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今後の経営方針について

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今後の経営方針について
今後の経営方針について
代表取締役社長 髙嶋達佳
このプレゼンテーション資料には、2007年11月13日現在の、
経営陣の将来に関する前提・見通し・計画に基づく予測が含まれ
ています。経済情勢などに関わるリスクや不確定要因により、
実際の業績が記載の予測と大幅に異なる可能性があります。
11
株式会社
電通
基本的な経営方針
1.現場主義経営
2.総合広告コミュニケーション・グループとしての強みの発揮
3.グローバル事業の再構築
12
株式会社
電通
クライアントニーズの変化
国内個人消費の状況
広告宣伝費と販売促進費
(%)
110
2
8
(兆円)
広告宣伝費
105
1
100
0
95
-1
7
6 .7
販売促進費
6.8
6 .5
6 .2
6 .1
6 .3
6 .4
6
5
90
-2
4
85
-3
3 .7
3 .7
3 .5
3 .4
3 .5
3 .5
3 .6
3
80
-4
75
-5
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
2
2004年
2005年
2006年
1
2007年
0
消費マインド指数(2004年4月=100の指数:左軸)
景気ウォッチャーDI値(2004年4月=100の指数:左軸)
GDP個人消費前年比(右軸)
2000年度 2001年度 2002年度 2003年度 2004年度 2005年度 2006年度
出所:日経広告研究所『有力企業の広告宣伝費』
※ 広告宣伝費は、日経広告研究所調べ「NEEDS日経財務データ」の
「販売費及び一般管理費」明細における「広告・宣伝費」の項目に
記載された金額に相当する
出所:電通消費実感調査(消費マインド指数)
景気ウォッチャー調査(景気ウォッチャーDI値)
内閣府(GDP民間最終消費支出)
■ 消費を活性化するアイディアの期待が高い
■ より効率的、効果的なキャンペーンが求められている
■“売りにつながる”プロモーションへのニーズが拡大
13
株式会社
電通
メディア環境の変化
媒体別広告費構成比の推移
新聞
雑誌
1990年
24.4
91年
23.5
ラジオ
6.7
テレビ
4.2
6.8
SP
生活者のメディア接触状況
衛星メディア関連
28.8
4.2
93年
21.6
6.7
4.1
31.0
36.4
94年
21.7
6.7
3.9
31.8
35.6
95年
21.5
6.9
3.8
32.3
35.1
96年
21.4
7.1
3.8
33.2
30.3
21.1
33.5
33.9
20.4
7.4
3.7
33.8
34.1
99年
20.2
7.3
3.6
33.5
34.5
2000年
20.4
7.2
3.4
34.0
33.6
19.9
01年
6.9
3.3
34.1
18.8
7.1
3.2
33.9
34.7
03年
18.5
7.1
3.2
34.3
34.2
04年
18.0
6.8
05年
17.4
06年
16.7
07年E
15.9
08年E
15.4
09年E
14.8
10年E
14.1
11年E
13.6
0%
6.6
5.6
5.4
2.6
2.5
2.5
20%
18.2%
19.2%
4 5 .5 %
13.9%
5.5%
14.4%
5 5 .7%
16.4%
8.4% 7.7%
10.7%
2.1% 1.9%
女性20~34才
6 6.8 %
6.0%
9.5%
13.6%
1.4%
33.2
33.2
10.1
32.8
32.3
11.3
32.9
32.0
33.1
60%
7.4%4.8% 5.2% 9.3%
7 2 .0 %
女性35~49才
8.8
32.8
32.7
40%
14.9%
3.9%
33.4
33.4
2.7
5.9
18.7%
4 2.0 %
33.2
33.6
2.8
インターネット
1.1%
男性50才~
33.4
34.2
2.9
6.1
5.8
34.9
3.0
6.5
交通
33.8
02年
3.1
雑誌
1.5%
男性35~49才
34.2
98年
3.7
男性20~34才
36.2
97年
7.3
新聞
2.3%
36.0
22.3
4.3
ラジオ
35.6
29.3
92年
6.8
テレビ
インターネット
1.3
80%
12.1
69 .6%
女性50才~
11.8%
100%
出所 : 日本経済研究センター『広告費の中期予測』2007年9月
電通 『日本の広告費2006』2007年2月20日
1.3%
8.3% 5.7%
3.3%
出所:MCRデータ(ビデオリサーチ)
※東京地区の2006年度個人全体データ/
1日あたりのメディア接触(家庭内外)時間
■ 若年層を中心にインターネットメディアの影響が拡大
■ 生活者のメディア接触の多様化に合わせた“クロスメディア展開” が鍵に
14
株式会社
電通
海外で伸びる日系グローバルクライアント
日系クライアントの海外における投下広告費(推計)
海外事業を拡大する日系企業
20
(%)
北米
ヨーロッパ
海外生産比率
アジア
その他
1 5 .6
15
10
1 4.3
0.9
1 4 .6 0 .8
0 .9
3 .0
2 .6
1 1 .6 1 1 .4 1 1 .8 2 .5
1
1
.0
0.6
10 .4
0.7
0 .5
0.7
0 .6
2.2 2.1
2 .0 2 .5
2.0
4 .5 5 .0
3.7
3 .8
3 .7
3.4
5 .7
1 6 .2
0 .9
3 .1
6 .4
1 6 .7
1 .1
3 .0
6 .9
1 7.5
1 .1
ヨーロッパ
3 .2
米国
2,000億円
6,000億円
7 .4
4 .2
アジア
5
2,000億円
4 .1
4.5
5 .0
5.0
4 .9
6 .4
6 .1
6 .1
5 .8
5 .7
5.8
0
1996
年度
1998
年度
2000
年度
2002
年度
2004
年度
2006年度
(見込み)
出所:海外事業活動基本調査(経済産業省)
※ 算出方法:現地法人(製造業)売上高÷
(現地法人(製造業)売上高+国内法人(製造業)売上高)×100
日系企業の海外広告費:約1兆円
出所 : 電通推計
■ 日系クライアントの海外広告費の拡大が予想される
■ 日本市場と同様なフルサービスへの強いニーズ
15
株式会社
電通
5つの重点施策
1.クロスメディア機能の強化
„
„プランニングの体系化、実施体制の整備
プランニングの体系化、実施体制の整備
„
„ストラテジストの育成
ストラテジストの育成
2.デジタル領域の事業拡大
„
„ネットメディア販売体制の強化
ネットメディア販売体制の強化
„
„中小クライアントの獲得
中小クライアントの獲得
„
„収益性の向上
収益性の向上
3.グローバル体制の再構築
„
„アジア、とくに中国、インド市場への注力
アジア、とくに中国、インド市場への注力
„
„日系クライアントの海外広告費のシェア向上
日系クライアントの海外広告費のシェア向上
„
„グローバルレベルでの経営幹部人材の活用、育成
グローバルレベルでの経営幹部人材の活用、育成
4.マーケティング・プロモーション・サービスの拡充
„
„グループ専門会社との協働体制強化
グループ専門会社との協働体制強化
„
„新たな事業機会の検討
新たな事業機会の検討
5.コンテンツ領域の選択と集中
„
„キラーコンテンツの継続的な獲得
キラーコンテンツの継続的な獲得
„
„エンタテインメント事業の再構築
エンタテインメント事業の再構築
16
株式会社
電通
デジタル領域の強化
電通グループのデジタル領域対応
クライアント対応事業
ネット広告営業
WEBソリューション
WEBソリューション
メディアプランニング
メディア枠購入
メディアレップ事業
メディアプランニング
メディア枠販売
メディア(支援)事業
ポータル
アドネットワーク
■
■
■
大手広告主対応
中規模広告主対応
マイクロ広告主
大手広告会社
中規模広告会社、ネット専業
自動広告取引事業
電通
地域電通、電通イーリンク、
オプト(5%出資)
クライテリア
(アドマーケットプレイス)
電通イーマーケティングワン、電通AARF、電通テック
CCI、
、メディーバ、24
24-7サーチ、ユビキタスコア、メディアシェイ
CCI、D2C、JMC
、JMC、メディーバ、
サーチ、ユビキタスコア、メディアシェイカーズ等
プレゼントキャスト&IPG、47NEWS
&47CLUB
CLUB、クライテリア
、クライテリア (ADJUSTネットワーク)
プレゼントキャスト&IPG、47NEWS&47
大手広告主対応のデジタル営業体制の強化
ネット事業者や中規模広告主の扱い拡大
テクノロジーの開発、活用によりメディア事業の支援と共にマイクロ広告主の収益化
17
株式会社
電通
海外事業の強化・拡大
海外事業の売上高推移
2,000 (億円)
アジア地区
中国地区
米州地区
欧州地区
1,500
1,000
500
0
上期
通期(年度)
2005年度
※1 各社の外部顧客に対する売上高の単純合算
上期
通期(年度)
2006年度
上期
通期
(年度見込)
2007年度
※2 ise等コンテンツ会社は除く
18
株式会社
電通
クロスメディアの核となるコンテンツ・ビジネス
コンテンツビジネスを核に広がる電通のビジネス
当社グループならではの
クロスメディア・キャンペーン
インタ
ラクティブ
2007
年度
2008
年度
4マス
インナー
対策
コンテンツ
OOH
2009
年度
PR
SP
東アジアサッカー
(中国)
世界陸上
(大阪)
FIFA
クラブワールドカップ
MLB
北京オリンピック
ヨーロッパサッカー選手権
(スイス・オーストリア)
FIFA
クラブワールドカップ
MLB
冬季オリンピック
(バンクーバー)
世界陸上
(ベルリン)
世界水泳
(ローマ)
東アジアサッカー
FIFA
クラブワールドカップ
MLB
TM
FIFAワールドカップ
2010
年度
アジア大会広州
(南アフリカ)
バレーボール
世界選手権大会
上海万博
FIFA
クラブワールドカップ
※
19
4年おき
2年おき
1年おき
株式会社
電通
企業価値向上に関する基本方針
配当金総額および連結配当性向、連結ROEの推移
120
(億円)
30%
配当金総額(年間)
連結配当性向
26.8%
連結ROE
100
■ 当期純利益の増大
25.5%
25%
22.1%
・収益拡大と費用低減による
80
当期純利益の増大
20%
14.8%
60
15%
■ 株主資本の圧縮
40
10%
6.1%
20
5.2%
6.8%
5.7%
6.1%
5.7%
6.6%
・増配、自己株買いによる株主還元の増大
5%
4.4%
0
0%
02年度 03年度 04年度 05年度 06年度 07年度
(E)
連結ROE8%を目指して着実な改善を図る
20
株式会社
電通
Fly UP