...

新日鉄ガイド 2012

by user

on
Category: Documents
2322

views

Report

Comments

Transcript

新日鉄ガイド 2012
新日鉄ガイド
2012
新日鉄ガイド 2012
設立:昭和25年4月1日
八幡製鐵株式會
富士製鐵株式會
発足:昭和45年3月31日
新日本製鐵株式會
新日本製鐵株式會
NIPPON STEEL CORPORATION
〒100-8071 東京都千代田区丸の内2-61
Tel:03-6867-4111 Fax:03-6867-5607
http://www.nsc.co.jp
総務部広報センター
ご利用の皆様へ
*本冊子内の新日鉄データは、特に断りのない限り新日本製鐵(株)
単独のデータです。
*本冊子に掲載されている製品及びサービスの日本語名称は、本
冊子の発行日現在において当社が日本で保有する登録商標ま
たは商標です。また、
これらの英語名称については、一部を除き、
海外における当社の登録商標または商標であり、当社が日本に
おいて商標登録を行っていないものや使用していないものがあ
りますので、
ご留意下さい。
*社名・製鉄所名の「鐵」の文字は、正式社名・組織・沿革・役職管掌・
賞などの固有名詞等、正確な情報が必要な場合以外は、
「鉄」を
使用しています。
*単位以下の数値は、売上高などの財務数値・発行済株式総数お
よび受注額はおおむね切り捨て、その他は四捨五入で表示しま
した。
従って、内容数値の集計と合計値に若干の差がある場合があり
ます。
*各データは、平成24年3月31日現在(特記した場合を除く)
*凡例
・年度は4月から翌年3月までの12ヵ月間
・トンはメトリックトン(特記した場合を除く)
・数字表示 − 該当値なしまたは単位未満
… 不祥または未定
*本冊子に掲載されている情報のうち業績見通しや経営目標等は、
掲載時点での予測を前提にしています。実際にはこれらと異な
る場合がありますので、
ご認識ください。
目 次
◆グループ企業理念・社員行動指針 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
◆コーポレート・ガバナンス ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2
◆グループの事業内容 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3
◆沿革 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 4
◆役員およびフェロー ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5
役員一覧 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5
フェロー一覧 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 8
役員の主な社外役職等 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 8
歴代会長・社長 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9
◆組織
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 10
組織一覧
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 10
◆住友金属工業(株)との経営統合について ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 11
◆東日本大震災に伴う災害損失と復旧について
◆経営計画
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 13
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 14
経営計画および組織の変遷
◆グローバルネットワーク
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 14
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 18
国内メーカーとのアライアンス ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 18
海外メーカーとのアライアンス ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 20
主要海外製鉄事業 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 22
◆環境への取り組み
エコプロダクツ
エコプロセス
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 31
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 32
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 33
エコソリューション
◆人事・労働
従業員
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 34
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 35
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 35
賃金・賞与
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 36
労働時間
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 37
休業制度
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 37
福利厚生
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 37
体育部の活動状況
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 38
目 次
参考:労働組合の組織
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 40
◆決算 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
41
主要財務指標 連結決算 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
41
単独決算 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
45
資本市場からの資金調達状況 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
47
設備投資額の推移 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
48
最近の主要設備投資 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
49
◆製鉄事業 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
50
販売 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
50
生産 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
51
鉄鋼統計 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
52
鉄鋼製造プロセス ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
53
製造拠点の概要 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
55
鉄鋼の国内流通経路 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
57
原料 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
59
エネルギー ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
63
スチール缶リサイクル ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
66
輸入 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
67
輸出 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
68
鉄鋼貿易 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
69
◆チタン事業 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
72
◆電力事業 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
73
◆世界の鉄鋼業 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
74
主要製鉄国の粗鋼生産長期推移 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
74
主要国の粗鋼生産量 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
75
国別・地域別の鋼材見掛消費量見通し ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
76
主要国の連続鋳造(CC)比率
76
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
主要鉄鋼企業−粗鋼生産上位30社
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
77
世界鉄鋼協会 World Steel Association(worldsteel) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
78
◆エンジニアリング事業 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
80
◆都市開発事業 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
82
目 次
◆化学事業 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 83
◆新素材事業 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 84
◆システムソリューション事業 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 86
◆研究開発 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 88
研究開発体制 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
88
総合技術センター ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
88
研究開発費 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
88
研究開発の主要例 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
89
受賞技術 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
92
◆社会貢献 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 95
(公財)新日鉄文化財団支援等を通じた音楽メセナ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 95
ものづくり教育・環境教育 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
97
スポーツ支援 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
97
事業所における社会貢献活動 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
98
◆IR ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
101
IR活動 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
101
◆広報 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
102
広報活動 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
102
◆関連会社 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
106
各社の概要 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
107
◆事業所一覧 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
111
グループ企業理念 ・ 社員行動指針
グループ企業理念 ・社員行動指針
基本理念
新日鉄グループは、鉄事業を中核として、豊かな価値の創造・提供を通じ、産業の発
展と人々の暮らしに貢献します。
基礎資材である鉄をはじめ、鉄との関わりのなかで発展してきた幅広い分野において、社会
のニーズに的確に対応した、高度で魅力ある技術、商品、サービスを創造し、国内外に提供
することを通じて、産業の発展と人々の暮らしに貢献します。
経営理念
1.社会と共生し、社会から信頼されるグループであり続けます。
社会的ルールの遵守はもとより、環境への配慮をはじめ、安全な職場づくり、災害の防止な
ど、社会の一員として担うべき責任を誠実に果たします。同時に適正な収益を確保することに
より、株主や顧客、社会からの信頼を得ながら、社会との調和のとれた発展を図ります。
2.たゆまず技術の創造と革新に挑戦し、技術で世界をリードします。
技術力が競争力の基本であり、当社がこれまで変わらず追究してきた技術の先進性を確保
し、当社グループが関わるあらゆる分野での最強の技術を目指します。特に、製造業の原点
である現場を重視し、たゆまず製造実力の向上に努めます。
3.変化を先取りし、さらなる進歩を目指して、自らの変革に努めます。
経営を取り巻く環境が大きく変化するなか、その本質をいち早く見極め、過去にとらわれな
い発想のもとで、自ら変革します。社員一人ひとりも現状に満足することなく、改革と改善
の担い手になることで、さらなる事業の発展を目指します。
4.人を育て、人を活かし、活力に溢れるグループを目指します。
最善の成果は、活力の源泉である「人」が能力を発揮し、自由闊達な対話と緊密な連携を図
ることにより生み出されます。仕事を通じて人が育ち、働く喜びを実感でき、誇りを持て
る、活気溢れるグループを築きます。
以上の理念のもと、公正かつ透明な経営を行います。
グループ社員行動指針
情熱・創造 世界一のものづくり企業を目指し、チャレンジを続けます。
現場・現物 現場を基軸に、本質を追究し、不断の改善に努めます。
自主・自律 高い志と目標を持ち、自ら考え、迅速に行動し、必ずやり遂げます。
公正・信頼 対話による相互信頼を重んじ、約束とルールを守ります。
研鑽・育成 自らを磨き、次世代の人材を育てます。
私たちはこれらの指針に則り、常に公明正大、正々堂々と行動します。
1
コーポレート ・ ガバナンス
当社における会社の機関・内部統制等の関係(→は報告、指示、監査、選任等を意味する。)
コーポレート ・ガバナンス
株 主 総 会
取締役会
経営会議
監査役
代表取締役会長
代表取締役社長
全社委員会
業務担当取締役・
執行役員・部門長
リスクマネジメント
委員会
内部監査部門
(総務部コーポレート
リスクマネジメント部)
(監査役会)
危機管理本部
会計監査人
(監査法人)
コーポレートリスク
相談室
コンプライアンス・
ホットライン
従業員
業務の有効性と効率性を図る観点から、当社及び当社グループ経営に関わる重要事項については
社内規定に従い、会長・社長・副社長等によって構成される「経営会議」の審議を経て、「取締役
会」において執行決定を行っています。
また、経営会議・取締役会に先立つ審議機関として、目的別に経常予算委員会、設備予算委員
会、投融資委員会、資金運営委員会、技術開発委員会、環境経営委員会、リスクマネジメント委員
会等、計19の全社委員会を設置しています。
取締役会等での決定に基づく業務執行は、代表取締役会長・社長の下、業務担当取締役、執行役
員、各部門長らが迅速に遂行していますが、あわせて内部牽制機能を確立するため、組織規定にお
いてそれぞれの組織権限や実行責任者の明確化、適切な業務手続きを定め、法令・規定違反の防止
に万全を期しています。
内部監査については、総務担当副社長を委員長とする「リスクマネジメント委員会」を設置し、
監査役とも情報を共有しつつ、内部統制・リスク管理体制の遵守・整備状況を定期的に確認すると
ともに、新たな課題を検討し、必要に応じて具体的な解決策の策定を担当部門に指示、その後の進
捗管理を行うなど機能の充実に日々努めています。
また、いわゆる内部通報システムとして、「コーポレートリスク相談室」及び弁護士事務所によ
る通報窓口「コンプライアンス・ホットライン」を設置し、当社社員、派遣社員、請負・購買契約
先社員及びグループ会社社員等並びにそれらの家族から業務遂行上のリスクに関する相談・通報を
受け付けています。
危機管理体制としては、当社及び当社グループ会社経営に重大な影響を与える不測の事態が発生
した場合に、社長を本部長とし、担当取締役(執行役員)の他、監査役及び顧問弁護士等をメン
バーに加えて「危機管理本部」を直ちに招集し、迅速に必要な初期対応を行い、損害・影響等を最
小限にとどめる体制を整えています。
2
グループの事業内容
■製鉄事業
●鋼材
条鋼
グループの事業内容
鋼板
-
鋼管
-
特殊鋼
-
鋼材二次製品
-
●銑鉄・鋼塊他
-
軌条 鋼矢板 H形鋼 その他形鋼
棒鋼 バーインコイル 普通線材 特殊線材
厚板 中板 熱延薄板類 冷延薄板類
ブリキ ティンフリースチール 亜鉛めっき鋼板
その他金属めっき鋼板 塗装鋼板
冷延電気鋼帯
継目無鋼管 鍛接鋼管 電縫鋼管 電弧溶接鋼管 冷けん鋼管
めっき鋼管
ステンレス鋼 機械構造用炭素鋼 構造用合金鋼 ばね鋼
軸受鋼 耐熱鋼 快削鋼 ピアノ線材 高抗張力鋼
スチールセグメント NS-BOX メトロデッキ
パンザーマスト 制振鋼板 建築用薄板部材 コラム
溶接材料 ドラム缶 ボルト・ナット・ワッシャー
線材加工製品 油井管付属品 各種建築・土木建材
製鋼用銑 鋳物用銑 鋼塊
- 鉄鋼スラグ製品 セメント 鋳物用コークス
●製鉄事業に付帯する事業
●その他
■エンジニアリング事業
- 機械・電気・計装関係機器の設計・整備・工事施工
- 海上運送 港湾運送 陸上運送 荷役 倉庫業 梱包作業
- 材料試験・分析 作業環境測定 技術情報の調査
各種施設運営管理 警備保障業 原料決済関連サービス
製鉄所建設エンジニアリング 操業指導 各種製鉄技術付与
ロール
- チタン展伸材 アルミ製品 電力 サービス・その他
- 製鉄プラント 各種産業機械・装置 工業炉
資源循環・環境修復ソリューション 環境プラント 水道工事
- エネルギー設備プラント 化学プラント タンク
各種陸上・海底配管工事
- 各種エネルギー関連ソリューション
- 各種海洋構造物加工・工事 土木工事 各種橋梁加工・工事
鋼管杭打工事
- 建築総合工事 鉄骨工事 各種トラス システム建築製品
免震・制振デバイス
■都市開発事業
■化学事業
■新素材事業
■システムソリューション事業
3
- 都市開発 集合住宅・その他不動産
- ピッチコークス ピッチ ナフタリン 無水フタル酸
カーボンブラック スチレンモノマー ビスフェノールA
スチレン系樹脂 エポキシ系樹脂 各種化学製品
- 無接着剤FPC用銅張積層板 液晶ディスプレイ材料
有機EL材料 高耐熱透明材料
- 圧延金属箔 半導体用ボンディングワイヤー・マイクロボール
炭素繊維複合材 太陽電池用多結晶シリコン
排気ガス浄化用触媒担体
- コンピュータシステムに関するエンジニアリング・コンサル
ティング
沿革
安政 4年(1857)
釜石で、日本初の洋式溶鉱炉の出銑に成功
明治 8年(1875)
工部省が釜石に製鉄所の建設を着工
明治19年(1886)
釜石で、田中長兵衛が出銑に成功
明治30年(1897)
農商務省、八幡に製鉄所の建設を着工
明治34年(1901)
官営八幡製鐵所操業開始
北海道炭礦汽船㈱、輪西製鐵所操業開始
昭和 9年(1934)
2月1日、日本製鐵株式會社[Japan Iron & Steel Co., Ltd.] 創立
(官営八幡製鐵所と輪西製鐵㈱、釜石鉱山㈱、三菱製鐵㈱、富士製鋼㈱、
九州製鋼㈱、東洋製鐵㈱との製鉄合同による)
昭和14年(1939)
日本製鐵㈱が広畑製鐵所を設置
昭和25年(1950)
4月1日、過度経済力集中排除法にもとづき日本製鐵㈱を解体
昭和25年(1950)
別法人として八幡製鐵株式會社[Yawata Iron & Steel Co., Ltd.](八幡製
鐵所)、富士製鐵株式會社[Fuji Iron & Steel Co., Ltd.](室蘭、釜石、広
畑の各製鉄所と川崎製鋼所)、日鐵汽船㈱、播磨耐火煉瓦㈱がそれぞれ発足
昭和30年(1955)
八幡製鐵㈱が光製鐵所を設置
昭和33年(1958)
富士製鐵㈱と中部財界とが共同出資で東海製鐵㈱を創立
八幡製鐵㈱が戸畑製造所を設置
昭和36年(1961)
八幡製鐵㈱が堺製鐵所を設置
昭和40年(1965)
八幡製鐵㈱が君津製鐵所を設置
昭和42年(1967)
富士製鐵㈱が東海製鐵㈱を合併し名古屋製鐵所と改称
昭和43年(1968)
八幡製鐵㈱が八幡鋼管㈱を合併
昭和45年(1970)
3月31日、新日本製鐵株式會社[Nippon Steel Corporation]発足
昭和46年(1971)
富士三機鋼管㈱を合併
大分製鐵所を設置
エンジニアリング事業本部を設置
昭和49年(1974)
昭和59年(1984)
昭和61年(1986)
昭和62年(1987)
新素材事業開発本部を設置
新日鐵化学㈱発足(新日本製鉄化学工業㈱と日鐵化学工業㈱との合併)
エレクトロニクス事業部を設置
平成 5年(1993)
エレクトロニクス・情報通信事業本部、新素材事業本部、ライフサービス
事業部(平成4年6月都市開発事業部と統合)を設置
中央研究本部と設備技術本部を統合し技術開発本部を設置
総合技術センターを設置
LSI事業部を設置(平成11年4月廃止)
平成 9年(1997)
シリコンウェーハ事業部を設置(平成16年4月廃止)
平成12年(2000)
製鉄事業において品種事業部制を導入
平成13年(2001)
平成14年(2002)
エレクトロニクス・情報通信事業部と新日鉄情報通信システム㈱を事業統
合し新日鉄ソリューションズ㈱を設立
都市開発事業の全営業を㈱新日鉄都市開発に承継
平成15年(2003)
住友金属工業㈱とステンレス事業を統合し新日鐵住金ステンレス㈱を設立
平成18年(2006)
エンジニアリング事業を分社し新日鉄エンジニアリング㈱へ承継
新素材事業を分社し新日鉄マテリアルズ㈱へ承継
住友金属工業㈱との経営統合の検討開始について合意
平成 3年(1991)
平成23年(2011)
沿革
明治42年(1909)
4
役員およびフェロー
役員一覧(平成24年6月26日現在)
役職
役員およびフェロー
代表取締役
会 長
代表取締役
社 長
代表取締役
副 社 長
氏名
みむら
あきお
むねおか
しょうじ
三村 明夫
宗岡 正二
たにぐち しんいち
谷口 進一
生年月日
昭和15年
11月 2日
昭和21年
5月 3日
昭和24年
3月16日
総務、業務プロセス改革推進、人 昭和48年4月 昭和48年3月
事・労政、環境担当
平成21年6月 一橋大(経)
安全推進に関する事項につき、岩
城副社長に協力
昭和24年
9月14日
いわき
まさかず
昭和24年
3月20日
かつやま
のりお
ウジミナスプロジェクト班長
昭和47年5月 昭和47年4月
知的財産、安全推進、技術総括、 平成22年6月 東大(工)
設備・保全技術、製銑技術、製鋼
技術、スラグ・セメント事業推進
担当
環境に関する事項につき、進藤副
社長に協力
昭和50年4月 昭和50年3月
技術開発本部長
平成23年6月 京大院
(金属加工)
ひぐち
しんや
昭和51年4月 昭和51年3月
平成24年6月 東大(法)
昭和28年
11月12日
おおた
かつひこ
昭和52年4月 昭和52年3月
平成23年6月 慶大(法)
昭和28年
6月30日
昭和52年4月 昭和52年3月
平成23年6月 京大(工)
昭和30年
1月15日
昭和53年4月 昭和53年3月
平成24年6月 東大(法)
昭和31年
2月15日
昭和54年4月 昭和54年3月
平成24年6月 慶大(経)
昭和30年
5月 8日
岩城 正和
勝山 憲夫
樋口 眞哉
太田 克彦
営業総括、海外営業、プロジェク
ト開発、各品種事業、機材、上海
宝山冷延・CGLプロジェクト、イ
ンドC.A.P.L.プロジェクト、各支
店担当
各海外事務所に関する事項につき、
谷口副社長に協力
上海宝山冷延・CGLプロジェクト
班長
経営企画、財務、海外事業企画、
各海外事務所に関する事項管掌
ウジミナスプロジェクトに関する
業務につき、岩城副社長を補佐
広報に関する業務につき、総務部
長に協力
知的財産、技術総括、設備・保全
技術、製銑技術、製鋼技術、スラ
グ・セメント事業推進に関する事
項管掌
各品種事業に関する事項につき、
樋口副社長を補佐
さくま
そういちろう
法規、コーポレートリスクマネジ
佐久間総一郎 メントに関する業務につき、進藤
副社長を補佐
さえき
やすみつ
薄板事業部長、棒線事業部長、鋼
佐伯 康光 管事業部長、インドC.A.P.L.プロ
ジェクト班長
営業総括、海外営業に関する事項
管掌
めいが
たかよし
明賀 孝仁
5
卒業年月
最終学歴
昭和38年3月
東大(経)
昭和45年3月
東大(農)
昭和47年3月
慶大(経)
こうせい
しんどう 進藤 孝生
常務取締役
入社年月
就任年月
昭和38年4月
平成20年4月
昭和45年4月
平成20年4月
武漢ブリキプロジェクト班長
昭和47年4月
経営企画、財務、海外事業企画、 平成21年4月
原料、各海外事務所担当
ウジミナスプロジェクトに関する
事項につき、岩城副社長に協力
業務分担・管掌・役職委嘱
昭和24年
5月 3日
役職
常 務
執行役員
氏名
ひろみち
ひわたり
けんじ
みやさか
青木 宏道
生年月日
昭和26年
1月22日
厚板事業部長、建材事業部長
昭和50年4月 昭和50年3月
プロジェクト開発、チタン事業に 平成23年4月 慶大(法)
関する事項管掌
昭和28年
1月16日
あきひろ
名古屋製鐵所長
よしえ
あつひこ
技術開発本部鉄鋼研究所長
昭和29年
2月22日
昭和30年
5月 1日
やまだ
まさと
しばた
まさゆき
ふじの
しんじ
はしもと
えいじ
さかもと
よしつぐ
しらす
たつろう
しばお
しんじ
たにもと
しんじ
ふじわら
しんいち
みやもと
つねお
宮坂 明博
吉江 淳彦
山田 正人
柴田 真之
藤野 伸司
橋本 英二
酒本 義嗣
白須 達朗
芝尾 信二
谷本 進治
藤原 真一
宮本 常夫
さかえ
としはる
榮 敏治
たなべ
こうじ
田邉 孝治
たけうち
ゆたか
竹内 豊
昭和51年4月
平成23年4月
昭和55年4月
平成24年4月
昭和51年3月
東大(工)
昭和55年3月
東大院
(船舶)
昭和55年4月 昭和55年3月
平成24年4月 東大院
(原子力)
上海宝山冷延・CGLプロジェクト
班副班長、インドC.A.P.L.プロジ
ェクト班副班長
薄板技術に関する業務につき、薄
板事業部長に協力
棒線技術に関する業務につき、棒 昭和54年4月 昭和54年3月
線事業部長を補佐
平成21年4月 東大(工)
君津製鐵所長
昭和56年4月 昭和56年3月
平成21年4月 東北大院
(金属)
海外事業企画に関する業務につき、 昭和54年4月 昭和54年3月
平成21年4月 一橋大(商)
太田常務取締役を補佐
技術総括部長
昭和56年4月 昭和56年3月
業務プロセス改革推進に関する業 平成21年4月 慶大院
務につき、進藤副社長を補佐
(機械)
総務部長
昭和54年4月 昭和54年3月
業務プロセス改革推進に関する業 平成21年4月 東大(法)
務につき、進藤副社長を補佐
広畑製鐵所長
昭和55年4月 昭和55年3月
平成21年4月 九大(工)
八幡製鐵所長
昭和57年4月 昭和57年3月
平成21年4月 上智大院
(機械)
原料、機材に関する事項管掌
昭和53年4月 昭和53年3月
平成23年4月 東大(法)
営業総括部長
昭和55年4月 昭和55年3月
平成23年4月 慶大(経)
原料第二部長
昭和55年4月 昭和55年3月
平成23年4月 東大(法)
棒線事業部室蘭製鐵所長
昭和57年4月 昭和57年3月
平成23年4月 東工大院
(材料科学)
経営企画部長
昭和55年4月 昭和55年3月
平成23年4月 東大(経)
役員およびフェロー
あおき
樋渡 健治
執行役員
入社年月
卒業年月
就任年月
最終学歴
環境に関する事項管掌
平成19年7月 昭和49年3月
エネルギー、リサイクル、スラグ 平成21年4月 一橋大(経)
に関する業務につき、明賀常務取
締役に協力
対外折衝に関する特命業務につき、
進藤副社長を補佐
業務分担・管掌・役職委嘱
昭和30年
5月14日
昭和29年
4月23日
昭和30年
7月29日
昭和30年
12月 7日
昭和31年
3月18日
昭和31年
3月26日
昭和32年
1月22日
昭和32年
5月24日
昭和29年
10月10日
昭和30年
11月20日
昭和31年
1月25日
昭和31年
12月 6日
昭和31年
12月10日
6
役職
氏名
いのうえ
あきひこ
あごう
やすと
さとう
ひろつね
みやもと
かつひろ
うちだ
ひろゆき
ふるた
よういち
にった
ひろゆき
おりた
かずゆき
たなべ
としひで
すえつぐ
ひろとも
みき
しげみつ
(社外監査役)
きふじ
しげお
(社外監査役)
くさかり
たかお
(社外監査役)
井上 昭彦
役員およびフェロー
吾郷 康人
佐藤 博恒
宮本 勝弘
内田 裕之
古田 陽一
新田 博之
織田 和之
常任監査役
監査役
入社年月
卒業年月
就任年月
最終学歴
武漢ブリキプロジェクト班副班長 昭和57年4月 昭和57年3月
薄板技術に関する業務につき、薄 平成23年4月 東大院
板事業部長を補佐
(産業機械)
大分製鐵所長
昭和57年4月 昭和57年3月
平成23年4月 九大院
(情報)
人事・労政部長
昭和56年4月 昭和56年3月
平成23年4月 慶大(経)
財務部長
昭和56年4月 昭和56年3月
平成24年4月 一橋大(法)
ウジミナスプロジェクト班副班長 昭和56年4月 昭和56年3月
平成24年4月 東大(工)
海外事業企画部長
昭和56年4月 昭和56年3月
平成24年4月 東大(法)
業務プロセス改革推進部長
昭和58年4月 昭和58年3月
平成24年4月 京大院
(電気)
業務分担・管掌・役職委嘱
設備・保全技術センター所長
田邊 俊秀
末続 博友
三木 繁光
木藤 繁夫
草刈 隆郎
生年月日
昭和32年
8月21日
昭和33年
2月 2日
昭和31年
4月30日
昭和31年
10月22日
昭和33年
9月27日
昭和33年
12月28日
昭和34年
1月20日
昭和58年4月 昭和58年3月
平成24年4月 京大院
(数理)
昭和50年4月 昭和50年3月
平成24年6月 九大(法)
昭和52年4月 昭和52年3月
平成24年6月 京大(法)
昭和25年
7月 9日
昭和28年
12月30日
-
平成17年6月
-
平成18年6月
-
平成21年6月
昭和10年
4月 4日
昭和15年
9月29日
昭和15年
3月13日
昭和33年3月
東大(法)
昭和38年3月
東大(法)
昭和39年3月
慶大(経)
昭和34年
2月12日
「執行役員制度」
当社は、平成18年度の連結事業推進体制の変更を踏まえ、今後の経営環境変化に対応したより
迅速で機動的な経営の意思決定を行うため、少数の取締役による取締役会構成に変更したが、こ
れを機に、業務執行に万全を期すとともに責任の明確化を図ることを目的として、平成18年6月
末に「執行役員制度」を導入した。執行役員は、「重要な使用人」であり、重要な業務執行を分
掌する。
7
フェロー一覧(平成24年4月1日現在)
待遇
執行役員待遇
氏名
おがわ
研究指導領域
しげる
小川 茂
主として塑性加工に関する事項
入社年月
卒業年月
就任年月
卒業学歴
昭和52年4月 昭和52年3月
平成17年6月 京大院
(機械工学)
生年月日
みさお
昭和27年
11月28日
役員およびフェロー
技術開発本部先端技術研究所長委嘱 昭和52年4月 昭和52年3月
平成17年6月 東大院
(物理)
うしおだ
こうさく
主として鋼材のメタラジー・材料物 昭和53年4月 昭和53年3月
潮田 浩作 性に関する事項
平成19年4月 東大院
(物理)
うえしま
よしゆき
主として製鋼プロセスに関する事項 昭和57年4月 昭和57年3月
上島 良之
平成21年4月 京大院修了
(工学博士)
たかはし
まなぶ 技術開発本部鉄鋼研究所薄板材料研 昭和57年4月 昭和57年3月
高橋 学 究部長委嘱
平成23年4月 九大院
主として薄手系商品と利用技術に関
(物理)
する事項
はしもと
橋本 操 主として表面科学に関する事項
昭和27年
11月 2日
昭和28年
8月 4日
昭和30年
3月11日
昭和31年
11月18日
「新日鐵フェロー」制度
「新日鐵フェロー」制度は、当該分野において高い専門性を有し、研究分野において卓越した
成果をあげた研究者の中から「フェロー選考委員会」が選考し、役員相当の処遇を行うもので、
平成3年6月末に導入された。
役員の主な社外役職等
役職・氏名
主な社外役職
その他
■代表取締役会長
三村 明夫
(社)日本経済団体連合会
副会長(平成17年5月25日~平成21年5月28日)
(社)日本鉄鋼連盟
会長(平成15年5月28日~平成18年5月25日)
世界鉄鋼協会(worldsteel)(旧:国際鉄鋼協会
(IISI))
会長(平成16年10月6日~平成17年10月5日)
経済財政諮問会議
議員(平成20年10月17日~平成21年9月15日)
総合資源エネルギー調査会
会長(平成19年3月1日~)
中央教育審議会
会長(平成21年2月10日~)
●趣味
(社)日本鉄鋼連盟
会長(平成20年5月27日~平成22年5月28日)
(社)日本経済団体連合会
副会長(平成21年5月28日~)
●趣味
将棋、ゴルフ
■代表取締役社長
宗岡 正二
音楽鑑賞、ゴルフ
8
歴代会長・社長
■八幡製鐵(株)
会
長
就任期間
役員およびフェロー
─
おじま
あらかず
社
みき
長
たかし
昭和25年 4月 1日~昭和27年 4月 9日
三鬼
隆
昭和27年 5月10日~昭和31年 1月 6日
渡邊 義介
わたなべ
ぎすけ
昭和31年 1月31日~昭和37年 5月28日
小島 新一
おじま
あらかず
いなやま
よしひろ
小島 新一
昭和37年 5月28日~昭和42年 5月29日
─
昭和42年 5月29日~昭和45年 3月30日
稲山 嘉寛
■富士製鐵(株)
会
長
就任期間
─
昭和25年 4月 1日~昭和45年 3月30日
社
ながの
長
しげお
永野 重雄
■新日本製鐵(株)
会
長
ながの
就任期間
しげお
永野 重雄
いなやま
よしひろ
稲山 嘉寛
さいとう
えいしろう
斎藤英四郎
いなやま
長
よしひろ
昭和45年 3月31日~昭和48年 5月30日
稲山 嘉寛
昭和48年 5月30日~昭和51年 6月29日
平井富三郎
昭和51年 6月29日~昭和52年 1月18日
田坂 輝敬
昭和52年 1月20日~昭和56年 6月29日
斎藤英四郎
昭和56年 6月29日~昭和62年 6月26日
武田 豊
ひらい
とみさぶろう
たさか
てるよし
さいとう
えいしろう
たけだ
ゆたか
さいとう
ひろし
いまい
たかし
ちはや
あきら
たけだ
ゆたか
みき
あきら
平成 1年 6月29日~平成 5年 6月29日
さいとう
ひろし
平成 5年 6月29日~平成10年 3月31日
今井 敬
いまい
たかし
平成10年 4月 1日~平成15年 3月31日
千速 晃
ちはや
あきら
平成15年 4月 1日~平成19年 1月22日
武田 豊
三鬼 彰
齋藤 裕
今井 敬
千速 晃
─
みむら
昭和62年 6月26日~平成 1年 6月29日
平成19年 1月23日~平成20年 3月31日
あきお
三村 明夫
9
社
平成20年 4月 1日~
齋藤 裕
みむら
あきお
むねおか
しょうじ
三村 明夫
宗岡 正二
組織
組織一覧(平成24年7月1日現在)
取締役会
常任監査役
監査役
監査役会
会長
社長
経営会議
副社長
常務
常務執行役員
執行役員
監査役事務局
技術開発本部
技術開発企画部
鉄鋼研究所
先端技術研究所
プロセス研究開発センター
(各所)技術研究部
大阪支店
名古屋支店
九州支店
中国支店
北海道支店
東北支店
新潟支店
Nippon Steel U.S.A.社
ニューヨーク事務所
シカゴ事務所
メキシコ駐在
欧州事務所(デュッセルドルフ)
Nippon Steel Australia社(シドニー)
パース駐在
Nippon Steel Southeast Asia社(シンガポール)
ジャカルタ駐在事務所
Nippon Steel(Thailand)社(バンコク)
Nippon Steel Empreendimentos Siderúrgicos 社
(サンパウロ)
ベロオリゾンテ駐在
新日鐵鉄鋼情報コンサルティング(北京)社
上海支店
広州支店
北京事務所
上海事務所
広州事務所
Nippon Steel India社(ニューデリー)
常任顧問
顧問
組織
経営企画部
財務部
総務部
コーポレートリスクマネジメント部
業務プロセス改革推進部
人事・労政部
海外事業企画部
環境部
知的財産部
フェロー
参与
安全推進部
技術総括部
設備・保全技術センター
プラントエンジニアリング部
機械技術部
無機材料技術部
システム制御技術部
土木建築技術部
製銑技術部
製鋼技術部
スラグ・セメント事業推進部
営業総括部
海外営業部
プロジェクト開発部
厚板事業部
厚板営業部
薄板事業部
薄板営業部
自動車鋼板営業部
ブリキ営業部
電磁鋼板営業部
棒線事業部
棒線営業部
室蘭製鐵所
釜石製鐵所
建材事業部
建材営業部
建材開発技術部
堺製鐵所
鋼管事業部
鋼管営業部
東京製造所
チタン事業部
原料第一部
原料第ニ部
機材部
上海宝山冷延・CGLプロジェクト班
インドC.A.P.L.プロジェクト班
ウジミナスプロジェクト班
武漢ブリキプロジェクト班
八幡製鐵所
広畑製鐵所
名古屋製鐵所
君津製鐵所
大分製鐵所
10
住友金属工業㈱との経営統合について
Ⅰ.経営統合の背景と目的
1.足下の経営環境認識
(1) 新興国での鉄鋼需要拡大
(2) エネルギー・環境等新規分野の需要拡大
(3) アジアの新ミル稼動による国際競争激化
住友金属工業㈱との経営統合について
(4) お客様のグローバル化進展
(5) 原料調達環境の激変
2.経営統合の目的
両社は経営統合により、それぞれが培ってきた「優れた経営資源の結集と得意領域の融合」を
徹底的に追求することに加え、「国内生産基盤の効率化と海外事業の拡大」などの事業構造改
革も加速化します。これらを早期に実現することで、スケール、コスト、テクノロジー、カス
タマーサービス等、すべての面でレベルアップした、『総合力世界No.1 の鉄鋼メーカー』を
目指してまいります。
統合会社は、世界一の技術とものづくりの力により、鉄鋼製品という産業基礎素材の可能性を
極限まで追求することで、内外のお客様の発展に貢献するとともに、日本及び世界経済の成長
と豊かな社会の創造に寄与してまいります。
Ⅱ.統合会社の経営方針
1.鉄鋼事業のグローバル展開
2.技術先進性の発揮
3.コスト競争力の強化
4.製鉄以外の分野での事業基盤の強化
Ⅲ.経営統合スケジュール
11
平成23年 2月 3日
経営統合検討に関する覚書締結
平成23年 5月31日
公正取引委員会へ合併に関する計画届出書提出
平成23年 9月22日
統合基本契約の締結
平成23年12月14日
公正取引委員会による経営統合の承認
平成24年 4月27日
合併契約の締結
平成24年 6月26日
合併契約等の承認にかかる両社株主総会
平成24年10月 1日
合併期日(予定)
総合力「世界No.1の鉄鋼メーカー」へ
技術先進性とコスト競争力を通じてグローバル展開を推進
グローバル生産規模6,000~7,000万㌧
住友金属工業㈱との経営統合について
グローバル展開
新日鐵住金株式会社
技術先進性
コスト競争力
商品開発、プロセス技術
年率1,500億円規模の統合効果
+通常コスト削減
統合効果
統合後3年程度を目途に年率1,500億円規模の統合効果の実現を目指します。加えて、
定常コスト削減に従来以上に注力します。
1,500億円規模
更なる上積みと早期発揮に取り組みます
①技術・研究開発の融合による開発スピードと質の向上
技術・研究
400億円程度 ②操業・製造技術のベストプラクティス追求
開発関連
(トップランナー技術・ノウハウ)
①製造ライン毎の最適分担による生産性向上
②効率的生産体制の構築・重複投資回避
生産・販売
400億円程度 ③ネック工程の相互補完による高機能商品の数量確保
関連
④製鉄所間連携(原料・コークス・エネルギー・保全・投資・要員 等)
⑤グループ会社の統合・連携と一貫での効率化(圧延・加工・物流 等)
①原料調達・輸送効率向上による原料コスト削減
400億円程度 ②設備仕様共通化、発注と契約の一本化等による設備費・修繕費・
調達関連
資材費削減
③グループ会社の統合・連携(原料・工事・修繕・作業 等)
①本社・国内外支店等の統合と効率化、及びグローバル展開等への
人材再配置
本社部門等
300億円程度 ②一般管理費の削減
の効率化
③システム開発費の削減(重複投資排除 等)
④重複保有資産の適正化、在庫適正化(原料、製品、半製品、資材 等)
12
東日本大震災に伴う災害損失と復旧について
(平成24年5月時点)
当社および当社グループは、平成23年3月11日に発生した東日本大震災により損傷した設備につ
いて復旧作業を行ってきましたが、全ての作業を終了し、完全復旧しました。
復旧までの経緯
「釜石製鉄所」
東日本大震災に伴う災害損失と復旧について
・ 平成23年
・ 平成23年
・ 平成23年
・ 平成24年
・ 平成24年
4月13日 線材工場再稼動 <製鉄所構内の一部が冠水により生産休止>
7月 1日 IPP(石炭火力発電所 13.6万kW)再稼動
9月 9日 石炭揚陸設備復旧、パイプコンベア再稼動
3月11日 線材製品国内向け出荷設備(全天候バース)復旧
5月10日 線材製品輸出向け出荷設備復旧
「日鐵住金建材㈱仙台製造所」
・ 津波により工場全体が水没し、生産設備に甚大な被害発生
・ 平成23年 8月 5日 6インチ製造ライン再稼動
・ 平成24年 5月17日 16インチ製造ライン改修再稼動
「君津製鉄所」
・ 鉄源工程は速やかに、震災前の生産水準を回復
・ 関東地方で電力需給が逼迫する中、排熱回収発電設備(認可出力19.1万kW)、君津共同火力発
電所(東京電力㈱との共同出資、認可出力100万kW)をフル稼動、東京電力㈱への最大限の電
力(48万kW)を供給
・ 圧延以降の工程については、電力の需給逼迫を踏まえ、節電等に配慮した稼動を実施
<平成22年度実績>
災害損失(連結)
(うち新日鉄単独)
①生産設備等の復旧費用
②棚卸資産の滅失・劣化
③その他災害復旧費用
13
(億円)
237
146
170程度
40程度
30程度
経営計画
経営計画および組織の変遷
昭和45年
新日本製鐵㈱発足
昭和49年
「エンジニアリング事業本部」設置
昭和52年
「開発企画本部」設置
昭和53年
第一次合理化計画
昭和54年
全社組織を基本5部門に区分
本社・製鉄所・全社共通・エンジニアリング事業・開発事業
昭和56年
技術部門を再編成「技術本部」「中央研究本部」設置
昭和57年
第二次合理化計画
組織人事制度の改革(役職3階層
化)
粗鋼2,800万トン規模への緊急対応
主要休止設備:室蘭、広畑、堺の各高炉 計3基
昭和59年
第三次合理化計画
中期粗鋼生産規模(2,700~2,800万トン)に見
合った適正生産規模の実現
主要休止設備:室蘭/大形、広畑/大形、
釜石/高炉(1基)、堺/熱延
経営計画
新日鐵化学㈱発足(新日本製鉄化
学工業㈱と日鐵化学工業㈱との合
併)
粗鋼4,700万トン体制を昭和55年までに3,600万
トンに圧縮
主要休止設備:釜石/大形、八幡/大形、広畑/厚
板
定款変更 総合素材メーカー
「新素材事業開発本部」「チタン部」設置
昭和60年
エンジニアリング事業部門Division管理体制へ
「新事業開発企画部」設置
昭和61年
「エレクトロニクス事業部」設置
昭和62年
第1次『中期経営計画』
(第四次合理化計画)
定款変更 複合経営推進体制
「エレクトロニクス・情報通信事
業本部」「新素材事業本部」「ラ
イフサービス事業部」「バイオ事
業開発部」設置
昭和63年
情報通信システム部門の分社化
(新日鉄情報通信システム㈱設立)
平成 1年
「都市開発事業部」設置
平成 2年
「スペースワールド」オープン
平成 3年
第2次『中期経営計画』
「技術開発本部」設置
総合技術センター完成
(研究・開発・エンジニアリング
の一貫体制)
「新日鐵フェロー」制度導入
計画期間 昭和62年度~平成2年度(4年間)
平成2年度粗鋼生産が2,400万トンとなっても収
益を確保できる生産体制の実現
主要休止設備:八幡、釜石、広畑、室蘭、堺の
各高炉計5基「複合経営推進の中長期ビジョ
ン」の提示(事業構造の転換)
計画期間 平成3年度~5年度(3年間)
[基本方針]
・ 製鉄事業の競争力強化
・ EI、化学、都市開発、建築を新規事業拡大の
主力に
[世界最強の製鉄事業競争力の実現]
・ 新製品の開発
・ 生産・物流システムの革新
・ 3年間で6,000億円強の設備投資
・ 15%の労働生産性向上
14
経営計画
15
平成 5年
日鉄セミコンダクター㈱設立
「LSI事業部」設置
平成 6年
第3次『中期経営計画』
「経営会議」設置
平成 7年
定款変更
事業目的に「電気の供給事業」を追加
平成 9年
『中期経営方針』
組織人事制度の改正
(階層圧縮とグループ制導入)
「ステンレス事業部」設置
エンジニアリング事業本部の事業
部組織再編成
平成10年
エンジニアリング事業に社内分社制導入
平成12年
『中期連結経営計画』
製鉄事業部門の組織・運営体制の
見直し
「品種事業部」への改編
定款変更
事業目的に「ガスの供給事業」お
よび「廃棄物処理・再生処理事
業」を追加
平成13年
エレクトロニクス・情報通信事業部と新日鉄情報通信システム㈱の事業統合
(新日鉄ソリューションズ㈱設立)
平成14年
都市開発事業部と㈱新日鉄都市開発(平成13年4月㈱日鉄ライフの商号変更)の事業統
合
定款変更
事業目的に「環境プラント等の機械・装置、水道・水処理設備等の製造・販売及び
廃棄物処理・再生処理事業」および「熱等の供給事業」を追加
計画期間 平成6年度~8年度(3年間)
1. 製鉄事業での国際競争力の再構築
・ 最強メーカーを凌駕しうるコスト構造の
再構築(3,000億円のコスト削減)
・ 20,000人体制の構築
2. 経営ソフトのリストラクチャリング
・ 本社機能のスリム化(小さな本社)
・ 販売・技術の一体化と品種ごとの事業部
的運営
3. 複合経営・グループ戦略の強化・推進
4. たゆみなき市場の開拓
計画期間 平成9年度~11年度(3年間)
1. 複合経営の構築
2. 経営ソフトの革新
3. 連結経営の強化・充実
4. 需要創出と市場開拓
経営目標
・ 適正経常利益の確保
(安定的に1,000億円以上の経常利益)
・ 財務体質の強化
・ グループ売上高(連結ベース)
(平成11年度 30,500億円)
計画期間 平成12年度~14年度(3年間)
1. 連結経営の強化と強靱な新日鉄グループの
構築
2. 連結経営の充実に向けた連結マネジメント
体制の強化
(平成14年度目標(連結))
・ 経常利益 1,800億円以上
・ フリーキャッシュフロー
5,000億円程度/3年
・ ROS 7.5%以上 ・ ROA 5.5%以上
平成15年
『中期連結経営計画』
定款変更
事業目的に「電子部品の製造・販
売」を追加
住友金属工業㈱とステンレス事業
統合
(新日鐵住金ステンレス㈱設立)
平成16年
エンジニアリング事業本部の事業部組織再編成
平成18年
『平成20年度中期連結経営計画』
定款変更
会社法の施行に伴う変更、事業目
的に関する変更、並びに取締役お
よび監査役に関する規定の変更等
執行役員制度導入
エンジニアリング事業および新素
材事業を分社
(新日鉄エンジニアリング㈱、新
日鉄マテリアルズ㈱設立)
計画期間 平成18年度~20年度(3年間)
1. 「グループ粗鋼4000万トン体制」の構築
2. 「グローバル・プレーヤー戦略」の推進
3. 内外鉄鋼メーカーとのアライアンス網の構
築
4. 6事業セグメントによる連結経営体制の構
築
5. 財務体質の強化(国際格付A1の取得)
(平成20年度目標)
・ 売上高 42,000億円程度
・ 経常利益 5,000億円以上
・ 税後当期利益 3,000億円以上
(EPS 44円/株以上)
・ ROA 12%程度
・ 有利子負債残高 10,000億円以下
・ D/Eレシオ 0.5以下
・ 設備投資・投融資 8,500億円程度/3年
平成22年
『平成23年度中期経営計画』 計画期間 平成21年度~23年度(3年間)
1. 製鉄事業における「強靭な企業体質の構築
と収益基盤の確保」と「グローバル生産・
供給体制の拡充」
2. グループ総合力の発揮
3. 地球温暖化問題への取り組み
4. 信頼される企業に向けた取り組み
5. 新たな成長軌道の構築
・ 競争力基盤の強化
・ 世界3極体制(国内・アジア・米州大西
洋圏)の構築
(グローバル生産規模5,000~6,000万トン)
・ 「グローバル企業グループ」の実現
平成23年
鋼管事業部光鋼管部と大分製鉄所の統合・再編成
計画期間 平成15年度~17年度(3年間)
1. 財務体質の大幅な改善
2. 事業セグメントの選択と集中の完了および
効率化
3. 製鉄事業における将来の利益成長を実現す
る一貫での高付加価値分野への投資対策決
定
(平成17年度目標)
・ 経常利益 2,500億円程度
・ ROS 9%程度 ・ ROA 9%程度
・ 有利子負債残高 16,000億円程度
・ 株主資本 10,000億円程度
経営計画
16
高炉稼動状況
製鉄所
経営計画
17
第四次合理化計画
昭和62年度
平成24年7月
稼動高炉
室蘭
1基
→ 0基
1基
釜石
1
→ 0
0
備考
※ただし平成 6年 4月 北海製鉄㈱に継承
平成 1年 3月25日 休止
広畑
1
→ 0
0
平成 5年 6月27日 休止
堺
1
→ 0
0
平成 2年 3月24日 休止
昭和63年12月25日 1基休止
八幡
2
→ 1
1
名古屋
2
→ 2
2
君津
2
→ 3
3
2
→ 2
2
→ 8基
9基
大分
計
12 基
昭和63年 7月 4日 3基稼動体制へ
(北海製鉄㈱を含む)
グローバルネットワーク
国内メーカーとのアライアンス
住友金属工業・神戸製鋼所
グローバルネットワーク
2001(H13)年12月 神鋼との相互競争力強化に関する提携(鉄源の相互補完、コストダウン)
2002(H14)年 2月 住金との相互競争力強化に関する提携(鉄源・下工程での相互協力、ステンレ
ス鋼板事業での相互協力、コストダウン)
2002(H14)年 7月 住金との溶材事業の統合(「㈱日鐵住金溶接工業」の設立)
2002(H14)年11月 住金との熱延鋼板協力、連携強化、相互出資協定締結(各50億円程度出資)
神鋼との連携強化、相互出資協定締結(各30億円程度出資)
2003(H15)年 9月 神鋼との厚板溶断事業の統合(「日鐵神鋼シャーリング㈱」の設立)
2003(H15)年10月 住金とのステンレス事業の統合(「新日鐵住金ステンレス㈱」の設立)
2005(H17)年 1月 住友鋼管㈱、住友商事㈱、住金との中国における自動車用鋼管事業提携
(「広州友日汽車配件有限公司」の営業生産開始)
2005(H17)年 3月 3社間の更なる連携深化、相互株式追加取得の検討開始
2005(H17)年 4月 新日鉄・神鋼から住金への熱延鋼板供給開始
2005(H17)年 6月 東アジア連合鋼鐵㈱への出資(新日鉄10%、神鋼2%)
住金和歌山の鉄源設備共同利用(新日鉄への鋼片供給開始)
2005(H17)年12月 連携深化・拡大に伴う3社相互の株式追加取得
新日鉄→住金 2.55%→5.01%、住金→新日鉄 0.52%→1.81%
新日鉄→神鋼 1.80%→2.05%、神鋼→新日鉄 0.29%→0.41%
住金 →神鋼 1.80%→2.05%、神鋼→住金 1.52%→1.71%
2006(H18)年 3月 3社連携施策の深化のための覚書締結
(更なる連携深化、買収提案への対応を共同で検討)
2006(H18)年 4月 住金との鉄鋼圧延用鋳造ロールの共同事業化
(「日鉄住金ロールズ㈱」の設立)
2006(H18)年12月 住金との両社グループにおける建材薄板事業と道路・土木商品関連事業の統合
(「日鉄住金鋼板㈱」、「日鐵住金建材㈱」の設立)
2007(H19)年10月 3社間の更なる連携深化・拡大の検討開始
住金和歌山の鉄源設備能力増強を踏まえた効率的活用拡大
住金との高級鋼薄板供給能力確保、住金直江津の共同対応策
神鋼との環境・リサイクル分野の連携、製銑技術部門の交流
2007(H19)年12月 連携深化・拡大に伴う3社相互の株式追加取得
新日鉄→住金 5.01%→9.4%、住金→新日鉄 1.81%→4.2%
新日鉄→神鋼 2.05%→3.4%、神鋼→新日鉄 0.41%→0.8% 住金 →神鋼 2.05%→3.4%、神鋼→住金 1.71%→2.3%
2008(H20)年10月 神鋼との製鉄ダスト系副産物のリサイクルおよび還元鉄生産・利用に関する共
同事業化(「日鉄神鋼メタルリファイン㈱」の設立)
2009(H21)年 7月 住金との両社グループにおける電弧溶接ステンレス鋼管事業の統合
(「住金日鉄ステンレス鋼管㈱」の設立)
2012(H24)年10月 住金と経営統合(予定)
日新製鋼
2000(H12)年 5月 ステンレス熱延材の相互供給(クロム:新日鉄→日新、ニッケル:日新→新日鉄)
新日鉄出資比率 9.2%
山陽特殊製鋼
2006(H18)年 2月 競争力強化のための相互提携(生産受委託、コストダウン、共同研究開発)
持分法適用関連会社化
新日鉄出資比率 14.6%
18
中山製鋼所
2002(H14)年
2004(H16)年
2005(H17)年
2006(H18)年
7月 新日鉄からの鋼片供給、中山製鋼所からのコークス供給
8月 ハイテンションボルト事業の統合(「㈱NSボルテン」の設立)
4月 共同出資による棒線圧延製造会社「㈱NS棒線」の設立
3月 中山製鋼所熱延設備の有効利用(委託圧延)に関する合意
新日鉄出資比率 9.8%
三菱製鋼
1994(H 6)年 4月 三菱製鋼室蘭特殊鋼との相互受委託
2005(H17)年 7月 新日鉄/室蘭製鉄所における三菱製鋼からの休止電炉の購入・再稼動
新日鉄出資比率 1.4%
中部鋼鈑
グローバルネットワーク
2007(H19)年 2月 競争力強化のための相互提携(生産設備の相互有効活用、コストダウン協力等)
新日鉄出資比率 5.0%
愛知製鋼
2000(H12)年11月 自動車特殊鋼棒鋼・線材分野における連携
(生産・コスト面での競争力強化、共同研究開発)
新日鉄出資比率 7.7%
合同製鐵
2007(H19)年 6月 競争力強化のための相互提携(生産受委託、インフラの有効活用)
持分法適用関連会社化
新日鉄出資比率 15.0%
王子製鉄
2007(H19)年11月 持分法適用関連会社化
2008(H20)年 1月 連結子会社化
新日鉄出資比率 51.5% トピー工業
2008(H20)年 9月 競争力強化のための相互提携
2008(H20)年10月 持分法適用関連会社化
新日鉄出資比率 20.1% 19
海外メーカーとのアライアンス
アルセロールミタル
*1
※
1990(H 2)年 3月 インランドスチール との冷延鋼板受託加工の合弁事業「I/N Tek 」操業開始
(出資比率 新日鉄40%、インランドスチール60%)
*1
※
1991(H 3)年10月 インランドスチール との表面処理鋼板製造販売の合弁事業「I/N Kote 」操業
開始(出資比率 新日鉄50%、インランドスチール50%)
*2
2001(H13)年 1月 ユジノール とのグローバル戦略提携契約締結
(自動車用鋼板分野の事業協力推進、既存技術のライセンス契約および共同R
&D等)
*1
*2
グローバルネットワーク
*2
2002(H14)年 4月 アルセロール 、タタ製鉄との自動車鋼板技術協力の締結
*1
2003(H15)年10月 イスパットグループ との北米における提携強化
(北米の日系自動車メーカーへの高級鋼板供給体制の整備)
2007(H19)年 7月 アルセロールミタルとの北米合弁事業の拡大ならびに戦略提携契約の覚書締結
2008(H20)年 4月 アルセロールミタルとの北米合弁事業の拡大ならびに戦略提携契約の改訂合意
(I/N Kote※に自動車鋼板用溶融亜鉛めっき鋼板製造設備を増設)
2008(H20)年12月 I/N Kote自動車鋼板用溶融亜鉛めっき鋼板製造設備の建設延期の合意
インランドスチールは、1998年7月にイスパットインランド、2005年5月にミタルスチール
USAとなり、現在アルセロールミタルUSA。
ユジノールは、2002年2月にアルセロール。2006年7月にミタルスチールによるアルセロ
ールのTOB成立。2007年7月に両社完全統合し、アルセロールミタルとなる。
※ 詳細はP.23参照
ポスコ
1998(H10)年12月 ポスコ民営化に伴う政府放出株購入と同等金額での相互取得
(新日鉄→ポスコ 0.65%、ポスコ→新日鉄 0.24%)
2000(H12)年 8月 戦略的提携契約締結・相互出資
(新日鉄→ポスコ 3%程度、ポスコ→新日鉄 2%強)
2006(H18)年10月 戦略的提携深化と株式の相互追加取得
半製品の相互供給、乾式ダストリサイクルに関する共同対応
新日鉄→ポスコ 2%程度追加取得、ポスコ→新日鉄株を同等金額程度取得
2006(H18)年12月 対Valeとの鉄鉱石ベンチマーク価格共同交渉開始
2008(H20)年 1月 還元鉄の供給と乾式ダストリサイクルに関する合弁会社設立
「POSCO-NIPPON STEEL RHF Joint Venture,Co.,Ltd.(PNR)」
(出資比率 新日鉄30%、ポスコ70%)
2009(H21)年 4月 ベトナム冷延ミル「POSCO-Vietnam Co.,Ltd.」に15%資本参加
2010(H22)年10月 モザンビーク/レブボー炭鉱に共同開発のため資本参加
2011(H23)年 3月 ブラジルCBMM(ニオブ鉱山)に日韓企業連合として共同資本参加
20
2012年10月
経営統合(予定)
スラブ・熱延材
相互供給
経営統合・
アライアンス
半製品供給協力
6 事業分野 *
における統合
子会社・
関連会社統合
厚板溶断事業の
統合
2005年~
東アジア連合鋼鐵
製銑技術部門
の交流等
スラブ・熱延材
相互供給
<3.4%>
神戸製鋼所
<29.2%>
USIMINAS
ブラジル
1999年~UNIGAL
生産構造最適化
支援
半製品
相互応援検討
2006年12月グループ会社化
2012年新株主間協定
(テルニウムグループ参画)
2000 年~
ステンレス熱延材等
相互供給
<9.2%>
日新製鋼
廃プラスチック
リサイクルの
共同推進
2008年~
RHF JV
(広畑構内)
2010年~
ダストリサイクル
(呉→広畑JV)
自動車用鋼板技術対応
クロスライセンス ・
共同研究 ・ 開発等
2001年~
戦略的提携契約
<->
ArcelorMittal
欧州
1995年~
Siam United Steel
2009年~
POSCO-Vietnam
共同研究・
技術交流
2009年~
RHF JV稼働開始
(浦項・光陽構内)
共同研究・
情報交換
1987年~ I/N Tek
1989年~ I/N Kote
2006年~対Vale鉄鉱石ベンチマーク価格共同交渉
2010年モザンビーク/レブボー炭鉱への資本参加
2011年ブラジルCBMM(ニオブ鉱山)への資本参加
2007~
高炉改修時
半製品相互供給
2000年~
戦略的提携契約
<5.0%>
POSCO
韓国
* 溶接材料 ・ ステンレス ・ 圧延ロール ・ 建材薄板分野 ・ 道路土木分野 ・ 電弧溶接ステンレス鋼管
2005年~
東アジア連合鋼鐵
出資会社 (JV) の
共同運営
環境 ・ リサイクル分野
における協力
製銑技術部門
の交流等
鉄源工程共同研究
原料資材調達物流等
コストダウン
商品分野における
相互連携
<9.4%>
<新日鉄出資比率>
住友金属工業
国内外アライアンス効果の最大発揮
グローバルネットワーク
21
主要海外製鉄事業
Usinas Siderúrgicas de Minas Gerais S/A (略称USIMINAS)
● 事業内容
高炉一貫製鉄業
● 本社所在地
ブラジル ミナスジェライス州ベロオリゾンテ市
● 資本金
12,150百万レアル
● 新日鉄出資比率
29.2%(議決権中の比率、間接出資も含む) [2012年1月現在]
● 社長
Julian Alberto Eguren (2012年1月~)
● 従業員
連結:30.6千人
● 粗鋼生産
670万トン/年(イパチンガ:369万トン/年・クバトン:301万トン年) [2011年]
● 製鉄所
・イパチンガ(ミナスジェライス州イパチンガ市)
[2011年12月末現在]
グローバルネットワーク
高炉 <炉内容積> No.1<885㎥>、No.2<885㎥>、No.3<3,162㎥>
厚板(100万トン年)、熱延(345万トン/年)、冷延(220万トン/年)
*
[構内にある新日鉄との合弁「UNIGAL 社」の溶融亜鉛めっき(103万トン/年)]
・クバトン(サンパウロ州クバトン市)
高炉 <炉内容積> No.1<1,829㎥>、No.2<3,365㎥>
厚板(100万トン/年)、熱延(220万トン/年)、冷延(120万トン/年)
● その他
2008年2月、ミナスジェライス州セーハ・アズール地区の「J.Mendes鉄鉱山」を買収
2010年8月、鉱山事業会社Mineracao Usiminas SAを設立
(現在の出資比率は、USIMINAS 70% 住友商事Gr. 30%)
鉄鉱石生産能力を、今後は2,900万トン/年に拡張予定
ウジミナス社との連携
1957(S32)年12月
新日鉄を筆頭株主とする投資会社「日本ウジミナス㈱」を設立
(1967年には国が出資)
1958(S33)年 1月
ウジミナス社設立(ブラジル側60%、日本ウジミナス㈱40%)
1962(S37)年10月
イパチンガ製鉄所第一高炉火入れ
1966(S41)年以降
7次にわたり新日鉄より技術協力を継続実施中
1999(H11)年 6月
新日鉄とウジミナス社との合弁で、自動車用溶融亜鉛めっき鋼板製造会社
2006(H18)年12月
「UNIGAL*社」を設立(2000年10月に操業開始)
日本ウジミナス㈱が新日鉄子会社となり、ウジミナス社を新日鉄の
2012(H24)年 1月
持分法適用関連会社化(出資比率23.4% 間接出資含)
ウジミナス社の協定株購入契約(出資比率29.2% 間接出資含)および新株主
間協定の締結
《主な能力拡張計画概要》
イパチンガ製鉄所の高級鋼製造能力(製鋼・厚板等)増強
クバトン製鉄所の熱延工場新設(2012年上期稼動)
「UNIGAL*社」溶融亜鉛めっきの第2ライン建設(2011年5月稼動)
生産構造最適化計画(イパチンガ・クバトン製鉄所)
* 詳細はP.23参照
22
<自動車用鋼板供給拠点>
I/N Tek
● 事業内容
● 所在地
冷延鋼板の受託圧延事業
米国 インディアナ州ニュー
カーライル
●
●
●
●
●
1990年3月(設立1987年7月)
195百万米ドル
Chris Richards
橋本 淳(新日鉄より派遣)
250名
● 販売先
● 事業内容
● 所在地
表面処理鋼板の製造・販売
米国 インディアナ州ニュー
カーライル
● 新日鉄出資比率 50.0%(ArcelorMittal 50.0%)
溶融亜鉛めっきライン(CGL)
● 主要設備
(50万ショートトン/年)
●
●
●
●
●
1991年10月(設立1989年9月)
120百万米ドル
Chris Richards
橋本 淳(新日鉄より派遣)
250名
操業開始
資本金
社長
副社長
従業員
● 新日鉄出資比率 40.0%(ArcelorMittal 60.0%)
酸洗・冷間圧延ライン(CDCM)
● 主要設備
(170万ショートトン/年)
連続焼鈍ライン(C.A.P.L.)
(120万ショートトン/年)
ArcelorMittalおよびNS Sales
(新日鉄の販売会社)経由でコイ
ルセンター(日系含む)、自動
車・電機・鋼製家具・建材メー
カー等へ納入
I/N Kote
グローバルネットワーク
操業開始
資本金
社長
副社長
従業員
● 販売先
電気亜鉛めっきライン(EGL)
(45万ショートトン/年)
日系自動車メーカー、米系自動
車メーカー、自動車部品メー
カー等へ納入
The Siam United Steel(1995)Co., Ltd.(略称SUS)
● 事業内容
● 所在地
●
●
●
●
操業開始
資本金
社長
従業員
冷延鋼板の製造・販売
タイ ラヨン県イースタン工業
団地
1998年11月(設立1995年7月)
90億バーツ
小原知実(新日鉄より派遣)
847名
● 新日鉄出資比率 52.2%
● 能力
100万トン/年
● 主要設備
酸洗・冷間圧延ライン(CDCM)
連続焼鈍ライン(C.A.P.L.)
Nippon Steel Galvanizing (Thailand) Co., Ltd.
● 事業内容
● 所在地
●
●
●
●
操業開始
資本金
社長
従業員
自動車用溶融亜鉛めっき鋼板の
製造・販売
タイ ラヨーン県イースタン工
業団地
2013年10月予定(設立2011年6月)
118百万米ドル
太田昌彦(新日鉄より派遣)
約200名
● 新日鉄出資比率 100.0%
● 主要設備
溶融亜鉛めっきライン(CGL)
(36万トン/年)
UNIGAL Ltda.
● 事業内容
● 所在地
●
●
●
●
●
23
操業開始
資本金
社長
副社長
従業員
溶融亜鉛めっき鋼板の製造
ブラジル ミナスジェライス州
イパチンガ市
2000年10月(設立1999年6月)
585百万レアル
Marcelo Dantas
川野弘之(新日鉄より派遣)
312名
● 新日鉄出資比率 30.0%
溶融亜鉛めっきライン(CGL)
● 主要設備
No.1(48万トン/年)
No.2(55万トン/年)
宝鋼新日鐵自動車鋼板有限公司(略称BNA)
● 事業内容
●
●
●
●
●
●
所在地
操業開始
資本金
総経理
副総経理
従業員
冷延鋼板及び溶融亜鉛めっき鋼
板の製造・販売
中国 上海市
2005年3月(設立2004年7月)
30億人民元
毛展宏
細貝清司(新日鉄より派遣)
650名
● 新日鉄出資比率 50.0%
● 主要設備
酸洗・冷間圧延ライン(CDCM)
(220万トン/年)
連続焼鈍ライン(C.A.P.L.)
(95万トン/年)
溶融亜鉛めっきライン(CGL)
No.1(45万トン/年)
No.2(35万トン/年)
No.3(45万トン/年)
TATAとの合弁会社
● 事業内容
● 所在地
操業開始
資本金
社長
従業員
● 新日鉄出資比率 49.0%
● 主要設備
連続焼鈍ライン(C.A.P.L.)
(60万トン/年)
グローバルネットワーク
●
●
●
●
自動車用冷延鋼板の製造・販売
インド ジャールカンド州ジャ
ムシェドプール
2013年度(設立2012年予定)
87億ルピー
…
約300名
TENIGAL, S.de R.L.de C.V.
● 事業内容
●
●
●
●
●
所在地
操業開始
資本金
社長
従業員
自動車用溶融亜鉛めっき鋼板の
製造・販売
メキシコ モンテレー市郊外
2013年予定(設立2010年12月)
175百万米ドル
Cesar Jimenez
約130名(予定)
● 新日鉄出資比率 49.0%
● 主要設備
溶融亜鉛めっきライン
(40万トン/年)
24
中国
BNA 50%
冷延ライン[60万㌧] 新設(2013年度)
インド
TATA社とのJV
49%
[冷延220万㌧/C.A.P.L. 95万㌧/CGL 125万㌧]
欧州
ArcelorMittal 社 /
技術クロスライセンス
CGL [36万㌧] 新設(2013年)
[冷延100万㌧]
タイ
SUS 52.2%
Nippon Steel Galvanizing
(Thailand) 100%
新日鉄
[CGL 103万㌧]
ブラジル
UNIGAL 30%
CGL [40万㌧] 新設(2013年)
メキシコ
TENIGAL 49%
[冷延170万ショート㌧/C.A.P.L. 120万ショート㌧]
[CGL 50万ショート㌧/EGL 45万ショート㌧]
米国
I/N Tek 40%
I/N Kote 50%
[能力/年]
〈%は新日鉄出資比率〉
グローバル成長戦略 (自動車用鋼板供給体制)
グローバルネットワーク
25
<加工・流通拠点>
広州太平洋馬口鐵有限公司(略称PATIN)
●
●
●
●
●
●
事業内容
所在地
操業開始
資本金
総経理
従業員
ブリキの製造・販売
中国 広東省広州市
1997年2月(設立1994年12月)
36百万米ドル
近松幸士郎(新日鉄より派遣)
265名
● 新日鉄出資比率 25.0%
● 能力
20万トン/年
● 主要設備
ブリキライン1基
シャーライン3基
日鉄特殊鋼棒線製品(蘇州)有限公司 (略称NBC中国)
● 事業内容
● 所在地
操業開始
資本金
董事長
従業員
● 新日鉄出資比率 28.0%
7千トン/年→4.2万トン/年増強
● 能力
予定
● 主要設備
伸線機2基 +3基
+酸洗・皮膜ライン
+熱処理炉
<2013年3月稼動予定>
グローバルネットワーク
●
●
●
●
冷間圧造用鋼線の製造・販売
中国 江蘇省蘇州工業園区唯亭
鎮内
2007年9月(設立2006年9月)
150万米ドル
福安憲次(新日鉄より派遣)
21名
無錫日鉄汽車配件有限公司 (略称無錫NSP)
● 事業内容
●
●
●
●
●
所在地
設立
資本金
董事長
従業員
自動車用鋼管および部品の製
造・販売
中国 江蘇省無錫市
2004年8月(社名変更2010年7月)
約12億円
真嶋博義(日鉄鋼管より派遣)
200名
● 新日鉄出資比率 10.0%
● 能力
2.4万トン/年
● 主要設備
電縫鋼管ライン2基
伸管機3基 等
武鋼新日鉄(武漢)ブリキ有限公司 (略称WINSteel)
● 事業内容
●
●
●
●
●
所在地
操業開始
資本金
総経理
従業員
ブリキ、ブリキ原板の製造・販
売
中国 湖北省武漢市
2013年度予定(設立2011年10月)
7.4億人民元
原田通夫(新日鉄より派遣)
約300名
● 新日鉄出資比率 50.0%
● 主要設備
連続焼鈍ライン(40万トン/年)
ブリキライン(20万トン/年)
NIPPON STEEL PIPE INDIA PRIVATE LIMETED (略称NPI)
● 事業内容
● 所在地
● 操業開始
● 資本金
● 社長
● 従業員
自動二輪・四輪向機械構造用鋼
管の製造・販売
インド ラジャスタン州ニムラ
ナ工業団地内
2012年1月(設立2010年9月)
2013年1月~造管以降一貫製造
体制(予定)
約7億ルピー
髙本照久(新日鉄より派遣)
80名(2013年以降 約300名)
● 新日鉄出資比率 40.5%
800トン/月→2,400トン/月(一
● 能力
貫製造体制構築後予定)
● 主要設備
切断機・熱処理炉
+3インチ電縫鋼管ライン・冷牽
設備 <2013年1月稼動予定>
PT. Pelat Timah Nusantara (略称Latinusa)
● 事業内容
● 所在地
●
●
●
●
設立
資本金
副社長
従業員
ブリキの製造・販売
インドネシア ジャワ島チレゴ
ン
1982年
1019億ルピア
本多利光(新日鉄より派遣)
419名
● 新日鉄出資比率 35.0%
● 能力
16万トン/年
● 主要設備
ブリキライン1基
シャーライン1基
26
PT. Indonesia Nippon Steel Pipe (略称INP)
● 事業内容
● 所在地
●
●
●
●
操業開始
資本金
社長
従業員
機械構造用鋼管の製造・販売
インドネシア 西ジャワ州カラ
ワン県チカンペック ブキッ
ト・インダー工業団地
2007年1月(設立2005年12月)
11.6百万ドル
髙本照久(新日鉄より派遣)
590名
● 新日鉄出資比率 (SNP 69.6%)
● 能力
4.2万トン/年
● 主要設備
電縫鋼管ライン2基
冷牽設備3基
熱処理炉2基 等
Nippon EGalv Steel Sdn. Bhd. (略称N-EGALV)
● 事業内容
● 所在地
グローバルネットワーク
●
●
●
●
操業開始
資本金
社長
従業員
電気亜鉛めっき鋼板の製造・販
売
マレーシア ペナン州プライ工
業団地
2009年2月(設立2006年1月)
33百万リンギット
日高 容(新日鉄より派遣)
90名
● 新日鉄出資比率 50.1%
● 主要設備
電気亜鉛めっきライン(EGL)
(15万トン/年)
Yung Kong Galvanising Industries Berhad (略称YKGI)
● 事業内容
●
●
●
●
●
所在地
操業開始
資本金
社長
従業員
溶融亜鉛めっき鋼板およびカ
ラー鋼板の製造・販売
マレーシア サラワク州クチン
1984年(設立1977年)
102百万リンギット
Soh Thian Lai
262名
● 新日鉄出資比率 10.0%
● 主要設備
酸洗ライン(30万トン/年)
冷延ライン(25万トン/年)
溶融亜鉛めっきライン(CGL)
(25万トン/年)
塗装ライン(9万トン/年)
Midland Rolling Mills Limited (略称MRM)
● 事業内容
● 所在地
●
●
●
●
操業開始
資本金
社長
従業員
冷延鋼板の製造・販売
ナイジェリア オグン州アベオ
クタ
2011年4月(設立2006年11月)
24億ナイラ
M. P. Singh
約170名
● 新日鉄出資比率 10.0%
● 主要設備
冷延ライン(15万トン/年)
+酸洗ライン(30万トン/年)
<2012年後半稼動予定>
SAFAL STEEL(PROPRIETARY)LIMITED
● 事業内容
● 所在地
●
●
●
●
操業開始
資本金
社長
従業員
めっき鋼板及びカラー鋼板の製
造・販売
南アフリカ クワズルナタル州
ダーバン市
2010年4月
120百万ランド
Ronnie Graham
345名
● 新日鉄出資比率 7.0%
● 主要設備
酸洗ライン(30万トン/年)
冷延ライン(15万トン/年)
溶融亜鉛めっきライン(CGL)
(15万トン/年)
塗装ライン(10万トン/年)
Suzuki Garphyttan AB
● 事業内容
● 所在地
●
●
●
●
27
設立
資本金
社長
従業員
弁ばね用鋼線及びステンレス鋼
線の製造・販売
スウェーデン オレブロ県ガル
ピッタン
1906年
15百万スウェーデンクローナ
Jan Pieters
340名
● 新日鉄出資比率 (鈴木金属工業100.0%)
● 能力
3万トン/年
● 主要設備
伸線ライン
Siam Tinplate Co., Ltd.(略称STP)
● 事業内容
● 所在地
●
●
●
●
●
操業開始
資本金
社長
副社長
従業員
ブリキ及びティンフリーの製
造・販売
タイ ラヨン県マプタプット工
業団地
1992年2月(設立1988年8月)
800百万バーツ
加地俊彦
髙橋滋(新日鉄より派遣)
520名
● 新日鉄出資比率 15.64%
● 主要設備
ブリキ/TFS兼用ライン
(15万トン/年)
TFS専用ライン
(12万トン/年)
シャーライン4基
Siam Nippon Steel Pipe Co., Ltd.(略称SNP)
● 事業内容
● 所在地
操業開始
資本金
社長
従業員
● 新日鉄出資比率 60.47%
● 能力
7.1万トン/年
● 主要設備
電縫鋼管ライン3基
冷牽設備5基
熱処理炉4基 等
グローバルネットワーク
●
●
●
●
機械構造用鋼管の製造・販売
タイ ラヨン県サイアム・イー
スタン工業団地
1996年1月(設立1995年3月)
783百万バーツ
髙本照久(新日鉄より派遣)
1100名
Nippon Steel Bar & CHWire(Thailand)Co., Ltd.(略称NBCタイ)
● 事業内容
● 所在地
●
●
●
●
操業開始
資本金
社長
従業員
冷間圧造用鋼線の製造・販売
タイ ラヨン県イースタンシー
ボード工業団地
2007年9月(設立2006年12月)
2.3億バーツ
永瀬勝典(新日鉄より派遣)
110名
● 新日鉄出資比率 28.0%
● 能力
4万トン/年
● 主要設備
酸洗・皮膜ライン
伸線機6基
熱処理炉2基
PEB Steel Buildings Co., Ltd. (略称PEBSB)
● 事業内容
工場建屋の躯体・外装建築にお
ける設計から部材加工、現場施
工までを一括して行うPreEngineered Building事業
● 所在地
ベトナム バリアブンタウ省
ドン・ジュエン工業団地
2005年(設立1994年)
5百万米ドル
Sami Kteily
約300名
●
●
●
●
事業開始
資本金
社長
従業員
● 新日鉄出資比率 12.0%
● 能力(鋼材換算) 36千トン/年
Nippon Steel Pipe Vietnam Co., Ltd. (略称NPV)
● 事業内容
● 所在地
●
●
●
●
操業開始
資本金
社長
従業員
鋼管杭・鋼管矢板の製造・販売
ベトナム バリアブンタウ省
フーミーⅡ工業団地
2011年5月(設立2010年6月)
15百万米ドル
金崎研一(新日鉄より派遣)
123名
● 新日鉄出資比率 51.0%
● 主要設備
スパイラル鋼管造管ライン
(6万トン/年)
28
Al Ghurair Iron & Steel L. L. C. (略称AGIS)
● 事業内容
● 所在地
● 操業開始
● 資本金
● 社長
● 従業員
グローバルネットワーク
29
溶融亜鉛めっき鋼板の製造・販
売
アラブ首長国連邦 アブダビ首
長国 アブダビ工業地域
2009年(設立2005年5月)
105百万アラブ首長国連邦ディル
ハム
Abu Bucker Husain
407名
● 新日鉄出資比率 20.0%
● 主要設備
酸洗ライン(46万トン/年)
冷延ライン(36万トン/年)
溶融亜鉛めっきライン(CGL)
(25万トン/年)
+(20万トン/年)<拡張予定>
LATINUSA 40%
(容器用ブリキメーカー)
INP (鋼管) 69.6%
インドネシア
BlueScope Steel 社との提携
(建材用表面処理鋼板分野)
SAFAL STEEL 社 7%
(めっき ・ カラー鋼板)
POSCO-Vietnam社 15%
(冷延ミル)
PEBSB 12%
(建材薄板ファブ)
NPV 51% (鋼管杭・鋼管矢板)
ベトナム
オーストラリア
新日鉄
南アフリカ
MRM 10%
(建材用鋼板)
ナイジェリア
NPI 98%
(自動車用鋼管)
インド
AGIS 20%
(溶融亜鉛めっき鋼板)
アラブ首長国連邦
N-EGALV 50.1%
(電気亜鉛めっき)
YKGI 10%
(溶融亜鉛めっき・カラー鋼板)
マレーシア
STP (ブリキ) 22.7%
SNP (鋼管) 63.1%
NBC Thailand (棒線) 56%
タイ
無錫 NSP 73%
(自動車用鋼管) < 無錫 >
PATIN (ブリキ) < 広州 > 25%
WINSteel (ブリキ) < 武漢 > 50%
NBC China (棒線) < 蘇州 > 65%
中国
出資会社
関連会社
当社材取扱 商社コイルセンター
Garphyttan 社 100%
(弁ばね用ワイヤメーカー)
スウェーデン
子会社
〈%は当社グループ出資比率〉
当社グループ系 コイルセンター
営業・技術拠点(現地法人等)
グローバル成長戦略 (加工 ・ 流通 ・ 営業拠点)
グローバルネットワーク
30
環境への取り組み
世界の重要な課題である地球環境問題。新日鉄はこれまでも世界最高レベルの省エネルギーの実
現や環境にやさしい製品の提供などに積極的に取り組んできたが、これからも長期的な視野で、
持続可能な社会の実現に向けて挑戦していく。地球環境のために、私たちが取り組むのは3つの
エコ。新日鉄は、環境先進企業であり続けたいと考えている。
*3つのエコは、新日鉄グループ6事業セグメント(鉄鋼、エンジニアリング、都市開発、化学、新素
材、システムソリューション)の総合力を発揮した取り組み。
エコプロダクツⓇ 環境にやさしい鉄鋼製品
世界をリードする技術力で、環境にやさしいエコプロダクツⓇを生産・提供し、持続可能な社会
構築に向けた省エネ・省資源に貢献している。
エコプロセス 環境に配慮した製造工程
環境への取り組み
新日鉄は世界最高レベルの資源・エネルギー効率で鉄鋼製品を生産し、つねに、さらなる効率改
善による環境面に配慮したエコプロセスをめざす。
エコソリューション 省エネ・環境問題を解決する提案
さまざまな省エネ・環境問題を解決する提案を行い、環境負荷低減や環境保全に貢献している。
また、技術移転など地球全体を視野に入れた解決提案も推進する。
CO2削減の取組み
新日鉄は、第一次石油危機以降、1990年頃までに工程連続化・排エネルギー回収などを徹底して
推進し、20%を超える大幅な省エネルギーを達成した。引き続き当社をはじめとする日本鉄鋼業
は、2008~2012年度に、1990年度対比エネルギー消費量10%削減を掲げて自主行動計画を策定
し、目標達成に向けた取組みを進めている。
CO2排出量の推移
75
▲6.8%
74.8
70
(単位:百万トン/年)
▲15.2%
▲19.2%
▲6.0%
▲10.3%
70.3
目標 69.8
▲9%
67.1
65
63.5
60
60.5
55
50
1990(基準)
3,548
2007
2008
2009
2010
3,817
3,294
3,114
3,641
2011(暫定値)
3,408
粗鋼生産量(万トン/年)
※上記グラフの数値は新日鉄および関連電炉会社等5社の合計。
2011年度の新日鉄グループのCO2排出量は、約6,710万トンで、1990年度対比で
▲10.3%の削減となった(粗鋼1トン当たりのCO2排出量は▲6.7%の削減)。
31
エコプロダクツⓇ(環境にやさしい鉄鋼製品)
地球温暖化対策の推進
環境リスクマネジメントの推進
(省エネルギー・CO2削減)
(環境保全・化学物質管理)
循環型社会構築への参画
(長寿命化・リサイクル対応)
■環境負荷物質フリー
●クランクシャフト用鉛フ
リー快削鋼棒鋼
●燃料タンク用鉛フリー
めっき鋼板
(エココートⓇ-S)
●自動車用クロメート
フリーめっき鋼板
■排ガス浄化性能向上
●エキゾースト部品用耐熱
ステンレス鋼
■騒音・振動対策
●制振鋼板
■長寿命化による廃棄物削減
●GA-TRIP鋼板
●高耐食性めっき鋼板
●ハイブリッド車電池用
スーパーニッケル鋼板
容
器
■缶用素材の軽量化
●極薄ブリキ・ラミネート
鋼板
■環境負荷物質フリー
●ラミネート鋼板
■リサイクル率向上
●スチール缶素材(ブリキ・
ラミネート鋼板)
■環境負荷物質フリー
●鉛フリーめっき鋼板
(エココートⓇ-T、エコト
リオⓇ)
●家電用クロメートフリー
電気亜鉛めっき鋼板
(ジンコートⓇ21、ジンコ
ートⓇカラー)
●家電用クロメートフリー
塗装鋼板
(ノンクロビューコートⓇ)
■騒音対策、磁気シールド対応
●方向性電磁鋼板
●ステンレス制振鋼板
■長寿命化による廃棄物削減
●クリア塗装ステンレス鋼
板
●高耐食性めっき鋼板
●チタン薄板
家
電
・
電
機
■モーター効率向上
●高効率無方向性電磁鋼板
■ユーザーの加工工程簡略化
●プレコート鋼板
●潤滑皮膜処理鋼板
●高加工性ステンレス薄板
●帯電防止型プレコート鋼
板
■熱放出性の向上
●高吸熱性鋼板
自
動
車
ー
エ
ネ電
ル力
ギ・
建
築
・
土
木
・
そ
の
他
■LNG利用拡大
■発電効率向上
●煙突用高耐食厚板
●高温用ボイラー鋼管
■トランス効率向上
●高効率方向性電磁鋼板
(オリエントコアハイビーⓇ)
■エネルギー輸送効率向上
●高強度ラインパイプ
■環境保全(低排土、騒音、振動)
■施工効率向上
●溶接部高靭性高強度厚鋼 ●NSエコパイルⓇ、ガンテツ
板 HTUFFⓇ
パイルⓇ
●大入熱溶接用綱
●鋼矢板セグメントダム、
●外法一定H形鋼
鋼製スリットダムA型
●ボルト接合システム、
●透水性鋼矢板、TN工法向
Ⓡ
SHTB
け鋼管杭、ジャイロプレ
■省エネルギー
ス工法Ⓡ向け鋼管杭
●スチールハウス
●鋼管杭施工法RSプラスⓇ
(ニッテツスーパーフレー ●ノンフレーム工法
ムⓇ工法)
■海洋安全性向上
●ハイアレスト鋼
(HIARESTⓇ)
●NS-Ship-Safety235
■希少金属使用減
●錫添加によるステンレス鋼
(NSSC FWⓇ1、FWⓇ2)
環境への取り組み
■軽量化・安全性向上
●高強度薄鋼板・鋼管・棒
線材
●極厚肉小径熱間圧延電縫
鋼管
■ハイブリッド車用モーター
の高効率化
●高効率無方向性電磁鋼板
■ユーザーの加工工程簡略化
●高成形性防錆鋼板(L処理)
●ハイドロフォーム加工用
鋼管
■ごみ発電対応
●新S-TENⓇ1
●高耐食ボイラー用鋼管
■長寿命化による廃棄物削減
●ケミカルタンカー用・
食品タンク用高耐食性ス
テンレス厚板
■長寿命化・耐久性・信頼性
向上
●高強度構造用鋼、高張力
鋼線
●重過重鉄道用高耐摩耗性耐
内部疲労損傷性レール
■耐食性向上
●Ni系高耐候性鋼、チタン
クラッド鋼
●高耐食性めっき鋼板
(スーパーダイマⓇ等)
●タンカー用新耐孔食鋼板
●造船用高耐食性厚鋼板
(NSGPⓇ-1)
●マリロイⓇ鋼管
●チタン合金(Super-TIXⓇ)
32
エコプロセス(環境に配慮した製造工程)
■資源リサイクル 約99%(製鉄所内で発生する副産物の再資源化率)
スラグ・ダストのリサイクル
製鉄プロセスで発生する副産物の大半を占める鉄鋼スラグは、省資源・省エネルギーの観点
から、セメント原料用、地盤改良用、路盤材用など、ほぼ全量を活用。同じく副産物である
ダストを、新日鉄エンジニアリング㈱などと開発した「RHF(回転炉床式還元炉)設備」で
再資源化し、製鉄ダストのゼロエミッション体制を確立。
容器包装プラスチックのリサイクル
新日鉄は、自治体が一般家庭から回収する容器包装プラスチックをコークス炉を用いて100%
再資源化(油、コークス、ガス)。現在、5つの製鉄所で全国をカバーする受入体制を確立。
全国で回収される容器包装プラスチックの約3割(20万t)をリサイクルする世界最大級のリ
サイクルプラント。
累計処理量(2000~2011年度)約170万トン。これは、CO2削減量で530万トンに相当。さらに、
使用後のユニフォームなどの化学繊維やトレイメーカーとの連携により食品トレイも同法で
リサイクルして石油化学製品等にリサイクルしている。
環境への取り組み
廃タイヤのリサイクル
新日鉄の広畑製鉄所では全国から集まった廃タイヤをリサイクルしている。製鉄プロセスの
冷鉄源溶解法(SMP法)を使って廃タイヤを原燃料として再資源化。また、ガス化リサイク
ル設備により熱分解し、100%再資源化する世界初の技術を確立した。日本の廃タイヤの約1
割に相当する年間12万トンをリサイクルできる。年間のCO2削減効果は、約30万トン。
■エネルギーリサイクル 約81%(所内で発電する電力のうち排熱と副生ガ
スの回収による発電の割合)
エネルギーの自給
高炉、コークス炉、転炉などで発生する高温の排熱および副生ガスを回収し、電力として有
効利用している。製鉄所の設備の総使用電力の89%を発電し、残りの11%は外部から購入し
ている。所内で発電する電力全体の81%が排熱および副生ガスの回収による発電。
CDQ(新日鉄エンジニアリング㈱)
「CDQ」(コークスの排熱を回収して発電する設備)の導入により、大幅なCO2削減を実現。
■水の循環 約90%
製品や製造設備の冷却・洗浄に使用された水の約90%を循環使用。
■革新的な製鉄プロセス技術開発
SCOPE21
大幅な省エネルギー・CO2排出削減と低品質の資源の使用拡大を実現する、次世代コークス製
造技術「SCOPE21」を、世界で初めて導入。
COURSE50
現在の製鉄プロセスでは、原料である鉄鉱石の還元材として石炭を使用していることから、
C02の排出は不回避。こうしたことから、当社をはじめとする日本高炉メーカー5社および新日
鉄エンジニアリング㈱は、抜本的なCO2削減プロジェクト「環境調和型製鉄プロセス技術開発
(COURSE50)」に取り組んでいる。
COURSE50では、コークス炉ガスに含まれる水素を活用した高炉での「水素還元製鉄」
技術と、高炉から発生するガスからC02を「分離・回収」する技術の開発を通じて、現在の製
鉄プロセスに比べて、CO2排出量を約30%削減することを目標に、2030年までの技術開発、
2050年頃までの実用化と普及を目指している。
33
エコソリューション(省エネ・環境問題を解決する提案)
林地残材からバイオオイル・バイオマス
間伐材チップを溶剤と混ぜてマイクロ波を照射。木材の成分を分解してバイオオイルに変
え、石油代替燃料や化学製品の原料に使う実証実験を行っている。(新日鐵化学㈱)
新日鉄釜石製鉄所では間伐材や林地残材を石炭火力発電所で利用。木質バイオマスとして石
炭と混焼することで、化石燃料である石炭使用量とCO2の削減を図り、森林整備にも貢献
する。
「海の森づくり」
近年、新たな環境問題となっている磯焼け。コンブやワカメなどの海藻類が減ることで魚の
生育環境も悪くなり、沿岸漁業に大きな打撃を与える。その一因とされる鉄分の供給不足の
解消に向け、新日鉄は製鉄プロセスの副産物であり鉄分を豊富に含む鉄鋼スラグと腐葉土を
活用。鉄分供給ユニットを開発して、海の藻場再生に取り組んでいる。
ふるさと
「郷土の森づくり」
環境への取り組み
新日鉄発足後の1971年から、すべての製鉄所で「郷土の森づくり」をはじめた。その土地の
植生を調べ、樹木を選定し、一つひとつ丁寧に植えた苗は、いまでは広さが約700ヘクター
ル、高さが30mにも及ぶ豊かな森となり、さまざまな野生動物の姿も見られる。
■グローバル・セクトラル・アプローチ
世界の鉄鋼業では、CO2削減に向けて既存技術の普及や革新技術の開発を加速・促進させるグ
ローバル・セクトラル・アプローチを推進している。
日中鉄鋼業の環境・省エネルギー協力
当社をはじめとする日中両国の鉄鋼業界は、2005年以降毎年、「日中鉄鋼業環境保全・省エ
ネルギー先進技術交流会」を開催し、省エネルギーや環境保全に関して、日中の専門家によ
る技術交流を行い、中国鉄鋼業の技術力向上に貢献している。
GSEP(エネルギー効率向上に関する国際パートナーシップ)を通じた取組み
2006年から日・米・加・中・韓・印・豪の7カ国で省エネ環境技術の移転・普及の取り組みを
行ってきたAPP(クリーン開発と気候に関するアジア太平洋パートナーシップ)が発展的に解消
し、GSEPの鉄鋼WG(議長国:日本)が2011年度に立ち上がり、2012年3月に東京で第一回会合
が開催され、より広域な国と地域が連携して省エネ技術の普及に取り組むことになりました。
World Steel Association(世界鉄鋼協会)を通じた取組み
世界鉄鋼協会は、2007年12月、鉄鋼業のグローバル・セクトラル・アプローチに関するポジ
ション・ペーパー「鉄鋼業のCO2排出削減に対するグローバルアプローチ」を発表した。この
考え方は、「主要排出国がすべて参加し、世界全体の排出削減につながること」の実現の観
点から、公平かつ合理的で実効性のある地球温暖化対策の枠組みである。
34
人事 ・ 労働
従業員
従業員数(単独 各年3月31日)
年
項目
在籍従業員数合計
部門別従業員数(社内在籍者)
●本社*7
●製鉄所
八幡
室蘭
釜石
広畑
人事 ・労働
光*5
名古屋
堺
君津
大分
東京
●技術開発本部*7
●支店
●海外事務所*4
●エンジニアリング事業本部*6
●新素材事業部*6
出向者
昭和45
*1
79,638
79,326
*3
5,331
27,669
7,834
4,761
10,588
3,092
8,518
3,431
3,891
319
650
604
―
―
2,638
―
*2
*2
…
単位:人
平成18
19
20
21
22
23
24
19,880 17,733 17,709 17,646 17,790 17,861 17,326
15,212 14,346 15,083 15,503 15,845 16,150 16,158
1,002 1,043 1,101 1,129 1,154 1,192 1,473
2,552 2,635 2,701 2,810 2,856 2,850 2,861
515
535
570
583
579
604
584
150
161
212
216
223
224
223
1,074 1,110 1,160 1,191 1,244 1,293 1,286
214
226
224
244
245
243
―
2,747 2,794 2,847 2,922 2,971 3,044 2,994
191
301
320
327
354
346
332
2,878 2,939 3,285 3,363 3,416 3,474 3,510
1,501 1,531 1,573 1,629 1,696 1,767 1,998
91
94
101
117
119
119
116
702
732
745
746
758
765
549
353
212
215
209
219
218
222
34
33
29
17
11
11
10
1,106
―
―
―
―
―
―
102
―
―
―
―
―
―
4,668 3,387 2,626 2,143 1,945 1,711 1,168
*1
*2
*3
*4
昭和45年の従業員数合計には、川崎製鋼所303名を含む
昭和45年の部門別従業員数には、出向者を含む
昭和45年の本社人員には、海外事務所および営業所を含む
Nippon Steel U.S.A.社、Nippon Steel Southeast Asia社、Nippon Steel Australia社、
Nippon Steel Empreendimentos Siderúrgicos社、Nippon Steel(Thailand)社、
新日鐵鉄鋼情報コンサル(北京)有限公司社の勤務者は出向者に計上
*5 平成23年4月に大分製鐵所へ統合
*6 平成18年7月にエンジニアリング事業部門および新素材事業部門を分社化
*7 平成23年11月、本社「設備・保全技術センター」設置により、技術開発本部から本社へ人員が移動
備考:平成24年3月末
従業員数
16,158名
うち男子 15,339名
女子
35
819名
平均年齢
39.8歳
平均勤続年数
19.5年
うち男子
40.1歳
うち男子
19.5年
女子
35.7歳
女子
15.5年
平均年間給与 5,927,144円
採用人員
単位:人
年度
項目
合 計
うち女子
事務系スタッフ
技術系スタッフ
平成17
18
19
20
21
22
23
24
478
16
74
80
324
165
524
25
69
84
371
114
656
36
85
90
481
198
749
33
71
98
580
183
876
72
91
152
633
93
943
62
95
146
702
229
864
156
123
141
600
240
637
128
98
139
400
…
操業・整備系**
うち中途採用
*
25
(計画)
580
…
50
130
400
* 平成24年4月1日時点
** 主に鉄鋼製造設備の操業および整備に関する業務に従事する従業員
留学者
年度
項目
新規留学者
単位:人
平成17
18
19
20
21
22
23
24
2
8
3
3
7
5
5
8
人事 ・労働
賃金・賞与
賃金改訂-組合員ベース(標準労働者*方式)
年度
項目
ベースアップ
定期昇給額
合 計
単位:円
平成17
18
19
20
21
22
23
24
0
3,700
0
3,700
0
3,700
0
3,700
0
3,700
0
3,700
0
3,700
0
3,700
3,700
3,700
3,700
3,700
3,700
3,700
3,700
3,700
*標準労働者:年齢35才―勤続年数17年
平成10年度より複数年協定(2年間)
賞与―組合員ベース(1/2標準労働者**+1/2組合員平均)
年度
項目
基準額
うち中元
年末
単位:万円
平成17
18
19
20
21
22
23
24
214
107
107
246
123
123
249
124.5
124.5
220
110
110
165
82.5
82.5
115
57.5
57.5
140
70
70
120
60
60
**標準労働者:年齢39才―勤続年数21年
平成14年度以降、業績連動型賞与決定方式にて基準額を決定。算式は以下の通り(平成20年改定)
全社一人当たり基準金額(万円)=113(万円)+業績連動経常利益(億円)×1(万円)÷29.27(億円)
(業績連動経常利益=前年度実績×0.8+当年度見通し×0.2+(前年度実績-同当初見通し)×0.2)
適用範囲:例外的ケース(単独経常利益250億円程度未満、同3,600億円程度以上等)は労使協議により決定
36
初任給
単位:円
年度
項目
大学卒(学士)
高校卒
18
平成17
200,000
156,500
19
200,000
156,500
20
200,000
160,000
21
200,000
160,000
22
200,000
160,000
23
200,000
160,000
24
200,000
160,000
労働時間
200,000
160,000
単位:日、時間
年度
項目
年間休日日数
常昼勤務者
交代勤務者
年間所定労働時間
常昼勤務者
交代勤務者
平 均
平成17
18
19
20
21
22
23
24
118
103
118
103
118
103
118
103
118
103
118
103
118
103
118
103
1,916
1,899
1,908
1,916
1,899
1,908
1,916
1,899
1,908
1,916
1,899
1,908
1,916
1,899
1,908
1,916
1,899
1,908
1,916
1,899
1,908
1,916
1,899
1,908
人事 ・労働
注:年間所定労働時間については、1,900時間を切ることを目標としている
1日当たり労働時間(平成24年度):常昼勤務者7.75時間、交代勤務者7.25時間
休業制度
育児休業
・ 育児に従事する社員の職業生活と家庭生活の両立・調和を図る観点から、平成4年4月1日より
実施。
・ 1歳6ヵ月に満たない子を養育する社員のうち、育児休業を希望する者について、当該子が満1
歳6ヵ月に達するまでの期間を限度として適用する。(特別な場合に限り2歳まで)
介護休業
・ 介護に従事する社員の職業生活と家庭生活の両立・調和を図る観点から、平成5年4月1日より
実施。
・ 介護を必要とする家族を持つ社員のうち、介護休業を希望する者について、開始から1年間、
または開始から通算で93日間を限度として適用する。
福利厚生
約5,000戸(うち本社地区 約500戸)
● 社宅
25ヵ所 定員3,771人(うち本社地区2ヵ所 定員309人)
● 独身寮
● 持家融資制度
融資限度額 5,000万円―本社地区、勤続10年以上または30歳以上の場合
● 子女の教育支援制度
融資限度額 500万円
● リフレッシュ休暇制度
勤続15年
勤続30年
旅行引換券
15万円
40万円
● 保養所 全国4ヵ所
運営・・・・・・会社
所有・・・・・・健康保険組合
37
特別休暇 10日
10日
体育部の活動状況
■柔道 広畑製鉄所・本社
人事 ・労働
◇最近の主な成績
・全日本実業団体対抗大会 H8 優勝/H9 準優勝/H10 優勝/H11 3位/H12 優勝/H13~16 3位
H17~18 準優勝/H21 3位/H22~23 優勝
H8 準優勝/H9 準優勝/H10 3位/H11 3位
・全日本団体選抜大会
◇最近の世界大会個人成績
H 4(1992) バルセロナ -78㎏ 吉田秀彦 優勝/-95㎏ 甲斐康治 7位
・オリンピック
H 8(1996) アトランタ -86㎏ 吉田秀彦 5位
H12(2000) シドニー
-90㎏ 吉田秀彦 出場
H24(2012) ロンドン
-90㎏ 西山将士 出場
H 7(1995) 日本
・世界選手権大会
-86㎏ 吉田秀彦 準優勝
-95㎏ 岡泉 茂 3位
H11(1999) バーミンガム -90㎏ 吉田秀彦 優勝
H13(2001) ミュンヘン -90㎏ 飛塚雅俊 出場
H22(2010) 東京
+100㎏ 高橋和彦 5位
H 8(1996) 日本
・嘉納治五郎杯
無差別級 養父直人 3位
・グランドスラム
H21(2009) 東京
+100kg 高橋和彦 優勝
H22(2010) リオデジャネイロ +100kg 高橋和彦 優勝
H22(2010) 東京
-90kg 西山将士 優勝
+100㎏ 高橋和彦 準優勝
H23(2011) 東京
-90kg 西山将士 優勝
・ワールドマスターズ
H24(2012) カザフスタン -90kg 西山将士 優勝
・アジア競技大会
H22(2010)中国・広州 無差別級 高橋和彦 優勝
◇最近の国内大会個人成績
H 9 石田輝也 3位 増地克之 3位/H10 増地克之 3位
・全日本選手権
H22 高橋和彦 優勝
・全日本体重別選手権
H 9 -86㎏ 吉田秀彦 準優勝/H11 -90㎏ 吉田秀彦 優勝
H12 -90㎏ 吉田秀彦 優勝 -90㎏ 飛塚雅俊 準優勝
-100㎏ 井上智和 3位
+100㎏ 増地克之 3位
H13 -90㎏ 飛塚雅俊 優勝
H21 -90㎏ 西山将士 優勝 +100㎏ 高橋和彦 優勝
H24 -90㎏ 西山将士 準優勝
・講道館杯日本体重別
H 9 +100㎏ 養父直人 準優勝 -100㎏ 岡泉 茂 3位
選手権
H10 +100㎏ 養父直人 準優勝 -90㎏ 吉田秀彦 優勝
H11 +100㎏ 増地克之 準優勝 -100㎏ 井上智和 準優勝
H12 -90㎏ 飛塚雅俊 優勝/H13 -100㎏ 吉田秀彦 準優勝
H17 -81㎏ 吉永慎也 優勝/H20~23 -90㎏ 西山将士 優勝
H22 +100kg 高橋和彦 優勝
■バレーボール 堺ブレイザーズ(H12.12株式会社化:新日鉄100%)
◇最近の主な成績
・日本リーグ
・Vリーグ
◇最近の日本代表選手
・オリンピック
・ワールドカップ
・世界選手権
・アジア競技大会
S63より3年 連続優勝/H3 準優勝/H4 第4位/H5 第3位/通算13回優勝
H6~7 準優勝/H8 優勝/H9 優勝/H13 第3位/H17 優勝/H21 準優勝
H22 準優勝/H23 優勝
S63(1988) ソウル
H 4(1992) バルセロナ
H20(2008) 北京
H 3(1991) 日本
H 7(1995) 日本
H 6(1994) ギリシャ
H10(1998) 日本
H22(2010)中国・広州
10位 真鍋政義
6位 植田辰哉 中垣内祐一
植田辰哉(監督) 朝長孝介 石島雄介
6位 植田辰哉 中垣内祐一
5位 真鍋政義 中垣内祐一
ベスト12 中垣内祐一
ベスト16 真鍋政義 中垣内祐一
優勝 植田辰哉(監督) 石島雄介
38
■ラグビー 釜石シーウェイブスRFC(H13.4釜石製鉄所を中心にクラブチーム化)
◇最近の主な成績
・全国社会人大会
・日本選手権
◇最近の日本代表選手
・ワールドカップ
H4年度 ベスト8/S53年度から7年 連続優勝
S53年度から7年 連続優勝
第3回 H 7(1995) 桜庭吉彦/第4回 H11(1999) 桜庭吉彦
■硬式野球 名古屋・君津チームはH15年にクラブチーム化し「東海レックス」「かずさ
マジック」として再出発
◇最近の主な成績
・都市対抗社会人野球大会 H7 八幡出場・名古屋ベスト8/H8 八幡出場・君津ベスト8/H9 八幡出場
/H10 広畑・名古屋出場/H12 君津ベスト4/H13~14 君津出場/H15 君
津・広畑出場/H18 広畑出場/H20 広畑出場/H22 かずさマジック・広
畑出場/H23 室蘭シャークス・広畑出場
優 勝 S12,29八幡、S43,46広畑
準優勝 S34釜石、S38室蘭、S49八幡、S58名古屋、H2広畑
◇最近の日本代表選手
H 8(1996)アトランタ 松中信彦
・オリンピック
H12(2000)シドニー 渡邊俊介 野田浩輔
人事 ・労働
39
参考:労働組合の組織
○金属労協(IMF-JC)
昭和39年結成
議長
西原 浩一郎
組織数 5
組合員 約202万人
TEL 03-3274-2461
平成23年8月末現在
○日本基幹産業労働組合連合会
(基幹労連)
平成15年結成
委員長
神津里季生
委員長代行 澤田 和男
副委員長
兼子 昌一郎
副委員長
小島 弘幸
事務局長
工藤 智司
組織数 399
組合員 256,019人
TEL 03-3555-0401~4
平成24年4月現在
○新日本製鐵八幡労働組合
組合長
品川 浩二
組合員 3,131人
昭和20年結成
書記長
増田 隆男
TEL 093-671-2861
○新日本製鐵室蘭労働組合
組合長
菅原 登
組合員
1,126人
昭和20年結成
書記長
大柄 恵司郎
TEL 0143-44-5349
○新日本製鐵釜石労働組合
組合長
三浦 一泰
組合員
220人
昭和21年結成
書記長
松本 哲也
TEL 0193-24-3013
○新日本製鉄広畑労働組合
組合長
福永 明
組合員
1,618人
昭和20年結成
書記長
桐野 太一
TEL 079-236-1491
○新日本製鉄光労働組合
組合長
藤村 秋生
組合員
214人
昭和47年結成
書記長
上田 孝志
書記次長 川頭 直樹
TEL 0833-71-1817
○新日本製鐵労働組合連合会
(新日鐵労連)
昭和47年結成
会長
大森 唯行
副会長
戸髙 佳到
書記長
幸野 直通
中央執行委員(常任)
荒川 孝志
玉井 利生
上村 朝雄
長谷川 尚吾
加藤 聡
黒島 巌
組合員 18,660人
TEL 03-6867-6284
平成24年4月現在
(各単組も同時点)
○新日本製鐵名古屋労働組合
組合長
綱木 富夫
副組合長 松村 実
組合員
2,890人
書記長
昭和37年結成
持田 和之
TEL 052-601-1881
○新日本製鉄堺労働組合
組合長
尾崎 拓司
組合員
323人
昭和36年結成
書記長
谷路 雅也
TEL 072-238-1888
○新日本製鐵君津労働組合
組合長
小谷 裕
組合員
3,282人
昭和47年結成
書記長
本間 勝行
書記次長 近藤 敏正
TEL 0439-52-8711
○新日本製鐵大分労働組合
組合長
神田 健一
副組合長 石本 健二
組合員
1,808人
人事 ・労働
○日本労働組合総連合会(連合)
平成元年結成
会長
古賀 伸明
事務局長
南雲 弘行
組織数 54
組合員 約675万人
TEL 03-5295-0550
平成24年4月現在
書記長
昭和46年結成
松尾 竜二
TEL 097-551-1056
○新日本製鐵東京労働組合
組合長
廣田 智之
組合員
102人
昭和20年結成
書記長
小林 浩
TEL 03-3968-6964
○新日本製鉄本社労働組合
組合長
久保田 貴司
組合員
834人
昭和45年結成
書記長
山口 博臣
書記次長 小林 正典
TEL 03-3242-8207
○新日鐵化学労働組合
組合長
徳富 幸治
組合員
1,029人
昭和47年結成
書記長
山﨑 徳之
TEL 093-871-7851
○新日鐵住金ステンレス労働組合
組合長
一倉 輝男
組合員
1,103人
平成17年結成
書記長
中村 浩
書記次長 藤田 英二
TEL 0833-71-5255
○新日鉄エンジニアリング労働組合
平成19年結成
組合長
松山 大介
書記長
幸木 一
副組合長 江頭 健司
組合員
872人
TEL 03-3275-6327
○新日鉄マテリアルズ労働組合
組合長
高橋 須美男
組合員
95人
平成20年結成
書記長
黒原 裕司
TEL 03-6859-6054
40
決算
主要財務指標
連結決算
決算
年度
項目
粗鋼生産量(万トン)
売上高
営業損益
経常損益
当期純損益
純資産
総資産
1株当たり純資産(円)
1株当たり当期純損益(円)
潜在株式調整後1株当たり当期純利益(円)
自己資本
自己資本比率(%)
自己資本当期純損益率(%)
連結配当性向(%)
有利子負債残高
負担金利
設備投資額
減価償却費
連結子会社数(社)
持分法適用関連会社数(社)
従業員数(人)
平成14
15
16
3,234
2,749,306
142,961
68,879
-51,686
789,443
3,757,175
118.73
-7.69
―
789,443
21.0
-6.1
―
1,871,875
28,695
163,318
196,653
258
86
49,400
3,273
2,925,878
224,475
172,851
41,515
938,581
3,705,917
138.92
6.15
―
938,581
25.3
4.8
―
1,561,228
23,236
149,593
183,510
259
73
46,233
3,279
3,389,356
429,948
371,446
220,601
1,188,409
3,872,110
176.20
32.73
32.71
1,188,409
30.7
20.7
15.3
1,282,266
19,070
195,228
180,571
258
71
46,451
1,980,809
274,903
105,188
―
―
346,232
153,143
79,059
2,939,337
-190,031
2,749,306
2,156,946
293,137
120,811
―
―
275,797
150,850
73,615
3,071,159
-145,280
2,925,878
2,620,732
279,866
89,275
―
―
*1
331,168
146,531
76,244
3,543,819
-154,463
3,389,356
112,816
2,460
4,469
―
―
13,458
9,776
-2,155
140,825
2,135
142,961
189,717
4,359
13,526
―
―
12,667
9,182
-4,310
225,143
-668
224,475
376,926
6,696
8,503
―
―
26,374
11,384
384
430,269
-321
429,948
セグメント別連結売上高
製鉄事業
エンジニアリング事業
都市開発事業
化学事業
新素材事業
(化学・非鉄素材事業)
システムソリューション事業
(その他の事業)
計
内部売上の消去
連結売上高計
セグメント別連結経常損益(営業損益)
製鉄事業
エンジニアリング事業
都市開発事業
化学事業
新素材事業
(化学・非鉄素材事業)
システムソリューション事業
(その他の事業)
計
内部損益の消去
連結営業損益計
注:記載金額は単位未満の端数を切り捨て
上記以外のものについては端数を四捨五入
41
*2
単位:百万円
17
18
19
20
21
22
3,452
4,302,145
580,097
597,640
351,182
2,369,228
5,344,924
295.78
54.28
53.18
1,892,883
35.4
19.7
18.4
1,213,057
11,293
273,440
192,454
258
67
47,257
3,623
4,826,974
545,580
564,119
354,989
2,413,954
5,193,498
303.33
56.33
53.51
1,908,777
36.8
18.7
19.5
1,192,027
12,639
308,993
244,038
254
72
48,757
3,124
4,769,821
342,930
336,140
155,077
2,174,809
4,870,680
265.23
24.60
23.71
1,668,682
34.3
8.7
24.4
1,454,214
15,839
305,738
273,744
251
73
50,077
2,992
3,487,714
32,005
11,833
-11,529
2,335,676
5,002,378
293.19
-1.83
―
1,844,382
36.9
-0.7
―
1,383,794
17,999
329,356
284,092
255
73
52,205
3,492
4,109,774
165,605
226,335
93,199
2,380,925
5,000,860
295.84
14.81
14.51
1,860,799
37.2
5.0
20.2
1,337,851
15,609
287,236
291,587
270
74
59,183
3,057,510
336,179
104,045
―
―
373,072
148,339
69,057
4,088,205
-181,903
3,906,301
3,482,377
367,968
94,347
*3
318,755
65,601
―
156,505
―
4,485,555
-183,410
4,302,145
3,994,526
359,884
93,839
*3 289,029
76,157
―
165,360
―
4,978,797
-151,823
4,826,974
4,038,685
386,643
70,152
212,172
59,907
―
161,541
―
4,929,103
-159,281
4,769,821
2,823,193
331,905
80,073
179,412
58,799
―
152,234
―
3,625,619
-137,904
3,487,714
3,473,495
254,941
86,556
193,896
60,888
―
159,708
―
4,229,485
-119,711
4,109,774
513,977
9,517
14,155
―
―
27,037
11,806
-1,185
575,308
1,010
576,319
514,562
13,031
14,301
23,645
3,129
―
13,992
―
582,662
-2,564
580,097
475,951
21,496
12,602
21,050
559
―
14,756
―
546,416
-835
545,580
307,047
24,674
3,929
894
-2,397
―
11,479
―
345,627
-2,696
342,930
-20,589
31,655
2,937
10,431
444
―
10,732
―
35,613
-3,607
32,005
181,968
14,883
9,273
13,244
2,111
―
11,332
―
232,814
-6,478
226,335
23
3,244
4,090,936
79,364
143,006
58,471
2,347,343
4,924,711
290.77
9.29
―
1,828,902
37.1
3.2
26.9
1,334,512
14,533
281,748
280,940
286
76
60,508
決算
3,395
3,906,301
576,319
547,400
343,903
1,677,889
4,542,766
252.65
51.07
51.04
1,677,889
36.9
24.0
17.6
1,223,837
13,647
203,973
183,365
251
69
46,143
単位:百万円
3,476,855
248,934
80,419
197,669
54,245
―
161,582
―
4,219,706
-128,769
4,090,936
単位:百万円
*2
*2
*2
98,846
12,775
9,371
13,598
607
―
11,215
―
146,415
-3,408
143,006
*1 化学・非鉄素材事業(新日鐵化学㈱)における、売上高計上方法の変更影響(▲499億円)及び子会社範囲変
更影響等(▲309億円)を含む
*2 連結調整勘定償却(▲27億円)を含む
*3 平成19年7月1日に新日鐵化学㈱君津コークス事業を新日本製鐵㈱へ承継
同事業に関する売上高(平成18年度601億円、平成19年度163億円)を含む
42
連結決算備考:
粗鋼生産量は、当社の生産量に子会社である大阪製鐵㈱、新日鐵住金ステンレス㈱、新北海鋼業㈱、東海特殊鋼
㈱及び王子製鉄㈱各社の生産量を加えた数値(王子製鉄㈱については、平成19年下期より)
セグメンテーションの方法について
平成12年度より、各事業及び会社の実態を踏まえて各社の位置づけを再検討し、以下のとおり変更
① 化学・非鉄金属・セラミックス事業に帰属していた一部の会社の製鉄事業への移管、及びこれに伴う「化
学・非鉄金属・セラミックス事業」の「化学・非鉄素材事業」への名称変更
② 運輸事業に帰属していたすべての会社の製鉄事業への移管、及びこれに伴う「運輸事業」の廃止
③ エンジニアリング事業に帰属していた一部の会社の製鉄事業及びサービス・その他の事業への移管
④ サービス・その他の事業に帰属していた一部の会社の製鉄事業への移管
なお、平成11年度もセグメント組替え後の数値を記載
平成13年度より、事業の実態を踏まえ、「エレクトロニクス・情報通信事業」の名称を「システムソリューショ
ン事業」へ変更
平成14年1月より、従来都市開発事業に帰属していた一部の会社を「サービス・その他の事業」に移管
平成18年7月1日にエンジニアリング事業、新素材事業を分社し、製鉄事業を中核とする6つの事業セグメント
(製鉄、エンジニアリング、都市開発、化学、新素材、システムソリューション)を事業ドメインとして位置
付けて、独立的・並列的に事業を推進し、自立的発展を可能とする経営推進体制に再構築し、これに伴い、事
業区分を一部以下のとおり変更
① 化学・非鉄素材事業は、化学事業、新素材事業をそれぞれ独立セグメント化するとともに、チタン・アルミ
事業を製鉄事業に移管
② その他の事業(電力事業及びサービス・その他の事業)は製鉄事業に移管
決算
平成18年度より、純資産の内数に、少数株主持分及び繰延ヘッジ損益を含めている
平成22年度より、「セグメント情報等の開示に関する会計基準」及び「セグメント情報等の開示に関する会計
基準の適用指針」を適用しており、セグメント別損益情報として、連結経常損益を記載している(平成21年度
以前については、連結営業損益を記載している)
43
参考:過去最高値および最低値
連結決算
売上高
営業損益
経常損益
当期純損益
粗鋼生産量
過去最高値
(年度)
48,269億円
(平成19)
5,800億円
(平成18)
5,976億円
(平成18)
3,549億円
(平成19)
3,623万トン
(平成19)
過去最低値
(年度)
25,813億円
(平成13)
-109億円
(平成 5)
-367億円
(平成 5)
-540億円
(平成 5)
3,124万トン
(平成20)
単独決算
過去最高値
(年度)
31,286億円
(平成20)
4,339億円
(平成17)
3,897億円
(平成18)
2,488億円
(平成18)
4,099万トン
(昭和48)
過去最低値
(年度)
12,244億円
(昭和46)
-628億円
(平成21)
-949億円
(平成21)
-576億円
(平成21)
2,320万トン
(平成10)
注: 連結決算開示開始(平成2年度)以降
連結粗鋼生産量 平成14年度以降
決算
44
単独決算
決算
年度
項目
生産高(万トン)
銑鉄
粗鋼
鋼材
売上高
国内
輸出
営業損益
経常損益
当期純損益
資本金
(発行済株式総数)(千株)
純資産
総資産
1株当たり純資産額(円)
1株当たり配当額(円)
1株当たり当期純損益(円)
潜在株式調整後1株当たり当期純利益(円)
自己資本比率(%)
自己資本当期利益率(%)
配当性向(%)
有利子負債残高
負担金利
設備投資額
減価償却費
従業員数(人)
平成14
15
16
2,762
2,990
2,822
1,789,706
1,290,548
499,158
92,279
48,359
-20,447
419,524
6,806,980
713,772
2,588,698
107.15
1.5
-3.02
―
27.6
―
―
1,188,209
20,916
85,000
148,106
16,481
2,824
3,014
2,840
1,861,829
1,321,404
540,424
162,966
117,678
31,184
419,524
6,806,980
845,099
2,652,353
124.99
1.5
4.62
―
31.9
4.0
32.5
1,075,872
16,652
120,000
134,314
15,138
2,781
2,988
2,853
2,147,863
1,526,408
621,454
303,886
247,826
145,824
419,524
6,806,980
1,019,186
2,819,991
150.98
5.0
21,63
―
36.1
15.6
23.1
909,370
13,919
140,000
129,903
15,081
1,450,056
155,161
857,847
71,173
347,401
18,472
19,071
251,916
68,662
1,789,706
1,535,023
170,023
959,811
72,068
311,615
21,504
22,279
242,347
62,179
1,861,829
1,817,524
232,119
1,155,790
84,958
316,469
28,186
32,640
224,060
73,638
2,147,863
売上高内訳
鋼材計
条鋼
鋼板
鋼管
特殊鋼
鋼材二次製品
銑鉄・鋼塊等
エンジニアリング
化学・非鉄素材、電力
合 計
注:記載金額は単位未満の端数を切り捨て
上記以外のものについては端数を四捨五入
鋼材生産高は受託加工分を除き、副生品を含めた数値
従業員数は各年度末3月31日現在のもので、出向者・嘱託・臨時員を含まない
売上高内訳のうち、副生品については「鋼材」に含めて表示
鉄鋼スラグ製品については、平成11年度から「化学・非鉄素材、電力」より除き、「銑鉄・鋼塊等」に含め
て表示
平成18年度については、7月1日にエンジニアリング事業と新素材事業を分社しており、両事業の4月1日から6
月30日までの売上高をエンジニアリング事業は「エンジニアリング」に記載し、新素材事業は「化学・非鉄
素材、電力」の内数として記載している
45
単位:百万円
17
18
19
20
21
22
2,833
3,160
3,042
2,562,899
1,767,702
795,197
402,277
389,776
248,844
419,524
6,806,980
1,474,897
3,713,909
230.15
10.0
38.42
37.75
39.7
17.4
26.0
1,234,969
10,692
200,000
134,177
14,346
2,963
3,311
3,166
2,782,944
1,892,173
890,770
376,128
353,144
235,897
419,524
6,806,980
1,369,206
3,548,498
217.22
11.0
37.37
35.71
38.6
16.6
29.4
1,294,965
16,605
230,000
174,924
15,083
2,643
2,861
2,701
3,128,694
2,155,587
973,107
252,965
203,661
108,986
419,524
6,806,980
1,208,835
3,374,010
191.78
6.0
17.29
16.84
35.8
8.5
34.7
1,543,853
20,686
220,000
197,165
15,503
2,460
2,750
2,672
2,152,171
1,359,135
793,036
-62,810
-94,998
-57,638
419,524
6,806,980
1,271,147
3,586,291
201.67
1.5
-9.14
―
35.4
-4.7
―
1,595,460
21,993
270,000
214,311
15,845
2,991
3,246
3,101
2,708,406
1,663,433
1,044,972
57,657
80,191
49,419
419,524
6,806,980
1,260,233
3,561,725
199.94
3.0
7.84
―
35.4
3.9
38.3
1,625,033
21,771
210,000
220,937
16,150
2,198,476
264,690
1,419,742
104,938
388,723
20,382
46,818
256,722
89,371
2,591,388
2,373,276
265,144
1,525,485
112,587
450,792
19,266
53,365
50,791
85,466
2,562,899
2,624,888
309,814
1,675,463
115,283
503,206
21,120
62,981
―
95,074
2,782,944
2,951,142
371,938
1,901,581
124,521
533,952
19,148
73,694
―
103,856
3,128,694
2,042,545
250,764
1,349,998
74,878
348,199
18,704
37,171
―
72,454
2,152,171
2,560,701
267,544
1,693,272
86,570
494,822
18,491
64,799
―
82,905
2,708,406
2,849
3,020
2,856
2,672,479
1,675,699
996,779
1,187
23,602
19,606
419,524
6,806,980
1,220,223
3,498,597
193.59
2.5
3.11
―
34.9
1.6
80.4
1,666,078
21,638
180,000
212,266
16,158
決算
2,905
3,120
2,880
2,591,388
1,853,137
738,251
433,933
388,740
244,034
419,524
6,806,980
1,391,985
3,446,558
209.37
9.0
36.21
―
40.4
20.2
24.5
960,115
9,856
165,000
130,619
15,212
23
単位:百万円
2,506,883
246,916
1,621,616
87,511
528,620
22,217
68,114
―
97,482
2,672,479
46
資本市場からの資金調達状況
決算
47
単位:百万円
銘 柄
第29回無担保社債
第30回無担保社債
第46回無担保社債
第48回無担保社債
第49回無担保社債
第52回無担保社債
発行年月日
平成 9年 3月17日
平成 9年 9月11日
平成14年11月20日
平成15年 2月13日
平成15年 6月 4日
平成16年 5月28日
発行総額
10,000
10,000
10,000
15,000
20,000
15,000
ユーロ円建社債
(劣後特約付)(注1)
平成18年11月 9日
300,000
利率
年 3.30%
年3.175%
年 1.36%
年 1.18%
年 0.80%
年 1.67%
年
6ヶ月LIBOR
+1.7%
年 1.77%
年 1.18%
年 1.66%
年 1.55%
年 1.92%
年1.714%
年2.491%
年1.214%
年1.891%
年1.163%
年1.942%
年 1.53%
年1.076%
年 0.58%
年1.293%
年1.109%
償還期限
平成29年 3月17日
平成29年 9月11日
平成24年11月20日
平成25年 2月13日
平成25年 6月 4日
平成26年 3月20日
なし
第53回無担保社債
平成19年11月30日
30,000
平成29年 9月20日
第54回無担保社債
平成20年 1月25日
20,000
平成25年12月20日
第55回無担保社債
平成20年 1月25日
30,000
平成29年12月20日
第56回無担保社債
平成20年 5月23日
30,000
平成26年 3月20日
第57回無担保社債
平成20年 5月23日
30,000
平成30年 3月20日
第58回無担保社債
平成20年 9月 2日
30,000
平成30年 6月20日
第59回無担保社債
平成20年 9月 2日
10,000
平成40年 6月20日
第60回無担保社債
平成20年12月 2日
30,000
平成24年12月20日
第61回無担保社債
平成20年12月 2日
15,000
平成30年 9月20日
第62回無担保社債
平成21年 6月 9日
20,000
平成26年 6月20日
第63回無担保社債
平成21年 6月 9日
20,000
平成31年 6月20日
第64回無担保社債
平成22年 4月20日
20,000
平成32年 3月19日
第65回無担保社債
平成22年 8月31日
15,000
平成32年 6月19日
第66回無担保社債
平成23年 5月24日
10,000
平成28年 3月18日
第67回無担保社債
平成23年 5月24日
30,000
平成33年 3月19日
第68回無担保社債
平成23年10月20日
15,000
平成33年 9月17日
735,000
合 計
(注1)ユーロ円建社債(劣後特約付)は、「2012年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債
(劣後特約付)」(償還期限 平成24年1月20日、年利率2.228%)を、永久債と同一の内容
に変更したものである。
設備投資額の推移—鉄鋼業および新日鉄
年度
〔累計〕
〔8,520〕
投資額
連結
減価償却費
昭和45
46
47
48
49
50
〔49,109〕
51
52
53
54
55
〔86,652〕
56
57
58
59
60
〔126,597〕
61
62
63
平成 1
2
〔160,427〕
3
4
5
(連結は平成7年度より)
6
7
〔205,414〕
2,349
2,380
8
2,414
2,325
9
2,325
2,410
10
2,348
2,214
11
2,270
2,142
12
〔230,085〕
1,573
2,070
13
1,958
1,973
14
1,633
1,967
15
1,496
1,835
16
1,952
1,806
17
〔250,108〕
2,040
1,834
18
2,734
1,925
19
3,090
2,440
*1
20
3,057
2,737
*2
21
3,294
2,841
*2
22
(見込み)
2,872
2,916
*3
23
(計画)
2,817
2,809
・・・
・・・
(計画)24
注:*1 36社計 *2 44社計 *3 43社計
各年度により対象社数は変動、工事ベース
平成18年度は鉄素形材を含む
単独
西暦年度
投資額
減価償却費
2,750
1,119
1970
2,500
1,133
1971
1,730
1,301
1972
960
1,361
1973
1,970
1,396
1974
3,250
1,514
1975
2,800
1,744
1976
2,000
1,783
1977
1,600
1,789
1978
1,700
2,016
1979
1,650
2,015
1980
2,200
1,949
1981
3,000
1,970
1982
2,100
1,901
1983
1,700
1,851
1984
1,750
1,811
1985
1,650
1,793
1986
1,050
1,849
1987
1,250
1,783
1988
1,500
1,669
1989
1,700
1,667
1990
2,000
1,723
1991
2,000
1,666
1992
1,700
1,468
1993
1,300
1,417
1994
1,200
1,543
1995
1,000
1,493
1996
1,000
1,481
1997
1,350
1,394
1998
1,800
1,533
1999
1,350
1,509
2000
1,750
1,444
2001
850
1,481
2002
1,200
1,343
2003
1,400
1,299
2004
1,650
1,306
2005
2,000
1,342
2006
2,300
1,749
2007
2,200
1,972
2008
2,700
2,143
2009
2,100
2,209
2010
1,800
2,123
2011
・・・
・・・
2012
決算
投資額
8,520
7,749
6,516
5,928
8,922
11,474
12,646
6,841
5,805
6,183
6,068
7,922
10,319
8,791
6,518
6,395
6,411
4,909
5,262
7,569
9,679
11,466
11,015
8,117
7,034
7,355
5,615
5,263
5,529
4,644
3,620
3,823
3,056
3,734
3,978
5,432
6,636
7,735
7,096
7,636
5,938
5,483
単位:億円
新日鉄
鉄鋼業
出所:鉄鋼業―経済産業省 企業金融調査資料
48
最近の主要設備投資—新日鉄
製鉄所
完工年月
能力等
溶融亜鉛めっき設備更新
平成18年 6月
名古屋
溶融亜鉛めっき設備更新
平成18年 9月
約2万トン/月
第6連続鋳造設備新設
平成18年11月
約16万トン/月
約3万トン/月
君津
広畑
約4万トン/月
溶融亜鉛めっき設備新設
平成18年12月
名古屋
第1高炉改修
平成19年 4月
5,443㎥
名古屋
転炉新設
平成19年11月
270トン/回×1基
大分
第5コークス炉新設
平成20年 5月
約100万トン/年
大分
第1高炉改修
平成21年 5月
5,775㎥
大分
厚板能力向上
平成21年 9月
約5万トン/月向上
君津
製鋼二次精錬能力向上
平成22年 4月
約16万トン/月向上
君津
第2高炉改修
平成24年 5月
第5コークス炉新設
(第3コークス炉休止)
平成24年度下期(予定)
約100万トン/年
第4高炉改修
平成26年度上期(予定)
約5,000㎥
名古屋
八幡
決算
49
工事内容
君津
4,500㎥
製鉄事業
販売
品種別売上高―新日鉄
単位:百万円
平成21
22
23
輸出
計
国内
輸出
計
国内
輸出
計
783,638 2,042,545 1,525,190 1,035,510 2,560,701 1,523,408 983,474 2,506,883
81,278 250,764 186,096
81,447 267,544 179,624 67,292 246,916
606,286 1,349,998 913,109 780,163 1,693,272 898,104 723,512 1,621,616
6,832
74,878
68,713
17,856
86,570
70,125 17,385
87,511
88,865 348,199 339,345 155,477 494,822 353,732 174,888 528,620
年度
項目
国内
鋼材計
1,258,907
条鋼
169,486
鋼板
743,711
鋼管
68,046
特殊鋼
259,334
鋼材二
18,329
375
18,704
17,926
565
18,491
21,821
395
22,217
次製品
銑鉄・
36,111 1,059
37,171
63,332
1,466
64,799
66,635 1,478
68,114
鋼塊等
合 計 1,295,019 784,698 2,079,717 1,588,523 1,036,976 2,625,500 1,590,044 984,953 2,574,997
総売上高に
95.3% 98.9%
96.6%
95.5%
99.2%
96.9%
94.9% 98.8%
96.4%
占める比率
総売上高 1,359,135 793,036 2,152,171 1,663,433 1,044,972 2,708,406 1,675,699 996,779 2,672,479
注:記載金額は単位未満の端数は切捨て
売上高内訳のうち副生品については「鋼材」に含めて表示
鉄鋼スラグ製品は「銑鉄・鋼塊等」に含めて表示
品種別販売数量―新日鉄
項目
鋼材計
条鋼
鋼板
鋼管、特殊鋼およ
び鋼材二次製品
銑鉄・鋼塊等
平成16
単位:千トン
17
29,514
4,515
19,683
29,595
4,458
19,916
5,316
9,518
18
19
20
21
22
製鉄事業
年度
23
31,514
4,416
21,243
32,900
4,798
22,243
28,200
4,082
19,110
27,088
4,015
18,895
31,351
3,813
21,973
29,089
3,168
20,316
5,220
5,855
5,860
5,008
4,178
5,565
5,605
9,889
10,011
9,832
9,000
7,551
9,045
9,201
注:副生品については「鋼材」に含めて表示
鉄鋼スラグ製品は平成11年度から「銑鉄・鋼塊等」に含めて表示
50
生産
粗鋼生産量の推移―全国および新日鉄
年度
製鉄事業
昭和45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
平成 1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
全国
92,406
88,441
102,972
120,017
114,035
101,613
108,326
100,646
105,059
113,010
107,386
103,029
96,299
100,200
106,470
103,758
96,379
101,877
105,656
108,139
111,710
105,853
98,937
97,092
101,363
100,023
100,793
102,800
90,979
97,999
106,901
102,064
109,786
110,998
112,897
112,718
117,745
121,511
105,500
96,449
110,792
106,463
高炉メーカー
76,999
72,910
84,625
99,672
95,107
84,792
88,358
81,464
82,822
87,231
82,331
78,100
70,964
73,075
77,944
74,671
68,697
73,280
75,637
76,472
78,099
75,333
69,466
69,072
70,869
68,482
68,309
70,352
62,512
69,193
77,095
74,264
79,771
81,401
82,734
82,939
86,453
89,963
79,336
75,392
86,112
81,146
比率
83.3
82.4
82.2
83.0
83.4
83.4
81.6
80.9
78.8
77.2
76.7
75.8
73.7
72.9
73.2
72.0
71.3
71.9
71.6
70.7
69.9
71.2
70.2
71.1
69.9
68.5
67.8
68.4
68.7
70.6
72.1
72.8
72.9
73.3
73.3
73.6
73.4
74.0
75.2
78.2
77.7
76.2
電炉メーカー等
比率
15,407
16.7
15,530
17.6
18,347
17.8
20,345
17.0
18,929
16.6
16,821
16.6
19,968
18.4
19,182
19.1
22,237
21.2
25,779
22.8
25,054
23.3
24,929
24.2
25,334
26.3
27,125
27.1
28,526
26.8
29,087
28.0
27,682
28.7
28,597
28.1
30,019
28.4
31,667
29.3
33,611
30.1
30,520
28.8
29,471
29.8
28,020
28.9
30,494
30.1
31,541
31.5
32,484
32.2
32,448
31.6
28,467
31.3
28,806
29.4
29,806
27.9
27,800
27.2
30,015
27.1
29,597
26.7
30,163
26.7
29,779
26.4
31,292
26.6
31,549
26.0
26,165
24.8
21,056
21.8
24,680
22.3
25,317
23.8
注:アンダーラインはそれぞれの最高値と最低値(昭和45年度以降)
*平成15年度以降は新日鐵住金ステンレス㈱を含む
51
単位:千トン、%
西暦年度
新日鉄*
比率
32,982
35.7
1970
29,971
33.9
1971
35,369
34.3
1972
40,989
34.1
1973
36,899
32.4
1974
32,293
31.8
1975
34,394
31.8
1976
31,655
31.5
1977
31,994
30.5
1978
33,582
29.7
1979
31,682
29.5
1980
29,970
29.1
1981
27,051
28.1
1982
27,727
27.7
1983
29,596
27.8
1984
27,981
27.0
1985
25,567
26.5
1986
27,157
26.7
1987
28,217
26.7
1988
28,362
26.2
1989
28,993
26.0
1990
27,687
26.2
1991
25,320
25.6
1992
25,123
25.9
1993
26,565
26.2
1994
26,173
26.2
1995
25,706
25.5
1996
26,619
25.9
1997
23,201
25.5
1998
25,620
26.1
1999
27,838
26.0
2000
26,140
25.6
2001
29,902
27.2
2002
30,416
27.0
2003
30,432
27.4
2004
31,667
28.1
2005
32,161
27.3
2006
33,631
27.7
2007
28,996
27.5
2008
28,028
29.1
2009
32,990
29.8
2010
30,628
28.8
2011
出所:(社)日本鉄鋼連盟 資料
鉄鋼統計
全国普通鋼鋼材需要部門別消費量
年度
部門
建設計
建築
土木
造船
自動車
産業機械
電気機械
二次製品
その他
合 計
単位:千トン、%
平成18
19
20
21
28,085
21,425
6,660
5,745
13,739
6,360
3,952
3,406
3,340
64,627
26,229
19,247
6,982
6,072
14,412
6,525
4,052
3,396
3,296
63,982
25,248
18,363
6,885
6,238
11,580
5,393
3,537
2,885
2,760
57,641
18,678
12,638
6,040
5,932
10,204
3,283
3,019
2,416
2,547
46,079
構成比
40.5
27.4
13.1
12.9
22.1
7.1
6.6
5.2
5.5
100.0
22
18,558
12,988
5,570
6,001
10,567
4,545
3,267
2,588
2,637
48,163
注:平成23年度は新日鉄による推計値
構成比
38.5
27.0
11.6
12.5
21.9
9.4
6.8
5.4
5.5
100.0
23
19,084
13,707
5,377
5,480
11,351
5,145
3,074
2,596
2,687
49,417
出所:(社)日本鉄鋼連盟 資料
全国鋼材品種別受注実績―内需
年度
50,611
258
751
3,332
3,886
7,629
2,900
6,825
5,894
6,106
705
1,561
1,280
5,155
4,329
8,492
4,034
993
962
775
1,728
59,103
平成2
70,748
281
1,020
7,240
4,412
14,584
3,222
8,045
7,093
5,655
918
1,950
1,705
8,971
5,652
11,074
5,556
1,433
1,017
1,049
2,019
81,822
単位:千トン
7
58,004
268
852
4,990
3,497
11,542
2,844
6,831
7,011
4,315
695
1,749
1,362
7,064
4,984
9,840
4,659
1,582
789
871
1,939
67,844
19
57,199
243
666
4,021
2,566
10,324
2,423
10,314
7,237
4,021
612
1,083
468
9,479
3,742
14,154
7,626
1,695
768
1,896
2,169
71,353
20
47,489
290
553
3,454
2,112
8,441
1,825
9,883
5,599
3,155
516
938
378
7,176
3,169
11,220
5,862
1,271
577
1,752
1,758
58,709
21
40,697
195
443
2,523
1,856
7,446
1,535
7,794
4,862
2,913
444
989
347
6,881
2,469
9,901
4,887
1,350
490
1,603
1,571
50,598
22
44,259
218
354
2,666
1,906
7,511
1,643
8,983
5,794
3,231
514
982
389
7,359
2,710
12,308
6,558
1,527
576
1,714
1,932
56,566
23
43,730
198
494
2,735
1,909
7,958
1,557
8,485
5,697
3,087
524
899
366
7,226
2,599
12,169
6,576
1,419
525
1,702
1,948
55,899
製鉄事業
品種
普通鋼計
軌条
鋼矢板
H形鋼
形鋼
棒鋼
線材
品
厚中板
種
別 熱延コイル、鋼板
冷延コイル、鋼板
電気鋼板
ブリキ
亜鉛鉄板
その他表面処理鋼板
鋼管
特殊鋼計
構造用鋼
鋼 ステンレス鋼
種 快削鋼
別 高張力鋼
その他
合 計
昭和60
構成比
38.6
27.7
10.9
11.1
23.0
10.4
6.2
5.3
5.4
100.0
出所:(社)日本鉄鋼連盟 鉄鋼用途別受注統計
52
鉄鋼製造プロセス
Iron-and Steelmaking Flow
製銑 Ironmaking
ペレット
コークス
焼結鉱 Pellets 鉄鉱石Coke
Sintered ore
Iron ore
石灰石
Limestone
加熱炉 Reheating furnace
石炭
Coal
スラブ
Slabs
高炉
Blast furnace (BF)
銑鉄
Pigiron
鋳鉄
Foundry iron
スラグ
Slag
ブルーム
Blooms
分塊圧延
blooming/billeting
製鉄事業
溶鉄予備処理
Hot metal pretreatment
ビレット
Billets
鉄くず Scrap
製鋼
Steelmaking
転炉
Basic oxygen furnace
(combined blowing)
電気炉
Electricfurnace
(EF)
二次精錬
Secondary refining
連続鋳造設備
Continuous caster (CC)
53
保熱炉
Recuperating furnace
均熱炉
Soaking pit
直送
圧延
Direct
rolling
圧延 Rolling
鉄鋼製品
Steel products
条鋼圧延機 Section mill
レール
鋼矢板
形鋼
棒鋼
Rails
Sheet piles
Shapes
Bars
線材
Wire rods
厚板
Heavy plates
線材圧延機 Wirerod mill
厚板圧延機 Heavy plate mill
UO鋼管 UO pipe
熱間ストリップ圧延機
UO鋼管製造設備 UO pipe mill
Hot strip mill
CDCM
酸洗・冷間圧延設備
Continuous
descaling
and cold‐
rolling mill
酸洗ライン 冷間圧延機
Pickling Cold strip
line
mill
C.A.P.L.
連続焼鈍ライン
Continuous annealing
and processing line
電気清浄
Electrolytic cleaning
焼鈍
Annealing
調質圧延
Temper rolling
精製圧延
Finishing
スパイラル鋼管製造設備 Spiral pipe mill
電気錫
めっきライン
Electrolytic
tinning line
電気亜鉛
めっきライン
Electro‐
galvanizing
line(EGL)
溶融亜鉛
めっきライン
Continuous
hot‐dip
galvanizing
line(CGL)
電縫鋼管製造設備 Electric resistance‐
welded pipe mill
鍛接鋼管製造設備 Butt‐welded pipe mill
製鉄事業
完全連続冷延鋼板製造ライン
Fully integrated processing line
F.l.P.L.
熱延鋼板
Hot‐rolled sheets and coils
冷延鋼板
Cold‐rolled sheets and coils
電磁鋼板
Electrical steel sheets
電気ブリキ
Electrolytic tinplate
電気亜鉛めっき鋼板
Electrogalvanized sheets
and coils
溶融亜鉛めっき鋼板
Hot‐dip galvanized sheets
and coils
スパイラル鋼管
Spiral pipe and tubes
電縫鋼管
Electric resistance ‐welded pipe
and tubes
鍛接鋼管
Butt‐welded pipe and tubes
シームレス鋼管
Seamless pipe and tubes
シームレス鋼管製造設備 Seamless pipe mill
鋳鋼製品
Cast steel products
54
製造拠点の概要
八幡製鉄所
創業
明治34年
谷本進治
所長名*1
2,861
従業員数*2
14,941
面 積*3
3,623
粗鋼生産量*4
高 炉 戸畑№4高炉
〈炉内容積〉 〈4,250m3〉
(改修稼働) (1998年2月~)
1基
室蘭製鉄所
釜石製鉄所
広畑製鉄所
名古屋製鉄所
明治42年
田邉孝治
584
8,075
1,537
№2〈2,902m3〉
(2001年11月~)
は北海製鉄(株)
へ継承
(平成6年4月)
明治19年
安藤豊
223
3,439
-
昭和14年
芝尾信二
1,286
6,321
693
昭和33年
宮坂明博
2,994
6,432
6,247
№1高炉
〈5,443m3〉
(2007年4月~)
№3高炉
〈4,300m3〉
(2000年4月~)
計2基
(冷鉄源溶解設備)
第1製鋼
第1製鋼
170トン/ch×2基 270トン/ch×2基
第3製鋼
350トン/ch×2基
電気炉
電気炉
100トン/ch×1基
第1製鋼 連鋳 1基 連鋳 1基
第3製鋼 連鋳 2基
製鉄事業
転 炉
主
要
設
備
連 鋳
分 塊
形 鋼
連鋳 1基
連鋳 2基
分塊 1
条鋼 1
棒・線
鋼 管
1製鋼
溶解炉
160トン/ch×3基
200トン/ch×1基
脱炭炉
2製鋼
100トン/ch×1基
270トン/ch×3基
兼用炉
120トン/ch×1基
線材 1
棒鋼 1
線材 1
スパイラル鋼管 1
中径電縫鋼管 1
鋼 板
熱延 1
冷延 3
電磁 2
表面処理 ブリキ 2
ティンフリー 1
溶融亜鉛めっき 2
電気亜鉛めっき 2
ターンコイル 1
*1
*2
*3
*4
55
平成24年4月1日現在
出向者を除く
福利厚生用地を含む
平成23年度
熱延 1
冷延 2
電磁 1
ブリキ 2
厚板 1
熱延 1
冷延 2
ブリキ 1
ティンフリー 1
溶融亜鉛めっき 2 溶融亜鉛めっき 4
電気亜鉛めっき 1 電気亜鉛めっき 1
フィルムラミネート 2
平成24年7月1日
堺製鉄所
昭和36年
藤田和夫
332
1,406
―
大分製鉄所
昭和40年
昭和46年
藤野伸司
吾郷康人
3,510
1,998
12,192
7,153
8,515
9,586
№2高炉
№1高炉
〈4,500m3〉
〈5,775m3〉
(2012年5月~)
(2009年8月~)
№3高炉
№2高炉
〈4,822m3〉
〈5,775m3〉
(2001年5月~)
(2004年5月~)
№4高炉
計2基
〈5,555m3〉
(2003年5月~)
計3基
第1製鋼
製鋼
220トン/ch×3基
397トン/ch×3基
第2製鋼
300トン/ch×3基
第1製鋼 連鋳 3基 連鋳 3基
第2製鋼 連鋳 3基
分塊 1
大形 1
光鋼管工場
昭和30年
(大分製鉄所に含む)
821
―
東京製造所
昭和10年
岡本潤一
116
116
―
(人)
(千㎡)
(千トン)
製鉄事業
大形 1
君津製鉄所
熱間押出 1
(熱押鋼管兼用)
線材 1
スパイラル鋼管 2
電縫鋼管 1
鍛接鋼管 1
UO鋼管 1
厚板 1
厚板 1
熱延 1
熱延 1
冷延 2
中径電縫鋼管 1
小径電縫鋼管 1
シームレス鋼管 1
溶融亜鉛めっき 4
電気亜鉛めっき 1
コイルコーティング 1
56
鉄鋼の国内流通経路
契約形態
●紐付(ひもつき)契約
需要家の注文内容(例えば価格・数量・品質等)が鉄鋼メーカーに通じており、当該需要家向けと
して鋼材を生産・販売する契約。契約は商社が仲介する。
●店売(みせうり)契約
最終需要家を特定することなく、鉄鋼メーカーが問屋や商社に対して鋼材を売り切る契約。
問屋や商社は、購入した鋼材を自己の責任とリスクにおいて在庫し、市況その他を勘案して自
らの営業努力で販売している。
流通経路
ᵹㅢ⚻〝
࡝ࡠ䳦࡞ࡔ䳦ࠞ䳦
໡␠
䋨䉦䊤䊷㋕᧼䋩
໡␠
․⚂ᐫ
ዊᄁᐫ
ᑪ⸳
⵾➧
䊜䊷䉦䊷
㧔
㧕
製鉄事業
䊑䊥䉨
䊁䉞䊮䊐䊥䊷
໡␠䴿৻ᰴ໧ደ䵀
৻⽾ࡔ䳦ࠞ䳦
㧔 㧕
ෘ㩷㩷᧼
ᾲ㩷㩷ᑧ
಄㩷㩷ᑧ
䉄䈦䈐
ടᎿ䉶䊮䉺䊷
䉮䉟䊦䉶䊮䉺䊷
䋨䉲䊞䊷䇮䉴䊥䉾䊃䋩
䊌䉾䉦䊷
໡␠
․⚂ᐫ
໡␠
․⚂ᐫ
ዊᄁᐫ
⾓⾉ᬺ⠪
⥄േゞ
㔚ᯏ
ㅧ⦁
↥ᬺᯏ᪾
ᑪ▽㨯࿯ᧁ
䊐䉜䊑
໡␠
․⚂ᐫ
ዊᄁᐫ
㧔 㧕
㧴ᒻ㍑
㍑⍫᧼
㋕╭᫔
㍑▤᛫
㧔 㧕
✢᧚
᫔㍑
㪙㪠㪚
57
✢᧚‫ޔ‬᫔㍑
ടᎿ䊜䊷䉦䊷
໡␠
․⚂ᐫ
ዊᄁᐫ
ᑪ⸳
ળ␠
ᑪ⸳㨯࿯ᧁ
↥ᬺᯏ᪾
原料輸送
製鉄所
製品倉庫
構 内 輸 送
(原料岸壁) (原料ヤード)
(製品岸壁)
船積み
中継基地からの2次輸送では、大部分をトラックに依存している。
内航
水切り
(直送トラック)
一次トラック
製品
倉庫
保管
二次トラック
構 外 輸 送
中継基地(港運・二次トラック)
入庫
需要家
資 材
ヤード
鉄鋼製品の国内輸送は、製鉄所から最初の着地までの1次輸送では、約6割を内航に依存(トラックは約4割)しており、内航による1次輸送後の
国内需要家向け製品輸送形態
製鉄事業
58
原料
鉄鉱石、原料炭の輸入数量-全国および新日鉄
年度
項目
平成17
単位:上段万トン、( )は%
18
19
20
21
22
23
7,872
(60.4)
2,778
(21.3)
1,063
(8.2)
1,317
(10.1)
13,029
(100.0)
4,913
(37.7)
8,076
(59.2)
3,150
(23.1)
852
(6.2)
1,568
(11.5)
13,647
(100.0)
4,918
(36.0)
8,458
(60.1)
3,173
(22.5)
768
(5.5)
1,675
(11.9)
14,074
(100.0)
5,061
(36.0)
7,426
(57.8)
3,515
(27.4)
577
(4.5)
1,331
(10.4)
12,850
(100.0)
4,515
(35.1)
7,017
(60.9)
3,176
(27.6)
587
(5.1)
740
(6.4)
11,520
(100.0)
3,904
(33.9)
8,070
(60.4)
3,886
(29.1)
477
(3.6)
932
(7.0)
13,365
(100.0)
4,971
(37.2)
7,976
(62.2)
3,705
(28.9)
273
(2.1)
870
(6.8)
12,824
(100.0)
5,045
(39.3)
4,162
(61.2)
136
(2.0)
667
(9.8)
508
(7.5)
1,331
(19.6)
6,804
(100.0)
2,161
(31.8)
4,491
(61.1)
24
(0.3)
706
(9.6)
495
(6.7)
1,629
(22.2)
7,345
(100.0)
2,186
(29.8)
4,732
(55.9)
0.2
(0.0)
1,064
(12.6)
341
(4.0)
2,333
(27.5)
8,470
(100.0)
2,296
(27.1)
4,344
(55.4)
158
(2.0)
812
(10.4)
229
(2.9)
2,295
(29.3)
7,838
(100.0)
2,195
(28.0)
4,026
(58.3)
104
(1.5)
723
(10.5)
76
(1.1)
1,975
(28.6)
6,904
(100.0)
2,034
(29.5)
4,261
(56.4)
343
(4.5)
827
(11.0)
89
(1.2)
1,922
(25.5)
7,550
(100.0)
2,256
(29.9)
3,735
(54.9)
580
(8.5)
674
(9.9)
65
(1.0)
1,747
(25.7)
6,801
(100.0)
2,085
(30.7)
■鉄鉱石
オーストラリア
ブラジル
インド
その他
全国 輸入合計
うち新日鉄
■原料炭
オーストラリア
アメリカ
カナダ
製鉄事業
中国
その他
全国 輸入合計
うち新日鉄
出所:財務省 通関統計より構成 新日鉄については新日鉄資料
注:原料炭の平成15年度以前は
低Ash一般炭(電力用)を含む(約1,000万トン)
単位:上段CIF 米ドル/トン
下段CIF 円/トン
鉄鉱石、原料炭の購入価格-全国
年度
項目
平成17
18
19
20
21
22
23
46.69
5,273
41.92
4,727
52.99
5,998
55.58
6,500
48.84
5,710
65.39
7,645
66.53
7,633
57.04
6,560
78.40
8,970
100.11
10,137
90.74
9,213
114.12
11,500
75.83
7,058
67.99
6,329
87.68
8,162
128.87
11,316
119.00
10,450
146.26
12,843
172.76
13,658
160.73
12,707
193.98
15,336
101.49
11,448
111.26
12,549
156.67
17,671
123.36
13,914
101.70
11,471
98.05
11,451
102.12
11,930
161.4
18,457
122.3
14,268
89.34
10,453
92.98
10,718
95.68
11,011
587.24
67,216
112.64
13,024
106.07
12,264
222.50
22,545
248.94
25,211
313.48
32,205
272.82
27,697
256.89
26,167
145.28
13,522
157.78
14,686
202.06
18,808
184.68
17,190
117.57
10,944
209.88
18,429
183.69
16,130
223.95
19,665
194.13
17,047
160.93
14,131
236.31
18,682
256.09
20,247
278.51
22,019
290.03
22,930
228.60
18,073
■鉄鉱石
平 均
オーストラリア
ブラジル
■原料炭
平 均
オーストラリア
アメリカ
カナダ
中国
出所:財務省 通関統計
59
新日鉄の海外原料投資
所在地
出資比率
生産能力
(百万トン/年)
■鉄鉱石
Robe River
Beasley River
(予定)
NIBRASCO
オーストラリア Rio Tinto 53.0%
新日鉄 10.5% 他日本企業 36.5%
オーストラリア Rio Tinto 53.0%
新日鉄 28.2% 他日本企業 18.8%
ブラジル
VALE 51.0%
新日鉄 25.4% 他日本企業 23.6%
60
今後開発
10
■原料炭
Warkworth
Bulga
Hail Creek
Moranbah North
Foxleigh
Elkview
Revuboe
7
10
8
5
製鉄事業
Integra
オーストラリア Rio Tinto 55.6% 新日鉄
9.5%
他日本企業 34.9%
オーストラリア Xstrata 68.3%
新日鉄 12.5%
他日本企業 19.2%
オーストラリア Rio Tinto 82.0%
新日鉄
8.0%
他日本企業 10.0%
オーストラリア Anglo American 88.0%
新日鉄
5.0%
他日本企業 7.0%
オーストラリア VALE 61.2%
新日鉄
5.95% POSCO 5.95%
他日本企業 26.9%
オーストラリア Anglo American 70.0%
新日鉄 10.0%
POSCO 20.0%
カナダ
Teck Coal Partnership 95.0%
新日鉄
2.5%
POSCO 2.5%
モザンビーク Talbot Group
58.9%
新日鉄
23.3%
日鐵商事 10.0%
POSCO 7.8%
5
3
7
今後開発
■金属
CBMM
ブラジル
Moreira Salles Group 70.0%
新日鉄
2.5%
POSCO 2.5% 他日本企業 7.5% 他韓国企業 2.5% 他中国企業 15.0%
9万トン/年
60
資源会社との提携状況
■リオ・ティント社(Rio Tinto)との包括提携(2004年4月~)
投資関係
長期契約
その他分野
製鉄事業
61
ビーズリー・リバー鉄鉱山の権益取得(豪州新日鉄28.2%)と共同開発
ウェスト・アンジェラス鉱山拡張(20→25百万㌧/年)
ポート・ウォルコット港拡張投資
ヘイル・クリーク炭鉱(強粘炭)の権益取得(豪州新日鉄8%)と長期契約
締結および今後の拡張支援
ワークワース/マウント・ソーリー両炭鉱の操業統合支援
ヤンディー鉱(低アルミナ鉱・21年間)、ローブリバー鉱等 計22百万㌧
/年:ヤンディー鉱山拡張支援(→52百万㌧/年)
ヘイル・クリーク炭鉱(強粘炭)2百万㌧/年(15年間):拡張支援
ハマスレー/ローブリバーJVによるインフラ(鉄道・港湾・電力)共同利用
コンビネーション輸送(リオ・ティント欧州向け、当社ブラジル鉱石輸送)
技術交流
ブラジル
世界最大級鉄鉱石専用船 5隻
(日本-ブラジル間/30~32万トン型)
4,500 miles
(14日間)
カナダ
12,000 miles
(40日間)
南アフリカ
鉄鉱石
25%
オーストラリア
新日鉄
原料炭
25%
投資先からの調達比率
インド
優良な原料権益の取得・使用ソースの拡大
原料の安定調達
製鉄事業
62
4,000 miles
(12日間)
エネルギー
エネルギー消費―鉄鋼業
年度
項目
構成比
石炭類
石油類
購入電力類
合 計
消費量(PJ)
単位:%
平成2
80.7
6.3
13.0
100.0
2,526
22.61
エネルギー消費原単位(GJ/t-s)
7
82.3
6.3
11.4
100.0
2,425
23.83
17
18
19
20
21
22
82.8
6.9
10.2
100.0
2,336
20.72
81.9
7.0
11.0
100.0
2,389
20.29
82.4
6.9
10.8
100.0
2,458
20.23
85.1
9.1
5.8
100.0
2,159
21.16
86.1
8.2
5.7
100.0
2,018
21.54
85.5
9.1
5.5
100.0
2,275
21.16
※平成19年度報告時に、平成2年度に遡って一部数値を修正
出所:(社)日本鉄鋼連盟 鉄鋼統計要覧 ※
還元材比―鉄鋼業
単位:kg/銑鉄トン
年度
製鉄事業
項目
還元材比 ※
うち コークス比
PCI比
タール比
重油比
昭和48
498
440
0
5
53
55
476
458
0
6
12
60
501
484
15
2
0
平成2
504
440
60
1
3
7
20
522
408
111
2
1
504
387
116
0
1
21
505
386
119
0
0
※平成2年度までは「高炉燃料比」
項目
鉄鋼業 重油
※ 灯油・軽油
LNG・LPG(千トン)
新日鉄 重油
うち 高炉吹込用
加熱・発電用
灯油・軽油
LNG・LPG(千トン)
*最高値(昭和45年以降)
63
昭和48*
13,463
1,003
825
4,522
2,498
2,024
309
150
505
365
140
0
3
出所:同上
石油系燃料消費量―鉄鋼業および新日鉄
年度
22
55
60
4,120
686
884
1,044
607
437
43
377
1,878
364
792
118
0
118
22
281
3
単位:10 kl
平成2
2,274
423
1,129
199
73
126
43
370
7
1,925
354
1,103
118
8
110
32
511
21
831
111
719
59
0
59
14
441
22
845
122
754
57
0
57
16
426
23
747
121
734
54
0
54
15
392
※出所:鉄鋼業―経済産業省 鉄鋼統計月報
電力供給バランス―新日鉄
<平成23年度実績>
⾈㔚
⚂㧑
⥄ኅ⊒㔚
⚂㧑
౒หἫജ
⚂㧑
ౝ࿁෼㧖
⚂㧑
㜞ἹἹ㗂࿶࿁෼࠲࡯ࡆࡦ
646‫ޔ‬
ࠦ࡯ࠢࠬੇᑼᶖἫ
%&3╬
製鉄事業
64
鉄鋼製造工程の直結化例―新日鉄
プロセス名
製造工程比較
製造工期
新設備稼働年月
CC-DR
従
来
出
鋼
造
塊
均
熱
分
塊
加
熱
炉
精
整
H
O
T
出鋼~
Hot Coil
5日
八幡 昭和62年 6月
君津 昭和63年 3月
5工程
新
出
鋼
H
O
T
連
鋳
1時間
1工程
C.A.P.L.
従
来
冷
延
電
清
焼
鈍
冷
却
調
圧
検 分
・
査 別
5工程
製鉄事業
冷
延
冷延後~
検査完了
10日
C.A.P.L.
新
10分
君津
No.1
No.2
八幡
No.1
No.2
名古屋
No.1
No.2
昭和47年10月
平成 3年 8月
昭和54年 2月
昭和57年10月
昭和57年 7月
平成 3年12月
1工程
F.I.P.L.
酸
洗
従
来
冷
延
電
清
焼
鈍
冷
却
調
圧
検 分
・
査 別
6工程
酸
洗
広畑 昭和57年 8月
冷延後~
検査完了
11日
H-C.A.P.L.
10分
1工程
新
F.I.P.L.
注:CC-DR Continuous Casting-Direct Rolling
C.A.P.L. Continuous Annealing and Processing Line
H-C.A.P.L. 広畑のC.A.P.L.
F.I.P.L. Fully Integrated Processing Line
65
酸洗~
検査完了
15分
スチール缶リサイクル
スチール缶のリサイクル率向上に向けた諸施策を積極的に推進するため、「スチール缶リサイク
ル協会」を通して活動
スチール缶リサイクル協会(http://www.steelcan.jp/)の概要
・ 理事長:内田耕造(当社代表取締役副社長)
・ 1973年にブリキメーカー4社(新日鉄・NKK(現JFE)・川崎製鉄(現JFE)・東洋鋼鈑)、製缶
メーカー3社(東洋製罐・大和製罐・北海製罐)および商社8社で『あき缶処理対策協会』を設
立。2001年4月より「スチール缶リサイクル協会」に名称変更
活動内容
・ 使用済みスチール缶の散乱防止・再資源化の推進(自治体調査、PR・啓発活動、年次レポート
の配布、シンポジウム・セミナーの開催・プレスリリース実施等)
・ スチール缶を含む資源ゴミの集団回収への支援(全国小中学校・地域民間団体への表彰および
助成金支給)
・ スチール缶リサイクルに係る環境教育の推進(製鉄所一般見学時のスチール缶教育等)
・ 合同美化キャンペーンの実施(昭和48年から39年間に全国346ヶ所、485回の開催実績)等の取
り組み
・ WFP(国連世界食糧計画)の学校給食キャンペーンへの協力として、開発途上国の子どもたち
製鉄事業
へ食料缶を支援
スチール缶リサイクル
スチール缶のリサイクル率向上に向けた諸施策を積極的に推進するため、「スチール缶リサイク
世界のスチール缶リサイクル率推移
ル協会」を通して活動
䋨䋦䋩
スチール缶リサイクル協会(http://www.steelcan.jp/)の概要
出所:スチール缶リサイクル協会
㪈㪇㪇注: 1) 日本のリサイクル率については、経済産業省産業構造審議会
ᣣᧄ
㪏㪐㪅㪈
・ 理事長:内田耕造(当社代表取締役副社長)
のガイドラインで『平成13年度以降は85%以上の達成・継続』
原典:アメリカ-SRI、EU-APEAL
㪏㪏㪅㪌
㪏㪎㪅㪌 㪏㪎㪅㪈 㪏㪏㪅㪎 㪏㪏㪅㪈
㪏㪍㪅㪈
㪏㪐㪅㪋
㪏㪌㪅㪉
を目標としている
・ 1973年にブリキメーカー4社(新日鉄・NKK(現JFE)・川崎製鉄(現JFE)・東洋鋼鈑)、製缶
㪏㪌㪅㪈
䊄䉟䉿
㪎㪐㪅㪍 㪏㪉㪅㪌 㪏㪉㪅㪐 㪏㪋㪅㪉
2) オランダの1997年以降はアルミを含む
メーカー3社(東洋製罐・大和製罐・北海製罐)および商社8社で『あき缶処理対策協会』を設
㪏㪇
立。2001年4月より「スチール缶リサイクル協会」に名称変更
㪎㪊㪅㪏
㪍㪐㪅㪏
㪍㪈㪅㪇
活動内容
㪎㪎㪅㪊
䉥䊤䊮䉻
䉝䊜䊥䉦
䉴䉡䉢䊷䊂䊮
使用済みスチール缶の散乱防止・再資源化の推進(自治体調査、PR・啓発活動、年次レポート
・ 㪍㪇
の配布、シンポジウム・セミナーの開催・プレスリリース実施等)
䉥䊷䉴䊃䊥䉝
・ スチール缶を含む資源ゴミの集団回収への支援(全国小中学校・地域民間団体への表彰および
助成金支給)
㪋㪇
䊐䊤䊮䉴
䉟䉩䊥䉴
・ スチール缶リサイクルに係る環境教育の推進(製鉄所一般見学時のスチール缶教育等)
・ 合同美化キャンペーンの実施(昭和48年から39年間に全国346ヶ所、485回の開催実績)等の取
䌅䌕
り組み
䉴䊕䉟䊮
・ 㪉㪇
WFP(国連世界食糧計画)の学校給食キャンペーンへの協力として、開発途上国の子どもたち
へ食料缶を支援
世界のスチール缶リサイクル率推移
㪈㪐㪐㪊 㪐㪋 㪐㪌 㪐㪍 㪐㪎 㪐㪏 㪐㪐 㪉㪇㪇㪇 㪇㪈
㪇㪉
㪇㪊
注: 1) 日本のリサイクル率については、経済産業省産業構造審議会
のガイドラインで『平成13年度以降は85%以上の達成・継続』
を目標としている
2) オランダの1997年以降はアルミを含む
㪇㪋
㪇㪌
㪇㪍
㪇㪎
㪇㪏
㪇㪐
㪈㪇
出所:スチール缶リサイクル協会
原典:アメリカ-SRI、EU-APEAL
66
輸入
全国鉄鋼品種別輸入量
年度
品種
昭和60
単位:千トン
平成2
7
19
20
22
21
23
銑鉄
723
3,721
2,468
1,128
830
323
693
432
フェロアロイ
877
1,351
1,787
2,146
2,053
1,123
1,872
1,747
421
1,165
505
197
152
39
99
305
2,868
6,182
5,721
3,668
3,322
2,797
3,838
4,637
315
鋼塊・半製品
普通鋼鋼材
線材
27
524
408
221
249
239
280
厚中板
1,022
1,303
1,192
161
213
171
263
520
熱延鋼板
1,522
2,713
2,337
1,657
1,410
1,174
1,632
1,801
冷延鋼板
192
531
952
978
853
640
851
911
6
177
400
366
317
308
447
602
鋼管
46
312
244
92
70
94
111
155
亜鉛めっき鋼板
その他
53
621
188
193
210
171
254
334
特殊鋼鋼材
26
25
155
239
202
194
311
438
二次製品その他
合 計
30
151
272
724
694
599
750
864
4,946
12,596
10,908
8,102
7,253
5,075
7,563
8,424
製鉄事業
出所:(社)日本鉄鋼連盟 鉄鋼品種別輸入実績推移
全国普通鋼鋼材国別輸入量
年度
国
昭和60
単位:千トン
平成2
7
19
20
22
21
23
韓国
1,437
2,809
2,811
2,185
1,914
1,765
2,430
3,042
台湾
477
644
587
786
642
577
727
849
中国
―
288
698
580
653
350
600
674
インド
―
97
125
―
―
1
―
―
ロシア
―
―
161
5
10
1
―
―
ルーマニア
89
198
36
―
―
―
―
―
トルコ
―
148
114
―
―
―
―
―
407
495
248
―
―
―
―
―
オーストラリア
―
69
171
3
3
2
10
3
ニュージーランド
―
91
103
25
14
30
42
24
458
1,342
668
84
86
71
29
46
2,868
6,182
5,721
3,668
3,322
2,797
3,838
4,637
ブラジル
その他
合 計
出所:(社)日本鉄鋼連盟 普通鋼材国別・品種別輸入実績
67
輸出
全国鉄鋼輸出船積実績
項目
数 量
金 額
年度
千トン
百万ドル
10億円
単 価
ドル
千円
為替レート 円/ドル
昭和51
36,518
11,148
3,311
305
90
297
60
32,076
13,684
3,257
427
101
238
平成2
17,264
13,636
1,928
790
112
141
7
22,621
18,911
1,812
835
80
96
20
34,153
43,963
4,462
1,287
131
101
21
39,003
35,281
3,267
905
84
93
22
*1
43,636
47,255
4,059
1,083
93
86
23
41,234
49,600
3,966
1,203
96
80
出所:(社)日本鉄鋼連盟 鉄鋼輸出船積実績
全国仕向先別鉄鋼輸出船積実績
年度
10,472
3,072
1,484
1,317
778
720
753
4,866
1,757
1,081
8,008
1,635
3,044
8,117
7,619
497
3,008
1,257
790
36,518
60
18,423
10,133
1,998
1,132
670
750
786
3,324
763
1,163
2,810
518
2,172
5,234
4,875
359
992
546
755
32,076
単位:千トン
平成2
10,839
1,784
1,767
1,632
867
742
1,770
924
397
246
951
353
364
3,421
3,213
208
455
358
316
17,264
7
17,776
3,525
3,432
2,447
1,064
963
2,641
556
83
290
667
289
110
2,285
2,158
127
615
311
416
22,621
20
28,258
6,131
8,512
3,271
706
1,321
3,939
1,015
110
383
784
548
128
1,756
1,522
234
1,351
430
560
34,153
21
33,106
7,089
10,775
3,908
643
1,213
3,718
1,410
294
609
649
424
67
1,375
1,101
274
1,474
583
407
39,003
22
*1
35,885
7,591
10,554
3,616
782
1,813
4,813
1,383
195
610
1,240
679
360
1,926
1,705
221
2,149
550
504
43,636
23
33,172
6,896
8,853
3,525
743
1,818
4,618
1,467
148
751
1,416
539
325
2,188
2,003
185
1,927
612
453
41,234
製鉄事業
仕向先
アジア
中国
韓国
台湾
シンガポール
インドネシア
タイ
中近東
イラン
サウジアラビア
欧州
EU-27 *2
旧ソ連*3
北米
アメリカ
カナダ
中南米
アフリカ
オセアニア
合 計
昭和51
出所:(社)日本鉄鋼連盟 鉄鋼輸出船積実績
全国品種別輸出船積実績
年度
項目
普通鋼鋼材
厚中板
熱延鋼板
冷延鋼板
電気鋼板
ブリキ
表面処理鋼板
鋼管
条鋼類
特殊鋼鋼材
二次製品
その他
合 計
昭和51
32,340
4,145
5,522
5,756
380
872
2,533
4,705
8,463
1,757
1,366
1,054
36,518
単位:千トン
60
27,365
2,845
3,076
4,784
309
771
2,877
6,138
5,316
2,142
961
1,608
32,076
平成2
13,612
877
1,628
3,188
316
755
2,761
2,675
1,412
2,986
526
140
17,264
*1 平成22年度は輸出数量の過去最高(平成21年度)を更新
*2 昭和51年度はEC9カ国、平成7年12カ国、
平成8年以降EU15カ国、平成16年25カ国、
平成19年1月より27カ国
*3 平成18年度の数値からCIS
7
16,751
1,408
2,254
4,230
543
790
3,501
1,919
2,107
3,842
495
1,534
22,621
20
23,435
3,436
6,012
2,831
795
597
5,113
2,299
2,352
5,263
604
4,852
34,153
21
25,751
3,752
8,661
3,463
779
572
4,800
1,262
2,463
5,723
595
6,935
39,003
22
*1
29,162
3,753
9,256
4,128
949
614
6,161
1,665
2,636
8,136
717
5,620
43,636
23
27,372
3,685
8,784
3,796
969
605
5,427
1,650
2,457
7,710
672
5,481
41,234
出所:(社)日本鉄鋼連盟 鉄鋼輸出船積実績
68
鉄鋼貿易
1.直近の鉄鋼通商関連トピックス (2012年6月現在)
(1) 概況
2008年に入り、中国製の鉄鋼製品を対象とする通商法措置の発動が本格化し、同年秋以降の
世界経済減速等に伴う国際鉄鋼市場の混乱により、対象国・対象製品が拡大。足元では、中
国に加え、韓国・台湾も通商法提訴の主要なターゲットになりつつある。
日本製の鉄鋼製品に対する通商法措置は、ここ数年発動に至っていなかったところ、韓国に
おけるステンレス厚板へのAD措置開始(2011年4月)、インドネシアにおける冷延鋼板へのAD調
査開始(2011年6月)、中国におけるボイラー用ステンレス継目無鋼管へのAD調査開始(2011年9
月)等、日本製品に対する通商摩擦も拡大する傾向にある。
また、アジア地域を中心に、強制規格制度(当該国の国内規格取得を輸入条件とする制度)・
船積前検査制度等の保護貿易的な動きが蔓延し、日本製の鉄鋼製品も影響を受けている。
(2) 全世界における鉄鋼分野の対日AD措置
対象品種及び経過(SSRはサンセットレビュー)
ステンレス棒鋼:1995年2月、措置開始。2011年12月、3回目のSSR開始(調査中)
クラッド鋼板:1996年7月、措置開始。2012年2月、3回目のSSR開始(調査中)
ステンレス線材:1998年9月、措置開始。次回のSSRは2015年に開始予定
ステンレス鋼板:1999年7月、措置開始。次回のSSRは2016年に開始予定
継目無鋼管(大径):2000年6月、措置開始。次回のSSRは2016年に開始予定
米国
継目無鋼管(小径):2000年6月、措置開始。次回のSSRは2016年に開始予定
ブリキ・ティンフリースチール:2000年8月、措置開始。次回のSSRは2017年に
開始予定
大径溶接ラインパイプ:2001年12月、措置開始。次回のSSRは本年10月に開始
予定
ボイラー用ステンレス継目無鋼管:2011年9月、調査開始
中国
ステンレス厚板:2011年4月、措置開始
韓国
ステンレス冷延鋼板:2003年3月、措置開始、次回のSSRは2014年に開始予定
タイ
熱延鋼板・厚板:2003年5月、措置開始、次回のSSRは2014年に開始予定
インドネシア 冷延鋼板:2011年6月、調査開始
メキシコ 継目無鋼管:2000年11月、措置開始。2010年11月、2回目のSSR開始(調査中)
アルゼンチン 溶接鋼管:2001年12月、措置開始。次回のSSRは2013年に開始予定
提訴国
製鉄事業
(3) 経済連携協定交渉
2005年 4月 日メキシコ経済連携協定発効
・鉄鋼関税の即時撤廃率80%(用途別免税制度導入)、10年後撤廃率100%
・2011年2月、5年後の見直し交渉が合意。ステンレス鋼板の原産地規則が改善
2006年 7月 日マレーシア経済連携協定発効
・鉄鋼関税の即時撤廃率100%(現行の国内用途別免税制度を維持)、10年以内に
熱延鋼板を除く鉄鋼製品の関税撤廃
2007年11月 日タイ経済連携協定発効
・鉄鋼関税の即時撤廃率60%(無税輸入枠設定)、10年後撤廃率100%
・無税輸入枠について毎年政府間協議を実施、鉄鋼協力プログラムを実行中
2008年 7月 日インドネシア経済連携協定発効
・鉄鋼関税の即時撤廃率80%(用途別免税制度導入)、10年後撤廃率85%
2008年12月 日フィリピン経済連携協定発効
・鉄鋼関税の即時撤廃率60%(無税輸入枠設定)、10年後撤廃率90%
2009年10月 日ベトナム経済連携協定発効
・鉄鋼関税の即時撤廃率10%、10年後撤廃率80%
2011年 8月 日インド経済連携協定発効
・鋼板・条鋼類は発効5年後、鋼管類は10年後に関税撤廃
69
(4) 鉄鋼対話
2011年
2011年
2012年
2012年
2012年
2012年
6月
7月
2月
3月
4月
6月
第10回
第11回
第 2回
第 9回
第13回
第19回
日欧鉄鋼対話開催(於:東京)
日台鉄鋼対話開催(於:台北)
日インドネシア鉄鋼対話開催(於:東京)
日タイ鉄鋼対話開催(於:東京)
日韓鉄鋼対話開催(於:東京)
日中鉄鋼対話開催(於:杭州)
2.日米鉄鋼貿易のトピックス
製鉄事業
1969年 1月 第一次自主規制(~1971年12月)
規制枠575万トン(1969年)、1970年・1971年は対前年比5%増枠
1972年 1月 第二次自主規制(~1974年12月)
規制枠650万トン(1972年)、1973年・1974年は対前年比2.5%増枠
1977年 2月 ギルモアスチール社/日本製厚板をAD提訴(最終決定:被害あり)
1977年 9月 USスチール社/日本製鋼材6品目(形鋼・厚板・熱薄・冷薄・GI・溶接管)をAD提
訴 (1978年提訴取り下げ)
1978年 1月 第一次TPM(Trigger Price Mechanism)(~1980年3月)
TPM:トリガー価格を下回る輸入があった場合、財務省(1980年より商務省)は職
権にてAD調査を開始し得る
1980年10月 第二次TPM(~1982年1月)
輸入急増防止条項として『サージメカニズム』(輸入比率12.5%超、稼働率87%未
満)導入
1982年12月 輸入比率これまでの最高(21.8%)に達する。この間、301条申立(不公正貿易慣行
の是正、報復措置)及び201条申立(被害の調査)を巡る協議あり
1984年10月 第一次VRA開始(Voluntary Restraint Arrangement)
期間:1984年10月1日~1989年9月30日
対象:日本・韓国・ブラジル他14カ国及びEC
1989年10月 第二次VRA開始
期間:1989年10月1日~1992年3月31日
対象:日本・韓国・ブラジル他13カ国及びEC
1990年10月 GATT・ウルグアイラウンドでIC(International Consensus)交渉開始
以後MSA(Multilateral Steel Agreement:鉄鋼貿易多国間協定)協議交渉開始
1992年 3月 VRAが失効
1992年 6月 米国ミル12社が日本製鋼材4品目(薄板類)のAD提訴を実施
1993年 2月 日本鉄鋼連盟が「鉄鋼貿易問題に関するポジションペーパー」を作成
1993年12月 GATT・ウルグアイラウンド合意
1994年 4月 MSA協議を再開したが主要国間で合意が得られず具体的進展なし
1995年 1月 WTO(World Trade Organization)発足
1996年 3月 米欧特殊鋼業界は「多国間特殊鋼協定(MSSA)」の策定のための基本項目につい
て合意したものの、政府間交渉で合意に至らず
1998年 9月 米国ミル11社が熱延鋼板をAD提訴、また相前後して、日本製鋼材7品目につきAD
提訴を実施。この時期日米鉄鋼通商摩擦が政治問題化
2001年 6月 米国通商代表(USTR)が包括的な鉄鋼製品(33品目)に対するSG調査(201条調査)開
始を要請
2001年 7月 熱延鋼板AD調査に関するWTO提訴(99年に日本政府が要請)に対し、WTOが日本政
府の主張を概ね認め、米国に対しADマージン再計算等を勧告
2002年 3月 SG調査救済措置の大統領決定(薄板類を中心に14品目に救済措置、救済措置期間
は3年)
2003年12月 表面処理鋼板ADサンセットレビューに関するWTO提訴(02年に日本政府が要請)に
対し、WTOが米国のWTO違反は認められないと最終判定
米国鉄鋼製品へのSG措置発動に関するWTO提訴(02年に日本・EU・韓国・中国等
が要請)に対し、WTOが米国のWTO違反を最終判定
これに先立ち日本政府は総額107億円のバランス回復措置の内容を公表
これらを受け、米国政府はSG措置を全面撤廃
70
2006年 3月 構造用形鋼と方向性電磁鋼板のAD措置廃止が決定(形鋼はサンセットレビューに
てITC[米国国際貿易委員会]がシロ決定[05年6月に遡って廃止]、電磁はサン
セットレビューに米国ミルが参加せず)
2006年12月 表面処理鋼板のAD措置廃止が決定(サンセットレビューにてITC[米国国際貿易委
員会]がシロ決定[05年12月に遡って廃止])
2007年 5月 油井管(OCTG)のAD措置廃止が決定(サンセットレビューにてITC[米国国際貿易委
員会]がシロ決定[06年7月に遡って廃止])
2011年 5月 熱延鋼板のAD措置廃止が決定(サンセットレビューにてITC[米国国際貿易委員
会]がシロ決定[10年5月に遡って廃止])
2011年12月 厚板のAD措置廃止が決定(サンセットレビューにてITC[米国国際貿易委員会]が
シロ決定[10年12月に遡って廃止])
2012年 5月現在、米国において継続中の対日AD措置(当社関連、カッコ内は賦課開始時期)
① ステンレス線材(98.9~)、② ステンレス薄板(99.7~)、
③ 大径シームレス鋼管(00.6~)、④ 小径シームレス鋼管(00.6~)、
⑤ ブリキ・ティンフリースチール(00.8~)、⑥ 大径溶接ラインパイプ(01.12~)
製鉄事業
71
チタン事業
新日鉄は、製鉄事業の生産設備・技術・ノウハウを活用できる新しい金属分野として、昭和59年
にチタン展伸(圧延)事業を開始した。
チタンは、実用金属では地殻中4番目に多く存在し、軽くて強く、極めて耐食性に優れ、また加
工性にも優れた素材である。最近では、その発色等表面処理による意匠性、更には自然界の動植
物、生体組織への親和性が注目され、環境にも優しい21世紀の素材として脚光を浴びている。
事業展開
1984年の当社チタン事業開始以来、一時的な調整局面はあったものの、チタンの生産量は順調に
拡大してきた。今後も電力、化学、電解等の一般産業向けから、自動車(二輪、四輪)、建材等民
生品分野迄幅広い分野の需要に高品質の製品で応えていくとともに、エネルギー分野等新規分野
での用途開拓への注力により、更なる事業の成長を目指している。
チタン展伸材 出荷量推移(全国)
年度
昭和59
出荷量
5,740
平成2
8,700
単位:トン
6
11
12,100
11,300
20
19,100
21
9,700
22
15,600
23
21,700
主要販売品目
チタン事業
・純チタン・合金チタン棒・線材
・純チタン・合金チタン厚中板
・純チタン・合金チタン熱延板・コイル
・純チタン・合金チタン冷延板・コイル
・純チタン・合金チタン溶接管
・純チタン箔
・純チタン・合金チタン加工品
主な適用分野
・化学工業
・電力・造水
・電解
・建築・土木
・民生品
・自動車
・航空機
―反応容器、管式熱交換器、板式熱交換器、配管、継手等
―火力・原子力発電向け復水器管、管板、海水淡水化プラント凝縮器管等
―電極、電解槽、銅箔ドラム等
―屋根、壁、モニュメント、海洋構造物防食等
―ゴルフ、時計、眼鏡、IT・AV機器等外装、医療、調理器具等
―マフラー、エクゾーストパイプ、エンジンバルブ等
―ダクト、内装金物、リーディングエッヂ等
72
電力事業
平成7年にわが国に電気の卸供給制度が創設され、これまで電気事業者が独占的に行ってきた電
源の開発に一般企業も参加できることになった。これを機に、新日鉄では電気の卸供給事業を開
始した。また、平成12年3月の電気事業法改正に伴い、大口需要家への電気の小売が解禁された
ことを受け、平成13年1月に「特定規模電気事業者」の届け出を行い、電気の小売事業を開始し
た。
電気の卸提供事業の事業展開
・ 各製鉄所の自家発電で培われた発電技術の活用
―供給電力量の約90%を自社設備で供給
(供給内訳は製鉄事業エネルギーの項、64ページを参照)
・ 各製鉄所の土地・港湾・ヤードなどのインフラの活用
・ 低廉で安定した電力供給
新日鉄のIPP*契約状況
・ 平成8年度(初年度)は4件(合計約50万kW)、平成9年度は1件(30万kW)を落札
・ 電力需給状況をみながら、稼働率を上げて電力不足に対応中
発電製鉄所
電力事業
平成8年度
八 幡
釜 石
広 畑
室 蘭
平成9年度
大 分
供給先
規模
燃料
供給開始
九州電力
東北電力
関西電力
北海道電力
13.7万kW
13.6万kW
13.3万kW
10.0万kW
石 炭
石 炭
石 炭
副生ガス・石炭
平成11年 4月
平成12年 7月
平成11年 4月
平成13年10月
九州電力
30.0万kW
副生ガス・石炭
平成14年 4月
注:*IPP Independent Power Producer
電気の小売事業(新日鉄エンジニアリング(株))
・ 平成13年4月から、首都圏及び九州地域で業務用ビル等を対象に電気の小売を開始しており、
その後自前電源設備の建設、他社電源の購入などにより事業基盤の構築を進めている。
自前電源設備
㈱フロンティアエネルギー新潟(新潟県)
旭化成エヌエスエネルギー㈱(宮崎県)
他社電源購入
㈱シグマパワー有明(福岡県)
国際石油開発帝石㈱(新潟県)
規模
営業運転開始
約6.5万kW
約3.0万kW
平成17年 7月
平成18年 7月
規模
受電開始
約4.0万kW
約5.0万kW
平成17年 5月
平成19年 5月
風力発電事業(新日鉄エンジニアリング(株))
・ 平成15年3月から、北九州市若松区の響灘地区で風力発電事業を開始した。
事業会社
㈱エヌエスウインドパワーひびき
73
供給先
規模
供給期間
九州電力
1,500kW×10基
(1.5万kW)
平成15年3月~
15年間
世界の鉄鋼業
主要製鉄国の粗鋼生産長期推移
⊖ਁ࠻ࡦ
参考:粗鋼生産世界合計の推移
暦年
生産量
2001
851.1
2002
904.2
2003
単位:百万トン
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
969.9 1,071.3 1,144.0 1,247.1 1,346.6 1,341.2 1,235.8 1,429.1 1,516.8
出所:worldsteel事務局
世界の鉄鋼業
%+5
ᣣᧄ
ࠕࡔ࡝ࠞ
ਛ࿖
主要製鉄国の粗鋼生産長期推移
㖧࿖
㪈㪐㪌㪇
㪌㪌
㪍㪇
㪍㪌
㪎㪇
㧖ᐕ߹ߢߪᣥ࠰ㅪ
㪎㪌
㪏㪇
㪏㪌
㪐㪇
㪐㪌
㪉㪇㪇㪇
参考:粗鋼生産世界合計の推移
暦年
生産量
2001
851.1
2002
904.2
㪇㪌
㪈㪇 㪈㪈
಴ᚲ㧦㋕㍑⛔⸘ⷐⷩ‫ޔ‬YQTNFUVGGN⾗ᢱࠍടᎿߒߡ૞ᚑ
2003
2004
単位:百万トン
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
969.9 1,071.3 1,144.0 1,247.1 1,346.6 1,341.2 1,235.8 1,429.1 1,516.8
出所:worldsteel事務局
74
主要国の粗鋼生産量
単位:百万トン、%
暦年
世界の鉄鋼業
国・地域
アジア
日本
韓国
台湾
中国
インド
EU-27
ブルガリア
チェコ
ポーランド
ルーマニア
スロバキア
EU-15
ドイツ
フランス
イタリア
ベルギー
イギリス
ルクセンブルク
オランダ
スペイン
オーストリア
スウェーデン
その他西欧
トルコ
C.I.S
カザフスタン
ロシア
ウクライナ
北米
アメリカ
カナダ
メキシコ
南米
アルゼンチン
ブラジル
ベネズエラ
オセアニア
オーストラリア
アフリカ
南アフリカ
中近東
合 計
*速報値
75
2008
2009
2010
2011
783.0
118.7
53.6
19.9
512.3
57.8
198.2
1.3
6.4
9.7
5.0
4.5
167.9
45.8
17.9
30.6
10.7
13.5
2.6
6.9
18.6
7.6
5.2
29.9
26.8
114.3
4.3
68.5
37.3
124.5
91.4
14.8
17.2
47.4
5.5
33.7
4.2
8.4
7.6
17.0
8.2
16.6
1,341.2
810.4
87.5
48.6
15.9
577.1
63.5
139.4
0.7
4.6
7.1
2.8
3.7
117.9
32.7
12.8
19.8
5.6
10.1
2.1
5.2
14.4
5.7
2.8
29.1
25.3
97.6
4.1
60.0
29.9
82.6
58.2
9.3
14.1
37.8
4.0
26.5
3.8
6.0
5.2
15.3
7.5
17.7
1,235.8
914.5
109.6
58.9
19.8
637.4
68.3
172.6
0.7
5.2
8.0
3.7
4.6
147.5
43.8
15.4
25.7
8.0
9.7
2.5
6.7
16.3
7.2
4.8
33.6
29.1
108.2
4.2
66.9
33.4
111.6
80.5
13.0
16.7
43.9
5.1
32.9
2.2
8.1
7.3
16.6
7.6
20.0
1,429.1
975.9
107.6
68.5
22.9
683.9
71.3
177.2
0.8
5.6
8.8
3.8
4.2
150.6
44.3
15.8
28.7
8.0
9.5
2.5
6.9
15.5
7.5
4.9
38.9
34.1
112.7
4.7
68.9
35.4
118.9
86.4
13.0
18.1
48.4
5.6
35.2
3.1
7.2
6.4
15.2
7.5
22.4
1,516.8
*
出所:worldsteel資料
伸び率
11/10
6.7
-1.8
16.3
15.8
7.3
4.3
2.6
12.8
7.8
9.8
2.9
-7.5
2.1
1.0
2.4
11.5
0.7
-2.4
-1.1
4.3
-5.1
3.7
0.4
15.9
17.0
4.1
11.8
2.9
5.7
6.6
7.3
-0.4
8.3
10.2
9.2
6.9
39.2
-11.1
-12.2
-8.4
-0.9
11.9
6.1
2012年3月
国別・地域別の鋼材見掛消費量見通し
暦年
国・地域
アジア
日本
中国
韓国
台湾
インド
EU-27
その他西欧
C.I.S
北米
アメリカ
カナダ
メキシコ
中南米
アルゼンチン
ブラジル
アフリカ
中近東
世界合計
参考:粗鋼見掛消費
2009
2010
単位:百万トン、%
2011
伸び率
12/11
3.7
-0.6
4.0
1.0
2.0
6.9
2.0
6.2
4.1
5.2
5.7
2.3
4.6
6.8
0.3
5.4
10.9
3.5
3.6
3.7
2012
(見通し)
768.6
52.8
551.4
45.4
11.3
57.9
119.8
23.9
36.0
83.5
59.2
9.5
14.8
33.7
3.2
18.6
26.9
41.6
1,140.0
1,227.2
842.2
63.5
587.6
52.4
17.8
64.9
144.9
29.6
48.2
111.2
79.9
14.1
17.2
45.1
4.6
26.1
24.8
46.9
1,300.8
1,404.4
888.5
64.1
623.9
56.4
18.1
67.8
152.8
33.0
54.0
121.2
89.1
14.2
18.0
46.0
5.3
25.0
22.7
48.1
1,373.3
1,487.3
921.5
63.7
648.8
57.0
18.5
72.5
155.8
35.0
56.2
127.5
94.2
14.5
18.8
49.1
5.4
26.4
25.1
49.8
1,422.3
1,542.2
主要国の連続鋳造(CC)比率
暦年
世界の鉄鋼業
出所:worldsteel短期見通し 2012年4月
単位:%
国
日本
台湾
韓国
中国
インド
ドイツ
イタリア
ロシア
アメリカ
ブラジル
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
97.8
99.6
98.1
95.7
65.9
96.4
96.4
54.0
96.5
92.4
97.7
99.6
98.0
95.7
65.9
96.3
95.3
54.0
96.7
92.3
98.0
92.1
97.8
96.9
69.8
96.2
95.5
71.1
96.7
93.3
97.9
99.6
97.5
97.0
70.0
95.9
95.6
71.1
96.9
94.2
98.4
99.6
97.7
97.4
68.7
96.7
95.2
80.6
97.5
97.1
98.2
100.0
98.0
97.9
68.8
96.7
95.7
80.7
97.4
96.6
98.1
100.0
98.1
98.5
69.5
96.3
95.2
80.7
97.8
96.7
世界平均
90.0
90.8
92.4
92.9
94.1
94.7
95.0
出所:worldsteel
76
主要鉄鋼企業-粗鋼生産上位30社
順位
会社名
国
2011年
2010年
伸び率
11/10
1
ArcelorMittal
ルクセンブルク
97.2
98.2
2
河北鋼鉄集団
中国
44.4
-
3
宝鋼集団
中国
43.3
37.0
4
POSCO
韓国
39.1
35.4
10.5
5
武漢鋼鉄集団
中国
37.7
16.6
127.1
6
新日本製鉄
日本
33.4
35.0
-4.6
7
江蘇沙鋼集団
中国
31.9
23.2
37.5
8
首鋼集団
中国
30.0
14.9
101.3
9
JFEスチール
日本
29.9
31.1
-3.9
10
鞍山鋼鉄集団
中国
29.8
22.1
-1.0
34.8
-
17.0
世界の鉄鋼業
11
山東鋼鉄集団
中国
24.0
12
Tata Steel
インド
23.8
23.2
2.6
13
US Steel
アメリカ
22.0
22.3
-1.3
14
Gerdau
ブラジル
20.5
18.7
9.6
15
Nucor
アメリカ
19.9
18.3
8.7
16
ThyssenKrupp
ドイツ
17.9
16.4
9.1
17
Evraz
ロシア
16.8
16.3
3.1
18
馬鞍山鋼鉄
中国
16.7
-
19
本渓鋼鉄集団
中国
16.5
-
20
現代製鉄
韓国
16.3
12.9
26.4
21
RIVA Group
イタリア
16.1
14.0
15.0
-
22
湖南華菱鋼鉄集団
中国
15.9
23
Severstal
ロシア
15.3
18.2
-15.9
24
Metinvest
ウクライナ
14.4
8.7
65.5
25
中国鋼鉄
台湾
14.0
12.7
10.2
26
SAIL
インド
13.5
13.6
-0.7
27
住友金属工業
日本
12.7
13.3
-4.5
28
IMIDRO
イラン
12.6
11.4
10.5
29
建龍集団
中国
12.4
-
30
MMK
ロシア
12.2
11.4
※適用可能な範囲でステンレス鋼を含む
傘下企業分の算定基準の注記:
出資比率が50%以上の場合は100%合算
出資比率が30%以上50%未満の場合は比率配分した分を算入
出資比率が30%未満の場合は算入せず
77
単位:百万トン、%
7.0
出所:worldsteel
世界鉄鋼協会
(http://www.worldsteel.org)
World Steel Association (worldsteel)(旧:国際鉄鋼協会(IISI))
World Steel Association(世界鉄鋼協会)は非営利の研究機関で、多様な活動を行う世界鉄鋼業
のフォーラムである。1967年に創設され、単一の産業活動に取り組む国際機関としては世界で
初めてのものである。
組織
■運営委員会(Executive Committee)
・会長、副会長(Max.3名)、運営委員会メンバー、事務局長の計15名以内にて構成
■監査委員会(Audit Committee)
■指名委員会(Nominating Committee)
■主な委員会(Key Committees)
・経済調査(Economics)
・技術環境(Technology and Environment)
・環境政策(Environmental Policy)
・安全健康(Safety and Health)
・教育訓練(Education and Training)
世界の鉄鋼業
・サステイナビリティ(Sustainability)
・広報(Communications)
・原料(Raw Materials)
worldsteel会員規模
正会員
67社
準会員
46社
賛助会員
47団体
本部所在地
Rue Col. Bourg 120, B-1140 Brussels, Belgium
Tel:32-2-702-89-00
Fax:32-2-702-88-99
E-mail:[email protected]
役員(2012年4月現在)
会長
副会長
Xiaogang Zhang
馬田 一
Alexey Mordashov
President, Anshan Iron and Steel Corporation(中国)
JFEホールディングス株式会社社長(日本)
General Director, Severstal JSC(ロシア)
78
worldsteel年次総会
世界の鉄鋼業
79
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
年次
1967
1968
1969
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
開催地
ブラッセル
ロスアンゼルス
東京
パリ
トロント
ロンドン
ミュンヘン
ヨハネスブルク
メキシコシティ
大阪
ローマ
コロラドスプリングス
シドニー
マドリード
トロント
東京
ウィーン
シカゴ
ロンドン
リオ・デ・ジャネイロ
ワシントンD.C.
ソウル
西ベルリン
シドニー
モントリオール
東京
パリ
コロラドスプリングス
リオ・デ・ジャネイロ
ヘルシンキ
ウィーン
台北
メキシコシティ
メルボルン
パリ
ローマ
シカゴ
イスタンブール
ソウル
ブエノスアイレス
ベルリン
ワシントンD.C.
北京
東京
パリ
ニューデリー
サンパウロ(予定)
国名
ベルギー
アメリカ
日本
フランス
カナダ
イギリス
西ドイツ
南アフリカ
メキシコ
日本
イタリア
アメリカ
オーストラリア
スペイン
カナダ
日本
オーストリア
アメリカ
イギリス
ブラジル
アメリカ
韓国
西ドイツ
オーストラリア
カナダ
日本
フランス
アメリカ
ブラジル
フィンランド
オーストリア
台湾
メキシコ
オーストラリア
フランス
イタリア
アメリカ
トルコ
韓国
アルゼンチン
ドイツ
アメリカ
中国
日本
フランス
インド
ブラジル
選出会長・出身国
1. H.G.ゾール
西ドイツ
〃
2. L.T.ジョンストン
アメリカ
〃
3. 稲山嘉寛
日本
〃
4. J.フェリー
フランス
〃
5. G.A.スティンソン
アメリカ
〃
6. 斎藤英四郎
日本
〃
7. D.シュペートマン
西ドイツ
〃
8. F.G.ジェイクス
アメリカ
〃
9. 武田 豊
日本
〃
10. J.D.フーグラント
オランダ
11. D.M.ロデリック
アメリカ
〃
12. 齋藤 裕
日本
13. R.スコーリー
イギリス
14. W.F.ウィリアムズ
アメリカ
15. B.T.ロートン
オーストラリア
16. 齋藤 裕
日本
17. H.クリベット
ドイツ
18. C.H.バーネット
アメリカ
19. 今井 敬
日本
20. 金 満提
韓国
21. F.メア
フランス
22. T.J.アッシャー
アメリカ
23. 千速 晃
日本
24. C.Y.ワン
台湾
25. サー・ブライアン・モファット イギリス
26. J.T.メイベリー
カナダ
27. カービー・アダムス
オーストラリア
28. 三村 明夫
日本
29. ギイ・ドレー
ルクセンブルク
30. ジョン・サーマ
アメリカ
31. 李 亀澤
韓国
32. ラクシュミ・ミッタル
ルクセンブルク
33. P.ロッカ
アルゼンチン
34. 馬田 一
日本
35. Xiaogang Zhang
中国
エンジニアリング事業
平成18年7月、新日鉄のエンジニアリング事業本部は新日鉄エンジニアリング(株)として分社・
独立した。新会社は、プラント建設、環境対策、エネルギー開発、社会資本整備、建築等の多様
な分野で、エンジニアリング事業会社として、国内外マーケットの急速な環境変化の中で、高度
な技術力と卓越した専門性をもって最高の顧客満足を追求し、「社会に貢献し続ける必須の存在」
となるべく、これまで以上に迅速で柔軟な事業展開に注力している。
新日鉄エンジニアリング(株)の概要
本社
:東京都品川区大崎1-5-1 電話 03-6665-2000
資本金
:150億円
売上高
:2,489億円(平成23年度 連結ベース)
従業員数
:3,848人(平成24年3月31日現在)
事業別受注・売上高(連結)
単位:億円
受注高
項目
平成22
年度
売上高
平成23
平成22
平成23
873
622
581
594
環境ソリューション
550
445
433
398
エネルギー
321
323
405
392
海洋
928
243
513
435
橋梁鋼構造
148
105
134
109
パイプライン
183
238
195
181
建築・鋼構造
389
406
322
415
△49
△5
△34
△35
3,343
2,377
2,549
2,489
1,304
585
524
590
消去等
合計
うち海外
売上高推移(連結)
年度
項目
売上高
うち海外
平成17
3,361
819
エンジニアリング事業
製鉄プラント
単位:億円
18
19
20
21
22
23
3,679
961
3,598
884
3,866
790
3,319
790
2,549
524
2,489
590
80
事業内容および主要製品
製鉄プラント
■製鉄プラント
製銑・製鋼設備(高炉、転炉他)、鋼板処理ライン(C.A.P.L.Ⓡ、CGL、ETL他)、環境・省エネ対
応型設備(回転炉床炉[RHF]、コークス乾式消火設備[CDQ]、石炭調湿設備[CMC])、電気炉
設備、連続鋳造設備、加熱炉設備、圧延設備、造管設備および各付帯設備、非鉄関連設備
(めっき、酸洗、リフロー)
環境ソリューション
■環境プラント、資源循環、環境修復推進
直接溶融・資源化システム、リサイクルプラザ、ごみ中継施設、海生物・汚泥焼却炉、PCB廃
棄物処理施設、廃プラスチック処理設備、廃タイヤ乾留設備、バイオエタノール製造設備、
フロン分解装置等、土壌・地下水汚染調査・浄化、廃棄物処理設備の運転・維持管理
エネルギー
■受払・貯蔵
LNG・LPG・原油受払基地(LNG・LPG受入基地、LNGサテライト基地、LNGローリー出荷設備
等)、貯蔵設備(低温液化ガス用タンク、都市ガスホルダー等)
■エネルギー製造
天然ガス液化プラント、地熱蒸気生産設備
産業ガスプラント(PSA、排煙脱硫設備等)、Jコンビ(汚泥燃料化施設)
■エネルギーソリューション
電力小売り、オンサイト供給、発電エンジニアリング、風力発電事業
海洋
■石油・天然ガス開発、海洋鋼構造
エンジニアリング事業
石油・天然ガス海底パイプライン、プラットフォーム、防波堤、消波堤、護岸構造物、沈埋
函、鋼殻合成ケーソン、超大型浮体構造物、鉄筋鉄骨構造物、漁礁、杭打パイプラインの検
査、パイプインパイプ工法、洋上風力発電設備の建設
建築・鋼構造
■総合建築分野
工場・倉庫・事務所・居住系建物・プラント建屋等の建築、PFI事業
■特殊鉄構分野
特殊鉄構(NSトラス、Wトラス、NSテンションシステム)、超高層ビル鉄骨、大スパン建築鉄骨
■エンジニアリング商品分野
免震・制振装置、システム建築(スタンパッケージⓇ)、回転圧入鋼管杭(NSエコパイルⓇ)、
橋梁商品(グレーティング、角太橋Ⓡ、H-BB、パネルブリッジ、NSカバープレート等)
日鉄パイプライン㈱
■エネルギーパイプライン
陸上パイプライン(天然ガス、石油等)、都市ガス配管、減圧設備、簡易円弧推進工法、陸上
パイプライン用自動溶接機(MAG-Ⅰ)、ANHT型中圧ノーブロー工法
埋設鋼管コーティング損傷検査(スーパーコーディンス・スーパーコーディンステスラ)
■水道施設
老朽管路の更新・更生法(STM・PIP・インシチュフォームⓇ)、海底送水管、火力・原子力発電
所循環水配管、既設配水池の耐震補強工法
81
都市開発事業
新日鉄は、平成14年4月に不動産事業のさらなる基盤強化を目的として、都市開発事業を分割し、
子会社の(株)新日鉄都市開発と統合した。これまで両社で培ってきたノウハウやネットワークをよ
り強固に融合し、特色ある都市開発事業を展開している。また、開発・賃貸を主軸としたバランス
の取れた総合不動産会社を目指し、本年10月1日に興和不動産(株)と経営統合を行うこととし、
本年3月26日に統合基本契約を締結した。
経緯
昭和53年10月
昭和60年 7月
平成 1年 7月
平成10年 4月
平成14年 4月
平成24年 3月
住環境開発部を設置、新しい住環境創造を柱とした複合的都市開発
に取り組む
エンジニアリング事業本部標準建築事業部(後に建築・都市開発事業
部と改称)に編入
都市開発事業部を設置、上記事業部の都市開発機能および経営企画
部等で対応していた大規模社有地開発に関する機能を集約
エンジニアリング事業本部から独立
都市開発事業を分割し、(株)新日鉄都市開発と統合
興和不動産(株)と統合基本契約を締結
(株)新日鉄都市開発の概要
本社
資本金
売上高
従業員数
:東京都中央区日本橋1-13-1 電話 03-3276-8800
:60.2億円
:804億円(平成23年度 連結ベース)
:557人(平成24年3月31日現在)
事業展開
新日鉄都市開発は、首都圏・近畿圏を中心にマンション事業を展開しているほか、資産価値再生の
観点から、新日鉄社有地の開発および市街地再開発等に取り組み、実績をあげている。
ザ・ミッドランドアベニュー
リビオタワー板橋
リビオ国分寺ステーションアベニュー
横濱紅葉坂レジデンス
●都市開発事業
霞が関R7プロジェクト〈霞が関コモンゲート〉
芝浦三丁目再開発プロジェクト〈芝浦ルネサイト〉
都市開発事業
事業分野および主要実績
●住宅事業
神田淡路町ニ丁目プロジェクト
●大規模地域開発
事業
八幡東田総合開発
堺浜シーサイドステージ
姫路・大津地区開発
室蘭ショッピングモール開発〈モルエ中島〉
●ビルマネジメント
事業
日鐵日本橋ビル賃貸事業
日鐵木挽ビル賃貸事業
新日鉄本社移転プロジェクト
新日鉄エンジニアリング本社移転プロジェクト
82
化学事業
新日鉄グループの化学事業を担う新日鐵化学(株)は、製鉄プロセスから得られるコールタールや
コークス炉ガスの有効活用を図る石炭化学事業を行っている。その事業基盤に、石油化学事業を
加えるとともに、近年では、光学・ディスプレイ材料、エポキシ樹脂、回路実装材料、回路基板
材料、有機EL材料などへも力を注いでいる。
新日鐵化学(株)の概要
本社 :東京都千代田区外神田4-14-1(秋葉原UDX13F) 電話 03-5207-7600
資本金
:50億円
売上高
:1,976億円(平成23年度 連結ベース)
従業員数 :1,633人(平成24年3月31日現在)
事業方針
新日鐵化学は、2020年をターゲットとする“グランドデザイン”で掲げた企業ビジョンにおい
て、世界一の製鉄化学の実現と、独自の素材技術を活かした機能材料事業の展開を通じて、社会
に貢献する化学会社を目標としている。製鉄化学事業と機能材料事業を経営の柱として、新規事
業の展開とグローバル化への継続的挑戦によって、持続的成長を追及。財務指標としては、売上
高5,000億円、経常利益500億円、ROA15%以上の達成を目標に掲げている。
主要営業品目
■コールケミカル
ピッチコークス、ピッチ、カーボンブラック原料油、ナフタリン類、無水フタル酸、
タールファイン製品、工業用ガス(水素、アルゴン、酸素、窒素)、カーボンブラック、
特殊炭素製品
化学事業
■化学品
スチレンモノマー、ベンゼン、トルエン、キシレン、シクロヘキサン、メタノール、硫安、
ジビニルベンゼン、特殊溶剤類、潤滑材
■機能材料
光学・ディスプレイ材料(機能樹脂材料、スチレン系樹脂、
UV・熱硬化性樹脂材料「エスドリマーⓇ」、高表面硬度透明基板「シルプラスⓇ」、
液晶ディスプレイ用レジスト材料「エスファインⓇ」)
エポキシ樹脂(汎用エポキシ、ノンハロ難燃エポキシ、特殊エポキシ)、
回路実装材料「エスアレックスⓇ」、ビスフェノールA、オルソクレゾール
回路基板材料「エスパネックスⓇ」(無接着剤銅張積層板)
有機EL材料「ルミエースⓇ」(発光材料、電子輸送材料、正孔輸送材料、正孔注入材料)
83
新素材事業
新日鉄は、昭和59年に新素材事業開発本部を発足させ、鉄鋼製造で蓄積した多方面にわたる技術
の活用および社外技術の導入等をベースとして、新素材(従来の鉄鋼関連製品以外の材料)の事業
化に着手した。
電子産業部材分野を中心とした成長する市場機会を捉え、機動的な事業推進を図るべく、平成18
年7月に会社分割を行い、新会社として新日鉄マテリアルズ(株)をスタートさせた。
新日鉄マテリアルズ(株)の概要
本社
:東京都千代田区外神田4-14-1(秋葉原UDX13F) 電話 03-6859-6111
資本金
:30億円
売上高
:542億円(平成23年度 連結ベース)
従業員
:438人(平成24年3月31日現在)
事業展開
新素材事業開始以来、研究所・製鉄所等の社内関係部門と連携を密にとりつつ、将来を見据えた
事業基盤の充実化・拡充を図っている。特徴ある技術・素材を鍵として、先端技術分野を支える
欠くことのできない存在として堅調に事業展開を進めている。
事業分野
・電子産業部材分野
・産業基礎部材分野
・環境・エネルギー部材分野
製品および担当箇所
新素材事業
■電子産業部材分野
○半導体部材関連
一般的な半導体は、シリコンウェハに電子回路を書き込んだシリコンチップを、ボンディン
グワイヤによりリードフレーム等に接続し、全体あるいは一部を封止材(樹脂と無機フィラー
の複合物)で封止する。新日鉄マテリアルズでは、鉄事業で培った解析・シミュレーション・
組織制御・接合などの技術を基軸に、主に実装工程において製品・サービスを事業化し、旺
盛かつ品質要求の厳しい半導体関連マーケットに応えている。
●金ボンディングワイヤー、はんだボール
◇(株)日鉄マイクロメタル
銅ボンディングワイヤー
◇日鉄マイクロメタル・フィリピン
(電極接続材料)
◇杭州日茂新材料有限公司
●球状フィラー(封止材料)
◆マイクロン社
◇ハリミック マレーシア
●マイクロボールバンピングサービス
◆電子材料事業部
●SiC単結晶ウェハ
◆SiCウェハカンパニー
84
○電子機器関連
新日鉄マテリアルズのステンレス箔は、極薄、高い板厚精度、高強度、高バネ特性等の特色か
ら、HDD(ハードディスクドライブ)サスペンション用素材や携帯端末キーボード用皿バネとし
て用いられ、電子機器の薄型化・小型化・高性能化などのユーザーニーズに対応している。ま
た、被膜を有した箔を開発し、絶縁性、密着性、制振性などの機能を持った新たな素材を供給
している。
●ステンレス箔
◆電子材料事業部
○半導体・電子機器製造装置用素材・部材
新日鉄マテリアルズは、装置材料・部材の面からも半導体関連・電子機器関連分野を支えてい
る。高熱高圧環境で行われるHIP処理(Hot Isostatic Pressing=熱間等方圧加圧)により、内
部欠陥の無い超高密度の金属・セラミックスや異種金属複合材といった従来無い素材や、高純
度で微細結晶化されたターゲット材を提供している。
さらに半導体製造の前工程や、HDDのCMP工程(Chemical Mechanical Polishing) に対しても、
熱処理・接合技術を応用したパッドコンディショナー(ドレッサー)を供給している。
●HIP加工品
◆電子材料事業部
●CMP用ドレッサー
◆電子材料事業部
■産業基礎部材分野
○炭素繊維・炭素繊維複合材
炭素繊維は、既存の材料に比し、圧倒的に強度および弾性率が高く、かつ超軽量、高耐熱性、
高導電性、高耐磨耗性という特色をもっている。当社では、新日鉄の材料技術、構造設計技術
を駆使し、スポーツ用品、航空宇宙、建築土木、産業機械向けなど、幅広い分野において、次
のような素材並びに加工品を供給している。
●炭素繊維、プリプレグ
◇日本グラファイトファイバー(株)
●炭素繊維複合材
◆日鉄コンポジット社
耐震補強シート、プレート(トウシート、トウプレート、ストランドシート)
立杭壁用コンクリート補強筋(NOMST工法部材)
新素材事業
CFRP(炭素繊維強化プラスチック)ロール
CFRP産業機械用構造部材(ロボットハンド・超精密装置用部品、等)
■エネルギー・環境部材分野
ステンレス箔の応用商品であるメタル担体は、耐熱性・耐振性・搭載性に優れた自動車排ガス
浄化用部品として、高エンジン出力と排ガス浄化の両立を図ることができ、地球にやさしい車
づくりに貢献している。また、メタル担体に用いられる、耐高温酸化性に優れた独自開発鋼種
のステンレス箔は、素材としての供給もおこなっている。
●メタル担体
●メタル担体用ステンレス箔
◆環境材料事業部
◆電子材料事業部
地球温暖化防止のためのクリーンエネルギー源として注目を集めている太陽光発電に関し、そ
の主原料となる多結晶シリコンの需要は、増加傾向にある。新日鉄マテリアルズでは、NS
ソーラーマテリアルを設立し、平成20年度より市場参入している。
●太陽電池用多結晶シリコン
85
◇NSソーラーマテリアル(株)
システムソリューション事業
昭和61年、新日鉄は世界一級の技術力を誇る製鉄事業において長年蓄積してきたシステム技術を
ベースに本事業を開始し、以来、事業基盤の強化を積極的に進めてきた。平成13年4月には、新
日鉄のエレクトロニクス・情報通信(EI)事業部と新日鉄情報通信システム(株)(ENICOM)を事業統
合し、新日鉄ソリューションズ(株)としてスタートさせた。同社は平成14年10月に東京証券取引
所市場第一部に上場を果たした。
新日鉄ソリューションズ(株)の概要
本社
:東京都中央区新川2-20-15 電話 03-5117-4111
資本金
:129.5億円
売上高
:1,615億円(平成23年度 連結ベース)
従業員数
:5,014人(平成24年3月31日現在)
事業展開
新日鉄ソリューションズは製鉄業で培った豊富な経験と高度なIT力を活かし、お客様の立場に
立ったソリューションを提案し、そのグローバルな事業活動と競争力強化を支援している。
早くからクラウド・コンピューティングに取り組み、平成24年5月にはクラウドサービスの拠点
として最新鋭の第5データセンターを開設。最近では、クラウドを活用したイノベーションを目
指すクラウドプラスとして、データサイエンスやスマートデバイス活用を積極的に提案してい
る。平成23年12月にはシンガポールに現地法人(NS Solutions Asia Pacific Pte.Ltd)を設立し
て、米国、中国に加えアジア太平洋地域でのITサポートを開始。
事業分野
○製造・消費財分野
「製造業出身」で「お客様の業務を一番よく知ってる」ソリューションプロバイダーとして、
時代の変化を踏まえ、お客様の経営戦略と現場実践を最適なソリューションで支援している。
・業務別アプリケーション:ERP,SCM、PLM、CRM等のソリューションを提供
・業務インフラ:各種業務を横断する認証認可等のソリューションを提供
・業種特化型ソリューション:エンジニアリング向け
システムソリューション事業
○ 流通・サービス分野
現場重視で得た業務知見を元に最新テクノロジーを基盤とした基幹システムから情報系シス
テムまで、トータルなシステム構築で支援している。
・ネット・メディア・サービス:CRM、マルチサイト/マルチチャネル対応ECサイトの設
計・構築など
・小売:サプライチェーン管理システムや物流システム統合など
・一般消費財(CPG):販売プロセスの一元管理システムなど
・医薬・ヘルスケア:MR向け営業支援システム、治験データの収集・管理システムなど
○通信分野
通信事業者が必要とする新しいビジネスモデルとそれらを具現化する為のテクノロジーを、
常にユーザーの視点から下記の領域を中心に提供している。
・サービスピラットフォーム
・コアネットワーク
・アクセスネットワーク
・オペレーションサポートシステム(OSS)
・ビジネスサポートシステム(BSS)
86
○金融分野
長年の金融業務の知見とIT力の融合で、新時代の金融ビジネスに即応する実践的ソリューショ
ンを提供している。
・市場系:統合型トレーディング業務支援パッケージ「TSSummit」、ディーリングフロン
ト・ミドル・バックシステムなど
・経営管理系:ALM・収益管理、統合収益管理「BancWare」、バーゼルⅢ・IFRS対応など
・データベース:大規模DWH、情報系DBなど
・リテール決裁:スマートデバイスを活用したプロセッシングサービスなど
○社会公共分野
"鉄"のノウハウと最新のITインフラ技術を行政・教育研究機関・公益事業に提供し安全・安心
な社会インフラづくりを支援している。
・中央官公庁・地方自治体
・科学技術
・文教(大学等)
・公益(社会インフラや交通分野)
○ ITインフラソリューション
システムソリューション事業
多種多様な業種や業務のノウハウを元に標準化されたオープンなITインフラを構築、提供して
いる。さらに高付加価値の運用サービスメニューも幅広く用意をしており、ご要望に応じて最
適な組み合わせのサービスもあわせて対応できる。平成24年5月には、クラウドサービスの基
盤として最新鋭の第5データセンターを開設した。
・クラウド・サービス:プライベート・クラウド・アプライアンス「NSGRANDIR+」、クラウ
ドコンピューティングITインフラサービス「absonne(アブソンヌ)」など
・データセンター・サービス:DR(ディザスタリカバリー)サイト構築及び運用など
・デスクトップ仮想化サービス(DaaS):absonne上に仮想PCを作成し、いつでもどこから
でも社内と同じデスクトップ環境を実現
・図面・文書ASP/BPOサービス:金融機関の文書管理、竣工図書の図面管理など
・法定電子公告向け調査機関サービス:法務大臣登録の下、調査機関としてのサービスを提
供
・日本語文書検査ツール「ことしらべ」:日本語文書の曖昧さ、記述のゆれ、日中同形異義
表現、冗長表現、用語辞書との整合性チェックなどを行う文書検査ツール
87
研究開発
研究開発体制
中央研究組織としての総合技術センターと各製鉄所に配置した技術研究部が強固な連携を図り、
「リサーチ・アンド・エンジニアリング」の理念のもと、基礎基盤研究から、応用開発、エンジ
ニアリングまでの一貫した研究開発を推進している。
技術開発本部
本社
技術開発企画部
鉄鋼研究所
先端技術研究所
連携
設備・保全技術センター
プロセス研究開発センター
(各製鉄所)技術研究部
総合技術センター
総合技術センター
所在地
千葉県富津市新富20-1
開設
平成3年9月
敷地面積
70万㎡(建家延床面積10万㎡)
研究開発費
単位:億円
年度
平成16
17
18
19
20
21
22
23
単独
273
280
290
300
305
327
318
330
連結
363
378
412
453
457
468
466
481
研究開発
88
研究開発の主要例
年
平成 1
2
サワーガス用耐蝕二重管
超高張力鋼線(360kg級)
ストリップ連鋳法
自動車用防錆鋼板(合金Znめっき鋼板)
平成
3
高残留オーステナイト熱延高張力鋼板
海洋構造物防食用チタンクラッド鋼板
建築鉄骨用溶接ロボット「NSロボ21」
平成
4
地中連続壁用NS-BOX
建設用自動スタッド溶接技術
廃水処理用バイオリアクター
MPEGリアルタイムエンコーダ
平成
5
高速片面FCuB溶接技術
褐鉄鉱系鉱石多量使用技術(RCX法)
汎用3次元圧延解析システムNSCARM
平成
6
橋梁用超高張力鋼線
高強度ピッチ系炭素繊維の開発とそれを利用した「NOMSTⓇ」
予熱低減型HT590、780級高張力鋼板
硫黄酸化細菌による高効率排水処理プロセス
平成
7
建築鉄骨骨組の高速載荷試験法の確立
双ドラム式ストリップ連続鋳造法
LSIの高密度実装を可能とする金ボンディングワイヤ
酸化膜耐圧特性の優れたSiウェーハ
高充填性コンクリート
平成
8
高アレスト鋼材
耐サワー13Cr油井用鋼管
綿材ブロックミルのAGC技術
SIMOXウェーハ技術
波浪・雨滴侵入の予測・制御を基軸とした全天候バース設計技術
平成
9
衝突安全性に優れた自動車部材用高強度薄板
スタンド支持焼結法
SiC半導体ウェーハ
大型無人搬送台車による搬送システム
研究開発
平成
平成 10
89
件 名
外のり一定H形鋼「ハイパービームⓇ」
建築構造用TMCP鋼板「BUILTENⓇ」
知識工学を応用した高炉操業管理システム
3%Ni海浜耐候性鋼
クロムフリー電気亜鉛めっき鋼板
熱延連続化技術
半導体実装用ハンダボールとその配列技術
深絞り成形可能なプレコート鋼板「ビューコートⓇ」
年
平成 11
件 名
コークス炉における廃プラスチックリサイクル使用技術(大河内記念生産賞)
EV用薄手無方向性電磁鋼板
重荷重鉄道用過共析鋼レール
自動車向け粗大粒防止浸炭処理用鋼
高品位「A3」(Argon Annealed Advanced)シリコンウェーハ
低熱膨張性セラミックス
平成 12
微細粒子分散型高HAZ靭性厚鋼板
高耐食性新めっき鋼板「スーパーダイマⓇ」(全国発明表彰発明賞)
石炭品質新評価法
密閉容器内壁自動補修システム
12インチシリコンウェーハ
平成 13
高性能鉛フリー快削鋼
高耐疲労性能を有する照明ポール
制御ソフト生産性向上技術
平成 14
ハイドロフォーム技術(成形技術及び加工装置の開発)
酸化系潤滑被膜「L処理」の開発
Pbフリー燃料タンク素材「エココートⓇ」(SnZnめっき鋼板)
リジング特性に優れた高加工性フェライトステンレス鋼板「YUSPDXⓇ」
平成 15
引張り強度60キロ級・80キロ級TRIP型合金化溶融亜鉛めっき鋼板
鋼製地中連続壁工法
平成 16
高耐食鋼材「新S-TENⓇ1」(市村産業賞功績賞)
アンボンドブレースと高性能鋼による革新的耐震技術
ハット形鋼矢板900
次世代型制御冷却プロセス「CLC-μ」
低炭非鉛快削鋼線材(ものづくり日本大賞 優秀賞)
チタン合金「Super-TIXⓇ」
超高活性非貴金属系FT合成触媒(日本石油学会野口賞)
平成 18
船舶用降伏応力47キロ級高強度厚鋼板(2006年日経優秀製品・サービス賞 最優秀
賞 日本経済新聞賞、ものづくり日本大賞 優秀賞)
高機能型(無機系)クロメートフリーめっき鋼板「ジンコートⓇ21-QM」
家電用クロメートフリー塗装鋼板
環境負荷物質の高感度オンラインレーザーイオン化質量分析装置(日本分析化学会
先端分析技術・機器開発賞受賞)
研究開発
平成 17
超深絞り加工用純チタン材「Super-PureFlexⓇ」
高炉情報可視化システム「3D-VENUS*」
*VENUSは、Visual Evaluation and Numerical analysis System of Blast Furnace operation の当社内の略称
平成 19
自動車燃料タンク用鋼板「エココートⓇ-S」(ものづくり日本大賞 内閣総理
大臣賞、文部科学大臣表彰)
原油タンカー用高耐食性厚鋼板「NSGPⓇ-1」(日経優秀製品・サービス賞 優
秀賞 日経産業新聞賞, 市村産業賞貢献賞)
シームレス「FCW」フラックス入り溶接ワイヤ
「IT操業支援システム」による現場製造力の向上(日経ものづくり大賞)
3次元アトムプローブによる材料解析
貴金属の使用を大幅に抑えた自動車排ガス用新型触媒材料
90
年
平成 20
件 名
安全・安心を実現する革新的構造材料の開発(NTPT*)
ニッテツスーパーフレームⓇ工法(環境適合型工法による安全快適な建物)
直接圧延熱処理技術による高強度橋梁用線材(パテンティング処理省略)
次世代コークス製造技術(SCOPE21)を導入した新型コークス炉
宇宙線ミュオンを利用した高炉内部測定技術
環境適合性に優れた鉄鋼スラグ利用材;「フロンティアストーンⓇ」「エコガ
イアストンⓇ」など
パワーデバイス用SiCウェーハ(日経BP技術賞)
*NTPTは総合科学技術会議に設置された「ナノテクノロジー・材料研究開発プロジェクトチーム」
平成 21
高バーリング型熱延GAハイテン(590MPa級ならびに780MPa級)
黒色クロメートフリーめっき鋼板「ジンコートⓇブラック」
船舶衝突安全性に優れた厚鋼板「NS-Ship-Safety235」
極厚肉小径熱間圧延電縫鋼管(自動車部品軽量化)
鉄鋼プロセスにおける使用後耐火物のリサイクル技術の開発(資源循環技術・
システム表彰 経済産業省産業技術環境局長賞)
低騒音・低振動・高支持力鋼管杭施工法「RSプラスⓇ」
コンクリート中詰合成セグメント
平成 22
Ni低減型LNGタンク用鋼(6%Ni鋼)
高変形能UOEラインパイプ
橋梁用高降伏点鋼板「SBHS」
高強度鋼管杭及び先端拡大根固め杭工法「TN-X工法」
高炉炉底用カーボンブロック長寿命化技術
原燃料一貫生産物流最適化システム
LSI用複層Cuボンディングワイヤ「EX1」(市村産業賞本賞)
平成 23
高成形性1.2GPaハイテン
極厚210mmラック用HT80鋼
耐候性鋳物「CORQⓇ」
超音波振動を活用した疲労特性向上技術「UIT」
鋼矢板セル工法
6インチ口径SiC単結晶ウェーハ
研究開発
91
受賞技術
■大河内賞―主催:(財)大河内記念会
生産工学、生産技術の研究開発や高度な生産方式の実用化などで優れた業績を上げた個人、事業
体を対象に毎年授与。
年
件 名
賞 名
記 念 賞
生 産 特 賞
新しい方向性珪素鋼板オリエントコアハイビーⓇの開発
H形鋼の連続式製造方法の開発
(三菱電機・三菱重工・山九と共同)
50
記
念
賞
薄鋼板連続焼鈍処理設備による深絞り用冷延鋼板製造技術
(C.A.P.L.)の開発
51
生
産
賞
転炉製鋼法におけるダイナミック操業技術の確立
(山里エレクトロナイト・川惣電機と共同)
52
53
56
57
技
技
技
記
生
術
術
術
念
産
賞
賞
賞
賞
賞
高性能形状制御新形圧延機の開発
コークス炉ガス脱硫システムの開発
パルス分析測定法による発光分析法の開発
プレスロール穿孔法の工業化による新継目無鋼管製造法の開発
昭和 48
49
ロール成形法による大形角鋼管製造技術および設備の開発
(日鐵建材工業、東京大学と共同)
記 念 賞
技 術 賞
生 産 賞
記 念 賞
生 産 賞
生 産 賞
生 産 賞
生 産 特 賞
生 産 賞
生 産 特 賞
生 産 賞
製鋼―圧延直結プロセスの開発
レーザー照射による極低鉄損方向性珪素鋼板の開発
溶銑予備処理法による新製鋼プロセスの開発
大規模熱間圧延ミルにおける高精度・即応生産技術の開発
ステンレス鋼の分塊圧延を省略した直接熱間押出技術の開発
鉄鋼窯炉用大容量火炎溶射補修技術の開発
粒度偏析制御式鉄鉱石焼結法の開発
H形鋼の高効率自在成形技術の開発(川崎製鉄と共同)
非調質型高級油井用電縫鋼管製造技術の開発
低コスト・低環境負荷製鉄用コークス製造技術の開発
10
11
12
生 産 賞
生 産 特 賞
生 産 賞
連続鋳掛け方法による熱延ハイスロールの開発(日立金属と共同)
13
生
産
賞
世界初のエンドレス熱間圧延プロセスの開発と新製品の商品化
(川崎製鉄、三菱重工業、石川島播磨重工業と共同)
19
生
産
賞
大型コンテナ船用高強度鋼板の開発と新規船体構造設計
(三菱重工業と共同)
20
生
産
賞
コークス炉リフレッシュの実現を可能にした極限環境下での診断・
補修技術(DOC)の開発
21
23
生
生
産
産
賞
賞
回転炉床式還元炉による製鉄ダスト類リサイクルプロセスの開発
コークス炉化学原料化法による一般廃プラスチックの再資源化技術
研究開発
59
60
61
62
63
平成 1
2
3
4
8
9
ロールペア・クロス方式による高精度・高効率鋼板圧延法の
開発(住友金属工業・三菱重工業と共同)
難処理性鉄鉱石資源の環境調和型焼結技術
衝突エネルギー吸収能とプレス成形性に優れたTRIP型自動
車用鋼板の開発
92
■市村産業賞―主催:(財)新技術開発財団
科学技術の普及啓発に資するとともに科学技術水準の向上の寄与することを目的に、優秀な国産
技術の育成に功績のあった事業経営者ならびに技術開発者に対して毎年授与。
年
功
績
賞
亜鉛めっき鋼材のタンニン酸による無公害化成処理技術の開発
56
功
績
賞
溶融亜鉛めっき釜用耐食鋼の開発
61
功
績
賞
新しい変態機構を活用した継手靭性の優れた鋼の開発
63
功
績
賞
高強度・高靭性線材の開発
インラインによる高深度、高強度熱処理レールの開発
平成
研究開発
93
件 名
賞 名
昭和 54
3
貢
献
賞
4
貢
献
賞
電気化学測定法による構造物の腐食診断技術の開発
8
功
績
賞
橋梁用超高張力鋼線の開発
9
貢
献
賞
方向性電磁鋼板の耐熱型磁区制御技術
11
貢
献
賞
チタンクラッド熱延薄鋼板の開発
12
貢
献
賞
海浜耐候性鋼の開発
15
貢
献
賞
ナノ粒子を利用した溶接部高靭性高張力厚鋼板の開発
16
貢
献
賞
アンボンドブレースの発明と高性能鋼による革新的耐震技術の開発
18
20
功
貢
績
献
賞
賞
耐塩酸性を飛躍的に向上させた耐硫酸性「新S-TENⓇ1」の開発
耐食性を飛躍的に向上させた環境適合燃料タンク用鋼板「エコ
コートⓇ-S」の開発
22
貢
献
賞
23
本
地球環境に優しい原油タンカー用高耐食性鋼板「NSGPⓇ-1」の開発
LSI用高機能銅ボンディングワイヤ「EX1」の開発
賞
■全国発明表彰―主催:(財)発明協会
皇室からのご下賜金により、毎年特に功績顕著な発明者に恩賜発明賞を贈呈。あわせて、科学技
術の向上と産業の発展に寄与することを目的に、優れた発明、考案および意匠の完成者、その実
施者ならびに発明奨励に関する功労者に対して発明賞等を毎年授与。
年
昭和
平成
件 名
賞 名
発
明
賞
珪素鋼板の絶縁被膜生成方法の改良
発
明
賞
高炉の排圧調整方法
46
発
明
賞
粗粒にしてかつ整粒なオーステナイト結晶粒を有する線材
発
明
賞
焼結機における点火方法
47
発
明
賞
高炉ライニング乾燥方法
48
恩 賜 発 明 賞
高磁束密度一方向性珪素鋼板の製造法
49
発
鋼矢板ユニバーサル圧延法の開発
53
科技庁長官賞
プレハブ護岸の築造方法
54
発
耐蝕性低合金鋼の発明
57
通 産 大 臣 賞
帯鋼板の形状検出方法および装置
58
発
明
賞
塩基性耐火物の発明
60
発
明
賞
溶融金属桶
発
明
賞
高炉炉壁熱間補修装置
45
明
明
賞
賞
62
科技庁長官賞
炭素耐火物およびその製法
63
発
賞
衝合部の耐孔食性を向上させた耐孔食性鋼管
5
経団連会長賞
レーザー照射による極低鉄損方向性珪素鋼板
7
9
弁理士会会長賞
発
明
賞
明
スキューロールミルによるH形鋼のウェブ拡幅圧延技術
プレス成形性と合金化溶融亜鉛めっき性に優れたNb・Ti複合添
加極低炭素鋼板
発
明
賞
脆性破壊伝播停止性能の優れた表層超細粒鋼板の発明
13
15
発
発
明
明
賞
賞
重荷重鉄道用 耐摩耗・耐内部疲労損傷性レールの発明
製鉄用コークス炉を活用した塩素を含むプラスチックの再資
17
発
明
賞
高成形性自動車用防錆鋼板の発明
20
発
明
賞
コンパクト型ハイドロフォーミング設備の開発
22
文部科学大臣賞
コークス炉壁煉瓦補修用熱間計測・予測技術の発明
24
発
高耐食性を有するZn-Al-Mg-Si合金めっき鋼板の発明
研究開発
10
源化方法
明
賞
94
社会貢献
(公財)新日鉄文化財団支援等を通じた音楽メセナ
新日鉄は創立以来一貫して、日本経済の発展を支えるとともに芸術文化においても「新日鉄コン
サート」や「新日鉄音楽賞」の創設などを通じて音楽分野に対する支援を継続してきた。
新日鉄が保有する音楽ホール「紀尾井ホール」の運営母体として平成6年11月に設立された新日
鉄文化財団は、音楽分野における芸術家の育成、公演の実施や優れた音楽活動に対する支援等を
行ってきており、平成22年9月、公益財団法人として認可された。
新日鉄は、(公財)新日鉄文化財団の活動支援等を含め、音楽メセナに積極的に取り組んでいる。
事業の内容
1. 音楽家の育成
2. 演奏会などの開催
3. 優れた音楽活動に対する支援
4. 音楽ホールの管理・運営
5. その他目的を達成するために必要な事業
例:室内オーケストラ「紀尾井シンフォニエッタ東京」を中心としたクラシック公演や、日
本の伝統音楽である長唄・義太夫などの邦楽公演を実施している。
■紀尾井ホール
平成2年の新日鉄創立20周年を記念し、社会還元事業の一環として建設されたもので、細やかな
配慮がなされた質の高いコンサートホールとして、内外の音楽家や多くのファンから高い評価を
得ている。
ホールの概要
・ 所在地
東京都千代田区紀尾井町6番5号 〒102-0094 電話 03-5276-4500(代)
・ 建物の概要
敷地 3,120㎡ 延床面積 12,626㎡ 地上7階 地下2階
紀尾井ホール 800席
クラシック音楽のための本格的音楽専用ホール
紀尾井小ホール 250席
日本の伝統音楽の演奏に適した小ホール
・ 収容人員
社会貢献
・ オープン
平成7年4月2日
・ チケットセンター
電話 03-3237-0061
・ ホームページ http://www.kioi-hall.or.jp
■紀尾井シンフォニエッタ東京
平成7年4月2日、紀尾井ホールのオープンと同時にレジデント・オーケストラとして誕生。メン
バーは、ソリスト、室内楽奏者として第一線で活躍している演奏家46名で構成されている。ホー
ルとオーケストラの潜在能力を最大限に引き出すためにホールでリハーサルをし、音を練り上げ
ていくというレジデント・オーケストラならではの音楽作りが特徴。東京以外の日本各地での演
奏のほか、ヨーロッパ・韓国等の海外公演を行っている。平成24年には日米桜寄贈百周年と、東
日本大震災に対する米国からの支援へのお礼を目的とした米国公演を行った。
95
■新日鉄音楽賞
将来を嘱望される若手クラシック音楽演奏家ならびにクラシック音楽の発展に貢献された方々に
年1回贈呈している賞で、平成2年に創設。
フレッシュアーティスト賞
特 別 賞
(副賞300万円)
(副賞100万円)
第1回 平成2年 諏訪内晶子 ヴァイオリン 松本美和子 ソプラノ
第2回 平成3年 長谷川陽子 チェロ
第3回 平成4年 服部 譲二
ヴァイオリン
宮崎 隆男 ステージ・マネージャー
田中希代子 ピアノ
第4回 平成5年 田部 京子 ピアノ
千葉 馨
第5回 平成6年 本名 徹次 指揮
森島 英子 ピアノ、オペラ・コレペティトール
ホルン
第6回 平成7年 菅 英三子 ソプラノ
三浦 尚之 ミュージック・フロム・ジャパン代表
第7回 平成8年 川本 嘉子 ヴィオラ
鶴田 昭弘 ピアノ調律師
第8回 平成9年 樫本 大進 ヴァイオリン 小川 昂 音楽史料研究家
第9回 平成10年 横山 幸雄 ピアノ
第10回 平成11年 佐藤美枝子 ソプラノ
吉井 實行 仙台フィルハーモニー管弦楽団事務局
長
瀧 淳
アート・マネージャー
第11回 平成12年 木村 大
永田 穂
ギター
第12回 平成13年 高木 綾子 フルート
第13回 平成14年 小菅 優
ピアノ
永田音響設計特別顧問
伊藤 京子 別府アルゲリッチ音楽祭総合プロ
デューサー
杉 理一 ニューオペラ・プロダクション代表
第14回 平成15年 天羽 明惠 ソプラノ
井阪 紘 音楽プロデューサー
第15回 平成16年 植村 理葉 ヴァイオリン 栗山 昌良 演出家
第16回 平成17年 木下美穂子 ソプラノ
青木 十良 チェロ
第17回 平成18年 下野 竜也 指揮
村上 輝久 ピアノ調律師
第18回 平成19年 上原 彩子 ピアノ
木之下 晃 写真家
第19回 平成20年 クァルテッ 弦楽四重奏
ト・エクセ
ルシオ
第20回 平成21年 河村 尚子 ピアノ
金山 茂人 東京交響楽団最高顧問
第22回 平成23年
青木 賢児 財団法人宮崎県立芸術劇場理事長
長原 幸太 ヴァイオリン 豊田 耕兒 ヴァイオリン、社団法人才能教育研究
会芸術監督
萩原 麻未 ピアノ
室井摩耶子 ピアノ
社会貢献
第21回 平成22年
96
ものづくり教育・環境教育
新日鉄は、子供たちの鉄鋼業への認知度の一層の向上を図るとともに、ものづくりの楽しさを知
り、科学技術に対する興味を深める施策として「“たたら製鉄”の原理を応用した製鉄実験」
「環境学習支援」「出張授業」などに取り組んでいる。
<2011年度 実施例>
・“たたら製鉄”の原理を応用した製鉄実験
室蘭製鉄所「たたら製鉄実験」(8月7日)
名古屋製鉄所「たたら製鉄実演会」(11月13日、東海秋まつり2011)
広畑製鉄所「第6回たたら製鉄出前実演」(10月28日)
八幡製鉄所「東田たたらプロジェクト2011」、
「市民たたら」(北九州産業技術保存継承センター主催)(11月25-27日)
・環境・科学学習支援
福岡県北九州市の小学校(スチール缶リサイクル活動など)
神奈川県川崎市立枡形中学校(エネルギー環境ワークショップ)
大分県大分市の小中学校(理科出張授業)
スポーツ支援
新日鉄は、製鉄所の立地する地域企業や自治体および市民と共同でチームを運営する「地域密着
型のクラブチーム」を積極的に支援し、選手の育成をはじめ、ジュニアスポーツチームの指導、
各種イベントへの参加など地域に根ざしたチームの諸活動に協力している。
・堺ブレイザーズ<バレーボール>
平成12年ブレイザーズスポーツクラブとして株式会社化 ℡072-233-2264
・釜石シーウェイブス<ラグビー>
平成13年釜石シーウェイブスRFCとしてクラブチーム化 ℡0193-25-2284
・かずさマジック<硬式野球>
社会貢献
平成15年かずさ市民球団Magicとしてクラブチーム化 ℡0439-53-0226
・東海レックス<硬式野球>
平成15年市民球団東海REXとしてクラブチーム化 ℡052-603-0701
・柔道部
広畑製鉄所を拠点として活動 ℡079-236-1449
97
事業所における社会貢献活動
■海外事務所
◇Nippon Steel U.S.A.社ニューヨーク事務所
・ ニューヨーク公立学校の基本問題に取り組んでいる団体への寄付
・ 生活困窮者の支援団体への寄付
・ メトロポリタン美術館、メトロポリタンオペラ、ニューヨーク市立図書館、その他
の文化、芸術団体への寄付
◇Nippon Steel U.S.A.社シカゴ事務所
・ 若手絵画アーティストの育成を目的とした、シカゴ美術院への寄付とシカゴ事務所
内でのシカゴ美術院学生の作品展示
・ シカゴ日本商工会議所等を通じた地域や日本人コミュニティへの貢献
◇欧州事務所(デュッセルドルフ)
・ デュッセルドルフの日本人団体(日本商工会議所・日本クラブ・日本人学校)を通
じて、社会貢献活動に参加
◇Nippon Steel Australia社(シドニー)
・ 日本人団体(商工会議所、日本人会)を通じての、日本人学校運営支援、地域支援
および文化体育活動への参画
◇Nippon Steel Southeast Asia社(シンガポール)
・ シンガポール日本商工会議所・シンガポール日本人会を通じて、日本留学の奨学金
など、教育・芸術・スポーツ・福祉面での援助
◇Nippon Steel (Thailand) 社(バンコク)
・ 盤谷日本人商工会議所・タイ国日本人会を通じての社会貢献に参加
◇Nippon Steel Empreendimentos Siderúrgicos社(サンパウロ・ベロオリゾンテ)
・ 日本人団体(商工会議所、日系協会、日伯文化協会、日伯文化体育連盟)を通じて
の、地域支援・文化体育活動への参画
・ 「日本週間」などブラジル企業、団体による日本文化活動への支援
◇新日鐵鉄鋼情報コンサルティング(北京)社
社会貢献
・ 日本人会を通じての植林事業・希望工程(貧困地区の学校)建設・災害などの義援金
の提供
・ 日中友好交流活動を推進
・ 日本人学校の運営に対する支援
・ 中国日本商会を通じての社会貢献事業(中国人大学生の日本訪問プロジェクト(当社
社員宅でのホームステイ・製鉄所見学受入れ含む)など)への参加や災害(水害、雪
害、地震)時の義捐金提供
◇新日鐵鉄鋼情報コンサルティング(北京)社 上海支店
・ 上海日本商工クラブを通じての社会貢献
(希望工程小学校事業への支援、愛心助学/貧困地域児童の就学支援、日中文化交流
活動への参画、災害時の義捐金提供、日本人学校運営支援、日本人コミュニティ
への貢献等)
◇新日鐵鉄鋼情報コンサルティング(北京)社 広州支店
・ 広州日本商工会を通じての社会貢献、地域貢献活動への参画
(日本語を学ぶ大学生を対象とした「広州講演キャラバン」、「日中交流サロン」支援等)
◇Nippon Steel India社(ニューデリー)
・ 日本人団体(インド日本商工会、デリー日本人会)を通じての社会貢献に参加
98
■本社および製鉄所
箇 所
地域社会への貢献・ボランティア
本 社 ◇教育訓練施設(代々木研修センター)の社外貸出し
◇被災地への復興支援
八 幡 ◇「1901高炉モニュメント」周辺整備に対応した転
◇新日鉄八幡ハートフルスチールの会
炉、トーピードカーの北九州市への寄贈
・新日鉄杯少年友好サッカー大会ほか
◇河内貯水池眼鏡橋の北九州市への寄贈
◇周辺地域の清掃「マイタウンクリーン
◇鞘ヶ谷陸上競技場・大谷球場の北九州市への無償貸与 作戦」
◇まつり起業祭実行委員会への参画・支援
室 蘭 ◇室蘭港まつり等への協賛・参加
◇地元消防署との合同防災訓練
◇輪西神社への協賛および各種行事への参加
◇緑化運動および清掃運動への協賛・参加
◇福利厚生施設の一般開放(保養所・スポーツ施設等)
釜 石 ◇釜石市へ体育施設寄贈(体育館・弓道場・相撲場)
◇製鉄所周辺国道・県道・市道の清掃
◇釜石市へ陸上競技場貸与
◇交通災害防止キャンペーンへの参加
◇夏祭(釜石よいさ)・秋祭(釜石まつり)への参加
◇環境保護活動への参加
◇福利厚生施設の一般開放(アパート・スポーツ施
◇献血活動促進
設等)
◇社有地・施設の行政・団体行事への駐車場用等貸与
広 畑 ◇緑の町をつくる会(9校区自治会で結成)への人的・ ◇姫路市まちかど100mクリーン活動への
財政的支援
参加
◇行宮祭(広畑天満宮秋祭)―体育館前広場提供・接待 ◇製鉄所独自の「町を美しくする活動」
◇広畑経済同友会への人的・財政的協力
◇愛の献血
◇福利厚生施設の一般開放(保養所・スポーツ施設等) ◇交通遺児募金
名古屋 ◇中部経済連合会への人的・財政的支援
◇各種募金活動支援
◇東海フラワーショウへの協賛
◇産業道路ボランティア清掃の実施
◇東海祭り花火大会への協賛
◇新入社員による周辺地域の清掃
◇東海秋まつりの市との共同開催
◇愛の献血
◇東海市の「21世紀の森づくり事業」への協賛
◇教員の研修受入れ
堺
◇堺まつり・市民オリンピックへの協賛
◇地域清掃活動-地域との共同開催◇堺市青少年活動への協力
◇市主催の障害者スポーツ大会での介添え
◇特別支援学校でのボランティア
◇献血活動促進
◇各種募金活動支援
社会貢献
君 津 ◇君津市民ふれあいまつりの実行委員会との共同開催
◇木更津港まつりへの協賛・参加
◇高校教員の研修受入れ
◇地元高校生の研修受入れ(インターンシップ)
大 分 ◇城東春まつりへの参加・支援
◇大分県・大分市のイベントへの参画
・大分市の歳末チャリティーショーへの参加等
◇城東・明野地区小中学校の行事参画
◇福利厚生施設の一般開放(スポーツ施設等)
◇地元小・中学校への出張授業実施
◇光まつり等の協賛・参加
東 京 ◇各種募金・清掃・緑化・交通安全等の活動への参加
全 所 ◇一般工場見学、団体受入れ
99
◇製鉄所周辺の道路清掃
◇献血活動促進
◇チャリティバザー
◇理科実験教室/理科屋台(小学生対象)
◇周辺地域の清掃(年12回)「クリーン
アップ大分」
◇交通安全活動
・交通遺児募金
・交通安全県民運動への参画
◇献血活動推進
◇各種募金・清掃・緑化・交通安全等の活動
への参加
文化体育活動支援
◇新日鉄文化財団の設立・運営
◇紀尾井ホール建設・運営
◇新日鉄音楽賞
◇ものづくり教育・環境教育
◇地域社会貢献賞
◇国内外の大学・研究所、文化・社会福祉団体への寄付
◇教員の民間企業研修((財)経済広報センター)の受入れ
◇国内外の官公庁・諸団体・機関・大学からの研修生の受入れ
◇絵本『新・モノ語リ』シリーズの発行・無償配布
◇港と製鉄所子供スケッチ大会
◇室蘭音楽文化協会への役員派遣・協賛
◇室蘭テクノセンターの支援
◇硬式野球チーム「室蘭シャークス」の支援
◇スポーツ施設の一般開放
◇「鉄の歴史館」への資料・文献の寄託
◇「鉄の週間」イベントの支援
◇各スポーツ少年団指導
◇スポーツ施設一般開放
◇ラグビーフェスティバルの支援
◇ラグビークラブチーム「釜石シーウェイブスRFC」の支援
◇ラグビー選手の講師・技術指導・国際理解教室派遣
◇東海市民名曲コンサートの開催
◇所吹奏楽団定期演奏会の開催
◇所合唱団定期演奏会の開催
◇所吹奏楽団、合唱団等クリスマス
チャリティーコンサートの開催
◇大分製鉄所鐵心太鼓祭の開催
◇大分製鉄所吹奏楽団定期演奏会の開催
◇㈱ブレイザーズスポーツクラブを通じて以下を実施
・バレーボール愛好者への実技講習会講師派遣
・ブレイザーズカップスポーツ大会の開催(旧新日鐵杯)
・堺市でのバレーボール大会開催
(Vリーグホームゲーム、国際親善試合等)
・青少年の健全育成
(堺Jr.Blazers・ブレイザーズJr.柔道クラブ)
◇かずさ市民応援団への協力(少年野球教室での指導等)
◇冠大会開催―野球・ミニバスケット・サッカー・ゲートボール
◇同好会主催スポーツ大会・技術指導
社会貢献
◇クローバー賞(新日鉄君津社会貢献賞)
◇君津製鉄所菊花祭
◇広畑少年スポーツ教室での施設提供・指導
(柔道・剣道・相撲・空手・サッカー)
◇夢前川川まつりへの広畑経済同友会を通じた参画、
人的・財政的支援
◇緑の町スポーツ大会
◇スポーツ施設の一般開放
◇小中学校へのスポーツ指導(野球・バレー・剣道・柔道等)
◇硬式野球クラブ「東海REX」の支援
◇小中学生へのスポーツ指導
(陸上・バレーボール・野球・卓球・剣道・柔道等)
◇光市体育協会主催イベントへの協賛・後援
100
IR
2003年4月、企業価値の向上に努めると同時に、当社の経営方針や業績概況などを株主・投資家
の皆様にご理解いただくため、IRグループを設置。情報開示の充実、タイムリーで有用な情報
発信、株主・投資家の皆様と双方向のコミュニケーションの充実をはかっている。
*IR(Investor Relations, 株主・投資家向け広報)
IR体制
本 社
機関投資家(株主・投資家)・アナリスト
財務部IRグループ
個人株主
財務部IRグループ
総務部総務グループ
IR活動
■国内・海外機関投資家向けIR
・ 国内IR説明会の開催(定例:年4回)
・ 海外主要機関投資家訪問(定例:年2回)
・ 国内・海外の機関投資家取材対応(随時)
・ 製鉄所・研究所等の施設見学会の開催
■個人株主向けIR
・ 経営業績概況説明会・製鉄所見学会の開催
<2011年度実績> 開催地区:北海道(室蘭)、関東(東京/君津)、中部(名古屋)、北陸(金沢)、
関西(大阪、広畑)、九州(大分)
開催回数:計12回
来訪株主数:約2,300名
<過年度実績>
開催回数
来訪株主数
開催場所
78回
約17,000名
全国7地域15都市
2005年度~
2011年度累計
■株主通信
IR
・ 「株主の皆様へ」 の送付
■ホームページ
http://www.nsc.co.jp/
-日本語: 投資家・株主情報
-英 語: Investor Relations
■個人株主特典
・ 5万株以上保有個人株主:紀尾井ホール演奏会へのご招待(抽選):年2回
・ 7千株以上保有個人株主(9月末時点):当社カレンダーの送付 101
広報
広報体制
企業広報
営業広報
本 社
総務部広報センター
・報道対応
・社会的認知度向上施策
・企業広告、広報誌、
出版物発行
・ホームページ管理・運営
営業総括部
営業総括グループ
・鉄鋼製品の販売促進
製鉄所・研究所
支店・海外事務所
総務、調整担当グループ 調整担当グループ
・所内報
・地域の報道対応
・工場見学
・地域の報道対応
―
―
広報活動
■ホームページ 日本語・英語・中国語・ポルトガル語
http://www.nsc.co.jp
・
・
・
・
・
・
・
・
・
プレスリリース
会社概要
投資家・株主情報
営業情報
環境への取り組み
技術開発
採用情報
製鉄所・各拠点紹介
子ども向けコンテンツ
・動く絵本『新・モノ語リ』
・バーチャル工場見学
・ 企業広報誌『Nippon Steel Monthly』*
・ 英文ニューズレター『Nippon Steel News』*
・ 定期刊行物 * PDFファイルのダウンロード可
■絵本の発行
当社のものづくりを通じた社会貢献・環境保全活動に対する理解の促進、及び鉄鋼業の社会的な
認知度向上を図ることを目的に、学習絵本『新・モノ語リ』シリーズを発行。製鉄所見学や科学
技術館、各種展示会でのPRツールとして幅広く利用されている。ホームページより申込み可。
vol.8 『青い地球の新・モノ語リ』
vol.9 『鉄と生命の新・モノ語リ』
vol.10 『鉄と文明の新・モノ語リ』
平成13(2001)年 7月 総務部広報センター
平成14(2002)年 7月 総務部広報センター
平成15(2003)年10月 総務部広報センター
平成16(2004)年11月 総務部広報センター
平成17(2005)年10月 総務部広報センター
平成18(2006)年 9月 総務部広報センター
平成19(2007)年 4月 POSCO・新日鉄
共同編集、日韓特別版
平成20(2008)年12月 総務部広報センター
平成21(2009)年 9月 総務部広報センター
平成21(2009)年10月 総務部広報センター
102
広報
vol.1 『地球にやさしい新・モノ語リ』
vol.2 『みんなの地球の新・モノ語リ』
vol.3 『鉄から生まれる新・モノ語リ』
vol.4 『鉄の未来の新・モノ語リ』
vol.5 『夢みる街の新・モノ語リ』
vol.6 『ときめく街の新・モノ語リ』
vol.7 『鬼とドッケビの新・モノ語リ』
■広報誌
和文企業広報誌
アニュアルレポート
環境・社会報告書
Nippon Steel Monthly
新日鉄ガイド
新日鉄技報
事業報告書
環境と社会的責任に関する
報告書
新日鉄グループの技術先進
性やさまざまな企業活動の
PRを中心に、幅広い企画
を掲載
新日鉄に関するデータブッ
ク
最新の研究成果を紹介する
技術論文集
年刊
年刊
10,000部 総務部広報センター
23,000部 環境部
月刊
26,000部 総務部広報センター
年刊
4,000部 総務部広報センター
年1回刊
3,000部 技術開発本部
技術企画グループ
英文企業広報誌
Annual Report
Sustainability Report
Nippon Steel News
Basic Facts about
Nippon Steel
Nippon Steel
Technical Report
事業報告書
環境と社会的責任に関する
報告書
新日鉄グループに関する情
報提供(電子配信)
年刊
年刊
5,000部 総務部広報センター
2,000部 環境部
月刊
ホームペ 総務部広報センター
ージ掲載
新日鉄に関するデータブッ
ク
最新の研究成果を紹介する
技術論文集
年刊
3,000部 総務部広報センター
年1回刊
ホームペ 技術開発本部
ージ掲載 技術企画グループ
編集企画
鉄と鉄鋼がわかる本・
企業広報誌『Nippon Steel Monthly』 各1,890円 新日本製鉄編著
鉄の未来が見える本・
日本実業出版社刊
に連載している「ものづくりの原点-
鉄の薄板・厚板がわかる本 科学の世界」シリーズを再編集。
新日鉄の競争力の源泉である技術力を
「科学」の視点からわかりやすく解き
明かす。
A5判、オールカラー
・「鉄と鉄鋼がわかる本」
平成16年11月初版発行(現:第19版)
・「鉄の未来が見える本」
平成19年 1月初版発行(現:第3版)
・「鉄の薄板・厚板がわかる本」
平成21年 9月初版発行(現:第2版)
広報
学習絵本『新・モノ語リ』全10巻(102ページを参照)
日本―その姿と心
日本の文化・地理・歴史・政治・経
NIPPON-The Land
済・企業経営などを日本語と外国語
and Its People
の対訳で説明
昭和57年7月発行
日英・日中対照版
現代日本―その自画像
Nippon Steel News 連載の日本の経
済・社会紹介シリーズの和英対訳版
ソフトカバー
昭和64年1月発行
無償配布 総務部広報センター
2,100円 日鉄技術情報センター
編集
学生社刊
1,260円 総務部広報センター
編集
学生社刊
備考:和文企業広報誌「鉄の話題」は昭和63年秋号で廃刊
研究論文集「製鉄研究」は平成3年に「新日鉄技報」と名称変更
編集企画誌「鉄の文化史」(昭和59年12月発刊)および「続 鉄の文化史」(昭和63年発刊)は版元絶版
和英対訳編集企画誌「日本の心-文化・伝統と現代-」(昭和62年9月発行)および 新書版「日本の心Ⅰ・
Ⅱ」(平成4年11月発行)は版元絶版
103
■社内報
箇所
全社
概要
名称
しんにってつ
A4判雑誌型
平均36ページ
年10回
36,800部
本社総務部
広報センター
八幡製鉄所
くろがね
タブロイド
6ページ
年6回
7,000部
総務部
総務グループ
室蘭製鉄所
しらかば
タブロイド
4~12ページ
年4回
4,000部
総務部
総務グループ
釜石製鉄所
かまいし
タブロイド
6ページ
年4回
3,300部
総務部
総務グループ
広畑製鉄所
鐵の響
B5判雑誌型
16ページ
年4回
5,000部
総務部
総務グループ
A4判雑誌型
12~16ページ
年6回
7,700部
総務部
総務グループ
名古屋製鉄所
とうかい
堺製鉄所
さかい
タブロイド
4~6ページ
年4回
2,700部
総務部
総務グループ
君津製鉄所
きみつ
タブロイド
8ページ
年10回
10,000部
総務部
総務グループ
大分製鉄所
OITA
A4判雑誌型
20~24ページ
年4回
5,000部
総務部
総務グループ
B4判雑誌型
6ページ
年4回
2,700部
技術開発企画部
総務グループ
技術開発本部
RE
広報
104
■PRビデオ
名称
Evolution
~新たな創造にむけて~
特殊鋼で未来を拓く
明日のために 未来のために
~広畑製鐵所~
地域とともに
お客様とともに
日々新たに
水と緑と太陽の製鉄所
地球にやさしい製鉄所
~地域と共に~
Steel in the New
Millennium
ふるさと
新日鉄の「郷土の森づくり」
~世界最高の技術は本物の森
とのみ共生する~
新日鉄の海の森づくり
~鉄は海藻のサプリメント~
広報
105
概要
内容
製造工程と商品を紹介
(八幡製鉄所)
鉄の製造工程の紹介
(室蘭製鉄所)
製造工程と商品を紹介
平成17年10月
15分
平成22年 5月
平成19年 7月
8分
22分
86分
製鉄所の歴史と鉄の製造
工程の紹介
(名古屋製鉄所)
鉄の製造工程の紹介
(君津製鉄所)
鉄の製造工程の紹介
(大分製鉄所)
大分製鉄所の環境保全対
策
技術開発本部
(総合技術センター)
の紹介
平成20年 1月
10分
平成17年 5月
11分 日・英 君津製鉄所
中・韓・ポルトガル
15分 日・英 大分製鉄所
中・韓
14分 日・英 大分製鉄所
中・韓
19分 日・英 技術開発本部
9分 日・中 総務グループ
平成23年 4月
平成19年 9月
平成12年12月
平成14年 9月
新日鉄の環境保全への
取組み(全製鉄所)
平成23年12月
新日鉄の藻場再生の取
組み
平成19年12月
20分
8分
3分
4分
日・英
中・韓
日・英
日
日・英
中
日・英
中
八幡製鉄所
室蘭製鉄所
広畑製鉄所
名古屋製鉄所
日
環境部
日
環境部
スラグ・セメ
ント事業推進
部
関連会社
概要 - 平成23年度
会社数・連結売上高・従業員数
会社数 (単位:社)
連結子会社 持分法適用会社
製鉄事業
エンジニアリング事業
都市開発事業
化学事業
新素材事業
システムソリューション事業
外部顧客に対する
売上高
従業員数
(単位:百万円)
(単位:人)
216
62
3,431,456
47,838
27
1
210,259
3,848
7
4
75,914
557
12
7
190,929
1,633
8
0
54,245
438
16
2
128,132
5,014
286
76
(全社共通)
1,180
(小 計)
合
計
362
4,090,936
60,508
注:平成24年3月31日現在
会社数は新日鉄を含まない
従業員数は出向者・嘱託・臨時員を含まない
平成24年3月31日の退職者を除いた従業員数は 59,704名
関連会社
106
各社の概要
主要な連結子会社及び持分法適用関連会社
会社名
本店所在地
●製鉄事業/連結子会社
日鉄住金鋼板㈱
大阪製鐵㈱
日鐵住金建材㈱
太平工業㈱
日鉄鋼管㈱
新日鐵住金ステンレス㈱
日鐵物流㈱
鈴木金属工業㈱
ジオスター㈱
日鐵住金溶接工業㈱
日鐵ドラム㈱
新日鐵高炉セメント㈱
日鐵セメント㈱
㈱日鉄エレックス
ニッテツ・ファイナンス㈱
日鉄東海鋼線㈱
NS Preferred Capital Limited
The Siam United Steel (1995)
Company Limited
PT. PELAT TIMAH NUSANTARA
TBK.
Siam Nippon Steel Pipe Co.,
Ltd.
Nippon Steel U.S.A., Inc.
Nippon Steel Australia Pty.
Limited
関連会社
107
東京都中央区日本橋本町1-5-6
大阪府大阪市大正区南恩加島1-9-3
東京都江東区木場2-17-12 SAビル
東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル12階
東京都品川区大崎1-5-1 大崎センタービル10階
東京都千代田区大手町2-6-1 朝日生命大手町ビル
東京都中央区新川1-23-4 I・Sリバーサイドビル
東京都千代田区丸ノ内1-9-1
東京都文京区西片1-17-8 KSビル4階
東京都江東区東陽2-4-2 新宮ビル2階
東京都江東区亀戸1-5-7 日鐵NDタワー7階
福岡県北九州市小倉北区西港町16
北海道室蘭市仲町64
東京都中央区新川1-8-8 アクロス新川ビル6階
東京都千代田区丸の内2-6-1
岐阜県関市のぞみケ丘7
P.O.Box309GT, Ugland House, South Church Street, George Town,
Grand Cayman, Cayman Islands
9,Soi G5, Eastern Industrial Estate, Pakorn Songkrohraj Road,
Muang, Rayong 21150, Thailand
Krakatau Steel Bldg. 3rd Floor, Jl. Jendral Gatot Subroto
Kav. 54, Jakarta 12950, Indonesia
60/5 Moo3, Mabyangporn Pluakdaeng, Rayong 21140, Thailand
780 Third Avenue, 34th Floor, New York, NY 10017, U.S.A.
Level 24, No. 1 York Street, Sydney, NSW 2000, Australia
単位:百万円
資本金
新日鉄の議決権
所有割合
売上高
電話番号
設立年月
03-6848-3900
06-6552-1441
03-3630-3200
03-6860-6600
03-5719-9760
03-3276-4800
03-3553-1331
03-3214-4111
03-5844-1200
03-6388-9000
03-5627-2311
093-563-5100
0143-44-1693
03-6688-5800
03-6867-2911
0575-25-6511
03-3275-5229
1950年02月
1978年05月
1973年04月
1946年10月
1933年02月
2003年10月
2006年04月
1938年05月
1970年03月
1958年07月
1974年10月
1999年02月
1954年06月
1956年10月
1989年08月
2006年06月
2006年10月
11,019
8,769
5,912
5,468
5,116
5,000
4,000
3,634
3,352
2,100
1,654
1,500
1,500
1,032
1,000
897
300,000
76.7%
64.6%
85.0%
46.7%
100.0%
80.0%
100.0%
66.6%
42.5%
80.0%
100.0%
100.0%
85.0%
100.0%
100.0%
51.0%
100.0%
66-38-685-155
1995年07月
9,000百万THB
55.3%
18,505百万THB
62-21-520-9883
1982年10月
2,523億IDR
35.0%
12,644億IDR
66-38-891-313
1995年05月
783百万THB
60.5%
5,354百万THB
1-212-486-7150
61-2-9252-2077
1972年11月
1977年06月
22百万USD
21百万AUD
100.0%
100.0%
158百万USD
1,109百万AUD
82,513
71,436
89,232
144,873
37,319
228,630
151,173
54,550
20,736
26,124
22,131
9,248
13,586
65,881
967
12,614
6,581
関連会社
108
会社名
本店所在地
●製鉄事業/持分法適用関連会社
合同製鐵㈱
トピー工業㈱
山陽特殊製鋼㈱
日本電工㈱
日亜鋼業㈱
NSユナイテッド海運㈱
大阪市北区堂島浜2-2-8 東洋紡ビル8階
東京都品川区大崎1-2-2
兵庫県姫路市飾磨区中島字一文字3007
東京都中央区築地1-13-14
兵庫県尼崎市中浜町19
東京都千代田区大手町1-5-1 大手町ファーストスクエア
ウエストタワー21,22階
日鐵商事㈱
日本コークス工業㈱
日本鋳鍛鋼㈱
黒崎播磨㈱
大和製罐㈱
三晃金属工業㈱
㈱サンユウ
Usinas Siderurgicas De Minas
Gerais S.A.
宝鋼新日鐵自動車鋼板有限公司
UNIGAL Ltda.
東京都千代田区大手町2-2-1
東京都江東区豊洲3-3-3
北九州市戸畑区大字中原先ノ浜46-59
福岡県北九州市八幡西区東浜町1-1
東京都中央区日本橋2-1-10
東京都港区芝浦4-13-23
大阪府枚方市春日北町3-1-1
Rua Prof. Jose Vieira de Mendonca, 3.011-Engenho Nogueira,
31310-260-Belo Horizonte, Minas Gerais, Brasil
上海市宝山区宝山鋼鉄構内 緯五路冷軋綜合楼
Av.Pedro Linhares Gomes, 5431 Bairro Usiminas, Caixa Postal
310, CEP35160-900,Ipatinga Estado de Minas Gerais, Brasil
Tubarao-Vitoria, Espirito Santo, Brasil
Companhia Nipo-Brasileira De
Pelotizacao
広州太平洋馬口鐵有限公司
中華人民共和国広東省広州経済技術開発区友誼路102号
●エンジニアリング事業/連結子会社
新日鉄エンジニアリング㈱
東京都品川区大崎1-5-1
●都市開発事業/連結子会社
㈱新日鉄都市開発
東京都中央区日本橋1-13-1
●化学事業/連結子会社
関連会社
新日鐵化学㈱
東京都千代田区外神田4-14-1
●新素材事業/連結子会社
新日鉄マテリアルズ㈱
東京都千代田区外神田4-14-1
●システムソリューション事業/連結子会社
新日鉄ソリューションズ㈱
109
東京都中央区新川2-20-15
単位:百万円
資本金
新日鉄の議決権
所有割合
売上高
電話番号
設立年月
06-6343-7600
03-3493-0777
079-235-6003
03-3546-9319
06-6416-1021
03-6895-6400
1937年12月
1921年10月
1935年01月
1935年01月
1952年06月
1950年04月
34,896
20,983
20,182
11,026
10,720
10,300
16.0%
20.5%
15.3%
15.4%
24.1%
34.1%
03-6225-3500
03-5560-1311
093-884-0011
093-622-7224
03-3272-0561
03-5446-5600
072-858-1251
55-31-3499-8000
1977年08月
1889年01月
1979年06月
1918年10月
1939年05月
1949年06月
1957年01月
1958年01月
8,750
7,000
6,000
5,537
2,400
1,980
1,513
12,150百万BRL
34.3%
21.8%
42.0%
47.2%
33.4%
16.0%
35.3%
29.2%
1,087,542
125,971
23,347
103,035
190,787
29,507
14,839
11,902百万BRL
86-21-2664-3800
55-31-3829-4578
2004年07月
1998年10月
30億元
584百万BRL
50.0%
30.0%
138億元
280百万BRL
55-27-335-5179
1974年03月
432百万BRL
25.4%
252百万BRL
86-20-8221-3620
1994年12月
36百万USD
27.3%
205百万USD
03-6665-2000
2006年02月
15,000
100.0%
248,934
03-3276-8800
1961年04月
6,020
100.0%
80,419
03-5207-7600
1956年10月
5,000
100.0%
197,669
03-6859-6111
2006年05月
3,000
100.0%
54,245
03-5117-4111
1980年10月
12,952
67.0%
161,582
135,809
240,534
171,800
71,212
27,536
135,044
関連会社
110
事業所一覧
■本社
東京都千代田区丸の内2-6-1 〒100-8071
Tel 03-6867-4111 Fax 03-6867-5607
■支店および営業所
・ 千葉営業所
千葉県千葉市中央区富士見2-3-1
塚本大千葉ビル6階 〒260-0015
Tel 043-227-2281 Fax 043-221-2646
・ 横浜営業所
神奈川県横浜市中区本町2-15
横浜大同生命ビル8階 〒231-0005
Tel 045-212-4069 Fax 045-201-0845
・ 長野営業所
長野県長野市南千歳1-12-7
新正和ビル7階 〒380-0823
Tel 026-228-2190 Fax 026-228-6317
● 大阪支店
大阪府大阪市中央区今橋4-1-1
淀屋橋三井ビルディング3階 〒541-0042
Tel 06-6202-2201 Fax 06-6223-6200
・ 四国営業所
香川県高松市亀井町5-1
百十四銀行ビル15階 〒760-0050
Tel 087-862-2201 Fax 087-862-2206
● 名古屋支店
名古屋オフィス
愛知県名古屋市中村区名駅南2-13-18
NSビル8階 〒450-0003
Tel 052-581-2111 Fax 052-581-4713
東海オフィス
愛知県東海市東海町5-3 〒476-8686
Tel 052-689-3103 Fax 052-689-3159
・ 静岡営業所
静岡県静岡市葵区御幸町8
静岡三菱ビル5階 〒420-0857
Tel 054-255-2511 Fax 054-255-2518
● 九州支店
事業所一覧
福岡県福岡市博多区店屋町5-18
博多NSビル3階 〒812-8522
Tel 092-273-7001 Fax 092-273-7083
・ 長崎営業所
長崎県長崎市興善町2-21
明治安田生命長崎興善町ビル9階 〒850-0032
Tel 095-822-2281 Fax 095-822-8598
・ 大分営業所
大分県大分市松原町3-1-11
鐵鋼ビル5階 〒870-0913
Tel 097-558-4110 Fax 097-558-4114
・ 南九州営業所
鹿児島県鹿児島市与次郎2-4-35
KSC鴨池ビル4階 〒890-0062
Tel 099-250-9501 Fax 099-250-9503
111
・ 沖縄営業所
沖縄県那覇市久茂地1-7-1
琉球リース総合ビル11階 〒900-0015
Tel 098-867-4145 Fax 098-867-6926
● 中国支店
広島県広島市中区鉄砲町10-12
広島鉄砲町ビルディング14階 〒730-0017
Tel 082-225-5212 Fax 082-225-5297
● 北海道支店
北海道札幌市中央区北二条西4丁目
北海道ビル8階 〒060-0002
Tel 011-222-8260 Fax 011-251-2791
・ 室蘭営業所
北海道室蘭市仲町12 〒050-8550
Tel 0143-47-2168 Fax 0143-47-2676
● 東北支店
宮城県仙台市青葉区一番町3-6-1
一番町平和ビル10階 〒980-0811
Tel 022-227-2661 Fax 022-264-1031
・ 盛岡営業所
Tel 022-227-2771 Fax 022-264-1031
・ 秋田営業所
Tel 022-227-2771 Fax 022-264-1031
・ 青森営業所
青森県青森市長島2-10-4
ヤマウビル4階 〒030-0861
Tel 017-775-3980 Fax 017-723-1589
● 新潟支店
新潟県新潟市中央区東大通1-3-10
三井生命新潟ビル8階 〒950-0087
Tel 025-246-3111 Fax 025-246-1062
・ 北陸営業所
富山県富山市桜橋通り5-13
富山興銀ビル10階 〒930-0004
Tel 076-431-8347 Fax 076-433-1047
■製鉄所および研究所
● 八幡製鐵所
福岡県北九州市戸畑区飛幡町1-1
〒804-8501
Tel 093-872-6111 Fax 093-872-6849
● 技術開発本部
千葉県富津市新富20-1 〒293-8511
Tel 0439-80-2111 Fax 0439-80-2740
● 棒線事業部室蘭製鐵所
北海道室蘭市仲町12 〒050-8550
Tel 0143-47-2111 Fax 0143-47-2701
● 棒線事業部釜石製鐵所
岩手県釜石市鈴子町23-15 〒026-8567
Tel 0193-24-2332 Fax 0193-22-0158
● 広畑製鐵所
兵庫県姫路市広畑区富士町1 〒671-1188
Tel 079-236-1001 Fax 079-239-8087
● 名古屋製鐵所
愛知県東海市東海町5-3 〒476-8686
Tel 052-603-7024 Fax 052-603-7025
● 建材事業部堺製鐵所
大阪府堺市堺区築港八幡町1 〒590-8540
Tel 072-233-1108 Fax 072-233-1106
● 君津製鐵所
千葉県君津市君津1 〒299-1141
Tel 0439-50-2013 Fax 0439-54-1660
● 大分製鐵所
[大分地区]
大分県大分市大字西ノ洲1 〒870-0992
Tel 097-553-2013 Fax 097-553-2392
[光地区]
山口県光市大字島田3434 〒743-8510
Tel 0833-71-5251 Fax 0833-71-5161
● 鋼管事業部東京製造所
東京都板橋区舟渡4-3-1 〒174-0041
Tel 03-3968-6801 Fax 03-3968-6810
事業所一覧
112
■海外
● Nippon Steel U.S.A.社
ニューヨーク事務所
NIPPON STEEL U.S.A., INC.
New York Office
1251 Avenue of the Americas, Suite 2320
New York, N.Y. 10020, U.S.A.
Tel.1-212-486-7150 Fax.1-212-593-3049
● Nippon Steel Southeast Asia社(シンガポール)
NIPPON STEEL SOUTHEAST ASIA PTE.LTD.
16 Raffles Quay #17-01
Hong Leong Building, Singapore 048581
Tel.65-6223-6777 Fax.65-6224-4207
E-mail:nssea@nscsin.com.sg
・ ジャカルタ駐在事務所
● Nippon Steel U.S.A.社
シカゴ事務所
NIPPON STEEL U.S.A., INC.
Chicago Office
900 North Michigan AV., Suite 1820
Chicago, lllinois 60611, U.S.A.
Tel.1-312-751-0800 Fax.1-312-751-0345
・ シカゴ事務所メキシコ駐在
NIPPON STEEL U.S.A., INC.
Mexico Office
Calle de Ruben Dario 281
No.2101, Colonia Bosque de Chapultepec
Mexico, D.F.11580, Mexico
Tel.52-55-5281-6123 Fax.52-55-5280-0501
● 欧州事務所(デュッセルドルフ)
NIPPON STEEL CORPORATION
European Office
Am Seestern 8, 40547 Düsseldorf
Federal Republic of Germany
Tel.49-211-5306680 Fax.49-211-5961163
E-mail:nsceurope@nsceurope.de
● Nippon Steel Australia社(シドニー)
NIPPON STEEL AUSTRALIA PTY.LIMITED
Level 24, No.1 York Street, Sydney
N.S.W. 2000, Australia
Tel.61-2-9252-2077 Fax.61-2-9252-2082
・ パース駐在
事業所一覧
113
NIPPON STEEL AUSTRALIA PTY.LIMITED
Perth Office
Level 25, Exchange Plaza 2
The Esplanade, Perth, WA 6000,
Australia
Tel.61-2-9252-2077 Fax.61-2-9252-2082
NIPPON STEEL SOUTHEAST ASIA PTE.LTD.
Jakarta Representative Office
Sentral Senayan Ⅲ 315A 15th Floor
Jalan Asia Afrika No.8,
Gelora Bung Karno Senayan,
Jakarta Pusat 10270, Indonesia
Tel.62-21-290-39210 Fax.62-21-290-39211
● Nippon Steel(Thailand)社(バンコク)
Nippon Steel (Thailand) Co., Ltd.
120 Moo 11, Ample Tower, 14th Floor,
Bangna-Trad KM. 4 Road, Khwang Bangna,
Khet Bangna, Bangkok 10260, Thailand
Tel.66-2-744-1480 Fax.66-2-744-1485
● Nippon Steel Empreendimentos
Siderúrgicos社(サンパウロ)
NIPPON STEEL EMPREENDIMENTOS
SIDERÚRGICOS LTDA.
Av. Paulista, 283-5゚andar-Conj. 51/52
Bela Vista, São Paulo-SP, CEP 01311-000,
Brasil
Tel.55-11-3736-4666 Fax.55-11-3736-4667
E-mail:nses@nsc.com.br
・ ベロオリゾンテ駐在
NIPPON STEEL EMPREENDIMENTOS
SIDERÚRGICOS LTDA.
Belo Horizonte Office
Av. do Contorno, 6594-16゚andar-Sala27
Belo Horizonte-MG, CEP 30110-044, Brasil
Tel.55-31-3555-3400 Fax.55-31-3555-3399
E-mail:nsesbh@nsc.com.br
● 新日鐵鉄鋼情報コンサルティング(北京)社
北京本店
100022
中華人民共和国北京市建国門外大街
長富宮中心弁公楼5002室
新日铁钢铁信息咨询(北京)有限公司
Tel.86-10-6513-8593 Fax.86-10-6513-7197
● 新日鐵鉄鋼情報コンサルティング(北京)社
上海支店
200040
中華人民共和国上海市南京西路1468号
中欣大廈808室
新日铁钢铁信息咨询(北京)有限公司上海分公司
Tel.86-21-6247-9900 Fax.86-21-6247-1858
● 新日鐵鉄鋼情報コンサルティング(北京)社
広州支店
510623
中華人民共和国広州市天河区珠江新城珠江西路
8号 高徳置地広場南塔1402室
新日铁钢铁信息咨询(北京)有限公司广州分公司
Tel.86-20-8386-8178 Fax.86-20-8386-7066
● Nippon Steel India社(ニューデリー)
NIPPON STEEL INDIA PVT. LTD.
12th Floor, 'A'Wing, IFCI Tower, 61-Nehru
Place, New Delhi 110019, India
Tel.91-11-4610-6880 Fax.91-11-4610-6882
事業所一覧
114
2012.07
Fly UP