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自然と人の共生をめざす エコパークゾーン

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自然と人の共生をめざす エコパークゾーン
 博多湾東部海域やその周辺の穏やかな海域と海岸域は、豊かな生態系を有する和白干潟や、砂浜、磯浜などの変
化に富んだ自然海岸、貴重な海浜植物群落が見られる唐原川河口付近など豊かな自然環境が残っているところです。
特に和白干潟には、鳥の餌となる貝やゴカイ、カニなどの多くの生物が生息していることから、朝鮮半島などから
の渡り鳥の重要な中継地、越冬地となり、全国的にも有数の野鳥飛来地として知られています。
また、都市における身近な自然として、潮干狩りや散策、バードウォッチングなど野外レクリエーション活動や
憩いの場としても、広く市民の皆さんに親しまれています。
自然と人の共生をめざす
エコパークゾーン
博多港ウォーターフロント ②
■博多湾に飛来する渡り鳥
エコパークゾーンは「自然と人の共生」をめざし、豊かな生態系を構成する生物を育む場として、自然環境の質
的向上を図るとともに、地域の特性を活かした潤いのある生活環境の形成や環境教育の場としての利用を行うなど、
自然生態を活かした整備を行います。
ミヤコドリ
エコパークゾーンガイドブック
ツクシガモ
エコパークゾーンの経緯や各ゾーンの見どころ、交通アクセス、これまでに実施した環境
の保全と創造に向けた取り組み、エコパークゾーンで見られる生きもの等を紹介しています。
【配布場所】情報プラザ、各区役所、各市民センター、港湾局環境対策課。
また、博多港のホームページからもダウンロードが可能です。
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クロツラヘラサギ
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水質・底質の改善を図るとともに、多様な生
物が生息する自然環境を観察し、ふれあえる
空間としての整備を行います。
磯浜の自然海岸や緑地とふれ親しむ空間とし
ての整備を行っています。
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野鳥公園
メダイチドリ
アイランドシティの緑地内に砂浜、磯浜、ヨシ原、干潟など、周辺で生活する野鳥の生息環境の創造を図るとともに、
身近な自然環境を体験できるようにネイチャーセンターや自然観察路を計画しています。
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エコパークゾーン
アイランドシティ
博多湾
エコパークゾーン水域利用ルール※
Rules on Use of Eco Park Zone Water Area
エコパークゾーンは、海とのふれあいの場として、様々なマ
リーンスポーツ・レジャーやレクレーションなど、市民の憩い
の場となっています。
今後、私たちは、このエコパークゾーンをより良い環境で未
来に残すため、自然と共生を図り、当該水域を利用します。
利用水域の指定 Utilizable Water Area
動力船によるマリンスポーツ
非動力船によるマリンスポーツ
マリンスポーツ禁止区域
海の中道大橋
和白干潟・香住ヶ丘ゾーン
Wajiro Tidal Flat and Kasumigaoka Zone
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エコパークゾーン約 550ha
海の中道ゾーン
Uminonakamichi Zone
アイランドシティ
Island City
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※平成 19 年度に設置された、学識経験者、水域利用者、地域、市民
団体の代表、行政機関で構成する「エコパークゾーン等水域利用
検討委員会」にて取り決められ、平成 20 年度から実践と啓発活動
に取り組んでいます。
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砂浜にふれ親しみ、白砂青松を感じさせるレ
クリエーション空間としての利用を図ります。
特色ある御島の歴史を感じ、散策や憩える空
間としての整備や、海域における水質・底質
の改善を行っています。
【参加団体】
九州運輸局、九州地方整備局、照葉まちづくり協会、東区自治組
織等連絡協議会、福岡県ウェイクボード協会、福岡海上保安部、福
岡市カヌー協会、福岡市漁業協同組合 , 福岡市港湾局、福岡市東区
役所、福岡市ボート協会、福岡地区小型船安全協会、和白干潟を
海上遊歩道
エコパークゾーン
御島ゾーン
Mishima Zone
動力船によるマリンスポーツ
非動力船によるマリンスポーツ
※潮干狩り・水生生物観察などのレクリエーション活動→全ゾーンOK
※水域管理・人命救助・水産資源に関する船舶の通行→全ゾーンOK
※大会などイベント開催時は、
連絡会議での合意の上で、
指定水域以外での利用を認めるものとする。
※その他、
やむを得ず通行する場合は、
自然環境・周辺環境に配慮し、
微速走行に努めるものとする。
〈用語解説〉動 力 船:エンジン付の船舶
(モーターボートなど)
非動力船:エンジンが付いてない船舶
(カヌー、
手こぎボートなど)
守る会、PW 安全協会九州地方本部福岡支部
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