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調査結果報告書 - 宮城県総合教育センター

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調査結果報告書 - 宮城県総合教育センター
別冊資料
平成 25 年度専門研究
特別支援教育研究グループ
調査結果報告書
○ 特別支援学校(進路状況・適応状況)
○ 特別支援学校(就労支援の現状)
○ 企業
○ 福祉サービス事業所
宮城県総合教育センター
目 次
1 調査の概要
2 調査結果 特別支援学校(進路状況・適応状況)
(1) 平成 22 年度~平成 24 年度宮城県立特別支援学校高等部卒業時の進路先 ・・・・・ 進路 1
(2) 平成 22 年度, 平成 23 年度宮城県立特別支援学校高等部卒業生の適応状況 ・・・・ 進路 4
3 調査結果 特別支援学校(就労支援の現状)
(1) 高等部卒業までに生徒に身に付けさせたい内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 学校 1
(2) 就労支援の重要度について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 学校 4
(3) 職場開拓について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 学校 5
(4) 現場実習について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 学校 7
(5) 卒業時の引継ぎについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 学校 10
(6) 卒業後のアフターケアについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 学校 15
4 調査結果 企業
(1) 特別支援学校の生徒が,高等部卒業までに身に付けておいてほしい内容 ・・・・・ 企業 1
(2) 入社時に,学校から伝えてほしい情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 企業 3
(3) アフターケアの有効性について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 企業 4
(4) 企業における支援について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 企業 5
(5) 関係機関との連携について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 企業 6
5 調査結果 福祉サービス事業所
(1) 特別支援学校の生徒が,高等部卒業までに身に付けておいてほしい内容 ・・・・・ 福サ 1
(2) 入所時に,学校から伝えてほしい情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 福サ 3
(3) 福祉サービス事業所における利用者への支援について ・・・・・・・・・・・・・ 福サ 4
(4) 関係機関との連携について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 福サ 5
6 調査用紙
(1) 卒業生の進路状況に関する調査
(2) 特別支援学校高等部における就労支援に関する調査
(3) 就労支援に関する調査(企業用)
(4) 就労支援に関する調査(福祉サービス事業所用)
調査の概要
1 調査名称
(1) 宮城県立特別支援学校高等部卒業生の進路及び進路先における適応に関する調査
(2) 宮城県立特別支援学校高等部における就労支援の現状に関する調査
(3) 宮城県立特別支援学校高等部における就労支援に対する進路先の意識調査
2 実施主体
宮城県総合教育センター特別支援教育研究グループ
3 調査目的
(1) 平成 22 年度から平成 24 年度宮城県立特別支援学校高等部卒業生の進路及び進路先での適応状況
を把握する。
(2) 宮城県立特別支援学校高等部における就労支援の現状を明らかにする。
(3) 宮城県立特別支援学校高等部における就労支援に対する進路先の考えを明らかにする。
4 調査時期
3(1)(2)の調査:平成 25 年8月 9日(金)から8月 27 日(水)
3(3)
の調査:平成 25 年8月 19 日(月)から9月 3日(水)
5 調査対象
(1) 宮城県立特別支援学校高等部卒業生の進路及び進路先における適応に関する調査
高等部のある宮城県立特別支援学校 16 校における進路指導主事又は高等部学部主事等を対象
とした調査
(2) 宮城県立特別支援学校高等部における就労支援の現状に関する調査
高等部のある宮城県立特別支援学校 16 校における進路指導主事又は高等部学部主事等を対象
とした調査
(3) 宮城県立特別支援学校高等部における就労支援に対する進路先の意識調査
卒業生の進路先である企業 17 事業所の責任者又は主任等,福祉サービス事業所 19 事業所のサ
ービス管理責任者又は課長等を対象とした調査
6 実施方法
5(1)(2)の調査:郵送による送付,郵送による回収
5(3)
の調査:訪問による配付,郵送による回収
7 回収状況
(1) 特別支援学校高等部対象の調査:16 校/16 校(回収率 100%)
(2) 進路先対象の調査:32 事業所/36 事業所(回収率 89%)
8 調査項目
(1) 卒業生の進路および進路先における適応に関する調査
① 卒業時の進路先
② 進路先に異動があった平成 22 年度,23 年度卒業生の適応状況
(卒業時の進路先,異動後の進路先,異動時期,異動理由,異動時に関わった関係機関)
(2) 特別支援学校高等部における就労支援の現状に関する調査
① 高等部卒業までに身に付けさせたい内容
② 高等部卒業後の進路に関する教員の意識
③ 就労支援の重要度
④ 職場開拓の現状
⑤ 産業現場等における実習(以下,現場実習)の現状
⑥ 卒業時の引継ぎ状況
⑦ 卒業後のアフターケアの状況
(3) 特別支援学校高等部における就労支援に対する進路先の意識調査
① 高等部卒業までに身に付けておいてほしい内容
② 引継ぎ時に伝えてほしい情報
③ アフターケアの有効性
④ 進路先での支援の現状
⑤ 関係機関との連携の現状
【調査結果 特別支援学校(進路状況・適応状況)
】
1 平成 22 年度~平成 24 年度高等部のある宮城県立特別支援学校卒業生の卒業時点の進路先
平成 22 年度から平成 24 年度までの進路状況は図1-1から図1-4で示したとおり,進路別の比
率に大きな変化は見られない。表1-1で示すとおり,卒業生の数は年々増加しており,主に知的
障害特別支援学校の卒業生の数が増加している。卒業生の進路別の推移を見ると,福祉的就労につ
いても知的障害特別支援学校の卒業生の数が増加している。
(表1-3)
表1-1 卒業生数の推移
年度
平成 22 年度
障害種
平成 23 年度
平成 24 年度
知
的
障
害
258
275
317
視
覚
障
害
6
3
7
聴
覚
障
害
12
7
8
病 弱 ・身 体虚 弱
2
4
5
由
15
13
12
特別支援学校合計
293
302
349
肢
体
不
自
※知的障害と併置の特別支援学校は知的障害に含めた。
表1-2 平成 22 年度~平成 24 年度高等部卒業生の進路先
卒業年度
進
福
平成 24 年度
14
7
7
一般就労
92
89
110
就労移行支援
36
45
38
就労継続支援A型
3
5
9
就労継続支援B型
52
59
77
通所授産
10
0
2
計
101
109
126
生活介護
40
63
75
自立訓練
6
10
4
地域活動支援センター
7
7
7
通所更生
7
0
1
60
80
87
福
サ
就労移行
小
的
就
福
サ
生活介護
小
計
入
所
11
1
1
在
宅
5
4
6
10
12
12
293
302
349
そ の 他(入院等)
合
※
平成 23 年度
学
祉
労
平成 22 年度
計
福祉サービス事業所(就労移行)の数は就労移行支援,就労継続支援A型,就労継続支援B型,通所授産を合計
した数である。
※
福祉サービス事業所(生活介護)は生活介護,自立訓練,地域活動支援センター,通所更生を合計した数である。
※
「福祉サービス事業所」は表・図中で「福サ」と表記
進路 1
在宅 その他
1.7% 3.4%
入所
3.8%
進学
4.8%
在宅 その他 進学
1.3% 4.0% 2.3%
入所
0.3%
福サ
福サ
一般就労
(生活介護)
31.4%
20.5%
一般就労
(生活介護)
29.5%
26.5%
福サ
福サ
(就労移行)
(就労移行)
34.5%
36.1%
N=302
N=293
図1-1 平成 22 年度卒業生進路状況
図1-2 平成 23 年度卒業生進路状況
在宅 その他 進学
入所
1.7% 3.4% 2.0%
0.3%
福サ
一般就労
(生活介護)
31.5%
24.9%
福サ
(就労移行)
36.1%
N=349
図1-3 平成 24 年度卒業生進路状況
4.8%
22年度
31.4%
34.5%
20.5%
1.7%
3.8% 4.8%
2.3% 1.3%
23年度
29.5%
24年度
36.1%
31.5%
0%
10%
一般就労
20%
26.5%
36.1%
30%
福サ就労移行
40%
24.9%
50%
60%
福サ生活介護
進学
図1-4 平成 22 年度~平成 24 年度の卒業生の進路状況
※ グラフ内の割合は小数点第2位で四捨五入した値
進路 2
70%
入所
80%
在宅
0.3% 4.0%
2.0% 1.7%
0.3% 3.4%
90%
100%
その他
表1-4 特別支援学校(視覚,聴覚,病弱・
身体虚弱,肢体不自由)4校にお
ける進路
表1-3 知的障害特別支援学校 12 校にお
ける進路
平成
22 年度
5
87
平成
23 年度
5
85
平成
24 年度
2
104
福サ
(就労移行)
94
103
119
福サ
(就労移行)
7
6
7
福サ
(生活介護)
51
72
81
福サ
(生活介護)
9
8
8
2
0
3
35
1
0
6
27
1
2
5
32
進学
一般就労
進学
一般就労
入所
9
0
0
入所
在宅
5
4
4
在宅
その他
7
6
7
その他
合計
258
275
317
合計
※知的障害と併置の特別支援学校は知的障害に含めた。
(人)
平成
平成
24 年度 25 年度
2
5
4
6
317
350
300
平成
22 年度
9
5
258
275
250
知的障害特別支援学校
の卒業生
200
150
100
50
35
27
32
平成22年度
平成23年度
平成24年度
0
特別支援学校(視覚,
聴覚,病弱・身体虚
弱,肢体不自由)の
卒業生
N=944
図1-5 知的障害特別支援学校卒業生と特別支援学校(視覚,聴覚,病弱・身体虚弱,肢体不自由)卒業
生の人数
進路 3
2 平成 22 年度,平成 23 年度宮城県立特別支援学校卒業生の適応状況
平成 22 年度,平成 23 年度宮城県立特別支援学校卒業生の数が 595 人,そのうち異動した数は 73
人で,異動者の割合は 12.3%である(表2-1)
。進路別に見ると,
「一般就労」は 181 人中 26 人が異
動しており異動者の割合は 14.4%,
「福祉サービス事業所
(就労移行)
」
が 210 人中 27 人の異動で 12.9%,
「福祉サービス事業所(生活介護)
」が 140 人中6人で 4.3%である。また平成 22 年度の卒業生(卒
業後2年経過)の進路別の異動者の割合は,
「一般就労」では 92 人中 18 人の異動で 19.6%,
「福祉サ
ービス事業所(就労移行)
」では 101 人中 19 人の異動で 18.8%である。平成 23 年度卒業生(卒業後
1年経過)の進路別の異動者の割合は,
「一般就労」では 89 人中8人の異動で9%,
「福祉サービス事
業所(就労移行)
」では 109 人中8人の異動で 7.3%である。
異動理由のうち「本人の事情」が 48 件で最も多く,10 件が「家庭の事情」
,8件が「進路先の
事情」
,20 件が「その他」である(図2)。そのうち,異動者の卒業時の進路先が「就労継続支援
A型」
,
「通所授産」
,
「自立訓練」
,
「在宅」の異動の理由は「本人の事情」のみである。異動理由
「その他」の 20 件中 16 件が就労移行から一般就労への異動などキャリアアップのための理由,
3件がサービス等の利用期限,1件が職場環境に対する不適応の理由であった。
表2-5は異動者 73 人の異動理由の記述から異動理由を整理して示したものである。理由が重複し
ているものがあり,
異動者数 73 人に対して理由は合計で 77 件となっている。
就労移行から一般就労,
就労移行から就労継続支援A型,進学から一般就労,生活介護から就労継続支援B型など,就労に向
けて環境を変えた異動理由をキャリアアップとした。異動の理由で最も多かったのはキャリアアップ
で 29 件あり,異動の理由全体の 37.7%で,意欲の低下が8件と続いた。
進学の異動理由は進学先の卒業と進学後の就労というキャリアアップの理由のみである(表2-7)。
卒業時の進路先が一般就労の異動者の異動理由で最も多かったのが意欲の低下で6件,次いで仕事
内容に対する不適応4件,雇用条件に対する理由と職場環境に対する不適応がそれぞれ3件と続いて
おり,進路先への不適応の理由が大部分を占めた(表2-8)。
福祉サービス事業所の異動はキャリアアップの理由が 17 件と最も多い。また,健康上の理由,サー
ビス等の利用期限などやむを得ず異動したケースが9件である。意欲の低下や仕事内容に対する不適
応等の進路先への不適応の理由は7件と少ない(表2-9,2-10)。
表2-11 に示すとおり,卒業から1年経過した平成 23 年度卒業生の一般就労及び福祉的就労の異動
理由のうちキャリアアップを除いた異動者の割合は 5.0%であり,卒業してから2年経過した平成 22
年度卒業生の異動者の割合は 10.6%である。表2-12 に示すとおり,卒業時の進路先が一般就労及び
福祉的就労の異動者のキャリアアップを除く理由は,職種・職場のマッチングに問題があると考えら
れる理由が 45 件中 18 件で 40%を占め,意欲に関わる理由も 10 件で 22%と多かった。
平成 22 年度卒業生の卒業後1年経過した3月,4月の異動者が合わせて8名,2年経過した
3月,4月の異動者が合わせて6名,平成 23 年度卒業生の卒業後1年経過した3月4月の異動
者が合わせて9名と3月,4月の異動者が比較的多い。年度が変わることで進路先の環境が変わ
ることが要因であると考えられる(表2-13)。
卒業時の進路が「一般就労」からの異動者に対して,異動時に関わった関係機関が 54 と最も多く,
1人当たりに関わった数も 2.1 か所と多い。そのうち関わった機関で最も多いのが 22 で学校である。
「一般就労」からの異動は意欲の低下や仕事内容に対する不適応等,対応が難しい理由が多い。その
ため対応方法を知っており,家庭等との橋渡しができる学校の関わりが必要とされていると考えられ
る(表2-14)。
進路 4
表2-1 高等部のある宮城県立特別支援学校卒業者数と異動者数(平成 25 年8月現在)
平成 22 年度
卒業者数
異動者数
進
学
14
4
一
般
就
労
92
平成 23 年度
異動者数
卒業者数
異動者数
28.6%
7
4
18
19.6%
89
の割合
合
異動者数
計
異動者数
卒業者数
異動者数
57.1%
21
8
38.1%
8
9.0%
181
26
14.4%
の割合
の割合
(
就
労
移
行
)
福
サ
101
19
18.8%
109
8
7.3%
210
27
12.9%
(
生
活
介
護
)
福
サ
60
3
5.0%
80
3
3.8%
140
6
4.3%
入
所
11
0
0.0%
1
0
0.0%
12
0
0.0%
在
宅
5
3
60.0%
4
1
25.0%
9
4
4.4%
そ
の
他
10
0
0.0%
12
2
16.7%
22
2
9.1%
全
体
293
47
16.0%
302
26
8.6%
595
73
12.3%
進路 5
表2-2 異動者の卒業時点での進路先と異動後の進路先の人数内訳
福サ
福サ
(就労移行)
(生活介護)
ア
イ
ウ
エ
オ
ケ
カ
キ
ク
コ
サ
シ
ス
進
一
就
就
労
継
続
支
援
B
型
通
生
自
通
入
在
そ
所
活
立
授
介
訓
産
護
練
地
域
活
動
支
援
セ
ン
タ
ー
学
労
援
就
労
継
続
支
援
A
型
学
0
4
3
1
0
0
0
0
イ 一般就労
0
9
4
4
3
0
0
0
5
0
8
4
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
ケ 通所授産
0
0
0
小 計
0
5
カ 生活介護
0
キ 自立訓練
異動後の
進路先
労
般
異動者の
卒業時の進路先
就
支
の
更
所
宅
他
計
0
0
0
0
0
8
0
0
0
0
6
0
26
0
0
0
0
0
2
1
20
0
0
0
0
0
0
1
0
1
0
0
0
0
0
0
0
3
0
4
1
0
0
0
0
0
0
0
1
0
2
1
9
4
0
0
0
0
0
0
7
1
27
0
0
0
2
0
0
1
0
0
0
0
2
5
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
コ 通所更生
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
小 計
0
0
0
0
2
0
1
1
0
0
0
0
2
6
ウ 就労移行
支援
エ 就労継続
支援A型
オ 就労継続
支援B型
福
サ
(
生
活
介
護
)
行
所
生
ア 進
福
サ
(
就
労
移
行
)
移
合
ク 地域活動
支援センター
サ 入
所
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
シ 在
宅
1
3
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
4
ス そ の 他
0
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
合
1
23
8
14
9
0
1
1
0
0
0
13
3
73
計
進路 6
表2-3 一般就労者及び福祉的就労者の異動者数
一般就労者及び
福祉的就労者:A
異動者:B
(B/A)
Bのうちキャリアアップを除く
異動者:C(C/A)
平成 22 年度
253
40(15.8%)
27(10.7%)
平成 23 年度
278
19( 6.8%)
14( 5.0%)
表2-4 異動者の卒業時の進路先と異動理由(複数回答)
本人の
事情
ア 進
進路先の
事情
家庭の事情
その他
合計
学
3
1
0
6
10
イ 一般就労
23
5
5
1
34
ウ 就労移行支援
7
1
2
11
21
エ 就労継続支援A型
1
0
0
0
1
オ 就労継続支援B型
3
0
2
0
5
ヶ 通所授産
2
0
0
0
2
13
1
4
11
29
カ 生活介護
4
0
1
0
5
キ 自立訓練
1
0
0
0
1
ク 地域活動支援センター
0
0
0
0
0
コ 通所更生
0
0
0
0
0
5
0
1
0
6
福
サ
(
就
労
移
行
)
計
(
福
サ
生
活
介
護
小
)
小
計
サ 入
所
0
0
0
0
0
シ 在
宅
4
0
0
0
4
ス そ の 他
0
0
0
2
2
48
7
10
20
85
合
計
その他 20
家庭の事情
10
本人の事情
48
進路先の
事情 7
数字は回答数
N=73
(複数回答 N=85)
図2 異動者の異動理由
進路 7
表2-5 異動理由の内訳(理由の記述から)
異動理由
回答数
キャリアアップ
異動理由
29
回答数
人間関係の問題
2
意欲の低下
8
進路先への不適応
1
意欲不足
2
遠距離通勤の負担
1
コミュニケーション面の理由
2
経営上の問題
2
希望の変更
1
サービス等の利用期限
4
健康上の理由
4
卒 業
2
仕事内容に対する不適応
5
家族の支援不足
3
雇用条件に対する理由
4
家族の転勤
1
職場環境に対する不適応
3
家族の意向
1
進路先の生活と本人の考えとの相違
2
異動理由合計(複数回答)
77
表2-6 卒業時の進路別によるキャリアアップ者の内訳
卒 業 時
キャリアアップ
進
路
先 人数:A
異動後の進路先(人数)
人数:B
学
21
一般就労6名,福サ(就労移行)1名,
就労継続支援A型1名
就 労 移 行 支 援
81
一般就労5名,就労継続支援A型8名
就労継続支援 B 型
通
所
授
産
121
進
在
生
合
活
介
宅
9
護
103
計
335
B/A×100
8
38.1%
13
16.0%
就労継続支援A型2名
2
1.7%
一般就労3名,進学1名
4
44.4%
就労継続支援B型2名
2
1.9%
合
進路 8
計
29
表2-7 卒業時の進路先が進学の異動者の異動理由内訳(理由の記述から)
異動理由
回答数
キャリアアップ
異動理由
6
卒
回答数
業
2
異動理由合計(複数回答)
8
表2-8 卒業時の進路先が一般就労の異動者の異動理由内訳(理由の記述から)
異動理由
回答数
異動理由
回答数
意欲の低下
6
人間関係の問題
1
意欲不足
2
遠距離通勤の負担
1
コミュニケーション面の理由
2
健康上の理由
1
希望の変更
1
経営上の問題
2
仕事内容に対する不適応
4
家族の支援不足
2
雇用条件に対する理由
3
進路先の生活と本人の考えとの相違
1
職場環境に対する不適応
3
異動理由合計(複数回答)
29
表2-9 卒業時の進路先が福祉サービス事業所(就労移行)の異動者の異動理由内訳
異動理由
回答数
キャリアアップ
異動理由
15
回答数
進路先の生活と本人の考えの相違
1
雇用条件に対する理由
1
意欲の低下
2
仕事内容に対する不適応
1
家族の意向
1
人間関係の問題
1
サービス等の利用期限
3
健康上の理由
2
異動理由合計(複数回答)
27
表2-10 卒業時の進路先が福祉サービス事業所(生活介護)の異動者の異動理由内訳
異動理由
回答数
異動理由
回答数
キャリアアップ
2
サービス等の利用期限
1
進路先への不適応
1
家族の転勤
1
健康上の理由
1
異動理由合計(複数回答)
6
進路 9
表2-11 卒業時の進路先が一般就労及び福祉的就労の異動者数
キャリアアップを
卒業者数
異動者数
278
19
6.8%
14
5.0%
253
39
15.0%
27
10.6%
卒業から 1 年経過
(平成 23 年度卒)
卒業から2年経過
(平成 22 年度卒)
割合
割合
除いた異動者数
平成 22 年度
全国の高校生の離職率
卒業から1年経過時
20.7%
卒業から2年経過時
31.8%
表2-12 卒業時の進路先が一般就労及び福祉的就労の異動者の異動理由の内訳(キャリアアップ除く)
異動理由
回答数
仕事内容に対する不適応
職
種
・
職
場
の
マ
ッ
チ
ン
グ
意
欲
異動理由
5
家
庭
回答数
家族の意向
1
家族の転勤
1
雇用条件
4
職場環境に対する不適応
3
家族の支援不足
2
進路先への不適応
1
人間関係の問題
2
遠距離通勤の負担
1
健康上の理由
4
コミュニケーション面の理由
2
サービス等の利用期限
4
進路先の生活と本人の考えとの相違
2
経営上の問題
2
意欲の低下
8
希望の変更
1
意欲不足
2
表2-13
異動
した月
そ
の
他
異動理由合計(複数回答)
平成 22 年度,平成 23 年度卒業生の異動者の異動時期と人数
平成 22 年度卒業生
平成 23 年度卒業生
平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度
平成 24 年度
平成 25 年度
4月
1
5
3
4
6
5月
1
0
0
1
0
6月
4
2
0
0
0
7月
1
1
1
1
0
8月
1
4
1
1
0
9月
3
0
0
10 月
1
1
4
11 月
0
1
4
12 月
2
2
1
1月
0
1
0
2月
0
1
1
3月
3
3
3
合計
17
21
5
※ 平成 25 年8月現在のデータ
※ 異動時期が不明な卒業生4名を除く
進路 10
20
6
45
表2-14 異動者の卒業時の進路先と異動時に関わった関係機関
異動時に関わった
関係機関
a
ハ
生
活
支
援
セ
ン
タ
ー
ロ
ー
ワ
異動者の
卒業時の進路先
ク
c
地
域
生
支 活
援
セ
ン
タ
ー
d
障
害
者
職
業
セ
ン
タ
ー
e
学
f
そ
合
異
動
の
関
係
機
関
の
数
者
校
計
他
数
一
人
当
た
り
に
関
わ
っ
た
学
2
2
0
0
1
6
11
8
1.4
イ 一般就労
5
10
5
5
22
7
54
26
2.1
ウ 就労移行支援
8
4
1
0
4
8
25
20
1.3
エ 就労継続支援A型
0
0
1
0
0
0
1
1
1.0
オ 就労継続支援B型
1
3
0
0
2
1
7
4
1.8
ケ 通所授産
1
0
1
0
1
0
3
2
1.5
10
7
3
0
7
9
36
27
0.8
カ 生活介護
0
0
0
0
0
2
2
5
0.4
キ 自立訓練
0
0
0
0
0
1
1
1
1.0
ク 地域活動支援センター
0
0
0
0
0
0
0
0
0.0
コ 通所更生
0
0
0
0
0
0
0
0
0.0
0
0
0
0
0
3
3
6
0.5
ア 進
(
福
サ
就
労
移
行
ー
b
障
害
者
就
業
・
)
小
福
サ
(
生
活
介
護
)
小
計
計
サ 入
所
0
0
0
0
0
0
0
0
0.0
シ 在
宅
1
1
0
0
2
0
4
4
1.0
ス そ の 他
0
0
0
0
0
2
2
2
1.0
18
20
8
5
32
27
110
73
0.7
合
計
進路 11
【調査結果 特別支援学校(就労支援の現状)
】
高等部のある宮城県立特別支援学校 16 校に,高等部における就労支援に関する調査を行った。回答者は
進路指導主事又は高等部主事である。
1 高等部卒業までに生徒に身に付けさせたい内容についてご回答ください。
(1) 下記の 16 項目について,重要度を4段階で選択してください。
(選択した回答を「非常に重要」4点「重要」3点「あまり重要ではない」2点「重要ではない」1点
と点数化し,合計点のグラフを示す。
)
グラフ内の数字は学校数 右端の数字は点数化した合計点
③素直さ
⑥あいさつや返事
⑧作業意欲
①身辺処理
②体力
⑦連絡,報告
⑪働く意義の理解
⑫規則やルールの遵守
④情緒の安定
⑤協調性
⑩作業の持続性
⑬危険の察知
⑨作業能力
⑯時間の概念の理解
⑮10までの数の理解
⑭漢字の読み書き
5
11
5
11
6
10
6
10
7
9
9
7
9
7
6
10
6
10
11
5
5
6
7
3
6
9
1
非常に重要
3
11
8
3
0
1
10
5
2
10
重要
20
60
59
59
58
58
57
55
55
54
54
53
52
4
12
30
あまり重要ではない
40
47
46
45
43
50
重要ではない
60
N=16
70
(点)
※ 項目の番号は調査用紙上の番号である。
図1-1 高等部卒業までに生徒に身に付けさせたい内容
「非常に重要」の回答が半数を超えた項目は,
「素直さ」12 校,
「あいさつや返事」11 校,
「作業意欲」
11 校,
「身辺処理」10 校,
「体力」10 校,
「連絡,報告」9校の6項目である。
「あまり重要ではない」の回答がある項目は,
「漢字の読み書き」6校,
「10 までの数の理解」6校,
「時
間の概念の理解」5校,
「作業能力」3校,
「危険の察知」1校の5項目である。中でも,
「危険の察知以外
の4項目については,
「非常に重要」と回答した学校は,3校以下と少数である。
「非常に重要」と「重要」の総数が,
「あまり重要ではない」と「重要ではない」の総数を下回る項目は
なく,16 項目全てが重要であると考えている。
学校 1
16 項目の中から「一般就労」と「福祉的就労」に分けて「最も重要」と「次に重要」の項目を選んでく
ださい。
(選択した回答を「最も重要」2点「次に重要」1点と点数化し,合計点のグラフを示す。
)
グラフ内の数字は学校数 右端の数字は点数化した合計点
4
4
③素直さ
1
4
⑧作業意欲
9
3
2
⑥あいさつや返事
7
2
1
②体力
4
2
1
⑨作業能力
4
1
1
⑪働く意義の理解
3
1
①身辺処理
2
1
⑤協調性
2
2
⑦連絡,報告
2
1
⑫規則やルールの遵守
2
1
④情緒の安定
1
⑩作業の持続性
⑬危険の察知
⑭漢字の読み書き
⑮10までの数の理解
⑯時間の概念の理解
0
2
最も重要
4
6
次に重要
8
12
10
12
N=16
(点)
※ 項目の番号は調査用紙上の番号である。
図1-2 「一般就労」に向けて身に付けさせたい内容
一般就労について「最も重要」の回答が一番多い項目は,
「素直さ」4校と「作業意欲」4校である。
「最も重要」を2点,
「次に重要」を1点として合算すると「素直さ」が 12 点で一番高く,
「作業意欲」9
点,
「あいさつや返事」7点と続く。上位を占めた項目は,仕事に取り組む前向きな姿勢や態度であり,技
能や知識よりも重要度が高い。
グラフ内の数字は学校数 右端の数字は点数化した合計点
3
4
①身辺処理
⑧作業意欲
③素直さ
④情緒の安定
⑥あいさつや返事
⑤協調性
②体力
⑪働く意義の理解
⑦連絡,報告
⑬危険の察知
⑨作業能力
⑩作業の持続性
⑫規則やルールの遵守
⑭漢字の読み書き
⑮10までの数の理解
⑯時間の概念の理解
5
2
2
3
1
1
2
2
1
3
1
1
1
1
1
2
4
3
0
5
5
6
4
最も重要
8
次に重要
※ 項目の番号は調査用紙上の番号である。
図1-3 「福祉的就労」に向けて身に付けさせたい内容
学校 2
10
11
12
(点)
N=16
福祉的就労について「最も重要」の回答が一番多い項目は,
「作業意欲」の5校で,
「身辺処理」が4校
と続く。さらに,
「最も重要」を2点,
「次に重要」を1点として合算すると,
「身辺処理」が,11 点で一
番高く,
「作業意欲」10 点,
「素直さ」6点と続く。
福祉的就労に向けては,自立して生活できる身の回りのことを重要視するとともに,障害の程度にかか
わらず,自分の意思で進んで働こうとする意欲についても重要度が高い。
(2)上記 16 項目以外で「身に付けさせたい内容」がありましたら,ご記入ください。
(自由記述)
・アドバイスを受け入れ,対応の仕方を変えられる力。
・注意や指示を理解し,行動に反映させること。
・笑顔での対応
・広く一般常識や社会情勢への興味関心をもたせたい。
・ストレスコントロール能力
・公共交通機関の利用
「指導の内容を理解し,対応する力」の回答が2校ある。仕事に対する姿勢や態度に加え,正しい判断
力を求めている学校もある。
(3)高等部卒業後の進路とそれに関わる現場実習について,教員の理解度をご回答ください。
①
小・中学部の教員は,生徒が高等部で実施する現場実習の目的及び内容を把握している。
②
1
小・中学部の教員は,生徒が高等部卒業後,どのような進路選択があるかを理解している。
7
7
1
③
6
8
1
1
高等部の教員は,生徒が高等部卒業後,どのような進路選択があるかを理解している。
0%
1
10
5
20%
40%
60%
80%
100%
当てはまる
どちらかと言えば当てはまる
どちらかと言えば当てはまらない
当てはまらない
N=16
無記入
図1-4
教員の意識について
高等部の教員は,高等部卒業後,どのような進路選択があるかを理解していると回答した学校は 15 校で
ある。そのうち,
「どちらかと言えば当てはまる」の回答が 10 校で「当てはまる」と回答した5校を上回
っている。
小・中学部の教員が,高等部の現場実習について内容を理解していると回答した学校は9校である。
小・中学部の教員が,高等部卒業後,どのような進路選択があるかを理解していると回答した学校は8
校である。
小・中学部の段階で,児童,生徒の社会生活を見通して指導に当たっている学校は,約半数にとどまっ
ている。
学校 3
2 就労支援の重要度についてご回答ください。
(1)就労支援における職場開拓,教員間連携の重要度についてご回答ください。
8
①職場開拓
7
10
②教員間の連携
0%
非常に重要
20%
重要
40%
60%
あまり重要ではない
1
5
1
80%
100%
N=16
重要ではない
図2-1 就労支援における職場開拓,教員間の連携の重要度
職場開拓,教員間の連携について「非常に重要」または「重要」と回答した学校は,両項目とも 15 校で
ある。両項目ともに重要度が高い。
(2)下記①~⑦の就労支援の重要度についてご回答ください。
12
①職種・職場のマッチング
4
13
②教育課程の見直し
3
14
③現場実習の体験
2
9
④作業学習の指導
7
13
⑤関係機関との連携
3
⑥卒業時の引継ぎ
10
6
⑦卒業後のアフターケア
10
6
0%
非常に重要
重要
20%
40%
あまり重要ではない
60%
80%
重要ではない
100%
N=16
図2-2 就労支援の重要度
「教育課程の見直し」を除いた6項目で,全ての学校が,
「非常に重要」または「重要」と回答している。
「教育課程の見直し」については「非常に重要」と回答した学校はないが,
「重要」と回答した学校は 13
校である。
「非常に重要」の回答が多かった項目は,
「現場実習の体験」14 校,
「関係機関との連携」13 校,
「職種,
職場のマッチング」12 校である。
学校 4
(3)上記(1)
(2)以外で就労支援の充実に向けて重要なことがあればご記入ください。
(自由記述)
・家族の支援や関係機関の支援を受けられるようにする移行支援
・就労継続支援
・本人の働く意欲,社会参加の意識付け,保護者のサポート体制作り
・保護者との連携
・自己理解,ワークライフバランス
・生活指導の充実
・就業・生活支援センター等関係機関との連携
・企業の障害者雇用に関する考え方
・教職員の専門性や指導力
本人を支える家族に向けた支援を挙げた学校が3校,就労移行,就労継続に向けた本人への支援を挙げ
た学校が3校と学校生活から社会生活への環境変化に伴う支援の充実を重要視している学校がある。
3 職場開拓についてご回答ください。
(1)職場開拓に携わっている担当者をご記入ください。
進路指導主事1人で職場開拓
表1 職場開拓に携わっている担当者
に対応している学校は5校であ
学校名
担当者
り,副主事や職場適応指導員等
A
進路指導主事
と共に複数で対応している学校
B
進路指導主事
は 11 校である。中でも,担任が
C
進路指導部,各担任
対応していると回答した学校は
D
進路指導主事(2名)
1校である。
E
進路指導主事,進路指導副主事,職場適応指導員
職場開拓に進路指導主事1人
F
進路指導主事,他1名
で対応している学校は,高等部
G
進路指導主事,進路指導副主事,就労支援員
の生徒数が 50 人以下の小規模
H
進路指導主事,進路担当(3名)
,職場適応指導員(2名)
校である。複数で対応している
I
進路指導主事
学校では,職場適応指導員が全
J
進路指導主事,他1名,職場適応指導員(3名)
体の半数に当たる8校で職場開
拓に関わっている。
K
進路指導主事,職場適応指導員
L
進路指導部(7名)
,職場適応指導員
M
進路指導主事
N
進路指導主事,職場適応指導員
O
進路指導主事,進路指導副主事,職場適応指導員
P
進路指導主事
学校 5
(2)職場開拓の現状,連携についてご回答ください。
① 職場開拓は人手が不足している。
4
6
4
2
② 各学校で実施している職場開拓の現状を全教員が理解している。
11
2
3
③ 職場開拓は進路担当だけではなく複数の教員で実施する必要がある。
④
6
6
3
1
他校と開拓情報を共有している。
6
4
6
⑤ 他校と連携して開拓情報を共有していく必要がある。
1
5
10
⑥ 職場開拓は企業や労働機関等と連携して進めている。
1
6
9
⑦ 職場開拓は企業や労働機関等と連携して進めていく必要がある。
4
12
0%
20%
当てはまる
40%
どちらかと言えば当てはまらない
60%
80%
どちらかと言えば当てはまる
当てはまらない
100%
N=16
図3 職場開拓の現状及び連携
全ての学校で職場開拓は,企業や労働機関等と連携して進めていく必要があると回答している。そのう
ち,実際に企業や労働機関等と連携して職場開拓を進めている学校は 15 校である。
他校と開拓情報を共有している学校は 15 校と多く,各学校が単独で職場開拓しているだけではなく,近
隣校との連携も進められている。
職場開拓について各学校で自校の現状を全教員が理解していると回答した学校は2校である。
卒業生の進路先決定の土台となる職場開拓の現状について,全教員が理解している学校は少ない。
職場開拓の人手が不足していると回答した学校は 10 校であり,そのうち,職場開拓を複数教員で実施す
る必要があると回答した学校は6校である。
(3)職場開拓の実践で工夫していることがありましたら,ご記入ください。
(自由記述)
・企業と高校教諭との懇談会等,多くの企業が集まる機会を開拓のきっかけとしている。
・本校対象生徒の有無にかかわらず理解企業の拡大に努めている。
・実習受け入れ経験のない企業に実習依頼をしている。
・企業を対象とした学校見学会を実施している。
・近隣校と情報交換,調整をしている。
・栗原市地域自立支援協議会就労支援部会で情報を共有している。
・ハローワーク,就業・生活支援センターとの連携を基本に企業団体とも連携を図っている。
実習先の新規開拓,企業への障害者理解の推進,情報共有とネットワークの構築に向けて献身的に取り
組んでいる学校がある。
学校 6
4 現場実習についてご回答ください。
(1)保護者や実習先との連携についてご回答ください。
① 生徒及び保護者の希望を参考に実習先を選定している。
13
3
② 事前の打合せで生徒の実態を実習先に十分に伝えることができている。
9
6
1
③ 実習中は生徒の相談の窓口となるようなキーマンが設定されている。
8
6
2
④ 教師は巡回時に生徒が働きやすい環境の工夫に努めている。
3
9
4
⑤ 実習先の評価はほめるだけではなく,適切な課題を示してくれる。
5
8
3
⑥ 実習先からの評価表の回収率は 100%である。
7
0%
20%
4
40%
60%
4
1
80%
当てはまる
どちらかと言えば当てはまる
どちらかと言えば当てはまらない
当てはまらない
100%
N=16
図4-1 保護者や実習先との連携
生徒及び保護者の希望を参考に実習先を選定していると全ての学校が回答しており,生徒及び保護者の
希望を大切にして実習先を選定していることは明らかである。
事前の打合せで生徒の実態を実習先に十分に伝えることができていると回答した学校は 15 校である。
生
徒数が増加している大規模校であっても,生徒一人一人の実態を実習先に伝えて,実習に臨んでいると言
える。
実習中,生徒の相談窓口となるキーパーソンが設定されていると回答した学校は 14 校である。学校側と
実習先との連携を図る上で,相談窓口となるキーパーソンが重要と考えている。
上記3項目(①~③)については「当てはまる」の比率が高く,
「どちらかと言えば当てはまる」の回答
数より多い。いずれの項目についても障害のある生徒の職種,職場のマッチングを図り,生徒のよさを生
かすために個に応じた支援方法を実習先に伝えることが重要と考えている。
教師は巡回時に生徒が働きやすい環境の工夫に努めていると回答した学校は 12 校である。しかし,
「ど
ちらかと言えば当てはまらない」と回答した学校が4校あり,実習先との連携が重要であると理解しつつ
も,実習中に生徒の支援方法を伝えるなど環境の工夫をする実践については,改善の必要があると感じて
いる学校もある。
実習先からの評価で適切な課題を示してくれると回答した学校は,13 校である。
実習先からの評価表回収率 100%と回答した学校は,11 校である。
学校 7
(2)現場実習で得た生徒個々の成果や課題における教員間の共通理解について,貴校の取組をご回答く
ださい。
①
高等部全教員で共通理解する会議を設定している。
6
②
10
学年ごとに共通理解する会議を設定している。
13
③
3
担任間で確認する時間を確保している。
10
④
6
各教員が,必要に応じて,個々に口頭で伝えあうことで共通理解を図っている。
14
⑤
2
記録用紙を基に,教員間で共通理解を図っている。
13
0%
20%
40%
はい
3
60%
いいえ
80%
100%
N=16
図4-2 実習で得た生徒の成果や課題に対する教員の共通理解
高等部全教員で共通理解を図る会議を設定している学校は6校で,
いずれも高等部生徒数 50 人以下の小
規模校である。学年ごとに会議を設定している学校は 13 校で,学部全体での会議は設定していないが,学
年ごとの会議を設定することで教員間の共通理解を図っていることが分かる。学部全体でも学年ごとでも
会議を設定していない学校は3校である。
担任間で確認する時間を確保している学校は 10 校で,学年毎に会議を設定している学校数を下回る。生
徒の成果や課題を共通理解する会議を設定してはいるものの,担任間でそれを確認する時間を確保してい
ない学校も6校あり,十分な共通理解が図られているとは言い切れないことがうかがえる。
教員間で生徒個々の成果や課題を共通理解する際,口頭で伝え合っている学校は 14 校,記録用紙を活用
している学校は 13 校であり,会議設定以外にも共通理解を図る取組が実践されている。
(3)上記以外で共通理解を図る実践についてご記入ください。
(自由記述)
・就労体験実習報告会を実施している。
・就労準備性チェック表を活用して,客観的な評価を行っている。
・個人シートを活用して,全職員が個々の課題を共有できるようにしている。
・校内LANで生徒の進路に関する情報を共有している。
事後指導の内容を工夫したり,記録用紙の作成や記録方法を工夫したりして,共通理解を図っている学
校がある。
(4)上記の取組において,課題や改善点がありましたら,ご記入ください。
(自由記述)
・実習の評価を基に課題について各授業担当者が共通認識をもち取り組んでいる。
・実習の課題を職員で共通理解する部分が弱い。
・生徒の課題についての共通理解が不十分であったため,学部主事と進路指導主事が学年の会議に参
加するようにしている。
・評価から得られた生徒の課題を担任が重要視していない。
・日常的に生徒の成果や課題の記録が活用できるように改善していく必要がある。
学校 8
・共通理解は図っているつもりだが,どうしても自分の担当する生徒のみに関心がいきがちである。
・会議を行う十分な時間の確保が難しい。
実習で得た生徒の成果や課題を教員間で共通理解する部分に課題があると回答した学校が6校あり,
共通理解を図るためのさらなる改善の必要性があると考えている学校も少なくない。
(5)現場実習で得た生徒の成果や課題を,その後の教育活動に生かす取組についてご回答ください。
① 次回の現場実習の目標設定に役立てている。
10
②
9
6
成果を中心によさを伸ばす視点で,その後の教育活動に生かしている。
4
④
2
個別の指導計画を見直している。
1
③
4
7
5
課題を中心に改善していく視点で,その後の教育活動に生かしている。
6
7
3
⑤ 学習の場,主な担当者,支援方法を明確にしている。
1
11
4
⑥ 生徒の支援方法について,教員間での連携が十分に図られている。
1
0%
6
20%
40%
当てはまる
どちらかと言えば当てはまらない
9
60%
80%
どちらかと言えば当てはまる
当てはまらない
100%
N=16
図4-3 実習で得た生徒の成果や課題を,その後の教育活動に生かす取組
全体をみると,全ての項目で「当てはまらない」と回答した学校はなかったが,
「どちらかと言えば当て
はまらない」
「どちらかと言えば当てはまる」の回答が多く「当てはまる」と断言できない学校も見られる。
現場実習で得た生徒の成果や課題を次回の現場実習の目標設定に役立てていると回答した学校は 14 校
である。次回の実習へのつながりを意識して取り組んでいる。
個別の指導計画を見直していると回答した学校は 10 校である。
「どちらかと言えば当てはまらない」と
回答した学校は6校であり,指導計画の見直しを図ることができていない学校もある。
成果を中心によさを伸ばす視点でその後の教育活動に生かしていると回答した学校は 11 校であるのに
対し,課題を中心に改善していく視点でその後の教育活動に生かしていると回答した学校は 13 校である。
両項目の回答を比較するとよさを伸ばす視点がやや弱いが,よさを伸ばす視点と課題を改善する視点の両
面から教育活動に生かしている。
学習の場,主な担当者,支援方法を明確にしているかについて「当てはまる」
「どちらかと言えば当ては
まる」と回答した学校は 12 校で,役割を分担し,支援方法を明確にして指導実践されている。しかし,学
習の場,主な担当者,支援方法を明確にしていても,教員間の連携が十分に図られているとは言えないと
回答した学校も5校あり,現場実習で得た生徒の成果や課題を,その後の教育活動に生かす取組について
教員間の連携に課題をもっている学校が9校と半数以上ある。
学校 9
(6)上記(5)の取組について課題や改善点がありましたら,ご記入ください。
(自由記述)
・生徒の適性や支援内容,方法について多くの目で見て計画的に進める必要性を感じている。
・担任が把握している生徒の課題を学年学部で生かしていく手立てが必要と考えている。
・教員の共通理解が深まっていないので,次の実習までに反省を指導に生かせていない。
・指導形態が多岐にわたっているため,担当に課題を十分に伝えきれていない。
・個に対する支援方法の工夫においては職員間で意識の差が大きい。
・評価をどのように活用し,次に生かしていくかが課題である。
・高等部である程度統一した取組を検討することが課題である。
・実習の評価をその後の教育活動に生かしきれていない。
・担任と授業担当者,その他の教員との連携不足な面が見られる。
・現場実習を中心とした教育課程をスタートしたところである。
生徒の適性や支援方法の検討,教員間での指導方法の共通理解,実習で得た評価の活用方法など実習で
得た生徒の成果や課題を,その後の教育活動に生かしきれていないと記述した学校が 10 校ある。
5 卒業時の引継ぎについてご回答ください。
(1)①移行支援会議の開催の有無
(1)②移行支援会議の開催の方法
1
15
全員に実施
開催して
いる
開催して
いない
6
9
必要に応じて
実施
数字は学校数
数字は学校数
N=16
N=15
図5-1 移行支援会議の有無
図5-2 移行支援会議の開催の方法
移行支援会議を開催していると回答した学校は 15 校あり,そのうち,卒業生全員について実施している
と回答した学校は9校である。全員実施の学校は,高等部の生徒数が 50 人以下の小規模校が多い。必要に
応じて実施と回答した学校の中には,一般就労の生徒は全員実施と回答した学校もある。
学校 10
(1)③移行支援会議の目的と内容
表2 移行支援会議の目的と内容
学校
A
B
C
D
E
F
G
H
I
J
K
L
M
N
O
目的
内容
・進路先での仕事,生活がスムーズに行われるように。
・生徒の特性,注意点の確認。
・必要な支援とその方法,ポイント。
・卒業後の生活(就労含め)にスムーズに移行できるよ ・課題として在学中に取り組んできた内容や具体的な支援方
うに学校での関わりや様子を中心に情報交換を行い,本 法を伝えている。
人への支援に関する共通理解を図る。
・保護者のサポート体制について伝えている。
・学校から社会,学生から社会人への移行を円滑に行い, ・卒業後の生活を想定して,本人,保護者の希望の確認。
豊かな地域生活を実現するために関係機関が共通理解を ・必要と思われる支援内容の確認。
図る。
・具体的に支援機関等の確認。
・就労生活がスムーズに移行できるよう,関係機関と連 ・働くことや就業生活に関する確認。
携するため。
・支援内容の検討,関係機関の役割分担。
・地域生活への円滑な移行。
・本人,保護者のニーズ,希望の確認。
・在学中の支援内容,支援方法の確認。
・地域における相談機関,支援者の確認。
・利用する福祉サービスの内容の確認。
・生活基盤の確認。
・家庭支援が必要な家族への具体的な支援を確認する。
・卒業後の本人,保護者のニーズを捉え,支援目標や支 ・本人,保護者のニーズの確認。
援内容を協議し,関係者による支援の役割分担を行う。
・必要と思われる支援の説明。
・支援内容の検討。
(役割分担)
・支援内容の確認。
(共通理解)
・卒業生や保護者の思いを話してもらうことと主な支援 ・本人,保護者の思いを話してもらい,支援の方向性を探る。
機関の顔合わせをする。
・各支援機関の自己紹介と役割分担。
・卒業後の本人,保護者のニーズを捉え,支援目標や支 ・個別の移行支援計画を基に本人,保護者のニーズを確認し,
支援目標等を共通理解して,支援内容の役割分担を決める。
援内容を協議して,関係者による役割分担を行う。
・地域の関係機関の役割や担当者が分かり,学校生活か ・各関係機関からの情報提供を行う。
ら社会生活への円滑な移行が図れるよう地域の関係機関
とのつながりを深める。
・本人,保護者のニーズを確認する。
・本人,保護者のニーズの確認。
・支援内容の協議。
・必要な支援内容の確認。
・関係機関による支援の役割分担。
・支援の役割分担。
・卒業後の生活に関する本人,保護者のニーズを捉え, ・本人についての実態把握。
(学校,家庭)
適切な支援について検討する。
・今後の支援内容の確認。
・学校生活から社会生活への円滑な移行を図るため,関 ・支援の役割分担。
係機関とのつながりを深める。
・学校生活から地域生活や職業生活へのスムーズな移行。 ・全体会と分科会の2部形式で卒業後にお世話になるであろ
う関係者や機関とが顔合わせや面接等。
(夏期休業中)
・個別に進路決定後,その関係者と一堂に会して実施。
(1~
2月頃)
・高等部卒業後の生活について,関係機関と懇談し,豊 ・本人,保護者の卒業後の生活に対する希望を確認すること。
かな地域生活,社会生活が実現できるよう情報交換する。 ・必要と思われる支援を確認すること。
・本人,保護者が必要とする支援について関係機関と共 ・支援の役割分担を確認すること。
通理解を図る。
・圏域の関係機関との情報共有や連携を図ることにより, ・本人,保護者のニーズの確認。
卒業後の支援体制の構築に役立てる。
・支援機関の役割分担。
・卒業後の生活に向け,進路先や関係機関に集まってい 未記入
ただき,個別の移行支援計画を基に,本人に対する適切
な支援体制を確立すること。
「学校生活から社会生活への円滑な移行のため」と回答した学校は8校である。そのう
目的については,
ち,
「進路先での職業生活に向けて」と明記されていた学校は4校である。
「関係機関が,卒業生本人に対
する支援について共通理解を図り,連携を深めるため」と回答した学校は 11 校である。
内容については,
「本人,保護者のニーズの確認」と回答した学校は9校である。
「本人についての支援
方法,支援内容の検討,協議」と回答した学校は 10 校である。そのうち,
「関係機関による支援の役割分
担」まで明記されていた学校は9校である。
「保護者に向けてのサポート体制,家庭支援」と回答した学校
は2校である。
学校 11
(1)④移行支援会議の主な参加者
6
9
保健師
12
3
障害者職業センター
地域生活支援センター
10
5
障害者就業・生活支援センター
10
5
6
9
ハローワーク
5
10
進路先
保護者
15
本人
15
0%
20%
参加
40%
60%
80%
100%
N=15
不参加
図5-3 一般就労を進路先とする移行支援会議における主な参加状況
一般就労に向けた移行支援会議については,本人,保護者は全ての学校が参加している。進路先が参加
していない学校は5校である。本人,保護者,進路先に加えて,ハローワーク,障害者就業・生活支援セ
ンター,地域生活支援センター,保健師が全て参加している学校は,3校である。
障害種別にみると,知的障害がある生徒が所属する支援学校は,関係機関の参加が比較的多い。
6
保健師
9
11
地域生活支援センター
4
15
ハローワーク
11
進路先
4
13
保護者
2
12
本人
0%
20%
参加
40%
3
60%
不参加
80%
100%
N=15
図5-4 福祉サービス事業所を進路先とする移行支援会議における主な参加者
福祉的就労に向けた移行支援会議については,本人と保護者ともに参加していない学校は2校,保護者
は参加しているが,本人が参加していない学校が1校である。進路先が参加していない学校は4校あり,
そのうち,本人,保護者も参加していない学校が2校である。
地域生活支援センターが参加している学校は 11 校である。ハローワークが参加している学校はない。
学校 12
(1)⑤現在の移行支援会議の内容で十分に目的が達成されていますか。
当てはまる
3
どちらかと言えば
当てはまる
どちらかと言えば
当てはまらない
当てはまらない
4
8
十分に達成されていると回答した学校は 12 校で
ある。
「どちらかと言えば当てはまらない」と回答し
た3校は,
移行支援会議に進路先が参加していない。
数字は学校数
N=15
図5-5 移行支援会議の目的の達成度
(2)卒業時,進路先への引継ぎの重要度についてご回答ください。
本人・保護者のニーズの共通理解
11
5
ネットワークの構築・支援の役割分担
11
5
①
②
③
5
生徒の培われた力を引き継ぐ
④
5
卒業後の支援計画作成
0%
非常に重要
重要
9
20%
あまり重要ではない
2
10
40%
重要ではない
60%
1
80%
100%
N=16
図5-6 引継ぎの内容の重要度
「非常に重要」の回答が多かった項目は「本人保護者のニーズの共通理解」
「ネットワークの構築,支援
の役割分担」がともに 11 校である。
「生徒の培われた力を引き継ぐ」
「卒業後の支援計画作成」についても
重要度は高い。
(3)上記(2)以外に重要と考えていることがありましたら,ご記入ください。
(自由記述)
・本人の障害特性と対応方法,注意すべき行動。
(5校)
・生活面での支援が必要な場合,支援機関も入って引継ぎを行う。
・本人,保護者が関係機関に自ら声を上げることで,支援体制を作っていくことができる確認。
・余暇の過ごし方。
・障害基礎年金と成年後見制についての言及。
個に応じた障害特性とその対応方法について引き継ぐことが重要と記述した学校が5校あり,そのうち
2校は,一般就労に向けた移行支援会議に進路先が参加していない。また,移行支援会議で生徒の支援方
法を協議している学校が9校あり,引継ぎ事項として重要度が高い。
学校 13
(4)引き継ぎ時(移行支援会議を含む)の使用資料についてご回答ください。
表3 引継ぎ時の使用資料
個別の教育
支援計画
○
学校
A
B
C
D
E
F
G
H
I
J
K
L
M
N
O
P
個別移行
支援計画
○
進路指導
資料
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
その他
生徒の実態整理表
実態表
実態表
サポートブック
実習時の個票
未来設計図 PATH
○
○
○
○
○
○
○
情報提供シート,現場実習の記録
○
○
○
○
○
相談支援ファイル,サポートブック
引継ぎ時の資料として個別の教育支援計画を使用している学校は6校,個別の移行支援計画を使用して
いる学校は 10 校である。
そのうち,
教育支援計画,
移行支援計画をともに使用している学校は1校である。
これらに加え,進路指導に関わる資料を使用している学校は8校であり,その他,生徒の実態表,サポー
トブック,未来設計図 PATH,情報提供シート,現場実習の記録,相談支援ファイルを使用している学校も
ある。
表4 引継ぎ時の使用資料とその記載内容(回答校 11 校)
資
学
校
個別の
教育支援
計画
A
B
C
料
記
個別移行
支援計画
進路先と
の引継ぎ
資料
○
○
容
プロフ
ィール
支援
目標
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
E
○
○
○
○
○
○
生活の
記録
生活
能力
障害の
特性
働く力
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
G
○
○
H
○
○
○
I
○
○
○
○
○
J
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
校数
4
7
7
11
○
○
10
6
11
○
○
○
○
○
必要な
支援
○
K
○
内
支援の
役割
分担
D
F
載
本人保
護者の
ニーズ
7
○
6
4
4
2
表4は,引継ぎ時の使用資料について提供のあった 11 校の記載内容である。引継ぎ時に使用している資
料は個別の教育支援計画が4校,個別移行支援計画が7校である。個別の教育支援計画及び個別移行支援
計画以外の資料を加えて使用している学校は 7 校あり,各学校で使用している全ての資料に,
「働く力に関
する内容及び支援方法」の記載がある学校は2校である。氏名,生年月日,住所等が含まれるプロフィー
ルや,生徒,保護者に向けた支援の役割分担は,いずれの学校においても記載欄が設けられている。本人,
保護者のニーズについて記載欄があったのは,11 校中 10 校である。
学校 14
6 卒業後のアフターケアについてご回答ください。
(1)貴校では,卒業後,何年間を目安にアフターケアを行っていますか。
卒業後2年と回答した学校は6校,3年と回答した学校は8校で,
「決めていない」
「必要に応じて」と
回答した学校もある。
3年
2
6
2年
8
必要に応じて
数字は学校数
N=16
図6 アフターケアの年数
(2)卒業生一人に対し,1 年間に何回程度の割合でアフターケアを行っていますか。
表5 アフターケアを1年に行う頻度(回数)
学校名
1年目
2年目
3年目
4年目以降
A
3
1
1
0
B
1~2
1
1
必要に応じて
C
3
1
1
0
D
2
1
1
0
E
3
1
必要に応じて
必要に応じて
F
必要に応じて
必要に応じて
必要に応じて
必要に応じて
G
4~5
2~4
2~4
1
H
2~3
1~2
要請あれば
要請あれば
I
月1
月1
J
2
1
0
0
K
2
1
必要に応じて
必要に応じて
L
3
2
1
M
決めていない
決めていない
決めていない
決めていない
N
3
1
1
0
O
10
10
3
1
P
必要に応じて
必要に応じて
必要に応じて
必要に応じて
1年目に1~3回以内と回答した学校は 10 校で,4~10 回と回答した学校は2校である。その他「月
1回」
「決めていない」
「必要に応じて」と回答した学校もある。2年目以降は1~3回以内と回答した学
校は 10 校で,そのうち1回と回答した学校は8校である。その他「10 回」
「2~4回」
「月1回」
「決めて
いない」
「必要に応じて」と回答した学校もある。2年目に1年目と同じ回数と回答した学校は,2校のみ
(10 回,月1回)である。他の学校は1年目に比べて2年目,3年目と年々訪問回数が減っている。
学校 15
(3)アフターケアに関して工夫していることをご記入ください。
(自由記述)
・問題があった場合は即対応する。
(3校)
・問題発生の際には,関係機関と連携しながら解決に当たるようにしている。
・実習依頼等と組み合わせて,こまめに訪問するようにしている。
・職場開拓時や現場実習の巡回指導時等にもアフターケアをする。
・人事担当だけでなく,現場で直接関わっている上司に話を伺う。
・就業・生活支援センターとともに訪問し,支援の主体を移行できるように心掛けている。
(2校)
・関係機関との連携を密にするように心掛けている。
・各関係機関と連携しながら,必要に応じた対応を心掛けている。
・居住地の保健師や相談機関につないでいくようにしている。
・アフターケアの経過を捉えられるように記録を残している。
・卒業生と就業・生活支援センター担当者の面接を在学中に設定している。
・進路先と家族との連絡を密にするため日誌を活用し,連携を図るようにしている。
・卒業生の情報を教職員間でも共有し,在学生の指導に役立てている。
・相談機関へつなぐなど,就労に向けたステップアップの連携支援も必要と考えている。
問題が発生した場合にはすぐに対応している学校は3校ある。また,関係機関と連携を図り解決に当た
っているとの記述もある。
可能な限りアフターケアの回数を増やせるように工夫している学校は2校ある。
就労支援を段階的に地域に移行できるように関係機関と連携を図っている学校がある。その他,進路先と
家族との連携を図る日誌の活用や卒業生の情報を教員間で共有するなどの工夫をしている学校がある。
学校 16
【調査結果
企業】
1 特別支援学校の生徒が,高等部卒業までに身に付けておいてほしい内容についてご回答ください。
(1) 下記の 16 項目について,重要度を4段階で選択してください。
(選択した回答を「非常に重要」を4点「重要」を3点「あまり重要でない」を2点「重要で
はない」を1点と点数化し,合計点のグラフを示す。
)
グラフ内の数字は事業所数 右端の数字は点数化した合計点
14
⑥あいさつや返事
⑫規則やルールの遵守
8
①身辺処理
8
1
8
58
1
6
11
57
⑦連絡,報告
6
11
57
⑧作業意欲
6
11
57
⑬危険の察知
6
11
57
5
④情緒の安定
52
16
2
14
⑮10までの数の理解
5
⑯時間の概念の理解
5
1
8
1
10
⑨作業能力
11
5
47
⑭漢字の読み書き
1
11
5
47
非常に重要
重要
20
あまり重要でない
40
重要ではない
52
48
5
1
0
52
52
4
10
2
②体力
55
13
1
⑩作業の持続性
56
12
4
⑪働く意義の理解
64
59
9
③素直さ
⑤協調性
※
2
60
N=17
(点)
⑯のみ1事業所未記入
項目の番号は調査用紙上の番号である。
図1-1 高等部卒業までに身に付けておいてほしい内容
「非常に重要」の回答は,
「あいさつや返事」が 14 事業所であり,他の項目と比較しても重要度が
高い。
「情緒の安定」は,
「非常に重要」としたのは1事業所であるが,他の事業所は全て「重要」と回
答しており,重要度は高い。
「あまり重要ではない」との回答は,
「体力」「作業能力」
「漢字の読み書き」が5事業所である。
企業 1
16 項目の中から「最も重要」と「次に重要」の項目を選んでください。
(選択した回答を「最も重要」2点「次に重要」1点と点数化し,合計点のグラフを示す。)
グラフ内の数字は企業数 右端の数字は点数化した合計点
5
7
17
3
1
7
1
5
7
2
2
6
2
1
5
1
2
1
2
1
2
1
2
1
1
⑥
あいさつや返事
⑧ 作業意欲
⑫ 規則やルールの遵守
③ 素直さ
④ 情緒の安定
① 身辺処理
⑦ 連絡,報告
⑩ 作業の持続性
⑬ 危険の察知
⑯ 時間の概念の理解
② 体力
⑤ 協調性
⑨ 作業能力
⑪ 働く意義の理解
⑭ 漢字の読み書き
⑮ 10までの数の理解
0
5
最も重要
※
10
次に重要
15
20
N=17
(点)
項目の番号は調査用紙上の番号である。
図1-2 身に付けておいてほしい内容で最も重要次に重要と考えている項目
「あいさつや返事」が 17 点,
「作業意欲」
「規則やルールの遵守」が7点,
「素直さ」が6点である。
「最も重要」とする回答は,
「あいさつや返事」が5事業所,「作業意欲」が3事業所,「素直さ」及
び「情緒の安定」が2事業所である。
「次に重要」とする回答は,
「あいさつや返事」が7事業所,
「規
則やルールの遵守」が5事業所,
「素直さ」が2事業所である。
「最も重要」
「次に重要」を併せると,
「あいさつや返事」が 12 事業所,
「規則やルールの遵守」が6事業所,
「素直さ」及び「作業意欲」
が4事業所である。
「規則やルールの遵守」を「最も重要」又は「次に重要」とした企業は,いずれ
も大手企業である。
(2)上記以外で身に付けておいてほしい内容がありましたらご記入ください。(自由記述)
・できれば車の免許取得。家族に理解して支援してもらえるようにお願いしたいです。
・お茶を入れる,茶碗を洗う,ほうきで掃く等,基本的なことはできた方が良いと思います。当た
り前のこととしてできる人の方が,覚えてもらったり目をかけてもらえたりするメリットもある
と思います。またできる人は自信にもつながると思います。
・社会人として仕事をし,その対価として給与をもらうことは,自分の行動に対して厳しくなけれ
ばならないという自覚をもたせてほしい。
・基本的なパソコン操作。
・簡単な計算ができればよい。
(2事業所)
自動車免許取得は,早番,遅番も含めたシフト制勤務の企業から,簡単な計算については,製造業
の部品の検品や販売業務に関わる企業からの回答である。
企業 2
2 特別支援学校の生徒が貴社へ入社する時に,学校から伝えてほしい情報の重要性についてご回答
ください。
(1) 下記の 10 項目について,重要度を4段階で選択してください。
①
②
③
⑤
⑧
⑩
14
2
11
6
従業員の言葉掛けの方法
⑦
1
10
7
1
1
10
9
7
7
0%
重要
3
5
障害者を雇用している企業の事例
非常に重要
6
10
時間外の交流の留意点
障害者を雇用した際の制度
4
5
4
家族との関わり
休憩時間の過ごし方
10
3
個々の能力の見極め方
⑥
4
7
健康上の留意点
個に応じた効果的な指導方法
④
⑨
13
障害の特性について
20%
あまり重要ではない
10
40%
60%
重要ではない
80%
100%
N=17
図2 企業が引継ぎ時に伝えてほしい情報
「非常に重要」と「重要」を併せると,
「障害の特性について」
「健康上の留意点」
「個に応じた効
果的な指導方法」の3項目が 100%の割合を示す。
「非常に重要」だけを見ると,
「障害の特性につい
て」が 13 事業所,
「健康上の留意点」が7事業所,次いで「従業員の言葉掛けの方法」が6事業所と,
「個に応じた効果的な指導方法」を上回る。いずれにせよ,「障害の特性について」及び「健康上の
留意点」の,本人自身に関する情報の重要度が高い。
「休憩時間の過ごし方」
「障害者を雇用した際の制度」
「障害者を雇用している企業の事例」は,約
60%が「あまり重要ではない」と回答している。さらに,
「時間外の交流の留意点」と「障害者を雇
用している企業の事例」は,
「非常に重要」と回答する企業はない。
(2)入社時に学校から伝えられて良かった点がありましたらご記入ください。(自由記述)
・どんな特徴があり,どのように接すると落ち着いて作業ができるかを明確に伝えていただいたの
で,同じ職場で働くメンバーにも伝えやすかった。
・個人の性格や障害の特性を細かく教えてもらい,安心して接することができた。
・生徒の個性と能力の特性等が指導上参考になった。
・障害の特性,注意点,家族構成と保護者の協力性。
・本人が在学中から当事業所で実習をしていたこともあり,学校での本人の状況をその年その年で
伝えられていたため,関わりをスムーズにもつことができた。
個人の性格や障害特性が5事業所,家族構成や保護者の協力体制も含めた家庭環境が3事業所,本
人への効果的な支援方法が2事業所,学校での生活態度が分かる在学中の様子が2事業所である。
一方,本人の課題点や在学中の出席状況,対人関係面,他社で行った就業体験の様子について伝え
てほしかったという回答もある。
企業 3
3 アフターケアの有効性についてご回答ください。
(1)下記の4項目について,有効性を4段階で選択してください。
①
6
必要とする関係機関の紹介
②
11
個に応じた支援方法
③
④
3
5
本人の意欲の向上
10
7
保護者との連携
10
7
0%
図3
8
20%
40%
60%
80%
有効である
どちらかと言えば有効である
どちらかと言えば有効ではない
有効ではない
1
100%
N=17
アフターケアの有効性
「有効である」との回答は,
「個に応じた支援方法」が 11 事業所,「本人の意欲の向上」及び「保
護者との連携」が 10 事業所,
「必要とする関係機関の紹介」が6事業所である。また,
「必要とする
関係機関の紹介」は3事業所がどちらかと言えば有効ではないと回答している。この3事業所はいず
れも,作業面,生活面ともに自立した生徒が入社した企業である。また,
「個に応じた支援方法」を
「どちらかと言えば有効ではない」と回答した1事業所は,上記に述べた3事業所の一つである。
(2)効果的だったアフターケアの例をご紹介ください。(自由記述)
・学校の担当者様に訪問して声を掛けていただくだけでも本人はうれしく思うようで,その後笑顔
が増えました。
・就労後も担当の先生方が企業に来られて本人と話をすることで,本人のやる気が違ってくる。
・本人が時々感情をコントロールできないことがあり,アフターケアの際先生に相談したところ具
体的な支援方法や保護者との面談を実施していただいた。
・就業状況を確認するため訪問していただいた際に現状のお話をし,ご家族や本人へそれとなく話
をしていただきました。
・学校の担当者と連絡を取り,就職後運転免許の取得や様々な制度の利用について,家族と調整す
ることができた。
4事業所から,学校の教員の訪問が本人の気持ちを高め,意欲の向上につながっているとする回答
がある。また,2事業所から,課題が生じた際に具体的な対応が示され改善が図られたとする回答が
ある。保護者に向けて話しづらい内容を学校から伝えてもらったり,定期的に情報を共有する機会を
通して在学中の様子の把握につながっていたりするという回答もある。
企業 4
4 障害のある社員に対する貴社での支援についてご回答ください。
(1)下記の 10 項目について,配慮の有無をご回答ください。
①
6
11
通勤に関すること
②
周囲の人との関わりに関すること
14
3
③
働く意欲を持続し高めていくこと
14
3
④
従業員が障害特性を理解すること
⑤
⑦
10
7
昼休みや休憩時間の過ごし方
⑥
時間を守ること
⑩
休日の過ごし方
3
14
6
11
身だしなみを整えること
⑨
1
16
作業に関すること
作業中の連絡・報告に関すること
⑧
2
15
3
14
15
2
0%
20%
配慮して対応している
40%
60%
特に配慮していない
80%
100%
N=17
図4 企業における支援
「作業に関すること」は,16 事業所が配慮して対応している。
「従業員が障害特性を理解すること」
は 15 事業所,
「周囲の人との関わりに関すること」
「働く意欲を持続し高めていくこと」
「作業中の連
絡・報告に関すること」
「時間を守ること」の4項目は,14 事業所が配慮して対応している。
「昼休み
や休憩時間の過ごし方」は配慮して対応している事業所は半数に満たない。
(2) 上記(1)の中やそれ以外でも,特に配慮して対応している支援の内容を紹介してください。
(自由記述)
・全従業員対象でビデオ視聴を実施。内容は,障害やハンディをもった人との働き方や考え方。
・定期的な勉強会の実施。
(花見,ボウリング大会,運動会,芋煮会の実施)
・園長が障害のある職員に対する支援を担当し,日々の業務や行事に関わること,その他の相談に
応じている。
・休憩時間もメンバー全員で食事をとり,会話の中に入れるようにしている。
・毎日仕事終了後に作業日誌を書いてもらい,自分の仕事内容,注意された点,良かった点などを
記録することで,後日振り返えることができるようにしている。また,どんな仕事をしているの
かを家族に見てもらい,何か問題があった時は担当者がコメントを書き,家族とやり取りできる
ようにしている。
本人の実態に即した仕事内容の検討と対応が3事業所,従業員を対象とした障害者理解のための
勉強会の実施が2事業所,周囲からの意識的・積極的な声掛けが2事業所,仕事内容や自己の取組を
振り返るための日誌の活用とキーパーソンの設定が,それぞれ1事業所から回答がある。
企業 5
5 障害のある社員を支援していく上での関係機関との連携についてお聞きします。
(1)障害のある社員を支援していく上で,連携を図っている関係機関があればその支援内容をご記
入ください。
表1 連携を図っていると回答した事業所数
連携を図っている
障害者就業・生活
地域生活支援
障害者職業
関係機関
支援センター
センター
センター
ハローワーク
その他
事業所数
3
2
2
0
4
障害者就業・生活支援センターとの連携は,ジョブコーチ支援が1事業所,保護者会時のアドバイ
ザーが1事業所,無記入が1事業所である。地域生活支援センターとの連携は,本人・家族支援が1
事業所,障害者の実習受け入れが1事業所である。障害者職業センターとは,ジョブコーチ支援が2
事業所である。その他として,教員との連携は,定期的なアフターケアが1事業所,現場実習受け入
れが1事業所,勉強会の講師や保護者会への参加が1事業所である。また,同法人内の就労支援事業
所との回答が1件ある。
ハローワークは,雇用に関する手続きやアフターケア時の雇用条件の確認時には関わるが,それ以
外の連携は薄い。
(2)障害のある社員の支援に当たり,今後活用したい支援や連携を図っていきたい関係機関があれ
ばご記入ください。
(自由記述)
・宮城県労働局
・障害者就業・生活支援センター
・学校に定期的に訪問していただけると相談しやすい。
・個々人の特性に合わせた指導法が学べるといいです。
・平成 26 年度開所予定(同じ法人)の障害者支援センターとの連携を考えています。
障害者を多数雇用している事業所からは,障害者就業・生活支援センターと回答があり,企業内で
就労継続支援A型事業所も立ち上げている事業所からは,宮城県労働局と回答がある。学校へは定期
的な訪問と障害特性の指導法を知りたいといった要望がある。
6
障害のある社員を雇用して良かった点をご記入ください。
(自由記述)
・一生懸命誠実に働いており,他の職員(健常者)も感化されることがあった。非常に仕事に対す
る意識が高くこれかも期待したい。
・非常に元気よくあいさつ,返事をしてくれるので,職場の雰囲気を良くしてくれている。何事も
一生懸命取り組んでいる姿を見て,他のメンバーのモチベーションを向上させている。
・職場の雰囲気が明るくなった。健常者が障害者の面倒を見るようになった。
・障害者と今まで関わりをもったことがない従業員の障害に対する偏見が以前より薄くなった。
・欠勤率が低く大変助かっております。
・既存の従業員の意識の変化(他者を労わる気持ち,助け合い精神),チームワークの向上(団結
力が強まった)
,仕事の指示の出し方の変化(より具体的な指示をするようになった)
。
・障害者を雇用することで,会社内の危険箇所の洗い出しができたこと。障害者本人を含めて,健
常者に対しても指導方法を見直すことができて,会社内の活性化につなげることができた。
・支援する側の成長につながっている。
障害者への関心が高まったが6事業所,他の職員へ良い影響を与えているが2事業所,職場が明る
くなったが2事業所,社内における指導方法の見直しにつながったが2事業所,危険箇所の洗い出し,
障害者理解,欠勤率が低いがそれぞれ1事業所から回答がある。
企業 6
【調査結果
福祉サービス事業所】
1 特別支援学校の生徒が,高等部卒業までに身に付けておいてほしい内容についてご回答ください。
(1) 下記の 16 項目について,重要度を4段階で選択してください。
(選択した回答を「非常に重要」を4点「重要」を3点「あまり重要ではない」を2点「重
要ではない」を1点と点数化し,合計点のグラフを示す。)
グラフ内の数字は事業所数
6
5
9
4
10
3
4
12
4
8
8
1
13
2
11
3
9
1
11
1
10
1
9
1
5
8
7
7
0
非常に重要
10
重要
51
1 50
9
1 49
8
1 48
48
3
46
3
46
3 45
1
45
2 1 44
2 1 42
1 41
2
1 40
3
1 39
4
1 36
1 33
9
6
①身辺処理
⑥あいさつや返事
⑫規則やルールの遵守
④情緒の安定
⑬危険の察知
②体力
③素直さ
⑤協調性
⑦連絡,報告
⑧作業意欲
⑪働く意義の理解
⑯時間の概念の理解
⑨作業能力
⑩作業の持続性
⑮10までの数の理解
⑭漢字の読み書き
※
右端の数字は点数化した合計点
20
30
あまり重要ではない
40
重要ではない
50
60 (点)
N=15
項目の番号は調査用紙上の番号である。
図1-1 高等部卒業までに身に付けておいてほしい内容
「非常に重要」との回答は,
「身辺処理」や「あいさつや返事」が6事業所,
「規則やルールの遵守」
が5事業所,次いで,
「情緒の安定」
「体力」
「素直さ」が4事業所である。
「身辺処理」及び「危険の
察知」は,
「あまり重要ではない」
「重要ではない」を回答する事業所はない。
一方,
「あまり重要ではない」と「重要ではない」を併せると「漢字の読み書き」は 11 事業所,
「10
までの数の理解」は8事業所と半数を上回っている。
福サ 1
16 項目の中から「最も重要」と「次に重要」の項目を選んでください。
(選択した回答を「最も重要」2点「次に重要」1点と点数化し,合計点のグラフを示す。)
グラフ内の数字は事業所数
5
①身辺処理
④情緒の安定
⑥あいさつや返事
⑧作業意欲
②体力
③素直さ
⑫規則やルールの遵守
⑦連絡,報告
⑤協調性
⑩作業の持続性
⑬危険の察知
⑨作業能力
⑪働く意義の理解
⑭漢字の読み書き
⑮10までの数の理解
⑯時間の概念の理解
6
1
2
1
2
1
2
1
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
2
0
最も重要
※
右端の数字は点数化した合計点
3
4
4
8
5
5
4
次に重要
8
1
11
N=15
12 (点)
項目の番号は調査用紙上の番号である。
図1-2 身に付けておいてほしい内容で最も重要,次に重要と考えている項目
「身辺処理」が 11 点,
「情緒の安定」が8点,
「あいさつや返事」
「作業意欲」が5点である。
「最
も重要」とする回答は,
「身辺処理」が5事業所,
「素直さ」
「あいさつや返事」
「作業意欲」がそろっ
て2事業所である。「次に重要」とする回答は,
「情緒の安定」が6事業所,「体力」が2事業所であ
る。「最も重要」「次に重要」を併せると,
「情緒の安定」が7事業所,「身辺処理」が6事業所,「体
力」
「あいさつや返事」及び「作業意欲」が3事業所である。
サービス内容別では,就労移行支援と就労継続支援B型は,最も重要,重要が,身辺自立と情緒の
安定が多い。
(2)上記の内容以外で身に付けておいてほしい内容がありましたらご記入ください。
(自由記述)
・基本的な事で一番難しいと思いますが,健康で元気に生活できる事が大切だと思います。その中
で意思表示がどんな形であれできることは,とても重要だと感じます。
・災害や自分が不調の際に,周囲の人々に助けを求められるか,意思表示ができるかどうかが大切
なことかと思います。
・資格(運転年免許証)取得や交通機関(電車,バス)等の利用方法を身に付けることにより,通
勤場面では有利になるはずです。
・健康リズムの構築(特に睡眠)
,親や家族との良好な関係及び本人に対しての理解度,趣味等(他
とのコミュニケーション,意欲の向上として)。
・高等部卒業後は,どんな施設に通うとしても学校より狭く,スタッフも少ない。低予算運営での
ケア対応となるので,集団生活に少しでも適応できるよう,しつけ,精神面を鍛えておくこと。
上記の項目以外では次のような内容がある。自己選択能力,笑顔,指示への対応,生活リズムの構
福サ 2
築,一般常識,敬語,ストレスコントロール能力,仕事の技術力,外出の経験,余暇の充実,時間の
見通し,保護者の子どもに対する障害程度の回答がある。
就労継続支援A型は一般常識を,就労移行支援はコミュニケーション力と時間や行動の予測を,就
労継続B型は公共交通機関の利用と生活リズムの構築を,生活介護は意思表示を,と利用者の実態に
応じた内容の回答である。
2
特別支援学の生徒が貴施設へ入所する時に,学校から伝えてほしい情報の重要性についてご回答
ください。
(1)下記の 10 項目について,重要度を4段階で選択してください。
障害の特性について
12
3
②
12
3
①
③
健康上の留意点
④
⑤
⑥
⑦
⑧
休憩時間の過ごし方
2
時間外の交流の留意点
2
0%
非常に重要
重要
1
8
6
家族との関わり方
2
9
4
職員の言葉の掛け方
2
11
2
個々の能力の見極め方
1
9
5
個に応じた効果的な指導法
8
5
6
7
20%
あまり重要ではない
40%
60%
重要ではない
80%
100%
N=15
図2 福祉サービス事業所が引継ぎ時に伝えてほしい情報
「健康上の留意点」が 12 事業所である。
「非常に重要」と回答したのは,「障害の特性について」
次いで「家族との関わり方」が6事業所である。「障害の特性について」「健康上の留意点」は,「非
常に重要」
「重要」を併せると 100%の割合を示した。
「休憩時間の過ごし方」は8事業所が,
「時間外
の交流の留意点」については6事業所が,「あまり重要ではない」と回答している。しかし,生活介
護サービス事業者や就労継続支援B型で自閉的な傾向の利用者が多い事業所においては,重要度が高
い。
(2)入所時に学校から伝えられて良かった点がありましたらご記入ください。(自由記述)
・本人の問題,課題となる点よりも,本人が好きなこと,長所や余暇の過ごし方についての情報が
支援する上で,また関わりを深める上で大切な情報でした。
・全て良かった。学校は有期限であるが,卒業して期限のない地域社会に出て行くには,専門教育
の結果や成果を全て伝えるべき。それが本人のスムーズな地域社会への移行になると考える。
・家庭内での生活状況を知ることが非常に大事であることから,家族との関わりについてしっかり
とした事前情報をお願いしたい。
・書面にしづらい情報等(ネガティブな情報として家庭環境や親の理解度等)
福サ 3
・学校の先生方がされていた対応と同じもの,あるいはそれ以上を求めてくる家庭に関しては,ど
んな対応が必要か,どこまで家庭が関わりを求めてくるか教えていただけると助かります。注意
が必要だとは教わっていましたが,その度合いが分からず連携がうまくいかないケースもありま
した。
家庭環境,保護者との関わりが3事業所,健康上のこと,本人の特性とパニック時の対応,長所や
好きな事,余暇・休日の過ごし方,コミュニケーション面がそれぞれ2事業所ずつである。
保護者との関わりは,逆に伝えてほしかった点としてもが挙がった。長所や好きな事,余暇・休日
の過ごし方は,企業には挙がらなかった回答である。
3 特別支援学校卒業生を含め障害のある利用者への支援についてご回答ください。
(1)下記の 10 項目について,配慮の有無をご回答ください。
①
12
通所の交通手段や方法に関すること
②
周囲の人との関わりに関すること
③
働く意欲を持続し高めていくこと
④
15
14
8
昼休みや休憩時間の過ごし方
7
作業に関すること
15
作業中の連絡・報告に関すること
15
⑥
⑧
13
身だしなみを整えること
⑨
時間を守ること
⑩
休日の過ごし方
1
15
職員が障害特性を理解すること
⑤
⑦
3
2
14
1
9
0%
配慮して対応している
20%
6
40%
特に配慮していない
60%
80%
100%
N=15
図3 福祉サービス事業所における支援
「職員が障害特性を理解すること」
「作業に関すること」「作
「周囲の人との関わりに関すること」
業中の連絡・報告に関すること」は,全ての事業所が配慮をして対応している。さらに「通所の交通
手段や方法に関すること」
「働く意欲を持続し高めていくこと」「身だしなみを整えること」
「時間を
守ること」も 80%以上であり,ほとんどの項目が配慮して対応されている。
「昼休みや休憩時間の過
ごし方」及び「休日の過ごし方」は,生活介護や地域生活支援センターを利用する比較的障害の重い
利用者が多い事業所が配慮をして対応していると回答している。
(2) 上記(1)の項目や,それ以外でも構いませんので,特に配慮して対応している支援の内容
を紹介してください。
(自由記述)
・障害の程度にかかわらず,何らかの役割(日直等)を必ず担ってもらい,一人一人が必要とさ
れている存在であることを全員が意識できるようにしています。
・休日を利用しての季節行事や買い物支援により,家庭で行えない部分を支援している。
・皆さんの人生において,様々な経験をしてもらうことを大変重要に考えている。新しいこと,
福サ 4
ニーズがあったこと,いろいろ体験してもらい,本人が何を感じるかが重要。特に失敗するこ
とが最も重要であり,親,教師,施設職員の一部は,極端に失敗経験を回避しようとする傾向
がある。そのような支援や教育では地域社会に順応していけない。
・自主性,社会性を促す観点から,公共の交通機関を利用していただいている。
・一般教養や社会マナーなど,一般就労から日常生活に必要なスキルを少しずつ身に付けていけ
るよう,講座を提供している。
(例)パソコン,ペン字,計算,交通利用のマナー,企業面接で
の対応の仕方など。
・就労に向けた作業の指導も大切だが,社会人としてのあいさつや言葉遣い,身だしなみ,協調
性などのマナーやルールを身に付けていけるよう支援している。
・所内だけでなく,就労移行支援から一般就労へ,就労継続支援B型から就労継続支援A型へ,
志と可能性はみんな同等にあることを認識してもらう環境を作っている。
3事業所が,季節ごとの行事や自主研修等,休日の過ごし方に配慮した余暇支援を行っている。
余暇支援に力を注いでいる事業所は,就労継続支援B型が多い。また,身だしなみやあいさつ,
利用者同士の関わり方等,身辺の自立やコミュニケーション面への配慮も挙げている。就労移行
支援では,就労継続支援A型事業所や企業の見学,一般教養や社会マナーを学ぶ研修会を企画し
ている。生活介護及び地域生活支援センターは,全てにおいて配慮している,又は衛生や健康管
理に配慮しているとする回答が多い。
4 障害のある利用者を支援していく上での関係機関との連携についてお聞きします。
(1)障害のある利用者を支援していく上で,連携を図っている関係機関があればその支援内容をご
記入ください。
表1 連携を図っていると回答した事業所数
連携を図っている
市町村保健
地域生活支援
障害者職業
関係機関
福祉担当
センター
センター
事業所数
12
4
7
ハローワーク
その他
8
11
市町村保健福祉担当との連携は,各種手続きが5事業所,本人・家族支援が4事業所,サービス
等の情報提供が2事業所,無記入1事業所である。地域生活支援センターとの連携は,本人支援が
3事業所,無記入1事業所である。障害者職業センターとの連携は,就職先の選定,定着支援が4
事業所,相談支援が1事業所,自立支援協議会の窓口が1事業所,無記入1事業所である。ハロー
ワークとの連携は,登録,一般就労に向けた情報提供,面接の紹介等の就労支援が7事業所,無記
入1事業所である。
その他連携している関係機関は,仙台市障害者就労支援センターが市内の就労関係の情報提供,
支援学校が実習の情報交換,相談支援事業所がサービス調整会議,商工会が協力事業所の発掘,事
業所及び福祉サービス事業所が自分の施設ではできない側面の協力等がある。
(2)障害のある利用者の支援に当たり,活用したい支援や連携を図っていきたい関係機関があれば
ご記入ください。
(自由記述)
・一般企業との連携。
・行政,ハローワーク,支援事業所,支援学校,障害者就業・生活支援センター,これらの関係機
関との連携により企業との結び付きができればと思います。
福サ 5
・地域の相談支援事業所,地域のグループホーム,デイサービスセンター,ショートステイ事業所。
・相談事業所,障害者団体(親の会)
,支援学校(進路指導,作業科目担当)
。
・今後の取組として自立支援協議会内での専門部会が予定されてはいるが,その実践を期待してい
る。
・就労支援B型事業所単独で行える支援の限界を感じています。地域の社会資源と必要なサービス
をできる限り活用し,連携を図りたいと感じていますが,日々の支援で精一杯になってしまうこ
とが事業形態や様々な要因で多くなってしまいます。相談支援事業が本格的に始まり,地域自立
支援協議会などが機能し,事業所としてのサービス内容がしっかりと位置付けられていくことが
必要なのかと感じます。
特別支援学校と連携を図りたいとの回答は2事業所で,学校内の就労支援の共通理解と企業への働
き掛けを目指した内容である。就労移行支援や就労継続支援B型は,就労継続支援A型や企業との連
携を目指している。また,自立支援協議会での効果的な連携を期待している事業所もある。障害者就
業・生活支援センターと連携を図りたいとの回答は,障害者を多数雇用している事業所から挙がって
いる。その他,行政,ハローワーク,相談支援事業所,親の会,医療機関等がある。
福サ 6
卒業生の進路状況に関する調査
宮城県総合教育センター
特別支援教育グループ
本年度,宮城県総合教育センター専門研究特別支援教育グループでは,宮城県立特別支援学校の
生徒が学校生活から社会生活へ円滑な移行を図ることを目指し,就労支援の充実に向けた研究に取
り組んでいます。調査を通して,特別支援学校卒業生の進路状況や異動状況とその要因を明らかに
し,研究の参考にしていきたいと考えています。
ご多忙のところ誠に恐縮ですが,質問に対する回答にご協力よろしくお願い致します。
学校名
宮城県立
当てはまる番号に○を付けてください。
(回答した方)
1 進路指導主事 2 高等部主事 3 地域支援コーディネーター
4 教務主任
5 その他(
)
担 当
記入者氏名①
記入者氏名②
記入者氏名③
1 貴校の平成 22 年度~平成 24 年度の高等部卒業生全員の卒業時点での進路先についてご回答くだ
さい。
ゼロ
※ 下の表に人数をご記入ください。該当者がいないときは(0)を記入してください。
卒業年度
進
平成 22 年度
学
一般就労
就労移行支援
福祉的就労
(新法)
就労継続支援 A 型
就労継続支援 B 型
生活介護
自立訓練
地域活動支援センター
(旧法)
通所授産
通所更生
入 所
在
宅
そ の 他
合
計
平成 23 年度
平成 24 年度
2 進路先に異動があった平成 22 年度,23 年度の卒業生についてご回答ください。
(平成 25 年3月 31 日現在)
□ 記入の方法について
○ 年度ごとの用紙に記入してください。
○ ①②④⑤については,選択肢から選びご記入ください。
(複数回答可)
○ ③については,異動の時期をご記入ください。
○ 理由記入欄は,できるだけ具体的にご記入ください。
①②の選択肢 卒業時の進路先及び異動後の進路先
ア 進学
イ 一般就労
ウ 就労移行支援
エ 就労継続支援A型
カ 生活介護
キ 自立訓練
ク 地域活動支援センター
オ 就労継続支援B型
ケ 通所授産
コ 通所更生
サ入所
シ 在宅
ス その他
④の選択肢
異動理由
あ 本人の事情
い 進路先の事情
う 家庭の事情
⑤の選択肢
異動時に関わった関係機関
a ハローワーク
b 障害者就業・生活支援センター
d 障害者職業センター
e 学校
f その他
え その他
c 地域生活支援センター
□ 記入例
卒業生
1
①卒業時の進路先(記号 イ )
②異動後の進路先(記号 シ )
③異動時期 平成( 24 )年( 8 )月
④異動理由(記号 あ,う )
⑤異動時に関わった関係機関(記号 b,d,e )
理由記入欄
働く意欲の低下による遅刻や無断欠勤が続く。勤務時の服装や昼食に関し,ジョブ
コーチ及び教員が電話による報告,家庭訪問を行うが改善が図られなかった。
□ 記入上の留意点
○ 異動した生徒が13人以上の場合はお手数ですが,記入用紙をコピーしてご記入ください。
○ 一人の生徒が複数の進路先に異動している場合,同じ枠内の「理由記入欄」に異動した回数や
異動先について順を追ってご記入ください。
○ 福祉サービス事業所内の異動も含みます。ただし,新卒者の就労継続B型利用に関する経過措
置対応の異動は記入用紙上部の記入欄に人数のみご記入ください。
平成 22 年度(平成 23 年 3 月)卒業生 異動状況調査 記入用紙
□ 新卒者の就労継続支援B型利用に関する経過措置対応の異動者数をご記入ください。
名
※ 経過措置対応後,就労継続支援B型以外に異動した場合は,同じ施設内の異動でも下記の欄にご
記入ください。
卒業生
1
卒業生
2
卒業生
3
卒業生
4
卒業生
5
卒業生
6
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
理由記入欄
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
理由記入欄
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
理由記入欄
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
理由記入欄
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
理由記入欄
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
理由記入欄
卒業生
7
卒業生
8
卒業生
9
卒業生
10
卒業生
11
卒業生
12
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
理由記入欄
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
理由記入欄
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
理由記入欄
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
理由記入欄
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
理由記入欄
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
理由記入欄
平成 23 年度(平成 24 年 3 月)卒業生 異動状況調査 記入用紙
□ 新卒者の就労継続支援B型利用に関する経過措置対応の異動者数をご記入ください。
名
※ 経過措置対応後,就労継続支援B型以外に異動した場合は,同じ施設内の異動でも下記の欄にご
記入ください。
卒業生
1
卒業生
2
卒業生
3
卒業生
4
卒業生
5
卒業生
6
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
理由記入欄
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
理由記入欄
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
理由記入欄
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
理由記入欄
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
理由記入欄
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
理由記入欄
卒業生
7
卒業生
8
卒業生
9
卒業生
10
卒業生
11
卒業生
12
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
)②異動後の進路先(記号
)
)年(
)月
)
⑤異動時に関わった関係機関(記号
)
理由記入欄
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
理由記入欄
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
理由記入欄
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
理由記入欄
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
理由記入欄
①卒業時の進路先(記号
③異動時期 平成(
④異動理由(記号
理由記入欄
特別支援学校高等部における就労支援に関する調査
宮城県総合教育センタ-
特別支援教育グル-プ
本年度,宮城県総合教育センタ-専門研究特別支援教育グル-プでは,宮城県立特別支援学校の生
徒が学校生活から社会生活へ円滑な移行を図ることを目指し,就労支援の充実に向けた研究に取り組
んでいます。私たちは,障害者の理解を促す職場開拓や,生徒の力に応じた支援方法を共有する教員
間の連携強化が就労支援の充実につながるのではないかと仮説を立て,本調査を通して,仮説の検証
をしたいと考えています。
ご多忙のところ誠に恐縮ですが,質問に対する回答にご協力よろしくお願い致します。
学校名
宮城県立
当てはまる番号に○を付けてください。
(回答した方)
1 進路指導主事 2 高等部主事 3 地域支援コ-ディネ-タ-
4 教務主任
担 当
5 その他(
記入者氏名①
記入者氏名②
記入者氏名③
※記述欄は,できるだけ具体的に答えていただけると幸いです。
)
1 「高等部卒業までに身に付けさせたい内容」についてご回答ください。
(1)下記の①~⑯について,当てはまる番号に○をつけてください。
また,最も重要と思われる項目を「一般就労」と「福祉的就労」に分けて,順に2つ選び,
番号をご記入ください。
非常に
重要
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
⑫
⑬
⑭
⑮
⑯
身辺処理 ・・・・・・・・・・・・・・
体力
・・・・・・・・・・・・・・・
素直さ ・・・・・・・・・・・・・・・
情緒の安定 ・・・・・・・・・・・・・
協調性 ・・・・・・・・・・・・・・・
あいさつや返事 ・・・・・・・・・・・
連絡,報告 ・・・・・・・・・・・・・
作業意欲 ・・・・・・・・・・・・・・
作業能力 ・・・・・・・・・・・・・・
作業の持続性 ・・・・・・・・・・・・
働く意義の理解 ・・・・・・・・・・・
規則やル-ルの遵守 ・・・・・・・・・
危険の察知 ・・・・・・・・・・・・・
漢字の読み書き ・・・・・・・・・・・
10までの数の理解 ・・・・・・・・・
時間の概念の理解
・・・・・・・・・
一般就労
最も重要
次に重要
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
あまり重要
重要
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
3
-
3
-
3
-
3
-
3
-
3
-
3
-
3
-
3
-
3
-
3
-
3
-
3
-
3
-
3
-
3
-
福祉的就労
最も重要
重要ではない
ではない
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
次に重要
(2)上記の内容以外で身に付けさせたい内容がありましたらご記入ください。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
(3)教員の意識についてご回答ください。
どちらかと言えば
どちらかと言えば
当てはまる
当てはまらない
当てはまる
当てはまらない
① 小・中学部の教員は高等部で実施する
現場実習の目的及び内容(取組)を把
握している。 ・・・・・・・・・・・・ 4
-
3
-
2
-
1
-
3
-
2
-
1
-
3
-
2
-
1
② 小・中学部の教員は,生徒が高等部卒
業後,どのような進路選択(福祉サー
ビス事業所のサービス内容含む)があ
るかを理解している。
・・・・・・・ 4
③ 高等部の教員は,生徒が高等部卒業後,
どのような進路選択(福祉サービス事
業所のサービス内容含む)があるかを
理解している。 ・・・・・・・・・・・ 4
2 就労支援の重要度についてご回答ください。
(1)私たち専門研究特別支援教育グル-プは,就労支援において「障害者の理解を促す職場開拓」
と
「生徒の力に応じた支援方法を共有する教員間の連携強化」
が重要であると考えています。
貴校では,どのように考えているかご回答ください。
非常に
あまり重要
重要
重要
重要ではない
ではない
① 職場開拓 ・・・・・・・・・・・・・・ 4
-
3
-
2
-
1
② 教員間の連携 ・・・・・・・・・・・・ 4
-
3
-
2
-
1
(2)以下の就労支援の重要度について,貴校では,どのように考えているかご回答ください。
非常に
あまり重要
重要
重要
重要ではない
ではない
① 職種・職場のマッチング ・・・・・・・ 4
-
3
-
2
-
1
② 教育課程の見直し ・・・・・・・・・・ 4
-
3
-
2
-
1
③ 現場実習の体験 ・・・・・・・・・・・ 4
-
3
-
2
-
1
④ 作業学習の指導 ・・・・・・・・・・・ 4
-
3
-
2
-
1
⑤ 関係機関との連携 ・・・・・・・・・・ 4
-
3
-
2
-
1
⑥ 卒業時の引継ぎ ・・・・・・・・・・・ 4
-
3
-
2
-
1
⑦ 卒業後のアフタ-ケア ・・・・・・・・ 4
-
3
-
2
-
1
(3) 上記(1)
(2)以外で就労支援の充実に向け重要と考えていることがあればご記入くだ
さい。
3 職場開拓についてご回答ください。
(1)職場開拓に携わっている担当者名をご記入ください。
携わっている
担当者
(2)職場開拓の現状及び連携についてご回答ください。
どちらかと言えば
どちらかと言えば
当てはまる
当てはまらない
当てはまる
① 職場開拓は人手が不足している。 ・・・ 4
当てはまらない
-
3
-
2
-
1
-
3
-
2
-
1
数の教員で実施する必要がある。 ・・・ 4
-
3
-
2
-
1
④ 他校と開拓情報を共有している。 ・・・ 4
-
3
-
2
-
1
-
3
-
2
-
1
-
3
-
2
-
1
-
3
-
2
-
1
② 各学校で実施している職場開拓の現状
を全教員が理解している。 ・・・・・・ 4
③ 職場開拓は,進路担当だけではなく複
⑤ 他校と連携して開拓情報を共有してい
く必要がある。 ・・・・・・・・・・・ 4
⑥ 職場開拓は企業や労働機関等と連携し
て進めている。 ・・・・・・・・・・・ 4
⑦ 職場開拓は企業や労働機関等と連携し
て進めていく必要がある。 ・・・・・・ 4
(3)職場開拓の実践で工夫していることがありましたらご記入ください。
4 現場実習に関してご回答ください。
(1)保護者や実習先との連携についてご回答ください。
どちらかと言えば
どちらかと言えば
当てはまる
当てはまらない
当てはまる
① 生徒及び保護者の希望を参考に実習先
を選定している。 ・・・・・・・・・・
② 事前の打合せで生徒の実態を実習先に
十分に伝えることができている。 ・・・
③ 実習中は生徒の相談の窓口となるよう
なキ-マンが設定されている。 ・・・・
④ 教師は巡回時に生徒が働きやすい環境
の工夫に努めている。 ・・・・・・・・
⑤ 実習先の評価はほめるだけではなく,
適切な課題を示してくれる。 ・・・・・
⑥ 実習先からの評価表の回収率は 100%
である。 ・・・・・・・・・・・・・・
当てはまらない
4
-
3
-
2
-
1
4
-
3
-
2
-
1
4
-
3
-
2
-
1
4
-
3
-
2
-
1
4
-
3
-
2
-
1
4
-
3
-
2
-
1
(2)現場実習で得た生徒個々の成果や課題を,教員間で共通理解を図る場の設定や時間の確保
等について,貴校の取組の現状をご回答ください。
はい
①
②
③
④
高等部全教員で共通理解する会議を設定している。 ・・・・・・・
学年ごとに共通理解する会議を設定している。 ・・・・・・・・・
担任間で確認する時間を確保している。 ・・・・・・・・・・・・
各教員が,必要に応じて,個々に口頭で伝え合う
ことで共通理解を図っている。 ・・・・・・・・・・・・・・・・
⑤ 記録用紙を基に,教員間で共通理解を図っている。 ・・・・・・・
いいえ
1
1
1
-
-
-
2
2
2
1
1
-
-
2
2
(3) 上記(2)①~⑤以外で,共通理解を図る取組の実践があれば,ご記入ください。
(4)上記(2)の取組において,貴校での課題や改善点がありましたら,ご記入ください。
(5)実習で得た生徒の成果や課題を,その後の教育活動に生かす取組について,貴校の現状を
ご回答ください。
どちらかと言えば
どちらかと言えば
当てはまる
当てはまらない
当てはまる
① 次回の現場実習の目標設定に役立てて
いる。 ・・・・・・・・・・・・・・・
② 個別の指導計画を見直している。 ・・・
③ 成果を中心によさを伸ばす視点で,そ
の後の教育活動に生かしている。 ・・・
④ 課題を中心に改善していく視点で,そ
の後の教育活動に生かしている。 ・・・
⑤ 学習の場,主な担当者,支援方法を明
確にしている。 ・・・・・・・・・・・
⑥ 生徒の支援方法について,教員間での
連携が十分に図られている。 ・・・・・
当てはまらない
4
4
-
-
3
3
-
-
2
2
-
-
1
1
4
-
3
-
2
-
1
4
-
3
-
2
-
1
4
-
3
-
2
-
1
4
-
3
-
2
-
1
(6)上記(5)の取組において,貴校での課題や改善点がありましたら,ご記入ください。
5 卒業時の引き継ぎに関してご回答ください。
(1)移行支援会議についてお聞きします。
はい
いいえ
① 移行支援会議は開催していますか ・・・・ 1
-
2
②へ進み⑤までご回答ください。
※「はい」の場合
※「いいえ」の場合 ⑥へ進み⑦までご回答ください。
①で「はい」の場合のみ
お答えください。
全員に
必要に応じて
実施している
実施している
② 開催している場合 ・・・・・・・・・・・ 1
-
2
③ 移行支援会議の目的と主な内容をご記入ください。
目的
主な内容
④ 移行支援会議の主な参加者は誰ですか。□にチェック(✓)してください。
一般就労
福祉サ-ビス事業所
・ 本 人
・ 本 人
・ 保護者
・ 保護者
・ 進路先
・ 進路先
・ ハロ-ワ-ク
・ ハロ-ワ-ク
・ 障害者就業・生活支援センタ-
・ 地域生活支援センタ-
・ 地域生活支援センタ-
・ 保健師
・ 障害者職業センタ-
・ その他
・ 保健師
・ その他
どちらかと言えば
どちらかと言えば
当てはまる
当てはまらない
当てはまる
⑤ 現在の移行支援会議の内容で十分に
目的が達成されている。 ・・・・・・・ 4
当てはまらない
-
3
-
2
-
1
①で「いいえ」の場合のみ
お答えください。
開催する必要
開催したいが
がない
できない
⑥ 開催していない場合 ・・・・・・・・・
1
-
2
⑦ どのような方法で進路先へ生徒の実態を引き継いでいますか。ご記入ください。
ここからは①で「はい」の場合も「いいえ」の場合もお答えください。
(2)卒業時に進路先へ引継ぎをする際,どのようなものが重要と考えているかご回答ください。
非常に
重要
①
②
③
④
本人・保護者のニ-ズの共通理解 ・・・
ネットワ-クの構築・支援の役割分担 ・
生徒の培われた力を引き継ぐ ・・・・・
卒業後の支援計画作成 ・・・・・・・・
4
4
4
4
あまり重要
重要
-
-
-
-
3
3
3
3
重要ではない
ではない
-
-
-
-
2
2
2
2
-
-
-
-
1
1
1
1
(3) 上記(2)の項目以外で引き継ぎをする際,重要と考えていることがあれば,ご記入くだ
さい。
(4) 引き継ぎ時(移行支援会議を含む)に使用している資料は何ですか。当てはまる□にチェ
ック(✓)を入れてください。
① 個別の教育支援計画
② 個別の移行支援計画
③ 進路指導資料
④ その他
他の資料を使っている場
合はご記入ください。
6 卒業後のアフターケアについてご回答ください。
※アフターケア:学校の担当者が進路先を訪問したり,本人や家族に連絡を取ったりして,就
労後の様子を確認し,うまく支援が機能していない場合には関係機関と連絡・調整をするな
どして,連携をとるようにすること。
(1)貴校では,卒業後,何年間を目安にアフターケアを行っていますか。
年
(2)貴校では卒業生一人に対し,1 年間に何回程度の割合でアフターケアを行っていますか。
1 年目
回程度
2 年目
回程度
3 年目
回程度
4 年目以降
回程度
(3)アフターケアに関して工夫していることをご記入ください。
ご協力ありがとうございました。
就労支援に関する調査(企業用)
宮城県総合教育センター
特別支援教育グループ
本年度,宮城県総合教育センター専門研究特別支援教育グループでは,宮城県立特別支援学校の
生徒が学校生活から社会生活へ円滑な移行を図ることを目指し,就労支援の充実に向けた研究に取
り組んでいます。そこで,進路先の特別支援学校における就労支援に対する考えや,進路先での支
援の現状について明らかにしたいと考えました。
ご多忙のところ誠に恐縮ですが,質問に対する回答にご協力よろしくお願い致します。
会社名
記入者(役職・氏名)
連絡先電話番号
連絡先 FAX 番号
※記述欄は,できるだけ具体的に答えていただけると幸いです。
1 特別支援学校の生徒が,高等部卒業までに身に付けておいてほしい内容についてご回答ください。
(1)下記の①~⑯について,当てはまる番号に○をつけてください。また最も重要と思われる項目
を順に2つ選び番号をご記入ください。
非常に
重要
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
⑫
⑬
⑭
⑮
⑯
身辺処理 ・・・・・・・・・・・・・・
体力
・・・・・・・・・・・・・・・
素直さ ・・・・・・・・・・・・・・・
情緒の安定 ・・・・・・・・・・・・・
協調性 ・・・・・・・・・・・・・・・
あいさつや返事 ・・・・・・・・・・・
連絡,報告 ・・・・・・・・・・・・・
作業意欲 ・・・・・・・・・・・・・・
作業能力 ・・・・・・・・・・・・・・
作業の持続性 ・・・・・・・・・・・・
働く意義の理解 ・・・・・・・・・・・
規則やル-ルの遵守 ・・・・・・・・・
危険の察知 ・・・・・・・・・・・・・
漢字の読み書き ・・・・・・・・・・・
10までの数の理解 ・・・・・・・・・
時間の概念の理解
・・・・・・・・・
最も重要
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
あまり重要
重要
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
重要ではない
ではない
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
次に重要
(2)上記以外で身に付けておいてほしい内容がありましたらご記入ください。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
2 特別支援学校の生徒が貴社へ入社する時に,学校から伝えてほしい情報の重要性についてご回答
ください。
(1)下記の①~⑩に当てはまる番号に○を付けてください。
非常に
重要
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
障害の特性について ・・・・・・・・
健康上の留意点 ・・・・・・・・・・
個に応じた効果的な指導方法 ・・・・
個々の能力の見極め方 ・・・・・・・
従業員の言葉掛けの方法 ・・・・・・
家族との関わり方 ・・・・・・・・・
休憩時間の過ごし方 ・・・・・・・・
時間外の交流の留意点 ・・・・・・・
障害者を雇用した際の制度 ・・・・・
障害者を雇用している企業の事例・・・
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
あまり重要
重要
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
重要ではない
ではない
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
(2)入社時に学校から伝えられて良かった点がありましたらご記入ください。
3 アフターケアの有効性についてご回答ください。
※アフターケア:学校の担当者が進路先を訪問したり,本人や家族に連絡を取ったりして,就労
後の様子を確認し,うまく支援が機能していない場合には関係機関と連絡・調整をするなどし
て,連携をとるようにすること。
(1)下記の①~④に当てはまる番号に○を付けてください。
どちらかと言えば
どちらかと言えば
有効である
有効でない
有効である
①
②
③
④
必要とする関係機関の紹介 ・・・・・
個に応じた支援方法 ・・・・・・・・
本人の意欲の向上 ・・・・・・・・・
保護者との連携 ・・・・・・・・・・
4
4
4
4
有効でない
-
-
-
-
(2)効果的だったアフターケアの例をご紹介ください。
3
3
3
3
-
-
-
-
2
2
2
2
-
-
-
-
1
1
1
1
4 障害のある社員に対する,貴社での支援についてご回答ください。
(1)障害のある社員への支援についてチェック(✓)してご回答ください。
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
配慮して
特に配慮
対応している
していない
通勤に関すること
周囲の人とのかかわりに関すること
働く意欲を持続し高めていくこと
従業員が障害特性を理解すること
昼休みや休憩時間の過ごし方
作業に関すること
作業中の連絡・報告に関すること
身だしなみを整えること
時間を守ること
休日の過ごし方
(2) 上記(1)の中やそれ以外でも,特に配慮して対応している支援の内容を紹介してください。
項目
例
④
例 余暇支援
支援内容
ジョブコーチから従業員に対し,障害特性についての説明や効果的な支援
方法を示す研修会を設けている。
時々仕事が終わった後,従業員同士でカラオケに行っている。
5 障害のある社員を支援していく上での関係機関との連携についてお聞きします。
(1)障害のある社員を支援していく上で,連携を図っている関係機関があれば□にチェック(✓)
をしてください。またその支援内容をご記入ください。
連携をとっている関係機関
支 援 内 容
障害者就業・生活
支援センター
地域生活支援センター
障害者職業センター
ハローワーク
その他
(2)障害のある社員の支援に当たり,今後活用したい支援や連携を図っていきたい関係機関があ
ればご記入ください。
活用したい支援や連携を図りたい関係機関
6 障害のある社員を雇用して良かった点をご記入ください。
ご協力ありがとうございました。
就労支援に関する調査(福祉サービス事業所用)
宮城県総合教育センター
特別支援教育グループ
本年度,宮城県総合教育センター専門研究特別支援教育グループでは,宮城県立特別支援学校の
生徒が学校生活から社会生活へ円滑な移行を図ることを目指し,就労支援の充実に向けた研究に取
り組んでいます。研究を進めるに当たり,調査を通して進路先の特別支援学校における就労支援に
対する考えや,進路先での支援の現状について明らかにしたいと考えました。
ご多忙のところ誠に恐縮ですが,質問に対する回答にご協力よろしくお願い致します。
事業所名
記入者(役職・氏名)
連絡先電話番号
連絡先 FAX 番号
※記述欄は,できるだけ具体的に答えていただけると幸いです。
1 特別支援学校の生徒が,高等部卒業までに身に付けておいてほしい内容についてご回答ください。
(1)下記の①~⑯について,当てはまる番号に○をつけてください。また,最も重要と思われる
項目を順に2つ選び番号をご記入ください。
非常に
重要
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
⑫
⑬
⑭
⑮
⑯
身辺処理 ・・・・・・・・・・・・・・
体力
・・・・・・・・・・・・・・・
素直さ ・・・・・・・・・・・・・・・
情緒の安定 ・・・・・・・・・・・・・
協調性 ・・・・・・・・・・・・・・・
あいさつや返事 ・・・・・・・・・・・
連絡,報告 ・・・・・・・・・・・・・
作業意欲 ・・・・・・・・・・・・・・
作業能力 ・・・・・・・・・・・・・・
作業の持続性 ・・・・・・・・・・・・
働く意義の理解 ・・・・・・・・・・・
規則やル-ルの遵守 ・・・・・・・・・
危険の察知 ・・・・・・・・・・・・・
漢字の読み書き ・・・・・・・・・・・
10までの数の理解 ・・・・・・・・・
時間の概念の理解
・・・・・・・・・
最も重要
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
あまり重要
重要
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
重要ではない
ではない
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
次に重要
(2)上記の内容以外で身に付けておいてほしい内容がありましたらご記入ください。
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
2 特別支援学校の生徒が,貴施設へ入所する時に,学校から伝えてほしい情報の重要性についてご
回答ください。
(1)下記の①~⑩に当てはまる番号に○を付けてください。
非常に
重要
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
障害の特性について ・・・・・・・・
健康上の留意点 ・・・・・・・・・・
個に応じた効果的な指導方法 ・・・・
個々の能力の見極め方 ・・・・・・・
職員の言葉掛けの方法 ・・・・・・・
家族との関わり方 ・・・・・・・・・
休憩時間の過ごし方 ・・・・・・・・
時間外の交流の留意点 ・・・・・・・
4
4
4
4
4
4
4
4
あまり重要
重要
-
-
-
-
-
-
-
-
3
3
3
3
3
3
3
3
重要ではない
ではない
-
-
-
-
-
-
-
-
2
2
2
2
2
2
2
2
(2)入所時に学校から伝えられて良かった点がありましたらご記入ください。
-
-
-
-
-
-
-
-
1
1
1
1
1
1
1
1
3 特別支援学校卒業生を含め障害のある利用者への支援についてご回答ください。
(1)障害のある利用者への支援についてチェック(✓)してご回答ください。
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
配慮して
特に配慮
対応している
していない
通所の交通手段や方法に関すること
周囲の人とのかかわりに関すること
働く意欲を持続し高めていくこと
職員が障害特性を理解すること
昼休みや休憩時間の過ごし方
作業に関すること
作業中の連絡・報告に関すること
身だしなみを整えること
時間を守ること
休日の過ごし方
(2) 上記(1)の項目や,それ以外でも構いませんので,特に配慮して対応している支援の内容
を紹介してください。
項目
例
④
例 余暇支援
支援内容
ジョブコーチから従業員に対し,障害特性についての説明や効果的な支援
方法を示す研修会を設けている。
時々仕事が終わった後,従業員同士でカラオケに行っている。
4 障害のある利用者を支援していく上での関係機関との連携についてお聞きします。
(1)障害のある利用者を支援していく上で,連携を図っている関係機関があれば□にチェック(✓)
をしてください。またその支援内容をご記入ください。
連携をとっている関係機関
支 援 内 容
市町村保健福祉担当
地域生活支援センター
障害者就業・生活
支援センター
ハローワーク
その他
(2)障害のある利用者の支援に当たり,活用したい支援や連携を図っていきたい関係機関があれ
ばご記入ください。
活用したい支援や連携を図りたい関係機関
ご協力ありがとうございました。
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