Comments
Description
Transcript
2000.7.14 講師:角 薫
2000.7.14 講師:角 薫 講師:角 薫 作成する前に・ 作成する前に・・・ 必要なツールバーが出ていなければ、 《表示》→《ツールバー》から表示しておく。 文字入力に便利なファンクションキー 9 F7キー ・・・・・・・・・全角カタカナに変換 9 F8キー ・・・・・・・・・半角カタカナに変換 9 F9キー ・・・・・・・・・全角英数に変換 9 F10キー ・・・・・・・半角英数に変換 文書作成の基本手順 文章はすべて左詰めで入力し、後で体裁を整えていく。 ■用紙設定 設定変更: 《ファイル》→《ページ設定》 (縦書き、横書きを変更するには、「ページ設定」もしくは「文字方向の変更」ボタン。 ) ■入力 ◇オートフォーマット 設定変更: 《書式》→《オートフォーマット》→《オプション》→《入力オートフォーマット》 ・書式の自動設定(「記」の中央揃えなど) ・「記」などに対応する「以上」の自動入力 ・頭語に対応する結語の自動入力 ・ウィザードによるあいさつ文の自動入力 ・箇条書きの連番自動入力と行頭文字自動入力 ◇あいさつ文ウィザード 頭語を入力すると、結語が入力されると同時にあいさつ文ツールバーが表示され、あい さつ文ウィザードを起動すると、簡単にあいさつ文を挿入できる。 ■コピーと貼り付け(コピー コピーと貼り付け(コピー・移動) (コピー・移動) ◇コピー ・・・・・・・・コピーしたい部分を選択後、 《コピー》ボタンをクリックし、貼り付けた い場所にカーソルを移動し、 《貼り付け》ボタンをクリックする。 ◇移動 ・・・・・・・・・・移動したい部分を選択後、 《切り取り》ボタンをクリックし、移動場所へ カーソルを移動し、 《貼り付け》ボタンをクリックする。 ポイント:常にカーソルよりも前に貼りつく。また、行単位でコピー・移動したいときは、 改行マークもいっしょに選択する。 1 ■文字修飾 フォント、ポイント、太字、斜体、網掛け、囲み線、文字の拡大/縮小、均等割付、箇条書き は《書式設定》ツールバーから設定できる。 ◇箇条書き ・・・・・・《書式設定》ツールバーの《箇条書き》ボタンで設定後、《書式》→《箇条書き と段落番号》で変更する。 ◇拡張書式 ・・・・・・《表示》→《拡張書式》 取り消し線、フリガナ、組文字、傍点、行間、蛍光ペンなどをボタンで設 定できる。 ※便利なショートカットキー ・標準の書式に戻す _____________ Ctrl キー+スペースキー ・直前の作業を繰り返す _________ F4キー ・「−」 、 「=」、 「_」を2回以上つづけて入力し Enter キーを押すと・・・ 「−」 --- 直線 「=」 --- 2重線 「_」 --- 太線 ポイント: 「・」は3回以上連続して入力し Enter キーで確定すると、3つごとにくっつくが、 戻すキーで等間隔にばらける。 ■インデント ◇インデントマーカー ・・・・ルーラー上(1段落が複数行ある場合に有効) ・1行目のインデント __________ 段落の先頭行の開始位置を変更 ・ぶら下げインデント __________ 段落の2行目以降の開始位置を変更 ・左インデント ________________ 先頭行と2行目以降のインデントの位置関係を保ちながら、 段落全体のインデントを設定する ・右インデント ________________ 行末のインデント設定を変更 ◇インデントボタン ・・・・《書式設定》ツールバー クリックするごとに、左のインデント位置が全角 1 文字分ずつ右にずれる。 インデント解除ボタンをクリックすれば、1 文字分ずつ左にずれる。 ◇数値指定 ・・・・・・《書式》→《段落》→《インデントと行間隔》タブ→《インデント》 ■行間・・・ 《書式》→《段落》→《インデントと行間隔》タブ→《行間》 行間 《行間》を《固定値》にすると、 《間隔》で数値指定できる。 練習①: 練習①:「研修会」ファイルを開き、ここまでの作業を実際にやってみましょう。 2 ■表(罫線) ◇表挿入 ・・・・・・・・・《表の挿入》ボタンまたは《罫線》→《表の挿入》 ドラッグして挿入する ◇表の選択 ・・・・・・・白矢印(セル選択、行選択) 、下向き黒矢印(列選択) ◇文字入力 ・次のセルに移動するときは Tab キーを使うと便利。 ・入力確定後、Enter キーを押すとセル内が2行になり、伸びてしまうので注意。 ◇行・列の挿入 ・行または列を選択し、 《罫線》→《行(列)の挿入》または《標準》ツールバー上の《行 (列)の挿入》ボタンをクリック。 ・表の行末の改行マークにカーソルがある状態で Enter キーを押すと下に行が挿入さ れる。 ◇行・列の削除 ・・・ 行または列を選択し、《罫線》→《行(列)の削除》 ◇列幅 ・・・・・・・・・・・ 列間の罫線にカーソルを合わせ左右の矢印マークがでたら、マウスでド ラッグする。 数値設定:《罫線》→《セルの幅と高さ》 ・列幅の最適値 _____ 列間の縦線にカーソルを合わせ、ダブルクリック。複数列を選 択すると、一度に最適値に変更される。 ・列の幅を揃える ___ 列幅を揃える範囲を選択し、 《罫線》ツールバー上の《列幅を揃える》 ボタンをクリック。または、 《罫線》→《列の幅を揃える》 ◇セルの結合 ・・・・・ 結合する範囲を選択し、「罫線」ツールバー上の「セルの結合」ボタンをクリッ ク。または、《罫線》→《セルの結合》 ◇罫線削除 ・・・・・・・ 《罫線》ツールバー上の《罫線削除》ボタンをクリックすると、カーソルが“消 しゴムマーク”に変わる。消したい罫線をドラッグしてなぞる。 ◇罫線を引く ・・・・・ 《罫線》ツールバー上の《罫線を引く》ボタンをクリックし、 《線の種類》や《線 の太さ》で変更する。カーソルが“鉛筆マーク”に変わる。罫線を引く 部分をドラッグしてなぞる。 ◇文字の配置 ・横位置 ___________ 範囲選択し、《書式設定》ツールバーの《中央揃え》、《右揃え》ボタン で変更する。 ・縦位置 ___________ 範囲選択し、《罫線》ツールバーの《上下中央揃え》、《上揃え》、《下 揃え》ボタンで変更する。 ◇網掛け ・・・・・・・・・ 範囲選択し、《罫線》ツールバーから《網掛けの色》ボタンで変更する。 練習②: 練習②:「報告書」ファイルを開き、ここまでの作業を実際にやってみましょう。 3 ■スタイル(見出しの書式設定) スタイル(見出しの書式設定) ◇スタイル登録 ・・・・・・・・・・・・・・・ 複数の見出しとして使いたい書式を選択し、《書式設定》の 《スタイル》ボックスに適当な名前を入力する。 ◇スタイル設定 ・・・・・・・・・・・・・・・ スタイルを設定したい部分を選択し、《スタイル》ボックスか ら使いたいスタイルをクリックする。または、 《標準》ツールバ ーの《書式のコピー/貼り付け》ボタンで設定する。 ◇一度にスタイルを変更する ・・・ スタイル設定した部分を変更し、《スタイル》ボックスからも う一度同じスタイルをクリックする。《文字/段落スタイル の変更》ダイアログボックスが表示され、《スタイルに登録されて いる書式を更新する》にチェックが入っているのを確認後、 「OK」ボタンを押すと一度にスタイルが変更される。 ■ヘッダー・フッター ヘッダー・フッター 設定:《表示》→《ヘッダーとフッター》 練習③: 練習③:「ダンス」ファイルを開き、ここまでの作業を実際にやってみましょう。 図形 図形が選択されていなければ、もちろんオブジェクトの変更はできない。図形を選択するには、図 形上をクリックする。図形の周りにハンドル“□”が表示されていれば、その図形は選択されてい る。 ¾ 図形の選択: 図形の選択:《図形描画》ツールバーの白矢印をクリックし、複数の図形を囲むようにドラッグする と複数の図形を選択できる。 (複数の図形を移動するのに便利) ¾ 図形の書式設定:オブジェクトの上で右クリック→《○○の書式設定》 図形の書式設定 ¾ 図形の周りの文字のまわりこみ設定: 図形の周りの文字のまわりこみ設定 《○○の書式設定》→《文字列の折り返し》 ¾ 図形のサイズ変更:図形の周りのハンドル“□”をドラッグする。 図形のサイズ変更 ¾ 図形の移動:図形の上にマウスポインタを移動し、十字の矢印が出たら、ドラッグ。 図形の移動 キーを押す。 ¾ 図形の削除:ハンドル“□”が表示されている状態で、Delete 図形の削除 ¾ 図形の複製: 図形の複製 《標準》ツールバーの《コピー》と《貼り付け》ボタンを使う、またはマウスポインタが 十字の矢印の状態で Ctrl キーを押しながらドラッグ。 ¾ 図形の調整: 図形の調整 《図形描画》ツールバーの《図形の調整》で、回転、グリッド調整、順序、整列等の調 整ができる。 ■ワードアート ◇作成 ・・・・・・・・・・・ 《図形描画》ツールバー→《ワードアートの挿入》ボタン ◇編集 ・・・・・・・・・・・ 《ワードアート》ツールバー(テキストの編集、形状の変更、書式、回転等) 4 ■図形描画 ◇作成 ・・・・・・・・・・・ 《図形描画》ツールバー上のボタンをクリックし、ドラッグする。 ◇編集 ・・・・・・・・・・・ 《図形描画》ツールバー上のボタンをクリック。 (色、線の色、線の太さ、線種、影、3D効果等) ポイント:線を描画する場合は、《直線》や《矢印》ボタンを一度だけクリックし、描画す るとすぐに解除されてしまうい、続けて描画できないが、ボタンをダブルクリ ックしておくと、連続して描画することができる。 また、何本も同じ線を描くときは、まず2本線を引き、2本目の間隔・位置を 調節後、Ctrl キーを押したまま D キーを何度か押すと、1、2本目の間隔・ 位置を保ったまま複製される。 ■テキストボックス ◇作成 ・・・・・・・・・・・ 《図形描画》ツールバー上の《テキストボックス》ボタンをクリックし、ドラ ッグする。 ◇編集 ・・・・・・・・・・・ 《図形描画》ツールバー上のボタンをクリック。 (色、線の色、線の太さ、線種、影、3D効果、縦・横書き等) ポイント:テキストボックス内の文字を編集するには、テキストボックス内をダブルクリ ックし、テキストボックスの中にカーソルを点滅させる。 また、テキストボックス全体のサイズや、移動をする場合は、テキストボック スの周りのグレーの線をクリックする。 ■クリップアート 《挿入》→《図》→《クリップアート》 ■図形の挿入 《挿入》→《図》→《ファイルから》 ポイント: 《図の挿入》ダイアログボックスで《位置を固定しない》にチェックが入っていること を確認する。これが入っていれば、図を好きなところに動かすことができる。 また、 《図の挿入》ダイアログボックスの《ファイルの種類》で表示されている画像タイプ だけ挿入ができるので、注意。 以下のようなホームページから無償素材をダウンロードすれば効率的。 http://www.siliconcafe.com/gtool/data/index.html 練習④: 練習④:「旅行案内」ファイルを開き、ここまでの作業を実際にやってみましょう。 ウィザード 対話形式で、自動的にページレイアウトや書式を設定して文書を作成する機能。 《ファイル》→《新規作成》→各ウィザード 練習:ウィザードを利用して 練習:ウィザードを利用して FAX 送付状を作成してみましょう。 5 ◇ウィザードによる差し込み印刷 挨拶状や案内状など、同じ文面(フォーマット)で宛名など一部だけが異なる文書を印 刷する場合、一つの文書に次々とデータを差し込んで印刷する「差し込み印刷」が便利。 《ファイル》→《新規作成》→《その他の文書》タブ→《はがき宛名印刷ウィザード》 ポイント:ウィザードの差し込み印刷で、他のアプリケーションのデータ(例.Excel で作成 した宛名ファイル)を使う場合は、Cドライブの《My Documents》フォルダに使用する ファイルを入れておけば、自動的にそのファイルが読み込まれる。 練習⑤:はがき宛名ウィザードを利用してはがきを作成してみましょう。 練習⑤:はがき宛名ウィザードを利用してはがきを作成してみましょう。 その他 ■グラフの挿入 ◇新規に簡単なグラフを挿入 ・・・・・・・・ 《挿入》→《図》→《グラフ》 ◇既存の Excel グラフを挿入 ・・・・・・・・ Excel ファイルを開き、貼り付けたいグラフ部分を選 択し、《コピー》ボタンをクリックする。Word に切り替 え、グラフを貼り付けたい場所にカーソルを移動し、 《貼り付け》ボタンを押す。 ■改ページ・・・ 《挿入》→《改ページ》 改ページ カーソルのある位置から改ページできる。 *「Word でのポスター作成」は、以下の WEB ページをご覧ください。 http://www.shiga-med.ac.jp/mmc/lecture 参考文献:よくわかるトレーニングテキスト Microsoft Word97/98 I, II MOUS 試験 Word97<一般>対応 編者−富士通オフィス機器株式会社 FOM 出版部 http://www.fom.co.jp 6