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5章 主要防災関係機関連絡先・地域の活動事例

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5章 主要防災関係機関連絡先・地域の活動事例
5章 主要防災関係機関連絡先・地域の活動事例
1.主要防災関係機関連絡先
豊橋市災害対策本部(災害時)
51−2055
豊橋市防災危機管理課
51−3116
豊橋市中消防署
52−0119
豊橋市南消防署
46−0119
愛知県東三河総局
54−5111
豊橋警察署
54−0110
愛知県東三河建設事務所
52−1311
中部地方整備局豊橋河川事務所
48−2111
豊橋郵便局
52−2102
豊橋南郵便局
47−6902
豊橋市上下水道局
51−2702
豊橋市保健所
39−9111
NTT西日本
局番なし113
中部電力豊橋営業所
0120-985-633
中部ガス豊橋支店
32−5511
JR東海豊橋駅
52−2753
名古屋鉄道(豊橋駅)
52−7681
豊橋鉄道(渥美線)
45−4927
豊橋鉄道(市内線)
61−5771
愛知県救急医療情報センター
63−1133
豊橋市災害ボランティアセンター(本部)
52−1111
火事・救急119 警察110 海上の事故118
− 65 −
地域の活動事例
2.避難所夜間宿泊訓練
(1)コンセプト
避難所をどのような流れで開設し、どういった点で苦労する
のか、また避難者が避難所で宿泊する場合の問題を確認するた
めに避難所運営の主体となる自主防災会が中心となり、約 50
人が参加した。
(2)内容
①避難者の受入(17:00 ∼ 17:15)
・避難者に避難者名簿を記入してもらい、避難者情報を把握
②間仕切りの設置(17:15∼ 18:30)
・実際に間仕切りを設置し、避難所での生活を疑似体験
③炊き出し(18:00 ∼ 19:30)
・はそりを用いてお湯を炊き、アルファ化米他備蓄品の実食
④避難所開設・運営マニュアルの説明、防災講話(19:30∼ 21:00)
・福祉政策課、防災危機管理課による講義
⑤消灯・就寝(22:00)
⑥起床・撤収(5:00 ∼ 6:00)
⑦解散(6:00)
(3)気付いた点
・大災害時には避難所が混乱することが予想されるため、受付
はできる限り早期かつ迅速に設置した方が良い。
・間仕切りの下には絨毯とビニールシートを敷いたが、それで
も硬くて寝苦しい。
・たくさんの人が避難してきた場合、自主防災会だけではとて
も手が足りない。避難してきた人の中で動ける人には避難所
の運営に加わってもらう必要がある。
受付の様子
設置された間仕切り
− 66 −
アンケート結果
3.防災リレー
(1)コンセプト
防災訓練をするために人を集めるよりも、人の集まるイベン
トに防災訓練を取入れ、遊び感覚で防災体験をしてもらい、無
意識の内に技術や知識を体得する。
(2)内容
①担架搬送リレー
・各組ごとに担架を作り直す
・安全に搬送(走らない)
※担架の作り方はP33参照!
A
B
C
D
1
1組7名…搬送6名怪我人1名
7
6
1
1グループ4組/計28名
1
4
28
②バケツリレー
・プールの水を簡易貯水槽に入れる。
(消防団)
プール
給水
タンク
・誰でも参加自由
1グループ組20名
Aグル
ープ
Bグ
ルー
プ
ープ
プ
ルー
Dグ
ル
Cグ
・容器が一杯になったら終了
A
B
C
D
(3)気をつけたところ
・担架の作成や搬送には、校区内に居住している消防士の方が指
導や安全管理を担当
・バケツリレーでは一杯になった容器を片付け易いようにあらか
じめリヤカーの上に設置
担架搬送リレー
バケツリレー
− 67 −
4.親子合同防災訓練
(1)コンセプト:∼合同防災訓練を地域連携の中核に∼
自助、共助の重要性から、
「自分たちのまちは自分たちで守る」
を合言葉に、自衛意識や連帯感を高め、災害による校区内の被
害を最小限にすることをねらいとして、地域自治会(防災会・
消防団)と学校・保護者が協働して実行委員会を立ち上げ、自
主的に企画・運営を行った。
(2)内容
①体験する
・応急処置や簡易担架作成、搬送訓練
保護者
地域
・消火器取り扱いや煙体験、
起震車体験訓練
合同防災訓練
・防災備蓄品や震災パネルの展示
・避難者スペース間仕切り訓練
②学ぶ
学校
・防災ビデオ鑑賞
・6年生児童による防災学習発表
③検証する
【児童】
・体育館は、
床が冷たいし冬は寒いので、
避難生活は大変だと感じました。
・起震車体験で、立っていられないほどの揺れに襲われることを知
り、地震の怖さを知りました。
・地震が来る前に食料などの非常持ち出し品を準備しようと思いました。
・6年生の防災学習発表を聞いて、校区には危険なところがけっこう
あることを知り、びっくりした。
【PTA・参加住民】
・親子で一緒に参加することができてよかった。非常食は用意してい
たものでは全然足りないことが分かった。
・6年生児童の話を聞いて、本当によく調べてあり、気付かされるこ
とが多かった。
・学校と地域合同ということで、
大勢の参加となり、
一体感が凄かった。
6年生児童による防災学習発表
− 68 −
親子で防災体験
5.避難所開設訓練
(1)コンセプト
大震災時における自宅からの避難ルートの確認や避難所開設
時の「避難所内でのスペース振り分け」を実際に即した形で行
った。
地域防災のリーダーとなる自主防災組織の役員と学校職員が、
事前図上訓練を充分に行った上で、約600人の住民が参加し
て避難所開設時の行動を模擬体験した。
(2)内容
①事前訓練:避難所運営ゲーム(HUG)
校区自治会(自主防災会)役員等 70名程度
HUGについて
◎HUG…Hinanjo(避難所)Unei(運営)Game(ゲーム)
避難者の年齢、性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカー
ドを、避難所に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また
避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬体験する机
上訓練。
◎訓練の効果
・避難所で起こり得る様々な出来事を模擬体験することで、避難所
運営の難しさを理解し、地域と協力することの大切さを学ぶ。
②校区防災訓練(避難所開設・運営訓練)
・初期避難訓練(自宅∼一時避難所∼小学校)
・避難所開設、避難所受け入れ訓練
(避難所個票作成∼避難所内スペース振り分け∼避難所ルール
の確認)
・避難所間仕切り設営訓練
避難所運営ゲーム(HUG)
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避難所受け入れの様子
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