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循環冷却システム用洗浄剤(カルファバス)

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循環冷却システム用洗浄剤(カルファバス)
始めに
今回、御提案させて頂く【冷却水管理システム】は、弊社が自信を持ってお薦めする
ものです。
クーリングタワーに於ける熱源機器の冷却水管理は、その方法によって設備機器や
配管等に甚大な影響を与え、水及びエネルギーの無駄な消費を招き、機器の洗浄等
の整備コストの増大を招きます。
近年、環境問題がクローズアップされておりますが、殆どの需要家では有機薬剤が
使用されており、毒性が高くクーリングタワー近辺で作業される方の健康に対する懸
念の高まりのみならず、河川・海洋等の広域の環境汚染に繋がっています。
この度、御提案させて頂きます【カルファBAS管理システム】は、設備機器、配管に
関わる総合的なコストダウンを実現し、環境に全く無害(ISO14001対応)な画期的
な冷却水管理サービスです。
1.本システムに関する考え方
・需要家様の御使用されているクーリングタワーは患者
と仮定します。
・循環水は血液です。
・私どもは主治医となり、疲弊化・老朽化したクーリング
タワーを治します。
・全ての設置環境・問題点を開示して頂ければ、私どもは
持ちうる全てのノウハウを投入し、需要家様のクーリン
グタワーが健康な状態に戻る様、最大限の努力を致し
ます。
2.冷却水の処理の必要性と影響
クーリングタワーでは、冷却水が開放されて空気に触れ、蒸発しますので冷却水の濃縮が進み、
スケールが生成し易い状態になります。
同時に、空気中から窒素酸化物やレジオネラ菌等を取り込みます。
このような状態から冷凍機・冷蔵庫・クーリングタワー・配管を適切な状態に維持し、レジオネラ菌
等の汚染から健康を守り、機器・配管の防錆の目的で冷却水の処理が必要になります。
然しながら、適正な冷却水の処理が成されないと、様々な問題が生じると共に、大きなコストが掛
かります。
これらのリスクを完全に排除し、大幅なコストダウンを図るのが【カルファBAS管理システム】です。
蒸気
補給水
亜硫酸ガス
吸収式冷温水器
冷却塔
P
冷却水
ポンプ
窒素酸化物
ほこり・菌 等
3-1.【カルファBAS】の特徴
GLPによる安全性確認(ISO14001対応)
※GLP=Good Laboratory Practice :優良試験所基準
経済協力開発機構(OECD)がGLP基準を策定
スケール及びスライムが軟化・剥離
防錆効果があり局部腐食を抑制
配管内をクリーニング
藻・菌類の繁殖を抑制
高効率運転による電気伝導度設定変更(節水)
メンテナンス軽減(経費削減)
効果は投入後、6ヶ月間持続
姉妹商品【カルファSAT】との併用(藻・菌対策)
3-2.【カルファBAS】の特徴
【カルファBAS】の主成分
・酸化ケイ素
・酸化ナトリウム
・酸化硼素
・酸化銀
人体・環境への影響なし
自然界混在無機物
カルファBASは・・
・優良試験所基準による安全性
の確認
・ISO14001に対応
・その他 環境機関での検証
(防錆、抗菌、殺藻 等)
を、行っています。
実物写真
3-3.【カルファBAS】の特徴
シェル&チューブ熱交換器の実地テスト状況
1年間の使用で熱交換部のスケールが完全に除去出来ました。
4-1.カルファBASと従来の薬品比較
従来の薬品管理
地球温暖化の影響により、藻類やレジオネラ菌の抑制が難しくなっており、従来
の有機薬剤による管理の限界が来ています。
特に、菌類は薬品に対し耐性を持ち、薬品の効きめが弱まってきます。(耐性菌)
その為、有機薬剤の添加量を増やす等の対応が必要となり、有害物質の使用量
が、いっそう増えてしまいます。
また、有機薬剤は毒劇物扱いである事より、保管・使用に際しては、法的な基準
が設けられており、且つ液体の為、保管には注意が必要となります。
カルファBASによる管理
カルファBASは、銀を含んでおり、殺菌・殺藻作用があります。
冷却水の水質によっては、殺菌・殺藻用補助材である姉妹品【カルファSAT】の
併用で有機薬剤では得られない環境保全に適した対策が可能となります。
【カルファSAT】は、耐性菌を生成しないヒダントイン製法(元素間で二重結合を
持たせない合成方法)を用いて製造されており、菌に対して非常に有効な殺菌
剤です。
また、【カルファBAS】【カルファSAT】ともに毒劇物ではなく、固形の為管理・保
管が容易に行えます。
4-2.カルファBASと従来の薬品比較
クーリングタワーでは、冷却水が開放されて空気に触れ蒸発しますので、冷却
水の濃縮が進みます。
濃縮が進むと、様々な悪影響(高電気伝導度による高圧カット等)が生じる為、
補給水を入れて希釈する必要があります。
補給水の投入は、電気伝導度(水の電気の通り易さ)を測定し、この電気伝導
度が設定値まで上昇した際、管理電気伝導度まで下がるように補給する方法
が一般的に取られています。
従来の薬品管理
冷却水の電気伝導度を、800μS/Cm程度で管理する必要があります。
カルファBASによる管理
冷却水の電気伝導度は、1,200μS/Cm程度での管理を推奨しています。
その為、大幅な節水が可能となり、ブローにより排水される冷却水を30%以
上減らす事が出来ます。
※推奨電気伝導度と実働電気伝導度は異なります。
《例》某酒造メーカー様では、3,000μS/Cm以上での稼動実績あり。
4-3.カルファBASと従来の薬品比較
カルファBASによる管理は、従来の薬品での管理に比べ、下記のようなメリットがあります。
有機薬剤御使用中の需要家様には、是非とも使用中の有機薬剤のMSDSを御確認頂くことを推奨させて頂きます。
カルファBAS
管理システム
従来の薬品
(有機薬剤)
未処理
(薬品投入なし)
環境面
◎
×
△
効果
◎
○
×
スケール生成
◎
○
×
殺菌・殺藻
○
○
×
管理
◎
△
-
ブロー水代
○
△
×
コスト面
○
△
×
削減コストなし
配管詰り等エネルギーコスト増
△
×
省エネ、保守コスト削減、維持管理
コスト、節水等
総合評価
◎
5.カルファバスの実績
カルファBASは、販売開始以来、国内及び海外において年々需要が増加しております。
特に海外(欧州が主体)の伸びは著しく、欧州の冷却水処理では、メジャーな薬剤として認
識されています。
日本国内においても、環境・品質・コスト面において、その素晴らしい実績が評価されてい
ます。
採用いただきました抜粋需要家様を御一覧頂ければ、本商材の素晴らしさを認識していた
だけるものと思います。
カルファBAS納入需要家様(抜粋)
日本たばこ産業株式会社
ANAインターコンチネンタルホテル
日本電気株式会社(NEC)
株式会社日立製作所
第一三共株式会社
キッコーマン株式会社
オリオンビール株式会社
JFEスチール株式会社
株式会社日本航空インターナショナル
海上自衛隊舞鶴病院
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