...

テストピースの作成及び試験機関に搬入する際の注意事項

by user

on
Category: Documents
33

views

Report

Comments

Transcript

テストピースの作成及び試験機関に搬入する際の注意事項
○テストピースの作成及び試験機関に搬入する際の注意事項
1
テストピースの作成本数・試験頻度等は以下のとおりとする。
①テストピースは試験 1 回につき 3 本作成し、試験成績はその平均値とする。
②試験の頻度は、1工事につき1回とする。
③テストピースは日本工業規格 A1132 により作成する。大きさは、直径 5cm、高さ 10cm
とする。
2
テストピースは、強度が正確に測定できるよう以下の事項に留意して作成すること。
①テストピースを作る際は、型枠に混合物を入れた後、付き棒でよく突き、空隙が生
じないように均一にすること。
②テストピースの頭部は、現場内で必ず平らに成形すること。可能であれば、現場内
で速硬性のあるセメント系材料でキャッピングすることが望ましい。
3
試験機関にテストピースを搬入する際は、以下の事項に留意すること。
①テストピースを作成する型枠は、簡易型枠でよい。
②テストピースは型枠から必ず脱型する。
③テストピースの側面に飛散防止剤(プロテクターシーラント又はこれと同性能を有
する材料)を強度に影響しない程度に適量を塗布する。
④テストピースは必ず 1 個ずつビニール袋に入れ密封し、そのまま圧縮試験機にかけ
られるようにして持ち込む。袋詰めの際は袋から空気を抜き、袋の結び目等がテス
トピースの圧縮面にこないよう注意すること。
⑤ビニール袋がつっぱることよって圧縮強度に誤差が出ないよう、幅 170mm 以上、高
さ 240mm 以上のまちのあるビニール袋を用いること。
⑥予備の袋を携帯し、万一袋が破損した場合は破損した袋ごと予備の袋に入れて密封
をすること。
4
強度測定について
強度測定は、日本工業規格 A1108 により行うものとするが、10kgf/cm2 を上回った段
階で中止してかまわないものとする。この際の試験成績は、試験機が示す「最終値以
上」と記載する。
5
試験後のテストピースについて
試験後のテストピースについては、持ち帰り、二重袋に密封した後、他の固化物と共
に処分する。
○アスベストセメント固化物の圧縮試験が可能な試験機関 一覧
No.
名称
住所
℡
財団法人 建材試験センター
1
埼玉県草加市稲荷5-21-20
048-931-7419
東京都三鷹市下連雀8-4-11
0422-46-7524
埼玉県さいたま市桜区中島2-12-8
048-858-2790
東京都品川区東大井1-12-20
03-3474-2525
中央試験所 草加試験室
財団法人 建材試験センター
2
中央試験所 三鷹試験室
財団法人 建材試験センター
3
中央試験所 浦和試験室
(財)日本品質保証機構
4
関東機械試験所
5
(株)複合材料研究所
東京都江戸川区東小松川4-46-1
03-5662-2777
6
(株)日東コンクリート技術事務所
埼玉県三郷市谷口219
048-952-5401
7
三友エンジニアリング㈱
千葉県浦安市富士見1-7-23
047-306-7781
8
東京検査㈱建材研究所
東京都町田市金森1703-13
042-799-0992
9
(株)クオリティー
東京都江戸川区臨海6-3-9
03-3869-8214
東京都江東区越中島3-4-17
03-3820-5545
神奈川県相模原市橋本台3-6-7
042-700-1811
10
11
清水建設(株)
技術研究所 材料試験室
コンクリートエンジニアリング(株)
※上表は、平成 18 年 1 月 31 日現在で、東京都環境局が各試験機関に問い合わせた結果を
まとめたものです。実際の受け入れについては、各試験機関にお問い合わせください。
Fly UP