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第77号/2016年4月

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第77号/2016年4月
第 77 号/2016 年 4 月
特集:COP21 後の温暖化対策
= Pick Up =
「パリ協定については、来る4月22日にニューヨークの国連
本部にて署名式が行われ、1年をかけて協定に対する署名
と締結が行われる。55カ国以上の締結かつ全世界の排出
量55%以上をもってパリ協定の発効となる。」
(公財)地球環境戦略研究機関 小圷 一久 氏 (6p)
「すべての国の参加を求めたパリ協定の交渉にあたっては、
開発途上国の強い要望が反映されて、適応も「国際化」した。
パリ協定が求めているのは、開発途上国が行う適応への国
際支援である。」
法政大学 藤倉 良 氏 (7p)
食料に関して人類は大昔に「動物の狩猟」に行きづまり「農
業生産」に転換したと言われている。エ ネルギーについても、
地下の化石燃料や核燃料に依存す る「エネルギー狩猟型
文明」から地上で太陽エネルギーを捕えて利用する「エネル
ギー耕作文明」への歴史的大転換が始まっている。」
(株)システム技術研究所 槌屋 治紀 氏 (12p)
左上図: COP21 で採択されたパリ合意文書 表紙
右上写真: 世界各国の自治体首長で溢れるパリ市庁舎の
中央階段 (写真提供:大塚隆志氏 13p)
左下写真: ベトナム JCM 設備補助事業を活用して設置された
アモルファス変圧器(中央)
(写真提供:古宮祐子職員 15p)
目
「日本ではあまり知られていませんが、COP21期間中のパリ
には、気候変動対策に先進的に取り組む世界各地の自治
体や企業から 、首長級あるいはCEO級のリーダーが参集し、
野心的な目標設定とパリ協定の採択を後押ししました。」
(一社)イクレイ 大塚 隆志 氏 (13p) 表紙写真
次(敬称略)
「巻頭言」 日本政府の今後の取組 ································· 環境省 地球環境局長/梶原成元 ··· 2
パリ協定とは何か
········· (公財)地球環境戦略研究機関
気候変動とエネルギー領域 エリアリーダー/小圷一久 ··· 3
適応をどうするか ― 政策研究の方向性 ― ··············· 法政大学 人間環境学部
教授/藤倉 良 ··· 7
“日本一暑いまち”熊谷市におけるスマート建築の事例
················· (株)ミサワホーム総合研究所
環境エネルギーセンター長 環境創造研究室長
················································· 蒸暑地研究プロジェクトリーダー/太田 勇 ··· 9
再生可能エネルギーの現状 ···························· (株)システム技術研究所 所長/槌屋治紀 ·· 11
加速する地方自治体の取組み ·························· (一社)イクレイ日本 事務局長/大塚隆志 ·· 13
ベトナムの温暖化対策の現状と日本への期待
~ベトナムにおける JCM の取組み事例から~
······································· (一社)海外環境協力センター
主任研究員/古宮祐子 ·· 14
OECC 行事・部会活動等(その 69) ······························································ 16
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