1 月のおすすめは…雪の本

図書館へようこそ！
湊山中学校図書館発行
平成 26 年 1 月
1 月は睦月（むつき）。お正月は親戚や知人があつまり、仲睦まじくする「睦び月」から転じた
という説と、元になる月「元月（もとつき）」が源とする説があります。
今年もみなさんが本と仲睦まやかな 1 年になりますようにお手伝いしたいと思います
1 月のおすすめは…雪の本
『きらきら』 谷川俊太郎 詩・吉田六郎 写真
「北海道大雪山のふもとに降った天然の雪をひとひらひとひら受け止め、凍
えるような寒さの中で顕微鏡撮影した」雪の結晶写真集＋谷川俊太郎さんの
シンプルな言葉。
『雪の写真家
ベントレー』
ブリッグズ・マーティン・ジャクリーン著
アメリカの豪雪地帯に生まれた、ウィリー・ベントレー。幼い時から美しい
雪の結晶に魅かれ、生涯を雪の研究と結晶の写真撮影にささげました。コー
ルデコット賞受賞の伝記絵本。幸せな一生ってこういうことなのかも。
『雪だるまの雪子ちゃん』 江國 香織 著
雪子ちゃんは野生（！）の雪だるまの女の子。雪深い山の村に、ある日ひと
りで空から降ってきて、画家の百合子さんの家のおとなりの小屋で暮らし始
めます。好奇心いっぱいでキラキラしている雪子ちゃんのちょっと不思議な
日常。江國香織さんの久しぶりの長編童話です。
『雪の結晶』 ケン・リブレット 著
典型的な形からとても珍しいものまでを集めて、結晶の種類、仕組み、
成長、構造をわかりやすく解説してくれます。豊富な写真たっぷりの結
晶図鑑です。
新しい本が届きました！
1 類『夢があろうとなかろうと、楽しく生きてる奴が最強。
』
高橋 歩 著
心のまんなかにどストライクに突き刺さる言葉の数々がなんと 54 枚のポストカードに。
2 類『グレートジャーニー探検記』
関野
吉晴 著
アフリカで生まれた人類が、長い年月をかけて世界に広がっていく足跡を追うグレートジャーニー。
本作は、日本列島にやってきた人々のルートをたどる新グレートジャーニーを加えている。
『全ての装備を知恵に置き換えること』 石川 直樹 著
アウトドアブランド・パタゴニアの創業者の「冒険とは自分の体一つで行うことだ」という言葉に共感する
冒険者石川直樹。彼のまっすぐな感性とそれを伝えるシンプルな言葉で綴る、世界をめぐるエッセイ集。
『ナイチンゲール心に効く言葉』
F・ナイチンゲール著
ナイチンゲールの三冊の著書から、現代にも通ずる珠玉の言葉だけを抜き出した名言集。
『世界の発掘現場と冒険者たち』 ステファヌ・コンポワン 著
学者たちに同行して世界の発掘現場を撮影した写真家による、写真を主体にした考古学の入門書。
3 類『12 歳からのマナー集』
多湖
輝 著
言葉遣いや電話のかけ方はもちろん、メールを打つ際のマナー、トラブル回避のためのマナーなど、
親子で学ぶマナー135 カ条。
『さかなのなみだ』 さかなクン 著
お魚好きの変わり者の少年が、魚ひとすじに歩んで人気者の「さかなクン」になるまで。
「好きこそものの上手なれ」という言葉がぴったりくるさかなクンの、すこしくるしい少年時代。
『絵師が彩る世界の民族衣装図鑑』
萌え系のイラストではありますが、衣装の詳細や、解説なども充実していて、資料としても実用性充分です。
4 類『くらげる』
平山
ヒロフミ 著
くらげの毒、くらげの生きざま、くらげ漫画、くらげ映画、くらげ音楽、くらげゲーム、く
らげと日本語、くらげ産業、くらげのお医者さん、光るくらげ、くらげガールまで、くらげに
まつわるディープな話が 111 本。 今世紀最大のめちゃくちゃ本気でちょっと妙な究極のくら
げ本です。
7 類『国のうた』
弓狩 匡純 著
世界 87 カ国の国歌の歌詞や成立など、ためになる知識を紹介。君が代の 2 番ってどんなの？
『瞬』 柄木
孝志 著
毎日見ている大山ですが、こんなに美しい山だったなんて。地元、今井出版の大山写真集です。
8 類『目でみることば』 おかべ たかし
著
本当にあるんだ、図星も几帳面も試金石も！百聞は一見に如かず。本書でぜひ確認を！
9 類『向かい風で飛べ！』
乾 ルカ 著
完全アウェーの転校生、さつき。スキージャンプの天才美少女、理子との出会いが、孤独で
憂鬱な日々を塗り変えていく―わくわく、ハラハラ、うるうる。全部が詰まった青春小説。
『女子読みのススメ』
貴戸 理恵 著
現代の１０代の女の子たちが日常的に向き合うテーマ、「学校」「恋愛」「家族」「大人になること」
をめぐる小説を紹介するブックガイド。
『食堂つばめ』 矢崎
存美 著
「食堂つばめ」は、どんなメニューでも作ってくれる、ちょっと不思議な料理店。生と
死の境目にある街にやってきた人たちのために、料理人ノエは今日も腕をふるっています。