...

屋内消火栓設備 屋内消火栓設備

by user

on
Category: Documents
493

views

Report

Comments

Transcript

屋内消火栓設備 屋内消火栓設備
屋内消火栓設備
屋内消火栓設備
◆基本機器類
◆基本系統図
屋内消火栓
①消火水槽
②消火ポンプ
補給水
屋内消火栓と連結送水管の主管を兼用する場合
⑪補助用高架水槽
減水警報装置
認定品
ポンプの設置場所
⑩屋上テスト弁
③呼水槽
通常、
ユニットの共通架台に取付けられる。
補給水
補助用高架水槽
④ポンプ性能試験装置
屋外消火栓
⑤水温上昇防止用逃し装置(逃し管)
⑫2号消火栓
ノズルスイッチ
連動起動の場合
⑥サクションユニット
テスト弁
⑦フート弁
ろ過装置
(スクリーン)
、逆上弁及びチェーンから成り、吸込管内に常時充水させておく機構を持つものである。水源水位がポンプより高い場合は、
ろ過装置のみで良い。
ポンプ起動用スイッチ
⑧フレキシブル継手
公共建築設備工事型
ユニット型の加圧送水装置を使用する場合にあっては、吐出側のフレキシブル継手は組み込まれていることが多いが、吸い込み側については告示基準に適合した認定
合格品を使用しなければならない。
⑨制御盤
⑩屋上テスト弁
ポンプ起動用スイッチ
通常、屋上に訓練等で放水試験を行うための開閉弁
(テスト弁)
を設ける。
消火栓
配管内に常時充水するために設ける。
ただし、乾式配管にあっては不要
⑫消火栓格納箱
1号消火栓
易操作性1号消火栓
広範囲型2号消火栓
2号消火栓
消火栓
応急給水設備
※P75設置基準比較表を参照ください。
放水口
⑫1号消火栓
発信機起動の場合
消火栓関連機材・その他
⑪補助用高架水槽
放水口
⑫易操作性1号消火栓
広範囲型2号消火栓
2号消火栓
バルブ開放連動起動の場合
◆屋内消火栓設備の作動フロー
●易操作性1号消火栓・広範囲型2号消火栓 消火栓
火災
3階
ポンプ起動用
リミットスイッチが
自動でON
位置表示灯
点滅
〈一人操作〉
ホースを引き出し、
火元に向けて
ノズルを開いて
放水する
消火
消火ポンプ
起動
位置表示灯
点滅
〈一人操作〉
ホースを引き出し、
火元に向けて
ノズルを開いて
放水する
消火
位置表示灯
点滅
〈二人操作〉
バルブ側に一人、
ノズル側に一人を
配置する。
ホースをすべて引き出し、
火元にノズルを向けて、
バルブ側に合図を送る。
ごみピット消火システム
⑫1号消火栓
起動押釦起動の場合
消火ポンプ
起動
消火栓弁を開く
放水口
消防用プロホース
自動火災報知設備発信機と
連動してポンプを起動する。
●2号消火栓
消火栓
ポンプ起動用スイッチ
火災
ノズルを取り出す
又は開閉弁を開く
スプリンクラー機器
送水口
消火栓
●1号消火栓
仕切弁・逆止弁
減水警報装置
⑤逃がし配管
③呼水槽
充水配管
④流量計
補給水
圧力計
P
開閉弁を開き、
放水する。
消火
⑨制御盤
M
P
M
消火ポンプ
②消火ポンプ
①消火水槽
消火ポンプ
起動
消火器
⑧フレキシブル継手
⑥
サクションユニット
連成計
排水弁
常用電源及び非常電源
火災
発信機押釦
又は消火栓に
設置されている
ポンプ起動押釦
を押す。
移動式粉末消火設備
補給水
消火水槽
技術資料
⑦フート弁
73
連結送水管
不燃材料により区画され、開口部に甲または乙種防火戸を設けた専用の室に設置すること。
ただし、給排水設備、空調設備等のポンプなどと併設することは問題ないが、
ボイラー等の火気使用設備が設置されている部屋に設置することは不可である。
また、他の設備の配管が貫通する場合は、不燃区画貫通部分に十分に不燃材料を充
填する等の措置を講じ、
ダクトが貫通する場合は不燃区画貫通部分又はこれに隣接する部分に防火防炎ダンパー
(F・S・D)
を設けなければならない。
※配管は原則として専用とすることとされているが、
自
治体によっては設置する高さや配管口径によって
は兼用を認めている場合もある。
74
屋内消火栓設備
屋内消火栓設備
◆水源の容量
◆屋内消火栓設備技術・設置基準比較表
設置対象防火対象物
(設置基準施工令第11条)
操作性
易操作性1号消火栓
広範囲型2号消火栓
2号消火栓
屋内消火栓設置対象
屋内消火栓設置対象
※工場・倉庫・指定可燃物の貯蔵・取扱い施設を除く
※P2設置基準設備別早見表を参照ください。
※P2設置基準設備別早見表を参照ください。
二人操作
1、釜場
(サクションピット)
の無い場合
一人操作
25m
15m
警戒範囲に有効に放水できる長さとする
ホースの長さの基準
ホース呼称
40A
ホースの長さ
15m 2本
30A保形ホース
25A保形ホース
30m 1本
20m 1本
0.17MPa∼0.7MPa
0.25MPa∼0.7MPa
1分間に130ℓ以上
ノズル放水量
1分間に80ℓ以上
1分間に60ℓ以上
ノズル放水形状
規定なし
棒状と噴霧の切替
棒状又は棒状と噴霧の切替
棒状又は棒状と噴霧の切替
ノズル棒状放水時口径
φ13
φ13相当
φ10相当
φ8相当
ノズル棒状放水射程
規定なし
屋外消火栓
消火栓箱
ノズル放水圧力
10m以上
7m以上
公共建築設備工事型
1.5m以下
開閉弁の高さ
ポンプ起動
2、釜場のある場合
連結送水管
警戒半径
有効水量を計算する場合、
フート弁の位置により数種類の方法があり次に説明する。特に水槽を連結し、
その合計貯水量を有効水量とする場合に、連通管口径、数量
により発生する
“水位差”
のため、水槽の内容積を100%有効量とできないことになるので、注意を要する。
屋内消火栓
1号消火栓
ホース延長等と連動起動
手動 遠隔起動
※停止操作はポンプ制御盤でのみ実施できること。
ポンプ始動表示
赤色とし、
上部又は直近に設ける。
(消火栓位置表示灯を点滅させることにより代用可)
位置表示灯
15度以上の角度で、
10m離れて容易に識別できる赤色の灯火
吐出能力
ポンプ起動方式
消火栓
2.6m ×
各階中の最大設置個数 最大2
3
40A以上
32A以上
1.6m ×
各階中の最大設置個数 最大2
1.2m ×
各階中の最大設置個数 最大2
3
・連通管の口径を求める計算式
A=
ポンプ直近の制御盤で起動及び停止操作ができ、
かつ、開閉弁の
開放又はホースの延長操作等と連動して起動できること。
50A以上
非常電源
3、連通管で水槽を連絡する場合
Q
Q
=
0.75 2gH
3.32 H
A:連通管断面積
(㎡)
g:重力加速度9.8(m/s2)
Q:連通管の流量
(㎥/s)
H:水位差
(m)
応急給水設備
ポンプ等
ポンプ直近の制御盤で起動
及び停止操作ができ、
かつ、
消
火栓からの遠隔操作でも起動
できること。
配管立上り管
水源水量(有効貯水量)
90ℓ/分×消火栓設備 70ℓ/分×消火栓設備 (各階中の最大設置個数 最大2) (各階中の最大設置個数 最大2)
150ℓ/分×消火栓設備
(各階中の最大設置個数 最大2)
消火栓関連機材・その他
格納箱の文字
・水位差の計算式
3
H=(
2
Q
Q2
) = 0.09073 2
3.32A
A
非常電源専用受電設備
(特定防火対象物で延べ面積1000㎡以上のものを除く)
消防用プロホース
自家発電設備
蓄電池設備
燃料電池設備
防火対象又はその部分に、
スプリンクラー設備・水噴霧消火設備・泡消火設備・不活性ガス消火設備・ハロゲン化物消火設備・粉末消火設備・屋外消火栓設備・動力ポンプ設備を基準に従って設置した場合は、
有効範囲内の部分は設置を免除される。
(屋外消火栓設備または動力消防ポンプ設備のみ設置される場合にあっては、
1階および2階のみに限り免除される。)
1号消火栓、易操作性1号消火栓、広範囲型2号消火栓
◆減圧措置
放水圧力は消防法で上限を定めているが、
これより低い圧力で上限を定めている自治体もあるので確認が必要です。
なお、消防法での上限は、
75ページの表中「ノズル放水圧力」
に記載しております。
◆配管
スプリンクラー機器
各消火栓の警戒範囲内に有効に放水できること。
なお、放水射程を加算できる場合があるので、所轄消防署に確認すること
消防法では、水源の満減水警報の設置は規定されていないが、
自治体の基準では警報の設置を規定していることが多い。
また、規定されていなくとも重要性を考慮した場合からも少なくとも減水警報の設置が望ましい。
ごみピット消火システム
◆配置の基準
4、警 報
1、専用配管と兼用配管
配管は原則として専用とすることとされているが、
自治体によっては設置する高さや配管口径によっては兼用を認めている場合もある。
2、管種
設置階の各部分を水平距離15m以内に包含するように設けること。
また、当該防護範囲の各部分に有効に放水できるもとのする。
なお、天井設置型消火栓の設置位置は、
その周囲にパーテーション、
ショーケース、設備機器等が置かれていないところとすること。
降下装置は消火栓の付近または消火栓が設置されている天井を見通せる周囲の壁、柱等に設置すること。
※この緩和措置は2号消火栓にのみ適用されます。
3、配管口径
竪主管口径は、75ページ屋内消火栓設備技術・設置基準比較表の配管立上り管を参照。
4、腐食防止措置
土中やコンクリート内に埋設される部分には、有効な防蝕措置を施すことが必要である。
また、
ステンレス管を使用する場合にあっては、水槽内で浸水する部分での使用を
禁止していたり、土中やコンクリート内に埋設される部分には防蝕措置を施すことと規定している自治体もあるので、使用に際しては事前の確認が必要です。
消火器
◆緩和措置
移動式粉末消火設備
2号消火栓
水道用亜鉛めっき鋼管 J
I
S G3442
配管用炭素鋼鋼管 J
I
S G3452
圧力配管用炭素鋼鋼管 J
I
S G3454のうちSch40以上
一般配管用ステンレス鋼管 J
I
S G3448
配管用ステンレス鋼管 J
I
S G3459のうちSch10以上
合成樹脂管 告示基準による認定合格品 注意事項:使用できる設備及び条件については、平成13年3月30日消防予第102号を参照のこと。
水平距離
(防護範囲)
の数値については、施設や設置場所によって25mに緩和される場合があります。
75
◆弁類
配管と同様に使用できる弁類は、消防法で材質と性能をJ
I
S規格を準用して規定しています。
また、
これらによらないものにあっては認定品を使用しなけらばならず、
その基
準は告示により定められています。
技術資料
※ロビー、
ホール、
ダンスフロアー、
リハビリ室、体育館、講堂、
その他これらに類する部分
(条件)
可燃物の集積が少なく、放水障害となる間仕切壁がなく、
ホースが直線的に延長できること。
天井設置型にあっては、間仕切、壁等の放水障害がなく、
ホースを直線的に延長できる場合は20mに緩和される。
緩和規定は自治体ごとに異なるため、条件等については所轄消防署に確認が必要です
76
屋内消火栓設備
屋内消火栓設備
◆代替設備パッケージ型消火設備
◆非常電源及び専用回路
種 類
設 置 基 準
特定防火対象物で延べ面積1,000㎡以上のもの
かつ、地階を除く階数が11階以上のもの※
非特定防火対象物で延べ面積6,000㎡以上のもの
かつ、地階を除く階数が7階以上のもの※
非特定防火対象物で地階の階数が4以上で
地階の床面積の合計が2,000㎡以上のもの※
※ 印は、東京都火災予防条例による
燃料電池設備の基準は、平成18年3月29日消防庁告示第8号により定められた。
1、消火栓の配置
設備基準、消火栓箱の設置、配置基準により位置を決める。
2、水源
設備基準、水源の容量により容量を決める。
窒素
1台あたり 5.0ℓ×1本
ガス充填圧力
14.7MPa
ガス量
約750ℓ
ノズル切替
有り
ホース材質
合成ゴム
ホース寸法
φ21.0(外径)
×φ12.7
(内径)
長さ26m
ホース収納方式
ホース架収納方式
放水率
29.0ℓ/min
放射距離
13∼15m
全量放射時間
165秒
使用温度範囲
ー20℃∼+40℃
露出型
1500H×800W×230D 取付架台付
埋込型
1450H×800W×230D
5、動力
消火ポンプに直結される電動機容量は、
次の計算式により求められる。
認評栓第26∼1号 T02
0.20MPa
圧力損失値等のお問い合わせ、
ロータイプ横型
認評栓第26∼1号 T03
0.24MPa
お打ち合わせがない場合は、認
ツインローラー低圧損
認評栓第26∼1号 T07
スリムタイプ 低圧損
認評栓第26∼1号 T08
1.0MPa
ロータイプ横型 低圧損
認評栓第26∼1号 T09
0.16MPa
認評栓第26∼3号 T01
0.27MPa
スリムタイプ 自動減圧媒介付低圧損
認評栓第26∼3号 T07
評 栓 第 2 6∼1 号 T 0 1 T 0 2
0.14MPa
ツインローラー 自動減圧媒介付
T03での図面提出になります。
0.18MPa
認評栓第26∼2号 C01
ツインローラー
認評栓第26∼36号 T01
ロータイプ横型
認評栓第26∼36号 T02
改修用
認評栓第26∼37号 C01
ツインローラー
認評栓第26∼9号 T04
SRツインローラー
認評栓第26∼9号 T05
ロータイプ横型
認評栓第26∼9号 T06
SSRスライド扉 ロータイプ横型
認評栓第26∼9号 T08
0.08MPa
天井設置型 ホースリール
認定品
0.15MPa
1.0MPa
0.7MPa
25A×30m
0.22MPa
0.12MPa
耐火建築物
6階建て以下
耐火建築物以外 3階建て以下
延べ面積
3,000m2以下
延べ面積
6F
0.13MPa
2,000m2以下
(二)
項の用途に使用
5F
4F
(六)
項の用途に使用
(一)
項の用途に使用
3F
0.10MPa
1.0MPa
圧力損失値等のお問い合わせ、
お打ち合わせがない場合は、認
図面提出になります。
0.28MPa
0.14MPa
※但し指定可燃物を
「危険物の規制に関する政令 別表第四」
で定める数量の750倍以上貯蔵又は取り扱うものを除く。
※「火災のとき煙が著しく充満するおそれのある場所」
については、
平成16年12月24日消防予第258号で解説がされている。
評栓第26∼3号 T01 T02での
0.19MPa
1.0MPa
地階を除く階数が3以下で、延べ面積が2,
000m2以下のもの
(地階、無窓階又は火災のとき煙が著しく充満するおそれのある場所を除く。)
2F
2F
25A×20m
3F
1F
1F
消火器
認評栓第26∼3号 T08
改修用
耐火建築物以外
移動式粉末消火設備
ロータイプ横型 自動減圧媒介付低圧損
・パッケージ型消火設備Ⅰ型を設置することができる防火対象物
耐火建築物
地階を除く階数が6以下で、延べ面積が3,
000m2以下のもの
(地階、無窓階又は火災のとき煙が著しく充満するおそれのある場所を除く。)
30A×30m
0.29MPa
2.0MPa
備考
スプリンクラー機器
0.21MPa
スリムタイプ
圧力損失値 保形ホース
ごみピット消火システム
型式番号・識別番号
認評栓第26∼1号 T01
使用圧力
消防用プロホース
品名・特長
ツインローラー
認評栓第26∼3号 T06
約40Kg
②令別表第一
(十六項)
に掲げる防火対象物の同表
(一)
項から
(十二)
項まで若しくは
(十五)
項に掲げる防火対象物の用途に供され
る部分で、建物の構造、延べ面積が次にあてはまるもの。※
◆易操作性1号消火栓、広範囲型2号消火栓、
2号消火栓、補助散水栓各種・圧力損失表
認評栓第26∼3号 T02
約50Kg×3本
その他一式
①消防法施行令 第十一条第一項第一号から第三号まで及び第六号に掲げる防火対象物で上記のうち、令別表第一
(一)
項から
(十二)
項まで若しくは
(十五)
項に掲げる防火対象物
ポンプ効率は、
実際に設置されるポンプの特性曲線から読み取った数値とすべきであるが、
設計時点では不明の場合が多いので、
基準の最大効率と最低効率の平均値を採用する。
スリムタイプ 自動減圧媒介付
約57Kg
薬剤入貯蔵容器
■パッケージ型消火設備を設置することができる防火対象物
Q:吐出量
(㎥/min) E
:ポンプ効率
H:全揚程
(m)
K
:伝達係数 1.1
ツインローラー 自動減圧媒介付低圧損
約247Kg
BOX
応急給水設備
※継手、
弁類損失=
(同一口径で同一流量の時の相当直管長)
×摩擦損失水頭
補助散水栓
加圧用ガスの種類
ガス充填量
①設備コストの低減が図れます。水源用水槽、消火ポンプ、配管及び非常電源設備などが不要なので、
工事費が軽減できます。
また、電気工事は位置表示灯用の電源
(100V)
の引き込みだけで使用できます。
②点検は格納箱と内部機器だけで良いので、
ポンプ等の付帯設備に要する点検費用も低減できます。
③低温地域での設置が可能です。周囲温度は-20℃まで使用できます。
④消火薬剤を使用しており、水に比べて再燃防止効果が高くなっています。
⑤一人でも操作ができるので、
効果的な消火が期待できます。
※相当直管長=
(同一口径で同一流量が流れる継手、弁の数)
×
(継手、弁を管の長さに換算した値)
2号消火栓
1台あたり 27.0ℓ×3本=81.0ℓ
屋内消火栓設備と比較し、以下のような特徴があります。
※直管損失=
(同一配管口径で同一流量が流れる管の長さ)
×摩擦損失水頭
広範囲型2号消火栓
品評剤第14∼1号
消火薬剤貯蔵量
重量の内訳
全揚程=
(ノズル放水損失)
+
(ホース損失)
+
(開閉弁損失)
+
(落差損失)
+
(配管摩擦損失)
1)
落差損失 1号消火栓、易操作性1号、広範囲型2号消火栓、
2号消火栓共通であり、
最上階の消火栓弁の位置からフート弁までの落差の数値を採用する。
ただし、最上階の消火栓弁が屋上放水口である場合は、
この位置までの高さとすること。
2)
配管摩擦損失
合計配管摩擦損失=
(直管損失)
+
(継手、
弁類損失)
易操作性1号消火栓
第3種浸潤剤等入り水
消火薬剤型式番号
総重量
4、揚程
品種
加圧(1.3MPa)
材質SS400 内容積28.5ℓ×3本
消火薬剤種別
消火栓関連機材・その他
設備基準、消火ポンプの吐出量により吐出量を決める。
0.163×Q×H
×K
E
Y-PAC80
消火薬剤貯蔵容器等
格納箱寸法
3、吐出量
電動機容量
(KW)
=
PG-027号
型式記号
公共建築設備工事型
◆設計要領概要
パッケージ型消火設備 Ⅰ型
認定番号
屋外消火栓
上記以外の防火対象物に適用
非常電源専用受電設備
種別
連結送水管
非特定防火対象物で延べ面積3,000㎡以上のもの
自家発電設備
蓄電池設備
燃料電池設備
屋内消火栓
★ワイパック仕様
常用電源は、専用回路とし供給すること。専用回路の概略は次のようになる。
1)
低圧受電の場合 → 引込開閉器の直後から分岐し専用配線とする
2)
特別高圧または高圧による受電の場合 → 変圧器2次側の配電盤から分岐し専用配線とする
設置できる部分
※上記、記載以外の製品もございます。詳しくはお問い合わせください。
■パッケージ型消火設備の設置及び維持に関する基準
77
技術資料
①防火対象物の階ごとに、
その階の各部分から一つのホース接続口までの水平距離がⅠ型にあっては20m以下となるように設ける。
②1台の防護する部分の面積は、
Ⅰ型にあっては850m2以下とする。
③40℃以下で、温度変化の少ない場所に設置する。
④直射日光及び雨水のかかる恐れの少ない場所に設置する。
⑤消火薬剤貯蔵容器の直近の見やすい箇所に、赤色の灯火及びパッケージ型消火設備である旨を標示した標識を設ける。
78
屋外消火栓設備
屋外消火栓設備
◆屋外消火栓設備技術・設置基準
(設置基準 施行令第19条)
消火栓弁方式
屋外消火栓設置対象
屋外消火栓設置対象
※P2設置基準設備別早見表を参照ください。
※P2設置基準設備別早見表を参照ください。
警戒半径
40m
警戒範囲
警戒範囲に有効に放水できる長さとする
付近に設置するホース格納箱に格納する
65Aストレートノズルまたは噴霧ノズル
65A×20mホース 2本
65Aホース架または巻き置き用ホース架台
逃がし配管
消火栓格納箱内に格納する
65Aストレートノズルまたは噴霧ノズル
65A×20mホース 2本
65Aホース架または巻き置き用ホース架台
連成計
M
地下式消火栓
消火水槽
フート弁
地盤面から1.
5m以下
消火栓方式
地上方式
※ホースの格納方法は、
ホース架に掛けるか巻き置きの方法がある。
遠隔起動
(発信機兼用も含む)
ポンプ起動
地下方式
公共建築設備工事型
地盤面下に設ける消火栓のホース接続口は地盤面から0.
3m以内
P
屋外消火栓
消火栓箱
地盤面から1.
5m以下又は地盤面からの深さ0.
6m以内
制御盤
消火ポンプ
1分間に350ℓ以上
開閉弁の高さ
地上式消火栓
65開閉弁
圧力計
流量計
0.25MPa∼0.6MPa
ノズル放水量
放水用器具格納箱
呼水槽
※放水用器具を格納する箱は、消火栓から歩行距離が5m以内に設置する。
ただし、消火栓の直近の建物の外壁の見やすい位置に設けても良い。
ノズル放水圧力
放水用器具格納箱
補給水 減水警報装置
連結送水管
放水用器具 内容
屋外消火栓格納箱
屋内消火栓
設置対象防火対象物
◆基本系統図
地上式・地下式
※停止操作はポンプ制御盤でのみ実施できること。
赤色とし、上部又は直近に設ける。
(屋外消火栓位置表示灯を点滅させることにより代用可)
ポンプ始動表示
15度以上の角度で、10m離れて容易に識別できる赤色の灯火
位置表示灯
屋外消火栓
400ℓ/分×各階中の最大設置個数 最大2
吐出能力
ポンプ制御盤による手動起動または、動遠隔起動
(発信機兼用も含む)
・その他には、起動用水圧開閉装置とする。
ポンプ起動方式
100A以上
配管立上り管
7m ×各階中の最大設置個数 最大2
水源水量(有効貯水量)
3
非常電源
次の機器は、屋内消火栓設備に準ずる。
消火水槽、消火ポンプ、呼水槽、起動用水圧開閉装置
(圧力タンク方式の場合)
、
ポンプ性能試験装置、水温上昇防止用逃し装置、
サクションユニット、
フート弁、
フレキシブル継手、制御盤及び消火栓起動リレー、補助用高架水槽
(自治体の基準によって設置する)
消火栓関連機材・その他
ポンプ等
ホース格納箱または放水用器具格納箱
格納箱の文字
◆基本機器類
消火栓
地上式、地下式、消火栓弁方式
格納箱
非常電源専用受電設備
(特定防火対象物で延べ面積1000㎡以上のものを除く)
自家発電設備
燃料電池設備
防火対象又はその部分に、
スプリンクラー設備・水噴霧消火設備・泡消火設備・不活性ガス消火設備・ハロゲン化物消火設備・粉末消火設備・動力ポンプ設備を基準に従って設置した場合は、有効範囲内の部分は設置を
免除される。
◆設計要領概要
応急給水設備
蓄電池設備
1、消火栓の配置
設備基準、消火栓箱の設置、配置基準により位置を決める。
2、水源
設備基準、水源の容量により容量を決める。
3、吐出量
消防用プロホース
設備基準、消火ポンプの吐出量により吐出量を決める。
4、揚程
屋外消火栓は、原則として建物の出
入口または、窓等の開口部付近に設
置し、水平距離40m以内に建物の1
階が全て包含されるように設ける。
ホースの呼称
50
65
摩擦損失水頭(m)
20
6
ごみピット消火システム
全揚程=
(放水圧力)
+
(ホース損失)
+
(開閉弁損失)
+
(落差損失)
(ノズル圧力)
0.25MPa 25m
(水頭換算値)
(ホース損失)
65A内張 2.4m
(ホース40m)
50A 〃 8.0m
( 〃 )
ホース摩擦損失水頭表
◆配置の基準
(流量400ℓ/min 樹脂内張:100m当たり)
火災
消火ポンプ
起動
位置表示灯
点滅
〈二人操作〉
バルブ側に一人、
ノズル側に一人を
配置する。
ホースをすべて引き出し、
火元にノズルを向けて、
バルブ側に合図を送る。
開閉弁を開き、
放水する。
消火
移動式粉末消火設備
当該部分に屋内消火栓を増設して未警戒
部分を防護しなければならない。
この場合、屋内消火栓は1号消火栓に限
るとする自治体もあるので確認が必要。
発信機押釦
又は消火栓に
設置されている
ポンプ起動押釦
を押す。
スプリンクラー機器
◆屋外消火栓設備の作動フロー
建物内に未警戒部分が生じる場合
消火器
技術資料
79
80
連結送水管
連結送水管
◆基本系統図
・放水器具は、
ノズル2本、
20mホース4本とするが、
自治体によっては、
各階に格納箱を設置した場合は、
ノズル1本、
20mホース2本とする場合もある。
・自治体の基準によりノズルを65A噴霧ノズルとしていることが多いが、
フォグガンと規定している場合もある。
ノズル及びホースは65Aとされていることが多いが、
50Aとしている場合もある。
・自治体によっては、放水口を格納する箱に位置表示灯を設ける場合もある。
・送水口は立管の数以上の数
(双口であっても1とする)
を設置する。
それぞれの立管をバイパス管で接続し、
配管内を充水する。
・複数の立管がある場合は、
◆基本系統図
①乾式
②湿式
補給水
テスト弁
連結送水管
・主管は原則として100Aに規定されているが、
特例により100A以下となる場合もある。規則第30条の4
ただし、
自治体によっては、送水圧力が1.
6MPaを超える場合は125Aとする場合がある。
・フォグガン等を使用する場合は、
自治体の基準によっては100A以下とすることができる。
・放水口は3階以上の階に設置し、
3階から10階までは単口とし、
11階以上は双口とする。
ただし、
自治体の基準によっては、
11階以上であっても単口でも良いとする場合もある。
・11階以上に設置する放水口には,3階以内ごとに放水器具を格納した箱を設置する。
ただし、特例により設置しなくてもよい場合もある。
さらに自治体によっては、非常用エレベーターを設置している場合は不要としている場合もある。
屋内消火栓
《連結送水管の基本事項》連結送水管は自治体により、その基準の内容が大きく異なるため、事前に協議をしておくことが必要である。
補助用高架水槽
補給水
減水警報装置
③湿式・屋内消火栓兼用配管
テスト弁
補助用高架水槽
屋外消火栓
減水警報装置
テスト弁
放水用器具格納箱
放水口2個
放水口2個
消火栓
ノズル1本
ホース2本
放水口2個
13階
13階
13階
13階
消火栓
放水用器具格納箱
放水口2個
放水口2個
消火栓
消火栓関連機材・その他
放水口2個
ノズル1本
ホース2本
12階
12階
12階
12階
放水用器具格納箱
放水口2個
ノズル2本
ホース4本
放水用器具格納箱
消火栓
ノズル1本
ホース2本
放水用器具格納箱
放水口2個
消火栓
ノズル1本
ホース2本
消火栓
放水口
易操作性1号消火栓に併設する場合
放水口1個
1号消火栓に併設する場合
放水用器具を各階に設置する場合
消防用プロホース
10階
10階
10階
応急給水設備
11階
11階
放水用器具を各階に設置する場合
放水口1個
放水用器具格納箱
放水口2個
ノズル2本
ホース4本
11階
11階
3階
公共建築設備工事型
消火栓
消火栓
放水口
5階
4階
ごみピット消火システム
消火栓
送水口
放水口1個
4階
3階
消火栓
排水弁
3階
消火栓
移動式粉末消火設備
凍結のおそれがある地域や自治体の基準により湿式
にする必要のない場合に設置される方式である。
配管内が充水されていないため、送水時には放水ま
での時間がかかるため低層の建物
(10階建て以下)
以外には採用しない自治体が多い。
また、
錆などの腐食による穿孔があっても、送水するま
で発見されにくいという問題がある。
スプリンクラー機器
仕切弁・逆止弁
2階
送水口
補給水
減水警報装置
逃がし配管
呼水槽
送水口
圧力計
制御盤
流量計
消火栓
消火器
仕切弁・逆止弁
フレキシブル継手
排水弁
連成計
サクションユニット
P
M
1階
消火ポンプ
消火水槽
仕切弁・逆止弁
排水弁
技術資料
フート弁
81
82
連結送水管
連結送水管
◆基本機器類・設備・配置基準
◆基本系統図
屋内消火栓
①放水口
④湿式方式で加圧送水装置を設置する場合
・3階以上の階に設置する
・取付け高さは、床面から0.5m以上1.0m以下とされているので双口型の場合は、2個ともこの範囲になるように設置すること。
・3階以上の階で、階段室、非常用エレベーターの乗降ロビーなどに類する場所に設置し、水平距離が50m
(延長50m以上のアーケード及び道路の用に供される部分
は25m)
以内に設置階のすべての部分が包含される。
(地階を除く階数が11以上で高さ70mを超える建築物または70m以下であっても規定の放水圧及び放水量が確保できない場合)
②放水口格納箱
③放水用器具の格納箱
補助用高架水槽
補給水
減水警報装置
・設置方法には、放水口と放水器具を一つの格納箱に収納する方法及び、放水器具を単独の格納箱に収納し放水口から歩行距離5m以内に設置する方法の2通り
がある。
・放水用器具を格納する箱は、放水口から歩行距離5m以内に設置するか、
あるいは水口と同じ格納箱に格納しても良い。
・ホースの設置については、
自治体によってはホース架に設置するよう指導している場合もあるので、確認が必要である。
屋外消火栓
テスト弁
④送水口
放水用器具格納箱
放水口2個
14階
放水口2個
公共建築設備工事型
・送水口は形状により自立型と壁埋込型の2種類があり、設置場所の状況によって使い分ける。
・送水口の数は、連結送水管の立管の数以上を設置しなければならない。
(双口であっても1とする)
・ホース接続口の結合金具は、呼称65差込式受け口または、消防ねじ式のめねじの2種類があり、
自治体によって指導が異なるため確認が必要である。 ・送水口は双口とし、告示基準に適合した認定品を使用しなければならない。
・ホースの接続部の高さは、設置する地盤面から0.
5m以上1.
0m以下の範囲になるよう設置する。
・設置する場所は、消防ポンプ自動車が容易に接近できる位置とする。
・送水口の付近の見やすい位置に標識を設ける。
この標識については自治体の基準により異なるため、確認が必要である。
・加圧送水装置を設置する場合においては、送水口の直近に遠隔で起動できる装置を設けること。
屋上
ノズル2本
ホース4本
連結送水管
・放水口は屋内消火栓格納箱に併設して設置しても良い。
この場合、基準の設置高さに配置するよう注意しなければならない。
・放水口のみを設置した格納箱にあっては、位置表示灯は自治体によって設置の有無の指導が異なる。
⑤補助用高架水槽
消火栓関連機材・その他
・容量及び立管に接続する管径は、
自治体の指導により異なるので、確認が必要。
13階
⑥屋上放水口
・屋上に設置される放水試験用の放水口
(屋上に放水口が設置される場合は兼用できる)
補給水
減水警報装置
⑦加圧送水装置(中継ポンプ)
逃がし配管
中間水槽
流量計
フレキシブル継手 連成計
放水口2個
圧力計
P
施行規則による吐出量の基準
(規則第31条第1項第6号イ
(イ))
M
12階
吐出量
2個
1,600ℓ /min
3個
2,400ℓ /min
加圧送水装置
放水用器具格納箱
放水口2個
ノズル2本
ホース4本
東消基準
吐出量
2,400ℓ /min
放水口の数に関係なく一律に規定
消防用プロホース
隣接する2つの階の放水口の合計数
応急給水設備
施行規則第31条第1項第6号に定めるところにより高さ70mを超える建物の場合、消防ポンプ車からの送水を中継するブースターポンプを設置しなければならない。
ただし、70m以下であっても設計送水圧力、
ノズル放水圧力が指定され、計算を行った結果として送水圧力が消防ポンプ車の能力を超える場合などは、
ブースターポン
プの設置が必要になる。
設計送水圧力、放水圧力、放水量は自治体の基準により異なる。
バイパス配管
11階
放水口
10階
ごみピット消火システム
・合計数が3を超える場合は3個
・放水口1個当たりの放水量は800ℓ/min(フォグガン等を使用する場合はその放水量とする)
・立管ごとに加圧送水装置を設ける場合は、
それぞれ1,
600ℓ/min以上の量とする。
・規則第30条の4第1項の指定を受けたもの
(フォグガンのみを使用し、立管を100A以下にするもの)
は計算に用いた量の2倍とする。
・加圧送水装置の起動は,直接操作ができるもので、送水口の直近または中央管理室に設けられた操作部から遠隔操作できること。
・加圧送水装置の停止は直接操作によってのみ行えること。
・非常電源を付置すること。
⑧中間水槽
・容量は自治体の基準によって異なるので確認が必要。
放水口
スプリンクラー機器
◆設計要領
・計算方法と設計放水圧、
ノズル放水圧、放水量は自治体の基準に従って行うこと。
4階
放水口
移動式粉末消火設備
3階
送水口
1階
消火器
仕切弁・逆止弁
排水弁
技術資料
83
84
スプリンクラー設備
スプリンクラー設備
◆水源容量
◆基本系統図
同時開放個数
標準型ヘッド
用途
補助用高架水槽
補給水
減水警報装置
高感度型以外
12
15
8
10
圧力スイッチ
スプリンクラーヘッド
末端試験弁
連成計
8
地階を除く階数が11以上
12
12
水源容量計算
上欄個数×1.6㎥(乾式、予作動式は1.5倍の個数)
上欄個数×1.0㎥
標 準 型
圧力計
P
同時開放数×90ℓ /min
側 壁 型
常用電源及び非常電源
(ラック式倉庫130ℓ /min)
開 放 型
圧力スイッチ
制御盤
へッドの放水量と放水圧力については、施行規則第13条の6第2項に
おいてヘッドの種類により規定されている。
ポンプ吐出量の計算
ヘッド種別
小区画型
同時開放数×60ℓ /min
放 水 型
平成8年消防庁告示第6号「スプリンクラー設備の放水性能」
による。
応急給水設備
フレキシブル継手
4
8
※1.
補助散水栓を設けた場合は、
その必要量を水源容量として保有しなくても良いこと。
※2.
ヘッドの設置個数が基準ヘッド数未満である場合は、
その個数とする。
※3.
湿式設備の一部に乾式または予作動式を設ける場合は、同方式の流水検知装置の二次側に設置された最大個数を1.5倍した数値が、上記、表の数値以下である場合は同表の数値とする。
※4.
ヘッド取付け場所の床面から天井までの高さが、消火困難と総務省令で定めるもの
(規則第13条の4)
で、6mを超える部分、
その他の部分で高さが10mを超えるものについては、放水型ヘッド
を使用する。
高感度型:感度種別が1種で、有効散水半径が2.
6m以上のもの。
警報受信盤
呼水槽
流量計
4
地階を除く階数が10以下(上欄を除く)
施行規則第14条第1項第11号ハにより、上記に定めるヘッド数に基づき吐出量を決定する。
排水
減水警報装置
逃がし配管
充水配管
15
(六)項のロの防火対象物で延面積が1000㎡未満
◆消火ポンプの吐出量
排水
排水弁
補給水
12
地下街及び準地下街
消火栓関連機材・その他
1階
20
(1種は16)
ラック式倉庫等級 Ⅳ 公共建築設備工事型
送水口
15
30
(1種は24)
ラック式倉庫等級 Ⅰ、
Ⅱ、Ⅲ
上記以外の
防火対象物
側壁型
屋外消火栓
流水検知装置
補助散水栓
・閉鎖型湿式スプリンクラー設備は、一
定の圧力を配管内に加えておき、火災
時の高熱によりヘッドの可溶部が溶解
し、
ヘッドの止水機能が解除され、放水
が始まるとともに圧力タンク内の圧力
変動を感知して、加圧送水装置が始
動して放水を継続する方式である。
・このほかに、閉鎖型乾式スプリンクラー
設備、予作動式スプリンクラー設備、
開放型スプリンクラー設備などがあり、
防火対象物の用途や構造により、設
置する方式が規定されている。
12
小区画型
連結送水管
高感度
(四)項及び(十六)項イのうち
(四)項の用途の存在するもの
消防法施行令
第12条1項の (消防法第8条1項に規定する百貨店に限る)
各号で下欄以外
地階を除く10階以下
その他
地階を除く10階以上
逆止弁・仕切弁
屋内消火栓
閉鎖型湿式スプリンクラー設備
圧力タンク
M
◆主配管口径の目安
主管口径
ポンプ吐出量
主管口径
900ℓ /min
100A以上
2700ℓ /min
150A以上
1800ℓ /min
125A以上
3600ℓ /min
200A以上
消防用プロホース
消火水槽
フート弁
ポンプ吐出量
この表はあくまでも目安です。自治体によっては口径を指定している場合もあるので、確認が必要です。
◆放水圧力の範囲
①ヘッド周囲の必要スペース(単位:mm)
壁
壁
・スプリンクラーヘッドの未警戒部分を有効に警戒するために設けられる。階毎に、水平距離15mの範囲に包含すること。取付け位置には、位置標示のための赤色灯が
必要となる。
・接続する配管は同じ防護区画の流水検知装置の2次側配管より分岐する。
・乾式及び予作動式の場合は、流水検知装置の一次側配管より分岐し、専用の流水検知装置を設ける。
・放水圧の上限は、
自治体により規定している場合があるので、確認が必要。
スプリンクラー機器
450以内
ヘッド
450以内
天井
ヘッド
天井
◆補助散水栓
小区画型ヘッド
500以内
標準型ヘッド(小区画型ヘッド以外のもの)
ごみピット消火システム
1)
.
スプリンクラーヘッド 0.1∼1.0 MPa 2)
.
補助散水栓 0.25∼1.0 MPa
◆閉鎖型スプリンクラーヘッドの取付位置等
補助散水栓技術・設置基準表
300以内
規則第13条の2第1号ホの規定により、
何も設けられ又は置かれていないこと。
運用基準により、
何も設けられ又は置かれていないこと。
平成8年6月11日消防予第115号
規則第13条の2第1号ホの規定により、
何も設けられ又は置かれていないこと。
消火栓箱
②取付面及び散水障害物からの離間距離標準型ヘッド
はり、
たれ壁等がある場合のヘッドの位置は、第1図及び第2表の例によること。
ただし、図面h1及びdの値については、
ヘッド
からの散水が妨げられる部分が他のヘッドより有効に警戒される場合にあっては、
この限りでない。
h2
d
85
h1(mm)
750未満
0
750以上1000未満
100未満
1000以上1500未満
150未満
1500以上
300未満
h2 (mm)
300以下
(工場等にあっては、天井
が不燃材料である場合
450以下)
15m
ホースの長さの基準
警戒範囲内に有効に放水できる長さとする
ホース呼称
25A保形ホース
ホースの長さ
20m 1本
ノズル放水圧力
0.25MPa∼1.0MPa
最低放水量
1分間に60ℓ以上
ノズル放水形状
棒状又は棒状と噴霧の切替
ノズル棒状放水射程
10m以上
開閉弁の高さ
1.5m以下
位置表示灯
15度以上の角度で、10M離れて容易に識別できる赤色の灯火
格納箱の文字
消火用散水栓または消火栓
技術資料
h1
d(mm)
一人操作
警戒半径
消火器
ヘッド
操作性
移動式粉末消火設備
補助散水栓
300以内
86
消火器・移動式粉末消火設備
技術資料
◆消火器の設置基準、設置数算出方法
◆配管摩擦損失水頭
構造区分
防火対象物
一般
(一)イ、
(二)、
(十六の二)、
全部
一般のもの
主要構造部を耐火構造とし、かつ壁・天井(屋根)
の室内に面する部分の仕上が難燃材料のもの
能力単位の数値の合計
能力単位の数値の合計
≧
(十六の三)、
(十七)
延べ面積又は床面積
50㎡
≧
配管用炭素鋼鋼管(JIS G3452)及び圧力配管用炭素鋼鋼管
(JIS G3454)を使用する場合の計算式
H = 1.2
Q
1.85
D
4.87
H:配管の摩擦損失水頭 単位:mAq/100m当たり
Q=流量 単位:ℓ/min
D=配管の内径 単位:cm
100㎡
(三)、
(四)、
(五)、
(六)イ、
(六)ハ、
(六)ニ、
(十三)、
(十四)
H:配管の摩擦損失水頭 単位:mAq/100m当たり
Q=流量 単位:ℓ/min
D=配管の内径 単位:cm
配管用炭素鋼鋼管:
SGP
(J
I
S G3452)
流量(ℓ/min)
25A
30A
40A
60
50A
16.65
4.76
2.26
0.70
70
22.15
6.33
3.00
80
28.36
8.10
3.85
90
35.26
10.07
120
60.04
130
80A
100A
125A
150A
0.21
0.09
-
-
-
0.93
0.28
0.12
-
-
-
1.19
0.35
0.15
-
-
-
4.78
1.48
0.44
0.19
-
-
-
17.15
8.14
2.53
0.75
0.32
-
-
-
69.62
19.88
9.44
2.93
0.87
0.37
-
-
-
65A
能力単位の数値の合計
140
79.85
22.80
10.38
3.36
1.00
0.43
-
-
-
延べ面積又は床面積
延べ面積又は床面積
150
90.72
25.91
12.30
3.82
1.13
0.49
-
-
-
200㎡
160
102.23
29.20
13.86
4.30
1.28
0.55
-
-
-
180
127.12
36.30
17.42
5.35
1.59
0.68
-
-
-
350
-
-
58.98
18.30
5.43
2.34
0.64
0.22
0.10
400
-
-
75.51
23.43
6.95
3.00
0.82
0.29
0.12
700
-
-
-
65.98
19.56
8.44
2.31
0.80
0.35
800
-
-
-
84.46
25.04
10.80
2.96
1.03
0.45
≧
100㎡
≧
100A
125A
150A
200A
6.62
2.32
0.97
0.26
0.09
0.04
-
350
18.64
6.28
2.74
0.74
0.26
0.11
-
延べ面積又は床面積
400
23.87
8.04
3.51
0.94
0.33
0.14
≧
延べ面積又は床面積
200㎡
≧
-
400㎡
600
50.53
17.01
7.44
2.00
0.71
0.30
-
700
67.20
22.63
9.98
2.66
0.94
0.40
-
800
86.04
28.97
12.67
3.40
1.21
0.51
-
1200
-
61.33
26.82
7.20
2.55
1.08
0.28
1600
-
-
45.67
12.27
4.34
1.84
0.47
2400
-
-
96.69
25.97
9.20
3.90
0.99
◎第四類の危険物を貯蔵し、又は取り扱うものの消火に対応するものとして消火器を設けるときに限ってはB火災に対す能力単位の数値で、
その他の場合は全てA火災に対する能力単位の数値で算定する。
(ABC粉末10型 : A-3単位 B-7単位 C )
◎消火器の対応種別 A普通火災
(新建材、木材、繊維など、固体の燃えやすいものの火災に有効)
B油火災
(ガソリン、シンナーなどの液体性のもの、グリスなど半固体の油脂類の火災に有効)
C電気火災 (電気器具、機械類など、感電の恐れのある電気施設を含む火災に有効)
◎当該防護範囲から消火器までの歩行距離が各階ごとに20m以下になるように設置する。
消防法施行令では、移動式粉末消火設備のホース接続口は、
すべての防護対象において、
その対象物の各部分からホース接続口までの水平距離が15m以下とし、
各部分に有効に放射できることとされている。
(粉末消火設備に関する基準:令第18条第1項第2号、消火設備の基準:危規則第32条第3号)
屋内・外駐車場
(立体駐車場・平面機械駐車場)
整備工場
(自動車・飛行機)
、機械工場、危険物貯蔵所一般取扱所等
(45kgタイプのみ)
※煙が著しく充満する場所での使用には制約があります。
■実施基準例
設置位置を基点として、15mの半径内にすべての防護対象物が包含されるように効率よく位置決めを行い、必要台数を
決定します。
30A
40A
50A
65A
80A
100A
125A
150A
7.18
2.20
1.13
0.39
0.12
0.06
-
-
-
70
9.55
2.92
1.50
0.52
0.16
0.08
-
-
-
80
12.22
3.74
1.92
0.66
0.20
0.10
-
-
-
90
15.20
4.65
2.39
0.82
0.25
0.12
-
-
-
120
25.88
7.92
4.07
1.40
0.43
0.21
-
-
-
130
30.01
9.18
4.72
1.63
0.50
0.24
-
-
-
140
34.42
10.53
5.41
1.87
0.57
0.28
-
-
-
150
39.11
11.97
6.13
2.12
0.65
0.31
-
-
-
160
44.07
13.48
6.93
2.39
0.73
0.35
-
-
-
180
54.80
16.77
8.62
2.97
0.91
0.44
-
-
-
200
-
-
10.47
3.61
1.11
0.53
0.15
0.05
0.03
350
-
-
29.49
10.16
3.12
1.51
0.43
0.15
0.07
400
-
-
37.72
13.01
3.99
1.93
0.55
0.20
0.09
600
-
-
-
27.54
8.44
4.08
1.15
0.42
0.19
700
-
-
-
36.63
11.23
5.43
1.53
0.56
0.26
800
-
-
-
46.90
14.38
6.95
1.97
0.71
0.33
1200
-
-
-
-
30.44
14.71
4.16
1.51
0.70
1600
-
-
-
-
-
25.05
7.08
2.57
1.19
2400
-
-
-
-
-
53.04
15.00
5.45
2.51
技術資料
25A
60
消火器
流量(ℓ/min)
移動式粉末消火設備
■主な設置対象
一般配管用ステンレス鋼管:
TPD
(J
I
S G3448)
スプリンクラー機器
◆移動式粉末消火設備
管種・口径
ごみピット消火システム
80A
200
消防用プロホース
65A
能力単位の数値の合計
応急給水設備
能力単位の数値の合計
圧力配管用炭素鋼鋼管:
STPG
(J
I
S G3454Sch40)
50A
流量(ℓ/min)
消火栓関連機材・その他
能力単位の数値の合計
(七)、
(八)、
87
D
4.87
【参考】上記の計算式により計算 単位:mAq/管長100m当たり
管種・口径
300㎡以上
1.85
公共建築設備工事型
(九)、
(十二)、
(十一)、
(十五)
Q
屋外消火栓
(一)ロ、
床面積50㎡
以上のもの
H = 1.0
延べ面積又は床面積
管種・口径
150㎡以上
一般配管用ステンレス鋼管(JIS G3448)又は配管用ステンレス鋼管
(JIS G3459)を使用する場合の計算式
連結送水管
(六)ロ、
・ポンプの揚程計算に使用する配管の摩擦損失値は、施行規則及び告示によりその方法が規定されている。 平成20年12月26日消防庁告示第32号
設置基準
地階無窓階
又は3階以上
屋内消火栓
設置区分
88
技術資料
技術資料
・ポンプの揚程計算に使用する継手及び弁類の摩擦損失値は、
告示により等価管長が規定されている。 平成20年12月26日消防庁告示第32号
◆配管摩擦損失水頭表 ねじ込み式
溶接式
50
65
80
90
100
125
150
200
250
300
350
個数
45°
エルボ
0.4
0.5
0.6
0.7
0.9
1.1
1.3
1.5
1.8
2.2
2.9
3.6
4.3
4.8
1
80
28.36
8.10
3.85
1.19
0.35
0.15
0.08
0.04
90°
エルボ
0.8
1.1
1.3
1.6
2.0
2.4
2.8
3.2
3.9
4.7
6.2
7.6
9.2
10.2
2
160
102.23
29.20
13.86
4.30
1.28
0.55
0.27
リタンベンド
(180°
)
2.0
2.6
3.0
3.9
5.0
5.9
6.8
7.7
9.6
11.3
15.0
18.6
22.3
24.8
3
240
216.45
61.81
29.35
9.11
2.70
1.16
チーズ又はクロス(分流90°
)
1.7
2.2
2.5
3.2
4.1
4.9
5.6
6.3
7.9
9.3
12.3
15.3
18.3
20.4
4
320
368.54
105.25
49.97
15.51
4.60
ロング
0.2
0.2
0.3
0.3
0.4
0.5
0.6
0.7
0.8
0.9
1.2
1.5
1.8
2.0
5
400
556.89
159.04
75.51
23.43
ショート
0.5
0.6
0.7
0.9
1.1
1.3
1.5
1.7
2.1
2.5
3.3
4.1
4.9
5.4
6
480
222.84
105.80
ロング
0.3
0.4
0.5
0.6
0.8
1.0
1.1
1.3
1.6
1.9
2.5
3.1
3.7
4.1
7
560
296.37
チーズ又はクロス(分流90°
)
1.3
1.6
1.9
2.4
3.1
3.6
4.2
4.7
5.9
7.0
9.2
11.4
13.7
15.3
8
640
仕切弁
0.2
0.2
0.3
0.3
0.4
0.5
0.6
0.7
0.8
1.0
1.3
1.6
2.0
2.2
9
720
玉形弁
9.2
11.9
13.9
17.6
22.6
26.9
31.0
35.1
43.6
51.7
68.2
84.7
101.5
113.2
10
アングル弁
4.6
6.0
7.0
8.9
11.3
13.5
15.6
17.6
21.9
26.0
34.2
42.5
50.9
56.8
逆止弁(スイング型)
2.3
3.0
3.5
4.4
5.6
6.7
7.7
8.7
10.9
12.9
17.0
21.1
25.3
28.2
90°
エルボ
32A
40A
50A
65A
80A
90A
100A
125A
150A
200A
0.01
0.01
0.00
0.15
0.05
0.02
0.01
0.57
0.32
0.11
0.05
0.01
1.98
0.98
0.54
0.19
0.08
0.02
6.95
3.00
1.48
0.82
0.29
0.12
0.03
32.84
9.73
4.20
2.07
1.15
0.40
0.17
0.05
140.72
43.66
12.95
5.58
2.75
1.53
0.53
0.23
0.05
379.42
180.15
55.90
16.57
7.15
3.53
1.96
0.68
0.30
0.08
471.79
224.01
69.51
20.61
8.89
4.38
2.43
0.85
0.37
0.10
800
272.21
84.46
25.04
10.80
5.33
2.96
1.03
0.45
0.12
11
880
324.70
100.75
29.87
12.88
6.36
3.53
1.23
0.53
0.14
12
960
381.41
118.35
35.09
15.13
7.47
4.14
1.44
0.63
0.16
13
1040
442.29
137.23
40.69
17.55
8.16
4.80
1.67
0.73
0.19
14
1120
507.28
157.40
46.67
20.13
9.93
5.51
1.92
0.83
0.22
15
1200
178.83
53.02
22.87
11.28
6.26
2.18
0.95
0.25
溶接式
50
65
80
90
100
125
150
200
250
300
350
16
1280
201.51
59.75
25.77
12.71
7.05
2.45
1.07
0.28
45°
エルボ
0.4
0.5
0.6
0.7
0.9
1.1
1.2
1.4
1.8
2.1
2.8
3.5
4.2
4.7
17
1360
225.42
66.84
28.82
14.22
7.89
2.74
1.19
0.31
90°
エルボ
0.8
1.1
1.2
1.6
2.0
2.4
2.6
3.1
3.8
4.5
6.0
7.5
9.0
10.0
18
1440
250.56
74.29
32.04
15.81
8.77
3.05
1.33
0.34
リタンベンド
(180°
)
2.0
2.6
3.0
3.9
4.8
5.7
6.6
7.5
9.3
11.0
14.6
18.2
21.8
24.3
19
1520
276.92
82.11
35.41
17.47
9.69
3.37
1.47
0.38
チーズ又はクロス(分流90°
)
1.6
2.1
2.5
3.2
4.0
4.7
5.2
6.1
7.6
9.1
12.0
15.0
18.0
20.0
20
1600
304.49
90.28
38.93
19.21
10.65
3.71
1.61
0.42
ロング
0.2
0.2
0.3
0.3
0.4
0.5
0.5
0.6
0.8
0.9
1.2
1.5
1.8
2.0
21
1680
333.25
98.81
42.61
21.02
11.66
4.06
1.76
0.46
ショート
0.4
0.6
0.7
0.9
1.1
1.3
1.4
1.6
2.0
2.4
3.2
4.0
4.8
5.3
22
1760
107.69
46.44
22.91
12.71
4.42
1.92
0.50
ロング
0.3
0.4
0.5
0.6
0.8
0.9
1.1
1.2
1.5
1.8
2.4
3.0
3.6
4.0
23
1840
116.92
50.42
24.88
13.80
4.80
2.09
0.54
チーズ又はクロス(分流90°
)
1.2
1.6
1.9
2.4
3.0
3.5
3.9
4.6
5.7
6.8
9.0
11.2
13.4
15.0
24
1920
126.50
54.55
26.91
14.93
5.19
2.26
0.59
仕切弁
0.2
0.2
0.3
0.3
0.4
0.5
0.6
0.7
0.8
1.0
1.3
1.6
2.0
2.2
25
2000
136.42
58.83
29.02
16.10
5.60
2.43
0.63
玉形弁
9.0
11.8
13.7
17.6
22.0
26.0
29.1
34.0
42.0
50.3
66.6
82.9
99.2
111.0
26
2080
146.69
63.26
31.21
17.31
6.02
2.62
0.68
アングル弁
4.6
5.9
6.9
8.8
11.0
13.1
14.6
17.1
21.2
25.2
33.4
41.6
49.8
55.7
27
2160
157.29
67.83
33.46
18.56
6.26
2.81
0.73
逆止弁(スイング型)
2.3
3.0
3.4
4.4
5.5
6.5
7.3
8.5
10.5
12.5
16.6
20.7
24.7
27.7
28
2240
168.24
72.55
35.79
19.86
6.91
3.00
0.78
29
2320
179.53
77.42
38.19
21.19
7.37
3.28
0.83
30
2400
191.15
82.43
40.62
22.56
7.85
3.41
0.89
80A
90A
45°
エルボ
90°
エルボ
一般配管用ステンレス鋼管
(J
I
S G3448)
に応じた管継ぎ手及びバルブを使用する場合 単位:m
25
32
40
50
65
80
100
125
150
200
250
300
(100Su)
(125Su)
(150Su)
(200Su)
(250Su)
(30Su)(40Su)(50Su)(60Su)(75Su)(80Su)
(300Su)
90°
エルボ
ショート
ロング
ショート
ロング
チーズ又はクロス(分流90°
)
0.3
0.8
0.6
2.1
0.2
玉形弁
12.1
アングル弁
6.0
逆止弁(スイング型)
3.0
0.5
0.4
0.9
0.8
3.1
0.3
15.4
7.7
3.9
0.5
0.7
0.4
0.5
1.1
1.4
0.8
1.1
3.1
3.9
0.3
17.7
8.8
0.4
22.0
11.0
4.4
5.5
0.9
0.7
1.7
1.3
5.0
0.5
28.0
14.0
7.0
1.1
0.8
2.1
1.6
5.7
0.6
32.5
16.3
8.1
1.3
1.6
1.1
1.2
2.6
3.3
2.0
2.5
7.4
9.1
0.8
1.0
42.2
21.1
10.5
51.9
26.0
13.0
2.0
2.5
1.4
1.8
3.8
5.1
2.9
3.8
10.7
14.2
1.2
1.5
60.9
80.4
30.4
40.2
15.2
20.1
32A
40A
50A
JIS G3452
(SGP)
65A
100A
125A
150A
200A
2.9
1
50
11.89
3.40
1.62
0.50
0.15
0.07
0.04
0.02
0.01
0.01
0.00
7.4
2
100
42.85
12.24
5.81
1.81
0.54
0.23
0.12
0.07
0.03
0.01
0.01
5.6
3
150
90.73
25.91
12.31
3.82
1.14
0.49
0.24
0.14
0.05
0.02
0.01
21.0
4
200
154.48
44.12
20.95
6.50
1.93
0.84
0.41
0.23
0.08
0.04
0.01
2.3
5
250
233.43
66.67
31.65
9.82
2.92
1.26
0.62
0.35
0.12
0.06
0.02
119.5
6
300
327.07
93.41
44.35
13.76
4.08
1.76
0.87
0.49
0.17
0.08
0.02
59.7
7
350
435.00
124.23
58.99
18.31
5.43
2.34
1.16
0.64
0.23
0.10
0.03
29.9
8
400
556.89
159.04
75.51
23.43
6.95
3.00
1.48
0.82
0.29
0.13
0.04
9
450
197.76
93.90
29.14
8.64
3.73
1.84
1.02
0.36
0.16
0.04
10
500
240.32
114.10
35.41
10.50
4.53
2.24
1.24
0.43
0.19
0.05
550
286.65
136.10
42.23
12.53
5.40
2.67
1.48
0.52
0.23
0.06
2.4
6.3
4.7
17.6
1.9
50.0
25.0
※管継手の数値は、平成22年2月5日の事務連絡により、
その使用を認められた数値を示す。
閉弁の摩擦損失 単位:m
ホースの摩擦損失(100m当たりの損失値:単位mAq)
11
開閉弁の摩擦損失は、告示により等価管長の最大値が定められており、
計算はその最大値を使用する。 平成25年3月27日 消防庁告示第2号
ホースの摩擦損失値は、規則第12条第1項第7号チにより、消防庁長官が定める値
を使用することとされているが、現時点ではまだ規定されていないので、
自治体で基準
を定めている場合はそれに従う。
12
600
336.72
159.88
49.61
14.71
6.35
3.13
1.74
0.61
0.27
0.07
13
650
390.46
185.39
57.53
17.06
7.36
3.63
2.02
0.70
0.31
0.08
14
700
447.84
212.63
65.98
19.57
8.44
4.17
2.31
0.81
0.35
0.09
形状
アングル弁
玉形弁
玉形
90度形
40
8
50
10
65
15
40
16
50
18
65
24
40
19
50
21
65
27
呼称
流量ℓ /min
150
ホースの呼称
40
50
65
樹脂内張り
樹脂内張り
樹脂内張り
12
3
350
4
400
6
技術資料
89
等価管長 m
消火器
玉形
180度形
呼称
移動式粉末消火設備
3.8
3.1
99.9
25A
スプリンクラー機器
バルブ類
仕切弁
0.4
流量
個数
ごみピット消火システム
溶接式
管継手
45°
エルボ
スプリンクラー
(小区画型ヘッド)
配管摩擦損失水頭表
(100m当たり)
消防用プロホース
40
応急給水設備
バルブ類
32
消火栓関連機材・その他
ねじ込み式
管継手
25
公共建築設備工事型
圧力配管用炭素鋼鋼管:
STPG
(J
I
S G3454)
スケジュール40に応じた管継ぎ手及びバルブを使用する場合 単位:m
25A
屋外消火栓
バルブ類
40
連結送水管
管継手
32
45°
エルボ
流量
JIS G3452
(SGP)
25
屋内消火栓
スプリンクラー
(1個の放水量が80ℓ/mimの場合)
配管摩擦損失水頭表
(100m当たり)
配管用炭素鋼鋼管:
SGP
(J
I
S G3452)
に応じた管継ぎ手及びバルブを使用する場合 単位:m
90
拠点一覧
技術資料
◆消火栓等格納箱の設置場所・材質・塗装仕様・一覧表
設置場所
電気亜鉛
めっき鋼板
塗装仕様
溶融亜鉛めっき鋼板
ステンレス鋼板
溶融亜鉛
「JFEガルバジンクアロイ」
フェライト系
めっき鋼板
「日新製鋼ペンタイト」 「JFEエコガル」 「JFE443CT」
SECC
JIS G3313
屋 内
風・雨にさらされない
SGHC
JIS G3302
SZAHC
JIS G3317
SUS443J1
JIS G4305
ステンレス鋼板
オーステナイト系
SUS304
JIS G4305
URL http://www.yokoi.co.jp
メラミン樹脂塗装
■本 社 〒104-0041 東京都中央区新富一丁目8番9号 イマージュビル9階 Tel.03(3537)2021 Fax.03(3537)2025
メラミン樹脂塗装
半 屋 外
マンションの廊下等で
吹き込みあり
下塗り:エポキシ系塗料
上塗り:メラミン樹脂塗装
■営業拠点
東京支社
〒104-0041 東京都中央区新富一丁目8番9号 イマージュビル9階
Tel.03(3537)2021 Fax.03(3537)2025
E-mail
tokyo@yokoi.co.jp
下塗り:粉体塗装
上塗り:メラミン樹脂塗装
又はアクリル樹脂塗装
メラミン樹脂塗装
屋 外
周囲から風・雨に
さらされる
下塗り:エポキシ系塗料
上塗り:メラミン樹脂塗装
大阪支社
〒530-0043 大阪府大阪市北区天満二丁目2番16号
Tel.06(6358)5521 Fax.06(6355)2623
E-mail
osaka@yokoi.co.jp
下塗り:粉体塗装
上塗り:メラミン樹脂塗装
又はアクリル樹脂塗装
札幌営業所
〒003-0834 北海道札幌市白石区北郷四条二丁目8番5号
Tel.011(873)9907 Fax.011(873)9978
E-mail
sapporo@yokoi.co.jp
メラミン樹脂塗装
耐塩仕様
潮風の当たらないところ 下塗り:エポキシ系塗料
上塗り:メラミン樹脂塗装
海岸からの距離が
約300mを超え1Km以内 下塗り:粉体塗装
上塗り:メラミン樹脂塗装
又はアクリル樹脂塗装
仙台支店
〒983-0013 宮城県仙台市宮城野区中野字葦畔86番地の1
Tel.022(254)6751 Fax.022(254)6753
E-mail
sendai@yokoi.co.jp
メラミン樹脂塗装
重耐塩仕様
潮風が直接当たるところ
海岸からの距離が
約300m以内
新潟営業所
〒950-0208 新潟県新潟市江南区横越中央七丁目1番39号
Tel.025(385)4666 Fax.025(385)4667
E-mail
niigata@yokoi.co.jp
下塗り:エポキシ系塗料
上塗り:メラミン樹脂塗装
下塗り:粉体塗装
上塗り:メラミン樹脂塗装
又はアクリル樹脂塗装
◎◎・・・大変優れている ◎・・・優れている ○・
・
・良好 △・・・不安あり ×・・・劣る
当社では、消火栓格納箱の耐食性を向上させるため、
「溶融亜鉛めっき鋼板製」および「フェライト系ステンレス鋼板製」のご採用を提案しております。
◆溶融亜鉛めっき鋼板
屋内消火栓格納箱をマンション開放廊下、非常階段踊り場などの雨掛かり場所に設置する場合、
これまでの「電気亜鉛めっき鋼板製」
では設置後錆びが発生することが見
受けられます。
そこで同じ鋼板製でありながら、亜鉛めっき量が多い「溶融亜鉛めっき鋼板」
を採用することで、格段の防錆効果を得られることがこれまでの納入実績により検
証されております。
また、当社では、
さらに耐食性を高め、
かつ環境に優しい格納箱を提供するため、
JFE鋼板株式会社、
JFEスチール株式会社が独自に開発した5%アルミ-亜
鉛系めっき鋼板「JFEエコガル」
を新たな格納箱の素材として提案しております。
Ⴃⵝ⊹⤑䋨 ਄Ⴃ䉍 䋩
●高耐食性溶融亜鉛めっき鋼板「JFEエコガル」の特長
(メーカー公表より抜粋)
Ⴃⵝ⊹⤑䋨 ਅႣ䉍 䋩
(1)
微量添加元素により優れた耐食性と耐アルカリ性を実現。
(2)
平滑なめっき表面により、美麗な塗装の仕上がりを実現。
(3)
クロメートフリー化成処理による環境に優しい鋼板
(4)
JIS規格該当品
(JIS G3317 SZAHC)
㜞⠴㘩䉪 䊨 䊜 䊷䊃 䊐 䊥 䊷
ൻᚑಣℂ⊹⤑
㪌䋦䉝䊦䊚 㪄੝㋦䉄䈦 䈐 ጀ
㍑㩷 ᧼
当社の屋内仕様で使用しております電気亜鉛めっき鋼鈑に比べ、亜鉛めっき量が多いため、
亜鉛の犠牲防食による高い耐食性を実現しております。
さらに、塗装をすることで防錆効果は、
より向上します。
◆ステンレス鋼板 SUS443J1(JIS G4304)
「SUS443J1」
は、鉄・クロム・銅・チタンの合金による磁性のある
(磁石が着く)
フェライト系の新素材ステンレスで、2010年にJIS規格に追加規定されました。特徴は、資源が
少ないニッケルとモリブデンを使用せず、
クロムの含有量を21%に高め、銅とチタンを添加することにより、高い耐食性を持たせたステンレス鋼板です。
化学成分
(%)
フェライト系
オーステナイト系
名古屋支店
〒464-0853 愛知県名古屋市千種区小松町7丁目41番地の3
市千種区小松町7丁目41番地の3 冨田ビル1階
Tel.052(731)5551 Fax.052
x.052(731)5573
E-mail
nagoya@yokoi.co.jp
o.jp
広島支店
〒733-0005 広島県広島市西区三滝町11番18号
西区三滝町11番18号 FUJIビル1階
Tel.082(509)2721 Fax.082
x.082(509)2723
E-mail
hiroshima@yokoi.co.jp
co.jp
■工場
新潟・三重・大阪
札幌営業所
高松営業所
〒760-0080 香川県高松市木太町1943番地7
市木太町1943番地7 木太ビル1階
x.087(834)0688
Tel.087(861)7831 Fax.087
E-mail
sikoku@yokoi.co.jp
jp
福岡支店
〒812-0881 福岡県福岡市博多区井相田二丁目2番5号
博多区井相田二丁目2番5号 アバンダント井相田
Tel.092(592)8370 Fax.092
x.092(592)8371
E-mail
fukuoka@yokoi.co.jp
o.jp
※当社では塗装下塗りに、防食性に優れたエポキシ系塗料を採用することで、
さらに耐食性を高めております。
ご指定色の上塗り塗装とあわせて十分な塗装膜厚を確保いたします。
Cr(クローム)
Ni(ニッケル)
Cu
(銅)
T
i
(チタン)
SUS443J1
21.0
ー
0.4
0.3
SUS430
16.1
ー
ー
ー
SUS304
18.2
8.2
ー
ー
種名
横浜営業所
〒227-0062 神奈川県横浜市青葉区青葉台二丁目3番地19 ベリエビル3階
Tel.045(986)0433 Fax.045(986)0434
E-mail
yokohama@yokoi.co.jp
■販売会社
ヨコイ三重販売(株)
〒518-0007 三重県伊賀市服部町1087番地の1
Tel.0595(21)1215 Fax.0595(21)1783
E-mail yokoi-mie@heart.ocn.ne.jp
ヨコイ京滋販売(株)
〒526-0015 滋賀県長浜市神照町818番地5
Tel.0749(63)7703 Fax.0749(63)7888
E-mail info@yokoi-k.co.jp
ヨコイ京滋販売(株) 京都営業所
〒617-0843 京都府長岡京市友岡四丁目5番1号 ヴィラトモオカ106号
Tel.075(958)2200 Fax.075(958)2202
E-mail yokoi-kihan@kk.email.ne.jp
ヨコイ岡山販売(株)
〒700-0932 岡山県岡山市北区奥田本町23番26号
Tel.086(235)2877 Fax.086(235)2878
E-mail okayama@yokoi.co.jp
ACTヨコイ
(株)
(本社)
〒104-0041 東京都中央区新富一丁目8番9号 イマ−ジュビル9階
Tel.03-6280-5718 Fax.03-6280-5907
E-mail [email protected]
(大阪営業所)
〒530-0043 大阪府大阪市北区天満二丁目2番16号
Tel.06-6358-8561 Fax.06-6358-7767
E-mail [email protected]
●SUS304と同等の耐食性があります。
プラント営業課
〒530-0043 大阪府大阪市北区天満二丁目2番16号
市北区天満二丁目2番16号
Tel.06(6358)8562 Fax.06
x.06(6358)8532
E-mail ecp@yokoi.co.jp
仙台支店
新潟営業所
ヨコイ京滋販売(株)
ヨコイ京滋販売(株)京都営業所
ヨコイ岡山販売(株)
広島支店
名古屋支店
福岡支店
SUS443J1は、SUS304と同等の耐食性を有するため素材が錆びに強く、
施工現場での後加工を行っても、
鋼板にくらべて錆びが発生しにくくなります。
さらに塗装を行うことで
「もらい錆び」
からも格納箱を守ります。
(当社では塗装仕様のみ製作しております)
本社・東京支社
ACTヨコイ
(株)
(本社)
横浜営業所
ヨコイ三重販売(株)
高松営業所
91
大阪支社
プラント営業課
ACTヨコイ
(株)大阪営業所
92
Fly UP