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Sports Journalism in Japan (1998)
我が国の 「ス ポ ー ツ ジ ャ ー ナ リズ ム 」1998年 武藤 幸男 Sports Journalism in Japan (1998) Yukio Mutou This reportwas motivatedby a personaldesireto ascertainthe statusof, and the relationshipbetween,sports and journalism in modern society. The research is based on materials on a personal computer and in libraries, and on several interviews with present and past sports journalists.More specifically, the 1984 specialreport of JournalismReview entitled The Sports Journalismis used as the basis from which the discussionproceeds.The main findingsarethat the definitionof sportshas changed,and that, influencedby multimedia,therehave beenchange and progressin the field of journalismwithregard to sports. は じめ に こ の度 、 ス ボ ー ツ ジ ャー ナ リズ ム につ い て 自分 な りの確 認 を得 た い と い う動 機 で一 応 研 究 体 制 を整 え る べ くパ ソ コ ン、 図 書 館 、 元 ・現 ス ポ ー ツ ジ ャ ー ナ リス トへ の 再 三 の イ ン'タビ ュー 等 、 現 代 社 会 にお け る ス ポ ー ッ・ と ジ ャ ー ナ リズ ム の 定 位 置 と結 び つ きに つ い て ま と め て み る事 と した 。 具 体 的 に は 、1984年 の 「総 合 ジ ャー ナ リズ ム研 究 」 の 特 集 、 「ザ ・ス ポ ー ツ ジ ャ ー ナ リズ ム」 を 根 底 に お い て 、 論 を進 め る事 と した 。 そ の 結 果 ス ポ ー ツ の 定 義 の 変 遷 、 マ ル チ メ デ ィ ア(平 成4 年 をマ ル チ メ デ ィ ア元 年 と云 っ て い る)と い う語 句 と 内 容 に よ りジ ャ ー ナ リズ ム の 幅 に変 化 と進 歩 が あ っ た事 を掴 む事 が 出 来 れ ば と思 っ た 。 1現 在 の ス ポ ー ツ を ど の 様 に解 釈 す る か 、 イ ギ リス の マ ッキ ン トッ シ ュ は 、40年 程 前 ま で イ ギ リス で は 、 ス ポ ー ッ を娯 楽 や 、 遊 びの 対 象 と考 え て い た と い い 、 しか し、そ の 目的 をオ リ ン ピ ッ ク に置 く様 に主 張 した人 物 が こ の よ う に発 言 して い た 、 ま た、 文化 と して は も ち ろ ん の事 、 我 々 人類 に とっ て は ます ます 重 要 な存 在 とな る事 を予 測 した 。 1-1.ス 1-1-1.ス ポ ー ツ の定 義 的 な も の に ふ れ て 見 る ポー ツとは 現 在 ス ポ ー ッ につ い て は これ と言 っ た定 義 は無 い とい え よ う、 と言 うの も昨 年 の(H9.9.22) 文 部 省 へ の保 健 体 育 審 議 会 の 答 申 の 中 で の 「ス ポ ー ツ の 意 義 」 な る もの が 現 在 の 「ス ポ ー ッ とは」 に た い す る答 え とい え よ う。 一113一 1-1-2.ス ポーツの意義 ス ポ ー ツ は、 人 間 の 体 を動 か す と言 う本 源 的 な 欲 求 に答 え る と と もに 、 爽 快 感 、 達 成 感 、 他 者 との 連 帯 観 等 の 精 神 的 充 足 や 楽 しさ 、喜 び を与 え、 ま た 、 健 康 の 保 持 増 進 、 体 力 の 向 上 の み な ら ず 、 と りわ け 青 少 年 に と っ て は 、 ス ポ ー ッが 人 間 形 成 に多 大 な 影 響 を与 え る な ど、 心 身 の 両 面 に わ た る 健 全 な発 達 に資 す る もの で あ る 。 他 面 、 ス ポ ー ツ は 、 人 間 の可 能 性 の極 限 を追 求 す る営 み と い う意 義 を有 して お り、 こ の よ う な 競 技 ス ポ ー ツ は、 人 々 の ス ポ ー ツへ の 関心 を高 め 、 生 涯 ス ポ ー ッ の 振 興 に 寄 与 す る と と も に、 青 少 年 をは じめ 国民 に夢 や 感 動 を与 え る な ど活 力 あ る健 全 な社 会 の 形 成 に も貢 献 す る もの で あ る。 な お 、 ス ポ ー ツ の振 興 は 、 ス ポ ー ツ産 業 の 広 が りと そ れ に伴 う雇 用 創 出等 の 経 済 的 効 果 や 健 康 の保 持 増 進 に よ る医 療 費 の 節 減 の効 果 等 の 側 面 もあ る と考 え られ る。 また 、 グ ロ ウ バ ル 化 し て い る 現 代 社 会 に お い て 、 ス ポ ー ツ の 振 興 は 、 世 界 共 通 の 文 化 と して 、 わ が 国 は も と よ り世 界 の ス ポ ー ッ の発 展 に寄 与 す る と共 に 、 ス ポ ー ツ を通 じた 交 流 に よ り、 世 界 の 人 々 との 相 互 の 理 解 や 認 識 を い っ そ う深 め る な ど国 際 的 な友 好 と親 善 の た め に も有 意 義 で あ る。 学 校 教 育 の 中 で の 体 育(身 体 教 育)で は 、 上 記 の 内 容 か らす る と、 そ の 目的 達 成 の 為 の 手 段 と して ス ポ ー ツ を取 り入 れ て い るが 、 こ の ス ポ ー ッ は 一 般 に云 わ れ る ス ポ ー ッ とは 、 意 味 内 容 が 少 々違 うが 、 そ れ は 後 に分 け て 説 明 を加 え る 。 で な い と現 代 教 育 に お け る科 学 性 が 疑 わ れ て し ま う こ とに な る。 現 代 ス ポ ー ッの 中 で は 、 二 つ に わ け た 考 え方 で は な く整 理 さ れ た 、 ス ポ ー ッ の概 念 で 現 在 は と らえ て い る の で あ るが 、 そ の ス ポ ー ツ の 現 在 お か れ て い る 環 境 に よ っ て異 な っ た位 置 や 異 な っ た 解 釈 を され 、 表現 の 自 由 の 上 に の って 、 色 々 な 表 情(規 定 、 意 義 、 定 義 等)を みせ て い る か の 様 に見 え る。 本 来 は 同 じ定 義 の 上 に た っ て 、 実 行 され た り、挙 行 さ れ た り、 実 施 され た り、 教 育 の 一 部 と して 展 開 され た りで 、 多 岐 に わ た る 位 置 づ け を結 果 と して もた ら さ れ て い る ス ポ ー ッ と い う こ とで 無 けれ ば な らな い と思 う。 ま た 、見 る ス ポ ー ッ 、 や る ス ポ ー ッ な どの 語 句 が 生 まれ て きて い て、 そ の 解 釈 も内 容 も全 くマ ス コ ミに操 られ て い る為 の 分 離 で も な け れ ば 統 合 で もな く、 た だ そ の 場 の状 態 を さ して い る にす ぎな い の で 本 質 的 に は 、 そ ん な単 純 に2つ に 分 け た 形 で の 動 き は 、 表 現 上 の こ とで あ り、 ス トレ ス の解 消 や雰 囲 気 を互 い に求 め あ っ て い る にす ぎな い 、 これ もバ ブル と い う経 済 の成 長 が 生 み 出 した も の で あ り、 あ る 意 味 で は 、 全 く流 行 にす ぎず 本 来 の 定 着 は 、 や る もの が 見 る 、 見 た もの が や る の が ス ポ ー ツで あ り、 そ こ に 現 代 ス ポ ー ツ の真 の 理 解 が 出来 る個 々 が 生 まれ て く る と思 わ れ る。 こ れ ら は 、 ス ポ ー ッ に は 、 バ イ ブ ル が な い と もい え 、 そ の 発 生 か ら、 言 語 学 的 に娯 楽 、 運 ぶ の 世 界 とい っ て もそ れ 自体 が お か しい と も思 え る。sportの 語 彙 に っ い て 考 え る に、 現 在 迄 、 同 じ解 釈 が 言 語 学 的 に な され て い るが 、 人 間 科 学 的 ・ス ポ ー ッ科 学 的 に考 え て み る と他 の 言 語 がsportに 変 わ る もの が あ っ て も不 思 議 は な い と思 わ れ る。 そ れ は 、 ス ポ ー ツ科 学 の 中 で の 心 理 学 的 、社 会 学 的 、 生 理 学 的 な 学 術 的 な科 学 考 証 を考 え て み る と上 記 の様 な説 が 生 まれ て く る。 また 、 ス ポ ー ッ史 と して 、 報 ぜ られ るべ き も の とそ うで な い もの 、 区別 か ら して も、 そ もそ も そ の 言 語 に な っ た もの か らの 成 立 で あ っ て 、 ど こ で どの 様 な は、 現 在 の 説 に 対 して異 論 を唱 え た い 。 しか し、 こ の 辺 の所 は 今 回 は 割 愛 して現 代 ス ポ ー ッ とい う一 般 論 を も と に、 ザ ・ス ポ ー ツ ジ ャ ー ナ リズ ム の 84年 版(新 聞 ジ ャー ナ リズ ム)と の 相 関 を 中心 に論 じて み る。 一114一 1-2.ス ポ ー ツ と は何 ぞ や 〈 ス ポ ー ツ 〉 とい う言 葉 は 、 広 義 には 、 楽 しみ や 健 康 を求 め て 自発 的 に 行 わ れ る 運 動 を い い 、 狭 義 に は 、 競 争 と して行 わ れ る運 動 を意 味 す る と、 ス ポ ー ツ辞 典 に書 か れ て い るが 、 辞 典 た る も の が こ の て い た ら く とい う よ りな い 。 学 校 体 育 の 中 の ス ポ ー ッで あ れ ば こ ん な ま と め 方 で よ い の か も しれ な い が 、 過 去 の 実 績 、 良 い 意 味 で も、 悪 い 意 味 で もか ち合 っ た ら こ ん な ま とめ 方 に な る わ けが な い が 、 無 難 な ま と め 方 で あ る と云 え る の で は な い か 。 しか し、 過 去 、 現 在 の ス ポ ー ツ歴 史 学 者 の特 定 の人 間 を 、 又 、 そ れ しか知 ら ない 範 囲 で の論 で な く見 て み る と、 ス ポ ー ッ は や は り、 勝 つ こ とに あ り究 極 の 目 的 は 、 オ リ ン ピ ッ ク で あ る と し、 そ の 中 に楽 し さや 、 ル ー ル 、 そ して 、 一 つ の 流 れ を 持 っ て い る もの が ス ポ ー ッ で あ る と した ら現 代 ス ポ ー ッ の 中 の ス ポ ー ッ の 定 義 とは な り は しな い か 、 と云 い た い と こ ろ だ が 、 平 成7年 の ス ポ ー ッ の 考 え 方 は最 初 に か か げ た 健 康 と い う語 句 が そ の 説 明 の 中 に 入 っ て来 て い る傾 向 に あ る こ とが 統 計 上(体 れ て い る 。(体 育 学 研 究)し か し、 実 際 に ス ポ ー ッ をや っ た(少 育 系)の 結 果 と して示 さ な くと も全 国大 会 に 出 場)人 間 に と っ て 、 そ の 目的 や 結 果 が 健 康 の 為 で あ っ た と い う様 な 意 識 で ス ポ ー ッ をや っ て い た 者 は 非 常 に 少 な い し、 現 に 多 くの 人 間 が ス ポ ー ッ障 害 を抱 え て い る の が 現状 で あ り、 否 定 的 に な、 らざるを 得 な い の が 筆 者 で あ る。 上 記 の様 な事 が 他 の 部 分 で ふ れ て い る の で あ れ ば 問 題 は な い と思 うが 、 片 手 落 ち と云 わ ざ る を 得 な い の で は な い か 。現 在 取 り組 ん で い る課 題 に対 して も非 常 に イ ンパ ク トの な い 展 開 に な る恐 れ が あ る と同 時 に、 一 般 の 人 ・ 々は 、 又 、 ス ポ ー ッ を或 る程 度 研 究 した 人 々 に とっ て も納 得 の い か な い ま とめ で あ る と思 う。 そ こ で 、 筆 者 な りの 時 代 区分 と、 ス ポ ー ッ 区分 を行 っ た上 で 最 終 的 な 結 論 を 出 して み る 試 み を 考 え て み た。 出 来 る だ け、 自己 流 で な く一 般 化 され た もの の 集 約 の 中 で の 進 め 方 を し現 代 ス ポ ー ツ の様 相 を示 して み た い 。 観 点 を変 えて 考 え る 。 1-3.ス ポ ーツの分類 学 校 体 育 と して の ス ポ ー ッ 競技 ス ポー ツ 健康 ス ポー ツ 社 会 ス ポ ー ッ(幼 児 ・老 人) 障害者 スポー ツ プ ロス ポ ー ツ 上 記 の 様 な 分 け 方 で 、 共 通 部 分 もあ る が 、 これ ら を総 体 して ス ポ ー ッ とす る な ら ば ど うや ら ま と ま りそ う で あ る。 レ ク リエ ー シ ョ ンス ポ ー ッ な どは 別 分 類 と考 え られ る。 そ の 様 に取 り扱 わ な い とス ポ ー ッ の基 盤 と な る カ テ ゴ リー に は な らな い 。 次 に、 時 代 区 分 で あ るが 、 こ の 時代 区 分 は ス ポ ー ッが 学 問 で な く文 化 で あ る と して 区 分 して い くた め に 、 こ こ で又 、 定 義 へ の 進 め 方 に色 々 なふ らつ きが 出 て来 る筈 で あ る 。 一 応 形 式 的 な 、 形 而 上 学 的 な流 れ で 押 さ え て い きた い 。 そ もそ もス ポ ー ッ の多 くは、 日本 生 まれ で は な い 為 に訳 意 や 見 た 目 ・状 況 で 理 解 した り判 断 し 一115一 た り、 そ の ま まの鵜 呑 み 理 解 も多 くあ っ た で あ ろ う。 又 、 多 角 的 多 様 な側 面 を持 っ て い る為 に い ろ い ろ な解 釈 や 表 現 が な され る と 同 時 に時 代 の 流 れ も影 響 して くる傾 向 と して は、 ア マ チ ュ ア ス ポ ー ツ の 影 が 薄 くな った こ の 影響 は 大 きい D・Jブ ー アス テ ィ ンの 説 か らす る とス ポ ー ッ は、 根 本 的 に浜 の 真砂 と … で あ る か ら して ス ポ ー ツ も尽 きる 事 は な く人 類 あ る限 り続 くで あ ろ う と い う こ と と な る。 1-4.見 方 を変 え た ス ポ ー ツ ま た、 ス ポ ー ッ とい う説 明 本 が 何 冊 も あ る こ とが お か しい そ して 内 容 総 論 が 一 部 一 致 の 結 論 な し、 そ こで 上 記 を含 め 、 これ か らの論 理 を含 め て そ の 目安 と して 、 国 際 ス ポ ー ッ ・体 育 評 議 会 は、 1968年 に く ス ポ ー ッ 宣 言 〉 を提 議 し、 ス ポ ー ッ とは く プ レ イ の性 格 を持 ち 、 自 己 また は他 人 との 競 争 、 あ る い は 自然 の 障 害 との 対 決 を含 む 運 動 〉 で あ る と提 議 した 。(こ の 中 に ル ー ル の 事 が う た わ れ て い ない のが お か しい)。 1-5.ス ポ ー ツの 時 代 区分 時代 区分 生活 即ス ポーツ ス ポ ー ツ の発 生 未 開時代 有史 以前 古代社会 のスポー ッ 古 代 ギ リシ ャの ス ポ ー ッ 古 代 オ リンピック 古 代 ロ ーマ の ス ポ ー ツ 中世 社 会 の ス ポ ー ツ 王 侯 貴 族 、騎 士 、 都 市 民 の ス ポ ー ツ ロ ウ カ ル色 の 強 い ス ポ ー ッ 近代社 会 のスポー ツ 勝 敗 ・記 録 第 一 主 義 の ス ポ ー ツ ス ポ ー ッの 国 際化 ・組 織 化 く セ ン トラ ル ス ポ ー ツ 〉 〈 マ ー ジナ ル ス ポ ー ッ 〉 一116一 こ こ ま で は ス ポ ー ッ の 画 一 的 、 定 義 な し。 現代社 会の スポー ツ 生 涯 ス ポ ー ッ まで 。 上 記 の ス ポ ー ツ とは 、 こ れ か らの ジ ャー ナ リズ ム との 関 係 相 関 が 少 な い 。 そ れ は多 角 的 な 視 野 か らス ポ ー ッ を理 解 しそ の 見 方 も まち ま ちで あ る 。 そ れ も定 義 が ない か ら とい え よ う。 2ジ ャ ー ナ リズ ム 新 聞 ・雑 誌 ・ラ ジ オ ・テ レ ビ な ど、 活 字 や 電 波 を媒 体 とす る 報 道 そ の他 の伝 達 活 動 、 及 び そ の経 営体 時 事 的 な 事 実 や 問 題 の 報 道 ・論 評 の 社 会 的 伝 達 活 動 。 こ れ ま で ジ ャ ー ナ リズ ム とは ニ ュ ー ス を収 集 し、 選 択 し、 解 説 し、 そ して 継 続 的 ・定 期 的 に伝 達 す る行 為 、 と い うの が 一 般 的 に承 認 さ れ て き た定 義 で あ っ た。 ジ ャ ー ナ リ ズ ム は、 無 数 に生 起 した 出 来 事 の な か ら、 民 衆 の次 の 行 動 決 定 の た め に 必 要 な事 実 を ピ ック ・ア ッ プ して 、 で きる だ け 早 く、 で き るだ け広 く正 確 に伝 え る こ とが 要 求 され る。 また 民 衆 が 自 らの 置 か れ て い る 状 況 を十 分 か つ 的 確 に 認 識 で きる 条 件 が 、 国民 全 員 に与 え られ て い る 必要が ある。 ジ ャ ー ナ リ ズ ム と は 、 民 衆 の た め に 、 「今 伝 え ね ば な らな い こ と、 今 言 わ ね ば な ら な い こ と を 、 今 、 一 刻 も早 く広 め る こ と」 とい う こ とが で きる 。 また 、 忘 れ て は な ら な い の は 大 前 提 で あ る 「文 化 を高 め る」 役 割 を忘 れ て は な ら ない と付 け加 え た 。 塩 田(元 ベ ー ス ボ ー ル マ ガ ジ ン社) しか し なが ら、 媒 体 と して考 え られ る色 々 な メ デ ィア で 、 た と え ば新 聞 な どに つ い て も コマ ー シ ャ ル ベ ー ス に足 を 引 か れ 上 記 の よ う な使 命 を果 たす と言 う だ け で は な い 様 相 で 、 特 に、 娯 楽 機 能 は読 者 を引 きつ け る た め の もの で あ る為 で あ ろ うが 、 新 聞 は 、 報 道 と評 論 を 中 心 に編 集 され て い る よ う に思 え る。 部 分 的 で は あ るが 、 テ レ ビ ジ ャ ー ナ リズ ム に は こ うゆ う様 な 姿 勢 で な く イ ン フ ォテ イ ン メ ン ト(lnformation+entertainment)を 無 視 す る こ とは で き ない 。(と は い う もの の 邑瀬 の 言 う よ うに テ レ ビは 、 瞬 間 映 像 で あ る と い う こ とで ジ ャ ー ナ リズ ム の 媒 体 と して は考 え られ な い と唱 え て い る。 す な わ ち 、 瞬 間 メ デ ィ ア で あ る とい う事 に 必 要 な検 証 、 吟 味 、 反 復 が 不 可 能 に 近 い とい う事 で あ る 。 そ して 、 文 化 を育 て る に最 も必 要 な 「言 葉 」 が 必 要 な メ デ ィ アが 、 果 た し て ジ ャ ー ナ リズ ム た り得 る か 、私 は 、 は な は だ疑 問 を持 つ の で す 。 この 記 事 は 『ア ウ ロ ス 』(H 8.4掲 載)で い う と こ ろ の ジ ャー ナ リズ ム は 、 今 や マ ス コ ミニ ュ ケ ー シ ョ ン と 同義 語 と もい え る様 相 を 呈 して い る。 一 方 、 平 成4年 を元 年 とす るマ ル チ メ デ ィ ア や イ ン タ ー ネ ッ トと の 関 わ り も問 題 に な る で あ ろ う◎ 一117一 3ス ポ ー ツ ジ ャ ー ナ リズ ム と は ス ポ ー ツ に 関 す る情 報 、 意 見 な ど の大 衆 伝 達 活 動 を言 う。新 聞 、雑 誌 、 放 送 、 映 画 な ど を 媒 介 とす る 之 ジ ャ ー ナ リズ ム 〉 の 一 分 野 と理 解 され るが 、 広 義 に は ス ポ ー ッ に 関 す る 大 衆 伝 達 活 動 を 指す。 1984年 厂ザ ・ス ポ ー ツ ・ジ ャ ー ナ リ ズ ム 」 と い う特 集 が 「総 合 ジ ャ ー ナ リズ ム 研 究 」 で と り あ げ られ た 。 この 扉 の 部 分 に ※見 る ス ポ ー ツ、 す るス ポ ー ッ を問 わず 、 マ ス コ ミ とス ポ ー ッ との 関 係 は ます ま す 密 に な っ て き た。 ※ 日曜 日 の テ レ ビ か ら ス ポ ー ッ 番 組 を 取 り去 れ ば 、 何 が 残 る?ナ イ タ ー野 球 は テ レ ビの 物 だ 。 ※通 勤 途 上 に ス ポ ー ッ 新 聞 、 ゴ ル フ好 き に は ゴ ル フ週 刊 誌 が待 っ て い る 。 キ ヨス ク 、 書 店 は ス ポ ー ツー 色 。 ※生 活 の あ らゆ る場 面 にス ポ ー ッ が 入 り込 ん で い る 。 ス ポ ー ツ産 業 とマ ス メ デ ィ ア の 関 係 も実 に 深い。 ※ ロ ス 五 輪!ま コ マ ー シ ャ ル 五 輪 。 い っ た い 何 を 見 せ ら れ る?ス ポ ー ツ ・ジ ャ ー ナ リ ズ ム の1984年 を斬 っ て み た 。 ※ そ し て 次 の よ う な 小 論 が5編 載 っ て い る 。 コマ ー シ ャ リズ ム とテ レ ビが 五 輪 を変 え た ・み る ス ポ ー ッ 、 す るス ポ ー ッ を問 わ ず 水 田(元NHK) ・日曜 日の テ レ ビか らス ポ ー ッ番 組 を取 り去 れ ば 何 が 残 る の か 。 ・通 勤 途 上 にス ポ ー ッ新 聞 、 ゴ ル フ好 き に は ゴル フ週 刊 誌 ・生 活 の あ ら ゆ る場 面 にス ポ ー ツが 入 り込 ん で い る 。 ・ロス 五 輪 は コ マ ー シ ャル 五 輪 。 一 体 何 を見 せ られ る? ・ス ポ ー ツ ジ ャ ー ナ リズ ム の1984年 を切 っ て み た ・コマ ー シ ャル リズ ム とテ レ ビが"五 輪"を 変 え た の よ う な あ り方 を して い る 。 上 記 の こ とが ア マ チ ュ ア ス ポ ー ッ大 会 に も見 られ よ う に な っ た 。 ・オ リ ン ピ ッ ク憲 章 か ら 「ア マ チ ュ ア」 の 文 字 が 消 え た ・サ ラエ ボ の星 が 期 待 した成 績 を上 げ ら れ なか っ た の は マ ス コ ミのせ い と は? こ れ ら に つ い て は 、 当 時 の 状 況 が教 科 書 の よ う に著 して い る と活 字 を 追 う こ とが で きた 。 そ の 通 りに 、 現 在 も進 ん で い る とい う事 で 素 晴 ら しい 記 事 と思 え る。 た だ 、 アマ ス ポ ー ツ につ い て の考 え 方 を 置 き去 りに しな い で の 配 慮 を して 欲 しか っ た 。 ス ポ ー ッ 番 組 の 問題 は 報 道 か 娯 楽 か に あ る 岸 田(前 文教 大) ・テ レ ビ主 導 の ス ポ ー ツ は、 アマ チ ュ ア ス ポ ー ツ に も影 響 を及 ぼ して い る ・オ リ ン ピ ッ ク の放 送権 料 は上 が る ば か りで そ の 結 果 ・衛 星 中継 の 貢 献 ・コマ ー シ ャル メ ッセ ー ジが 送 れ る オ リ ン ピ ック 一118一 、 テ レ ビ向 きの 種 目が 現 れ た。 ・ス ポ ー ツ番 組 の 問 題 は報 道 か 娯 楽 か に あ る ・野 球 は ドラ マ か そ うで な い か ・野 球=報 道 か ら、 野 球=娯 楽 で あ れ ば 、 民 放 の ス ポ ー ツ 放 送 は ジ ャ ー ナ リズ ム か らエ ン ター テ イ ンメ ン トへ 転 換 の 一 歩 を踏 み 出 す こ とに な る。 ・高 校 野 球 に微 妙 な プ レイ の場 合 ス ロ ウ ビデ オ で の解 説 は しな い 。 審 判 は絶 対 ・ス ポ ー ッ番 組 は報 道 番 組 で もあ れ ば娯 楽 番 組 で もあ り、教 育 番 組 で もあ れ ば教 養 番 組 で もあ る 。 どれ に も変 化 可 能 な 怪 人 二 十 面 相 とな る と、 や は りジ ャ ー ナ リズ ム か エ ン タ ー テ イ ン メ ン トか とな る 。 ・見 るス ポ ー ッ とや る ス ポ ー ッ ス ポ ー ッ 情 報 番 組 の登 場 ・野 球 は ドラ マ で は な い。 この 記 事 は、 野 球 は ドラマ か そ うで な い の か 、本 人 も最 終 的 に は否 定 して い るが 、筆 者 と し も は じめ か ら ドラ マ と は思 え な い 。 そ の 理 由 は 、 筋 書 きが あ る様 で ない の と、 や は り ドラマ の対 象 に な る様 な ス ポ ー ッ は そ の よ う な しろ もの で は な く、 マ ス コ ミの 強 さで しか な い 。 又 、 ス ポ ー ッ は エ ン タ ー テ イ メ ン トで も ない 別 の 世 界 の もの で結 果 か ら求 め れ ば ドキ ュ メ ン ト と云 え る か も しれ な い。 ス ポ ー ッ業 界 紙 が 応 え るべ き役 割 は こ れ だ ・ス ポ ー ツ業 界 紙 が 答 え るべ き役 割 は こ れ だ 坂 本(日 本 ス ポ ー ッ工 業 新 聞) ・ス ポ ー ッ とは 、 ス ポ ー ッ本 来 の ス ピー ド、記 録 、 闘志 、競 争 な どか ら、健 康 、 若 さ、清 潔 、 そ れ に ル ー ル な ど を含 め て ク リー ンな イ メ ー ジ を与 え る 。 そ の 頂 点 に あ る の が オ リ ン ピ ッ クで あ る 。 ・ス ポ ー ツ用 具 の 技 術 開発 は ス ピ ー ド、 記 録 を飛 躍 的 に向 上 さ せ た 。 ・ス ポ ー ッ産 業 の 市 場 規 模 ・ス ポ ー ツ業 界 専 門 紙 とそ の 実 状 。 ・業 界 専 門紙 ・誌 の 生 き残 り戦 ・ス ポ ー ツ業 界 専 門マ ス コ ミと して何 を な す べ きか? ① 世 界 の情 報 を網 羅 す る ② 海 外 の業 界 専 門紙 どの提 携 ③ 専 門 ス タ ッフの よ う と部 門 の設 置 ④ 英文版 の発行 ・ス ポ ー ッ は あ らゆ る 産 業 の チ ャ ン ピオ ンで あ る 。 進 取 的 な 意 見 が 多 い の と、 ビ ジ ョ ン と抱 負 が しっ か り して業 界 誌 と して の現 況 が つ か め た。 総合 レ ジ ャー 紙 志 向 の ス ポ ー ツ新 聞 に転 機 が 来 た ・総 合 レジ ャ ー紙 志 向 の ス ポ ー ツ新 聞 に転 期 が 来 た ・ス ポ ー ッ紙 発 行 部 数 の 推 移 ・ス ポ ー ツ紙 の 売 れ行 き実 体 ・ス ポ ー ッ紙 の 系 列 大 手7社 ・宅 配 市 場 と即 売 市 場 ・総 合 レジ ャ ーペ ーパ ー の 躍 進 一119一 大木(評 論家) ・サ ンケ イス ポ ー ッ新 聞 、 躍 進 の背 景 は 休 刊 日発 行 の 影 響 ・曲 が り角 に さ しか か っ たス ポ ー ッ紙 ・総 合 か 専 門か 、 これ か らの ス ポ ー ツ紙 ス ポ ー ッ雑 誌 は娯 楽 の消 費 物 化 して い る ・ス ポ ー ッ雑 誌 は娯 楽 の 消 費 物 化 して い る 小 椋(天 理 大) ・間接 的 ス ポ ー ツ 関与 者 につ い て ・ス ポ ー ッ参 加 者 、 ス ポ ー ッ生 産 者 、 ス ポ ー ッ消 費 者 か ら構 成 され る 。 ・こ れ らの こ とが ス ポ ー ッマ ン の 自我 や ス ポ ー ッ 道 徳 の 発 展 に どの様 に影 響 して い るか ・見 栄 優 先 の ス ポ ー ッ の 誕 生 ・情 緒 主 義 と社 会 学 的視 点 の 欠 如 ・感 覚 的 、視 覚 的 、 流 行 的傾 向 ・現 在 は ど う なの か 教 育 的働 きか け と理 念 を持 っ ての 要 望 は 、 教 育 者 ら しい 考 え方 で あ る と思 う。 ま とめ な れ ば1998年 の ス ポ ー ッ ジ ャ ー ナ リズ ム は 、15年 前 と どの よ う に違 っ て きた か 、退 歩 な の か 進 歩 な の か? ス ポ ー ツ ジ ャナ リズ ム は 、 或 る意 味 で は、 特 殊 な 領 域 と もい え る と言 う の も、 ジ ャー ナ リズ ム の定 義 か らす る と、 総 て を 満 足 させ る とい う領 域 と断 定 で きな い 面 を 、 ス ポ ー ッ は持 って い る と い え る か らで あ る。 そ の 前 に 、 自分 の気 持 ち と して 、 は じめ に も書 い た よ うに確 認 で あ っ た の で あ るが 、 そ の 裏 に は、 ス ポ ー ツ ジ ャー ナ リス トは ス ポ ー ツ の 専 門 家 で あ る と同 時 にス ポ ー ッ に対 し て の知 識 と体 験 が 絶 対 に必 要 で あ る と信 じて い た しそ の気 持 ち は今 も変 わ らな い 。 しか し専 門 家 で あ れ ば 誰 で も 資格 が あ る の か とい う と必 ず し も そ う で は 無 い とい う事 が 解 っ た 。 そ れ は 、 『自分 の 知 識 で な く、 厂直 接 選 手 に 聞 い た もの を報 道 す る 。」 を伝 え るべ き』 と塩 田 が 実 際 面 で はそ う した と言 う こ と を 聞 き な る ほ ど と思 っ た 。 また 、 そ の 後 の調 べ で他 の こ と も色 々掴 む こ とが 出 来 た 。 そ れ らは 、 前 述 も して あ る が 、 イ ン ター ネ ッ ト、 マ ル チ メ デ ィ ア 、 ビ ジ ュ ア ル 化 等 々1984年 以 降 の動 き は大 変 な もの で あ っ た わ け で 次 に掲 示 す る の は1996年4月 号 新 聞研 究 か らの 抽 出 。 1996年4月 の新 聞研 究 に 「 拡 大 す るス ポ ー ッ面 」 と して 、 次 の よ う な記 事 が 載 っ て い た 。(項 目) ・よ り深 く人 間 ドラ マ を提 供 す る た め に ・国 際化 ・デ ジ タ ル 化 で 増 す 通 信 社 の役 割 ス ポ ー ツ興 行 団 体 と メ デ ィ ア の距 離 を注 視 して ・ス ポ ー ツ秋 田 の県 民 ニ ーズ に応 え る 今 なぜ ス ポ ー ッ専 門 誌 か ・地 元 紙 の使 命 を果 た す 一120一 評 価 高 ま る第2セ ク シ ョン 「上 毛 ス ポ ー ッ」 ・新 聞 な らで は の手 法 を模 索 し て 多 様 化 の 中 の運 動 部 デ ス ク ・見 出 しが 命 … ス ポ ー ッ 面整 理 記 者 考 ・コ ラ ム … 幅 広 い魅 力 を伝 え る窓 ・まず ゲ ー ム評 そ の もの を深 め て欲 しい 。 ・ス ポ ー ッ面 に望 む物 〔 取 材 の 線 か ら〕 〈Jリ ー グ 〉 世 界 の一 流 に 近 づ く為 に く水 泳 〉試 され る記 者 の 良 識 くバ レー ボ ー ル 〉思 惑 通 りで無 か った 衣 替 え く マ ラ ソ ン 〉五 輪 代 表 決 定 か ら見 え る もの く ス ピー ドス ケ ー ト〉選 手 と同 じ百 分 の 一 秒 勝 負 く大 相 撲 〉 ス ポ ー ッ と伝 統 文 化 の 間 で く プ ロ野 球 〉 自分 の フ ィ ル ター を磨 く く ラ グ ビ ー 〉魅 力 あ る素 材 神 戸 精 鋼 を追 う く ボ ク シ ン グ 〉冷 静 に分 析 す る 目が 必 要 く 経 済 紙 の工 夫 〉 ビ ジ ネ ス と して の ス ポ ー ツ に注 目 史 的 考 察 様 な綴 りに な っ た が 、 上 記 の 項 目 は今 日の ジ ャ ー ナ リズ ム の 領 域 や そ の 対 象 を 良 く捉 え て い る と同 時 に1984年 の 時 か らの 変 化 、 進 歩 が現 れ て い る 。 しか し、 これ は1996年 な りの もの で 、 ま だ 取 り上 げ られ て い な い 面 が い くつ か あ る 様 に思 え る 。(収 集 した 資 料 が 充 分 に生 か せ な か っ た)ス ポ ー ッ 紙 の 低 迷 や こ の 時期 は経 済 的 に は 下 り坂 で1984年 の 頃 は上 り坂 とい え よ う。 ス ポ ー ツ は経 済 傾 向 に は大 き く左 右 され 景 気 が 悪 くな る と活 発 で な くな る。 こ れ は 欧 米 と も に そ の 過 去 に残 し て い る し、 日本 で も そ うで あ っ た。 とな る とジ ャ ー ナ リズ ム 活 動 も停 滞 せ ざ る を得 な くな る し、 見 る ス ポ ー ツ の 対 象 とな っ た 団塊 は消 滅 して い くで あ ろ う。 い つ れ にせ よス ポ ー ツ の 流 行 も過 渡 期 に 来 て い る よ う だ 。 野 球 とサ ッカ ー 、 大 相 撲 と、 又 、 プ ロ化 へ の 歯 止 め 、用 具 の 問 題 、 ドー ピ ン グ 問 題 、 こん な こ と を書 い て い られ る 日本 人 は幸 せ そ の も の で 、 ス ポ ー ツ ジ ャ ー ナ リズ ム も商 業 ベ ー ス に揺 さぶ られ 、 本 来 の 目 的 を 果 た せ ない ど ころ か 、 マ ス コ ミ とグ ル に な っ て、 選 手 を だ め に し、 ス ポ ー ッ の イ メ ー ジ を悪 く して い る様 に思 え て な ら な い 。 これ らは イ ン タ ビ ュ ー 等 で知 り得 た こ とで あ る。 今 回 の 内容 は 、 ほ と ん どが 問 題 提 起 で 終 わ っ て し まい 、 も っ とつ っ こ ん だ分 析 や 結 論 を もっ と 出せ る様 に し た か っ た が 、 こ の程 度 に留 め てお きた い 。 後記 こ の 度 の レポ ー トの作 成 に あ た り全 面 的 に ご協 力 を頂 い た 、塩 田、 八 代(文 氏 に は 、 心 か らお礼 申 し上 げ て筆 をお き た い と思 い ます 。 一121一 教 大 学 図 書 館)両 参考文献 原 寿緒 中村 敏 雄 ジ ャー ナ リズ ム の思 想 岩 波 新 書1997 ス ポ ー ッメ デ ィ ア の見 方 考 え方 松 本伸 雄 訳 ジ ャー ナ リス トの倫 理 田村 紀 雄 共 著 片 岡暁 夫 訳 創 文 企 画1995 文 庫 ク セ ジ ュ1997 ジ ャ ー ナ リズ ム を学 ぶ 人 の た め に 世 界 思 想 社1993 ス ポ ー ッ とは な にか 不 昧 堂1985 総 合 ジ ャー ナ リズ ム研 究No.134.147 .21巻3号 一1984東京 社 「文 芸 春 秋 」 に み るス ポ ー ッ 昭和 史 第1巻 日本 体 育 学 会 体 育 学 研 究 新 聞研 究1996、4月 第42巻 号1989、8月 沢 木耕 太 郎 オ リ ン ピ ア 文 芸 春 秋1988 第3号 第5号1998 号1988、8月 集英 社1998 一122一 号