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文責:ばぬ まさうみ どーも。今日はチーズケーキを6個食べた僕です。U ゚

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文責:ばぬ まさうみ どーも。今日はチーズケーキを6個食べた僕です。U ゚
文責:ばぬ
まさうみ
どーも。今日はチーズケーキを6個食べた僕です。U ゚∀゚ U マッシグラ!!
僕の範囲は市毛です。ただ、一毛の先生たちは内科の先生たちがやった範囲にかぶ
せてかぶせてきたのでシケプリを作るときにぼくはとても困りました。
なのでシゲとも見事にかぶりました。
なのでそこは削除しました。
ただどうしてもくれという人は僕を捕まえてノートをコピーしてください。
特に先天性心疾患の範囲ですかね。
僕の担当範囲は予定では
・ 虚血性心疾患の手術
・ 心疾患の外科的治療
・ 先天性心疾患―3&4(ファローとかTGAとか動脈管開存とか)
・ 大動脈解離
・ 大動脈瘤、大動脈炎症候群
・ 静脈疾患、肺血栓塞栓症、リンパ管浮腫
です。
この該当個所のコアカリ到達目標の中からは以下をやりました。
・ 大動脈解離と大動脈瘤を概説できる。
・ 大動脈炎症候群を概説できる。
・ 深部静脈血栓症の原因と症候を説明し、治療を概説できる。
・ 上大静脈症候群の原因と症候を説明できる。
・ 下肢静脈瘤を概説できる。
・ リンパ浮腫の原因を列挙できる。
それぞれの疾患に関するまとめプリントという形で作ったのでこれ以上勉強した
い人は各自で付け足すなりなんなりやってください。
あ、あと虚血性心疾患の手術に関してはまだよくわからないので後でプリントにし
て配るきゃもです。すいません。
あと、これはあくまでばぬの作ったシケプリなので内容のレベルであまり高いクオ
リティを求めないで下さい。ぼくも困ります。とりあえず、授業をちょこっととス
テップとCBT対応緑本とあたりで手をうちました。
C-5
静脈、リンパ管疾患
『静脈還流の生理学』
① 筋ポンプ作用
② 静脈弁機能
この二つが重要な働き☆
『下肢静脈瘤』→下肢の静脈が溜まって膨らんで大変な病気
① 分類
一次性静脈瘤…表在静脈(大伏在静脈、小伏在静脈)
二次性静脈瘤…深部静脈(下腿深部静脈)
② 原因
一次性…静脈弁に異常→心臓に戻れない血液が静脈瘤形成
二次性…深部静脈血栓症に続発→側副血行路に高い内圧→静脈瘤形成
③ 症状
表在静脈の怒張、色素沈着や湿疹、潰瘍、下肢のだるさや疼痛など
④ 検査
深部静脈の開存状態
⇒Perthes(ペルテス)試験…立位で大腿上部を緊縛して膝関節の屈伸運動
静脈瘤そのまま→深部静脈開存
静脈瘤膨張増大→深部静脈閉塞
弁の異常部位
⇒Trendelenburg(トレンデレンブルグ)試験
1.下肢を逆さにして大腿上部&膝窩部を緊縛し血流止めて足を下ろす
2.膝窩部を解除
静脈瘤出た→小伏在静脈の弁異常
3.大腿上部解除
静脈瘤出た→大伏在静脈の弁異常
⑤ 治療
長時間の立位を避けて臥床中は下肢挙上、弾性ストッキング着用
伏在静脈が侵されたら高位結紮して抜去術(ストリッピング手術)
高位結紮したうえで硬化薬注入(硬化療法)
『深部静脈血栓症(DVT)』→血栓&炎症で大変な病気
① 血栓の成因要因
Virchowの古典的三徴
・ 血流の停滞(長期臥床、妊娠)
・ 血管内皮の損傷(カテーテル)
・ 血液凝固能の亢進(脱水、熱傷、ショック)
② 症状
下腿のうっ血&浮腫、血管に沿った圧痛、チアノーゼ(有痛性青股腫)
③ 病理
@近位深部静脈(80%)→血栓が出来やすくなり血栓が肺に流れて血管に詰ま
り、肺塞栓を起こしやすい
@下腿深部静脈(20%)
④ 肺塞栓
・ 出来て2~3hの血栓が柔らかいためにとびやすい
・ 古い血栓それ自体はとびにくいが新しい血栓がその周りに出来やすくなる
⑤ 検査
静脈造影→静脈の陰影欠損&側副血行路の拡張
⑥ 治療
・ まずは下肢高挙&弾性ストッキング着用
・ 抗凝固療法→ウロキナーゼ(血栓溶解薬)
、ヘパリン(抗凝固薬)
・ 有痛性青股腫の場合は早期にカテーテルで血栓除去術
⑦ 有痛性青股腫
表在静脈の怒張→有痛性白股腫(皮膚蒼白)→有痛性青股腫(チアノーゼ)
→壊死
⑧ 血栓性静脈炎
静脈血栓症と同義
⑨ 表在性血栓性静脈炎
深部静脈ではなく表在静脈でおこったもの
熱感&疼痛とともに局所に有痛性の硬い索条を形成→自然治癒
『リンパ浮腫』
・ 一次性→先天異常(Milroy-Meige 症候群)
・ 二次性→直接的侵襲(乳癌&子宮癌術後、悪性腫瘍、フィラリア症など)
・ リンパ管造影でリンパ流障害
・ 治療は下肢挙上、圧迫療法、マッサージ、感染予防
『上大静脈症候群』→上大静脈が閉塞して右心房に血液戻らなくて大変な病気
① 原因
・ 90%が肺の小細胞癌浸潤
・ 他には悪性リンパ腫、縦隔腫瘍、大動脈瘤など
② 症状
・ 顔面、頸部の静脈うっ血→浮腫(眼瞼も)&頚静脈怒張&眼球突出
・ 上肢の静脈うっ血→浮腫、チアノーゼ
③ 診断
上大静脈造影で閉塞像、側副血行路として奇静脈発達が見られる
④ 治療
原因疾患の治療 or バイパス手術
C-5
動脈疾患
『大動脈瘤』→大動脈が普通の 1.5 倍以上に拡大した大変な病気
① 病理(図は STEP の P.292 を参照)
・ 真性大動脈瘤
・ 仮性大動脈瘤
・ 解離性大動脈瘤→大動脈解離
② 原因
大半は粥状硬化(腹部大動脈で腎動脈分岐部以下が多い)
他に Marfan 症候群(解離性&大動脈弁閉鎖不全症 AR)、炎症性、外傷性(仮性)
③ 症状
・ 原則的に破裂するまでは無症状
・ 破裂すると激しい疼痛が生じ、出血性ショックに陥る
・ 著しく拡張すると周辺臓器を圧迫
@胸部(約1/3)
弓部大動脈瘤→左反回神経圧迫→嗄声
胸部下行大動脈瘤→気管支圧迫→呼吸困難
食道圧迫→嚥下困難
前脊髄動脈圧迫→前脊髄動脈症候群
@腹部(約2/3)
よほど大きくならないと無症状だが拍動性腹部腫瘤として触知されることが
多く、超音波断層法で診断
④ 治療
正常の2倍くらいになったら外科治療適応→大動脈瘤切除人工血管置換術
破裂したら予後は不良
一口メモ
どの疾患を見ても症状だらけですが、どこの血管がおかしくなったらどうなるとい
うのは基本的にどの疾患でも同じですね。循環の基本ですが、もとからある流れが
おかしくなるという前提を忘れずにがむばりましょう。おのずと道は開けるはず。
これでぼくが追試ひっかかるから説得力はないですね、はい。
『大動脈解離』→大動脈内膜が剥がれてニセ血管ができる大変な病気
① 定義
大動脈の内膜に亀裂が生じ、壁内に流入した血液によって中膜が広範囲に2層
に解離した状態で、上で出てきた『解離性大動脈瘤』と同じもの
中膜どうしの間のスペースを偽腔、偽腔の入口を Entry という
② 危険因子
高齢者、Marfun 症候群、高血圧の既往歴
③ 分類
DeBakey 分類(Entry の位置と解離の長さ)
Ⅰ型…Entry が上行大動脈にあり、解離が腹部大動脈まで
Ⅱ型…Entry が上行大動脈にあり、解離が上行大動脈に限局
Ⅲa 型…Entry が下行大動脈にあり、解離が胸部大動脈に限局
Ⅲb 型…Entry が下行大動脈にあり、解離が腹部大動脈まで
Stanford 分類(解離の部位)
A型…上行大動脈に解離がある
B型…上行大動脈に解離がない
④ 症状
突然胸部激痛→背部移動、ショック様だが血圧上昇(心タンポナーデは下降)
⑤ 上行大動脈解離により…
→大動脈壁が破裂→胸腔、腹腔に出血
→心嚢内に出血→心タンポナーデ
→起始部解離→大動脈弁輪拡大→大動脈弁閉鎖不全症→急性左心不全症状
→Valsalva 洞圧迫→冠動脈血流低下→急性心筋梗塞
⑥ その他偽腔の圧迫による狭窄部位と症状
・ 鎖骨下動脈狭窄→上肢で脈拍欠損(左右差ありうる)
・ 総頸動脈狭窄→脳虚血(意識障害、片麻痺)
・ 下行大動脈→肋間動脈狭窄→Horner 症候群(頸部交感神経節虚血)
→反回神経麻痺→嗄声
→上大静脈圧迫→上大静脈症候群
→前脊髄動脈圧迫→前脊髄動脈症候群(下肢対麻痺、温痛覚障害)
・ 腸間膜動脈圧迫→麻痺性イレウス、腹痛、消化器系虚血症状
・ 腎動脈圧迫→腎血管性高血圧、腎不全
・ 下肢の血管圧迫→下肢の血圧低下、冷感、しびれなど
⑦ 検査
血液検査…白血球↑、血沈亢進、CRP↑、CKそのまま
大動脈造影…真腔、偽腔の区別が詳細に判明
心エコー…真腹、偽腔、内膜の亀裂が観察可
⑧ 治療
ただちに降圧療法…疼痛→モルヒネ
降圧→トリメタファン、Ca 拮抗薬、硝酸薬静注(第一選択)
β-Blocker
ただし、StanfordA型(上行大動脈解離あり)には緊急手術で人工血管置換術
『大動脈炎症候群』→高安動脈炎とも呼ばれる大変な病気
① 概念
大動脈あたりが非特異的炎症で血管内腔狭窄
主に大動脈、肺動脈で感染症による自己免疫機序を介しておこる
② 症状(狭窄部位によって様々)
・ 腕頭&左鎖骨下動脈→上肢虚血(脈なし病、四肢血圧差、冷感、しびれ)
・ 総頸動脈→脳虚血(頭痛、失神、めまい)
、虚血性網膜症
頸動脈洞炎症(首伸ばす&圧迫で失神)
・ 下行大動脈→異型大動脈狭窄症(下肢血圧低い&上肢血圧高い)
・ 腎動脈→腎血管性高血圧
・ 冠動脈→心筋梗塞(虚血)
、大動脈弁炎症(大動脈弁閉鎖不全症)
・ 全身→感染症によるもので、発熱、倦怠感、易疲労感など
③ 検査
血液検査…血沈亢進、CRP↑、γ-グロブリン↑
大動脈造影(手術判断適応に利用)…狭窄像、波状の辺縁不整像
④ 治療
活動期の副腎皮質ステロイド薬投与
その他血栓にはアスピリンなど、狭窄にはカテーテルなど
大動脈閉鎖不全症や著しい高血圧は予後危険
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