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フォトショップ講習会マニュアル
フォトショップ講習会マニュアル 1. 起動する まず、デスクトップ上の「Photoshop CS3」アイコンをクリックします。 2. ファイルを開く 左上の「ファイル」から「開く」で写真の入ったファイルを選択し、画像を開きます。 これで準備は OK です! 画像解像度は画像を表示する密度のことです。 多いほど画像は細かく鮮明になります。しかしその分 3. 解像度の変更 重くなってしまうので注意! はじめに、解像度の変更をしましょう。 上のメニューボタンの「イメージ」をクリック。その中の「画像解像度」を開きます。 カメラで写真を取り込んだ場合解像度が 72 となっていることが多いのですが、 印刷するとき荒くなってしまうので解像度を 300 に変更しましょう。 そのあとにドキュメントのサイズで写真の大きさを調整します。幅は 200mm に変更すると使いや すい大きさになります。※写真を取り込んだサイズのままで加工するとデータが大きいため変更に時間がかかります。 100%の状態 100%の状態 1 4. 色調補正 次は色調補正をしてみましょう。 色調補正とは、コントラスト ( 濃さ ) や色味を調整することです。 これを行うことで、より画像をきれいに見せることができます。 上のメニューボタンの「イメージ」から「色調補正」でコマンドが表示されます。 わからなくても、直感的に色々いじって試してみるのもいいですね。 ▼機能説明 自動カラー補正 それぞれ画像の色や明るさ、 自動レベル補正 コントラストを自動的に 自動コントラスト補正 調整します。 明るさ・コントラスト 明るさとコントラストを 自分で調整することが できます。 色相・彩度 色相で「色合いの違い」、 彩度で「色の鮮やかさ、強さ」、 明度で「色の明るさ」を調整できます。 シャドウ・ハイライト 光の量の調整ができます。 逆光などで暗くなったとき に使えます。 元画像 明るさ・コントラスト 色相・彩度 シャドウ・ハイライド 2 5. 写真をよりきれいにする ■コマンド ( 一部 ) <スポット修復ブラシ> 移動ツール 写真を撮ったとき、思わず電線やゴミなどのよけいなもの が映ってしまう場合があります。 選択ツール ( 長方形・楕円 ) そのときにスポット修復ブラシを使うことで、部分的です なげなわツール が周りの色と同じような色を使って消すことができます。 消したい部分をクリック・ドラックすることでできます。 クイック選択ツール ※複雑すぎる部分や広い範囲だとうまくいかないことがあります。 切り抜きツール … スポット修復 ブラシツール スポイトツール ズームツール ( 左上で拡大 / 縮小 ) 他にもペンツール、塗りつぶしツールなど さまざまな機能があります!紹介しきれません が、試しに使ってみるのもいいでしょう◎ <色の置き換え> 特定の部分の色を全く違う色に置き換えることもフォトショップならできます。変えたい色をコマンド の下のほうにある「スポイトツール」を使って選択し、メニューボタンのイメージから色調補正を選び、 その中の「色の置き換え」をクリックします。そこに表示された白い部分が選択されている部分であり、 下の色相・彩度・明度でその部分の色を変更することができます。 ▼手順 ①変えたい色をスポイトで選択 (今回は背景の緑) ②写真の変えたい部分が選択 されるようスポイトで調整 ②「置き換え」で 調整すると変わります! 新規選択 選択一部追加 選択一部削除 3 6. 保存 最後に保存しましょう。 上のメニューボタンのファイルから「ファイル」を選び、 「Web およびデバイス用に保存」をクリック。 ここで保存したときのプレビューが見れます。右のバーの「プリセット」を「Jpeg 高」に選択。 出来たら右上の「保存」をクリックし、保存先を決めましょう。 完成です! ▼jpeg と gif って? 保存の形式には、色数の限定などさまざまな制限があります。 gif は 256 色が限界ですが劣化しにくく、ロゴなどの単色で使うものには 良いという特性があり、jpeg は 256 色以上使えますが劣化しやすいとい う特徴があります。写真の場合は jpeg のほうがきれいに保存できます。 では、最初の画像と比べてみましょう。少しの機能を知ることでこんなにも印象が違う写真に変えることができます! おそらく現時点で最初の写真と見比べると良い写真になっていると思います! 次は少し応用の切り抜きを学んでみましょう。大きく分けて 3 パターンのやり方があります。 7. 切り抜き <サイズを決めた切り抜き> 決まったサイズに切りぬきたい時は、p3 にのっている「切り抜きツール」 を使いましょう。クリックしたら左上にサイズの設定が表示されるので、 今回は証明写真の既定サイズの 30mm×40mm と入力してみます。 そうするとドラッグすることでその大きさに切り抜けるようになりま す。選択できたら右上の「×○」の○をクリックすれば完成です! 4 <図形の形で切り抜く> サイズにこだわらず、四角や楕円などの形に切り抜くこともできます。 今回は楕円型に切り抜いてみます。p3 のコマンドの中の 「長方形選択ツール」を長押しし、「楕円型選択ツール」に変更します。 まずドラッグで切り抜きたい部分を選択したあと、メニューの「イメージ」 から「切り抜き」をクリックします。そのあと、メニューの「選択範囲」に ある「選択範囲を反転」をクリックし、キーボードの Delete ボタンを押し ます。そうすると丸く切り抜くことができます!※長方形も同じ方法でできます! <クイック選択ツールで切り抜く> クイック選択ツールではドラッグした場所に基づいて選択範囲が作成できる ツールです。コマンドの「クイック選択ツール」をクリックし、切り抜きた い範囲をドラッグしていきます。選択できたらメニューのイメージから「切 り抜き」をクリック。メニューの「選択範囲」から「境界線を調整」で、 境界の滑らかさや範囲を調整できます。出来たら OK をクリック、 そのあとは同じく「選択範囲を反転」→Delete ボタンで完成です! 太さ 新規選択 選択一部追加 選択一部削除 これで様々な場面で応用できるはずです。 フォトショップには可能性がつまっています!活用してみましょう! 5