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対レバノン共和国事業展開計画

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対レバノン共和国事業展開計画
国別援助方針 別紙
対レバノン共和国事業展開計画
2014年 4月 現在
基本方針
(大目標)
重点分野1
(中目標)
中東和平の実現の要となるレバノンの安定化支援
社会的弱者支援
【現状と課題】
レバノンの一人当たりGNI(9,190米ドル(2012年))は中進国を越える水準にあるものの、過去の紛争や政治的対立に
より、政府機能が必ずしも十分ではない。このため、地域間格差等の課題に対応できていない。また、過去の紛争の
影響から、いまだ公共サービスが十分に行き届かない地域が多く残っているとともに、近年はシリア難民が流入し続
けており、生活インフラを始め、医療や教育等の施設が不十分である。
【開発課題への対応方針】
所得格差や地域間格差の解消、公共サービスの改善に向けた自助努力の促進を念頭に、行政
能力向上のための行政官に対する研修を行うとともに、シリア難民を含む社会的弱者や貧困
層に直接役立つ、保健、教育、地雷・クラスター弾の不発弾対策等での支援を行う。
実施期間
協力プログラム名
生活基盤改善
プログラム
協力プログラム概要
案件名
公共サービス向上のための行政官に対
教育行政強化、公共工事政府会計検査、国際テロ対策、情報システム運用管理、中
する研修、診療所等の医療・教育施設 小企業振興政策関連研修
等の改善、地雷・不発弾撤去等によ
り、生活基盤の改善を図る。
保健、教育、障害者支援、水供給、地雷・クラスター弾除去分野での草の根・人間の
安全保障無償資金協力
生活基盤改善
2013
年度
以前
支援額
備考
2014
年度
2015
年度
2016
年度
2017
年度
2018
年度
(億円)
課題別研修他
草の根無償
0.68
無償
8.00
シリア難民に対する水・衛生・保健・医療分野における緊急支援
マルチ
4.3百万USD
国連児童基金
(UNICEF)
シリア難民に対する緊急食糧支援
マルチ
3百万USD
世界食糧計画
(WFP)
シリア難民の保護と支援
マルチ
国連難民高等弁務官
5.8百万USD 事務所
(UNHCR)
シリア難民に対する人道支援
マルチ
1.3百万USD
コミュニティーを基盤とした医療及び一次支援,心理的支援並びに緊急医療
マルチ
国際赤十字・赤新月
0.5百万USD 社連盟
(IFRC)
シリア難民、レバノン帰還民及びレバノンのホスト・コミュニティに対する支援
マルチ
0.4百万USD
国際移住機関
(IOM)
レバノンのホスト・コミュニティ支援
マルチ
0.6百万USD
国連工業開発機関
(UNIDO)
レバノンにおけるホスト・コミュニティー支援プロジェクト
マルチ
1.3百万USD
日・UNDPパートナー
シップ基金
大量に流入しているシリア難民に対し
シリア・アラブ共和国から流出した難民及び同国の国内避難民等に対する緊急無償
て人道支援等を行う。
資金協力
開発課題1
(小目標)
スキーム
その他
赤十字国際委員会
(ICRC)
生活基盤改善
その他
重点分野2
(中目標)
レバノンにおける自然保全・生活のための女性のエンパワーメント
マルチ
ジェンダー平等と女性
のエンパワーメントの
0.28百万USD
ための国連機関
(UNWOMEN)
レバノンにおける農村女性・難民女性の労働市場へのアクセス向上
マルチ
0.33百万USD UNWOMEN
脆弱層のシリア難民支援と受入コミュニティの強化、パレスチナ難民キャンプでのシリ
ア難民の教育保健支援
JPF
0.96
パレスチナ子どもの
キャンペーン
越冬支援、レバノンにおけるシリア難民青少年支援事業等
JPF
2.59
セーブ・ザ・チルドレ
ン・ジャパン
パレスチナ難民支援
【現状と課題】
【開発課題への対応方針】
レバノンは、全人口の1割に相当する約42万人のパレスチナ難民を抱えているが、国内宗派の人口バランスを崩す同 マルチとの連携をはかりながら、レバノンにおけるパレスチナ難民キャンプの再建・改善の
難民のレバノンへの帰化を認めておらず、レバノンにおけるパレスチナ難民は、不動産所有や就労等の様々な社会的 支援により、パレスチナ難民の生活環境の改善を支援する。
権利の制約を受けている。このため、同難民は恒常的な貧困状態にあり、また、このような状況は新たな騒乱の原因
ともなり得ることから、同難民の生活環境の改善が重要な課題となっている。
実施期間
開発課題2
(小目標)
協力プログラム名
協力プログラム概要
案件名
パレスチナ難民キャンプの再建・生活
ナフル・エル・バーリド・パレスチナ難民キャンプ再建計画(国連パレスチナ難民救済
環境の改善を支援する。
事業機関(UNRWA)連携)
パレスチナ難民支
援
アイン・ヘルワ・パレスチナ難民キャンプにおける上下水道改善プロジェクト
スキーム
無償
円借款付帯プロ
2013
年度
以前
支援額
備考
2014
年度
2015
年度
2016
年度
2017
年度
2018
年度
(億円)
2.01
2.03百万USD UNRWA
パレスチナ難民
支援プログラム
パレスチナ難民支援(教育・保健)分野での草の根・人間の安全保障無償資金協力
レバノンにおけるパレスチナ難民支援
草の根無償
マルチ
0.15
2.3百万USD UNRWA
【凡例】 「協準」(=全ての協力準備調査)、「詳細設計」(=詳細設計)、「技プロ」(=技術協力プロジェクト)、「開発計画」(=開発計画調査型技術協力)、「個別専門家」、「個別機材」、「国別研修」、「課題別研修他」(=課題別研修及び青年研修)、「JOCV」(=青年海
外協力隊)、「SV」(=シニア海外ボランティア)、「第三国専門家」、「第三国研修」、「現地国内研修」、「科学技術」(=科学技術協力(技プロ型及び個別専門家型))、「草の根技協」(=草の根技術協力)、「○○省技協」(=外務省・JICA以外の省庁及び独立行政法人等が実
施している技術協力)、「民間提案型技協」(=開発途上国の社会・経済開発のための民間技術普及促進事業)、「無償」(=以下に特記するサブスキームを除く全ての無償資金協力)、「ノンプロ」(=ノン・プロジェクト無償及び中小企業ノン・プロジェクト無償資金協力)、「草の根無
償」(=草の根・人間の安全保障無償)、「日本NGO」(=日本NGO連携無償)、「一般文化」(=一般文化無償)、「草の根文化」(=草の根文化無償)、「有償」(=円借款)、「マルチ」(=国際機関等を通じた多国間協力スキーム)、「中小企業支援」(=中小企業製品・技術とO
DAのマッチング事業「ニーズ調査」、「案件化調査」および「普及・実証事業」、かつ中小企業連携促進基礎調査)、「JPF」(=ジャパン・プラットフォームによる支援)、実線「―――」(=実施期間)、破線「- - - -」(=実施予定期間)
※この凡例にない略語を使用する場合は凡例に当概略語を記載したうえで使用する。
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