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要旨 - Dell

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要旨 - Dell
要旨
本テストで明らかになった点
Dell Inc. (以下、デル)の依頼を受けたPrincipled Technologies(以下、
PT)社は 、高可用 性( HA) 構 成のDell
TM
PowerVault
TM
•
高可用性の Dell PowerVault MD3000i
ソリューションは、各種の仮想化 SMB ワーク
ロードを実行する 200 ユーザおよび 500
ユーザを、余裕を持ってサポート(図 1、2)
•
高可用性の Dell PowerVault MD3000i
ソリューションは、システムが最適な状態だけ
でなく、劣化した状態でも高性能を維持
(図 3、4)
•
本ソリューションは、全ユーザが 4 つのアプリ
ケーション ワークロードを同時実行する、とい
う現実にはあり得ない過負荷状態でも高性
能を達成したため、もし同種のワークロードを
実業務環境で処理すれば、今回の最大同
時ユーザ数(500 人)軽く超えるユーザ数に
も対応可能と予想される
MD3000i
iSCSIストレージアレイを使用し、仮想化環境での性能テストを実施しまし
た。本テストの目的は、小規模(200 ユーザ)と中規模(500 ユーザ)
組織で、システムの正常稼働時と劣化時に、各種の仮想化ワークロー
ドが同時サポートできるか調査することにあります。
®
本テスト環境は、Windows Server 2008 R2 とHyper-Vハイパバイザを
TM
稼働する 2 台のDell
PowerEdge
TM
R710 サーバが、クラスタ共有ボ
リュームを使う高可用性ソリューションとなっており、各Dell PowerEdge
R710 が、それぞれ 8 台のWindows Server 2008 R2 仮想マシン(VM)
を実行します。1 台目のDell PowerEdge R710 が実行するのは、1 台
®
のMicrosoft Exchange 2007 仮想マシン(Microsoft Load Generatorテストツールを実行)、1 台のファイル サービス仮
想マシン(Iometerワークロードを実行)、残り 6 台のバックグラウンド仮想マシン(アクティブながら、負荷をかけていない状態)
®
であり、また、2 台目のDell PowerEdge R710 が実行するのは、1 台のSQL Server 2008 仮想マシン(DVD Storeテス
トツールを実行)、もう 1 台のファイル サービス仮想マシン(同様にIometerワークロードを実行)、残り 6 台のバックグラウンド
仮想マシンです。各Dell PowerEdge R710 サーバでワークロードを同時実行し、同時ユーザ数=200 人と 500 人でテスト
しました。テスト中、各ユーザは、メール、データベース、複数のファイル サーバ操作を同時実行しています。しかし、実際の
ユーザは、仕事を順番に進めていくのが一般的なため、今回のテストは、現実の業務環境より苛酷な条件となっています。使
用したテスト ツールの詳細は、後述の「ワークロード」セクションをご覧ください。
アクティブながら負荷をかけていない
バックグラウンド仮想マシンには、一
般に普及しているMicrosoftアプリ
®
ケーション(Microsoft SharePoint 、
Microsoft Internet Information
Server、Microsoft DHCPサーバ、
®
Microsoft Active Directory など)
を組み合わせてインストールしました。
実際にインストールしたアプリケーショ
ン一覧も、後述の「ワークロード」セク
ションをご覧ください。
図 1. Dell PowerVault MD3000iソリューションのSQL Server 2008 性能:
最適なシステム稼働状態で 200 および 500 ユーザ ワークロードを処理したときの結果
図 1 は、正常なシステム稼働状態(Windows 2008 R2 Hyper-Vクラスタ内の両サーバが稼働し、仮想マシンをサポートし
ている状態)で、200 および 500 ユーザ ワークロードをかけた、Dell PowerVault MD3000iソリューションのSQL Server
2008 性能結果を示したものです。
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
2
今回実行したDVD Storeワークロー
ドの場合、理論上のピーク性能は、
200 ユーザのときも 500 ユーザのと
きも、ユーザあたり 4 OPM(受注処
理件数/分)です。負荷をかけた仮
想マシン 4 台と、バックグラウンドの
仮想マシン 12 台をすべて同時実行
したところ、Dell PowerVault
MD3000iソリューションのSQL
Server 2008 性能は、200 ユーザ
で 760 OPM、500 ユーザで 1,878
OPMを達成し、理論上の最高値に
肉薄する高性能が維持できました。
図 2. 200 および 500 ユーザ ワークロードを処理する、Dell PowerVault MD3000i
ソリューションのExchange Server 2007 性能:
最適なシステム状態での結果(値の小さい方が高性能)
図 2 は、最適なシステム状態(両
サーバと全仮想マシンが正常稼働し
ている状態)で、ユーザ数 200 と 500 のワークロードをサポートするDell PowerVault MD3000iソリューションの、Exchange
Server 2007 レイテンシを示したものです。
LoadGenは、様々なタスクの応答性能を個々に測定するツールのため、最終スコアは、加重平均を使って算出しました。そ
の計算方法は、Microsoft Exchange Server 2003 Load Simulator(LoadSim)とほぼ同様の手順を踏んでいます。タス
クごとの加重一覧は、図 5 をご覧ください。いずれのタスクも、平均 95 パーセンタイルのレイテンシが 1,000 ms(=1 秒)未
満でないと、許容できるスコアとは言えません。今回、負荷をかけた仮想マシン 4 台とバックグラウンドの仮想マシン 12 台をす
べて同時実行したところ、Dell PowerVault MD3000iソリューションは、200/500 ユーザ ワークロードを処理し続けながら、こ
のレイテンシ制限をはるかに下回る高性能が達成できました(200 ユーザで 151.20 ms、500 ユーザで 517.45 ms)。このテ
スト結果から、同種のワークロードを現実の業務環境で運用する場合、Dell PowerVault MD3000iソリューションなら、500
人を優に超える同時ユーザ数にも対応できると思われます。
本テストでは、最適な状態だけでなく、システムが劣化したときの性能も測定しました。この状態シミュレーションするため、Dell
PowerEdge R710 サーバのうち一方を物理的に切断し、システムを強制的に劣化状態へと移行させましたが、この状態で
も、残り 1 台のDell PowerEdge R710 を通して、このサーバのデータはもちろん、切断されたDell PowerEdge R710 サー
バのデータにもアクセスすることができました。さらに、たとえ、1 台のみのDell PowerEdge R710 とDell PowerVault
MD3000iソリューションであっても、LoadGenとDVD Storeの両ワークロード、および、200 と 500 の両ユーザ数で、ほぼ正
常時と変わらぬ性能を保つことができました。システムが劣化状態にあるときの詳細な結果は、後述の「テスト結果」セクション
をご覧ください。
デル発行のアレイ チューニング ホワイトペーパ『PowerVault MD3000i Array Tuning Whitepaper』には、構成情報とベス
トプラクティスが掲載されていますのでご参照ください:
http://www.dell.com/us/en/enterprise/storage/pvaul_md3000i/pd.aspx?refid=pvau_md3000i&s?biz&cs=555
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
3
ワークロード
LoadGen
Microsoft Exchange Load Generator(LoadGen)は、Exchange 2007 メールサーバの業界標準ベンチマーク ツールで
す。LoadGenは、様々なタスクを処理する標準的なメール ユーザをシミュレーションし、ワークロードの処理後は、応答時間
(タスクの完了にかかった秒数)レポートを出力します。LoadGenは、Exchangeサーバ上の各クライアント(MAPI、OWA、
IMAP、POP、SMTP)の動作を測定するので、このデータから、Exchangeサーバが、いかに効率良く電子メール負荷に対
応しているかが検証できます。Exchangeを実行するサーバには、本シミュレータから複数のメッセージ要求が送信されてくるの
で、メール負荷がかかる仕組みです。
本テストでは、各Dell PowerEdge R710 サーバでLoadGenベンチマークを 30 分実行しました。LoadGenの詳細は、
http://www.microsoft.com/download/details.aspx?Familyid=DDEC1642-F6E3-4D66-A82F-8D3062C6FA98&displaylang=en をご覧ください。
DVD Store
今回のテストでは、「DVD Storeバージョン 2」と呼ばれるオープンソース アプリケーション使っており、これには、バックエンド
データベース コンポーネント、フロントエンドWebアプリケーション レイヤ、ドライバ レイヤ(中間層として動作し、ワークロードを
実際に駆動するレイヤ)が含まれます。DS2 から出力される主な測定値は、1 分あたりの受注処理件数(OPM)です。今回
のテスト中、各ソリューションが達成したOPM数は、以降をご参照ください。OPM数は、処理した全受注件数を経過時間
(秒)で割り、それに 60 を掛けて算出しました。このときベンチマーク レポートに採用したのは、すべてのVMが同時稼働してい
る最後のOPMスコアです。
本レポートは、データベース サーバ ストレージの分離と検証を目的としているため、Webアプリケーション レイヤは使用してい
ません。したがって、ドライバ(駆動)アプリケーションは、コマンドライン インタフェースから直接実行しました。
このDS2 は、DVDオンラインショップを再現するプログラムです。架空の顧客がこのショップにログインし、俳優名/タイトル/カテゴ
リを基に映画を検索して、商品購入までをシミュレーションします。このワークロードからは、新しい顧客も生成されます。映画を
探す際はSELECT(選択)操作が発生し、時にはフルテキスト検索も行います。購入、ログイン、新規顧客のストアドプロシー
ジャには、UPDATE、INSERT、SELECT命令などが含まれます。このワークロードから出力される主な測定値は、1 分あた
りの受注処理件数(OPM)です。
DS2 ツールの詳細は、http://www.delltechcenter.com/page/DVD+Store をご覧ください。
それぞれのサーバは、DS2 のシングル インスタンスを実行します。本テストでは、負荷の重い環境を再現するため、負荷生成
システムをシンクタイムなしで実行し、素早く要求を繰り出すことで、サーバが休みなく処理し続けるようにしました。
DS2 ドライバ アプリケーションは、システム上にOPMパフォーマンス カウンタを作成します。データ収集には、サーバに搭載さ
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
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れている「信頼性とパフォーマンス モニタ」機能を使っており、1 秒ごとに統計を取りました。経験則から言って、本機能がテス
ト中の性能に悪影響を与えることはありません。これらの測定結果から、プロセッサーとメモリが本テストのボトルネックになってい
ないことも確認済みです。
Iometer
Iometerは、シングル システムまたはクラスタ システム上の入出力(I/O)を測定するツールです。Iometerは、数々のI/O操作
を実行することでシステムに負荷をかけ、そのI/O操作から生じたストレス下でシステム性能を記録します。1 台のシステムでも、
ネットワーク上の複数のシステムでも、ワークロードを生成し、測定することができます。今回、両Dell PowerEdge R710 シス
テム上でファイル サーバ ワークロードをシミュレーションするツールに、Iometerを採用した理由は、ストレージアレイにより重い
負荷をかけるためです。本テストでは、1 ファイルサーバ、および、1 ユーザにつき、IOPSが 0.60~0.75 になるようIometer
ワークロードを調整し、テスト実行中は、ファイル サーバのIOPSがこの範囲内に収まるよう注意しました。
今回使用したIometerアクセス仕様の詳細は、後述の「個々のIometerワークロードのセットアップ」をご参照ください。
Iometerの詳細は、http://www.iometer.org/ をご覧ください。
仮想マシン
仮想マシンには、次のアプリケーションをインストールしました。
1 台目のDell PowerEdge R710
●
●
●
●
●
●
●
●
Microsoft Exchange Server 2007(LoadGen負荷をかけ、アクティブに稼働)
ファイル サーバ(Iometer負荷をかけ、アクティブに稼働)
Microsoft SharePoint(アクティブながら、負荷はなし)
セカンダリMicrosoft Active Directoryサービス(アクティブながら、負荷はなし)
Microsoft IIS(アクティブながら、負荷はなし)
Microsoft DHCP Server(アクティブながら、負荷はなし)
Microsoft SQL Server(アクティブながら、負荷はなし)
ファイルサーバ(アクティブながら、負荷はなし)
2 台目のDell PowerEdge R710
●
●
●
●
●
●
●
●
Microsoft SQL Server 2008(DVD Store負荷をかけ、アクティブに稼働)
ファイル サーバ(Iometer負荷をかけ、アクティブに稼働)
Microsoft SharePoint(アクティブながら、負荷はなし)
ファイルサーバ(アクティブながら、負荷はなし)
Microsoft IIS(アクティブながら、負荷はなし)
Microsoft Systems Management Server(アクティブながら、負荷はなし)
セカンダリMicrosoft DHCP Server: 別スコープ(アクティブながら、負荷はなし)
Microsoft SQL Server(アクティブながら、負荷はなし)
仮想マシンの構成内容は、次のとおりです。
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
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SQL Server
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
4,096 MBメモリ
仮想プロセッサー x 4
SQL Server 2008 SP1
Windows Server 2008 R2
アクティブなSQL Server x 1
1 ユーザあたりの操作数=3~4 件/分
1 スレッド=10 ユーザ
200 ユーザ: 20 スレッド(約 800 OPM)
500 ユーザ: 50 スレッド(約 2,000 OPM)
シンクタイム=1.5 秒
Exchange Server
●
●
●
●
●
●
●
4,096 MBメモリ
仮想プロセッサー x 4
Exchange Server 2008 SP2
Window Server 2008 SP2
アクティブなExchange Server x 1
平均 200 ユーザ(LoadGenの定義による)
平均 500 ユーザ(LoadGenの定義による)
その他すべての仮想マシン
●
●
2,048 MBメモリ
仮想プロセッサー x 1
テスト結果
以下に、Dell PowerVault MD3000iを使用する各Dell PowerEdge R710 サーバで測定された、当該テスト ツールの性
能結果を報告します(正常稼働時と劣化時)。
DVD Store結果
図 3 は、DVD Storeテストのうち中間値を記録したときの、2 台目のDell PowerEdge R710 サーバとDell PowerVault
MD3000iのOPM数を示したものです。これらのスコアは、30 分間のOPM値を平均して算出しました。前述のとおり、DVD
Storeワークロードの理論的なピーク性能は、200 ユーザのときも 500 ユーザのときも、ユーザあたり 4 OPM(受注処理件数/
分)です。負荷をかけた仮想マシン 4 台と、バックグラウンドの仮想マシン 12 台をすべて同時実行したところ、Dell
PowerVault MD3000iソリューションのSQL Server 2008 性能は、200 ユーザで 760/758 OPM、500 ユーザで
1,878/1,868 OPMを達成し、理論上の最高値に迫る高性能を維持することができました。
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
6
サーバ
SQL Server 2008、DVD Store: 正常時
SQL Server 2008、DVD Store: 劣化時
200 ユーザ時のOPM(中間値)
760
758
500 ユーザ時のOPM(中間値)
1,878
1,868
図 3. 正常時と劣化時に、2 台目のDell PowerEdge R710 サーバとDell PowerVault MD3000iで測定された、DVD StoreのOPM
結果(中間値)。値の大きい方が高性能
LoadGen結果
LoadGen結果は、1 台目のDell PowerEdge R710 サーバとDell PowerVault MD3000 構成の応答時間として、1 件
の要求を処理するのにかかった時間(ミリ秒)を示しています。サーバの使命は、できるだけ多くの要求を処理することにあるた
め、値が小さい方(応答時間の短い方)が、一定時間により多くの要求を完了できることになり、高性能です。
200 個と 500 個のMicrosoft Exchangeメールボックスを使ったテストでは、2 台のサーバとDell PowerVault MD3000iが、
他のタスクを同時処理しながらも、許容性能以上の高性能を達成しました。図 4 に示したサーバの平均応答時間は、3 回
のテストラン結果のうち、中間値を抜粋したものです。
200 ユーザ、95 パーセンタイルの加重平均
(中間値、値の小さい方が高性能)
500 ユーザ、95 パーセンタイルの加重平均
(中間値、値の小さい方が高性能)
Dell PowerEdge R710: 正常時
151.20
517.45
Dell PowerEdge R710: 劣化時
143.85
302.12
サーバ
図 4. 正常時と劣化時に 1 台目のDell PowerEdge R710 サーバとDell PowerVault MD3000iで測定されたLoadGenの応答時間
(中間値)。値の小さい方が高性能: いずれのテストラン時も劣化時の方が、一貫してExchangeレイテンシが低かったのは特筆に値する
LoadGen結果は、各タスクの応答性能をそれぞれ測定したものなので、最終スコアは加重平均を使って求めました。加重平
均の計算方法は、Microsoft Exchange Server 2003 Load Simulator(LoadSim)とほぼ同様の手順を踏んでいます。
®
(注: LoadSimは、Exchangeメールサーバより古いテスト ツールのため、マイクロソフト 社がLoadGenに替えました。)本
テストで採用した加重一覧は、図 5 をご覧ください。いずれの仮想マシンも、LoadGenテストで平均 95 パーセンタイルのレイ
テンシが 1,000 ms(=1 秒)未満でないと、許容できるスコアとは言えません。
タスク名
加重
タスク名
加重
BrowseCalender
1
BrowseContacts
0
Logon
0
CreateContact
1
Logoff
0
BrowseTasks
0
SendMail
1
CreateTask
1
ReadAndProcessMessages
52
EditRules
0
MoveMail
0
Download Oab
0
DeleteMail
0
EditSmartFolders
0
ExportMail
0
SynchronizeFolders
0
CreateFolder
0
Search
0
PublicFolderPost
0
InitializeMailbox
0
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
7
BrowsePublicFolder
0
UserInit
0
PostFreeBusy
2
UserTerm
0
RequestMeeting
1
ModuleInit
0
MakeAppointment
1
ModuleTerm
Total
0
60
図 5. 各LoadGenタスクに適用した加重
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
8
Iometerのターゲット ワークロード
本テストでは、ストレージアレイにより重い負荷をかけるため、両方のDell PowerEdge R710 システム上でファイル サーバ
ワークロードをシミュレーションするツールに、Iometerを採用しています。今回は、1 ファイルサーバ、および、1 ユーザあたりの
ターゲットIOPSを 0.60~0.75 IOPSと定めており、テスト実行中は、ファイル サーバのIOPSがこの範囲内に収まるよう
Iometerワークロードを調整しました。図 6 は、Iometerファイルサーバのシミュレーション ワークロードを処理するDell
PowerEdge R710 サーバの、ユーザあたりのIOPS結果を示したものですが、いずれのテスト中も、目標とする範囲に収まっ
ています。
ユーザあたりのIOPS数
Iometerテスト名
200 ユーザ
500 ユーザ
正常時のファイルサーバ性能
0.75
0.80
劣化時のファイルサーバ性能
0.79
0.85
図 6. Iometerファイルサーバのシミュレーション ワークロードを実行する、2 台のDell PowerEdge R710 サーバのIOPS(実測値):
ユーザあたりのIOPS数は、いずれのケースもターゲット範囲内を維持
テスト対象のストレージアレイ
Dell PowerVault MD3000iには、8 台の 300GB 15,000 回転ディスク、2 台の 146GB 15,000 回転ディスク、4 個の
500GB 7,200 回転ディスクが搭載されています。本アレイ テストは、iSCSIに接続して行いました。テスト対象のストレージア
レイは、データベースVHD用に 8 台の 300GB 15,000 回転ドライブを、SQLおよびExchangeログのVHD用に 2 台の
146GB 15,000 回転ドライブを、OS VHD用に 500GB 7,200 回転ドライブをそれぞれ使用しています。
図 7 に、テストしたDell PowerVault MD3000i SANアレイのディスク数、利用可能容量、使用したRAIDテクノロジ等をまと
めます。
Dell PowerVault iSCSI SAN
アレイ製品
Dell PowerVault MD3000i SANアレイ
ディスク
8 台の 300GB 15,000 回転SASディスク、2 台の 146GB 15,000 回転SASディスク、
4 台の 500 GB 7,200 回転SATAディスク
フォーマット済みのストレージ容量 2,046 GB
接続
iSCSI
RAIDテクノロジ
RAID 10
図 7. テストしたDell PowerVault MD3000i SANアレイ
正常稼働時と劣化状態におけるシステムのワークロード
図 8 は、Dell PowerVault MD3000iと 2 台のDell PowerEdge R710 サーバから成る正常稼働時のVM配置、図 9 は、
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
9
Dell PowerVault MD3000iと 1 台のDell PowerEdge R710 サーバから成る劣化状態でのVM配置をそれぞれ示したもの
です。
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
10
図 8. Dell PowerVault MD3000iストレージ アレイと 2 台のDell PowerEdge R710 サーバから成る正常稼働時のVM配置
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
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図 9. Dell PowerVault MD3000iストレージ アレイと 1 台のDell PowerEdge R710 サーバから成る劣化状態でのVM配置
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
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付録A: テスト環境
本テストでは、2 台のDell PowerEdge R710 サーバを使用してワークロードを生成し、ストレージに要求を出しました。
図 10 に、両サーバの詳細な構成内容を示します。
サーバ
Dell PowerEdge R710
外寸
高さ
8.89 cm
幅
43.18 cm
奥行き
68.58 cm
サーバ ラックの搭載サイズ
2U
電源装置
合計数
2
1 台あたりのワット数
870
冷却ファン
合計数
5
1 個あたりの寸法(高さ x 幅)
6.35 x 6.35 cm
電圧(V)
12
電流(A)
1.60
プロセッサーのセットアップ
プロセッサー パッケージ数
2
プロセッサー パッケージあたりのコア数
4
コアあたりのハードウェア スレッド数
2
システムの電源管理設定
バランス重視
CPU
®
ベンダ
インテル
製品名
Xeon X5570
ステッピング
D0
ソケットタイプ
LGA1366
コア周波数(GHz)
2.93
1 次キャッシュ
32 KB + 32 KB (コアあたり)
2 次キャッシュ
1 MB (256 KB x 4)
3 次キャッシュ
8 MB × 1
®
プラットフォーム
ベンダとモデル
Dell PowerEdge R710
マザーボードの型番
0M233H
マザーボードのリビジョン番号
A02
BIOS名とバージョン
Del Inc. 1.1.4
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
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BIOS設定
Virtualization Technologyを有効に設定
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
14
サーバ
Dell PowerEdge R710
メモリ モジュール
システム内の合計RAM容量(GB)
48
使用したメモリ モジュールの種類
1
ベンダとモデル番号
Crucial CT51272BB1339
種類
PC3-10600 DDR3
速度(MHz)
1,333
現在のシステム内の稼動速度(MHz)
1,333
タイミング/レイテンシ(tCL-tRCD-iRP-tRASmin)
7-7-7-20
RAMモジュール数
4 GB×12
チップ構造
両面搭載
ハードディスク
ベンダとモデル番号
富士通 MBC2073RC
システム内のディスク数
2
容量(GB)
73.5
バッファ容量(MB)
16
回転速度(RPM)
15,000
種類
SAS
オペレーティングシステム
製品名
Windows Server 2008 R2 Enterprise Edition x64
ビルド番号
6001
ファイルシステム
NTFS
言語
英語
ネットワークカード/サブシステム
ベンダとモデル番号
Broadcom 5709c NetXtreme II
種類
オンボード
オプチカル ドライブ
ベンダとモデル番号
TSSTcorp DVD-ROM TS-L333A ATAドライブ
USBポート
数
4
種類
2.0
図 10. Dell PowerEdge R710 の構成詳細
注: 本テストでは、別途、Windows Server 2008 R2 を稼働するDell PowerEdge 2950 を 3 台用意しており、それぞれ
®
ドメイン コントローラ、LoadGenクライアント、DVD Storeクライアントとして使用しました。各々に 2 基のインテル Xeon
®
プ
ロセッサーE5405 2GHz、16GBのDDR2 PC5300 667MHzメモリ、Western Digital社製 80 GB 7,200 回転SATAハー
ドドライブを搭載しています。
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
15
付録B: Dell PowerConnect 5448 スイッチ
図 11 に、今回使用した 2 台のDell PowerConnect 5448 スイッチの構成内容を示します。
コンポーネント
構成内容
スイッチ
2 台のDell PowerConnect 5448 スイッチ
フレーム サイズ
接続したすべてのデバイスでジャンボフレームを有効にし、サイズを 9,014 バイトに設定
フロー制御
すべてのNICで、フロー制御を「Generate & Respond」(生成•応答)に設定
iSCSIの最適化
iSCSIの最適化を無効に設定
図 11. Dell PowerConnect 5448 スイッチの構成
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
16
付録C: 各テスト コンポーネント
図 12 は、テスト環境を形成する各コンポーネントとそれぞれの接続を表したものです。
図 12. テスト環境の各コンポーネントと接続図
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
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付録D: ストレージ構成
図 13 に、本テストで使用したプライマリ ストレージ ハードウェア「Dell PowerVault MD3000i」の構成内容を示します。
Dell PowerVault iSCSI SAN
Dell PowerVault MD3000iは 2 個のコントローラを搭載しており、各コントローラで 2 個の 1Gbps iSCSIポート、1 個の
100Mbps Ethernet管理ポート、1 個のSAS 4x ポートがそれぞれ利用できます。iSCSIスイッチは、各コントローラ上にある
2 個のiSCSIポートと、1 個の管理ポートに接続しました。
システム
ストレージ ハードウェア
Dell PowerVault iSCSI SAN
Dell PowerVault MD3000i x 1
ストレージの接続(ファイバチャネル、SAS、SATA、iSCSI) iSCSI
ストレージのモデルとOS/ファームウェア リビジョン
Dell PowerVault MD3000i、ファームウェア 07.35.22.61
ストレージ キャッシュ
コントローラごとに 512MB
ネットワークスイッチ
Dell PowerConnect 5448 スイッチ:
ジャンボフレーム=有効、フロー制御=有効、
IPルーティング=有効、スパニング ツリー=RSTP、
LLDP=無効
ストレージからの接続数
1 Gb x 4
ストレージ コントローラ数
2
ストレージ ポート数
4 (コントローラごとに 2 個)
SATAドライブ
日立HUA721050KLA330 7,200 回転 x 4
SASドライブ
Seagate ST3300656SS 300GB 15,000 回転 x 8
Seagate ST3146356SS 146GB 15,000 回転 x 2
本ソリューションでテストした合計ディスク数
14
図 13. プライマリ ストレージ ハードウェア
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
18
付録E: ストレージ配置
図 14 は、テストしたストレージ ソリューションのディスク配置を示したものです。下図のとおり、Dell PowerVault MD3000iを
4 つのRAID 10 仮想ディスク グループに分割しました。ディスク グループ 1 は、SQL Serverデータベースとファイルサーバ 1
のデータセットを、ディスク グループ 2 は、Exchangeメールストアとファイルサーバ 2 のデータセットを、ディスク グループ 3 は、
SQL ServerログとExchangeログを、ディスク グループ 4 は、オペレーティングシステムVHDを格納しています。
Dell PowerVault MD3000i SAN
ドライブ 0
ドライブ 2
ドライブ 4
ドライブ 6
ドライブ 8
ドライブ 10
ドライブ 12
ドライブ 1
ドライブ 3
ドライブ 5
ドライブ 7
ドライブ 9
ドライブ 11
ドライブ 13
ディスク グループ 1
ディスク グループ 2
ディスク グループ 3
ディスク グループ 4
SASドライブ
SASドライブ
SASドライブ
SATAドライブ
(コントローラ 0)
(コントローラ 1)
(コントローラ 0)
(コントローラ 1)
SQL Server DB
Exchangeメールストア
SQL Serverログ
OS VHD
ファイルサーバ 1
ファイルサーバ 2
Exchangeログ
空き
図 14. PowerVault MD 3000i SANのディスク配置
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
19
付録F: テスト方法
今回のテストでは、デル発行のアレイ チューニング ホワイトペーパ:
『PowerVault MD3000 and MD 3000i Array Tuning Whitepaper』
(http://www.dell.com/us/en/enterprise/storage/pavaul_md3000i/pd.aspx?refid=pvaul_md3000i&s=biz&cs=555)と、
Windows Server R2 およびHyper-Vに関するデル/マイクロソフト社のアドバイス(以下)を参考にしました。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
Windows Server 2008 R2 のフェールオーバー機能とクラスタ共有ボリューム(CSV)を利用できるようにするには、
仮想ハードディスク(VHD)を使用します。性能上の理由から、容量固定のVHDを推奨します。
性能を向上し、TCP/IPオーバーヘッドを軽減するには、ストレージ、NIC、ネットワーク スイッチ上でジャンボ フレー
ムを有効にします(デル推奨のチューニング)。
ストレージに接続する全システムに、Dell PowerVault MD3000i管理ソフトウェアをインストールすれば、Dell
PowerVault MD3000iのMPIOドライバをアクティブに保つことができます。
サーバ・ストレージ間のiSCSI通信用に、少なくとも 2 個の専用NICを割り当てます。
クライアント・サーバ間の通信用に、少なくとも 1 個の専用NICを割り当てます。
クラスタ ハートビート用に、少なくとも 1 個の専用NICを割り当てます。
注: テスト環境の説明は、「付録C: 各テスト コンポーネント」もご参照ください。
ドメイン コントローラのインストールと構成(Dell PowerEdge 2950)
1.
2.
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6.
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10.
11.
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14.
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18.
19.
20.
21.
22.
23.
24.
25.
26.
Windows Server 2008 R2 Enterpriseをデフォルト設定でインストールします。
コンピュータを再起動します。
[スタート]を押します。
[ネットワーク]を右クリックし、[プロパティ]を選びます。
[アダプタの設定の変更]を押します。
最初のNICを右クリックし、[プロパティ]を選びます。
[インターネットプロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)]を選び、[プロパティ]をクリックします。
[次のIPアドレスを使う]を選び、[IPアドレス]に 192.168.1.250 を、[サブネット マスク]に
255.255.255.0 を入力します。
[優先DNSサーバ]のアドレスに 127.0.0.1 を入力します。
[OK]を押します。
[OK]を押します。
[スタート]→[ファイル名を指定して実行]を選びます。
dcpromo と入力し、<Enter>を押します。
[次へ]を押します。
[次へ]を押します。
[新しいフォレストに新しいドメインを作成する]を選びます。
domain.company.com を入力し、[次へ]を押します。
[フォレストの機能レベル]に「Windows Server 2008 R2」を選び、[次へ]を押します。
[次へ]を押します。
[はい]を押します。
[次へ]を押します。
[パスワード]と[パスワードの確認入力]にパスワードを入力します。
[次へ]を押します。
[次へ]を押します。
[完了]を押します。
[再起動する]を押します。
ハイパバイザのインストールと構成
1.
1 台目のDell PowerEdge R710 に、Windows Server 2008 R2 Enterpriseをデフォルト設定でインストールし
ます。
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
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2.
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24.
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26.
27.
28.
29.
30.
31.
32.
33.
34.
35.
サーバにDell PowerVault MD3000i Resource CDを入れます。
[Run setup.exe]を押します。
[Install MD3000i Storage Software]を押します。
[OK]を押します。
[OK]を押します。
[Next]を押します。
使用許諾契約に同意し、[Next]を押します。
[Next]を押します。
[Next]を押します。
[Next]を押します。
[Install]を押します。
[Done]を押します。
システムが再起動したら<F2>を押して、BIOSにアクセスします。
[Processor Settings]を選択し、<Enter>を押します。
[Virtualization Technology]の設定を、[Disabled](無効)から[Enabled](有効)に変更します。
<Esc>を押します。
[Save Changes and Exit]を選択し、<Enter>を押します。
[サーバー マネージャ]から[役割]を選びます。
[役割の追加]を押します。
[次へ]を押します。
[Hyper-V]チェックボックスを選びます。
[次へ]を押します。
[次へ]を押します。
[ローカル エリア接続 4]チェックボックスを選び、[次へ]を押します。
[インストール]を押します。
[閉じる]を押します。
[はい]を押します。
[閉じる]を押します。
[サーバー マネージャ]から[機能]を選びます。
[機能の追加]を押します。
[フェールオーバー クラスタリング]チェックボックスを選び、[次へ]を押します。
[インストール]を押します。
[閉じる]をクリックします。
2 台目のDell PowerEdge R710 で、ステップ 1~34 を繰り返します。
ネットワーク アダプタのセットアップ
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
17.
18.
19.
[スタート]を押します。
[コンピュータ]を右クリックし、[プロパティ]を選びます。
[デバイス マネージャ]を選びます。
[ネットワーク アダプタ]を展開します。
最初のストレージNICを右クリックして、[プロパティ]を選びます。
[詳細設定]タブを選択します。
[Jumbo MTU]を選び、ジャンボフレーム サイズを 9000 に設定します。
[OK]を押します。
2 つ目のストレージNICについて、後述のステップ 39~42 を実行します。
[スタート]を押します。
[ネットワーク]を右クリックし、[プロパティ]を選びます。
[アダプタの設定の変更]を押します。
最初のストレージNICを右クリックして、[プロパティ]を選びます。
[インターネットプロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)]を選び、[プロパティ]をクリックします。
[次のIPアドレスを使う]を選び、[IPアドレス]に 192.168.130.201 (1 台目のDell PowerEdge R710 の
場合)、または、192.168.130.211 (2 台目のDell PowerEdge R710 の場合)を入力し、[サブネット マス
ク]に 255.255.255.0 を入力します
[OK]を押します。
[OK]を押します。
2 つ目のストレージNICを右クリックして、[プロパティ]を選びます。
[インターネットプロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)]を選び、[プロパティ]をクリックします。
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20. [次のIPアドレスを使う]を選び、[IPアドレス]に 192.168.131.201 (1 台目のDell PowerEdge R710 の
場合)、または、192.168.131.211 (2 台目のDell PowerEdge R710 の場合)を入力し、[サブネット マス
ク]に 255.255.255.0 を入力します
21. [OK]を押します。
22. [OK]を押します。
23. 最初のクライアントNICを右クリックし、[プロパティ]を選びます。
24. [インターネットプロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)]を選び、[プロパティ]を押します。
25. [次のIPアドレスを使う]を選び、[IPアドレス]に 192.168.1.201 (1 台目のDell PowerEdge R710 の場
合)、または、192.168.1.211 (2 台目のDell PowerEdge R710 の場合)を入力し、[サブネット マスク]に
255.255.255.0 を入力します
26. [優先DNSサーバ]のアドレスに 192.168.1.250 を入力します。
27. [OK]を押します。
28. [OK]を押します。
29. 2 つ目のクライアントNICを右クリックし、[プロパティ]を選びます。
30. [インターネットプロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)]を選び、[プロパティ]をクリックします。
31. [次のIPアドレスを使う]を選び、[IPアドレス]に 192.168.1.202 (1 台目のDell PowerEdge R710 の場
合)、または、192.168.1.212 (2 台目のDell PowerEdge R710 の場合)を入力し、[サブネット マスク]に
255.255.255.0 を入力します
32. [優先DNSサーバ]のアドレスに 192.168.1.250 を入力します。
33. [OK]を押します。
34. [OK]を押します。
35. [スタート]を押します。
36. [コンピュータ]を右クリックし、[プロパティ]を選びます。
37. [詳細設定]を押します。
38. [コンピュータ名]タブを選択し、[変更]を押します。
39. [ドメイン]チェックボックスを選び、domain.company.com と入力します。
40. [OK]を押します。
41. ドメインへのログイン情報を入力し、[OK]を押します。
42. [OK]を押します。
43. [OK]を押します。
44. [閉じる]をクリックします。
45. [今すぐ再起動する]を押します。
46. <Ctrl+Alt+Delete>を押してログインします。
47. [ユーザーの切り替え]を選びます。
48. [他のユーザー]を選びます。
49. Domain¥Administrator としてログインします。
50. [スタート]→[管理ツール]→[iSCSIイニシエータ]を選びます。
51. [はい]を押します。
52. [検索]タブを選択します。
53. [ポータルの追加…]を押します。
54. 192.168.130.101 と入力し、[OK]を押します。
55. 192.168.131.101 と入力し、[OK]を押します。
56. 192.168.130.102 と入力し、[OK]を押します。
57. 192.168.131.102 と入力し、[OK]を押します。
58. [ターゲット]タブを選択します。
59. MD3000i を選び、[ログオン]を押します。
60. [コンピュータの起動時にこの接続を自動的に復元する]にチェックマークを付けます。
61. [複数パスを有効にする]にチェックマークを付け、[詳細設定]を押します。
62. [ローカル アダプタ]に、[Microsoft iSCSI Initiator]を設定します。
63. [ソースIP]に、192.168.130.201(1 台目のDell PowerEdge R710 の場合)、または、
192.168.130.211(2 台目のDell PowerEdge R710 の場合)を設定します。
64. [ターゲット ポータル]に、192.168.130.101(iSCSIポート 0-0)を設定します。
65. [OK]を押します。
66. [OK]を押します。
67. MD3000i を選び、[ログオン]を押します。
68. [コンピュータの起動時にこの接続を自動的に復元する]にチェックマークを付けます。
69. [複数パスを有効にする]にチェックマークを付け、[詳細設定]を押します。
70. [ローカル アダプタ]に、[Microsoft iSCSI Initiator]を設定します。
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
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71. [ソースIP]に、192.168.130.201(1 台目のDell PowerEdge R710 の場合)、または、
192.168.130.211(2 台目のDell PowerEdge R710 の場合)を設定します。
72. [ターゲット ポータル]に、192.168.130.102(iSCSIポート 0-1)を設定します。
73. [OK]を押します。
74. [OK]を押します。
75. MD3000i を選び、[ログオン]を押します。
76. [コンピュータの起動時にこの接続を自動的に復元する]にチェックマークを付けます。
77. [複数パスを有効にする]にチェックマークを付け、[詳細設定]を押します。
78. [ローカル アダプタ]に、[Microsoft iSCSI Initiator]を設定します。
79. [ソースIP]に、192.168.131.201(1 台目のDell PowerEdge R710 の場合)、または、
192.168.131.211(2 台目のDell PowerEdge R710 の場合)を設定します。
80. [ターゲット ポータル]に、192.168.131.101(iSCSIポート 1-0)を設定します。
81. [OK]を押します。
82. [OK]を押します。
83. MD3000i を選び、[ログオン]を押します。
84. [コンピュータの起動時にこの接続を自動的に復元する]にチェックマークを付けます。
85. [複数パスを有効にする]にチェックマークを付け、[詳細設定]を押します。
86. [ローカル アダプタ]に、[Microsoft iSCSI Initiator]を設定します。
87. [ソースIP]に、192.168.131.201(1 台目のDell PowerEdge R710 の場合)、または、
192.168.131.211(2 台目のDell PowerEdge R710 の場合)を設定します。
88. [ターゲット ポータル]に、192.168.131.102(iSCSIポート 1-1)を設定します。
89. [OK]を押します。
90. [OK]を押します。
Dell PowerVault MD3000i ストレージシステムの構成
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
17.
18.
19.
20.
21.
22.
23.
24.
25.
26.
27.
28.
29.
30.
Dell PowerVault MD3000iを管理するシステム上で、[スタート]→[Modular Disk Storage Manager Client]
を選びます。
[Automatic]を選択し、[OK]を押します。
[Synchronize]を押します。
[Close]を押します。
このストレージアレイについて[Do not show this again](このメッセージを再び表示しない)チェックボックスにチェッ
クマークを付け、[Close]を押します。
[Configure]タブを選択します。
[Disk Groups and Virtual Disks]を押します。
[OK]を押します。
[SATA]を選び、[Next]を押します。
[Disk Group]に「OS」という名前を入力し、[Next]を押します。
[RAID level]にRAID 1/10 を選びます。
物理ディスク(Physical Disks)数を「4」に設定し、[Finish]を押します。
[Yes]を押します。
[Virtual Disk]に「OS」という名前を入力し、[Next]を押します。
[Finish]を押します。
[No]を押します。
[Next]を押します。
[Disk Group]に「Exchange」という名前を入力し、[Next]を押します。
[RAID level]にRAID 1/10 を選びます。
物理ディスク(Physical Disks)数を「4」に設定し、[Database]を選び、[Next]を押します。
[Yes]を押します。
[Virtual Disk]に「Database」という名前を入力し、[Next]を押します。
[Finish]を押します。
[No]を押します。
[Disk Group]に「SQL」という名前を入力し、[Next]を押します。
[RAID level]にRAID 1/10 を選びます。
物理ディスク(Physical Disks)数を「4」に設定し、「Database」を選び、[Next]を押します。
[Yes]を押します。
[Virtual Disk]に「SQL」という名前を入力し、[Next]を押します。
[Finish]を押します。
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33.
34.
35.
36.
37.
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40.
41.
42.
43.
44.
45.
46.
47.
48.
49.
50.
51.
52.
53.
54.
55.
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57.
58.
59.
60.
61.
62.
63.
64.
65.
66.
67.
68.
69.
70.
71.
72.
73.
74.
75.
76.
77.
78.
79.
80.
81.
82.
83.
84.
85.
86.
87.
[No]を押します。
[Disk Group]に「Logs」という名前を入力し、[Next]を押します。
[RAID level]にRAID 1/10 を選びます。
物理ディスク(Physical Disks)数を「2」に設定し、[Next]を押します。
[Yes]を押します。
[Virtual Disk]に「Logs」という名前を入力し、サイズに 128GBを設定して、[Next]を押します。
[Finish]を押します。
[Yes]を押します。
[Virtual Disk]に「Witness」という名前を入力し、[Next]を押します。
[Finish]を押します。
[No]を押します。
[iSCSI]タブを選択してください。
[Configure iSCSI Host Ports]を押します。
[Specify configuration]ラジオボタンを選び、IPアドレスに 192.168.130.101 を、[サブネット マスク]に
255.255.255.0 を入力します。
[Advanced Host Port Settings]を押します。
[Enable Jumbo frames]チェックボックスを選び、MTUサイズを「9000」に設定します。
[OK]を押します。
[OK]を押します。
[OK]を押します。
4 つすべてのiSCSIホストポートで、毎回IPアドレスを変えながら、ステップ 27~32 を繰り返します。
[Configure]タブを選択します。
[Configure Host Access (Manual)]を押します。
ホスト名に「R710-1」と入力し、[Windows Server 2003/Server 2008 Clustered]を選びます。
[R710-1 Known iSCSI Initiator]→[Add]を選びます。
[Next]を押します。
[Yes](このホストは、同じ仮想ディスクへのアクセスを他のホストと共有する)を選びます。
ホスト グループ名に「MD3000-Cluster」と入力し、[Next]を押します。
[Finish]を押します。
[Yes]を押します。
ホスト名に「R710-2」と入力し、[Windows Server 2003/Server 2008 Clustered]を選びます。
[R710-2 Known iSCSI Initiator]→[Add]を選びます。
[Next]を押します。
[Yes](このホストは、同じ仮想ディスクへのアクセスを他のホストと共有する)を選びます。
[Existing host group]ラジオボタンを選びます。
[MD3000-Cluster]を選び、[Next]を押します。
[Finish]を押します。
[No]を押します。
[Create Host-to-Virtual Disk Mappings]を押します。
[MD3000-Clust Host Group]を選び、[Next]を押します。
[Select all virtual disks]にチェックマークを付け、[Finish]を押します。
[OK]を押します。
[No]を押します。
5 つのオフライン ディスクを右クリックし、[Online]を選びます。
2 つのディスクを右クリックし、[Initialize]を選びます。
[OK]を押します。
最初の未フォーマット ディスクを右クリックし、[New Simple Volume]を選びます。
[Next]を押します。
[Next]を押します。
ドライブ文字に「E」を選び、[Next]を押します。
[Next]を押します。
[Finish]を押します。
最初の未フォーマット ディスクを右クリックし、[New Simple Volume]を選びます。
[Next]を押します。
[Next]を押します。
ドライブ文字に「F」を選び、[Next]を押します。
[Next]を押します。
[Finish]を押します。
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
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88. 最初の未フォーマット ディスクを右クリックし、[New Simple Volume]を選びます。
89. [Next]を押します。
90. [Next]を押します。
91. ドライブ文字に「W」を選び、[Next]を押します。
92. 最初の未フォーマット ディスクを右クリックし、[New Simple Volume]を選びます。
93. [Next]を押します。
94. [Next]を押します。
95. ドライブ文字に「L」を選び、[Next]を押します。
96. 最初の未フォーマット ディスクを右クリックし、[New Simple Volume]を選びます。
97. [Next]を押します。
98. [Next]を押します。
99. ドライブ文字に「O」を選び、[Next]を押します。
100. [Next]を押します。
101. [Finish]を押します。
クラスタの構成
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
17.
18.
19.
20.
21.
22.
23.
24.
25.
26.
27.
28.
29.
30.
一方のサーバ上で、[サーバ マネージャ]を開き、[機能]を展開します。
[フェールオーバー クラスター マネージャー]をクリックします。
[クラスタの作成]をクリックします。
[次へ]を押します。
「R710-1」と入力し、[追加]を押します。
「R710-2」と入力し、[追加]を押します。
[次へ]を押します。
[次へ]を押します。
[次へ]を押します。
[次へ]を押します。
[次へ]を押します。
[完了]を押します。
「MD3000-Cluster」と入力し、[192.168.131.1/24]と[192.168.130.0/24]チェックボックスからそれぞれチェッ
クを外します。
アドレスに「192.168.1.102」と入力します。
[次へ]を押します。
[次へ]を押します。
[完了]を押します。
[クラスターの共有ボリュームの有効化]を押します。
条件と制限を読み、承諾したら[OK]を押します。
MD3000-Cluster の下にある[ストレージ]メニュー オプションをクリックします。
[ディスクの追加]を押します。
5 つすべてのディスクを選び、[OK]を押します。
MD3000-Clusterを右クリックし、[他の操作]→[クラスタ クォーラム設定の構成]を選びます。
[次へ]を押します。
[ノードおよびディスク マジョリティ]を選びます。
最初のディスクを選び、[次へ]を押します。
[完了]を押します。
[クラスタ共有ボリューム]を押します。
[記憶域の追加]を押します。
残りすべてのディスクを選び、[OK]を押します。
仮想マシンの作成
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
[役割]を展開します。
[Hyper-V]を展開します。
[Hyper-Vマネージャー]を展開します。
R710-1 を押します。
[Hyper-Vの設定]を選びます。
[参照]を押します。
C:¥ClusterStorage¥Volume1 に移動し、[フォルダの選択]を押します。
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
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8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
17.
18.
19.
20.
21.
22.
23.
24.
25.
26.
27.
28.
29.
30.
31.
32.
33.
[仮想マシン]を押します。
[参照]を押します。
C:¥ClusterStorage¥Volume1 に移動し、[フォルダの選択]を押します。
[OK]を押します。
R710-1 を右クリックし、[新規]→[仮想マシン]を選びます。
[次へ]を押します。
名前に「Windows Server 2008 R2」と入力し、[次へ]を押します。
メモリに「2048」を設定し、[次へ]を押します。
[ローカル エリア接続 4 – 仮想ネットワーク]を選びます。
仮想ハードディスクのサイズを 40 GBに、種類を容量固定にそれぞれ設定します。
[次へ]を押します。
[ブート CD/DVD-ROM からオペレーティング システムをインストールする]を選びます。
サーバのディスク ドライブにWindows Server 2008 R2 のDVDを入れます。
[次へ]を押します。
[完了]を押します。
Windows Server 2008 R2 仮想マシンを右クリックし、[起動]を選びます。
そのVMを右クリックし、[接続]を選びます。
[次へ]を押します。
[今すぐインストール]を押します。
[Windows Server 2008 R2 Enterprise (フルインストール)]を選び、[次へ]を押します。
ライセンス条項に[同意する]チェックボックスをクリックし、[次へ]を押します。
[カスタム(詳細)]を押します。
[次へ]を押します。
[OK]を押します。
Administratorのパスワードと確認パスワードを入力します。
仮想マシンをシャットダウンします。
仮想マシンのセットアップと構成
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[役割]を展開します。
[Hyper-V]を展開します。
[Hyper-Vマネージャー]を展開します。
R710-1 をクリックします。
[Hyper-Vの設定]を選びます。
[参照]を押します。
C:¥ClusterStorage¥Volume1 に移動し、[フォルダの選択]を押します。
[仮想マシン]を押します。
[参照]を押します。
C:¥ClusterStorage¥Volume1 に移動し、[フォルダの選択]を押します。
[OK]を押します。
R710-1 を右クリックし、[新規]→[仮想マシン]を選びます。
[次へ]を押します。
名前に「Windows Server 2008 R2」と入力し、[次へ]を押します。
メモリに「2048」を設定し、[次へ]を押します。
[ローカル エリア接続 4 – 仮想ネットワーク]を選びます。
仮想ハードディスクのサイズを 40 GBに、種類を容量固定にそれぞれ設定します。
[次へ]を押します。
[ブート CD/DVD-ROM からオペレーティング システムをインストールする]を選びます。
Windows Server 2008 R2 のDVDを、サーバのディスク ドライブに入れます。
[次へ]を押します。
[完了]を押します。
Windows Server 2008 R2 仮想マシンを右クリックし、[起動]を選びます。
そのVMを右クリックし、[接続]を選びます。
[次へ]を押します。
[今すぐインストール]を押します。
[Windows Server 2008 R2 Enterprise(フルインストール)]を選び、[次へ]を押します。
ライセンス条項に[同意する]チェックボックスをクリックし、[次へ]を押します。
[カスタム(詳細)]を押します。
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[次へ]を押します。
[OK]を押します。
Administratorのパスワードと確認パスワードを入力します。
仮想マシンをシャットダウンします。
仮想マシンのセットアップ
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Windows Server 2008 R2 VHDのコピーを 14 個作成します。
これらのVHDをOSドライブとして使い、R710-1 上に 6 台のVMを新規作成します。
同様にこれらのVHDをOSドライブとして使い、R710-2 上にも 8 台のVMを新規作成します。
[サーバー マネージャ]から[サービスとアプリケーション]を選びます。
[サービスまたはアプリケーションの構成]を押します。
[次へ]をクリックします。
[仮想マシン]を選び、[次へ]を押します。
すべてのチェックボックスにチェックマークを付け、[次へ]を押します。
[次へ]を押します。
[完了]を押します。
仮想マシン上のExchange Server 2007 セットアップ
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仮想マシンにWindows Server 2008 SP2 をインストールします。
仮想マシンを再起動します。
[スタート]を押します。
[ネットワーク]を右クリックし、[プロパティ]を選びます。
[アダプタの設定の変更]を押します。
最初のストレージNICを右クリックして、[プロパティ]を選びます。
[インターネットプロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)]を選び、[プロパティ]をクリックします。
[次のIPアドレスを使う]を選び、[IPアドレス]に 192.168.1.55 を、[サブネット マスク]に
255.255.255.0 を入力します。
[優先DNSサーバ]のアドレスに 192.168.1.250 を入力します。
[OK]を押します。
[OK]を押します。
[コンピュータ]を右クリックし、[プロパティ]を選びます。
[詳細設定]を押します。
[コンピュータ名]タブを選択し、[変更]を押します。
[ドメイン]チェックボックスを選び、domain.company.com と入力します。
[OK]を押します。
ドメイン ログイン情報を入力し、[OK]を押します。
[OK]を押します。
[OK]を押します。
[閉じる]を押します。
[今すぐ再起動する]を押します。
<Ctrl+Alt+Delete>を押してログインします。
[ユーザーの切り替え]を選びます。
[他のユーザー]を選びます。
Domain¥Administrator としてログインします。
VMにExchange Server 2007 のISOイメージをマウントします。
[初期構成タスク]ウィンドウの 3 セクション目にある[役割の追加]をクリックします。
[次へ]を押します。
[Web Server (IIS)]チェックボックスをクリックし、[次へ]を押します。
[次へ]を押して、すべてのデフォルト設定を受け入れます。
[次へ]を押します。
[インストール]を押します。
インストールが終了したら、警告が出ていないか確認し、[閉じる]を押します。
Setup.EXEを実行します。
[ステップ 4: Microsoft Exchange Server 2007 SP1 のインストール]リンクをクリックします。
[次へ]を押して、紹介画面の次に進みます。
ライセンス条項に同意し、[次へ]を押します。
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[エラー報告を無効にする]を選び、[次へ]を押します。
[Exchange Serverの標準インストール]を選び、[次へ]を押します。
組織名はデフォルトのまま(First Organization)にし、[次へ]を押します。
Outlook 2003 以前を実行するクライアント コンピュータの質問には[いいえ]を選び、[次へ]を押します。
確認後、SMTP未検出についての警告が出た場合は、無視してください。
[インストール]を押して、インストールを始めます。
インストールが終了したら、[完了]をクリックします。Exchange管理コンソールが自動的に開きます。
Exchange Service Pack 2 をインストールします。
Exchange Server仮想マシン上のExchange Server 2007 構成
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38.
Exchange管理コンソールが自動起動しなかった場合は、[スタート]→[すべてのプログラム]→[Microsoft
Exchange Server 2007]→[Exchange管理コンソール]を選びます。
左側のペインから[組織の構成]を展開し、[ハブ トランスポート]を選びます。
右端の[操作]ペインから、[送信コネクタの新規作成]を選びます。
送信コネクタの[名前]に「SMTP」と入力し、[この送信コネクタの使用目的を選択する]で[インターネット]を選びま
す。[次へ]を押します。
[アドレス スペース]ウィンドウが開いたら、[追加]を押します。
[SMTPアドレス スペース]ダイアログボックスが開いたら[アドレス]に「*」を入力し、[すべてのサブドメインを含める]
がチェックされていることを確認してから[OK]を押します。
[次へ]を押します。
以降の 2 ページはすべてデフォルトを受け入れるため、[次へ]を押し続けます。
[新しいコネクタ]ページで、[新規作成]を押します。
[完了]を押して、SMTP送信コネクタの新規作成ウィザードを終了します。
Exchange管理コンソール ウィンドウの左ペインで、[サーバの構成]を展開し、[メールボックス]を選びます。
[データベースの管理]タブから[最初のストレージ グループ]を右クリックし、[パブリック フォルダ データベースの新規
作成]を選びます。
新しいパブリック フォルダ データベースの名前に「Public Folder Database」と入力し、パスを「E:¥DATA」
に設定します。
[新規作成]を押します。
[完了]ページで[終了]を押し、[新しいパブリック フォルダ データベース]ウィンドウを閉じます。
[メールボックス データベース]を右クリックし、[データベース パスの移動]を選びます。
[参照]を押し、パスを[E:¥DATA]に設定します。
[移動]を押します。
[はい]を押します。
[完了]を押します。
[最初のストレージ グループ]を右クリックして、[プロパティ]を選びます。
[循環ログを有効にする]にチェックマークを付け、[OK]を押します。
[メールボックス データベース]を右クリックして、[プロパティ]を選びます。
[保守のスケジュール]オプションの隣にある[カスタマイズ]を押します。
このシステムで保守が実行されないように、すべてのボックスから青色を外したら、[OK]を押します。
[メールボックス ストアのプロパティ]ウィンドウで、[適用]を押します。
[パブリック フォルダ データベース]を右クリックし、[プロパティ]を選びます。
[保守のスケジュール]オプションの隣にある[カスタマイズ]を押します。
このシステムで保守が実行されないように、すべてのボックスから青色を外したら、[OK]を押します。
[メールボックス ストアのプロパティ]ウィンドウで、[適用]を押します。
Exchange管理コンソールを閉じ、サーバを再起動します。
サーバが正常に再起動したら、ログインし、[スタート]→[すべてのプログラム]→[管理ツール]→[Active
Directoryユーザーとコンピュータ]を選びます。
[Active Directoryユーザーとコンピュータ]ウィンドウの左ペインから domain.company.com を選び、右ペインか
ら[ユーザー]を開きます。
[ユーザー フォルダ]の空白部分を右クリックし、[新規作成]→[ユーザー]を選びます。
[新しいオブジェクト - ユーザー]ウィンドウで、ユーザ名フィールドに任意の名前を入力し(本例では、姓=
tester、名=test、ログオン名=tester を使用)、[次へ]を押します。
セキュリティ パスワードを入力し(本例では、Password1 を使用)、[パスワードを無期限にする]にチェックします。
ポップアップ ウィンドウが表示されたら、[Accept](承諾)を押します。
[次へ]を選んで、[新しいオブジェクト – ユーザー]ウィンドウを閉じます。
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39. 新規作成したユーザをダブルクリックし、[プロパティ]ウィンドウを開きます。
40. [メンバー]タブ上で、[追加]を押します。
41. [選択するオブジェクト名を入力してください]ダイアログ ボックスで、「Domain Admins; Exchange
Organization Administrators」と入力し、[名前の確認]を選択して確認します。[OK]を押します。
42. [OK]を押して、ユーザーのプロパティ、Active Directoryユーザとコンピュータ ウィンドウを閉じます。
SQL Server仮想マシンへのSQL Server 2008 インストール
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[サーバー マネージャ]から、[機能]→[機能の追加]を選びます。
[.NET Framework 3.5.1 機能]を選び、[必要な役割サービスの追加]を押します。
[次へ]を押します。
[次へ]を押します。
[次へ]を押します。
[インストール]を押します。
[閉じる]を押します。
VMを再起動します。
VMにSQL Server 2008 のISOイメージをマウントします。
[スタート]→[コンピュータ]を押します。
D: を右クリックし、[開く]を選びます。
SETUP.exe を実行します。
[プログラムの実行]を押します。
[インストール]を押します。
[SQL Serverの新規スタンドアロン インストール]を押します。
[プログラムの実行]を押します。
[セットアップ サポート ルール]画面で、[OK]を押します。
無償のEnterprise Evaluationエディションを指定し、[次へ]を押します。
チェックボックスをクリックして使用許諾契約書に合意し、[次へ]を押します。
[インストール]を押して、セットアップ サポート ファイルをインストールします。
Windowsファイアウォールから警告メッセージが出ることがありますが、現時点では無視し、[次へ]を押します。
[機能の選択]画面では、データベース エンジン サービス、フルテキスト検索、クライアント ツール接続、クライアン
ト ツール下位互換、管理ツール - ベーシック、管理ツール - 完全を選択します。[次へ]を押します。
[インスタンスの構成]画面では、[既定のインスタンス]をデフォルト設定のまま採用し、[次へ]を押します。
[必要なディスク領域]画面で、[次へ]を押します。
[サーバの構成]画面で、SQL Server Agentには「NT AUTHORITY¥SYSTEM」を、SQL Server Database
Engineには「NT AUTHORITY¥SYSTEM」をそれぞれ選択します。[次へ]を押します。
[データベース エンジンの構成]画面で、[混合モード]を選びます。
システム管理者アカウント用にパスワードを入力します。
[クラスタ ユーザーの追加]を押します。数秒間かかることがあるので、お待ちください。
[次へ]を押します。
[エラーと使用状況レポートの設定]画面で、[次へ]を押します。
[インストール ルール]画面で、[次へ]を押します。
[インストールの準備完了]画面で、[次へ]を押します。
SQL Server 2008 Service Pack 1 をインストールします。
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Iometerのインストールと構成
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www.iometer.org からIomaterパッケージをダウンロードします。
ファイルを解凍し、Iometer.exe、Dynamo.exe、iometer.icf を c:¥iometer にコピーします。
Iometer.exe を開きます。
「Disk Targets」の「# of Outstanding I/Os」(処理待ちI/O数)が適切な値に設定されていることを確認します。
「Results Display」では、Iometerが「Start of Test」を選択し、更新頻度が無限に設定されていることを確認し
ます。
「Test Setup」では、Run Time(実行時間)を 30 分、Ramp Up Time(ランプアップ時間)を 0 秒に設定します。
Iometerを終了します。
個々のIometerワークロードのセットアップ
両ファイル サーバとも、図 15 のテストパターンを使用して、Iometerをセットアップしました。このテストパターンには、負荷サイズ、
読み込み比率(%)、書き込み比率(%)、ランダム比率(%)、シーケンシャル比率(%)、処理待ちI/O数が定義されています。
さらに、各テストで次の設定を使用しました。
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●
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●
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●
Iometer 2006.07.27
バースト設定
○ 転送待ち時間: 0ms
○ バースト長: 1 I/O
I/Oの同調基準: セクター境界
リプライ サイズ: リプライなし
5 GBデータセット
Windows Server 2008 R2
1 ユーザ=0.60~0.75 IOPS
200 ユーザ: 1 つの処理待ちI/O (~140 IOPS)
500 ユーザ: 2 つの処理待ちI/O (~350 IOPS)
IOPSの概算は、Microsoft File Server Capacity Tool(FSCT)のデータに基づく
図 15 は、ファイル サーバ操作のシミュレーションに使用したアクセス仕様です。
仕様比率(%)
転送サイズ要求(KB)
読み込み比率(%)
ランダム比率(%)
10
0.5
80
100
5
1.0
80
100
5
2.0
80
100
60
4.0
80
100
2
8.0
80
100
4
16.0
80
100
4
32.0
80
100
10
64.0
80
100
図 15. ファイル サーバ操作のシミュレーションに使用したアクセス仕様
メール クライアントのインストールと構成
メール クライアントを作成するには、いくつかのソフトウェア コンポーネントをインストールする必要があります。下記の手順を始
める前に、まず、クライアントに静的IPアドレスを割り当て、そのポートをテスト対象システムに接続してください。これで、当該ク
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ライアントがActive Directoryドメインに参加できるようになります。いずれのインストールも、次の手順を踏みました。
ドメインへの参加
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14.
[スタート]→[コントロール パネル]→[ネットワーク接続]→[ローカル エリア接続]を選びます。
[プロパティ]を押します。
[インターネットプロトコル (TCP/IP)]を反転表示させ、[プロパティ]を押します。
[次のDNSサーバ アドレスを使う]ラジオボタンを押し、[優先DNSサーバ]フィールドにDNSサーバのIPアドレス
(192.168.1.250)を入力します。[OK]を押します。
IPアドレス:192.168.1.25、サブネット マスク:255.255.255.0 を割り当てます。
[マイ コンピュータ]を右クリックし、[プロパティ]を選びます。
[コンピュータ名]タブを選択し、[変更]を押します。
メール クライアントの[コンピュータ名]に Client1 を設定します。
[コンピュータ名の変更]ウィンドウで、[次のメンバ]枠内の[ドメイン]ラジオボタンを選び、
「domain.company.com」と入力します。
[OK]を選択して、ドメインへの参加を開始します。
ドメインへの参加権限を持ったアカウントを求めるウィンドウが現れるので、ユーザ名に「Tester」、パスワードに
「Password1」を入力します。
[ようこそ]ポップアップ ウィンドウが開くので[OK]を押し、変更を有効にするためコンピュータの再起動を求められた
ら[OK]を押します。
[システムのプロパティ]ウィンドウで、[OK]を押します。
今すぐ再起動するか否かを尋ねるポップアップ画面が出たら、[はい]を選んで、コンピュータを再起動します。
Internet Information Services 6.0 のインストール
1.
2.
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4.
5.
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7.
[初期構成タスク]ウィンドウの 3 セクション目にある[役割の追加]をクリックします。
[次へ]を押します。
[Web Server (IIS)]チェックボックスをクリックし、[次へ]を押します。
[次へ]を押して、すべてのデフォルト設定を受け入れます。
[次へ]を押します。
[インストール]を押します。
インストールが終了したら、警告が出ていないか確認し、[閉じる]を押します。
Microsoft Exchange Server 2007 とLoad Generator(LoadGen)のインストール
1.
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9.
10.
Microsoft Exchange Server 2007 CDを入れます。CDから自動的にインストール ソフトウェアが起動します。
[ステップ 4: Microsoft Exchange Server 2007 SP1 のインストール]リンクをクリックします。
[次へ]を押して、紹介画面の次に進みます。
ライセンス条項に同意し、[次へ]を押します。
[エラー報告を無効にする]を選び、[次へ]を押します。
[Exchange Serverのカスタム インストール]を選び、[次へ]を押します。
[管理ツール]にチェックマークを付け、[次へ]を押します。
確認が終わったら、[インストール]を押して、インストールを始めます。
インストールが終了したら、[完了]を押します。
Load Generatorをダウンロードし、すべてデフォルト設定のままインストールします。
Load Generatorの準備
1.
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6.
7.
8.
[スタート]→[すべてのプログラム]→[Microsoft Exchange]→[Exchange Load Generator]を選びます。
[Load Generator]ウィンドウが開いたら、[Start a new test]を選びます。
[Create a new test configuration]を選択し、[Continue]を押します。
[Specify test settings]ウィンドウで、[Directory Access Password]と[Mailbox Account Master
Password]に Password1 と入力し、[Continue with recipient management]を押します。
[Mailbox Database]に 500 ユーザを作成し、[Continue]を押します。
[Continue]を押して、[Advanced recipient settings]のデフォルト設定を受け入れます。
[Specify test user groups]ウィンドウでプラス記号(+)を選び、ユーザグループを追加します。
[Client Type]を[Outlook 2007 Cached]に、また、[Action Profile]を[Average]に変更して、[Continue]
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
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を押します。
9. [Remote configurations]はデフォルト値をそのまま使用し、[Continue]を押します。
10. [Save the configuration file as]を押し、Average.cfg という名前で保存します。
11. [Start the initialization phase (recommended before running the test)]を押して、初期化を始めます。初
期化に数時間かかることがあるため、お待ちください。
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
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メール データベースのバックアップ
テスト サーバ上でLoadGenのセットアップと初期メール データベースの作成が済んだら、データベースのバックアップを取ってお
き、各テストで初期状態のコピーが使えるようにします。データベースのバックアップは次の手順に従ってください。
メール サーバで、[スタート]→[すべてのプログラム]→[Microsoft Exchange Server 2007]→[Exchange管
理コンソール]を選びます。
2. 左側のペインから、[サーバの構成]の下にある[メールボックス]を押します。
3. 右側のペインから、[メールボックス データベース]を右クリックし、[データベースのディスマウント]を選びます。
4. [続行しますか]というポップアップ メッセージが現れたら、[はい]を押します。
5. [パブリック フォルダ データベース]を右クリックし、[データベースのディスマウント]を選びます。
6. [続行しますか]というポップアップ メッセージが現れたら、[はい]を押します。ディスマウントしたパブリック フォルダ ス
トアには、赤い矢印が表示されます。
7. Windowsエクスプローラを使用して、E:¥ backup¥ というフォルダを新規作成します。
8. Windowsエクスプローラを使って、E:¥DATA¥ の全ファイルを E:¥backup¥DATA にコピーします。数分かかるこ
とがあるので、お待ちください。
9. Windowsエクスプローラを閉じます。
10. Exchange管理コンソールから、[メールボックス データベース]を右クリックし、[データベースのマウント]を選びます。
11. [パブリック フォルダ データベース]を右クリックし、[データベースのマウント]を選びます。
12. Exchangeシステム マネージャを閉じます。
1.
Windowsファイアウォールの無効化
1.
2.
3.
4.
5.
[スタート]→[コントロール パネル]を選びます。
[Windowsファイアウォール]をダブルクリックします。
[Windowsファイアウォールの有効化または無効化]を押します。
[無効]を選びます。
[OK]を押します。
テスト サーバ上のDVD Storeのインストールとセットアップ
1.
2.
DVD Store実行形式ファイルが入っている ds2 フォルダを C:¥ds2 にコピーします。
このフォルダをダブルクリックします。
3.
DS2_1.bat という名前のバッチファイルを作成し、次のDVD Store実行コマンド ラインを記述します:
c:¥ds2run¥ds2sqlserverdriver --target=localhost --ramp_rate=10 --run_time=20 -n_threads=32 --db_size_str=W --think_time=0 --database_name=DS2_1
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
DS2_1.bat を 10 秒間実行して、DVD Storeのテスト カウンタを作成します。
[マイ コンピュータ]を開きます。
ドライブ E をダブルクリックします。
SQLData という名のフォルダを新規作成します。
このフォルダを右クリックして、[プロパティ]を選びます。
[セキュリティ]タブを選びます。
[追加]を押します。
[オブジェクト名]に SQLLocalUser と入力します。
[OK]を押します。
[フル コントロール]の[許可]チェックボックスにチェックマークを付けます。
データセットの生成
データベース スキーマの構築には、DS2 配布パッケージ内のスクリプトを使いましたが、少々変更を加えています。DS2 ストレ
ス ツールが提供するデータセット生成オプションは、10MB、1GB、100GBだけのため、本ツールから 250GBのユーザデータを
生成させるには、ソースコードとDVD Storeアプリケーション スクリプトに簡単な変更を加える必要がありました。
注: 本テスト データは、Linuxシステム上で作成しています。
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
33
ds2_create_orders.c モジュールの編集
「ds2_create_orders.c」モジュールは、顧客IDと製品IDの最大値を定義するものです。しかし、サイズ 250GBのデータベー
スに対しては、これらの定数が存在していないため、250GB用の定数も追加する必要があります。
Principled Technologies, Inc. ― Windows Server 2008 R2&Hyper-V環境におけるDell PowerVault MD3000iの高可用性テスト
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このサイズは、ds2_create_orders.c モジュールのコマンドラインを使って指定しました。利用できるオプションが、S(スモール)、
M(ミディアム)、L(ラージ)しかなかったため、250GBデータベース用に「W」オプションを追加しました。変数「max_cust_id」と
「max_prod_id」の値を設定するスイッチ文も、250GBのデータベース サイズで正しい値が割り当てられるように変更していま
す。
その後、スクリプト冒頭のコメント欄に書かれた手順に従いながら、この ds2_create_orders.c モジュールをLinux上で再コ
ンパイルしました。使用したのは、次のコマンドラインです:
gcc -o ds2_create_orders ds2_create_orders.c –lm
ds2_create_cust.cモジュールの編集
ds2_create_cust.c モジュールにも、ds2_create_orders.c モジュールと同じ変更を加える必要があったため、
ds2_create_cust.c モジュールのコマンドラインで、このサイズを指定しました。利用できるオプションが、S(スモール)、M(ミ
ディアム)、L(ラージ)しかなかったため、250GBデータベース用に「W」オプションを追加しました。変数「max_cust_id」と
「max_prod_id」の値を設定するスイッチ文も、250GBのデータベース サイズで正しい値が割り当てられるように変更していま
す。
その後、スクリプト冒頭のコメント欄に書かれた手順に従いながら、この ds2_create_cust.c モジュールをLinux上で再コン
パイルしました。使用したのは、次のコマンドラインです:
gcc -o ds2_create_cust ds2_create_cust.c –lm
250GBデータベース用のデータ生成
4 つすべての実行可能ファイルを実行してデータを生成するときは、シェルスクリプトを利用しますが、この配布パッケージには、
250GBサイズに対応するシェルスクリプトが含まれていません。したがって、ds2_create_cust_large.sh と
ds2_create_orders_large.sh スクリプトを基に、新しいシェル スクリプトを作成しました。また、実行可能形式ファイル
「ds2_create_prod」と「ds2_create_inv」には対応するシェルスクリプトが同梱されないため、readmeファイルの指示に従っ
てシェルスクリプトを新規作成しています。このシェルスクリプトを次の順番に実行して、250GBデータベース用のデータを生成
しました。
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ds2_create_orders_20gb.sh
ds2_create_inv_20gb.sh
ds2_create_prod_20gb.sh
ds2_create_cust_20gb.sh
このプロセスが完了してから、次のステップに移りました。
データベースの作成
ファイル構造、テーブル、インデックス、ストアドプロシージャ、トリガ、その他を含むデータベース スキーマを構築するため、DVD
Store配布パッケージから提供されるデータベース作成用のSQL Serverスクリプトを変更しました。まず、SQL Server 2008
対応の 250GBデータベース版マスターコピーを作っておき、テストランの終了後、次のテストランを始める前に、マスターコピー
からテスト データベースをリストアしました。
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データベースの作成手順は、次のとおりです。
1.
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4.
5.
6.
7.
8.
DS2 にはデータベース作成スクリプトが含まれるため、これを使ってデータベースとファイル構造を作成します。今回の
テスト用にデータベース サイズを 250 GBに変更し、ドライブ文字にも適切な変更を加えます。
データベース テーブル、ストアドプロシージャ、オブジェクトを作成します。
過剰なログ書き込みを避けるため、データベース リカバリ モデルをバルク ログに設定します。
生成したデータをロードします。データのロードには、SQL Server Management Studioのインポート ウィザードを
使用しました。オリジナルのスクリプトで使っていた「Enable Identity Insert」などオプションは、必要に応じて残して
います。
データベース作成スクリプトを使って、インデックス、フルテキスト カタログ、主キー、外部キーを作成します。
各テーブルの統計を、データベース作成スクリプトに従って更新します(抽出標本はテーブル データの 18%)。
テスト用に、ds2user SQL Server ログインとユーザを作成します。
データベース リカバリ モデルを「フル」に戻します。
構築スクリプトには、次の変更を加えました。
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●
今回、データベースのサイズを変えたため、作成したスクリプト内でも、このデータベース サイズとファイルグループあた
りのファイル数に合わせて、ファイルのサイジングを行っています。データベース ファイルには、約 40%の空き領域を確
保することで、テスト中、ファイル拡張処理が発生しないようにしました。
「1 つのコアにつき、ファイルグループあたり 0.25~1 個のファイル」というマイクロソフト社の推奨事項を守り、合計 24
コアのサーバで、ファイルグループあたり 8 ファイルを使用しました。
CATEGORIESおよびPRODUCTSテーブルでは、DBCC PINTABLE コマンドを使用しませんでした。これは、
マイクロソフト社の推奨によるもので、SQL Server 2008 では本コマンドに何の効力もないからです。
SQL 2008 では、BROWSE_BY_ACTORストアド プロシージャに、FORCESEEKクエリー ヒントを追加しまし
た。これによりSQL Server 2008 は、クエリー実行プランで、インデックス スキャンの代わりにインデックス シークを使
用するようになります。この変更を加えたのは、最初のテストでSQL Serverが著しく効率性を欠くインデックス ス
キャンを使用していたからです。そこで、以下の記述を含むSQL Server 2008 BROWSE_BY_ACTORプロシー
ジャを作成しました。
CREATE PROCEDURE BROWSE_BY_ACTOR
(
@batch_size_in INT,
@actor_in VARCHER(50)
)
AS
SET ROWCOUNT @batch_size_in
SELECT * FROM PRODUCTS
--added to force index seek
WITH (FORCESEEK)
WHERE CONTAINS (ACTOR, @actor_in)
SET ROWCOUNT 0
GO
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●
「ds2user」という名のSQL Serverログインを作成して、データベース ユーザをこのログインにマッピングし、これらの
各ユーザを、db_owner固定データベースロールのメンバに設定しました。
SQL Server Management Studioを使用して、DVD Storeスクリプトを参考に、フルテキスト カタログとインデック
スをPRODUCTSテーブル上に手動で作成しました。
次に、データベースのフル バックアップを実施しました。このバックアップを活用することで、次のテストに移る前に、比較的素早く
サーバを初期状態に戻すことができます。
DVD Storeスクリプトの編集
DVD Storeテスト スクリプトには、若干の変更を加えています。詳細は以下をご覧ください。
ds2xdriver.cs モジュールの編集
先に作成した 250GBデータベースを使用するため、次の定数を変更する必要がありました。
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●
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Controller() ルーチン内で、「sizes」ストリング(文字列)を変更し、250GBのデータベース サイズ用に「W」オプ
ションを加えました。DS2 は、db_size_str オプションの解釈に、このサイズ ストリングを使用します。
Controller クラス内で、MAX_CUSTOMERとMAX_PRODUCT配列を変更しました。それぞれに、顧客IDと製
品IDの上限を示す値を加えており、Controller() ルーチンが、これらの配列を使用します。
このデータベース名のコマンドライン パラメータを追加しました: -database_name
ds2sqlserverfns.cs モジュールの編集
利用できる接続数を増やし、デフォルトの管理者(「sa」)アカウントを使わないようにし、データベース名のパラメータを含めるた
め、接続ストリングを変更しました。具体的には、利用できる接続数の上限をデフォルトの 100 から 200 に上げており(検証
に余裕を持たせるため)、また、ds2User という名のユーザ アカウントを作成し、このアカウントを使用しました。
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ds2sqlserverfns.csモジュール内には、ds2connect という名のルーチンが含まれ、これが sConnectionString を定義し
ます。そこで、下記のストリングを使用しました(太字の部分が変更箇所)。
String sConnenctionString = “User ID=ds2user; Initial Catalog=“+dbname+” ;
Max Pool Size=200;Connection Timeout=120;Data Source=” + Controller.target;
ds2sqlserverdriver.exe 実行可能形式ファイルの再コンパイル
スクリプト冒頭のコメント欄に記載された手順に従い、ds2sqlserverfns.csとds2xdriver.cs モジュールをWindows上で再
コンパイルしました。DS2 命令群は、コマンドラインからコンパイルするようできているため、次の手順を踏みました。
1.
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3.
4.
コマンドプロンプトを開きます。
cd コマンドを使って、目的のソースを含むディレクトリに移動します。
バッチファイル「C:¥Program Files¥Microsoft Visual Studio 9.0¥Common7¥Tools¥vsvars32.bat」を実行し
ます。これで、環境変数がセットアップされます。
次のコマンドを実行します。
csc /out:ds2sqlserverdriver.exe ds2xdriver.cs ds2sqlserverfns.cs
/d:USE_WIN32_TIMER /d:GEN_PERF_CTRS
DB2 データベースの削除&再構築スクリプトの作成
テスト ランとテスト ランの間に、DB2 データベースを削除し、再構築する「DS2_Drop_and_Restore.sql」スクリプトを、以
下のとおり作成しました。
USE [master]
GO
/****** Object: Database [test]
Script Date: 10/16/2008 12:27:59 ******/
IF EXISTS (SELECT name FROM sys.database WHERE name = N'DS2_1')
DROP DATABASE [DS2_1]
GO
RESTORE DATABASE [DS2_1] FROM DISK = N'B: ¥SQLBackup¥250GB_DVDStore.bak' WITH
FILE = 1,
MOVE N'primary' TO N'E: ¥SQLData¥DS2_1.mdf', MOVE N' cust1' TO
N'E:¥SQLData¥DS2_1_1.ndf ',
MOVE N'cust2 'TO N'F: ¥SQLData¥DS2_1_2ndf', MOVE N' cust3' TO
N'E:¥SQLData¥DS2_1_3.ndf ',
MOVE N'cust4 ' TO N'F: ¥SQLData¥DS2_1_4ndf', MOVE N' cust5' TO
N'E:¥SQLData¥DS2_1_5 ndf ',
MOVE N'cust6' 'TO N'F: ¥SQLData¥DS2_1_6 ndf', MOVE N' cust7' TO
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N'E:¥SQLData¥DS2_1_7ndf ',
MOVE N'cust8 ' TO N'F: ¥SQLData¥DS2_1_8ndf', MOVE N' ind1' TO
N'E:¥SQLData¥DS2_1_9 ndf',
MOVE N'ind2' TO N'F: ¥SQLData¥DS2_1_10mdf', MOVE N' ind3' TO
N'E:¥SQLData¥DS2_1_11 ndf',
MOVE N'ind4 ' TO N'F: ¥SQLData¥DS2_1_12mdf', MOVE N' ind5' TO
N'E:¥SQLData¥DS2_1_13 ndf',
MOVE N'ind6'' TO N'F: ¥SQLData¥DS2_1_14ndf', MOVE N' ind7' TO
N'E:¥SQLData¥DS2_1_15 ndf',
MOVE N'ind8 ' TO N'F: ¥SQLData¥DS2_1_16ndf', MOVE N' ids_misc1' TO
N'E:¥SQLData¥DS2_1_17 ndf',
MOVE N' ds_misc2' TO N'F: ¥SQLData¥DS2_1_18ndf', MOVE N' ids_misc3' TO
N'E:¥SQLData¥DS2_1_19 ndf',
MOVE N'ds_misc4' TO N'F: ¥SQLData¥DS2_1_20ndf', MOVE N' ids_misc5' TO
N'E:¥SQLData¥DS2_1_21 ndf',
MOVE N'ds_misc6' TO N'F: ¥SQLData¥DS2_1_22ndf', MOVE N' ids_misc7' TO
N'E:¥SQLData¥DS2_1_23 ndf',
MOVE N'ds_misc8' TO N'F: ¥SQLData¥DS2_1_24ndf', MOVE N' orders1' TO
N'E:¥SQLData¥DS2_1_25 ndf',
MOVE N'orders2 TO N'F: ¥SQLData¥DS2_1_26ndf', MOVE N' orders3' TO
N'E:¥SQLData¥DS2_1_27 ndf',
MOVE N'orders2' TO N'F: ¥SQLData¥DS2_1_28ndf', MOVE N' orders5' TO
N'E:¥SQLData¥DS2_1_29 ndf',
MOVE N'orders6' TO N'F: ¥SQLData¥DS2_1_30ndf', MOVE N' orders7' TO
N'E:¥SQLData¥DS2_1_31 ndf',
MOVE N'orders8' TO N'F:¥SQLData¥DS2_1_32.NDF', NOUNLOAD, SATATS = 10
GO
USE [DS2_1]
GO
CREATE USER [ds2user] FOR LOGIN [ds2user]
GO
USE [DS2_1}
GO
EXEC sp_addrolemember N'db_owner', N'ds2user'
GO
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組み合わせテストの実施
毎回DS2 テストを始める前は、DB2 データベースを一旦削除してから、再構築しました。その後、サーバを再起動し、立ち上
がったら少なくとも 10 分間はアイドル状態に置いて、あらゆる起動処理を完全に終了させてから、DS2 テストを 3 回実行し
ました。以下に、その手順を示します。
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SQL Server VM上で DS2_Drop_and_Restore.sql スクリプトを実行し、データベースをオリジナルの状態に戻
します。
[接続]を押します。
<F5>を押します。
データベースのリストアが完了したら、サーバを再起動します。
メール サーバVM上で、[スタート]→[すべてのプログラム]→[Microsoft Exchange Server 2007]→
[Exchange管理コンソール]を選びます。
左側のペインから、[サーバの構成]の下にある[メールボックス]を押します。
右側のペインから、[メールボックス データベース]を右クリックし、[データベースのディスマウント]を選びます。
[続行しますか]というポップアップ メッセージが現れたら、[はい]を押します。
[パブリック フォルダ データベース]を右クリックし、[データベースのディスマウント]を選びます。
[続行しますか]というポップアップ メッセージが現れたら、[はい]を押します。ディスマウントしたパブリック フォルダ ス
トアには、赤い矢印が表示されます。
Windowsエクスプローラを使ってE:¥DATAを削除し、次に、E:¥backup¥DATAをE:¥DATA にコピーします。
数分かかることがあるので、お待ちください。
さらに 10 分間待ちます。
両方のHyper-Vホスト システム上で、Perfmonパフォーマンス カウンタを開始します。
10 秒間待ちます。
LoadGenクライアントを開始します。
仮想マシン上で DS2.bat を実行し、DVD Store ベンチマークを開始します。
両方の仮想マシン上で、Iometer ファイル サーバ シミュレーションを開始します。
すべてのシミュレーションが完了したら、テスト サーバ上の Perfmon を停止します。
ステップ 1~18 をあと 2 回繰り返すことで、合計 3 回のテスト ランを実施します。
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Principled Technologies社について
Principled Technologies社は、テクノロジ評価と事実重視のマーケティング サービスで業界をリードする企業です。豊富な
経験と専門知識を総動員し、最新技術の調査を始め、新手法の開発、既存および新ツールのテストに至るまで、あらゆる角
度からテクノロジーを検証・分析します。また、評価を遂行したあかつきには、幅広い読者向けに結果を提示する術も心得て
おり、テスト レポート、性能評価、ホワイトペーパなど、実践に役立つマーケット本位のデータから、カスタマイズした販促資料
まで、お客様がお望みの資料をご提供いたします。すべてのドキュメントは、信頼性の高い、独立した分析結果に基づくもので
す。
PT社は、お客様固有のニーズに的を絞ったカスタマイズ サービスを提供します。ハードウェア、ソフトウェア、Webサイト、サービ
ス、その他、テクノロジの分野を問わず、弊社の豊富な経験、専門知識、ツールを活かして、お客様の競争力、性能、市場
性、品質、信頼性を評価いたします。
創設者のMark L. Van NameとBill Catchingsは共に、テクノロジ評価分野で 20 年以上の豊富な経験があり、ジャーナリ
ストとして幅広い技術分野を対象に、千件以上の記事を世に送り出してきました。Ziff Davis MediaのWinstoneや
WebBenchを開発したZiff-Davis Benchmark Operationを発足させ、リードしてきたのもこの両名であり、eTesting Labs
の創設・経営に携わった後、Lionbrige Technologies社が同社を買収してからは、VenTest社の代表とCTOに就きました。
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その他の製品名は、それぞれの所有者の商標です。
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PRINCIPLED TECHNOLOGIES, INC.は、テストの精度と有効性を保つため、最善の努力を払っています。しかし、PRINCIPLED
TECHNOLOGIES, INC.は、テストの結果と分析、精度、完全性、品質について、明示的、暗黙的を問わず、特定の用途に対する適合
性の暗黙的保証も含め、いかなる保証もいたしません。いかなる個人、団体とも、テスト結果に対する信頼は自己責任に基づくものとし、ま
た、その際は、いかなるテスト手順または結果の誤り、不備から生じたいかなる損失、損害についても、PRINCIPLED TECHNOLOGIES,
INC.の社員または請負業者に一切の責任を問わないことに合意したものと見なされます。
PRINCIPLED TECHNOLOGIES, INC.は、テストに関する間接的な、特殊な、偶発的な、必然的な損害について、たとえ、その可能性
を通達していたとしても、一切の責任を負いません。PRINCIPLED TECHNOLOGIES, INC.のテストについては、これに係る想定外の支
出、直接的な損害、その他が発生したとしても、PRINCIPLED TECHNOLOGIES, INC.に一切の責を問うことはできません。お客様の唯
一かつ排他的な法的救済は、ここに示したとおりとします。
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