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新学期の準備をしておこう! - 埼玉県立所沢特別支援学校
家庭や地域とともに子どもたちの豊かな成長をたすけ、「仲間とともに、自ら生活をつくる力」を育てる 学校だより No12 3月発行 埼玉県立所沢特別支援学校 〒359-0003 所沢市中富南 1-1802-7 TEL:04-2994-8733 FAX:04-2991-1005 HP:http://tokorozawa-sh.spec.ed.jp ★校長あいさつ -新学期の準備をしておこう!- 校長 及川 三栄子 卒業式、修了式を終えると、いよいよ気持ちは新しい学年のことで一杯になります。 新しいノートや文房具をそろえたり、新しい学部・学年の授業の準備を始めている人も いるかも知れません。今から早めに気持ちも準備しておくことは良いことです。4月か ら楽しい学校生活がスムーズに始められるように、春休みに準備をしておきましょう。 4月9日の入学式には小学部1年生、中学部1年生、高等部1年生の皆さんがそれぞれ 入学します。みんなで仲良く新学期が始まるように期待しています。新しい出会いを楽 しみにしましょう。 保護者の皆様、1年間学校行事、PTA活動等に大変お世話になりまし た。おかげさまで、本校の教育活動も無事1年間を終えることができまし た。心より感謝申し上げます。また、新年度におきましても、御理解と御 協力を宜しくお願いいたします。御家族で楽しい春休みをお過ごしくださ い。4月にはまた元気なお子様に会えることを楽しみにしております。お 世話になりました。 ★夢ネット子どもギャラリーで表彰されました 「夢ネット子どもギャラリー」は、特別支援学校や特別支援学級に在 籍する児童生徒の図画・工作などの作品を総合教育センターのホームペ ージ上に紹介するものです。本校では、中学部 1 年生と中学部2年生が、 日頃の学習の成果を発揮し、見るものの心に大きな感動をあたえたとし て総合教育センター所長から表彰されました。表彰おめでとうございま した。 ★第2回学校評価懇話会を行いました 2 月 21 日 ( 木 ) 、 学 校 評 価 懇 話 会 を 行 い ま し た 。 こ の 会 は 、 学 校 が 当 該 年 度 の 達 成 目 標 で あ る 評 価 項 目( 学 校 自 己 評 価 シ ス テ ム シ ー ト )に つ い て 達 成 状 況を自ら評価(学校自己評価)、公表し、学校自己評価や学校運営に関し保護 者、地域住民、学校評議員等の学校関係者から意見をいただき 、学校関係者評 価 を 行 う も の で 、こ の 評 価 結 果 を 基 に 教 育 活 動 等 の 成 果 と 改 善 す べ き 課 題 を 分 析 し 次 年 度 以 降 の 重 点 目 標 や 評 価 項 目 等 に 反 映 さ せ る ほ か 、教 育 活 動 等 の 見 直 し を 行 う な ど の 改 善 に 生 か し ま す 。ご 出 席 い た だ き ま し た 学 校 評 議 員 、卒 業 生 1 保護者、生徒代表の皆様に感謝申し上げます。尚、この学校自己評価システム シートは3月末に本校のホームページに公開しますので御覧下さい。 ★横浜へ卒業遠足に行きました(高等部3年生) 2月 22 日(金)、高等部3年生は、①年間を通して深めてきた学習のまとめをする ②仲間と共に楽しく見学し、高校生活最後の楽しい思い出をつくること を目的に、横浜市中華街周辺に卒業遠足に行きました。午前中は、カッ プヌードルミュージアムでカップヌードル作りを体験しました。昼食は、 ローズホテルで本格中華料理をおいしく食べました。午後は、中華街を 散策し、横浜マリンタワーにのぼり、その後は山下公園を散策しました。 学校生活の締めくくりとして、生徒にとって思い出に残る遠足となりま した。 埼玉県のマスコット コバトン ★お別れ会(小学部高学年) 3月1日(金)、プレイルームで小学部高学年のお 別れ会を行いました。小学部6年生が5名が中学部 に入るにあたり、小学部高学年の保護者の皆様と子 どもたち一緒に、あいさつやダンス・クイズ「この 人だ~れ」、和太鼓などを行いました。小学部4、5 年生から6年生一人ひとりにプレゼントが送られ6 年生は喜んでいました。中学部に入っても頑張って ください。 ★保護者懇談会(高等部3年生) 3月1日(金)、会議室で高等部3年生保護者の懇 談会が行われました。卒業遠足のビデオを見た後、 卒業後の生活や3年間のまとめなどについて懇談し ました。懇談会の中で、年金について、社会福祉法 人 藤の実会 さぽっと(法人事務局)責任者 松 本様より資料をもとに障害者基礎年金支給の手続き 等について分かりやすく説明をしていただきました。 また、卒業後の生活について、本校の進路指導主事 より話しをさせて頂きました。 (詳細は進路だよりで 配付済みです) この時間に、生徒は「ビューティーセミナー」を受講し身だしなみについて学びました。 そして生徒の発表会として「ファッションショー」を行い保護者の皆様に鑑賞して頂きま した。 ★学校保健・給食運営委員会をおこないました。 3月1日(金)、校長、教頭、事務室長、本校栄養士、養護教諭、調理委託業者(給食) (株)レクトン様よりメディカル営業部部長 松木様、影野様のご出席のもとに給食運営 に関して協議を行いました。レクトン様からは、安全を第一に、職員の衛生教育、事故防 止の取組についてお話しをして頂きました。養護教諭から、歯科検診の結果や児童生徒の 2 発育状況について、また、栄養士から本校における食物アレルギーへの対応について説明 がありました。今後も、調理委託業者、栄養士、養護教諭などが連携して、児童生徒に安 心・安全なそして美味しい給食の提供に努めてまいります。 ★交通事故多発!!。自転車交通事故防止にご協力をお願いします 昨年の5月に県立高校生が自転車で登校中、左折する大型貨物自動 車に巻き込まれ、尊い命が失われるという大変痛ましい交通事故が発 生しました。児童生徒を交通事故の被害者にも加害者にもさせないた めに、学校では、全校集会や学年集会での全体注意や学級単位での具 体的な指導を行いますが、ご家庭におかれましてもお子様へのご指導 をよろしくお願いします。 ○交通事故防止「5つの行動」 (もしかして・とまる・みる・まつ・たしかめる) ★3年生を送る会(小学部低学年) 3月6日(水)、プレイルームで3年生を送る会を小学低 学年の保護者の皆様と行いました。3年生の紹介と3年生 へのプレゼントの贈呈や小学部低学年での思い出の歌など を歌い、小学部高学年へ進級する3年生をお祝いをしまし た。小学部高学年に進級してからも明るく元気に頑張って ください。 ★全校朝会を行いました 3月4日(月)、プレイ ル ー ム で全校朝会を行い ました。今回のテーマは生 徒指導で、卒業生の紹介、 教育委員会表彰、特体連表 彰(特体連バスケットボー ル大会ドリブル3位)を行 いました。教育委員会表彰、特体連表彰は高等部3年生が表彰されました。おめでとう ございました。 ★卒業式を挙行しました(小学部、中学部、高等部) 3月 14 日(木)は、高等部卒業式が行われ、27 名が卒業しました。3 月 15 日(金)は小中学部卒業 式が行われ、小学部5名、中学部8名が卒業しまし た。卒業式では、PTA会長梁瀬様、特別支援教育 課炭谷様からお祝いのお言葉をいただきました。御 多忙の中、たくさんのご来賓の皆様方にご臨席を賜 り厳粛の中で卒業式を挙行することができました。 また、お祝いのメッセージも旧職員や各方面からたくさんいただきました。ご来賓の皆様、 3 祝電をくださいました皆様方に感謝申し上げます。ありがとうございました。 旧職員からのメッセージを一部紹介します。 「みどり、笑顔、元気、楽しい仲間 そして を胸に 夢 でっかく はばたけー」 やさしい風、明るい声、すてきな歌 校歌 ★消費者庁リコール情報サイトのご紹介 火災・重傷等の重大製品事故の約1割がリコール対象品によるものであり、消費者庁で は、これらの事故等の再発を防止するために、リコール品に関する情報を消費者に周知す る取組をすすめています。その取組の一つとして平成 24 年4月1日より「消費者庁リコー ル情報サイト」を運営していますので、事故の未然防止にお役立てください。 一般サイト http://WWW.recall.go.jp/ 携帯サイト http://WWW.recall.go.jp/m/ ~特別支援教育特集~<知っておきたいミニ知識⑩> <連携の前提として必要なこと> 特別支援教育の理念の一つとして学校と外部専門機関の連携・協働がうたわれています。 しかし、これは言うほど簡単ではなく、その実現のためには、学校を含めそれぞれの機関 固有の歴史や価値観を相互に理解し尊重しあいながら、子どもの利益のためにこれを乗り 越える営みが必要です。このことに関して、発達障害医療に優れた実績をお持ちの医師で ある田中康雄先生は、連携に関わる者が心にとめるべき事として、次の七項目をあげてい ます。 ① 互いの職場に足を運び、それぞれの仕事の内容・職場の雰囲気・大変さに身と心を寄せ、 できるだけ理解しておく。 ② 相手の職場の仕事に就いた場合を想定してみる。 ③ 己の職場の専門用語を使用して話をすることのないように注意する。できるだけ日常の 言葉でのやりとりを心がける 。 ④ 出会ったときに「御苦労さま。お互い、大変ですね」と声をかけ、相手を労うことを忘 れない。くれぐれも、苦言・提言からは会話を始めない 。 ⑤ 関係者の助け合い・支え合いは、保護者と子どもを支えるもとになると考えておく。 ⑥ それぞれの専門的立場を尊重し、尊敬する。 ⑦ もっとも大切にしたいのは、子どもの「今の心」であり、「未来に向かう育ち」である ことを共有しておく。 (田中康雄 2010『つなげよう』金剛出版) 4