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RNA52A10MM データシート
データシート RNA52A10MM Dual CMOS system–RESET IC R03DS0091JJ0600 (Previous code: RJJ03D0784-0500) Rev.6.00 2014.12.19 概要 RNA52A10MM は遅延機能を持たないリセット回路と遅延機能を持つリセット回路を内蔵しており,マイ クロプロセッサやシステム回路のリセット信号を生成します。各リセット回路の検出電圧はそれぞれ外付け 抵抗で設定することができ,内蔵基準電圧は 1.0 V です。CMOS プロセスを採用し,低消費電流 1.1 μA (typ) を実現しています。CD 端子に容量と抵抗を接続することにより,リセット解除遅延時間を高精度に設定す ることができます。遅延機能を持つリセット回路はマニュアルリセット MR 入力端子を備えており,“H”入 力でリセット信号を出力します。また MR 端子は内部抵抗 2 MΩでプルダウンされています。Vo1,Vo2 出力 端子はオープンドレインタイプです。 特長 • • • • • • • • • • • CMOS リセット 2 回路内蔵 基準電圧 1.0 V 基準電圧精度 ± 50 mV ヒステリシス幅 6 % typ. 低消費電流 1.1 μA typ. 外付け CR による遅延時間設定機能 マニュアルリセット入力 オープンドレイン出力 8 ピン MMPAK-8 パッケージ 動作温度範囲 – 40 ∼ 85°C 発注型名 発注型名 RNA52A10MMEL パッケージ名称 パッケージコード パッケージ略称 テーピング略称(数量) MMPAK-8 ピン PLSP0008JC-A MM EL (3,000 個/リール) アプリケーション • • • • • • • マイクロプロセッサの電源監視およびリセット マイクロプロセッサの電源シーケンス制御 PC およびノート PC プリンタ等,PC 周辺機器 デジタルカメラ,デジタルビデオカメラ,PDA バッテリ駆動製品 無線通信システム R03DS0091JJ0600 Rev.6.00 2014.12.19 Page 1 of 11 RNA52A10MM ピン配置 MR 1 8 VDD Vo1 2 7 Vi1 Vo2 3 6 Vi2 GND 4 5 CD 現品表示 • RNA52A10MM インデックスバンド 型名 R 0 1 YMW Y : 年コード (西暦年号末尾) M : 月コード W : 週コード MMPAK–8 ロットナンバー R03DS0091JJ0600 Rev.6.00 2014.12.19 Page 2 of 11 RNA52A10MM ブロック図および周辺回路接続例 VDD3 RL1 VDD1 RS1 Vo1 リセット回路1 Vi1 2 7 VDD4 RS2 RL2 VDD2 Vo2 リセット回路2 RS3 3 Vi2 RESET マイコン 6 RS4 VREF 1.0V 2M 8 VDD 1 MR 5 CD GND 4 CD RD VDD0 C1 【注】 1. VDD1 および VDD2 電源のリセット検出電圧と外付け分割抵抗 RS1, RS2, RS3, RS4 については以下の関係式を参考 に設定してください。 (1) VDD1 電源リセット検出電圧 = VREF×( RS1+RS2 ) / RS2 (2) VDD2 電源リセット検出電圧 = VREF×( RS3+RS4 ) / RS4 ただし,RS1, RS2, RS3, RS4 ≤ 50 kΩ の範囲で設定してください。 リセット検出電圧変動率と RS1, RS2, RS3, RS4 設定値の関係については下のグラフを参照してください。 2. 安定した動作をさせるため,周波数特性の優れたコンデンサ C1 を VDD 端子と GND 端子間にできるだけ近づ けて接続してください。 3. 上記コンデンサ C1 は電源品質等のシステム環境に合わせて最適な値に設定してください。 リセット検出電圧変動率 [%] リセット検出電圧変動率の分割抵抗 (RS1, RS2, RS3, RS4) 依存性 5 4 3 2 1 0 -1 0.1 1 10 100 1000 並列合成抵抗値(RS1//RS2, RS3//RS4) [KΩ] R03DS0091JJ0600 Rev.6.00 2014.12.19 Page 3 of 11 RNA52A10MM 動作説明図 (1)入出力対応表 MR L H Vo1 Vo2 VREF L (VREF+VHYS) H L H(TDLY0後) Vi1, Vi2 VREF L (VREF+VHYS) H L (2)タイミングチャート (VREF+VHYS) (VREF+VHYS) VREF Vi1, Vi2 VDD0 MR VDD3 Vo1 TDLY0 TDLY0 TDLY0 VDD4 Vo2 絶対最大定格 項目 電源電圧 (VDD) 入力電圧 (Vi1, Vi2, MR, CD) 記号 定格値 単位 VDD VIN 6.0 –0.3 ∼ VDD –0.3 ∼ 6.0 V V V 30 mA 145 –40 ∼ 85 –55 ∼ 125 mW °C °C 出力電圧 (Vo1, Vo2) VOUT 出力電流 (Vo1, Vo2) IOUT 許容損失 Ta = 25°C(無風) PD 動作温度 TOPR 保存温度 TSTG 【注】 許容損失については P.6 の特性曲線を参照してください。 推奨動作条件 項目 電源電圧 (VDD) 入力電圧 (Vi1, Vi2, MR, CD) 記号 Min Max 単位 VDD VIN 出力電圧 (Vo1, Vo2) VOUT 1.4 0 0 5.5 VDD 5.5 V V V 出力電流 (Vo1, Vo2) 動作温度 IOUT 0 15 mA TOPR –40 85 °C R03DS0091JJ0600 Rev.6.00 2014.12.19 Page 4 of 11 RNA52A10MM 電気的特性 (特記なき場合: Ta = 25°C) 項目 記号 Min Typ Max 単位 動作電圧 VDD 1.4 ⎯ 5.5 V 消費電流 IDD ⎯ 1.1 19 μA VREF 0.95 1.00 1.05 V ΔVREF VREF ⋅ΔTa ⎯ ±100 ⎯ VHYS 28.5 (VREF×3%) 60 (VREF×6%) 94.5 (VREF×9%) mV Vi1, Vi2 入力電流 IIN ⎯ 0.6 2.2 μA CD 入力閾値電圧 VDLY VDD×0.43 VDD×0.63 VDD×0.83 V ⎯ 0.05 0.15 V 基準電圧 基準電圧温度係数 (設計参考値) Vi1, Vi2 入力 ヒステリシス電圧 ppm °C 測定 測定条件 回路 ⎯ VDD = 5.5 V 1 Vi1 = V i2 = 5.5 V VDD = 3.3 V 2 Ta = –40 ∼ 85°C 2 VDD = 3.3 V 2 VDD = 5.5 V 3 Vi1 = V i2 = 5.5 V VDD = 3.3 V 4 Vi1 = V i2 = 1.2 V VDD = 1.4V, Vo1, Vo2 IOL = 0.5 mA VOL 出力 ”L” 電圧 5 Vi1 = V i2 = 0 V VDD = 3.3V, ⎯ 0.15 0.35 V 6 Vi1 = V i2 = 0 V IOL = 5 mA Vo1, Vo2 ILK ⎯ ⎯ 100 nA 容量 CD 不完全放電時 TDLY 1.1 11 17 ms 容量 CD 完全放電時 TDLY0 7 11 17 ms TPLH ⎯ 30 300 μs TPHL ⎯ 30 800 μs 出力リーク電流 Vo2 1 遅延時間注 Vo1 立ち上がり応答時間 Vi1 = V i2 = 1.2 V VDD = 3.3 V 7 8 Vi2 = 0 V⇒1.2 V CD = 0.3 μF, RD = 39 kΩ VDD = 3.3 V 8 9 Vi1 = 0 V⇒1.2 V VDD = 3.3 V Vo1, Vo2 立ち下がり応答時間 MR 入力 ”L” 電圧 VIL ⎯ ⎯ VDD×0.2 V VDD×0.75 ⎯ ⎯ V VDD×0.5 ⎯ ⎯ V 0.5 2 ⎯ MΩ VIH ”H” 電圧 VDD≧4.5V MR 入力 プルダウン抵抗 Vi1 = Vi2 = 1.2 V⇒0 V 10 CD = 0.3 μF, RD = 39 kΩ VDD<4.5V MR 入力 【注】 VDD = VO1 = VO2 = 5.5 V RMR VDD = 3.3 V 11 Vi1 = V i2 = 1.2 V VDD = 3.3 V 11 Vi1 = V i2 = 1.2 V VDD = 5.0 V 12 Vi1 = V i2 = 1.2 V VDD = 5.5 V 13 VMR = 5.5 V 1. 容量 CD が完全に放電されて CD 端子電圧が 0[V]の状態から充電が開始された場合の遅延時間 TDLY0 の最小値は 7 ms ですが放電時間が短く 0[V]まで下がりきらない状態で充電が開始された場合の遅延時間 TDLY の最小値は 1.1 ms となります。このとき Vo2 の Low 時間 (リセット時間) の最小値も TDLY と同じく 1.1 ms となります。 詳細は P.10 の容量 CD の放電状態と遅延時間の規定を参照してください。 2. 主な特性の温度依存性については P.6 の特性曲線を参照してください。 3. 測定回路については P.8∼9 の測定回路を参照してください。 R03DS0091JJ0600 Rev.6.00 2014.12.19 Page 5 of 11 RNA52A10MM 特性曲線 熱低減曲線 消費電流 IDD 20 消費電流 IDD [μA] 消費電力 PD [mW] 200 150 100 50 0 0 25 50 75 100 周囲温度 Ta [℃] 125 15 10 VDD = 5.5 V, Vi1 = Vi2 = 5.5 V 5 0 -50 150 -25 基準電圧 VREF 入力電流 IIN [μA] 基準電圧 VREF [V] 100 Vi1, Vi2入力電流 IIN 1.02 VDD = 3.3 V 1.00 0.98 0.96 1.5 1.0 VDD = 5.5 V, Vi1 = Vi2 = 5.5 V 0.5 0.0 -50 -25 0 25 50 周囲温度 Ta [℃] 75 100 -50 -25 0.1 VDD = 1.4 V, IOL = 0.5 mA -25 0 25 50 周囲温度 Ta [℃] 75 遅延時間 TDLY0 [ms] VDD = 3.3 V, IOL = 5 mA 0.2 100 VDD = 3.3 V, Vi2 = 0 ⇒ 1.2 V ! CD = 0.3 μF, RD = 39 kΩ 15 10 5 0 -50 100 -25 立上り応答時間 TPLH 0 25 50 周囲温度 Ta [℃] 75 100 立下り応答時間 TPHL 1000 立下り応答時間 TPHL [μs] 1000 100 VDD = 3.3 V, Vi1 = 0 ⇒ 1.2 V 10 1 -50 75 20 0.3 0 -50 0 25 50 周囲温度 Ta [℃] 遅延時間 TDLY0 Vo1, Vo2出力電圧 VOL 0.4 出力"L"電圧 VOL [V] 75 2.0 1.04 立上り応答時間 TPLH [μs] 0 25 50 周囲温度 Ta [℃] -25 0 25 50 周囲温度 Ta [℃] R03DS0091JJ0600 Rev.6.00 2014.12.19 75 100 VDD = 3.3 V, Vi1 = Vi2 = 1.2 ⇒ 0 V CD = 0.3 μF, RD = 39 KΩ 100 Vi2 10 Vi1 1 -50 -25 0 25 50 周囲温度 Ta [℃] 75 100 Page 6 of 11 RNA52A10MM 端子説明 端子 1 端子名 機能 MR 遅延機能有りリセット回路 2 のマニュアルリセット入力です。 アクティブ"H"入力で,MR 端子が"H"のとき Vo2 端子は"L"になります。 Vi2 ≥ VREF の場合,MR 端子が"H"→"L"になると設定された遅延時間 TDLY0 後に Vo2 端子は "L"→"H"になります。MR 端子は内部抵抗 2 MΩで GND 端子にプルダウンされていますが,未使 用の場合は GND に接続することを推奨いたします。 2 Vo1 3 Vo2 4 GND 5 6 7 8 遅延機能無しリセット回路 1 のリセット信号出力端子で,オープンドレイン出力です。 プルアップ抵抗 RL1 の推奨値は 3 k ∼ 100 kΩです。Vi1 端子入力電圧が VREF より下がると"H"→ "L"になります。ヒステリシスがあるため Vi1 端子入力電圧が(VREF+VHYS)より上がると,Vo1 端子 は"L"→"H"になります。詳細は P.4 の動作説明図を参照してください。 遅延機能有りリセット回路 2 のリセット信号出力端子で,オープンドレイン出力です。 プルアップ抵抗 RL2 の推奨値は 3 k ∼ 100 kΩです。Vi2 端子入力電圧が VREF より下がると"H"→ "L"になります。ヒステリシスがあるため Vi2 端子入力電圧が(VREF+VHYS)より上がると,設定され た遅延時間 TDLY0 後に Vo2 端子は"L"→"H"になります。詳細は P.4 の動作説明図および P.10 の容 量 CD の放電状態と遅延時間の規定を参照してください。 グラウンド (接地) 端子 CD 遅延時間 TDLY0 を設定するための抵抗 RD と容量 CD を接続します。接続例は P.2 のブロック図お よび周辺回路接続例を参照してください。抵抗,容量と遅延時間の関係は TDLY0 = 0.94 × CD × RD で表されます。この関係式を参考にして抵抗と容量の値を決めてください。抵抗 RD は 1 k∼1 MΩ の範囲内のものを使用してください。また容量 CD は 1.3 μF 以下のものを使用してください。P.10 に遅延時間 TDLY0 と外付容量 CD および外付抵抗 RD の関係を示します。CD 端子から入力されるノ イズによる誤動作を抑えるため,シュミット・トリガー・インバータを使用しています。 Vi2 遅延機能有りリセット回路 2 の電圧入力端子で,入力電圧が VREF より下がると Vo2 出力は”L”に なります。ヒステリシス入力となっているため入力電圧が(VREF+VHYS)より上がると遅延時間 TDLY0 後に Vo2 出力は”H”になります。P.2 のブロック図および周辺回路接続例において RS3 と RS4 の抵 抗分割比により VDD2 電源のリセット検出電圧を設定します。Vi2 端子の入力電流によりリセット 検出電圧がシフトすることを抑えるため,RS3 および RS4 はその並列合成抵抗値が 25 KΩ以下と なるように設定してください。詳細は P.3 のグラフを参照してください。また Vi2 端子と GND 端 子間に周波数特性の優れたノイズ除去用コンデンサを接続することにより,VDD2 電源ノイズによ る誤動作を抑制することができます。 Vi1 遅延機能無しリセット回路 1 の電圧入力端子で,入力電圧が VREF より下がると Vo1 出力は”L”に なります。ヒステリシス入力となっているため入力電圧が(VREF+VHYS)より上がると Vo1 出力は”H” になります。P.2 のブロック図および周辺回路接続例において RS1 と RS2 の抵抗分割比により VDD1 電源のリセット検出電圧を設定します。Vi1 端子の入力電流によりリセット検出電圧がシフトする ことを抑えるため,RS1 および RS2 はその並列合成抵抗値が 25 kΩ以下となるように設定してくだ さい。詳細は P.3 のグラフを参照してください。また Vi1 端子と GND 端子間に周波数特性の優れ たノイズ除去用コンデンサを接続することにより,VDD1 電源ノイズによる誤動作を抑制すること ができます。 VDD 電源供給端子です。安定した動作をさせるため周波数特性の優れたコンデンサを VDD 端子と GND 端子間にできるだけ近づけて接続してください。またコンデンサの値は電源品質等のシステム環 境に合わせて設定してください。詳細は P.3 のブロック図および周辺回路接続例を参照してくだ さい。 R03DS0091JJ0600 Rev.6.00 2014.12.19 Page 7 of 11 RNA52A10MM 測定回路 3 Vo2 Vi2 6 4 GND CD 5 100 k 100 k 2 Vo1 Vi1 7 3 Vo2 Vi2 6 4 GND CD 5 V Vi1 7 A 3 Vo2 Vi2 6 A 4 GND CD 5 1 MR VDD 8 2 Vo1 Vi1 7 3 Vo2 Vi2 6 4 GND CD 5 1.2 V 100 k 100 k 2 Vo1 5.5 V VDD 8 3.3 V 39 k 1 MR 0.3 μ 5.5 V 100 k 4 100 k 3 VDD 8 39 k Vi1 7 1 MR 0.3 μ 2 Vo1 3.3 V VDD 8 5.5 V 1 MR 39 k A 0.3 μ 5.5 V 100 k 2 100 k 1 V CD 5 5 mA V Vi1 7 3 Vo2 Vi2 6 4 GND CD 5 39 k 2 Vo1 3.3 V 4 GND V VDD 8 0V Vi2 6 V 1 MR 0.3 μ 3 Vo2 5 mA Vi1 7 1.4 V 2 Vo1 0V VDD 8 0.3 μ 0.5 mA V 1 MR 39k 6 0.5 mA 5 7 VDD 8 2 Vo1 Vi1 7 3 Vo2 Vi2 6 4 GND CD 5 1.2 V 1 MR 39 k A 0.3 μ 5.5 V A (次頁に続く) R03DS0091JJ0600 Rev.6.00 2014.12.19 Page 8 of 11 RNA52A10MM 2 Vo1 Vi1 7 3 Vo2 Vi2 6 4 GND CD 5 0V CD 5 VDD 8 39 k 4 GND 1 MR 0.3 μ Vi2 6 100 k 3 Vo2 100 k Vi1 7 3.3 V 2 Vo1 0V VDD 8 39 k 1 MR 0.3 μ 3.3 V 100 k 9 100 k 8 3.3 V 3.3 V 1.06 V Vi2 1.06 V Vi1 0V 0V TDLY0 Vo2 3.3 V TPLH Vo1 1.65 V 3.3 V 1.65 V 0V 0V CD 5 3.3 V 2 Vo1 Vi1 7 3 Vo2 Vi2 6 4 GND CD 5 V 1.0 V Vi1, Vi2 VDD 8 3.3 V 4 GND 1 MR 1.2 V Vi2 6 39 k 3 Vo2 0.3 μ Vi1 7 100 k 2 Vo1 100 k VDD 8 39 k 1 MR 0.3 μ 3.3 V 100 k 11 100 k 10 0V 3.3 V Vo1, Vo2 TPHL 1.65V 0V R03DS0091JJ0600 Rev.6.00 2014.12.19 CD 5 Vi1 7 3 Vo2 Vi2 6 4 GND CD 5 5.5 V 2 Vo1 39 k VDD 8 A 1.2 V 4 GND V 1 MR 0.3 μ Vi2 6 100 k 100 k 3 Vo2 5.5 V Vi1 7 5.0 V 2 Vo1 1.2 V VDD 8 0.3 μ 1 MR 39 k 100 k 13 100 k 12 Page 9 of 11 RNA52A10MM 容量 CD の放電状態と遅延時間の規定 (1) MR入力信号に対する動作 MR Vth+ Vth+ 容量完全放電 CD Vth- Vth- 容量不完全放電 0V TDLY TDLY0 Vo2 (2) Vi2入力電圧に対する動作 Vi2 VREF+VHYS VREF VREF+VHYS VREF Vth+ Vth+ 容量完全放電 CD Vth- 容量不完全放電 Vth0V TDLY TDLY0 Vo2 R03DS0091JJ0600 Rev.6.00 2014.12.19 Page 10 of 11 RNA52A10MM 遅延時間 TDLY0 と外付容量 CD および外付抵抗 RD の関係 遅延時間 TDLY0 [ms] 1000 100 CD =1 .0 CD μF .3 =0 10 3μ F CD .1 =0 CD μF .0 =0 33 CD 1 1 10 μF .0 =0 1μ F 100 1000 抵抗 RD [kΩ] 外形寸法図 Package Name MMPAK-8 JEITA Package Code P-LSOP8-2.8 x 2.95 - 0.65 RENESAS Code PLSP0008JC-A Previous Code — Unit: mm 0.13 +0.12 -0.03 2.8 ± 0.1 4.0 ± 0.3 2.95 ± 0.2 MASS[Typ.] 0.02 g 0.6 0 to 0.1 0.65 0.1 M 0.2 +0.1 -0.05 0.3 1.1 ± 0.1 1.95 0.1 R03DS0091JJ0600 Rev.6.00 2014.12.19 Page 11 of 11 ࡈὀព᭩ࡁ 1. ᮏ㈨ᩱグ㍕ࡉࢀࡓᅇ㊰ࠊࢯࣇࢺ࢙࢘࠾ࡼࡧࡇࢀࡽ㛵㐃ࡍࡿሗࡣࠊ༙ᑟయ〇ရࡢືసࠊᛂ⏝ࢆㄝ᫂ࡍࡿࡶࡢ࡛ࡍࠋ࠾ᐈᵝࡢᶵჾ࣭ࢩࢫࢸ࣒ࡢタィ࠾࠸ ࡚ࠊᅇ㊰ࠊࢯࣇࢺ࢙࢘࠾ࡼࡧࡇࢀࡽ㛵㐃ࡍࡿሗࢆ⏝ࡍࡿሙྜࡣࠊ࠾ᐈᵝࡢ㈐௵࠾࠸࡚⾜ࡗ࡚ࡃࡔࡉ࠸ࠋࡇࢀࡽࡢ⏝㉳ᅉࡋ࡚ࠊ࠾ᐈᵝࡲࡓࡣ➨୕ ⪅⏕ࡌࡓᦆᐖ㛵ࡋࠊᙜ♫ࡣࠊ୍ษࡑࡢ㈐௵ࢆ㈇࠸ࡲࡏࢇࠋ 2. ᮏ㈨ᩱグ㍕ࡉࢀ࡚࠸ࡿሗࡣࠊṇ☜ࢆᮇࡍࡓࡵៅ㔜సᡂࡋࡓࡶࡢ࡛ࡍࡀࠊㄗࡾࡀ࡞࠸ࡇࢆಖドࡍࡿࡶࡢ࡛ࡣ࠶ࡾࡲࡏࢇࠋ୍ࠊᮏ㈨ᩱグ㍕ࡉࢀ࡚࠸ࡿሗ ࡢㄗࡾ㉳ᅉࡍࡿᦆᐖࡀ࠾ᐈᵝ⏕ࡌࡓሙྜ࠾࠸࡚ࡶࠊᙜ♫ࡣࠊ୍ษࡑࡢ㈐௵ࢆ㈇࠸ࡲࡏࢇࠋ 3. ᮏ㈨ᩱグ㍕ࡉࢀࡓ〇ရࢹ㸫ࢱࠊᅗࠊ⾲ࠊࣉࣟࢢ࣒ࣛࠊࣝࢦࣜࢬ࣒ࠊᛂ⏝ᅇ㊰➼ࡢሗࡢ⏝㉳ᅉࡋ࡚Ⓨ⏕ࡋࡓ➨୕⪅ࡢ≉チᶒࠊⴭసᶒࡑࡢࡢ▱ⓗ㈈⏘ᶒ ᑐࡍࡿᐖ㛵ࡋࠊᙜ♫ࡣࠊఱࡽࡢ㈐௵ࢆ㈇࠺ࡶࡢ࡛ࡣ࠶ࡾࡲࡏࢇࠋᙜ♫ࡣࠊᮏ㈨ᩱᇶ࡙ࡁᙜ♫ࡲࡓࡣ➨୕⪅ࡢ≉チᶒࠊⴭసᶒࡑࡢࡢ▱ⓗ㈈⏘ᶒࢆఱࡽチ ㅙࡍࡿࡶࡢ࡛ࡣ࠶ࡾࡲࡏࢇࠋ 4. ᙜ♫〇ရࢆᨵ㐀ࠊᨵኚࠊ」〇➼ࡋ࡞࠸࡛ࡃࡔࡉ࠸ࠋࡿᨵ㐀ࠊᨵኚࠊ」〇➼ࡼࡾ⏕ࡌࡓᦆᐖ㛵ࡋࠊᙜ♫ࡣࠊ୍ษࡑࡢ㈐௵ࢆ㈇࠸ࡲࡏࢇࠋ 5. ᙜ♫ࡣࠊᙜ♫〇ရࡢရ㉁Ỉ‽ࢆࠕᶆ‽Ỉ‽ࠖ࠾ࡼࡧࠕ㧗ရ㉁Ỉ‽ࠖศ㢮ࡋ࡚࠾ࡾࠊ ྛရ㉁Ỉ‽ࡣࠊ௨ୗ♧ࡍ⏝㏵〇ရࡀ⏝ࡉࢀࡿࡇࢆពᅗࡋ࡚࠾ࡾࡲࡍࠋ ᶆ‽Ỉ‽㸸 ࢥࣥࣆ࣮ࣗࢱࠊOAᶵჾࠊ㏻ಙᶵჾࠊィ ᶵჾࠊAVᶵჾࠊ ᐙ㟁ࠊᕤసᶵᲔࠊࣃ࣮ࢯࢼࣝᶵჾࠊ⏘ᴗ⏝ࣟ࣎ࢵࢺ➼ 㧗ရ㉁Ỉ‽㸸 ㍺㏦ᶵჾ㸦⮬ື㌴ࠊ㟁㌴ࠊ⯪⯧➼㸧ࠊ㏻⏝ಙྕᶵჾࠊ 㜵⅏࣭㜵≢⨨ࠊྛ✀Ᏻ⨨➼ ᙜ♫〇ရࡣࠊ┤᥋⏕࣭㌟య༴ᐖࢆཬࡰࡍྍ⬟ᛶࡢ࠶ࡿᶵჾ࣭ࢩࢫࢸ࣒㸦⏕⥔ᣢ⨨ࠊேయᇙࡵ㎸ࡳ⏝ࡍࡿࡶࡢ➼㸧 ࠊࡶࡋࡃࡣከ࡞≀ⓗᦆᐖࢆⓎ⏕ࡉ ࡏࡿ࠾ࡑࢀࡢ࠶ࡿᶵჾ࣭ࢩࢫࢸ࣒㸦ཎᏊຊไᚚࢩࢫࢸ࣒ࠊ㌷ᶵჾ➼㸧⏝ࡉࢀࡿࡇࢆពᅗࡋ࡚࠾ࡽࡎࠊ⏝ࡍࡿࡇࡣ࡛ࡁࡲࡏࢇࠋ ࡓ࠼ࠊពᅗࡋ࡞࠸⏝ ㏵ᙜ♫〇ရࢆ⏝ࡋࡓࡇࡼࡾ࠾ᐈᵝࡲࡓࡣ➨୕⪅ᦆᐖࡀ⏕ࡌ࡚ࡶࠊᙜ♫ࡣ୍ษࡑࡢ㈐௵ࢆ㈇࠸ࡲࡏࢇࠋ ࡞࠾ࠊࡈ᫂Ⅼࡀ࠶ࡿሙྜࡣࠊᙜ♫Ⴀᴗ࠾ၥ࠸ ྜࢃࡏࡃࡔࡉ࠸ࠋ 6. ᙜ♫〇ရࢆࡈ⏝ࡢ㝿ࡣࠊᙜ♫ࡀᣦᐃࡍࡿ᭱ᐃ᱁ࠊືస㟁※㟁ᅽ⠊ᅖࠊᨺ⇕≉ᛶࠊᐇ᮲௳ࡑࡢࡢಖド⠊ᅖෆ࡛ࡈ⏝ࡃࡔࡉ࠸ࠋᙜ♫ಖド⠊ᅖࢆ㉸࠼࡚ᙜ♫〇 ရࢆࡈ⏝ࡉࢀࡓሙྜࡢᨾ㞀࠾ࡼࡧᨾࡘࡁࡲࡋ࡚ࡣࠊᙜ♫ࡣࠊ୍ษࡑࡢ㈐௵ࢆ㈇࠸ࡲࡏࢇࠋ 7. ᙜ♫ࡣࠊᙜ♫〇ရࡢရ㉁࠾ࡼࡧಙ㢗ᛶࡢྥୖດࡵ࡚࠸ࡲࡍࡀࠊ༙ᑟయ〇ရࡣ࠶ࡿ☜⋡࡛ᨾ㞀ࡀⓎ⏕ࡋࡓࡾࠊ⏝᮲௳ࡼࡗ࡚ࡣㄗືసࡋࡓࡾࡍࡿሙྜࡀ࠶ࡾࡲ ࡍࠋࡲࡓࠊᙜ♫〇ရࡣ⪏ᨺᑕ⥺タィࡘ࠸࡚ࡣ⾜ࡗ࡚࠾ࡾࡲࡏࢇࠋᙜ♫〇ရࡢᨾ㞀ࡲࡓࡣㄗືసࡀ⏕ࡌࡓሙྜࡶࠊே㌟ᨾࠊⅆ⅏ᨾࠊ♫ⓗᦆᐖ➼ࢆ⏕ࡌࡉࡏ ࡞࠸ࡼ࠺ࠊ࠾ᐈᵝࡢ㈐௵࠾࠸࡚ࠊ㛗タィࠊᘏ↝ᑐ⟇タィࠊㄗືస㜵Ṇタィ➼ࡢᏳタィ࠾ࡼࡧ࢚࣮ࢪࣥࢢฎ⌮➼ࠊ࠾ᐈᵝࡢᶵჾ࣭ࢩࢫࢸ࣒ࡋ࡚ࡢฟⲴಖド ࢆ⾜ࡗ࡚ࡃࡔࡉ࠸ࠋ≉ࠊ࣐ࢥࣥࢯࣇࢺ࢙࢘ࡣࠊ༢⊂࡛ࡢ᳨ドࡣᅔ㞴࡞ࡓࡵࠊ࠾ᐈᵝࡢᶵჾ࣭ࢩࢫࢸ࣒ࡋ࡚ࡢᏳ᳨ドࢆ࠾ᐈᵝࡢ㈐௵࡛⾜ࡗ࡚ࡃࡔࡉ࠸ࠋ 8. ᙜ♫〇ရࡢ⎔ቃ㐺ྜᛶ➼ࡢヲ⣽ࡘࡁࡲࡋ࡚ࡣࠊ〇ရಶูᚲࡎᙜ♫Ⴀᴗ❆ཱྀࡲ࡛࠾ၥྜࡏࡃࡔࡉ࠸ࠋࡈ⏝㝿ࡋ࡚ࡣࠊ≉ᐃࡢ≀㉁ࡢྵ᭷࣭⏝ࢆつไࡍࡿ RoHSᣦ௧➼ࠊ㐺⏝ࡉࢀࡿ⎔ቃ㛵㐃ἲ௧ࢆ༑ศㄪᰝࡢ࠺࠼ࠊࡿἲ௧㐺ྜࡍࡿࡼ࠺ࡈ⏝ࡃࡔࡉ࠸ࠋ࠾ᐈᵝࡀࡿἲ௧ࢆ㑂Ᏺࡋ࡞࠸ࡇࡼࡾ⏕ࡌࡓᦆᐖ 㛵ࡋ࡚ࠊᙜ♫ࡣࠊ୍ษࡑࡢ㈐௵ࢆ㈇࠸ࡲࡏࢇࠋ 9. ᮏ㈨ᩱグ㍕ࡉࢀ࡚࠸ࡿᙜ♫〇ရ࠾ࡼࡧᢏ⾡ࢆᅜෆእࡢἲ௧࠾ࡼࡧつ๎ࡼࡾ〇㐀࣭⏝࣭㈍ࢆ⚗Ṇࡉࢀ࡚࠸ࡿᶵჾ࣭ࢩࢫࢸ࣒⏝ࡍࡿࡇࡣ࡛ࡁࡲࡏࢇࠋࡲ ࡓࠊᙜ♫〇ရ࠾ࡼࡧᢏ⾡ࢆ㔞◚ቯරჾࡢ㛤Ⓨ➼ࡢ┠ⓗࠊ㌷⏝ࡢ┠ⓗࡑࡢ㌷⏝㏵⏝ࡋ࡞࠸࡛ࡃࡔࡉ࠸ࠋᙜ♫〇ရࡲࡓࡣᢏ⾡ࢆ㍺ฟࡍࡿሙྜࡣࠊࠕእ ᅜⅭ᭰ཬࡧእᅜ㈠᫆ἲࠖࡑࡢ㍺ฟ㛵㐃ἲ௧ࢆ㑂Ᏺࡋࠊࡿἲ௧ࡢᐃࡵࡿࡇࢁࡼࡾᚲせ࡞ᡭ⥆ࢆ⾜ࡗ࡚ࡃࡔࡉ࠸ࠋ 10. ࠾ᐈᵝࡢ㌿➼ࡼࡾࠊᮏࡈὀព᭩ࡁグ㍕ࡢㅖ᮲௳ゐࡋ࡚ᙜ♫〇ရࡀ⏝ࡉࢀࠊࡑࡢ⏝ࡽᦆᐖࡀ⏕ࡌࡓሙྜࠊᙜ♫ࡣఱࡽࡢ㈐௵ࡶ㈇ࢃࡎࠊ࠾ᐈᵝ࡚ࡈ㈇ ᢸࡋ࡚㡬ࡁࡲࡍࡢ࡛ࡈᢎࡃࡔࡉ࠸ࠋ 11. ᮏ㈨ᩱࡢ㒊ࡲࡓࡣ୍㒊ࢆᙜ♫ࡢᩥ᭩ࡼࡿ๓ࡢᢎㅙࢆᚓࡿࡇ࡞ࡃ㌿㍕ࡲࡓࡣ」〇ࡍࡿࡇࢆ⚗ࡌࡲࡍࠋ ὀ1. ᮏ㈨ᩱ࠾࠸࡚⏝ࡉࢀ࡚࠸ࡿࠕᙜ♫ࠖࡣࠊࣝࢿࢧࢫ ࢚ࣞࢡࢺࣟࢽࢡࢫᰴᘧ♫࠾ࡼࡧࣝࢿࢧࢫ ࢚ࣞࢡࢺࣟࢽࢡࢫᰴᘧ♫ࡀࡑࡢ⥲ᰴࡢ㆟Ỵᶒࡢ㐣༙ᩘ ࢆ┤᥋ࡲࡓࡣ㛫᥋ಖ᭷ࡍࡿ♫ࢆ࠸࠸ࡲࡍࠋ ὀ2. ᮏ㈨ᩱ࠾࠸࡚⏝ࡉࢀ࡚࠸ࡿࠕᙜ♫〇ရࠖࡣࠊὀ㸯࠾࠸࡚ᐃ⩏ࡉࢀࡓᙜ♫ࡢ㛤Ⓨࠊ〇㐀〇ရࢆ࠸࠸ࡲࡍࠋ http://www.renesas.com ڦႠᴗ࠾ၥྜࡏ❆ཱྀ ͤႠᴗ࠾ၥྜࡏ❆ཱྀࡢఫᡤࡣኚ᭦࡞ࡿࡇࡀ࠶ࡾࡲࡍࠋ᭱᪂ሗࡘࡁࡲࡋ࡚ࡣࠊᘢ♫࣮࣒࣮࣍࣌ࢪࢆࡈぴࡃࡔࡉ࠸ࠋ ࣝࢿࢧࢫ ࢚ࣞࢡࢺࣟࢽࢡࢫᰴᘧ♫ࠉࠛ100-0004ࠉ༓௦⏣༊ᡭ⏫2-6-2㸦᪥ᮏࣅࣝ㸧 ڦᢏ⾡ⓗ࡞࠾ၥྜࡏ࠾ࡼࡧ㈨ᩱࡢࡈㄳồࡣୗグ࠺ࡒࠋ ࠉ⥲ྜ࠾ၥྜࡏ❆ཱྀ㸸http://japan.renesas.com/contact/ © 2014 Renesas Electronics Corporation. 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