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教育学部・ 教育学研究科

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教育学部・ 教育学研究科
長崎大学
教育学部・
教育学研究科
FACULTY OF EDUCATION,
GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION,
NAGASAKI UNIVERSITY
CAMPUS
GUIDE
2017
教育のプロへの、はじめ
ごあいさつ
教育学部長・教育学研究科長
藤木 卓
熊本地震において亡くなられた方々、被災された方々に哀悼の意を表し、一日も早い復興を祈念いたします。
政治・経済や産業等のグローバル化に対応する教育、少子高齢化に伴う地域の過疎化に対応する教育、特別な支援や
配慮を要する児童生徒への教育、安心や安全のための教育など、学校では多様な教育的課題への対応力を持った教員が
求められています。
長崎大学教育学部及び長崎大学大学院教育学研究科は、このような時代の教員に求められる、教職に対する使命感
(使命感)
、高度な専門的知識や技能(知識・技能)
、そして総合的な人間力(人間力)の3つの資質能力を向上
させ、カリキュラムや教育方法として具体化しながら教員養成に最適な教育体制の構築を目指しています。
教育学部では、小学校教育コースを対象とした推薦入試に離島教育推薦枠を追加設定し、長崎県内の離島地区小学校
で教職に就くことを強く希望する教員を養成するために平成28年4月から入学生を受け入れています。また教育学研究
科では、今日脚光を浴びている教職大学院に特化した大学院(教育学研究科教職実践専攻)として、教育課題への解決力
育成のための教育実践研究の充実や教科指導力の向上を意図した、実践的な教員養成を行っています。それを学部教育
にも適用し、学部・研究科が一体となって実践型教員養成へのさらなる転換を図っています。
じめの一歩
長崎大学教育学部・
教育学研究科の沿革
小學教則講習所
明治 7 年(1874年)
養
所
明治 8 年(1875年)
小學教師養成所
明治 9 年(1876年)
長崎公立師範學校
明治 9 年(1876年)
崎 陽 師 範 學 校
明治 10 年(1877年)
成
佐賀師範學校部
明治 10 年(1877年)
廃 止
明治 11 年(1878年)
崎 陽 師 範 學 部
明治 10 年(1877年)
長崎師範學校
(県立) 明治 11 年(1878年)
長崎県女子師範學校
明治 17 年(1884年)
長崎県尋常師範學校
明治 19 年(1886年)合併
長崎県師範學校
明治 31 年(1898年)
長崎県女子師範學校
明治 41 年(1908年)
長崎師範學校
(官立) 昭和 18 年(1943年)合併
長崎大學學藝學部
昭和 24 年(1949年)
長崎大学教育学部
昭和 41 年(1966年)
長崎大学大学院
教 育 学 研 究 科
平成 6 年(1994年)
国 立 大 学 法 人
長崎大学教育学部
平成 16 年(2004年)
CONTENTS
01 長崎大学教育学部・教育学研究科
の沿革
02 学校教育教員養成課程
04 教育学部コース&大学院コース
05 小学校教育コース
07 中学校教育コース
11 幼稚園教育コース
12 特別支援教育コース
13 大学院教育学研究科
16 入試情報
18 就職情報
20 学生生活
21 学部・研究科Q&A
22 施設・設備紹介
24 卒業生・修了生からのメッセージ
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
01
学校教育教員養成課程
子どもとともに笑って遊べる教員の養成
日本の社会を更に充実・発展させる鍵は教育にあります。
将
は適切な時期と場所を選んで、
自分自身の能力の向上を行え
来の日本を担う子どもたちに慕われ、
彼らとともに遊べる教員
るのです。
を社会は熱望しています。その要望に応えるために学校教育
もちろん、いじめや不登校の解決能力を育成する場もあり
教員養成課程では、教育実習と多様な体験を柱としたコアカ
ます。
そして、
大学在学中に専門的な研究がしたいとの要望に
リキュラムを編成し、平成16年度入学生から適用しています。
応えるため、
3年次からゼミナールを履修します。
ここでは、
一
4年間、大学の講義を通して学ぶもののほかに離島の教育現
つの専門的なテーマを選び、
教員の指導のもと自己の研究能
場や企業等で多様な体験学習を積み重ね、
幅広い視野と子ど
力向上と深い専門知識の獲得を可能にしています。
「現代的な
もたちの周りに起こる様々な課題に果敢に立ち向かう教員の
教育課題の解決能力を備えた実践能力の高い教員の養成」、
養成を目指しています。そして、
この体験学習は学生自らが企
これがこの課程の合言葉です。
画・運営を行います。
このシステムを利用することで、
学生たち
1年
2年
3年
4年
教養教育
専門教育
教育実践力の深化
教育実践力の発展
◎学校を知る、考える
◎多様な能力の獲得
卒 業
卒業研究ゼミナール
介護等体験実習
離島での教育実習
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
副免実習等
◎授業を行う、考える
インターンシップ
事後指導
ゼミナール
◎授業を知る、考える
◎教員を知る、考える
教育実習
︵主免・基礎免・副免︶
事前指導
学習支援実習
野外体験実習
02
参加観察実習
専門ゼミナール
初年次セミナー
参加観察実習
入 学
◎教育を知る、考える
◎子どもを知る、
考える
教育実践力の基礎
教員免許状取得
教育の基礎・子どもの理解
POINT
学校教育教員養成課程のポイント
教 育 実 習
1年
学校教育実地体験実習(蓄積型体験学習)
企業体験実習
2年
いよいよ授業実践。子ども・授業を考え、教育実
践力の幅を広げよう!
3年
教育実習(主免・基礎免・副免)
介護等体験実習
4年
その他の実習
・ボランティア実習
・イベント支援実習
等
教育の基礎・
子どもの理解
離島・へき地実習
教育実践力
の基礎 多様な体験学習
教育実践力
の深化 最初の教育現場体験の機会。子どもを観察する
目を鍛えよう!
●蓄積型体験学習
教育実践力
の発展 参加観察実習
教育実習
学習支援実習
(野外体験実習含む)
インターンシップ、離島・へき地での体験実習、
地元企業での体験実習、
ボランティア実習、
学習支
援、イベント支援、野外体験実習等、多様な体験学
習により子ども、学校、社会を知り、教育実践力を
発展させよう!タフな先生を目指し、タフな子ども
を育てよう!
参加観察実習
(附属幼稚園・附属特別支援学校)
参加観察実習
(附属小学校・附属中学校)
図のような豊富な体験学習に1年次から4年次にかけ
て参加し、教員としての資質・能力に磨きをかけます。
教育実地研究関係●
卒業要件免許以外に、必要な単位・条件を満たせば、以下のような副免許・資格を取得することができます。
種 類
教 科 等
小 学 校 教 諭
一種、二種
中 学 校 教 諭
一種、二種
国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術、家庭、英語
高等学校教諭
一種 国語、地理歴史、公民、数学、理科、音楽、美術、書道、保健体育、工業、家庭、情報、英語
幼 稚 園 教 諭
一種、二種
特別支援学校教諭
一種、二種
知的障害者、肢体不自由者、病弱者
学校図書館司書教諭
(夏季休業中の講習を修了した場合、
資格を取得することができます。
詳細は学務班にお尋ねください。
)
保 育 士
(幼稚園教育コースのみ)
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
03
教育学部コース & 大学院コース
子ども理解実践専攻
小学校教育
コ ー ス
長崎大学
教科授業実践専攻
▼▼▼
P06
▼▼▼
P08
▼▼▼
P09
▼▼▼
P10
▼▼▼
P11
ICT活用実践専攻
多文化理解実践専攻
多 文 化
社会学部
教育学部
中学校教育
コ ー ス
学校教育教員
養 成 課 程
国
語
専
攻
社
会
専
攻
数
学
専
攻
理
科
専
攻
音
楽
専
攻
美
術
専
攻
保 健 体 育 専 攻
経済学部
技
術
専
攻
家
庭
専
攻
英
語
専
攻
医 学 部
幼稚園教育
コ ー ス
歯 学 部
芸術的感性開発専攻
こども保育専攻
薬 学 部
特別支援教育
コ ー ス
工 学 部
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
P12
環境科学部
水産学部
子ども理解・特別支援
教育実践コース
大 学 院
教育学研究科
教職実践専攻
(教職大学院)
学級経営・授業
実践開発コース
教科授業実践コース
04
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
▼▼▼
P15
小学校
教育コース
卒業要件
小学校教諭一種
● 子ども理解実践専攻
● 教科授業実践専攻
● ICT活用実践専攻
● 多文化理解実践専攻
豊かな人間性と高い実践力を備え、小学校教育の課題に
積極的に取り組むことができる小学校教員の育成のため
に、子ども理解実践専攻、教科授業実践専攻、ICT活用実践
専攻、多文化理解実践専攻の四つの専攻を設けています。
各専攻では、専攻の趣旨に沿った講義や演習及び卒業研究
での課題研究を通して、
目標の達成を図ります。
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
05
小学校教育コース
子ども理解実践専攻
子どもの発達と学習を相互に影響しつつ進展していくプロセスととらえ、
それを支える教育実践の新
しい可能性を追求しています。
この専攻では、
専門的かつ実践的な二つの能力を形成します。
代表的な講義科目
一つは、
近年の教育心理学や発達心理学の知見を踏まえ、
学級における個人と集団の関係を理論的・
■対人関係の心理
実証的に理解するとともに、
個人と集団の双方の発達と成長を支援する指導プログラム、
認知−行動モ
■心理学研究法
デル、
療育的介入法、
カウンセリング技能を習得し実践できる能力です。
■心理学統計法
そして、
もう一つは、
国際的な比較によって学校教育の可能性を理解できること、
成長と発達を支える
■教育哲学
学級指導メッセージを作り上げ実践できること、
評価の内容と方法
(PDCA、
形成的評価、
自己評価など)
■教育史
を学び実践できること、
体験を基盤とした学習活動や学級づくりを構想し実践できること、
児童・生徒の
■子ども臨床 など
問題行動と指導上の諸問題を分析・理解するとともに児童・生徒の立場に沿った指導ができることを満
たす能力です。
教科授業実践専攻
子どもたちは一つひとつの授業に参加して達成感を味わい、
それを積み上げることによって学力が形
成されていきます。
小学校の教員は、
基本的に全ての教科を教える必要があり、
それぞれの授業で児童
代表的な講義科目
が達成感を味わえるための指導力を必要とします。
小学校教育コースでは、
それぞれの教科の内容、
指
■初等授業観察研究
導方法について学びますが、
本専攻ではさらに実践から学ぶために、
「初等授業観察研究」
と
「初等学習
■初等学習材集中研究
材集中研究」
を用意しています。
「初等授業観察研究」
では、
小学校の授業についての観察の視点及び
■「初等国語科教育」等の各科の教
その方法を身につけ、
授業改善のための力を付けます。
また、
「初等学習材集中研究」
では、
各教科の特
性と児童の実態に合わせた学習材開発の方法論を修得して、
実際に教育実習で用いた学習材を改善し
科教育に関する講義
■「小学 校国語科」などの各科の教
科内容に関する講義
ていきます。
これらの講義のほか、
3年次の
「ゼミナールI・I
I」
、
4年次の
「卒業研究」
を通じて、
さらに教
■教職の理解
科の内容や授業方法等についての研究を行い、
子どもたちの学ぶ力を伸ばすことができる教員の養成
■複式教育論 など
を行います。
ICT活用実践専攻
近年、
情報コミュニケーション技術
(ICT)を取り入れた学習活動が、
高い教育効果を生むということが
実証されています。
このため、
現在の教育現場では、
ICTを活用した協働学習などの学習活動の展開が
代表的な講義科目
必須となっています。
本専攻では、
ICTに関する機器等を活用することで、
子どもたちの積極的な意欲
■ICT教育法
や能力を伸ばす授業を提案しています。
■教職とICT活用
代表的な授業としては、
「ICT教育法」、
「教職とICT活用」を用意しています。
「ICT教育法」では、授
■「初等国語科教育」等の各科の教
業におけるICT活用に関する知識・技術を学びます。
電子黒板やタブレット型PCなどのICT機器を活用
し、
効果的な授業展開ができる力を身につけます。
「教職とICT活用」
では、
授業以外でのICT活用に関
科教育に関する講義
■「小学 校国語科」などの各科の教
科内容に関する講義
する知識・技術を学びます。
教員は授業だけでなく、
様々な業務を行います。
その中でICTを活用し、
効
■教職の理解
率的な校務を処理する力を身につけます。
これらの授業を通じて、
ICT活用力と教育力を同時に身につ
■複式教育論 など
け、
未来の学びをデザインする教員を養成します。
多文化理解実践専攻
私たちは今、
仕事やボランティア活動あるいは趣味やスポーツ観戦、
さらにはインターネット環境など
を通じて、
世界中の人たちと交流するグローバルな社会に生活しています。
また、
これからの人口減少
社会では働き方も変化し、
小さな町や村でも多様な文化背景をもった人が働き、
様々な人たちと直接向
きあっていく時代になりつつあります。
このようなこれから起こる急激で新しい社会変容により、
学校教
育は世界の様々な文化や考え方を理解し、
受け入れられる子どもたちを積極的に育てていく必要性に
迫られています。
多文化理解実践専攻では、
他国の大学生や小・中学校との交流を積極的に行い、
この経験を活かした
形で、
学校教育の中で子どもたちの異文化理解能力を伸ばすことができる教員の育成を行います。
同
時に、
我が国の文化についても時代や地域を越えて理解し、
社会や学校を広い視野で見ることのできる
教員の育成を目指しています。
06
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
代表的な講義科目
※小学校コース共通+2科目
■「国際理解教育論」
■「国際理解教育演習」
■「初等国語科教育」等の各科の教
科教育に関する講義
■「小学 校国語科」などの各科の教
科内容に関する講義
■教職の理解
■複式教育論 など
中学校
教育コース
卒業要件
中学校教諭一種
● 国語専攻
● 理科専攻
● 保健体育専攻
● 社会専攻
● 音楽専攻
● 技術専攻
● 数学専攻
● 美術専攻
● 家庭専攻
【中学校一種(国語)】
【中学校一種(社会)】
【中学校一種(数学)】
【中学校一種(理科)】
【中学校一種(音楽)】
【中学校一種(美術)】
【中学校一種(保健体育)】
【中学校一種(技術)】
【中学校一種(家庭)】
● 英語専攻
【中学校一種(英語)】
中学生は急速な身体の成長とともに、自我に目覚め、思
考力、社会性の発展が著しい一方、情緒不安定で情動的な
面もあります。
本コースではそのような青年前期の特徴を理
解し、生徒の知的好奇心、知識欲に応える高度な専門知識
と教育指導力を身につけた中学校教師の養成を目指してい
ます。
さらに、
青年期の心身の不均等に対応できる相談力を
培い、
家庭や地域と共同できる人間関係諸能力を養います。
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
07
中学校教育コース
国語専攻
国語専攻は、
将来、
主に中学校や高等学校の国語教師を目指す人が、
教員として必須な国語に関する
学力や国語の教授法を身につけることを目的とした専攻です。
1年次の専門ゼミや国語学概論を皮切
代表的な講義科目
りに、
2年次からは、
国語学・国文学
(古典・近代)
・漢文学・国語科教育・書写書道の5分野にわたり専門
■音声言語
の授業を受けて、
国語に関する知識や技能を深く学びます。
3年次ではゼミナールが始まり、
自らが興味
■国文学史
を持った専門分野をより深く学習します。
4年間の総決算が卒業論文で、
ゼミを通して深めた分野につ
■漢文学(通論)
いて、
自ら課題を見つけ、
自ら調べ、
考察し、
教員の指導を受け、
論文として仕上げるものです。
卒業論文
■中等国語科教育Ⅰ・Ⅱ
は、
自らが研究する研究的色彩が濃いものです。
免許は、
中学校国語
(一種)
の他、
高校国語・書道・小学
■中等書写法 など
校免許なども取れます。
我々は国語で思考しているのであり、
すべての科目の基礎です。
国語が好きで
意欲ある受験生を歓迎します。
社会専攻
この専攻では日本史、
地理学、
法律学等の社会科に関係する科目を幅広く学ぶとともに、
社会科教育
法等を学んで社会科教員としての実践力を身につけます。
この専攻の特色や、
学ぶ上で念頭において
代表的な講義科目
欲しいことを三つ挙げます。
■日本史Ⅰ
1)
専門性を深めること。
大学では、
教科書の知識を理解するだけでなく、
知識や理論をその根拠に
■外国史Ⅰ
基づいて深く学びます。3年次からは一人ひとりの関心に従って、
外国史、
経済学、
倫理学等の各ゼミナ
■人文地理学
ールに分かれ、
専門知識を深めます。2)
現代社会への関心。
現代の社会は政治・経済、
歴史・地理等が
■法律学Ⅰ
複雑に絡み合っており、
またグローバル化の中で国際的にも相互依存した社会です。
教員を目指す人は、
■経済学Ⅰ
自分の興味や専門だけでなく、
現代社会の動きに幅広く積極的な関心を持って下さい。3)
個性を育て
■倫理学
ること。
例えば古文の好きな人はその力を日本史研究に役立てることができます。
数学や英語等、
各人
■中等社会科教育Ⅰ など
の持ち味を研究に活かし、
個性ある社会科教員を目指して下さい。
数学専攻
人類は紀元前から数学という巨大な建造物を作り続けています。
科学の進歩は論理的な根拠を数学
に求め、
今も数学の歩みが留まることはありません。
歩みの原動力は謎を解きたいという好奇心であり、
継続を支えるのは教育です。
そこでは教師に大きな役割が求められています。
好奇心を育て、
人類の知
■線形代数学Ⅰ
恵を次の世代に伝えるために。
■解析幾何学Ⅰ
数学専攻では次の4分野を学びます。
数のみならずルービック・キューブでさえも支配するシステム
■微分積分学Ⅰ
を解き明かす代数学。
抽象的な数学に具体的なイメージを与えることのできる幾何学。
事象の微小な
■コンピュータとアルゴリズム
変化をとらえ積み上げようとする解析学。
この3分野が、
ジグソーパズルのように組み合わさってできる
■中等数学科教育Ⅰ など
数学の世界。
第4は、
子どもの内なる心のその形成方法を探究する数学教育。
教師を目指す者には専門知識が必要です。
そしてもうひとつ大切なのが、
「なぜ?」
と問う心を失わな
いことです。
08
代表的な講義科目
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
理科専攻
理科教員としてふさわしい力を身につけるために、
物理学、
化学、
生物学、
地学、
および理科教育の学
習と研究を通して、
自然科学の体系的な知識、
基本的な観察・実験技能や研究能力、
そして理科教育の
基礎的な理論を幅広く修得します。
代表的な講義科目
■物理学概論
1、
2年次には、
各分野の概論と実験Ⅰをはじめとした基礎的な科目、
および理科の学習指導について
■化学実験Ⅰ
学び、
理科教員として必要とされる能力の基礎を培います。
3、
4年次には、
各分野の選択科目を履修す
■動物学
るとともに、
附属学校における教育実習を通して、
理科教員として必要とされる能力を高めます。
また、
■野外地質実習
特定分野の研究室に所属して研究活動をおこない、
理科教員として必要とされる専門的な知識を深め
■中等理科教育Ⅰ など
ます。
さらに授業外でもサイエンスワールドなどのイベントへ積極的に参加し、
子どもたちと触れ合いな
がら、
教員としての資質能力の向上を図ります。
理科が好きで理科の先生を目指したい人、
理科を幅広く勉強して専門知識を深めたい人、
実験や研
究に取り組んでみたい人、
そんなあなたを理科専攻は待っています。
音楽専攻
本専攻では声楽・ピアノ・管弦打楽器などの演奏分野や作曲や、
音楽教育の理論的分野の専門的な授
業を開講しています。
本コースの学生たちは、
これらの授業を受講することで音楽を取り巻く色々な要
代表的な講義科目
素に触れることができ、
より豊かな音楽表現を獲得します。
また、
本コースでは、
それを次の世代に伝え
■ピアノ表現法Ⅰ・Ⅱ
ていく音楽教員として必要な専門知識や技能を系統的に身につけるための教育を行っています。
加え
■アンサンブル伴奏法
て、
各種演奏会の出演や企画を通して実践力を養い、
国際交流行事を通して、
これからの教員に必要と
■歌唱表現法Ⅰ・Ⅱ
なる国際的感覚も培っています。
■音楽理論
■西洋音楽史 など
美術専攻
美術は、
絵を描いたり、
物を作ったり、
作品を鑑賞したりするなど、
学校教育に欠かすことができない
教科の一つであり、
人間教育の基盤であると言われています。
美術専攻では、
絵画や彫刻、
デザインや工
代表的な講義科目
芸を制作し感性を磨き、
美術理論や美術史の理解を深め、
美術科教育の学習と実践を行います。
そのよ
■絵画基礎
うな授業を通して、
創造することの楽しさや大切さを伝え、
子どもたちの感受性を豊かにできるような
■彫刻基礎
優れた美術教員の養成を目指しています。
■デザイン基礎
美術専攻に所属する大学生は、
さまざまな実技を通して自分に適した表現を探りながら、
美術の本質
■工芸基礎
を学んでいきます。
積極的な授業での取り組みや自主制作などによって充実した学生生活を送り、
将来
■美術史
の夢ある設計図を描いていこうと頑張っています。
また美術館や小学校、
他大学と連携して、
授業やワ
■中等美術科教育 など
ークショップを企画したり実践したりする活動が用意されているため、
魅力ある美術教育を教育現場で
実現させる幅広い視点を学んでいます。
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
09
中学校教育コース
保健体育専攻
保健体育やスポーツの理論と実践について総合的に学習します。
キーワードは
「賢いからだ」
です。
私
たちは、
体育・スポーツ・健康という、
人間に関わる領域の最新の研究成果を生かした指導者の育成を
代表的な講義科目
目指しています。
皆さんは、
体育学やスポーツ科学、
体育科教育学、
学校保健に関する知識を、
講義や演
(講義だけでなく実技科目を含みます)
習、
実験を通して、
また競技や球技、
武道、
ダンスなど実技形式の授業や、
教育実習や野外運動
(スキー)
■陸上競技
など実習形式の授業によって学びます。
スキー実習ではスキーの技能習得だけでなく、
厳しくもすばら
■器械運動
しい自然とかかわりながら集団生活をし、
生きる力、
仲間の力、
諦めない力の大切さを学びます。
3年次
■舞踊
では卒業研究を見越し、
興味のある内容のゼミナールを二つ選択します。
4年次では学びたい分野の
■体育原理
研究室に所属し、
教員の指導のもと新しい知を求めて研究に専念します。
保健体育やスポーツへの高い
■体育心理学
興味・関心、
保健体育教員への強い意志を持っている学生を歓迎します。
■学校保健 など
技術専攻
技術専攻では、
ものづくりや数々の講義・実験・実習を通して、
材料と加工、
エネルギー変換、
生物育成、
情報に関する知識の習得と科学的・技術的な思考力や安全性・経済性・環境性等の技術的な判断力の育
代表的な講義科目
成を行っています。
また、
学校等への訪問研修や現職教員との研究会を開催することで、
教育現場の現
■技術科教育論 a・b
状やニーズを学生時代から学べる環境を整備しています。
これらの教育活動を通じて、
タフで実践的な
■技術科教材研究 a・b
技術科教員の養成を行っています。
■材料加工実験実習 a・b
ものづくり活動を通して得られる達成感は学生の自ら学ぶ姿勢を引き出し、
離島などの小・中学校で
■エネルギー論 a・b
の教育支援活動や中学ロボコンなどの様々なボランティア活動に活かされています。
■情報処理実習 など
身近で便利な機器や道具に、
また世の中に溢れる情報に弄ばれないためには、
教員がその仕組みや
使い方、
評価方法を身につけ、
教える能力が必要です。
それを学べるのは本専攻だけです。
家庭専攻
本専攻では、
生活経営学、
被服学、
食物学、
住居学、
保育学、
家庭科教育学の分野を柱に、
自然科学から
社会科学に至る幅広い領域を学習します。
授業は講義、
実習、
実験、
演習などの形態で実施され、
学生と
代表的な講義科目
教員のコミュニケーションを大切にして進める少人数授業です。
被服学、
食物学、
住居学では、
人間生活
■生活経営学
の最も基本である衣・食・住を物と関連させ内容を考究し、
生活経営学では、
家族の経済活動と人間関
■被服学
係について考究し、
保育学では、
子どもの理解と豊かな心身の健康を育む基本について考究します。
さ
■食物学
らに、
家庭科教育に関する科目では、
家庭科教員として総合的に判断能力を身につけるための理論と実
■住居学
践を幅広く展開・考究しながら、
生活環境と人間をめぐる諸問題をみつめ、
豊かな生活を創造できる能
■保育学Ⅰ
力と高度な教育実践力を備えた家庭科教員の養成を目指しています。
家庭科の教員になりたい人、
家
■中等家庭科教育Ⅰ など
庭科が好きな人、
家庭科をもっと学びたい人、
私たちと一緒に家庭科を学びませんか。
英語専攻
グローバル社会で力強く生きていく日本人の育成という視点から、
英語教員として必要な知識・技術・
能力を養います。
グローバル社会では様々な地域の人々と交流します。
そのため、
英語の運用能力に加
え、
異文化への共感的理解や文化を横断したものの見方、
解釈、
創造が必要です。
中・高生にそのような
力を身につけさせるため、
教員としての英語の実践的運用能力の養成に加え、
言語と異文化への関心
を高めるような言語教育の実践ができる資質を備えた英語科教員の養成を目指しています。
英語の読
解力、
英作文、
英会話等における技能を系統的な指導によって伸ばすとともに、
英米の文学作品や英語
という言語の特質を、
英語圏固有の文化・社会・歴史との関わり、
ならびに最新の理論で分析・解釈・考察
する講義・演習科目にも取り組みます。
また、
国内外の最新の英語指導法を学び、
検討し、
より良い英語
教育実践のあり方を探究します。
10
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
代表的な講義科目
■英語音声学Ⅰ・Ⅱ ■英語演習Ⅰ・Ⅱ
■英会話Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ ■英作文Ⅰ・Ⅱ
■英文法演習Ⅰ・Ⅱ ■英語学演習Ⅰ・Ⅱ
■英米文学史 ■英米文学概論
■英米文学演習Ⅰ・Ⅱ
■異文化理解研究Ⅰ・Ⅱ
■英語科教育入門Ⅰ・Ⅱ
■中等英語科教育Ⅰ・Ⅱ など
幼稚園
教育コース
卒業要件
幼稚園教諭一種
● 芸術的感性開発専攻
● こども保育専攻
乳幼児期は、
生涯にわたる人格形成において、
その基礎を培うための重要な時期です。
しかし、
現在、
子育て・保育、
そして子どもの育ちにおい
てはさまざまな困難や問題が生じています。
すべての子どもに質の高い幼児教育を保障することが、
ますます重要な課題となっています。
2つの専攻からなる本コースは、
幼児教育の社会的背景を理解し、
一人ひとりの幼児の育ちに応じた実践的指導力と保護者を支援できる力
を備え、
地域とも連携できる保育者の養成をめざしています。
また、
九州で唯一、
保育士資格が取得できる国立大学でもあり、
乳児保育、
保育
者論、
社会福祉や子育て支援に関する講義などが受講できます。
その他の教員免許状も同時取得できることにより、
さまざまな教育・保育現
場の第一線で活躍できる人材を養成しています。
芸術的感性開発専攻
芸術的感性開発専攻は、
情報文化教育課程芸術文化コースを継承し、
幼児教育の分野で、
より感性豊
かな指導ができるよう、
音楽あるいは美術に精通した人材を育成することを目指しています。
小学校・中
学校
(音楽)
・中学校
(美術)
の免許、
保育士資格は選択により取得できます。
子どもは、
保育園や幼稚園で新しい歌を習うと、
家に帰ってからもうれしくてずっとその歌を歌います。
この歌を歌う楽しみは、
きっと将来ずっと持ち続ける宝となるでしょう。
音楽を選択する大学生は、
その
ような宝を授けていく基本的な技術と、
子どもと一緒に楽しむ姿勢を学んでいます。
また、
五感を通して身のまわりの環境を知ること、
多様な発想を工夫すること、
美しさを感じることは、
子どもにとって不可欠なものです。
美術を選択する大学生は、
さまざまな実技を通して自分に適した表
現を探りながら、
子どもの表現を読み取るための感性や感覚や知識を学んでいます。
代表的な講義科目
■音楽文化運営論
■声楽・器楽表現技法研究
■絵画・彫刻表現
■デザイン・工芸表現
■鑑賞教育
■こどもの感性開発実践演習 など
こども保育専攻
幼稚園教諭の免許取得のみにとどまらない、
「保育のスペシャリスト」
の養成を目指しています。
こども保育専攻では、
保育学、
社会福祉学、
発達心理学をそれぞれ専門分野とする専任教員とともに、
乳幼児保育の基本理念、
家族支援、
乳幼児期や就学後の発達などについて学びを深めます。
更にその学
びを、
一年間の長期実践
「プロジェクト総合演習」
を通じて確かなものにしながら、
「保育のスペシャリスト」
への基礎を培っていきます。
また、
小学校教諭や特別支援学校教諭の免許取得も視野に入れ、
学びを広
げていく人もいます。
「保育のスペシャリスト」
には、
子どもと触れ合う中で保育を構築できる
「子ども理解力」
と
「柔軟な実践
的発想力」
、
それらを支える
「基礎学力」
や
「幅広い知識」
が必要です。
さらに、
お互いの持ち味を活かして物
事に取り組める
「協働性」
も求められます。
こうした、
「免許取得プラスα」
の視点を共有する各専任教員が、
入学から卒業まで、
皆さんのサポーターとなります。
代表的な講義科目
■保育課程論
■家族支援論
■乳幼児発達過程論
■保育の記録・分析
■プロジェクト総合演習 など
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
11
特別支援
特別支援学校一種および小学校一種
卒業要件
教育コース
または
特別支援学校一種および中学校一種
本コースでは、
障害に起因する様々な教育的ニーズに対応できるように、
障害全般に関する専門
的な知識と実践的な指導力を有する特別支援学校の教員の養成を目指しています。
最近では、
特別支援学校の役割の重要性が指摘されるとともに、
通常学級においても、
障害をは
じめとして多様な教育的ニーズへの支援の在り方が課題とされています。
このように、
近年、
教員に
は個々のニーズに対する適切な理解と専門的な対応が必要とされています。
本コースでは小学校
教諭一種、
あるいは中学校教諭一種と特別支援学校教諭一種の免許を取得することができ、
まさ
に時代的ニーズに応じた教師になるための専門性を高めることができます。
今日、
障害の有無に限らず、
多様な教育的ニーズをかかえる子どもの個性を尊重し、
豊かな学習と発
達を支援することのできる教員が、
いっそう強く求められています。
特別支援教育コースでは、
特別支援
学校における知的障害児、
肢体不自由児、
病弱児の教育を中心に、
教育学、
心理学、
生理・病理学等の各
■障害児教育基礎理論
領域から専門的に学び、
それぞれの研究手法により学びを深めていきます。
障害のある子どもたちの教
■障害児の生理・病理
育の歴史や教育制度などの理論を基礎に、
子どもたちの発達の様相と障害特性を学び、
これを踏まえて
■障害児の心理
学校においてどのように指導を展開するか、
教材研究、
環境の構造化、
など様々な指導法の修得をめざ
■知的障害児指導法
します。
さらに就労等のキャリアや、
地域や家庭支援などにも目を向け、
幅広く支援の方法を学習します。
■教育実地研究(特別支援)
また視覚障害、
聴覚障害、
重症心身障害児、
発達障害児等の理解を深め、
支援について考えていきます。
■初等・中等の各免許種科目 など
総合的な
「特別支援」
の専門性を活かしていくための資質と能力の形成を図ります。
卒業後は、
特別支
援学校をはじめ特別支援学級や通常学級など、
様々なフィールドでの活躍が期待されます。
(本コースでは、
小学校教諭免許状もしくは中学校教諭免許状
(各教科)
を基礎免許として、
特別支援
学校教諭免許状
(知的障害)
(肢体不自由)
(病弱)
を取得できます。
)
12
代表的な講義科目
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
大学院
教育学研究科
本研究科の目的は、創造性豊かな研究能力及び高度な教育実践能力を
有する人材を養成し、併せて現職教員の再教育に努め、教員の資質向上
及び学校教育の振興に資することです。
現職教員の場合
1年プログラム
入学者別の
養成教員像
受験生の履歴と免許資格
に応じて用意された四つ
の教育プログラムで養成
される教員像は次のとお
りです。なお、右記のプロ
グラム年 数は、本 研究 科
の修了に要する在学年数
に対応しています。
または
2年プログラム
教育現場でつかんだ課題や問題の解決に役立つ理論に
関する講義、
その解決案を実践、
評価するための実習をと
おして、
より高い実践力を獲得するとともに、
地域の教育
界の充実に貢献できる視点や将来に向けた諸能力を獲得
します。
教員免許状を
有しているが
教職経験のない
学士の場合
2年プログラム
学部教育で培った能力を、
理論的かつ実践的な講義と実
習による実践とを融合させたカリキュラムによって、
さらに
発展させます。
学校教育の課題を深く認識し、
その解決に
立ち向える能力・態度を獲得するとともに、
的確な子ども理
解、
教科等の知識・技能をさらに積み重ねることによって、
実践力をより柔軟でより高度なものへと高めます。
免許状を
取得していない
学士の場合
教育学部の授業を履修することによって教職の基礎能
力を獲得しながら、
教員免許状の取得資格を得ます。
次に、
大学院のカリキュラムに沿った形で様々な実践の場を経
験して、
理論と実践を統合させ、
柔軟で高い実践力を獲得
します。
さらに、
教育現場の諸課題についての知見を深め、
それらに自主的に取り組むことのできる能力を獲得します。
3年プログラム
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
13
教育学研究科 専門職学位課程
教職実践専攻
高度な教育実践力と
創造性豊かな研究能力を持った
人材の育成のために!
アドミッション・ポリシー
1 教育理念・目標
教育学研究科では、
深い専門
知識と技能を授けることにより、
創造性豊かな研究能力と高度な
教育実践力を備えた人材を育成
します。
専門職学位課程(教職実
践専攻)の教育研究上の目的は、
教職に関する高度で専門的な知
識と能力を習得し、
学校教育にお
いて優れた実践能力と資質を備
えた人材を養成することです。
2 求める学生像
3 入学者選抜の基本方針
(1)学部教育で培った能力を発展させ、
学校教育の課題の解決
に立ち向かう意欲のある人
(2)子ども理解力や、
授業実践力をより高める意欲のある人
(3)児童生徒の発達・教育に関する基礎知識もしくは授業実践の
基盤となる教科の基本的知識をすでに習得している学士課
程の卒業生と高い専門的能力を得たいと願う社会人
現職の教員では、
(4)教育現場における課題意識を持っている人
(5)自己の能力向上をめざすとともに地域の教育界の充実に貢
献する意欲のある人
(6)学校長・教育委員会が適格と認めた人
教育学研究科の入学試験では、
学校教育及び各教科・領域の現状
や課題、
児童生徒の発達やその教
育などに関する知識を習得してい
るか、
また、
教育を実践するための
技能や能力を身に付けているか、
学校教育の現代的課題を解決し
ようとする課題意識を持っている
かを評価するため、
各プログラム
に応じた試験を課します。
カリキュラム・ポリシー
専門職学位課程では、
専攻共通科目、
コース科目、
教育実習を体系的に配置することによって、
児童生徒のニーズに対して的確に対応できる
能力、
優れた授業実践力と適切な教科指導力、
責任感と倫理観をもってスクールリーダーとして社会に貢献できる実践的能力、
及び現代の教育問
題に対応する能力を育成することができるように、
教育課程を編成しています。
子ども理解・特別支援教育実践コース
コース科目
生徒指導・キャリア教育の方法、
特別支援教育の心理学、
学校カウンセリングの実践法…
学級経営・授業実践開発コース
コース科目
学級経営における人間関係の形成、
教科経営の実際と授業分析・評価、
地域の特徴と教育の実際…
教科授業実践コース
コース科目
教育実習科目
学校教育実践実習1∼5(初等)
学校教育実践実習1∼5(中等)
実践研究指導科目
学校教育実践研究1∼4
教科の指導と評価、
インストラクショナルデザインとマイクロティーチング、
国語科教育の理論と方法…
専攻共通科目
学習指導要領と教育課程、
教育の方法と評価、
児童生徒の理解と指導
教育相談の理論と実際、
授業研究の理論と実践、
複式学級の教育と実際
教育の情報化の研究と実際、
学級・学校の経営の実際、
学校の危機管理
教員の資質と職務、
グローバル化時代の世界の教育と日本の実践…
ディプロマ・ポリシー
専門職学位課程を修了するにあたって、
①一人ひとりの児童生徒のニーズを理解し、
的確に対応
できる能力、
②高い実践力を持ったスクールリーダーとなれる資質、
③学級・学校の機能をより向上
させるマネジメント能力、
④優れた授業実践力と適切な教科指導力を備えた人に
「教職修士
(専門職)
」
の学位を授与します。
14
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
実践研究報告書
子ども理解・特別支援教育実践コース
本コースでは、
生徒指導・教育相談等に関心がある人、
特別支援教育について関心がある人を求めています。
代表的な講義科目
近年、
いじめ、
不登校などの生徒指導上の諸課題、
学級適応の困難さ、
学級崩壊、
コミュニケーション能力の
低下などの社会性に関する課題、
自己肯定感の低下などの心理面に関する課題、
さらには発達障害のある子
どもたちへの支援の必要性などの多くの課題への対応が要請されています。
本コースでは、
子どもたち一人ひ
とりの個性と教育的ニーズを的確に把握し、
生徒指導・教育相談、
学級集団づくりなどに関して適切な指導と
支援を行うことのできる高い専門的知識と実践力を持つ教員の育成を目指しています。
また本コースでは、
特別支援学校教諭一種免許状取得者が、
開講している特別支援教育に関する科目の単
位を修得すると
「知的障害者、
肢体不自由者、
病弱者」
の領域の特別支援学校教諭専修免許状が取得できます。
さらに
「視覚障害者」
及び
「聴覚障害者」
の領域の一種免許状を併せ持つ場合に限り、
「視覚障害者」
及び
「聴
覚障害者」
の領域の専修免許状も取得できます。
■児童生徒の理解と指導
■学校カウンセリングの実践法
■学級集団づくり・ソーシャルスキル
教育の指導法
■特別支援教育の基礎理論
■特別支援教育の心理学
■特別支援教育の生理・病理学
■特別支援教育の教育課程・授業論
など
学級経営・授業実践開発コース
本コースでは、
多様で継続的な実習を通して、
実践的に児童生徒の実態を的確に把握する能力を高め、
活力
代表的な講義科目
ある学級をつくり、
最新の教育方法を基礎とした効果的な授業を実践できる高い専門性と授業改善を行うこと
のできる教師の養成を目指しています。
また、
担当する学級に関することばかりでなく、
適切な教育課程を編成する力や地域社会との連携や同僚との
協働など、
学校内外をとりまく様々な関係者とのコミュニケーション構築を積極的に推進し、
学校教育を総合的
にマネージメントできる力を持った、
人格的にも優れたスクールリーダーを段階的に育成していきます。
本コースでは、
学級経営、
教育課程の編成・実施や授業方法等に関心を持つ現職教員の方々、
ならびにこれか
ら教員を目指す人たちに、
是非、
来ていただきたいと思います。
■学級・学校の経営の実際
■教員の資質と職務
■教育の情報化の研究と実際
■学級経営における人間関係の形成
■カリキュラムの理論と実践
■教科経営の実際と授業分析・評価
■教材論と学習指導の実際
■地域の特徴と教育の実際 など
教科授業実践コース
本コースでは、
教科内容に関する確かな理解と児童・生徒に対する深い理解に基づき、
各教科を効果的に指
代表的な講義科目
導することができる高い授業実践力を持つ教員を養成します。
そのために、
実務家教員と研究者教員のチーム・
ティーチングによる授業を拡充し、
学校での実習を基礎とする授業科目を拡充するなどして、
理論と実践の往
還を図ります。
具体的には、
学校で教科指導のリーダーとなる教員を育成するために、
一人の学生につき複数
名の指導教員を配置し5つの実習を開設します。
それらの実習では、
生徒指導、
教育相談、
学級経営等につい
て知見を深めた上で、
教科指導に関する実践授業を行います。
実践授業では、
教科の教育に係る課題を見つけ、
整理・分析し、
その解決方略を指導教員の指導のもと検討していきます。
そうした実践的指導を通じて、
教科に
関する専門的知識や技能を適切に応用できる力を身につけます。
教職実践専攻の
実習スケジュール(例)
プログラム
1年プログラム
現職教員
2年プログラム
現職教員
2年プログラム
学部新卒者
3年プログラム
学部卒
■教科の指導と評価
■インストラクショナルデザインとマ
イクロティーチング
■教材論と学習指導の実際
■カリキュラムの理論と実践
■学校教育実践研究 など
教職実践専攻の教育実習は、
学校教育実践実習1∼5の五つの実習から構成されます。
これらの実習をいつ行うかは、
下図のように履修
プログラムによって異なります。各実習では、
主たる取組内容が異なっています。
また、
自らが実習の目的を設定し、
附属学校園およびその
他の実際の学校現場で実践を行います。
これらの実践を、
学校教育実践研究1∼4に繋げ、
最終的には実践研究報告書にまとめます。
学年
曜日
4月
5月
6月
火
実践実習4
1
火
実践実習1
2
火
1
火
2
火
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
実践実習5
実践実習2
実践実習3
実践実習1
実践実習2
実践実習3
実践実習4
実践実習5
実践実習4
実践実習5
1・2
3
月・火
実践実習1
実践実習2
実践実習3
実践実習4
実践実習5
1年プログラムは実習1∼3までを免除
教職大学院実践研究報告書テーマの例
研究科 就職状況(H26.5.1現在)
●小学校から中学校への学校移行に伴う不適応行動軽減への取組
̶中学校入学後の生徒とのかかわりを通して̶
●特別支援学校小学部に在籍する一自閉症男児の行動問題への応用行動分析を用いた指導
●高校生の進路意識に関する実践的研究̶ロール・レタリングの手法を用いて̶
●特別なニーズを要する児童が在籍する通常学級における学級適応力の育成に関する実践
●ものづくりを通した協同学習による自己肯定感の育成
̶協同制作を取り入れた授業づくりを中心に̶
●子どもと共にルーブリックを作ることによる自己評価力の育成
̶P・R・E・C・Kアプローチを通して̶
●
「教えて考えさせる授業」
におけるICT活用の効果に関する研究
̶算数科での習得段階に焦点を当てて̶
●生徒指導の内容を踏まえた運動部活動指導の研究
̶自己指導能力を育む運動部活動指導̶
●児童のコミュニケーション能力を育む授業の研究
̶特別活動と外国語活動の横断的学習を通して̶
修了者数
正規
臨採
20
9
4
現職教員4名を除いた
教員就職率は
81%となります。
公務員 企業等 その他 (現職教員)
0
1
2
4
公務員・
企業等・
その他
3人
臨採
4人
81%
正規
9人
入試情報(日程)
大学院入試は9月下旬になります。
詳しくは、教育学部のホームページの
「入試情報」をご覧ください。
(教育学部ホームページ)
http://www.edu.nagasaki-u.ac.jp/
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
15
入試情報
4回のチャンスがあります
教育学部の入試は
最新の情報は教育学部のホームページの入試情報をご覧ください。
CHANCE
1 AO入試
7月上旬 募集要項を発表します。
1
0月中旬 に2次選考を実施。次のコース・専攻で募集します。
小学校教育コース
(全専攻)
選考方法
幼稚園教育コース
(芸術的感性開発専攻)
特別支援教育コース
1次選考
自己推薦書、諸活動の記録、調査書等による書類選考
2次選考
課題論文、自己表現、個人面接などにより選考
*大学入試センター試験は免除
AO入試では
次のような人を
求めます
CHANCE
2 推薦入試
小学校教育コース
(全専攻)
選考方法
●自己アピールできる得意分野をもっている人
●在学中及び生涯を通じてその資質・能力を向上させる高い可能性を秘めた人
●教員をめざす明確な意志と情熱をもつ人
●自らの専門を十分に習得できる基礎的な学力をもつ人
●幼稚園教育コース芸術的感性開発専攻においては、音楽あるいは美術に関する
基礎的な表現能力をもつ人
9月上旬 募集要項を発表します。
1
1月中旬 に実施。次のコース・専攻で募集します。
幼稚園教育コース
(全専攻)
中学校教育コース
(全専攻)
特別支援教育コース
小論文、面接、実技検査などにより選考 *大学入試センター試験は免除 平成28年度入試より、
小学校教育コースの推薦入試において、
離島教育推薦枠
(募集人員:5人)
を設けています。
推薦入試では
次のような人を
求めます
●自己アピールできるものをもっている人
●教員をめざす明確な意志と情熱をもつ人
●自らの専門を十分に習得できる高い学力をもつ人
平成28年度 入学者 選抜実施状況
入 試
募集人員
受験者
競争率
合格者
前期日程
126
232
1.8
126
後期日程
18
48
2.7
18
推薦入試
70
189
2.6
73
AO入試
26
105
3.9
27
一般入試
16
外国人留学生入試
若干名
計
240
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
1
575
−
2.4
0
244
一般入試
1
1月下旬 募集要項を発表します。
*前期日程試験と後期日程試験があります。
●幼児・児童・生徒(障害等で特別な支援を必要とする子どもたちを含む。)の成長・
発達を支援しようとする人
●教員をめざす明確な意志と情熱をもつ人
●自らの専門を十分に習得できる高い学力をもつ人
一般入試では
次のような人を
求めます
CHANCE
3 前期日程入試
2月下旬 に実施。次のコース・専攻で募集します。
小学校教育コース
(全専攻)
中学校教育コース
(全専攻)
幼稚園教育コース
(子ども保育専攻)
特別支援教育コース
大学入試センター試験と個別学力検査により選考 選考方法
*個別学力検査は、筆記試験、実技検査、面接、小論文などです。 CHANCE
4 後期日程入試
小学校教育コース
(全専攻)
3月中旬 に実施。次のコース・専攻で募集します。
特別支援教育コース
大学入試センター試験と個別学力検査により選考 選考方法
*個別学力検査は小論文です。 9月上旬 募集要項を発表します。
2月下旬 に実施。全コースで募集します。
外国人留学生入試
選考方法
日本留学試験の成績通知と個別学力検査により選考
外国人留学生入試
では次のような
人を求めます
●幼児・児童・生徒(障害等で特別な支援を必要とする子どもたちを含む。)の成長・
発達を支援しようとする人
●教員をめざす明確な意志と情熱をもつ人
●日本の教育に関心を持ち、
自らの専門を十分に習得できる基礎的な学力をもつ人
入試カレンダー
月
7
オープン
キャンパス
(下旬)
AO入試
推薦入試
一般入試
前期
後期
募集要項発表
8
9
10
11
12
*大学、教育学部の見学や説明を受け付けています。
願書提出
(上旬)
1次選考
2次選考
(中旬)
募集要項発表
1
2
3
大学入試
センター試験
(中旬)
合格発表
(下旬)
願書提出 推薦入試
(上旬) (中旬)
募集要項
発表
合格発表
(上旬)
前期入試 合格発表
(下旬) (上旬)
願書提出
(下旬∼2月上旬)
後期入試 合格発表
(中旬) (下旬)
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
17
就職情報
就職状況
教育学部生の卒業後の進路として、
就職先には教員・教育関係、
企業の就職については、
長崎大学全体での支援も充実しており、
企業関係、
公務員等があり、
その他として大学院への進学があげら
その中で充分に対応することができますが、
教育学部では更にキャ
れます。
近年、
教員採用数は少子化の影響もあり、
九州圏内では厳
リア・デベロップメント・アドバイザーによる相談窓口を独自に開設し
しい状況ですが、
今後数年間は若干の採用数増が期待されます。
一
ています。
方、
大都市圏では団塊の世代の大量退職に伴い、
採用数がほぼピー
教育学部の就職率は、
平成23年度8
9.9%、平成24年度86.3%、
クを迎えています。
一つの自治体での採用に固執することは、
教員
平成25年度8
5.7%、平成26年度88.5%と高い就職率を確保して
になるという目標実現を困難にさせることになります。
本学部では
います。
九州圏内に限らず、
大都市圏への受験も積極的に勧め、
複数の自治
また、教員正規採用数も平成23年度89名、平成24年度7
0名、
体への受験を指導しています。
平成25年度8
3名、平成26年度92名と高い水準を確保しています。
平成26年度教育学部卒業生(学校教育教員養成課程)の就職状況
学校教育教員
養成課程
教員
保育士
118
17
教育
建設業 製造業
・
学習支援
10
1
学校教育教員
養成課程
4
(平成27年5月1日現在)
運輸
・
通信
卸売
・
小売
金融
・
保険
不動
産業
飲食
・
宿泊
医療
・
福祉
3
2
8
1
2
2
サービス
公務員
業
6
7
進学
就職
その他
未定者
17
27
10
計
235
教員118名
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
教員
保育士
教育・学習支援
建設業
製造業
運輸・通信
卸売・小売
金融・保険
不動産業
飲食・宿泊
医療・福祉
サービス業
公務員
進学
就職未定者
その他
過去5年間の就職先
公立学校教員
長崎県、福岡県、福岡市、北九州市、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県、茨城県、千葉県、東京都、神奈
川県、横浜市、川崎市、埼玉県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、滋賀県、和歌山県、京都市、京都府、大阪市、大阪府、
兵庫県、神戸市、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、愛媛県、高知県
私立学校教員
南山小学校、西南学院小学校、長崎日本大学中学・高等学校、活水中学・高等学校、海星高等学校、玉成高等学校、純心女子
高等学校、瓊浦高等学校、精道三川台中学・高等学校、聖和女子学院中学・高等学校、向陽高等学校、鎮西学院高等学校、弘
学館高等学校、大分高等学校、九州産業高等学校、大牟田中学・高等学校、佐賀清和高等学校、東福岡高等学校、くるみ幼稚
園、フレンド幼稚園、皆瀬幼稚園、あやめ東幼稚園、ひかり幼稚園、みやま幼稚園、九州文化学園幼稚園、肥後菊幼稚園、淡
水幼稚園、大園幼稚園、諏訪幼稚園、水巻幼稚園、博多幼稚園、馬込なかよし幼稚園 他
保育士関連
佐世保市保育所、長崎市保育所、長与町立保育所、社会福祉法人みのり会、児童養護施設マリア園、ざぼんちゃん、国立病院
機構九州ブロック、諫早市立保育所、さくら保育園、道の尾保育園、佐世保ステーション保育園、鶴見台保育園、ひびき学園
他
民間企業等
積水ハウス、中央出版、NBC、NEC、ANA、オフィスメーション、ソフトバンク、メトロコンピュータサービス、ヤマトシス
テム開発、三菱電機、扇精光、長崎ケーブルメディア、長菱、日立、富士通、郵便局、アストラゼネカ、イズミ、十八銀行、
長崎銀行、大分銀行、AIGアリコジャパン、損害保険ジャパン、東京海上日動火災保険、日本生命、大和証券、モンテローザ、
ホテルニュー長崎、ユーコー、メモリード、山田屋、日本赤十字社、個別教育舎ネッツ、英進館、さなる九州、長崎市科学館、
北九州予備校、ヤマハ音楽教室、国立諫早青少年自然の家、長崎県公立大学法人、JA、再春館製薬所、伊勢丹、ジャパネット
たかた、親和銀行、第一生命保険、キタムラ、ひぐち、ルートインジャパン、ハノイ日本人学校 他
公務員
長崎県庁、福岡県庁、長崎市役所、佐世保市役所、諫早市役所、大村市役所、佐賀市役所、福岡市役所、春日市役所、久留米
市役所、宮崎市役所、下松市役所、山陽小野田市役所、長崎県警、福岡県警、大分県警、大阪府警、長崎市消防局、福岡市消
防局、久留米市消防署、時津町役場、長与町役場、長崎県庁教育事務 他
平成27年5月1日現在のデータです。最新の情報は、 http://www.edu.nagasaki-u.ac.jp/ja/job でご覧ください。
18
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
さらに充実!
就職支援活動年間スケジュール
10
教員採用試験対策特別講座
3年生
就職対策講座
4年生
11 教員採用試験対策特別講座
3年生
教員採用試験対策特別講座
4年生
教員採用試験合格者との交流会
3年生
教員採用試験模擬試験
4年生
首都圏の卒業生教員とのWEB 交流会
3年生
各自治体の教育委員会による教員採用試験説明会
全学年
教員採用試験対策特別講座
3年生
小論文・集団討論指導
4年生
教員採用試験模擬試験
3年生
教員採用試験対策特別講座
4年生
教科基礎講座
教員採用試験模擬試験
4年生
12
月
1月
教科基礎講座
月
5月
3年生
月
4月
就職ガイダンス
2∼4年
4年生
実技・実習講座(体育、音楽、美術)
4年生
小論文・集団討論指導
教員採用試験対策特別講座
3年生
教員採用試験模擬試験
3年生
教科基礎講座
2月
教員採用試験対策特別合宿研修
2∼3年
2∼3年
6月
3年生
4年生
大都市圏の卒業生教員との交流会
3年生
教員採用試験対策特別講座
4年生
教科基礎講座
実技・実習講座(体育、音楽、美術)
4年生
教科基礎講座
2∼4年
7月
8月
小論文・集団討論・個人面接・模擬授業指導
4年生
教員採用試験対策特別講座
4年生
実技・実習講座(体育、音楽、美術)
4年生
小論文・集団討論・個人面接・模擬授業指導
4年生
教員採用試験スタート模擬試験
3年生
教員志望者対象ガイダンス
3年生
小論文・集団討論・個人面接・模擬授業指導
4年生
3月
教員採用試験対策特別講座
2∼3年
教員採用試験対策特別合宿研修
3年生
集中学習会
3年生
教員採用試験対策特別講座を終えて
就職支援室での相談の様子
教員採用試験対策特別合宿研修を終えて
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
19
学生生活
キャンパスカレンダー
4
April
●入学式
5
6
May
7
June
8
July
●野外体験実習
●前期定期試験
September
●教育実地研究・実習
(卒業要件)
[3年]
●新入生オリエンテーション リーダー研修[2年]
(教養教育)
●教育実地研究・実習
[3年]
●新入生オリエンテーション (卒業要件外)
(専門教育)
9
August
●大学院研究科入試
●開学記念日
●前期履修手続
前期授業期間 4月上旬∼8月上旬
参加観察実習[2年](特別支援学校)5月∼1月
夏季休業 8月上旬∼9月下旬
参加観察実習[2年]
(幼稚園)5月∼6月
参加観察実習[1年]
(小学校・中学校)9月∼10月
10
October
●教育実地研究・実習
(卒業要件外)
[3年]
(特別支援学校)
11
November
野外体験実習引率補助[2年]5月∼1
1月
介護等体験実習[4年]10月∼11月 12
1
December
●長大祭
2
January
●センター試験
●推薦入試
●後期定期試験
●教育実地研究・実習
(特別支援主免)
[3年]
●後期履修手続
3
February
March
●卒業証書・学位記
授与式
冬季休業 12月下旬∼1月上旬
後期授業期間 10月上旬∼2月上旬
学食
多くの長大生や一般の方が利用しています。
サークル活動紹介(平成27年度)
●体育系サークル
●文科系サークル
アーチェリー部
卓球部
空手道部
探検部
器械体操部
チアリーディング部
弓道部
テコンドー部
剣道部
トライアスロン部
硬式野球部
軟式野球部
サイクリング部
バドミントン部
射撃部
フットサル部
柔道部
ボクシング部
男女アイスホッケー部
マッスル部
男女サッカー部
モーターサイクル部
男女ソフトボール部
アメリカンフットボール部
男女バスケットボール部 よさこい部
「突風」
男女バレーボール部
ヨット部
男子ハンドボール部
ラグビー部
男子ペーロン部
ラケットスポーツ部
新極真カラテ部
陸上競技部
水泳部
ワンダーフォーゲル部
ソフトテニス部
など
YYプロジェクト(教育学部団体)
アマチュア無線クラブ
華道部
管弦楽団
クラシックギター部 アルペヒオス
軽音楽部
写真部
書道部
吹奏楽部
能楽部
美術部
文芸部 テラスでも、
食事ができます。
20
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
など
他にも
数多くの団体が
活動しています!
!
学部・研究科 Q&A
<学部>
学 部
Q1
複数の教員免許状を
取得することは
可能ですか?
はい。可能です。取得に必要な授業
学 部
Q2
教員免許以外に
取得できる資格は
ありますか?
学 部
Q3
はい、
あります。
学校図書館司書教諭、
どのような就職支援が
行われていますか?
就職ガイダンス、
教員採用試験対策特別講座、
を受講し単位を修得すれば、
入学した
保育士などがあります。
ただし、
保育士
教員採用試験対策特別合宿研修、
大都市圏の
コース・専攻以外の免許状を取得する
は幼稚園教育コースのみが取得でき
卒業生教員との交流会、
就職支援室での相談
ことができます。
ます。
などを行っています。
学 部
Q4
「学校教育実地体験実習
(蓄積型体験
学習)
」
とは何ですか?
学 部
入試に関する情報はどこで入手できますか?
Q5
本学部の特色となる実習です。
学生が講義等で得られた知
一般入試の募集要項は11月下旬、
AO入試の募集要項は7月上旬、
推
識・技能を実社会で活用できるように、
必要な能力を教育現
薦入試と外国人留学生入試の募集要項は9月上旬に発表されます。
場や企業等で継続的に種々の体験を積み上げ、
学生自ら検
募集要項は、
長崎大学入試課窓口で受け取ることができます。加え
証を行うことを目的とした体験学習です。
実習は、
2∼4年次
て、
長崎大学HPやテレメールで請求することが可能です。
その他、
入
に行われ、
リーダー研修、
学習支援実習、
野外体験実習、
離
試に関する情報は長崎大学教育学部ホームページ内の
「入試情報」
を
島・へき地実習、
企業実習、
などで構成されています。
ご覧ください。
学 部
Q6
出身校で教育実習を行うことは
可能ですか?
学 部
卒業生の就職状況について教えてください。
Q7
いいえ。
長崎大学教育学部の附属小学校、
附属中学校、
附属
最新の情報は、
長崎大学教育学部ホームページ内の就職情報のペー
特別支援学校、
附属幼稚園でそれぞれ行います。
ジ(http://www.edu.nagasaki-u.ac.jp/ja/job/)をご覧ください。
<研究科>
研究科
Q1
私は教員免許状を持っていないのですが、
この教育学研究科に入学することは
できますか?
研究科
Q2
私は現職の教員なのですが、
働きながら
大学院で学ぶことは可能ですか?
はい。できます。この場合、3年プログラムというプログラムで
はい。
できます。
ただし、
所属する自治体からの派遣許可が必
入学することになります。
修了する際には、
専修免許状を取得で
要です。
基本的には、
現職教員2年プログラムに入学できます。
きます。
また、
教員免許状を取得することが修了要件となってい
教職歴等の条件を満たせば現職教員1年プログラムに入学する
ます。
ことができます。
研究科
Q3
この大学院教育学研究科を修了し、
教員になろうとするとき
何か優遇措置がありますか。
はい。
自治体によっては、
教職大学院の修了者に教員採用試験の
研究科
Q4
教員採用試験に合格し、大学院教育学研究科の
入試にも合格しました。この場合、大学院入学は
断念し、教員になった方がいいのでしょうか。
多くの自治体では、
本研究科のような教職大学院に合格した場合、
一次試験の免除などの措置をとっているところがあります。
詳しく
修了まで採用を待つ措置をとっています。
詳しくは、
採用を希望
は、
採用試験を受けようとする自治体にお問い合わせください。
する自治体にお問い合わせください。
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21
施設・設備紹介
施設
附属教育実践
総合センター
長崎大学教育学部関連施設
附属学校・園施設
附属小学校
附属中学校
附属特別支援
学
校
附属幼稚園
平和・多文化
セ ン タ ー
音楽ホール
長崎創楽堂
おもやい広場
平成27年度、海外からの
アーチストの演奏会を含
む自主事業は、
14公演が
実 施され、延べ1,195名
の聴衆が来場しました。
本館
スタインウェイピアノ
世界中のピアニストたちから愛用されている、
世界最高峰のピアノです。
市民に向けた地域貢献や文化活動支援のために、
(株)
十八銀行より本学
に寄贈されました。
新設
新館
Art and Tech Exhibition Lab
爽創館
音楽棟
美術技術教室
長崎大学教育学部の美術専攻及び技術専攻の教員や学生の教育・研究のプロ
セスと成果を中心に、
広く長崎大学の教職員・学生の研究成果や教育教材等
の公開展示を主な目的としています。
またそれらの他に、
各種イベントや地域美
術館等のサテライト的な展示活動等、
いろいろな交流を通して地域・社会の
文化振興に貢献する事も目的としています。
22
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
附属教育実践総合センター
平和・多文化センター
設備
PC室
授業アーカイブシステム
教育実習の様子などをビデオで撮り、
このシステムに蓄積することで、
実習の予習、
振返りなどを行うことができます。
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23
卒業生・修了生
夢の実現を目指す
君たちへ
学 部
小学校教育
コース
学 部
小川内 かれんさん
金子 瞭平さん
学校教育教員養成課程
小学校教育コース
学校教育教員養成課程
中学校教育コース
平成27年度卒業
現在の所属
中学校教育
コース
平成27年度卒業
長崎市立城山小学校
現在の所属
「4年後に成長を実感できる学部」
私は教員を志望していたものの、
長崎大学が第一志望だったわけではあり
新上五島町立奈良尾中学校
「自分の夢を実現させよう」
ません。
当時お世話になっていた先生方に
「教育学部なら長崎大学へ」
と強く
長崎大学教育学部の特長はなんといっても実習の豊富さだと思います。
勧められ、
運良く拾っていただきここに来ました。
そのため、
長大教育学部の
1年次から実際に学校現場に出向いて学校がどのような場所なのか、
教師の
良さは4年間を通して知っていきました。
仕事とは何か、
子どもの様子はどうなのかなどについて学びます。
またその
私が良いと思う点は実習の多さと教員採用試験への手厚い対策です。
3年
ほかにも離島実習や企業実習、
介護等体験実習など多くの実習が用意され
次の教育実習を始め、
離島、
蓄積などさまざまなタイプの実習を行うことが
ており、
多様な経験をさまざまな場で積むことができます。
大学生活四年間
できます。
現場でプロの先生や子供たちから学んだことは礎となり、
これか
を通して自身の知識や技能を思う存分高められる場だと思います。
らの生活を支える糧になってくれると思います。
また試験対策には特別講座
教師になるためには教員採用試験を突破しなければなりません。
この試験
が開かれ、
同じ志を持つ者同士で切磋琢磨しながら試験に臨めます。
では知識だけではなく人間性や教育に対する情熱、
コミュニケーション能力
さらに
「教育者を育てる」
学部だからこそ、
私たちを育ててくださる教授の
など多くのスキルが求められます。
これらのスキルはこの学部で授業や実習
方々は各分野の専門家であり、
人格者でもあります。
後輩の皆さんには、
長崎
を通して十分身に付けられます。
私もこの4年間で培ったスキルで試験を突
大学での出会いや学びによって、
何物にも代え難い4年間を過ごし、
学生生
破することができました。
活を大いに謳歌されることを心より願っております。
「教員になりたい!」
と思っているみなさん。
ぜひ長崎大学教育学部で学び、
貴重な4年間で自己を高め、
その夢を実現させてください。
研究科
教職実践専攻
研究科
野口 拓也さん
コース(注)
学校運営・授業実践開発
2年プログラム
出口 梨恵さん
平成21年度修了
現在の所属
教科授業実践コース 現職1年プログラム
小学校
長崎大学教育学部附属
身につける」
としての力を大学院で
『即戦力』
「
択
た私にとって最善 の選
てい
方や指導に不 安を感じ
子どもとのかかわり
進学
学院 教職 実践専攻への
す大
目指
とを
るこ
にな
「即戦 力」
肢となったのが、
でした。
おいて教 育実
複数の公立の小学 校に
附属小 学校、
① 充実した教育 実習
とが できる
うこ
を行
実習
年間を通して継続 的に
した。
習をすることができま
そして
。
した
りま
にな
可能
続的に観察することが
子どもたちの変化を継
ので、
へと
指導
し、
評価
かを
ていたの
とどのようにかかわっ
自分自身が子どもたち
きました。
研究を進めることがで
生かすサイクルの中で
同じ学
。
ンスにあふれています
チャ
学ぶ
方に
くの先生
② 先輩 方に学ぶ 多
でき
とが
ぶこ
ら学
実習先の先生 方の姿か
れる先生や、
生として大学院に来ら
くこ
も聞
何で
いて
学校 の様 子や指導につ
ことでした。
るのは何よりうれしい
していました。
とができる環 境が 充実
としての力を高めて
「即 戦力」
大学 院はまさに
」
れる。
「一流の中でこそ磨か
。
くれる環 境でした。
24
教職実践専攻
授業
(注) 現在の学 級経営・
ます
実践 開発コースに相当し
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
平成27年度修了
現在の所属
北海道雄武町立雄武小学校
「大学院は学び続けることの意義を理解できる場」
アクティブラーニングの導入や外国語活動の教科化な
ど、小学校を取り巻く教育の現場は大きく変わろうとして
います。
その中で、
私は小学校でグローバル教育を推進して
いくことに期待と不安を感じ、
長崎大学教育学研究科への
進学を決めました。大学院では、
自らの課題を明らかにし、
理論と実践を統合しながら実践力を高めていくことができ
ました。
教職大学院は教師が学び続けることの意義を理解
し、
専門性や実践力を高めていく場であると実感しました。
からのメッセージ
学 部
特別支援教育
コース
学 部
五反田 明日見さん
大坪 万希子さん
学校教育教員養成課程
特別支援教育コース
学校教育教員養成課程
幼稚園教育コース
平成27年度卒業
現在の所属
長崎県立佐世保特別支援学校
「子どもの変化に立ち会える喜びを実感」
私は、
中学生の頃、
職場体験で特別支援学校の子どもたちと触れ合うなか
で、
特別支援学校の教員になりたいと思い、
長崎大学の教育学部を選びました。
長崎大学は、
教員養成のカリキュラムとして、
実習が充実しており、
大学の
授業で学んだ知識や指導法を実践的・応用的に活用することができます。
実習期間以外にも附属特別支援学校で、
憧れの先生方の指導を間近で観察
し、
多くのことを吸収させていただきました。
特に卒業研究では、
教育実習で
関わったダウン症生徒への構音支援を、
論文としてまとめました。子どもの
変化に立ち会えることが何よりの喜びです。附属学校と大学のつながりが
深いこと、
子どもと関わりながら楽しく勉強ができることが魅力です。
特別
支援教育コースでは、
障害児の教育学、心理学、生理・病理学と幅広い分野
の教授方から手厚い指導を受けることができます。学生の進路先も、特別
支援学校の教員をはじめ小学校教員や大学院進学など、
それぞれの夢に向
かって突き進んでいます。
研究科
幼稚園教育
コース
平成26年度卒業
現在の所属
「子どもから学び、
子どもとともに成長する
」
私は保育士として働
いていますが「
、子どもから学び、
子どもとともに成 長
する」
ということを一番 大切
にしています。
子どもたちの心に寄り
添いながら
保育をすることで、
子どもの小さな成長を
感じたり、
予想もできない子ども
の
気づきに驚いたりと、
日々新しい発 見で溢れ
る、
とても刺激的な毎日を
送って
います。
今は0歳 児クラスの担
任をしていますが、
保育士として乳幼児期
とい
う大 切な時期の子ども
たちにかかわり、
成長を支えていけるこ
とに幸せを感
じています。
これは、
長崎 大学での 学びがあ
ったからこそだと思い
ます。
教育
学部には充実したカリ
キュラムがあり、
また、
自分 の専 攻とは異なる
機関へも
実習に行く機 会が多く
あるので、
より多くの知 識を身に
つけ学びを深められ
る点がとても魅力的で
す。
私自身は、
サークル活動で五島の
小学 校へ行ったこ
とが 強く印象に残って
います。大学は自分で
学びを深 めていくとこ
ろです。
みな さん もぜ ひ、この
教育 学部 で一つひとつ
の出 会い を大 切にしな
がら、
自分 の夢を叶えられる
よう頑張ってください
。
教職実践専攻
学 部
川崎 英華さん
国際理解・英語教育実践コース(注)
3年プログラム
学校教育教員養成課程
小学校教育コース
佐賀県立佐賀東高等学校
「3年間の大学院生活で学んだこと
」
教師を志していた私にとって教
小学校教育
コース
溝手 浩太郎さん
平成22年修了
現在の所属
大野城市立保育所
職大学 院での 学びの 全てが今の私
の糧となっています。
私は教職実践専攻3年プログラム
生として3年間、
長崎大学大学院で学ばせていただ
きまし
た。
教職大学院で学ぶ最 大のメリットは
「現場での実 践力を養える」
ことと
「先輩の先生 方と
共に学 べる環 境がある」
ことだと思います。
大学院 在学中は、
附属中学校、
公立中学校で長
期に渡って実習させていただきま
した。
様々な学校で実習することで、
「教師として求められ
る力は何なのか」
「
、生徒と関わる上で大 切なことは何
か」
など、
多くの事を学びました。
また、
教科においても、
自身の 研究課 題を設 定し、
課題に沿って実習を行うことで、
教科に関する
課題を深め、
多面的な視点に立った実践的な実
習を経 験することができました。
また、
教職大学院では、
現職の先生方も同じ大学院 生とし
て学ばれていました。
そのため、
実習で悩んだり、
上手くいかないことがあれば、
先生方に相談していたのを思い出
します。
日々の授業でも教育現場での課題
等についてお互いに議論し、
現場の先生方の生の声を聞
くことができました。
現職の 先生方と学友として共に学
べる環 境があったからこそ、
自分自
身も学ぶことが多く、
充実した学生 生活を送ることがで
きたと思っています。
最後になりますが、
子どもたちの成長に関わりながら
、
自分自身も成長させていくことが
できるのが教 師の仕事だと思って
います。
生徒と関わる中で、
上手くいかなかったり悩んだ
りすることもありますが、
日々、
思考錯誤しながら仕事に取り組ん
でいます。
教職大学院での
3年間が土台としてあるからこそ、
今の私があると思っています。
平成27年度卒業
現在の所属
学級経営・授業実践開発コース 2年プログラム
「未熟な自分」
学部時代の教育実習は失敗と反省の繰り返しでした。
しか
し、
この失敗の経験は今の自分の原動力にもなっています。
好
運にも昨年、
地元岡山での採用試験に合格することができま
したが、
現場に出る前にできないことだらけ、
わからないこと
だらけの自分ともっと向き合いたいと思い、
教職大学院への
進学を決意しました。
進学してしばらく経ち、
教育実習や研究
発表など充実した日々を送っています。
ぜひ、
大学院で互いに
学びを高め合いませんか。
(注) 現在の 教科授 業実践コースに
相当します。
FACULTY OF EDUCATION, GRADUATE SCHOOL OF EDUCATION, NAGASAKI UNIVERSITY
25
教育学部
音楽棟
おもやい
広場
本館
美術技術
教室
新館
附属教育実践総合センター
平和・多文化センター
正門
至長崎バイパス
文教キャンパス
坂本キャンパス
附属学校
(幼・小・中)
医学部
長大東門前バス停
大学病院
歯学部
←長
教育学部
長崎大学
文教キャンパス
キャンパスマップ
崎バ
イパ
ス
ながさき
出島道路
●県庁
浦上駅前電停
長崎大学前バス停
至佐世保
長崎大学 文教キャンパス
長崎大学前電停
大学病院前電停
松山電停
長崎西洋館
●
至長崎駅
JR浦上駅
JR 長
崎駅
長崎港
至佐世保
JR浦上駅
附属特別支援学校
路面電車 「長崎駅前」から「赤迫」行き、
「長崎大学前」
(約20分)下車、徒歩約1分
利 用
交通機関
バ ス 「長崎駅前」から長崎バス1番系統「溝川」
・
「上床」
・
「上横尾」行き、
「長崎大学前」
(約15分)下車、徒歩約1分
航 空 機 長崎空港(大村市)から長崎方面行き(昭和町・浦上経由)バス、
「長大東門前」
(約45分)下車、
又は長崎方面行き(住吉経由)県営バス、
「長崎大学前」下車、徒歩約1分
長崎大学教育学部・教育学研究科
〒852-852
1 長崎市文教町1-14 TEL.095-819-2263
長崎大学教育学部ホームページアドレス http://www.edu.nagasaki-u.ac.jp/
発行/2016年7月
Fly UP