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情報社会とコンピュータ(8) メディアの種類と特性 画像メディアの利用
情報社会とコンピュータ(8) メディアの種類と特性 情報社会とコンピュータ(8) 言語(文字) 言語(音声) 画像 映像 臭い 味 ・・・・ 情報の視点で現代社会を読み解く 情報の性質を考える(2) マルチメディアによる情報表現 ~意図を効率よく伝えるために~ 1 言語メディアの使用例 使用上の注意事項 ① 健康のため、ゲームをお楽しみになるときは、 部屋を明るくし、テレビ画面からはなれてご使 用ください。 画像メディアの利用 さきほどの「使用上の注意事項」をイラスト(画像)で 表現してみると ② 長時間使用するときは、適度に休憩してくださ い。目安として1時間ごとに10~15分の小休 止をおすすめします。 この例は内容も短いし、分かりやすいので適切な 表現に思える。しかし対象が小学生だとどうだろうか 画像(イラスト)は、全体をぱっとつかめる。しかし、その意 味が共有されていない集団に対しては意図は伝わらない。 1 情報社会とコンピュータ(8) 言語と画像メディアの特性比較 効果的な情報表現の例 (言語と画像の併用→マルチメディア) • 言語: かゆいところに手が届く感じの(精密な) 情報については伝えやすいが、全体像を伝え るには膨大なやりとりが必要になって難しくなる。 使用上の注意事項 楽しくゲームをするために、次の3つを必ず守ってください。 • 複雑な全体像を伝えようとしている書物ほど厚くなり、その 結果、誰も読めなくなる。 • 言語だけで全体像を表現しようとしている人たちの一部を プログラマーと呼ぶ。また、数式と言語の組合せでそれを 行っている人を数学者という。 • 画像: 全体像を伝えるには適しているが、意 図や精密な情報については伝えにくい。 ① ② 映像メディアと音声メディアの性質 メディアの特性 伝える情報 の精密さ • 情報量が豊富 映像≒______枚/秒 • このため、_______情報を表現可能 • (原則)リアルタイムメディア リアルタイムの情報理解が要求されるため、受け手は _______________。 送り手からの一方的な情報提供になりやすい。 ③ 臨場感 受け手が主 体性を持てる 言語(文字) 言語(音声) 画像(静止画) 映像 情報を表現する際には、 2 情報社会とコンピュータ(8) アナログ情報を記録する物理媒体 文字・画像 → 紙 音声 → 音楽テープ、レコード 映像 → ビデオテープ デジタル化の衝撃 デジタル情報の場合 文字、音声、映像など全ての形式を______ (例えば、CDなど)の上にのせることができる (補足)ネットワークの上でも WWWの開発によって、ネットワーク上にも全ての形式の 情報を載せることが可能になった マルチメディアを活用した 情報表現のススメ • 情報を表現する際には、それぞれのメディアの持 つ特性を理解して________として表現す ることが望ましい 三つの改善例のポイント 内容(項目)の構造化 相互関係を明確にし、情報構造を整理する 情報の整理は大変 その大変な作業を誰が負担するか • 本格的なマルチメディアは、デジタル化技術とその 操作機械である_______の登場による 受け手が負担するとき • デジタル技術を積極活用して送り手の意図を上手 に表現する__________を習得しよう。 送り手が負担するとき → 受け手が情報整理しなければならな い(________) → 受け手は特に何もする必要がない (__________) 3