...

平 成 2 7 年 度 株式会社神戸サンセンタープラザ 事 業 概 要 住 宅 都 市 局

by user

on
Category: Documents
1

views

Report

Comments

Transcript

平 成 2 7 年 度 株式会社神戸サンセンタープラザ 事 業 概 要 住 宅 都 市 局
外郭団体に関する特別委員会資料
平 成 2 7 年 8 月 3 日
平 成 27年 度
株式会社神戸サンセンタープラザ
事
業
概 要
住 宅 都 市 局
目
第1
会社設立の趣旨
第2
会社の概要
第3
定款
第4
平成26年度事業報告
…………………………………………………………………1
………………………………………………………………………2
………………………………………………………………………………5
1
事業の概要
2
財務諸表
第5
次
…………………………………………………………10
………………………………………………………………………10
…………………………………………………………………………12
平成27年度事業計画
1
事業計画
2
経営改善の取り組み状況
3
予定財務諸表
…………………………………………………………17
…………………………………………………………………………17
………………………………………………………19
……………………………………………………………………21
第6
平成26年度主要事業計画・実績比較
第7
主要事業の推移(平成24年度~26年度)
1
………………………………………25
………………………………25
第1 会社設立の趣旨
三宮地区は戦後すぐに復興しはじめ、なかでも三宮センター街は昭和30年代に入り、周辺
に神戸新聞会館・国際会館・神戸市役所等が次々と完成するにつれ、商業・ビジネス・娯楽
の諸施設が集積する都心商店街として繁栄をみるようになった。
一方で、依然、戦災直後以来の木造低層家屋が密集しており、都市防災・都市景観の観点
から問題を残していた。また、建物の個人建替えによるペンシルビルの乱立が一部で見られ、
神戸の中心街としての魅力を失う可能性もあった。
神戸市では、昭和40年に「神戸市総合基本計画」を策定し、その中で三宮は都心と位置づ
けられ、商業・業務・娯楽そして交通ターミナルなどの諸機能を配置した「神戸の顔づくり」
が進められた。
当社は、三宮市街地改造事業により建設された区分所有ビルである、さんプラザの管理運
営を行い、あわせて近隣商店街とともに神戸の中心商業地区の発展に寄与することを目的と
して、昭和45年に神戸市及び区分所有者となる従前権利者、民間企業の出資により「株式会
社さんプラザ」として設立された。
以後、昭和50年に「株式会社センタープラザ」が設立され、昭和58年には、さんプラザ、
センタープラザ、センタープラザ西館の効率的な管理運営を目的として、株式会社さんプラ
ザと株式会社センタープラザが合併し、「株式会社神戸サンセンタープラザ」が発足した。
〔沿革〕
昭和41年
三宮市街地改造事業着工
昭和45年
さんプラザ竣工
株式会社さんプラザ設立
昭和50年
株式会社センタープラザ設立
センタープラザ竣工
昭和53年
センタープラザ西館竣工
昭和58年
株式会社さんプラザと株式会社センタープラザが合併、株式会社神戸サンセンタ
ープラザ発足
2
第2 会社の概要
1 商
号
株式会社神戸サンセンタープラザ
2 本店所在地
神戸市中央区三宮町2丁目11-1-604号
3 設立年月日
昭和45年5月1日
4 資
75,000千円
本
金
(神戸市出資額
23,050千円 46,100株
3
30.7%)
5 組
織
代表取締役社長 ◦
眞田
尚
専務取締役
北畑
雅敏
◦
経営部長
中村 尚宏
経営部次長 井上 兼一
総務課長 安川 典良
庶務、人事・給与、福利厚生、株主総会、
取締役会、区分所有者集会、諸規則、
元町北会館の管理運営
経理課長 井上次長事務取扱
予算、決算、出納、資金計画、税務、契約
課長代理 武村 只朗
営業推進室長 中村部長事務取扱
店舗・事務所・倉庫・会議室・駐車場の運
営、名店会事務局、地元商店街、広告・案
室長代理 中尾 岳広
内業務
保険課長 小池 啓文
保険代理店業務
課長代理 浦霜 晴俊
管理部長 ◦ 田中 研児
防災保安課長 ◦ 藤井 孝文
建物及び地下道の警備・保安・防火・防災
保全
施設管理課長 ◦ 吉岡 耕藏
建物および建物設備の維持管理、工事の指導・
監督
◦ 印は神戸市OBを示す。
4
6 社員数
平成27年7月1日現在
職名
部
所属
経 営 部
課
長
課長代理
長
係
主
長
任
係員
2
合
計
2
総 務 課
1
2
2(1)
5(1)
経 理 課
1
2
1
4
営業推進室
1
2
4
7
保 険 課
2
2
4
管 理 部
1(1)
1(1)
防災保安課
1(1)
2(1)
施設管理課
1(1)
4(2)
1(1)
6(4)
7(2)
12(3)
10(2)
32(8)
合
計
3(1)
3(2)
※ 市からは職員を派遣していない。( )は市OB職員数で、内数を表す。
※ 部長職は次長、課長職は主幹、係長職は主査を含む。
7 役員
平成27年7月1日現在
役 職 名
代表取締役社長
専 務 取締役
取
締
役
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
監
査
役
〃
〃
氏
眞 田
北 畑
入 江
沖
久 利
佐 野
谷 口
中 塚
原 田
福 島
山 崎
石 丸
大
森
渕
田
名
雅
康
純
計
元
貴
弘
兼
眞
聡
鐵 太
和
成
備
考
尚
敏
夫
子
一
彦
成
明
嗣
司
一
郎
株式会社カスカード代表取締役会長
株式会社江戸家代表取締役社長
株式会社マイスター大学堂代表取締役社長
佐野商事有限会社代表取締役社長
神戸市住宅都市局市街地整備部長
一般財団法人神戸すまいまちづくり公社専務理事
原田商事株式会社会長
株式会社都商事ホールディングス代表取締役社長
神戸市住宅都市局長
弁護士
夫
敏
株式会社三井住友銀行公務法人営業第二部長
株式会社みなと銀行営業企画部地域戦略部長
※役職の氏名は五十音順
4
第3 定款
第1章
総則
(商号)
第1条
当会社は、株式会社神戸サンセンタープラザと称する。
(目的)
第2条
当会社は、次の業務を行うことを目的とする。
1.さんプラザ、センタープラザ、センタープラザ西館の管理及び運営に関する業務
2.店舗の販売促進、調査、研究及び経営指導に関する業務
3.不動産の売買、賃貸借、仲介及び管理に関する業務
4.店舗関係従業員の福利厚生施設の取得、管理並びに処分
5.専売品を含む新聞、雑誌、タバコ、切手等の販売、文化施設及び遊戯施設等の経営
6.生命保険代理業、損害保険代理業及び自動車損害賠償補償法に基づく保険代理業、
広告代理業、その他の代理業及び受託業務
7.観光及び輸送に関する各種事業の経営
8.駐車場の受託管理業務
9.再開発ビルの受託管理業務
10.前各号に関連する一切の業務
(所在地)
第3条
当会社は、本店を神戸市中央区に置く。
(公告)
第4条
当会社の公告は、神戸市内で発行する神戸新聞に掲載する方法により行う。
第2章
株式
(発行可能株式総数)
第5条
当会社の発行可能株式総数は20万株とする。
(株券の発行)
第6条
当会社は、株式に係る株券を発行する。
5
(株券の種類)
第7条
当会社が発行する株券は、壱株券、五株券、拾株券、百株券、千株券及び壱万株券
の6種類とする。
(株式の取扱)
第8条
当会社の株式を譲渡により取得するには、取締役会の承認を要する。
2
当会社の株式に関する取扱いは別に取締役会の定めるところによる。
第3章
株主総会
(招集)
第9条
定時株主総会は毎年5月に、臨時株主総会は必要ある場合に随時招集する。
2
株主総会は法令に別段の定めがある場合のほか、取締役会の決議に基づき取締役社
長が招集する。
3
取締役社長に事故あるときは、取締役会で予め定めた順位に従い他の取締役がこれ
にあたる。
(基準日)
第10条
当会社は、毎年3月31日の最終の株主名簿に記載された議決権を有する株主を、
その事業年度の定時株主総会において権利を行使することができる株主とする。
(議長)
第11条
株主総会の議長は取締役社長がこれにあたる。取締役社長に事故あるときは、取締
役会で予め定めた順位に従い他の取締役がこれにあたる。
(決議)
第12条
株主総会の決議は、法令又はこの定款に別段の定めがある場合のほか、出席した議
決権を行使することができる株主の議決権の過半数をもってする。
2
会社法第309条第2項の規定による決議は、議決権を行使することができる
株
主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上にあた
る多数をもってする。
(議決権の代理行使)
第13条
株主が代理人をもって議決権を行使しようとする場合は、代理人は代理権を証する
書面を会社に提出しなければならない。
6
第4章
取締役及び取締役会
(定数)
第14条
当会社の取締役は、15名以内とする。
(選任)
第15条
取締役は株主総会において選任する。
2
取締役の選任決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上
にあたる株式を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う。
3
取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする。
(任期)
第16条
取締役の任期は、選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定
時株主総会の終結の時までとする。ただし、増員または任期満了前に退任した取締役
の補欠として選任された取締役の任期は、在任取締役の任期の満了する時までとする。
(取締役会の設置)
第17条
当会社は取締役会を置く。
(代表取締役及び役付取締役)
第18条
当会社は取締役会の決議をもって、取締役会長、取締役社長及び取締役副社長各1
名、並びに専務取締役及び常務取締役を若干名選定することができる。
2
前項役付取締役のうち取締役会の決議をもって、代表取締役若干名を選定する。
(相談役等)
第19条
当会社は、取締役会の決議をもって、相談役又は顧問をおくことができる。
(取締役会規則)
第20条
取締役会に関する事項は法令又は定款に定めてあるもののほかは取締役会規則の定
めるところによる。
(取締役会の招集権者及び議長)
第21条
取締役会は取締役社長が招集し、その議長となる。取締役社長に事故あるときは、
取締役会において予め定めた順位により他の取締役がこれにあたる。
7
2
取締役会招集の通知は、会日より5日前にこれを発する。ただし、緊急を要する場
合はその期間を短縮することができる。
(取締役会の決議の方法)
第22条
取締役会の決議は取締役の過半数が出席し、出席取締役の過半数をもってする。
2
当会社は、会社法第370条の要件を満たしたときは、取締役会の決議があったも
のとみなす。
第5章
監査役
(監査役の設置等)
第23条
当会社は監査役を置く。
2
当会社の監査役は、3名以内とする。
3
監査役の監査の範囲は、会計に関するものに限定する。
(選任)
第24条
監査役は株主総会において選任する。
2
監査役の選任決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上
にあたる株式を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う。
(任期)
第25条
監査役の任期は選任後4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する
定時株主総会の終結の時までとする。ただし、任期満了前に退任した監査役の補欠と
して選任された監査役の任期は、退任した監査役の任期の満了する時までとする。
(社外監査役との責任限定契約)
第26条
当会社は、会社法第427条第1項の規定により、社外監査役との間で、同法42
3条第1項の賠償責任について、法令の定める要件に該当する場合には賠償責任を限
定する契約を締結することができる。ただし、当該契約に基づく賠償責任の限度額は、
法令の定める最低責任限度額とする。
第6章
計算
(事業年度)
第27条
当会社の事業年度は毎年4月1日に始まり翌年3月31日に終わる。
8
(剰余金の配当)
第28条
当会社は、毎年3月31日の最終の株主名簿に記載された株主又は登録株式質権者
に対して、剰余金の配当をすることができる。
2
前項に定める配当金は、支払開始の日から満2年を経過しても受領されないときは、
当会社はその支払義務を免れる。
3
未払配当金には利息をつけない。
昭和45年5月1日
昭和50年
5月28日一部改正
昭和56年
5月28日一部改正
昭和58年
4月 1日一部改正
平成
2年
5月30日一部改正
平成
6年
5月30日一部改正
平成15年
5月30日一部改正
平成19年
5月30日一部改正
平成20年
5月29日一部改正
9
第4 平成26年度事業報告
1 事業の概要
当期は、厳しい経済情勢のなかではあったが、区分所有者、出店者及び近隣商業施設の
方々と力を合わせ各ビルの整備、集客対策に全力をあげて取り組むとともに、経費の削減
に努めた。
また、KOBE 三宮・ひと街創り協議会や三宮インフォメーションギャラリー運営委員会な
ど、まちの活性化に寄与する団体の事務局として、さらなるまちの魅力向上に取り組んだ。
平成26年度の事業概要は、次のとおりである。
(1)ビル管理部門
ビル管理部門では、さんプラザ、センタープラザ、センタープラザ西館のビル管理業
務を行っている。各ビルとも主要設備の老朽化が進んでおり、限られた予算の中で効率
的な整備・改修を実施した。26年度は、センタープラザのエレベーター改修やさんプ
ラザの空調設備更新等の工事を行った。
(2)サブリース部門
サブリース部門では、神戸市の所有する駐車場・事務所・会議室・倉庫を当社が賃貸
運営するものであり、収益事業の柱である。部門全体で前年度より減収となったが、経
費の削減に努め、利益を確保した。
サンセンタープラザ駐車場については、利用台数を確保するために、平成26年4月の
消費税率引上げ後も、近隣駐車場に合わせて駐車場利用料金を据え置いたが、利用台数は減
少し、結果として前年度より減収となった。
センタープラザ、センタープラザ西館での事務所フロアーの賃貸業務は、テナント募
集、契約業務に至るまでの不動産賃貸業務すべてを行っている。センタープラザ西館の
入居率は100%となったが、センタープラザにおいて、入居テナントの事業撤退による解
約等があり、収入は減少となった。
センタープラザ西館の貸会議室では、使用件数を確保するために、平成26年4月から
12月まで使用料を据え置いたが、企業研修やセミナー等大人数用会議室の使用が伸びず、
使用件数、使用料収入とも前年度より減少した。
10
(3)営業部門
営業部門は、当社の所有する倉庫等物件の賃貸運営や損害保険代理店業務を行った。
取引先の長期契約更改件数の増加や新規契約により、損害保険代理店業務による手数
料が増加したため、部門全体でも増収となった。
(4)受託等事業部門
受託等事業部門では、三宮連絡地下道、京町筋歩道橋、生田筋等の施設は、自主管理
方式により施設を有効に活用し、より快適な環境づくりや顧客サービスに努めるととも
に各ビルに付帯する導線の一部として運用した。
また、地域コミュニティ施設として住民の利便に供している元町北会館の管理受託業
務は、当社の安定的な収益確保につながった。
(5)コージェネレーションシステムの活用
当社は平成18年度に「地域新エネルギー導入促進事業」の補助を受けて、コージェ
ネレーションシステムを導入した。当システムにより、ガスによる発電の際に生じる排
熱を熱源(空調)設備に再利用することで、エネルギーの有効利用と環境改善を図った。
11
2 財務諸表
(1)損益計算書(平成26年4月1日~平成27年3月31日、単位 円)
費
用
科
営
業
目
費
用
の
部
収
金
額
657,330,077
一 般 管 理 費
(ビル管理事業費)
172,336,431
サブリース費
406,738,655
営
業
益
科
営
業
目
収
益
の
部
金
額
665,804,204
管 理 収 入
(ビル管理収入)
サブリース収入
105,156,923
431,242,982
費
45,391,235
営 業 収
入
80,984,961
受託等事業費
32,863,756
受託等事業収入
48,419,338
営 業 外 費 用
9,328,365
コージェネレーション
運営費
雑
損
失
合
8,664,630
663,735
計
666,658,442
※ 神戸市からの収入
(1) 補助金
- 千円
(2) 受託料 16,260千円
12
営 業 外 収 益
9,218,808
コージェネレーション
運営負担金
雑
合
収
入
8,664,630
554,178
計
675,023,012
税引前当期純利益
8,364,570
法人税等調整額
4,024,665
当 期 純 利 益
4,339,905
前期繰越利益剰余金
24,493,025
繰越利益剰余金
28,832,930
(2)収入明細表
(単位:円)
科
目
収
内
入
事業収入
訳
受託収入
補助金収入
雑収入 他
ビル管理収入
105,156,923
105,156,923
0
0
0
サブリース収入
431,242,982
431,242,982
0
0
0
営業収入
80,984,961
80,984,961
0
0
0
受託等事業収入
コージェネレーション
運営負担金
48,419,338
32,159,338
16,260,000
0
0
8,664,630
0
0
0
8,664,630
554,178
0
0
0
554,178
675,023,012
649,544,204
16,260,000
0
9,218,808
雑収入
合
計
(3)支出明細表
(単位:円)
科
目
支
出
内
人件費
物件費
ビル管理事業費
172,336,431 138,868,006
サブリース費
406,738,655
訳
引当金繰入
減価償却費
雑損失 他
32,114,951
1,103,945
249,529
0
10,166,964 391,338,860
0
5,232,831
0
営業費
45,391,235
22,262,367
21,017,500
0
2,111,368
0
受託等事業費
コージェネレーション
運営費
32,863,756
3,633,227
29,230,529
0
0
0
8,664,630
0
0
0
0
8,664,630
663,735
0
0
0
0
663,735
666,658,442 174,930,564 473,701,840
1,103,945
7,593,728
9,328,365
雑
損
失
合
計
※人件費は事業にかかる相当額として按分を行った。
13
(4)事業別収支明細表
(単位:円)
科
目
収
入
支
出
収 支 差
ビル管理事業
105,156,923
172,336,431
△67,179,508
サブリース事業
431,242,982
406,738,655
24,504,327
営業事業
80,984,961
45,391,235
35,593,726
受託等事業
48,419,338
32,863,756
15,555,582
665,804,204
657,330,077
8,474,127
合
計
14
(5)貸借対照表(平成27年3月31日現在、単位 円)
資
産
科
流
動
現
目
資
産
金
預
の
部
負 債 及び純 資産 の部
金
額
261,968,829
金
190,865,629
共用部分等積立金
7,568,292
未
収
金
50,609,999
仮
払
金
12,939,710
貸 倒 引 当 金
△14,801
固 定 資 産
231,248,043
有形固定資産
建
17,256,947
建物 付属設 備
9,893,442
造
備
7,173,440
コージェネ設備
52,353,897
什
設
器
備
品
1,090,153
地
90,825,574
リ ー ス 資 産
24,679,350
土
無形固定資産
565,300
電 話 加 入 権
投資その他の資産
出
差
資
入
敷
565,300
27,409,940
金
9,110,000
金
18,299,940
資 産 合 計
493,216,872
15
目
(負 債 の 部)
流
動
負
未
103,915,857
51,107,980
益
22,864,341
金
26,702,071
未払 法人税 等
3,241,465
受
預
固
額
387,524,073
債
払
金
金
前
203,272,803
物
作
科
定
収
り
負
債
283,608,216
コージェネ資金預り金
受
入
敷
52,353,897
金
165,335,723
退職給付引当金
25,118,596
修 繕 引 当 金
40,800,000
( 純 資 産 の部 )
105,692,799
株
105,692,799
主
資
資
本
本
金
75,000,000
利 益 剰 余 金
30,692,799
その他の利益剰余金
30,692,799
別 途 積 立 金
1,859,869
繰越利益剰余金
28,832,930
負債及び純資産合計
493,216,872
(6)財 産 目 録(平成27年3月31日現在、単位 円)
資
科
流
動
現
産
の
目
資
産
部
負債及び純資産の部
金
額
科
261,968,829
金
1,828,078
金
189,037,551
小口及び釣り銭用
普
通
預
収
金
流
103,915,857
払
金
動
負
未
債
払
金
前
7,568,292
受
収
益
50,609,999
り
金
未払法人 税等
3,241,465
固
定 負 債
コージェネ資金預かり金
283,608,216
有形固定資産
建
物
受
203,272,803
建物付属 設備
17,256,947
設
備
コージェネ設備
什
器
備
品
52,353,897
1,090,153
事務所内間仕切りなど10件
土
地
90,825,574
3館区分所有土地持ち分
リ ー ス 資 産
24,679,350
リース物件6件
無形固定資産
電 話 加 入 権
565,300
565,300
投資その他の資産
出
資
金
27,409,940
9,110,000
金
165,335,723
25,118,596
修 繕 引 当 金
40,800,000
( 純 資産 の部 )
105,692,799
9,893,442
7,173,440
敷
退職給付引当金
ビル付帯設備など60件
さんプラザ025号など24件
入
事務所敷金など94件
さんプラザ325号など27件
作
52,353,897
231,248,043
固 定 資 産
造
26,702,071
西館023号家賃など5項目
12,939,710
△14,801
22,864,341
事務所賃料など8項目
預
西館012号、023号に係る諸費用
貸 倒 引 当 金
51,107,980
サブリース賃料など59件
連絡地下道広告料など46項目
仮
額
387,524,073
各ビルの積立金持ち分など4件
未
金
(負 債 の 部)
みなと銀行など3行
共用部分等積立金
目
株
主
資
資
本
本
105,692,799
金
75,000,000
利 益 剰 余 金
30,692,799
その他の利益剰余金
30,692,799
別 途 積 立 金
1,859,869
繰越利益剰余金
28,832,930
センター街1丁目など4件
差
入
敷
金
18,299,940
事務所賃借にかかる敷金8件
資 産 合 計
493,216,872
負債及び純資産合計
16
493,216,872
第5 平成27年度事業計画
1 事業計画
平成27年度も引き続き、区分所有者、出店者及び近隣商業施設の方々と力を合わせ各
ビルの整備、集客対策に全力をあげて取り組むとともに、経費の削減に努めていく。
また、KOBE 三宮・ひと街創り協議会をはじめとした、まちの活性化に寄与する団体の事
務局として、さらなるまちの魅力向上に取り組んでいく。
平成27年度の事業計画は、次のとおりである。
(1)ビル管理部門
さんプラザ、センタープラザ、センタープラザ西館の管理業務は、各ビルとも電気、給
排水及び空調等の主要設備の老朽化が進んでいるため、ビル機能に支障をきたさないよう、
耐用年数を超過している主要設備を優先に、効率的な整備・改修を実施していく。
(2) サブリース部門
サンセンタープラザ駐車場部門は、年々利用台数・売上とも減少していることから、平
成27年4月に料金の一部改定を行い、前年を超える売上達成を目標とする。引き続き、
お客様にとって安全で安心して利用できるショッピングセンターとしての駐車場であり続
けるとともに、サービスの向上を図りながら、利用車両の増加による増収と経費削減によ
る利益向上に努めていく。
会議室部門は、平成27年1月に利用料金の改定を行い、収益確保に努めている。また、サ
ービス向上施策として、利用客からご要望のあった全室無線LAN環境の整備やホームページ
上での空室状況が閲覧できるシステムの導入を行うなど、幅広い層からの利用率向上を目標と
する。
事務所棟の賃貸については、平成21年度以降、事務所の縮小や移転等により入居率が
下降しているが、企業誘致や空室の短期使用等の有効活用を推進することで、本年度の入
居率の目標値を平成26年度の入居率実績83.0%から9ポイント増加の92.0%に設定し、
目標達成に努めていく。
17
(3)営業部門
損害保険代理店業務は保険契約の長期化等により、年度による手数料の増減が大きく、
部門全体に大きく影響する。営業部門として、代理店業務以外に空き倉庫等の契約増加を
図り、安定的な収益の確保を目標とする。
(4)受託等事業部門
順調に収益を計上している三宮連絡地下道とともに、京町筋歩道橋、生田筋等の施設を
有効活用して、効率的な運営を行っていく。また、元町北会館の管理についても、引き続
き快適な環境づくりや顧客サービスに努めていく。
(5)コージェネレーションシステムの活用
当社は平成18年度に「地域新エネルギー導入促進事業」の補助を受けて、コージェネ
レーションシステムを導入した。引き続き、当システムにより、ガスによる発電の際に生
じる排熱を熱源(空調)設備に再利用することで、エネルギーの有効利用と環境改善を図
っていく。
18
2
経営改善の取り組み状況
当社は、さんプラザ、センタープラザ、センタープラザ西館各区分所有ビル及び関連施設の
管理業務を通じて三宮地域の発展に努めるとともに、区分所有者、出店者及び近隣商業施設の
方々と力を合わせ各ビルの整備、集客対策に全力をあげてきた。
特にビルの老朽化を視野に入れた中長期修繕計画や活性化対策を基に具体的計画によって、
ビルの安全性、資産価値の向上を図ることで、経営基盤の安定化と区分所有者からの付託に応
えること、また、将来的な組織体制を見据えた若年層の雇用や、社員の意識レベル高揚に努め
ながら経常利益を確保することで、株主の信頼に応えることを柱として取り組んできた。
(1)これまでの経営改善の取り組み
①3館の管理運営業務
・ 空き店舗へのテナント誘致を進めるとともに、商業施設としての魅力向上や来館者の回
遊性向上の取り組みとして、さんプラザ2~3階吹き抜け部分のリニューアルやトイレ
の改修を行った。また、センタープラザ生田筋側入口及び地下1階から3階エスカレー
ター周辺のリニューアルを実施した。
・ ビルの安全性、資産価値の向上を図るため、中長期修繕計画を基に、優先度・緊急性・
資産の蓄積等を考慮した計画性をもった実体的な実施計画を作成し実施した。
・ 耐用年数の経過により修理が必要となった3館の中央監視設備は、工事費やメンテナン
ス費を削減できるよう3館の共同事業として実施した。
②サブリース業務及び損害保険代理店業務
・ サンセンタープラザ駐車場の増収対策として、一日最大料金制の導入や営業時間の延長
など、効率的な運営及び来館者サービスの向上と周辺大型駐車場との競争力の強化を図
るための取り組みを実施した。
・ 貸会議室の利用率向上対策として備品・調度品のリニューアル、料金及び区割変更によ
る収容人員の見直し、企業等へのPR活動を実施した。
・ 貸事務所の入居率向上対策として、短期使用等効率的な活用を行うとともに、不動産業
者へのアプローチや情報交換により、「神戸親和女子大学」や「四谷学院」といった教
育関係機関や「神戸市歯科医師会」を誘致した。
・ 損害保険代理店業務については、既存契約先を中心に情報収集を行い、事故発生時の迅
速・誠実な対応に努め、信頼される代理店を目指して営業してきた。
19
(2)平成27年度以降の取り組み
①3館の管理運営業務
・ 商業施設としての魅力向上や来館者の回遊性向上の取り組みとして、さらなる環境整備
を実施していく。
・ 各ビルともオープン後、さんプラザは45年、センタープラザは40年、センタープラ
ザ西館は37年が経過している。今後の大規模修繕等に備えるため、設備等の状況を把
握した施設台帳と設備機器台帳を整備して作成した中長期修繕計画に基づく修繕を実
施する。そのために修繕にかかる資金を捻出する必要があるが、区分所有者の理解と協
力が得られるよう、早期に行うべき修繕について具体的な工事時期・内容・費用等を示
した実施計画を策定して、速やかに実施していく。
・ 共用部分利用収益の向上を図るとともに、共用管理費の効率的な削減に取り組んでいく。
②サブリース業務及び損害保険代理店業務
・ ビルの魅力を高める企業を誘致し、資産価値を高めていくとともに、短期使用等効率的
な活用や退出時の即時対応を行うことにより入居率向上を図る。
・ 損害保険代理店業務について、引き続き、社員の知識向上とコンプライアンスを高め、
事故発生時の迅速、誠実な対応に努め、信頼される代理店を目指す。
20
3 予定財務諸表
(1)予定損益計算書(平成27年4月1日~平成28年3月31日、単位 千円)
費
用
科
営
業
目
費
用
の
部
収
金
額
651,000
一 般 管 理 費
(ビル管理事業費)
170,000
サブリース費
406,000
営
業
益
科
営
業
目
収
益
の
部
金
額
660,000
管 理 収 入
(ビル管理収入)
サブリース収入
105,000
439,000
費
43,000
営 業 収
入
67,000
受託等事業費
32,000
受託等事業収入
49,000
営 業 外 費 用
9,034
コージェネレーション
7,434
営 業 外 収 益
コージェネレーション
運営費
雑
損
失
合
660,034
※ 神戸市からの収入
(1) 補助金
7,434
運営負担金
1,600
計
8,034
- 千円
(2) 受託料 16,260千円
21
雑
合
収
入
600
計
668,034
税引前当期純利益
8,000
法人税等調整額
4,000
当 期 純 利 益
4,000
前期繰越利益剰余金
28,833
繰越利益剰余金
32,833
(2)予定収入明細表
(単位:千円)
科
目
収
内
入
事業収入
訳
受託収入
補助金収入
雑収入 他
ビル管理収入
105,000
105,000
0
0
0
サブリース収入
439,000
439,000
0
0
0
営業収入
67,000
67,000
0
0
0
受託等事業収入
コージェネレーション
運営負担金
49,000
32,740
16,260
0
0
7,434
0
0
0
7,434
600
0
0
0
600
668,034
643,740
16,260
0
8,034
雑収入
合
計
(3)予定支出明細表
(単位:千円)
科
目
支
出
内
人件費
物件費
訳
引当金繰入
減価償却費
雑損失 他
ビル管理事業費
170,000
136,700
32,090
1,200
10
0
サブリース費
406,000
10,200
391,820
0
3,980
0
営業費
43,000
22,200
18,700
0
2,100
0
受託等事業費
32,000
3,620
28,380
0
0
0
コージェネレーション
運営費
7,434
0
0
0
0
7,434
雑
損
失
1,600
0
0
0
0
1,600
合
計
660,034
172,720
470,990
1,200
6,090
9,034
※人件費は事業にかかる相当額として按分を行った。
22
(4)予定事業別収支明細表
(単位:千円)
科
目
収
入
支
出
収 支 差
ビル管理事業
105,000
170,000
△65,000
サブリース事業
439,000
406,000
33,000
営業事業
67,000
43,000
24,000
受託等事業
49,000
32,000
17,000
660,000
651,000
9,000
合
計
23
(5)予定貸借対照表(平成28年3月31日現在、単位 千円)
資
産
科
流
目
動
資
現
金
産
預
の
部
負 債 及び純 資産 の部
金
額
263,234
金
194,976
共用部分等積立金
5,978
未
収
金
48,000
仮
払
金
14,300
貸 倒 引 当 金
固 定 資 産
△
建
15,468
建物 付属設 備
7,413
造
備
5,686
コージェネ設備
44,919
什
作
設
器
備
品
724
地
90,825
リ ー ス 資 産
18,469
土
無形固定資産
565
電 話 加 入 権
投資その他の資産
出
差
資
入
敷
流
565
27,409
金
9,110
金
18,299
資 産 合 計
474,712
24
動
負
未
87,900
29,000
益
26,000
金
31,900
未払 法人税 等
1,000
受
預
固
額
365,019
債
払
金
金
前
183,504
物
目
(負 債 の 部)
20
211,478
有形固定資産
科
定
収
り
負
債
277,119
コージェネ資金預り金
受
入
敷
44,919
金
165,000
退職給付引当金
26,400
修 繕 引 当 金
40,800
( 純 資 産 の部 )
109,693
株
109,693
主
資
資
本
本
金
75,000
利 益 剰 余 金
34,693
その他の利益剰余金
34,693
別 途 積 立 金
1,860
繰越利益剰余金
32,833
負債及び純資産合計
474,712
第6
平成26年度主要事業計画・実績比較
項
目
事業計画
損害保険代理店収入
実績
増減
26,670千円
52,120千円
+25,450千円
駐車場収入
236,190千円
216,640千円
△19,550千円
会議室収入
62,500千円
57,700千円
△4,800千円
92.0%
83.0%
△9.0%
貸事務所入居率
第7
主要事業の推移(平成24年度~平成26年度)
24年度
項
25年度
目
実
損害保険代理店収入
績
実 績
26年度
前年比
(%)
実 績
前年比
(%)
36,070千円
27,480千円
76.2%
52,120千円
189.7%
駐車場収入
246,550千円
231,740千円
94.0%
216,640千円
93.5%
会議室収入
61,500千円
62,100千円
100.9%
57,700千円
92.9%
86.6%
86.3%
99.6%
83.0%
96.2%
貸事務所入居率
25
Fly UP