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アジア植林友好協会活動報告書

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アジア植林友好協会活動報告書
アジア植林友好協会活動報告書
NPO
ASIAN GREEN FOREST NETWORK
PROJECT
REPORT
2002 - 2008
森のない地球にわたしたち人類の未来はない!
―森のある地球を子供達にー
特定非営利活動法人(NPO 法人) アジア植林友好協会(AGFN)
〒188-0011 東京都西東京市田無町 3-5-4
TEL:042-451-6120 FAX:042-465-7241
E-mail:[email protected]
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URL:www.agfn.org
ご挨拶
ありがとうございます。
日ごろの皆様の物心両面からのご支援に心から感謝申し上げます。
さて、2007 年 2 月、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)から発表された第 4 次評
価報告書で地球温暖化の科学的根拠を論じる第 1 作業部会報告が発表されました。
報告書には地球温暖化が確実に進んでいるのは、「人間活動による温室効果ガスの増
加とその中心となる二酸化炭素の排出が影響している」と断定しています。
世界の科学者は、平均気温が 2℃上昇すると生態系や社会に変動を大きく与え、人類
の生存に影響を与えると警告しています。IPCC の報告書によれば「2℃突破」が現実
となりそうです。
温暖化は気温を上昇させるだけでなく、降水量、大気圏の空気の流、海流、海面の水
位にも影響を与えますので、地球の気候システム全体を狂わせます。
世界的な問題である「地球温暖化」の大きな解決策のひとつとなる「アジアの熱帯林
再生」を目指して、より多くの皆様と実行するために 2002 年 9 月 10 日に当会を設立
し植林活動を推進して参りました。
当協会は、現在世界で一番貴重かつ危機的な森林としてWWFにより指定されている
インドネシア東カリマンタン州で、荒廃林地の再生を目指し植林活動を行っておりま
す。また 2007 年からインドネシア・バリ島バンリ県知事の要請により、火山被害に
よって荒廃した土地での水源涵養と環境保全のための植林もスタートいたしました。
地球環境を良くするには「継続」こそが「命」と考えております。
皆様と共に事業をより一層推進し、また現地の人々とのコミュニケーションを大切に
して、地元住民の自立支援のためのアグロフォレストリー(農林事業)の実行なども
行って参ります。
今期は当協会の活動への認知が少しずつ広がり、これまで以上に皆様からご支援やご
協力を賜ることができ大変感謝しております。
地球温暖化防止のための植林を一層推進するにあたり皆様のこれまで以上のご協力
とご支援をお願い申し上げます。
ありがとうございます。
代表理事
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宮﨑 林司
【 海 外 活 動 】
★植林プロジェクト★
失われる熱帯雨林
アマゾン地域や東南アジアの森は「地球の肺」と
呼ばれる熱帯雨林で、大気中に含まれる酸素の
40%を供給していると言われています。しかし私
たち日本人にとっても大切な熱帯雨林は想像を
超える速度で失われています。
生物多様性の危機
地球上にすむ生物種は、確認されているだけで約
180 万。すでに 800 は絶滅し、さらに 1 万以上が危機
にあると言われております。これら動植物の生命を脅
かすのが「地球温暖化」であり、このまま平均気温が
上昇すると最大 30%動植物の種が絶滅する危機に
瀕します。
国際取引される物品の約 40%は農業や漁業、医薬
品原料など生物に関係しているため、生物多様性が
失われると人間社会に大きな影響を与えます。
インドネシアの熱帯雨林
インドネシアでは過去 20 年間に過剰な伐採、土地
転換、自然災害や山火事などにより 6 千万ヘクタール
の原生林が破壊され、この面積を回復させるには 120 年
以上かかると言われています。
当然、インドネシア国、一国では解決できない大きな
問題であり、一方で地球温暖化や気象異変などの原因
のひとつにもなっており、まさに地球的な課題です。
かつて、日本向けの木材輸出の为産地であったインド
ネシア東カリマンタン州においても、森林破壊の状況は
大変厳しい状況にあり、この問題解決のために国際的な
協力が急務となっています。
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Ⅰ.インドネシア 東カリマンタン州 植林プロジェクト
カリマンタン島にはもともと豊かな熱帯雨林が生い茂り、
現在絶滅の危機に瀕してしまっているオランウータンや
多様な生物の貴重な住処となってきました。しかし、1997
年に発生した大火災により 570 万ヘクタールもの森林が
焼失してしまいました。
当会と共に活動を進める国立ムラワルマン大学(Universitas Mulawarman)は、1970 年代から JICA
や日本の研究機関と共同で国有保護林ブキットスハルトにて熱帯雨林の研究を行っていました。前
述の森林大火災では、このブキットスハルト周辺も甚大な損害を被り、大学演習林の大半が焼けて
しまいました。
その後、大学で植林を行ってきたものの単独ではプロジェクトが
思うように進まないため当協会と大学との提携が実現しました。
この森林再生を実現するために、個人や企業からの参加ご協力の
輪を広げてまいります。
郷土樹種を再植林し、豊かな熱帯雨林の森を回復させ、
生物多様性の維持を目指します。
これまでのスポンサー:NEC フィールディング株式会社
株式会社ビーボコーポレーション
株式会社ニチレイフィッシュ
場所
(元は鬱蒼としたジャングルだった)
: 東カリマンタン州 ブキットスハルト(ムラワルマン大学演習林)
対象面積 : 6,000 ヘクタール(1、818万坪)
◆ 『生命の森づくり』プロジェクト (個人参加型プロジェクト)
バリクパパン市近郊の草原化してしまった土地に、将来の木材資
源として活用することを目的としたチークと環境保全を目的とした
地場の樹種を植林します。この 2 種をセットとする「生命の森づくり」
を実行し、持続可能な木材生産と熱帯雨林の再生とを同時に実現
します。
この「生命の森づくり」には、幅広い、多くの皆様に参加して頂くため、
1 人 5,000 円で 1 セット(チーク1本と地場の樹種1本のセット)から参加できる
市民参加型の植林のご提案をしています。
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Ⅱ. インドネシア バリ州 水源涵養林再生植林プロジェクト
バリ島はリゾート地としての華やかなイメージを持つ一方、現実には島内の森林率が 22.6%し
かなく森林不足は島の環境を維持して行く上で大きな問題です。
自然災害やバリ家具などを作るための違法伐採によって森林が年々減少している現状を危惧
し、バリ 州政府は『2010年緑のバリ』プロジェクトを立ち上げ、国内外を問わず協力を呼びかけ
ています。
当会は、バリ州バンリ県からの要請を受け、
北東部に位置するバトゥール山の火山噴火跡地で植林を進めています。
バトゥール山の麓にある湖は、バリ島の水源地として大きな役割を
持っていますが、火山によって周囲の森林が焼失し、バリ島の
生活用水を支える湖の水が減少しています。
美しいバリ島の水資源確保を目的とし、自然を再生する
(バリ島図)
「水源涵養林再生植林プロジェクト」を推進しています。
エリア :バリ州バトゥール山麓バンリ地区ペネロカン地区
面積
:2,075 ヘクタール(629 万坪)
※水源涵養機能とは、
森林の土壌が降水を貯留し,
(火山岩の目立つ荒廃地)
河川へ流れ込む水の量を調節し
て洪水を緩和するとともに,
川の流量を安定させる働き。
(県知事からの要請文)
★植林啓発活動★
<植林体験ツアー>
私たちはインドネシアの熱帯雨林を再生するために、
植林現場を皆さまの目でご覧になり、そして植林活動への
ご理解を頂きたく、植林ツアーを実施しています。
植林体験ツアーは皆さまのご支持もあり、これまで 16 回実施し、
200 名以上の方々にご参加頂いております。
また、企業の教育プログラムの一環としての環境教育ツアーなども
実施しております。
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■最新ツアーの様子 (2008 年 7 月 15 日~19 日第 16 回植林体験ツアー)
■過去のツアー
2007 年 2 月~ 株式会社 NEC フィールディング社員研修ツアー実施 (東カリマンタン)
地球温暖化防止対策の一環として、「フィールディングの森づくり」を
進める同社の従業員とその家族を対象に、現地の状況を肌で感じ、
地球環境保護の大切さと必要性を実感してもらうため、年に一回
植林ツアー開催しています。
【フィールディングの森 http://www.fielding.co.jp/cr/eco/forest.htm】
2006 年 3 月 群馬県労働者福祉協議会との共同ツアー実施 (東カリマンタン)
若手リーダーの育成を目的とし、総勢 20 名の方にご参加いただき
植林をして参りました。3 日間強い日差しの下、汗を流して 600 本
もの苗木を 3ha に植林しました。今回のツアーは上毛新聞の社会
面にも取り上げられ大きな反響を呼びました
【群馬県労働者福祉協議会 http://www.gunma-rofukukyo.or.jp/】
【 国 内 活 動 】
★啓発活動★
2008 年 12 月 :エコプロダクツ 2008 に出展
2008 年 11 月 :湾岸まるごとゴミ拾いに出展
2008 年 11 月 :グローバル・ピース・フェスティバル 2008 に出展
2008 年 11 月 :地球愛祭り 2008in 東京に出展
2008 年 10 月 :グローバルフェスタ 2008 に出展
2008 年 6 月
:エコライフフェア 2008 に出展
2007 年 7 月
:LIVE EARTH (アル・ゴア元米副大統領为唱の
世界チャリティイベント)に出展
2007 年 6 月
:エコライフフェア 2007 に出展
2007 年 4 月
:アースデー2007 に出展
2006 年 9 月
:グローバルフェスタ 2006 に出展
2006 年 5 月
:エコバザーin エコみなと大作戦 2006
2006 年 4 月
:アースガーデン春に出展
2005 年 9 月 23 日:青山学院同窓祭に出展
2004 年 10 月 24 日~26 日 フォーラム:「都市・緑・生活ハーモニー」に出店 @日比谷公園
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■過去の为催イベント
2006 年 1 月
:「板橋区立熱帯環境植物園での企画展示」
温室になっている植物館には様々な熱帯に生息する植物が植えられており、東京
にいながら熱帯特有の雰囲気(ムシムシしていて緑の濃い植物に囲まれる感じで
す)に浸ることができました。その植物の間をくぐり歩いていくと、そこに熱帯雨林の
現状とそれらを守る活動が紹介されているスペースに行き着きます。期間中、お子
さま連れやご家族などたくさんの方々がご来場して下さいました。
2005 年 11
:「オランウータンの写真展@大手町 cafe」 を開催
大手町の OL の方々をはじめ、多くの人にオランウータンの写真を鑑賞していただく
ことができました。写真展の開催告知が毎日新聞(夕刊)に掲載されたこともあって、
それを見て遠方から来られた方もいらして、私共も深い感銘をうけました。これから
も、こうした地味に見える活動を続けることですこしでも地球環境を守ろうとする人が
少しでも増えていけばと願っています。
<イベント協力者>丹下克己・池田正昭・三菱地所・NPO ヘブンデイズ・佐久間様
■セミナー
2008 年 10 月
新宿ロータリークラブ講演会
2007 年 7 月 15 日
SRIファンドセミナー 於:砂防会館
2007 年 7 月 6 日
気候変動と環境ビジネスセミナー 於:東京都庭園美術館
2006 年 6 月 3 日
第 3 回地球緑化推進フォーラム開催
2005 年 12 月 22 日
第 2 回地球緑化推進フォーラム開催
2005 年 1 月 23 日
第 1 回地球緑化推進フォーラム開催 於:学士会館
2004 年 2 月 17 日
アイウッド为催「輪の会」にて当協会代表理事による講演
2004 年 12 月 17 日
NPO 全国健康産業団体連合会 第 32 回定例会にて「地球温暖化で健康が危
ない!CO2 削減と植林の活用」をテーマに講演
★国内ツアー★
2004 年 10 月 第 3 回 湯田町エコツアー
2004 年 10 月 第 2 回 湯田町エコツアー
2004 年 10 月 第 1 回 天然ブナの自然保護林森林浴エコツアー
(岩手県湯田町有林)
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“生命の森づくりプロジェクト”ご協力支援
<最新のニュースから順にご紹介>
=企業=
2008 年 12 月 日本グッドイヤー株式会社より寄付をいただきました
日本グッドイヤー株式会社が実施した今夏の「スマイルサマーキャンペーン」より、
懸賞商品応募者の人数に応じた寄付をご寄付いただきました。
2008 年 8 月 ルポ・デ・ミディの『エコバッグ展』より寄付を頂きました
カフェ・雑貨屋 ルポ・デ・ミディ(AGFN 協力店)『エコバッグ展』開催。
手作り作家・手作り好きの人、総勢 50 名が参加し、それぞれオリジナルの
エコバッグをつくり、1 枚あたり 100 円を苗木代として寄付いただきました。
2008 年 8 月 NHN Japan 株式会社より寄付を頂きました
NHN Japan 株式会社が実施したキャンペーン「ハンゲームで健やかな森づくり」より、
事業収益の一部をご寄付いただきました。
2008 年 7 月 『フォレストプリンティング』がスタート
株式会社たかアートとの協力による『フォレストプリンティング』
がスタートしました。
同社の「ウケる!会社案内」サービスで企業の会社案内を作成すること
によって料金の一部で植林がされ『会社案内の森』がつくられていきます。
2008 年 7 月 みずほ銀行のデビットカードで熱帯雨林再生に協力
みずほ銀行の社会的責任(CSR)活動の一環として、
同行のキャッシュカードがデビットカードとして
使われる度に1円を熱帯雨林再生植林活動にご寄付いただきます。
(期間 2008 年 4 月~2009 年 3 月まで)
(C)1976,2009 SANRIO CO.,LTD. APPROVAL NO. S9013015
2008 年 5 月 大和ハウス工業株式会社より寄付を頂きました
大和ハウス工業株式会社の社員の皆さまが運営する募金制度により、寄付のご協力を頂きました。
2008 年 2 月 『植林カーボンオフセットトラック』順調走行中!!
当会の植林活動にご参加いただいている貨物運送業の愛徳トランスポート
株式会社が、自社のトラックに「植林で地球温暖化をストップ!」という
大きなメッセージを乗せ、植林活動の PR に協力してくれています!
このトラックは奈良、大阪、名古屋周辺を走行中。関西圏に大きな植林の
輪が拡がることを目指して、夢を乗せた“植林トラック”は今日も走ります。
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2008 年 1 月 『リサイクルトナーの森』がスタート
株式会社アメニティシステムズとの協力による『リサイクルトナーの森』が
スタート。コピー用リサイクルトナーの購入で発行されるポイントで植林が
できる業界初のシステムです。
2007 年 10 月 世界陸上大阪2007運営委員会(IAAF Green Project)が植林活動に参加!
IAAF Green Project とは、世界陸上の開催を通じて、少しでも
地球環境に貢献したいと考え、IAAF(国際陸上競技連盟)が設立
したプロジェクトです。このプロジェクトは本年の大阪大会をスタ
ートとし、このテーマは次回ベルリン大会以降も継続され、長期的
かつ世界的な取り組みとして実施されることになります。
この名誉ある第一回プロジェクトの受託団体として当協会が選ば
れました。(20008 年1月に東カリマンタンにて植林を実施)
2007 年 2 月 AGFN と Life マスターカードの提携カード(マイカ)ができました!
AGFN Life マスターカードを作って頂くだけで、㈱ライフから 500 円の寄付金を
頂ける仕組みです。このカードを使ってお買い物して頂きますと、㈱ライフの負担
によりご利用金額の0.3%が当協会に寄付されます。年会費など一切の負担な
く、カードを持っただけで地球の緑化に貢献できます。
ご協力:株式会社ライフカード (2008 年 12 月終了)
2006 年 8 月 東京ヴェルディ チャリティー・エコ・オークション
国立競技場で行なわれた 東京ヴェルディ 1969
vs 愛媛 FC の試合前に行なわれたチャリティー・
エコ・オークション。ヴェルディの選手からご提供
いただいたレアグッズをサポーターの方にお買い
上げいただき、その売上金の一部を寄付して
いただきました。
ご協力:株式会社日本テレビフットボールクラブ
2006 年 4 月~2007 年 5 月 雑誌「Men's EX」 チャリティーオークションで森づくり
13 周年を迎えた同誌が、その記念として著名人のチャリティーオークションを実施し、
その収益を植林活動にご寄付いただきました。(計3回)
ご協力:株式会社世界文化社 MEN'S EX
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2006 年より Yahoo ボランティアでインターネット募金!
Yahoo!ボランティアで壁紙を購入すると、AGFNなど様々な団体へ寄付することができます。
是非、みなさまのご協力をお待ちしております。
2006 年 11 月よりケータイでペットを育てて植林活動
「うたう♪ペットの森」がスタート。可愛いペット「ウッディ」の育成ゲームが無料!!
無料広告をクリックしたり、メルマガを読んでポイントを貯めると自分だけのペット
を育てられます。ウッディを育てる為に消費したポイントの一部が、実際の植林
活動に結びつきます。
ご協力 Web サイト運営会社:株式会社モバイルファクトリー
★メディア紹介★
2008 年 9 月 毎日小学生新聞に紹介されました。
こどもエコクラブの特集「みんなの地球」でアジア植林友好協会の植林活動が紹介。
2008 年 2 月 日経産業新聞に掲載
株式会社ジェイエーシージャパンが協力するインドネシア・バリ島の植林活動が
紹介されました。
2007 年 3 月 菜根譚さんとの植林活動が新聞に紹介されました。
食材の移動販売を展開する菜根譚さんが、当会を通じてインドネシアの植林をはじめます。
その内容が、環境新聞と農経しんぽうで紹介されました。
2007 年 1 月 雑誌「ecocolo」No.10 に紹介されました。
「ecocolo」No.10 の Cinema Selection コラムにて、映画「不都合な真実」が紹介され、
アジア植林友好協会の植林活動が、その温暖化対策として「私たちにできる10こと」の
1 つとして紹介されました。
2006 年 7 月 書籍「今あなたにできる、50のこと」に掲載。
世界のため、地球のためにできることって意外と簡単なもの!そのことが
この絵本の中で分かります。是非、ご覧下さい。
出版社:WAVE 出版
2005 年 7 月
「White Book」 に宮崎代表理事掲載される
2004 年 10 月 宮崎代表理事、文化放送に出演
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=学校法人=
2008 年 12 月 茨城県立日高第一高等学校様
文化祭の収益金
≪メッセージ≫ 今年度は『エコ発信 from 白堊』というテーマの下、「環境保護のために
自分だったら何が出来るだろうか」ということを一人一人が考えました。
2008 年 12 月 上智大学ソフィア祭実行委員会
回収容器のリサイクル活動や募金
2008 年 11 月 福岡女学院大学弦楽合奏部
定期演奏会の収益金
≪メッセージ≫ お客様が演奏会のチケットや、弦楽合奏部オリジナル CD をご購入してくださった
お金などを寄付します!
2008 年 7 月 京都府福知山市立成和中学校
生徒会の空き缶回収リサイクル運動
2008 年 3 月 長野県上田市立丸子中学校
学内や地域の住宅地・商店街での空き缶回収運動
2007 年 12 月 鹿児島県立甲南高等学校生徒会
森林保全のため街頭で募金活動
2007 年 10 月 富山県高岡市立戸出中学校生徒会
森林保全のため街頭で募金活動
2007 年 8 月 愛知教育大学付属岡崎中学校
森林保全のため街頭で募金活動
≪メッセージ≫
社会の授業で黄砂の事について学習していた時、環境問題の現状を知り、
危機感を感じました。そこで、何か私たちにも出来ることはないだろうか、
と考えた結果「植林」ということが浮かび、植林団体に募金したお金を送
ろう、そして少しでも環境問題ストップにつなげられたらいいなと考えました。
2006 年 12 月 神戸市立板宿小学校 5 年生
総合学習の時間に地域でバザー開催。売上金の一部を寄付
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★社会評価★
2005 年 11 月 国際ソロプチミストの環境貢献賞を受賞!
国際的ボランティア活動において権威ある
ソロプチミストより環境貢献賞を受賞しました。
宮﨑代表理事が広島で開催されたソロプチミスト
日本財団の年次大会授賞式に参加しました。
今回の受賞は、宮﨑代表が 1999 年にインドネシア共和国カリマンタ
ン州の森林火災後の復旧が思わしくない状況を目の当たりにし、森を
再生させるために植林用の苗木 1 万 3 千本を寄付したこと、NPO 法
人を発足させてからもその活動はとどまることなく、人間と自然の共
存や地球温暖化防止などの地球的規模で進行している環境破壊に
対して真摯に取り組み実績を残していることが、大きく評価されたも
のです。
日本ソロプチミスト中央リジョン http://www.sia-chuo.gr.jp/
※「国際ソロプチミスト」とは、管理職、専門職の女性をメンバーとする世界的組織で、社会的貢献活動をとお
して人権と女性の地位を高めることを目的とした団体です。最初の拠点であるアメリカ合衆国ボストン本部を
含む、世界 124 カ国におよそ 3,200 余りのクラブと約 93,000 名の会員をかかえる大きな組織で、その活動は
世界的にゆるぎない評価を得ています。日本での活動も、1960 年に最初のクラブが誕生して以来、5 つの部
(リージョン)に分かれて発展してきました。
2005 年 3 月 日本文化協会より世界環境平和功労賞を受賞!
代表理事宮﨑林司が 2005 年 3 月 16 日日本文化振興会
(総裁 伏見博明)より「世界環境平和功労賞」を授与されました。
インドネシアにおける環境植林活動は、伏見総裁の曽祖父である
伏見貞愛親王殿下が大日本山林会の総裁を務められた「志」を
同じくするもので、真の日本人の誇りを引き継ぐ活動であると高い
評価をいただきました。
※日本文化振興会とは、1971 年に桟勝正により、大阪市西区に創立した。桟勝正は初代理事長に就任。
1971 年、初代総裁に戦後初の内閣総理大臣になった東久邇宮稔彦王が就任。 現在の総裁は、旧皇族の伏
見博明。 2002 年 11 月から 2005 年 10 月までの間、英 五郎が名誉最高顧問を務めていた。
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★イベントレポート★
2005 年 5 月 ポール・ウィンター植林コンサート
すみだトリフォニーホールにて「地球の鼓動を聞く夕
生のための植林活動を応援したい」とのメッセージ
べ」と題し、植林の為の寄付金付コンサートを開催。
を頂き今回の企画が持ち上がり、多くの方々のご支
グラミー賞 3 度受賞など世界的に著名なソプラノサ
援により実現させる事が出来ました。当日はイベン
ックス奏者ポール・ウィンター氏との出会いをきっか
トの为旨に賛同し、大統領に同行し訪日中のアルウ
けに 2004 年 7 月にはポール氏がインドネシアボル
ィ・シハブ:インドネシア人道福祉担当調整大臣が会
ネオ島の当協会の植林地を訪れ、ご自分の手で体
場を表敬訪問いただき、同時開催のオランウータン
験植樹やオランウータン保護施設の見学などして頂
写真展の見学とポール氏との会談が行なわれまし
きました。その後、ポール氏から「自分たちの音楽
た。また開演に伴い、アルウィ大臣よりスピーチを頂
活動を通じて、オランウータンの保護と熱帯雨林再
きました。
「私はインドネシアにおける環境問題解決にむけて仕事をしています。現在、インドネシアでは
違法伐採により次々にオランウータンの棲む貴重な熱帯雨林が失われています。日本の方々
がこのような活動を続けてくださる事に大変感謝致します。」
当日は当協会と付き合いのある NPO7団体もブース出展を行い、大変活気に満ち
たイベントとなりました。こうして 1213 名という多数のご来場を頂き、コンサートは大
盛況の内に幕を閉じました。
ご来場いただいた方々、ご協力頂きました関係者ならびに NPO 団体の皆さまには
心より御礼申しあげます。ありがとうございました。
これを機に植林活動のより一層の拡大を目指してまいります。
-◎ ご来場者の声 ◎-
「予想通り素敵なコンサートだったと思います。涼しげで漂うようなポール・ウィンターのユニットに、熱く弾むよ
うなディミトリ・ポクロフスキー・アンサンブルがからみ、静と動が混在する魅力的なアンサンブルでした。貴重
な機会をありがとうございました。」
「ある意味取材を忘れるくらい(笑)素晴らしい演奏で、とてもエンジョイさせていただきました。」
「音楽と植林のコラボレーションは新しいと感じた。日本のミュージシャンもやればいいと思う。」
「親子で聞かせてもらいましたが、世代を超えて素晴らしい音楽でした。感動しました。」
インドネシア植林地でのポールウインター氏
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【 会 員 】
08 年 12 月末
個人会員数
62 名
生命の森づくりサポーター数
7850 名
募金活動協力者数(法人・個人を含む)
44 名
Life マスターカードご加入者(提携カード)
32 名
新規 法人会員数 (以下 50 音順)
18 社
株式会社 アメニティシステムズ
株式会社 エルシード
株式会社 栗原
株式会社 クレディス
KEF JAPAN
株式会社 CONEX ECO-Friends
株式会社 せんしん
株式会社 たかアート
株式会社 トラベルアイテム
有限会社 ハイウェーブ
有限会社 バグースタイム
株式会社 ビーボコーポレーション
株式会社 ファンドクリエーション
株式会社 ファンドネット証券
ブランジェリーアルション
株式会社 ベラフィーノ
株式会社 マイスター
株式会社 マルト印刷工業
【その他の収益事業】
アルミ缶リサイクルサポーター
2004 年 5 月~2008 年 12 月末ご協力頂いた皆様
個人 60 名
学校法人 5 校
企業・団体 13 社
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【組織体制と会計報告】(2007 年 7 月~2008 年 6 月)
AGFN スタッフ/理事
パートナー団体
会長
神谷 光徳
国際環境 NGO FoE JAPAN
代表理事
宮﨑 林司
特定非営利活動法人 BOS 日本
理事
岡崎 時春
地球環境平和財団
江辺 聡
特定非営利活動法人 NICE
太田 良樹
特定非営利活動法人 エバーラスティングネイチャー
古川浩一郎
特定非営利活動法人 ICYE ジャパン
軍司 明徳
特定非営利活動法人 環境リレーションズ研究所
竹内 隼人
特定非営利活動法人 こどもプロジェクト
監事
特定非営利活動法人 ケンパ・ラーニング・コミュニティ協会
会計報告
支出
収入
【事業費】
会費収入
810,000
インドネシア植林事業費
寄付収入
2,439,561
普及活動事業費
事業収入
11,385,782
14,000,514
78,175
グッズ販売
543,761
【管理費】
補助金収入
593,000
賃借料
720,000
15,772,668
通信費
662,980
印刷製本費
281,311
合計
消耗品、その他
当期収支残
2,860
合計
26,828
15,769,808
設立 6 年余りを過ぎこれまで以上の個人、団体からのご支援、ご協力をいただくことができ、 2008 年 6
月末現在の収支のバランスをとれる状況になりました。ご支援くださった皆様に心より、深く感謝申し上
げます。
15
★生命の森づくりに取り組んでくれる仲間です★
国際環境 NGO FoE JAPAN
FoEJapan は様々な問題に通じたエキスパートが、知識・経験とネットワ
ークを活かしながら、環境問題の解決と、持続可能な社会をめざし、サポ
ーターの皆さまとともに活動しています。
特定非営利活動法人ボルネオ オランウータン サバイバル ファウンデ
ーション日本
オランウータンの生息地であるインドネシアの森林保護・再生のためオラ
ンウータンの現状を広く知らしめると同時に森林におけるオランウータ
ンの役割・重要性を普及させることを目的とした NPO です。
地球環境平和財団
子供から大人まで誰でも参加でき、地球環境と平和について楽しく学びな
がら、かけがえのない地球を守るための行動を起こすことをめざす、様々
な事業活動を展開しています
特定非営利活動法人
NICE
日本・東アジア等で各種ワークキャンプを主催する NGO。日本で唯一、
国連・CCIVS に加盟。若い力で地球時代を切り開く、面白いこと大好き
グループ。
特定非営利活動法人
エバーラスティングネイチャー
(ELNA)
アジア地域の海洋生物及びそれらを取り巻く海洋環境を保全していくこ
とを目的に 1999 年 8 月に設立された団体です。
特定非営利活動法人
ICYE ジャパン
1 年間の生活文化体験と地域社会でのボランティア活動を基礎とした国
際的な規模での派遣プログラムを提供しています。
特定非営利活動法人
環境リレーションズ研究所
環境に関わる様々なリレーションシップをつなぐことで、環境保全のため
のインフラを創造し、持続可能な社会の実現を目指します。
特定非営利活動法人
こどもプロジェクト
病気などで長期入院する子供の家族を支援し、社会全体で子供を育てる環
境作りを目指しています。
特定非営利活動法人
ケンパ・ラーニング・コミュニティ協会
子供とママのためのチャイルドケア・グローバルカルチャースクールで
す。
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植林活動を一緒に広げてくれる団体・店舗です。
(植林協力、パンフレット設置、相互リンク 等)
㈱ビーボコーポレーション
AGFN の母体となっている企業で、植林活動の重要なパートナー
です。
「企業の森づくり」など市民参加型の森づくりを提案してい
る会社です。
みなと環境にやさしい事業者会議
港区は、東京の中でも企業や各種団体の本部機能が集中していま
す。この特長を生かして事業者と区民と区が連携した、
新しい協働の場を確立することを目指しています。
People Tree
パンフレットの設置協力をしてくださっています。
途上国の伝統的な原料や技術を活かした製品を公正な価格で輸
入・販売することで、途上国の立場の弱い生産者を支援している
「フェアトレードカンパニー」が運営するお店です。
るま・ばぐーす
パンフレットの設置協力をしてくださっています。
「るま・ばぐーす」はインドネシア語で「すてきな家」。主にフェアト
レードの輸入雑貨を販売していますが、喫茶、ギャラリー、アトリ
エもある文字通りステキなものがいっぱいあるお店です。
財団法人
盛岡国際交流協会
パンフレットの設置協力とリンクをしてくださっています。
財団法人盛岡国際交流協会は、さまざまな事業を通して、盛岡の
国際化を推進するために設立された団体です。このページでは在
住外国人のための生活情報や、国際協力・交流に関する情報をお
届けします。
旅の本屋
のまど
パンフレットの設置協力をしてくださっています。
「旅」をキーワードにした本屋さんです。
「旅」に関した様々なジ
ャンルの雑誌や書籍を取り揃えてあり、他には手に入らないレア
な雑誌、地図や「旅」に関した古本も扱っています。
上方舞
風の舞
相互リンク
「名取を返上して国内外で活躍している上方舞・舞踊家。2007 年
度より谷崎潤一郎訳「源氏物語」を脚色し新たな「―源氏を舞ふ―」
を創める。1000年を生きた「源氏物語」を創めるにあたりそ
の公演収益の一部を地球を守る植林にご寄付頂いています。
株式会社ベラフィーノ
自分、地球、心、家族、友人、経済、社会の 7 つの健康を目指し、
キトサンを中心とした健康食品をビーボコーポレーションと共同
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で提供しています。
サリハティ 相互リンク
インドネシア・バリ島から自然素材にこだわった素敵な雑貨を届
けてくれるお店。
自然のぬくもりを感じるバリ雑貨をお探しの方はここへ。
社会貢献ポータル JAPANWAY NAVI 相互リンク
NPO 法人ジャパンウェイが運営する社会貢献をテーマにしたポー
タルサイトです。社会貢献の“ココロ”を結ぶ案内人(ナビゲーター)
として、社会貢献に関するさまざまな情報をお届けします。
aquamind laboratory 相互リンク
アクアリウム(熱帯魚・水草)関連の商品を取り扱うネットショ
ップです。デザイン性を重視しながらも環境へ配慮した製品作り
を目指しています。商品売上の一部を当会の植林活動にご協力い
ただいています。
Village Decor 相互リンク
陶器性のヨーロピアンスタイルのハウスやアクセサリなどで一つ
のストーリーを作り、これらをセットとして販売しているインテ
リアショップです。地球環境を守る植林活動を支えるため、当会
への寄付金付きオリジナルカードを販売しています。
バグース!アンティーク 相互リンク
インドネシア・バリ島より家具・雑貨 2,200 アイテムを直輸入、
オリジナル製品多数のお店です。家具各種オーダー製作、バリ風
店舗・ホテル製作、バリ風ガーデン製作承ります。
ルポ・デ・ミディ 相互リンク
東海道の歴史街道沿いに建つ古民家を利用したカフェと雑貨の
店。フェアトレード商品の取り扱いや様々なエコイベントも発信
している。
クリップボックス
バリ島でのウェディング写真撮影によるアルバム作成会社。
写真撮影と植林のコラボレーションで植林プロジェクトに参加。
NPO ネット 相互リンク
NPOとはいったい何なのかという観点から、NPOについての
様々な情報を発信し、広くNPOについての理解、関心を持つた
めの情報サイト
B-COMPANY
カジュアルテイストとオリエンタルテイストの融合をテーマに、
ベーシックでありながらトレンドを意識したオリジナル商品を展
開。幅広いスタイルに MIX 出来る構成のもと、天然素材を用いた
アイテムで、居心地の良い空間づくりを提案しています
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「地球に感謝の森づくり」はじめましょう!
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緑ある地球を子供たちに!
【会員募集要領】
個人会員
入会金 5,000 円
法人・団体会員
入会金 30,000 円 年会費 60,000 円
法人・賛助会員
入会金 20,000 円 年会費 30,000 円
賛助会員
入会金
無料
年会費 5,000 円
年会費 5,000 円
<ご入会はお電話または Web サイトからもお申し込みいただけます。>
TEL:042-451-6120
<郵便振替>
口座番号:00140-6-575031
口座名称:NPO アジア植林友好協会
<銀行振込>
りそな銀行 田無支店 普通預金
口座番号:3773320
口座名称:NPO アジア植林友好協会
(初回は入会金と年会費を合わせてお振込み下さい。恐縮ですが振込手数料はご負担願います。)
【会員特典】
・会員証の発行
・年 2 回のニュースレターの発行
・オリジナルピンバッジプレゼント
・各種イベントの優先ご招待
【お問い合わせ】
特定非営利活動法人アジア植林友好協会(AGFN)
〒188-0011 東京都西東京市田無町 3-5-4
TEL:042-451-6120 FAX:042-465-7241
E-mail:[email protected] URL:www.agfn.org
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