XP81-C0677

Product Data
付加型シリコーンゴム用プライマー
XP81-C0677
XP81- C0677は、(A)、
（B）、
（C）、
（D）からなり、付加型シリコーンゴムを金属、プラスチック、
セラミックス、繊維などに接着させるためのプライマーです。被着体の表面状態に応じて、以
下のような組合せと配合比で使用します｡
表面を荒らした被着体 ：(A):(B):(C) = 1:1:4
表面が平滑な被着体
：(A):(B):(D) = 1:1:1
特性例
項
目
外観
比重 (23℃)
不揮発分 (150℃、30min) %
溶剤
(A)
淡黄色透明
0.80
27
n-ヘキサン
(B)
無色透明
0.72
30
n-ヘキサン
(C)
無色透明
0.67
n-ヘキサン
(D)
無色透明
0.67
n-ヘキサン
接着性
接着する被着体
接着しずらい被着体
鉄、アルミ、ステンレス、各種メッキ(亜鉛、スズ、クロ 銅、黄銅、ニッケルメッキ鋼、PPS、
ム)の鋼、PET、PBT、FRP、ガラス、セラミックス、各種繊 フッ素樹脂、PE、PP
維(ナイロン、ポリエステル、アラミド、炭素)
注）この表はあくまでも一般的なデータです。例外もありますのでご注意ください。またシリ
コーンゴムおよび被着体の種類により、接着性が異なることがありますので、事前の確認試
験が必要です。
使用方法
1. 被着体の表面を、必要ならサンドペーパーなどで荒らした後､その材質に適した溶剤などで
油分や汚れを清掃し、十分乾燥させてください。
2. (A)と(B)を1:1で配合し､室温(25℃)で1∼2時間養生します｡
3. 上で配合した液に、被着体の表面状態に応じて(C)または(D)を、所定の配合比で配合し、1
時間以上養生します｡ポットライフはともに室温(25℃)で1週間です｡
4. 配合したプライマーを被着体に塗布し、室温(25℃)で0.5∼1時間乾燥します。さらに被着
体を予備加熱する必要がある場合は、乾燥後に80℃∼90℃のオーブンで30分間程度の加熱
をすることも可能です。
5. 硬化剤を配合した付加型シリコーンゴムを、80℃以上で加熱硬化と同時に接着させます｡
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取扱い上の注意
○取扱い時には、保護眼鏡および必要に応じて保護手袋を着用してください。
○引火性があるため、火気のない所で取扱ってください。
○局所排気装置を運転し､換気をよくして作業してください。
○加水分解性があるため、水分、湿気の混入に注意してください。
保
管
○密閉し、直射日光を避け、湿気の少ない屋内冷暗所に保管してください。
○子供の手の届かない所に保管してください。
荷姿・梱包
○XP81-C0677(A) ：500g 金属缶(10P 入り/ケース)
○XP81-C0677(B) ：500g 金属缶(10P 入り/ケース)
○XP81-C0677(C)
：500g金属缶(10P入り/ケース)
○XP81-C0677(D)
：500g金属缶(10P入り/ケース)
消防法
○XP81-C0677(A) ：危険物第 4 類第 1 石油類
○XP81-C0677(B) ：危険物第 4 類第 1 石油類
○XP81-C0677(C) ：危険物第 4 類第 1 石油類
○XP81-C0677(D) ：危険物第 4 類第 1 石油類
発行：2005年1月/改訂①2012年2月
・本製品は、一般工業用途向けに開発・製造されたものです。医療用その他特殊用途に使用される場合は、貴社にてその安全性を事前にご試験ご確認のうえご使用
ください。なお、体内に埋植、注入する用途、または体内に一部が残留するおそれのある用途には絶対に使用しないでください。
・記載のデータは、弊社の試験方法による実測値の一例で、規格値ではありません。ご使用に際しては、貴社使用条件に適合するか必ずご確認願います。
なお、本文 中の用途は、いかなる特許にも抵触しないことを保証するものではありません。
・製品改良のため、予告なく内容を変更する場合があります。
・本資料を転載される場合は、弊社までご連絡ください。
・安全性に関する詳細な情報につきましては、製品安全データシート（MSDS）をご参照ください。 ・仕様書を要求される場合は、営業を通してお求めください。
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