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Cisco Aironet 340シリーズAccess Pointの使用方法

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Cisco Aironet 340シリーズAccess Pointの使用方法
Cisco Aironet 340 シリーズ
Access Point の使用方法
の使用方法
サポート対象製品:
AIR-AP340E2C、AIR-AP340E2R、
AIR-AP341E2C、AIR-AP341E2R、
AIR-AP341S1C、AIR-AP342E2C、
AIR-AP342E2R
シスコシステムズ株式会社
URL: http://www.cisco.com/jp/
E-mail: [email protected]
〒100-0005 東京都千代田区丸の内 3-2-3 富士ビルヂング
TEL.03-5219-6000 FAX.03-5219-6010
Customer Order Number:
Text Part Number: OL-0398-01-J
このマニュアルに記載されている製品に関する仕様および情報は、予告なしに変更されることがあります。このマニュアルに記載されている
表現、情報、および推奨事項はすべて正確であると考えられますが、明示的であれ黙示的であれ、一切の保証の責任を負わないものとします。
このマニュアルに記載されている製品の使用は、すべてユーザ側の責任となります。
当該製品のソフトウェア・ライセンスおよび限定保証は、製品に同梱されている情報パケットに定められており、ここで参照することによっ
て本書に組み込まれるものとします。ソフトウェア・ライセンスまたは限定保証書が見つからない場合は、Cisco 社の担当者までご請求くだ
さい。
以下の情報は、FCC Class A 適合装置に関するものです。この装置はテスト済みであり、FCC ルールの Part 15 に基づく Class A ディジタル
装置の制限に準拠していることが確認済みです。この制限により、Class A ディジタル装置を商業環境で動作させた場合、有害な干渉が起き
ないようになっています。この装置は無線周波エネルギーを発生、使用し、また放射することもあります。取り扱い説明書に従って設置また
は使用しなかった場合には、無線通信に有害な干渉を起こすことがあります。また、この装置を住宅で使用する場合は有害な干渉を起こすこ
とがあり、ユーザ側の費用で干渉防止措置を講じなければならない場合があります。
以下の情報は、FCC Class B 適合装置に関するものです。このマニュアルで解説している装置は無線周波エネルギーを発生し、また放射する
こともあります。Cisco 社のインストレーションに関する指示に従って設置されない場合には、ラジオやテレビの受信に干渉を起こす可能性
があります。この装置はテスト済みであり、FCC ルールの Part 15 の仕様に基づく Class B ディジタル装置の制限に準拠していることが確認
済みです。この仕様は、住宅に設置した場合にこのような干渉が起きないようになっています。しかし、いかなる特定の設置条件でも干渉が
起きないことを保証するものではありません。
Cisco 社の書面による認証のない機器を変更すると、クラス A またはクラス B のディジタル装置に関する FCC 要件に準拠しなくなる恐れが
あります。そのような場合には、機器の使用権限が FCC 規定によって制限され、ラジオやテレビ通信への干渉を自己負担で解消しなければ
ならない場合があります。
装置の電源を切ることによって、装置が干渉の原因であるかどうかを判断することができます。干渉がなくなれば、Cisco 社の装置またはそ
の周辺装置が原因になっていることが考えられます。装置がラジオまたはテレビ受信に干渉する場合は、次の方法で干渉が起きないようにし
てください。
・干渉がなくなるまで、テレビまたはラジオのアンテナの向きを変えます。
・テレビまたはラジオの左右どちらかの側に装置を移動します。
・テレビまたはラジオから離れたところに装置を移動します。
・テレビまたはラジオとは別の回路にあるコンセントに装置を接続します(装置とテレビまたはラジオが、それぞれ別個のブレーカまたはヒ
ューズで制御されるようにします)。
この製品に対して Cisco 社が認定していない変更を行った場合は、FCC 認定が無効となり、さらに製品を操作するユーザの権限を失うことに
なります。
Cisco 社が採用している TCP ヘッダ圧縮機能は、UNIX オペレーティング・システムの UCB(University of California, Berkeley)のパブリ
ック・ドメイン・バージョンの一部として、UCB が開発したプログラムを最適化したものです。All rights reserved. Copyright © 1981,
Regents of the University of California.
ここに記載されている他のいかなる保証にかかわらず、すべてのマニュアルおよび上記各社のソフトウェアは、障害も含めてメ現状のままモと
して提供されます。Cisco 社および上記各社は、商品性や特定の目的への適合性、権利を侵害しないことに関する、また取り扱い、使用、ま
たは取り引きによって発生する、明示されたまたは黙示された一切の保証の責任を負わないものとします。
いかなる場合においても、Cisco 社またはその代理店は、このマニュアルの使用またはこのマニュアルを使用できないことによって発生する
制約、利益の損失、データの損失もしくは損傷など、間接的で特殊、必然的または偶発的なあらゆる損害に対して責任を負わないものとしま
す。また、Cisco 社およびその代理店は、たとえ上記のような損害の可能性を知らされたとしても、それらに対する責任は一切負わないもの
とします。
Access Registrar、AccessPath、Any to Any、AtmDirector、Browse with Me、CCDA、CCDE、CCDP、CCIE、CCNA、CCNP、CCSI、
CD-PAC、 Cisco ロゴ、Cisco Certified Internetwork Expert ロゴ、CiscoLink、Cisco Management Connection ロゴ、Cisco NetWorks ロ
ゴ、Cisco Powered Network ロゴ、Cisco Systems Capital、Cisco Systems Capital ロゴ、Cisco Systems Networking Academy、Cisco
Systems Networking Academy ロ ゴ 、 Cisco Technologies ロ ゴ 、 ConnectWay 、 Fast Step 、 FireRunner 、 Follow Me Browsing 、
FormShare、GigaStack、IGX、Intelligence in the Optical Core、Internet Quotient、IP/VC、Kernel Proxy、MGX、MultiPath Data、
MultiPath Voice 、 Natural Network Viewer 、 NetSonar 、 Network Registrar 、 Networkers ロ ゴ 、 Packet 、 PIX 、 Point and Click
Internetworking、Policy Builder、Precept、ScriptShare、Secure Script、Service Way、Shop with Me、SlideCast、SMARTnet、SVX、
The Cell 、TrafficDirector 、TransPath、 ViewRunner、 Virtual Loop Carrier System 、 Virtual Service Node、 Virtual Voice Line 、
VisionWay、VlanDirector、Voice LAN、WaRP、Wavelength Router、Wavelength Router Protocol、WebViewer、Workgroup Director、
および Workgroup Stack は、商標です。
Changing the Way We Work、Live、Play and Learn、Empowering the Internet Generation、The Internet Economy、および The New
Internet Economy は、サービス・マークです。Aironet、ASIST、BPX、Catalyst、Cisco、Cisco IOS、Cisco IOS ロゴ、Cisco Systems、
Cisco Systems ロ ゴ 、 Cisco Systems Cisco Press ロ ゴ 、 Enterprise/Solver 、 EtherChannel 、 EtherSwitch 、 FastHub 、 FastLink 、
FastPAD、FastSwitch、GeoTel、IOS、IP/TV、IPX、LightStream、LightSwitch、MICA、NetRanger、Post-Routing、Pre-Routing、
Registrar、StrataView Plus、Stratm、TeleRouter、および VCO は、米国およびその他の特定の国における Cisco Systems, Inc.の登録商標
です。本書に記載されているその他の商標はすべて、各社の所有物です。パートナという言葉を使用しても、Cisco 社とその販売代理店の提
携関係を意味するものではありません。(9912R)
Cisco Aironet 340 シリーズ Access Point の使用方法
Copyright © 2000, Cisco Systems, Inc.
All rights reserved.
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
このガイドについて このガイドについて vi
対象および範囲 vi
規則 vi
関連出版物 vi
Cisco コネクション・オンライン vi
ドキュメンテーション CD-ROM vii
第 1 章:概要 :概要 1-1
システム・コンフィギュレーション 1-2
第 2 章:セットアップ :セットアップ 2-1
インストールの前に 2-1
Cisco Aironet 340 シリーズ Access Point のインストール 2-2
ターミナル・エミュレータを使用した IP アドレスとデフォルト・ゲートウェイの割り当て 2-9
ターミナル・エミュレータを使用した Access Point の設定(オプション) 2-9
Access Point のヘルプ・ファイル用のブラウザのセットアップ 2-10
第 3 章:システム管理ページ :システム管理ページ 3-1
共通作業 3-1
AP 無線の高度設定 3-2
AP 無線のデータ暗号化 3-6
AP 無線のハードウェア 3-9
AP 無線の識別 3-13
AP 無線のポート 3-17
関連付けテーブルの高度設定 3-24
関連付けテーブルのフィルタ 3-27
関連付けテーブル 3-30
ブート・サーバのセットアップ 3-34
Cisco サービスのセットアップ 3-37
コンソール/Telnet のセットアップ 3-39
コンフィギュレーションの配信 3-42
ファームウェアの配信 3-44
イーサネットの高度設定 3-47
イーサネットのハードウェア 3-50
イーサネットの識別 3-52
イーサネットのポート 3-55
イベント・ログ 3-59
iii
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
イベント表示のセットアップ 3-62
イベント処理のセットアップ 3-65
イベント通知のセットアップ 3-69
エクスプレス・セットアップ 3-72
FTP のセットアップ 3-76
インストール・キーの管理 3-78
マップ・ウィンドウ 3-81
ネーム・サーバのセットアップ 3-84
ネットワークのポート 3-87
ルーティングのセットアップ 3-91
セキュリティのセットアップ 3-94
セットアップ 3-97
SNMP のセットアップ 3-101
ステーション 3-104
サマリ・ステータス 3-111
システム・コンフィギュレーションのセットアップ 3-114
タイム・サーバのセットアップ 3-117
ブラウザを通じてすべてのファームウェアをアップデート 3-120
ファイル・サーバからすべてのファームウェアをアップデート 3-122
ブラウザを通じて(選択的に)ファームウェアをアップデート 3-124
ファイル・サーバから(選択的に)ファームウェアをアップデート 3-126
ユーザ情報 3-129
User Manager のセットアップ 3-132
Web サーバのセットアップ 3-134
第 4 章:トップ・パネルのインディケータ
:トップ・パネルのインディケータ ・パネルのインディケータ 4-1
第 5 章:仕様、安全性、および規制について :仕様、安全性、および規制について 5-1
安全性についての検討事項 5-2
準拠の宣言 5-3
第 6 章:FAQ(よくある質問)
(よくある質問) (よくある質問) 6-1
クライアントが Access Point に接続されていることを知るには? 6-1
Access Point のセキュリティを高めるには? 6-1
SNMP マネージャが使用できるよう Access Point をセットアップするには? 6-2
Access Point に Telnet 接続するには? 6-2
ブラウザを使用して Access Point に接続するには? 6-2
iv
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータを使用して Access Point に接続するには? 6-2
Access Point の通信範囲をテストするには? 6-2
用語集
v
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
このガイドについて
このガイドは、Cisco Aironet 340 シリーズ Access Point(以下、Access Point)について説明するものです。
対象および範囲
この『Cisco Aironet 340 シリーズ Access Point の使用法』は、無線ネットワークの設定と保守を担当するネットワ
ーク管理者を対象とするものです。
規則
このガイドでは、次の規則を使用しています。
•
ページ・リンクの名前には下線を引く。
•
以下の説明は(注)と「注意」に適用される。
(注):
(注):読者に留意していただきたいことを記します。(注)には Access Point の性能の向上に役立つ情
報も記載します。
注意:
注意すべきことを記します。この状況では、ユーザの行為によって機器の損傷やデータの
注意 : 読者が注意すべきこと
注意すべきこと
消失を生じるおそれがあります。
関連出版物
次のドキュメントに、この製品の関連情報が記載されています。
•
『Quick-Start Guide:Cisco Aironet 340 シリーズ Access Point』は、Access Point のセットアップと設定の手
順について説明しています。
•
『Using the Cisco Aironet 340 シリーズ Wireless LAN Adapters』は、無線 LAN アダプタのセットアップと設
定、および Access Point との交信方法について説明しています。
Cisco コネクション・オンライン
コネクション・オンライン
Cisco コネクション・オンライン(CCO)は、シスコシステムズの主要なリアルタイムのサポート・チャネルです。
メンテナンス対象のお客様やパートナは、CCO に自己登録して追加情報およびサービスを入手できます。
CCO は毎日 24 時間対応し、さまざまな標準サービスおよび付加価値のあるサービスを弊社のお客様とビジネス・
パートナに提供します。CCO サービスには、製品情報、 製品マニュアル、ソフトウェアのアップデート、リリー
ス・ノート、テクニカル・ティップ、バグ・ナビゲータ、設定に関するメモ、カタログ、提供サービスの説明、お
よびパブリック・ファイルと許可ファイルへのダウンロード・アクセスが含まれます。
CCO は、アップデートと機能拡張が同時に実行される以下の 2 つのインターフェイスを使用して、広範なユーザに
対してサービスを提供します。World Wide Web(WWW)に常駐するテキストベースのバージョンとマルチメディ
ア・バージョン。テキストベースの CCO では、Zmodem、Kermit、Xmodem、FTP およびインターネット電子メ
ールをサポートしており、情報に対し狭帯域で瞬時にアクセスできる優れた機能をもっています。CCO の WWW バ
ージョンでは、写真、図、グラフおよびビデオ、さらに関連情報へのハイパーリンクを使用した表現に富んだ分か
り易い文書を提供します。
CCO にアクセスするには、以下のようにします。
•
WWW: http://www.cisco.com
•
WWW: http://www-europe.cisco.com
vi
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
•
WWW: http://www-china.cisco.com
•
Telnet: cco.cisco.com
•
モデム:408 526-8070(北米)、33 1 64 46 40 82(ヨーロッパ)
端末の設定値は以下のとおりです。VT100 エミュレーション、データビット:8、パリティ:なし、ストッ
プ・ビット:1、および最大 28.8kbps の接続速度。
CCO の FAQ のコピーについては、[email protected] をご覧ください。またその他の情報については、[email protected] をご覧ください。
ドキュメンテーション CD-ROM
その他のシスコ関連資料および追加資料は、製品と一緒に出荷される Cisco Aironet 340 シリーズ Documentation
CD とは別個に出荷される CD-ROM パッケージに入っています。Cisco Connection ファミリの 1 つであるドキュメ
ンテーション CD-ROM は、毎月アップデートされます。ドキュメンテーション CD-ROM のコピーを注文するには、
弊社の販売代理店にお問い合わせください。この CD-ROM パッケージは、必要時に購入することも、年間契約する
こ と も で き ま す 。 ま た 、 http://www.cisco.com 、 http://www-china.cisco.com 、 http://wwweurope.cisco.comの WWW にあるシスコ関連資料をご覧になることもできます。
WWW にある Cisco 社製品資料をご覧になっているときに、以下のようにして、WWW 上でコメントを送ることが
できます。ツールバーにある「Feedback
Feedback」をクリックし、「Documentation
Documentation」を選択してください。フォーム入
Feedback
Documentation
力を完了したら、「Submit
Submit」をクリックし、そのフォームをシスコに送信します。弊社では、皆様よりコメントを
Submit
お送りいただければ、それをより一層のサービスの向上に役立てたいと考えております。
vii
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
第 1 章:概要
Cisco Aironet 340 シリーズ Access Point は、無線 LAN のトランシーバであり、スタンドアロンの無線ネットワー
クの中心ポイントとして、あるいは無線と有線のネットワーク間の接続ポイントとして機能します。大規模なネッ
トワークをインストールした場合、無線ユーザは、複数の Access Point によって提供されるローミング機能によっ
て、施設の中を自由に移動しながらシームレスで連続したネットワークへのアクセスを確保できます。
Access Point は、ブラウザをベースにした管理システムを使用しています。システムの設定は、Access Point のフ
ァームウェアの中にある Web ページに収録されます。インターネット・ブラウザ(たとえば、Microsoft Explorer
や Netscape Navigator)を使用して Access Point のシステム設定を表示して調整できます。Access Point の
「Home」ページすなわち「Summary Status」ページを図 1-1 に示します。
図 1-1:
:「Summary Status」ページ
」ページ
各システム管理ページのタイトルが、ページ上部に赤色で示されます。Access Point に割り当てられた名前は、ペ
ージ・タイトルの左側に黒色で表示されます。Access Point の型式番号とファームウェア・バージョン番号は、
Access Point の名前とページ・タイトルの下に赤色で少し小さく表示されます。
グレーのメニュー・バーが、Access Point の名前とファームウェア・バージョン番号の下に表示されます。メニュ
ー・バーの「Home」リンクをクリックすると、「Summary Status」ページに移動できます。「Map」リンクをク
リックすると新しいブラウザ・ウィンドウが開き、システム管理ページのリストが表示されて無線ネットワーク全
体のマップにリンクできます。「Help」リンクをクリックすると新しいブラウザ・ウィンドウが開き、このユーザ
ーズ・ガイドの状況感知型オンライン・バージョンが表示されます。「Network」、「Associations」、「Setup」、
および「Logs」の各リンクをクリックすると、重要なシステム管理ページに移動します。
概要
1-1
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
システム・コンフィギュレーション
システム・コンフィギュレーション
Access Point と無線 LAN アダプタは、多様なネットワーク・システム・コンフィギュレーションで使用できます。
Access Point は、無線インフラストラクチャの中心としてスタンドアロンで使用でき、有線ネットワークへ接続す
ることも可能です。さらにリピータとして機能させて、無線通信の通信範囲を広げることもできます。最大通信範
囲は、無線インフラストラクチャの設定方法によって異なります。
無線インフラストラクチャ
無線インフラストラクチャで、Access Point はスタンドアロンのルート・ユニットとして使用されます。ルート・
ユニットは有線 LAN には接続されず、ハブとして機能し、すべてのステーションを 1 つにリンクさせます。Access
Point は、通信の中心点として動作します。これによりステーションは、直接相互に通信できる領域の中に存在しな
くても通信が可能となり、通信の有効範囲が増大することになります。図 1-2 にスタンドアロンの無線インフラス
トラクチャを示します。
Access Point
(ルート・ユニット)
ワークステーション
ワークステーション
図 1-2:スタンドアロンの無線インフラストラクチャ
:スタンドアロンの無線インフラストラクチャ
有線 LAN にアクセスするワークステーションを備えた無線インフラストラクチャ
LAN に 2 台以上の Access Point を設置することにより、マイクロセルラー・ネットワークを築くことができます。
Cisco Aironet のローミング・プロトコルにより、リモートのワークステーションは、あるマイクロセルのドメイン
から別のドメインに移動できるようになります。これは、シームレスでトランスペアレントに処理されます。ファ
イル・サーバやホストへの接続が途切れることなく維持されます。このコンフィギュレーションは、携帯ステーシ
ョンまたはモバイル・ステーションの場合に役立ち、移動(ローミング)する間も有線ネットワークに直接接続で
きるようになります。複数の Access Point やリピータを使用してインフラストラクチャを設定すると、モバイル・
ステーションの Access Point への関連付けと解除が自動的に行われ、常に最適な性能を確保できます。これはシー
ムレス・ローミングと呼ばれます。図 1-3 は、無線ユーザと有線ネットワークをリンクさせる Access Point を示し
ています。
概要
1-2
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ファイル・サーバ
有線 LAN
Aironet
Access Point
(ルート・ユニット)
Aironet
Access Point
(ルート・ユニット)
ワークステーション
ラップトップ
ラップトップ
図 1-3:有線
:有線 LAN 上の Access Point
リピータを使用した拡張インフラストラクチャ
Access Point はスタンドアロンのリピータとして設定でき、インフラストラクチャの動作範囲を拡大したり、RF を
遮る障害物に対処できます。リピータは、別のリピータ、または有線 LAN に接続された別の Access Point にパケ
ットを送信することによって、無線 LAN を装備したワークステーションやデバイスと有線 LAN との間でトラフィ
ックを転送します。データは、クライアントに対して最適なパフォーマンスを確保できる経路を通って送信されま
す。複数リピータのホップが、有線 LAN へのパス内でサポートされています。図 1-4 は、リピータとして機能する
Access Point を示しています。
ファイル・サーバ
有線 LAN
Aironet
Access Point
(ルート・ユニット)
ワークステーション
ワークステーション
Aironet
Access Point
(リピータ)
ワークステーション
図 1-4:
:Access Point をリピータとして使用した拡張インフラストラクチャ
概要
1-3
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
第 2 章:セットアップ
この章では、Access Point の初期セットアップについて説明します。この製品の、FCC の安全性に対する考慮事項
については第 5 章で説明します。
インストールの前に
Access Point をセットアップする前に、以下についてネットワークのシステム管理者に確認してください。
•
ネットワークが DHCP サーバを使用していない場合、Access Point の IP(インターネット・プロトコル)
アドレスが必要です。ネットワークが DHCP サーバを使用している場合、IP アドレスは自動的に割り当て
られます。ネットワーク上の各ステーションまたはデバイスには、一意な IP アドレスがなければなりませ
ん。IP アドレスは、たとえば次のようになります。149.23.129.229
•
Access Point の底面ラベルに記載された MAC アドレス。Access Point の MAC アドレスは、たとえば次の
ようになります。0040961234BC
•
Access Point が常駐するサブネットのゲートウェイ
(注):
(注): 柱や天井に取り付ける前に、Access Point を設定するようにしてください。シリアル・ケーブルを用い
た Access Point との通信など、いくつかの設定ステップは、Access Point に手が届かなければ難しい場合があり
ます。
インストール要件
インストールを開始する前に、次の品目が揃っていることを確認してください。
•
Cisco Aironet 340 シリーズ Access Point
•
Access Point の電源
•
Cisco Aironet 340 シリーズの CD
これらの品目がパッケージにない場合、Access Point の供給元にご連絡ください。
以下も必要になります。
•
Access Point と同じネットワークに接続されたコンピュータ
•
オス対メスでストレート型の 9 ピン・シリアル・ケーブル(DHCP サーバを使用する場合)
セットアップ
2-1
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Cisco Aironet 340 シリーズ Access Point のインストール
以下の手順に従って Access Point をインストールします。
1. アンテナを調整します。
通信範囲を最大にするため、Access Point の設置場所に関係なく、Access Point のアンテナはまっすぐ上向きか、
まっすぐ下向きにします。
Access Point をテーブルや机に置く場合は、アンテナを回して上向きになるようにします。Access Point を壁や
柱に取り付ける場合は、Access Point が横向きであっても、アンテナを回して垂直になるようにします。Access
Point を天井に取り付ける場合は、アンテナをまわして下向きになるようにします。
(注):
(注):アンテナの設定は、Access Point の型式によって異なります。
2. 有線 LAN から Access Point までをイーサネット・ケーブルで接続します。
ユニットの電源がオフになっているのを確かめてから、ネットワーク・ケーブルを接続してください。
LAN
セットアップ
2-2
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
3. 電源パックの接続
電源パックのプラグを壁のコンセントかテーブルタップに挿入し、コネクタを Access Point 背面の電源ソケッ
トに挿入します。
インディケータ
Access Point 上面の 3 つのインディケータがすべて、黄、赤、緑の順でゆっくりと点滅します。動作が正常なとき、
緑のインディケータが点滅します。インディケータが点滅ではなく連続して点灯する場合、このマニュアルの「ト
ップ・パネルのインディケータ」の説明を参照してください。
(注):
使用しない
9 に進んでください。
(注):DHCP サーバを使用
使用しない場合は、ステップ
しない
セットアップ
2-3
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
4. DHCP サーバを使用している場合、Access Point をネットワークに接続すると、サーバは自動的に IP アドレス
をその Access Point に割り当てます。Access Point のブラウザ・ベースの管理システムを使用するには、割り
当てられた IP アドレスを確認する必要があります。
DHCP サーバにアクセスできる場合、サーバを調べて Access Point に割り当てられた IP アドレスを確認できま
す。
DHCP サーバにアクセスできない場合、オス対メスでストレート型の 9 ピン・シリアル・ケーブルを使用して
コンピュータの COM1 か COM2 のポートと、Access Point 背面の RS-232 とを接続します。割り当てられた IP
アドレスがわかれば、このケーブルを取り外せます。将来 Access Point の設定のアップデートが必要になった
場合、再びケーブルが必要になります。
COM ポート
RS-232
9 ピン・シリアル・ケーブル
5. Access Point に接続されたワークステーションで、ハイパーターミナルのプログラムを開きます(ここではハイ
パーターミナルを使用していますが、Access Point と通信するターミナル・エミュレーション・プログラムはど
れでもかまいません)。次のウィンドウが表示されます。
接続の名前を入力して「OK
OK」をクリックします。
OK
セットアップ
2-4
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
6. 「電話番号」ウィンドウが表示されます。
シリアル・ケーブルが接続されているコンピュータのポートを選択します。「OK
OK」をクリックします。
OK
7. 「ポートの設定」ウィンドウが表示されます。
セットアップ
2-5
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
「ビット/秒」(ボーレート)を「9600
9600」、「データビット」を「8
8 」、「パリティ」を「なし
なし」、「ストップビッ
9600
なし
ト」を「1
1」、「フロー制御」を「Xon/Xoff
Xon/Xoff」に設定します。「OK
OK」をクリックします。
Xon/Xoff
OK
8. 「Express Setup」画面が「ハイパーターミナル」ウィンドウの中に表示されます。文字がすぐに表示されない
場合は、=
=または Enter を押します。
IP アドレスを書き留めておきます。この例では、割り当てられた IP アドレスは 149.23.129.95 になります。
ハイパーターミナルを終了します。
(注):
(注):DHCP サーバを使用している場合は、ステップ 10 に進んでください。DHCP
に進んでください。
サーバを使用している
と、Access Point の IP アドレスは自動的に割り当てられるので、ステップ 9 で説明する arp コマンドで上書きす
ることはできません。
セットアップ
2-6
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
9. arp コマンドを用いて、Access Point に IP アドレスを割り当てます。以下の手順に従います。
•
Access Point と同じネットワーク・サブネットにあるコンピュータで、「MS-DOS プロンプト」ウィンド
ウを開きます(これは通常、「スタート」メニューの「プログラム」にあります)。
•
arp -s と入力し、その後にシステム管理者から得た IP アドレスと Access Point の底面ラベルに記載された
MAC アドレスを入力します。arp コマンドの入力内容全体は、下図のようになります。
Access Point の IP
アドレス address
Access Point の底面ラ
ベルから得られる MAC
アドレス
(注):
(注):Windows 95 では、arp コマンド内の Access Point の MAC アドレスの直後にコンピュータの IP アドレ
スを入力しなければならない場合があります。「MS-DOS プロンプト」ウィンドウで arp と入力して Enter を押
すと、ユーザの Windows バージョンに対する正しいコマンド形式を確認できます。
•
Enter を押して IP アドレスをコンピュータに保存します。
•
ping と入力し、その後に arp コマンドで使用した IP アドレスを入力します。この IP アドレスは、Access
Point に割り当てられています。ping に対する Access Point の応答によって、IP アドレスが正しく割り当
てられていることを確認できます。
セットアップ
2-7
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
10. Access Point の管理ページをブラウザで表示します。
•
インターネット・ブラウザ(たとえば、Microsoft Explorer や Netscape Navigator)を開きます。
•
ブラウザのアドレス行に Access Point の IP アドレスを入力して Enter を押します。Access Point の
「Express Setup」画面が表示されます。
Access Point が起動して動作しています。Access Point のすべてのシステム管理機能の説明については、このマニ
ュアルの「システム管理ページ」の章を参照してください。
(注):
(注): Access Point をブラウザで表示する上で何らかの問題が生じるようであれば、ターミナル・エミュレー
タを使用して Access Point の IP アドレスとデフォルト・ゲートウェイを割り当てることが必要な場合もありま
す。以下の手順に従って、ターミナル・エミュレータでこれらの設定を割り当ててください。
セットアップ
2-8
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータを使用した
ターミナル ・エミュレータを使用した IP アドレスとデフォルト・
アドレスとデフォルト ・
ゲートウェイの割り当て
ターミナル・エミュレータを使用して IP アドレスとデフォルト・ゲートウェイを Access Point に割り当てることが
必要な場合、以下の手順に従います。
1. 前述のインストールの項のステップ 4~8 を完了させます。
2. 「Express Setup」画面で、ad
ad(アドレスを表す)と入力して
Enter を押します。
ad
3. ネットワーク・システム管理者から得た IP アドレスを入力して Enter を押します。
4. g(ゲートウェイを表す)と入力して Enter を押します。
5. ネットワーク・システム管理者から得たデフォルト・ゲートウェイを入力して Enter を押します。
6. ap(適用を表す)と入力して
Enter を押します。
ap
ターミナル・エミュレータを終了します。
ターミナル・エミュレータを使用した
ターミナル ・エミュレータを使用した Access Point の設定
(オプション)
ブラウザの代わりにターミナル・エミュレーション・プログラムを使用して、Access Point を設定できます。ブラ
ウザを使用してシステム管理ページにアクセスする方が、ターミナル・エミュレータを使用するよりも簡単ですが、
Microsoft のハイパーターミナルのようなプログラムを使用したい場合もあります。以下の手順に従います。
1. オス対メスでストレート型の 9 ピン・シリアル・ケーブルを用いて、コンピュータの COM1 または
COM2 のシリアル・ポートから Access Point の RS-232 ポートまでを接続します。
COM ポート
RS-232
9 ピン・シリアル・ケーブル
セットアップ
2-9
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
2. 以下の設定を基準として使用し、ターミナル・エミュレータの接続を開きます。
ビット/秒(ボーレート):9600
9600
データビット:8
8
パリティ:なし
なし
ストップビット:1
1
フロー制御:Xon/Xoff
Xon/Xoff
=を入力するか Enter を押して Access Point のホームページを表示します。Access Point が以前に設定
されていない場合、「Express Setup」ページがホームページとして表示されます。すでに Access
Point を設定している場合、ホームページは「Summary Status」ページになります。
SNMP コマンド行シェルへの切り替え
ブラウザ・ベースのシェルの代わりに、SNMP コマンド行のシェルを用いて Access Point の設定を調整することが
できます。SNMP コマンド・シェルは、「Setup」>「Cisco Services」>「Manage System Configuration」ペー
ジから取り出したコマンド・スクリプトを受け付けます。ブラウザ・シェルから SNMP コマンド行のシェルに切り
替えるには、cmd
cmd と入力して Enter を押します。Access Point の User Manager が有効な場合にコマンド行シェル
に切り替えるには、識別とファームウェアのアップデート機能を持った管理者のユーザ名とパスワードを入力する
必要があります。コマンド行のプロンプトは、次に示すように、Access Point の名前と「>」記号になります。
AccessPoint_24872D >
コマンド行シェルを使用して Access Point から値を読み取るには、値の識別子を入力して Enter を押します。たと
えば、Access Point の名前を読み取るには、sysName
sysName と入力して Enter を押します。
コマンド行シェルを使用して Access Point の値を変更するには、値の識別子、等号符号(=)、および新しい値を
入力して Enter を押します。たとえば、Access Point の名前を変更するには、次のように入力して Enter を押しま
す。
sysName = New_Name
(注):
(注) : コマンド行シェルは大文字と小文字を区別します。したがって値の識別子を入力するときは、大文字を
正しく使用するようにしてください。
値 の 識 別 子 の 全 体 リ ス ト に つ い て は 、 Cisco Aironet 340 シ リ ー ズ Access Point の MIB ( Management
Information Base)を参照してください。MIB は、Cisco 社の Web サイト(www.Cisco.com)の Technical
Support セクションから入手できます。
ブラウザ・モードに戻るには、done
done、exit
done exit、ok
exit ok または quit を入力して Enter を押します。
Access Point のヘルプ・ファイル用のブラウザのセットアップ
のヘルプ・ファイル用のブラウザのセットアップ
どの Web ブラウザでも Access Point のヘルプ・ファイルを利用できるよう、「Web Server Setup」ページ
(「Summary Status」>「Setup」>「Services/Web Server」>「Web Server Setup」)の「Default Help Root
URL」設定に、次の場所を入力してください。
file:///C:¥
file:///C: ¥Cisco_Aironet¥Help
(上記の例では C が指定されていますが、システムのどのドライブ文字でも使用できます。Cisco Aironet 340 シリ
ーズのシステム CD から、指定したドライブと場所にヘルプ・ページを忘れずにコピーしてください。)
セットアップ
2-10
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
次の図 2-1 は、コンピュータの C ドライブにヘルプ・ファイルの場所を設定した「Web Server Setup」ページを表
示しています。
図 2-1:
:「Web Server Setup」ページで
」ページで Help Root URL を設定
セットアップ
2-11
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
第 3 章:システム管理ページ
この章では、Access Point の管理システムの各ページについて説明します。ページは、アルファベット順に一覧表
示されています。各ページで説明する内容としては、ページの機能と設定、インターネット・ブラウザに表示され
たページの画面の取り込み、およびターミナル・エミュレータに表示されたページの画面の取り込みです。
共通作業
次の表 3-1 は、Access Point のセットアップや調整を実行する場合に必要となるいくつかの作業を一覧表示してい
ます。「作業」欄には各作業、「ページ」欄には各作業のシステム管理ページ、および「リンクの経路」欄には必
要なページに到達するまでのリンクの移動経路を記載しています。
表 3-1:
:Access Point のセットアップや調整のための共通作業
作業
ページ
リンクの経路
リンクの経路
認可されたネットワーク管理ユ
ーザのリストに追加
User Information
「Summary Status」>「Setup」>
「Services/Security」>「Security Setup」>「User
Information」>「User Information」
システム管理セキュリティの有
効化
User Manager Setup
「Summary Status」>「Setup」>「Cisco
Services:Security」>「Security Setup」>「User
Manager」>「User Manager Setup」
Access Point 名の入力または変 Express Setup
更
「Summary Status」>「Setup」>「Express Setup」
>「Express Setup」
Access Point の IP アドレスの
入力または変更
Express Setup
「Summary Status」>「Setup」>「Express Setup」
>「Express Setup」
Access Point の SSID の入力ま
たは変更
Express Setup
「Summary Status」>「Setup」>「Express Setup」
>「Express Setup」
SNMP コミュニティ名の入力ま Express Setup
たは変更
「Summary Status」>「Setup」>「Express Setup」
>「Express Setup」
無線性能の調整
Express Setup
「Summary Status」>「Setup」>「Express Setup」
>「Express Setup」
システムのファームウェアのア
ップデート
Cisco Services Setup
「Summary Status」>「Setup」>「Cisco Services」
>「Cisco Services Setup」
Access Point とクライアント・ Association Table
カードの関連付けをチェック
「Summary Status」>「Associations」
デバイスを Access Point に関
連付けた状態で無線リンクをテ
スト
Station
「Summary Status」>「Current Associations」>
「Association Table」>「Station’s MAC Address」>
「Station」
ネットワーク上のデバイスを
ping
Station
「Summary Status」>「Current Associations」>
「Association Table」>「Station’s MAC Address」>
「Station」
現在の無線ファームウェアのバ
ージョンを表示
AP Radio Port
「Summary Status」>「Network Ports:AP Radio」>
「AP Radio Port」
イーサネット・ポートの速度を
手動で設定
Ethernet Hardware
「Summary Status」>「Setup」>「Network
Ports:Ethernet」>「Set Properties」>「Ethernet
Hardware」
Access Point をルートからリピ Express Setup
ータに変更
システム管理ページ
「Summary Status」>「Setup」>「Express Setup」
>「Express Setup」
3-1
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
AP 無線の高度設定
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Network Ports:AP Radio/Advanced」>「AP Radio Advanced」
セキュリティ
このページを変更するには、識別と書き込みの機能を有する管理者であることが必要です。設定オプションには、
ネットワークからステーションを取り外したり、トラフィックを阻止したりできる作用があります。
図 3-1:
:「AP Radio Advanced」ページ
」ページ
概要
このページを使用して Access Point の無線ポートの動作ステータスを変更します。このページの設定オプションは、
ネットワーク問題のトラブルシューティングのために、ポート・ステータスを一時的に変更する場合に役立ちます。
設定
Requested Status
ポートの動作状態を読み取って、「up
up」または「down
down」のいずれかに設定します。
up
down
システム管理ページ
3-2
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定(続き)
設定(続き)
Current Status
無線ポートの現在のステータス(「up」または「down」)を表示します。このフィールドは「error」も表示
します。これは、ポートは動作しているがエラー状態であることを示します。
Packet Forwarding
ポートの転送機能を読み取って、「Enabled」または「Disabled」のいずれかに設定します。「Disabled」の
場合、データはイーサネットと無線の間で移動しません。「Enabled」の場合、状態は「Forwarding State」
の設定によって決まります。
Forwarding State
即時の動作状態を読み取って、次の可能な 7 つの状態に設定します。
Unknown
状態を決定できません。
Disabled
転送機能は無効になります。
Blocking
ポートは送信を阻止しています。これはステーションが 1 台も関連付けされていない状態です。
Listening
この設定は、無線ブリッジにのみ適用され、Access Point には適用されません。
Learning
この設定は、無線ブリッジにのみ適用され、Access Point には適用されません。
Forwarding
ポートが動作し、パケットを転送しています。これはデフォルトの設定です。
Broken
この状態は無線の障害を通知するものです。
Role in Radio Network
プルダウン・メニューに、このポートの役割として次の 3 つの選択肢が一覧表示されます。
Access Point/Root
イーサネット・ネットワークを無線のクライアント・ステーションに接続する無線 LAN トランシーバ
Repeater/Non-Root
クライアントと別の Access Point 間のデータを転送するステーション(通常は Access Point)。この
設定は、イーサネット・ネットワークに接続されていない Access Point について使用します。
Client/Non-root
Access Point に無線で接続されるステーション。この設定は、Access Point を別の Access Point の診
断用として使用する場合に役立ちます。
Use Cisco Aironet Extensions
「yes
yes」か「no
no」で
Cisco Aironet 802.11 の拡張機能を使用するか選択します。この拡張機能により、関連付け
yes
no
られたクライアントの機能を認識する Access Point の能力が向上します。
システム管理ページ
3-3
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定(続き)
設定(続き)
Ethernet Encapsulation Transform
802.1H または RFC1042 を選択してイーサネットのカプセル化のタイプを設定します。802.3 パケットでない
データ・パケットは、802.1H または RFC1042 を介して 802.3 にフォーマットする必要があります。Cisco
Aironet 機器は、最適パフォーマンスが得られるため 802.1H を使用しています。ただし、その他多くの無線機
器の製造元は、RFC1042 を使用しています。Cisco Aironet 機器と Cisco Aironet 以外の機器との相互運用性を
確保するには、RFC1042 を選択します。
802.1H
このデフォルト設定により、Cisco Aironet 無線製品の最適パフォーマンスが得られます。
RFC1042
この設定を使用すると、Cisco Aironet 以外の無線機器との相互運用性が確保されます。RFC1042 では、
802.1H のパフォーマンス上の利点は得られませんが、その他の無線機器の製造元はこれをよく使用し
ています。
Accept Authentication Types
「Open
Open」か「Shared
Shared Key」、または両方を選択して、Access
Point が認識する認証を設定します。
Open
Key
Open
このデフォルト設定により、いずれのデバイスも、WEP キーとは関係なく認証され関連付けを試みる
ことができます。
Shared Key
この設定は、Access Point に関連付けを試みるいずれのデバイスについても、プレーンテキストの共有
キーの照会を送出するよう、Access Point に指示します。ただし、この照会によって、侵入者からの既
知のテキスト攻撃に対して Access Point は無防備になるため、「Open」設定のように安全ではありま
せん。
Radio Modulation
プルダウン・メニューで、無線伝送のタイプについて次のいずれかを選択できます。
Standard
このデフォルト設定は、最新の 802.11 規格です。
MOK
MOK 変調は、IEEE が高速 802.11 規格を完成する前に使われていました。
Radio Preamble
プルダウン・メニューで、長短いずれかの無線プリアンブルを選択できます。
Long
長いプリアンブルは、Access Point とすべての Cisco Aironet Wireless LAN Adapter 初期モデル
(PC4800、PC4800A、および PC4800B)との互換性を確保するものです。
Short
短いプリアンブルは、スループットのパフォーマンスを改善するものです。Cisco Aironet の 340 シリ
ーズ Wireless LAN Adapter は、短いプリアンブルをサポートしています。Cisco Aironet の Wireless
LAN Adapter 初期モデル(PC4800 と PC4800A)は、長いプリアンブルを必要とします。
Restore Defaults
これをクリックすると、このページのすべての設定が工場デフォルト設定に戻ります。
システム管理ページ
3-4
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
アクション・ボタン
アクション・ボタン
この 4 つのアクション・ボタンのセットにより設定をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで
JavaScript が有効であれば、これらのボタン(「Cancel
Cancel」は除く)をクリックすると確認ポップアップが表示
Cancel
されます。
Apply
新しい設定値を入力した後、「Apply
Apply」をクリックすると、この新しい設定が有効になります。ブラウ
Apply
ザは、引き続きこのページを表示します。
OK
このボタンにより新しい設定が適用され、ブラウザはメインの「Setup」ページに戻ります。
Cancel
このボタンにより設定変更がすべてキャンセルされ、前に保存されていた設定値に戻ります。また画面
はメインの「Setup」ページに戻ります。
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-2:
:AP 無線の高度設定 ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-5
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
AP 無線のデータ暗号化
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「AP Radio/Hardware」>「Radio Data Encryption (WEP)」>「AP Radio
Data Encryption」
または
「Summary Status」>「Setup」>「Security」>「Security Setup:Radio Data Encryption (WEP)」>「AP Radio
Data Encryption」
セキュリティ
このページを変更するには、識別と書き込みの機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-3:
:「AP Radio Data Encryption」ページ
」ページ
概要
このページを使用すると最大 4 つのデータ暗号化キーを作成でき、WEP によってデータの安全性を確保することが
できます。
システム管理ページ
3-6
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定
Use of Data Encryption by Station is:
この設定を使用して、この Access Point と通信するときにクライアントがデータ暗号化を使用する必要がある
かどうかを選択します。プルダウン・メニューに、次の 3 つの選択肢が表示されます。
(デフォルト)
No Encryption(
デフォルト)
データ暗号化を用いずにこの Access Point と通信するよう、クライアントに要求します。
Optional
クライアントは、データ暗号化を用いても用いなくても、この Access Point と通信できます。
Full Encryption
この Access Point と通信するときにデータ暗号化を使用するよう、クライアントに要求します。デー
タ暗号化を使用しないクライアントは通信できません。
暗号化の使用を有効にする前に、WEP キーを設定する必要があります。
Transmit With Key
これらのボタンで、データ送信時に Access Point が使用するキーを選択します。一度に 1 つのキーのみ選択で
きます。すべての設定キーをデータの受信に使用できます。送信キーとして指定できるようにするには、選択
したキーを事前に設定しておく必要があります。
Encryption Key
これらのフィールドで、WEP キーを入力できます。40 ビットの WEP キーについては、10 個の 16 進文字(0
~9、a~f、A~F の任意の組み合わせ)を入力します。128 ビットの WEP キーについては、26 個の 16 進文字
(0~9、a~f、A~F の任意の組み合わせ)を入力します。
WEP キーのセキュリティを保護するため、既存の WEP キーは入力フィールドには表示されません。既存のキ
ーを上書きすることはできますが、編集や削除はできません。
(注):
(注):ネットワークの WEP キーは、Access Point と PC カードに対してまったく同一に設定する必要
があります。キー1 に、Access Point と PC カードの両方で同じ値を割り当てる必要があります。またキー
2 にも、Access Point と PC カードの両方で同じ値を割り当てる必要があります。以下、4 つの WEP キー
についてすべて同様です。たとえば、Access Point に対して WEP キー3 を 0987654321 と設定し、これを
有効なキーとして選択した場合、PC カードの WEP キー3 についても同じ値を設定し、さらに有効なキー
としてキー3 を選択しなければなりません。
Key Size
この設定を使用して、40 または 128 ビットのいずれかの WEP にキーを設定します。この選択で「not set」が
表示された場合、キーは設定されていません。(
(注):「not set」を選択してもキーを削除することはできま
せん。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
この 4 つのアクション・ボタンのセットにより設定をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで JavaScript
が有効であれば、これらのボタン(「Cancel
Cancel」は除く)をクリックすると確認ポップアップが表示されます。
Cancel
Apply
新しい設定値を入力した後、「Apply
Apply」をクリックするとこの新しい設定が有効になります。ブラウザは、引
Apply
き続きこのページを表示します。
システム管理ページ
3-7
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
アクション・ボタン
アクション・ボタン(続き)
・ボタン(続き)
OK
このボタンにより新しい設定が適用され、ブラウザはメインの「Setup」ページに戻ります。
Cancel
このボタンにより、設定変更がすべてキャンセルされ、前に保存されていた設定値に戻ります。また画面はメ
インの「Setup」ページに戻ります。
Restore Defaults
これをクリックすると、このページのすべての設定が工場デフォルト設定に戻ります。
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-4:
:AP 無線のデータ暗号化 ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-8
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
AP 無線のハードウェア
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Network Ports:AP Radio/Hardware」>「AP Radio Hardware」
セキュリティ
このページを変更するには、識別と書き込みの機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-5:
:「AP Radio/Hardware」ページ
」ページ
概要
このページでは、Access Point の無線ポートについて、値の範囲、仕様、およびデータ・レートを設定します。
システム管理ページ
3-9
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定
Service Set ID (SSID)
ステーションが Access Point と通信するために使用しなければならない識別子。SSID の割り当てや変更は、
「Express Setup」ページ(「Summary Status」>「Setup」>「Express Setup」)で行うことをお勧めしま
す。
SSID には非 ASCII 文字を入力できます。これには、¥、小文字の x、および非 ASCII 文字を表す文字を入力
します。たとえば、¥xbd は、記号½を挿入します。
Allow “Broadcast” SSID to Associate?
SSID を指定していないデバイス(関連付けする Access Point を求めて「同報通信」を行うデバイス)に、
Access Point との関連付けを許可するかどうかを選択できます。
Yes
デフォルトの設定。SSID を指定していないデバイス(関連付けする Access Point を求めて「同報通
信」を行うデバイス)に Access Point との関連付けを許可します。
No
SSID を指定していないデバイス(関連付けする Access Point を求めて「同報通信」を行うデバイス)
に Access Point との関連付けを許可しません
許可しません。クライアント・デバイスの使用する
SSID が、Access
許可しません
Point の SSID に一致する必要があります。
Data Rate (Mb/sec)
メガビット/秒で表したデータ伝送レートの範囲。システムは常に、選択した最高レートで送信を試みます。障
害物や干渉がある場合、システムは、データ伝送が可能となる最高レートまでレートを下げます。4 つのレート
のそれぞれについて、プルダウン・メニューに、次の 3 つのオプションが表示されます。
(デフォルト)
Basic(デフォルト)
ユニキャストとマルチキャストの両方について、すべてのパケットをこのレートで送信できます。少な
くとも 1 つのデータ・レートを「Basic」に設定する必要があります。「Basic」のレートを低くすると、
パフォーマンスは低下しますが、通信範囲は増大します。
Yes
ユニキャストのパケットだけをこのレートで送信できます。
No
このレートでは送信できません。
Transmit Power
無線の送信パワー・レベル。この設定は、政府によって規制されており、稼働する国の制定規格に準拠する必
要があります。通常、規制によって最高許容パワー・レベルが規定されています。干渉の低減や節電のため、
低い値に変更できます。
Frag.Threshold (256-2338)
パケットをフラグメントに分割するときのサイズ(1 つのかたまりではなく、複数の断片にして送信します)。
256~2338 バイトの範囲内で設定を選択します。通信品質が悪い領域や、無線の干渉が多い領域では低い設定
を使用します。
システム管理ページ
3-10
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定(続き)
設定(続き)
RTS Threshold (0-2339)
Access Point が、パケットを送信する前に RTS(送信要求)を発行するときのパケット・サイズ。多数のクラ
イアントが Access Point に関連付けを行うような場合、あるいはクライアントが互いに遠くに離れており、
Access Point だけを「聞き取る」ことができ、お互いを聞き取れないような場合、RTS しきい値を低く設定す
ると有効な場合があります。
Max.RTS Retries (1-128)
無線ポートからのパケットの送信試行を停止するまでに、Access Point が送信要求を発行する最大回数。
Max.Data Retries (1-128)
諦めてパケットを破棄するまでの、パケットの送信試行の最大回数。
Beacon Period (Kµ
µsec)
ビーコン間の時間量(キロマイクロ秒単位)
Data Beacon Rate (DTIM)
この設定は、必ず複数のビーコン期間の設定であり、ビーコンに DTIM(配信トラフィック・インディケー
タ・メッセージ)を含める頻度を指定します。トラフィック・インディケータ・メッセージは、節電クライア
ントに対してパケットが待機中であることを通知します。
Radio Channel
Cisco Aironet 無線 LAN システムの工場設定は、2437MHz で送信する無線チャネル 6 になっています。干渉
問題を解決するために、ドロップダウン・メニューで、最大 2462MHz までの 10 個の代替チャネルから別のチ
ャネル設定を利用することもできます。ただし、変更した場合、他のステーションについて対応する調整が必
要となる可能性があります。無線システムのチューニングを十分に理解しないまま、無線チャネルの設定を変
更しないでください。
Receive Antenna/Transmit Antenna
2 つのアンテナ設定のそれぞれに、次の 3 つのオプションがあります。
Left
この設定は、Access Point を別々の受信および送信アンテナとともに設置するときにのみ使用します。
Right
住宅地の小さなオフィスやホーム・オフィス(SOHO)で、単一のアンテナを利用する Access Point
を使用する場合に適した設定。Access Point に 1 本しかアンテナがなければ、これが唯一の選択となり
ます。
Diversity
2 本の個別アンテナを備えた Access Point に対する、商業および工業用の一般的なコンフィギュレーシ
ョン
Radio Data Encryption (WEP)
このリンクにより、「Radio Data Encryption」ページに移動します。このページで、最大 4 つのデータ暗号化
キーを設定して WEP を有効にできます。
システム管理ページ
3-11
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
アクション・ボタン
アクション・ボタン
この 4 つのアクション・ボタンのセットにより設定をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで JavaScript
が有効であれば、これらのボタン(「Cancel
Cancel」は除く)をクリックすると確認ポップアップが表示されます。
Cancel
Apply
新しい設定値を入力した後、「Apply
Apply」をクリックすると、この新しい設定が有効になります。ブラウザは、
Apply
引き続きこのページを表示します。
OK
このボタンにより、新しい設定が適用され、ブラウザはメインの「Setup」ページに戻ります。
Cancel
このボタンにより、設定変更がすべてキャンセルされ、前に保存されていた設定値に戻ります。また画面はメ
インの「Setup」ページに戻ります。
Restore Defaults
これをクリックすると、このページのすべての設定が工場デフォルト設定に戻ります。
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-6:
:AP 無線のハードウェア ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-12
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
AP 無線の識別
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Network Ports/AP Radio/Identification」>「AP Radio/Identification」
セキュリティ
このページを変更するには、識別の機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-7:
:「AP Radio Identification」の設定ページ
」の設定ページ
概要
識別のページには、AP 無線ポートの場所と識別の基本的情報が記載されています。「AP Radio Identification」ペ
ージは、無線ネットワークとの接続を管理するという点で、イーサネット・ポートとはわずかに異なります。
システム管理ページ
3-13
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
プライマリ・ポートの選択
プライマリ・ポートの選択
2 組の「yes」/「no」のオプションにより、このポートを Access Point のプライマリ・ポートとして指定すること
ができ、またこのポートがプライマリ・ポートの設定を採用すなわち受け入れるかどうかを選択できます。
Primary Port
通常、プライマリ・ポートは、有線 LAN に接続された Access Point のイーサネット・ポートです。プライマ
リ・ポートによって Access Point の MAC アドレスと IP アドレスが決まります。このページでは、AP 無線ポ
ートは識別されますがイーサネット・ポートは識別されないので、この質問に対する通常の設定は「No」にな
ります。
Adopt Primary Port Identity
このポートがプライマリ・ポートの設定(MAC アドレスと IP アドレス)を採用するかどうかを指示します。
このページでは、AP 無線ポートは識別されるので、この質問に対する通常の設定は「Yes」になります。高度
なブリッジ・コンフィギュレーションでは、「No」を設定することが必要な場合もあります。
ポートの識別
このセクションは、すべての識別ページに共通するものです。MAC アドレス、IP アドレス、および IP サブネッ
ト・マスクのデフォルトの識別と現在の識別の両方を表示します。Access Point のデフォルトのアドレスを変更す
ると、ネットワークの接続性の消失やシステムの強制的なリブートなど、重大な結果が生じるおそれがあります。
デ バ イ ス の 識 別 を 修 正 す る た め の 別 の 場 所 に つ い て は 、 「 Express Setup 」 ペ ー ジ を 参 照 し て く だ さ い
(「Summary Status」>「Setup」>「Express Setup」)。
(注):AP 無線ポートは通常、イーサネット・ポートの設定を採用するので、ここでのデフォルト値は一般に無
視され、現在の設定はイーサネット・ポートから得られます。
MAC Address
MAC(媒体アクセス制御)アドレスは、製造元がデバイスに割り当てる一意なシリアル番号です。
Default IP Address
このフィールドで、ステーションの IP(インターネット・プロトコル)アドレスの割り当てや変更ができます。
この変更が有効になるかどうかは、ネットワークで DHCP が使用可能かどうかで決まります。DHCP が使用不
能な場合、このフィールドが IP アドレスになります。DHCP が使用可能な場合、このフィールドは、Access
Point の IP アドレスに DHCP サーバが応答しない場合にのみ、IP アドレスを提供することになります。
Default IP Subnet Mask
サブネットワークを識別するために使用する数値で、IP アドレスを LAN で認識できるようにします。DHCP
が使用不能な場合、このフィールドがサブネット・マスクになります。DHCP が使用可能な場合、このフィー
ルドは、Access Point の DHCP 要求に DHCP サーバが応答しない場合にのみ、サブネット・マスクを提供す
ることになります。
Current IP Address
このフィールドは、デバイスに現在割り当てられている IP アドレス、またはデバイスが現在使用している IP
アドレスを表示します。DHCP が使用可能でなければ、これはデフォルトの IP アドレスと同じアドレスになり
ます。DHCP が使用可能であれば、このフィールドは、ネットワーク上でそのセッションの間だけデバイスに
動的に割り当てられた IP アドレスを表示します。この場合、デフォルトの IP アドレスとは異なるアドレスに
なります。
システム管理ページ
3-14
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ポートの識別(続き)
ポートの識別(続き)
Current IP Subnet Mask
このフィールドは、デバイスに現在割り当てられている IP サブネット・マスク、またはデバイスが現在使用し
ている IP サブネット・マスクを表示します。DHCP が使用可能でなければ、これはデフォルトのサブネット・
マスクと同じサブネット・マスクになります。DHCP が使用可能であれば、これは DHCP サーバが利用するサ
ブネット・マスクになります。
Service Set ID (SSID)
最大 32 文字の識別子で、他のステーションがこのポートを通じて Access Point と通信するためには、この ID
を使用する必要があります。Access Point の SSID を変更すると、関連付けステーションとの接続消失の可能
性など、重大な結果を生じるおそれがあります。デバイスの識別を修正するための別の場所については、
「Express Setup」ページを参照してください(「Summary Status」>「Setup」>「Express Setup」)。
SSID には非 ASCII 文字を入力できます。これには、バックスラッシュ(¥)、小文字の x、および非 ASCII
文字を表す文字を入力します。たとえば、¥xbd は、記号½を挿入します。
Firmware Version
無線のネットワーク・インタフェース・カードに搭載されたネットワーク・コントロール・ソフトウェアのバ
ージョン・レベルを示します。
Boot Block Version
無線のネットワーク・インタフェース・カードに搭載されたブート・ブロック・ソフトウェアのバージョン・
レベルを示します。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
この 4 つのアクション・ボタンのセットにより設定の入力をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで
JavaScript が有効であれば、これらのボタン(「Cancel
Cancel」は除く)をクリックすると確認ポップアップが表示され
Cancel
ます。
Apply
新しい設定値を入力した後、「Apply
Apply」をクリックすると、この新しい入力が有効になります。ブラウザは、
Apply
引き続きこのページを表示します。
OK
このボタンにより、新しい設定が適用され、ブラウザは前のページに戻ります。
Cancel
このボタンにより、入力はキャンセルされ、前に保存されていた設定値に戻ります。
Restore Defaults
これをクリックすると、このページのすべての設定が工場デフォルト設定に戻ります。
システム管理ページ
3-15
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-8:
:AP 無線の識別 ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-16
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
AP 無線のポート
移動経路
「Summary Status」>「Network Ports/AP Radio」>「AP Radio Port」
セキュリティ
これは、すべてのユーザが読むことのできるステータス情報のページです。
図 3-9:
:「AP Radio Port」ページ
」ページ
システム管理ページ
3-17
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
概要
このページは、Access Point の AP 無線ポートについての主要な情報を示します。AP 無線ポートは、無線ネットワ
ークと通信する無線ポートです。
Options
図 3-10 に示すサンプル・ページが、基本的な「AP Radio Port」ページになります。「Options」セクションには 3
つのチェック・ボックスがあり、これによりポートのコンフィギュレーションと動作の統計情報についての詳細が
得られます。いずれのオプションを指定しなくても、基本ページは通常、正常動作のポートを監視して管理するの
に必要な情報をすべて表示します。オプションが必要になると考えられるのは、サイトの総合的な調査やシステム
の高度なトラブルシューティングの場合です。オプションのページを表示するには、オプションのチェック・ボッ
クスをオンにして「Apply
Apply」をクリックします。
Apply
Detailed Config.
追加されるコンフィギュレーションの詳細としては、RTS(送信要求)とデータ・リトライの設定、ファーム
ウェアとブート・ブロックのバージョン・レベル、および規制領域の法規があります。
図 3-10:
:「Detailed Configuration」オプションを選択した
」オプションを選択した「
」ページ
」オプションを選択した「AP Radio Port」ページ
システム管理ページ
3-18
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Detailed Stats.
「Detailed Statistics」オプションには、図 3-11 に示すような 20 以上の統計フィールドが設けられており、パケッ
トのフラグメント、衝突、およびその他のエラーを取り扱っています。「Detailed Statistics」を表示するには、
「Detailed Statistics」チェック・ボックスをオンにして「Apply
Apply」をクリックします。
Apply
図 3-11:
:「Detailed Stats.」オプションを選択した
」オプションを選択した「
」ページ
」オプションを選択した「AP Radio Port」ページ
システム管理ページ
3-19
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Individual Rates
「Individual Rates」の表示は、図 3-12 に示すように、個々のレートのそれぞれについてデータ伝送の統計情報を
通知しています。「Individual Rates」を表示するには、「Individual Rates」チェック・ボックスをオンにして
「Apply
Apply」をクリックします。
Apply
図 3-12:
:「Individual Rates」オプションを選択した
」オプションを選択した「
」ページ
」オプションを選択した「AP Radio Port」ページ
システム管理ページ
3-20
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Configuration
「AP Radio Port」ページの最上位セクションは、動作ステータス、データ・レート、パワー、および AP 無線ポー
トの識別アドレスを通知します。デバイスとポートの識別についての詳細は、「Express Setup」ページを参照して
ください(「Summary Status」>「Setup」>「Express Setup」)。
Set Properties
これは、「AP Radio Hardware」ページへのリンクです。
Status of “awc0”
用語“awc0”(Aironet Wireless Communications:Aironet 無線通信)は、この無線についての Cisco
Aironet の命名規則に準拠したものです。このフィールドは、次の 3 つの可能な動作状態のうち、1 つを表示し
ます。
Up
ポートは正常に動作しています。
Down
ポートは動作してません。
Error
ポートはエラー状態にあります。
Maximum Rate (Mb/s)
メガビット/秒で表したデータ伝送の最大レート。IEEE 802.11 で規定された“Basic(基本)”データ・レー
トは、“B”が付加されます。
IP Addr.
ポートのインターネット・プロトコルのアドレス。「Express Setup」ページを使用して IP アドレスの割り当
てや変更をします(「Summary Status」>「Setup」>「Express Setup」)。
MAC Addr.
MAC(媒体アクセス制御)アドレスは、製造元が割り当てる一意な識別子です。
SSID
SSID(サービス・セット ID)は、無線 SSID とも呼ばれ、ステーションが Access Point と通信するために使
用しなければならない ID です。ポートの SSID は、「Express Setup」ページで入力または変更します
(「Summary Status」>「Setup」>「Express Setup」)。
Transmit Power (mW)
無線の送信パワー・レベル。最大設定値は、政府によって規制されており、稼働する国の制定規格に準拠する
必要があります。この設定は、節電や干渉低減のため値を減少することができます。「AP Radio Hardware」
ページの「Set
Set Properties」をクリックしてパワー設定を入力または変更します。
Properties
Statistics:
:Receive
このセクションは、Access Point の AP 無線ポートを通じて受信したデータ・トラフィックを通知します。
Unicast Packets
“ポイントツーポイント”通信で受信したパケット数
システム管理ページ
3-21
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Statistics:
:Receive(続き)
(続き)
Multicast Packets
1 組のノード宛の伝送として送信されたパケットの、受信パケット数
Total Bytes
受信した総バイト数
Total Errors
エラーであると判定されたパケット
Discarded Packets
エラーのため廃棄されたパケット
Forwardable Packets
ポートが受信したパケットで、フィルタを通したときに許容可能または通過可能なパケット数
Filtered Packets
ポートに設定されたフィルタによって停止または遮蔽されたパケット
Packet CRC Errors
受信したパケットで検出された CRC(巡回冗長チェック)エラー
Packet WEP Errors
このポートを通じて受信した暗号化エラー
Overrun Packets
Access Point の処理するパケットが一時的に過負荷状態になったため廃棄されたパケット
Duplicate Packets
確認応答が消失した結果、送信側がそのパケットを再送したため、2 回受信したパケット
Lifetime Exceeded
次のフラグメントを得るまでに時間がかかりすぎたため、除去された分割パケット
Statistics:
:Transmit
このセクションは、Access Point の AP 無線ポートから送信されたデータ・トラフィックを通知します。
Unicast Packets
“ポイントツーポイント”通信で送信されたパケット数
Multicast Packets
1 組のノード宛の伝送として送信されたパケットの、送信パケット数
Total Bytes
ポートから送信された総バイト数
システム管理ページ
3-22
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Statistics:
:Transmit(続き)
(続き)
Total Errors
エラーであると判定されたパケット数
Discarded Packets
エラーのため Access Point によって廃棄されたパケット
Forwarded Packets
ポートが送信したパケットで、フィルタを通したときに許容可能または通過可能なパケット数
Max Retry Packets
最大リトライ回数に達した RTS(送信要求)の数。RTS 値は、「Set
Set Properties」をクリックすることにより
Properties
「AP Radio Hardware」ページで設定します。
Total Retries
このポートを通じて発生したリトライの総記録数
Cancelled Assoc. Lost
ステーションの、Access Point との関連付けが消失したため、あるいはリピータとその親との関連付けが消失
したため除去されたパケット
Cancelled AID
再送試行の間にリピータが別の親に移動したため、そのリピータによって除去されたパケット
Lifetime Exceeded
フラグメントを配信するまでに時間がかかりすぎたため、除去された分割パケット
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-13:
:AP 無線のポート ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-23
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
関連付けテーブルの高度設定
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Associations Advanced」>「Association Table Advanced」
セキュリティ
このページでは、読み取り機能が必要です。
図 3-14:
:「Association Table Advanced」ページ
」ページ
概要
このページは、関連付けテーブルの中で Access Point が追跡できるデバイスの総数をコントロールし、デバイスが
非アクティブなときに、Access Point が各デバイス・タイプの追跡を続ける時間をコントロールします。
システム管理ページ
3-24
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定
Handle Station Alerts as Severity Level
この設定は、イベント・ログでステーション・アラートが通知されるときの重大度を決定します。この設定は、
「Event Handling Setup」ページにも表示されます。次の 4 つの重大度を選択できます。
(システム、プロトコル、ポート)
Fatal Severity Level(システム、プロトコル、ポート)
致命的レベルのイベントは、ポートやデバイスの動作を妨げるイベントを示します。通常、動作を再開
するには、ポートやデバイスをリセットする必要があります。致命的レベルのイベントは、イベント・
ログに赤で表示されます。
(システム、プロトコル、ポート、外部)
Alert Severity Level(システム、プロトコル、ポート、外部)
アラート・レベルのメッセージは、状態を是正するための処置が必要であることを示し、イベント・ロ
グにマゼンタで表示されます。
(システム、プロトコル、ポート、外部)
Warning Severity Level(シス
(システム、プロトコル、ポート、外部)
警告レベルのメッセージは、エラーや障害が発生したおそれのあることを示し、イベント・ログに青で
表示されます。
(システム、プロトコル、ポート、外部)
Information Severity Level(システム、プロトコル、ポート、外部)
情報レベルのメッセージは、致命的ではない何らかのイベント(ポートがオフになっている、またはレ
ートの設定が変更されている、など)が発生したことを通知し、イベント・ログに緑で表示されます。
Maximum Number of bytes stored per Station Alert packet
この設定は、パケットのトレースが有効なとき、ステーション・アラートのパケットごとに Access Point が格
納する最大バイト数を指定します。
Maximum Number of Forwarding Table Entries
この設定は、関連付けテーブルに表示することのできるデバイスの最大数を指定します。
Default Activity Timeout (seconds) Per Device Class
これらの設定は、Access Point が非アクティブなデバイスの追跡を続けるときの秒数をデバイスの分類に従っ
て指定します。0 の設定値は、デバイスの非アクティブ期間がどれだけ長くても、無期限にデバイスを追跡する
よう Access Point に指示します。300 の設定値は 5 分、1800 は 30 分、28800 は 8 時間に等しくなります。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
この 4 つのアクション・ボタンのセットによりオプション設定をコントロールします。
Apply
新しい表示フィルタのオプションをチェックした後、「Apply
Apply」をクリックすると、この新しい設定が受け入
Apply
れられます。「Association Table」ページは新しい設定を反映して変更されます。
OK
新しい表示フィルタのオプションをチェックした後、「OK
OK」をクリックすると、新しい設定が適用され、
OK
「Setup」ページに戻ります。
Cancel
「Cancel
Cancel」をクリックすると、いずれの変更も適用せずに「Setup」ページに戻ります。
Cancel
Restore Defaults
これをクリックすると、すべての設定が Access Point のデフォルト設定に戻ります。
システム管理ページ
3-25
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-15:関連付けテーブルの高度設定
:関連付けテーブルの高度設定 ― ターミナル・
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-26
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
関連付けテーブルのフィルタ
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「(Associations)Display Defaults」>「Association Table Filters」
または
「Summary Status」>「Associations」>「Association Table」>「Additional Display Filters」>「Association
Table Filters」
セキュリティ
このページでは、読み取り機能が必要です。
この 3 つのアクション・ボタンは、「Setup」>「(Associations)
Display Defaults」のリンクを経由してこのページに到達したと
きに表示されます。
この 4 つのアクション・ボタン
は、「Association Table」>
「Additional Display Filters」の
リンクを経由してこのページに
到達したときに表示されます。
図 3-16:
:「Association Table Filters」ページ
」ページ
概要
このページを使って、レポートの内容と形式を指定することにより、「Association Table」の Web ページをカスタ
マイズすることができます。
Stations to Show
「Association Table」に表示したいステーションの種類を選択します。上の例のページでは、すべての種類のステ
ーションが選択されているので、これらの種類に関連するステーションはすべて、関連付けテーブルに表示されま
す。
システム管理ページ
3-27
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Fields to Show
ここで選択するフィールドは、関連付けテーブルの列の見出しになります。
Packets To/From Station:
:Total または Alert
パケットの量を通知するため、関連付けテーブル内のステーションへの(またはステーションからの)パケッ
トの総数、アラート・パケットの数、またはその両方を選択します。これを選択すると、関連付けテーブルに
新しい列が追加されます。管理者機能を持つユーザのみが「Alert」を選択できます。
Bytes To/From Station:
:Total または Alert
バイトの量を通知するため、関連付けテーブル内のステーションへの(またはステーションからの)バイトの
総数、アラート・バイトの数、またはその両方を選択します。これを選択すると、関連付けテーブルに新しい
列が追加されます。管理者機能を持つユーザのみが「Alert」を選択できます。
Primary Sort
ここで選択するプライマリ・ソートのフィールドは、関連付けテーブルの最初の列になります。
Secondary Sort
ここで選択するセカンダリ・ソートのフィールドは、関連付けテーブルの 2 番目の列になります。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
次の 3 つのアクション・ボタンは、「Setup」>「(Associations) Display Defaults」のリンクを経由してこのページ
に到達したときに表示されます。
OK
このボタンにより、新しい設定が適用され、ブラウザは前のページに戻ります。
Cancel
このボタンにより、新しい画面設定はすべてキャンセルされ、前に保存されていた設定値に戻ります。
Restore Defaults
これをクリックすると、このページのすべての設定が工場デフォルト設定に戻ります。
次の 4 つのアクション・ボタンは、「Association Table」>「Additional Display Filters」のリンクを経由してこの
ページに到達したときに表示されます。
Apply
このボタンにより、新しい設定が適用され、ブラウザは前のページに戻ります。
Save as Default
このボタンは、関連付けテーブルの新しいデフォルト設定として設定を格納します。
Restore Current Defaults
このボタンにより、このページの設定が、格納されたデフォルト設定に戻ります。
Restore Factory Defaults
このボタンにより、このページの設定が工場デフォルト設定に戻ります。
システム管理ページ
3-28
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-17:関連付けテーブルのフィルタ
:関連付けテーブルのフィルタ ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-29
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
関連付けテーブル
移動経路
「Summary Status」>「Associations」>「Association Table」
セキュリティ
このページでは、読み取り機能が必要です。
図 3-18:
:「Association Table」ページ
」ページ
概要
このページは、Access Point が情報を把握しているステーションを表示します。いくつかの表示オプションを使用
して、さまざまな組み合わせのステーションを表示するよう指定できます。
表示フィルタのオプション
7 つのチェック・ボックスにより、表示するステーションの種類を選択できます。「additional display filters」リ
ンクを使用すれば、より多くの表示オプションを「Association Table Filters」ページで設定できます。チェック・
ボックスをさまざまに組み合わせて使用すると、ステーションのグループや組み合わせを重点的に選択できるよう
になります。
Client
Access Point またはブリッジに無線で接続されているステーション
Repeater
あるクライアント・ステーションから別の Access Point にデータを転送するステーション(通常はもう 1 つの
Access Point になります)
Bridge
無線ネットワークを介して、2 つの有線ネットワークを接続するステーション
システム管理ページ
3-30
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
表示フィルタのオプション(続き)
表示フィルタのオプション(続き)
Access Point
有線ネットワークを無線のクライアント・ステーションに接続するステーション
Infra. (Infrastructure) Host
ネットワークに有線接続されたノード
Multicast
ネットワーク全体の中で 1 組のノードを指定するアドレス。マルチキャストの宛先の例としては、ブロードキ
ャスト、ブリッジ、および Novell ステーションがあります。
Entire Network
Access Point が認識しているすべてのノード(有線と無線の両方)
アクション・ボタン
アクション・ボタン
この 3 つのアクション・ボタンのセットにより、オプションの設定をコントロールします。
Apply
新しい表示フィルタのオプションをチェックした後、「Apply
Apply」をクリックすると、この新しい設定が受け入
Apply
れられます。「Association Table」ページは新しい設定を反映して変更されます。
Save as Default
新しい表示フィルタのオプションを作成した後、このボタンをクリックすると、設定の組み合わせを Access
Point のデフォルト設定として保存します。この設定により、関連付けテーブルのデフォルト表示が決まります。
Restore Current Defaults
これをクリックすると、すべての設定が Access Point のデフォルト設定に戻ります。
Association Table
「Association Table」は、選択した表示フィルタのオプションに基づく基準に適合するステーションを、一覧表示
します。
Additional Display Filters
これは、「Association Table Filters」ページへのリンクです。
Name
ステーションの名前を表示します。これは、ステーションを見分けやすくするための識別子です。ステーショ
ンの名前が Cisco Aironet のネットワーク名であれば、その名前がここに表示されます。
IP Addr.
ステーションに割り当てられた IP アドレスを表示します。ステーションの IP アドレスをクリックすると、ブ
ラウザはそのステーションのホームページ(たとえば「Summary Status」)を表示しようとします。ステー
ションに Web サーバがあれば、そのステーションのホームページが表示されます。
MAC (Media Access Control) Addr.
製造元がステーションに割り当てた MAC(媒体アクセス制御)アドレスを表示します。MAC アドレスをクリ
ックすると、ブラウザは、そのステーションについて Access Point が持っている最新情報を表示します。
システム管理ページ
3-31
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Association Table(続き)
(続き)
Device
ネットワーク上のデバイスの種類を表示します。これにはたとえば、Cisco Aironet 340 シリーズ PC または
PCI/ISA の Client Adapter、Access Point、およびその他の IEEE 802.11 規格に準拠したデバイスがあり、
Generic 802.11 として一覧表示されています。
Class
この列は、表示されているステーションの一般的な分類を表示します。
Access Point
Access Point のステーションを特定します。
Client, PS Client
クライアントまたは節電クライアントのステーションを特定します。
Bridge, Bridge R
非ルート・ブリッジまたはルート・ブリッジ(ネットワーク内のマスタ・ブリッジ)を特定します。
Rptr
リピータを特定します(有線イーサネット・ネットワークに接続されていない Access Point)。
Mcast
マルチキャスト・アドレスを特定します。
Infra
インフラストラクチャ・ノードを特定します。通常は、イーサネット・ネットワークに有線接続された
ワークステーションになります。
State
各無線ステーションについて、次の 3 種類の動作状態のいずれかを表示します。
Assoc
ステーションが Access Point に関連付けられています。
Unauth
ステーションはいずれの Access Point からも認証されていません。
Auth
ステーションは Access Point から認証されています。
Parent
クライアント、ブリッジ、またはリピータが関連付けられているステーションの名前を表示します。名前
「[self]」は、ステーションがこの Access Point に関連付けられていることを示します。
SW Version
各ステーションの、Cisco Aironet ファームウェアの現在のバージョンを表示します。
システム管理ページ
3-32
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-19:関連付けテーブル
:関連付けテーブル ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-33
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ブート・サーバ
ブート・サーバのセットアップ
・サーバのセットアップ
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Services/Boot Server」>「Boot Server Setup」
セキュリティ
このページを変更するには、識別と書き込みの機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-20:
:「Boot Server Setup」ページ
」ページ
概要
このページでは、ネットワークの BOOTP のための Access Point や、IP アドレスの自動割り当てのための DHCP
サーバを設定します。
設定
Configuration Server Protocol
この設定は、ネットワークの IP アドレス割り当て方式に一致していなければなりません。
None
ネットワークには、IP アドレスの割り当てを行う自動システムがありません。
システム管理ページ
3-34
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定(続き)
設定(続き)
BOOTP
BOOTP(Boot Protocol)により、IP アドレスは、MAC アドレスに基づいてハードコードされます。
DHCP
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)により、IP アドレスは、あらかじめ決められた期間
だけ“リース”されます。
Use previous Configuration Server settings when no server responds?
「Yes
Yes」を選択すると、Access
Point は、ブート・サーバの最新の応答を保存するようになります。Access
Yes
Point は、ブート・サーバが利用できない場合にこの設定を使用します。
Read “.ini” file from file server?
Access Point のコンフィギュレーション設定が BOOTP や DHCP サーバまたはデフォルトのファイル・サーバ
上の“.ini”ファイルに常駐する場合は、「Yes」を選択します。“.ini”拡張子のファイルは通常、システムの
起動時に使用されるコンフィギュレーション情報を含んでいます。システムが.ini ファイルを使用してるかどう
かは、ユーザのシステム管理者にお尋ねください。
「Load Now」のアクション・ボタンは、“.ini”ファイルを直ちに読み込むよう Access Point に指示します。
Current Boot Server
これ は、 Access Point の ブ ート 要 求に 応答 す るサ ー バで す 。ゼ ロが 表 示さ れ た場 合 、Access Point が
BOOTP/DHCP を使用していないということ、または BOOTP/DHCP 要求に応答するサーバがなかったという
ことを表します。
Server Timeout (sec)
Access Point が、単一の BOOTP サーバから応答を受信するのに待機する時間の長さ
DHCP Multiple-Offer Timeout (sec)
複数の DHCP サーバがあるときに、Access Point が応答を受信するまで待機する時間の長さ
DHCP Requested Lease Duration (min)
Access Point が DHCP サーバに要求する IP アドレスのリース時間の長さ
DHCP Minimum Lease Duration (min)
Access Point が、IP アドレスのリースについて受け入れる最小時間量。これより短いリースは無視されます。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
このアクション・ボタンのセットにより設定をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで JavaScript が有効
であれば、「Cancel
Cancel」以外のボタンをクリックすると確認ポップアップが表示されます。
Cancel
Load Now
「Load Now」をクリックすると、“.ini”ファイル内のコンフィギュレーション情報が直ちに適用されます。
Apply
新しい設定値を入力した後、「Apply
Apply」をクリックすると設定が有効になります。ブラウザは、引き続きこの
Apply
ページを表示します。
OK
このボタンにより、新しい設定が適用され、ブラウザは前のページに戻ります。
システム管理ページ
3-35
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
アクション・ボタン
アクション・ボタン(続き)
・ボタン(続き)
Cancel
設定ボタンにより、新しい画面設定はすべてキャンセルされ、前に保存されていた設定値に戻ります。
Restore Defaults
これをクリックすると、このページのすべての設定が工場デフォルト設定に戻ります。
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-21:ブート
:ブート・サーバのセットアップ
:ブート・サーバのセットアップ ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-36
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Cisco サービスのセットアップ
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Cisco Services」>「Cisco Services Setup」
セキュリティ
このリンク・ページにはセキュリティの制限はありませんが、各宛先ページで変更を行うには識別機能を有する管
理者であることが必要です。
図 3-22:
:「Cisco Services Setup」ページ
」ページ
概要
このページに設けられたリンクにより、Cisco Aironet ソフトウェアのライセンスとファームウェアを管理してイン
ストールすることができます。
設定
Manage Installation Keys
このリンクを使用して、ソフトウェア・ライセンスの仕様を読み、新しいライセンスをインストールします。
Manage System Configuration
このリンクを使用して Access Point を再起動したり、コンフィギュレーション・ファイルをダウンロードロー
ドしたり、あるいは Access Point の設定を工場デフォルトにリセットしたりします。
Distribute Configuration to other Cisco Aironet Devices
このリンクを使用して、Access Point のコンフィギュレーションをネットワーク上の他の Cisco Aironet デバイ
スに送信します。
システム管理ページ
3-37
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Distribute Firmware to other Cisco Aironet Devices
このリンクを使用して、新バージョンのファームウェアをネットワークの Cisco Aironet の他のデバイスに送信
します。
Fully Update Firmware
以下は、システムのファームウェア、無線のファームウェア、および Web ページをすべて 1 回の手順で読み取
ってアップデートするための、2 つの方法へのリンクです。
Through Browser
この方法により、ハード・ドライブやマッピングされたネットワーク・ドライブを参照し、希望のファ
ームウェアと Web ページのファイルを見つけることができます。
From File Server
この方法では、ファイル・サーバからアップデート用の名前付きファイルの情報を入力します。
Selectively Update Firmware
以下は、システムのファームウェア、無線のファームウェア、および Web ページを読み取ってアップデートす
るための 2 つの方法へのリンクです。一度にすべてをアップデートするのではなく、アップデートするファー
ムウェア(システム・ファームウェア、無線ファームウェア、または Web ページ)を選択することができます。
Through Browser
この方法により、ハード・ドライブやマッピングされたネットワーク・ドライブを参照し、希望のファ
ームウェアと Web ページのファイルを見つけることができます。
From File Server
この方法では、ファイル・サーバからアップデート用の名前付きファイルの情報を入力します。
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-23:
:Cisco サービスのセットアップ ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-38
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
コンソール/Telnet
のセットアップ
コンソール
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Services/Console/Telnet」>「Console/Telnet Setup」
セキュリティ
このページを変更するには、書き込みの機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-24:
:「Console/Telnet Setup」ページ
」ページ
概要
このページは、Access Point のコンソール・ポートへアクセスする場合と、Telnet を通して Access Point にアクセ
スする場合の両方について必要な設定を示しています。ブラウザのページに表示されるほとんどのソフトウェア機
能も、コンソール上で、および Telnet を通じて、アクセスして操作できます。Telnet を使用すれば、インターネッ
トを経由して別のコンピュータに接続することができ、ユーザの PC が遠く離れたコンピュータに直結されているか
のように、その PC から作業できます。ブラウザによるコントロールが何らかの理由で利用できない場合、コンソー
ルの利用や Telnet が代替の管理手段となります。
システム管理ページ
3-39
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定
以下に示すフィールドの値は基本的な設定です。画面表示を改善するためには、「Columns」や「Lines」の値の調
整が必要な場合があります。
Baud Rate
ビット/秒で表したデータ伝送レート。PC の性能に応じて、110~115,200 までのボーレートを選択することが
できます。Access Point はその範囲内の任意の速度でデータを伝送します。
Parity
ビットの総数が奇数または偶数となるようパリティ・ビットを追加するという方式に基づいた、エラー検知プ
ロセス。デフォルト設定は「None」であり、パリティ・ビットを使用しません。
Data Bits
デフォルトでは 8 に設定されています。
Stop Bits
デフォルトでは 1 に設定されています。
Terminal Type
推奨設定は「ANSI」です。ANSI には、リバースビデオ・ボタンや下線リンクなどのグラフィック機能が備わ
っています。すべてのターミナル・エミュレータが ANSI をサポートしているとは限らないため、デフォルト
設定は「Teletype」になっています。
Columns
64~132 文字の範囲内で、ターミナル・エミュレータの表示幅を設定します。ターミナル・エミュレータの表
示が最適となるよう値を調整します。
Lines
16~50 文字の範囲内で、ターミナル・エミュレータの表示の高さを設定します。ターミナル・エミュレータの
表示が最適となるよう値を調整します。
Enable Telnet
デフォルト設定は「Yes」です。「No」を選択した場合、Telnet を経由してシステムにアクセスできません。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
この 4 つのアクション・ボタンのセットにより設定をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで JavaScript
が有効であれば、「Cancel
Cancel」以外のボタンをクリックすると確認ポップアップが表示されます。
Cancel
Apply
新しい設定値を入力した後、「Apply
Apply」をクリックすると設定が有効になります。ブラウザは、引き続きこの
Apply
ページを表示します。
OK
このボタンにより、新しい設定が適用され、ブラウザはメインの「Setup」ページに戻ります。
システム管理ページ
3-40
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
アクション・ボタン
アクション・ボタン(続き)
・ボタン(続き)
Cancel
このボタンにより、設定変更がすべてキャンセルされ、前に保存されていた設定値に戻ります。また画面はメ
インの「Setup」ページに戻ります。
Restore Defaults
これをクリックすると、このページのすべての設定が工場デフォルト設定に戻ります。
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-25:コンソール
:コンソール/Telnet
のセットアップ ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
:コンソール
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-41
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
コンフィギュレーションの配信
移動経路
「 Summary Status 」 > 「 Setup 」 > 「 Services/Cisco Services 」 > 「 Distribute Configuration to other Cisco
Aironet Devices」>「Distribute Configuration」
セキュリティ
このページを変更するには、識別の機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-26:
:「Distribute Configuration」ページ
」ページ
概要
このページにより、Access Point のコンフィギュレーションを、ネットワーク上の他の Access Point に配信するこ
とができます。配信側の Access Point は、その IP 識別情報とユーザ・リスト以外のシステム全体のコンフィギュレ
ーションを送信します。コンフィギュレーションは、以下の条件に該当するネットワーク上のすべての Access
Point に送信されて適用されます。
•
配信側 Access Point が発行する IP マルチキャスト“照会”を聞き取れること(ルータなどのネットワーク・デ
バイスはマルチキャスト・メッセージを阻止する可能性があります)
•
外部からの参照に対して Web サーバを有効にしていること(この章の「Web サーバのセットアップ」ページの
説明を参照)
•
User Manager を有効にしている場合、配信を実行するユーザ(配信側 Access Point にログインしている人
物)と同じユーザ名、パスワード、および機能を持つユーザがユーザ・リストに記載されていること
システム管理ページ
3-42
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定
Current User
これは、コンフィギュレーションを配信するためにログインしている人物(おそらくユーザ自身)です。ネッ
トワーク上の Access Point で User Manager が有効である場合、配信を実行するユーザ(配信側 Access Point
にログインしている人物)と同じユーザ名、パスワード、および機能を持つユーザが、これらの Access Point
のユーザ・リストに記載されていなければなりません。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
2 つのアクション・ボタンにより、配信をコントロールします。
Start
「Start
Start」をクリックすると、配信が開始されます。
Start
Abort
「Abort
Abort」をクリックすると、配信がキャンセルされます。
Abort
システム管理ページ
3-43
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ファームウェアの配信
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Cisco Services」>「Distribute Firmware」>「Distribute Firmware」
セキュリティ
このページは、ファームウェア機能を有する管理者を必要とします。
図 3-27:
:「Distribute Firmware」ページ
」ページ
概要
このページにより、Access Point 上の Cisco Aironet のファームウェアを別の Cisco Aironet デバイスに配信できる
ようになります。配信側の Access Point は、以下の条件に該当するネットワーク上のすべての Access Point にファ
ームウェアを送信します。
•
ファームウェア配信機能に対応したファームウェアが動作していること
•
配信側 Access Point が発行する IP マルチキャスト“照会”を聞き取れること(ルータなどのネットワーク・デ
バイスはマルチキャスト・メッセージを阻止する可能性があります)
•
外部からの参照に対して Web サーバを有効にしていること(この章の「Web サーバのセットアップ」ページの
説明を参照)
•
User Manager を有効にしている場合、配信を実行するユーザ(配信側 Access Point にログインしている人
物)と同じユーザ名、パスワード、および機能を持つユーザがユーザ・リストに記載されていること
システム管理ページ
3-44
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定
Current User
これは、ファームウェアを配信するためにログインしている人物(おそらくユーザ自身)です。ネットワーク
上の Access Point で User Manager が有効である場合、配信を実行するユーザ(配信側 Access Point にログイ
ンしている人物)と同じユーザ名、パスワード、および機能を持つユーザが、これらの Access Point のユー
ザ・リストに記載されていなければなりません。
Distribute All Firmware
この機能は、ファームウェアを配信する場合の“すべて選択”ボタンとして動作します。「Yes」を選択すると、
現在のバージョンのシステム・ファームウェア、Web ページ、および無線ファームウェア(該当する場合)を
配信します。
Current Version of System Firmware
これは、配信側 Access Point 上のシステム・ファームウェアのバージョンです。チェック・ボックスをクリッ
クすると、このバージョンを配信するようマークされます。(「Distribute All Firmware」で「Yes」を選択
している場合、このチェック・ボックスはすでに選択されています。)
Current Version of Web Pages
これは、配信側 Access Point 上の管理システムの Web ページのバージョンです。チェック・ボックスをクリ
ックすると、このバージョンを配信するようマークされます。(「Distribute All Firmware」で「Yes」を選
択している場合、このチェック・ボックスはすでに選択されています。)
Current Version of Radio Firmware
これは、配信側 Access Point 上の無線ファームウェアのバージョンです。チェック・ボックスをクリックする
と、このバージョンを配信するようマークされます。(「Distribute All Firmware」で「Yes」を選択してい
る場合、このチェック・ボックスはすでに選択されています。)
アクション・ボタン
アクション・ボタン
2 つのアクション・ボタンで、ファームウェアの配信をコントロールします。
Start
配信したいファームウェアを選択した後、「Start
Start」をクリックすると、配信が開始されます。
Start
Abort
「Abort
Abort」をクリックすると配信がキャンセルされます。
Abort
システム管理ページ
3-45
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-28:ファームウェアの配信
:ファームウェアの配信 ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-46
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
イーサネットの高度設定
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Network Ports/Ethernet/Advanced」>「Ethernet Advanced」
セキュリティ
このページを変更するには、書き込み機能を有する管理者であることが必要です。設定オプションには、ネットワ
ークからステーションを取り外したり、トラフィックを阻止したりできる作用があります。
図 3-29:
:「Ethernet Advanced」ページ
」ページ
概要
このページを使用して Access Point の動作ステータスを変更します。このページの設定オプションは、ネットワー
ク問題のトラブルシューティングのため、デバイスのステータスを一時的に変更する場合に役立ちます。
設定
Requested Status
イー サ ネッ ト ・ポ ー トの 動 作状 態 を 読み 取 って 、 「 Up 」 また は 「 Down 」 の いず れ かに 設 定し ま す 。
「Down」を選択すると、特定のユーザに対してネットワーク・トラフィックを阻止することができます。
Current Status
イーサネット・ポートの現在のステータス(「Up
Up」または「Down
Down」)を表示します。このフィールドは
Up
Down
「Error
Error」も表示します。これは、ポートは動作しているがエラー状態であることを示します。
Error
Packet Forwarding
ポートの転送機能を読み取って、「Enabled
Enabled」または「Disabled
Disabled」のいずれかに設定します。「Disabled」の
Enabled
Disabled
場合、データはイーサネットと無線の間で移動しません。「Enabled」の場合、状態は「Forwarding State」
の設定によって決まります。
システム管理ページ
3-47
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Forwarding State
即時の動作状態を読み取って、次の可能な 7 つの状態に設定します。
Unknown
状態を決定できません。
Disabled
転送機能は無効になります。
Blocking
ポートは送信を阻止しています。これはステーションが 1 台も関連付けされていない状態です。
Listening
この設定は、無線ブリッジにのみ適用され、Access Point には適用されません。
Learning
この設定は、無線ブリッジにのみ適用され、Access Point には適用されません。
Forwarding
ポートが動作し、パケットを転送しています。これはデフォルトの設定です。
Broken
この状態はイーサネットの障害を通知するものです。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
この 4 つのアクション・ボタンのセットによりステータス入力をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで
JavaScript が有効であれば、「Cancel
Cancel」以外のボタンをクリックすると確認ポップアップが表示されます。
Cancel
Apply
新しい設定値を入力した後、「Apply
Apply」をクリックすることで設定が有効になります。ブラウザは、引き続き
Apply
このページを表示します。
OK
このボタンにより、新しい設定が適用され、ブラウザは前のページに戻ります。
Cancel
このボタンにより、入力がすべてキャンセルされ、設定値は前に保存されていた入力値に戻ります。
Restore Defaults
これをクリックすると、このページのすべての設定が工場デフォルト設定に戻ります。
システム管理ページ
3-48
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-30:イーサネットの高度設定
:イーサネットの高度設定 ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-49
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
イーサネットのハードウェア
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Network Ports/Ethernet/Hardware」>「Ethernet Hardware」
セキュリティ
このページを変更するには、書き込み機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-31:
:「Ethernet Hardware」ページ
」ページ
概要
「Connector」ドロップダウン・メニューは、ポートが使用するコネクタのタイプと接続速度について 3 つのオプシ
ョンを表示します。選択したオプションは、ポートを有線ネットワークにリンクするのに使用される実際のコネク
タのタイプと速度に一致する必要があります。デフォルト設定は「Auto」であり、適正な設定を判断して選択する
ようシステムに指示します。
設定
Auto
これはデフォルトの設定であり、正しい接続速度を選択するようシステムに指示します。
10 Base-T
ツイストペア線上で 10Mbps の伝送速度が可能なイーサネット・ネットワークのコネクタ
100 Base-T
ツイストペア線上で 100Mbps の伝送速度が可能なイーサネット・ネットワークのコネクタ
システム管理ページ
3-50
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
アクション・ボタン
アクション・ボタン
この 4 つのアクション・ボタンのセットにより、設定をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで JavaScript
が有効であれば、「Cancel」以外のボタンをクリックすると確認ポップアップが表示されます。
Apply
新しい設定値を入力した後、「Apply
Apply」をクリックすることで設定が有効になります。ブラウザは、引き続き
Apply
このページを表示します。
OK
このボタンにより、新しい設定が適用され、ブラウザはメインの「Setup」ページに戻ります。
Cancel
このボタンにより、設定変更がすべてキャンセルされ、前に保存されていた設定値に戻ります。また画面はメ
インの「Setup」ページに戻ります。
Restore Defaults
これをクリックすると、このページのすべての設定が工場デフォルト設定に戻ります。
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-32:イーサネットのハードウェア
:イーサネットのハードウェア ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-51
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
イーサネットの識別
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Network Ports」>「Ethernet/Identification」>「Ethernet Identification」
セキュリティ
このページを変更するには、識別と書き込みの機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-33:
:「Ethernet Identification」ページ
」ページ
概要
識 別 の ペ ー ジ に は 、 イ ー サ ネ ッ ト ・ ポ ー ト の 場 所 と 識 別 の 基 本 的 情 報 が 記 載 さ れ て い ま す 。 「 Ethernet
Identification」ページは、有線ネットワークとの主要接続が記録されているという点で、他のポートとはわずかに
異なります。
プライマリ・ポートの選択
プライマリ・ポートの選択
2 組の「yes」/「no」のオプションにより、このポートを Access Point のプライマリ・ポートとして指定すること
ができ、またこのポートがプライマリ・ポートの設定を採用するかどうかを選択できます。この設定で「no」を選
択すると、ネットワーク・トラフィックが阻止される可能性があります。
Primary Port
この Access Point のプライマリ・ポートは、ネットワーク・ポートであり、これによって Access Point の
MAC アドレスと IP アドレスが決まります。たいていはシステム管理を目的としたものです。これは通常、イ
ーサネット・ポートになります。
システム管理ページ
3-52
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
プライマリ・ポートの選択
プライマリ・ポートの選択(続き)
・ポートの選択(続き)
Adopt Primary Port Identity
このポートがプライマリ・ポートの設定(MAC アドレスと IP アドレス)を採用するかどうかを指示します。
この Access Point では、プライマリ・ポートと非プライマリ・ポートのすべてがプライマリ・ポートの設定を
採用します。
(注 ) : 特定の高度設定のブリッジを管理するには、イーサネット・ポートと無線ポートを区別すること
が必要になります。
ポートの識別
このセクションは、すべての識別ページに共通するものです。MAC アドレス、IP アドレス、および IP サブネッ
ト・マスクのデフォルトの識別と現在の識別の両方を表示します。Access Point のデフォルトのアドレスを変更す
ると、ネットワークの接続性の消失やシステムの強制的なリブートなど、重大な結果を生じるおそれがあります。
ステーションの識別を修正するための別の場所については、「Express Setup 」ページを参照してください
(「Summary Status」>「Setup」>「Express Setup」)。
MAC Address
このフィールドは、製造元が割り当てた MAC アドレスを表示します。
Default IP Address
このフィールドを使用して、ステーションの IP(インターネット・プロトコル)アドレスの割り当てや変更が
できます。この変更が有効になるかどうかは、ネットワークで DHCP が使用可能かどうかで決まります。
DHCP が使用不能な場合、このフィールドが IP アドレスになります。DHCP が使用可能な場合、このフィー
ルドは、Access Point の IP アドレスに DHCP サーバが応答しない場合にのみ、IP アドレスを提供することに
なります。
Default IP Subnet Mask
サブネットワークを識別するために使用する数値で、IP アドレスを LAN で認識できるようにします。DHCP
が使用不能な場合、このフィールドがサブネット・マスクになります。DHCP が使用可能な場合、このフィー
ルドは、Access Point の DHCP 要求に DHCP サーバが応答しない場合にのみ、サブネット・マスクを提供す
ることになります。
Current IP Address
このフィールドは、ステーションに現在割り当てられている IP アドレス、またはステーションが現在使用して
いる IP アドレスを表示します。DHCP が使用可能でなければ、これはデフォルトの IP アドレスと同じアドレ
スになります。DHCP が使用可能で、Access Point の DHCP 要求にサーバが応答した場合、このフィールドは、
ネットワーク上でリース期間にのみステーションに動的に割り当てられた IP アドレスを表示します。この場合、
デフォルトの IP アドレスとは異なるアドレスになります。
Current IP Subnet Mask
このフィールドは、ステーションに現在割り当てられている IP サブネット・マスク、またはステーションが現
在使用している IP サブネット・マスクを表示します。DHCP が使用可能でなければ、これはデフォルトのサブ
ネット・マスクと同じサブネット・マスクになります。DHCP が使用可能で、Access Point の DHCP 要求にサ
ーバが応答した場合、これは DHCP サーバが指定したサブネット・マスクになります。
システム管理ページ
3-53
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
アクション・ボタン
アクション・ボタン
この 4 つのアクション・ボタンのセットにより設定をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで JavaScript
が有効であれば、「Cancel
Cancel」以外のボタンをクリックすると確認ポップアップが表示されます。
Cancel
Apply
新しい設定値を入力した後、「Apply
Apply」をクリックすると、設定が有効になります。ブラウザは、引き続きこ
Apply
のページを表示します。
OK
このボタンにより、新しい設定が適用され、ブラウザはメインの「Setup」ページに戻ります。
Cancel
このボタンにより、設定変更がすべてキャンセルされ、前に保存されていた設定値に戻ります。また画面はメ
インの「Setup」ページに戻ります。
Restore Defaults
これをクリックすると、このページのすべての設定が工場デフォルト設定に戻ります。
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-34:イーサネットの識別
:イーサネットの識別 ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-54
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
イーサネットのポート
移動経路
「Summary Status」>「Network Ports/Ethernet」>「Ethernet Port」
セキュリティ
これは、すべてのユーザが読むことのできるステータス情報のページです。
図 3-35:
:「Ethernet Port」ページ
」ページ
概要
このページは、Access Point のイーサネット・ポートについての主要な情報を示します。イーサネット・ポートは、
イーサネット・ネットワークへの有線接続部です。
システム管理ページ
3-55
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Configuration
上位 4 つのセルは、動作ステータス、最大データ・レート、およびイーサネット・ポートの識別アドレスを通知し
ます。デバイスとポートの識別についての詳細は、「Express Setup」ページを参照してください(「Summary
Status」>「Setup」>「Express Setup」)。
Set Properties
これは、「Ethernet Hardware」ページへのリンクです。
Status of “fec0”
“Fast Ethernet Controller:高速イーサネット・コントローラ”は、Access Point が使用するイーサネット・
デバイスの命名規則に準拠したものです。このフィールドは、ポートの 3 つの可能な動作状態の 1 つを表示し
ます。“primary”ということばを追加することで、Access Point のプライマリ・ポートとしてポートを識別
します。
Up
ポートは正常に動作しています。
Down
ポートは動作してません。
Error
ポートはエラー状態にあります。
Maximum Rate (Mb/s)
メガビット/秒で表したデータ伝送の最大レート
IP Address
デバイスのインターネット・プロトコルのアドレス。「Express Setup」ページを使用して IP アドレスの割り
当てや変更をします(「Summary Status」>「Setup」>「Express Setup」)。
MAC Address
MAC(媒体アクセス制御)アドレスは、製造元が割り当てる一意な識別子です。
Statistics:
:Receive
このセクションは、Access Point のイーサネット・ポートを通じて受信したデータ・トラフィックを通知します。
Unicast Packets
“ポイントツーポイント”通信で受信したパケット数
Multicast Packets
1 組のノード宛の伝送として送信されたパケットの、受信パケット数
Total Bytes
受信した総バイト数
Total Errors
エラーであると判定されたパケット
Discarded Packets
エラーのため廃棄されたパケット
システム管理ページ
3-56
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Statistics:
:Receive(続き)
(続き)
Forwardable Packets
ポートが受信したパケットで、フィルタを通したときに許容可能または通過可能なパケット数
Filtered Packets
ポートに設定されたフィルタによって停止または遮蔽されたパケット
Packet CRC Errors
受信したパケット内に検出された CRC(巡回冗長チェック)エラー
Carrier Sense Lost
イーサネット・ネットワークから切断された数。これは通常、ワイヤの切断障害によるものです。
Late Collisions
ワイヤが長すぎることによって生じたと思われるパケット・エラー。Wireless LAN Adapter カードの欠陥を示
す場合もあります。
Overrun Packets
Access Point の処理するパケットが一時的に過負荷状態になったため、廃棄されたイーサネット・パケット
Packets Too Long
最大パケット・サイズの 1518 バイトよりも大きいイーサネット・パケット
Packets Too Short
最小パケット・サイズの 64 バイトよりも小さいイーサネット・パケット
Packets Truncated
破損した、または不完全なパケット
Statistics:
:Transmit
このセクションは、Access Point のイーサネット・ポートから送信されたデータ・トラフィックを通知します。
Unicast Packets
“ポイントツーポイント”通信で送信されたパケット数
Multicast Packets
1 組のノード宛の伝送として送信されたパケットの、送信パケット数
Total Bytes
ポートから送信された総バイト数
Total Errors
エラーであると判定されたパケット数
Discarded Packets
エラーのため Access Point によって廃棄されたパケット
システム管理ページ
3-57
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Statistics:
:Transmit(続き)
(続き)
Forwarded Packets
ポートが送信したパケットで、フィルタを通したときに許容可能または通過可能なパケット数
Max Retry Packets
複数回リトライを実施した後、失敗したパケット
Total Collisions
このポートを通じて発生したパケットの衝突回数
Late Collisions
ワイヤが長すぎることによって生じたと思われるパケット・エラー。NIC カードの欠陥を示す場合もあります。
Underrun Packets
Access Point がイーサネット・コントローラに追従できなくなったため、送信に失敗したパケット
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-36:イーサネットのポート
:イーサネットのポート ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-58
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
イベント・ログ
イベント・ログ
移動経路
「Summary Status」>「Logs」>「Event Log」
セキュリティ
これは、すべてのユーザが読むことのできるステータス情報のページです。
図 3-37:
:「Event Log」ページ
」ページ
概要
このページは、ネットワークのイベントや発生事項を時間順に並べた表を示しています。設定や表示フィルタのフ
ィールドに設けられた選択肢のオプションにより、ネットワーク動作についての特定の情報を表示することができ
ます。
設定
Index
表に表示するイベントの開始番号を選択します。「Index」の‘0’が、最新のイベントになります。
Number of Events
表に表示するイベントの数を選択します。
イベント・ログと表示フィルタ
イベント・ログと表示フィルタ
上のサンプル・ページは、デフォルトのログ・ビューであり、列の見出しには「Time」、「Severity」、および
「Description」があります。「Additional Display Filters」は、「Event Display Setup」画面へのリンクです。
「Event Display Setup」画面には、より多くの選択肢と形式のオプションがあり、時刻の表示方法や重大度を扱い
ます。「Download Event Log」リンクにより、メニューを用いてページ移動せずにイベント・ログをダウンロード
できます。イベント・ログは、サーチ目的のためプレーン・テキストであり、適切なタイムスタンプを備えていま
す。
システム管理ページ
3-59
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Time
「Time」は、Access Point がオンになってからの累積の日数、時間数、および分数でログ記録されます。ある
いは、タイム・サーバが指定されている場合、または Access Point 上で時間を手動で設定している場合は、
“壁掛け時計”としてログ記録されます。
Severity
イベントには、ネットワーク動作への影響度という点から見て、さまざまな重大度があります。「Severity」
リンクをクリックすると「Event Log Summary」画面に移り、各重大度で発生したイベントの記録を見ること
ができます。
重大度の名前をクリックすると、各イベントを説明したヘルプ・ページにジャンプできます。
(緑)
Info(緑)
定期的な情報。エラーではありません。
(青)
Warning(青)
エラーが発生している可能性があることを示します。
(マゼンタ)
Alert(マゼンタ)
ログに記録すべきものとしてあらかじめ選択したイベントが発生しています。アラートの代表的な例と
しては、パケット・エラー状態があります。「Station」ページには、イベント・ログにアラートとし
て通知されたステーションとの間でパケット伝送を可能とするためのチェック・ボックスがあります。
(赤)
FATAL(赤)
ポートやデバイスの動作を妨げるイベント。通常、動作を再開するには、ポートやデバイスをリセット
する必要があります。
Description
この列には、イベントの性質やソースが記述されています。ステーションに関連するイベントを調査しやすく
するため、この列には、適切なステーションのページへ直接リンクできる、ステーションの識別子(MAC アド
レス、IP アドレスなど)が記載されます。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
この 4 つのアクション・ボタンのセットにより、識別の入力をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで
JavaScript が有効であれば、ボタンをクリックすると確認ポップアップが表示されます。
Purge Log
表示したイベントの記録を永久に削除します。
Apply New
「Index」と「Number of Events」フィールドの入力を適用します。
Prev and Next
イベント・ログの前後のページを閲覧できます。
システム管理ページ
3-60
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-38:イベント
:イベント・ログ
:イベント・ログ ― ターミナル・エミュレ
ターミナル・エミュレータの場合の画面
・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-61
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
イベント表示のセットアップ
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Event Log: Display Defaults」
セキュリティ
このページを変更するには、書き込み機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-39:
:「Event Display Setup」ページ
」ページ
概要
このページで、イベント・ログへの時刻の表示方法を決めることができます。どの重大度でイベントを表示するか
決めることができます。
設定
How should time generally be displayed?
このプルダウン・メニューにより、ログ内のイベントをシステムの稼働時間で表示するか、壁掛け時計の時刻
で表示するかを決定します。システムの稼働時間の場合、ブート以降、または最後のイベント・ログ表示以降
のいずれかでイベントが表示されます。この設定は、次のプルダウン・メニューで選択します。壁掛け時計の
場合、イベントは、YY:MM:DD HH:MM:SS 形式で表示されます。時刻が(手動またはタイム・サーバのいず
れかで)設定されていない場合、どちらを選択しても、時刻は稼働時間で表示されます。
システム管理ページ
3-62
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定(続き)
設定(続き)
How should event elapsed (non-wall-clock) Time be displayed?
最後のブート以降、またはイベントが発生してからのイベント時間を表示するよう選択します。
Severity Level at which to display events immediately on the console, console
log, or GUI log:
イベントが発生したとき、読み取り専用で直ちにコンソールに表示するか、コンソール・ログに表示するか、
あるいは GUI のログに表示することができます。イベントは記録することもできます(イベントの表示と記録
は、「Event Handling Setup」ページを用いてコントロールします)。プルダウン・メニューを使用して 11
のセキュリティ・レベルのいずれかを選択します。
アラートは、管理者が特に通知するよう要求したイベントを示します。警告は障害が発生したことを示します。
情報は、致命的でない何らかの動作を単に通知するものです(たとえば、ポートがオフになっている、または
レートの設定が変更されている、など)。
•
Protocol alert
•
Port alert
•
External alert
•
System warning
•
Protocol warning
•
Port warning
•
External warning
•
System information
•
Protocol information
•
Port information
•
External information
これらの選択は、イベントの表示にのみ関係します。これらを使用して情報をフィルタリングしますが、イベ
ント・ログから削除するわけではありません。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
この 4 つのアクション・ボタンのセットにより、設定をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで JavaScript
が有効であれば、「Cancel
Cancel」以外のボタンをクリックすると確認ポップアップが表示されます。
Cancel
Apply
新しい設定値を入力した後、「Apply
Apply」をクリックすると設定が有効になります。ブラウザは、引き続きこの
Apply
ページを表示します。
OK
このボタンにより、新しい設定が適用され、ブラウザは前のページに戻ります。
Cancel
このボタンにより、入力やポートの設定がすべてキャンセルされ、設定値は前に保存されていた入力値に戻り
ます。
Restore Defaults
これをクリックすると、このページのすべての設定が工場デフォルト設定に戻ります。
システム管理ページ
3-63
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-40:イベント表示のセットアップ
:イベント表示のセットアップ ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-64
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
イベント処理のセットアップ
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Event Log: Event Handling」
セキュリティ
このページを変更するには、書き込み機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-41:
:「Event Handling Setup」ページ
」ページ
システム管理ページ
3-65
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
概要
このページで、致命的、アラート、警告、および情報といったイベントの通知方法を決定できます。イベントをカ
ウントするだけ、イベントをコンソールに表示するが保存しない、コンソールに表示した後保存する、あるいはイ
ベントを表示および記録した後、発生を通知する、を選択することができます。
設定
System fatal
Protocol fatal
Network port fatal
System alert
Protocol alert
Network port alert
External alert
System warning
Protocol warning
Network port warning
External warning
System information
Protocol information
Network port information
External information
イベント設定は、Access Point によるイベントの処理方法(カウント、ログに表示、記録、報告書で通知)を
コントロールします。設定は色で識別されています。致命的エラーは赤、アラートはマゼンタ、警告は青、お
よび情報は緑になります。各設定のプルダウン・メニューからオプションを選択します。各オプションは前の
オプションの機能を含んでおり、これをベースとして構築されています。
Count
この分類の中で発生した総イベントを数えるだけで、通知や表示などはしません。
Display console
読み取り専用でイベントを表示し、記録しません。
Record
ログ内のイベントを記録し、読み取り専用で表示します。
Notify
ログ内のイベントを記録・表示し、さらに発生事項を内部の人物に通知するよう指示します。
システム管理ページ
3-66
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Handle Station Alerts as Severity Level:
システム・アラートのセキュリティ・レベルを設定できます。プルダウン・メニューを使用して 11 のセキュリ
ティ・レベルのいずれかを選択します。アラートは、状態を是正するための処置が必要であることを示します。
警告は、エラーが発生するおそれのある状態であることを示します。情報は、何らかの動作についての単なる
定常的な情報です。エラーは発生していません。
•
Protocol alert
•
Port alert
•
External alert
•
System warning
•
Protocol warning
•
Port warning
•
External warning
•
System information
•
Protocol information
•
Port information
•
External information
Maximum memory reserved for Detailed Event Trace Buffer (bytes)
Detailed Event Trace Buffer 用に確保するバイト数を入力します。Detailed Event Trace Buffer は、ネットワ
ーク上の指定したステーション間のパケットの内容をトレースするための高性能なツールです。
Download Detailed Event Trace Buffer
用意されたリンクにより、詳細トレース・バッファ内の「Headers Only」または「All Data」を見ることがで
きます。パケットごとに保存するバイト数は、「Association Table Advanced Setup」ページでコントロール
します。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
この 5 つのアクション・ボタンのセットにより、設定をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで JavaScript
が有効であれば、「Cancel
Cancel」以外のボタンをクリックすると確認ポップアップが表示されます。
Cancel
Purge Trace Buffer
Event Trace Buffer からパケットのトレースを永久に削除します。
Apply
新しい値や設定を入力した後、「Apply
Apply」をクリックすると新しい入力が有効になります。ブラウザは、引き
Apply
続きこのページを表示します。
OK
このボタンにより、新しい設定が適用され、ブラウザは前のページに戻ります。
Cancel
このボタンにより、入力やポートの設定がすべてキャンセルされ、設定値は前に保存されていた入力値に戻り
ます。
Restore Defaults
これをクリックすると、このページのすべての設定が工場デフォルト設定に戻ります。
システム管理ページ
3-67
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-42:イベント処理のセットアップ
:イベント処理のセットアップ ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-68
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
イベント通知
イベント通知のセットアップ
通知のセットアップ
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Event Log: Notifications」
セキュリティ
このページを変更するには、書き込み機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-43:
:「Event Notifications Setup」ページ
」ページ
概要
このページで、Access Point 外部の宛先(SNMP サーバや Syslog システムなど)に対して、致命的、アラート、警
告、および情報のイベント通知を有効にして設定することができます。
(注):外部の宛先にイベント通知を送信するには、「Event Handling Setup」ページで、外部通知を必
要とする各イベントを「Notify」に設定しておく必要があります。
システム管理ページ
3-69
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定
Should Notify-Disposition Events generate SNMP Traps?
「yes」を選択すると、SNMP サーバにイベント通知が送信されます。
(注):SNMP サーバに通知を送信するには、「SNMP Setup」ページで SNMP を有効にし、「SNMP
Trap Destination」と「SNMP Trap Community」を入力する必要があります。
SNMP Trap Destination
SNMP 管理ソフトウェアが動作するサーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
SNMP Trap Community
SNMP のコミュニティ名を入力します。
Should Notify-Disposition Events generate Syslog Messages?
「yes」を選択すると、Syslog サーバにイベント通知が送信されます。
Syslog Destination Address
Syslog が動作するサーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
Syslog Facility Number
通知のための Syslog ファシリティ番号を入力します。デフォルト設定は 16 であり、これはファシリティ・コ
ード Local0 に対応するものです。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
この 4 つのアクション・ボタンのセットにより、設定をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで JavaScript
が有効であれば、「Cancel
Cancel」以外のボタンをクリックすると確認ポップアップが表示されます。
Cancel
Apply
新しい値や設定を入力した後、「Apply
Apply」をクリックすると新しい入力が有効になります。ブラウザは、引き
Apply
続きこのページを表示します。
OK
このボタンにより、新しい設定が適用され、ブラウザは前のページに戻ります。
Cancel
このボタンにより、入力やポートの設定がすべてキャンセルされ、設定値は前に保存されていた入力値に戻り
ます。
Restore Defaults
これをクリックすると、このページのすべての設定が工場デフォルト設定に戻ります。
システム管理ページ
3-70
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-44:イベント通知のセットアップ
:イベント通知のセットアップ ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-71
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
エクスプレス・セットアップ
エクスプレス・セットアップ
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Express Setup」>「Express Setup」
セキュリティ
このページを変更するには、識別と書き込みの機能を有する管理者であることが必要です。このページを誤って設
定すると、Access Point への接続が消失する可能性があります。
図 3-45:
:「Express Setup」ページ
」ページ
概要
このページは基本的なセットアップのページであり、Access Point の初期設定の入力場所になります。このページ
で、初期セットアップの後にコンフィギュレーションを変更することもできます。初めて Access Point をオンにし
たとき、このページが Access Point のデフォルト Web ページになります。「Apply」または「OK」でコンフィギ
ュレーションが正しく適用されるまで、デフォルトのページが維持されます。
システム管理ページ
3-72
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定
System Name
これは、ブラウザ・ページのタイトルに表示されるシステムの名前です。
MAC Addr.
MAC(媒体アクセス制御)アドレスは、製造元が永久的に割り当てる一意なシリアル番号です。
Configuration Server Protocol
この設定は、ネットワークの IP アドレス割り当て方式に一致しなければなりません。「Configuration
Server」リンクをクリックすると、「Boot Server Setup」ページが開きます。
None
ネットワークには、IP アドレスの割り当てを行う自動システムがありません。
BOOTP
BOOTP(Boot Protocol)により、IP アドレスは、MAC アドレスに基づいてハードコードされます。
DHCP
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)により、IP アドレスは、あらかじめ決められた期間
だけ“リース”されます。
Default IP Address
このフィールドで、ステーションの IP アドレスの割り当てや変更をします。この変更が有効になるかどうかは、
ネットワークで DHCP が使用可能かどうかで決まります。DHCP が使用不能な場合、このフィールドが IP ア
ドレスになります。DHCP が使用可能な場合、このフィールドは、Access Point の IP アドレスに DHCP サー
バが応答しない場合にのみ、IP アドレスを提供することになります。
Default IP Subnet Mask
サブネットワークを識別するために使用する数値で、IP アドレスを LAN で認識できるようにします。DHCP
が使用不能な場合、このフィールドがサブネット・マスクになります。DHCP が使用可能な場合、このフィー
ルドは、Access Point の DHCP 要求に DHCP サーバが応答しない場合にのみ、サブネット・マスクを提供す
ることになります。
Default Gateway
インターネット・ゲートウェイの IP アドレスをここに入力します。255.255.255.255 と入力すると、ゲートウ
ェイが存在しないことを示します。このリンクをクリックすると、「Routing Setup」ページにジャンプします。
Radio Service Set ID (SSID)
ステーションが Access Point と通信するために使用しなければならない一意な識別子。SSID には、最大 32 文
字の任意の英数字を入力することができます。
SSID には非 ASCII 文字を入力できます。ここには、¥、小文字の x、および非 ASCII 文字を表す文字を入力
します。たとえば、¥xbd は、記号½を挿入します。
システム管理ページ
3-73
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定(続き)
設定(続き)
Role in Radio Network
プルダウン・メニューにより、このステーションの役割を選択することができます。
Access Point/Root
イーサネット・ネットワークと無線のクライアント・ステーションとを接続する無線 LAN トランシー
バ。Access Point はすべてこの設定にする必要があります。
Repeater/Non-Root
クライアントと別の Access Point の間でデータを転送するステーション(通常は Access Point)。こ
の設定は、イーサネット・ネットワークに接続されていない Access Point について使用します。
Client/Non-root
Access Point に無線で接続されるステーション。この設定は、別の Access Point のテストなど、診断
用として使用します。
Optimize Radio Network For
このフィールドには、ネットワークのパフォーマンスを最適化するための 3 つの選択肢があります。
「Throughput」または「Range」を選択すると、可能性のある相反パラメータとのトレードオフによって、デ
ータ量または動作範囲を最大化します。「Custom」のリンクをクリックすると、「AP Radio Hardware」ペ
ージにジャンプし、ここで特定パラメータの範囲を設定できます。
Ensure Compatibility With
IEEE 802.11 は、業界の無線ネットワークの規格です。ユーザのネットワークに Cisco Aironet の 2Mbps ステ
ーションが含まれている場合は、「2Mb/sec Clients」を選択して動作の互換性を確保します。ネットワークに
Cisco Aironet 以外のデバイスが存在する場合は、「non-Cisco Aironet 802.11」を選択します。
SNMP Admin. Community
SNMP(Simplified Network Management Protocol)を使用するため、ここに管理者のコミュニティ名を入力
できます。このフィールドにコミュニティ名を入力すると、同じ名前のシステム・ユーザが作成され、書き込
み、SNMP、識別、および管理の機能が備わります。
「SNMP」リンクをクリックすると、「SNMP Setup」ページにジャンプします。そこで、その他の SNMP 設
定を編集できます。User Manager によって追加の SNMP コミュニティを設定できます。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
この 4 つのアクション・ボタンのセットにより、設定をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで JavaScript
が有効であれば、「Cancel
Cancel」以外のボタンをクリックすると確認ポップアップが表示されます。
Cancel
Apply
新しい設定値を入力した後、「Apply
Apply」をクリックすると新しい設定が有効になります。ブラウザは、引き続
Apply
きこのページを表示します。
OK
このボタンにより、新しい設定が適用され、ブラウザはメインの「Setup」ページに戻ります。
Cancel
このボタンにより、設定変更がすべてキャンセルされ、前に保存されていた設定値に戻ります。また画面はメ
インの「Setup」ページに戻ります。
システム管理ページ
3-74
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
アクション・ボタン
アクション・ボタン(続き)
・ボタン(続き)
Restore Defaults
これをクリックすると、このページのすべての設定が工場デフォルト設定に戻ります。
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-46:イーサネットの識別
:イーサネットの識別 ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-75
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
FTP のセットアップ
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Services/FTP」>「FTP Setup」
セキュリティ
このページを変更するには、書き込み機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-47:
:「FTP Setup」ページ
」ページ
概要
これは、FTP(File Transfer Protocol)の使用をコントロールするためのサービス・セットアップ・ページです。
ブラウザ以外のファイル転送はすべて、このページの設定で管理されます。
設定
File Transfer Protocol
ネットワーク・プロトコルを選択する場合、FTP または TFTP(trivial file transfer protocol)のいずれかを選択
します。TFTP は、速度が遅くセキュリティの低いプロトコルで、ユーザ名やパスワードを必要としません。
Default File Server
Access Point が FTP ファイルを探す場所の IP アドレスを入力します。
FTP Directory
FTP ファイルが配置されているサーバ上のディレクトリを入力します。
FTP User Name
FTP サーバに割り当てられているユーザ名を入力します。このフィールドは、TFTP が選択されている場合に
は必要ありません。
システム管理ページ
3-76
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定(続き)
設定(続き)
FTP User Password
ユーザ名に対応するパスワードを入力します。このフィールドは、TFTP が選択されている場合には必要あり
ません。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
この 4 つのアクション・ボタンのセットにより、設定をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで JavaScript
が有効であれば、「Cancel
Cancel」以外のボタンをクリックすると確認ポップアップが表示されます。
Cancel
Apply
新しい設定値を入力した後、「Apply
Apply」をクリックすると新しい設定が有効になります。ブラウザは、引き続
Apply
きこのページを表示します。
OK
このボタンにより、新しい設定が適用され、ブラウザはメインの「Setup」ページに戻ります。
Cancel
このボタンにより、設定変更がすべてキャンセルされ、前に保存されていた設定値に戻ります。また画面はメ
インの「Setup」ページに戻ります。
Restore Defaults
これをクリックすると、このページのすべての設定が工場デフォルト設定に戻ります。
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-48:
:FTP のセットアップ ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-77
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
インストール・キーの管理
インストール・キーの管理
移動経路
「 Summary Status 」 > 「 Setup 」 > 「 Services: Cisco Services 」 > 「 Cisco Services Setup 」 > 「 Manage
Installation Keys」>「Manage Installation Keys」
セキュリティ
このページを変更するには、識別機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-49:
:「Manage Installation Keys」ページ
」ページ
概要
このページを使用して、現在の Cisco Aironet ソフトウェア・ライセンスの仕様を調査し、また新しいライセンスを
インストールします。
設定
Current License
このセクションは、この Access Point に現在インストールされているソフトウェア・ライセンスについての情
報サマリです。
MAC Address
MAC(媒体アクセス制御)アドレスは、Cisco Aironet が永久的に割り当てる一意なシリアル番号です。
システム管理ページ
3-78
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Current License(続き)
(続き)
Device Type
完全な製品名
Number of Associations
この Access Point に関連付けることのできるステーションの最大数。これは、この Access Point に関
連付けることのできるステーションのライセンス数であることに注意してください。ただし、無線ハー
ドウェアによってこの数がさらに制限される可能性もあります。
Features Enabled
この行は、この Access Point で有効なソフトウェアの機能を挙げています。多くのオプションの中で
も、よく選択される一般的な機能は次の 3 つです。
Antenna Diversity:データの送受信を向上するための 2 つのアンテナ
RIP:Routing Information Protocol(ブリッジでのみ使用)
Long WEP:暗号化のセキュリティ・システム
Install a new License using one of the following methods
このセクションでは、Cisco Aironet のソフトウェア・ライセンスをアップデートする 2 つの方法のいずれかを
選択します。
Type in new License
英数字の完全なライセンス・キーを入力します。
Select a new License File
この方法により、ハード・ドライブやマッピングされたネットワーク・ドライブを参照し、ライセン
ス・キーを含んだファイルを見つけることができます。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
2 つのアクション・ボタンにより、設定をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで JavaScript が有効であれ
ば、「Install
Install Licence Now」ボタンをクリックすると確認ポップアップが表示されます。ただし「Cancel
Cancel」ボタ
Now
Cancel
ンではこれは表示されません。
Install License Now
新しい情報を入力した後、「Install
Install License Now」をクリックすると新しい設定が有効になります。ブラウザ
Now
は、引き続きこのページを表示します。
Cancel
このボタンにより、設定変更がすべてキャンセルされ、前に保存されていた設定値に戻ります。また画面はメ
インの「Setup」ページに戻ります。
システム管理ページ
3-79
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-50:インストール
:インストール・キーの管理
:インストール・キーの管理 ― ターミナル・エミュレ
ターミナル・エミュレータの場合の画面
・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-80
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
マップ・ウィンドウ
マップ・ウィンドウ
移動経路
「Summary Status」(または任意のページ)>「Map」
セキュリティ
Map ウィンドウはすべてのユーザが利用できます。
図 3-51:
:Map ウィンドウ
概要
Map ウィンドウは、任意のページの上部にある「MAP」ボタンをクリックすると表示されます。Map ウィンドウ
を使用すると任意のシステム管理ページや、無線ネットワーク全体のマップにすばやくジャンプできます。
(注):Map ウィンドウを操作するには、Java を使用できるブラウザが必要です。
各メイン・ページのサブページを表示するには、メイン・ページ・リンクの横の黒丸をクリックするか(Microsoft
Internet Explorer)、メイン・ページ・リンクの横の expand をクリックします(Netscape Navigator)。下の例
では、「Network Ports」ページのサブページが表示されています。
図 3-52:
:「Network Ports」サブページを表示した
」サブページを表示した Map ウィンドウ
システム管理ページ
3-81
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
マップのリンク
Network Map
このリンクをクリックすると、Network Map ウィンドウが開きます。Network Map ウィンドウを使用すれば、
ネットワーク上の任意の無線デバイスを参照できます。
図 3-53:
:Network Map ウィンドウ
Network Map ウィンドウは、Map ウィンドウで「Network Map」リンクをクリックすると表示されます。
Network Map ウィンドウを使用すると、新しいブラウザ・ウィンドウを開いて、無線ネットワーク上の任意の
デバイスの「Station」ページを表示することができます。
無線デバイスの名前をクリックすると、「Station」ページを表示した新しいブラウザ・ウィンドウが開き、そ
のデバイスについての Access Point のローカル情報が表示されます。デバイス名の横の「Go
Go」をクリックする
Go
と、新しいブラウザ・ウィンドウが開き、そのデバイスのホームページが表示されます(ホームページがある
場合)。PC カードのクライアントなど、一部のデバイスにはホームページはありません。
Show clients
Map ウィンドウで「show clients」をクリックすると、ネットワーク上のすべての無線クライアントが表示さ
れます。クライアントの名前は、それが関連付けられているユニットの下に表示されます。
Hide clients
クライアントが表示されている場合、「hide clients」をクリックするとクライアント以外のデバイスだけが表
示されます。
Summary Status
このリンクをクリックすると、新しいブラウザ・ウィンドウが開き、「Summary Status」ページが表示され
ます。
システム管理ページ
3-82
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Association Table
このリンクをクリックすると、新しいブラウザ・ウィンドウが開き、「Association Table」ページが表示され
ます。「Association Table」のサブページを表示するには、ページ・リンクの横の黒丸をクリックするか
(Microsoft Internet Explorer)、ページ・リンクの横の expand をクリックします(Netscape Navigator)。
Event Logs
このリンクをクリックすると、新しいブラウザ・ウィンドウが開き、「Event Logs」ページが表示されます。
Network Ports
このリンクをクリックすると、新しいブラウザ・ウィンドウが開き、「Network Ports」ページが表示されま
す 。 「 Network Ports 」 の サ ブ ペ ー ジ を 表 示 す る に は 、 ペ ー ジ ・ リ ン ク の 横 の 黒 丸 を ク リ ッ ク す る か
(Microsoft Internet Explorer)、ページ・リンクの横の expand をクリックします(Netscape Navigator)。
Setup
このリンクをクリックすると、新しいブラウザ・ウィンドウが開き、「Setup」ページが表示されます。
「Setup」のサブページを表示するには、ページ・リンクの横の黒丸をクリックするか(Microsoft Internet
Explorer)、ページ・リンクの横の expand をクリックします(Netscape Navigator)。
システム管理ページ
3-83
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ネーム・サーバのセットアップ
ネーム・サーバのセットアップ
移動経路
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Cisco Services:Name Server」>「Name Server Setup」
セキュリティ
このページを変更するには、書き込み機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-54:
:「Name Server Setup」ページ
」ページ
概要
ドメイン・ネーム・システムによって、IP アドレスとドメイン名との間に直接的な対応関係を設定することができ
ます。このページを使用して、Access Point がネットワークのドメイン・ネーム・サーバを使用して動作するよう
設定します。
設定
Domain Name System (DNS)
DNS が備わっていれば、このオプションを「Enabled」に設定し、Access Point が DNS を使用して機能する
ようにします。
システム管理ページ
3-84
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定(続き)
設定(続き)
Default Domain
ユーザのネットワークの IP ドメイン(mycompany.com など)を入力します。
Current Domain
ユーザの Access Point にサービスを提供するドメイン。このドメインは、「Boot Server Setup」ページで、
「 Configuration Server Protocol 」 と し て 「 DHCP 」 を 設 定 し 、 「 Use previous Configuration Server
settings when no server responds?」の設定で「No」を選択している場合、デフォルトのドメインと異なる場
合があります。
Domain Name Servers (Default)
DNS サーバの名前を 3 つまで入力します。
Domain Name Servers (Current)
現在 Access Point が参照している DNS サーバです。
Domain Suffix
ドメイン内のステーションの完全名の中で、表示のため切り捨てたい部分を入力します。たとえば、ドメイン
mycompany.com で、あるコンピュータの完全名が mycomputer.mycompany.com であるとします。ドメイン
接尾部を mycompany.com に設定している場合、このコンピュータの名前は、mycomputer とだけ表示されま
す。デフォルトは、“.ドメイン名”です。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
この 4 つのアクション・ボタンのセットにより、設定をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで JavaScript
が有効であれば、「Cancel
Cancel」以外のボタンをクリックすると確認ポップアップが表示されます。
Cancel
Apply
新しい設定値を入力した後、「Apply
Apply」をクリックすると新しい設定が有効になります。ブラウザは、引き続
Apply
きこのページを表示します。
OK
このボタンにより、新しい設定が適用され、ブラウザはメインの「Setup」ページに戻ります。
Cancel
このボタンにより、設定変更がすべてキャンセルされ、前に保存されていた設定値に戻ります。また画面はメ
インの「Setup」ページに戻ります。
Restore Defaults
これをクリックすると、このページのすべての設定が工場デフォルト設定に戻ります。
システム管理ページ
3-85
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-55:ネー
:ネーム
:ネーム・サーバのセットアップ ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-86
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ネットワークのポート
移動経路
「Summary Status」>「Network」>「Network Ports」
セキュリティ
このページでは、読み取り機能が必要です。
受信データ
送信データ
図 3-56:
:「Network Ports」ページ
」ページ
概要
このページには、ページ・タイトルに挙げられたステーションのネットワーク・ポートについての主要な情報が記
載されています。上のサンプル画面は、デバイス AP4800-E:23b298 のイーサネット・ポートと無線ポートを示して
います。この Access Point には、MAC アドレス 00409623b298 が割り当てられています。2 つのポートは、イーサ
ネット・ネットワークへの有線ポートと Access Point の無線ポートであり、無線ポートはこの Access Point に関連
付けられた無線ステーションと通信します。
システム管理ページ
3-87
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ポート名、ステータス、および識別
各列の上から 6 行は、ポートの名前、動作ステータス、および識別アドレスを通知します。デバイスとポートの識
別 に つ い て の 詳 細 は 、 「 Express Setup 」 ペ ー ジ を 参 照 し て く だ さ い ( 「 Summary Status 」 > 「 Setup 」 >
「Express Setup」)。
Name
ネットワークのインタフェース・ポートを表示します。名前の横のアスタリスク(*)は、そのポートが
Access Point のプライマリ・ポートであることを示します。いずれかのポートの識別ページを使用して、プラ
イマ リ・ ポー トを 選択 しま す( 「Summary Status 」 >「 Setup 」 >「 Ethernet 」 また は「 AP Radio 」 >
「Identification」)。
Status
ポートについて、次の 3 つの可能な動作状態のいずれかを表示します。
Up
ポートは正常に動作しています。
Down
ポートは動作してません。
Error
ポートは動作中ですが現在エラー状態にあります。
Max. Mb/s
メガビット/秒で表したデータ伝送の最大レート
IP Addr.
デバイスの IP(インターネット・プロトコル)アドレス。高度なブリッジのコンフィギュレーションでは、単
一デバイスの別々のポートが別々の IP アドレスを持つこともできます。「Express Setup」ページを使用して
IP アドレスの割り当てや変更をします(「Summary Status」>「Setup」>「Express Setup」)。
MAC Addr.
MAC(媒体アクセス制御)アドレスは、製造元が割り当てる一意なシリアル番号です。
Radio SSID
無線 SSID(Radio Service Set Identifier)は、ステーションが Access Point と通信するために使用しなけれ
ばならない ID です。ポートの無線 SSID は、「Express Setup」ページで入力または変更します
(「Summary Status」>「Setup」>「Express Setup」)。
Data Received
各列の中央部は、Access Point のポートを通じて受信したデータ・トラフィックについて通知します。
Unicast pkts.
“ポイントツーポイント”通信で受信したパケット数
Multicast pkts.
1 組のノード宛の伝送として送信されたパケットの、受信パケット数
システム管理ページ
3-88
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Data Received(続き)
(続き)
Total bytes
受信した総バイト数
Errors
エラーであると判定されたパケット
Discards
エラーのため Access Point によって廃棄されたパケット数
Forwardable pkts.
ポートが受信したパケットで、フィルタを通したときに許容可能または通過可能なパケット数
Filtered pkts.
ポートに設定されたフィルタによって停止または遮蔽されたパケット数
Data Transmitted
各列の下部は、Access Point のポートから送信されたデータ・トラフィックについて通知します。
Unicast pkts.
“ポイントツーポイント”通信で送信されたパケット数
Multicast pkts.
1 組のノード宛の伝送として送信されたパケットの、送信パケット数
Total bytes
ポートから送信された総バイト数
Errors
エラーであると判定されたパケット数
Discards
エラーのため Access Point によって廃棄されたパケット数
Forwarded pkts.
ポートが送信したパケットで、フィルタを通したときに許容可能または通過可能なパケット数
システム管理ページ
3-89
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-57:ネットワークのポート
:ネットワークのポート ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-90
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ルーティングのセットアップ
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Services: Routing」>「Routing Setup」
セキュリティ
このページを変更するには、識別機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-58:
:「Routing Setup」ページ
」ページ
概要
このページを使用して、IP ネットワークのルーティング・システムと通信するよう、この Access Point を設定しま
す。
設定
Default Gateway
デフォルトのネットワーク・ゲートウェイの IP アドレスをここに入力します。255.255.255.255 と入力すると、
ゲートウェイが存在しないことを示します。
システム管理ページ
3-91
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定(続き)
設定(続き)
Add/Remove ボタン
この 1 対のボタンは、「New Network Route」および「Installed Network Routes」の各設定で動作します。
「Add
Add」をクリックすると、新しいネットワーク経路が「Installed
Network Routes」フィールドに配置され
Add
ます。「Remove
Remove」をクリックすると、「Installed
Network Routes」フィールドから強調表示した経路を削除
Remove
します。「Add」/「Remove」ボタンを使用して経路の変更を入力した後、下のアクション・ボタンを使用し
てセットアップを完了させます。
New Network Route
新しいネットワーク経路について、それぞれ次の 3 つの入力が必要です。
Dest Network
宛先ネットワークの IP アドレスを入力します。
Gateway
宛先ネットワークに到達するために使用するゲートウェイの IP アドレスを入力します。
Subnet Mask
宛先ネットワークに関連付けられたサブネット・マスクを入力します。
Installed Network Routes
このフィールドは、インストールしたすべての経路を一覧表示します。このリストを変更した直後の場合、必
要なアクション・ボタンを使用して変更を適用またはキャンセルするまで変更は有効になりません。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
この 4 つのアクション・ボタンのセットにより、設定をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで JavaScript
が有効であれば、「Cancel
Cancel」以外のボタンをクリックすると確認ポップアップが表示されます。
Cancel
Apply
新しい設定を入力した後、「Apply
Apply」をクリックすると設定が有効になります。ブラウザは、引き続きこのペ
Apply
ージを表示します。
OK
このボタンにより、新しい設定が適用され、ブラウザはメインの「Setup」ページに戻ります。
Cancel
このボタンにより、設定変更がすべてキャンセルされ、前に保存されていた設定値に戻ります。また画面はメ
インの「Setup」ページに戻ります。
Restore Defaults
これをクリックすると、このページのすべての設定が工場デフォルト設定に戻ります。
システム管理ページ
3-92
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-59:ルーティングのセットアップ
:ルーティングのセットアップ ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-93
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
セキュリティのセットアップ
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Cisco Services: Security」>「Security Setup」
セキュリティ
このページにはセキュリティの制限はありませんが、「User Manager」と「User Information」のリンクを変更す
るには、書き込み機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-60:
:「Security Setup」ページ
」ページ
概要
このページで、Access Point のセキュリティ機能をセットアップして管理することができます。セキュリティ機能
を有効にするには、「User Information」ページに移動して、管理者、識別、ファームウェア、および書き込みの
各機能を持つユーザを作成する必要があります。
設定
Login
Login ウィンドウを表示します。まだログインしていないユーザはここでログインできます。この「Login」リ
ンクは、各ページの一番下に表示される「Login」リンクと同じものです。
User Manager
このリンクを使用して、セキュリティ機能を有効または無効にします。
システム管理ページ
3-94
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定(続き)
設定(続き)
Change Current User Password
User Information ウィンドウを表示します。User Information ウィンドウは、ユーザに割り当てられた機能も
表示します。
図 3-61:ユーザ
:ユーザ・パスワードの変更ウィンドウ
:ユーザ・パスワードの変更ウィンドウ
パスワードを変更するには、「old password」フィールドに現在のパスワードを入力します。次に「new
password」フィールドに新しいパスワードを入力し、「confirm password」フィールドにこれを再入力します。
「Apply
Apply」をクリックします。
Apply
User Information
このリンクを使用して、システムへのユーザの追加、システムからのユーザの削除、およびユーザ機能の割り
当てをします。システムのユーザレベルのセキュリティを有効にするには、このリンクを使用して管理者、識
別、ファームウェア、および書き込みの各機能を持つユーザを追加し、次に「User Manager」画面に移動して
セキュリティ機能を有効にします。
Radio Data Encryption (WEP)
このリンクで「Radio Data Encryption」ページに移動し、そこで最大 4 つのデータ暗号化キーを設定して
WEP を有効にすることができます。
システム管理ページ
3-95
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-62:セキュリティのセットアップ
:セキュリティのセットアップ ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-96
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
セットアップ
移動経路
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Setup」
セキュリティ
このページには、Access Point の情報と識別のページへのリンクが用意されています。「Setup」ページには、すべ
てのユーザがアクセスできますが、このページのリンクにアクセスするには、セキュリティ機能が必要です。
図 3-63:
:「Setup」ページ
」ページ
概要
メインの「Setup」ページは、システムのセットアップ、コンフィギュレーション、およびパフォーマンスの情報に
ついてのリンクのみで構成されています。
Express Setup
このリンクをクリックすると、すべての基本設定のためのフィールドやメニューを含んだ「Express Setup」ページ
に移動できます。「Express Setup」ページは、最も代表的なネットワーク・アプリケーションに変更を加える場合
に適したページです。
システム管理ページ
3-97
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Associations
このセクションは、関連付けステーションのための表示とフィルタのページへリンクしています。
Display Defaults
これは、「Association Table Filters」ページへのリンクです。
Advanced
「Association Table Advanced」は、Access Point が関連付けテーブルで表示するデバイス数をコントロール
し、またデバイスが非アクティブなときに、Access Point が各デバイス・タイプの追跡を続ける時間をコント
ロールします。
Event Log
このセクションは、イベント・パラメータのセットアップとシステム・イベントの監視のためのページにリンクし
ています。
Display Defaults
このページにより、イベント・ログへの時刻の表示方法を決めることができます。また、イベント表示に示す
イベントの重大度を決めることができます。
Event Handling
このページにより、致命的、アラート、警告、および情報といったイベントが発生した場合に、Access Point
がこれらを処理する方法を決定します。
Services
このセクションは、システム機能とサポート・サービスをセットアップするための一連のページにリンクします。
Console/Telnet
Access Point のコンソール・ポートへアクセスする場合と、Telnet を通して Access Point にアクセスする場合
の両方について必要な設定を示します。ブラウザのページに表示されるすべてのソフトウェア機能も、コンソ
ール画面と Telnet の両方で、アクセスして操作できます。ブラウザのコントロールが何らかの理由で利用でき
ない場合、コンソールを利用することで代替の管理手段が得られます。
Boot Server
IP アドレスの自動割り当てのため、イーサネット・ネットワークの BOOTP または DHCP サーバに対して
Access Point を設定します。
Name Server
ネットワークの DNS(Domain Name Server)サーバを使用して動作するよう Access Point を設定します。
ドメイン・ネーム・システムによって、IP アドレスとドメイン名との間に直接的な対応関係を設定することが
できます。
Web Server
ソフトウェアのヘルプ・ファイルの場所を指定し、カスタム設定した Web システムで Access Point のコント
ロールをするユーザに対して、Web サーバのセットアップもサポートしています。
Time Server
この Access Point をネットワークのタイム・サーバに同期させるか、手動で時間を設定します。
システム管理ページ
3-98
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Services(続き)
(続き)
FTP
FTP(File Transfer Protocol)を設定します。これには、FTP か TFTP かの選択、さらに名前、パスワード、
およびデフォルト・ファイル・サーバの入力が含まれます。
SNMP
ネットワーク管理者の SNMP(Simplified Network Management Protocol)ステーションを使用して動作す
るよう、Access Point を設定します。
Cisco Services
システム・コンフィギュレーションの管理や、ファームウェアのアップデートのためのリンクです。
Routing
IP ネットワークのルーティング・システムと通信するよう、この Access Point を設定します。
Security
名前、パスワード、および機能レベルなど、ネットワーク・セキュリティをセットアップします。
Network Ports
ページの一番下のセクションには、ネットワーク・ポートを設定して調整するためのリンクが用意されています。
「Ethernet」と「AP Radio」の行は、それぞれ Access Point の 1 つのネットワーク・ポートを特定しています。こ
れらは通常、イーサネット(有線)ポートと AP 無線ポートです。各ポートについて、3 つのセットアップ・ページ、
すなわち「Identification」、「Hardware」、および「Advanced」が利用できます。
Ethernet
ポートが使用するコネクタのタイプを指定します。「Ethernet」行の「Identification」、「Hardware」、お
よび「Advanced」の各リンクによって、イーサネットの設定を調整できます。
AP Radio
Access Point の無線ポートについて、値の範囲、仕様、およびデータ・レートを設定します。「AP Radio」行
の「Identification」、「Hardware」、および「Advanced」の各リンクによって、無線 LAN アダプタのクラ
イアント設定を調整できます。
Identification
ポートの IP アドレスなど、基本ポートの場所と識別情報を設定します。
Hardware
イーサネットの場合、「Hardware」ページによって、管理者はイーサネット速度を選択することがで
きます。無線ポートの場合、「Hardware」ページによって、ネットワーク調整でさまざまな動作設定
が可能となります。
Advanced
ポートの動作ステータスを変更します。このページの設定オプションは、ネットワーク問題のトラブル
シューティングのため、デバイスのステータスを一時的に変更する場合に役立ちます。
システム管理ページ
3-99
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-64:セットアップ
:セットアップ ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-100
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
SNMP のセットアップ
移動経路
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Services/SNMP」>「SNMP Setup」
セキュリティ
このページを変更するには、書き込み機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-65:
:「SNMP Setup」ページ
」ページ
概要
このページは、ネットワーク管理者の SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)ステーションを使用して動作す
るよう、この Access Point を設定します。SNMP コミュニティとしての機能を果たすには、SNMP を有効にするこ
とに加えて、SNMP 機能を備えたユーザを作成する必要があります。SNMP コミュニティの名前すなわち文字列は、
ユーザ名と同じになります。「Express Setup」ページで「SNMP Admin Community」の名前を入力すると、ユ
ーザ名が「SNMP Admin Community」名と一致するユーザが自動的に作成され、書き込み、SNMP、識別、およ
び管理の機能が備わります。
システム管理ページ
3-101
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定
Simple Network Management Protocol (SNMP)
SNMP を使用するには、この設定を「Enabled」にする必要があります。
System Description
ページの一番下に表示されるシステムのデバイス・タイプ System Name
System Name
この Access Point の名前。これは、SNMP を使用して通信するときのデバイスの名前として SNMP の管理ス
テーションに通知されます。
System Location
建物の名前やその他の識別名など、この Access Point の場所を入力します。
System Contact
この Access Point の責任者であるシステム管理者の名前を入力します。
SNMP Trap Destination
SNMP 管理ステーションの IP アドレス。DNS を使用する場合、IP アドレスになるホスト名を入力します。
SNMP Trap Community
Access Point によって送信されたトラップを記録する前にトラップ宛先が要求する SNMP コミュニティ名
Browse Management Information Base (MIB)
このリンクにより、Access Point の MIB 内の名前付きオブジェクトを直接参照することができます。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
この 4 つのアクション・ボタンのセットにより、識別の入力をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで
JavaScript が有効であれば、「Cancel
Cancel」以外のボタンをクリックすると確認ポップアップが表示されます。
Cancel
Apply
新しい値や設定を入力した後、「Apply
Apply」をクリックすると新しい入力が有効になります。ブラウザは、引き
Apply
続きこのページを表示します。
OK
このボタンにより、新しい設定が適用され、ブラウザは前のページに戻ります。
Cancel
このボタンにより、入力やポートの設定がすべてキャンセルされ、設定値は前に保存されていた入力値に戻り
ます。
Restore Defaults
これをクリックすると、このページのすべての設定が工場デフォルト設定に戻ります。
システム管理ページ
3-102
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-66:
:SNMP のセットアップ ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-103
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ステーション
移動経路
移動経路
「 Summary Status 」 > 「 Current Associations 」 > 「 Association Table 」 > 「 Station’s MAC Address 」 >
「Station」
セキュリティ
これは、すべてのユーザが読むことのできるステータス情報のページです。管理者の許可によりログオンしたユー
ザだけがアクション・ボタンのすべてを見て操作できます。
図 3-67:
:「Station」ページ
」ページ
システム管理ページ
3-104
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
概要
このページは、個々のステーションについての情報とトラフィックの総合調査のページです。通知フィールドと設
定オプションの一部は、ステーションのタイプに応じて異なるので、ステーションのページは、上のサンプルと異
なる場合があります。下の用語セクションには、いろいろな形態の「Station」ページに表示される用語とフィール
ドがすべて示されています。
ステーションの識別情報
System Name
ステーションに割り当てられた Cisco Aironet の名前
Device
ステーションのデバイス・タイプと型式番号
MAC Address
MAC(媒体アクセス制御)アドレスは、製造元が割り当てる一意な識別子です。
IP Address
デバイスのインターネット・プロトコルのアドレス。IP アドレスのリンクをクリックすると、ブラウザは、そ
のステーションで動作する Web サーバを参照しようとします。
State
次の、無線ステーションの動作状態を表示します。
[self]
このステーションが Access Point そのものです。
Assoc
ステーションは、Access Point に関連付けられています。Access Point に関連付けられたクライアン
ト・ステーションは、この Access Point に関連付けられたステーションのテーブルへのインデックス
である AID(関連付け識別子)の値も表示します。AID の最大数は、2007 です。
Unauth
ステーションは、Access Point によって認証されていません。
Auth
ステーションは、Access Point によって認証されています。
Local Auth
ステーションは、少なくとも一度は、この Access Point によって認証されたことがあります。
Class
このフィールドは、ステーションのタイプを表示します。
Access Point
Access Point
Client, PS Client
クライアントまたは節電クライアントのステーション
システム管理ページ
3-105
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Class(続き)
(続き)
Bridge, Bridge R
ブリッジ、またはルート・ブリッジ
Rptr
リピータ
Mcast
マルチキャスト・アドレス
Infra
インフラストラクチャ・ノードで、通常、イーサネット・ネットワークに有線接続されたワークステー
ション
Status
「OK」は、正常な動作状態を示します。その他の可能なステータス・オプションとしては、「IP Forwarding
Agent」、「BootP/DHCP Client」、「ARP Proxy Server」、「IP Virtual Router」、および「WEP」
(WEP が有効な場合)があります。「Status」は、短い無線プリアンブルがこのステーションで使用されてい
るかどうかも通知します。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
Deauthenticate
Access Point によって再認証されるよう、クライアントに強制します。このボタンは、管理者機能を備えたユ
ーザのみ利用可能です。
Disassociate
クライアントが、現在の関連付けを解消し、現在関連付けられた Access Point を再評価して、周囲の Access
Point の中から関連付けに最適な信号品質を持った Access Point を決定できるようになります。このボタンは、
管理者機能を備えたユーザのみ利用可能です。
Clear stats
すべてのパケット、オクテット、およびエラー・カウントをクリアし、カウンタを 0 にリセットします。
Refresh
新しい累積値にカウンタを更新し、「Alert」の選択内容を保存します。
システム管理ページ
3-106
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
テスト
Ping
Access Point を用いて通信をテストします。送信するパケットの数とサイズを入力します。「ping
ping」をクリッ
ping
クしてテストを開始すると、テスト結果が表示されます(図 3-68 を参照)。
図 3-68:
:Ping ログ・ファイルのウィンドウ
ログ・ファイルのウィンドウ
Link test
Access Point とステーション間のリンクをテストします。送信するパケットの数とサイズを入力します。
「Link
Link Test」をクリックしてテストを開始すると、テスト結果が表示されます(図
3-69 を参照)。
Test
図 3-69:リンク
:リンク・テストの結果ウィンドウ
:リンク・テストの結果ウィンドウ
システム管理ページ
3-107
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
To Station
Alert
「Association Table」ページ用に取り込んだパケットの詳細追跡情報が必要な場合に、このボックスをオンに
します。このオプションは、管理者機能を備えたユーザのみ利用可能です。
Packets OK
ステーションに到達した正常なパケットの数を通知します。
Total Bytes OK
ステーションに到達した正常なバイトの数を通知します。
Total Errors
ステーションに到達したパケット・エラーの総数を通知します。
Max. Retry Pkts.
RTS(送信要求)が最大リトライ数に達した回数を通知します。最大リトライの値は、「Hardware」ページで
設定します。
RTS (Short) Retries
RTS パケットをリトライしなければならなかった回数を通知します。
Data (Long) Retries
データ・パケットをリトライしなければならなかった回数を通知します。
From Station
Alert
「Association Table」ページ用に取り込んだパケットの詳細追跡情報が必要な場合に、このボックスをオンに
します。このオプションは、管理者機能を備えたユーザのみ利用可能です。
Packets OK
ステーションから送信された正常なパケットの数を通知します。
Total Bytes OK
ステーションから送信された正常なバイトの数を通知します。
Total Errors
ステーションから送信されたパケット・エラーの総数を通知します。
WEP errors
ステーションから送信された暗号化エラーの数を通知します。
システム管理ページ
3-108
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
レート、信号、およびステータス
データ・レート と信号品質の情 報は、クライ アントの「Station」 ページに表示さ れます。Access Point の
「Station」ページでは、この領域はシステム稼働時間などのネットワーク情報を表示します。
Parent
クライアント、ブリッジ、またはリピータが関連付けられているデバイスのシステム名を表示します。項目
「[self]」は、この Access Point にデバイスが関連付けられていることを示します。
Current rate
現在のデータ伝送レートを通知します。ステーションが Access Point と通信しにくい場合、この値は最高動作
レートにならない場合があります。
Latest retries
長/短データ・リトライの RTS(送信要求)の数
Next Hop
ネットワーク上で、このステーションの隣にあるステーションを表示します。リピータが使用されているとき
のみ該当します。
Operational Rates
Access Point とステーション間で共通のデータ伝送レート
Latest Signal Strength
無線信号品質の現在の指標を表示します。
次の 4 つのフィールドは、Access Point の「Station」ページに表示されます。
Stations Associated
この Access Point に関連付けられているすべてのステーションを番号およびクラス別に表示します。
Uptime
最後のリセット以降、デバイスが動作している累積時間を表示します。
Software Version
デバイスに搭載された Cisco Aironet ソフトウェアのバージョン・レベルを表示します。
Announcement Packets
デバイスが最後にリセットされてからの、告知パケットの数
ホップとタイミング
Hops to Infra.
このステーションとネットワーク・インフラストラクチャ間のデバイスの数
Activity timeout
Access Point が最後にデータを受信した後、クライアントがオフであると Access Point が推定するまでの経過
時間。デフォルトのタイムアウトは 32 秒です。
Communication over interface
Access Point/ブリッジがステーションと通信するときに使用している現在のネットワーク・ポート
システム管理ページ
3-109
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ホップとタイミング(続き)
ホップとタイミング(続き)
Echo packets
リンク・テストの連続番号。このステーションに送信されたリンク・テストのパケットの総数を記録します。
Latest activity
ステーションと Access Point が最後に通信してからの経過時間(時間、分、および秒で表す)。すべてゼロの
場合は、現在通信中であることを示します。
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-70:ステーション
:ステーション ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-110
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
サマリ・ステータス
サマリ・ステータス
移動経路
移動経路
「Summary Status」ページは、Access Point のホームページです。任意のページの「Home
Home」をクリックすると
Home
「Summary Status」ページに移動できます。
セキュリティ
このページはすべてのユーザが利用できます。
図 3-71:
:「Summary Status」ページ
」ページ
概要
Access Point を最初に設定した後は、このページがホームページになり、関連付けされたステーション、システ
ム・イベント、およびポート・ステータスのサマリが表示されます。このページには、詳細な情報ページへのリン
クも表示されています。
システム管理ページ
3-111
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
関連付け
上部のセクションは、4 つのタイプ(クライアント、リピータ、ブリッジ、および Access Point)のそれぞれについ
て、関連付けられたステーションの数を示します。各タイプについて、ネットワーク全体に設置されたステーショ
ンの総数のうち、関連付けられたステーションの数を各ボックスで表示します。各ボックスは、選択したステーシ
ョン・タイプの「Association Table」ページへのリンクでもあります。たとえば、「Clients: 1 of 1」をクリックす
ると、クライアントだけを表示した「Association Table」ページを見ることができます。見出しの「Current
Associations」をクリックすると、すべてのタイプを表示した「Association Table」を見ることができます。
イベント
中央部のセクションは、最新のネットワーク・イベントを一覧表示します。タイトル行「Recent Events」は、
「Event Log」ページへのリンクであり、このページで、表示フィルタや他の関連設定とともに保存されたイベント
を確認することができます。
Time
第 1 列は、システムの稼働時間または壁掛け時計の時刻で表したイベントの時刻を示します。各ページの右上
コーナーには、壁掛け時計の時刻か(「Time Server Setup」で設定)、起動またはリセット以降の動作を累積
の日数、時間、分、および秒で表した現在のシステム稼働時間が表示されています。
Severity
この列は、イベントの重要性を示します。「Event Log Summary」画面にリンクして、各セキュリティ・レベ
ルのイベント数を確認することができます。
Description
この列は、イベントについて簡潔に説明しています。
ポート
ページ下部のセクションは、Access Point のネットワーク・ポートについての基本的な情報を示します。タイトル
行は、「Network Ports」ページへのリンクであり、このページでポートを通過するデータ・トラフィックについて
の詳細な情報が得られます。
Device
この列は、有線と無線のポート接続を一覧表示します。表示された各デバイスは、個々のポート・ページへの
リンクでもあり、このページでポートのコンフィギュレーションやデータの統計について詳細情報が得られま
す。
Status
ポートについて、次の 3 つの可能な動作状態のいずれかを表示します。
Up
ポートは正常に動作しています。
Down
ポートは動作してません。
Error
ポートは動作中ですが現在エラー状態にあります。
Mb/s
メガビット/秒で表したデータ伝送の最大レート。個々のポートの「Hardware」ページを使用してデータ・レ
ートを設定します(「Summary Status」>「Device/port」>「Set Properties」)。
システム管理ページ
3-112
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ポート(続き)
ポート(続き)
IP Addr.
デバイスの IP(インターネット・プロトコル)アドレス。「Express Setup」ページを使用して IP アドレスの
割り当てや変更をします(「Summary Status」>「Setup」>「Express Setup」)。
MAC Addr.
MAC(媒体アクセス制御)アドレスは、製造元が割り当てる一意なシリアル番号です。
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-72:サマリ
:サマリ・ステータス
:サマリ・ステータス ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-113
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
システム・コンフィギュレーションのセットアップ
システム・コンフィギュレーションのセットアップ
移動経路
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Services: Cisco Services」>「Cisco Services Setup」>「Manage System
Configuration」>「System Configuration Setup」
セキュリティ
このページを変更するには、ファームウェア、識別、および書き込みの機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-73:
:「System Configuration Setup」ページ
」ページ
概要
このページを使用すると、Access Point の再起動、コンフィギュレーション設定の工場デフォルトへのリセット、
および Access Point との間でシステム・コンフィギュレーションのアップロードとダウンロードが実行できます。
システム管理ページ
3-114
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定
Additional System Configuration File
Access Point に ロー ド した い コン フ ィギ ュ レー シ ョン ・ ファ イ ルの パ スと フ ァイ ル 名を 入 力し ま す 。
「Browse
Browse」をクリックして、ディレクトリ・リストからファイルを選択します。「Browser
Browser Update Now」
Browse
Now
をクリックすると、Access Point にファイルを送信します。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
複数のアクション・ボタンにより、Access Point の再起動、コンフィギュレーション設定の工場デフォルトへのリ
セット、および Access Point との間でのシステム・コンフィギュレーションのアップロードとダウンロードを実行
します。ユーザの Web ブラウザで JavaScript が有効であれば、ボタンをクリックすると確認ポップアップが表示
されます。
Restart System Now
このボタンをクリックすると、Access Point が再起動します。
Download System Configuration Except IP Identity
このボタンをクリックすると、Access Point の IP(インターネット・プロトコル)識別情報以外の、Access
Point のコンフィギュレーション・ファイルがコンピュータ、またはアクセス可能なドライブに保存されます。
Reset System Factory Defaults Except IP Identity
このボタンをクリックすると、Access Point の IP 識別情報以外の、Access Point のすべての設定が工場デフォ
ルトにリセットされます。Access Point の IP 識別情報を工場デフォルトにリセットしないことで、イーサネッ
トと Access Point との接続性を確保しています。
Download All System Configuration
このボタンをクリックすると、Access Point のコンフィギュレーション・ファイルがコンピュータ、またはア
クセス可能なドライブに保存されます。
Reset All System Factory Defaults
このボタンをクリックすると、Access Point の IP 識別情報を含む、Access Point のすべての設定が工場デフォ
ルトにリセットされます。Access Point の IP 識別情報を工場デフォルトにリセットした場合、Access Point と
の接続性が失われる可能性があります。
Read Config File from Server
このボタンをクリックすると、サーバから Access Point にコンフィギュレーション・ファイルが送信されます。
Browser Update Now
このボタンをクリックすると、「Additional System Configuration File」の入力フィールドで指定したコンフ
ィギュレーション・ファイルが、Access Point に送信されます。
Done
このボタンにより、「Cisco Services Setup」ページに戻ります。
システム管理ページ
3-115
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-74:システム
:システム・コンフィギュレーションのセットアップ
:システム・コンフィギュレーションのセットアップ ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-116
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
タイム・サーバのセットアップ
タイム・サーバのセットアップ
移動経路
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Services: Time Server」>「Time Server Setup」
セキュリティ
このページを変更するには、書き込み機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-75:
:「Time Server Setup」ページ
」ページ
概要
このページは、この Access Point をネットワークのタイム・サーバに同期させます。
設定
Simple Network Time Protocol (SNTP)
SNTP を有効または無効にして、ネットワークのステータスに合わせます。
Default Time Server
ネットワークのデフォルト・タイム・サーバの IP アドレスを入力します。
Current Time Server
現在のネットワークのデフォルト・タイム・サーバの IP アドレス
システム管理ページ
3-117
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定(続き)
設定(続き)
GMT Offset (hr)
ドロップダウン・オプションで、グリニッジ平均時からのタイムゾーンのオフセットを選択します。
Manually Set Date
現在の日付を入力してサーバが提示する日付を上書きするか、サーバが利用できない場合に日付を入力します。
Manually Set Time
現在の時刻を入力してサーバが提示する時刻を上書きするか、サーバが利用できない場合に時刻を入力します。
Use Daylight Savings Time
状況に応じて選択します。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
この 4 つのアクション・ボタンのセットにより設定をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで JavaScript
が有効であれば、「Cancel
Cancel」以外のボタンをクリックすると確認ポップアップが表示されます。
Cancel
Apply
新しい設定値を入力した後、「Apply
Apply」をクリックすると新しい設定が有効になります。ブラウザは、引き続
Apply
きこのページを表示します。
OK
このボタンにより、新しい設定が適用され、ブラウザはメインの「Setup」ページに戻ります。
Cancel
このボタンにより、設定変更がすべてキャンセルされ、前に保存されていた設定値に戻ります。また画面はメ
インの「Setup」ページに戻ります。
Restore Defaults
これをクリックすると、このページのすべての設定が工場デフォルト設定に戻ります。
システム管理ページ
3-118
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-76:タイム
:タイム・サーバのセットアップ
:タイム・サーバのセットアップ ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-119
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ブラウザを通じてすべてのファームウェアをアップデート
移動経路
移動経路
「 Summary Status 」 > 「 Setup 」 > 「 Services/Cisco Services 」 > 「 Cisco Services Setup 」 > 「 Fully Update
Firmware: Through Browser」>「Update All Firmware Through Browser」
セキュリティ
このページを変更するには、ファームウェア機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-77:
:「Update All Firmware Through Browser」ページ
」ページ
概要
このページを使用し、Web ブラウザを通じて、Access Point のシステム・ファームウェア、Web ページ、および無
線ファームウェアを同時にアップデートします。このページでファームウェアのアップデートを実施すると、
Access Point が自動的に再起動して新しいファームウェアが有効になります。
現在のファームウェア・バージョン
現在のファームウェア・バージョン
このセクションには、現在のファームウェア・バージョンが 3 つ表示されます。
•
システム・ファームウェア
•
Web ページ
•
無線ファームウェア
Retrieve All Firmware Files
下線の引かれた「Retrieve All Firmware Files」リンクをクリックすると、現在のシステム・ファームウェアと
Web ページが、ローカルのハード・ドライブやディスクに保存されます。
システム管理ページ
3-120
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
New File for All Firmware
このセクションを使用して、ハード・ドライブやマッピングされたネットワーク・ドライブを参照し、新しいファ
ームウェア・ファイルを探します。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
2 つのボタンにより設定をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで JavaScript が有効であれば、「Browser
Update Now」のボタンをクリックすると確認ポップアップが表示されます。ただし「Cancel
Cancel」ボタンではこれは
Cancel
表示されません。
Browser Update Now
新しいファームウェアのファイル名を入力した後、「Browser
Browser Update Now」をクリックすると、新しいファ
Now
ームウェアがロードされてインストールされます。アップデートが完了すると、Access Point は自動的に再起
動します。
Done
このボタンをクリックすると、アップデートと保存が完了した後「Cisco Services Setup」ページに戻ります。
システム管理ページ
3-121
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ファイル・サーバからすべてのファームウェアをアップデート
ファイル・サーバからすべてのファームウェアをアップデート
移動経路
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Services: Cisco Services」>「Cisco Services Setup」>「Fully Update
Firmware: From File Server」>「Update Firmware From File Server」
セキュリティ
このページを変更するには、ファームウェア機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-78:
:「Update Firmware From File Server」ページ
」ページ
概要
このページを使用して、ファイル・サーバからファームウェアをアップデートします。このページでファームウェ
アのアップデートを実施すると、Access Point が自動的に再起動して新しいファームウェアが有効になります。
現在のファームウェア・バージョン
現在のファームウェア・バージョン
このセクションには、現在のファームウェア・バージョンが 3 つ表示されます。
•
システム・ファームウェア
•
Web ページ
•
無線ファームウェア
システム管理ページ
3-122
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
New File for All Firmware
このセクションを使用して、新しいファームウェアのファイル名を入力します。完全なファイル名を入力します。
File Server Setup
このリンクにより、「FTP Setup」ページに移動します。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
4 つのボタンにより設定をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで JavaScript が有効であれば、「Update
From Server」のボタンをクリックすると確認ポップアップが表示されます。ただし「Cancel
Cancel」ボタンではこれは
Cancel
表示されません。
Update From Server
ファームウェアのファイル名を入力した後、「Update
Update From Server」をクリックすると、新しいファームウェ
Server
アがロードされてインストールされます。アップデートが完了すると、Access Point は自動的に再起動します。
Save To Server
このボタンをクリックすると、システム・ファームウェアと Web ページが、ユーザのサーバに保存されます。
Done
このボタンをクリックすると、アップデートと保存が完了した後「Cisco Services Setup」ページに戻ります。
Cancel
このボタンにより、設定変更がすべてキャンセルされ、前に保存されていた設定値に戻ります。また画面は
「Cisco Services Setup」ページに戻ります。
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-79:ファイル
:ファイル・サーバからすべてのファームウェアをアップデート
:ファイル・サーバからすべてのファームウェアをアップデート ― ターミナル・エミュレータの場合の
ターミナル・エミュレータの場合の
画面
システム管理ページ
3-123
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ブラウザを通じて(選択的に)ファームウェアをアップデート
ブラウザを通じて(選択的に)ファームウェアをアップデート
移動経路
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Services: Cisco Services」>「Cisco Services Setup」>「Selectively Update
Firmware: Through Browser」>「Update Firmware Through Browser」
セキュリティ
このページを変更するには、ファームウェア機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-80:
:「Update Firmware (Selectively) Through Browser」ページ
」ページ
概要
このページを使用し、Web ブラウザを通じてファームウェアをアップデートします。このページでファームウェア
のアップデートを実施すると、Access Point が自動的に再起動して新しいファームウェアが有効になります。
現在のファームウェア・バージョン
現在のファームウェア・バージョン
このセクションには、現在のファームウェア・バージョンが 3 つ表示されます。
•
システム・ファームウェア
•
Web ページ
•
無線ファームウェア
下線の引かれた現在のバージョンのリンクをクリックすると、現在のシステム・ファームウェアと Web ページが、
ローカルのハード・ドライブやディスクに保存されます。
システム管理ページ
3-124
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
新しいファームウェア・ファイル
新しいファームウェア・ファイル
このセクションを使用してハード・ドライブやマッピングされたネットワーク・ドライブを参照し、必要な新しい
ファームウェア・ファイルを探します。アップデートするファームウェアのファイル名を入力した後、「Browser
Browser
Update Now」をクリックします。
Now
•
システム・ファームウェアの新しいファイル
•
Web ページの新しいファイル
•
無線ファームウェアの新しいファイル
アクション・ボタン
アクション・ボタン
2 つのボタンにより設定をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで JavaScript が有効であれば、「Browser
Browser
Cancel」ボタンではこれは
Update Now」のボタンをクリックすると確認ポップアップが表示されます。ただし「Cancel
Now
Cancel
表示されません。
Browser Update Now
アップデートするすべての設定に対して新しい値を入力した後、「Browser
Browser Update Now」をクリックすると、
Now
新しいファームウェアがロードされてインストールされます。アップデートが完了すると、Access Point は自
動的に再起動します。
Cancel
このボタンにより、設定変更がすべてキャンセルされ、前に保存されていた設定値に戻ります。また画面は
「Cisco Services Setup」ページに戻ります。
システム管理ページ
3-125
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ファイル・サーバから
ファイル・サーバから(選択的に)ファームウェアをアップデート
・サーバから(選択的に)ファームウェアをアップデート
移動経路
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Services: Cisco Services」>「Cisco Services Setup」>「Selectively Update
Firmware: From File Server」>「Update Firmware From File Server」
セキュリティ
このページを変更するには、ファームウェア機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-81:
:「Update Firmware (Selectively) From File Server」ページ
」ページ
概要
このページを使用して、ファイル・サーバからファームウェアをアップデートします。このページでファームウェ
アのアップデートを実施すると、Access Point が自動的に再起動して新しいファームウェアが有効になります。
現在のファームウェア・バージョン
現在のファームウェア・バージョン
このセクションには、現在のファームウェア・バージョンが 3 つ表示されます。
•
システム・ファームウェア
•
Web ページ
•
無線ファームウェア
下線の引かれた現在のバージョンのリンクをクリックすると、現在のシステム・ファームウェアと Web ページが、
ローカルのハード・ドライブやディスクに保存されます。
システム管理ページ
3-126
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
新しいファームウェア・バージョン
新しいファームウェア・バージョン
このセクションを使用して、新しいファームウェアのファイル名を入力します。次のフィールドに完全なファイル
名を入力します。
•
システム・ファームウェアの新しいファイル
•
Web ページの新しいファイル
•
無線ファームウェアの新しいファイル
File Server Setup
このリンクにより、「FTP Setup」ページに移動します。
アクション・ボタン
アクション・ボタン
4 つのボタンにより設定をコントロールします。ユーザの Web ブラウザで JavaScript が有効であれば、「Update
Update
Cancel」ボタンではこれは
From Server」のボタンをクリックすると確認ポップアップが表示されます。ただし「Cancel
Server
Cancel
表示されません。
Update From Server
アップデートしたいファームウェアのファイル名を入力した後、「Update
Update From Server」をクリックすると、
Server
新しいファームウェアがロードされてインストールされます。アップデートが完了すると、Access Point は自
動的に再起動します。
Save To Server
このボタンをクリックすると、システム・ファームウェアと Web ページが、ユーザのサーバに保存されます。
Done
このボタンをクリックすると、アップデートと保存が完了した後「Cisco Services Setup」ページに戻ります。
Cancel
このボタンにより、設定変更がすべてキャンセルされ、前に保存されていた設定値に戻ります。また画面は
「Cisco Services Setup」ページに戻ります。
システム管理ページ
3-127
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-82:ファイル
:ファイル・サーバから
:ファイル・サーバから(選択的に)ファームウェアをアップデート
・サーバから(選択的に)ファームウェアをアップデート ― ターミナル・エミュレータの場
ターミナル・エミュレータの場
合の画面
システム管理ページ
3-128
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ユーザ情報
移動経路
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Cisco Services/Security」>「Security Setup」>「User Information」>
「User Information」
セキュリティ
このページを変更するには、書き込み、識別、およびファームウェアの機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-83:
:「User Information」ページ
」ページ
概要
このページにより、ユーザのシステムへの追加、ユーザーのシステムからの除去、ユーザ機能の割り当てが行えま
す。システムのセキュリティを有効にするには、このページを使用して管理者、識別、ファームウェア、および書
き込みの各機能を備えたユーザを追加してから、「User Manager」画面に移動してセキュリティ機能を有効にしま
す。
ユーザ・リストの見出
ユーザ・リストの見出し
・リストの見出し
システムにユーザを追加すると、ユーザ名と機能が、ユーザ・リストの見出しの下に表示されます。ユーザに、書
き込み、SNMP、識別、ファームウェア、または管理者の機能があれば、これらの見出しの下に X が表示されます。
ユーザ・リストで名前をクリックすると、User Management ウィンドウが表示されます。User Management ウィ
ンドウを使用すると、ユーザの機能変更や、システムからのユーザの除去が行えます。
(注):
(注):SNMP 機能を持ったユーザを追加すると、ユーザ名も SNMP コミュニティ名になります。
システム管理ページ
3-129
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
アクション・ボタン
アクション・ボタン
Add New User
このボタンを使用して、システムへのユーザの追加、ユーザへの機能の割り当てを行います。このボタンをク
リックすると、次に示す User Management ウィンドウが表示されます。
図 3-84:
:User Management ウィンドウ
名前とパスワードのボックスに、ユーザ名、パスワード、およびパスワードの確認を入力します。機能のボッ
クスをクリックして機能を割り当てます。
Remove User
このボタンを使用してシステムからユーザを除去します。
Reset
このボタンを使用すると、すべてのボックスが現在保存している値に戻り、実施した変更はいずれもクリアさ
れます。
Apply
このボタンを使用すると、ユーザ名、パスワード、および機能がシステムに追加されます。
機能の設定
Write
指定されたユーザがシステム設定を変更できるようになります。ユーザに書き込み機能を割り当てると、ユー
ザは自動的に管理機能も受け取ることになります。
システム管理ページ
3-130
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
機能の設定(続き)
機能の設定(続き)
SNMP
指定されたユーザ名を、SNMP コミュニティ名として指定します。ユーザは、この SNMP コミュニティ名を
使用して SNMP 操作を実行します。ユーザが実行する SNMP 操作は、ユーザに割り当てられた機能に応じて
制限されます。
「User Manager」を有効にしなくても SNMP コミュニティは正しく動作します。
Ident
指定されたユーザが、Access Point の識別設定(MAC アドレス、IP アドレス、および SSID)を変更できるよ
うになります。ユーザに識別機能を割り当てると、ユーザは自動的に書き込みと管理の機能も受け取ることに
なります。
Firmware
指定されたユーザが、Access Point のファームウェアをアップデートできるようになります。ユーザにファー
ムウェア機能を割り当てると、ユーザは自動的に書き込みと管理の機能も受け取ることになります。
Admin
指定されたユーザが、機密のシステム画面のすべてを表示して、書き込み機能を用いてシステムに変更を加え
ることができます。
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-85:ユーザ情報
:ユーザ情報 ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-131
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
User Manager のセットアップ
移動経路
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Cisco Services: Security」>「Security Setup」>「User Manager」>「User
Manager Setup」
セキュリティ
このページを変更するには、識別、ファームウェア、および書き込みの機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-86:
:「User Manager Setup」ページ
」ページ
概要
このページにより、システムのセキュリティ機能をオンにすることができます。
設定
User Manager
「Enabled
Enabled」をクリックすると、システムのセキュリティがオンになります。「Disabled
Disabled」をクリックすると、
Enabled
Disabled
システムのセキュリティがオフになります。有効にするには、書き込み、識別、およびファームウェアの機能
を持った管理者ユーザをあらかじめ設定しておく必要があります。
Allow Read-Only Browsing without Login
「yes
yes」をクリックすると、いずれのユーザも
Access Point の基本画面を表示できるようになります。「no
no」
yes
no
をクリックすると、Access Point のすべての画面へのアクセスをユーザ・リスト内のユーザだけに制限します。
Protect Legal Credit Page
「yes
yes」をクリックすると、「Legal
Credits」ページへのアクセスをユーザ・リスト内のユーザに制限します。
yes
「no
no」をクリックすると、いずれのユーザも「Legal
Credits」ページを表示できるようになります。
no
システム管理ページ
3-132
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
アクション・ボタン
アクション・ボタン
Apply
このボタンをクリックすると、システムへの変更が適用され、引き続きこのページが表示されます。
OK
このボタンをクリックすると、システムへの変更が適用され、「Security Setup」ページに戻ります。
Cancel
このボタンをクリックすると、システムを変更せずに「Security Setup」ページに戻ります。
Restore Defaults
このボタンをクリックすると、このページのすべての設定が工場デフォルト設定に戻ります。
ターミナル・エミュレータの画面
ターミナル・エミュレータの画面
図 3-87:
:User Manager のセットアップ ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-133
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Web サーバのセットアップ
移動経路
移動経路
「Summary Status」>「Setup」>「Cisco Services: Web Server」>「Web Server Setup」
セキュリティ
このページを変更するには、書き込み機能を有する管理者であることが必要です。
図 3-88:
:「Web Server Setup」ページ
」ページ
概要
「Default Help Root URL」は、ヘルプ・ファイルの場所を指定します。その他の設定と入力はすべて、Access
Point をコントロールするためにカスタム調整した Web システムを備えたアプリケーションでのみ使用されます。
設定
Allow Non-Console Browsing?
このブラウザ・ソフトウェアのグラフィカル・ユーザ・インタフェースを使用するには、この値を「Yes」に設
定する必要があります。「No」に設定すると、コンソール(ターミナル・エミュレータ)ポートと telnet のみ
管理に利用できます。
HTTP Port
この設定は、Access Point が Web アクセスを提供するときのポートを決定します。システム管理者が提供する
ポート設定を使用してください。
システム管理ページ
3-134
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
設定(続き)
設定(続き)
Default Help Root URL
この入力は、ヘルプ・ファイルの場所をシステムに通知するものです。このプログラムの各ページにある
「Help」リンクによって、状況感知型のユーザ補助に直接アクセスできるようになります。オンライン・ヘル
プ・ファイルは、このユーザ・ガイドの電子ファイルとともに、付属の CD-ROM で供給されます。ソフトウェ
アのインストール作業の一環として、CD-ROM から「Default Root URL」、およびこのフィールドに入力さ
れた「Default Root URL」へのパスに、ヘルプ・ファイルをコピーする必要があります。ヘルプ・ファイルの
場所には、次のいくつかの選択肢があります。
WWW
Aironet 製品についての情報は、http://www.aironet.com で提供しており、インターネットによるシス
テム・ヘルプへのアクセスが可能です。このサイトでは、ユーザがヘルプ・ファイルをコピーしたり移
動したりする必要はありません。また、オンライン・ヘルプが必要となるたびにこのサイトへの Web
アクセスが必要となりますが、最新の情報が得られるという利点があります。
ファイル・サーバ
ファイル・サーバ
マルチユーザのネットワーク上では、ネットワーク・ファイル・サーバにヘルプ・ファイルを配置する
ことができます。これを選択する場合は、完全なディレクトリの URL を入力します。
例:
[システム名]¥[ディレクトリ]¥…¥AironetHelp
CD-ROM ドライブ
時々アクセスできるよう、ネットワークが動作するシステム上の CD-ROM ドライブに Cisco Aironet
CD-ROM を入れておくことができます。これを選択する場合は、このフィールドにドライブ文字とフ
ァイル名を入力します。
例:
Microsoft Internet Explorer または Netscape を用いて以下を入力します。
file:///[CD-ROM のドライブ文字]:¥AironetHelp
ハード・ドライブ
ハード・ドライブ
接続されたステーションのハード・ドライブのディレクトリにヘルプ・ファイルをコピーする場合、完
全なディレクトリの URL を入力します。
例:
Microsoft Internet Explorer または Netscape を用いて以下を入力します。
file:///[ドライブ文字]:¥[フォルダまたはサブディレクトリ]¥AironetHelp
Extra Web Page File
代わりの Web ベースのネットワーク・コントロール・システムを持った顧客が使用
「Load Now」アクション・ボタンにより、特別 Web ページ・ファイルを直ちに表示するよう Access Point に
指示します。
Default Web Root URL
代わりの Web ベースのネットワーク・コントロール・システムを持った顧客が使用
アクション・ボタン
アクション・ボタン
以下のアクション・ボタンにより設定をコントロールします(「Load Now」以外)。ユーザの Web ブラウザで
JavaScript が有効であれば、「Cancel
Cancel」以外のボタンをクリックすると確認ポップアップが表示されます。
Cancel
Load Now
「Load
Load Now」をクリックすると、特別
Web ページ・ファイルが直ちに表示されます。
Now
システム管理ページ
3-135
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
アクション・ボタン
アクション・ボタン(続き)
・ボタン(続き)
Apply
新しい設定値を入力した後、「Apply
Apply」をクリックすると新しい設定が有効になります。ブラウザは、引き続
Apply
きこのページを表示します。
OK
このボタンにより、新しい設定が適用され、ブラウザはメインの「Setup」ページに戻ります。
Cancel
このボタンにより、設定変更がすべてキャンセルされ、前に保存されていた設定値に戻ります。また画面はメ
インの「Setup」ページに戻ります。
Restore Defaults
これをクリックすると、このページのすべての設定が工場デフォルト設定に戻ります。
ターミナル・エミュレー
ターミナル・エミュレータの画面
・エミュレータの画面
図 3-89:
:Web サーバのセットアップ ― ターミナル・エミュレータの場合の画面
ターミナル・エミュレータの場合の画面
システム管理ページ
3-136
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
第 4 章:トップ・パネルのインディケータ
Access Point の上部にある 3 つのインディケータは、システムの動作状態とステータスを示します。図 4-1 は、各
インディケータを説明しています。
有線 LAN
有線 LAN のトラフィック動作を示しま
す。
インディケータは通常オフですが、有線
LAN を介してパケットを送受信すると、
緑色で点滅します。
ステータス
Access Point にノードが関連付け
られているかどうかを示します。
無線
無線のトラフィック動作を示
します。ランプは通常オフで
すが、無線ネットワークを介
してパケットを送受信する
と、緑色で点滅します。
図 4-1:
:Access Point 上部のインディケータ
上部のインディケータ
トップ・パネルの
トップ・パネルのインディケータ
・パネルのインディケータの説明
インディケータの説明
表 4-1 は、トップ・パネルのインディケータが表す内容について説明しています。
表 4-1:
:トップ・パネルの
トップ・パネルのインディケータ
・パネルのインディケータの説明
インディケータの説明
メッセージの分類
有線 LAN
稼働中
ステータス
無線
0.5 秒ごとに緑色が点
滅
1 つまたは複数のノー
ドが関連付けられた状
態
0.5 秒ごとに緑色が点
滅
ノードが関連付けられ
ていない状態
緑色が点滅
緑色が点滅
トップ・パネルのインディケータ
トップ・パネルのインディケータ
説明
無線パケットを送信中
/受信中
有線 LAN を介してパ
ケットを送信中/受信
中
4-1
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
トップ・パネルの
トップ・パネルのインディケータ
・パネルのインディケータの説明
インディケータの説明(続き)
の説明(続き)
有線 LAN
メッセージの分類
ステータス
赤色が点滅
エラー/警告
無線
パケットが消滅
橙色が点滅
最大リトライ/バッフ
ァ・フルが無線上で発
生
有線 LAN を介してエ
ラーを送信/受信
橙色が点滅
橙色が点滅
障害
一般警告。情報ログを
チェック
赤色
赤色
赤色
オフ
赤色
橙色
DRAM テストが失敗
オフ
橙色
橙色
システムの FLASH ID
に障害
ブート・ブロックを経
由したファームウェア
のアップグレード
赤色
橙色
橙色
ソフトウェアの障害
ファームウェアのフラ
ッシュ動作中
橙色
マザーボードのコンフ
ィギュレーション・エ
ラー
DRAM のコンフィギュ
レーション・エラー
赤色
エラー
説明
赤色が点滅
橙色
赤色
赤色
赤色
赤色
赤色
橙色
マザーボードのコンフ
ィギュレーション・エ
ラーの後、DRAM の致
命的エラー
橙色
赤色
赤色
ブートストラップの
CRC エラー
橙色
赤色
オフ
システムのボード ID
(MAC アドレス)が
不良
赤色
赤色
赤色
ファームウェアの非圧
縮エラー
任意
任意
赤色
サポートされていない
無線
トップ・パネルのインディケータ
トップ・パネルのインディケータ
橙色
マザーボードのコンフ
ィギュレーション・エ
ラーの後、DRAM のコ
ンフィギュレーショ
ン・エラー
DRAM の致命的エラー
4-2
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
第 5 章:仕様、安全性、および規制について
この章では、製品の仕様、安全性情報、および規制情報を説明します。表 5-1 に、Cisco Aironet 340 シリーズ
Access Point の仕様を一覧表示します。
表 5-1:
:Access Point の仕様
一般
データ・レート
1、2、5.5、および 11Mb/s
アンテナ
2 本を内蔵(標準); 1 または 2 本の RTNC(オプション)
通信距離
1Mb/s の場合:屋外環境で 1,800 フィート(549m);屋内環境で 350 フィート(107m)
11Mb/s の場合:屋外環境で 400 フィート(122m);屋内環境で 100 フィート(30m)
認証取得
FCC クラス B、FCC Part 15.247、Canada ICES クラス B、RSS-139-1、RSS-210、ETS
300.328、CISPR 11/ CISPR 22 クラス B、CE、UL、CSA。米国以外で使用する場合の情
報についてはお問い合わせください。
動作チャネル
IEEE 802.11 準拠の 11 チャネル(米国、カナダ);13 チャネル(ETSI);14 チャネル
(日本)
同時チャネル
3(FCC、カナダ、ETSI);4(日本)
ネットワーク関連
ネットワーク規格
IEEE 802.11(すべてのデータ・レートにて)
対応ネットワーク・
プロトコル
IEEE 802.3 および Ethernet Blue Book に従う
対応ネットワーク・
オペレーティング・
システム
Windows 95、98、NT、Windows 2000、CE; NetWare Client; Linux
ローカルの
コンフィギュレーション
直接コンソール・ポート(シリアル EIA-232 DB-9 メス)
リモートの
コンフィギュレーション
HTTP、Telnet、FTP、または SNMP
自動
コンフィギュレーション
BOOTP、DHCP
SNMP 適合
MIB I、 MIB II
LED インディケータ
ステータス、ネットワークの動作状態、RF(無線)の動作状態
無線関連
周波数帯域
2400~2500MHz
無線方式
ダイレクト・シーケンス・スペクトラム拡散方式(DSSS)
変調
BPSK(1Mbps)
QPSK(2Mbps)
CCK(5.5 および 11Mbps)
出力電力
30mW(米国、カナダ、ETSI)
10mW/MHz(EIRP、日本)
環境関連
動作温度
0°C~55°C(32~131°F)
湿度(結露のないこと)
0~90%
物理特性
寸法
16cm×12cm×3.68cm(6.3×4.72×1.45 インチ)
重量
0.46kg(1 ポンド)以下(電源は除く)
仕様、安全性、および規制について
5-1
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
安全性についての検討事項
FCC は、ET Docket 96-8 での決定により、FCC 認証機器が放射する無線(RF)電磁エネルギーに人体が晒される
場合の安全基準を採択しています。Cisco Aironet シリーズの製品は、OET-65 および ANSI C95.1, 1991 に規定さ
れた管理されない環境での制限に適合しています。このマニュアルに記載された指示に従って無線機器を正しく動
作させれば、人体への照射は、FCC の勧告制限をはるかに下回るものとなります。
•
ユニットが送信中または受信中の間は、アンテナに触れたりこれを動かしたりしないでください。
•
送信中、無線部分を含んだコンポーネントを手でつかんで、アンテナが人体の露出部分(特に顔や目)に接近し
たり触れたりすることのないようにしてください。
•
保護されていない雷管の近くや爆発性環境の中で、携帯型の送信機を(このような環境での使用について特別に
認可を受けたタイプでない限り)動作させないでください。
•
アンテナが接続されていない場合は、無線機器を動作させたりデータを送信させたりしないでください。アンテ
ナが接続されていない場合、無線機器が損傷するおそれがあります。
ダイポール・アンテナ
ダイポール・アンテナ
アンテナの方向は必ず、少なくとも 15cm(6 インチ)以上アンテナが人体から離れるようにしてください。
高利得アンテナ
壁面取り付けまたは支柱取り付け式の高利得アンテナは、専門家が設置するよう設計されたものであり、人体から
30cm(12 インチ)以上離れた距離に配置する必要があります。正しい設置の要件については、専門の設置担当者、
付加価値再販業者、またはアンテナの製造元にお問い合わせください。
ラップトップ・ユーザへの警告
ラップトップ・ユーザへの警告
FCC の RF 照射限度に準拠するため、Wireless LAN Adapter Card を備えたラップトップを使用するときには、送
信中(すなわち動作中)、カードの内蔵アンテナをユーザや近くの人物の 5cm(2 インチ)以内で長時間にわたっ
て配置しないようにしてください。アンテナをユーザから 5cm(2 インチ)以内に配置する場合は、照射時間をユ
ーザが制限するようにしてください。
仕様、安全性、および規制について
5-2
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
準拠の宣言
準拠の宣言
Manufacturer’s Federal Communication Commission Declaration of Conformity
Statement
モデル:
モデル: Cisco Aironet 340 シリーズ
Access Point
FCC 認証番号:
認証番号:LDK102035
メーカー:
メーカー:
Cisco Systems, Inc.
170 West Tasman Drive
San Jose, CA 95134-1706 USA
この装置は、パート 15 の規則に準拠しています。動作には、次の 2 つの条件が課せられています。
1) この装置は、有害な干渉を引き起こすことは許されない。および、
2) この装置は、望ましくない動作を引き起こす干渉も含めて、いずれの受信干渉も受け入れなければならない。
この機器は、FCC 規則のパート 15 に従って、クラス B のディジタル装置の制限に準拠していることをテストされ確認さ
れています。この制限は、機器が住宅環境で動作するときに、有害な干渉に対して適正に保護されることを目的として設
定されたものです。この機器は、無線周波数エネルギーを生成、使用、および放射しており、指示に従わずに設置および
使用した場合は、有害な干渉を生じるおそれがあります。ただし、指示に従っても干渉が生じないという保証はありませ
ん。この機器がラジオやテレビの受信に干渉を引き起こす場合(これは、機器をオン/オフすることで判断できます)、次
の対策のいずれかで干渉を補正するようにしてください。
・
・
・
・
受信アンテナの向きを変えるか、位置を変える。
機器と受信機間の距離を離す。
受信機が接続されたコンセントとは回路が異なるコンセントに機器を接続する。
販売店または経験豊富なラジオ/テレビの技術者に問い合わせる。
通信省 ― カナダ
カナダの適合性の表示
このクラス B のディジタル器具は、カナダの ICES(電波障害発生装置規則 )のすべての要件を満足しています。
Cet appareil numerique de la classe B respecte les exigences du Reglement sur le material broilleur du Canada.
この装置は、カナダ産業省のクラス B 制限に準拠しています。動作には、次の 2 つの条件が課せられています。1)この装
置は、有害な干渉を引き起こすことは許されない。および、2)この装置は、望ましくない動作を引き起こす干渉も含めて、
いずれの受信干渉も受け入れなければならない。
装置は、2.4GHz スペクトラム拡散装置のための RSS-139-1 と RSS-210 の要件について証明されています。この装置を部
分的または完全な屋外で動作するシステムで使用する場合、カナダの規制に従って、そのシステムについて免許を取得す
ることが必要な場合があります。詳細については、地区のカナダ産業省にお問い合わせください。
仕様、安全性、および規制について
5-3
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
ETSI(
(European Telecommunication Standards Institute)
)
準拠の表示
準拠の表示
ユーザへの通知
この機器は、ETS(European Telecommunication Standards)の ETS 300.328 に準拠していることをテストされ確認さ
れています。この規格は、CEPT 勧告 T/R 10.01 に示された「広帯域データ伝送システム」を対象としたものです。
このタイプとして認められる機器は、機器が商用環境で動作するときに有害な干渉に対して適正に保護されることを目的
として設計されたものです。この機器は、無線周波数エネルギーを生成、使用、および放射しており、指示に従わずに設
置および使用した場合は、無線通信に有害な干渉を生じるおそれがあります。
日本での認証およびご使用上の注意
認証番号:NYDA0013、NYDA0014、GZDA0010、GZDA0011
本製品の使用する無線チャンネルが出荷時設定以外の場合は、以下の機器や無線局と同じ周波数帯を使用します。
・
産業・科学・医療機器
・
工場の製造ライン等で使用されている移動体識別用の無線局
① 構内無線局(免許を要する無線局)
② 特定小電力無線局(免許を要しない無線局)
本製品の無線チャンネルを出荷時以外に設定して使用する場合は、上記の機器や無線局と電波干渉する恐れがあるため、
以下の事項に注意してください。但し、本製品の周波数が出荷時設定(14 チャンネル)の場合は、上記の機器と電波干渉
をすることはありません。
1. 本製品を使用する前に、近くで移動体識別用の構内無線局及び特定小電力無線局が運用されていないことを確認
してください。
2. 万一、本製品から移動体識別用の構内無線局に対して電波干渉の事例が発生した場合は、速やかに本製品の使用
周波数を変更して、電波干渉をしないようにしてください。
3. その他、本製品から移動体識別用の特定小電力無線局に対して電波干渉の事例が発生した場合など何かお困りの
ことが起きたときは、製品を購入された弊社代理店までお問い合わせください。
仕様、安全性、および規制について
5-4
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
第 6 章:FAQ(よくある質問)
以下に示すよくある質問のリストは、Access Point の管理システムを点検する場合に役立つものであり、またシス
テムの機能をよく理解できるようになります。
1. クライアントが Access Point に接続されていることを知るには?
に接続されていることを知るには
Cisco Aironet クライアント・カード上の緑のランプがゆっくりと絶え間なく(約 2 秒に 1 回)点滅している場
合、クライアントは Access Point と通信しています。同様に、Access Point 上のステータス・ランプ(中央の
LED)が緑色でゆっくりと(約 0.5 秒おきに)点滅している場合、Access Point はクライアントと通信してい
ます。クライアントの通信相手の Access Point を確認するには、Cisco Aironet のクライアント・カードととも
にインストールした WinDGS ユーティリティを開きます。ウィンドウの左下のメッセージにより、カードが通
信している Access Point の名前がわかります。
Access Point に接続されたすべてのクライアントを見るには、Web ブラウザで、Access Point の管理ページを
参照します(ブラウザのアドレス行に Access Point の IP アドレスを入力して Enter を押します)。次に
「Summary Status」ページで「Associations」リンクを選択します。Access Point に接続されたすべてのクラ
イアントが「Association Table」ページに表示されます。
2. Access Point のセキュリティを高めるには?
のセキュリティを高めるには
以下に示すいくつかの方法で、Access Point との間のデータ移動を保護することができます。
•
WEP(Wired Equivalent Protection)を有効にすることにより、有線LANと同程度の安全性を無線のデ
ータ通信についても確保することができます。Webブラウザで、Access Pointの「Setup」ページを参照し
ます(ブラウザのアドレス行にAccess PointのIPアドレスを入力してEnterを押します)。「Summary
Status」ページで「Setup」リンクを選択してから、「Security」リンクを選択します。次に、「Radio
Data Encryption (WEP)」をクリックします。「AP Radio Data Encryption」ページが表示されます。
WEPキーの入力フィールドの1つにWEPキーを入力します。40ビットのWEPキーについては10個の16進
文字(0
0 ~9
9 の任意の数字および大文字または小文字のa
a ~ff の文字)を入力し、128ビットのWEPキーにつ
いては26個の16進文字を入力します。入力フィールドの横のプルダウン・メニューから、キーのWEPレベ
ルとして40または128を選択します。キーの左のボタンを選択すると、そのキーを使用してデータが送信
されます。「Use of Data Encryption by Stations is」プルダウン・メニューで、「Full
Full Encryption」を
Encryption
選択します。次に、「Apply
Apply」または「OK
OK」をクリックします。WEPがAccess
Point上で有効となり、ユ
Apply
OK
ーザが設定したWEPキーを使用するステーションのみが、Access Pointと通信できます。
•
Access PointのSSID(サービス・セットID)を使用するクライアントに対して、Access Pointとの通信を
制限することができます。Webブラウザで、Access Pointの「Setup」ページを参照します。ページの一番
下にある「Network Ports」セクションの「AP Radio Hardware」リンクをクリックします。「AP Radio
Hardware」ページが表示されます。「Allow “Broadcast” SSID to Associate?」オプションで「no
no」を選
no
択します。
•
Access Pointの管理ページを、その「Security Setup」機能を用いて保護することができます。Webブラ
ウザで、Access Pointの「Setup」ページを参照します。「Summary Status」ページから「Setup」リン
クをクリックしてから「Security」リンクを選択します。次に「User Information」をクリックします。
「Add
Add New User」をクリックし、User
Managementウィンドウのユーザ名、パスワード、および機能
User
のフィールドに記入します。セキュリティを有効にするには、「Security Setup」ページに戻って「User
User
Manager」をクリックし、「Enabled
Enabled」をクリックします。
Manager
Enabled
•
「SNMP Setup」ページのSNMPを無効にしたり、「Console/Telnet」ページのTelnetアクセスを無効に
することによっても、Access Pointのセキュリティを強化できます。
よくある質問
6-1
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
3. SNMP マネージャが使用できるよう Access Point をセットアップする
には?
には
「Express Setup」ページを参照します(「Summary Status」>「Setup」>「Express Setup」)。「SNMP
Admin. Community」フィールドに SNMP 管理者のコミュニティ名を入力します。「Apply
Apply」または「OK
OK」を
Apply
OK
クリックします。これで、SNMP 管理者は、SNMP ステーションから管理ページを参照できるようになります。
4. Access Point に Telnet 接続するには?
接続するには
Access Point の IP アドレスがわかっている場合は、Telnet を介して管理ページにアクセスできます。Telnet
のソフトウェアを開いて、Access Point の IP アドレスを入力します(Access Point のデフォルトの IP アドレ
スは、10.0.0.1 です。Access Point に別の IP アドレスが割り当てられている場合は、ハイパーターミナルを用
いて Access Point に接続することでその IP アドレスを確認できます。以下の手順を参照してください)。
Access Point に接続できるのは、どの時点においても 1 つのコンソール・セッション(Telnet またはハイパー
ターミナル)だけです。
5. ブラウザを使用して Access Point に接続するには?
に接続するには
Access Point の IP アドレスがわかっている場合は、Web ブラウザを用いてその管理システムを開くことがで
きます(Access Point のデフォルトの IP アドレスは、10.0.0.1 です。Access Point に別の IP アドレスが割り
当てられている場合は、ハイパーターミナルを用いて Access Point に接続することでその IP アドレスを確認
できます。以下の手順を参照してください)。
ブラウザのアドレス行に Access Point の IP アドレスを入力して Enter を押します。管理ページが変更されて
いなければ、「Express Setup」ページが表示されます。すでに管理ページが変更されている場合は、
「Summary Status」ページが表示されます。
6. ターミナル・エミュレータを使用して
ターミナル・エミュレータを使用して Access Point に接続するには?
に接続するには
ストレート型の 9 ピン・シリアル・ケーブルをコンピュータの COM1 または COM2 ポートに接続し、他端を
Access Point の RS-232 ポートに接続します。Microsoft のハイパーターミナルなどのターミナル・エミュレー
タを開き、以下の設定で新しい接続を作成します。
ビット/秒(ボーレート) = 9600、データビット = 8、パリティ = なし、ストップビット = 1、フロー制御 =
Xon/Xoff
これらの設定は、Access Point 管理システムの「Console/Telnet」ページで変更できます(「Summary
Status」>「Setup」>「Console/Telnet」)。たとえば、ボーレートを 115,200 に設定することができます。
ターミナル・エミュレータを接続したときに画面が空白の場合、等号符号(=
= )を押します。管理ページが変更
されていなければ、「Express Setup」ページが表示されます。すでに管理ページが変更されている場合は、
「Summary Status」ページが表示されます。
7. Access Point の通信範囲をテストするには?
の通信範囲をテストするには
WinDGS ユーティリティを開いて「Commands」メニューから「Site
Site Survey」を選択します。Site
Survey
Survey
ウィンドウが現れ、信号の強度、信号の品質、およびリンクの速度がリアルタイムに表示されます。コンピュ
ータを Access Point から離れた場所に運んで、施設内のさまざまな地点で現場調査表示を確認します。この手
法を使用して、Access Point の通信範囲のマップを描きます。
Access Point の管理システムを使用して、クライアント上でリンク・テストを実行することもできます。
「 Association Table 」 ペ ー ジ を 参 照 し ま す ( 「 Summary Status 」 > 「 Associations 」 > 「 Association
Table」)。Access Point に関連付けられたクライアントの MAC アドレスのリンクをクリックします。そのク
ライアントの「Station」ページが表示されたときに「Link
Link Test」をクリックすると、そのクライアントの詳
Test
細な通信統計データが表示されます。
よくある質問
6-2
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
用語集
100Base-T
ツイストペア・ケーブルを介して 100Mbps の通信速度で動作するイーサネットのネットワーク。
10Base-T
ツイストペア・ケーブルを介して 10Mbps の通信速度で動作するイーサネットのネットワーク。
Access Point
電波を使用して有線ネットワークを無線のクライアント・ステーションに接続するデータ・トランシーバ。
Adopt Primary Port Identity
ネットワーク・ポートがプライマリ・ポート(MAC アドレスと IP アドレス)の設定を採用するかどうかを指
示します。
AID
関連付け ID。Access Point に関連付けられたステーションに、Access Point が割り当てます。
ANSI
米国規格協会(American National Standards Institute)。
AP 無線
Access Point の無線ポート。
“awc0”
”
用語“awc0”(Aironet Wireless Communications port #0)は、Access Point の無線ポートについての Cisco
Aironet シリーズの命名規則に準拠したものです。
BOOTP
ブート・プロトコル。コントロール・サーバによる IP アドレスの割り当てに関するプロトコル。
DHCP
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)により、サーバは IP アドレスを自動管理できます。DHCP
は、設定した期間に基づいて、IP アドレスのリースおよび回収を行います。BOOTP より自動化されたプロト
コルです。
DHCP の最少リース期間(分)
の最少リース期間(分)
Access Point が、IP アドレスのリースについて受け入れる最少時間量。これより短いリースは無視されます。
DHCP の複数提示のタイムアウト(秒)
の複数提示のタイムアウト(秒)
複数の DHCP サーバがあるときに、Access Point が応答を受信するまで待機する時間の長さ。
DHCP の要求リース期間(分)
の要求リース期間(分)
Access Point が DHCP サーバに要求する IP アドレスのリース時間の長さ。
Domain Name Server
文字による名前を IP アドレスに変換するネットワーク・サーバ。
用語集
用語集-1
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
Domain Name System(
(DNS)
)
IP アドレスが使用している数字の代わりに、英数字を使用してコンピュータに名前を付けます。ホストの英数
字名と、対応する IP アドレスのデータベースを維持管理します。
Domain Suffix
IP ドメイン内のステーションの完全名のうち、表示のため切り捨てる部分。
FTP(
(File Transfer Protocol)
)
ネットワーク内のステーション間で、ID とパスワードを使用してファイルを送受信する方法。
GMT オフセット
グリニッジ平均時(GMT)からのタイムゾーンのオフセット(時間単位)。
IEEE
電気電子学会(Institute of Electrical and Electronic Engineers)。
Infra.(インフラストラクチャ)
(インフラストラクチャ)
有線のイーサネット・ネットワーク。
“.ini”ファイル
”ファイル
システム・オブジェクトの名前とそれらの値からなるテキスト・ファイル。ほとんどの場合、システムの起動
時に読み込まれます。
IP アドレス
ステーションのインターネット・プロトコル(IP)アドレス。
IP サブネット・マスク
サブネット・マスク
IP のサブネットワークを特定するのに使用する数値。IP アドレスが LAN 上で認識できるかどうか、あるいは
ゲートウェイを通って IP アドレスに到達する必要があるかどうかを示します。
LLC(論理リンク制御副層)
(論理リンク制御副層)
プロトコルが IEEE 802.2 に準拠していることを示します。
MAC アドレス
MAC(媒体アクセス制御)アドレスは、製造元がネットワーク・デバイスに割り当てる一意なシリアル番号で
す。
Name Server
Domain Name Server の簡略名。
RIP
ルーティング情報プロトコル(Routing Information Protocol)。
RTS 最多リトライ数
無線ポートからのパケットの送信試行を停止するまでに、Access Point が発行する送信要求(RTS)の最多回
数。
用語集
用語集-2
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
RTS しきい値
Access Point が、パケットを送信する前に RTS(送信要求)を発行するときのパケット・サイズ。範囲は 0~
2312 です。
SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)
(簡易ネットワーク管理プロトコル)
ネットワーク管理アプリケーションと管理エージェントの間の基本的な通信方法。
SNMP トラップ宛先
SNMP 管理ステーションの IP アドレス。
SNMP トラップ・コミュニティ
トラップ・コミュニティ
SNMP 管理プログラムとの通信アクセスを Access Point に許可するパスワード。
SNTP
Simple Network Time Protocol(簡易ネットワーク時間プロトコル)
SW Xon/Xoff
データの送信を再開または停止する ASCII 制御文字。
System Description
各 Web ページの一番下に表示されるシステムのデバイス・タイプ。
Telnet
ホスト・ユーザがリモート・コンピュータのコンソールの前にいるかのように、ホスト・コンピュータからリ
モート・コンピュータにアクセスできる手法とプログラム。
TFTP(
(trivial file transfer protocol)
)
速度が遅くセキュリティの低いファイル転送プロトコルであり、ユーザ名やパスワードを必要としません。
Web サーバ
Web ページを配信するコンピュータ。各 Web ページには、IP アドレスと、おそらくドメイン名があります。
たとえば、ブラウザに http://www.aironet.com/index.html という URL を入力すると、ドメイン名が aironet.com
のサーバに要求が送出されます。次にこのサーバは、index.html という名前のページを取り込んでユーザのブラ
ウザに送信します(internet.com から許可を得て転載)。
WEP
Wired Equivalent Privacy(有線と等価のプライバシ)。IEEE 802.11 規格のデータ暗号化システム。
アドレス解決プロトコル(
)
アドレス解決プロトコル(ARP)
論理アドレス(IP アドレス)だけがわかっている場合に、物理アドレス(MAC アドレス)を取得するために
使用するプロトコル。
イーサネット
最も広範に利用されている有線のローカル・エリア・ネットワーク。イーサネットは、キャリア検知多重アク
セス(CSMA)を使用して、複数のコンピュータが 1 つのネットワークを共有できるようにしています。また
使用する物理層に応じて 10、100、または 1000Mb/s で動作します。
インストール・キー
インストール・キー
Cisco Aironet が発行する Access Point のファームウェア・ライセンス。
用語集
用語集-3
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
親
クライアント、ブリッジ、またはリピータが関連付けられているステーションの名前。
書き込み
指定されたユーザがシステム設定を変更できるようになるセキュリティ権。
管理情報ベース(
)
管理情報ベース(MIB)
Access Point 上の名前付き SNMP オブジェクトのデータベース。
関連付け
Access Point との無線通信が可能となるようステーションが正しく設定されています。
基本速度
ユニキャストとマルチキャストのいずれについても、すべてのパケットをこの速度で伝送できます。
キャンセルされた AID
再送試行の間にリピータが別の親に移動したため、そのリピータによって除去されたパケット。AID(関連付
け ID)は、Access Point に関連付けられたステーションに、Access Point が割り当てます。
キャンセルされた関連付け
ステーションと Access Point との関連付けが消失したため、あるいはリピータとその親との関連付けが消失し
たため除去されたパケット
クライアント
Access Point またはブリッジに無線で接続されたステーション。
クラス
Access Point に関連付けられたステーションのタイプを特定します。ステーションのタイプには、Access
Point、ブリッジ、Br Host(ブリッジ・ホスト)、Bridge-R(ブリッジ - ルート)、クライアント、Infra(イ
ンフラストラクチャ)、Mcast(マルチキャスト)、およびリピータがあります。
ゲートウェイ
互換性のない 2 つのネットワークを 1 つに結合するデバイス。
現在の IP サブネット・マスク
サブネット・マスク
現在ステーションに割り当てられている、またはステーションが使用している IP サブネット・マスク。
最高 Mb/s
メガビット/秒で表したデータ伝送の最高レート。
最多データ・リトライ
最多データ・リトライ
諦めたり再関連付けを行う前に、パケットを送信する最多試行回数。
最多リトライ・パケット
最多リトライ・パケット
RTS(送信要求)が最多リトライ数に達した回数。
識別
指定されたユーザが Access Point の識別設定(MAC アドレス、IP アドレス、および SSID)を変更できるよ
うになるセキュリティ権。
用語集
用語集-4
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
システム名
ブラウザ・ページのタイトルに表示されるシステムの名前。
巡回冗長チェック(
)
巡回冗長チェック(CRC)
受信パケット内のエラーをチェックする方法。
ストップ・ビット
ストップ・ビット
各文字の終わりで、ある時間だけ一時停止するよう指示する、コンピュータへの信号。RS-232(コンソール)
ポートを経由して送信されます。
送信パワー
無線の送信パワー・レベル。
総リトライ数
ポートを通じて発生したリトライの総記録数。
断片化のしきい値
パケットをフラグメントに分割するときのサイズ。すべて同時に送信するのではなく、一度に 1 つの断片を送
信します。64~2312 バイトの範囲内で設定する必要があります。
中断
これは、イーサネットまたは無線の、ネットワーク・ポートの障害を通知するものです。
超過パケット
Access Point の処理するパケットが一時的に過負荷状態になったため廃棄されたパケット。
重複パケット
確認応答が消失した結果、送信側がそのパケットを再送したため、2 回受信したパケット。
データ・ビーコン
)
データ・ビーコン・レート
・ビーコン・レート(
・レート(DTIM)
この設定は、必ず複数のビーコン期間の設定であり、ビーコンに DTIM(配信トラフィック・インディケー
タ・メッセージ)を含める頻度を指定します。トラフィック・インディケータ・メッセージは、節電クライア
ントに対してパケットが待機中であることを通知します。
データ・レート
)
データ・レート(
・レート(Mb/s)
デバイスがサポートしているデータ伝送レートの範囲(メガビット/秒)。
デフォルトの Web ルート URL
Access Point の Web サイト関連ファイルの場所。
デフォルトのヘルプ・ルート
デフォルトのヘルプ・ルート URL
Access Point のヘルプ・ファイルの場所。
バイト
1 と 0 で表した情報の 8 ビットのセット。オクテットとも呼ばれます。
パケットの CRC エラー
受信パケット内に検出された CRC(巡回冗長チェック)エラー。
用語集
用語集-5
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
パケットの WEP エラー
暗号化エラー。
パケット転送
ポートのパケット転送機能。“有効”または“無効”にします。
パリティ
ビットの総数が奇数または偶数となるようパリティ・ビットを追加するという方式に基づいたエラー検知プロ
セス。
ビーコン期間(
µsec)
)
ビーコン期間(Kµ
Kµsec で表した、Access Point からそのクライアント・ステーションへの無線ビーコン間隔の時間量(1Kµsec
は、1,024 マイクロ秒です)。
ファームウェア
メモリ・チップ上にプログラミングされ、コンピュータの半永久メモリに保持されるソフトウェア。また、ユ
ーザに割り当て可能なセキュリティ機能。
ファイル・サーバ
ファイル・サーバ
ローカル・エリア・ネットワークがファイル、メール、およびプログラムを共有できるようにするためのファ
イルのリポジトリ。
フィルタリングされたパケット
ポート上にセットアップされたフィルタによって阻止または遮蔽されたパケット。
ブート・サーバ
ブート・サーバ
Access Point に割り当てられた IP アドレスや、その他の機能をコントロールする BOOTP または DHCP サー
バ。
ブート・ブロックのバージョン
ブート・ブロックのバージョン
無線のネットワーク・インタフェース・カードに搭載されたブート・ブロック・ソフトウェアのバージョン・
レベルを示します。
プライマリ・ポート
プライマリ・ポート
たいていはシステム管理目的のため、Access Point の MAC アドレスと IP アドレスを決定するネットワーク・
インタフェース。Access Point のプライマリ・ポートは通常、ネットワーク・ポートになります。
ブラウザ
Web ページを表示できるソフトウェア。例としては、Microsoft Internet Explorer や Netscape Navigator が
あります。
ブリッジ
無線ネットワークを介して、2 つの有線ネットワークを 1 つに結合するステーション。
フロー制御
非常に多数の情報が同時に 1 つのマシンに到達したときのデータの消失を防ぐため、機器間で情報を送信する
方法。
ボーレート
ビット/秒で表したデータ伝送レート。シリアルのコンソール・ポートに関係します。
用語集
用語集-6
Aironet 340 シリーズ
Access Point の
使用方法
使用方法
マルチキャスト
ネットワーク全体の中で 1 組のノードを指定する MAC アドレス。マルチキャストの宛先例としては、ブリッ
ジや Novell ステーションなどがあります。
マルチキャスト・パケット
マルチキャスト・パケット
1 組のノード宛の伝送として送信されたパケットの、受信パケット数。
無線サービス・セット
(SSID)
)
無線サービス・セット ID(
ステーションが Access Point と通信するために使用しなければならない一意な ID。SSID には、最大 32 文字
の任意の英数字を入力することができます。
無線チャネル
無線が動作する周波数。Cisco Aironet 無線 LAN システムの工場設定は、2437MHz で送信する無線チャネル 6
になります。
無線データ暗号化(
無線データ暗号化(WEP)
)
IEEE 802.11 規格のデータ暗号化システム。
有効期間の超過
次のフラグメントを受信または送信するまでに時間がかかりすぎたため、分割パケットが除去された状態です。
ユニキャスト・パケット
ユニキャスト・パケット
“ポイントツーポイント”通信で送信されるパケット。
リピータ
クライアント・ステーションから別の Access Point へデータを転送するステーション(通常は別の Access
Point)。
用語集
用語集-7
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスB情報技術
装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置がラジオやテ
レビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。
取扱説明書に従って正しい取り扱いをして下さい。
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