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05 法務省 非予算(特区・地域再生 再検討要請)

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05 法務省 非予算(特区・地域再生 再検討要請)
05 法務省 非予算(特区・地域再生 再検討要請)
具体的事業を実現す
管理コード るために必要な措置
(事項名)
該当法令等
戸籍法第1
条,第4条
民間施設に設置した
競争の導入に
自動交付機からの戸
0520010
よる公共サー
籍記録事項証明書の
ビスの改革に
発行
関する法律第
34条第1項
精神障害者の社会的
入院者の、退院促進
0520020 および自立支援する ―
ため国有財産を活用
する提案
制度の現状
戸籍事務は,
市区町村長が
管掌する。
また,競争の
導入による公
共サービスの
改革に関する
法律に基づ
き,民間業者
は戸籍謄本等
の証明書の交
付請求の受付
及び引渡しを
行うことがで
きる。
―
精神障害者の社会的
入院者の、退院促進
および自立支援する 民法第877
0520030
ため、民法および生 条
活保護法の扶養義務
を停止もしくは廃止
直系血族及び
兄弟姉妹は,
互いに扶養義
務を負い,家
庭裁判所は,
特別の事情が
あるときは,
直系血族及び
兄弟姉妹以外
の三親等内の
親族間にも扶
養義務を負わ
せることがで
きること等と
されている。
フィリピン人看護師及
び介護士受入元認定
0520040
―
を民間人材派遣業者
へ付与
日比EPA交
渉において合
意されたフィ
リピン人看護
師及び介護士
受入れに関し
ては、受入れ
調整機能は福
祉、医療関係
団体が行うこ
ととなってい
る。
措置の分類 措置の内容
C
C
C
C
措置の概要(対応策)
再検討要請
・右記提案主体の意見に
つき検討し、回答された
い。
・また、貴省の回答は
「証明書の発行について
は、競争の導入による公
共サービスの改革に関す
る法律の要件を満たせば
実現可能」ということで
あるが、提案主体が考え
ている民間施設に設置し
た自動交付機による戸籍
記録事項証明書の発行に
ついては、本法律の要件
を満たすのか否か示され
たい。
提案事項
管理番号
提案主体からの意見
本市が要望している特区提案は、
「公共サービス改革法」等で規定す
る「受付窓口での人による証明書交
付事務の民営化」ではなく、それよ
りもセキュリティ面で優れている
「自動交付機による証明書発行サー
ビスを監視する事務の民営化」で
す。提案サービスは、「公共サービ
ス改革法」等を見るかぎり、現時点
では可能と判断できないため、戸籍
届出の受領を除き特区提案として再
度ご検討をお願いします。
仮に特区が不可と判断される場合
は、「公共サービス改革法」によ
り、本市が現在実施している住民票
の写しや税証明等と同様に戸籍記録
事項証明書等の自動交付サービスを
可能とするための規定の明文化につ
いて要望いたします。
(別様有り)
措置の具体的内容
具体的事業の実施内容
提案理由
提案主体名
既に住民票の写し等の証明書自動交
付サービスを行っている民間施設にお
いて、戸籍記録事項証明書の発行も可
能とする。具体的には、
①民間施設に設置した自動交付機から
の住基カードによる戸籍記録事項証明
書を発行
②民間による自動交付機のトラブル時
1013010 の運用監視
③自動交付機は簡易なパネルで囲い、
ブース(施錠やドア付)を設置しない
④市の窓口業務時間外における、死亡
等の戸籍届出の民間委託業者(警備会
社)による受領
を可能とするように規制を緩和する。
※①∼③は住民票の写し等のサービス
において既に実施済み
○平成15年8月に「街なか行政サービス拡大特区」
の認定を受け、民間施設において住民票の写し、印
鑑登録証明書及び税証明(所得・課税)の自動交付
サービスを実現しており、新たに戸籍記録事項証明
書を追加するもの。
○この戸籍記録事項証明書は、住民票の写し(「本
籍」「筆頭者」の戸籍情報が出力される)等と同じよう
に発行件数が多く、住民から見た場合に一方のサー
ビスが提供できないのは、一般的には理解しづら
い。
○事業の効果としては、住民サービスの向上、行政
窓口事務の軽減、市街地の活性化及び住民基本台
帳カードの普及である。
①平成16年5月から新潟地方法務局と協議してきたが、いまだ
認可されない
②「競争の導入による公共サービスの改革に関する法律案」
による特例の施行時期が不明確で、実施時期までには期間を
要すことが予想される
③上記の特例施行後も本提案内容が認可されるか不明確
④既に市町村合併時の戸籍電算統合時に戸籍記録事項証明
書の自動交付システムも開発済みであり、早期のサービス開
始を実現したい
三条市
⑤既に同様の内容で平成15年11月より民間施設において住
民票の写しや印鑑登録証明書の交付実績があるが、個人情
報に係るトラブルは全く無い
⑥民間委託する事務は例外的な自動交付機内の紙詰まり時
の証明書の一時預りと市のサービスセンターでの戸籍届出書
の一時預りであり、セキュリティ対策を施すことにより戸籍に係
る個人情報の保護は十分行える
⑦現行の規制内容が電子政府、小さな政府の実現、中心市
街地活性化の施策と相反するものと考えられる
遊休(空き)国有財産の活用による社
会福祉法人への払い下げまたは無償
1015010 貸与によりグループホーム運営を図
る。もって精神障害者の社会的入院者
および家族からの自立を促進する。
平塚市内にある法務省の職員宿舎・土地および国
土交通省の土地・職員宿舎、 厚生労働省の雇用促
進住宅(i職員宿舎)を無償等で借受してグループ
ホームを運営し、社会的入院者の退院促進や精神
障害者の自立促進を図る。
社会的入院を続ける人や家族と同居している人も、生活面で
自立をしたくとも住宅のないところが問題である。外国での社
会復帰成功事例などを見ても個人個人が精神的にも物理的
にも自立するためにも家族とは別な住居を確保することが必
須用件である。
制度の所管・
関係官庁
Ⅰ
証明書の発行については,
競争の導入による公共サー
ビスの改革に関する法律の
要件を満たせば実現可能。
戸籍届出については人の親
族的身分関係に重大な影響
を及ぼすものであるため対
応不可。
―
現在,財務省と宿舎の廃
止協議中であり,その後財
務省へ引継ぎ予定である。
I
民法は,直系血族及び兄弟姉妹を扶
養義務者と定めるとともに(第877条第1
項),家庭裁判所は,特別の事情があ
るときは,調停・審判をもって,それ以
外の三親等内の親族間においても扶
養の義務を負わせることができることと
し(同条第2項),さらに,当該審判後事
情に変更を生じたときは,家庭裁判所
は,当該審判を取り消すことができるこ
ととしている(同条第3項)。
また,扶養をすべき者若しくは扶養を
受けるべき者の順序又は扶養の程度
及び方法については,当事者間の協議
又は家庭裁判所の調停・審判をもって
これを定めることとし(第878条,第879
条),これらの事項について協議又は審
判があった後事情の変更を生じたとき
は,家庭裁判所は,当該協議又は審判
の変更又は取消しをすることができるこ
ととしている(第880条)。
このように,民法の規定は,親族間に
発生する扶養の権利義務の内容につ
いて,社会の変化や個別の事情に即し
た弾力的で適切な処理が可能となるよ
う配慮して設けられている合理的なも
のである。また,仮に,このような例外
規定を設けるとすると,一般私人よりも
保護すべき要請の強い精神障害者に
ついての保護が民法上かえって弱くな
るという結果になってしまう。
したがって,特区・地域再生にかかる
提言を実現するために,民法上の扶養
義務を緩和等することはできない。
民法および生活保護法の「扶養義務」を一定緩和も
民法および生活保護法の「扶養義務」
しくは停止、廃止して、世帯単位でなく、擬制世帯とし
を一定緩和もしくは停止、廃止して、家
1015030
て認定をするほうが本人の自主性を引き出せること
族との関係に距離をおき、障害者個人
が多くの現場で見られるので家族との関係に距離を
の物心双方の自立を図る
おき、障害者個人、個人の物心双方の自立を図る
わが国における家族内の相互扶養は、重要な家族の絆作りで
ある。例えば、病気になり一時的に扶養保護することは大切で
あるし、障害者を可能な範囲内で扶養することは重要である。
しかし精神障害者の場合、しばしばあまりにも長く家族が「義
務として」扶養し続けることは、この間、医療費を長期間支払う
家族にとっては高齢化による心身の衰えや所得の減収などを
社会福祉法
法務省
来たし、むしろ過重な負担となり、仮に治療で状態改善が図ら
人アルタイル 厚生労働省
れても、逆に患者、障害者に大きな物心両面の負担となってき
て大いなる桎梏となっている。社会的入院患者や地域の障害
者が自立を図る上で、一旦、民法および生活保護法の扶養義
務認定をはずし個人単位で収入認定をし退院促進や自立の
意欲を再生するほうが効果的であることは精神医療や心理療
法面双方から指摘されているので実施したい。
・EPAの枠組みにおける
看護師・介護福祉士の受入
れについては、その具体的
な内容につき現在検討中で
あり、また外交交渉中であ
るので回答は差し控えさせ
ていただく。
1)要望事項管理番号(50900001)及び
フィリピンとのEPA交渉の合意内容か
ら、フィリピン人看護師及び介護士受入
れを行う事が決定済みであるが、要望
事項管理番号(50900001)の回答内容
から一歩進み、フィリピン看護師及び介
護士の受入元として公的機関だけでは フィリピン人看護師・介護士の日本国内における人
1034010
なく、認定を受けた民間の人材派遣業 材派遣事業
者にも認めること提案する。
2)フィリピンとのEPA交渉は大筋合意で
はあるが、未締結であるため、具体的
な受入プログラムは未決定であると思
われる。いつまでに、具体的な内容が
決定するのか、回答願いたい。
1)平成16年年11月にフィリピンとのEPA交渉が大筋合意となっ
たことを受け、フィリピンから看護・介護の専門的知識・技術を
持った人材を効率的に且つ、安全に受け入れるシステムが望
まれる。現在、そのシステムの構築について検討中であると思
うが、日本国内におけるの日本の国家資格取得のための研
修及び、入国後のサポートをより効率的に行う為、またより安
定的・効率的に人材の供給を行う為に、民間の人材派遣事業
者による運営が必要と考える。公的機関の許可制により、人
材派遣業者を選定することで、常に安全性、信用性を維持す
ることが可能である。
2)今後、フィリピンとのEPA交渉締結後、迅速にフィリピン人看
護師・介護士の受入を行うために、詳細な日程が必要と考え
る。
―
1 / 9
法務省
法務省
社会福祉法
財務省
人アルタイル 国土交通省
厚生労働省
株式会社フ
レンドリー
オーバー
シーズサ
ポート
法務省
外務省
厚生労働省
05 法務省 非予算(特区・地域再生 再検討要請)
具体的事業を実現す
管理コード るために必要な措置
(事項名)
製造業における一般
労働者としての外国
0520050
人労働者の参入規制
の緩和
該当法令等
出入国管理及
び難民認定法
第2条の2、
別表第一
外国人技能実習生制
0520060
―
度の対象職種の追加
入出国規制の緩和エ
リアを設置することに
出入国管理及
よる国際観光ルート
0520070
び難民認定法
の活性化と空港周辺
第6条
地域商業の発展(国
際経由空港)
制度の現状
我が国は、政
府として、い
わゆる単純労
働者を受入れ
るとの方針を
採っていな
い。
技能実習の対
象職種は、6
2職種114
作業となって
いる。
本邦に上陸し
ようとする外
国人は、入国
審査官に対し
上陸申請を
し、入国審査
を受けなけれ
ばならない。
措置の分類 措置の内容
C
C
C
Ⅰ
措置の概要(対応策)
・専門的、技術的分野の外
国人労働者の受入れについ
ては、「第9次雇用対策基
本計画」(平成11年8月
13日閣議決定)に基づ
き、積極的に推進すること
としているが、いわゆる単
純労働者の受入れについて
は、国内の労働市場にかか
わる問題を始めとして日本
の経済社会と国民生活に多
大な影響を及ぼすととも
に、送出し国や外国人労働
者本人にとっての影響も極
めて大きいと予想されるこ
とから、国民のコンセンサ
スを踏まえつつ、十分慎重
に対応することが不可欠で
あるとされており、政府全
体として、慎重に検討を
行っていく必要がある。
―
・対象技能等については、
公的に評価ができるもので
あって、かつ、研修生送出
国のニーズに合致するもの
であれば足り、技能検定制
度が整備されるか、又は評
価制度が整備されれば技能
実習移行対象職種に含める
ことは可能である。
Ⅰ
・①について
そもそも、空港の直行通過区域(トランジッ
トエリア)は、航空機により我が国に入国する
者が、降機してから上陸審査場に至るまでの経
路及び乗換えのために留まることができるよう
設置された場所であって、同区域を通過する旅
客は、事実上、本邦に入国、上陸しており、本
来は出入国手続が必要であるが、乗継ぎを目的
として本邦を通過する旅客に限り、例外的に出
入国手続をとらないこととしているものであっ
て、直行通過区域という「エリア」にいること
により出入国手続が不要となっているわけでは
ない。したがって、購買活動や滞在等を目的と
し、本邦に入国、上陸し、滞在(宿泊)する旅
客に対し、出入国手続を行わないこととするこ
とはできない。
また、我が国の空港内の直行通過区域を悪用
し、第三国への不法入国を試みる者及び第三国
への不法入国を試みる者を幇助する者が後を絶
たず、これらの者に対する厳格な取扱いが国際
組織犯罪、テロへの対策上喫緊の課題となって
いることからも、上記のような措置をとること
は困難である。
・②について
出入国の公正な管理の点から認められない。
直行通過区域は,①のとおり、空港を経由等す
ることのみを目的として設けられた場所であ
り、少なくとも、空港の外側に同区域を拡大す
ることは認められず(そのためには,上陸審査
を経る必要がある。)、また、出国する予定の
ない者が同区域を利用することは,同区域が設
けられている趣旨からも認められない。
ただし、出入国手続の免除を除けば、乗換え
時間の有効活用、商業活動の活性化のため、乗
換えまでに時間のある通過客を対象とする「商
業エリア」を空港内に設けることに異論はな
い。
再検討要請
提案事項
管理番号
提案主体からの意見
措置の具体的内容
現行の出入国管理及び難民認定法で
は、専門的・技術的外国人労働者の受
け入れに関しては積極的に推進してい
1060010 るが、いわゆる外国人単純労働者を受
け入れるための在留資格は設けていな
い。この外国人単純労働者の在留資格
を設けて頂きたい。
提案者が考える代替措置
を講じてもなお、外国人
労働者の受入れが困難な
理由につき示されたい。
右記提案主体の意見を踏
まえ、以下の内容につき
検討し、回答されたい。
・技能実習移行対象職種
に「高齢者介護」を追加
することの適否について
示されたい。
・6次提案における貴省
の回答は「(財)国際研
修協力機構の認定を受け
れば技能実習移行対象職
種に加えることは可能で
ある。」ということで
あったが、貴省は(財)
国際研修協力機構の監督
省庁の一つであり、同機
構に対し監督責任を持つ
立場から、技能実習移行
対象職種に「高齢者介
護」を追加することの適
否について、同機構に確
認の上、その回答を示さ
れたい。
特区として国際交流を進展させる目
的で可能かどうかの再検討をお願い
致します。
右記提案主体の意見を踏
まえ検討されたい。
もちろん現在の規制の意味は理解し
ているつもりであるが、だからと
いって国民の当然の利益や、これに
付随する国の利益やイメージアップ
を無視するわけには行かない。
先ず、テロ等安全対策については警
察庁への意見に有るとおりとしま
す。
回答では、入国手続きを行わないと
何も出来ない旨の記述が見られる
が、出国ロビーには手続き後のエリ
アに立派な売店が存在する。このこ
とが、入国手続き前に経済活動を行
うことが出来る措置の可能性を示し
ている。
最後に、貴省のようにダメというの
では特区の趣旨に外れるので、「こ
の面はどうするか?」とか、貴庁の
不安な要素をより払拭するような回
答方法をお願いします。どうしたら
出来るか・・のはずです。
具体的事業の実施内容
大分臨海工業地帯において、大型工場施設を建
設する。当該工業地帯は経済発展の著しい中国を
始めとするアジア諸国市場に近接しており、用地造
成も完了している。当該用地には大型タンカーが接
岸可能であり、大分空港まで70分、大分港(大在コ
ンテナターミナル)まで2分と日本各地やアジア市場
へのアクセスが容易である。既に鉄鋼、石油化学、
電力分野等の工場が立地しており、重化学工業集
積が進んでいる。また、電力や工業用水供給体制も
整備されている。このように工業用地としての付加価
値は非常に高い。この臨海工業地帯の中に未利用
地が存在している。この工業団地の特性を最大限活
かせる大型工場施設の建設を図る。
千葉市の友好都市である中国天津市及び呉江市か
ら千葉市内の高齢者福祉施設に外国人研修及び技
能実習生を受け入れる。高齢者福祉施設では、地域
外国人技能実習生の実習移行対象職
との交流機会が多く、様々な活動を通じ、中国友好
1062010 種((財)国際研修協力機構による認定
都市との交流が発展し、経済的な活動の活性化が
職種)に「高齢者介護」を追加する。
見込まれると思われる。このような人と人が直接ふ
れあえる機会を通して、国際交流の進展を図り、社
会的、経済的効果を増大していく。
空港に隣接した「特定のエリア」の中
に、様々な「アミューズメント施設」や「く
つろぎ」・「日本文化」などの設えを整備
し、そのエリア内では経由客が限られた
1080030
日数(2∼3泊程度)を仮出入国手続及
びトランジットビザなしで、手軽に宿泊
滞在ができるように、出入国管理の規
制を緩和する。
2 / 9
このエリアは、「仮出入国手続」及び「トランジットビ
ザ」が不要であるため、①トランジット客が容易に日
本の特定エリア内でショッピングをはじめとする様々
な活動を通じ、時間の有効活用はもとより、商業活
動の活性化を目指す。②この特定エリアを日本人に
も条件付で開放し、外国に旅行したような演出を提
供し、購買意欲等を駆り立てる。等の両面から商業
等の活性化に寄与する効果を期待するものである。
一方、売り上げにかかる消費税・所得税・ホテル税な
どの税収効果も期待でき、行政としてもメリットがある
と判断している。
このエリアは、あくまでも空港に隣接したものであり、
人工的に囲われた領域を考えており、「平成版長崎
の出島」と考えてもらいたい。
※別紙説明図あり
提案理由
提案主体名
制度の所管・
関係官庁
大分臨海工業地帯の地理、地形、設備的な優位性にもか
かわらず、企業が新規工場建設候補地として中国を始めとす
るアジア諸国と比較した場合、労働力確保と人件費の面で躊
躇する実態がある。大分は地方都市であり労働力人口が都市
部ほど多くない上に、近年多数の企業が進出し、労働力の確
大分県
保が困難になりつつある。また、多くのアジア諸国に比べいわ
ゆる単純労働者の賃金は格段に高い。これらの課題を解決す
るため、一定の要件をクリアした場合に外国人単純労働者の
受け入れを可能とする。
代替措置は別紙に記載。
警察庁
法務省
厚生労働省
今後、急速に高齢化が進展する中国の友好都市より研修及
び技能実習生を受け入れることにより、わが国の先進的な介
護技術を習得し、中国における介護技術の向上に資する。20
04年度、呉江市では60歳以上の高齢者率が17.63%、同
天津市では14.7%と少子高齢化が顕著になっており、今後 千葉市花の
さらに深刻化することが見込まれる。千葉市の友好都市からも 旅団協会
高齢者福祉施設のノウハウを教えてほしいとの要望がある。
介護の分野の技術移転を図り、日中友好関係の発展に寄与
することを目的とする。また、介護、地域とのコミュニケーション
を通じ、交流活動を行い、友好関係の進展をめざす。
法務省
外務省
厚生労働省
誘致から大難産を乗り越えて我々千葉県の成田にできた国際
空港。
現在、その空港という国家的インフラを地域にとって有効利用
するまでにはまだ至っていないのでは、との考えから「仮出入
国手続」及び「トランジットビザ」の規制緩和を行い、併せて特
別商業エリアの創設により、これらを取り巻く経済環境の活性
化を目指すものである。
このことにより、特に千葉県に国際空港があることで、県民に
とって大きなメリットがあることへの再認識につながれば、との
思いも込められている。
なお、「特定のエリア」を利用する日本人に関しては、「許可」と
「チェック」、そして関税相当の「入場料」を課す必要があると考
える。
また、購入金額の上限を入場料金にリンクし、設定するような
条件も考えられる。
社団法人日
本青年会議
所 関東地
区千葉ブロッ
ク協議会
警察庁
法務省
05 法務省 非予算(特区・地域再生 再検討要請)
具体的事業を実現す
管理コード るために必要な措置
(事項名)
留学生アルバイト時
0520080 間「28時間/週」の
廃止
外国人労働者(介護
士)の在留資格要件
に関する規制緩和
0520090 外国人労働者(介護
職)の雇用・受け入れ
に関する規制緩和、
特例措置
該当法令等
出入国管理及
び難民認定法
第19条第2
項
出入国管理及
び難民認定法
第2条の2、
別表第一
再入国許可申請の手 出入国管理及
続きの緩和等につい び難民認定法
て
第26条
制度の現状
資格外活動
は、各在留資
格に定める本
来の活動を阻
害しない範囲
内で、相当と
認められる場
合に許可され
る。
我が国の介護
福祉士資格を
取得している
ことのみを
もって入国を
認めることと
はなっていな
い。
再入国の許可
については、
その効力が生
じた日から3
年を超えない
範囲内におい
て、法務大臣
がその有効期
限を定めるこ
ととなってい
る。
措置の分類 措置の内容
C
C
C
Ⅳ
措置の概要(対応策)
再検討要請
提案事項
管理番号
提案主体からの意見
・留学生はそもそも就労を
目的として入国・在留して
いるものではなく、留学生
の資格外活動に係る問題が
頻発している現状において
資格外活動許可の緩和を行
うことは困難である。ま
た、週28時間は通常の労
働者の勤務時間の約3分の
2に当たり、これ以上就労
を認めるのであれば、労働
者の受入れ問題として扱う
べきものである。
Ⅰ
・介護福祉士の受入れにつ
いては、現在、EPA交渉
において、その具体的な内
容につき現在検討中である
が、その受入れ状況等を踏
まえて今後検討を重ねる必
要がある。
Ⅰ
・現行の入管法において
は、出入国の公正な管理を
図る観点から、再入国許可
の期間は3年としていると
ころであり、これは、在留
期間が「無期限」とされる
永住者や「外交活動を行う
期間」とされる外交の在留
資格等についても同様であ
り、外国人研究者について
のみ伸長することはできな
い。
措置の具体的内容
・右記提案主体の意見を
踏まえ、外国人研究者特
有の事情を考慮し、特別
なニーズに基づき、期間
の伸長を行うことができ
ないか検討されたい。
・あるいは、永住者や外
交の在留資格等を含め期
間の伸長を行うことがで
きないか検討されたい。
提案理由
提案主体名
40時間/週のアルバイトの実現は、アジア留学生の
生活を安定化、不法就労等の誘惑から開放につな
がり、国際交流の他の取組みとあわせれば留学生
の暮らしやすい環境を実現し、宇都宮市に多く留学
生を呼び込み国際交流を進めることが可能となる。
宇都宮市中心部に設置を想定している国際留学生
センター(仮称)では規制緩和にあわせて、留学生支
援の一環としてアルバイトの斡旋、通訳派遣、中国
の3年制大学卒業生の日本4年生大学の留学支
援、地域大学への留学生の斡旋等を行うことを想定
しており、これにより宇都宮市の人的レベルでの国
際化を進めることを目指す。国際留学生センター(仮
称)については別紙参考資料参照。
アジアからの留学生は、裕福層から一般層へ学生の質が変化
しつつあり、一般層では本国以外で比較的学費の安い日本へ
の留学が大学教育を受ける数少ない機会となっている。その
ため働きつつ学ぶ以外の選択肢はなく、アルバイト時間規制
により日本での大学教育を切望しつつもその実現が一層困難
となっている。現状規制により、留学生の経済的安定の確保
は難しく、規制がむしろ不法就労化を促している側面もある。
特に、留学生の7割を占めている中国からの留学生がその影 個人
響を非常に強く受けている。国際交流の基礎は人的交流であ
るため、本提案では国際交流の実現を宇都宮のまちづくり戦
略の一つとして捉え、留学生の受け入れ窓口・運営管理を行
う、国際交流センター(仮称)を主体として規定し、アルバイトの
斡旋、地元大学での受け入れ等の仕組みとあわせて規制緩
和を行うことにより、留学目的の学生を選別し、将来の国際交
流のための良質な人材確保を目指す。
介護の分野において、外国人労働者に
対しての在留資格の規制を緩和した
い。現状の在留資格要件のなかでは介
護分野は該当していない。また、医療
1087010 の中に介護士要件もない。在留資格要
件を緩和するか特例措置により、介護
現場にて介護福祉士の国家資格だけ
でなくホームヘルパー2級以上の取得
により就労可能にする。
介護の現場において外国人労働者を雇用可能にす
る。 具体的には、現状一部しか許可のされていな
い海外からの介護士受け入れをよりたやすくする。
海外の派遣機関(公的なものが望ましい)から日本
の介護現場で働きたいという外国人に対して、最低
限の日本語の勉強とホームヘルパー2級以上の講
座を受講させ資格を取得することによって日本国内
の在留資格・就労資格を得ることが出来るようにす
る。国際交流・貢献、少子高齢化における労働者の
確保、今後の介護産業の輸出にも対応できる。
提案理由は今後も進む少子高齢化社会に対応出来得る労働
者の確保、国際交流・貢献、アジアの高齢化に対して介護産
業を輸出するための礎ということが挙げられる。 基本的には
介護士の受け入れ自体が認められていないが、特例措置とし
ては、2004年の日本・フィリピン間のFTA協定がある。しかし、
現状のFTA協定の内容では非常に狭き門であり、介護士を育
成するのに時間とコストが多大にかかるものになっている。こ
社会福祉法
の場合当初、在留資格が4年であるがその間に国家資格の取
人元気村
得、日本語をマスターする必要がある。また、その資格者も4
年制大学の出身者もしくは看護師というような条件付きでかつ
年間100名というようになっている。つまり時間・コストを含めて
制約条件が多い特例措置になっており、現場においては殆ど
運用が出来ない特例措置である。この要件を緩和することに
よって運用度の高いものにし、諸国から介護士を受け入れる
体制を整える。
外国人研究者に係る再入国許可申請
を、入国審査後、速やかに手続きが行
えるようにするとともに、外国人研究者
1088010
の再入国許可の有効期間の上限につ
いて、個別の延長申請を行うことで、5
年への延長を認める。
本市にある理化学研究所や進出企業等の外国人
研究者は、学会等への参加のため出入国する機会
が多く、また、共同研究の場合、急遽出国するケー
スも多々あり、再入国手続きを行う十分な時間もな
い状況にある。
そこで、再入国の許可申請手続きを緩和して、入国
審査の後に速やかに手続きができるようにすること
で手続きを一元化し、負担を軽減する。
また、現行の数次再入国許可の有効期間は3年間
であるが、外国人研究者の多くは5年の在留資格を
取得している。そこで、受入機関から延長が必要で
あることを証する資料の添付があれば、5年への延
長を個別に判断する。
現在規定されている留学生の労働時間
制限(週28時間)を廃止し、日本人の一
1084010 般学生と同様に週40時間労働を可能と
することにより、働きながら学ぶ留学生
を支援する。
「第3期科学技術基本計画」では、
世界一流の研究者をはじめとする優
秀な人材が活躍できるよう、「外国
人研究者の受入れの円滑化を図るた
め、出入国管理制度に係る必要な見
直しや運用改善等の推進」が明記さ
れており、総合科学技術会議でも同
様の議論がなされている。本提案
は、再入国許可の有効期間の延長が
必要である外国人研究者に対して、
受入機関よりその必要性等を証する
資料を提出することで、一律ではな
く特例として個別に延長を認めてい
ただきたいという趣旨であり、再度
のご検討をお願いしたい。
具体的事業の実施内容
3 / 9
国内外の優秀な研究者の確保は、クラスターの成長を左右す
る重要な要因の一つである。
優秀な外国人研究者の入国を促進させる場合、研究環境もさ
ることながら、研究を支える暮らしやすい生活環境の確保が重
要な要素となる。
研究上の必要から急遽出国する場合等の手続きがスムーズ 神戸市
になるように緩和措置を設けるとともに、数次再入国の有効期
間を延長させることで、外国人研究者が本来の研究活動に専
念できる環境を整え、クラスターとしての魅力を一層アップさせ
る。
制度の所管・
関係官庁
法務省
法務省
外務省
厚生労働省
法務省
05 法務省 非予算(特区・地域再生 再検討要請)
具体的事業を実現す
管理コード るために必要な措置
(事項名)
該当法令等
制度の現状
措置の分類 措置の内容
措置の概要(対応策)
再検討要請
0520100
出入国管理及
再入国許可申請手続
び難民認定法
きの緩和
第26条
0520110
「公共コンビニ」での
窓口業務の実施
戸籍法第1
条,第4条
競争の導入に
よる公共サー
ビスの改革に
関する法律第
34条第1項
沖縄県に寄港する外 出入国管理及
0520120 航客船の乗客におけ び難民認定法
る入国審査の緩和
第6条
再入国の許可
については、
その効力が生
じた日から3
年を超えない
範囲内におい
て、法務大臣
がその有効期
限を定めるこ
ととなってい
る。
戸籍事務は,
市区町村長が
管掌する。
また,競争の
導入による公
共サービスの
改革に関する
法律に基づ
き,民間業者
は戸籍謄本等
の証明書の交
付請求の受付
及び引渡しを
行うことがで
きる。
本邦に上陸し
ようとする外
国人は、入国
審査官に対し
上陸申請を
し、入国審査
を受けなけれ
ばならない。
C
D
C
Ⅰ
―
Ⅰ
・入管法において、出入国
の公正な管理を図る観点か
ら、再入国許可の期間は3
年としているところであ
り、これは、在留期間が
「無期限」とされている永
住者や「外交活動を行う期
間」とされている外交の在
留資格等についても同様で
ある。したがって、5年の
在留期間を許可されている
外国人研究者であっても、
再入国許可の有効期限を伸
長することはできない。
また、再入国許可には、有
効期限内であれば何度でも
出入国できる数次再入国許
可がある。
証明書の発行については,
競争の導入による公共サー
ビスの改革に関する法律の
要件を満たせば実現可能。
・不法滞在、不法就労を目
的とする外国人等の入国を
水際で確実に阻止するため
にも、さらなる厳格な上陸
審査等の実施が求められて
いるところであり、個々人
に対しての厳格な入国・在
留の審査が不可欠であるこ
とから、当該審査を一括し
て行うことは困難である。
提案事項
管理番号
提案主体からの意見
・右記提案主体の意見を
踏まえ、外国人研究者特
有の事情を考慮し、特別
なニーズに基づき、期間
の伸長を行うことができ
ないか検討されたい。
・あるいは、永住者や外
交の在留資格等を含め期
間の伸長を行うことがで
きないか検討されたい。
○本提案は、一律に再入国許可の期
間の延長を求めているのではなく、
延長が必要である外国人研究者に対
して、受入機関よりその必要性等を
証する資料を提出することで、特例
として個別の延長を認めていただき
たいというのが趣旨である。
○国の科学技術基本計画(H18.3.28
閣議決定)にもあるように、世界一
流の研究者をはじめとする優秀な人
材が活躍できるようにするために
は、受入れの円滑化を図る必要があ
る。このため、出入国管理制度の運
用改善策として検討をお願いした
い。
○前回は対象者を限定しない一律の
再入国許可の期間延長の提案であっ
たが、今回受入機関よりその必要性
を証する資料を提出することで、実
際に延長が必要な外国人研究者のみ
を特定した提案であり、再度検討を
お願いしたい。
・貴省の回答は「証明書
の発行については、競争
の導入による公共サービ
スの改革に関する法律の
要件を満たせば実現可
能」ということである
が、右記提案主体の意見
を踏まえ、提案主体の考
えている事業の実施内容
については本法律の要件
を満たすのか否か示され
たい。
今回提案は、パブリックコメント
「競争の導入による公共サービスの
改革に関する法律第34条の規定に
基づく省令案に対する意見の募集」
での意見対応にある「コンビニ等に
よる経由機関方式」を、庁舎併設の
コンビニに担わせるものです。現行
法対応可能の回答だが、市内複数店
舗を指定事業者として6業務実施に
活用するのではなく、庁舎併設コン
ビニを開設して多様な機能を構築す
るうちの窓口6業務となる。そのた
め事業者はプロポーザル方式により
選定する可能性が高い。窓口6業務
はプロポーザルの前提条件とする、
又は事業者決定後に業務委託契約を
結ぶことになると考えられる。こう
した契約方法が現行法で対応可能で
あるか確認します。
・右記提案主体の意見を
踏まえ検討されたい。
・また補足資料に記載し
ている代替策について可
能か否か検討し、回答さ
れたい。
今回の提案はあくまでも外航豪華ク
ルーズ客船のみに適用される特区を
目指しているもので他の外航貨物船
等の一般の船は適用されないもので
ある。大金を払って豪華クルーズ客
船で本邦へ不法滞在、不法就労目的
で入域する乗客は皆無である。実際
に沖縄県の事例では平成9年以来そ
の目的の乗客乗船は皆無である。
又、要注意人物等の把握は事前に提
出する乗客名簿を参照し、事前に審
査可能と思われる。不法滞在、不法
就労を目的とした外国人の入国を水
際で確実に阻止するには事前に提出
した乗客名簿を精査可能と思われ
る。
措置の具体的内容
○再入国許可申請の有効期間は通常
3年であるが、外国人研究者の場合、
特例措置501∼503により在留期間
が最大5年に延長されていることから、
再入国許可申請時に「再入国許可の有
効期間の延長」を可能とする。なお、申
請時に有効期間の延長を希望する場
1126010 合は、受入機関より再入国許可申請の
延長が必要であることを証する資料を
提出することで、当該有効期間の延長
(最大在留期間まで)を個別に判断する
ものとする。
○また、外国人研究者に係る再入国手
続について、日本への入国審査後あわ
せて当該申請を可能とする。
現行法では守秘義務の適用ができない
民間事業者(コンビニエンスストア)に対
して、市庁舎併設の店舗における窓口
1090010
サービスにおいて、その従事者に守秘
義務、みなし公務員としての服務の一
部を課すことを可能とする。
具体的事業の実施内容
○大型放射光施設SPring-8等における外国人研究
者の受入れ促進事業
世界最大の大型放射光施設SPring-8を擁し、先端
分野に関わる放射光研究が展開されている播磨科
学公園都市の特性を活かし、これまで外国人研究者
の受入れ促進を図ってきた。(特例措置:501∼50
3、504)
さらに再入国許可申請の見直しにより外国人研究
者の研究環境を整えることで、人材の集積を強化
し、研究開発成果の実用化や新産業創出による地
域全体の経済活性化を目指す。
市庁舎の一部にコンビニエンスストアを併設して民
間事業者との委託等の関係により窓口業務(諸証明
の受付発行等)を行う。市民の利便性向上を目的に
閉庁時間に多くの公共サービスを庁舎併設空間で
行えるようにする。具体的には店舗窓口が諸証明の
申請を預かりして、翌日市が発行して申請者希望の
時間帯に再び送達して交付を行う。今後は多くの業
務の展開を検討していく。この際に委託等の関係に
ある民間事業者に守秘義務の適用を課すものであ
る。
外航クルーズ客船が入港する際は事前に乗客名簿
沖縄県内の開港に入港する外航ク
を入手する事が可能なので入港後は船側が責任を
ルーズ客船で沖縄出港後は外国へ向
持って乗客全員の旅券を回収して一括で入国及び
1094010 かう客船の入国及び出国審査を簡素化
出国審査を行う。従来の対面審査に対してかなりの
し滞在時間の多くを観光にあてる時間
時間的制約が緩和され乗客の観光時間が最大限確
的余裕を持たせる
保できる
4 / 9
提案理由
○播磨科学公園都市では外国人研究者が特区の特例措置を
活用し、最大5年間の在留期間を利用して研究プロジェクト等
に参加している。研究内容によっては海外の研究機関や学会
等への出張も多く、頻繁に再入国を繰り返すが、再入国許可
申請ではその有効期間は通常最大3年であり、在留期間中に
再度申請を行わなければならない。
○「特定研究活動」の場合、在留期間と再入国許可の有効期
間に差があること、また申請にあたり手数料等も発生すること
から、再入国許可の延長を行うことにより研究者の負担を軽
減したい。
なお、再入国許可申請時に有効期間の延長を希望する場合
は、延長が必要であることを証する資料(受入機関からの在籍
証明、必要性を示す資料等)をあわせて提出することで、個別
に判断するものとする。
○また、外国人研究者は在留期間中、再入国を繰り返すこと
が多いことから、入国審査後あわせて当該申請を可能とする。
提案主体名
兵庫県、た
つの市、上
郡町、佐用
町
制度の所管・
関係官庁
法務省
市役所の使いやすさ便利さを見直し、同時に収益的効果も図
るべく「公共コンビニ」の開設を検討している。庁舎の一部に設
置することで、サービス力を補完し合い高めることをねらう。民
間の蓄積したスキルを活用してより市民満足度の高い公共
サービスの提供を行うことを目指している。公共サービスを
ニーズの多様性に応じて提供するため、限定した「公共コンビ 豊明市
ニ」の条件下で行えるようにする。「公共コンビニ」によって、民
間も集客動機を創出し、公共空間の有効活用という行政改革
との連動で互いに経済的な波及効果も期待できる。今後の高
齢社会対応や防災非常時の市との協働的な対応力の向上等
多面的な構想展開を行う。
総務省
法務省
現在の審査方法では乗客全員を対面して審査を行うため入国
で約2時間、出国審査で1.5時間を要するためにせっかくの
観光が時間的にかなり 制約されているので乗客からのクレー
ムが多発している。又、別添にもあるようにクルーズ客船の乗
客が寄港地で消費する買い物等でかなりの経済波及効果が
あるため十分な滞在時間が望まれる。クルーズ客船の乗客は
比較的裕福層が多いため過去の統計からしても不法上陸は
無い。更にほとんどのクルーズ客船は乗客の入出管理をコン 個人
ピューターで行っているため各乗客の船からの外出人数など
が正確に把握できる。クルーズ客船の乗客は航空機と違い人
数が多いために対面審査によると入国管理局職員の動員数
も増えて負担増が懸念される。沖縄県は地理的に中国や台湾
に近いためクルーズ客船特区を設ける事で更なるクルーズ客
船寄港地として誘致が可能となる。沖縄県の基幹産業である
観光で外国人観光客入域増大にもつながる。
警察庁
法務省
05 法務省 非予算(特区・地域再生 再検討要請)
具体的事業を実現す
管理コード るために必要な措置
(事項名)
該当法令等
制度の現状
出入国管理及
日本の看護師資格を
び難民認定法
取得している外国人
0520130
第7条第1項
看護師の在留資格の
第2号の基準
規制緩和
を定める省令
「医療」の在
留資格で看護
師の業務に従
事する外国人
に係る研修期
間は、看護師
の免許を受け
た後7年以内
となってい
る。
建物の区分所
有等に関する
法律第1条
土地の区分
所有について
定める規定
は,現行法令
上存しない。
建物の区分
所有等に関す
る法律第1条
は,一棟の建
物の各部分が
構造上区分さ
れており,独
立して建物の
用途に供する
ことができる
ときは,各部
分ごとに独立
の所有権の対
象とすること
を認めてい
る。
0520140 土地の区分所有
外国人研究者の永住 永住許可に関す
るガイドライン
許可要件の緩和
永住許可につ
いては、引き
続き10年以
上本邦に在留
していること
が必要とされ
るところ、外
交、社会、経
済、文化等の
分野において
我が国への貢
献があると認
められる者に
ついては当該
在留実績につ
いて5年以上
とされている
が、特区内に
おいて、特定
事業505の
要件を満た
し、その適用
を受ける場合
については、
当該在留実績
につき3年以
上とする特例
措置をとって
いる。
措置の分類 措置の内容
D
D
C
―
―
Ⅳ
措置の概要(対応策)
再検討要請
・「出入国管理及び難民認定法
第7条第1項第2号の基準を定
める省令」は、上陸の際に適用
される上陸条件のひとつであ
り、改正前に看護師の免許を取
得した者であっても、免許を受
けた後7年以内の期間中に研修
として看護師業務を行うことを
目的として上陸申請する場合に
は、改正後の基準省令が適用さ
れる。
・本年3月30日よりも前に本
邦に上陸し、研修として看護師
業務を行っている者について
は、改正前の上陸許可基準によ
り、一定の学校等を卒業後4年
以内の期間中に研修として看護
師業務を行うことを目的として
上陸を許可されたものである
が、省令改正の趣旨を踏まえ、
同人が免許取得後7年以内の期
間まで引き続き当該業務に従事
したいということであれば、在
留期間の更新等を行うことは可
能である。
一筆の土地の一部につい
ても所有権の客体とすること
が可能であり,分筆の上で登
記することもできる。したがっ
て,駐車区画ごとに駅前土地
の区分所有を認めるという本
件要望は,地権者に対して
駐車区画ごとの所有権を認
め,共同利用すべき部分の
土地は関係者の共有とし,必
要に応じてこれらを分筆登記
することによって,その目的
を達成することが可能である
と考えられる。
・特定事業505は、特定事業
が、評価委員会での評価におい
て、弊害がなければ全国展開す
ることを想定されていることか
ら、主となる特定事業の効果を
いち早く発揮させるため、他の
特定事業を促進する従属的事業
として実施しているものであ
る。したがって、主となる特定
事業が全国展開等により特定事
業でなくなった場合は、505
を適用することはできない。
・主となる特定事業について
は、特区基本方針別表1で定め
られる特定事業のうち、504
や505のような他の特定事業
を促進する付随的特定事業以外
の事業であって、かつ、505
の特区別表に掲げる他の要件を
満たすものであればよい。
・「その関連事業」とは、特区
目標達成に必要であり、かつ、
主となる特定事業の遂行に不可
欠な事業を指す。よって、特区
計画への記載のみで「その関連
事業」と位置付け、505を適
用することはできない。
・高度人材の確保、対日
投資の促進等の観点か
ら、外国人研究者や外国
人情報処理技術者に対す
る永住許可弾力化事業を
創設することができない
か検討されたい。
提案主体からの意見
提案事項
管理番号
具体的事業の実施内容
提案理由
提案主体名
制度の所管・
関係官庁
外国人看護師が医療の在留資格で看
護師としての業務に従事しようとする場
合、学校卒業後4年とされている研修
期間を、平成18年3月30日公布の一部
を改正する省令により、看護師資格の
1098010
取得後7年以内と改正された。これに伴
い、改正前に日本の看護師免許を取得
した者に対してもこの改正省令の適用
範囲を拡大し、遡って3年間の在留資格
を与えるものとする。
日本とフィリピン政府間のFTA交渉において調整中
である「フィリピン人看護師・介護士の受け入れ」構
想を視野に入れ、看護師の資格取得者1名の受け入
れを行う。受け入れを通じ、FTAモデルとして就労か
ら日常生活上の諸問題を事前に評価し、これを公表
し一つの指標とする。既にフィリピン人雇用の実績の
ある社会福祉法人可部大文字会が受け入れ施設と
なり、外国人看護師・介護士の支援に取組んでいる
内閣府認証の当該NPO法人が側面支援を行う。モ
デル事業として、受け入れを通じた地域活性を当該
地区の医療福祉人材の育成及び雇用の創出につな
げる。これを以って広島地域における人的国際交流
の契機とする。
①日本人と同じ条件で国家資格を取得した外国人看護師の水
準には遜色がない。省令が改正されたが、現行では規制があ
り、就労機会の公平性を妨げている。②相当の努力を費やし
て日本の看護師資格を取得した外国人(フィリピン人)は希少
価値ゆえ、この能力を活かす機会を与えるべきであり、我が国
においても将来を見据えて受け入れるべきである。③受け入
れを通じ、地域のFTAモデルとして就労から日常生活上の諸
問題を事前に評価し、改善しながら発展させてゆくことが可能
となる。④視察研修の拠点として活用することにより、他団体
との交流が一層促進され、地域との連携及び活性化を図るこ
とができる。
社会福祉法
人可部大文
字会、NPO
法人高齢者
医療福祉協
会
法務省
外務省
厚生労働省
1971年に土地改良法第95条3項の認可
を得てスタートし、1979年に予定の水没
防止のための盛土工事が完成したにも
かかわらず一部関係者の賛成が得ら
れず事業全体が頓挫しているJR上野
原駅南口土地改良事業の対象面積
1107010 (12817坪)を1棟の超高層マンション
に、個々の地権者の事業開始前の地
籍に応じて割り当てられるJR上野原駅
南口駅前駐車区画を区分所有されるマ
ンションの個々の居室と見なして、土地
の区分所有を特区として認定し、権利
関係を合理化し、事業の進捗をはかる
当該土地改良事業着手以前の地権者の地積を盛土
後の駐車場区画の数で表示し、土地の資産価値を
駐車場からの現金収入の形で年金化することによっ
て、 地権者に①先祖伝来の土地が収用されること
がない、②継続的現金収入が保障されるというメリッ
トを与えて区画整理事業への賛意を取り付ける。こ
れを受けて行政が①既成事実化の進行の中で複雑
化した利害関係を調整し、②土地買収に要する時間
と費用を抜本的に節減して、膠着状態にあるJR上
野原駅南口の整備を進め、①バスターミナル、②公
営駐車場、③エスカレーター・エレベーターの設置を
進め、市民生活の便利性の向上と地域活性化の突
破口を開く。
道が狭く、坂が多く、平坦地が僅少という河岸段丘特有の生活
に不便な地勢の上野原市のJR上野原駅南口には12817坪も
の土地が土地改良事業参加者の全員の同意が得られないた
めに35年間も放置され、今も打開の目途が立っていない。所
定の手続きを踏んで土地を収用するのが事態打開の正攻法
であるが、マンションに認められている区分所有を「上野原と
いう河岸段丘特有の生活に不利な地勢の下、首都圏への活
力の吸引と少子化・高齢化に見舞われている上野原に限って
特区として認める」ことは地域活性化のための最大かつ緊要
の課題である。本件は憲法に保障された財産権を公共目的の
観点から合理化するための新しい手法である。
山梨産業情
報交流ネット
ワーク 構造
改革特区・
地域再生研
究会
法務省
農林水産省
我が国への貢献が認められる外国人研究者で永住
を希望される者に対し、永住許可要件を在留実績5
年以上から3年以上に短縮することにより、関西文
化学術研究都市をはじめとする現在特区認定がされ
ている学術研究拠点等において、それぞれの研究
分野における優れた外国人研究者の早期集積と定
着化を図り、国際的知的求心力のある「国際研究開
発拠点」を形成し、国際的な競争力のある技術革新
のための「地の集積」と「知の活用」のスピードアップ
と継続化等を図る。
501∼503の全国展開に伴い、504,505は消滅する。しか
しながら、関西文化学術研究都市をはじめとする現在特区認
定がされている学術研究拠点等において強化する研究開発 京都府、大
分野においては、最先端の研究に取り組む研究者を世界から 阪府、奈良
いち早く確保していく必要があり、外国人研究者が安心して事 県
業化までを見通した研究開発を行うには、在留資格の緩和や
期間の延長などが求められるため。
措置の具体的内容
国は本来であれば、特定事業の全国
展開に伴い、特区が取り消される場合、
当該特定事業に係る付属的事業の継
続を制度化すべきであり、そのような対
応が国において図られていないことは、
不合理である。また、当該付属的事業
外国人研究者の永住許可要件を在留
には実績もあり、特定事業が全国展開 1108010 実績5年以上から3年以上に短縮する
された場合でも、学研等区域内におい
措置
ては、付属的事業の継続は必要不可欠
であり、これまで周知を行ってきた外国
人研究者に対して、合理的な説明がで
きない。法務省は改めて提案内容を検
討していただきたい。
0520150
5 / 9
法務省
05 法務省 非予算(特区・地域再生 再検討要請)
具体的事業を実現す
管理コード るために必要な措置
(事項名)
0520150
該当法令等
特定事業等に係る外
永住許可に関す
国人の永住許可弾力 るガイドライン
化事業の適用拡大
特定事業等に係る外
国人の入国申請優先 ―
処理事業
制度の現状
永住許可につ
いては、引き
続き10年以
上本邦に在留
していること
が必要とされ
るところ、外
交、社会、経
済、文化等の
分野において
我が国への貢
献があると認
められる者に
ついては当該
在留実績につ
いて5年以上
とされている
が、特区内に
おいて、特定
事業505の
要件を満た
し、その適用
を受ける場合
については、
当該在留実績
につき3年以
上とする特例
措置をとって
いる。
特区内におい
て、特定事業
504の要件
を満たし、そ
の適用を受け
て入国・在留
諸申請が行わ
れた場合は、
優先処理を行
う特例措置を
とっている。
措置の分類 措置の内容
C
C
措置の概要(対応策)
再検討要請
提案事項
管理番号
提案主体からの意見
措置の具体的内容
Ⅳ
・特定事業505は、特定事業
が、評価委員会での評価におい
て、弊害がなければ全国展開す
ることを想定されていることか
ら、主となる特定事業の効果を
いち早く発揮させるため、他の
特定事業を促進する従属的事業
として実施しているものであ
る。したがって、主となる特定
事業が全国展開等により特定事
業でなくなった場合は、505
を適用することはできない。
・主となる特定事業について
は、特区基本方針別表1で定め
られる特定事業のうち、504
や505のような他の特定事業
を促進する付随的特定事業以外
の事業であって、かつ、505
の特区別表に掲げる他の要件を
満たすものであればよい。
・「その関連事業」とは、特区
目標達成に必要であり、かつ、
主となる特定事業の遂行に不可
欠な事業を指す。よって、特区
計画への記載のみで「その関連
事業」と位置付け、505を適
用することはできない。
・高度人材の確保、対日
投資の促進等の観点か
ら、外国人研究者や外国
人情報処理技術者に対す
る永住許可弾力化事業を
創設することができない
か検討されたい。
・また、右記提案主体の
意見につき回答された
い。
貴省回答は、現行制度の説明をして
頂いているのみであり、C回答の理
由にはなっていない。今回、501∼
503が全国展開することにより505も
適用されなくなるが、これによりこ
れまで推進してきた外国人研究者の
受入れ事業が実施しにくくなるため
に、提案を行ったものである。な
お、「関連事業」という範疇に「自治
体の認める事項」としての「外国人研
究者受け入れ促進」を含め、それに
よって主たる事業と同等の事業と
し、主と従の関係を残しつつ事業を
実施していく、というのが提案の内
容であり、これが可能かどうか回答
されたい。又、「自治体の認める事
項」も当然に特区目標達成に必要で
あり、「関連事業」と同等と考える
がどうか。
特定事業等に係る外国人の永住許可
弾力化事業は、他の特定事業とあわせ
て実施されるものであり、他の特定事
業が全国展開され消滅した場合には、
その措置が実施された日をもって、本
1133030
事業は適用されなくなる。この規定を改
正し、全国展開した事業(元特定事業)
を特区計画に位置づけ、この事業を主
たる事業として、引き続き従たる特定事
業が適用されることとする。
Ⅳ
・特定事業504は、特定事
業が、評価委員会での評価に
おいて、弊害がなければ全国
展開することを想定されてい
ることから、主となる特定事
業の効果をいち早く発揮させ
るため、他の特定事業を促進
する従属的事業として実施し
ているものである。したがっ
て、主となる特定事業が全国
展開等により特定事業でなく
なった場合は、504を適用
することはできない。
・主となる特定事業について
は、特区基本方針別表1で定
められる特定事業のうち、5
04や505のような他の特
定事業を促進する付随的特定
事業以外の事業であって、か
つ、504の特区別表に掲げ
る他の要件を満たすものであ
ればよい。
・高度人材の確保、対日
投資の促進等の観点か
ら、外国人研究者や外国
人情報処理技術者に対す
る入国・在留諸申請優先
処理事業を創設すること
ができないか検討された
い。
国は本来であれば、特定事業の全国展開
に伴い、特区が取り消される場合、当該特
定事業に係る付属的事業の継続を制度化
すべきであり、そのような対応が国において
図られていないことは、不合理である。ま
外国人研究者又は当該外国人の家族が
た、当該付属的事業には実績もあり、特定
入国・在留する場合、審査を担当する入国
1108020
事業が全国展開された場合でも、学研等区
管理局が他の案件と区別して優先的、迅
域内においては、付属的事業の継続は必
速に処理する措置
要不可欠であり、これまで周知を行ってきた
外国人研究者に対して、合理的な説明がで
きない。法務省は改めて提案内容を検討し
ていただきたい。
Ⅳ
・特定事業504は、特定事
業が、評価委員会での評価に
おいて、弊害がなければ全国
展開することを想定されてい
ることから、主となる特定事
業の効果をいち早く発揮させ
るため、他の特定事業を促進
する従属的事業として実施し
ているものである。したがっ
て、主となる特定事業が全国
展開等により特定事業でなく
なった場合は、504を適用
することはできない。
・主となる特定事業について
は、特区基本方針別表1で定
められる特定事業のうち、5
04や505のような他の特
定事業を促進する付随的特定
事業以外の事業であって、か
つ、504の特区別表に掲げ
る他の要件を満たすものであ
ればよい。
・高度人材の確保、対日
投資の促進等の観点か
ら、外国人研究者や外国
人情報処理技術者に対す
る入国・在留諸申請優先
処理事業を創設すること
ができないか検討された
い。
・また、右記提案主体の
意見につき回答された
い。
貴省回答は、現行制度の説明をして頂いて
いるのみであり、C回答の理由にはなって
いない。今回、501∼503が全国展開するこ
特定事業等に係る外国人の入国・在留
とにより、本県特区計画において504が適用
諸申請優先処理事業は、他の特定事
されなくなるが、これによりこれまで推進し
業とあわせて実施されるものであり、他
てきた外国人研究者の受入れ促進が実施
の特定事業が全国展開され消滅した場
しにくくなるために、提案を行ったものであ
合には、その措置が実施された日を
る。又、貴回答の「主となる・・・ばよい。」部
1133020
もって、本事業は適用されなくなる。こ
分によると、他の特定事業を用いれば、全
の規定を改正し、全国展開した事業(元
国展開後の「外国人研究者受入れ促進事
特定事業)を特区計画に位置づけ、こ
業」に対しても、504の事業の対象になるの
の事業を主たる事業として、引き続き従
か。なお、代替措置に記載した通り「関連事
たる特定事業が適用されることとする。
業」の範疇に、「自治体の認める事項」として
の「外国人研究者受け入れ促進」を含めて
欲しいという点にも、ご回答頂きたい。
具体的事業の実施内容
提案理由
提案主体名
制度の所管・
関係官庁
現在、本県は「あいち・なごやモノづくり研究開発特
区」を実施しており、特例措置501∼503及び505を適
用している。事業の実施主体においても、外国人研
究者受入れ促進事業に伴って505を実施している。
このため、外国人の永住許可弾力化事業における
主たる事業として、従来特定事業であった事業(例え
ば、外国人研究者導入促進事業)を特区計画の地
方公共団体が特に必要と認める事項に位置づけた
場合に限り、対象とする。
特例措置501∼503の全国展開により、外国人研究者受入れ
促進事業が行いやすくなった反面、特例措置でなくなるため、
従たる特例措置505の適用が受けられなくなる。全国展開され
ることにより、事業主体が不便になることは、規制改革の観点
から望ましいことではない。特区計画で位置づけられているの
であれば、引き続き永住許可における在留実績の5→3年の短
縮が受けられることを希望する。
代替措置
評価委員会で505は全国展開はなじまないとされているが、当 愛知県
該特例措置を全国展開しなくても、全国展開した501∼503等
の特例措置を用いる場合においては特例を認めることとする。
また、認定申請マニュアルでは、「特定事業またはその関連
事業の遂行」の際はこの特例事業が用いることができること
から、全国展開後の501∼503の事業を特区計画の「9.」に記入
し、同等の効果が得られるようにする。
【別紙あり】
法務省
上記事業の実施と併わせ、当該学術研究拠点等で
研究・経営活動を行う外国人研究者等の入国・在留
諸申請を優先的に処理することにより、関西学術研
究都市をはじめとする現在特区認定がされている学
術研究拠点等において、それぞれの研究分野にお
ける優れた外国人研究者の集積を図り、国際的知
的求心力のある「国際研究開発拠点」を形成し、国
際的な競争力のある技術革新のための「地の集積」
と「知の活用」のスピードアップ等を図る。
501∼503の全国展開に伴い、504,505は消滅する。しか
しながら、関西文化学術研究都市をはじめとする現在特区認
定がされている学術研究拠点等において強化する研究開発
京都府、大
分野においては、最先端の研究に取り組む研究者を世界から
阪府、奈良
いち早く確保していく必要があり、外国人研究者が安心して事
県
業化までを見通した研究開発を行うには、在留資格の緩和や
期間の延長などに伴う手続き等をスピーディに行う必要がある
ため。
法務省
現在、本県は「あいち・なごやモノづくり研究開発特
区」及び「国際自動車特区」を実施しており、特例措
置501∼503及び504を適用している。事業の実施主
体においても、外国人研究者受入れ促進事業に伴っ
て実施している504は好評であり、ニーズが高い。
このため、外国人の入国・在留諸申請優先処理事業
における主たる事業として、従来特定事業であった
事業(例えば、外国人研究者導入促進事業)を特区
計画の地方公共団体が特に必要と認める事項に位
置づけた場合に限り、対象とする。
特例措置501∼503の全国展開により、外国人研究者受入れ
促進事業が行いやすくなった反面、特例措置でなくなるため、
従たる特例措置504の適用が受けられなくなる。全国展開され
ることにより、事業主体が不便になることは、規制改革の観点
から望ましいことではない。特区計画で位置づけられているの
であれば、引き続き優先処理が受けられるようにしていただき
たい。
代替措置
評価委員会で504は全国展開はなじまないとされているが、当 愛知県
該特例措置を全国展開しなくても、全国展開した501∼503等
の特例措置を用いる場合においては特例を認めることとする。
また、構造改革特区認定申請マニュアルでは、「特定事業また
はその関連事業の遂行」の際はこの特例事業が用いること
ができるということから、全国展開後の501∼503の事業を特区
計画の「9.」に記入することで、同等の効果が得られるようにす
る。
【別紙あり】
法務省
0520160
特定事業等に係る外
国人の入国・在留諸
―
申請優先処理事業の
適用拡大
特区内におい
て、特定事業
504の要件
を満たし、そ
の適用を受け
て入国・在留
諸申請が行わ
れた場合は、
優先処理を行
う特例措置を
とっている。
C
6 / 9
05 法務省 非予算(特区・地域再生 再検討要請)
具体的事業を実現す
管理コード るために必要な措置
(事項名)
該当法令等
出入国管理及び
播州織産地における 難民認定法第2
条の2第3項
外国人研修・技能実
出入国管理及び
習(職種:織布運転) 難民認定法施行
の滞在期間の延長
規則第3条、別
表第2
制度の現状
研修、実習を
合わせ、滞在
期間は3年以
内とされてい
る。
措置の分類 措置の内容
C
Ⅲ
措置の概要(対応策)
・研修と技能実習を合わせて
最長3年間の滞在が認められ
るが、これは平成9年に各方
面等からの要望によって、最
長2年間であったものを最長
3年間に延長した経緯があ
る。
一方、低賃金労働力としての
研修制度の悪用事案など問題
が払拭されない現状が依然と
してあり、現行以上に滞在期
間の延長を認めることは適当
でない。
再検討要請
右記提案主体の意見を踏
まえ、研修、技能実習の
うち研修、実習内容に鑑
み、技術の習得に係る期
間が長期化するもの等に
限り、延長を認めること
ができないか検討された
い。
提案事項
管理番号
提案主体からの意見
措置の具体的内容
技能実習生の給与水準は高いとはいえな
いが、業界関係者は、研修の効果が最大
諸外国の青年労働者等を一定期間、日
限に発揮できる受入体制の整備に努め、
本の産業界に受け入れて、産業上の技
又、日常生活において親身になった世話
術、技能、知識等を修得してもらう仕組
を行っており、実習生の満足度は高い。
みとして、「外国人研修・技能実習制
なお派遣元企業は、技能実習生が地元中
度」がある。
国企業の織物工程の責任者となることを
播州織業界では産地組合が織布運転
期待しているが、現行の製織準備工程を
習得しただけでは、中国でその成果を効 1122170 の職種の研修生を受け入れているが、
果的に活かせることは難しい。やはり、
その期間を3年間から5年間に延長す
織物製造のメインは製織であり、その技
る。
能の習得があって初めて同工程の研修成
※在留資格「研修」(1年)+在留資格
果が活かされる。両工程を習得した実習
「特定活動(技能実習)」(最長2年)
生は、地元中国企業の織物部門の責任者
→在留資格「研修」(1年)+在留資格
として期待される人材となる。真に期待
「特定活動(技能実習)」(最長4年)
される技能実習こそが、日中両国の親善
の橋渡しになると考える。
具体的事業の実施内容
提案理由
提案主体名
・近年、播州織業界では、これまでのタペット織機からドビー織
機、ジャカード織機等複雑な模様の織れる高度な織機の導入
播州織産地はわが国最大の先染め織物産地である が進んでおり、製織機械技術の修得には従来より多くの期間
が、従業者の高齢化や後継者不足等から経営者は が必要となっている。
将来に希望が得られず、経営意欲を失い廃業する そのため、これまでの3年間(実習期間2年間)の期間では、こ
企業が後を絶たず、産地活力の低下が著しい。業界 れらの技術・技能を完全に修得するのは困難である。
では新商品の開発や展示商談会を開催する等各種 一方、産地の活性化のためには、播州織産地の企業への受
の対策を講じているが、若く意欲的な外国人研修生 け入れは不可欠であるが、同産地の企業は家内労働に依存
兵庫県
の産地企業への積極的な受け入れを促進し、企業 する零細企業が大半(従業員数5人以下の企業が9割以上)
の活性化、ひいては産地の活性化を図る。
であり、研修生を受け入れるには、現在の3年間の期間ではコ
(現在、協同組合播州織総合準備センターが受入機 スト負担が大きすぎ、研修生の受け入れが進まない主因と
関となって、平成16年度から毎年度3名の中国人研 なっている。
修生を受け入れ、同センターが研修・実習を行ってい ・研修生の送り元企業(中国の企業)から高品質の織物づくり
る。)
を目指すため、職場のリーダーとしてある程度、織布工程全般
を管理できる人材を養成したいという要望があるが、そのため
には3年間の期間での養成は難しい。
制度の所管・
関係官庁
法務省
厚生労働省
0520170
出入国管理及び
難民認定法第2
外国人研修生(技能実 条の2第3項
習生)の在留期間の 出入国管理及び
難民認定法施行
延長
規則第3条、別
表第2
在留資格「特定活動」
として許容される活動
を拡充し、外国人の扶
養を受け同居するも
のであって、自己の収
入を得て生活すること
0520180
ができない親及び外
国人の扶養を受ける
配偶者の親(以下「親
等」という)が行う日常
的な活動を「特定活
動」に追加
出入国管理及
び難民認定法
第2条の2、
別表第二
研修、実習を
合わせ、滞在
期間は3年以
内とされてい
る。
特定研究活動
等の対象とな
る外国人研究
者等の親に関
する在留資格
に係る特例措
置を平成18
年度中に措置
することと
なっている。
C
C
Ⅲ
Ⅰ,Ⅲ
・研修と技能実習を合わせて
最長3年間の滞在が認められ
るが、これは平成9年に各方
面等からの要望によって、最
長2年間であったものを最長
3年間に延長した経緯があ
る。
一方、低賃金労働力としての
研修制度の悪用事案など問題
が払拭されない現状が依然と
してあり、現行以上に滞在期
間の延長を認めることは適当
でない。
・特定研究活動等について
は、特に高度な専門性を有
する人材として、これらの
ものの入国を促進するた
め、その親の入国を認める
ための特例措置をとるもの
であるところ、その目的に
鑑み、この措置を一般化す
るのは適当ではない。な
お、人道上の事情が認めら
れる者については、その入
国を特別に認める措置をと
ることが可能である。
右記提案主体の意見を踏
まえ、研修、技能実習の
うち研修、実習内容に鑑
み、技術の習得に係る期
間が長期化するもの等に
限り、延長を認めること
ができないか検討された
い。
本制度では技能実習終了時に技能検定3級の取得が目標と
なっているが、実際にはほとんど受検されておらず、現在厚生
労働省で策定中の第8次職業能力開発計画においても外国人
研修・技能実習生の成果の検証とさらに高度な技能の習得の
「高度技能修得支援特区」
平成9年の技能実習期間の延長では技
必要性が指摘されている。
途上国の労働者の技術・技能習得を支
現在、外国人研修・技能実習制度で計3年の在留が
能習得に不十分な分野があると判断して提
本提案は、技能検定3級を技能実習延長の要件とすることで
援する仕組みである「外国人研修・技能 認められているが、これを、技能検定3級取得者を
案をした。また、全業種について、技能検定
技能検定取得を促進するとともに、日本一のモノづくりの集積
実習制度」は、在留期間が最大3年間 対象に2年延長して最高5年までの滞在を可能にす
3級の受検のインセンティブを高め、技能習
地である本県の物的・人的資源を活かして、高度な技能習得
得を促進することを目指しており、本来の母
(研修1年、技能実習2年)までと決めら る。
1133010
を支援するものである。
愛知県
国での技能移転に寄与するものと考える。
れている。この在留期間を、技能検定3 日本一を誇る本県のモノづくり産業の人的・物的資
本県では、中国をはじめアジア地域に996企業・1,589拠点が
また、今回の特区の特例が認められると、
級取得を前提として、高度技能を習得 源を活かし、外国人技能実習生の高度技能習得を
進出しており、アジアとの経済的結び付きが強まっている。ま
県としても本制度の適正利用について指導
することを目的にさらに2年延長し、計5 図るとともに、本県とアジア諸地域との経済パート
た、県では、アジアの諸地域と貿易・投資・人材育成など幅広
を実施することが可能になり、問題事例を
ナーシップ構築のインセンティブの一つとして活用す
年の滞在を可能にする。
い分野でインセンティブを与えあい相互に発展していく経済
減少させることができる。
る。
パートナーシップの構築を政策の指針の一つとして掲げてお
り、本提案もそのインセンティブの一つとしての活用を期待して
いるものである。
右記提案主体の意見を踏
まえ、高度人材の確保、
対日投資の促進等の観点
から、高度人材等の扶養
を受ける親に限り認める
ことができないか検討さ
れたい。
提案は、高度な専門性を有する人材
の入国促進と同様、政府が推進する
対日投資の拡大(今後5年間で対GDP
比倍増)という国策方針を踏まえ、
対日投資にあたり入国を要する人材
(「投資・経営」等)の入国促進を
目的としたものである。特に、わが
国と同様に子が親を扶養する例が多
い東アジア諸国をはじめ、諸外国か
ら対日投資を行おうとする外国人の
円滑な入国を促進するためには、
「投資・経営」等の在留資格をもっ
て入国する者の「扶養を受け同居す
るものであって、自己の収入を得て
生活することが出来ない親、及び外
国人の扶養を受ける配偶者の親」の
入国を特例措置として告示で認める
よう提案したものであり、一般化を
求めたものではない。
外国・外資系企業が日本に立地及び定着を目指す
外国・外資系企業の経営者や従業員が
場合、外国人経営者または従業員の安定的・継続
親等を扶養し同居が必要な場合に、親
的な生活環境の確保が重要なポイントの一つであ
等が在留資格「特定活動」で入国できる
る。
ようにする。
そこで、自己で収入を得て生活することができない親
具体的には、外国人(「投資・経営」、
等を、外国人の在留資格に応じた期間安心して扶養
1125010 「研究」、「技術」、「人文知識・国際業
し一緒に暮らせるように措置するため、一定の条件
務」の在留資格を有する者に限る)の扶
の下、親等の活動を在留資格「特定活動」として許容
養を受け同居するものであって、自己
される活動に指定することにより、対内投資の促進
の収入を得て生活することができない
及び外国・外資系企業の立地促進を図り、国内既存
親等が行う日常的な活動を「特定活動」
産業の活性化・高度化、新産業の創出、雇用の確保
として許容される活動に加える。
の推進を図る。
7 / 9
提案理由:
外国・外資系企業の立地促進により国内既存産業の活性化・
高度化、新産業の創出、雇用の確保を推進するためには、外
国人経営者または従業員が安定的・継続的に家族と一緒に
生活できる環境が必要である。
これらの外国人には、自己で収入を得て生活することができな
い親等と一緒に生活する必要がある者もおり、親等も含めた
家族の生活環境の確保を図ることが重要である。
兵庫県、神
この特例措置により、対日投資を積極的に推進している自治
戸市
体として、外国・外資系企業の進出をサポートするワンストップ
サービスの提供や財政的優遇措置に加え、ベストな生活環境
をも提供し、より一層魅力的な投資先とし、外国からの投資を
獲得していくことにつなげていく。
代替措置:
特例の対象となる地域は、税の減免・補助金・低利融資など
のインセンティブを設けており、自治体が特に対内投資を促進
する地域として指定していること。
法務省
厚生労働省
法務省
05 法務省 非予算(特区・地域再生 再検討要請)
具体的事業を実現す
管理コード るために必要な措置
(事項名)
0520190
外国人研究者の配偶
者に対する就労制限
(週28時間以内)の緩
和
該当法令等
出入国管理及
び難民認定法
第19条第2
項
制度の現状
資格外活動
は、各在留資
格に定める本
来の活動を阻
害しない範囲
内で、相当と
認められる場
合に許可され
る。
不動産登記制
度は,不動産
の表示及び不
動産に関する
権利を公示
し,国民の権
環境優先の新生都市
利の保全を図
住宅地まちづくりモデ
り,取引の安
ル事業
全とその円滑
(「ご近所パワー」によ 不動産登記法第 化に資するこ
0520200
る政府未使用地利用 1条及び第3条 とを目的として
開発「ご近所さん事業
おり,登記す
構想」)
ることができる
権利は,不動
産を目的とす
る所有権,担
保権,地上権
等の権利に限
定されてい
る。
0520210 外国人起業家特区
出入国管理及
び難民認定法
第2条の2第
3項
出入国管理及
び難民認定法
施行規則第3
条、別表第2
刑務所の給食の民間
0520220 委託に伴う受刑者労 なし
働の活用
外国人の適正
な在留管理を
図ることを目
的として、最
長3年の一定
期間ごとに外
国人の在留中
の活動状況等
を確認し、引
き続き在留を
認めることの
可否を決定す
る仕組みと
なっている。
法規定なし
措置の分類 措置の内容
C
C
C
E
措置の概要(対応策)
再検討要請
提案事項
管理番号
提案主体からの意見
Ⅳ
・「家族滞在」の在留資格
については、一定の在留資
格をもって本邦に在留する
外国人の扶養を受ける配偶
者及び子として行う、日常
的な活動が認められている
のみであり、報酬を受ける
活動を行うことは認められ
ておらず、資格外活動の許
可は、本来の活動の遂行を
阻害しない範囲において認 右記提案主体の意見につ
めているに過ぎない。
き検討し、回答された
週40時間の就労であれ い。
ば、通常の労働者の勤務時
間と変わらず、就労がその
活動内容ということができ
る。従って、就労すること
を主たる目的として活動す
るのであれば、「家族滞
在」の在留資格には該当せ
ず、当該活動に該当する在
留資格への変更が必要であ
る。
○本提案は、外国人研究者の在留期
間が延長されたことから、長期に滞
在する配偶者についても積極的な社
会参加が図れるようにするため、事
業主体より規定の就労時間(週28時
間)の延長について、その必要性に
関する資料を提出することで、特例
として就労時間の延長を認めていた
だきたいというのが趣旨である。
○国の科学技術基本計画(H18.3.28
閣議決定)にもあるように、世界の
優秀な人材が活躍できるようにする
には、研究環境のみならず生活環境
面についての支援も重要である。こ
のため、外国人研究者の配偶者の生
活環境面に関する改善策として検討
をお願いしたい。
○前回は対象者を限定しない一律の
就労時間の緩和を求めていたが、今
回事業主体よりその必要性に関する
資料を提出することで、実際に緩和
を必要とする外国人研究者の配偶者
のみを特定した提案であり、再度検
討をお願いしたい。
Ⅰ
不動産登記制度は,不動産
を目的とする不動産登記法
第3条に規定する権利(所有
権,担保権,地上権等)を公
示することを目的とする制度
であるところ,建築基準法に
基づく建ぺい率及び容積率
は,行政規制を目的とするも
のであり,不動産を目的とす 右記提案主体の意見を踏
る権利ではないことから,不 まえ、検討し、回答され
動産登記制度には馴染まな たい。
い。
実体法上,この建ぺい率及
び容積率を自由に譲渡し,ま
た担保権の目的とすることを
可能とした上で,これを公示
することについては,当該行
政規制の枠組の中で検討す
るのが相当と考える。
国有地は国民並びに練馬区民の財産であ
る。練馬区内における高価格な地価は、既
に、区民が安心・安全で良好な生活環境確
保を阻害するものとなっている。生活者の
視点にたったまちづくりを行う事は、現行の
不動産登記制度の中ではもはや限界点に
達している。練馬区主導の基「ご近所パ
ワー」を結集したまちづくりを行うためには
現行法の枠組では対応しきれない段階に
ある。現行法上の枠組から脱却することに
より、練馬区民による練馬区民の為のまち
づくりが飛躍的に進むと確信している。
Ⅰ
・外国人起業家のうち、研究
者であって、我が国で行う特
定の分野の研究成果を利用し
て当該分野に該当する研究若
しくは研究の指導と関連する
事業を自ら経営する活動を行
うものについては、すでに特
区において特定事業として在
留期間の伸長(5年)措置を
とっており、当該措置等は平
成17年度中に全国展開措置
済みである。
本年5月24日に公布された
改正入管法のうち、当該全国
展開措置に関する部分につい
ては、本年11月24日に施
行されることとなっている。
なお、上記措置は、特に高度
な専門性を有する人材として
これらの者の入国を促進する
ためのものであるところ、そ
の目的に鑑み、この措置を一
般化するのは適当でない。
在留資格「投資・経営」
の中でも特に多額の投資
を行う者については、投
資額に応じて在留期間の
伸長を認めることができ
ないか。
8次提案でのF回答「規
制改革・民間開放推進3
カ年計画に基づき、入国
後にチェックする仕組み
を整備した上で、高度な
技術や知識を有する高度
人材の範囲及び当該高度
人材の在留期間の伸長に
ついて検討し、平成18
年度中に結論を得る。」
とされていることから、
在留資格「投資・経営」
の中でも特に高度な専門
性を有する人材等につい
ても同様の取り扱いにな
ると理解してよろしい
か。
―
職員食堂の運営において
受刑者の労務を提供する刑
務作業として契約を締結す
ることは可能である。な
お,運営に際しては,受刑
者の戒護のため,国の職員
の配置が必要となる。
・提案主体の考える具体
的事業の実施内容が、現
行制度で実現可能と理解
してよいか。
・また、右記提案主体の
意見につき回答された
い。
今回の意見は刑務所の職員食堂の運
営が民間に開放される場合の障害と
なる点についての質問をしたが、給
食業務の民間への委託は実際に主管
省で検討されているのでしょうか?
受刑者労働の活用は現行法で可能と
のご回答であるが、給食業務を民間
委託する計画があっての可能という
意味か?それとも単に法律解釈で可
能とのご判断なのかお聞きしたい。
措置の具体的内容
具体的事業の実施内容
提案理由
提案主体名
○大型放射光施設SPring-8等における外国人研究
者の受入れ促進事業
○播磨科学公園都市では外国人研究者が特区の特例措置を
活用し、最大5年間の在留期間を利用して研究プロジェクト等
世界最大の大型放射光施設SPring-8を擁し、先端 に参加している。多くの外国人研究者は家族での滞在を望ん
分野に関わる放射光研究が展開されている播磨科 でいるが、長期滞在のため家族も積極的な社会活動への参加
学公園都市の特性を活かし、外国人研究者の受入 を希望されており、日本の生活における障害となっている。
兵庫県、た
れ促進を図ってきた。(特例措置:501∼503、50 そこで、「特定家族滞在活動」の資格を持つ外国人研究者の
つの市、上
4)
配偶者についても、基本的に就労が認められていない「留学」
郡町、佐用
さらに外国人研究者の配偶者の就労制限を緩和 の在留資格と同様、個別の判断により週40時間までの就労
町
し、社会活動への積極的な参加を可能とすることで、 時間の緩和を図ることで積極的な社会活動への参加を可能と
家族での滞在がしやすくなり、より魅力的な研究環 したい。
境の提供が可能となる。
○なお、就労制限の緩和にあたっては、事業主体が就労時間
これにより、優秀な人材の集積を図り、研究開発成 の延長を求める場合にのみ限定し、その必要性に関する資料
必要性に関する資料をあわせて提出し、
果の実用化や新産業創出による地域全体の経済活 をあわせて提出する。
個別に判断を行うものとする。
性化を目指す。
○「特定家族滞在活動」の在留資格に
該当する外国人研究者の配偶者は、就
労する場合、資格外活動許可申請を行
えば就労可能であるが、その就労時間
に制限(週28時間以内)がある。そこ
で、「特定家族滞在活動」の在留資格を
持つ配偶者については、就労時間の制
1126020 限を週40時間まで(現行:外国人留学
生の長期休暇期間、インターシップ活
動期間等)に緩和したい。
○なお、就労制限の緩和を行うにあ
たっては、申請の際に事業主体よりその
練馬区では政府未使用地等未利用地
練馬区は、「環境まちづくり事業本部の使命と取り組
が虫食い状態となっているが、地価が
み」や「経営方針」に基づき、環境への配慮を基点に
高価格である為、区民個人の購買意欲
したまちづくりを組織的に推進するため「環境まちづ
は減退しており、まちづくり・防災対策
くり事業本部」を平成17年4月に立ち上げた。「環境
への足枷となっている。措置として①土
清掃部」「都市整備部」「土木部」の3部、平成18年度
地の権利を建ぺい率・容積率に分離。
からは「まちづくり調整担当部」が加わっている。当
その分離した権利を明らかにするため
1136010
事業においては、都市部における狭小の虫食いの
の登記制度の活用。②土地:区民にP
代物弁済の土地、点在する物納物件を、PAや緑地
Aや緑地専用用地として売却③平面利
等に利用し、まちづくり、まちの景観づくりの拠点に、
用している土地の容積率を空中権とし
又、まちかどの防災の拠点等への利用を図り、これ
てマンション等立替需要者に売却④土
らを有効に利用することを目的とする。練馬区と供
地(政府未使用地等)は入札を通じて優
に、環境優先の新生都市住宅地まちづくりモデル事
先順位を付け売却(近隣住民・周辺住
業提案を行う。(別様参照)
民・区民・区・一般)できるようにする。
従来のまちづくりは、現行法の地区計画で行われている。最
低10年はかかる覚悟が必要となる。しかし、現段階の都市
部、練馬区における「まちづくり、まちの景観づくり、又、まちか
どの防災の拠点づくり」は地区計画程度の狭いエリアでは解
決出来ない課題をかかえている。①高額な地価②細分化され
すずしろ事
続ける住宅地③老朽化した街区道路④住民の高齢化。練馬
業協同組合
区は区民が快適に暮らせるように、みどり豊かで環境と共生
する生活しやすいまちづくりを進めている。練馬区の調整権の
基、練馬区全体の環境を保全しつつ、練馬区全域を1括りとし
て捉え、モデル事業としてスタートしなければ対応することが
出来ない。(別様参照)
制度の所管・
関係官庁
法務省
法務省
財務省
国土交通省
わが国においては、開業・起業に係る環境乃至条件はさまざ
本邦において、「出入国管理及び難民
まな形で整備されてきているが、若者の減少によって起業する 社団法人日
認定法」に既定する「投資・経営」に従 ①当該地域で起業を行なう外国人について、在留期 主体数に制約があるために、開業率が思うように伸びないと 本ニュービジ
1138030
事する、いわゆる外国人起業家につい 間を3年から5年に延長する。
いった実態がある。こうした現状を打破するためには、良質で ネス協議会
て、在留期間3年を5年に延長する。
意欲ある外国人起業家に対する優遇措置が必要である。本提 連合会
案はその一環である。
法務省
刑務所での給食が民間に委託されつつ
ある。しかし、従来は受刑者の教育の
一環で受刑者が調理業務に従事してい
たが、民間委託に伴い、看守等への給
1138120 食が受刑者労働ではなく、民間の調理
者による提供になり、看守の支払う食
事代金が高額化、また、受託側の経営
も圧迫されつつある。受刑者の調理労
働を活用する道を開いてほしい。
法務省
8 / 9
刑務所での給食が民間に委託されつつある。しか
し、従来は受刑者の教育の一環で受刑者が調理業
務に従事していたが、民間委託に伴い、看守等への
給食が受刑者労働ではなく、民間の調理者による提
供になり、看守の支払う食事代金が高額化、また、
受託側の経営も圧迫されつつある。受刑者の調理労
働を活用する道を開いてほしい。
刑務所での給食が民間に委託されつつある。しかし、従来は
受刑者の教育の一環で受刑者が調理業務に従事していた
が、民間委託に伴い、看守等への給食が受刑者労働ではな
く、民間の調理者による提供になり、看守の支払う食事代金が
高額化、また、受託側の経営も圧迫されつつある。受刑者の
調理労働を活用する道を開いてほしい。
社団法人日
本ニュービジ
ネス協議会
連合会
05 法務省 非予算(特区・地域再生 再検討要請)
具体的事業を実現す
管理コード るために必要な措置
(事項名)
0520230
該当法令等
民法第7条,
成年後見社会福祉協
第11条及び第
議会申立特区
15条第1項
制度の現状
法定後見(後
見・保佐・補
助)開始の審
判の申立人
を,本人,配
偶者,四親等
内の親族等と
定めるもので
ある。
措置の分類 措置の内容
C
I
措置の概要(対応策)
措置の具体的内容の前段について
一般の行政機関に家庭裁判所に対する
申立権を付与する規定を民法中に置くこ
ととすると,私人間の私法的な法律関係
に関する私法法規の一般法である民法
が,私人の行為能力の制限に係る行政機
関の権限等に関する公法的な規範を定め
ることとなって法制的に適当ではないた
め,平成11年の成年後見制度の改正の際
には,認知症高齢者,知的障害者及び精
神障害者の福祉に関する行政法規として
の老人福祉法,知的障害者福祉法並びに
精神保険及び精神障害者福祉に関する法
律中に市町村長の申立権に関する規定が
設けられた。社会福祉法人たる社会福祉
協議会は,社会福祉事業を行うことを目
的として社会福祉法の定めるところによ
り設立された法人で,公共性が極めて高
いことからすると,社会福祉協議会に家
庭裁判所に対する申立権を付与する規定
を民法中に置くことも,市町村長の申立
権に関する規定の場合と同様に,法制的
に困難と考えられる。
なお,平成11年の成年後見制度の法改
正を検討した法制審議会において,法定
後見開始の申立権を民間の福祉関係施設
等にまで広げることについても検討され
たが,濫用的な申立権の行使を防止しつ
つ,適切な申立権の行使を実効的に確保
するという観点から,福祉関係の行政機
関たる市町村長に限定して申立権を付与
するのが相当と考えられた経緯がある。
措置の具体的内容の後段について
申立権者たる親族から委任を受けて,
社会福祉協議会が代理して後見開始の審
判等の申立てをすることは,弁護士法第
72条に抵触しない限り,現行民法上可能
である。
司法書士法第3
条第1項第1号,
行政書士による商業・
0520240
第2号,第5号,
法人登記の実証実験
第73条第1項,
第78条第1項
司法書士会に
入会していな
い司法書士又
は司法書士法
人でない者
は,登記に関
する手続につ
いて代理する
ことはできな
い。また,違反
者には刑罰が
科される。
司法書士法第3
商業・法人登記の業 条第1項第1号,
0520250 務を行政書士に開放 第2号,第5号,
を
第73条第1項,
第78条第1項
司法書士会に
入会していな
い司法書士又
は司法書士法
人でない者
は,登記に関
する手続につ
いて代理する
ことはできな
い。また,違反
者には刑罰が
科される。
C
C
I
I
利便性の向上など国民に
とって有益な制度改革を行う
ためには,商業・法人登記業
務の実態や国民のニーズを
把握することが必要であり,
関連府省と連携して,このよ
うな実態やニーズについて調
査し,制度見直しについて検
討することとしている。
利便性の向上など国民に
とって有益な制度改革を行う
ためには,商業・法人登記業
務の実態や国民のニーズを
把握することが必要であり,
関連府省と連携して,このよ
うな実態やニーズについて調
査し,制度見直しについて検
討することとしている。
再検討要請
・介護保険制度における地域
の総合的な相談窓口や包括的
なマネジメント機能を有する
地域包括支援センターにおい
ては、約3分の1が行政から
社会福祉協議会等の民間に業
務委託されているところであ
り、社会福祉協議会は地域に
おいて「新たな公」としての
役割を担っている。
そこで、濫用的な申立権の行
使を防止しつつ、適切な申立
権を実効的に確保するという
観点から、市区町村に指定を
受けた社会福祉協議会に限
り、申立権を付与することが
できないか検討されたい。
・社会福祉協議会に申立権を
付与する規定を民法中に置く
ことが困難ということであれ
ば、市町村長の申立権に関す
る規定の場合と同様に個別法
に規定することの如何につい
て貴省の見解を示されたい。
・また、右記提案主体の意見
につき検討し、回答された
い。
・制度の見直しについて
は、受益者である国民に
対し有益な制度となるこ
とを前提に、前向きに検
討されると理解してよい
か。
・併せて、今後の検討ス
ケジュールについて示さ
れたい。
・制度の見直しについて
は、受益者である国民に
対し有益な制度となるこ
とを前提に、前向きに検
討されると理解してよい
か。
・併せて、今後の検討ス
ケジュールについて示さ
れたい。
提案事項
管理番号
提案主体からの意見
措置の具体的内容の前段について
社会福祉協議会について、私法法規の一般法
である民法中に申立権を付与する規定を置くこ
とが法制的に困難であるならば、市町村長と同
様に老人福祉法等の行政法規に置くことは可能
である。また、濫用を防止し適切な申立権の行
使を確保するために、市町村長に限定して申立
権を付与するのであれば、市町村長が濫用する
ことなく適切な社会福祉法人(社会福祉協議会)
に申立権を委任することはなんら問題が生じな
い。さらに、今回の特区の規制緩和・民間開放・
行政の効率化という主旨を鑑みると、市町村長
が限定して社会福祉協議会に申立権を委任で
きるようにすることは望ましいと考える。
措置の具体的内容の後段について
後見審判については、弁護士法第72条による事
件性がないので、代理申立を非弁護士が行って
も同条に抵触しないと考える。しかし、仮に抵触
するのであっても、法律事務の範囲は多種広範
に渡っており、全てを弁護士に専属させることは
困難である。今後増え続ける認知症高齢者等に
対して申立代理の現実的な要請が高まってお
り、費用負担の問題も含め規制緩和が必要であ
る。また、家事審判法・同規則(5条)の規定を踏
まえつつ、後見審判が非訟事件(甲類で紛争性
が希薄)であるため、弁護士法第72条の規制緩
和を求めるものである。
措置の具体的内容
現在、区市町村長に認められている法
定後見の審判の申立権を区市町村の
社会福祉協議会に拡大する。また、本
1146010 人・配偶者・四親等内の親族の委任に
基づき社会福祉協議会が親族等に代
わり法定後見の申立をできるようにす
る。
具体的事業の実施内容
「成年後見代理申立事業」を実施し、品川区社会福
祉協議会が親族等に代わって法定後見申立の審判
請求を家庭裁判所に行う。
品川区では、平成14年に品川区社会福祉協議会
に「品川成年後見センター」を設置し、成年後見制度
の普及・活用に努めてきており、当該協議会には申
立権を拡大するにたる社会的資源・環境が整ってい
る。
また、同センターにおいて、年間80∼90人の親族
申立に係る支援を行っており実務にも精通している。
さらに、法定後見申立権を当該協議会に拡大する
ことで、行政の申立権のより効率的な運営が可能と
なる。
提案理由
提案主体名
制度の所管・
関係官庁
成年後見制度創設の平成12年から5年間の法定後見申立
総数は、68,842人に過ぎず、当該制度の有効性、必要性が認
識されているにもかかわらず利用件数は少ない状況にある。
その原因として、利用の複雑さ、費用負担等が指摘されてい
る。今後、認知症高齢者等が急増すると見込まれ、成年後見
制度の早急な普及が必要である。
一方、法定後見申立は、原則として四親等内の親族等にしか
認められておらず、かつ申立先が本人の居住する家庭裁判所
に限定されているため、本人が認知症で親族が遠方に居住し
ている場合、事実上申立が不可能な事案が数多く存在してい
る。
なお、申立権の拡大を全国的に行った場合、申立の氾濫、
不正・不適格な申立も想定されるが、申立権の拡大範囲を「区
市町村の社会福祉協議会に限定する」、また「老人福祉法等
に区市町村長が認めるものとの規定を設ける」という措置をと
ることにより適切な運用が可能である。
品川区、社
会福祉法人
品川区社会
福祉協議会
法務省
厚生労働省
規制改革・民間開放推進3ヶ年計画において商業・法人登記
の行政書士への開放について「商業・法人登記の実態や国民
のニーズを把握することが必要である」とされているが、今日
に至るもその調査方法すら公表されていない。これらを把握す
る方法として、実証実験が最も迅速で且つ正確である。法的担
行政書士が受託した許認可に必要な商 京都地方法務局管内において、京都府行政書士会 保能力に関しては、行政書士にその資質が備わっていること
業・法人登記(付随業務)に関し、一定 が推薦した行政書士が、自ら受託した許認可に関 は貴室から法務省への「再検討要請」の記載とおりである。
1160010
個人
期間行政書士を代理人として行わせ
し、代理人として商業・法人登記を行うことを一定期 尚、京都府行政書士会と立命館大学大学院は、修士履修科
目として「新会社法」を中心とする「会社法Ⅰ」を設け、本年7月
る。
間試験的に実施する。
21日より開講する予定である。次に、京都における許認可の
行政書士の受託率は高く(例えば建設業に関しては60%超)
許認可に絡む商業・法人登記の必要性が高い。よって、京都
地方法務局管内において行政書士による商業・法人登記の実
証実験を求めるものである。
法務省
商業・法人の登記申請は現行において
司法書士に与えられた業務であるが、
その前提となる定款の認証は、公証人
商業・法人登記申請の前提条件となる定款作成の業務は本
の業務であるが、公証人が席を置く公
来行政書士の業務であるが、利用者である国民の目から見れ
証人役場は、司法書士法第3条第1項
ば、定款作成には申請業務の知識なくしては充分な定款は作 行政書士法
第2号に言う法務局又は地方法務局に 商業・法人登記申請を行う国民の利便性を考慮すれ
成できず定款の作成知識なくしては申請業務に遺漏が発生す 人日本行政
2000010 該当せず、行政書士法に言う官公署に ば、その低廉性から来るワンストップサ−ビスの効率
る恐れの充分にあると思っており、何故合理性の無い業務分 手続連絡協
属する。定款が電磁的記録であっても 性を充分に考慮する必要がある。
担を維持する必要があるのか可笑しいと思っている。結果的 議会
其の認証は公証人の業務であるが、法
に国民に余分な負担を負わせているものであり改善の必要は
法務省は告示をもって電子認証は司法
充分にある。
書士もできるとの見解を示したが、かよ
うに行政書士の業務と司法書士の業務
は定かでなくなっている
法務省
9 / 9
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