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αWebインターネット接続複数IPサービス専用 DNSの設定
αWebインターネット接続複数IPサービス専用 DNSの設定(WindowsServer2012編) 2016年6月版 Copyright©2016 OTSUKA CORPORATION All Rights Reserved. はじめに この度は「αWebインターネット接続固定IPアドレスサービス」並びに「αWebドメイン管理代行 サービス」をご契約頂きありがとう御座います。この資料ではWindowsサーバでDNSサーバ(DNS)を構 築されるお客様向けに、お客様環境でプライマリDNSを構築する設定内容を記述しております。 お客様のネットワークを以下のネットワーク環境例を前提に、DNS設定例をご紹介いたします。赤字 の所をお客様のネットワークに置き換えてご覧下さい。 お客様ドメイン名 example.co.jp 付与IPアドレス 172.21.0.0 / 29 ( 172.21.0.0 ~172.21.0.7 ) サブアロケーション名 イーアクセスコース 0.0.21.172.in-addr.arpa ※事前にお申込が必要です ※お申込コースにより異なります フレッツコース sub0.0.21.172.in-addr.arpa プライマリDNSサーバ名 dns.example.co.jp ( 172.21.0.2 ) セカンダリDNSサーバ名 イーアクセスコース ※お申込コースにより異なります フレッツコース dns10.aics.ad.jp ( 157.205.238.110 ) ns1.vectant.ne.jp ( 163.139.230.164 ) メールサーバ mail.example.co.jp ( 172.21.0.3 ) WEBサーバ www.example.co.jp ( 172.21.0.4 ) ※DNSのインストール方法については、WindowsServer付属のマニュアルをご覧下さい。 ※DNSファイルのパス、サーバ名などはお客様の環境に合わせて設定を変更してください。上記の情報は例となりますので、そのまま使用されても正常に動作しません。 ※Webサーバとメールサーバを別途違うサーバで立てる前提での設定です。 ※Webサーバとメールサーバのホスト名は任意に設定してください。また、割り当てるIPアドレスはお手元の「開通のお知らせ」の指定IPアドレスに記述されているIPアドレス の中から任意のものを割り当ててください。 ※DNSの設定内容についてご不審な点や誤り、記述漏れなどお気づきの点がありましたら、αWebサポートセンターへご連絡ください。 ※記載内容はDNS設定の代表的な設定例となります。設定内容に関するご質問にはお答え致しかねますのでご了承ください。 1 Copyright©2010 OTSUKA CORPORATION All Rights Reserved. ウィザードを使用した初期設定 1、「スタート」をクリックし、「管理ツール」-「DNS」の順で クリックするとDNSマネージャが起動します。 3、「次へ」をクリックします。 2、「操作」をクリックし、「新しいゾーン」をクリックします。 4、「プライマリゾーン」をチェックし、「次へ」をクリックします。 2 Copyright©2010 OTSUKA CORPORATION All Rights Reserved. ウィザードを使用した初期設定 5、「前方参照ゾーン」をチェックし、「次へ」をクリックします。 7、「次の名前で新しくファイルを作成する」をチェックし、 「次へ」をクリックします。 6、必要事項を入力し、「次へ」をクリックします。 8、「動的更新を許可しない」をクリックし、「次へ」を クリックします。 ゾーン名 お客様ドメイン名を入力します。 3 Copyright©2010 OTSUKA CORPORATION All Rights Reserved. ウィザードを使用した初期設定 9、「完了」をクリックします。 11、「逆引き参照ゾーン」をクリックし、「操作」- 「新しいゾーン」の順でクリックします。 10、前方参照ゾーンに追加されたのを確認します。 12、「次へ」をクリックします。 ※サブアロケーションを申込まれないお客様は7ページの 「各ファイルの詳細設定」にお進みください。 4 Copyright©2010 OTSUKA CORPORATION All Rights Reserved. ウィザードを使用した初期設定 13、「プライマリゾーン」をクリックし、「次へ」をクリックします。 15、必要事項を入力し、「次へ」をクリックします。 ※図は「フレッツコース」例 となります。 逆引き参照ゾーンの名前 サブアロケーション名を入力します 16、「次へ」をクリックします。 14、「IPv4逆引き参照ゾーン」をクリックし、「次へ」をクリック します。 ※図は「フレッツコース」例 となります。 5 Copyright©2010 OTSUKA CORPORATION All Rights Reserved. ウィザードを使用した初期設定 17、「次へ」をクリックします。 19、逆引き参照ゾーンに追加されたのを確認します。 18、「完了」をクリックします。 ※図は「フレッツコース」例 となります。 6 Copyright©2010 OTSUKA CORPORATION All Rights Reserved. 各ファイルの詳細設定 ここからは、ウィザードで作成した設定ファイルをノートパッド等で編集を行います。 お客様ドメインの正引き情報ファイルの設定例となります。申込みコースによってNSレコードの記述が異なりますので ご注意下さい。 設定ファイル保存場所 ¥¥Windows¥System32¥dns¥ ファイル名 example.co.jp.dns <イーアクセスコース> <フレッツコース> @ IN SOA dns.example.co.jp. hostmaster.example.co.jp. ( 2 ; serial number 900 ; refresh 600 ; retry 86400 ; expire 3600 ) ; default TTL @ IN SOA dns.example.co.jp. hostmaster.example.co.jp. ( 2 ; serial number 900 ; refresh 600 ; retry 86400 ; expire 3600 ) ; default TTL ; ; Zone NS records ; ; ; Zone NS records ; @ @ NS dns.example.co.jp. NS dns10.aics.ad.jp. @ @ ; ; Zone records ; @ dns mail www NS dns.example.co.jp. NS ns1.vectant.ne.jp. ; ; Zone records ; MX A A A 10 172.21.0.2 172.21.0.3 172.21.0.4 mail.example.co.jp. @ dns mail www MX A A A 10 172.21.0.2 172.21.0.3 172.21.0.4 mail.example.co.jp. ※記述の変更した際は、SOAレコードのserial番号を増加してからゾーンの再読み込みを行って下さい。セカンダリDNS と情報の不一致が発生してしまいます。 7 Copyright©2010 OTSUKA CORPORATION All Rights Reserved. 各ファイルの詳細設定 お客様に割り当てた逆引き情報ファイルの設定例となります。接続コースによってNSレコードの記述が異なりますので ご注意下さい。 設定ファイル保存場所 ¥¥Windows¥System32¥dns¥ ファイル名 イーアクセスコース 0.0.21.172.in-addr.arpa.dns フレッツコース sub0.0.21.172.in-addr.arpa.dns ご注意 :サブアロケーションを申込まれないお客様は、 この設定ファイルは不要となります。 <イーアクセスコース> <フレッツコース> @ IN SOA dns.example.co.jp. hostmaster.example.co.jp. ( 2 ; serial number 900 ; refresh 600 ; retry 86400 ; expire 3600 ) ; default TTL @ IN SOA dns.example.co.jp. hostmaster.example.co.jp. ( 2 ; serial number 900 ; refresh 600 ; retry 86400 ; expire 3600 ) ; default TTL ; ; Zone NS records ; ; ; Zone NS records ; @ @ NS NS dns.example.co.jp. dns10.aics.ad.jp. @ @ ; ; Zone records ; 2 3 4 IN IN IN NS NS dns.example.co.jp. ns1.vectant.ne.jp. PTR PTR PTR dns.example.co.jp. mail.example.co.jp. www.example.co.jp. ; ; Zone records ; PTR PTR PTR dns.example.co.jp. mail.example.co.jp. www.example.co.jp. 2 3 4 IN IN IN ※記述の変更した際は、SOAレコードのserial番号を増加してからゾーンの再読み込みを行って下さい。セカンダリDNS と情報の不一致が発生してしまいます。 8 Copyright©2010 OTSUKA CORPORATION All Rights Reserved. DNSの再起動 1、サーバ名をクリックし、「操作」-「すべてのタスク」-「再起動」をクリックして、設定の適用を行って下さい。 9 Copyright©2010 OTSUKA CORPORATION All Rights Reserved.