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スポーツ用具のダイナミクスと実験モード解析: 野球
Kobe University Repository : Kernel Title スポーツ用具のダイナミクスと実験モード解析 : 野球 用バットの振動解析(第2報)(Dynamics of sports goods and experimental modal analysis : vibration analysis of baseball bats II) Author(s) 前田, 正登 / 矢野, 澄雄 Citation 神戸大学発達科学部研究紀要,3(2):231-245 Issue date 1996-03 Resource Type Departmental Bulletin Paper / 紀要論文 Resource Version publisher DOI URL http://www.lib.kobe-u.ac.jp/handle_kernel/81000227 Create Date: 2017-04-01 ( 4 69 ) 神戸大学発達科学部研究紀要 第 3巻第 2号 1 9 9 6 スポーツ用具 の ダイナ ミクス と実験 モー ド解析 一野球用バ ッ トの振動解析 ( 第 2報) 前 田 正 登 *, 矢 野 澄 雄 ** Dyna ic m sofSpo r t sGoodsa ndExpe r i me nt l Moda a lAna lys i s -Vi br a t i onAna l ys i sofBa s e ba l lBa t sⅡMa s a t oMAEDA* ,Su血°YANO** 1.はじめに スポーツ用具に関する研究はその開発 を主 目的 とするようになって,近年,スポーツ工学の領域 を 中心 に大 きく発展 している.テニスラケッ ト1) やゴルフクラブ 3)・ 6) などの打具では,モー ド解析 Comput e r の手法 を用いて打具の振動解析 を行い,用具の性能 を把握 し,実際に製品を作 らずにCAE( Ai d e dEngi n e e r i ng) の手法 を用いて設計することも試み られている.その結果,試作 を行わな くて も打 具の性能を予想することが可能 とな り,より高性能なスポーツ用具の開発が進め られようとしている. 金属製野球バ ッ トは使用が許可 されてか ら急速に普及 してきた.その背景には,折れに くく,耐久 性 に優れていることが要因として挙げられるが,反面,金属製であることで,打撃時の騒音や手に残 る しびれなどが問題視がされてきた.これ らの諸問題は,打撃 によるバ ットの振動 に起因するものと 考えられ,その様相 を解析 ・検討することはスポーツ用具 ( 野球バ ット)を開発 してい くためには有 意義であろうと考えられる. 本報では,軟式野球バ ットの振動解析 を,前報に引 き続 き伝達マ トリクス法により試みるとともに 振動の円筒モー ドに着 目し,モー ド解析 を行 った結果 を報告する. 2.外力応答 とバ ッ トの構造変更 2. 1バ ッ トの計算モデル アル バ ッ トの計算モデルを図 1に示す.このモデルは前報のバ ット1に相当する軟式野球バ ッ ト ( ミ製)である.計算モデルは,( 1 ) 各セグメン トを肉厚が均一の円筒 としているのでヘ ッドのキャッ プ部が閉 じていない,( 2)グリップエ ン ドは質点 と考えているため,この部分の中心 までの値1 0 mm分, 点に関 して実物 とは異なっている. 実測値の全長 より短い,という2 *神戸大学発達科学部身体行動論講座 **神戸大学発達科学部生活環境論講座 - 2 3 1 - ( 4 7 0 ) 神戸大学発達科学部研 究紀要 第 3巻第 2号 伽 … . . 日 . ‥ …" … - _ 「 丁 _ _ K i ; 図 1 バ ッ トの計算モデル また,プログラムではバ ッ トの質量 を計算モデル ( 1 6 個 の円筒の質量 +グリップエ ン ドの質量 : 4 0 . 1 g )か ら求めるようになっているが,そのためにグリップエ ン ドの質量 を加 えると実物 よりも約 5 4 g 重 くなっている. 2. 2パ ッ トの構造変更の方針 を変 バ ッ トの肉厚 を変更 した場合 に,動特性が どう変わるか を調べてみ る.ある要素 iの肉厚 tl と曲げ剛性 E Iiを同時に変えることである.つ ま り, βを香 えるとい うことは,その要素の質量 m l 皮 ,Eをヤング率 ,Dを外径 ,Lを長 さとすれば, mi- p7 Tわi 2-( D卜2 t i )2iLi /4-p7 Tt i( Di t i ) Li, EI i - E7 Ti Di 4-( D卜2t i )4t /64-E, rt i ( Di t i )j Di 2+( Di 2t i )2t /1 6. 実験モー ド解析の結果 を用いて,測定点に質量あるいは2 点間に剛性 を付加 した場合のシミュレー シ ョンがで きる構造変更や感度解析のソフ トウエアがあるが,肉厚変更の ような場合には対応 してい ない.そのため伝達マ トリクス法 により,部分的に肉厚 を変更 したモデルを作成 し計算 によって振動 モー ドなどを求める. 本報では,外形 を変更せず に部分的に内径 を小 さ くして肉厚 を変更することにす る.肉厚 を変更す カ所 とし,それぞれの箇所 に通常の質量の5 % 分 ( 約4 0 g ), る箇所 はヘ ッ ド部,中央部,グリップ部の3 1 0 %分 ( 約8 0 g )の肉厚 を均等 に増加する.肉厚 を変更す るセグメン トはグリップ部以外 は2 箇所 とし % 分の増加であって も2 カ所では足 りず,設定 した質量 に達す た. グリップ部は内径が小 さいので,5 るまで順次中央部側のセグメン トを肉厚 に してい くことで条件 を満た_ す ように した. ここでは部分的に肉厚 を増加する構造変更 を行 うことを試みるが, このことによって当該の要素の 質量が増加 し,バ ッ ト全体の質量 も増加する.この ように部分的な肉厚増加 によって重心位置や重心 まわ りの慣性モーメン トも必然的に変わることになる.重心位置や慣性モーメン トは,選手のバ ッ ト 使用感 に大 きく影響すると考えられるので,肉厚変更時 にはこれ らの値 も算出 してお く必要がある. 慣性モーメン トJは物体内の質量分布 に依存 し,回転の しに くさを表す指標であ り,で与えられる. 慣性モーメン トはバ ッ トの重要な特性であ り,実際の打撃 ( スイング)にも大 きな影響 を与えること が予想 される.モデル としているバ ッ トは各要素 を円筒形 としているので,慣性モーメン トを計算 に より求めることがで きる. - 2 3 2 - ( 471 ) スポーツ用具のダイナ ミクス と実験モー ド解析 一野球用バ ッ トの振動解析 ( 第 2報)- 表 1 肉厚 を変更 したときの変更箇所 とパ ッ トの諸元 ( 計算モデル) Se g me nt +40g. He a d No. 1 , 2 ・+40gCe nt e r. :No二 8; 9 +8 0gCe nt e r Ma s s Cr e n t e r f G a v i t yo † Mo m e n t of Ⅰ n e r t i a ‡ ( 蛋) ( c m) ( kgc m2) 79 4. 7 79 4. 7. - 31 . 2 . 1 _ 3 5. 3 8 3 4. 5 No. 8, 9 3 6. 4 571 . 0 -51 5. 5 51 2. 9. - Na t u r l( a L & e qu e n c y H z ) l s t 2 n d 26 0. 0 262: 9 3 8 52. . 88 0. 1 2 59. 5 88 3. 8 ・ 千Di s t a n c e丘・ o m he a d ‡a bo utc e nt e rofg r a vi t y 外力 を与える箇所 ( 打撃点)はプログラムで変更で きる ( 付録プログラムリス ト参照)が,ここで はすべて3 の位置 として計算 を行 った. 2. 3バ ッ トの部分的肉厚変更の影響 部分的肉厚変更の結果 と通常の場合 を表 1に比較 して示す.肉厚 を変更 したモデルは質量で5 %,1 0 0 %の増量 としているが,部分的な肉厚増加 としているので重心位置,慣性モーメン トがそれぞれ大 き g分の肉厚 をグリップ部 につけることで慣性モーメン トは通常 より1 0. 6% く変動 している.例えば,40 も増加 している.一方 この40 g分 を中央部 に付 けた場合はわずか1. 8%程度の減少である. ここでは慣 性モーメン トは重心 まわ りで算出 しているが,実際には選手がバ ッ トを握 る位置 まわ りの値 に換算 し て競技への影響 を考察する必要がある. ( N \E u )O O tr t!叫 t du o u Nomal 図 2 通常肉厚の振動モー ド - 2 3 3 - ( 4 72 ) 神戸大学発達科学部研 究紀 要 第 3巻 第 2号 1次の固有振動数は5 %分 の肉厚増加で最大2 . 5 %,1 0 % 分 の肉厚増加で も最大3 . 5 % 程度 の差であった. 2次 の固有振動数 も5%分 の肉厚増加で最大 1 . 8 %,1 0 %分 の肉厚増加で最大4. 1 %であ り,部分 的 に肉厚 を増加 して も固有振動数 には大 きく影響 しない結果 となった. l s tmo d e 0 ( 旨貞H u) O D t r e 叫 t d t n r o u +40gHe ad 0 ( き貞u)a D u t 2 ! T d t L Z O U +40gCe nt e r ( L V 0 3 3 t r P ! t d uo u u Tu 1) +40gGr i p 図3 4 0g(5%)分増加 したときの振動モー ド - 234- ( 4 7 3 ) スポーツ用具のダイナ ミクス と実験モー ド解析 一野球用バ ッ トの振動解析 ( 第 2報)- 通常肉厚時の振動モー ドを図 2に,肉厚変更時の振動モー ドを図 3,図 4にそれぞれ示す.肉厚増 g分の肉厚増加ではどの部 加 したことによって通常の場合 と変位が異 なることが認め られる.特 に40 分の増加でし ぁって も通常の場合 より 1次モー ドの変位 は大 きくなっている. また,80 g分の肉厚増加 では通常の場合 と節の位置が異 なることが認め られる.例 えば,80 g分 をヘ ッ ド部 に付 けた場合,節 の位置は通常のバ ッ トよりもヘ ッ ド部寄 りになっている.節の位置は加振 されて も励振 されない箇所 であるので,この位置が変わることでスイー トスポ ッ トや打撃時の手の しびれ感 に影響することが予 想 される. l s tmo de 0 ( NPl u I )9 3 t r e ! T d t u o u ≡- 書 表 撃 喜 皇 ≡ 章 安 ま 亘 童 萱 十80gHe ad 0 ( wt u u)a U t m! t dt L E O U +各 ogCe nt e r ( 宅 巳一R 0 ! T duou H ) 8 tre +各ogGr i p 図4 8 0 1 g( 1 0%) 分増加 したときの振動モー ド - 2 3 5 - ( 4 7 4 ) 神戸大学発達科学部研究紀要 第 3巻第 2号 3.バ ッ トの円筒モー ドの測定 前報では曲げ振動 を想定 し軸方向の変形 を調べ,円周方向のモー ドがあることがわかった.そこで 本報では, 図 5の ような長 さ1 5 0 mmの円筒部 について軸方向,円周方向の両方 を合わせた固有振動モー ドを調べた.円筒部はは りとしての測定 7)を行 った点 2-5に対応する部分であ り,各々の円周 を ( 3 0 度お きに) 1 2 等分 して合計48点 を自由一自由の境界条件でインパ ク ト試験 を行 った.加速度セ ン サは,互いに9 0 0 離れた図 5の点 2と点 1 1に取 り付 け,2 点参照 ( ポ リリファレンス)法 により4k Hz までの周波数で解析 した.一般 に n点参照 の場合,求 まる固有振動数 よ り下 に n個,上 に n個 の r e s i d u e 項がで きる.なお解析 はL MS 社のCADAⅩにより行 った. 図 6は文献 7 ) のバ ッ ト2について, 2つのセ ンサ各々4 8点の伝達関数 ( 加速度/力) を総和 した も ,‡ Zの3 のである.図7 . 1 -7. 6 は左下のⅩ Y Z 平面での立体的な固有振動モー ドと,それをY Z ,Ⅹ Y つの平面か ら見 た振動モー ドを示す. 1次 , 2次 と 5次 は曲げモー ドで,Ⅹ Y平面では剛体 としての 節は 4個)の リング形状 を保 って変形 している. 3次 , 4次 と 6次は,Ⅹ-Y平面では節線が 2本 ( リング状振動モー ドとな り,1 ,2,5 次 とは明 らかに異 なってお り,全体 として半径方向につぶれた Y平面では変形 ような振動モー ドとなる.特 に 4次 と 6次 は Z軸方向の振動の節が含 まれるため,Ⅹ 0 度回転 した形で重なってお り, より複雑 な振動モー ドになることがわかる. する方向が9 図 5 円筒モー ドの測定点 と座標系 - 236- ( 4 7 5 ) 一野球用′ , †ットの振動解析 ( 第 2報)- スポーツ用具のダイナ ミクスと実験モー ド解析 0 1 k 2 k Fr e que nc y Hz 図 6 伝達関数 ( バ ッ ト2) 図7.1 円筒 モ ー ド (1次) ー 23 7 - 3 k 4 k ( 47 6) 神戸大学発達科学部研究紀要 第 3巻第 2号 ∵」 ⊥ i i i i i i i i 乱 』 図7 .2 円筒モーゼ (2次) . : = T> -∼ z K Jl 図7 .3 円筒モー ド (3次) - 238- ( 477) スポーツ用具のダイナミクスと実験モー ド解析 -野球用バ ッ トの振動解析 ( 第 2報)- p-q ー hJ TL 図 7.4 円筒モー ド ( 4次 ) [: i . I ラ I : ∵ i i i i i i i i i F i 且 』 図7 .5 円筒モー ド (5次) ー 239- ( 4 7 8) 神戸大学発達科学部研究紀要 第 3巻第 2号 文 献 1 9 9 0)テニスラケ ッ トの動力学 とコンピュー タ援用設計 -モー ド特性 に及ぼす諸因子の影響 と設計 1)川副義彦 ( への指針 -. 日本機械学会論文集 ( C編 ) 5 6( 5 2 6): 1 6 7 -1 7 3. 1 97 8) 実用振動計算法.工学図書 ,p p. 2 0 2. 2)小堀与- ( 1 9 91 )ゴルフの用具 について.J a p.∫ .S p o r t sS° i .1 0( 1 2 ) : 7 9 5 7 9 9. 3)大久保信行 ( 4)背戸一畳 ・山下繁生 ( 1 9 9 2) 人 に優 しいバ ッ トの開発.No. 9 2 0 5 5( I ): 1 9 2 -1 9 5. 1 9 81) 振動工学ハ ン ドブ ック.養賢堂 ,p p. 2 0 8. 5)谷 口修 ほか ( 6)田代進 ( 1 9 9 5)ゴルフクラブ設計 C A E技術の開発.スポーツ工学 シンポジウム1 9 95 講演論文集 : 7 5 7 8. 7)矢野澄雄 ・ 前田正登 ( 1 9 95 )スポーツ用具のダイナ ミクス と実験モー ド解析 ( 野球用バ ッ トの振動解析). 神戸大学発達科学部研 究紀 要 第 2 巻 第2 号: 2 5 5 2 6 9. -240- ( 4 7 9) スポーツ用具の ダイナ ミクス と実験 モー ド解析 プログラム 2 ( 強制振動解析) 付 韓 行番号 設 定 値 一野球用バ ッ トの据動解析 ( 第 2報)- ( HPBASI Cve r . 5. ll ) ・行番号 28 0 密度g[ kg / m3] 270 ヤ ング率 E[ Pa ト 力 入 始め,終 わ り, きざみ 計算する周波数fl 甲Z ] の 9 8 0 96 組み込み関数 - 5 2 3 6 7 0 3 9 1 2 6 0 0 0-3 -7 5 _ 0 8 7 5 1 0 は 慣性竜一メンり要素の数 重心位置の計算 外径 全質量 長D さ 1 6 L i m D + 【 m l ト 1 [ k ] l め計算 g m ( ] N+ ] 1) 1 03 0 Ⅰ DN: 単位行列 加振箇所_ の抱走 50205040 通常肉厚t 1 6t l【 m】 11 60 DET( ) : 行列式 OPT工ON BASE 1 Sn-17 AI J LOCATE Lj(Sn) ,D j( Sn) ,Tj ( sn)! L j-length,Dj-diamete r, Tj-th ickness ALLOCATE Mj( Sn), j(Sn) j (sn)i M j-mass, Aj-aria Zjmoment^4 REAI JEy,Rsg ! Ey =Youn g modu lus , Rs gS pecific gravity A DIM DIM DIM DIM , T , Amatrix( 7,7),Bmatrix( 7′7),Cmatrix( 7,7),Zmatrix( 7, 1). Mmatrix( 7,7) Ccmat(3,3),Cdmat( 2,2),Cemat( 2,1) =cdmat( 3,3),Zzmatrix( 7,1),Zend_mat( 3, 1) F2mat(3,1) 3 Segment-Sn-1 FOR I-Segment TO 1 STEP -1 l unit = 孤 Lj(I)-50/1000 Lj( segment)-70/10OO NEXで 工 RESTORE 5000 FOR I-Segment TO 1 STEP -1 READ Dj( 工) Dj(I)-Dj(I)/1000 ! unit = m NEXで 工 RESTORE Nomal thick FOR I-Segment TO 1 STEP -1 READ Tj( I) Tj(I)-Tj( I)/1000 ! unit = m NEXで エ ー241- 値 4 1 定 設 0 n i i i i S つ 山人 八m m/ / q一q一 Nk k ニ三三 人 7 ⊥ Lt 七 ・ lエ・ ⊥・ ⊥ Ey =7. 40 ★10 10 Rsg=2.7 *1 ^3 Bat T n aS -. 7 n∩n uuu 0 o o o o o o 0 o o o o o o0 o o o o o o o o 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 o ⊥ 2 3 4 5 6 7 8 9 0 ⊥ 2 34 5 6 7 8 9 0 ⊥ 23 45 6 7 8 9 0 12 3 4 5 1 1 1 1 1 1 l ⊥ ⊥ ュ2 2 2 22 2 2 2 2 2 3 3 33 3 3 3 3 3 3 4 4 4 4 4 4 File name is I l Bat mat881 1 4 8 0 神戸大学発達科学部研究紀要 第 3巻第 2号 0000( Un )0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 Ooo o oo oO ooo oooO oo oo oo 0 OOOO 00 00000 00 00 0000 0000 00 1234 5 6 7 8 90 12 3 456 67 8 90 1234 5 67 890 12 345 6 7 8901 23 456789 0 123456 789 01 00000 00 00 0 1 11 1 111 4 444 5 55 555 55556 66 66 6 6 66677 77 7777 77 8 888888 888 99 1111 11 1 11 1 1 11 1 111 FOR Z=l TO SegT n ent 工)-日 Dj(工)/2)<2-(Dj(工)/2-でj(工))<2)★P工 Aj( NEXで エ FOR エ=1 TO Seg■ ment Mj( I)-Aj(I)*Lj(r)*Rsg NEXT I Mtotal=O FOR ==l TO Segment Mtota1-Mtotal+Mj(I) NEXで 工 Emass-Bat mass-Mtotal FOR I-1 TO Segment Zj( I)-(Dj(I)^4-(Dj(I)-2*Tj(I))^4)★PZ/64 NEXT I Emass-.0401 I 工q-0 ェ2-0 GcenterSO Ltotall -O 重心位置の計算 Gtota1-0 FOR Z=l TO Segment Ltotal=Ltotal+Lj(I) Gtotal=Gtotal+Mj( I) ZF Gtotal>Mtotal/2 THEN Rcg=Gtota1-Mtotal/2 Rcg-Lj(I)*Rcg/Mj(I) Gcenter=Ltotai-Rcg END =F NEXT I Ltota12=O FOR I-1 TO Segr n ent Ltota12=Ltota12+Lj(I) =q==q+Mj(I)*(( Dj(r)/2)^2+(Dj(I)/2-Tj(I))^2+( Lj( I)/3)^2)/4 ZF I-Segment THEN Gcenter-( Ltota12-.035日 ^2 =Z==Z+Mj(I)*( EI J SE Gcenter-( Ltota121.025日 ^2 =Z-=Z+Mj(I)*( END 工F NEXT I Minertia-=q+Zz+Emass*( Gcenter-Ltotal)^2 PRZNT Minertia ZNPUT "Freq・ min, max & sTEP ? [ min,max′sTEP〕r ',Hz_min,Hz_max′Hz_step 工NPUで "Force applyed pュace number ? "/Force_in l F natural:i FOR Hz-Hz min TO Hz max STEP l iz step Onega-2*PZ*Hz MAT Bmatrix= ZDN FOR Z=l TO Segment =F Z=Force in THEN F土no-1 ELSE Fino=o END ZF GOSUB B7 matrix} ub NEXT = MAT Mmatrix= ZDN Mmatrix(5,2)--Emass*Omega^2 MAT Cnatrix= Bmatrix*Mmatrix MAT Ccmat= Cmatrix(4:6,1:3) Dccmat-DET( Ccmat) - 242- ( 4 81 ) スポーツ用具のダイナ ミクス と実験モー ド解析 一野球用バ ッ トの振動解析 ( 第 2報) - ZF DccT n at*DIccmat <O THEN Nfreq=( Hz+Hz-H2 LSte /2 END 工F DIccmat=Dccmat P ) E N D 工F Hz pR工NT ■ Natu r al frequency -"′ Nfreq INPUT H Natu ral Frequency ... O. k ??? Z F Fok5-7 ' YT 'oR FokS=''y" THEN 1340 Hz max-Nfre q+Hz step Hz min-Nfre q一Hz_step Hz_step-Hz_step/10 G O TO F natural NEXT lY/N] ",Fok S G RAPHZCS ON VZ EWPORT 0.70★RATZ0.20,90 S H OW .85.-.05′-.05 ′.05 AXES ・ 05..O ら′.85′.2′10.10 L I NE TYPE 61 35 M O VE .9,0 D RAW -.ユ′o PENUP LINE TYPE LORG 5 1 CS工ZE 2. 5′. 5 Ll〕-0 FOR ==l TOS egment 描く /くッ トの形状を Llj-Llj+ .05 M O VE Llj -・05, Dj( I)/2 D RAW Llj -・05, -Dj( I)/2 D RAW I J l〕.-Dj(工)/2 D RAW I 」 1う, D〕(工)/2 D RAW I 」 1j一・05′Dj( 工)/2 NEXT I グ ラフィックス PENUP L lj-Llj+30/1000 M O VE Llj,.05/2 D RAW I 」 1う.-.05/2 D RAW Llj-・0 3,-.05/2 D RAW I J l〕一・0 3..05/2 D RAW Llj,.05/2 PENUp pEN 2 Llj-o Z=l TO Segment L lj-Llj+ M O VE Llj D RAW 工 J lj D RAW 工 J l D RAW D RAW P ENUP NEXT I PEN 1 FOR J Hz=Nfreq M A T F2mat(1:3,1)- CI n atrix( 4:6 ,7) Z e nd⊥mat(1, 1)-Xp ∑ end_mat( 2. 1)-Yp end_mat(3,1)-Phai Z - 2 4 3 - T T J J H rn J n J H 一 l )/ t ▲ T l. 「 J) ー ′ LE <.) )・ コ ・ 「Jl 工 ) 叩 ⊥ 巾 ⊥2( 工 l 一/・ コー つ 血 2 )m ⊥・ 「/ /T 」l巾 ⊥) -つ 山lH l ノ′ 工・ 「′ /つ ムー ー Dl ノ/ ・ 「 J ・ コ- T ▲) D D r′ tH ′ ー ー′ . 「 ノ′ t ′ コ5 5 5 D・ 5 0 0( D 0 O ・ ・一′ ー・ ・l l ′ /l ⊥⊥ † 山丁 山 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 O 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 O 0 0 7 8 9 0 ュ 2 3 4 5 6 7 8 9 0 ⊥ 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 ⊥ つ小3 4 5 6 7 C O9 0 ュ 2 3 4 5 6 7 8 9 0 ュ 2 3 4 L n6 7 8 9 1 ュ ⊥ 2 2 2 2 22 2 2 2 2 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 666 6 6 6 6 6 6 6 7 7 7 7 7 7 7 7 7 7 1 ⊥ l ⊥ l ⊥ ⊥ ⊥ ⊥l 1 l ⊥ l ⊥ ⊥ 1 」⊥ ⊥ 1 」ュ ー ュ ⊥ l ⊥ l ⊥ l ュ l ⊥ ュ l ⊥ ⊥ ュ ュ ⊥ l ⊥ ュ ⊥ ⊥ ⊥ l ⊥ ⊥ ュ ⊥ l ⊥ ⊥ l l ⊥ ュ 1 一⊥ l 工 l ⊥ 工 F Hz-Hzm上n THEN DIccmat=Dccmat E 工 」 SE 4 82 神戸大学発達科学部研究紀要 MAT Zcdmat- =NV( Ccmat) D 4 AT lend mat- 工cdmat*F2mat MAT ZendImat= (ll)'Zend_mat Zzmatrix(1 .1)-∑end_mat(1′1) Zzmatrix(2′1)-∑end_mat( 2′1) Zzmatrix(3,1)-Zend_mat(3,1) Zzmatrix(4,1)=0 Zzmatrix(5.1)-0 Zzr n atrix(6,1)=0 Z2 matrix(7,1)-i MAT Zmatrix= Mmatrix★zzmatrix ー・ -●7 B oo o o ooo oo oo00 00 000 000 0 00 00 0 0 00 0000000 0 0 0 0 0 0 0 0 89 0 1 234 567 89 0 1234567 8 90 123 45 6 0 ⊥234567 89 0 1 2 3 45 99 00 00 00 0000 11111111 1 12 22 2 22 20 00000000 0 1 1 1 1 11 工ュ2 2 22 222 2222 2222 222 22 22 22 2 2 23 3333333 3 3 3 3 3 3 33 1800 1810 1820 1830 1840 1850 1860 1870 1880 1890 1900 1910 1920 1930 1940 1950 1960 1970 第 3巻 第 2号 pEN 5 i unit nm/N MOVE .8,Zmatrix(2,i)*1000 工 J ABE工 JI l ★l I PENUP FOR Zi-segment TO 1 STEP -1 ZF Zi=Force in THEN Flno=1 ELSE Flno=o END ZF MAT Zzmatrix= Zmatrix 比AT Bmatrix- ZDN Hz=Nfreq Z-zi GOSUB B7 matrix_sub MAT Znatrix- Bmatrix*zzmatrix MOVE 50/1000*(Zi-1),Zmatrix( 2,1)*1000 i unit mm/N LABEL T T *T r PENUp NEXT Zi CS工ZE 5′.5 MOVE .7,.075 LABEL USING I T 4D. D,2AI ' , ' Nfreq,1 I HzH PENUp PEN 1 CS工ZE 3.5,.5 FOR =-0 TO Segment MOVE .05*Z,-.075 LABEL =+i PENUP NEXT 工 STOP つ ム2 2 つ ん ′ // / / n r L H J n Hl H J E Jn Hl H u )))ヽ ノ ))ヽ ノヽ / 工工工T ▲ (′ t( ( . 「 J. 「 J. コ. 「 J LL L L ★★ ★ 央 _7 n atrix_sub:! Kbb-Ey*Aj( I)/Lj(I) Lambda4-( Mj(I)*omega^2)/Ey/rj( I)/Lj(I) Lar n bda-SQR(SQR( Lambda4日 Beta-Omega*SQR( Mj(I)/Ebb) Lambda Ss-(COSH( Lambda*Lj(I))+COS( Lambda Tt=(SZNH( Lambda*Lj(I))+STN( Uu=(COSH( Lambda*Lj(I))-cos( Lambda Lambda Vv=(SINE( LaT n bda*Lj(I))-SIN( Pp-COS( Beta)*Lj(I) Qq-SIN( Beta)*Lj(I)/omega/SQR( Mj(I)*Kbb) Rr=-Omega*SQR (I)*Kbb)*SZN( Beta)*Lj(I) MAT Amatrix- = Amatrlx Amatr土x Amatrix ・ コN E :[ D pqS ′ t P O∼ S 三二二 \.′) ) ュ6つ 血 ′l1 ⊥ ュ 2 ′ .\′ t′ 一 . ヽ - 244 - ( 483) スポーツ用具のダイナ ミクス と実験モー ド解析 一野球用バ ッ トの振動解析 ( 第 2報)- 1 N 5 つ む 2 5 4 へ ∠ 5 7 つ ︼ 0 つ ー 3 DATA 23.10,23・175.23.30,24.025,26.70,31・50′37・30′43・80.50・65 DATA 57.00,62.25,66.775,67.05,67.00,67・05,67.05 Nonal thick:i DATA 5.40,3.60,3.60,3.55,3.20,2. 75,2.45,2・25,2・lQ DATA 2.00,2.05.2.15.2.20.2.225.2.25,2.25 ヘ ッ ド部 に TIOOg_h・ ・i +100g DATA 5.40,3.60′3.60′3.55,3.20,2.75,3・45′3・25,3.10 I ∞9 増加 DATA 2.00,2.05,2.15.3.14,3.155.3.18,3.18 ] TIOOg_g:i グ リップ部に DATA ll.55,ll.5875,10.85,9.28 コ 10 g増加 DATA 2.00.2.05′2.15′2.20.2.225′2.25.2.25 中央部に TIOOg_m. Ii D A T A5. 4 0, 3. 60, 3. 6 0, 3. 5 5,3.20,2.85,5.0,5.0,3.50 1 0 g増加 DATA 2.00,2.05,2.15,2.20,2.225,2.25,2.25 グ リップ部に T40g_g:i +40g grip (15′16) 45.2.25′2・10 ] 40g増加 , , 5 T40g_m:i +40g center (8,9) 中央部に DATA 5.40.3.60′3.60.3.55.3.20.2.75.2.45 3 46 3 125 ] 40g増加 225-2.25.2 DATA 2.00.2.05′2.15 T40g_h:i +40g head ヘ ッ ド部に 55.3.20.2.75.2.45.2.25.2.10 DATA 5.40.3.60 ] 40g増加 ,3・00 DATA 2.00,2.05,2.15,2.20,2.225,3・00 13,14,15, 16) T80g_g:i +80g grip ( グ リップ部に DATA ll・55Jll・5875J7・3514・89J3・20/2・7512・ 45/ 2・ 251 2・ 10 8 ] 0g増加 DATA 2.00,2.05,2.15,2.20,2.225I2 5 中央部に T80g_n=! +80g center (8,9) DATA 5.40,3.60,3.60,3.55,3.20,2・75,2・45,4・75,4・175 8 ] 0g増加 DATA 2.00′2.05′2.15′2.20′2.225′2・25′2・25 ヘ ッ ド部に T80g_h. 1! +80g head (1,2) D A T A5・ 4 01 3・ 6 01 3・ 6 0( 3・ 5 513・2012・75(2・45(2・25r2・10 809 増加 DATA 2・00(2105,2・15(2・2012・22513・75513・755 1 END 5 6 1 1 5 5 コ D A T A2 l l . 5 5 ′ 6 . 6 7 7 ′ 3 . 6 0 ′ 3 . 5 5 . 3 . 2 0 ′ 2 . 7 5 ′ 2 . D A T A . 0 0 2 . 0 5 2 . 1 5 , 2 . 2 0 , 2 . 2 2 5 , 2 . 2 5 , 2 ・ 2 つ ん 0 つ ん 2 ′ヽ .ノ .. .. . 2 5 ﹀ 2∩ /′ 口 上 _ (3 O o o o o o o O o o o o o o O o o o o o o O o o o o o o O o o o o oo O o o o o o o O o o o o o o o o oo o o 0 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 12 3 4 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 90 1 2 0 1 1 1 1 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 3 3 3 3 3 3 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 11 1 1 1 1 1 2 2 2 2 2 2 2 2 2 23 3 3 0 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 55 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 55 5 5 6 Amatrix(2,3)=-Tt/Lambda Amatr土Ⅹ(2.4)-Uu/Ey/工〕(工)/( Lambda人2) Amatr土Ⅹ(2,5)--Vv/Ey/Zj(I)/( Lambda^3) Amatrix(3,2)I-Lambda*Vv Amatrlx(3′3)≡ss Amatrlx(3′4)=-Tt/Ey/tj( 工)/Lambda Amatrix(3,5)=Uu/Ey/Zj(I)/( I J ambda^2) AT n atr土Ⅹ(4,2)=Ey*Zj(I)*Lambda^2*Uu Amatrix(4,3)--Ey*=j(I)*Lanbda*Vv Anatrix(4,4)≡ss Amatrlx(4,5)a-Tt/Lambda Amatr土Ⅹ(5′2)t-Ey*Zj( I)*Lambda^3*Tt I)*Lambda^2*Uu Al natr土xr5′3)=Ey*Zj( Amatrlx(5′4)E-Lambda*Vv Amatrix(5′5)=Ss Amatrix(5,7)=Fino Amatrix(6,1)=Rr Amatrix(6,6)-pp MAT Cmatrix- Br n atrix*Amatrix may Bmatrix- cmatrix 求ETURN . 2 5 , 2 ・ 2 ] -2 4 5- ( 4 8 4 ) -2 46-