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新公益法人制度移行期間は残り1年

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新公益法人制度移行期間は残り1年
新公益法人制度移行期間は残り1年
本年 12 月 1 日をもって新しい公益法人制度は発足から 5 年目を迎えます。既に多く
の法人が、志も新たに新公益法人に移行しています。現在までに国所管、都道府県所管
を合わせて1年前の倍以上となる約 5,600 の法人が公益法人として再出発し、公益の実
現のため活躍しています。担当大臣として、改めて関係各位の御努力に対し、心からの
敬意と謝意を表します。
さて、新制度への移行期間も残り1年となり、移行もいよいよ仕上げの段階に入りま
した。これまでに、国・都道府県合わせて約7割弱、約 15,000 の法人から移行認定・
認可申請をいただきましたが、なお数多くの法人からの申請をいただく必要があります。
当該申請は一般法人に移行する場合にも必要であり、あと 1 年の移行期間中に申請を行
わなければ解散とみなされることになります。申請に当たっては、ガバナンスを含めた
運営全般について法人としての考え方を整理する必要があります。内閣府又は都道府県
において窓口相談や相談会などサポート策を多数用意していますので、準備の過程でお
悩みがある場合は、すぐにでもお越しいただきたいと思います。全国の行政庁としては、
できるだけ早期にかつ確実に新制度へ移行し、法人が新たな公益活動の地平へと乗り出
していくことができるよう、全力で支援してまいります。
東日本大震災以降、専門的知見を活かしつつ積極的に地域の復興へと活躍する姿に象
徴されるような、民間の非営利法人ならではの地域に根差した多彩な公益活動が社会に
定着しつつあります。このような「民による公益」活動の裾野をより一層広げていくた
めには、新しい公益法人の活動を広く国民の皆様に知っていただき、企業や個人がしっ
かり支援していくことが必要です。このためには、新制度の下で各法人が自らの事業活
動に関する透明性を高め、社会に対してより開かれた活動主体となることが欠かせませ
ん。
全ての特例民法法人が確実に新制度へ移行するため、これから移行申請される法人に
あっては、残る1年のうちできるだけ早期にかつ確実に申請していただきますようお願
いいたします。内閣府としても、寄附文化を醸成するための環境整備等、公益活動に対
する支援を一層進めてまいりますので、新たな公益法人制度に対する国民の皆様の一層
の御理解、御支援をよろしくお願いいたします。
平成 24 年 11 月 27 日
内閣府特命担当大臣(行政刷新)
岡田克也
新たな公益活動の芽生えと今後の展望~震災後2年を前にして~
主催:内閣府
日時:平成 25 年1月 29 日(火)13:30~16:30
場所:日本学術会議講堂
1
主催者挨拶
池田守男
内閣府公益認定等委員会委員長
13:30~13:40
2
来賓挨拶
調整中
13:40~13:50
3
基調講演
曽野綾子
作家
13:50~14:30
~休憩~
14:30~14:40
4
新公益法人制度の施行状況の報告
雨宮孝子 公益認定等委員会委員長代理
14:40~14:50
5
パネルディスカッション
・事例紹介① 鍋島英幸 (公財)三菱商事復興支援財団 副会長
三菱商事(株)代表取締役 副社長執行役員
14:50~15:05
・事例紹介② 油井元太郎(公社)SWEET TREAT311 理事
15:05~15:20
・ディスカッション
15:20~16:25
【パネリスト】
堀田
木川
力
眞
黒田かをり
鍋島 英幸
油井元太郎
6
閉会の挨拶
(公財)さわやか福祉財団 理事長 ※コーディネーター
ヤマトホールディングス(株)代表取締役 社長執行役員
ヤマト運輸(株) 取締役会長
(一財)CSOネットワーク 事務局長・理事
(公財)三菱商事復興支援財団 副会長
三菱商事(株)代表取締役 副社長執行役員
(公社)SWEET TREAT311 理事
雨宮孝子
公益認定等委員会委員長代理
16:25~16:30
※12 月1日からHP(「公益法人 information」)等において参加者の募集を開始予定
申請・審査の状況(平成24年11月26日現在)
申請・審査状況(内閣府及び都道府県)
特例民法法人の状況と法人数(国及び都道府県)
○申請状況:
15,375法人(67%)から申請を受付
そのうち、認定(公益法人へ移行する処分)は7,612法人、
認可(一般法人へ移行する処分)は7,763法人
移行答申済
7,625 ; 33%
○審査状況:
11,201法人(49%)を答申済み
そのうち、認定は6,110法人、認可は5,091法人
11,201; 49%
審査中
未申請
4,174 ; 18%
注)母数は、国及び都道府県所管の特例民法法人24,443法人(H20.12現在)から解散等の約1,500法人を除いた約23,000法人
内閣府における申請・審査状況
○申請状況:
3,913法人(注1:59%、注2:89%)から申請を受付
そのうち、認定は1,988法人、認可は1,925法人
○審査状況:
都道府県における申請・審査状況
○申請状況:
11,462法人(64%)からの申請を受付
そのうち、認定は5,624法人、認可は5,838法人
○審査状況:
3,073法人(注1:46%、注2:70%)を答申済み
そのうち、認定は1,670法人、認可は1,403法人
8,128法人(46%)を答申済み
そのうち、認定は4,440法人、認可は3,688法人
注1)国所管の特例民法法人6,625法人(H20.12現在)
注)都道府県所管の特例民法法人17,818法人(H20.12現在)
注2)内閣府への申請法人(予定を含む)は約4,400法人
内閣府の新公益法人制度への移行申請サポート
内閣府では、平成25年11月末の新公益法人制度への移行申請期限に向けて、移行申請を検討する特例民法法人を対象
に、基礎から申請書の内容等まで、法人の申請状況に合わせた様々な申請サポートを行っています。(詳細はHPへ。)
行政庁へ
申請
内閣府担当者による窓口相談
内閣府にて、公益認定等委員会事
務局担当者が申請予定の法人を対象
に、1回45分の窓口相談を実施。(毎
月月末から次月上旬にHPで募集)
申請書
の作成
説明会への講師派遣
法人等が開催する研修会等に
内閣府職員を講師として派遣。
基礎的研修会・電話相談
連携
補完
早期申請に向けた新公益法人制度の理解を深め
るための相談会(民間の専門家を活用)
東京及び各地方において、内閣府
が委嘱する民間の専門家(弁護士、
公認会計士等)を相談員とした相談
会を開催。(月1~2回程度)
(※)平成24年度は(公財)公益法人
協会に委託して実施。
方向性
の決定
未検討
これから移行申請の検討に
着手する法人を対象に、
新公益法人制度への
移行について基礎から
説明。(月1回程度)
また、平日は電話相談を実施中。
(相談専用ダイヤル)
03-5403-9669
(時間)平日10時~16時45分
特例民法法人
内閣府新公益法人制度ホームページ「公益法人information」(https://www.koeki-info.go.jp/)
・新公益法人制度パンフレット
「民による公益の増進を目指して」
・動画コンテンツ「新公益法人制度のポイント」
・申請書の記載例、モデル定款、手引き等、参考情報多数!
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