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特別講演 栃木県は、若い人には献血を継承してもらわな いといけない
特別講演 栃木県は、若い人には献血を継承してもらわな いといけないから絶対やめないと言っておりま す。秋田県と同じ考えであります。しかしなが ら、栃木県は全国で400率が秋田県に替わって ワーストワンになってしまったということで す。その点も悩んではおります。我々も同じく 悩んでおります。 学校献血というのを少し取り上げてみまし た。秋田県は、高校献血の横綱であったという ことをお話いたしましたけれど、上が大学生で 下が高校生、大学生はここ数年減っておりませ ん、むしろ増えている。しかしながら高校生は もう激減です。どんどん減ってきている。これ は、高校生の数が減っているわけでございま す。 これは、平成16年のデータ、古いデータでは ございますが、県の人口減少率というものをみ たものでございます。秋田県は0.7%ダントツ1 男女で見ますと、上が男性で、下が女性、女 性のほうが2対1ぐらいの割だったんですが、 位です。2位が島根、3位が青森、山形と続くん ですがかなりひらいております。一番新しい 女性の減りが大きいですね。3年で4割減ってお ります。男性のほうは25%ぐらいの減少ですの データでは秋田県はついに1%まで減少率が高 まっております。年間12,000人の人々が減って で、女性のほうがどんどん減っているという現 象でございます。 いる。その6,000人は自然減少です。生まれた 人と死んだ人を足し引きしますと6,000人減っ ている。それから社会的な減少、これは高校卒 や大学卒の若い人たちが就職が無いから皆県外 に流出してしまう。それを合わせますと12,000 人の減少ということで、これは地域社会にとっ て非常に大きな問題になっている。これが、も ろに血液事業にも影響してきているのでありま す。 400がどうかと、これをみたものでございま す。大学生あたりは75%400とれております。 その他学生、これは専門学校とかいろんな特殊 学校でございますが、こちらも65%が400とれ ている。ところが高校生になりますと11.1%し か400がとれておりません。これは年齢の要素 が一番多ございますね。18歳以上の高校生とい うのが非常に少ない。 いまひとつは、若い人からそんなに沢山、血 をとって大丈夫なのかという声が学校関係者に