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強固な認証及び暗号鍵分散管理技術LR-AKE市場への適応(パネル展示
情報セキュリティ研究センター/ベンチャー開発部 Research Center for Information Security / Division for Start-ups 強固な認証及び暗号鍵分散管理技術 LR-AKEの市場への適応 目的 モバイル端末の普及やクラウドコンピューティング環境の利用が進むにつれ、端末の紛失や情報漏えいなどに対する より高い安全性が求められています。産総研技術移転ベンチャーであるBURSEC(株)では、利用者の負担を増やすこと なくそれらへの耐性を高めた認証およびパスワード/暗号鍵管理方式の商用サービスを提供しています。 概要 LR-AKEとは利用者に1つの短いパスワードを覚えてもらうだけで、以下のような機能を安全かつ手軽に提供するため のツールです。 - 端末やトークンの紛失はもちろん、サーバからの情報漏えいにも強い2要素認証(高価なハードウェアトークン は不要) - 既存の VPN や認証方式との連携機能(Webのフォーム認証、Basic認証、SSH、OpenVPN、 LDAP、 Radius などへの対応が可能) - 暗号鍵や認証情報などの重要なデータの分散管理機能 - 利用者によるバックアカウント発行、紛失アカウント破棄処理による、管理者の負担軽減 - セキュリティー要求の高いアプリケーションにSDKを利用して組み込む LR-AKEクライアント LR-AKEサーバ 認証・暗号鍵管理 ログイン情報管理 標準的な公開鍵暗号をベース に独自の改良を加えたプロトコ ルで暗号化(強前方秘匿性を有 する唯一のプロトコル) LR-AKEサーバ 定期的パスワード更新 プライマリ セカンダリ パスワード入力 RADIUS 自動ログイン Password 認証情報 ①初回認証 Client Secret (CS) Server Secret (SS) (パスワードとCSより算出) 認証 自動ログイン ②認証情報更新 LDAP ②認証情報更新 ③次回認証完了 新認証情報 認証 VPN 認証情報 •CS, SSのいずれを解析してもパスワードに関 する情報は得られない •認証を行う都度認証情報を更新 → 認証情報が漏洩しても安全! LR-AKEの概要 自動ログイン 新認証情報 強前方秘匿性:ベースとなる公開鍵暗号が将来 容易に解読できるようになったとしても、過去に 記録された通信内容を解読することが困難であ る性質。 Web 自動暗号化・暗号鍵管理 アプリケーション サービス ストレージ サービス 既存アプリへの適応 将来の展望 今後、PCだけではなく、スマートフォンやiPadに代表される高機能端末等、様々な端末がインターネットおよびクラウド 環境で利用されることになるが、それらの端末においても本技術が次世代のセキュリティー技術基盤として広まるよう、 質の高い商用サービスを提供してゆきます。 産総研技術移転ベンチャー BURSEC株式会社 〒101-0046 東京都千代田区神田多町2-3-2 代表取締役 中登 義仁 Tel: 03-5207-6025 E-mail: [email protected] URL: http://www.bursec.com/