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資料編2 [PDFファイル/668KB]

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資料編2 [PDFファイル/668KB]
○自動車・二輪の利用増加が続く
パーソントリップ調査の経年変化を見ると、豊中北部・吹田北部地域(千里地域と呼ぶ)で
は徒歩での移動が最も多くなっていますが、近年、自動車・二輪の利用が増えてきています。
地域別に千里地域と比較すると、堺ニュータウン地域(泉北ニュータウン)では二輪がやや減少、
自動車利用が増加しており、大阪市では鉄道の利用割合が高く、自動車利用は変わらずに二
輪利用が増加しています(下図上段)。移動の目的別では、
「出勤」はH2年からH12年にか
けて自動車の占める割合が減少し、二輪の割合が増加しているのに対して、「自由(買い物、
娯楽など)」では自動車が増加しており、休日の行動などで自動車に依存する傾向が見られま
す。
鉄道駅へのアクセス方法は、北急千里中央駅は他駅に比べバスが約4割と多いこと、また、
モノレール山田駅では自転車が約4割を占めているなど、千里ニュータウン7駅の中でアク
セス手段に特徴が見られます。
H12京阪神パーソントリップ調査
(吹田北部・豊中北部の発生トリップ代表交通手段)
千里地域からの移動手段構成(全目的)
S55
22.2%
6.4%
H2
22.7%
5.5%
20.9%
H12
18.8%
23.9%
4.7%
0%
バス
S55
39.7%
15.2%
27.6%
20%
鉄道
12.8%
32.5%
28.9%
17.5%
40%
60%
自動車
二輪
80%
51.0%
3.7%
0.3%
H12
52.0%
3.3%
0%
その他
20%
鉄道
14.2%
6.9%
16.5%
18.9%
43.6%
9.0%
13.4%
6.3%
22.5%
20.0%
阪急 山田
7.4%
12.0% 4.6%
29.8%
0.1%
20%
鉄道
40%
0.1%
34.3%
バス
60%
自動車
80%
二輪
S55
15.9%
6.6%
H2
17.0%
3.4%
H12
16.3%
3.5%
0%
10%
鉄道
20%
バス
18.6%
12.9%
28.9%
37.4%
H12京阪神パーソントリップ調査
30%
40%
自動車
50%
0.1%
60%
二輪
29.4%
70%
80%
徒歩
90%
100%
その他
10%
47.6%
9.8%
5.3%
2.3%
0.7%
6.8%
バス
58.2%
8.0%
2.7%
71.6%
54.6%
37.8%
20%
30%
自動車
40%
50%
60%
70%
二輪
28.4%
2.6%
15.4%
H2
32.3%
2.0%
16.7%
H12
32.4%
1.7%
16.2%
0%
10%
鉄道
20%
バス
30%
40%
自動車
80%
0.1%
38.0%
19.2%
29.8%
22.7%
60%
二輪
100%
その他
H12京阪神パーソントリップ調査
15.5%
50%
90%
徒歩
【参考】大阪市内からの移動手段構成(全目的)
S55
35.6%
13.3%
62.1%
4.7% 13.0%
23.5%
0%
その他
46.0%
15.0%
その他
68.5%
20.6%
28.6%
大阪高速 千里中央
100%
徒歩
【参考】堺ニュータウン地域からの移動手段構成(全目的)
100%
徒歩
73.1%
36.9%
北大阪急行 千里中央
大阪高速 山田
0%
80%
二輪
5.8%
37.8%
19.2%
60%
16.2%
3.6%
5.1%
13.8%
H12京阪神パーソントリップ調査
20.2%
北大阪急行 桃山台
H12
25.8%
自動車
1.7%
6.1% 4.5%
10.1% 4.2%
鉄道駅への交通手段構成
阪急 北千里
H2
29.7%
31.0%
40%
バス
阪急 南千里
S55
H12京阪神パーソントリップ調査
(吹田北部・豊中北部の発生トリップ代表交通手段)
4.7%
H2
100%
徒歩
55.1%
0.1%
H12京阪神パーソントリップ調査
(吹田北部・豊中北部の発生トリップ代表交通手段)
千里地域からの移動手段構成(自由目的)
千里地域からの移動手段構成(出勤目的)
26.8%
70%
80%
徒歩
90%
0.1%
0.1%
100%
その他
19
(3)公園・緑地
○豊かな公園と緑道ネットワーク
千里ニュータウンの公園・緑地は、総合公園3カ所、地区公園3カ所、近隣公園 12 カ所、
街区公園 22 カ所の公園、千里ニュータウンの外周を取りまく周辺緑地(千里緑地)が約 88h
a 整備されています。
また、戸建て住宅地には児童遊園(プレイロット)が配置されるなど、多様な規模の公園
が整備され、これらの公園や児童遊園を結ぶ緑道(専用歩道など)も整備されており、団地内
の緑道とあわせて歩行者動線のネットワークが形成されています。
【都市計画公園・都市計画緑地】
○豊中市
種別
街区
公園
近隣
公園
地区
公園
公園名
位置
つつじ公園
ひらど公園
もくせい公園
つばき公園
からたち公園
上新田4丁目公園
新田南公園
千里北町公園
千里西町公園
千里南町公園
樫ノ木公園
千里東町公園
新千里北町
新千里北町
新千里東町
新千里南町
新千里西町
上新田
上新田
新千里北町
新千里西町
新千里南町
新千里北町
新千里東町
総合
千里中央公園
公園
緑地 千里緑地
20
新千里東町
−
○吹田市
面積
(ha)
0.29
0.20
0.53
0.85
0.23
0.13
0.27
2.8
2.0
2.5
5.3
8.2
開設
種別
公園名
年度
はぎのき公園
S44.4
こでまり公園
S44.4
あじさい公園
S44.4
ふじのき公園
S44.4
おばな公園
S44.4
さるすべり公園
S63.3
やまぶき公園
H2.3
S43.4 街区 さざんか公園
S43.4 公園 ゆりのき公園
しいのき公園
S44.4
あべりあ公園
S43.1
にれのき公園
S44.4
14.2 S43.4
30.0
−
もものき公園
あせび公園
さつき公園
津雲公園
高野公園
佐竹公園
むねのき公園
近隣
竹見公園
公園
青山公園
藤白公園
古江公園
くちなし公園
地区
桃山公園
公園
総合 千里南公園
公園 千里北公園
緑地 千里緑地
位置
古江台
青山台
藤白台
藤白台
古江台
津雲台
津雲台
佐竹台
佐竹台
竹見台
竹見台
桃山台
面積 都市計画決
(ha)
定(当初)
0.95
S45.8
0.40
S45.8
0.25
S45.8
0.98
S45.8
0.26
S45.8
0.52
S45.8
0.14
S45.8
0.29
S45.8
0.18
S45.8
0.27
S45.8
0.88
S45.8
0.25
S45.8
桃山台
0.47
S45.8
藤白台
佐竹台
津雲台
高野台
佐竹台
佐竹台
竹見台
青山台
藤白台
古江台
青山台
0.45
0.24
3.0
2.7
3.1
1.2
2.0
2.7
2.3
3.0
1.7
S45.8
S47.8
S35.10
S35.10
S35.10
S35.10
S35.10
S38.3
S38.3
S38.3
S45.8
桃山台
6.0
S35.10
津雲台
藤白台
−
10.5
30.1
57.8
S35.10
S38.3
S38.3
【公園緑地・歩行者ネットワーク】
都市計画公園
児童遊園
緑地
専用歩道 等
緑のネットワークルート(吹田市)
千里緑地
千里緑地
千里緑地
千里北公園
こでまり公園
千里緑地
青山公園
千里北公園
あじさい公園
くちなし公園
くちなし公園
つつじ公園
あせび公園
千里緑地
藤白公園
ふじのき公園
樫ノ木公園
千里緑地
千里北町公園
千里緑地
はぎのき公園
ひらど公園
もくせい公園
古江公園
からたち公園
千里緑地
おばな公園
千里中央公園
千里東町公園
千里西町公園
千里緑地
千里南町公園
さるすべり公園
千里緑地
津雲公園
上新田4丁目公園
やまぶき公園
千里緑地
上新田南公園
あべりあ公園
千里南公園
千里緑地
竹見公園
しいのき公園
千里緑地
つばき公園
高野公園
さざんか公園
千里緑地
もものき公園
にれのき公園
千里緑地
桃山公園
千里緑地
さつき公園
千里緑地
佐竹公園
千里緑地
千里緑地
千里緑地
千里緑地
ゆりのき公園
千里緑地
千里緑地
千里緑地
千里緑地
ねむのき公園
千里緑地
21
○公園緑地率
土地利用面積の割合(平成 12 年度都市計画基礎調査)でみると、千里ニュータウンの普通緑
地(公園緑地・運動場・学校・社寺等・墓地等)は千里ニュータウン全体の約 25%を占めていま
す。
これは、千里ニュータウンを除いた吹田市より7ポイント、豊中市より 14 ポイント高くな
っています。
【地域別の普通緑地率(平成 12 年度都市計画基礎調査)】
単位:ha
普通緑地
上段:面積/下段:%
千里ニュータウン
吹田市※
豊中市※
山田東
上新田
公園緑地
運動場
学校
ゾーン面積
社寺墓地等
295.2
198.9
4.9
91.4
0.0
1117.7
26.4%
17.8%
0.4%
8.2%
0.0%
100.0%
548.1
164.2
158.9
214.2
10.8
2856.0
19.2%
5.7%
5.6%
7.5%
0.4%
100.0%
406.5
165.5
19.6
181.9
39.5
3297.3
12.3%
5.0%
0.6%
5.5%
1.2%
100.0%
10.2
0.0
0.7
7.0
2.5
118.4
8.6%
0.0%
0.6%
5.9%
2.1%
100.0%
6.7
0.0
2.2
4.5
0.0
101.2
6.6%
0.0%
2.2%
4.4%
0.0%
100.0%
※千里ニュータウンを除いた集計値
22
(4)都市基盤施設と点検項目
都市基盤施設
道路構造
道路
例えば・・・
点検項目
・交通需要への対応(幅員構成の見直し
等)
・安全性(通学路の点検、歩道の安全性
等)
□交通バリアフリー構想によるバリアフリ
ーの視点からのチェックと改善
・道路特定事業※1等
付帯施設
点検の視点
・バス停(正着性※2等)
・休憩スペース(ベンチ等)
・見通しの確保
緑道(歩行者専用道路)
・バリアフリー基準との適合性
・歩行者道・自転車道のネットワーク
・安心・安全のまちづくり
・見通しの確保、安全性(ディフェンシブデザ
公園・緑地
・安全で快適に移動できる環境
インの視点からのチェック)
・休憩スペースの設置
・バス停の整備(正着性の向上)
など
□住民組織などによる緑地・公園の維持・
・利用者層の変化への対応
管理活動
・維持、管理のあり方
汚水排水
・災害時のライフラインの確保
下水道
・土地利用の変化、人口増に対応し
た基盤施設の容量チェック
雨水排水
既設排水管
上水道
鉄軌道駅
・交通結節点の利便性向上
駅前広場
・建替え等に伴う流出係数の想定、降雨強度の
見直しなどの雨水浸水対策
・住民組織による緑地・公園などの管理
・更新と耐震性の向上
・生垣緑化、屋上緑化など身近な緑の創出
・土地利用の変化、人口増に伴う容量チェック
・緑・生態系の保存
・水道水使用量原単位のチェック
・ルールづくり
・バリアフリー事業の実施状況
□都市基盤の計画的な活用と新しい交通サービス
/
・アドプト活動
など
の検討
・バリアフリー化に配慮した整備
・駐車場
自転車・バイク駐車場
などの設備
・地形の高低差などによる交通困難者への対策
交通
新しい交通サービス
※1:バリアフリー化に必要な施設の設置や道路構造の
改良を行う事業
※2:バスがバス停から離れずにぴったり停車できること。
・計画容量のチェック
・都市基盤の計画的な活用
・ニュータウンの特性に応じた新しい交通サー
ビスの実施
・道路空間の再配分による自転車道ネットワーク整備
・緑道を活用した歩行者ネットワークの形成
・レンタサイクルの実現、乗合タクシーによる高齢者
サイン
・分かりやすさ、ネットワーク化
の外出支援
など
23
3.都市サービス機能
(1)センター地区・近隣センター
○厳しい競争環境にある商業施設
千里中央地区は北部大阪で高槻駅周辺に次ぐ2番目の商業集積規模をもっています。しか
し近年、
マイカル茨木(2000 年)、
ヴィソラ地区(2003 年)などの新たな商業拠点の形成もあり、
競争関係が強まるなど、北千里・南千里を含め厳しい商業環境にあるといえます。
【千里ニュータウン周辺の商業環境】
国道171号線
ヴィソラ地区
(38億円)[15,911㎡]
箕面
阪急川西能勢口駅周辺地区
(455億円)[49,801㎡]
JR高槻駅∼
阪急高槻市駅周辺地区
(891億円)[112,958㎡]
千里ニュータウン
北千里地区センター
SSOK (156億円)[21,686㎡]
阪急池田駅周辺地区
(91億円)[10,722㎡]
国文モノレール
千里中央地区
(522億円)[45,065㎡]
マイカル茨木
(239億円)[41,826㎡]
阪急茨木市駅周辺地区
(438億円)[42,699㎡]
茨木
万博公園
石橋
阪急南茨木駅周辺地区
(93億円)[6,542㎡]
山田
山田駅前地区
(30億円)[11,266㎡]
桃山台
北大阪急行線
摂津
線
線
線
千
里
JR吹田駅周辺地区
(298億円)[30,708㎡]
新
幹
急
線
環状
中央
大阪
阪
海
道
線
J
R
東
海
緑地公園
江坂駅周辺地区
(145億円)[11,002㎡]
岸辺
道
本
宝塚
阪急
服部緑地
東
岡町
名神高速道路
千里丘
南千里地区センター
(55億円)[3,058㎡]
大阪国際空港
阪急
京都
線
阪急豊中駅周辺地区
(85億円)[10,920㎡]
阪急庄内駅周辺地区
(262億円)[33,329㎡]
□北大阪の主要な商業集積地区
急
阪
戸
神
地区センター
線
500億円以上
ロードサイド型大型小売店
300億円∼500億円
( )内:年間小売販売額
[ ] 内:売場面積
神
阪
100億円∼300億円
高
速
資料:商業地区は平成16年大阪の商業
大
阪
池
田
天満橋
線
淀川
梅田
(注)SSOKは、卸売業店の扱いとなっており、商業統計等の中では、小売商業地区
大阪市北区エリア
(北区全体の小売販売額;6,850億円) に位置づけられていない。また大規模小売店の申請もされていない。
集積地名
小売り販売額(A:百万円)
売場面積(B:㎡)
A/B(百万円/㎡)
1997年 2002年 2004年 1997年 2002年 2004年 1997年 2002年 2004年
JR高槻駅∼阪急高槻市駅周辺地区
92,527 81,478 89,198 84,694 79,380 112,958
1.09
1.03
0.79
千里中央地区
68,268 53,423 52,245 39,698 41,372 45,065
1.72
1.29
1.16
阪急茨木市駅周辺地区
65,078 43,326 43,755 52,418 46,327 42,699
1.24
0.94
1.02
阪急庄内駅周辺地区
44,609 27,859 26,249 34,651 30,942 33,329
1.29
0.9
0.79
JR吹田駅周辺地区
34,705 26,900 29,819 32,823 32,720 30,708
1.06
0.82
0.97
江坂駅周辺地区
23,081 14,340 14,476 11,643 12,482 11,002
1.98
1.15
1.32
25
○中央地区センター:再整備事業の進む千里中央
千里中央地区の東町エリアでは、民間活力の導入を図る再整備事業コンペが平成 16 年に実
施され、現在、地区内ではその工事が進んでいます。西町エリアは、近年のオフィス需要の
低下等もあり、新たに導入された地区計画を踏まえながら、業務施設から施設付き民間集合
住宅への転換がみられます。
○南地区センター:再整備への取組
南地区センターは、平成 16 年 12 月に商業施設「ガーデンモール南千里」がオープンし、
済生会千里病院のリニューアル工事が進められています。現在、吹田市ではまちづくり懇談
会での市民意見を踏まえながら、公共施設や基盤施設の再整備の検討に取組んでいます。
○北地区センター:ソフト面からの商業活性化
北地区センターは、一定の商業施設の再整備が行われており、現在は様々なイベント(北
千里夏祭り阿波踊り
等)や携帯メールによる情報発信、ゆめシールの発行などソフト面か
らの商業活性化に取り組んでいます。
○近隣センター:生活拠点としての再生
近隣センターでは、核店舗の撤退など、全般的には商業機能の空洞化が進んでいます。し
かし街角広場などのコミュニティ施設や生活支援施設が空き店舗に立地するなど、交流・生
活支援機能の立地により近隣センターの役割が変化してきている状況がみられるようになっ
てきています。また、藤白台近隣センターや高野台サブセンターのように一体的な再整備に
よるリニューアルが行われているセンターもあります。
【各地区センターの小売り販売額の推移】
集積地名
千里中央地区(再掲)
北千里地区
南千里地区
山田駅前地区
26
販売額(A:百万円)
売場面積(B:㎡)
A/B(百万円/㎡)
1997年 2002年 2004年 1997年 2002年 2004年 1997年 2002年 2004年
68,268 53,423 52,245 39,698 41,372 45,065
1.72
1.29
1.16
17,342 12,436 15,567 20,106 22,049 21,686
0.86
0.56
0.72
6,462
4,669
5,548
3,449
3,144
3,058
1.87
1.49
1.81
2,975
11,266
0.26
○商業だけでない、地域の中心としての近隣センターへの期待
近隣センターは、当初、生活利便施設や公共公益施設が配置され、千里ニュータウン開発
当初の住民の生活を支えていましたが、近年、商業環境の変化に伴い住民ニーズに対応でき
ず、衰退しているセンターも見られます。
一方で、「生鮮3品など最寄性の高い商品・サービスは比較的利用率が高い」ことや、「住
区によりセンターの利用率が異なる」といった状況があり、更には、人々が集まりやすい場
所にある地域の中の貴重なオープンスペース、コミュニティの場としての役割を期待する意
見もあります。
【近隣センター位置図】
27
【各近隣センターの状況】
敷地面積
店
舗
現
状
1
津
雲
台
近隣センター
7,370 ㎡
スーパー(大丸ピーコック)、飲
食、物販、理美容ほか
2
高
野
台
近隣センター
5,220 ㎡
コンビニ、物販、診療所ほ ・旧市場、元浴場は、店舗付共同住
か
宅への建替え済み。
3
高
野
台
サブ近隣センタ
ー
2,950 ㎡
4
佐
竹
台
近隣センター
5,570 ㎡
・旧市場、旧浴場は、店舗付共同住
飲食、物販、理美容、診療
宅への建替え済み。市民ホール建替え
所他
済み。
5
桃
山
台
近隣センター
7,550 ㎡
スーパー(ライフ)、飲食、 ・隣接する竹見台近隣センターと連
物販、理美容、診療所他
絡されている。
6
竹
見
台
近隣センター
6,650 ㎡
市場(14 店舗)、飲食、物
販、新聞、理美容、診療所
他
7
青
山
台
近隣センター
7,930 ㎡
飲食、物販、理美容、診療
所他
8
藤
白
台
近隣センター
7,550 ㎡
ミニスーパー、飲食、物販、
・法定再開発事業を実施済
理美容
9
古
江
台
近隣センター
7,740 ㎡
市 場 ( 5 店 舗 ) 、 飲 食 、 物 ・旧市場、元浴場は、店舗付共同住
販、理美容、診療所他
宅への建替え済み。
10
新 千 里 北 町
近隣センター
8,150 ㎡
スーパー、飲食、物販、理 ・旧市場、元浴場は、店舗付共同住
美容、診療所他
宅への建替え済み。
11
新 千 里 東 町
近隣センター
7,530 ㎡
スーパー(青葉)、物販、理 ・元浴場は、店舗付共同住宅への建
美容、診療所他
替え済み。
12
新 千 里 西 町
近隣センター
7,220 ㎡
飲食、物販、理美容、新聞 ・旧市場部分は店舗付共同住宅へ
他
の建替え済。
7,660 ㎡
スーパー(大丸ピーコック)
・旧市場部分は店舗付共同住宅へ
飲食、物販、理美容、診療
の建替え済。
所他
新 千 里 南 町
13
近隣センター
28
・全体再整備事業を実施中
(2)教育施設
○児童生徒数の減少と余裕教室の活用
千里ニュータウンの小学校児童数、中学校生徒数は昭和 50 年頃から減少を続け、過去5∼
6年間では児童数はピーク時の約 1/4、生徒数は約 1/3 強で推移しています。
こうしたことから、吹田市域では建設時の人口急増に伴い竹見台では2校目となる南竹見
台小学校が配置されましたが、児童数の減少により平成 15 年より「竹見台小学校」と「南竹見
台小学校」が統廃合され、「千里たけみ小学校」となっています。また、青山台、古江台の2住
区には「青山台」「古江台」「北千里」の3小学校が配置されていますが、学校規模の適正化のた
め平成 19 年4月を目標に2校への統廃合の話し合いが進められており、併せて中学校区の変
更も予定されています。
なお、児童生徒数の減少に伴い余裕教室が発生していますが、地域活動や福祉活動の拠点
としての活用がみられるようになってきています。
小学校児童数の推移
20,000
18,000
児童数(人) 17,729
16,000
14,736
14,000
11,815
12,000
10,339
10,000
8,000
7,285
6,000
5,739
4,697 4,697 4,579 4,689 4,684 4,787 4,885
4,000
2,000
0
S45 S50 S55
吹田市域
S60
H2
H7 H12 H13
豊中市域
H14
H15
H16 H17
NT全体
H18
中学校生徒数の推移
8,000
生徒数(人)
7,000
7,356
6,796
5,881
6,000
5,131
5,000
3,991
4,000
3,000
3,225 3,132 3,072
2,790
2,911 2,882 2,827 2,798
2,000
1,000
0
S45
S50 S55
吹田市域
S60
H2
H7 H12 H13
豊中市域
H14
H15
H16 H17
NT全体
H18
29
【普通教室数と余裕教室数の推移】
H9
小学校
吹田市域
豊中市域
中学校
吹田市域
豊中市域
使用
余裕
使用
余裕
使用
余裕
使用
余裕
122
130
H12
−
−
−
−
H14
74
51
48
45
−
−
H15
119
116
−
−
−
−
41
48
56
10
H16
120
97
74
51
39
50
56
10
−
−
※使用:普通教室(学級数)/余裕:多目的使用教室数
H17
119
105
−
−
121
96
−
−
40
52
−
−
39
52
−
−
(大阪府提供資料から作成)
【余裕教室の活用状況】
余裕教室 児童の教育活 管理運用面 学校教育以外
総数
動での活用
での活用
での活用
小学校
中学校
H15
小学校
豊中
中学校
小学校
H16 吹田
中学校
小学校
H17 吹田
中学校
吹田
97
50
51
10
105
52
96
52
51
35
12
0
52
37
49
36
30
14
1
0
30
14
29
15
16
1
33
4
23
1
18
1
「学校教育以外での活用」の種別
地域活動 高齢者 障害者 育児
その他
支援
支援
支援 支援
使用
せず
0
0
5
6
0
0
0
0
5
1
8
5
1
4
1
4
9
2
15
11
4
3
12
2
10
(大阪府提供資料から作成)
【小学校区と中学校区】
30
(3)医療・福祉施設
○駅前への医療機能の立地
千里ニュータウンの医療施設は、地区開業医と病院が一体となって住民の健康管理と診療
にあたるオープンシステム方式が目指され、各住区毎に開業医を一つにまとめた、いわゆる
「医者村」が近隣センター周辺に、基幹病院となる新千里病院が南千里地区センターに隣接
して設けられました。
現在では、住区内の戸建て住宅地で歯科などの診療所が立地や、利便性の高い駅前地区で
ある千里中央地区の業務ビル(千里朝日阪急ビル、よみうり文化センターなど)での診療所の
立地、北千里センター、山田駅前への医療(クリニック)ビルの立地がみられます。その一方
で「医者村」では診療機能を廃し、住宅となっている例がみられるようになってきています。
【住区毎の利用施設の立地状況】
診療所
医療センター
(医者村)
集約立地※2
4
4
2
6
4
4
4
4
32
4
2
5
2
28
4
4
4
5
4
8
4
24
豊中市 計
17
16
24
計
49
44
56
吹田市
古江台
高野台
佐竹台
青山台
竹見台
津雲台
桃山台
藤白台
吹田市 計
個別立地※1
豊中市
新千里西町
新千里東町
新千里南町
新千里北町
9
3
3
病院
計
16
1
11
5
2
32
1
4
30
7
5
6
8
19
14
7
96
4
32
12
9
57
4
153
※1 個別立地:戸建て住宅地内などで単独で立地している診療所
※2 集約立地:医療ビルや業務ビルなどで集中して立地している診療所
31
【医療施設の立地状況】
診療所(医療センター)
診療所(個別立地)
診療所(集約立地)
病院
32
○高齢者支援・子育て支援施設の立地
千里ニュータウンでは高齢化が急速に進んでいますが、豊中市・吹田市の他の地域との比
較では、要介護認定者の出現率は低い水準にあり、現時点では元気な高齢者が多いとの声も
あります。
高齢者施設は概ね住区毎に1施設以上の立地していますが、青山台には介護保険施設は立
地しておらず、住区毎で高齢者施設の立地状況に違いがみられます。介護保険法の改正に伴
い創設された「地域包括支援センター」は、吹田市側のニュータウン地域(千里ニュータウン・
万博・阪大地域)を担当する拠点として地域外の総合福祉会館におかれていることから、現在
ニュータウン区域内でその整備に向けた検討が進められています。また、豊中市側はアリス
千里(新千里北町)におかれています。
また、千里ニュータウン内には子育て関連施設として、幼稚園、保育所、児童会館・児童
センターなど 25 施設が立地しています。
【子育て・高齢者施設の立地状況】
【施設凡例】
子育て関連施設(公立・私立)
高齢者施設(公営・民営)
[3]
(27)
青山台
[4]
(1)
[14]
藤白台
(20)
[24]
[15]
新千里北町
[1]
(17)
(19)
[9]
[20]
新千里西町
(3)
(23)
(2)
(25)
古江台
[11]
(10)
[10]
(34)
(11)
[5]
(22)
(33)
[22]
(28)
新千里東町
(31)
(14)
[21]
(12)
(15)
(18)
(13)
新千里南町
[17]
[12]
[6]
(4)
(32)
(21)
津雲台
(26)
(29)
[13]
[18]
(5)
竹見台
(7)
(24)
(6)
[25]
[23]
高野台
[8]
(9)
桃山台
[7]
(16)
[19]
[16]
(30)
(8)
佐竹台
[2]
33
【高齢者数と要介護認定者数の状況】
A:人口
B:高齢者数 C:要介護認定 高齢化率(%)
(人)
(人)
者数(人)
100×B/A
40,395
8,810
1,607
21.81
46,428
7,634
1,587
16.44
55,262
7,265
1,309
13.15
64,934
6,889
1,291
10.61
73,824
8,264
1,211
11.19
65,658
15,406
2,594
23.46
346,501
54,268
9,599
15.66
68,954
11,553
2,000
16.75
62,289
9,964
1,641
16.00
53,279
8,978
1,649
16.85
49,651
8,163
1,306
16.44
57,105
10,032
1,794
17.57
49,184
11,778
1,920
23.95
52,420
10,119
1,494
19.30
340,462
60,468
10,310
17.76
118,078
25,525
4,088
21.62
市域
吹田
豊中
JR以南
片山・岸部
豊津・南吹田
千里山・佐井寺
山田・千里丘
ニュータウン※1
吹田市 計
北西部
北中部
中部
中東部
中西部
南部
北東部
豊中市 計
千里NT※2
出現率(%)
100×C/B
18.24
20.79
18.02
18.74
14.65
16.84
17.69
17.31
16.47
18.37
16.00
17.88
16.30
14.76
19.52
16.02
(高齢者保健福祉計画・介護保健事業計画より(両市とも H18.3 策定))
※1:「千里ニュータウン・万博・阪大地域」を「ニュータウン」と略記 ※2:ニュータウン区域外を含む
【子育て・高齢者施設
概要】
子育て関連施設
種別
幼稚園
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
名称
古江台幼稚園
佐竹台幼稚園
青山幼稚園
ふじしろ幼稚園
カトリックさゆり幼稚園
千里幼稚園
千里敬愛幼稚園
玉川学園幼稚園
備考
公立
公立
私立
私立
私立
私立
私立
私立
[9] せんりひじり幼稚園
[10] みくま幼稚園
[11] アソカ幼稚園
[12] 追手門学院幼稚園
私立
私立
私立
私立
[13] しんでん幼稚園
公立
住区
古江台
佐竹台
青山台
藤白台
古江台
津雲台
桃山台
高野台
種別
保育所
新千里北町
新千里西町
新千里東町 児童会
新千里南町 館・児童
センター
(上新田)
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
名称
藤白台保育園
北千里保育園
南千里保育園
あやめ保育園
千里聖愛保育センター
千里ニュータウン保育園
北丘聖愛園
西丘保育所、地域子育て
支援センター併設
東丘保育所
南丘保育所
YWCAシャロン子ども館
竹見台児童センター
備考
住区
公立
藤白台
公立
古江台
公立
佐竹台
私立
津雲台
私立
竹見台
私立
佐竹台
私立(※民営化) 新千里北町
公立
新千里西町
公立
公立
社会福祉法人
吹田市
新千里東町
新千里南町
古江台
竹見台
高齢者施設
分類
名称
高齢者 (1) 青山台地区高齢者いこいの間
いこいの (2) 古江台地区高齢者いこいの間
間
(3) 藤白台地区高齢者いこいの間
(4) 津雲台地区高齢者いこいの間
(5) 竹見台地区高齢者いこいの間
(6) 高野台地区高齢者いこいの間
(7) 桃山台地区高齢者いこいの間
(8) 佐竹台地区高齢者いこいの間
(9) 千里市民センター高齢者ホール
有料老 (10) ケアビレッジ千里・古江台
人ホー (11) ベルパージュ千里けやき通り
ム
(12) 弘済院老人ホーム
運営主体
吹田市
吹田市
吹田市
吹田市
吹田市
吹田市
吹田市
吹田市
吹田市
民間
民間
大阪市
(34) (千里中央再整備)
(13) 老人保健施設つくも
(民間)
医療法人
(14)
(15)
(16)
(17)
(18)
(19)
大阪市
古江台
大阪市
古江台
社会福祉法人 佐竹台
社会福祉法人 新千里北町
社会福祉法人 (上新田)
社会福祉法人 (区域外)
老人保
健施設
特別養
護老人
ホーム
34
弘済院第一特別養護老人ホーム
弘済院第二特別養護老人ホーム
青藍荘
特別養護老人ホームアリス千里
特別養護老人ホームきらぼし
豊中グリーンヒル
住区
青山台
古江台
藤白台
津雲台
竹見台
高野台
桃山台
佐竹台
津雲台
古江台
古江台
古江台
分類
ケアハ
ウス
名称
YWCAシャロン千里
青藍荘
豊泉家桃山台(ケアハウス等)
府立軽費老人ホーム豊寿荘
藤白台デイサービスセンター
デイサ
ービス
桃山台デイサービスセンター(第1-3)
いきいきサポート
竹見台デイサービスセンター
アローラデイサービス
友−友デイサービスセンター
ビージーみなみ(デイハウス)
(財)千里老人文化センター好
その
日荘
他、高
新千里東町 齢者支 (31) 府立老人総合センター
津雲台 援施設 (32) 豊中市福祉公社南丘ステーション
(20)
(16)
(21)
(22)
(23)
(24)
(25)
(26)
(27)
(28)
(29)
(30)
(33) 千里老人福祉センター
運営主体
住区
社会福祉法人
古江台
社会福祉法人
佐竹台
社会福祉法人 (上新田)
社会福祉法人 新千里西町
吹田市
藤白台
民間
桃山台
NPO
古江台
NPO
竹見台
民間
藤白台
NPO
(区域外)
NPO
新千里南町
財団法人
佐竹台
大阪府
財団法人
(区域外)
新千里南町
豊中市
新千里東町
○解消されつつある待機児童数
千里ニュータウンに立地する保育所の待機児童数(0∼5 歳児)は、吹田市域では平成 15 年度
には 44 人ありましたが、吹田市内(千里ニュータウン外)で平成 16 年度に1園、平成 17 年
度に3園が増園されたことなどを受けて減少し、平成 18 年度には 6 人となっています。豊中
市域では、平成 14 年度以降、待機児童数は数名で推移しています。
千里ニュータウンの保育所待機児童数の推移
50
待機児童数(人)
45
44
41
40
35
32
30
26
25
25
20
15
10
10
4
4
5
1
0
平成13年度
平成14年度
6
2
1
平成15年度
平成16年度
吹田市域
平成17年度
平成18年度
豊中市域
【千里ニュータウン内の保育所待機児童数の推移】
施設
吹田市域
公立
私立
豊中市域
公立
民間
合計
吹田市域
豊中市域
平成13年度
平成14年度
平成15年度
平成16年度
A
3
5
5
B
5
12
17
C
6
7
9
D
E
F
4
8
0
1
6
1
4
4
5
G
H
I
J
K
L
M
N
3
5
15
2
0
1
2
0
0
0
1
0
−
−
−
−
−
−
−
平成17年度
4
平成18年度
1
1
5
2
1
11
3
2
11
6
4
4
0
0
2
0
0
0
0
1
0
1
3
0
1
0
−
−
−
−
−
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
26
25
32
4
44
1
41
1
10
4
6
2
−
【参考:保育所の定員推移(吹田市域)】
公立
施設
A
B
C
計
私立
計
合
D
E
F
計
平成13年度
平成14年度
平成15年度
平成16年度
平成17年度
120人
120人
120人
120人
120人
142人
142人
142人
142人
142人
142人
142人
142人
142人
142人
404人
404人
404人
404人
404人
120人
120人
120人
120人
120人
120人
120人
120人
120人
120人
90人
90人
90人
90人
90人
330人
330人
330人
330人
330人
734人
734人
734人
734人
734人
平成18年度
120人
142人
142人
404人
120人
120人
90人
330人
734人
35
・
36
4.生活文化等
(1)学術・文化施設
○グレーター千里の中核としての役割
千里ニュータウン及びその周辺には・国立循環器病センターや大阪大学付属病院などの高
度な医療機関・大阪大学、関西大学、金蘭大学などの高等教育、研究機関・インキュベーシ
ョン機能を持つ千里ライフサイエンスビルや大阪バイオサイエンス研究所などの先端科学研
究施設・国立民俗学博物館などの国際文化施設・彩都におけるバイオクラスターの形成など、
様々な高度な文化・情報・教育・研究機関が集積立地しています。このように千里ニュータ
ウンは周辺地域に高次都市機能や研究機関が集積し、北部大阪地域の中でグレーター千里と
も呼ばれる成熟した都市圏の中核的な役割を担っています。また、これらの大学・研究機関
の活動として、大阪大学では千里ニュータウンを対象とした「リノベーションまちづくりデ
ザイナーの養成」プログラムが実施され、その成果が「大学のあるまちづくりシンポジウム」
で公開されるなど地域と連携した研究活動が展開されています。
【千里ニュータウン周辺の学術・文化等施設の立地状況】
10km
医療基盤技術研究施設
彩都バイオインキュベータ
京大阿武山
地震観測所
大阪外国語大学
5km
梅花女子大学
千里国際学園校
JICA大阪国際研修センター
国立循環器病センター
産業技術総合研究所
大阪大学(吹田キャンパス)
大阪大学付属病院
微生物病研究所 等
千里金蘭大学
国立民族学博物館
日本民芸館
国際児童文学館
千里ライフサイエンスセンター
大阪大学(豊中キャンパス)
大阪バイオサイエンス研究所
関西大学
大阪学院大学
大阪音楽大学
凡 例
教育施設
文化施設
研究機関
医療施設
国際教育・研修施設
37
(2)住民・NPO等の活動状況
○地縁組織と都市的ネットワークの展開
千里ニュータウンでは入居開始以降、主として自治会や公民館、PTAなどの地縁団体を
ベースとした自治活動、地域管理活動が行われ、住区、市域を単位とした地域コミュニティ
が形成されてきました。その後、まちの成熟化とともに、従来の地縁組織に加え、ニュータ
ウンの一部または全域を活動の対象とするNPOや市民活動団体が誕生し、多様な取り組み
を展開しています。これらの活動団体は、必ずしも市域や住区にとらわれることのない都市
的なネットワークも形成しています。
38
【千里ニュータウンで活動する主な市民活動団体の活動分野と活動地域】
フィールド
豊中市域
吹田市域
分野
まちづくり全般
中間支援
情報交換
政策提言
地域プラットフォーム
千里市民フォーラム(千里のまちづくりに関する情報交換、当フォーラムを母体に「千里竹の会」が誕生/会員 90 名)
千里井戸端ネット(ITネットワークを活用した千里のまちづくり等に関する情報交換、パソコン教室も開催/会員約 60 名)
千里まちづくりネット(吹田市・千里 NT 再生 100 人委員会の後続組織、まちづくりの提案)
千里の会(千里を含む周辺地域における市民活動支援等をめざす、農山村との交流他を実施)
商業活性化
コミュニティビジネス
ディオス北千里専門店会
新千里北町土佐千里2階
北千里地域交流会(商店会が地域活動と連携)
千里コミュニティビジネス研究会(吹田、豊中両市による千里コミュニティビジネス連続講座受講生による研究会、千里住まいを助けたい!、はんじゅく暮楽部等が誕生)
(NPO)千里すまいを助けたい!(住まいと暮らしのマッチングシステム提案公募型事業に着手)
住まい・住替え支援
千里住まいの学校(千里ニュータウン周辺での住替え支援等をめざす、高齢者住宅の見学等を実施)
ひがしまち街角広場(コミュニティ喫茶、市民活動団体に会議の場提供、大学や地域との連携)
コミュニティ喫茶
新千里東町近隣センター
子育て
トライアングル
東丘ダディーズクラブ(小学校の父親の交流)
ひと・みらい工房(体験行事、科学教室等実施)
主に藤白台市民ホールで活動
文化・学術
はんじゅく暮楽部(東町で放課後一時預かり)
千里グッズの会(街角広場を拠点に千里の絵葉書制作・吹田市立博物館ニュータウン展展示に参加他)
千里 竹の会(竹林整備、竹炭づくり、竹細工他、会員約 110 人:2002 年現在)
環境保全
桃山公園(竹林整備)
北千里高校(竹炭づくり)
東町公園(竹林整備)
東丘コミュニティルーム・新千里松竹会・西丘男ボラの会(豊中市アダプト活動)
アダプト活動
東丘小学校区内
地域通貨
東丘小学校(竹細工)
千里南町外回り線他
新千里 5 号線、西町
地域通貨「いっぽ」((NPO)友―友が吹田市内で運営)
藤白台・古江台他(現状の加盟店)
(NPO)千里市民ネット(コミュニティ自動車「のってネット」の運行)
コミュニティ自動車
西町、北町2丁目∼千里中央
介護福祉
(NPO)友―友
(地域通貨の運営、北千里地区での配食サービス、デイサービス
千里万博公園(友―友デイサービスセンター)
デイサービス
配食サービス
その他介護サービス
自立支援
市立武道館厨房(配食サービス)
佐竹台好日荘内
新千里南町
(NPO)ライフサポートりぼん(デイサービス・訪問介護、居宅介護他)
デイサービリボン:山田東/事務所:山田西←藤白台・津雲台から移転
遊ゆうかぼちゃのお家(障害者の自立訓練クッキー・小物作り、配食サービス他)
佐竹台
福祉ボランティア
(NPO)ビー・ジーみなみ(高齢者・障害者のデイサービス)
街角デイハウス・コメット(介護保険認定者以外を対象とした通所介護)
社会福祉法人「和」NAGOMI(豊中市自閉症児親の会が創設した知的障害者授産施設)
南丘小学校内(余裕教室活用)
楓ネットワークすいた(北千里公民館での高齢者独居昼食会他)
音声グループ「わ」
(音訳)
特別養護老人ホーム等でのボランティアサークル(つくしんぼ、孫子老(まごころ)・・・)
大阪 YWCA シャロン千里(点字子ども図書館、福祉ボランティア活動他)
文化・スポーツ振興
地区公民館
北千里、南千里)
・千里市民センターでの活動グループ(吹田おりづる会、ニ胡リンサークル・・・)
(NPO)ボンジョルノ佐竹台(サッカー普及、ボランティア・清掃等、活動場所:佐竹台小、ねむの木公
千里アスレチックコミュニティ(サッカー普及、活動場所:たけみ小)
千里公民館・公民分館(北丘、東丘、西丘、南丘)での活動グループ
※「ボランティアグループ・NPOガイドブック(H17.8 吹田市)」「とよなか市民活動ガイドブック(2005.1 とよなか市民活動ネットきずな)」をもとに作成
39
Ⅲ.千里ニュータウンの将来人口推計
○人口増減
千里ニュータウンの将来人口の推計を下記の条件で試算しました。試算の結果、基準年約 8.
9 万人に対して、新しい住宅の供給が進んだ場合は、2025 年のピーク時で約 11.2 万∼11.9 万
人とおよそ 20 年間でおよそ約2∼3万人の人口増加が見込まれ、住宅戸数は 4.2 万戸から、
2005∼2025 年の 20 年間は約 500 戸/年で増加を続け、2030 年には 5.2 万∼5.4 万戸になると
推計されます。
また、建替えが行われない場合は、人口はほぼ直線的に減少し、2030 年には6万人を割り
込むと推計されます。(※この推計は、あくまで一定の仮定条件を設定した場合の試算値で
す。
)
○前提条件
推計手法:コーホート要因法
推計期間:5年期間で5期(2005 年∼2030 年)
仮定値:生残率、出生率、移動率を想定
○条件設定
住宅種別毎に下表のような条件設定を行う
住宅種別
建替戸数(方針)
公共賃貸住宅
民間集合住宅等
給与住宅
戸建て住宅地
その他
管理戸数の 50∼100%で建替え戸
数及び敷地面積を想定
再生活用地:専用面積を設定(ケ
ース要因)して戸数を想定
専用面積85㎡/戸程度で戸数
を想定
専用面積85㎡/戸程度で戸数
を想定
建替えは想定しない
建替えは想定しない
建替時期
(方針)
建設時期など
に基づき想定
建替用地の着
工後と想定
建設時期など
に基づき想定
建設時期など
に基づき想定
−
−
備考
分譲マンションへ
の建替とする
分譲マンションへ
の建替とする
分譲マンションへ
の建替とする
○ケース設定
ケース
①
ケース
②-1
専用面積を 75 ㎡/戸と想定
ケース
②-2
専用面積を 85 ㎡/戸と想定
ケース
②-3
専用面積を 95 ㎡/戸と想定
建替えを行わないと想定
41
○人口推計の結果(人口・供給戸数)
人口推計結果
130,000
118,630
120,000
110,000
117,510
112,000
100,000
110,360
88,700
90,000
80,000
82,570
64,670
76,510
70,000
59,320
70,560
60,000
年
20
30
年
20
25
年
20
20
年
15
20
20
05
年
基
20
準
10
年
年
50,000
ケース①
ケース②-1
ケース②-2
ケース②-3
住宅戸数の推計
55,000
54,010
53,380
51,670
50,000
45,000
42,040
42,040
20
30
年
年
25
20
20
20
年
年
20
15
年
10
20
20
05
年
基
準
年
40,000
ケース①
42
ケース②-1
ケース②-2
ケース②-3
○高齢化率
ケース①での高齢化率は 2010 年には 30%を超え、2020 年に約 38%と最大に、また、年少人
口は 2030 年までに約 9%まで減少すると推計されます。ケース②-2 では、高齢化率は 2015 年
に約 30%でピークを迎えた後、約 25%まで減少すると推計され、また、年少人口の占める割合
は 2020 年∼2025 年に約 14%でピークを迎えると推計されます。大阪府の将来推計人口の高齢
化率を比べると、ケース②-2 では、2030 年には大阪府より約2ポイント低い約 25%になると
推計されます。
年齢構成(4区分)の推移(ケース①)
2005年
11.9%
2010年
10.8%
2015年
9.5%
54.0%
2020年
8.8%
53.7%
13.8%
2025年
8.8%
54.3%
11.3%
2030年
9.3%
54.0%
0%
57.5%
20%
年少人口
16.6%
62.4%
17.0%
14.7%
16.3%
20.2%
23.7%
25.6%
12.7%
40%
生産人口
60%
前期高齢人口
9.1%
23.9%
80%
100%
後期高齢人口
年齢構成(4区分)の推移(ケース②-2)
2005年
11.9%
62.4%
2010年
12.6%
59.4%
2015年
13.0%
58.1%
2020年
14.2%
60.0%
11.0%
14.8%
2025年
14.2%
61.7%
9.4%
14.7%
2030年
13.3%
61.9%
10.5%
14.3%
0%
年少人口
20%
生産人口
40%
16.6%
15.3%
13.6%
60%
前期高齢人口
80%
9.1%
12.7%
15.3%
100%
後期高齢人口
43
○ケース①の年齢別人口構成
(単位:人)
2005年
2010年
6,200
(8.8%)
55,350 (62.4%) 47,450 (57.5%) 41,280 (54.0%) 37,880 (53.7%) 35,130 (54.3%) 32,060 (54.0%)
前期高齢人口
14,720 (16.6%) 14,070 (17.0%) 12,500 (16.3%)
9,750 (13.8%)
5,680
(8.8%)
2030年
生産人口
合計
(9.5%)
2025年
10,580 (11.9%)
8,050
7,250
2020年
年少人口
後期高齢人口
8,920 (10.8%)
2015年
7,310 (11.3%)
5,510
(9.3%)
7,560 (12.7%)
(9.1%) 12,130 (14.7%) 15,480 (20.2%) 16,730 (23.7%) 16,560 (25.6%) 14,180 (23.9%)
88,700 (100.0%) 82,570 (100.0%) 76,510 (100.0%) 70,560 (100.0%) 64,680 (100.0%) 59,310 (100.0%)
○ケース②-2の年齢別人口構成
年少人口
10,580 (11.9%) 12,240 (12.6%) 12,840 (13.0%) 15,480 (14.2%) 16,320 (14.2%) 15,070 (13.3%)
生産人口
55,350 (62.4%) 57,810 (59.4%) 57,410 (58.1%) 65,360 (60.0%) 70,900 (61.7%) 70,350 (61.9%)
前期高齢人口
14,720 (16.6%) 14,880 (15.3%) 13,440 (13.6%) 11,980 (11.0%) 10,790
後期高齢人口
合計
8,050
(9.1%) 12,380 (12.7%) 15,120 (15.3%) 16,100 (14.8%) 16,930 (14.7%) 16,230 (14.3%)
88,700 (100.0%) 97,310 (100.0%) 98,810 (100.0%) 108,920 (100.0%) 114,940 (100.0%) 113,570 (100.0%)
大阪府年齢構成:「大阪府の将来推
計人口(2004.7)」の推計(中ケース)
2030年の年齢構成(4区分)の比較
100%
90%
14.3%
16.3%
10.5%
10.6%
61.9%
61.5%
9.3%
13.3%
11.6%
ケース①
ケース②-2
大阪府
23.9%
80%
70%
12.7%
60%
50%
40%
54.0%
30%
20%
10%
0%
年少人口
44
(9.4%) 11,920 (10.5%)
生産人口
前期高齢人口
後期高齢人口
○住宅の種類別戸数
ケース②-2 では、公共賃貸住宅の再生活用地などを分譲マンション用地とすることから、
今後の 20 年間で約2万戸、約 1,000 戸/年の分譲マンションの供給が想定されます。その結
果、2030 年には分譲マンションと公共賃貸住宅がほぼ同数になると推計されます。
○住宅種別戸数構成(ケース②-2)
2005年
・ケース①※1
新規分譲マンション※2
2010年
2015年
2020年
2025年
2030年
481
4,545
8,961
16,511
19,927
20,899
6,067
6,067
6,067
6,067
6,067
6,067
公的分譲住宅
3,184
2,354
703
0
0
0
社宅・民間集合住宅など※3
7,585
7,585
7,585
5,496
5,496
5,063
公共賃貸住宅
24,720
23,543
23,093
21,113
20,674
20,674
計
42,037
44,094
46,409
49,187
52,164
52,703
1.1%
10.3%
19.3%
33.6%
38.2%
39.7%
14.4%
13.8%
13.1%
12.3%
11.6%
11.5%
7.6%
5.3%
1.5%
0.0%
0.0%
0.0%
社宅・民間集合住宅など
18.0%
17.2%
16.3%
11.2%
10.5%
9.6%
公共賃貸住宅
58.8%
53.4%
49.8%
42.9%
39.6%
39.2%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
100.0%
戸建て住宅
戸数
※3
新規分譲マンション
構成率
戸建て住宅
公的分譲住宅
計
※1:ケース①は2005年基準年から戸数は変わらない
※2:2005年基準年の 481 戸は 2005 年までに建替えが終了している公的分譲住宅の戸数
※3:建替え後は新規分譲マンションとする
供給戸数の種別構成の推移(ケース②-2)
2005年・ケース①
2010年
58.8%
1.1%
53.4%
10.3%
2015年
49.8%
19.3%
42.9%
33.6%
2020年
2025年
38.2%
39.6%
2030年
39.7%
39.2%
0%
10%
新規分譲マンション
社宅・民間集合住宅など
20%
30%
40%
戸建て住宅
公共賃貸住宅
50%
60%
70%
80%
90%
100%
公的分譲住宅
45
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