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2006年03月号

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2006年03月号
当チーム活動報告では、毎月発刊している「教育状況報告レポ」とは別に、
担当チームによる生の声を掲載しております。
今回は、3月11日(土)に昨年9月から取り組んできた各システムの構築
がほぼ終わり、その発表会を行いました。その中から「設備管理システム」
「安
全管理システム」の2チームの報告です。
●サンサンサンチーム活動報告
∼「設備管理システム」∼
2006年3月20日
チームリーダー
三 品 光 史
私たちが今回取り組んだのは、
「設備管理システム」の構築です。当社は「設
備産業」であり、いかにしてこの設備の不備をなくし運転するかにかかってい
ます。そのために「2005年1月から8月までのトラブル項目」を調査しま
した。全部で102項目、総停止時間は4523分で約75時間となります。
その中で保守点検をしっかりと行っていれば防げたかもしれない項目は542
項目、1825分、約30時間もありました。このことから、改めて保守点検
の重要性を知り、次のような「設備管理システム」を構築しました。
3月11日(土)の発表会の資料に基づいて、ご報告します。
チーム研修の風景
メンバー紹介
設備管理システム
リーダー: 三品光史
サンサンサン
サブリーダー: 西垣幸太郎
メンバー: 辻 耕一
研修発表会
2006.03.11
2005年1月∼8月のトラブル項目
電気的ト ラブ ル は 赤 グ リス アッ プは終了 後に変更
CCは赤
機械的ト ラブ ル は 青
リフタ- は 青
A MF
全102項目
AM F造 型 機 ク ゙リスアッ プ 各 部 署 点 検 清 掃 4 0 分 AMF上砂搬送ベルトCCモーター不具合交換 30分
朝一AMF造型機砂不具合で造型遅れ 30分
朝一AMF造型機砂不具合で造型遅れ 15分 朝一AMF造型機砂不具合で造型遅れ 10分 朝一AMF造型機ブロータンク棚吊りて゜停止 10分 朝 一 AM F造 型 機 ブロー口 の つな ぎ ゴム 破 損 交 換 120分
1 2 時 5 0 分 か ら1 時 2 5 分 AM F造 型 機 ク ゙リスアッ プ の
為停止各部署清掃 35分
AMF造型機ブロータンク棚吊り停止 45分
AM F造 型 機 週 点 検 ク ゙リスアッ プ で 停 止 2 0 分
AM F造 型 機 週 点 検 ク ゙リスアッ プ で 停 止 4 0 分
AMF造型機テ-ブル旋回不具合ストッパー交換
朝一AMF造型機原位置入らず稼働遅れ
AMF造型機離型剤が空になり出が悪い為 ガン.ホース
清掃調整で停止 50分
PM5.00頃ライン鋳型造型不良多発遅れ 10分
AM9.30頃ライン鋳型造型不良多発遅れ 10分
AMF造型機L側コラム油圧ホース破損交換 20分
AMF造型機自動湯口装置不具合停止調整 30分
AMF造型機自動湯口装置不具合停止調整 午前中1回 午後1回 40分
AMF造型機スグイズ棚吊り停止タンク清掃 午後AMF造型機スグイズ用ヒータープレイト新品交換 60分
AMF造型機スグイズ棚吊り停止タンク清掃 AMF造型機上型バイブレーター外れ停止 45分 AMF造型機原位置シリンダーシヤフト抜け停止調整
15分
朝一AMF造型機アキュレターバルブの閉め忘れで稼働遅れ
原 因 前 夜 下 スク イズ油 圧 ホース交 換 し 作 業 者 ミ ス
AMF造型機L側コラム下段近接配線断線停止 95分
AMF造型機原位置表示しず停止
AMF造型機L側コラム下段近接配線断線テーブル旋回も異常
AMF造型機R側コラム油圧ホース破損交換 175分
AMF造型機L側枠バイブレターボルト外れ停止 20分
注湯中製品A10V40/30H中子破損注湯中止鋳込み待ち
20分
ラインジウリフターウエイト落ち停止 15分
レードル湯漏れで停止レードル交換ライン下清掃注湯機点検
30分
ラインNO1CCA列接触脱線 2回 25分
ラインNO 2 C C 脱 線 停 止 リミ ッ ト 調 整 6 0 分
ライン中央電磁弁配線飛火で焼失停止配線修理
ライン本線定盤ズレで停止調整
ラインNO 2 C C 停 止 位 置 ズ レ 停 止 リミ ッ ト調 整 4 0 分
ラインNO1CCA列接触脱線 15分
ラインNO1CCA列接触脱線 ラインNO 2 C C 接 触 脱 線 1 0 分 ラインNO1CCリミット不具合で停止位置ズレ調整 15分
ラインジウリフター枠吊り上げ時ウエイトズレ落ち 3回停止
25分
ラインジウリフター枠吊り上げ時ウエイトズレ落ち停止 50分
ラインNO1クッションサーボシリンダー近接不具合本線ズレ発生停止
ラインNO1クッション不具合で調整 30分
ラインサーボシリンダークッションヘッド不具合交換 10分
ラインNO1CCB列接触脱線 15分
ラインNO1CCB列接触脱線 ラインNO1CCオーバーランで調整 20分 ラインシ ゙ウリフターチ ャ ッ ク シ リンダー近 接 断 線
ラインジウリフター低速リミット不具合調整 60分 近過ぎる
ラインNO1CC湯漏れの為脱線リミット破損交換
ラインNO1CCB列接触脱線 30分 ラインNO1CCB列接触脱線 15分
ラインNO 2 C C AB列 同 時 進 入 停 止 4 0 分
ラインNO1CCレール不具合脱線レール調整 ライン本線ストッパー不具合停止 60分
ラインNo1ストッパ-ベ-ス破損
ラインNO3CC定盤ビロ破損で脱線同時に本線
ストッパー破損調整 40分
ラインNO3CC定盤ビロ破損で脱線 25分
ラインNO1CCB列接触脱線 20分
ラインNO1CCB列接触脱線 10分
ラインNO1CCB列接触脱線 ラインジウリフターウエイト落ち 10分
ライン鋳型湯漏れで停止
ラインジウリフターで小判吊り上げ停止 10分
ラインジウリフター小判吊り上げ停止 3分
ラインNO1CC定盤ズレ脱線 ラインジウリフターウエイト落ち停止 10分
ラインウエイトクリーナー近接不具合調整 10分
ラインウエイトクリーナー近接不具合調整 5分
ラインNO1CCB列接触脱線 10分
ラインNO1CC接触脱線NO2CC同時脱線
20分
ラインNO1CCリミット不具合で脱線 25分
ラインNO 2 C C 接 触 で ウエイト 落 ち停 止 ライン上 の エアーホース破 損 交 換
ラインNO 2 C C ウエイト接 触 脱 線 1 0 分
総停止時間
4523分
約75時間
電気関係 ソハ ラ電装に依頼 済
機械関係 ユ ニッ トのフラッ シ ング を予定
油 圧ホ - ス の交換
グ リス アッ プ関 係
合計
NTS設備管理
オブザーバー:
国島文雄
姫野部長
この中で点検で防げたかもしれない項目は?
エプロンコンベ ア- は 黒
造 型ライン
倉 立
吉田裕一
長谷川順平
丹羽千恵子
砂 回収ライン
終 了 直 前 エプロ ンC C 前 部 で ホイル か らチ ェ ーン外 れ 停 止
165分
朝一エプロンCC前部でホイルからチェーン外れ停止 260分
午後再度エプロンCC前部でホイルからチェーン外れ停止 エプロンCCチェーンピン抜けで停止 80分
エプロンCC羽根が曲がり停止 30分
エプロンCC羽根曲がりボルト欠落停止
アイリッ ヒ 用 昇 降 機 バケッ ト側 チ ェーン外 れ 停 止 調 整 2 5 分
エプロン脱線(頭部) 240分
エプロンC、頭 部芯だ し 終了後
エプロンCC羽根欠落1枚交換 20分
エプロン羽根、外れる 65分
朝 一 砂 処 理 第 一 昇 降 機 ベル ト たるみ スリッ プ 停 止
砂除去 30分
エプロンCC羽根曲がり停止 30分
エプロンCC羽根曲がり停止 10分
エプロンCC羽根曲がり停止 30分
エプロンCC羽根曲がり停止 エフ ゚ロン関 係
合計
230
湯搬送トリベ.レードル湯漏れの為交換遅れ 35分
溶解材料投入コンベアー後部ピロ破損交換
溶解搬送トリベ不具合交換 15分
材料投入エプロンCCスカート不具合溶解遅れ 20分
電気炉1号炉底アース線から湯漏れ発生停止
午 後 5 時 か ら 2 号 炉 1 基 で 稼 働 2t搬送クレーン南側でトロリー外れ停止 30分
溶解材料投入マグネット接着不具合溶解遅れ 60分
原因 電気系統の不具合
2t搬送クレーン上昇不具合停止
原 因 リレー接 点 不 良 による2 相 運 転 の 為 5 0 分
朝一2t搬送クレーン東方向リミット不具合低速稼働
部品待ちAM10.45リミット新品交換 20分
2 t搬送クレ- ンの整 備必要
合計
停電
No1 C C 付近、 諸々調整
25分
昼頃雷雨の為停電電気炉周辺洪水で待機 45分
午後4時頃雷の為停電待機 25分
湯搬送トリベ.レードル 湯漏れの為交換遅れ 35分
溶解材料投入コンベアー後部ピロ破損交換
溶解搬送トリベ不具合交換 15分
材料投入エプロンCCスカート不具合溶解遅れ 20分
2t搬送クレーン南側でトロリー外れ停止 30分
溶解材料投入マグネット接着不具合溶解遅れ 60分
2t搬送クレーン上昇不具合停止
原因 リレー接点不良による2 相運転の為 5 0 分
朝一2t搬送クレーン東方向リミット不具合低速稼働
部品待ちAM10.45リミット新品交換 20分
アイリッヒ砂排出ケ゛ート閉まらず停止油圧オイル補給し稼働
20分
アイリッヒ砂排出開閉ケ゛ートBKTピン外れ停止 135分
AMF上砂搬送ベルトCCモーター不具合交換 30分
朝一AM F造型機ブロー口のつなぎゴム 破損交換 120分
AMF造型機テ-ブル旋回不具合ストッパー交換
朝一AMF造型機原位置入らず稼働遅れ
AMF造型機離型剤が空になり出が悪い為 ガン.ホース
AMF造型機L側コラム油圧ホース破損交換 20分
AMF造型機自動湯口装置不具合停止調整 30分
AMF造型機自動湯口装置不具合停止調整 午前中1回 午後1回 40分
午後AMF造型機スグイズ用ヒータープレイト新品交換 60分
AMF造型機上型バイブレーター外れ停止 45分 AMF造型機原位置シリンダーシヤフト抜け停止調整
15分
54項目
朝一AMF造型機アキュレターバルブの閉め忘れで稼働遅れ
原因前夜下スクイズ油圧ホース交換し作業者ミス
AMF造型機L側コラム下段近接配線断線停止 95分
AMF造型機原位置表示しず停止
AMF造型機L側コラム下段近接配線断線テーブル旋回も異常
AMF造型機R側コラム油圧ホース破損交換 175分
AMF造型機L側枠バイブレターボルト外れ停止 20分
ラインジウリフターウエイト落ち停止 15分
ラインNO1クッション不具合で調整 30分
ラインサーボシリンダークッションヘッド不具合交換 10分
ラインジウリフター低速リミット不具合調整 60分 近過ぎる
ライン本線ストッパー不具合停止 60分
ラインNO3CC定盤ビロ破損で脱線 25分
ラインNO2ストッパー動かず停止調整 10分
ラインNO1CC近接ズレ調整 15分
ラインNO3CC低速リミット不具合調整 20分 エプロンCCチェーンピン抜けで停止 80分
エプロンCC羽根が曲がり停止 30分
エプロンCC羽根曲がりボルト欠落停止
エプロン脱線(頭部) 240分
エプロンCC羽根欠落1枚交換 20分
1825分
約30時間
この事からも
保守点検の
重要性が
わかります。
エプロンCC羽根曲がり停止 30分
エプロンCC羽根曲がり停止 ショット西側プッシャー配管外れ油圧オイル流出で停止 30分
これらをふまえて
設備管理の問題点を抽出
1.各設備の保守・点検が
しっかり行われていない。
NTS「設備管理」が
活用できていない。
2.トラブル(チョコ停)の多発。
3.必要な時に工具が見つからない。
4.注文方法に決めが無い。
6
以上のことから
問題の原因追及
設備管理システムの目標を・・・
1.NTS設備管理を使える人が少ない。
1.NTS設備管理を有効活用
NTS設備管理を有効活用した 設備管理の徹底 2.限られた人しか点検をしていないので 問題の共有が出来ていない。
2.全員参加の設備管理
全員参加の設備管理が出来る
仕組み作り
3.トラブルの履歴、復旧手順が無い為に、
復旧に個人差が出たり、再発したりする。
3.トラブルの履歴管理、復旧方法の標準化
トラブルの履歴管理、復旧方法の標準化
4.工具の管理方法、発注方法に決めが無く
個人でバラバラに注文してしまう。
5.責任者がいない。
7
4.工具管理の徹底、注文方法の統一
工具管理の徹底、注文方法の統一
5.各責任者・担当者を任命
各責任者・担当者を任命し、
各作業を確実化
設備管理システム全体
大項目
項目
IN
設備責任者、
担当者の指名
準
備
責任者、担当者教育
台帳登録
研修レポートによる
点検
NTS未点検リスト
通常メンテナンス
NTSメンテリスト
(指定期間前に表示)
トラブル時の対応
復旧手順書
運
用
臨時メンテナンス
(設備改善も含む)
作業内容
OUT
会社指命
作成
検証
役員
研 修がある物については、研修者が研修内容をレポートにして提出
(点検項目、メンテ項目、必要工具、必要在庫部品など)
社内NTS 「設備管理」に新規設備の設備写真、点検項目、メンテ項目、必要
在庫部品などを登録。
承認
設備管理フロー(準備段階)
役員
研修レポート
担当者 責任者 役員
NTS
「設備管理システム」に登録
担当者 責任者 役員
大項目
インップト
社内NTS 「設備管理」各設備の点検項目に基づく
NTS点検登録
作業者
NTS点検リスト、メンテリストの更新
NTS点検項目に問題の有る場合は、NTS点検リスト、メンテリストを更新。
責任者 役員
担当者
予防処置管理書
必要であれば、予防処置管理書を作成して臨時メンテナンスの申請を行なう。
社内NTS 「設備管理」のメンテナンス項目に基ずく
社内・外注の選定 必要部品の確認、見積り 稟議書の作成
メンテナンス時期に問題がある場合は、NTS点検リスト、NTSメンテ時期の更
新 設備改善の必要があれば予防処置管理書の作成
NTSメンテ登録
作業者
NTS点検リスト、メンテリストの更新
責任者 役員
担当者
予防処置管理書
トラブルの復旧には、トラブル履歴を活用
作業者がトラブル日報に内容を記入し、担当者がNTSトラブル履歴に入力
必要であれば、予防処置管理書を作成して、臨時メンテナンスの申請を行なう。
問題がある場合は、NTS点検リスト、NTSメンテ時期の更新
NTSトラブル履歴
NTS点検リスト、メンテリストの更新
担当者 責任者 役員
予防処置管理書
復旧手順書の作成
予防処置管理書(場合により、責 社内・外注の選定、必要部品の確認、見積り、稟議書作成
任者、担当者の口答での伝達) 必要に応じて点検項目、メンテ時期、の再検討を行なう。
工
具
管
理
研修レポートによる
工具管理
工具チェックシート
追加購入
部
品
管
理
購入依頼書
購入
研修レポート
NTSメンテナンスリスト
トラブル履歴
更新
NTSメンテナンス実績
部品納入
修理品納入
納品書
工具チェックシート
各部署に色分けした専用基本工具箱と専用工具箱を設置し部署所ごとに責任
を持って管理、一覧表を元に工具のチェック、共通で使用する工具は、専用棚
にて保管し、使用する際は、各自名前を表示して使用する事。
工具の劣化、紛失、破損の場合は、購入依頼書を記入し、責任者の承認を受
けてから購入。責任者は、工具の購入理由を確認し、悪質な場合は何らかの
ペナルティを課す。
操業に重大な支障のあるような部品、納入に時間の掛かる部品、メンテナンス
時期の近い部品の購入(NTSに登録済みの部品は、NTSから購入依頼書を出
力)
工具チェックシート
納品書
NTS発注依頼リスト
担当者 責任者 役員
設備責任者、担当者の指名
担当者、責任者教育
研修レポート
台帳登録
NTS設備管理マスター登録
準備段階
作業者 担当者 責任者
研修レポート
役員
作業者 担当者 責任
者
役員
担当者
責任
者
トラブルの復旧で部品を使用した場合や、メンテナンス後、実績入力の際に
NTSの予備品リストの更新を行う。
修理して使用可能な部品は、修理依頼書を作成し修理に出す。
NTS予備品リスト
修理依頼書
担当者
役員
責任
者
納品書には、設備担当者の名前を表示してもらい、担当者は、NTS予備品リ
ストの更新を行う。 部品の状態(新品、修理品)、保管場所など
NTS予備品リスト
担当者
役員
責任
者
運用段階
設備管理フロー(運用)
研修レポートについて
大
項
目
<研修レポート記入項目>
平成1 8 年3 月設備管理システム
アウトプット
NTSメンテ登録
担当者 責任者 役員
NTS点検リスト、メンテリストの更新
特殊工具が必要な場合工具の新規購入を行う。
各部署の専用工具として保管 チェックシートに追加
①研修設備名
②研修場所
③研修期間
④研修者名、同行者名
⑤設備概要
⑥設備操作方法
⑦設備の保守点検、メンテナンス項目、期間、方法
必要工具、必要部品、必要備品、納入方法など
設備維持管理に必要な項目
⑧設備の安全管理項目
⑨必要な添付書類
⑩その他、所感
項目
プロセス
設備導入
設備の保守点検作業は、設備担当者の指示の元、設備に関わる全員で行ってください。
早急な臨時メンテナンスが必要な場合は、作業者、担当者、責任者の判断で口答での伝達、指示を出して対応して下さい。
新規購入
8
インップト
項目
プロセス
アウトプット
準備段階
点検
未点検リスト
メンテナンスリスト
研修レポート報告書
を用意いたします。
研修に参加する方、
業者からの説明を
受けられる方は、
左記内容を参考に
記入してください。
11
点検、メンテナンス実績入力
予防処置管理書
通常メンテナンス
運
用
段
階
復旧手順書
トラブル時の対応
トラブル履歴登録
復旧手順書
予防処置管理書
予防処置管理書
臨時メンテナンス
メンテナンス実績入力
廃棄
点検、通常メンテナンス
臨時メンテナンス1
予防処置管理表
予防処置管理№
作成日
予防処置のテーマ
予防処置と起こり得る 不適合の概略
承認
予防処置実施部門
納 期
実施部門責任者
起こり得る 不適合の発生原
作成
確認
予防処置の必要性の評価
コ メ ン ト
承認
・必要 ・ 不必要
予防処置の計画及び実行
確認
処置実行日
平成18
年
月
効果の確認
日
管理責任者
2002.09.20
丹羽鋳造株式会社
予防処置管理表
予防処置管理№
作成日
予防処置のテーマ
予防処置と起こり得る 不適合の概略
承認
予防処置実施部門
納 期
実施部門責任者
作成
起こ り得る 不適合の発生原
確認
予防処置の必要性の評価
コ メ ン ト
承認
・必要 ・ 不必要
確認
予防処置の計画及び実行
処置実行日
平成18
年
効果の確認
月
日
管理責任者
2002.09.20
丹羽鋳造株式会社
トラブル時の対応
臨時メンテナンス2
臨時メンテナンス申請書
依頼者氏名:
設備トラブル日報
記入者:
日 付
20 年 月 日
20 年 月 日
発生日
申請設備名
申請理由
内
容
設備改善のアイデア
の蓄積、共有化
停止時間
時 分 ∼ 時 分 分間
内
容
停止時間
申
請
内
容
停止時間
責任者
時 分 ∼ 時 分 分間
内
容
停止時間
20 年 月 日
実施者名、業者名
記入者
、
実
施
者
業
者
名
時 分 ∼ 時 分 分間
内
容
停止時間
必要部品
実施予定日
時 分 ∼ 時 分 分間
内
容
時 分 ∼ 時 分 分間
設備担当者
※ 設備担当者はNTS『設備管理』に入力し、
右のチェックボックスに、チェックを入れる事。
見
積
り
金
額
入力
円
(税込み)
設備点検方法
NTS設備管理使用マニュアル
17
• 各部署の点検は、担当者の指示で交代で
行います。
• 砂処理設備だけは、各部署から代表で一
人づつだして第一製造全員で行います。
設備管理書類1
設備管理書類2
設備トラブル日報
記入者:
20 年 月 日
発生日
予防処置管理表
予防処置管理№
作成日
予防処置のテーマ
承認
予防処置と起こり得る不適合の概略
内
容
予防処置実施部門
停止時間
トラブルの内容、停止時
間などを記入します。
内
容
停止時間
時 分 ∼ 時 分 分間
作成
起こり得る不適合の発生原因
メンテナンス申請や、設
備改善時に作成します。
確認
予防処置の必要性の評価
コ メ ン ト
承認
・必要 ・ 不必要
内
容
記入は、作業者が操業中
にしなくてはいけないので
出来るだけ簡単に。
納 期
実施部門責任者
時 分 ∼ 時 分 分間
予防処置の計画及び実行
停止時間
確認
時 分 ∼ 時 分 分間
内
容
停止時間
時 分 ∼ 時 分 分間
内
容
担当者が後でNTSに登
録します。
停止時間
時 分 ∼ 時 分 分間
処置実行日
平成18
年
効果の確認
月
日
管理責任者
設備担当者
記入者
2002.09.20
※ 設備担当者はNTS『設備管理』に入力し、
右のチェックボックスに、チェックを入れる事。
□設備
□修理
□改善
設備管理書類3
高額な処置の場合は、
作成後、稟議書と共に
役員、責任者の認証を
得ます。
稟 議 書
承認
作成者
当文書の保管は直接の取扱い説明書又は打合せ議事録にファイルする事
日付:平成
年
月
丹羽鋳造株式会社
入力
日
設備名
設備管理書類4
臨時メンテナンス申請書
依頼者氏名:
20 年 月 日
日 付
申請設備名
修理名
申請理由
作成者:
設備
作
成
者
場所
供給先
↓ 金額
業
務
部
別紙明細
明細
↓
社
長
高額な処置の場合は、予
防処置管理書と共に役員、
責任者の認証を得ます。
早急に対処しなくてはい
けない場合、あるていど
高額でないメンテナンス
の申請など
↓
業
務
部
効果
効果金額
申
請
内
容
\
工事日程
購入日程
責任者
支払方法 □通常支払
□現金
□手形
必要部品
支払予定日:
□リース
決済
経理処理
□実施する
□中止する
□延期する
□再検討
□設備
□修理
責任者の認証だけでOK
社 長
実施予定日
□消耗品
確認
20 年 月 日
実施者名、業者名
備 考:
、
実
施
者
設備管理書類5
タイトル
設備名
タイトル
症状
設備名
部分名
症状
処置
モールド押しだしシリンダーが動かない
部分名
処置
鋳型受けシリンダーの下に砂がたまっている。
復旧方法が見つけやすい様に
大まかなタイトルをつける
なるべく詳細に
症状を記入し原
因が限定し易い
ようにする。
円
(税込み)
復旧手順書モデル(1)
復旧手順書
復旧手順書
見
積
り
金
額
業
者
名
2005.05.06
丹羽鋳造株式会社
復旧時の注意点、作業のし
易いポイントなども記入
作成日
担当者
モールド押しだしシリンダーが動かない
鋳型受けシリンダーが下がっていない。
造型機モニター確認
↓
スライドウエイ、キャッチプレートが平行
になっていない。
スライドウエイ、キャッチプレートが平行
になっている。。
↓
鋳型受けシリンダーの下掃除
作成日
担当者
鋳型受けシリンダーの下端近接リミット確認。
断線している可能性がある。
責任者
必要部品
必要部品
作成後は、担当者、
責任者の確認をとる
責任者
復旧手順書モデル(2)
復旧手順書
タイトル
部品の管理
ジャッケト、ウエイトリフターのモーター不具合
設備名
大項
目
部分名
症状
インップト
項目
プロセス
アウトプット
研修レポート
NTSメンテリスト
購入
予備品発注依頼リスト
NTSメンテ実績
更新
NTS予備品リスト
修理依頼書
納品書
納入
NTS予備品リスト
モーター交換時の注意
基盤の中のモーターブレーキ、マグネットリレーの
ジャッケト、ウエイトリフターの動作不良 動作確認をすること、動きに異常のある場合は、
モーターからの異音、異臭、発熱
カードに原因に原因がある。
↓
カードの交換
処置
作成日
テスター等で断線の確認 チェーンの伸び確認
予備
品管
理
担当者
モーターのギヤオイルの不足⇒ギヤオイルの補充
責任者
モーターの焼き付き
モーターのブレーキ焼き付き
↓
モーターの交換
必要部品
モーター 3.7kw RATIO 1:1 シャフト径 50mm
カード JW−34S
設備管理書類6
部品修理依頼書
工具の管理
依頼者氏名:
日 付 20 年 月 日
使
用
部
署
大
項
目
修
理
依
頼
品
名
交換後、修理可能な部品に
ついては、修理依頼書を作
成し発注します。
数
量
コ
メ
ン
ト
依
頼
業
者
修理
納入予定
可・不可
年 月 日
項目
プロセス
アウトプット
研修レポート
新規購入
工具チェックシート
工具チェックシート
工具管理
工具チェックシート
購入依頼書
購入依頼書
追加購入
納品書
業者名
見
積
り
審
査
工
具
管
理
インップト
円
設
担 当備
者
部
責 任署
者
発 注
発
注
者
工具箱
共用工具保管場所と作業台
中身
各部署に配置します。
依頼者氏名:
購入依頼書
設備管理書類7
工具チェックシート
部署名( )
第一週
第二週
第三週
月分
第四週
設備管理書類8
第五週
日 付
点検者氏名
日 付
20 年 月 日
購
入
依
頼
品
名
数
量
プラスドライバー
マイナスドライバー
工具の
使用部署
部品購入 新規購入
モンキー(中)
工具の
紛失、破損
モンキー(小)
すべての工具購入には、購
入依頼書の作成が必要に
なります。
ラチェットレンチ
ラチェットレンチソケット17
ラチェットレンチソケット19
ラチェットレンチソケット26
プライヤー
六角セット
発注者は、購入内容を確認
し、内容が悪質な場合は
追加する工具はリストに
追加して各部で責任を持っ
て管理して下さい。
購
入
依
頼
理
由
業者名
購
入
業
者
工具管理責任者 確認
※1 工具は、毎週月曜日にチェックし、チェックシートに記入する。
※2 紛失した場合は、各部署で購入依頼書に記入し、
責任者の許可を得てから発注する事。
※3 この用紙はひと月分です。管理終了後所定のファイルに綴じる事。
審
査
担当者の任命
責任者
AMF造型機
三品
姫野
三品
原
PUMA自動注湯機
奥村 ,辻
姫野
奥村
辻
荻
常務
荻
亀山
丹羽(儀)
常務
丹羽(儀)
河合
DISAショット
円
部
責 任署
者
発 注
発
注
者
工具箱管理責任者
担当者
溶 解
設
担 当備
者
システムの維持管理方法
設備管理 役割一覧表
設 備 名
(プレヒーターも含む)
金
額
34
プリテスト
第1回設備管理ミーティング
NTS「設備管理」の具体的使用方法
保守点検のやり方、項目の見直しなど
35
36
以上の報告後、質疑応答に入り、次のように沢山の質問が出され、次回の研
修などを利用して改善し、次年度(5月)から本格運用できるように準備して
いきます。
【質疑応答】(Q:質問者、A:回答者)
Q:新しく作られた書類がどういったときにどう使うのかなどがフローで一覧化
されると分かりやすいと思います。今回、第 1 のみでしたが、それ以外の部署
はどうでしょうか。
A:第 1 にこのように書類をまとめたファイルを渡します。プロセス表も入って
います。
Q:それでは分からないのではないですか。
A:それも含め、プリテスト期間と会議を設けていますので、よろしくお願いし
ます。
Q:稟議書なしでもいいという表現がありましたが、目安はどうなっていますか。
A:それは責任者の判断になると思います。
Q:これは文書量も多いですので、しっかり管理された状態を組まないと運用が
難しいなと思います。もっと簡単になれば運用もしやすいと思います。あと、
工具箱についてですが、その工具箱の中に写真などがあって、分かるようにな
っていますか。
A:設備の維持管理についてはこれからプリテストで検討したいと思います。工
具箱についてですが、それぞれ隠して持っていることもありますし、使用頻度
の多い工具に限定し、それらの数を把握しました。工具箱にリストは貼りまし
た。
Q:仕事が増えるのでいかがなものかと思いますが、第 2 の場合は影響は小さい
ですが、故障等の場合のマニュアルは必要かなと考えます。工具については第 2
は人気がありますので、工具箱で管理されるといいと思いますのでぜひ第 2 も
仲間に入れていただきたいと思います。
A:第 2 については、前向きに検討します。やらなきゃいけないことだと思いま
すので。
Q:トラブルがよく起きる場所の近くに工具を置くというのはどうでしょうか。
A:トラブル時に工具がなくなることが多いと思います。それを予防するために
は工具箱で管理したいと検討しました。
Q:共有棚ですが、「名前を書くように」とありますが緊急時には大変じゃない
ですか。より良い方法がないか検討してください。
A:ネームプレートなども考えましたが、膨大な量になりますので、白のボード
に水性ペンで書く形にしました。
Q:トラブル日報は誰が書くのか明確にする必要があります。復旧手順書をこれ
から作っていくとありましたが、復旧に何分以上かかったものについては作成
する、誰が作成するなども明確にしなければいけません。工具責任者が複数い
るのも、どちらが本当の責任なのか不明確になります。プリテスト期間中で、
第 2 の設備登録についても依頼することを考えないといけません。工具管理に
ついて参考までに、電気工事従事者が腰につけている形のもので管理するとな
くならないとありました。
チーム発表の風景
●セブンチーム活動報告
∼「安全管理システム」∼
2006年3月20日
チームリーダー
佐 藤 英 昭
私たちが扱っているテーマは安全管理システムです。システムを作る上での
目標は、作業の中の危険を見つけだし、より安全で安心して作業できるよう安
全に対するルールを明確化し、労働災害を無くす事です。
最初の活動は、作業者の皆さんにヒヤリハット体験のアンケートに協力して
いただき、その体験を何項目かに分類し、そのひとつひとつに対して対策を考
えていこうとしましたが、いろんな意見がありすぎたり、抜けている事がわか
らない、という事でうまくまとめていく方向が見つけられませんでした。しか
し、ここでわかったことは、安全に対する対策というのは、ハード的な対策よ
りも、ソフト的な対策のほうが多いという事です。事故というのは、うっかり
していて起きる事故や、また勘違いしたり、この程度なら大丈夫だと勝手に決
め込んで起きる事故、よく知らずに起こす事故など、やはり、教育や、職場の
雰囲気が大切で、そのためには教育のための安全マニュアルが必要だと考えま
した。そのあと、下裏先生にいただいたアドバイスは、まず、工場の設備や機
械を分類してから進めるといいんじゃないかという事でした。それらを分類す
る事により、どんな作業があるかという事がわかってきました。さらにそれぞ
れの機械ごとに作業手順を書き出す事で、作業の中の危険や、普段何気なく当
たり前のようにやっている安全確認や安全のルールなどが見えてきました。そ
してそれらをまとめて行き、安全マニュアルを作成しました。そのあとに皆さ
んのヒヤリハット体験を確認しなおし、漏れがないかも確認しました。
作成した「第一製造部安全マニュアル」をご報告します。
チーム研修の風景
リーダー
佐藤
奥村
河合早苗
柴崎
堀場
野々田
サブリーダー
荻
川 崎
メンバー
オブザーバー
専務
ヒヤリ、ハット体験アンケート
←
分類し対策
←
指導のために安全マニュアルが必要
工場の設備や機械を分類
←
作業手順の書き出し
←
安全マニュアルの作成
安全管理システム
労働災害をなくす
目標
・より安全で安心して作業できる様
安全に対するルールを明確化し、
4
3
セブンチーム
←
安全管理委員会
doc
.doc
マニュアルの更新
・事故がおきてしまった時
・設備、機械、作業が増えた時
・ヒヤリハット報告があった時
←
更新内容の掲示
第一製造部安全マ ニュアル
第.二製造安全マニュアル
フォークリフト安全マニュアル
6
5
2
1
c
o
d
.
中項目
運用
会
社
小項目
内容
チ ェック必須項目
対応策
防止策
台風
台風情報
接近の可能性情報収集
大型(公的機関情報)台風の暴風雨圏内の確率
の可能性
2時間前に操業継続可否の決断(専務)
雷
雷情報
中部電力の雷情報
カテゴリーの確認と接近の可否
操業の一時中断待機(決断 専務)
大雨
台風情報と大雨情報
ビューティフルチームにマニュアル依頼
1回/年側溝と雨樋の掃除
水中ポンプの整備
防火設備と消化設備の確認
消化設備設置場所の確認とチェックシートによる
点数評価
設置場所の明確表示と全体会議等での布告活動
中部電力に確認(原因と復旧時間)
停電原因の確認
冷却水の循環(電気炉)
市水をタンクに強制補給し発電機で強制循環し復
旧を待つ
第一製造安全マニュアルに基づいた指導
安全管理委員会の巡回、監視
(管理責任者 荻)
地震・火災
事故
停電・断水
外因
内因
作成 確認 承認
安
全
管
理
委
員
会
専
務
社
長
安
全
管
理
委
員
会
第
一
製
造
部
長
常
務
安
全
管
理
委
員
会
第
二
製
造
課
長
専
務
安 第
全 二
製
理 造
委 課
員 長
専
務
怪我・病気
工場内
第
一
製
造
部
機械
保護具
造型作業
電気炉
溶解作業
床上クレー
ン
材料投入作業
注湯機
注湯作業
DISAショット
製品の研磨・堰折・仕分け作業
点検等
設備・機械の点検・修理・保全
備設
作業前
機械
トラック
車
両
フォークリフト
AMF造型機(1)∼(6)
溶解作業(1)∼(5)
材料投入作業(1)∼(3)
注湯機(注湯作業)(1)∼(7)
ア
ル
の
確
認
堰折・仕分け作業(1)∼(6)
機械・設備の点検修理(1)∼(5)
砂処理設備(1)∼(2)
工場内での注意
工場内(1)∼(4)
保護具
保護具の着用(1)∼(6)
検査および再仕上げ
検査および再仕上げ作業(1)∼
(7)
キャスプレー
鋳仕上げ
ハンドショット
内部研磨処理
エアーブラス
ト
内部研磨処理
バンドソー
鋳物の切断
バリンダー
鋳仕上げ
デバリックス
内部洗浄処理
IMR600ショッ
ト
製品の研磨処理
点検・修理
機械、設備の修理
12t・8t・4t・
2t
製品の運搬・荷役
ヒンジリフト・
回転リフト・
三菱リフト・
リーチリフト
第
二
製
造
安
全
マ
ニ
キャスプレー(1)∼(3)
ハンドショット(1)∼(3)
エアーブラスト(1)∼(2)
ア
ル
の
確
認
走行・荷役
第二製造安全マニュアルに基づいた指導
安全管理委員会の巡回、監視
(管理責任者 佐藤)
バンドソー(1)∼(5)
バリンダー(1)∼(5)
デバリックス(1)∼(3)
IMR600ショット(1)∼(6)
機械の修理(1)
トラック(1)∼(2)
ニリ
フ
ア ト
認
ル安
の全
確マ
(2)は出荷準備時に確認すること
走行
荷役
リフト安全マニュアルに基づいた指導
安全管理委員会の巡回、監視
(管理責任者 佐藤)
リーチリフト
8管
会
事故、怪我の無い職場にする為
安全管理委員会
皆さんの
ご協力をお願い
いたします
課題
社内の安全意識を高める
9
保護具の着用(1)∼(7)
ュ
7
第
一
製
造
安
全
マ
ニ
砂処理
工場内
第
二
製
造
部
工場内(1)∼(4)
工場内での注意
作業前
AMF造型機
ュ
・新人教育のさいに渡す
・パソコンで確認
・ファイルを置く
自然災害
ュ
ハ ー ド 的 対 策
←
安全委員会で稟議書の作成
大
項
10
第一製造部安全マニュアル
1.工場内
工場内では以下の事に注意してください。
1) 立ち入り禁止の札がある場所には無断で入らない。
2) 材料ヤードにおけるリフマグ稼動範囲内はむやみに近づいたり、休憩をしたりしない。
3) 冬に暖をとるため電気炉の近くで休憩しないこと。
4) 通路には歩行者とリフトの区別がないのでリフトの動きに十分に注意する事。出入り口
付近は飛び出したりしないよう、特に注意すること。
(1、東南シャッター付近 2.西シャッター付近 3.北西自動シャッター付近
4、東南バンドソー階段付近 5.北東自動シャッター付近 等)
1
2
4
3
5
2.作業前
作業に当たる前に次のことをしっかり守って下さい。
保護具の着用
1) ヘルメット、帽子の着用
作業前に必ずヘルメット、造型作業では帽子を必ずを着用してください。ヘルメッ
トは頭を守ると同時に大事故を防止する防具です。そのためにはヘルメットのサイ
ズ調整を行い、自分のサイズに合うようにしてください。また、あご紐もしっかり
締めてください。
2)手袋の着用
手袋は手を保護する大切な物です。必ず着用してください。また、溶湯を扱う作業
では必ず皮手袋を着用してください。
3)安全靴の着用
重量のある製品、資材を扱っています。それが足の上に落ちれば大事故になりかね
ません。サイズの合ったものをかかとを踏まないようにはき、紐のあるものはしっ
かり結んで着用して下さい。
4)耳栓の使用
業務上騒音は必ず発生します。この騒音から耳を守るには耳栓の使用は不可欠です。
必ず着用してください。耳栓の使用上の注意として、騒音が耳に入らないというこ
とは五感の聴力が悪くなっているということを心して作業に当たってください。
5)防塵マスクの着用
防塵マスクが必要と判断される作業をするときは、必ずマスクを
着用してください。
6)作業服の着用
作業服を正しく着用していなかったために機械などに巻き込まれることがあります。
次の点を注意してください
・ ボタンは必ずかけること
・ 特に袖口のボタンをしっかりかけること
・ シャツの裾を必ずズボンの中に入れるこ
と
・ ベルトは長すぎないようにする
7)保護メガネの着用
溶湯を扱う作業場所の周辺では、高温の溶湯やスラグが飛散しています。これらか
ら目を保護するために、保護メガネを必ず着用して下さい。
2.作業中
各作業場所では次の点に注意し、常に安全を心がけて作業してください。
AMF造型機(造型作業)
1) 造型機の自動運転前には安全装置
(枠コ
ーデン管)等が正常に作動するか確認
する。
2) 型交換時は、パターンチェンジャーが動くことがあることを想定して交換する。造型作
業者はモニターで人がいないことを確認してからパターンチェンジすること(型は指定
の位置に置く。写真しるし部分が浮いている。)
3) 湯口交換の時は事故防止のため2人での作業は禁止。操作キーをOFFにする。
(写真)
4) AMF造型機にトラブルが起こった場合には、操作キーを抜き油圧電源をOFFにする。
5) 2 人で共同作業を行う時(造型機内に入る時)必ず駆動装置を止めて、止まっている事
を確認してから入る。
6) 吊具を使って型を移動するときは、吊具から型
が滑り落ちないように手で持って移動する事。
電気炉(溶解作業)
1) 材料投入時には火花が飛ぶため、炉には近づかないよ
うにする。
2) プレヒーターを動かす時は必ず人がいないか確認し
てから動かすこと。
3) 電気炉内の溶湯の温度測定および CE 値を測定
する時は、安全確保のためフタを5分の1以上は
開けないようにする。
4) 出湯および溶湯搬送中は、関係者以外立ち入り禁
止(近寄らないこと)。
5) 2t搬送クレーンでトリベを移動する時は注湯デ
ッキにぶつからないように高さに注意して移動す
る。
2.8t床上クレーン(材料投入作業)
1) 材料が落下する恐れがあるので、リフマグの下に
は入らない。(直接持って材料をくっつけない。
手を挟まないために、材料を横側からなげてく
っつける。)
2) 材料をプレヒーター投入口に下ろすときは吊り荷の落下に注意する。
3) 接種材、調整剤の補充作業終了後はフック、リフマグコネクターを外れないようにしっ
かりと取り付けること。
注湯機(注湯作業)
1)レードルを運ぶ時はホイストのフックをしっかり
かける。
2)レードルを運ぶ時には人や物、デッキにぶつからな
いように前後、高さを確認する
3)レードルは所定の位置にしっかりと取り付け
る
4) レードルをバーナーで炙る時は火の扱いに十分注意し、近くに燃えやすい物を置かない
ようにする。
5) 溶湯を移し替えるときは溶湯の飛散(火花が飛ぶ)に十分注意する。皮手袋、保護メガ
ネを着用する。また、作業者以外は近づかない。
6) ノロを取る時は長い棒を使うので周囲に気をつけること。また周辺に火が飛ばないよう
に注意すること
7) 作業終了後レードルをおろす時(2人で作業)ホイスト作業者は相手方の作業の安全を
しっかり確認しながら操作すること。
DISAショット(堰折り・仕分け作業)
1)堰をハンマーで折る時は製品の下に手を入れない。ま
た、ハンマーを使う時は周辺の作業者に注意すること。
2)仕分けベルトコンベアー(チェーン)に手をはさまれないようにする。
3)パッカーで指をはさまないようにする。
4) 荷崩れによる事故を防ぐため、製品を入れる前にパレティーナの状態、留め金がしっか
りはまっているかを確認すること。
1
2
4
3
5
5) ショット機や仕分けコンベアー周辺には、ショット玉が落ちていて転倒の恐れがあるの
で足元に注意する事。
6)新入社員の方は、以下の点を特に注意して作業に当たって下さい。
・ 見習期間中は機械内に入らないこと。
・ 見習い期間中、すべての機械を作動させる時は時間帯の責任者に依頼すること。
・ ハンマーで手をたたかないようにすること。
・ 作業中のリフトの走行に注意すること。
砂処理設備
1)操業中は関係者以外の立ち入りを禁止します。
2)操業中周辺を掃除するときは
・ 機械に手を触れないこと。
・ 巻き込まれに注意する
・ 狭いのでヘルメットを着用する。
設備、機械の点検、修理
1)作業中の機械を点検する前にその機械のオペレーターに連絡する。
2) 点検は機械に直接手を触れないようにテストハンマー等を使い、目視、音、においを重
要視する。
3)機械の動きに十分注意し、常に足場を確保する。
4)駆動部に巻き込まれるおそれがあるため、服装(ヘルメット、安全靴を含む)に注意す
る。
5) 機械が故障した場合はすぐ上司に報告し、主電源を切って制御
盤に「修理中」の札をかけてから行う事。
6) 試運転の際には人がいないことを確認してから運転すること。
以上の報告後、質疑応答に入り、次のように沢山の質問が出され、次回の研
修などを利用して改善し、次年度(5月)から本格運用できるように準備して
いきます。
【質疑応答】(Q:質問者、A:回答者)
Q:3 月 10 日現在、安全管理委員会が改善命令や勧告はありませんでしょうか。
そういう仕組みはありますでしょうか。
A:今回はマニュアルを作りまして、その運用がメインです。直さなければいけ
ないという指摘の対応を取れるようにはしていません。現場の人と話し合った
り、委員会で話し合って、直すことができるところはやっていかないといけな
いと思います。
Q:ショットの安全マニュアルで、パッカーで指を挟まないようにという写真は
リーダーに確認していますか。パッカーの入れ方が逆だと思いますが。リーダ
ーが言いといえばいいですが。
A:これは折り方の問題を扱っているわけではなく、指を挟まないという意味で
使ってますので…。
Q:もしこのマニュアルを守らない方がいた場合どうするのでしょうか。
A:色々考えたのですが、第 1 の人が第 2 の人をチェックして、点数化し、その
状態を掲示することも考えましたが、雰囲気や意識の問題ですので、今後の課
題でもいいましたが、会社の安全の雰囲気をどう上げていくかであると思いま
すので、ペナルティなどの決定はしていません。安全手当の検討もしています。
Q:パレットの写真ですが、パレットを重ねるのは難しいことですから、何段ま
では許可するとか、中子などパレットの特性による違いもあると思います。そ
のあたりは検討されていますか。
A:そのような検討は今のところしていません。検討します。
Q:帽子、ヘルメットについてですが、かぶれといわれればかぶりますが、負荷
のかからないものはないかという検討はされませんでしたか。
A:検討してみました。造形なんかはヘルメットでは大変ですので、帽子にしま
したが。まだありませんか。
Q:帽子は見当たらないのですが、もしかぶらなくてもよければかぶりたくはあ
りません。かぶってもつばを後ろ向きにしますが、見栄えはいいですか。
A:それでもかぶってもらえばいいです。
Q:新人教育で使いますので、何も知らない人が見てもわかるような写真にしな
いといけませんので、もう少し分かりやすい写真にしていただきたい。帽子の
かぶってない人に関してですが、他社の例として、月 1 安全パトロールで、問
題があれば提案をしたり、その場で指導したりしています。私も安全委員会の
指導には従います。
A:ありがとうございます。
チーム発表の風景
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