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株 主 各 位 第42期定時株主総会招集ご通知

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株 主 各 位 第42期定時株主総会招集ご通知
証券コード6425
平成27年6月11日
株
主
各
位
東京都江東区有明三丁目7番26号
有明フロンティアビルA棟
株式会社ユニバーサルエンターテインメント
代表取締役社長 富 士 本 淳
第42期定時株主総会招集ご通知
拝啓 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
当社第42期定時株主総会を下記のとおり開催いたしますので、ご出
席くださいますようご通知申しあげます。
なお、当日ご出席願えない場合には、書面によって議決権を行使することがで
きますので、お手数ながら後記の株主総会参考書類をご検討のうえ、同封の議決
権行使書用紙に議案に対する賛否をご表示いただき、平成27年6月25日(木曜日)
午後6時までに到着するようご返送くださいますようお願い申しあげます。
敬 具
記
1.日
2.場
時
所
3.目 的 事 項
報告事項
決議事項
第1号議案
第2号議案
平成27年6月26日(金曜日)午前10時
東京都港区台場一丁目9番1号
ホテル日航東京 1階「ペガサス」
(末尾の会場案内図をご参照ください。)
1.第42期(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで) 事業報告、連結計算書類並びに会計監査人及び監査役会の
連結計算書類監査結果報告の件
2.第42期(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで) 計算書類報告の件
取締役8名選任の件
監査役2名選任の件
以 上
◎当日ご出席の際は、お手数ながら同封の議決権行使書用紙を会場受付にご提出くださいますよ
うお願い申しあげます。
◎株主総会参考書類並びに事業報告、計算書類及び連結計算書類に修正が生じた場合は、インタ
ーネット上の当社ウェブサイト(http://www.universal-777.com)に掲載させていただきます。
- 1 -
株主総会参考書類
第1号議案 取締役8名選任の件
取締役全員(6名)は、本総会終結の時をもって任期満了となります。
つきましては、経営体制強化のため新任5名を含めて取締役8名の選任をお願
いするものであります。取締役候補者は次のとおりであります。
候補者
番 号
氏
名
( 生 年 月 日 )
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
所有する当社
株 式 の 数
昭和44年12月 ユニバーサルリース㈱設立
代表取締役社長
昭和48年6月 ユニバーサル技研㈱
(現 ㈱ユニバーサルエンターテインメント)
おか
1
だ
かず
お
岡 田 和 生
(昭和17年10月3日生)
設立 代表取締役社長
平成16年9月 当社 取締役会長
―
平成18年1月 当社 代表取締役会長兼社長
平成18年6月 当社 取締役会長(現任)
[重要な兼職の状況]
Aruze USA, Inc. 取締役
昭和60年10月 ㈱セタ設立 代表取締役社長
平成13年6月 当社 常務取締役
平成16年6月 当社 取締役副社長
兼開発本部長
平成18年6月 当社 代表取締役社長
ふ
2
じ
もと
じゅん
富 士 本 淳
(昭和33年3月29日生)
兼開発本部長
平成21年6月 当社 代表執行役
平成22年6月 当社 代表取締役副会長
平成23年6月 当社 代表取締役社長(現任)
[重要な兼職の状況]
北京アルゼ開発有限公司 法定代表人
日本将棋ネットワーク㈱ 取締役
- 2 -
458,000株
候補者
番 号
氏
名
( 生 年 月 日 )
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
所有する当社
株 式 の 数
昭和56年4月 ㈱住友銀行 入行
平成19年1月 当社 執行役員経営企画室長
平成19年6月 当社 取締役
平成20年6月 当社 代表執行役社長
平成22年6月 当社 取締役社長
平成23年6月 当社 相談役
とく
3
だ
はじめ
德 田 一
(昭和33年8月3日生)
平成24年6月 当社 取締役
平成26年1月 ㈱有明電算センター 代表取締役
107,000株
社長
平成26年6月 当社 取締役(現任)
平成26年12月 ㈱有明電算センター 取締役
(現任)
[重要な兼職の状況]
㈱有明電算センター 取締役
おか
4
だ
たか
こ
岡 田 幸 子
(昭和48年9月11日生)
平成12年5月 スプリングコート㈱(現岡田ホー
ルディングス(合)) 代表取締役
―
平成9年11月 イノテック㈱ 入社 経営企画室
課長
平成12年4月 同社 経営企画室長
平成14年4月 同社 管理部門理事
平成15年6月 同社 管理部門担当取締役
平成15年12月 ㈱バーテックススタンダード 入社経営企画室長
平成16年6月 同社 経理財務担当取締役
ね
5
ぎし
よし
なお
根 岸 良 直
(昭和36年3月5日生)
平成20年3月 同社 経理財務担当執行役員
平成24年1月 バーテックススタンダードLMR
(合) 転籍 職務執行社員
平成24年6月 同社 職務執行社員
兼 モトローラソリューションズ
㈱取締役
兼モトローラソリューションズ韓
国コントローラー
平成26年8月 当社 入社 渉外室付
平成27年3月 当社 管理本部長代行(現任)
- 3 -
―
候補者
番 号
氏
名
( 生 年 月 日 )
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
所有する当社
株 式 の 数
昭和48年4月 東京地方検察庁検事
平成12年10月 那覇地方検察庁検事正
平成15年9月 最高検察庁総務部長
平成16年12月 千葉地方検察庁検事正
平成17年8月 横浜地方検察庁検事正
平成19年7月 公正取引委員会委員
平成24年7月 日比谷総合法律事務所 弁護士
(現任)
平成25年6月 三菱食品㈱ 社外監査役(現任)
かみ
6
がき
せい
すい
神 垣 清 水
(昭和20年7月1日生)
平成25年6月 アルフレッサホールディングス㈱
社外監査役(現任)
平成26年6月 公益財団法人ベルマーク教育助成
財団理事(現任)
平成27年4月 摂南大学法学部客員教授(現任)
平成27年5月 ㈱4℃ホールディングス 社外取
締役監査等委員(現任)
[重要な兼職の状況]
日比谷総合法律事務所 弁護士
三菱食品㈱ 社外監査役
アルフレッサホールディングス㈱ 社外監査役
㈱4℃ホールディングス 社外取締役監査等委員
- 4 -
―
候補者
番 号
氏
名
( 生 年 月 日 )
略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況
所有する当社
株 式 の 数
昭和48年4月 大阪地方裁判所 判事補
昭和52年7月 広島地方裁判所 判事補
昭和55年8月 最高裁判所事務総局 人事局付
昭和57年8月 東京地方裁判所 判事補
昭和58年4月 那覇地方裁判所・家庭裁判所 石
垣支部長兼平良支部長
昭和59年4月 東京地方裁判所 判事
昭和60年1月 法務省 民事局付
昭和61年10月 法務省 民事局参事官
平成4年4月 東京高等裁判所 判事
平成6年4月 名古屋地方裁判所 部統括判事
平成10年4月 東京地方裁判所 部統括判事
おお
7
たに
よし
お
大 谷 禎 男
(昭和20年7月7日生)
平成10年12月 金融再生委員会事務局次長
平成13年1月 東京地方裁判所 部統括判事(民
―
事第8部)
平成17年3月 大津地方裁判所・家庭裁判所所長
平成18年12月 東京高等裁判所 部統括判事(第
7民事部)
平成22年10月 弁護士登録
平成22年10月 桃尾・松尾・難波法律事務所 弁
護士(現任)
平成23年4月 駿河台大学法科大学院 教授
平成23年9月 原子力損害賠償紛争解決センター
統括委員長(現任)
平成24年4月 駿河台大学法科大学院 法務研究
科長(現任)
平成11年4月 弁護士登録
平成17年6月 公益社団法人能楽協会監事
おお
8
つか
かず
まさ
大 塚 和 成
(昭和46年1月18日生)
(現任)
平成23年7月 二重橋法律事務所開設
パートナー(現任)
平成25年6月 ㈱CDG 社外監査役(現任)
[重要な兼職の状況]
㈱CDG 社外監査役
- 5 -
―
(注)1.各取締役候補者と当社との間に特別の利害関係はありません。
2.取締役候補者神垣清水氏、大谷禎男氏、大塚和成氏は、社外取締役候補者であります。
3.社外取締役候補者に関する特記事項は以下のとおりであります。
(1)神垣清水氏を社外取締役候補者とした理由は、弁護士としての豊富な経験と専門知
識を有しており、当社の経営監督機能をさらに強化するため、社外取締役として選
任をお願いするものであります。なお、同氏は直接経営に関与された経験はありま
せんが、上記の理由により社外取締役としての職務を適切に遂行していただけるも
のと判断いたしました。
(2)大谷禎男氏を社外取締役候補者とした理由は、司法分野における豊富な経験と専門
知識を有しており、当社の経営監督機能をさらに強化するため、社外取締役として
選任をお願いするものであります。なお、同氏は直接経営に関与された経験はあり
ませんが、上記の理由により社外取締役としての職務を適切に遂行していただける
ものと判断いたしました。
(3)大塚和成氏を社外取締役候補者とした理由は、弁護士としての豊富な経験と専門知
識を有しており、当社の経営監督機能をさらに強化するため、社外取締役として選
任をお願いするものであります。なお、同氏は直接経営に関与された経験はありま
せんが、上記の理由により社外取締役としての職務を適切に遂行していただけるも
のと判断いたしました。
(4)神垣清水氏、大谷禎男氏、大塚和成氏が選任された場合、当社は各氏との間で、責
任限定契約を締結する予定であります。
その契約内容の概要は次のとおりであります。
社外取締役がその職務を行うにつき善意であり、かつ、重大な過失がなかったとき
は、100万円または会社法第425条第1項に定める最低責任限度額のいずれか高い金
額を限度として損害賠償責任を負担する。
(5)当社は、社外取締役候補者である神垣清水氏、大谷禎男氏、大塚和成氏を東京証券
取引所の定めに基づく独立役員として届け出る予定であります。
- 6 -
第2号議案 監査役2名選任の件
監査役荒井裕樹氏、長手裕輔氏は、本総会終結の時をもって辞任されますので、
監査役2名の選任をお願いするものであります。選任されます監査役の任期は、
当社定款の定めにより、前任者の任期満了の時までとなります。
なお、本議案に関しましては、監査役会の同意を得ております。
監査役候補者は次のとおりであります。
候補者
番 号
氏
名
( 生 年 月 日 )
略 歴 、 地 位 、 重 要 な 兼 職 の 状 況
所有する当社
株 式 の 数
昭和56年2月 税理士登録
昭和56年2月 市倉税理士事務所 開設 所長 (現任)
平成18年4月 MBA in Technology Management 取得
平成21年5月 公益社団法人日本経営工学会
いち
1
くら
のぶ
よし
市 倉 信 義
(昭和27年3月8日生)
第30期 社員(代議員)
平成22年7月 博士(工学)取得
―
平成22年5月 荒川区高度特定分野専門委員
(現任)
平成23年4月 国立大学法人電気通信大学非常勤
講師
平成23年4月 青山学院大学非常勤講師(現任)
[重要な兼職の状況]
市倉税理士事務所 所長
平成3年10月 会計士補登録
平成3年10月 太田昭和監査法人(現新日本有限
責任監査法人)入所
平成7年8月 公認会計士登録
平成15年11月 税理士登録
平成16年3月 鈴木誠公認会計士・税理士事務所
すず
2
き
まこと
鈴 木 誠
(昭和41年4月21日生)
開設 所長(現任)
平成17年4月 ㈱マックスアカウンティング 代表取締役(現任)
平成19年9月 日本公認会計士協会 租税政策検
討部会専門委員(現任)
[重要な兼職の状況]
鈴木誠公認会計士・税理士事務所 所長
㈱マックスアカウンティング 代表取締役
- 7 -
―
(注)1.各監査役候補者と当社との間に特別の利害関係はありません。
2.監査役候補者市倉信義氏、鈴木誠氏は、社外監査役候補者であります。
3.社外監査役候補者に関する特記事項は以下のとおりであります。
(1)市倉信義氏、鈴木誠氏を社外監査役候補者とした理由は以下のとおりであります。
市倉信義氏につきましては、税理士としての豊富な経験を有しており、当社の経営
監督機能をさらに強化するため、社外監査役として選任をお願いするものでありま
す。なお、同氏は直接会社の経営に関与した経験はありませんが、上記の理由によ
り社外監査役としての職務を適切に遂行していただけるものと判断いたしました。
鈴木誠氏につきましては、公認会計士、税理士としての豊富な経験を有しており、
当社の経営監督機能をさらに強化するため、社外監査役として選任をお願いするも
のであります。
(2)市倉信義氏、鈴木誠氏が選任された場合、当社は両氏との間で、責任限定契約を締
結する予定であります。
その契約内容の概要は次のとおりであります。
社外監査役がその職務を行うにつき善意であり、かつ、重大な過失がなかったとき
は、100万円または会社法第425条第1項に定める最低責任限度額のいずれか高い金
額を限度として損害賠償責任を負担する。
(3)当社は、社外監査役候補者である市倉信義氏、鈴木誠氏を東京証券取引所の定めに
基づく独立役員として届け出る予定であります。
以 上
- 8 -
メ モ 欄
- 9 -
メ モ 欄
- 10 -
- 11 -
株主総会会場のご案内
会
場 東京都港区台場一丁目9番1号
ホテル日航東京1階「ペガサス」
電話(03)5500-5500
最 寄 駅 ・東京臨海新交通ゆりかもめ『台場駅』(直結)
・東京臨海高速鉄道りんかい線『東京テレポート駅』より徒歩約10分
展示会について
本年は、展示会を実施いたしません。ご了承いただきますようお願い申しあげます。
駐車場のご用意はいたしておりませんので、公共の交通機関をご利用く
ださいますようお願いいたします。
(第42期定時株主総会招集ご通知添付書類)
第 42 期 報 告 書
( 平成26年4月1日から
平成27年3月31日まで )
事
業
連
結
計
報
計
算
算
告
書
類
書
類
連結計算書類に係る会計監査報告
計 算 書 類 に 係 る 会 計 監 査 報 告
監
査
役
会
の
監
査
報
告
株式会社ユニバーサルエンターテインメント
(添付書類)
事 業 報 告
( 平成26年4月1日から
平成27年3月31日まで )
1.企業集団の現況
(1) 当連結会計年度の事業の状況
① 事業の経過及び成果
当連結会計年度における日本経済は、株高や雇用情勢の改善などを背景と
して、景気回復への期待が増しております。
パチスロ・パチンコ産業においては、緩やかな減少傾向にありますが、そ
のような中においても、当社グル―プのパチスロ・パチンコ機の市場導入台
数は3年連続で200,000台の大台を突破しており、高い水準を維持しておりま
す。
当連結会計年度における売上高は88,085百万円(前期比 1.5%増)、営業
利益は21,047百万円(前期比 14.6%減)、経常利益は22,055百万円(前期
比 6.6%減)、当期純利益は10,173百万円(前期比 8.1%増)となりまし
た。
なお、事業セグメント別の業績は以下の通りです。各業績数値はセグメン
ト間売上高または振替高を調整前の金額で記載しております。
【パチスロ・パチンコ事業】
第4四半期においては、当社グループとしては約4年ぶりの発売となるパ
チンコ機の新タイトル『CRバットマン 灼熱のゴッサムシティ』と、当社グ
ループの株式会社アクロスがパチスロ機の老舗メーカーである岡崎産業社と
コラボレーションしたパチスロ機『スーパージャックポット』を、1月に市
場投入いたしました。
2月下旬には、パチスロ機『ハナビ』の市場投入を行いました。『ハナビ』
は、“リバイバル”をテーマとして“復刻機”や“技術介入機”など、パチ
スロの原点に立ち返った機種を開発するプロジェクト「A PROJECT」の第3弾
です。また、大ヒットタイトルであるミリオンゴッドシリーズの最新作、パ
チスロ機『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』の販売活動を行い、3月より順次
- 1 -
納品を行いました。
以上の結果、当連結会計年度においては、パチスロ機8タイトル、パチン
コ機1タイトルの市場投入を行い、導入台数は約210,000台となり、パチス
ロ・パチンコ事業の売上高は84,731百万円(前期比 1.5%増)、営業利益
は35,882百万円(前期比 1.3%増)となりました。
【その他】
メディアコンテンツ事業においては、パチスロ機『沖ドキ!』のシミュレ
ーターアプリをAppStoreやGooglePlay、会員制モバイルサイト「ユニバ王国」
にて配信しました。『沖ドキ!』はランキングでも上位に位置し、好評をい
ただいております。
また、遊技機連動サービス『ユニメモ』専用アプリをAppStoreやGooglePlay
にて配信しました。デザインを一新し、簡単ログイン機能や専用QRコードリ
ーダーを搭載したことで、今までより快適に『ユニメモ』をお楽しみいただ
けるようになりました。
日本最大のパチスロ・パチンコ専門チャンネル「パチンコ★パチスロTV!」
を運営する日本アミューズメント放送株式会社の放送事業においては、J:COM
加入件数が伸びたため、好調に推移しております。コンテンツ配信事業にお
いてはフィーチャーフォンのシェア縮小に伴い売上は若干減少しましたが、
引き続きユーザーからの支持を得ており、Gyaoストア年間売上ランキングで
は「嵐・梅屋のスロッターズ☆ジャーニー」がパチンコ・パチスロ部門で3
年連続の1位を獲得しております。それらの結果、同社の当連結会計年度の
営業利益は前期比、約36%増となりました。
以上の結果、当連結会計年度におけるその他の売上高は、3,365百万円(前
期比 0.4%増)、営業損失は3,108百万円(前期 営業損失 2,385百万円)
となりました。
- 2 -
【当社グループの売上高内訳】
事
業
別
名
第 42 期
平成26年度
称
パチスロ・パチンコ事業
そ
の
合
他
計
単位:百万円
第 41 期
平成25年度
増 減 額
増 減 率
84,731
83,444
1,286
1.5%
3,354
3,316
38
1.2%
88,085
86,760
1,325
1.5%
(注) 上記、当社グループの売上高内訳については、セグメント間の取引を相殺消去しており
ます。
② 設備投資の状況
当連結会計年度における設備投資額は、主にパチスロ・パチンコ事業に
係る金型等の取得365百万円、美術館の工事等による支払額144百万円及び
フィリピンでのカジノリゾートプロジェクトに係る建設工事等のための支
出15,692百万円であります。
③ 資金調達の状況
当連結会計年度において、当社グループが行った資金調達のうち主要な
ものはドイツ銀行からの170,000千US$の短期借入、国内民間金融機関から
の27億円の短期借入、セールアンド割賦バック取引による12億円の資金調
達等であります。
④ 事業の譲渡、吸収分割または新設分割の状況
該当事項はありません。
⑤ 他の会社の事業の譲受けの状況
該当事項はありません。
⑥ 吸収合併または吸収分割による他の法人等の事業に関する権利義務の承
継の状況
該当事項はありません。
⑦ 他の会社の株式その他の持分または新株予約権等の取得または処分の状
況
株式会社ピートゥピーエーは、清算結了したため、連結の範囲から除外
しております。
また、EAGLE Ⅱ HOLDCO, INC.は、保有株式を売却したため、当連結会計
年度より連結の範囲から除外しております。
- 3 -
(2) 直前3事業年度の財産及び損益の状況
区
売
経
当
上
常
期
第 39 期
第 40 期
第 41 期
第 42 期
(平成23年度) (平成24年度) (平成25年度) (平成26年度)
分
利
純
利
高(百万円)
74,858
99,182
86,760
88,085
益(百万円)
33,368
44,873
23,626
22,055
益(百万円)
1株当たり当期純利益
(円)
31,380
27,449
9,409
10,173
401.79
372.84
128.23
138.64
総
資
産(百万円)
151,813
218,197
248,833
288,120
純
資
産(百万円)
131,336
163,393
194,314
220,020
(3) 重要な親会社及び子会社の状況
① 親会社との関係
名
称
Okada Holdings
L i m i t e d
資
本
金
親 会 社 等 の
出 資 比 率
9,362,968,249香港$
74.2 %
主要な事業内容
有価証券投資等
(注)当社は、自己株式6,811,154株を保有しておりますが、出資比率は自己株式6,811,154株を
控除して計算しております。
- 4 -
② 重要な子会社の状況
名
㈱
称
メ
ー
シ
資
本
金
当社の出資比率
主要な事業内容
ー
20百万円
100.0 %
遊技機器の製造
㈱
エ
レ
コ
10百万円
100.0 %
遊技機器の製造
㈱
ミ
ズ
ホ
10百万円
50.2 %
遊技機器の製造
ス
5百万円
100.0 %
遊技機器の製造
㈱ユ ニ バ ー サ ル ブ ロ ス
5百万円
100.0 %
遊技機器の製造
日本アミューズメント放送㈱
50百万円
50.0 %
放送事業
㈱ワンダーグラフ
5百万円
100.0 %
映像制作
Aruze USA, Inc.
10US$
100.0 %
有価証券投資等
ARUZE Investment Co.,Ltd.
4,000,000Riels
49.0 %
観光関連
Pananio Limited
19,811,810香港$
100.0 %
投資事業
Brontia Limited
1,280,191,210香港$
100.0 %
土地保有会社への投資
Tiger Resort Asia Limited
1,753,217,271香港$
100.0
%
海外事業の推進
Universal Entertainment
K o r e a c o . , l t d
7,000,000,000ウォン
100.0
%
コンサルティング等
KO Dining Group Limited
1香港$
100.0 %
レストラン運営事業
Tiger Resort,Leisure and
Entertainment,Inc.
8,825,000ペソ
99.9 %
投資事業
Tiger Resorts Property
Management Incorporated
2,187,500ペソ
0.0 %
投資事業
㈱
ア
ク
ロ
(注)1.㈱ユニバーサルブロスは当連結会計年度より設立され、連結子会社となっております。
また、㈱ワンダーグラフは当連結会計年度より連結子会社となっております。
2.ARUZE Investment Co.,Ltd.に対する出資比率は、当社子会社であるAruze USA, Inc.
の出資比率であります。
3.Universal Entertainment Hong Kong LimitedはTiger Resort Asia Limitedに商号変
更しております。
- 5 -
4.連結子会社であったEAGLE Ⅱ HOLDCO, INC.は、保有株式を全部売却したため、当連結
会計年度より連結の範囲から除外しております。同じく連結子会社であったEAGLE Ⅰ
LANDHOLDINGS,INC.は、EAGLE Ⅰ LANDHOLDINGS, INC.へ出資していたEAGLE Ⅱ
HOLDCO, INC.が連結の範囲から除外されたことに伴い、連結子会社から持分法適用会社
へ変更しております。
5 . U n i v e r s a l E n t e r t a i n m e n t K o r e a c o . , l t d 、 K O D i n i n g G r o u p L i m i t e d、
TigerResort,Leisure and Entertainment,Inc.、Pananio Limited、Brontia Limitedに
対する出資比率は、当社の子会社であるTiger Resort Asia Limitedの出資比率であり
ます。
(4) 対処すべき課題
①パチスロ・パチンコ事業
平成26年に施行されたパチスロ機の型式試験方法の変更や、パチスロ・パ
チンコ機の自主規制の強化等により、何らかの影響が出てくる可能性があり
ます。そのような中においても、当社グループとしては魅力あるコンテンツ
や遊技機本来の魅力を生かした開発を軸として、引き続き、ホール経営への
貢献度の高い遊技機の提供を行ってまいります。
②特許戦略
かねてから当社グループは、知的財産の創出と保護の重要性を認識し、特
許申請書類の標準化などによって、より多くの優れた発明の権利化のための
仕組み作りを進めてまいりました。また、それぞれの発明を技術分野ごとに
取りまとめて出願する体制を確立することにより、申請書類の内容を充実さ
せ、出願数に対する登録数の割合の向上を図ってまいりました。
当社が取得した特許及び特許出願中の技術は、他社と比較しても極めて有
効で実利的な内容であり、これらを最大限自社製品の開発に生かし、製品付
加価値を向上させることで、他社製品と技術面での差別化を図り、当社グル
ープの事業における優位性を確保してまいります。更に、特許ライセンス収
入の確保を目的とした、特許活用戦略及び権利侵害に対する権利行使を強力
に推進してまいります。
③カジノリゾート事業
当社グループは、今後の成長エリアをアジアに求め、国を挙げて観光業を
推進するフィリピンでのカジノリゾートの開発計画を進めており、当社グル
ープは引き続きこの事業を着実に進展させ、将来の収益につなげてまいりま
す。
- 6 -
(5) 主要な事業内容(平成27年3月31日現在)
主
要
事
業
主
要
製
品
・
事
業
内
容
パチスロ・パチンコ事業
パチスロ・パチンコ機、同周辺機器
そ
カジノリゾート事業、メディア事業、放送事業、レストラン事業
の
他
(6) 主要な営業所及び工場(平成27年3月31日現在)
① 当社
・本社 東京都江東区
・営業所
名
北
盛
仙
北
新
長
埼
東
厚
静
称
海 道 営 業
岡 営 業
台 営 業
関 東 営 業
潟 営 業
野 営 業
玉 営 業
京 営 業
木 営 業
岡 営 業
所
所
所
所
所
所
所
所
所
所
所
札
岩
仙
栃
新
長
さ
東
神
静
在
地
幌 市 中 央
手 県 盛 岡
台 市 宮 城 野
木 県 宇 都 宮
潟 市 中 央
野 県 長 野
い た ま 市 大 宮
京 都 江 東
奈 川 県 厚 木
岡 市 駿 河
区
市
区
市
区
市
区
区
市
区
名
名
金
大
神
岡
広
四
九
南
称
古 屋 営 業
沢 営 業
阪 営 業
戸 営 業
山 営 業
島 営 業
国 営 業
州 営 業
九 州 営 業
所
所
所
所
所
所
所
所
所
所
名
石
大
神
岡
広
愛
福
鹿
在
地
古 屋 市 東
川 県 金 沢
阪 市 西
戸 市 中 央
山 市 北
島 市 南
媛 県 松 山
岡 市 博 多
児島県鹿児島
区
市
区
区
区
区
市
区
市
・工場
名
称
四 街 道 工 場
所
在
地
千 葉 県 四 街 道 市
名
小
- 7 -
称
山
工
場
所
在
地
栃 木 県 小 山 市
② 子会社
(国内)
社
㈱
メ
ー
シ
名
所
ー
本社:東京都江東区
工場:千葉県四街道市
㈱
エ
レ
コ
本社:東京都江東区
工場:千葉県四街道市
㈱
ミ
ズ
ホ
本社:東京都江東区
工場:千葉県四街道市
ス
本社:東京都江東区
工場:栃木県小山市
㈱ ユ ニ バ ー サ ル ブ ロ ス
本社:東京都江東区
工場:栃木県小山市
日本アミューズメント放送㈱
東京都江東区
㈱
フ
東京都江東区
名
所
㈱
ア
ワ
ン
ク
ダ
ロ
ー
グ
ラ
在
地
在
地
(海外)
社
Aruze USA, Inc.
アメリカ
ARUZE Investment Co.,Ltd.
カンボジア
Pananio Limited
中国
Brontia Limited
中国
Tiger Resort Asia Limited
中国
Universal Entertainment Korea
co.,ltd
韓国
KO Dining Group Limited
中国
Tiger Resort,Leisure and
Entertainment,Inc.
Tiger Resorts Property
Management Incorporated
フィリピン
フィリピン
- 8 -
(7) 使用人の状況(平成27年3月31日現在)
① 企業集団の使用人の状況
使
用
人
数
前連結会計年度末比増減
1,118名
21名増
(注) 使用人数には役員、契約社員、派遣社員、パート及びアルバイトは含んでおりません。
② 当社の使用人の状況
使
用
人
数
前事業年度末比増減
872名
平
34名増
均
年
齢
38歳7ヶ月
平 均 勤 続 年 数
7年8ヶ月
(注) 使用人数には役員、契約社員、派遣社員、パート及びアルバイトは含んでおりません。
(8) 主要な借入先の状況(平成27年3月31日現在)
借
入
株
式
349百万円
株
行
336百万円
行
170,000千US$
.
50,000千US$
ド
B
東
京
イ
D
O
U
ス
利
タ
ツ
N
I
B
銀
額
三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社
社
足
入
832百万円
会
社
借
行
式
会
先
ー
銀
銀
A
N
K
,
I
N
C
(9) その他企業集団の現況に関する重要な事項
Wynn Resorts, Limited (NASDAQ: WYNN, 以下「ウィン・リゾーツ社」)との
民事訴訟に関しては、現在ディスカバリー及び証言録取等の証拠開示手続き中で
あり、今後、トライアルにおいて証人尋問等を経て判決に至るという過程となり
ます。この判決結果により発生する可能性のある当社及び連結子会社等からなる
企業集団の特定期間の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に与え
る影響を確実に見積もることが困難である事実を踏まえ、前々連結会計年度末よ
りウィン・リゾーツ社株式を取得原価で評価しております。
ウィン・リゾーツ社が発行した長期受取手形に対する受取利息として、これま
でに3年分(1年当たり38,728,852.63ドル)が裁判所の事務官宛てに、同事務官
- 9 -
の信託口座への預け入れ用として発行されました。しかしながら、請求権の原則
に基づいて当社グループに帰属しないと判断されることから当該小切手の受取利
息を会計上も税務上も認識する必要はないこととなる可能性が高いと判断され、
当社連結計算書類には利息小切手発行に係る事実を反映させておりません。
- 10 -
2.会社の現況
(1) 株式の状況(平成27年3月31日現在)
① 発行可能株式総数
324,820,000株
② 発行済株式の総数
80,195,000株(自己株式6,811,154株を含む)
③ 株主数
11,265名(前期末比1,186名減)
④ 大株主
株
主
O k a d a
名
H o l d i n g s
L i m i t e d
持
株
数
持 株 比 率
千株
%
54,452
74.2
子
2,390
3.2
G O L D M A N , S A C H S & C O . R E G
1,202
1.6
BBH(LUX) FOR FIDELITY FUNDS PACIFIC FUND
729
0.9
株
券
625
0.8
S E C U R I T I E S
558
0.7
淳
458
0.6
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)
444
0.6
ユ ニ バ ー サ ル 従 業 員 持 株 会
362
0.4
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY
337
0.4
横
塚
式
M S C O
富
ヒ
会
社
S
C U S T O M E R
士
ロ
B
本
I
証
(注)当社は、自己株式6,811,154株を保有しておりますが、上記大株主から除いており、持株
比率は自己株式6,811,154株を控除して計算しております。
- 11 -
(2) 新株予約権等の状況
①事業年度末日において当社役員が保有する職務執行の対価として交付された新株予約権の状況
発
行
新
株
決
予
議
約
権
日
の
平成26年6月26日
数
7,000個
新株予約権の目的となる株式の種類と数
普通株式 700,000株
(新株予約権1個につき100株)
新
1個当たり2,600円
株
予
約
権
の
払
込
金
額
新 株 予 約 権 の 行 使 に 際 し て
出 資 さ れ る 財 産 の 価 額
新株予約権1個当たり263,700円
(1株当たり2,637円)
権
間
平成28年7月1日から
平成30年6月30日まで
件
(注)
行
利
使
役員の保有状況
行
使
の
期
条
取
締
役
(社外取締役を除く)
・新株予約権の数:7,000個
・目的となる株式数:700,000株
・保有者数:4名
(注)1.新株予約権者は、下記(ⅰ)、(ⅱ)に掲げる条件が全て満たされた場合にのみ、本新 株予約権を行使することができる。
(ⅰ)平成27年3月期及び平成28年3月期の監査済みの当社連結損益計算書または損益計算書
の経常利益が次の各号に定める全ての条件を達成していること。なお、国際財務報告基
準の適用等により参照すべき経常利益の概念に重要な変更があった場合には、別途参照
すべき指標を取締役会にて定めるものとする。
(a)平成27年3月期の経常利益が200億円を超過していること
(b)平成28年3月期の経常利益が220億円を超過していること
(ⅱ)本新株予約権の割当日から本新株予約権の行使期間の終期に至るまでの間において、当
社普通株式の普通取引終値が一度でも本新株予約権の行使価額に130%を乗じた価格を
超過すること。
2.新株予約権者は、新株予約権の権利行使時においても、当社または当社関係会社の取
締役、監査役または従業員であることを要する。ただし、任期満了による退任、定年
退職、その他正当な理由があると取締役会が認めた場合は、この限りではない。
3. 新株予約権者の相続人による本新株予約権の行使は認めない。
- 12 -
4. 本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における授権株式数
を超過することとなるときは、当該本新株予約権の行使を行うことはできない。
5. 本新株予約権1個未満の行使を行うことはできない。
②当事業年度中に職務執行の対価として使用人等に対し交付した新株予約権の状況
第7回新株予約権
発
行
新
株
決
予
議
約
権
の
日
平成26年10月31日
数
1,240個
新株予約権の目的となる株式の種類と数
普通株式 124,000株
(新株予約権1個につき100株)
新
新株予約権と引換えに払い込みは要しない
株
予
約
権
の
払
込
金
額
新 株 予 約 権 の 行 使 に 際 し て
出 資 さ れ る 財 産 の 価 額
新株予約権1個当たり181,300円
(1株当たり1,813円)
権
間
平成28年12月23日から
平成36年10月30日まで
件
(注)
人
・新株予約権の数:1,240個
・目的となる株式数:124,000株
・保有者数:43名
行
利
使
使用人等への
交付状況
行
使
の
当
期
条
社
使
用
(注)1.新株予約権者は、新株予約権の権利行使時においても、当社または当社関係会社の取締役
または従業員であることを要する。ただし、任期満了による退任、定年退職、その他正当
な理由があると取締役会が認めた場合は、この限りではない。
2.新株予約権者の相続人による本新株予約権の行使は認めない。
3.本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における授権株式数を
超過することとなるときは、当該本新株予約権の行使を行うことはできない。
4.各本新株予約権1個未満の行使を行うことはできない。
- 13 -
(3) 会社役員の状況
① 取締役及び監査役の状況(平成27年3月31日現在)
<取締役及び監査役>
会社における地位
氏
名
田
和
担当及び重要な兼職の状況
取 締 役 会 長
岡
生
代表取締役社長
富 士 本 淳
Aruze USA,Inc. 取締役
北京アルゼ開発有限公司 法定代表人
日本将棋ネットワーク㈱ 取締役
取
締
役
德
田
一
㈱有明電算センター 取締役
取
締
役
麻
野
憲
志
―
取
締
役
岡
田
知
裕
Aruze USA,Inc. 取締役
社 外 取 締 役
片
山
律
萱場健一郎法律事務所 弁護士
常 勤 監 査 役
竹
内
東
司
社 外 監 査 役
荒
井
裕
樹
―
ブックフィールドキャピタル㈱ 代表取締役
Well Investments Limited 取締役
㈱シー・リンク 代表取締役社長
社 外 監 査 役
長
手
裕
輔
プリンス海運㈱ 代表取締役副社長
(注)1.取締役片山律氏は、会社法第2条第15号に定める社外取締役であります。
2.当社は、社外取締役片山律氏を、一般株主と利益相反が生じるおそれがない独立役員
として、東京証券取引所に届け出ております。
3.監査役荒井裕樹氏及び長手裕輔氏の2氏は、会社法第2条第16号に定める社外監査役
であります。
- 14 -
② 取締役及び監査役の報酬等の総額
・平成26年4月1日から平成26年6月25日まで
区
分
取
( う
監
( う
ち
社
ち
社
締
外
査
外
取
締
監
査
合
支
給
人
役
役 )
役
役 )
員
支
給
額
4名
(1)
3名
(2)
201百万円
(3)
4百万円
(2)
7名
205百万円
計
・平成26年6月26日から平成27年3月31日まで
区
分
取
( う
監
( う
ち
社
ち
社
締
外
査
外
取
締
監
査
合
支
給
人
役
)
役
役 )
役
計
員
支
給
額
5名
(1)
3名
(2)
614百万円
(4)
20百万円
(9)
8名
635百万円
(注)1.取締役の支給額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれておりません。
2.取締役及び監査役の報酬限度額は、平成10年3月26日開催の臨時株主総会において、
取締役は、年額1,000百万円(ただし、使用人分給与は含まない)、監査役は、年額
100百万円以内と決議いただいております。
3.取締役の支給人員は、無報酬の取締役1名を除いております。
③ 当事業年度に支払った役員退職慰労金
当事業年度では該当ありません。
④ 社外役員に関する事項(平成27年3月31日現在)
1)社外取締役の兼務の状況
氏
片
名
山
重
律
要
な
兼
職
萱場健一郎法律事務所
の
状
況
兼職の内容
弁護士
(注) 取締役片山律氏は、萱場健一郎法律事務所の弁護士を兼任しておりますが、同事務所と
当社との間に重要な取引関係はありません。
- 15 -
2)社外監査役の兼務の状況
氏
名
重
要
な
兼
職
の
状
況
兼職の内容
ブックフィールドキャピタル㈱
代表取締役
荒
井
裕
樹
Well Investments Limited
取締役
㈱シー・リンク
代表取締役社長
長
手
裕
輔
プリンス海運㈱
代表取締役副社長
(注) 当社は監査役荒井裕樹氏が所属しているブックフィールドキャピタル㈱との間に訴訟委
任契約を締結しており、荒井裕樹氏は、過去2年間に、当社から訴訟代理人としての報
酬を受けており、今後も受ける予定であります。また同氏が取締役をしているWell
Investments Limitedと当社は業務委託契約を締結しております。監査役長手裕輔氏の
重要な兼職先と当社の間に重要な取引関係はありません。
3)社外役員の主な活動状況
氏
名
地
位
主
な
活
動
状
況
片
山
律
社 外 取 締 役
就任後当事業年度に開催された取締役会4回中3
回に出席し、主に弁護士としての専門的見地から
発言を行っております。
荒
井
裕
樹
社 外 監 査 役
就任後当事業年度に開催された取締役会4回中3
回に出席し、また監査役会は6回中5回に出席
し、主に弁護士としての専門的見地から発言を行
っております。
長
手
裕
輔
社 外 監 査 役
就任後当事業年度に開催された取締役会4回全て
に出席し、また監査役会は6回中5回に出席し、
主に経営者の観点から発言を行っております。
(注) 書面決議による取締役会の回数は除いております。
4)責任限定契約の内容の概要
当社と社外取締役及び全社外監査役は、会社法第427条第1項の規定に
基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結してお
ります。
当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、100万円または法令が定め
る額のいずれか高い額としております。
- 16 -
(4) 会計監査人の状況
① 名称 UHY東京監査法人
② 報酬等の額
支
払
額
合
計
当
監
事
査
業 年 度 に 係 る
人
の
報
酬
等
会
の
計
額
91百万円
当
う
産
社
べ
上
及 び 子 会 社 が
き 金 銭 そ の 他
の
利
益
の
合
支
の
計
払
財
額
91百万円
(注)当社と会計監査人との間の監査契約において、会社法に基づく監査と金融商品取引法
に基づく監査の監査報酬等の額を明確に区分しておらず、実質的にも区分できませんの
で、当事業年度に係る報酬等の額にはこれらの合計額を記載しております。
③ 会計監査人の解任または不再任の決定の方針
取締役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要が
あると判断した場合は、監査役会の同意を得たうえで、または、監査役会
の請求に基づいて、会計監査人の解任または不再任を株主総会の会議の目
的とすることといたします。
監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当
すると認められる場合は、監査役全員の同意に基づき監査役会が、会計監
査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後
最初に招集される株主総会におきまして、会計監査人を解任した旨と解任
の理由を報告いたします。
- 17 -
(5) 業務の適正を確保するための体制
1.取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保す
るための体制
(1)当社及びグループ企業の役職員が、法令及び定款に適合した行動を
とるために遵守すべき行動規範となる倫理規程を定める。
(2)米国のゲーミング規制当局からの厳格なコンプライアンスの要求に
対応するゲーミングコンプライアンス規程を制定し、この規程を遵守
する経営を実践する。
(3)取締役は当社における重大な法令違反その他コンプライアンスに関
する重要な事実を発見した場合には直ちに監査役に報告するものとし、
また遅滞なく取締役会において報告するものとする。
(4)監査役は、独立した立場から、取締役等の執行する業務の適正が確
保されているかを監査する。
(5)内部監査部門として執行部門から完全に独立した内部監査室を設置
する。
2.取締役の職務の執行に係わる情報の保存及び管理に関する体制
取締役の職務執行に係わる情報について、文書管理規程、情報管理規
程により、その保存管理及び情報セキュリティー管理の取扱を定める。
3.損失の危険の管理に関する規程その他の体制
(1)事業活動に伴う各種リスクを認識し、その把握と管理、個々のリス
クに対応する管理責任体制を整備する。
(2)リスク管理体制の基礎として、リスク管理規程を定め、その損失の
極小化を図るためにリスク予防を重点として継続的に個々のリスクに
対応する管理の体制を構築する。
4.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
(1)取締役会は、取締役会規程、執行役員規程、職務権限規程、業務分
掌規程及び稟議規程等を定め、業務執行の責任体制と業務プロセスを
明確にすることにより、取締役会の決定に基づく業務執行の迅速かつ
効率的な処理を推進する。
(2)取締役の職務の執行を効率的に行うことを確保する体制として、月
1回定例の取締役会の他、随時に取締役会メンバーの大多数で構成す
る戦略会議を開催し、基本方針・戦略を決定する。
5.当会社及び子会社からなる企業集団における業務の適正を確保するため
の体制
(1)当社及びグループ企業は当社監査役及び内部監査部門の監査を受入
れ、内部統制の確立を図ると共に、グループ企業毎に利益計画を策定
し、進捗状況について定期的にレビューし、その結果を経営の適正化
に向けフィードバックする。
(2)当社及びグループ企業間で積極的な人的交流を行い、グループ企業
各社との情報の交換及び連携体制を確立するものとする。
- 18 -
6.監査役の職務を補助すべき使用人に関する事項と当該使用人の取締役か
らの独立性に関する事項
(1)監査役の職務の支援のために監査役会事務局を設置し、その事務局
の任にあたる者(以下、「補助使用人」という)を置く。
(2)補助使用人の人事異動や処遇については、監査役会の同意を得て行
う。
7.取締役及び使用人が監査役に報告をするための体制その他の監査役への
報告に関する体制
(1)監査役は、取締役会の他、本部長会等の重要な審議・決議の場に出
席し報告を受ける。
(2)従業員は、法令、または定款違反の事実、著しく不合理な業務執行、
その他これらに準ずる事項を発見した場合、すみやかに監査役に報告
するものとし、監査役が報告等を求めた場合、従業員はこれに従わな
ければならない。
8.その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
(1)監査役は、必要に応じ当社の費用において(法律上認められる金額
の範囲内で)社外の専門家を利用することができる。
(2)取締役及び担当管理職その他の従業員は、監査役の監査に協力しな
ければならない。
9.反社会的勢力排除に向けた体制
(1)当社及びグループ企業は、市民社会の秩序や安全に脅威を与える反
社会的勢力及び団体とは、社会的責任及び企業防衛等の観点から、断
固として対決する旨を、活動指針に定める。
(2)反社会的勢力からの不当な要求等があった際は、顧問弁護士へ逐一
相談を行うこととする。
10.財務報告の信頼性を確保するための体制
当社は、金融商品取引法及び関連法令に従い、財務報告の信頼性を確
保するため、財務報告に係わる内部統制の体制を整備し、運用する。
(6) 剰余金の配当等の決定に関する方針
当社グループは、株主に対する利益還元を最重要経営課題の一つとして取
り組んでおります。その実現のため、高収益な企業体質の構築と継続的な株
主資本利益率の向上に努めるとともに、業績に応じた安定的な配当の維持を
基本方針としております。
内部留保資金につきましては、健全な財務体質を確保するため適正な水準
を維持すると同時に経営基盤を強化し、有望な事業案件に対しては必要な資
金を機動的に投資することを基本方針としております。
- 19 -
連 結 貸 借 対 照 表
(平成27年3月31日現在)
(単位:百万円)
資
産
科
流
目
動
資
金
負
額
103,196
現 金 及 び 預 金
39,155
受取手形及び売掛金
26,571
価
券
505
商 品 及 び 製 品
1,272
仕
証
掛
債
の
科
流
目
動
負
部
金
債
額
65,554
支払手形及び買掛金
15,243
短
28,782
期
借
入
金
500
1年内償還予定の社債
未
払
金
6,904
品
11,226
原材料及び貯蔵品
17,175
未 払 法 人 税 等
7,082
繰 延 税 金 資 産
825
未 払 消 費 税 等
1,745
そ
他
6,505
貸 倒 引 当 金
△41
定
の
資
産
79,763
建物及び構築物
9,345
機械装置及び運搬具
1,587
航
機
5,229
産
0
地
7,764
建 設 仮 勘 定
52,235
空
貸
与
資
土
そ
の
他
無 形 固 定 資 産
そ
賞
184,923
有 形 固 定 資 産
の
3,600
1,653
他
金
246
繰 延 税 金 負 債
与
引
10
そ
固
の
定
負
他
2,545
377
繰 延 税 金 負 債
1,635
の
負
債
合
純
株
主
資
資
資
の
部
201,967
98
10,852
58,330
利 益 剰 余 金
長 期 貸 付 金
130
敷金及び保証金
1,430
破産更生債権等
2,437
長 期 未 収 入 金
1,544
長 期 預 け 金
13,096
関係会社長期預け金
28,964
株
205,314
式
△14,296
その他の包括利益累計額
16,696
30
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
16,665
新 株 予 約 権
32
少 数 株 主 持 分
1,323
他
744
貸 倒 引 当 金
△3,171
純
計
220,020
288,120
負 債 ・ 純 資 産 合 計
288,120
産
の
68,100
金
103,506
己
533
計
産
本
自
他
本
投 資 有 価 証 券
そ
5,037
債
資 産 除 去 債 務
そ
1,653
当
資 本 剰 余 金
投資その他の資産
資
部
産
有
固
の
合
計
資
産
(注)記載金額は、百万円未満は切り捨てて表示しております。
- 20 -
合
連 結 損 益 計 算 書
( 自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日 )
(単位:百万円)
科
売
売
目
上
金
額
88,085
38,994
高
価
上
原
売
上
総
利
益
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
営
業
利
益
営
業
外
収
益
受
取
利
息
受
取
配
当
金
為
替
差
益
そ
の
他
営
業
外
費
用
支
払
利
息
支
払
手
数
料
売
上
割
引
そ
の
他
経
常
利
益
特
別
利
益
関 係 会 社 株 式 売 却 益
新 株 予 約 権 戻 入 益
そ
の
他
特
別
損
失
減
損
損
失
関 係 会 社 事 業 損 失
そ
の
他
事
業
損
失
そ
の
他
税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益
法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税
法
人
税
等
調
整
額
少数株主損益調整前当期純利益
少
数
株
主
損
失
当
期
純
利
益
49,091
28,044
21,047
87
9
1,695
173
466
234
233
22
956
22,055
1,314
22
6
86
1,256
574
1
1,344
1,918
21,481
10,559
782
(注)記載金額は、百万円未満は切り捨てて表示しております。
- 21 -
1,964
11,341
10,140
△33
10,173
連結株主資本等変動計算書
( 自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日 )
(単位:百万円)
株
資
本
平成26年4月1日残高
主
資
本
金
資本剰余金
利益剰余金
自 己 株 式
株主 資本 合 計
98
10,852
195,701
△14,296
192,355
連 結 会 計 年 度 中 の 変 動 額
剰
当
△1,834
△1,834
益
10,173
10,173
連 結 範 囲 の 変 動
1,273
1,273
当
余
期
金
の
純
配
利
株主資本以外の項目の連結会
計年度中の変動額(純額)
連 結 会 計 年 度 中 の
変
動
額
合
計
平成27年3月31日残高
-
-
9,612
-
9,612
98
10,852
205,314
△14,296
201,967
そ の 他 の 包 括 利 益 累 計 額
その他有価証券
評 価 差 額 金
平成26年4月1日残高
51
為
調
替
整
換
勘
算
定
その他の包括利益
累 計 額 合 計
新株予約権
少数株主
持
分
純資産合計
528
580
22
1,356
194,314
連結会計年度中の変動額
剰 余 金 の 配 当
当
期
純
利
△1,834
益
10,173
連結範囲の変動
株主資本以外の項目の連結
会計年度中の変動額(純額)
連 結 会 計 年 度 中 の
変 動 額 合 計
平成27年3月31日残高
1,273
△20
16,136
16,116
10
△20
16,136
16,116
10
△33
25,705
30
16,665
16,696
32
1,323
220,020
(注)記載金額は、百万円未満は切り捨てて表示しております。
- 22 -
△33
16,092
連 結 注 記 表
〔連結計算書類作成のための基本となる重要な事項に関する注記〕
1.連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社の数及び主要な連結子会社の名称
連結子会社の数 16社
主要な連結子会社の名称 Aruze USA,Inc.
当連結会計年度より、株式会社ユニバーサルブロス
は新たに設立したため、連結の範囲に含めておりま
す。また、株式会社ワンダーグラフは重要性が増し
たことにより、当連結会計年度より連結の範囲に含
めております。従来、連結子会社であった株式会社
ピートゥピーエーは、清算結了したため、当連結会
計年度より連結の範囲から除外しております。また、
連結子会社であったEAGLE Ⅱ HOLDCO, INC.は、保有
株式を全部売却したため、当連結会計年度より連結
の範囲から除外しております。同じく連結子会社で
あったEAGLE Ⅰ LANDHOLDINGS,INC.は、EAGLE Ⅰ
LANDHOLDINGS, INC.へ出資していたEAGLE Ⅱ
HOLDCO, INC.が連結の範囲から除外されたことに伴
い、連結子会社から持分法適用会社へ変更しており
ます。また、その他1社は子会社に該当しないこと
が判明したため当連結会計年度より連結の範囲から
除外しております。
(2) 主要な非連結子会社の名称等
主要な非連結子会社の名称 ワイズテック株式会社
日本将棋ネットワーク株式会社
その他9社
連結の範囲から除いた理由 非連結子会社は小規模であり合計の総資産、売上高、
当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持
分に見合う額)等は、いずれも連結計算書類に重要
な影響を及ぼしていないためであります。
2.持分法の適用に関する事項
(1) 持分法を適用した非連結子会社及び関連会社の数及び主要な会社等の名称
持分法を適用した関連会社の数 1社
主要な会社等の名称 EAGLE Ⅰ LANDHOLDINGS,INC.
従来、連結子会社であったEAGLE Ⅰ
LANDHOLDINGS,INC.は、EAGLE Ⅰ LANDHOLDINGS,
INC.へ出資していたEAGLE Ⅱ HOLDCO, INC.が連結
の範囲から除外されたことに伴い、連結子会社から
持分法適用会社へ変更しております。
(2) 持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社の名称等
主要な会社等の名称
(非連結子会社) ワイズテック株式会社
日本将棋ネットワーク株式会社
その他9社
(関連会社) 株式会社有明電算センター
- 23 -
持分法を適用していない理由 それぞれ連結純損益及び利益剰余金等に及ぼす影響
が軽微であり、かつ全体としても重要性がないため
持分法の適用範囲から除外しております。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうち海外子会社(9社)の決算日は、すべて12月31日であります。連結計算書
類の作成に当たっては、同決算日現在の計算書類を使用しております。
ただし、平成27年1月1日から連結決算日平成27年3月31日までの期間に発生した重要な
取引については、連結上必要な調整を行っております。
4.会計処理基準に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券の評価基準及び評価方法
その他有価証券
時価のあるもの 決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全
部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均
法により算定しております)。
時価のないもの 移動平均法による原価法
② デリバティブの評価基準及び評価方法
デリバティブ 時価法
③ たな卸資産の評価基準及び評価方法
商品、製品、原材料 主として総平均法による原価法(貸借対照表価額は
収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算
定)。
仕 掛 品 主として総平均法による原価法(貸借対照表価額は
収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算
定)。
なお、コンテンツ等制作に関する仕掛品については
個別原価法により算定しております。
貯 蔵 品 最終仕入原価法
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有 形 固 定 資 産(リース資産を除く)
当社及び国内連結子会社 定率法
ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(建
物附属設備を除く。)については定額法を採用して
おります。
また、貸与資産については、契約期間を償却年数と
して、当該期間で均等償却しております。
主な耐用年数
建物及び構築物 8年~50年
機械装置及び運搬具 6年~15年
海外連結子会社 所在地国の会計基準の規定に基づく定額法を主とし
て採用しております。
- 24 -
② 無 形 固 定 資 産(リース資産を除く)
当社及び国内連結子会社 市場販売目的のソフトウェアについては、見込販売
数量に基づく償却額と残存有効期間(3年以内)に
基づく均等配分額とのいずれか大きい額を償却する
方法によっており、自社利用のソフトウェアについ
ては、社内における利用可能期間(5年)に基づく
定額法、それ以外の無形固定資産については定額法
を採用しております。
海外連結子会社 所在地国の会計基準の規定に基づく定額法を採用し
ております。
③ リ ー ス 資 産 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定
額法を採用しております。
なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のう
ち、リース取引開始日が平成20年3月31日以前のリ
ース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法
に準じた会計処理によっております。
(3) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場によ
り円貨に換算し、換算差額は損益として処理してお
ります。なお、在外子会社等の資産及び負債は、決
算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び
費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額
は純資産の部における為替換算調整勘定及び少数株
主持分に含めております。
(4) 重要な引当金の計上基準
① 貸 倒 引 当 金 債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権につ
いては貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債
権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能
見込額を計上しております。
② 賞 与 引 当 金 従業員の賞与の支払に備えて、賞与支給見込額の当
連結会計年度負担額を計上しております。
(5) 重要な収益及び費用の計上基準
ファイナンス・リース取引に係る収益の計上基準
リース料受取時に売上高と売上原価を計上する方法
によっております。
(6) その他連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理 税抜方式によっております。
- 25 -
〔未適用の会計基準等〕
・「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)
・「連結財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第22号 平成25年9月13日)
・「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号 平成25年9月13日)
・「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第2号 平成25年9月13日)
・「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第
10号 平成25年9月13日)
・「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4号 平
成25年9月13日)
(1)概要
子会社株式の追加取得等において、支配が継続している場合の子会社に対する親会社の持分
変動の取扱い、取得関連費用の取扱い、当期純利益の表示及び少数株主持分から非支配株主持
分への変更並びに暫定的な会計処理の確定の取扱い等について改正されました。
(2)適用予定日
平成28年3月期の期首から適用します。
なお、暫定的な会計処理の確定の取扱いについては、平成28年3月期の期首以後実施される
企業結合から適用します。
(3)当該会計基準等の適用による影響
「企業結合に関する会計基準」等の改正による連結財務諸表に与える影響額については、現
時点で未定であります。
〔表示方法の変更に関する注記〕
(連結貸借対照表)
前連結会計年度まで固定負債の「その他」に含めて表示しておりました「繰延税金負債」は、
金銭的重要性が増したため、当連結会計年度より、区分掲記しております。なお、前連結会計
年度の「繰延税金負債」は593百万円であります。
〔追加情報〕
Wynn Resorts, Limited (NASDAQ: WYNN, 以下「ウィン・リゾーツ社」)との民事訴訟に関
しては、現在ディスカバリー及び証言録取等の証拠開示手続き中であり、今後、トライアルに
おいて証人尋問等を経て判決に至るという過程となります。この判決結果により発生する可能
性のある当社及び連結子会社等からなる企業集団の特定期間の財政状態、経営成績及びキャッ
シュ・フローの状況に与える影響を確実に見積もることが困難である事実を踏まえ、前々連結
会計年度末よりウィン・リゾーツ社株式を取得原価で評価しております。
ウィン・リゾーツ社が発行した長期受取手形に対する受取利息として、これまでに3年分(1
年あたり38,728,852.63ドル)が裁判所の事務官宛てに、同事務官の信託口座への預け入れ用と
して発行されました。しかしながら、請求権の原則に基づいて当社グループに帰属しないと判
断されることから当該小切手の受取利息を会計上も税務上も認識する必要はないこととなる可
能性が高いと判断され、当社連結計算書類には利息小切手発行に係る事実を反映させておりま
せん。
- 26 -
〔連結貸借対照表に関する注記〕
1. 担保に供している資産及び担保に係る債務
(1) 担保に供している資産
現金及び預金
建物
土地
長期預け金
(2) 担保に係る債務
短期借入金
1年内償還予定の社債
270百万円
1,309百万円
5,168百万円
6,028百万円
6,028百万円
500百万円
2.有形固定資産の減価償却累計額
19,521百万円
3.偶 発 債 務
保証債務
連結会社以外の会社に対して発行しているスタンドバイL/Cは次のとおりであります。
Philippine Amusement and Gaming Corporation
270百万円
(1億フィリピンペソ)
当社グループのTIGER RESORT,LEISURE AND ENTERTAINMENT,INC.はBDO UNIBANK,INC.
に依頼を行いPhilippine Amusement and Gaming Corporationに対してスタンドバイ
L/Cを発行しております。これは、当社グループが推進しているカジノリゾートプロ
ジェクトの遂行にあたり規約に基づいたものとなっております。なお、当該スタンドバ
イL/C発行に際してTIGER RESORT,LEISURE AND ENTERTAINMENT,INC.が提供した担保
は現金及び預金270百万円(1億フィリピンペソ)であります。
4.Wynn Resorts,Limited株式に関する取扱いについては、重要な影響を与えられなくなった
為、持分法を適用しておりません。詳細については〔追加情報〕に記載の通りであります。
5.現金及び預金のうち34百万円、長期預け金のうち6,028百万円は当社グループが推進してい
るカジノリゾートプロジェクトの遂行に資金使途を限定しており、当該プロジェクト完了を
もって終了するエスクロー契約に関するものであります。また、長期預け金に関しまして
は、エスクロー口座の最低口座残高が5,000万米ドルとされている為、当該区分において開
示しております。
6.セールアンド割賦バック取引による購入資産で所有権が売主に留保されたものは次のとお
りであります。未払金1,045百万円についてはセールアンド割賦バック取引によるものであ
り、その対象資産である機械装置1,095百万円、建物付属設備2百万円、工具器具備品71百
万円については所有権が売主に留保されております。
- 27 -
〔連結株主資本等変動計算書に関する注記〕
1.当連結会計年度末における発行済株式の種類及び総数
普 通 株 式
80,195,000株
2.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
決
議
平成26年5月1日
取 締 役 会
1
配 当 金 の
株 式 の
当 た
総
額
種
類
配 当
(百万円)
( 円
株
り
額
)
普通株式
25 平成26年3月31日 平成26年6月27日
1,834
基
準
日
効 力 発 生 日
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
平成27年2月13日開催の取締役会決議による配当に関する事項
① 配当金の総額 2,201百万円
② 配当原資 利益剰余金
③ 1株当たり配当額 30円00銭
④ 基準日 平成27年3月5日
⑤ 効力発生日 平成27年5月8日
平成27年5月8日開催の取締役会決議による配当に関する事項
① 配当金の総額 1,100百万円
② 配当原資 利益剰余金
③ 1株当たり配当額 15円00銭
④ 基準日 平成27年3月31日
⑤ 効力発生日 平成27年6月29日
(注)平成27年2月13日の取締役会の決議による配当金の総額は、平成27年3月5日を
臨時の基準日とする特別配当金額であります。
〔金融商品に関する注記〕
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、適切な事業計画に基づいて、主に銀行借入、社債発行、グループ金融
によって必要な資金を調達しております。一時的な余資は安全性・流動性を基本に元本保
証型の大口預金等での運用を行っております。デリバティブ取引に関しましてはリスク
を回避するために利用しており、投機目的では行わない方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、製品の受注から販売に至る一連の営業活動過程
で発生するものであり顧客の信用リスクに晒されております。
有価証券及び投資有価証券は、主に海外子会社において運用している投資信託、業務上
の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスク・為替リスクに晒されておりま
す。
営業債務である支払手形及び買掛金は、そのほとんどが4ヶ月以内の支払期日であり、
主に部材等の購入や債務の決済過程で発生するものであります。
借入金、社債に関しましては主に研究開発、部材購入・設備投資等で発生した債務の決
済原資の調達を目的としたものであり、このうち一部は支払金利の変動リスクに晒されて
おります。
- 28 -
(3)金融商品に係るリスク管理体制
当社ではリスクに応じて本部長会において適宜協議を行っておりますが、各リスクに対
しましては更に以下の様に管理を行っております。
①信用リスク(取引先の契約不履行に係るリスク)の管理
当社は受取手形、売掛金などの営業債権につきましては、債権管理課が与信管理規程に
基づき取引先の信用状況の調査及び情報収集を行っております。また、財務経理部におい
て四半期ごとに売掛金・受取手形の残高確認を実施しております。
更に貸付金に関しましては取引を実施する際に貸付先の財政状態及び経営成績の調査
を行い、会社の権利保全に努めております。
②市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
当社は借入金及び社債に係る金利の変動リスクに対して、借入条件・社債発行条件にお
いて当社に不利な条項が含まれないような形で借入を行っております。
有価証券に関しましては元本割れの確率が極めて僅少な安全性の高い投資信託で運用
することとし、投資有価証券に関しましては定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務
状況等を把握するとともに、年度ごとに取引先の財務諸表を精査し、保有状況を継続的に
見直しております。
デリバティブ取引の執行・管理については、担当部署が決済担当者の承認を得て行って
おります。
③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
借入を行う際には資金の流動性、借入期間を考慮し、長短資金コストの動向を重点的に
見極めながら借入を行っております。また、借入を行った資金に関しましては担当部署が
適時に資金繰り計画の作成・更新を行い、管理をしております。
- 29 -
2.金融商品の時価等に関する事項
平成27年3月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次
のとおりであります。
(単位:百万円)
連結貸借対照表
時価(*1)
差額
計上額(*1)
(1) 現金及び預金
39,155
39,155
-
(2) 受取手形及び売掛金
26,571
26,571
-
505
505
-
97
97
-
130
-
-
△108
-
-
21
21
-
(5) 敷金及び保証金
1,430
1,430
-
(6) 長期未収入金
1,544
-
-
△963
-
-
581
581
-
(7) 破産更生債権等
2,437
-
-
貸倒引当金(*2)
△1,496
-
-
(3) 有価証券及び投資有価証券
有価証券
その他有価証券
(4) 長期貸付金
貸倒引当金(*2)
貸倒引当金(*2)
941
941
-
69,305
69,305
-
(1) 支払手形及び買掛金
(15,243)
(15,243)
-
(2) 短期借入金
(28,782)
(28,782)
-
資産計
(3) 1年内償還予定の社債
(500)
(500)
-
(6,904)
(6,904)
-
(51,431)
(51,431)
-
(4) 未払金
負債計
(*1) 負債に計上されているものについては、( )で示しております。
(*2) 個別に計上されている貸倒引当金を控除しております。
- 30 -
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資産
(1) 現金及び預金、(2) 受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価
額によっております。
(3) 有価証券及び投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっております。投資信託は時価が帳簿
価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(4) 長期貸付金
貸付先別に信用リスクを把握することは困難であり、合理的な貸倒実績率に基づいて貸
倒見積高を算定しており、時価は連結決算日における貸借対照表価額から貸倒見積高を控
除した金額に近似していることから当該価額を時価としております。
(5) 敷金及び保証金
個別に償還期間を把握することが困難であり、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから当
該帳簿価額によっております。
(6) 長期未収入金、(7) 破産更生債権等
長期未収入金については相手先別に信用リスクを把握することは困難であり、合理的な
貸倒実績率に基づいて貸倒見積高を算定しており、また、破産更生債権等については、担
保及び保証による回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算定しており、時価は決算日にお
ける貸借対照表価額から現在の貸倒見積高を控除した金額に近似しており、当該金額をも
って時価としております。
負債
(1) 支払手形及び買掛金、(2) 短期借入金、及び(4) 未払金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価
額によっております。
(3) 1年内償還予定の社債
償還までの期間が短期間で、金利変動リスクに晒されていないことから、時価は帳簿価
額と近似している為、当該帳簿価額によっております。
(注2)非上場株式等(連結貸借対照表計上額 3,679百万円)は、市場価格がなく、かつ将来
キャッシュ・フローを見積ることができず、時価を把握することが極めて困難と認められ
るため、また、当社の連結子会社が保有するその他有価証券(連結貸借対照表計上額
54,553百万円)は、時価は存在するものの売却等を行うことが困難であり、時価を把握す
ることが極めて困難であるとみなされるため、「(3)有価証券及び投資有価証券」には含
めておりません。
並びに、長期預け金(連結貸借対照表計上額 13,096百万円)、関係会社長期預け金(連
結貸借対照表計上額 28,964百万円)は、将来キャッシュ・フローを見積ることができず、
時価を把握することが極めて困難と認められるため、時価評価の対象には含めておりませ
ん。
〔1株当たり情報に関する注記〕
1株当たり純資産額
2,979円73銭
1株当たり当期純利益
138円64銭
- 31 -
貸 借 対 照 表
(平成27年3月31日現在)
資
産
の
科
目
動 資 産
現 金 及 び 預 金
受
取
手
形
売
掛
金
商 品 及 び 製 品
仕
掛
品
原材料及び貯蔵品
前
渡
金
繰 延 税 金 資 産
仮
払
金
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
固 定 資 産
有 形 固 定 資 産
建
物
構
築
物
機 械 及 び 装 置
航
空
機
流
工具、器具及び備品
貸
与
資
土
建 設 仮 勘
そ
の
無 形 固 定 資 産
ソ フ ト ウ エ
産
地
定
他
ア
ソフトウエア仮勘定
そ
の
他
投資その他の資産
投 資 有 価 証 券
関 係 会 社 株 式
関係会社長期貸付金
関係会社長期立替金
資
破産更生債権等
長 期 前 払 費 用
長 期 未 収 入 金
敷金及び保証金
長 期 預 け 金
関係会社長期預け金
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
投資損失引当金
産
合
計
部
金
負
額
69,201
11,833
1,690
24,865
884
8,827
17,014
1,744
620
661
1,116
△55
138,780
25,800
8,481
774
1,380
5,229
3,475
0
6,361
71
26
1,624
633
963
27
111,355
134
38,473
108
53,065
2,128
1
1,544
800
3,440
14,368
352
△2,863
△200
207,982
流
債
の
科
目
動 負 債
支
払
手
形
買
掛
金
短 期 借 入 金
1年内償還予定の
社
500
債
未
払
金
未
払
費
用
未 払 法 人 税 等
未 払 消 費 税 等
預
り
金
賞 与 引 当 金
そ
の
他
固 定 負 債
長 期 預 り 保 証 金
繰 延 税 金 負 債
資 産 除 去 債 務
負
債
合
計
純
資
産
株 主 資 本
資
本
金
資 本 剰 余 金
資 本 準 備 金
その他資本剰余金
利 益 剰 余 金
利 益 準 備 金
その他利益剰余金
別 途 積 立 金
繰越利益剰余金
自
己
株
式
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
新 株 予 約 権
純
資
産
合
計
負 債 ・ 純 資 産 合 計
- 32 -
(単位:百万円)
部
金
額
57,251
6,368
11,519
22,009
3,610
1,905
6,030
1,517
1,376
215
2,198
3,641
553
2,710
377
60,892
の
部
147,036
98
10,852
7,503
3,348
150,383
861
149,521
90,000
59,521
△14,296
19
19
32
147,089
207,982
損 益 計 算 書
( 自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日 )
(単位:百万円)
科
目
売
上
売
額
高
上
売
金
原
87,808
42,058
価
上
総
利
益
45,750
益
21,665
24,084
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
営
営
業
業
利
外
受
収
受
利
取
為
息
配
当
替
差
そ
営
益
取
の
業
外
費
0
金
7
益
5,403
他
82
110
支
払
利
息
社
債
利
息
6
料
199
引
233
他
9
支
払
売
手
割
の
経
特
常
別
新
利
利
株
予
固
税
権
戻
入
の
別
関
益
損
定
資
係
引
会
前
益
22
他
6
産
社
当
除
損
1
業
損
失
884
純
利
益
事
期
却
9,461
2,216
当
期
等
純
調
整
利
額
益
- 33 -
886
25,743
法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税
税
29
失
法
人
560
26,600
益
約
そ
特
数
上
そ
5,494
用
11,677
14,066
株主資本等変動計算書
( 自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日 )
(単位:百万円)
株
資
平成26年4月1日残高
本
剰
主
余
資
本
金
資 本 金
資
本
準 備 金
そ の 他
資
本
剰 余 金
資本剰余
金 合 計
利
益
準 備 金
98
7,503
3,348
10,852
861
利 益 剰 余 金
そ
の
他
利益剰余金
別
途 繰越利益
積 立 金 剰 余 金
90,000
利益剰余
金 合 計
47,289
138,151
△1,834
△1,834
14,066
14,066
事業年度中の変動額
剰余金の配当
当 期 純 利 益
株主資本以外の
項目の事業年度中の
変動額(純額)
事業年度中の変動額合計
-
-
-
-
-
-
12,231
12,231
平成27年3月31日残高
98
7,503
3,348
10,852
861
90,000
59,521
150,383
株
平成26年4月1日残高
主
資
本
評価・換算差額等
自 己 株 式
株主資本合計
その他有価証券
評 価 差 額 金
△14,296
134,805
33
評価・換算
差額等合計
新株予約権
純資産合計
33
22
134,861
事業年度中の変動額
剰 余 金 の 配 当
当
期
純
利
益
△1,834
△1,834
14,066
14,066
株主資本以外の
項目の事業年度中の
変動額(純額)
△13
△13
10
△3
事業年度中の変動額合計
-
12,231
△13
△13
10
12,228
平成27年3月31日残高
△14,296
147,036
19
19
32
147,089
- 34 -
個 別 注 記 表
〔重要な会計方針に係る事項に関する注記〕
1.資産の評価基準及び評価方法
(1) 有価証券の評価基準及び評価方法
① 子会社株式及び関連会社株式 移動平均法による原価法
② その他有価証券
時価のあるもの 決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全
部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均
法により算定しております。)
時価のないもの 移動平均法による原価法
(2) デリバティブの評価基準及び評価方法
デリバティブ 時価法
(3) たな卸資産の評価基準及び評価方法
① 製品、原材料、仕掛品 総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の
低下に基づく簿価切下げの方法により算定)。なお、
コンテンツ等制作に関する仕掛品については個別原
価法により算定しております。
② 貯 蔵 品 最終仕入原価法
2.固定資産の減価償却の方法
(1) 有 形 固 定 資 産(リース資産を除く)
定率法
ただし、平成10年4月1日以降取得した建物(建物
附属設備を除く)について、定額法を採用しており
ます。
また、貸与資産については、契約期間を償却年数と
して、当該期間で均等償却しております。
主な耐用年数
建物 8年~50年
機械及び装置 7年~15年
工具、器具及び備品 2年~15年
(2) 無 形 固 定 資 産(リース資産を除く)
定額法
ただし、自社利用のソフトウェアについては、社内
における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採
用しております。
- 35 -
(3) リ ー ス 資 産 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定
額法を採用しております。なお、所有権移転外ファ
イナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が
平成20年3月31日以前のリース取引については、通
常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっ
ております。
3.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場によ
り円貨に換算し、換算差額は損益として処理してお
ります。
4.引当金の計上基準
(1) 貸 倒 引 当 金 債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権につ
いては貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債
権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能
見込額を計上しております。
(2) 賞 与 引 当 金 従業員の賞与の支払に備えて、将来の賞与支給見込
額を計上しております。
(3) 投資損失引当金 関係会社等への投資に係る損失に備えるため、資産
内容等を勘案して必要額を計上しております。
5.収益及び費用の計上基準
ファイナンス・リース取引に係る収益の計上基準
リース料受取時に売上高と売上原価を計上する方法
によっております。
6.その他計算書類の作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理 税抜方式によっております。
- 36 -
〔貸借対照表に関する注記〕
1.表示単位未満の端数処理
百万円未満は切り捨てて表示しております。
2. 担保に供している資産及び担保に係る債務
(1)担保に供している資産
建物 1,309百万円
土地 5,168百万円
(2)担保に係る債務
1年内償還予定の社債 500百万円
3.有形固定資産の減価償却累計額
18,242百万円
4.関係会社に対する金銭債権及び金銭債務(区分表示したものを除く。)
短期金銭債権
513百万円
長期金銭債権
40百万円
短期金銭債務
5,748百万円
長期金銭債務
20百万円
- 37 -
〔損益計算書に関する注記〕
1.表示単位未満の端数処理
百万円未満は切り捨てて表示しております。
2.関係会社との取引高
営業取引による取引高
売 上 高
1,104百万円
仕 入 高
5,954百万円
販売費及び一般管理費
582百万円
営業取引以外の取引高
7百万円
〔株主資本等変動計算書に関する注記〕
1.表示単位未満の端数処理
百万円未満は切り捨てて表示しております。
2.当事業年度末における自己株式の種類及び株式数
普 通 株 式
6,811,154株
〔税効果会計に関する注記〕
繰延税金資産の発生の主な原因は、減価償却超過額、貸倒引当金繰入超過額、たな卸資産評
価損の否認、子会社株式評価損の否認、子会社整理費用の否認等であります。繰延税金負債の
発生の主な原因は、その他有価証券評価差額金、固定資産評価益、長期債権の為替差益額等で
あります。
〔リースにより使用する固定資産に関する注記〕
貸借対照表に計上した固定資産のほか、車両及び器具備品の一部については所有権移転外フ
ァイナンス・リース契約により使用しております。
- 38 -
〔関連当事者との取引に関する注記〕
1.親会社
(単位:百万円)
属 性
会社等の名称
議決権等の所有
(被所有)割合
関連当事者との
関
係
Okada
被所有
担保の提供
Holdings
直接74.2%
Limited
取引条件及び取引条件の決定方針等
親会社
取引の内容
担保提供の受
入(注)
取引金額
科
-
目
-
期末残高
-
(注)当社の一部金融機関からの借入に対して、担保として当社株式(54,452千株)の提供
を受けております。なお、保証料の支払は行っておりません。
2.子会社及び関連会社等
(単位:百万円)
属 性
会社等の名称
議決権等の所有
(被所有)割合
関連当事者との
関
係
取引の内容
子会社
㈱ユニバーサ
ル プ ロ ス
所有
直接100.0%
当社部品の加
工
外注加工の委
託(注2)
子会社 Aruze USA, Inc.
所有
直接100.0%
出資
-
Tiger Resort
Asia Limited
所有
直接100.0%
出資
TIGER
RESORT,LEISU
RE AND
ENTERTAINMEN
T,Inc.
所有
間接99.9%
子会社
子会社
KO Dining
子会社 G r o u p
L i m i t e d
関連
会社
E A G L E Ⅰ
LANDHOLDINGS,In
c
.
取引金額
(注1)
1,987
科
買
目
掛
期末残高
金
2,136
-
関 係 会 社
長期立替金
3,217
運転資金の立
替
28,746
関 係 会 社
長期立替金
39,886
出資
建設費用の立
替
0
関 係 会 社
長期立替金
7,457
所有
間接100.0%
出資
運転資金の立
替
353
関 係 会 社
長期立替金
2,471
所有
間接40.0%
出資
-
ー
関 係 会 社
長期預け金
14,368
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注1)取引金額には消費税等を含めておりません。期末残高には消費税等を含めており
ます。
(注2)外注加工費の支払いについては、業務内容を勘案し、両者協議の上決定しており
ます。
- 39 -
3.役員及び個人主要株主等
(単位:百万円)
属 性
会社等の名称
議決権等の所有
(被所有)割合
岡田ホールデ
ィングス合同
会社
(注2)
なし
㈱トランスオ
ービット
(注4)
なし
役員及
びその
Aruze Gaming
近親者 America, Inc.
(注6)
関連当事者との
関
係
所有し
㈱アルゼソフ
トウェア
(注8)
ている W e l l
Investments
会社等 Limited
(注10)
ブックフィー
ルドキャピタ
ル(株)
(注10)
科
目
期末残高
保証金差入
-
差入保証金
141
家賃等の支払
い(注3)
141
前 払 費 用
12
航空券等の
購入先
旅
(注5)
当社製品の販
売
製品及び部品
の販売
(注7)
部品の仕入
部材の保管料
(注7)
部品の仕入
(注7)
権の過
半数を
取引金額
(注1)
不動産賃借
なし
が議決
取引の内容
費
34
未
払
金
2
18
売
掛
金
長期未収入金
10
580
13
買
掛
金
0
1
49
なし
事務所の転貸
事務所の転貸
による家賃等
の受取
(注9)
117
未 収 入 金
なし
コンサルティ
ング料等の支
払
コンサルティ
ング料等の支
払
(注11)
138
預け金
100
コンサルティ
ング料等の支
払
コンサルティ
ング料等の支
払
(注11)
12
-
-
86
-
-
11
未 払 費 用
11
なし
弁護士報酬の
支払
弁護士報酬の
支払
(注12)
(被所有)
役 員
岡 田 和 生
間接74.2%
家賃等の支払
家賃等の支払
(注3)
(注13)
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注1)取引金額には消費税等を含めておりません。期末残高には消費税等を含めており
ます。
(注2)当社の役員の岡田和生及びその近親者が議決権の99.9%を間接所有しております。
(注3)地代家賃の支払いについては、業務内容を勘案し、両者協議の上決定しておりま
す。
(注4)当社の役員の岡田和生が議決権の98.7%を直接所有しております。
(注5)旅費については、市場価格を勘案して一般取引条件と同様に決定しております。
(注6)当社の役員の岡田和生が議決権の100%を直接所有しております。
- 40 -
(注7)製品及び部品の販売・仕入、部材の保管料については、市場価格を勘案して一般
的取引条件と同様に決定しております。
(注8)当社の役員の岡田和生が議決権の100%を間接所有しております。
(注9)家賃については、市場価格を勘案して一般取引条件と同様に決定しております。
(注10)当社の役員の荒井裕樹及びその近親者が議決権の過半数を自己の計算において保
有しております。
(注11)コンサルティング料の支払については、双方協議の上締結した契約書に基づき決
定しております。
(注12)弁護士報酬は、一般的な弁護士報酬を基準に報酬額を決定しております。
(注13) 当社の役員の岡田和生及びその近親者が議決権の100%を直接所有している当社
親会社の所有割合であります。
〔1株当たり情報に関する注記〕
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
2,003円94銭
191円68銭
- 41 -
連結計算書類に係る会計監査報告
独立監査人の監査報告書
平成27年5月29日
株式会社ユニバーサルエンターテインメント
取締役会
御中
UHY東京監査法人
指 定 社 員
業務執行社員
指 定 社 員
業務執行社員
指 定 社 員
業務執行社員
公認会計士
原
伸
之 
公認会計士
谷
田
修
一 
公認会計士
鹿
目
達
也 
当監査法人は、会社法第444条第4項の規定に基づき、株式会社ユニバーサルエンターテイ
ンメントの平成26年4月1日から平成27年3月31日までの連結会計年度の連結計算書類、すなわ
ち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動計算書及び連結注記表について
監査を行った。
連結計算書類に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して
連結計算書類を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚
偽表示のない連結計算書類を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制
を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結計算書
類に対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認
められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に連結計算書類に
重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、こ
れに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、連結計算書類の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が
実施される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による連結計算書類の重
要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。監査の目的は、内部統制の有
効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際し
て、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、連結計算書類の作成と適正な表示に関
連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法
並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての連結計算書類の表示を検討
することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断してい
る。
- 42 -
監査意見
当監査法人は、上記の連結計算書類が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業
会計の基準に準拠して、株式会社ユニバーサルエンターテインメント及び連結子会社からな
る企業集団の当該連結計算書類に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点におい
て適正に表示しているものと認める。
強調事項
「連結貸借対照表に関する注記」及び「追加情報」に記載のとおり、Wynn Resorts,Limited
との民事訴訟に関しては、この判決結果により発生する可能性のある影響を確実に見積もる
ことが困難である事実を踏まえ、会社は前々連結会計年度末よりWynn Resorts,Limited株式
を取得原価で評価している。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利
害関係はない。
以 上
- 43 -
計算書類に係る会計監査報告
独立監査人の監査報告書
平成27年5月29日
株式会社ユニバーサルエンターテインメント
取締役会
御中
UHY東京監査法人
指 定 社 員
業務執行社員
指 定 社 員
業務執行社員
指 定 社 員
業務執行社員
公認会計士
原
伸
之 
公認会計士
谷
田
修
一 
公認会計士
鹿
目
達
也 
当監査法人は、会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、株式会社ユニバーサルエンター
テインメントの平成26年4月1日から平成27年3月31日までの第42期事業年度の計算書類、すな
わち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び個別注記表並びにその附属明細
書について監査を行った。
計算書類等に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して
計算書類及びその附属明細書を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬
による重要な虚偽表示のない計算書類及びその附属明細書を作成し適正に表示するために経
営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から計算書類及
びその附属明細書に対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般
に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に
計算書類及びその附属明細書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得る
ために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、計算書類及びその附属明細書の金額及び開示について監査証拠を入手す
るための手続が実施される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による計
算書類及びその附属明細書の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用され
る。監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当監査
法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、計算
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書類及びその附属明細書の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査に
は、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評
価も含め全体としての計算書類及びその附属明細書の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断してい
る。
監査意見
当監査法人は、上記の計算書類及びその附属明細書が、我が国において一般に公正妥当と
認められる企業会計の基準に準拠して、当該計算書類及びその附属明細書に係る期間の財産
及び損益の状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利
害関係はない。
以 上
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監査役会の監査報告
監 査 報 告 書
当監査役会は、平成26年4月1日から平成27年3月31日までの第42期事業
年度の取締役の職務の執行に関して、各監査役が作成した監査報告書に基づ
き、審議の上、本監査報告書を作成し、以下のとおり報告いたします。
1.監査役及び監査役会の監査の方法及びその内容
監査役会は、監査の方針、職務の分担等を定め、各監査役から監査の実
施状況及び結果について報告を受けるほか、取締役等及び会計監査人から
その職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めまし
た。
各監査役は、監査役会が定めた監査役監査の基準に準拠し、監査の方針、
職務の分担等に従い、取締役、内部監査部門、その他の使用人等と意思疎
通を図り、情報の収集及び監査の環境の整備に努めるとともに、取締役会
その他重要な会議に出席し、取締役及び使用人等からその職務の執行状況
について報告を受け、必要に応じて説明を求め、重要な決裁書類等を閲覧
し、本社及び主要な事業所において業務及び財産の状況を調査いたしまし
た。
また、事業報告に記載されている取締役の職務の執行が法令及び定款に
適合することを確保するための体制その他株式会社の業務の適正を確保す
るために必要なものとして会社法施行規則第100条第1項及び第3項に定
める体制の整備に関する取締役会決議の内容及び当該決議に基づき整備さ
れている体制(内部統制システム)について、取締役及び使用人等からそ
の構築及び運用の状況について定期的に報告を受け、必要に応じて説明を
求め、意見を表明いたしました。子会社については、子会社の取締役及び
監査役等と意思疎通及び情報の交換を図り、必要に応じて子会社から事業
の報告を受けました。以上の方法に基づき、当該事業年度に係る事業報告
及びその附属明細書について検討いたしました。
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さらに、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施し
ているかを監視及び検証するとともに、会計監査人からその職務の執行状
況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。また、会計監査
人から「職務の遂行が適正に行われることを確保するための体制」(会社
計算規則第131条各号に掲げる事項)を「監査に関する品質管理基準」(平
成17年10月28日企業会計審議会)等に従って整備している旨の通知を受
け、必要に応じて説明を求めました。以上の方法に基づき、当該事業年度
に係る計算書類(貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び個
別注記表)及びその附属明細書並びに連結計算書類(連結貸借対照表、連
結損益計算書、連結株主資本等変動計算書及び連結注記表)について検討
いたしました。
2.監査の結果
(1) 事業報告等の監査結果
一 事業報告及びその附属明細書は、法令及び定款に従い、会社の
状況を正しく示しているものと認めます。
二 取締役の職務の執行に関する不正の行為又は法令もしくは定款
に違反する重大な事実は認められません。
三 内部統制システムに関する取締役会決議の内容は相当であると
認めます。また、当該内部統制システムに関する事業報告の記載
内容及び取締役の職務の執行についても、指摘すべき事項は認め
られません。
(2) 計算書類及びその附属明細書の監査結果
会計監査人UHY東京監査法人の監査の方法及び結果は相当で
あると認めます。
(3) 連結計算書類の監査結果
会計監査人UHY東京監査法人の監査の方法及び結果は相当で
あると認めます。
平成27年5月29日
株式会社ユニバーサルエンターテインメント 監査役会
常 勤 監 査 役
竹
内
東
司 
社 外 監 査 役
荒
井
裕
樹 
社 外 監 査 役
長
手
裕
輔 
以上
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