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Vol. 4
「命を大切にする心を育む県民運動」を県民総ぐるみで推進するための情報誌
Vol. 4
∼ 目 次 ∼
*命を大切にする心を育む県民運動とは…
*あいさつ・声かけ促進キャンペーンを実施しました
*特集 命の花プロジェクト ∼殺処分ゼロを目指して∼
*命を大切にする心を育む「未来へのメッセージ」最優秀作品
*地域で育む交流体験創出事業 ∼地域との絆づくりを応援しよう∼
青森県では、次代を担う子どもたちが、命を大切にし、他人への思いやりをもち、たくましく健やかに成長できるよう、
県民総ぐるみで「命を大切にする心を育む県民運動」を推進しています。
子どもたちに「命を大切にする心」を育もう!
命を大切にする心を育む県民運動とは・・・
昨今の子どもたちを取り巻く社会環境は、年々複雑・多様化しており、多くの子どもたちが家庭や地域の
温かな見守りの中で健やかに育つ一方、全国的にはまだ幼い子どもや未成年者が被害者や加害者となる痛ましい
事件が後を絶ちません。
そのため、青森の未来を担う子どもたちが、命を大切にし、他人への思いやりをもち、たくましく健やか
に成長できるよう、県民総ぐるみで子どもたちを育んでいく必要があります。
みんなで、できることからはじめましょう!
平成 16 年に官民協働で設立された
「命を大切にする心を育む県民運動推進会議」
の会員が中心となり、
「ひとつのいのち。
みんなのだいじないのち。
」をキャッチフレーズに、命の大切さを伝えるメッセージの発信をはじめ、講演会や絵本の
読み聞かせ活動など、命の大切さを考える機会の提供を通じて「命を大切にする心を育む県民運動」を推進しています。
地域では…
家庭では…
◆親子のふれあいや体験を大切にし、
命の尊さを伝えましょう。
◆社会の基本的なルールやマナーを
子どもたちに教えましょう。
◆子どもたちに、積極的にあいさつや
声かけをしましょう。
◆地域の行事などを通じて、子どもたちに
様々な体験の機会を提供しましょう。
学校・幼稚園・保育所では…
◆乳幼児期から命を大切にする心を育みま
しょう。
◆豊かな心を育む絵本の読み聞かせや動植物
の飼育など体験活動の充実を図りましょう。
企業・団体では…
◆親子で参加できる行事の企画など子どもの
育成に積極的に参加しましょう。
◆新聞やテレビ、会報などで「命の大切さ」
を伝えるメッセージを発信しましょう。
県や市町村では…
◆子どもたちに「命の大切さ」を伝えるとともに、
大人にも積極的な行動を働きかけます。
◆学校・警察・民間団体等と連携し、子どもたちの
規範意識の高揚や豊かな心を育む各種施策の
充実を図ります。
命を大切にする心を育む県民運動推進フォーラム
平成 27 年 1 月 24 日(土)県民福祉プラザ(青森市)において開催し、命を大切にする
心を育む未来へのメッセージ最優秀作品の表彰式や県内の2団体による活動事例報告
のほか、精神科医で立教大学教授の香山リカ氏による講演を行いました。
| いのちつうしん Vol.4
地域の子どもたちに声をかけていますか?
あいさつ・声かけ促進キャンペーンを実施しました
地域社会全体で子どもたちを守り、育てていこうとする気運を高めるため、内閣府が定める「子ども・
若者育成支援強調月間」である平成 26 年 11 月に「あいさつ・声かけ促進キャンペーン」が県内全域で
展開されました。県内の小・中学校やPTA、民生委員児童委員、交通安全母の会、更生保護女性連盟、
町内会など多くの皆様のご協力により、朝の通学時間帯に学校や通学路で元気なあいさつが交わされ
ました。
「 お は
ようご
ざいま
元気に
す!」
あいさ
つする
子ども
たち
八戸市立根城小学校
さんも
生の皆
中学
ました
てくれ
参加し
藤崎町立常盤小学校
ボランティアで参加していただいた皆さん
野辺地町立野辺地中学校
五所川原市立金木中学校
みんなが互いに声をかけあう地域づくりを進めることで、子どもたちが人と人との温かな絆を
感じ、命を大切にする心が育まれていきます。地域の子どもたちには大人から率先して声をかけ、
健やかな成長を見守りましょう。
子 ど も た ち へ の 「 あ い さ つ 」 や 「 声 か け 」・ ・ ・
子どもたち自身は 、どう思っているのだろ う?
平 成 26 年 度 青 少 年 の意 識 に関 する調 査 (青 森 県 内 の小 中 高 等 学 校 44 校 を対 象 とした無 記 名 集 団 調 査 )より
Q.あなたが住んでいる地域の大人に、あいさつを
Q.していますか?
「いつもしている」又は「ときどきしている」
Q.あなたが住んでいる地域の大人からあいさつなどの声がけを
84.7%
Q.あなたが住んでいる地域の大人から、あいさつを
されていますか?
「いつもされている」又は「ときどきされている」
72.7%
された時、どう感じますか?(複数選択)
うれしい
安 心 する
元気が出る
48.6% 39.8% 30.1%
いのちつうしん V o l.4 |
殺処分される捨て犬や捨て猫をなくそう! 特集
命の花プロジェクト
~殺処分ゼロを目指して~
十和田市にある県立三本木農業高等学校の生徒が「青森県の動物の殺処分ゼロ社会の実現」
を目指して代々取り組んでいる「命の花プロジェクト」についてご紹介します。
青森県内で唯一の動物科学科 愛玩動物研究室
県立三本木農業高等学校は、十和田市に明治 31 年、「青森県農学校」として創立された 100 年以上の歴史と伝統をもつ
農業高校です。約 52 ヘクタール、東京ドーム 11 個分の広い敷地が特徴で、植物科学科、動物科学科、農業機械科、環境
土木科、農業経済科、生活科学科の6つの学科で生徒たちが学んでいます。
動物科学科は、牛や鶏などの産業動物や馬の他、愛玩動物について専門的に学習できる
県内でただ一つの学科です。植物科学科と動物科学科の1年生はクラス全員が寄宿舎に入
ることが義務づけられており、規則正しい寮生活とともに学校生活に励んでいます。
動物科学科では2年生から食品製造研究室、産業動物研究室、馬学研究室、愛玩動物研究
室の4つの研究室に分かれ、自分たちで課題を設定し研究に取り組みます。
愛玩動物研究室では、「人と動物が幸せに暮らせる社会の実現」というメインテーマで
犬や猫、ポニーなどの愛玩動物、いわゆるペットについて研究しており、本校文化祭にお
ける「犬猫譲渡会」など、様々な活動をしています。
動物愛護センターを見学して知ったこと
平成 24 年、青森市にある青森県動物愛護センター(以下「センター」
)を
見学しました。センターでは、犬や猫、モルモットなどが展示され、来場者が
動物と触れ合いながら、動物の素晴らしさを実感することができます。
しかし、その一方で、管理施設(殺処分施設)では、引き取られた犬や猫の
大半が殺処分され、処分室にあるモニターで、犬たちが死んでいく姿を職員が
見守ります。
青森県では平成 24 年度に、犬が 904 頭、猫が 2,336 頭、合計 3,240 頭の命
が殺処分されています。犬は新しい飼い主が見つかりやすいのですが、猫は新し
い飼い主を見つけにくく、生まれて間もない子猫の保護をセンターで続けるのが
困難という理由から即日処分されており、ほぼ 99%が殺処分されてしまいます。
犬や猫が引き取られる理由は、「問題行動」や「引越し」、「子犬が産まれた」など、ペット
を飼う前に飼い主がしっかり考えておけば、解決できる問題ばかりです。
施設の奥には、殺処分された動物の骨が袋に詰められ、たくさん積まれていました。職員
の方は「こんな施設、無駄なんです。」と、涙を浮かべておっしゃっていました。人間の骨
はごみとして扱われることはありません。しかし、殺処分された動物の骨は事業系廃棄物、
つまり、「ごみ」として扱われているのです。
殺処分された動物は土に還ることさえできない…この現実に大きな衝撃を受けました。
捨てられた犬と猫の思いを、花にして広めよう!
現状を知った私たちは、「高校生として命と真正面から向き合いたい」という強い想いから
「殺処分ゼロ社会の実現」というテーマで研究を始めました。
みんなで思い悩み、何度も話し合いを続けた結果、
「命の花プロジェクト」活動にたどりつきました。
これは、殺処分された動物の骨を砕いて土に入れて混ぜ、花を育てる活動です。
殺処分された犬や猫たちの「もっと長く生きたかった!」という思いを、花に命を与えることで
遂げてほしい、この活動を通して「命の尊さ」と「殺処分の現状」を訴えたいと考えました。
そして、この花が枯れた後には土に還すことができるのです。
活動目標として「命の花」をより多くの方に理解してもらうため、様々なイベントで積極的に
配付するとともに、「鉢上げ体験」を通して命の尊さと殺処分の現状を伝えることにしました。
| いのちつうしん Vol.4
なお、この記事は平成 27 年 1 月に開催した「命を大切にする心を育む県民運動推進フォーラム」において
愛玩動物研究室の皆さんに発表していただいた内容の一部です。高校生たちの真摯なメッセージを受けとめ、
命の尊さと動物の殺処分の現状について、いま一度考えてみませんか。
つらい作業も、心を込めて
殺処分された動物の骨をセンターから譲り受けることができました。
殺処分された動物の骨を土に混ぜるためには、細かく粉砕しなければなりません。
レンガを使用し、心を込めてすべて手作業で行いました。骨を砕く時の感触が忘
れられません。悔しくてつらくてたまらない気持ちで作業にあたりました。
大好きな動物の骨を砕いている時には自然に涙が浮かびました。
この作業の中で、私たちの心を一番苦しませたのは、骨と一緒に混ざっている
首輪の金属片や臓器、そして毛でした。
しかし、一番苦しんだのは殺処分された動物たちで、殺処分の現状を何とか多くの
人に伝えたいという思いは、さらに強くなっています。
砕いた骨を混ぜた土に種をまいてから約1カ月半後、念願の花が咲きました。
この花を見ていると彼らが生き返ったようで、本当に嬉しい気持ちになりました。
普及活動「命のメッセージ」
この取組を青森県全体に知ってもらいたい。そう考えた私たちは、まず本校来場者への
メッセージとして命の花を植えた「命の花壇」を設置しました。また、本校文化祭やセンター
主催のイベント、そして動物愛護週間に本校で計画・運営した「犬の祭典」などで、多く
の方に命の花の鉢上げ体験をしていただきました。
参加された方からは「大切に育てたい。」といった声や、「飼い主には責任を持って飼って
ほしいです。将来、殺処分がゼロになればいいですね。」との励ましの声があり、活動への
共感が広がっています。
これまでマリーゴールドやケイトウなどの命の花を育て、様々なイベントを通じて 1,500 鉢
以上が新しい飼い主の元に引き取られました。今年度は六ヶ所村立泊中学校で道徳授業の
ゲストティーチャーとして招かれ、中学生に命の花を通して「命の尊さ」を伝えました。
殺処分ゼロ社会を実現するために
「命の花プロジェクト」は新聞への掲載や書籍化、テレビや芸能人のブログなどで紹介されたことで支援の輪が広がり、全国
から応援メッセージ、賛否両論の意見などが寄せられ、活動の大きな励みになっています。
また、新たな取組として、絵本制作、県内の他の高校との連携、金融機関での展示などを行い、研究活動を推進しています。
私たちは多くの方に支えられながら、「命の花」を通じて殺処分の現状を伝えてきました。平成 25 年度の青森県の殺処分数は
犬が 430 頭、猫が 1,605 頭、合計 2,035 頭にまで減少しており、私たちの活動が少しは貢献できたのではないかと思います。
そしてこの活動を通じて、一人でも多くの方に殺処分の現状を知っていただき、
処分された動物たちに少しでも恩返しができればと考えています。
殺処分ゼロ社会の実現のためには、高校生の視点でこの問題をしっかりと考え、
現実と向き合いながら、地域に伝え、地域と共に活動を続け、全国へ発信して
いきたいと考えています。
「命の花プロジェクト」がはじまり、4年目を迎えます。
今後とも、みなさんのご理解とご協力がいただけると幸いです。
いのちつうしん V o l.4 |
命を大切にする心を育む「未来へのメッセージ」最優秀作品
県内の子どもたちから家族や友達、10年後の自分自身などに向けて「応援してほしい夢や希望」、「いつか
叶えたい将来の目標」など未来への前向きな思いをテーマとしたメッセージを募集したところ、約4,000作
品もの応募がありました。どの作品も一つひとつの言葉に思いが込められ、応援したくなるものばかりです。
その中から審査により選考された最優秀作品をご紹介します。
【小学生の部】最優秀賞
未来のぼく、新しい星を見つけることはできたかな。
未来のぼくが、星を見つけられるように
ぼくは、地球をきれいにしているよ。
森下瑞月さん(むつ市)
➢ ぼくは、将来天文学者になって新しい星を見つけるために、
地球をきれいにして未来も星がきれいに見えるように地球を守りたい。
【中学生の部】最優秀賞
私がいないと23歳の私はいません。
でも、23歳の私もいないと私は未来を見失います。
今も未来の私も「自分」を大切にしてください。
竹内佳帆さん(むつ市)
➢ 私は将来の為に生きています。今がないと将来もありません。
何かを諦めている人にも伝えたいメッセージです。
【高校生の部】最優秀賞
悲しんでいる人の手をそっとにぎってあげて。
ほほえんであげて。それが一番の力。
未来への希望にきっとつながる。
橋本航弥さん(五戸町)
➢ 被災地の子どもたちへ、未来への希望をつかめるように送る作品です。
講 評
最近、残念なことに「自分のこと」
「いまのこと」しか考えられない人が増えています。しかも、
おとなの中にもそういう人たちがたくさんいます。
そんな中、今回、応募してくださった方々は、目を自分から家族に、家族以外の誰かに、
そして社会全体に向けようとしています。また「いまだけ」ではなくて、自分と世界の未来に
ついても真剣に考えています。どの応募作品を読んでも、こちらの心までが広がるような
すがすがしさを感じました。
この人たちがおとなになるなら、未来の社会はきっと明るいはず、と希望が持てました。
「夢を感じさせてくれてありがとう」と、応募してくださった方々に感謝の気持ちを伝えたいと
思います。
そしてこれからも、その広い視野と思いやりを忘れずに前に進んで行ってください。
審査委員長 香山リカ(精神科医・立教大学現代心理学部教授)
2015年度カレンダー・作品集のお知らせ
入選作品を掲載したカレンダーと作品集を作成し、県内の学校や公共施設に配布しています。
県庁ホームページからダウンロードすることもできますので、ぜひご活用ください。
☞
未来へのメッセージ カレンダー・作品集
| いのちつうしん Vol.4
地域で育む交流体験創出事業 ~地域との絆づくりを応援しよう~
近年、家族や友人など他者とのつながりが希薄化し、孤独感を抱えている子どもたちが顕在化しています。
少子高齢化や情報化社会の発展等、様々な要因が考えられますが、家庭や学校のみならず地域社会全体で
子どもたちを育むため、地域資源を活かして子どもたちに他者とのふれあいや協働作業を体験させようと、
県内各地で様々な取組が行われています。
国際交流とおもてなし体験で育む地元LOVE
MAPを作ろう!英語で作ろう!
高校生が子どもに伝える
「ちきゅうのためにできるエコ」プロジェクト
外国人の方と一緒に街を歩き、普段何気なく暮らしている
県立青森中央高等学校の協力のもと、生徒たちが一から
地元の歴史や文化の魅力を再発見した中高生が、英語での
企画した環境紙芝居を制作し、子どもたちに読み聞かせる
街歩きマップ作成に挑戦。
活動です。
有名観光スポットから知る人ぞ知る隠れた名所まで、自分
紙芝居は一枚一枚手描き・色塗りした世界に一つだけの
たちの感想も全て英語で書き込み、お勧めの街歩きコースを
オリジナル作品。高校生らしい感性に溢れ、明るく楽しく、
作りました。外国人の方に英語で地元をご案内する「おも
それでいて地球環境の大切さを訴える内容に小さな子ども
てなし体験」を併せて行うことで、地域理解と郷土への
たちは釘づけ。交流を通じて、ともに環境を大切に思う心
愛着を深めます。
が育まれます。
特定非営利活動法人 子どもネットワーク・すてっぷ
〒 037-0044 五所川原市元町53
℡ 0173-34-2170 http://kodomonetstep.web.fc2.com/
特定非営利活動法人 青森県環境パートナーシップセンター
〒 030-0801 青森市新町1-13-7 和田ビル3階
℡ 017-721-2480 http://www.eco-aomori.jp/
イベントの企画運営・ボランティア体験
どり~むキャンパス
無限に広がる宇宙を体感しよう
「天体観測会」と「星座勉強会」
高校生が八戸市中心街にある子育て集いのひろば「こども
ひろさき環境パートナーシップ 21 のこどもエコクラブ
はっち」で行事やイベントの企画運営に携わり、子育て世代
を中心に、小中高校生から大学生、保護者の方など様々な
の親子と交流を図っています。
世代が集まり、天体観測会や、天文台職員を講師とした
多くの親子と出会うことで自分たちも同じように愛され
勉強会を開催しています。
育ったことを感じ、また学校以外の場所で様々な世代の
地球はかけがえのない貴重な存在であり、そこに住む
仲間とともに活動することで、積極性やコミュニケーション
個々の人間も唯一無二の存在であることを学び、自然環境
能力など、将来の夢の実現に向けて大きな力を養うことに
保護に対する意識を高め、自然科学に対する興味を育みます。
つながります。
特定非営利活動法人 はちのへ未来ネット
〒 031-0032 八戸市三日町11-1 4階こどもはっち内
℡ 0178-22-5822 http://www7.ocn.ne.jp/~hmn/
特定非営利活動法人 アセット
〒 036-8045 弘前市野田1-9-9 2階
℡ 0172-88-8676 http://npo-asett.jp/
いのちつうしん V o l.4 |
育てよう 子どもの豊かな心
青森県推奨図書のお知らせ
県では、青少年の健全な育成を図る上で、内容が優れた書籍や映画など有益であると認められるものを推奨
しています。
対象:幼児から
対象:小学校中学年から
対象:小学校中学年から
できたよ、ぼくたちのねぷた
縄文のムラ
いのちの花
「じぶんたちも ねぷたを つくりたい」
という子どもたちの声に地域の大人たち
が応えてできあがったねぷた。
子どもたちの夢が実現するまでの様子が、
生き生きと描かれています。
郷土を愛する心や人とのつながりを
伝えてくれます。
日本最大級の縄文集落跡である三内
丸山を舞台に、 縄文人たちの春夏秋冬
のくらしを描いた絵本。
人々が協力して狩りや漁、竪穴住居や
土器づくりを行っている様子から、 協働
互助の精神や、郷土を愛する心を育み
ます。
高校生が殺処分された犬の骨を土に混ぜて
育てる「命の花プロジェクト」に取り組む姿
を、実話をもとに描いた創作童話。
処分される捨て犬や捨て猫をなくすため
高校生自らが考え、行動する姿を通じて、
動物を愛する心を育て、命の尊さを
学びます。
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作 / 鈴木喜代春 絵 / ヤマウチシュウコウ
発行 / 株式会社リーブル
価格 / 1,000 円(税別)
文 / 児玉祥一
絵 / 早川和子
発行 / 株式会社岩崎書店
価格 / 1,800 円(税別)
会員のひろば
作 / 綾野まさる
画 / 水沢そら
発行 / 株式会社ハート出版
価格 / 1,300 円(税別)
お悩みに応じた相談先をご紹介します
いつだって 必ず誰かが そばにいる
公益社団法人 あおもり被害者支援センター
子ども・若者総合案内
017-777-6123
青森県公安委員会指定 犯罪被害者等早期援助団体
犯罪や危険運転による交通事故などにより心身に重大な被害を受けられた方や、
そのご家族の方を支援しており、電話や面接での相談、カウンセリングや法律相談、
直接支援(危機介入、法廷などの付添い、物品の供与等)、犯罪・交通事故により
ご家族を失った方々の集まり(自助グループ)への支援などに取り組んでいます。
また、昨年 10 月から、性暴力被害専用相談電話「りんごの花ホットライン」を
開設しています。
℡ 017-777-8349
(月水 10:00-21:00 火木金 10:00-17:00 土日祝日・年末年始を除く)
啓発活動として、中学校や高校で「命の大切さを学ぶ教室」を開催し、社会全体
で被害者を支える機運の醸成にも努めています。
青森市中央3丁目20-30 県民福祉プラザ3階 電話017-718-2085
9:00 ~ 17:00
(土日祝日・年末年始を除く)
現在の生活状況や今後の進路・就職など
様々な面で自立に困難を抱えた「子ども・
若者」や、そのご家族からの
相談に応じる相談窓口・専門
機関をご案内します。
青森県青少年・男女共同参画課内
会員募集
「命を大切にする心を育む県民運動推進会議」では、運動の趣旨にご賛同・ご協力いただける会員団体を広く募集しています。
企業や任意団体、小規模のサークル等、団体の規模は問いません。会員の皆様には、ご希望に応じてオリジナルステッカーの提供や、
イベントで使用できるのぼり旗の貸出などを行っています。年会費等の費用負担は一切ございませんので、お気軽に下記事務局まで
お問い合わせください。また、本運動に対する皆様のご意見もお待ちしています。
命を大切にする心を育む県民運動推進会議事務局(青森県環境生活部 青少年・男女共同参画課内)
お問い合わせ
〒 030-8570 青森市長島1丁目1番1号 TEL 017-734-9226 FAX 017-734-8050
E-mail [email protected] ホームページ
命を大切にする心を育む いのちつうしん vol.4/平成27年3月発行 編集・発行/青森県・命を大切にする心を育む県民運動推進会議
この印刷物は、15,000部作成し、印刷経費は1部あたり14.7円です。
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