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Agilent Technologies 11966、11967、11968シリーズ EMI
Agilent Technologies 11966、11967、11968シリーズ EMI 測定アクセサリ・カタログ TECHNICAL DATA OCT.'90 各種エレクトロニクス機器から発生さ れる EMI (電磁波妨害) ノイズの測定は, 各国の規制を受けて重要な問題となっ ています。国内外の検査機関では正確 で効率的な EMI 測定のために,様々な 種類の測定器,装置およびアクセサリ を使用します。また,本試験に臨む前に, 製品の試作モデルに対して予備的な評 価測定をする場合でも,アンテナ等の アクセサリは EMI 測定に必須です。 本アクセサリ・カタログは,特に, EMI 測定をこれから始められるエンジ ニアの方に,必要なアクセサリをご紹 介するものです。 ご注意 2002 年 6 月 13 日より、製品のオプション構 成が変更されています。 カタログの記載と異なりますので、ご発注の 前にご確認をお願いします。 EMI アクセサリ・アプリケー ション・ガイド 主要な EMI 規格に応じた測定に最小限必 要なアクセサリを紹介する一覧表です。 商用規格 規 格 種 類 周波数範囲 推奨アクセサリ 参照ページ 伝導性 450kHz ∼ 30MHz 11967C LISN 2 放射性 30MHz ∼ 300MHz 11966C バルコニカルアンテナ 4 200MHz ∼ 1GHz 11966D ログ・ペリオディック・アンテナ 4 28MHz ∼ 1GHz 11966H ダイポール・アンテナ・セット 1 6 伝導性 10kHz ∼ 30MHz 11967C LISN 2 放射性 10kHz ∼ 30MHz 11966A アクティブ・ループ 3 30MHz ∼ 300MHz 11966C バルコニカルアンテナ 4 200MHz ∼ 1GHz 11966D ログ・ペリオディック・アンテナ 4 28MHz ∼ 1GHz 11966H ダイポール・アンテナ・セット 1 6 CISPR Publication 22 伝導性 150kHz ∼ 30MHz 11967C LISN 2 放射性 28MHz ∼ 1GHz 11966H ダイポール・アンテナ・セット 6 VCCI 伝導性 150kHz ∼ 30MHz 11967C LISN 2 放射性 30MHz ∼ 300MHz 11966C バルコニカルアンテナ 4 200MHz ∼ 1GHz 11966D ログ・ペリオディック・アンテナ 4 28MHz ∼ 1GHz 11966H ダイポール・アンテナ・セット 1 6 FCC Part 15 VDE 0871, 0875 軍用規格 規 格 MIL-STD 461/462 種 類 周波数範囲 CE-01 30Hz ∼ 15kHz CE-03 15kHz ∼ 50MHz CE-06 推奨アクセサリ 11967A オプション K01 電流プローブ 参照ページ 別途お問い合 わせください 11965R 電流プローブ 2 (11729-60014 プリアンプ) 9 RE-01 30Hz ∼ 15kHz 11966K 磁界コイル 7 RE-02 14kHz ∼ 30MHz 11966B アクティブ・ロッド 3 30MHz ∼ 300MHz 11966C バイコニカル・アンテナ 4 200MHz ∼ 1GHz 11966D ログ・ベリオティック・アンテナ 4 1GHz ∼ 10GHz 11966E ダブルリジッド・ガイド・アンテナ 5 11966G コニカル・ログ・スパイラル・アンテナ 6 (8449B プリアンプ 3) 9 11966B アクティブ・ロッド 3 RE-03 10kHz ∼ 30MHz 30MHz ∼ 300MHz 11966C バイコニカル・アンテナ 4 200MHz ∼ 1GHz 11966D ログ・ベリオティック・アンテナ 4 11966F コニカル・ログ・スパイラル・アンテナ 5 1GHz ∼ 10GHz 11966G コニカル・ログ・スパイラル・アンテナ 6 1GHz ∼ 18GHz 11966E ダブルリジッド・ガイド・アンテナ 5 (8449B プリアンプ 3) 9 1 :この可変ダイポール・アンテナ・セットは,供試機器か らの漏洩放射ノイズ測定を規格に対して忠実に行う場合 に必要となるものです。一般的には,使い易さの面から, バイコニカルまたログペリオディック・アンテナのような 広帯域アンテナが用いられます。ダイポール・アンテナは 妨害波測定以外に,FCC OST55 で述べられる,サイ ト・アッテネーション測定にも使用できます。 2 : MIL-STD RE02(放射ノイズ測定)では,ログ・ペリ オディック・アンテナのような直線偏波アンテナでも,コ ニカル・ログ・スパイラル・アンテナのような円偏波のアンテ ナのいずれも使用できます。直線偏波アンテナは,利得 およびアンテナ・ファクタの面で若干優れていますが,水 平偏波と垂直偏波の異なる 2 回の測定 (掃引) が必要です。 円偏波アンテナは一般に若干感度が劣りますが,水平も しくは垂直のどちらかの偏波面で信号を捕らえることが できますので,測定は 1 回で済む利点があります。 3 : 8449B マイクロ波プリアンプ(☞9 ページ)を用い ることで,マイクロ波帯の放射ノイズ測定の感度を向上 できます。感度が向上できると,広い分解能帯域幅を使 用することができ,そのため測定時間を短縮することが できます。 ここで紹介する LISN,アンテナ等には,測定器へ接続す るためのケーブル類は含まれておりませんので,7 ページ に紹介するケーブルを必要に合わせてご発注ください。 2 伝導性 EMI 測定アクセサリ Agilent Technologies 11965R 電流 プロープ・キット 電源線および相互接続線に対する MILSTD461/462CE03 規格の伝導性妨害波 測定に使用します。このプロープは, 50kHz ∼ 50MHz にわたって,0.5 Ω(± 2dB)の一定な伝達インピーダンスを有 します。キットには,CE03 測定に必 要な,10 μ F のキャパシタを 2 個と約 120cm の N 型ケーブルが含まれます。 周波数範囲 最大幹線パワー 最大開口径 コネクタ形状 15kHz ∼ 50MHz 800A,DC ∼ 60Hz 25mm N型 11967C LISN (電源インピーダンス安定化回路網) 疑似電源回路網とも呼ばれ,CISPR ベ ースの商用伝導性妨害波測定に使用し ます。この 1 台の LISN で,FCC および VDE 双方の規格の伝導性雑音端子電圧 測定が行えます。 L1 相のラインのノイズを測るときは, L1 出力を測定器に,L2 出力には付属 の 50 Ω終端を接続します。なお, LISN による端子電圧測定では,高い レベルのトランジェント性信号が生じ 測定器を損傷する恐れがあります。こ れを防ぐ意味で 11947A トランジェン ト・リミッタ(☞ 10 ページ)の併用を強 く推奨します。 周波数範囲 電源線周波数 最大電流 最大電圧 回路網インダクダンス 回路網インピーダンス 寸法 コネクタ形状 付属品 15kHz ∼ 50MHz DC ∼ 400Hz 25mA 400VAC (ライン間) 220VAC (ライン−グランド) 50 ∼ 250 μ H 50 Ω 約 20cm(高) × 27cm(幅) × 37cm(奥行) BNC 型(メス) 電源プラグ・アダプタ 3 アンテナ 11966A アクティブ・ループ・磁界 アンテナ このアンテナは,VDE0871 規格クラス B 機器に対する,3m 法による放射磁界 強度(H フィールド)測定用に開発され たものです。アンテナ下部に内蔵され たアンプは,ループ・アンテナの低イ ンピーダンス特性と測定器の 50 Ωイン ピーダンス特性の間に整合をとり,ア ンテナの周波数範囲にわたって平坦な アンテナ・ファクタを与えています。 なお,アンプのオーバーロードを警告 するインジケータを内蔵しています。 周波数範囲 ループ直径 バッテリ 使用時間 充電時間 再生回数 交換バッテリ インピーダンス コネクタ形状 アンテナ・ファクタの代表値 (dB) 0.01 0.02 0.05 0.07 0.1 0.15 0.25 0.5 0.75 1 2 3 4 5 10 15 20 25 30 12.7 13.4 10.8 10.4 10.2 10.1 10.1 10.2 10.3 10.4 10.5 10.5 10.6 10.6 10.6 10.3 9.6 8.6 7.1 周波数 (MHz) アンテナ・ファクタの代表値 (dB) 10kHz ∼ 30MHz 60cm 充電型シール鉛電池 連続約 10 時間 (フル充電で) 約 8 時間 (専用充電器で) 約 180 回 部品番号 400009-EMC 50 Ω BNC 型 (メス) 11966B アクティブ・ロッド電界 アンテナ 主に,MIL-STD 規格に基づく RE-02 測 定に対する放射電界強度(E フィール ド)測定用のアンテナです。アンテナ 下部の内蔵アンプによって,感度と高 いダイナミック・レンジが確保され, あわせて平坦なアンテナ・ファクタが 得られます。なお,アンプのオーバ ロードを警告するインジケータを内蔵 しています。 周波数範囲 内部アッテネータ 飽和ポイント バッテリ 使用時間 充電時間 再生回数 インピーダンス コネクタ形状 周波数 (MHz) 30Hz ∼ 50MHz 10dB および 30dB 22V/m (30dB アッテネータで) 充電型シール鉛電池 連続約 10 時間 (フル充電で) 約 8 時間 (専用充電器で) 約 180 回 50 Ω BNC 型 (メス) 0.0001 0.0003 0.0005 0.0007 0.0009 0.001 0.003 0.005 0.007 0.009 0.01 0.03 0.05 0.07 0.09 0.1 0.3 0.5 0.7 0.9 1 3 5 7 9 20 50 5.3 1.7 1.2 1.1 1.0 1.1 0.9 0.8 0.9 0.6 1.0 0.7 0.6 0.5 0.5 0.6 0.5 0.5 0.5 0.6 0.6 1.4 1.6 1.9 2.2 2.9 9.6 4 アンテナ 11966C バイコニカル・アンテナ バラン内部とフィードライン周囲にフェ ラ イ ト を 採 用 す る こ と で , コ モ ン・ モード電流を抑えた最新モデルのアン テナです。斬新なエレメント・ケージ 周波数範囲 最大連続パワー アンテナ寸法 VSWR(平均) インピーダンス コネクタ形状 設計により,きわめてスムーズな応答 特性を実現しています。なお,VSWR 改善のために,6dB のパッド(8491A オ プション 006)を併用することを推奨し ます。 20MHz ∼ 300MHz 0.5W 約 132cm(幅),51cm(エレメント最大径),56cm(バラン奥行き) 1.8 以下(6dB のパッドを併用で) 50 Ω N 型(メス) 11966D ログ・ペリオディック・ アンテナ 広帯域で比較的ゲインの高いアンテナ 周波数範囲 最大連続パワー アンテナ寸法 VSWR(平均) インピーダンス コネクタ数 ですので,商用ベースおよび MIL-STD 規格に基づく EMI 測定に最適です。 200MHz ∼ 1GHz 1000W 約 75cm(長さ),75cm(最大幅) ,7cm(厚さ) 2.0 以下 50 Ω N 型(メス) 周波数 (MHz) アンテナ・ファクタの代表値 (dB) 30 40 50 60 70 80 90 100 110 120 130 140 150 160 170 180 190 200 210 220 230 240 250 260 270 280 290 300 19.0 17.9 13.2 9.0 6.6 7.6 9.2 10.5 12.0 14.0 16.3 18.4 19.4 19.0 18.3 17.6 17.0 16.7 17.0 17.4 18.2 19.1 20.4 22.4 24.5 25.5 25.0 24.9 周波数 (MHz) アンテナ・ファクタの代表値 (dB) 200 225 250 275 300 325 350 375 400 425 450 475 500 525 550 575 600 625 650 675 700 725 750 775 800 825 850 875 900 925 950 975 1000 17.0 14.8 14.3 14.9 16.8 17.5 18.7 17.5 17.1 17.4 18.4 19.8 20.5 19.2 19.5 19.7 20.7 21.5 22.0 21.6 21.6 22.1 22.7 22.8 22.6 22.6 23.2 24.0 24.4 24.3 23.9 24.4 25.1 5 アンテナ 11966E ダブル・リジッド・ガイド・ アンテナ 広い周波数帯域をカバーし,優れたゲ インと VSWR 特性をもつアンテナで 周波数範囲 最大連続パワー VSWR(平均) インピーダンス コネクタ形状 す。ホーンアンテナとも呼ばれます。 受信アンテナのほか送信用アンテナと しても使用でき,最大 300W のパワー まで扱えます。 1GHz ∼ 18GHz 300W 1.5 以下 50 Ω N 型(メス) 11968F コニカル・ログ・スパイラル・ アンテナ 特に,MIL-STD 規格の放射妨害波測定 用に開発されたアンテナです。円偏波 構造ですので,どの偏波面の電界も受 周波数範囲 最大連続パワー アンテナ寸法 VSWR(平均) インピーダンス コネクタ形状 信できます。直線偏波のアンテナのよ うに水平・垂直偏波面に向きを変えた 重複する測定をする必要がありませ ん。 200MHz ∼ 1GHz 100W 約 81cm(長さ),33cm(最大径) 2.5 以下 50 Ω N 型(メス) 周波数 (MHz) 1000 1500 2000 2500 3000 3500 4000 4500 5000 5500 6000 6500 7000 7500 8000 8500 9000 9500 10000 10500 11000 11500 12000 12500 13000 13500 14000 14500 15000 15500 16000 16500 17000 17500 18000 周波数 (MHz) 200 225 250 275 300 325 350 375 400 425 450 475 500 525 550 575 600 625 650 675 700 725 750 775 800 825 850 875 900 925 950 975 1000 アンテナ・ファクタの代表値 (dB) 24.4 25.7 28.4 29.4 31.0 32.2 33.8 33.0 34.7 35.4 35.4 35.7 36.5 37.8 38.0 38.1 38.4 38.4 38.5 38.6 39.0 39.3 39.4 39.0 39.9 41.3 41.4 41.3 39.9 37.9 38.2 39.8 41.7 44.6 46.9 アンテナ・ファクタの代表値 (dB) 23.1 22.2 21.7 19.6 18.5 18.0 17.5 17.9 18.3 18.5 18.8 19.6 20.3 20.7 20.5 20.8 21.4 22.0 22.4 22.5 22.7 23.0 23.6 24.0 24.5 24.9 25.4 25.7 26.1 26.3 36.3 26.4 26.2 6 アンテナ 11966G コニカル・ログ・ スパイラル・アンテナ 11966F と同じですが,1 ∼ 10GHz の帯 域で動作するように設計されたアンテ 周波数範囲 最大連続パワー アンテナ寸法 VSWR(平均) インピーダンス コネクタ形状 周波数 (MHz) アンテナ・ファクタの代表値 (dB) 1000 27.5 2000 33.3 3000 36.1 4000 40.4 5000 42.3 6000 43.3 7000 45.1 8000 46.1 9000 47.9 10000 49.9 1GHz ∼ 10GHz 50W 約 38cm(長さ),13cm(最大径) 2 以下 50 Ω N 型(メス) 11966H ダイポール・アンテナ・ セット これは,4 つのバランと可変長で脱着 できるステンレス・スチールのエレメ ントから構成されたセットです。EMI 規格の原則に乗っ取って忠実に放射ノ イズ測定を実施する際に使用するほ か,サイト・アッテネーション測定で 使用します。三脚に取りつけるための 治具のほか巻尺,定規,保管ケースが 付属されます。 周波数範囲 バラン #1: バラン #2: バラン #3: バラン #4: 最大連続パワー アンテナ寸法 VSWR(平均) インピーダンス コネクタ形状 ナです。MIL-STD 規格のマイクロ波帯 の放射ノイズ測定に使用します。 28MHz ∼ 1GHz 28 ∼ 60MHz 60 ∼ 140MHz 140 ∼ 400MHz 400 ∼ 1000MHz 20W 約 5.1m(最大長さ) 1.6 以下 50 Ω N 型(メス) 周波数 (MHz) アンテナ・ファクタの代表値 (dB) 周波数 (MHz) アンテナ・ファクタの代表値 (dB) 30 0.2 140 13.0 40 1.2 180 13.7 50 3.0 220 15.7 60 4.9 260 17.7 300 18.3 340 18.8 周波数 (MHz) アンテナ・ファクタの代表値 (dB) 400 21.5 60 4.2 70 5.1 周波数 (MHz) アンテナ・ファクタの代表値 (dB) 80 6.3 400 22.0 90 8.3 500 24.6 100 9.3 600 24.7 110 10.4 700 25.8 120 11.6 800 26.8 130 11.0 900 28.4 140 12.2 1000 28.7 7 アンテナ 11966K 磁界ピックアップ・コイル MIL-STD462 RE-01 規格の放射妨害波測 定用に開発されたアンテナです。ループ 部はアルミニウム製で,インダクタンス 低く保つため,7× 41LITのワイヤを36回 巻いています。 周波数 (MHz) アンテナ・ファクタの代表値 (dB) 0.02 0.04 0.06 0.08 0.1 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 20.0 40.0 50.0 84 78 74 72 70 64 58 54 52 50 44 38 34 32 30 25 24 23 周波数範囲 ループ直径 インピーダンス コネクタ形状 20Hz ∼ 50kHz 133mm 約 150 Ω(30kHz にて) BNC 型(メス) ケーブル 11966L N 型ケーブル 10m 長のRG-214/U 同軸ケーブルです。 両端はN 型 (オス) コネクタです。 損失 (代表値) 6.8dB/100feet @400MHz 約 12dB/100feet @1GHz 11966M BNC ケーブル 10m 長のRG-223/U 同軸ケーブルです。 両端はBNC 型 (オス) コネクタです。 損失 (代表値) 12dB/100feet @400MHz 21dB/100feet @1GHz 5061-5458 SMA ケーブル 1m長の高品質同軸ケーブルです。 両端はSMA (オス) コネクタです。 8120-2582 BNC ケーブル 約 1.2m 長の両端 BNC(オス) コネクタの 同軸ケーブルです。 8 アンテナ昇降器 11968A 自動化対応アンテナ昇降器 GPIBプログラマブルかつ高さ位置情報を ディジタルで読めるコントローラ・ボック スを介し,遠隔制御ができる自動測定に 不可欠なアンテナ昇降器です。圧縮空気 によって,アンテナの偏波面を90 °可変 できる装置が装着されます。 (エア・コンプ レッサは別途ご用意ください) 。 マストの最大高さ: 6.9m 昇降速度: 10cm/秒 コントローラの制御ケーブル長: 10m ブーム先端の最大荷重:約 22kg 11968B 手動型アンテナ昇降器 軽量ポータブルなアンテナ昇降器です。 アンテナの高さは,マニュアルでウィン チにより調整します。 マストの最大高さ: 4.4m ブーム先端の最大荷重:約 11kg 回転テーブル 11968D 自動化対応回転テーブル 供試機器を載せて360 °回転できる回転 テーブルです。GPIB プログラマブルかつ 角度位置情報をディジタルで読めるコン トローラ・ボックスを介して遠隔制御がで きるので自動測定に不可欠な装置です。 テーブル直径: 天板の高さ: 回転速度: 最大荷重: 11968E 手動型回転テーブル 非金属性の,マニュアルで回転させる 回転テーブルです。 テーブル直径: 天板の高さ: 最大荷重: 1.2m 約 8cm 455kg 1.2m 約 25cm 1RPM 455kg 9 プリアンプ 8447F(オプション H64 付き) プリアンプ スペクトラム・アナライザの測定感度を向 上させる,2 系統の入出力をもつプリア ンプです。特に,11940A/11941A 近磁界 プローブを用いた初期対策の用途に最適 な増幅器です。また,外来波が少ない環 境や電波暗室における放射妨害波測定に おいてスペクトラム・アナライザの感度向 上にも使用できます。なお,85685A RF プリセレクレタを測定システムに搭載し ている場合は,本アンプは不要です。 周波数範囲 雑音指数 利得 利得のフラットネス コネクタ形状(入力) (出力) Band 1 9kHz ∼ 50MHz < 7.0dB 28dB ± 2.0dB N(メス) N(メス) Band 2 100kHz ∼ 1.3GHz < 8.5dB 26dB ± 1.5dB N(メス) N(メス) 11729-60014 低雑音プリアンプ MIL-STD CE-06規格の測定に必要なアン プです。 周波数範囲 利得 電源要求 コネクタ形状 8449B マイクロ波プリアンプ マイクロ波帯のスペクトラム・アナライザ の測定感度を向上させる,高利得低雑音 のプリアンプです。MIL規格の測定など, マイクロ波帯のEMI測定に不可欠な増幅 器です。 周波数範囲 雑音指数 最小利得 利得のフラットネス コネクタ形状 10Hz ∼ 25MHz 40dB + 24V DC SMC(メス) 1GHz ∼ 26.5GHz 1.0 ∼ 12.5GHz 8.5dB 12.5 ∼ 22.0GHz 12.5dB 22.0 ∼ 26.5GHz 14.5dB 23.5dB 1.0 ∼ 26.5GHz ± 4.5dB 2.0 ∼ 22.0GHz ± 3.5dB APC-3.5(メス) 10 リミッタ 三脚 11947A トランジェント・リミッタ 伝導性雑音端子電圧で用いるLISN から 発生する高いレベルのトランジェント性 信号による,スペクトラム・アナライザの 入力部のダメージから保護するリミッタ です。85685A を搭載したシステムでは, 同等の回路が内蔵されていますので不要 です。 11968C 三脚 アンテナを据えつける三脚です。反射を 最小限に抑えるため非金属樹脂からでき ています。本カタログで紹介するアンテ ナを取りつけられる,1/4 インチ・20 段の ねじが付いています。 高さ: 99 ∼ 180cm 最大荷重:約 5.9kg 周波数範囲 挿入損失 最大入力レベル コネクタ形状 9kHz ∼ 200MHz 10dB ± 0.5dB(9kHz ∼ 50MHz) 連続信号: 2.5W(+ 3.4dBm) パルス: 10kW for 10 μ s DC :± 12V 入力: BNC(メス) 出力: N 型(オス) 近磁界プローブ (オス) およびSMA (メス) − BNC (オス)の 11940A/11941A 近磁界プローブ アダプタが付属します。また,2 本のプ PC基板のICや,ケーブル,筐体の表皮電 ローブをセットにしてお得な11945A 近 流やスロットから放射される磁界ノイズ 磁界プローブセットも用意しています。さ をピックアップするハンドルヘルド型の らに,同セットにはオプションE51として、 プローブです。特に誤差要因となる電界 (☞ 9ペー 成分を排除することで再現性を向上し, 8447FオプションH64プリアンプ ジ) およびN型ケーブル,バックを一式にし EMI 初期対策におけるトラブルシュート たシステムも用意しています (写真右下) 。 に最適です。各プローブには,2 m 長の RG-223 同軸ケーブルと,SMA (メス) −N 周波数範囲 11940A : 30MHz ∼ 1GHz 11941A : 9kHz ∼ 30MHz 最大入力パワー 0.5W 温度範囲 ± 1dB(代表値,0 ∼+ 40 ℃の変動) 誘電体の損傷点 1KV(代表値) コネクタ形状 SMA(メス) アンテナ・ファクタ確度: 377 Ω空間インピーダンスに± 2dB 以内に個々に校正。 11 オーダリング情報 ■伝導性測定用 11965R 電流プローブセット (10kHz ∼ 50MHz) 11967C LISN(50-250uH/50 Ω) ■アンテナ 11966A アクティブ・ループ・アンテナ (10kHz ∼ 30MHz) 11966B アクティブ・ロッド・アンテナ (30Hz ∼ 50MHz) 11966C バイコニカル・アンテナ (20MHz ∼ 300MHz) 11966D ログ・ペリオディック・アンテ ナ (200MHz ∼ 1GHz) 11966E ダブル・リジッドガイド・アン テナ (1 ∼ 18GHz) 11966F コニカル・ログ・スパイラル・ア ンテナ (200MHz ∼ 1GHz) 11966G コニカル・ログ・スパイラル・ア ンテナ (1 ∼ 10GHz) 11966H ダイポール・アンテナ・セット (28 ∼ 1000MHz) 11966K 磁界ピックアップ・コイル (20Hz ∼ 50kHz) ■近磁界プローブ 11940A 近磁界プローブ (30MHz ∼ 1GHz) 11941A 近磁界プローブ (9kHz ∼ 30MHz) 共通オプション 001 ロータリ・ジョ イント 11945A 近磁界プローブ・セット ・ 11940A と 11941A を各 1 本 ・ 2m 長の SMA ケーブル (2 本) ・N(オス)− SMA(メス)変換アダプ タ (2 個) オプション E51 以下のアクセサリの 追加 ・8447F (オプション H64 付き) プリアンプ ・約 60cm 長の N 型ケーブル ・運搬用キャリング・バッグ *:全てのアンテナは,個々に校正されたアンテ ナ・ファクタ表が添付されます。ここで紹介し ているアンテナ・ファクタの代表値とは,1m 間隔におけるファクタの参考データとして示 すものです。 ■ケーブル 11966L N 型同軸ケーブル (10m) 11966M BNC 同軸ケーブル (10m) 5061-5458 SMA 同軸ケーブル (1m) 8120-2582 BNC 同軸ケーブル (1.2m) ■テストサイト用装置 11968A アンテナ昇降器 (自動制御) 11968B アンテナ昇降マスト (マニュアル) 11968C 三脚 11968D 回転テーブル (自動制御) 11968E 回転ケーブル (マニュアル) ■プリアンプ 8447F オプション H64 プリアンプ (9kHz ∼ 1.3GHz) 11729-60014 プリアンプ (10Hz ∼ 25MHz) 8449B プリアンプ (1 ∼ 26.5GHz) ■リミッタ 11947A トランジェント・リミッタ (9kHz ∼ 200MHz) 11835 070000004-H