Comments
Description
Transcript
インフルエンザ発生時の手順・手続き(PDF)
インフルエンザ発生時の手順 ・ 手続きについて 抗インフルエンザ薬の効果で熱が下がっても,インフルエンザウイルスの感染力はしばらくの間残って います。また,インフルエンザでは一旦熱が下がっても,再び発熱する場合(二峰性発熱)があります。 出席停止期間に従い,感染力が弱くなるまで登校を控えることで,インフルエンザの蔓延を防止するこ とができます。授業の遅れが気になるとは思いますが,他の人への感染を防ぐために,ご協力をお願いし ます。周囲への感染を防ぐため,登校できない期間(決められた期間)の欠席は,出席停止になります。 (1)急に発熱しインフルエンザが疑われる症状があった場合は,速やかに受診してください。 インフルエンザ様症状 … 発熱があり,急性呼吸器症状(鼻汁もしくは鼻閉,咽頭痛,咳)が 少なくとも1つ以上ある。 * 発症後12時間程度経過した後,受診するのが望ましく,遅くとも 発症後48時間以内(2日以内)に治療を開始しましょう。 (理由)現在ある抗インフルエンザ薬は,ウイルスの増殖を抑える薬です。体の中に入ったインフル エンザウイルスは猛烈な勢いで増え続け,症状が出てから48~72時間後に最も数が多くな ります。そのため,ウイルスの量が最大になる前,つまり症状が出てから48時間以内に抗イ ンフルエンザ薬を使って増殖を抑えれば,病気の期間を短くし,症状の悪化を防ぐことができ ます。ただし,発症(発熱)直後はウイルスの検出ができない場合があるので,発症後12時 間程度経過した後に受診すると確実です。 (2)受診した結果,インフルエンザ等の学校感染症であった場合は,直ちに学校(担任)へ 連絡してください。 (3)医師にインフルエンザと診断された場合,出席停止期間を守ったうえで,医師から登校 許可の指示が出たら,医療機関で「学校感染症治癒証明書」または同様の書類を記入して もらい,担任へ提出してください。 平成24年からインフルエンザの出席停止期間の基準が変更していますので,注意してください。 ① 発症(発熱)した日の翌日から5日を経過, かつ, ② 解熱した翌日から2日を経過 以上の2つの条件を満たしたら登校が可能になります。 決められた期間より早く登校することがないよう,できる限りその条件を満たす最終日に 再度受診し,登校が可能かどうか医師の指示を受けてください 。 ※1 原則として,治癒証明書が出たら“翌日から”登校が可能です。ただし,休日等の事情により 決められた出席停止期間の最終日に受診することができず,その翌日に受診した場合は,治癒 証明書をもらった後,そのまま登校してもかまいません。 ※2 治癒証明書の様式については,特に指定はありませんが,高陽高校ホームページから「学校 感染症治癒証明書」をダウンロードして活用してください。治癒証明書の記入については, 無料で記入していただける場合もありますが,医療機関によっては有料の場合もあります。