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(ALPS) バッチ処理タンク2Aにおける水滴の発見について
福島第一原子力発電所多核種除去設備(ALPS) バッチ処理タンク2Aにおける水滴の発見について 概要: 6月15日 23:00頃 6月16日 15:00頃 16:00頃 18:17 23:20 < 参 考 資 料 > 平成25年6月17日 東京電力株式会社 当社社員が、多核種除去設備(ALPS)建屋内バッチ処理タンク(2A) タンク下の漏えい水受けパン内に変色した水の滴下跡を確認、および 新たな滴下は発生していないことを確認。周囲を確認したところ、 同タンク表面に結露水が付いていること、溶接線の近傍に一部変 色している箇所があることを確認したため、念のためタンク下に滴下水を 受ける為の容器を設置 滴下状況の監視を行い、結露水の発生の継続および新たな変色し た滴下水がないことを継続して確認 タンク表面の溶接線近傍の変色は、錆の影響または漏えい等の可 能性が考えられることから、詳細調査の必要があると判断 保安検査官に報告 溶接線近傍の変色箇所及びタンク表面のサーベイ実施 多核種除去設備(ALPS)A系停止操作開始 多核種除去設備(ALPS)A系停止 原因:調査中 1 現場確認状況 溶接線近傍に一部変色(茶色) している箇所があることを確認 ① ①タンク下部状況 ①タンク下部状況(拡大) サーベイ結果 ② ・ バッチ処理タンク表面(変色が確認され た溶接線近傍):7900cpm ・ バッチ処理タンク表面(変色の無い溶接 線近傍):700cpm ・ タンク下の受けパン(変色した水の滴下 した部分):4300cpm ・ タンク下の受けパン(変色した水のない 部分):1300cpm バッチ処理タンク構造図 変色した水の滴下跡 があることを確認 ②漏えい水受けパン状況 ※バックグラウンド:180cpm 2 多核種除去設備(ALPS)全体系統図 多核種除去装置 沈殿処理 生成物 鉄共沈 スラリー用 HIC1 クロスフロー フィルタ1 循環 タンク バッチ処理 タンク1 P 上澄液 バッチ処理 タンク2 デカント タンク 供給 ポンプ1 吸着材用 HIC5 ブースター ポンプ2 P 処理 カラム クロスフロー フィルタ2 P P 供給 ポンプ2 循環 ポンプ2 サンプル タンク ※ 戻りライン 吸着塔入口 バッファタンク P P デカント ポンプ スラリー用 HIC2 供給 タンク スラリー移送 ポンプ スラリー 吸着材用 HIC4 P 循環 ポンプ1 RO濃縮 廃液等 より ※ 沈殿処理 生成物 P 吸着塔 出口 フィルタ 共沈 タンク 移送 ポンプ 移送 タンク P ブースター ポンプ1 使用済 薬品供給 設備 (共通) 前処理設備 吸着材 炭酸塩 沈殿 A系列 吸着材用 HIC6 吸着材用 吸着材用 HIC1 HIC2 吸着材用 HIC3 B系列 C系列 3