき修理させて頂きますので、お求めいただきました販売店または直接 弊社へお申し出下さい。 保証規定 1. 納入後1年以内に限り、正常な使用状態において発生した故障については、無償にて修理致します。 2.なお、保証期間内であっても、以下の原因による故障については、有償となりますのでご了承くだ さい。 1)使用上の誤り、及び不当な修理や改造による故障及び損傷を受けた場合 2)取付後の移動や輸送、あるいは落下等による損傷の場合 3)地震・浸水・落雷などの天災、騒乱などの人災、火災による場合 4)部品の消耗の場合(ガラス、プラスチック、ゴム等) 5)故障の原因が本装置以外の機器(設備環境や外的要因を含む)による場合 3.本保証規定における弊社の責任範囲は、本装置の修理または故障した部品の交換に限定されるもの であり、本装置の故障により発生した二次的損害及び逸失利益についての責任を含め、それ以外の いかなる責任も負いません。 4.本保証規定は日本国内においてのみ有効です。 - 18 - - 19 - GILSON PLATEMASTER 取扱説明書(No.1GIL0081/0) 2015年 4月 第1版 発行 (LT801549/B 2015.Feb) 発行 http://www.technosaurus.co.jp 東京 〒162-0805 東京都新宿区矢来町113番地 大阪 〒532-0005 大阪市淀川区三国本町2丁目12番4号 福岡 〒812-0054 福岡市東区馬出1丁目2番23号 TEL:03-3235-0661(代) TEL:06-6396-0501(代) TEL:092-631-1012 (代) ※この取扱説明書の記載の仕様及び付属品の種類、内容を予告なく変更させて頂くことがあります。 ※この取扱説明書の一部または全部を無断で複写、複製、転載することは禁じられています。