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トピックス&ベーシックス - SOMPOホールディングス

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トピックス&ベーシックス - SOMPOホールディングス
トピックス&ベーシックス
2014年2月
1. トピックス
(1) 経営計画
(2) 国内損保事業
- 自動車保険、損保2社の合併等
(3) 国内生保事業
(4) 海外保険事業
(5) 株価と資本政策
P1
P2
P4
P12
P15
P19
1
経営計画
経営計画の進捗状況 ~修正利益ベース
 経営計画を上回るペースで業績回復が進展
 合併一時コストが大きい2014年度も修正利益ベースでは順調に増加
2,500
(億円)
国内損保
海外
金融サービス
合計
1,280
合計
1,116
1,500
500
国内生保
合計
1,500~
合計
1,800~2,100
合計
12
△500
(億円)
△1,500
2011年度
(実績)
2012年度
(実績)
2013年度
(予想)
2014年度
(参考)
2015年度
(計画)
国内損保
△713
△89
253
・・・
700 ~ 800
国内生保
1,000
1,078
950
・・・
1,000 ~ 1,100
海外
△197
118
65
・・・
140 ~ 200
△76
7
11
・・・
20 ~ 30
12
1,116
1,280
・・・
1,800 ~ 2,100
0.1%
5.4%
5.4%
・・・
7%以上
金融サービス
合計(修正連結利益)
修正連結ROE
※ 修正利益の算出においては、国内損保会社の合併一時コスト等を特殊要因として除いている。金額は、2012年度264億円'合併コスト248億円、
それ以外15億円(、2013年度164億円、2014年度約750億円、2015年度約50億円。
※ 各事業の定義および修正利益、修正ROEの定義はP33参照。
2
経営計画
経営計画の進捗状況 ~日本会計基準
 業績回復は計画に対し前倒しで進捗
 2014年度は合併一時コストにより減益を見込むが、合併一時コストは株主還元原資となる修正
利益には影響せず
経常利益
修正
予想
1,380
当期純利益
(億円)
2013年11月
公表
修正
予想
720
1,047
436
810
340
合併一時コスト
による一時的な
調整
△64
△129
△518
△922
2010年度
2011年度
2012年度
2013年度
(予想)
2014年度
(参考)
2015年度
(計画)
3
国内損保事業
自動車保険 ~中期トレンドが好転
 商品・料率改定など収支改善に向けた努力の結果、コンバインド・レシオは改善傾向
自動車保険のコンバインド・レシオ'損保ジャパン・日本興亜損保の合算値(
事業費率
110%
101.5%
100%
93.1%
94.4%
95.2%
101.9%
104.0%
104.9%
損害率
104.7%
コンバインド・レシオ
103.1%
98.8%
97.5%
98.3%
90%
様々な収支悪化要因の重なり
収支改善努力の成果を享受
80%
70%
31%
33%
33%
33%
33%
33%
33%
32%
30%
31%
31%
61%
64%
64%
66%
69%
69%
71%
72%
72%
71%
67%
68%
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
(予想)
2015
(計画)
32%
60%
50%
収支悪化の要因;
 事故頻度の比較的高い高齢者ドライバーの増加
 保険金支払い漏れ対応のための保険金サービス部門増員お
よびシステムコスト
 自動車の高機能化による修理費単価上昇
 旧等級制度における、契約者ごとのリスク実態と保険料水準
のかい離
対策;
 年齢別料率体系の見直し(2011年4月より導入)
 数次にわたる商品・料率改定(P30参照)
 等級制度の改定(P30、P31参照)
4
国内損保事業
自動車保険 ~損害率のトレンド
◆損害率は低下傾向
- 商品・料率改定効果が発現
- 事故受付件数の減尐傾向が継続(次ページ参照)
- 一方、修理費単価は上昇傾向
:損害率
72.3%
70.7%
72.2%
70.6%
第3四半期の推移
69.9%
67.2%
65.0%
コンバインド・レシオ
104.0%
104.9%
104.7%
103.1%
2009年度
2010年度
2011年度
2012年度
98.8%
102.2%
2013年度
(予想)
2012年度
第3Q
96.4%
2013年度
第3Q
※ 損保ジャパン、日本興亜損保の合算値
※ 損害率はW/Pベース(含む損調費)
5
国内損保事業
自動車保険 ~事故受付件数のトレンド
 2012年度第4Q以降、減尐傾向が顕著
事故受付件数の推移
千件
8.6%
1,600
5.4%
10%
5.1%
1,400
2.2%
前年同期比
△1.3%
1,200
△3.0%
△1.9%
0.9%
△1.1%
△0.2%
5%
0.8%
0%
△5.6%
1,000
△6.6%
件数
800
659
△5%
△10.5%
717
707
700
639
703
692
715
645
694
697
△9.4%
△10%
675
603
642
632
第2Q
第3Q
600
400
200
0
2010年度
第1Q
第2Q
第3Q
第4Q
2011年度
第1Q
第2Q
第3Q
第4Q
2012年度
第1Q
第2Q
第3Q
第4Q
2013年度
第1Q
※ 損保ジャパン、日本興亜損保の合算値
※ 事故受付件数対前比は暦影響を調整している。
※ 各期の特殊要因(東日本大震災、 2011年度発生の台風12号、台風15号および2012年度発生の爆弾低気圧)を除いている。
6
国内損保事業
損保2社の合併 ~合併シナジー
 業務の共通化・効率化により、事業費削減などの合併シナジー効果を見込む
正味収入保険料と事業費率の比較
'億円(
25,000
■,■ 正味収入保険料(左軸)
2015年度
(計画)
正味事業費率(右軸)
2012年度
(実績)
34.8%
20,389
20,000
35%
34.1%
18,697
32.8%
33%
32.4%
15,000
13,274
13,142
31.0%
11,032
30.6%
31%
10,000
6,389
29%
5,000
0
27%
損保ジャパン日本興亜
出典:各社開示資料
A社
損保ジャパン
B社
C社
日本興亜損保
7
国内損保事業
損保2社の合併 ~合併準備の状況
 損保2社の合併(2014年9月1日予定)に向けた準備は順調に進む
実施済み
実施予定
• 部レベルの組織統一・同居
13/9
• 役員・本社部長の一本化
13/4
• 営業・保険金サービス部門
部長の一本化
13/10
• 全組織を新会社ベースに統一
14/4
• 課長の一本化
14/4
組織統合
人員削減
システム統合
• 2社合算での営業成績
評価
13/4
• 希望退職 第1回
募集400名、実施468名
13/3
開発・テスト
合併
14/9/1
• 希望退職 第2回
募集200名、実施324名
• 統合システムを順次リリース
14/3
14/4~9
8
国内損保事業
損保2社の合併 ~合併シナジーと一時コストの状況
 合併シナジーは徐々に増加し、2015年度に560億円を見込む
合併シナジー
(億円) 800
560
600
約400
400
200
70
280
140
280
0
2012年度
2013年度
(予想)
2014年度
(参考)
2015年度
(計画)
人件費
• 2012–2014年度の3年間
で4,800名削減
物件費
• システムコスト削減
• 不動産賃料削減
• 事務・印刷コスト削減 等
一時コスト
750
(億円) 800
※合併一時コストは特殊要
因として、修正利益の計
算過程から除外する。
600
400
248
200
164
50
0
2012年度
2013年度
(予想)
2014年度
(計画)
2015年度
(計画)
9
国内損保事業
コンバインド・レシオ ~2015年度までの計画
 日本の3メガ損保グループのうち、NKSJグループは合併シナジーを創出できる唯一のグループ
 2015年度にはコンバインド・レシオ95%を達成へ
コンバインド・レシオの計画値'損保ジャパン・日本興亜損保の合算値(
保険金
±0pt
5pt 改善
6.7ptの改善
- 自動車保険等級制度
改定による尐額保険
金支払い減尐
保険料
2pt 改善
相殺
101.4%
- 自動車の修理費上昇
- 自動車保険の増収
480億円
(3ptの改善)
- 受再の拡大等による増
収390億円
(2ptの改善)
事業費
- 合併シナジー 560億円
(3ptの改善)
94.7%
- 手数料増加
(1ptの悪化)
2011年度
(実績)
(注) コンバインド・レシオ計算の前提:
• 合併一時コストを計算過程から除外
• 各年の自然災害影響は380億円
• 消費税増税の影響は反映せず
• 自賠責保険を除く
2015年度
(計画)
10
国内損保事業
コンバインド・レシオ ~足元の改善状況と今後の展望
 4年でコンバインド・レシオを6.7pt 改善させる計画に対し、2年で4.4pt改善へ
 今後は、損保社の合併シナジーの発現および自動車保険の収支改善を続行、消費増税へも着
実に対応していくことで、コンバインド・レシオ95%水準を達成する方針
コンバインド・レシオの推移(損保ジャパン・日本興亜損保の合算値)
6 pt
改善
101.4%
△4.4pt
計画最終年度に向けた展望
1 pt上昇
保険料・
保険金*1
(2012~2015年度計画)
・保険料・保険金:5pt改善
・事業費
:2pt改善
事業費
*2
97.0%
● 損保社合併による事業費削減効果および
既実施の商品・料率改定効果の発現
→△3pt 程度
● さらなる商品・料率改定や事業費削減の検討等
→△数pt程度
● 消費税5%増税時の影響見込み*
→+3pt程度
△2.3pt
94.7%
*消費税5%増税に相当するコンバインド・レシオ上昇幅の試算値
2011年度
(実績)
2013年度
(予想)
*1 保険料・保険金 :
自動車保険の商品・料率改定等により損害率は改善
*2 事業費:
受再拡大により手数料が増加
2015年度
(計画)
11
国内生保事業
販売チャネル・商品戦略による持続的成長
 販売チャネルの優位性'損害保険代理店ネットワークの活用(および収益性の高い保障性商
品への注力により、高い利益マージンを伴った成長を持続
販売チャネル戦略
収益性を伴った成長
販売チャネルの構成比1
 損害保険代理店ネットワーク
を活用するため、新たな販路
の整備が不要
その他
チャネル
 損害保険代理店を通じた既存
の損害保険契約者20百万人
に対する販売拡大の余地
損保代理店
チャネル
保有契約年換算保険料の推移
'億円(
3,100
着実な成長
3,050
3,000
2,950
2,900
62%
3,005
2,850
2,800
3,043
2,907
2,862
2,750
2012年3月末
商品戦略
商品の構成比2
医療
29%
 収益性の高い保障性商品に
注力
2012年9月末
2013年3月末
新契約マージンの各社比較 (EEV, MCEV)
12%
10%
2013年9月末
(2012年度)
9.4%
8%
貯蓄性
商品
49%
保障性
商品
51%
6%
4%
がん
6%
収入保障
9%
定期
7%
1. 新契約年換算保険料'2013年度上半期(
2. 保有契約年換算保険料'2013年9月30日現在(
2%
0%
NKSJ
ひまわり
A社
B社
C社
D社
(注) A社、 B社、 C社、 D社、 G社:EEV
NKSJひまわり、E社、 F社:MCEV
出典:各社開示資料
E社
F社
G社
12
国内生保事業
保険料とMCEVのトレンド
 収益性の高い保障性商品(医療保険等)の伸長により、MCEVが拡大
保有契約年換算保険料の推移
2010年3月末
2011年3月末
699
2012年3月末
2013年3月末
2,659
625
2,758
777
2,862
3,005 '億円(
医療保険 843
'注(2010年3月末は損保ジャパンひまわり生命と日本興亜生命の合算。
MCEVの推移
2010年3月末
2011年3月末
2012年3月末
2013年3月末
750
2,157
1,077
1,371
純資産価値 2,086
2,907
4,671
3,594
4,782
保有契約価値 4,663
'注(2010年3月末は損保ジャパンひまわり生命と日本興亜生命の合算。
日本興亜生命は2010年度決算発表時点ではTEVを開示したが、ここでは後に試算したMCEVを表示している。
6,153
6,748 '億円(
13
国内生保事業
販売チャネルと商品構成のトレンド
 損保プロを中心とした募集人稼働拡大により、損保チャネルウェイトが上昇
生保販売に占める損保チャネルのウェイト
'%(
保障性商品のウェイト
'%(
61.0
61.6
72.3
59.5
71.9
72.0
2012年
上半期末
2012年
下半期末
57.9
71.4
2011年度
下半期
2012年度
上半期
2012年度
下半期
'注(新契約年換算保険料ベース
2013年度
上半期
2011年
下半期末
2013年
上半期末
'注(保有契約件数ベース
14
海外保険
海外保険事業の戦略
 明確化した投資対象マーケットを中心にセレクティブで規律をもった投資を行うことで、持続的な成
長と株主価値向上を両立
 2013年12月、英ロイズ保険マーケットのトップ10カンパニーであるキャノピアス社の買収を発表
対象マーケット
欧米
企業
(スペシャリティ)
トルコ
・日系を中心に一般の企業マーケットで営業
(損保ジャパンと日本興亜の欧米拠点は統合予定)
・英ロイズ保険マーケットのトップ10に入るキャノピアス社を買収
スペシャリティマーケット
において安定的な
収益の獲得
損保ジャパン・シゴルタ社(2010年買収)は業界11位
マレーシア
インドネシア
方向性
南米安田社(1958年設立)とマリチマ社(2013年子会社化)は
合計で業界10位
ブラジル
タイ
現状
重点
地域
メジャー
プレーヤーを
目指す
基盤
整備
地域
将来の成長に
向けて整備
ベルジャヤ・ソンポ社(2011年子会社化)は業界12位
リテール等
損保ジャパン日本興亜タイランド社にて営業
損保ジャパン日本興亜インドネシア社にて営業
インド
ユニバーサル・ソンポ社(2007年JV設立)にて営業
中国
損保ジャパン中国社と日本興亜中国社は合併予定
*業界順位はグロス保険料ベース
15
海外保険
キャノピアス社買収 (2014年4月末買収完了を見込む)
 2013年12月に公表したキャノピアス社買収により、既存の経営計画を具体化
 海外保険事業における2015年度の修正利益目標の達成に大きく貢献、それ以降も着実な利益貢献が見込まれる
 欧米スペシャルティ・マーケットに本格参入し、事業分野と事業地域の相互補完を実現
地域
分野
米国
中東/
アフリカ
トルコ
南米
アジア
SJ
シゴルタ
南米安
田
マリチマ
テネット
ベルジャ
ヤ
他
日本
英国
リテール
リテール
企業
(日系)
企業
(非日系)
欧州/
英国
SJNK
ヨーロッパ
SJ
アメリカ
MGA
仏・蘭
スペシャルティ
損保ジャパン、
日本興亜
他
キャノピアス社のロイズ・米国E&S等ビジネス
キャノピアス社の事業範囲
NKSJグループの事業範囲
<参考>買収価格等
総額594百万ポンド(約992億円)※1
買収価格
マルチプル水準
買収価格は、キャノピアス社2013年6月末有形純資産額の約1.5倍
のれんへの影響
約200百万ポンド(約334億円)※2
※1 2013年12月期末の有形純資産額の状況等に応じて調整される予定
※2 買収価格の594百万ポンドと、2013年6月末有形純資産額の差額全額をのれんと仮定した場合
16
海外保険
キャノピアス社の概要
 英ロイズ保険マーケットのトップ10カンパニー
 過去5年の年平均グロス保険料成長率は10.9%と高成長を実現
 過去5年平均※のコンバインド・レシオは94%、ROEは18%
2012年ビジネスユニット別グロス保険料
英国リテー
ル
26%
£692m
グローバル
プロパティ
40%
(百万£)
100
当
期
純
利
益
50
36
2012年地域別グロス保険料
中東・北
アフリカ
3%
カリブ・南
米
4%
その他
8%
欧州
8%
アジア
太平洋
10%
北米
39%
£692m
英国
28%
コ
ン
バ
イ
ン
ド
レ
シ
オ
R
O
E
50
47
41
0
-50
-60
-100
2008年
グローバル
スペシャル
ティ
34%
※ 大規模自然災害が多発した2011年を除く
2009年
2010年
120%
110%
2011年
2012年
110.8%
100.4%
100%
88.1%
90%
95.1%
91.8%
80%
30%
20%
10%
0%
-10%
-20%
-30%
2008年
2009年
19%
21%
2010年
2011年
2012年
17%
15%
-22%
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
17
海外保険
海外受再ビジネス
 グローバルなリスク分散の観点から展開する海外受再ビジネスは順調に進捗
 厳格なリスク管理のもと、利益を伴った拡大を図っていく方針
中期ビジョンと進捗
2011年度
(実績)
2012年度
(実績)
2013年度
(予想)
2015年度
(計画)
正味保険料
237億円
340億円
470億円
600億円
(対 合計正味収保)
(1.4%)
(2.0%)
(2.7%)
(3.4%)
• 合計正味収保は自賠責を除く
• 海外一般受再正味保険料は経営目標数値上は「国内損保事業」に含めている
重点カテゴリー
アジアの一般リスク
• 成長性の高い市場
• 香港等の現地拠点で20年超
の実績
欧米の一般リスク
• 先進国を中心とする巨大市場
• 収益の安定性が高い
海外自然災害リスク
• 主に欧米の自然災害リスク
• 最新のテクノロジーを活用した
定量的評価・分析を行う
18
株価と資本政策
株価と純資産の状況
 株価は1株当たり純資産を下回る水準で推移
 目標利益・ROEの達成によりバリュエーション向上を目指す
株価の推移と時価総額
純資産(2013年12月末)
(円)
(兆円)
6,000
5,000
4,000
12月末終値 :2,924円
時価総額 :1.2兆円
合計
1.5
合計
1.9
生保 0.1
合計
2.5
生保 0.7
生保 0.1
3,000
2,000
損保 1.4
損保 1.8
損保 1.8
1,000
0
日本会計基準
損保:修正純資産(注) 修正連結純資産(注)
生保:日本会計基準
(注) 修正連結純資産=損保修正純資産+生保修正純資産
・損保修正純資産=連結純資産'除く含み益・生保(
+有価証券評価差額+異常危険準備金等
・生保修正純資産=生保EV
19
株価と資本政策
財務の健全性(内部基準)
 株式相場上昇を主因にバッファーは増加
 キャノピアス社買収(4月末買収完了を見込む)によるバッファーへの影響は十分に吸収可能な状況
ソルベンシー比率
'内部基準(
146%
157%
金融市場変動に対する感応度(2013年12月末)
資本(億円)
(兆円)
2.5
2.2
資本
バッファー
0.9兆円
バッファー
0.7兆円
1.5
リスク
2013年3月末
資本
1.6
リスク
ソルベンシー比率
株価 30%上昇
+3,388
+7.0pt
株価 30%下落
△3,388
△10.8pt
為替 10%円安
+677
+2.7pt
為替 10%円高
△677
△3.1pt
金利 50bps上昇
+342
+1.6pt
金利 50bps低下
△502
△5.3pt
2013年12月末
(定義等)
• リスク:保有期間1年、99.95%VaR(AA格に相当する信頼水準)
• 資本:B/S上の純資産、資本性負債調達手段、異常危険準備金、価格変動準備金等の合計
• 税引後ベース(欧州ソルベンシーⅡに準じて算出)
• ソルベンシー比率:資本÷リスクの比率
20
株価と資本政策
資産ポートフォリオ(国内損保)
 一般勘定は分散投資、積立勘定はALMを基本とするポートフォリオマネジメントを継続
 国内株式(=政策株)の構成比は株価上昇に伴い前年度末比2.2ポイント上昇し36%
運用資産額
2013年3月末
一般勘定:4.6兆円
2013年12月末
一般勘定:4.9兆円
一般勘定 資産構成比
※ 損保ジャパン、日本興亜損保の合算値
積立勘定:1.6兆円
6.3兆円
積立勘定:1.5兆円
6.5兆円
積立勘定 資産構成比
円金利資産
国内株式
外国証券 不動産他
円金利資産
外国証券
2013年
3月末
33.8%
35.8%
22.6% 7.8%
2013年
3月末
98.7%
1.3%
2013年
12月末
36.0%
30.3%
26.0%
2013年
12月末
98.6%
1.4%
外国証券(外貨建)内訳
( 2013年12月末)
株式・ファン
ド等
45%
(注) 株式・ファンド等45%には、子
会社・関連会社株19%を含む
他, 15%
EUR, 0%
USD, 29%
7.7%
USD, 25%
EUR, 16%
他, 13%
債券
55%
積立勘定
デュレーション
2013年
3月末
2013年
12月末
資産
約5年
約5年
負債
約6年
約6年
21
株価と資本政策
政策株式の削減
 先物売りヘッジを含めたネット削減額は1,536億円。年度削減計画に対し約8割の進捗
 1月以降も順調に売却を実施。削減金額・売却益ともに年度計画達成が見えてきた
政策株式削減計画
ネット削減額 ※1
(単位:億円)
2013年4-12月実績
現物
先物 ※2
合計
損保ジャパン
581
351
933
日本興亜損保
341
261
603
2社合算
922
613
1,536
旧計画
新計画
(3年間)
(4年間)
計画3,000億円に
対し、3,708億円の
削減を達成
(億円)
2012年度
(実績)
1,978
2011年度
(実績)
1,276
2010年度
(実績)
453
2013年度
(計画)
※1 ネット削減額 = 売却時価 - 購入時価
※2 日経平均先物の売建て
2010-2012年度
1,978
2012年度
(実績)
2012-2015年度
22
株価と資本政策
資産ポートフォリオ(国内生保)
 生保商品の高収益性を踏まえ、資産ポートフォリオは極めて保守的に運用
 デュレーションギャップ縮小に向け、資産デュレーションの長期化を継続。一方で金利がやや上昇したこ
とにより、負債デュレーションは若干縮小。
運用資産額
※ NKSJひまわり生命
外貨建債券:1.6%
その他:2.7%
2013年3月末
円金利資産:95.7%
1.90兆円
2013年12月末
円金利資産:95.4%
1.99兆円
外貨建債券:2.8%
その他:1.8%
資産・負債のデュレーション
2013年3月末
2013年12月末
資産
約12年
約12年
負債
約16年
約15年
(注)負債のデュレーションは、資産と負債の金利感応度(時価変動)が等
しくなる場合のデュレーションを表示
23
(1) 経営計画
(2) 国内損保事業
- 自動車保険、損保2社の合併等
(3) 国内生保事業
(4) 海外保険事業
(5) 株価と資本政策
2. NKSJグループについて
P2
P4
P12
P15
P19
P24
24
NKSJグループについて
NKSJグループの概要
NKSJグループは日本有数の保険グループであり、主力の損害保険会社のほか、生命保険会社やアセットマネジメント会社等も擁す
る。損害保険会社の損保ジャパンおよび日本興亜損保は、2014年9月1日に合併し、更なるシナジーの創出を図る
NKSJグループストラクチャー
NKSJホールディングスの主要連結財務データ
(億円)
総資産 (連結)1
91,781億円
100%
100%
100%
損害保険事業
損害保険事業
生命保険事業
総資産 (単体)1
47,450億円
総資産 (単体)1
22,931億円
2012年度
経常収益
27,905
28,432
経常利益
(518)
1,047
当期純利益
(922)
436
総資産
88,933
91,781
純資産
10,005
12,834
7,684
8,144
時価総額1
総資産 (単体)1
19,726億円
2011年度
その他事業
アセットマネジメント事業
アシスタンス事業
2014年9月1日合併予定
ヘルスケア事業
1. 2013年3月末
25
NKSJグループについて
損保ジャパンおよび日本興亜損保の概要
両社は120年以上の歴史を有し、国内損保会社との統合などにより国内事業基盤を強化してきた
損害保険の主要指標
国内保険事業の沿革
(損保ジャパンと日本興亜損保の合計)
日本初の火災保険販売
日本初の傷害保険販売
東京火災
1887年7月
日本傷害
安田火災海上
日産火災海上
大成火災海上
損保ジャパン
ひまわり生命
持株会社の設立
日本火災
1892年5月
中外海上
日本火災海上
興亜火災海上
日本興亜生命
損保ジャパン
日本興亜損保
2010年4月経営統合
(億円)
2011年度
2012年度
2013年度
(予想)
正味収入保険料
19,117
19,662
20,481
▲37
1,296
1,497
当期純利益
▲601
624
806
総資産
69,382
70,382
-
純資産
9,081
11,449
-
115.6%
105.4%
99.8%
経常損益
コンバインド・レシオ
NKSJホールディングス
格付(2014年2月現在)
2011年10月
NKSJひまわり生命
Moody’s / S&P / R&I / JCR
A1 / A+ / AA- / AA
A.M. Best
A+
損保ジャパン日本興亜
(2014年9月1日合併予定)
2012年度の収入保険料'損保ジャパンと日本興亜損保の合計(
商品別'正味ベース(
その他
12.0%
自賠責
14.0%
火災
12.8%
自動車
49.9%
国内・海外別'正味ベース(1
海上
2.0%
販売チャネル別2 (元受ベース)
ブローカー
0.5%
海外
6.2%
傷害
9.3%
その他
16.1%
専業プロ
28.9%
金融機関
5.1%
国内
93.8%
1. 海外正味収入保険料=海外子会社正味収入保険料+損保ジャパン・日本興亜損保単体の正味収入保険料'海外分(
2. 営業成績ベースの元受保険料。「企業」、「ディーラー」、「整備工場等」、「専業プロ」及び
「その他代理店」は、保険代理店。
企業
21.2%
整備工場
他
12.6%
ディーラー
15.7%
26
NKSJグループについて
日本の損害保険市場の概要とマーケットシェア
日本は世界第2位の損害保険市場。保険料収入は安定しており、自動車保険が中心。また、国内大手5社のシェアは8割超
損保ジャパン・日本興亜損保が合併して誕生する損保ジャパン日本興亜は、国内収入保険料で最大の会社へ
国別の損害保険市場規模1 '2012年度(
日本における損害保険市場のマーケットシェア2 '2012年度(
(US$ bn)
703
129
125
105
104
93
損保ジャパン
日本興亜
27.9%
その他
12.5%
71
70
60
50
あいおい
ニッセイ同和
15.3%
日本における損害保険料の推移2
損保ジャパン
18.4%
日本興亜
損保
9.5%
'億円(
80,000
70,000
70,256
60,000
68,325
68,193
69,419
71,967
その他
自動車
賠償責任
自動車
50,000
40,000
30,000
三井住友
海上
18.3%
東京海上
日動
26.0%
傷害
20,000
海上
10,000
0
2008年度
2009年度
2010年度
2011年度
2012年度
出典:Swiss Re “Sigma Report”、保険研究所“Insurance”
1. 名目元受総収入保険料ベース
2. 再保険会社を除く、国内に法人格又は支店を有する元受保険各社の、国内正味収入保険料総額ベース
27
NKSJグループについて
業績推移と財務の健全性'損保ジャパン・日本興亜損保(
• 保険料収入は安定的に推移しており、料率改定等の取組みにより回復基調
• 損害率・事業費率の改善に向けた施策により、コンバインド・レシオは2012年度から改善傾向
• 高い財務の健全性'強固な資本と高格付(
正味収入保険料'損保ジャパンと日本興亜損保の合計(
コンバインド・レシオ'損保ジャパンと日本興亜損保の合計(
'億円(
140%
25,000
19,438
20,000
18,922
19,662
19,117
18,772
20,481
116%
104%
107%
106%
69%
72%
72%
35%
35%
34%
34%
33%
2008年度
2009年度
2010年度
2011年度
2012年度
120%
105%
100%
15,000
12,904
12,588
13,273
12,811
12,566
13,905
100%
82%
80%
72%
67%
60%
10,000
40%
5,000
6,534
6,333
6,206
6,306
6,388
2008年度
2009年度
2010年度
2011年度
2012年度
6,575
0
33%
20%
0%
損保ジャパン
日本興亜損保
2013年度
(予想)
合計
主要損害保険会社のソルベンシー・マージン比率'2012年度、規制ベース(
損害率
事業費率
2013年度
(予想)
コンバインドレシオ
主要損害保険会社の格付
Moody’s / S&P
'2014年2月現在(
700%
600%
665%
646%
Aa3 / AA-
649%
581%
500%
534%
A1 / A+
400%
300%
規制上の要求水準
A2 / A
200%
100%
A3 / A-
n/a
0%
損保ジャパン
日本興亜
損保
A社
B社
C社
損保ジャパン
日本興亜
損保
A社
B社
C社
28
(1) 経営計画
(2) 国内損保事業
- 自動車保険、損保2社の合併等
(3) 国内生保事業
(4) 海外保険事業
(5) 株価と資本政策
3. 参考資料
P2
P4
P12
P15
P19
P29
29
参考資料
自動車保険:収支改善の取組み
料率改定および等級制度改定の結果、自動車保険の収支は改善を見込む
自動車保険の料率改定と等級制度改定
2010年度
収支改善の取組み
2011年度
4月
4月
+0.8%
+1.7%
2012年度
10月
2013年度
4月
 損保ジャパンと日本興亜損保はいずれも、2010年度以降
3回の商品・料率改定を実施
 段階的に効果が表れ、保険料収入の増加に寄与
損保ジャパン
+2.1%
12月
1月
+1.4%
+1.8%
10月
4月
 2012年度にはノンフリート等級制度改定が実施され、2012
年10月1日以降順次適用
 中長期的に収支改善に寄与
日本興亜損保
損害保険
料率算出機構
<反映>
+2.0%
4月
<等級制度改定>
30
参考資料
自動車保険:等級制度改定'2012年度10月1日より順次適用(
現行の等級制度は事故有契約者が本来負担すべき保険料の一部を無事故契約者が負担している構造であった。改定後、契約者のリス
ク実態により見合った料率水準が実現
旧等級制度
改定等級制度
概要
問題点
概要
 契約者の過去の事故歴に応じたリスクを保険料に反
映させるためにリスクを1~20等級に区分
 等級ごとに等級係数'割増引率(を設定
 1年間無事故の場合は翌年度の等級が1等級上がり、
事故があった場合は3等級下がる'“3等級ダウン事
故”(
 車両盗難、飛び石、落書き等一定の事故形態の場
合は等級を据え置き'“等級据え置き事故”(
 事故有契約者は負担保険料に比較してリ
スク実態が高い
 無事故契約者は負担保険料に比較してリ
スク実態が低い
 継続契約について、7~20等級の係数を「無事故係数」
と「事故有係数」に細分化
 全ての等級について直近のリスク実態を反映し等級係
数'割増引率(を見直し
 等級据え置き事故の取り扱いを廃止し、「1等級ダウン
事故」に
 事故有係数を適用する期間1は、3等級ダウン事故1件
につき3年間'1等級ダウン事故は1年間(
'例(18等級のお客さまに事故があり、保険金の支払いを受けた場合
改定前
係数
改定前
改定前
係数
18等級
-59%
15等級
-52%
16等級
-55%
17等級
-57%
18等級
-59%
<1年後>
<2年後>
<3年後>
<4年後>
無事故係数
改定後
現行制度からの実質的値上げ率2
改定前
係数
事故有係数
18等級
-54%
=>
無事故係数
15等級
-33%
16等級
-36%
17等級
-38%
18等級
-54%
<1年後>
<2年後>
<3年後>
<4年後>
39.6%
42.2%
44.2%
1. 6年間が上限
2. 実質的値上げ率=事故有係数'割増引率適用後(/改定前係数'割増引率適用後(
31
参考資料
参考純率制度
参考純率は、広範な保険統計データに基づく純保険料率であり、会員保険会社1が保険料率設定の際に参考とする
参考純率制度は収益安定性装置として機能する
付加保険料率

事業費に対応
参考純率
 対象保険種目:火災保険、傷害保険、自動車保険等
 損害保険料率算定機構'”GIROJ”―General Insurance Rating
Organization of Japan(が算定
保険料率
 会員保険各社1から膨大な量のデータを収集
純保険料率
(参考純率)

保険金に対応
1. 日本損害保険協会会員会社
 統計的手法を用いて算出し、会員保険各社1に提示
 会員保険会社1は、自社の保険料率を算出する際の基礎として、
純保険料率部分について、参考純率を利用することが可能
 参考純率が適正な水準にあるか否かについて、毎年、GIROJが
参考純率の妥当性の検証を行い、その結果を金融庁長官に報
告。参考純率が妥当でないと判断される場合には、GIROJは速や
かに新たな参考純率を算出
32
参考資料
修正利益等の定義
修正利益算出上の事業の定義
修正利益の算出方法
損保ジャパン、日本興亜損保(2014・
2015年度は損保ジャパン日本興亜)、
そんぽ24、 セゾン自動車火災の単体の
合算
当期純利益
+異常危険準備金繰入額(税引後)
+価格変動準備金繰入額(税引後)
-有価証券の売却損益・評価損(税引後)
-特殊要因
国内生命保険事業
NKSJひまわり生命
当期エンベディッド・バリュー(EV)増加額
-増資等資本取引
-金利等変動影響額
海外保険事業
海外保険子会社
財務会計上の当期純利益
金融サービス事業等
損保ジャパンDIY生命、金融サービス事
業、ヘルスケア事業など
財務会計上の当期純利益
国内損害保険事業
※ そんぽ24、セゾン自動車火災については、2012年11月の経営計画見直し時に金融サービス事業等から国内損害保険事業へ区分
を変更した
修正連結ROEの算出方法
修正連結利益÷[連結純資産'除く生保子会社純資産(+異常危険準備金'税引後(
+価格変動準備金'税引後(+生保子会社EV]
※分母は、期首・期末の平均残高
33
将来予想に関する記述について
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する
一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
IR関係連絡先
NKSJ ホールディングス株式会社 経営企画部 IRチーム
電話番号
Fax
E-Mail
Web
: 03-3349-3913
: 03-3349-6545
: [email protected]
: http://www.nksj-hd.com/
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