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2010 年度マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラム始動
Reports 2010 年度マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラム始動 2010 年 2 月 25 日 大手町テクノロジーセンター ベンチャー企業の皆様とともに、 大きな飛躍を遂げる一年とするために 本年度も 1 月から、マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラムを開始。マ マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラムの選定企業の皆様には、マイク イクロソフトでは採択された企業に対して、各自治体や各地域の情報産業協会 ロソフト株式会社の最高技術責任者である加治佐 俊一からご挨拶。「皆様と などと連携しながら、1 年間の技術支援およびマーケティング支援を実施してい 一緒にこの一年が大きな飛躍の年になるよう、さまざまなご支援をさせていただ ます。 きます」とお約束しました。 2 月 25 日には、選定企業によるキックオフ ミーティングを実施。プログラム 「マイクロソフトも、現在では全世界に 9 万人を超える社員が活動する企業 の内容説明をはじめ、大手町テクノロジーセンター内のマイクロソフト イノベー になりましたが、1975 年の設立当時は皆様と同じ、ベンチャー企業でした。経 ション センターについてもご紹介しました。 済は依然として先行き不透明ですが、このような状況こそ、ベンチャーが真価を 2010 年度マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラム のような世の中であってもブレイクスルーしようとする、皆様のベンチャー精神が 選定企業 発揮する時です。 IT ベンチャー企業にとって重要なのは、技術とビジョン。ど 成功への一歩を踏み出すカギです」加治佐 俊一 (マイクロソフト株式会社 最 2010 年度マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラムには、以下の地域と 企業の皆様が選定企業および準選定企業として採択されました。 高技術責任者) 加治佐 (マイクロソフト株式会社 最高技術責任者) は、ご挨拶に続いて、 マイクロソフトのビジネスおよび技術動向を紹介。マイクロソフトの取り組みや 最新技術をご活用いただくことで、新しいビジネス チャンスを見出していただくこ とを期待します。 札幌イノベーション デイ 2009 テクニカル セッション 企業名 (代表者) 地域 選定企業 静岡県 • 有限会社池田電子工学研究所 (取締役社長 池田 弘明) • グローバルデザイン株式会社 (代表取締役社長 白旗 保則) • 株式会社ソフィア (代表取締役 藤田 明宏) • 株式会社ユニテック (代表取締役社長 鈴木 佐太郎) 福岡市 • 株式会社コマーシャル・アーツ (代表取締役 馬場 豊) • 株式会社ネオス (取締役社長 野口 健二) 山形県 • 株式会社ハイテックシステム (代表取締役 土屋 浩) • レクポート株式会社 (代表取締役 中丸 孝一) 宮崎県 • 株式会社南日本ネットワーク (代表取締役社長 大園 實昭) 準選定企業 静岡県 • 株式会社ジリオン浜松 (代表取締役 山本 智久) 福岡市 • 合同会社システムクリエイト (代表 筋田 卓馬) • 株式会社出水・コンピュータ・コンサルティング (代表取締役 出水 秀治) 山形県 16 マイクロソフトとパートナー企業の皆様を結ぶ、 重要な数字、「97」 企業市民活動の一環として国内 IT 産業の活性化のために活動している長 井 伸明 (マイクロソフト株式会社 デベロッパー & プラットフォーム統括本部 ビ ジネス インキュベーション (LSE) シニア マネージャー ) は、マイクロソフト IT ベ ンチャー支援プログラムを活用いただくうえでのポイントについて説明。はじめに 「97」という数字を提示し、この数字が何を意味するのか、選定企業の皆様に 問いかけました。 「この数字はマイクロソフトのビジネスを支える、重要な数字です。実に、売 り上げの 97% がパートナー企業とのビジネスによるものです。本日、お集まり の皆様にも、将来、パートナー企業様としてお付き合いさせていただくために、 どのようにすれば成功に近づくことができるのか、一緒に考えていきましょう」長 井 伸明 (マイクロソフト株式会社 デベロッパー & プラットフォーム統括本部 ビ ジネス インキュベーション (LSE) シニア マネージャー ) 数字が示しているように、パートナー企業の皆様の成功は、マイクロソフトの ビジネスにとっても欠かせない要素。積極的なご支援を行うことが、マイクロソ • 酒田エス・エー・エス株式会社 (取締役社長 渡辺 宏一) フトの成長にもつながります。マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラムの選 • 株式会社情報技術サービス (代表取締役 土屋 久雄) 定企業の皆様にも、Microsoft Partner Network にご参加いただき、支援 マイクロソフト イノベーション センター 活動レポート 2010 IT ベンチャー支援編 活動をきっかけとして、ビジネス レベルのお付き合いに成長させていくことをお 願いしました。 このプログラムを利用して成功する企業の特長は、事例などの目に見える評 価があること、パートナー プログラムを積極的に利用していること、マイクロソフ トのテクノロジとマーケティング効果を積極的に活用していることなどを挙げ、信 頼関係を築くことで、「1 + 1」が「3」にも「4」にも「5」にもなる可能性を 秘めていることをご説明しました。 “売り上げの 97% がパートナー企業とのビジネスに よるもの。支援活動をきっかけとして、ビジネス レベル のお付き合いに成長させていきましょう。” 長井 伸明 (マイクロソフト株式会社 デベロッパー & プラットフォーム統括本部 ビジネス インキュベーション (LSE) シニア マネージャー ) Windows Azure を活用していることから、セッションでもご紹介いただき、既 に次期バージョンの導入のご案内もさせていただいています」長谷川氏 (株式 会社ステップワイズ 代表取締役) 有償イベントやコミュニティは無償参加によるコスト メリットがあるだけでなく、 技術やコスト面でのご支援だけでなく、 マーケティング効果に期待 マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラムは、2003 年より実施している企 業市民活動。長井 (マイクロソフト株式会社 デベロッパー & プラットフォーム 統括本部 ビジネス インキュベーション (LSE) シニア マネージャー ) は、このプ ログラムを効果的に活用した企業の例として、株式会社ステップワイズ 代表取 締役 長谷川 誠 氏 (2008 年度選定企業) をご紹介しました。 「私も 2 年前は皆様と同じ席に立っていた一人です。参加当初はより直接 的な支援を期待していましたが、プログラムを積極的に活用することに意味があ ることがわかりました。最新技術を敏感にキャッチし、さまざまなメディアに取り 上げていただいたり、さまざまな企業の方々とお話させていただいたことが、現 在のビジネス成長につながったと確信しています」長谷川 誠 氏 (株式会社ス テップワイズ 代表取締役) IT ベンチャー支援プログラムでは、各自治体や各地域の情報産業協会など と連携しながら、一年間にわたって、技術支援およびマーケティング支援を提 供。長谷川氏 (株式会社ステップワイズ 代表取締役) は、開発ツールの提供 やサポートなどの技術支援はもとより、各種イベントなどに参加することで得た、 マーケティング効果の高さに着目しています。 「不景気と言われていますが、幸いなことに我々はそれを感じることもできな い状況です。このプログラムを通して、さまざまなイベントやコミュニティに参加 したことは、多くの有益な情報を得るだけでなく、さまざまなお付き合いやビジネ スにもつながりました。大規模な IT 企業の皆様と協業させていただく機会も生 まれ、 先日、 開 催された Tech・Days 2010 では弊 社 のブースを出 展。 将来のビジネスにつながるマーケティング効果も得られるため、積極的に活用 すべきであることをアドバイスしました。 提供されるプログラム キックオフ ミーティングでは、選定企業に採択された企業に提供されるプログ ラムの内容について、マイクロソフトの各担当者から説明がありました。また、 マイクロソフト イノベーション センターの各プログラムやマイクロソフト パート ナー プログラムをご利用いただくことで、より密度の高い支援を受けることがで きます。 マイクロソフト IT ベンチャー支援プログラム 選定企業の皆様には、一年間にわたって、技術支援およびマーケティング 支援が提供されます。 技術支援では、最新の開発環境ツールと MSDN プレミアム サブスクリプ ションを提供。これにより、 マイクロソフトのすべてのオペレーティング システム、 ソフトウェア、サーバー製品が開発環境として利用できます。また、マイクロソフ ト イノベーション センターから、テクニカル サポートを提供。最新の技術情報 を入手できる、有償イベントへのご招待も行う予定です。 また、マーケティング支援として、プログラムの認定ロゴを提供。過去にプロ グラムに参加した認定企業の多くが、提供製品や名刺などにこのロゴを活用し ています。選定企業の情報は、マイクロソフト イノベーション センターのサイト および冊子などで紹介。さらに、米国マイクロソフト本社の研修、wipse IT ベ ンチャー コミュニティへの招待など、さまざまな特典もご利用いただけます。 IT ベンチャー支援プログラムの内容 • 開発ソフト/ツールの提供 • 技術サポート • 米国本社での研修 • 有償トレーニングやカンファレンスへのご招待 • プログラム ロゴの使用許諾 • カタログおよびマイクロソフト サイトでのご紹介 • キックオフ ミーティングなどの開催 17